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ATOM™ ロータリーエンコーダシステム インストレーションガイド

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ATOM™ ロータリーエンコーダシステム インストレーションガイド
インストレーションガイド
M-9693-9720-02-A
high accuracy linear encoder
™
ロータリーエンコーダシステム
ATOMRSLM
目次
製品コンプライアンス
1
保管と取扱い
2
ATOM システムの取り付け概要
3
RCDM ロータリーディスク:
取り付け図
4
ディスクの取り付け
5
ディスクのアライメント
6
8
10
11
12
シムキット (A-9401-0050)
ダミーヘッド (A-9401-0072)
リブレーションの概要
システムキャリブレーション (CAL)
ステップ 1 - インクリメンタル信号の較正
ステップ 2 - リファレンスマークの位相調整
キャリブレーションルーチン - 手動終了
出荷時のデフォルト設定の復元
自動ゲインコントロール (AGC) の ON/OFF
ACi インターフェース:
FPC バージョン
取り付け図
入力信号
出力信号
ケーブルバージョン
リードヘッドケーブル入力コネクタ
入力信号
出力信号
速度仕様
20
21
22
23
23
23
23
24
24
24
24
24
25
Ri インターフェース:
リードヘッドの固定と調整:
方法
ケーブル式リードヘッドの寸法
FPC リードヘッドの寸法
出力信号
取り付け図
システムの接続:
リードヘッドのみ(インターフェースなし)
ACi インターフェース
Ri インターフェー
Ti インターフェー
ATOM リードヘッド:
13
13
14
15
16
16
16
16
16
16
インターフェース寸法図
出力信号
速度仕様
26
26
27
Ti インターフェース:
インターフェース寸法図
出力信号
速度仕様
28
28
29
電気結線
30
出力仕様
30
LED 診断
17
一般仕様
31
トラブルシューティング
18
ディスクの技術仕様
31
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
製品コンプライアンス
ATOM ケーブル式リードヘッドとアクセサリ
関連情報
C
ATOM エンコーダシリーズに関する詳細については、ATOM システムのデータシート
(L-9517-9566)
を参照して下さい。
これらの資料を御希望される場合、弊社ウェブサイト www.renishaw.jp/documents 本書は、Renishaw の書面による許
可を予め受けずに、全部または一部をコピー、複製、
その他のいかなるメディアへの転写、言語への翻訳を行うことを認
めていません。本文書に掲載された内容は、Renishaw plc の特許権の使用許可を意味するものではありません。
Renishaw plc は ATOM が基準及び規格に準拠していることを宣言します。
EC 規格適合宣言書のコピーが必要な際はご連絡下さい。
お断り
FCC 適合
本製品は、FCC規格の15章に準拠しています。本製品の運用にあたっては下記の条件の対象となります。
レニショーでは、本書作成にあたり細心の注意を払っておりますが、誤記等により発生するいかなる損害の責任を負う
(1) 本製品が、他の製品に対し有害な干渉を引き起こさない事、
そして本製品が、意図しない操作から引き起こ
された場合も含み、いかなる干渉を受信しても受容できる事。
ものではありません。誤記等により発生するいかなる損害の責任を負うものではありません。
本製品に対し、Renishaw plc や代理店が認可していない変更・改造を行うと、製品保証対象外となることがあ
りますのでご注意下さい。本製品は FCC 規格の 15 章に定義されたクラス A デジタル製品準拠のテストに合
格、認定されております。これらの規格は、商業目的の使用環境下における深刻な干渉に対し、充分な保護対
策が取られていることを規定したものです。この機器は電波を生成、使用、放出することがあり、
ユーザーズガイ
ドに従った取り付け、使用を行わない場合、無線通信に深刻な干渉を引き起こすことがあります。
本製品を有害な干渉を引き起こしやすい住宅地などで使用する場合は、各利用者の責任において対策を行う
必要があります。注意:本装置は、周辺装置にシールド式ケーブルを使用した状態でテストされています。
規格に準拠するためには、装置にシールド式ケーブルを使用する必要があります。
製品のパッケージには、以下の材質のものが含まれており、
リサイクルが可能です。
パッケージのコンポーネント
外箱
緩衝材
ATOM FPC リードヘッドと ACi
FPC ATOM と ACi は、
システムコンポーネントとして設計されており、
この種の製品の EMC 規制に適合してい
ます。EMC 性能を保証するために、取り付け後にアースとシールドの手順に注意してください。組み込んだ後
のシステム全体が EMC に 準拠するよう手順とテストを実行し、準拠を証明することは、最終システム製造者の
責任となります。
袋
材質
ISO 11469
リサイクリングガイダンス
ボール紙
(該当なし)
リサイクル可
ポリプロピレン
PP
リサイクル可
低密度ポリエチレンフォーム
LDPE
リサイクル可
ボール紙
(該当なし)
リサイクル可
高密度ポリエチレン袋
HDPE
リサイクル可
金属化ポリエチレン
PE
リサイクル可
RoHS への準拠
EU 指令 2011/65/EU(RoHS)準拠
特許について
レニショーのエンコーダシステム及び同様の製品の特長は、次の特許及び特許により保護される適応並びに
応用の対象になります。
CN101300463B
CN101310165B
EP1946048
EP1957943
JP5017275
US7839296
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
US7624513B2
WO2014096764
レニショーの製品や付随文書にこのシンボルが使用されている場合は、一般の家庭ごみと一
緒に製品を廃棄してはならないことを示します。 この製品を廃棄用電気・電子製品(WEEE)
の指定回収場所に持ち込み、再利用またはリサイクリングができるようにすることは、エンド
ユーザの責任に委ねられます。この製品を正しく廃棄することにより、貴重な資源を有効活用
し、環境に対する悪影響を防止することができます。 詳細については、各地の廃棄処分サー
ビスまたはレニショーの販売店にお問い合わせください。
1
保管と取扱い
スケールとリードヘッド
N-ヘプタン
CH3(CH2)5CH3
保管時
+70 °C
-20 °C
動作時
プロパン-2-オル(IPA)
CH3CHOHCH3
湿度
+70 °C
0 °C
+40 °C まで、
最大相対湿度 95%
(結露なきこと)
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
2
ATOM システムの取り付け概要
このセクションでは、ATOM システムの取り付け、
セットアップ、
キャリブレーションに必要な手順の概要を説明します。本書の残りの部分では、
より詳細な手順について説明しています。
リードヘッドとスケールをシステムに組み込む場合の設計の詳細については、www.renishaw.com の詳細な取り付け図と 3D モデルをご覧いただくか、
レニショー(株)にお問い合わせください。
ATOM 製品群の詳細については、ATOM データシート
(L-9517-95466)
をご覧ください。
重要:リードヘッドとディスクを取り付ける前に、取り付け図を見直して、
ディスクに対してリードヘッドの向きが正しい事を確認してください。
ディスクのアライメント
電気的アライメント
光学部品のアライメント
顕微鏡を使用。
6 ページを参照。
2 つのリードヘッドを使用。
7 ページを参照。
システムの接続
インターフェースなし
リードヘッドを客先エレクトロ
ニクスに接続。
8 ~ 9 ページを参照。
インターフェース
リードヘッドケーブルのプラグをインターフェースに
差し込み、客先エレクトロニクスに接続。
10 ~ 12 ページを参照。
リードヘッドを固定して調整
シムキット。
13 ページを参照。
ダミーヘッド。
14 ページを参照。
信号振幅の調整。
14 ページを参照。
キャリブレーションシステム
16 ページを参照。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
3
RCDM ロータリーディスクの取り付け図
寸法と公差(単位mm)
位置決め帯環の中央
セットアップ LED
10.25 ± 'F'
ガラスディスク
'A' ± 'E'
リファレンスマーク
位置決め帯環の中央
ディスク回転の正
(カウント増加)
方向
インクリメンタルおよびリファレンストラ
ックの下のディスクの裏に厚さ 0.08 mm
の黒いフィルムを配置
FPC ケーブル
ハブ/シャフト上にディス
クを位置決めするための
位置決め帯環
(ロール公差 ±1°)
0.22
D1
D2
D3
公差を含む詳細な取り付け図については、www.renishaw.com をご覧ください。
(ピッチ公差 ±1°)
0.36
ディスク径
(mm)
2.3
取付高さ
(キャリブレーション実行前)
:
2.5 ±0.08 (40 µm バージョン)
2.5 ±0.04 (20 µm バージョン)
動作時の取付高さ:
2.5 ±0.11 (40 µm バージョン)
2.5 ±0.055 (20 µm バージョン)
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
ラインカウント
20 µm
40 µm
バージョン バージョン
D1
(mm)
D2
(mm)
D3
(mm)
光学部分直径
(mm)
A
(mm)
半径方向の公差
E (mm)
接線方向の公差
F (mm)
20 µm
バージョン
40 µm
バージョン
20 µm
バージョン
40 µm
バージョン
0.1
–
0.1
17
–
1 024
3.275
8.10
16.9
13.04
10.63
–
20
–
1 250
3.275
11.00
19.9
15.92
12.07
–
0.1
–
0.1
25
–
1 650
6.46
16.10
24.9
21.01
14.62
–
0.125
–
0.075
27
–
1 800
9.625
18.00
26.9
22.92
15.57
–
0.125
–
0.075
30
4 096
2 048
12.8
21.15
29.9
26.08
17.15
0.1
0.125
0.075
0.125
36
5 000
2 500
12.8
26.90
35.9
31.83
20.03
0.125
0.175
0.075
0.2
50
7 200
3 600
25.5
40.90
49.9
45.84
27.03
0.125
0.2
0.075
0.2
56
8 192
4 096
25.5
47.25
55.9
52.15
30.19
0.125
0.2
0.1
0.225
68
10 000
5 000
25.5
58.55
67.9
63.66
35.94
0.15
0.2
0.125
0.3
108
16 384
8 192
50.9
99.20
107.9
104.30
56.26
0.2
0.2
0.225
0.3
4
ディスクの取り付け
ディスクの接着固定
ディスクをハブ/シャフトに接着するための接着剤には、以下の2つが推奨されます。
取り付け面の設計
断面が次のような特徴を持つ取り付け面(ハブ/シャフト)が推奨されます:
u 接着固定面の両側に、
余分な接着剤があふれても良いように、
オーバースピル領域があること。
u
UV 硬化性接着剤(Dymax OP4 などのゲルタイプ)
u
3 液型常温硬化性エポキシ(Araldite 2014 など)
u 正しく位置合わせできるように、
ディスク ID(内径)とハブ/シャフトの間に十分なクリアランスがあること。
1
接着固定面に接着剤を薄く延ばします。
ハブとディスクの間のギャップを埋めるのに
十分な量に調整してください。
u 接着剤を薄く延ばして塗布できるように、
ディスクの接触面と接着固定面の間にある程度のクリアランス
があること。
少量の接着剤がオーバースピル領域にあふ
れても問題ありませんが、
この領域が接着剤
で一杯にならないようにしてください。
u ディスクの接触面の最大外径がディスクの裏の黒いフィルムに触れないような大きさにすること。
寸法については、下の表をご覧ください。
ディスク径 (mm)
17
20
25
27
30
36
50
56
68
108
ディスクの接触
面の最大外径
(mm)
*
9.52
14.2
16.12
19.28
25.04
39.04
45.36
56.66
97.3
断面図をご覧ください。
*スペース上の制約のため、17 mm のディスクでは黒いフィルムがディスクの接触面に重なった状態で取り付けられます。他の全てのリングでは、
黒いフィルムがディスクの接触面に重ならないようにしてください。
接着剤
典型的なハブとディスク組立部の断面
ディスクの接触面
接着固定面
客先ハブ
ディスク ID とハブ/シャフト間
のクリアランス
RCDM ディスク
2 おもり
(または同様のもの)
を使用して、
ディスクが接触面全域にわたってハブ/シャフトと接触し
ていることを確認します。
黒いフィルム
Weight
重量物
接着固定面
ディスクの接触面
位置合わせ手順中
のディスクの動き
接着剤のオーバースピル領域
3 ハブ/シャフトの中心と合うようにディスクの位置を調整します。
取り付け面の設計、推奨材質、調整方法の詳細については、
レニショー(株)にお問い合わせください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
4 接着剤を硬化させます。
5
ディスクのアライメント
ディスクのアライメントを正確に行って、偏心を最小限に抑えるためには、2 つの方法があります。
2 ディスク/ハブアセンブリを回転させ、次のような位置決め帯環の最大移動と最小移動を確認します。
u 顕微鏡を使用した光学的アライメント
最大移動
最小移動
u 2 つのリードヘッドを使用した電気的アライメント
システムへのディスクの位置合わせの方法は、
アプリケーションや利用可能なスペースなどによって決まります。
目盛と位置決め帯環は、
お互いに対して正確に同心配置されていますが、
ガラスディスクは同心になっていません。
次のセクションでは上記の2 つの方法を使用したディスクの位置合わせ方法の概要を説明します。
注意:ディスクの接触面が、
ディスクの裏の黒いフィルムに重ならないようにしてください
(17 mm のディスクを除く)。
0° 回転
90° 回転
180° 回転
270° 回転
3 最大と最小の軸の位置をメモします。
光学的アライメント
4 最大と最小のいずれかが顕微鏡の下に来るようにディスクを回転します。
この方法では、
カメラを接続した顕微鏡を使用し、
ディスクを回転させながら位置決め帯環の動きを観察します。
1 顕微鏡/カメラをディスク上の位置決め帯環の上に配置し、
ディスク/ハブアセンブリの回転に伴う位置決
め帯環の変位を観察できるようにします。
5 ディスクをハブに対して半径方向にゆっくりと移動させ、位置決め帯環が最大と最小の間に来るようにします。
注意:位置決め帯環は、幅 30 µm です。
位置決め帯環の最大/最小移動のディスクの位置。
位置決め帯環
位置決め帯環
顕微鏡
顕微鏡とカメラ
移動方向
位置決め帯環の最大/
最小移動の位置
RCDM ディスク/
ハブアセンブリ
6 位置決め帯環の動きが設計仕様内に収まるようになるまで、
アセンブリを回転させて、手順 3 ~ 5 を繰り返します。
7 接着剤を硬化させます。
8 振れをチェックします。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
ディスクのアライメントの詳細については、
レニショー(株)にお問い合わせください。
6
電気的アライメント
この方法では、180 度対向する位置に取り付けた 2 つのリードヘッドの出力信号をモニターして、2 つのリー
ドヘッド間のカウントの差が最小になるようにディスクを調整します。
注意:スペース上の制約のために、直径 22 mm 未満のディスクにこの方法を使用することはできません。
このアライメントには次のものが必要になります:
4 両方のインターフェースの CAL ボタンを押しながら ATOM システムの電源を投入することで、両方
のシステムを出荷時の設定に戻します。出荷時の設定に戻すのは、
インターフェース単体または、
DSi に接続した状態のどちらでも行うことができます。詳細については、16 ページをご覧ください。
5 カスタム設計のブラケットを使用して、軸の一回転にわたって信号強度が最大になるように 2 つの
リードヘッドを調整します
(2 つのリードヘッドのセットアップ LED が緑に点灯するようにします)。
u DSi インターフェース
u 2 × Ri/Ti インターフェース
u デジタルカウンタ
(客先カウンタ)
6 客先カウンタに表示されるカウントが最小になるまで、軸を回転させます。注意:カウントが増加
し続ける場合は、DSi のオリエンテーションスイッチが正しい位置に設定されていません。
誤カウントがないようにするために、DSi、
インターフェース、
デジタルカウンタには、
クロック周波数が同じもの
を使用してください。システムに適した DSi とインターフェースの選択の詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。DSi の詳細については、TONiC DSi データシート
(L-9517-9466)
をご覧ください。
7 カウントが最小になる位置に軸を回転したら、
カウンタをゼロにリセットします。
8 カウントが最大になるまで軸を回転させます。
この位置は最小カウントの位置から 180 度以内になるはずです。
9 下の図のように、
ディスクをハブに対してリードヘッドの 90 度の半径方向にゆっくりと移動させ、
客先カウンタに表示されるカウントがおよそ半分になるようにします。
入力 1
DSi
入力 2
客先カ
ウンタ
移動方向
1 上のようにシステムを接続します。
2 DSi の裏のオリエンテーションスイッチを
「差分」
モードにします。
(出荷時の設定)
差分モード
または
10 (最大カウン
ト)
(最小カウン
ト)の差が設計仕様内に収まるようになるまで、
手順 6 ~ 9 を繰り返します。
11 接着剤を硬化させます。
12 振れを再チェックします。
3 システムの電源を入れます。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
ディスクのアライメントの詳細については、
レニショー(株)にお問い合わせください。
7
システムの接続:リードヘッドのみ(インターフェースなし)
FPC バージョンの場合
ATOM リードヘッドはいくつかのバージョンがあります。
使用する FPC ケーブルが次の仕様を満たしていることを確認します:
u Dサブ15ピンコネクタのケーブルバージョン
u インターボードコネクタのケーブルバージョン
u FPC バージョン
いずれのバージョンのリードヘッドにも、
キャリブレーション
(CAL)
ボタンが搭載されていません。客先エレクトロニク
スで、CAL ラインを 0 V に瞬間的に接続してキャリブレーションルーチンを実行したり、CALラインを 0 V に接続させて
AGC のオン/オフを切り替えたり、出荷時のデフォルト設定に戻したりすることが可能です。ピン配列情報については、
22 ページをご覧ください。
キャリブレーションはシステムセットアップを行う上で不可欠な作業で、
これによりインクリメンタル信号の最適化とリフ
ァレンスマークの位相調整が行われます。キャリブレーションルーチンの詳細については、16 ページをご覧ください。
インターボードコネクタが客先エレクトロニクスのコネクタに接続されていることを確認します
注意: 向きが正しいことを確認してください
u
導線ピッチ 0.5 mm
u
導線剥離部分の最短 1.5 mm
u
導線剥離部分の最長 2.5 mm(本体を確実に絶縁するため)
FPC バージョンの要件に関する詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
シールド
最適性能を得るために:
u シールドが完全であることを確認します
u すべてのシールドの導通状態を確認します
u エンコーダとモーターケーブル間の距離をできるだけ離します
u リードヘッドで張力を適切に緩和してください
u
ケーブルのはめ輪の周囲にメタルクランプを使用してリードヘッドケーブルをアースし、
シールドの導通状態を確認します
u
ケーブルの張力を適切に緩和してください
u
インターボードコネクタを対応コネクタに固定するためのクランプ力が十分であることを確認してください
u
インターボードコネクタの接続の詳細については、10 ページの「ケーブルバージョン」
をご覧ください
1
16 芯
u マウンティングブラケットをアースします
インターボードコネクタのケーブルバージョンの場合
u
u
シールド接続パッド
PCB
JST 12 極、一列
12SUR-32S
FPC
ケーブル
13
リードヘッド LED
2 14
ケーブルのはめ輪
公称直径 5.8 mm
FPC
コネクタ
インターボードコネ
クタ 14 極、二列
DF23C-14DS-0.5 V
インターボー
ドコネクタ
張力緩和の例
4 mm
0-0.5 mm
3.25 mm
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
8
リードヘッドの電気配線をする際は、常に規定の ESD の安全対策に従ってください。
FPC ケーブルは、
リードヘッドのカバーを取り付ける前に接続する必要があります。このカバーはリードヘッドの固定ネジで固定します。
FPC ケーブルの挿入
1 FPC ケーブルを完全にコネクタに挿入する前に、
ロッキ
ングレバーが上がっていること
(開位置)
を確認します。
注意:コネクタを挿入する前に、
ケーブルの向きが正し
いことを確認します。リードヘッドは、
コネクタを開位置
にした状態で出荷されます。
2 ロッキングレバー全体を押し込んで、FPC ケーブルをロックします。
注意:ロック機構が損傷するため FPC ケーブルを挿入する前
にロッキングレバーを押し込まないようにしてください。
3 システムを接続したら、
「リードヘッドの固定と位置合わ
せ」
セクションと
「システムキャリブレーション」
セクショ
ンの手順に進みます。
FPC ケーブルの取り外し
1 ロッキングレバー全体に指をかけ、ゆっくりと持ち上げ
てロック機構を解除します。
コネクタや PCB を損傷する可能性があるため、
ドライ
バーやピンセットなどの工具を使用してロッキングレ
バーを持ち上げないでください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
2 FPC ケーブルを外す前に、
ロッキングレバー
が完全に開いていることを確認してください。
3 FPCケーブルはまっすぐに引き出して外します。
­リードヘッドを損傷する可能性があるため、
上や横方向に引っ張らないように
してください。
9
システムの接続: ACi インターフェース
ケーブルバージョン
FPC バージョン
FPC 入力
コネクタ
FPC 入力
コネクタ
FPC
ケーブル
PCB
はめ輪
JST 出力コ
ネクタ
JST 出力コ
ネクタ
ケーブル
のインター
ボードコネクタ
M3 固定通し穴
2 ヶ所
M3 固定通し穴
2 ヶ所
PCB
ケーブルのイ
ンターボー
ドコネクタ*
使用する FPC ケーブルが次の仕様を満たしていることを確認します。
u 16 芯
*インターボードコネクタを ACi に固定するためのクランプ力が十分であることを確認してください。
u 導線ピッチ 0.5 mm
u 導線剥離部分の最短 1.5 mm
u 導線剥離部分の最長 2.5 mm
(本体を確実に絶縁するため)
FPC バージョンの要件に関する詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
シールド
最適性能を得るために:
u シールドがしっかりされていることを確認します
u マウンティングブラケットをアースします
シールド
最適性能を得るために:
u シールドがしっかりされていることを確認します
u マウンティングブラケットをアースします
u すべてのシールドの導通状態を確認します
u エンコーダとモーターケーブル間の距離をできるだけ離します
u リードヘッドとインターフェイス間のケーブルの張力を適切に緩和してください
張力緩和の例については、8 ページをご覧ください
u ACi は、
シールドされたボックス内に格納する必要があります
取付方法
ACi は、2本の M3 ネジか 2 本の M2.5 ネジを通し穴に固定することで、客先システムに取り付けることができます。
u ケーブルのはめ輪の周囲にメタルクランプを使用してリードヘッドケーブルをアースします
u すべてのシールドの導通状態を確認します
u エンコーダとモーターケーブル間の距離をできるだけ離します
u リードヘッドとインターフェイス間のケーブルの張力を適切に緩和してください
u ACi は、
シールドされたボックス内に格納する必要があります
u インターボードコネクタを対応コネクタに固定するためのクランプ力が十分であることを確認してください
取付方法
ACi は、2本の M3 ネジか 2 本の M2.5 ネジを通し穴に固定することで、客先システムに取り付けることができます。
出力
出力
出力コネクタは、
ピッチ 1.25 mm の 10 極 JST、GH クリンプコネクタです。
ケーブルサイズ 26 ~ 30 AWG が最適です。ピン配列情報については、24 ページをご覧ください。
出力コネクタは、
ピッチ 1.25 mm の 10 極 JST、GH クリンプコネクタです。
ケーブルサイズ 26 ~ 30 AWG が最適です。ピン配列情報については、23 ページをご覧ください。
インターボードコネクタの接続の詳細については、8 ページをご覧ください。
接続
接続
ACi とリードヘッドへの FPC ケーブルの挿入と取り外しの詳細については、9 ページをご覧ください。
リードヘッドの電気配線をする際は、常に規定の
ESD の安全対策に従ってください。
リードヘッドの電気配線をする際は、常に規定の
ESD の安全対策に従ってください。
FPC ケーブルは、
リードヘッドのカバーを取り付ける前に接続する必要があります。
このカバーはリードヘッドの固定ネジで固定します。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
10
システムの接続:Ri インターフェース
リードヘッドとインターフェースの電気配線を接続す
る際は、常に規定の ESD の安全対策に従ってく
ださい。
リードヘッドは、波切型の小型インターボードコネク
タを使用して、取り付け時に簡単にRiインターフェー
スに接続できるようになっています。
4 ケーブルのはめ輪が内側にくることと、
ケーブルが挟まらないことに注意しな
がら、ハウジングを取り付けます。
リードヘッドの接続
1 図に示した 2 つのネジを外して、
イン
ターフェースのハウジングを外します。
(4-40 UNC ネジとナット)
5 ネジを取り付けます。
6
はめ輪がハウジングの
溝に配置されているこ
とを確認します
システムを接続したら、
「リードヘッド
の固定と位置合わせ」
セクションと
「システムキャリブレーション」
セクシ
ョンの手順に進みます。
2 何もない側を上にした状態で、ハウジン
グの上側を外して、
インターフェースの
PCB が露出され、
リードヘッドの接続ソ
ケットが見えるようにします。
リードヘッドの取り外し
1 電源を切ります。
3 ピンに触れないように注意しながら、
インターフェースのソケットに、図のよう
な正しい向きでコネクタを取り付けます。
2 このセクションで解説した手順でインターフェースのハウジングを外します。
3 ソケットからコネクタの PCB(ケーブルの端)
を徐々に外します。
注意:PCB が 15 ピンコネクタのみで
固定され、
ジャックネジが緩んだ状態に
なるため、組み立てをまとめて行ってく
ださい。
4 コネクタを帯電防止袋に入れます。
5 インターフェースのハウジングを再度組み付けます。
リードヘッ
ドの接続ソ
ケット
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
11
システムの接続:Ti インターフェース
リードヘッドとインターフェースの電気配線を接続する際は、
常に規定の ESD の安全対策に従ってください。リードヘッドは、
波切型の小型インターボードコネ クタを使用して、取り付け時に
簡単に Ti インターフェースに接続できるようになっています。
リードヘッドの接続
1 図のようにカバープレートを外します
(2 本の M2.5 六角ネジ)。
リードヘッドの取り外し
1 インターフェースのカバープレートを外します
(2 本の M2.5 六角ネジ)。
2 ソケットからコネクタの PCB(ケーブルの端)
を徐々に外します。ケーブルを引っ張ってコネ
クタを外さないでください。
2 ピンに触れないように注意しながら、
インターフェースのソ
ケットに、図のような正しい向きでコネクタを取り付けます。
3 コネクタを帯電防止袋に入れます。
4 カバープレートを取り付けます。
3 ケーブルのはめ輪が内側にくることと、
カバープレートの下にケーブルが挟まらないことに注意しながら、
カバープレートを取り付けます。
4 システムを接続したら、
「リードヘッドの固定と位置合わせ」
セクションと
「システムキャリブレーション」
セクションの手順に進みます。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
12
リードヘッドの固定と調整:方法
リードヘッドの取り付けには、
システム設計に応じて各種工具を使用することができま
す。以降には、
この詳細を示しています。
マウンティングブラケットの設計および適切な固定用工具の詳細については、
レニショー
(株)
にお問い合わせください。
u ディスク、
リードヘッドの光学ウィンドウおよび取り付け面を清潔かつ、妨げるものがな
い状態に保ってください。リードヘッドのウィンドウの内側にクリーニング溶剤が入ると、
内側が汚れてクリーニングできないため、
リードヘッドのウィンドウに多量のクリーニン
グ溶剤を使用しないでください。
uリードヘッドを取り付ける前に AGC をオフにし、
再取り付け時に出荷時のデフォルト
設定に戻す必要があります。
注意:FPC リードヘッドの場合、
リードヘッドを固定する前に FPC ケーブルを取り付け
る必要があります。詳細は 9 ページをご覧ください。
重要:どういった場合でもリードヘッドを固定する際には、
スケール表面を傷付けないよ
うに気を付けてください。
シムキット(A-9401-0050)
この方法は、
リードヘッドの取付高さを調整できない場合に使用します。
リードヘ
1 デジタル式ダイアルゲージか類似のものを使用して、
ッドの取り付け面からディスクの表面までの距離を測定します。
ディスクの表面に傷をつけないように注意してください。
レニショーでは、
この手順に使用できる DTI アダプタ
(A-9401-0105)
を販売しています。
– ゲージをアダプタに挿入し、平らな面でゲージをゼロにリセ
ットします。
– リードヘッドの場所にゲージとアダプタを固定するか取り付け、
ディスクの表面までの距離を測定します。
DTI アダプタとデジタル式ダイアルゲージの詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
2 公称取付高さの 2.5 mm からこの測定した距離を引いて、
必要なシムの厚みを計算します。
例えば、測定距離が 2.37 mm の場合は、必要なシムの厚みが
130 µm になります。
DTI アダプタ
RCDM
ディスク
この厚みの 10 µm 以内になるように
3 2 つのシムを組み合わせて、
します。距離が 100 µm 未満の場合は 1 つのシムを使用します。
100 µm 以上の場合は、厚いシム
( 100 µmm)
と薄いシム
(<100 µm 未満)
を 1 つずつ使用します。
上の例では、
100 µm のシム 1 枚と 40 µm のシム 1 枚か
100 µm のシム 1 枚と 20 µm のシム 1枚になります。
4 選択したシムをリードヘッドとブラケットの間に配置します。
5 2 個のM2x6のネジを対角線上の固定通し穴に通して、
ブラケットに
リードヘッドを固定してください。リードヘッドが均一にしっかりと
締まり、
ブラケット面に平行になるように固定してください。
位置決めピン/ショルダー部を使用して:
リードヘッドの取り付け面からディスクの表面までが公称 2.3 mm (±0.2 mm)
になるようにシステムを設計する必要があります。
6 リードヘッドが、位置決めピンまたはショルダー部に対して押し込
まれていることを確認します。
7 固定ネジを締めます。
位置決めピン
マウンティングブラケット
ディスク
8 軸の一回転にわたってリードヘッドのセットアップ LED が緑
に点灯することを確認します。
2.3 ±0.2 mm
セクションの手順に進みます。
9 「システムキャリブレーション」
位置決めピンを使用しない場合:
厚みが判明しているシムをリードヘッドの取り付け面とブラケットの間に差し込ん
で、適切な取付高さにします。
キットの内容:
A-9401
-0044
部品番号:
A-9401
-0041
A-9401
-0042
A-9401
-0043
厚さ(µm)
20
40
60
80100
200
300
11 リードヘッドの固定ネジを締めます。
パック内の数量
10
10
10
10
12 「システムキャリブレーション」
セクションの手順に進みます。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
A-9401
-0045
20
A-9401
-0046
20
A-9401
-0047
10 リードヘッドの接線方向と半径方向のオフセットを調整して、軸の
一回転にわたってリードヘッドのセットアップ LED が緑*に点灯す
るようにします。信号強度を最大化するためには、
オシロスコープ
かレニショー USB セットアップツールキットとソフトウェアを使用
することができます。レニショーの USB セットアップツールキット
の詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
10
13
ダミーヘッド (A-9401-0072)
信号振幅の調整
再利用可能なダミーヘッドは、ATOM リードヘッドと同じ寸法になっており、長いノ
ーズ部分が最適な取付高さ
(2.5 mm ±0.02 mm)
に加工されています。ダミーヘッ
ドはリードヘッドの代わりに、
ブラケットに直接固定します。ブラケットには、
リードヘ
ッドのヨーを調整するための位置決めピンまたはショルダー部があります。
ブラケット設計の詳細については、
レニショー
(株)
にお問い合わせください。
リードヘッドをブラケットに直接固定した後、
レニショーの USB セットアップツールキットとソフトウェア
またはオシロスコープを使用して、信号強度が最大になるようにリードヘッドを調整します。
ブラケット設計およびレニショーの USB セットアップツールキットの詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
システム公差の詳細については、www.renishaw.com の取り付け図をご覧ください。
1 2 本の M2 × 6 ネジを使用してブラケットにダミ
ーヘッドを固定します。
1 2 本の M2 × 6 ネジを使用してブラケットにリードヘッドを固定します。
2 ブラケットを軸に緩く固定します。
2 ブラケットを軸に軽く固定します。
3 レニショーの USB セットアップツ
ールキットまたはオシロスコープ
を使用して、信号強度が最大に
なるようにリードヘッドのヨー、
ピッチ、取付高さを調整します。
3 ダミーヘッドのノーズ部がスケールにかすかに触れるように、
ブラケットまたはディスクアセンブリの高さを調整します。
4 ダミーヘッドのノーズとスケール表面がかすかに触れる状態で、
ブラケットの固定ネジを締め付けてください。
5 斜めに向かい合った固定穴に 2 本の M2 × 6 ネジを締めて、
ダミーヘッドの代わりに ATOM リードヘッドを取り付けます。
位置決めピン/ショルダー部を使用して:
6 リードヘッドが、位置決めピン/ショルダー部に対して押し込
まれていることを確認します。
4 ブラケットとリードヘッドの固定ネジを締めます。
5 軸の一回転にわたってリードヘッドのセットアップ LED が緑に点灯することを確認します。
セクションの手順に進みます。
6 「システムキャリブレーション」
7 固定ネジを締めます。
8 軸の一回転にわたってリードヘッドのセットアップ LED が緑
に点灯することを確認します。
セクションの手順に進みます。
9 「システムキャリブレーション」
位置決めピンを使用しない場合:
10 リードヘッドの接線方向と半径方向のオフセットを調整して、軸の一回転にわたってリードヘッドのセットアッ
プ LED が緑*に点灯するようにします。信号強度を最大化するためには、
オシロスコープかレニショー USB
セットアップツールキットとソフトウェアを使用することができます。レニショーの USB セットアップツールキッ
トの詳細については、
レニショー(株)にお問い合わせください。
11 リードヘッドの固定ネジを締めます。
12 「システムキャリブレーション」
セクションの手順に進みます。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
14
キャリブレーションの概要
キャリブレーションは、
リードヘッドのセットアップを完了する上で不可欠な作業です。これにより、
インクリメンタル信号とリファレンスマーク信号の最適な設定がリードヘッドの不揮発性メモリに保存されます。
このセクションでは、ATOM システムのキャリブレーション手順の概要について説明します。
システムキャリブレーションの詳細については、16 ページをご覧ください。
AGC がオフになっていることを確認します。
システムは、AGC をオフにした状態で出荷されます。
AGC がオフの場合は、
リードヘッドのセットアップ LED が緑、
オレンジ、
または赤になります。
移動軸の全長にわたって、信号強度が最大になるようにリードヘッドの位置合わせを行います。
リードヘッドのセットアップ LED が緑に点灯します。
インクリメンタル信号のキャリブレーションルーチンを開始します。
リードヘッドのセットアップ LED が青くゆっくり
(一回)点滅します。
軸に沿ってリードヘッドをゆっくりと
(100 mm/s 未満で)動かします。
リードヘッドのセットアップ LED が青く早く
(二回)点滅するようになります。
リファレンスマークなし
リファレンスマーク
キャリブレーションルーチンを手動で終了します。
リードヘッドの青いセットアップ LED の点滅が止まるまで、
選択したリファレンスマーク上でリードヘッドを前後に移動させます。
リードヘッドの青いセットアップ LED の点滅が止まります。
これでシステムがキャリブレーションされ、使用する準備が整いました。
これで必要に応じてAGC をオンにすることができます。
注意:キャリブレーション時に問題が発生した場合(リードヘッドの青いセットアップ LED の点滅が止まらない場合)
、
出荷時のデフォルト設定に戻してから、
キャリブレーションルーチンを繰り返します。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
15
システムキャリブレーション
(CAL)
ステップ 2 - リファレンスマークの位相調整
キャリブレーションは、
リードヘッドのセットアップを完了する上で不可欠な作業です。
これにより、
インクリメンタル信
号とリファレンスマーク信号の最適な設定がリードヘッドの不揮発性メモリに保存されます。
システムキャリブレーションの前に
u リードヘッドのセットアップ LED の点滅が止まり、
緑に点灯するまで、選択したリファレンスマーク上でリー
ドヘッドを前後に移動させます。これでリファレンスマークの位相調整が終わりました。システムセットアッ
プによっても異なりますが、
セットアップ信号(VX)は公称 0 V です
(詳細については、
インターフェースの出
力仕様をご覧ください)。
注意:位相が保証されるのは、
キャリブレーションルーチンで調整した選択リファレンスマークのみです。
u 必要に応じて、
スケールとリードヘッドの光学ウィンドウをクリーニングします。
u キャリブレーションルーチンを自動終了し、
操作できる状態になります。
u 再度取り付けの場合は、
出荷時のデフォルト設定に戻してください。
u 選択したリファレンスマーク上を何度も通過させた後でも リードヘッドのセットアップ LED の青い早い
u AGC がオフになっていることを確認します
(リードヘッドのセットアップ LED が緑、
オレンジ、
または赤になります)
。
u 移動軸の全周で信号強度が最大になるようにします
(リードヘッドのセットアップ LED が緑になります)。
(二回)点滅が続く場合は、
リファレンスマークが検出されていません。リードヘッドの向きと横方向のオフセ
ットが正しいことを確認してください。
キャリブレーションルーチン - 手動終了
u キャリブレーションルーチンは、
どの段階でも終了することができます。CAL モードを終了するには、
注意:CAL ルーチンの最高速度は 100 mm/s 未満
表に示した使用しているインターフェースごとの手順に従ってください。
ステップ 1 - インクリメンタル信号の較正
インターフェースなし
u キャリブレーションルーチンを開始します。
CAL ピンを 2 秒未満ア
ース
(接地)させます。
インターフェースなし
ACi インターフェース
Ri インターフェース
Ti インターフェース
CAL ピンを 2 秒未
満アース
(接地)
させます。
CAL パッドを一緒に接
続するか、
リモート CAL
ライン
(ピン 8)
を 2秒
未満接地(アース)
してく
ださい。
2 mm の六角レンチ
か同様の工具を
使って、
インタ
ーフェース
CAL
ボタン
の側面にあ
る CAL ボタ
ンを 2 秒未
満押します。
2 mm の六角レンチ
か同様の工具を
使って、
インタ
ーフェース
の端にあ
る CAL ボタ
ンを 2 秒未
満押します。
警告!CAL スイッチの起動には、
2.5N程度の力でスイッチを押してくだ
さい。過度の力をかけると、
スイッチ
を損傷することがあります。
警告!CAL スイッチの起動には、
2.5N程度の力でスイッチを押してくだ
さい。過度の力をかけると、
スイッチ
を損傷することがあります。
2 つの
CAL
パッド
u リードヘッドのセットアップ LED がゆっくり
(一回)青く点滅するようになり、
インクリメンタル信号のキャリブレーシ
ョンのルーチンが始まったことを示します。セットアップ信号(VX)は公称 0 V です。
u リファレンスマークを越さないようにしながら、
リードヘッドのセットアップ LED が青く早く
(二回)点滅するまで、
リードヘッドを軸に沿って移動させます。セットアップ LED の二回点滅はンクリメンタル信号のキャリブレーションが
終わり、
リードヘッドのメモリに新しい設定が保存されたことを示します。セットアップ信号(VX)
は公称 1.65 V です。
ACi インターフェース
CAL パッドを一緒に接 続す
るか、
リモート CALライン
(ピン8)
を2秒未満接地
(アース)
してください。
Ri インターフェース
Ti インターフェース
インターフェースの側面にあ
る CAL ボタンを 2 秒未満
押します。
インターフェースの端にある
CAL ボタンを 2 秒未満
押します。
u 正常に終了すると、
リードヘッドの青いセットアップ LED の点滅が止まり、緑か赤に点灯します。
出荷時のデフォルト設定の復元
リードヘッドを再度位置合わせする場合や、
システムを再取り付けする場合、
またはキャリブレーションで何度もエラ
ーが発生する場合は、
出荷時のデフォルト設定に戻す必要があります。
出荷時のデフォルト設定に戻すには:
u 次の使用しているインターフェースごとの手順に従って、
システムの電源をオフにしてから、再びオンにします。
インターフェースなし
ACi インターフェース
CAL ピンをアース
(接地)
しながら、
システムの電源
を入れます。
CAL パッド同士を接続するか、 インターフェースの側面にあ インターフェースの端にある
リモート CAL ライン
(ピン 8) る CAL ボタンを押しながら、 CAL ボタンを押しながら、
シ
をアース
(接地)
しながら、
システムの電源を入れます。 ステムの電源を入れます。
システムの電源を入れます。
Ri インターフェースe
Ti インターフェース
u スイッチを投入すると、
リードヘッドのセットアップ LED が青く四回点滅します。
u CAL ボタン、
CAL パッドリンク、CAL ピンのアースを外します。
u 「リードヘッドの固定/取り付け」
を確認しながら、
システムの再較正を行います。
u これで、
リファレンスマークの位相調整ができるようになりました。
注意: 出荷時のデフォルト設定に戻した後はシステムの再較正を行う必要があります。
u リファレンスマークを使用しないシステムの場合、
「キャリブレーションルーチン - 手動終了」に進んでください。
自動ゲインコントロール (AGC) の ON/OFF
u システムが自動的にリファレンスマークの位相調整段階に入らない場合 (リードヘッドのセットアップ LED が青く
早く
(二回)点滅しない場合)、
インクリメンタル信号のキャリブレーションに問題が発生しています。問題の原因が
オーバースピード
(100 mm/s 以上)
でないことを確認してから、
キャリブレーションルーチンを終了し、出荷時のデ
フォルト設定に戻し、
リードヘッドの取り付け状態とシステムがきれいに保たれていることをチェックしてから
キャリブレーションルーチンを繰り返します。
AGC は、
インターフェースか CAL ラインでオン/オフの切り替えができます
インターフェースなし
CAL ピンを 3 秒以上アー
スしてから、
アース連結を外
します。
ACi インターフェース
CAL パッド同士を接続す
るか、
リモート CAL ライン
(ピン 8)
を 3 秒以上アー
スしてから外します。
Ri インターフェース
Ti インターフェース
インターフェースの側面にあ
る CAL ボタンを 3 秒以上押
してから離します。
インターフェースの端にある
CAL ボタンを 3 秒以上押し
てから離します。
u AGCがオンの場合は、
リードヘッドのセットアップLEDが緑に点灯し、
さらに青く点灯します。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
注意:AGCをオンにする前にシステムを較正する必要があります。
16
LED 診断
リードヘッド
リードヘッドのセットアップ LED は、赤、青、緑のあらゆる組み合わせを表示できる 3 色式 LED から構成されます。
状態
表示
信号
インクリメンタル
‡
(AGC オフ)
CAL
リファレンスマーク
出荷時のデフォルト設定の復元
緑
通常のセットアップ、信号レベル 70% 以上、AGC オフ
オレンジ *
許容範囲のセットアップ、信号レベル 50% ~ 70%、AGC オフ
赤
不良セットアップ、信頼ある操作には信号レベルが低すぎる、信号レベル 50% 未満、AGC オフ
青くゆっくり
(1回)点滅
インクリメンタル信号の較正中
青く早く
(2回)点滅
リファレンスマークの較正中
緑(点滅)=
通常の位相調整
消灯(点滅)
許容範囲の位相調整
赤(点滅)
不良位相調整、必要に応じてスケールをクリーニングして、再較正します
電源投入時に青く四回点滅
出荷時のデフォルト設定を復元
*静止時は緑または赤。
=
インクリメンタル信号レベルが 70% を超える場合にリファレンスマークを通過しても、緑の点滅は確認できません。
‡
AGC がオンの場合は、
セットアップLEDは信号レベルの表示だけでなくさらに青く点灯します
Ti インターフェース
リファレンスマーク
状態
表示
信号
インクリメンタル
アラーム出力*
紫
通常のセットアップ、信号レベル 110% ~ 135%
オフ
青
最適なセットアップ、信号レベル 90% ~ 110%
オフ
緑
通常のセットアップ、信号レベル 70% ~ 90%
オフ
オレンジ
許容範囲のセットアップ、信号レベル 50% ~ 70%
オフ
赤
不良セットアップ、信頼ある操作には信号レベルが低すぎる、信号レベル 50% 未満
オフ
赤 / 消灯 - 点滅
不良セットアップ、信号レベル 20% 未満、
システムエラー
オン
青/ 消灯 - 点滅
オーバースピード、
システムエラー
オン
紫 / 消灯 - 点滅
信号レベル超過、
システムエラー
オン
消灯
リファレンスマーク検出(速度 100 mm/s 未満のみ)
オフ
* アラーム出力は、インターフェースの構成に応じて、
トライステイトまたはラインドライバ出力 E- 信号の形式を選択できます。
さらに、一部の構成ではオーバースピード時にアラーム出力しないようにできます。詳細については、製品仕様を参照してください。
-エラー状態が持続する間の一時的な状態のみ。
- アラームにより、軸位置に誤差が生じている可能性があるので、再開するために原点復帰を行ってください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
17
トラブルシューティング
障害
考えられる要因
可能な解決策
リードヘッドの LED が消灯している
リードヘッドの電源が入っていません
u リードヘッドで 5 V になっていることを確 認します
u ケーブルバージョンの場合、
コネクタが正しく配線されていることを確認してください
注意:アナログとデジタルのシステムでは、
ピン配列が異なります
u Ti/Ri インターフェースを使用している場合、
インターフェースに接続する Hirose コネクタが適切に固定され 、
正しい向きになっていることを確認してください
u FPC バージョンの場合、
FPC ケーブルの差し込みと向きが正しいことを確認してください
リードヘッドの LED が赤く点灯し、
緑にならない
信号強度が 50% 未満です
u リードヘッドの光学ウィンドウおよびディスクがきれいで、汚れていないことを確認してください
u 出荷時のデフォルト設定に戻し
(16 ページを参照)、
リードヘッドの位置合わせを確認してください
– 取付高さ
– ヨー
– オフセット
u ディスクとリードヘッドの向きを確認してください
u リードヘッドのバージョンが、
選択したスケールに対して正しいタイプであることを確認してください
(リードヘッド構成の詳細については、ATOM データシート
(L-9517-9566)
をご覧ください)
一回転にわたって LED が緑に点灯しない
システムの振れが仕様範囲外です
u リードヘッドのバージョンが、
選択したディスクに対して正しいタイプであることを確認してください
(リードヘッド構成の詳細については、ATOM データシート
(L-9517-9566)
をご覧ください)
u DTI ゲージを使用して、振れが仕様範囲内であることを確認してください
u 出荷時のデフォルト設定の復元
u リードヘッドを再度位置合わせして、振れの中央で LED が緑に点灯するようにしてください
u 再度システムのキャリブレーションを行ってください(16 ページを参照)
u 20 µm のシステムでは、軸の一回転にわたってリードヘッドのセットアップ LED が緑かオレンジに点灯するようにしてください。
しかし、スケールの一定領域にわたって緑の LED が点灯するようにシステムをキャリブレーションする必要があります。
キャリブレーションルーチンを開始できない
D サブコネクタのケーブルのリードヘッドに
は CAL ボタンがありません
u CAL ボタンが搭載されたインターフェースを使用していない場合、正しいピンを 0 V に 2 秒未満短絡
(アース/接地)
していることを確認してください
u キャリブレーションを開始する前に、LED が緑に点灯することを確認してください
一回転にわたってリードヘッドを動かした後
でも、
リードヘッドの LED がゆっくり
(一回)
青く点滅したままになる
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
キャリブレーションルーチンを開始する前に、
信号強度が 70% 未満だったために、
インクリ
メンタル信号のキャリブレーションが完了し
ません
u CAL モードを終了して、
出荷時のデフォルト設定に戻してください(16 ページを参照)
u 再度キャリブレーションを開始する前に、システムのセットアップを確認し、軸の一回転にわたって
LED が緑に点灯するようにリードヘッドを再度位置合わせしてください
18
トラブルシューティング(続き)
障害
考えられる要因
可能な解決策
リードヘッドの LED が紫に見える
これは青と赤が組み合わさったもので、
AGC がオンで信号レベルが
50% 未満です
u リードヘッドの光学ウィンドウおよびディスクがきれいで、汚れていないことを確認してください
AGC がオンで信号レベルが
70% 未満です
u リードヘッドの光学ウィンドウおよびディスクがきれいで、汚れていないことを確認してください
ディスクを動かした時に、
リードヘッドの LED
が他の色での点滅しながら白く見える
u 出荷時のデフォルト設定に戻してから
(16 ページを参照)、軸の一回転にわたって LED が緑に点灯することを確認した
上で、再度システムのキャリブレーションを行ってください(16 ページを参照)
u 出荷時のデフォルト設定に戻してから
(16 ページを参照)、軸の一回転にわたって LED が緑に点灯することを確認した
上で、再度システムのキャリブレーションを行ってください(16 ページを参照)緑に点灯しない場合は、
リードヘッドの位
置合わせを確認してください
リファレンスマークを越すように何度か動か
した後でも、
リードヘッドの LED が青く早く
(二回)点滅している
リードヘッドにより、
リファレンスマー
クが検出されていません
u リードヘッドの向きを確認してください
u リードヘッドの位置合わせを確認してください
u リードヘッドの光学ウィンドウおよびディスクがきれいで、汚れていないことを確認してください
u リードヘッドのバージョンが選択したスケールに対して正しいタイプであることを確認してください
(リードヘッド構成の詳細については、ATOM データシート
(L-9517-9566)
をご覧ください)
リファレンスマーク出力がない
u キャリブレーションモードでリードヘッドがオーバースピードになっていないことを確認してください
(最高速度 100 mm/秒未満)
u システムのキャリブレーションを行ってください
(16 ページを参照)
– システムのキャリブレーションモードが完了した場合、
リファレンスマークが正常に検出され、
キャリブレーションが正常に行われています
それでもリファレンスマークが検出されない場合は、システムの配線を確認してください
– リファレンスマークのキャリブレーションが行われない(リードヘッドのセットアップ LED が青く二度点滅する)
場合、上記の考えられる解決策を確認してください
リファレンスマークの繰り返し再現性がない
u リファレンスマークがキャリブレーションされていることを確認してください
(16 ページを参照
u リードヘッドのブラケットが確実に固定され、
リードヘッドが軸の移動に関係ない動きをしないようにする必要があります
u ディスクとリードヘッドの光学ウィンドウをクリーニングし、
傷がないことを確認してから、再度システムのキャリブレーションを行います
リファレンスマークを越すときに、
リードヘッド
の LED が赤点滅または一瞬消灯する
リファレンスマークの位相調整が行
われていません
u リファレンスマークがキャリブレーションされていることを確認してください
(16 ページを参照)
u ディスクとリードヘッドの光学ウィンドウをクリーニングし、傷がないことを確認してから、
再度システムのキャリブレーションを行います
(16 ページを参照)
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
19
ATOM リードヘッド:ケーブル式リードヘッドの寸法
寸法と公差(単位 mm)
6.45
2
リードヘッド基
準取付面
セットアップ
LED
1.4 (40 µm バージョン)
1.9 (20 µm バージョン)
10.25
12.7 8.7
4.85*
4.15
リードヘッド/
ディスクの位置関係
2
取り付け面
最大 Ø9
最小 Ø2.5 の取付通し穴3ヶ所
16.5
20.5
最小 5
R>20 動的曲げ半径
R>10 静的曲げ半径
最
大
Ø3
.5
これらのマークはリードヘッドの製造時のみに使用されます。
刻み目はリードヘッドのタイプによって異なります。
*光学中心線ではありません
詳細な取り付け図については、www.renishaw.com をご覧ください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
20
ATOM リードヘッド: FPC リードヘッドの寸法
寸法と公差(単位 mm)
4.15
2
リードヘッド基
準取付面
セットアップ
LED
1.4 (40 µm バージョン)
1.9 (20 µm バージョン)
10.25
12.7 8.7
最小 Ø2.5 の取
付通し穴2ヶ所
取り付け面
リードヘッド/
ディスクの位置関係
4.4
4.85*
最大 Ø9
3.25
FPC リボンケーブル
8.5
2
5.4
16.5
20.5
Iこれらのマークはリードヘッドの製造時のみに使用されます。
刻み目はリードヘッドのタイプによって異なります。
*光学中心線ではありません
注意:リードヘッドはカバーが取り付けられていない状態で出荷されます。FPC ケーブルは、
カバーを取り付ける前に接続する必要があります。
詳細な取り付け図については、www.renishaw.com をご覧ください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
21
ATOM リードヘッド: 出力信号
機能
信号
電力*
5V
COS
SIN
リファレンスマーク
V1
V2
V0
セットアップ
リモート CAL
FPC
(F)
D サブ 15 ピン
(D)
色
ピン
ピン
ピン
ピン
茶
11
4
9, 10
4, 5
白
5
13
3, 6, 11, 14
+
赤
4
9
5
9
-
青
3
5
4
1
+
黄
7
12
2
10
-
緑
6
14
1
2
+
紫
10
2
13
3
灰
9
8
12
11
クリア
(透明)
12
6
16
6
VX
インターボードコネクタ
(T)
12, 13
0V
インクリメンタル
JST =
(インターボード上)
CAL
オレンジ
8
10
15
14
シールド
–
スクリーン
ケーブルのはめ輪
ケーブルのはめ輪
リードヘッド本体
ケース
未接続
–
–
1, 2
1, 3, 7, 11
7, 8
7, 8, 15
*電源接続の際には、常にケーブルによる電圧降下を最小限に抑えるか、電圧検出を行うべきです。
=
インターボードコネクタのみで利用可。
ピン 1
ピン 1
ピン 12
JST コネクタ
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
1
13
2 14
Ri、Ti、
ケーブル式 ACi
インターフェース用インター
ボードコネクタ
FPC 接続
D サブ 15 ピンプラグ
22
ACi インターフェース:FPC バージョン
取り付け図
寸法と公差(単位 mm)
ピン 16
ピン 1
入力信号
ACi FPC 入力コネクタ
FPC 入力コネクタ=
CAL
パッド
JST 出力コネクタ*
コンポーネントエリア
14.5
信号
ピン
5V
7, 8
4.6
4
6
機能
電力*
0V
インクリメンタル
12.5
V1
5.6
ピン 1
V2
25
17
10
15.75
リファレンスマーク
V0
ピン 1
5.6
2 つの固定ピラー
CAL パッド
セットアップ
2
4.5 x 45°
未接続
4
12
-
13
+
15
-
16
+
4
-
5
VX
リモート CAL
コンポーネントエリア
3, 6, 11, 14
+
1
CAL
2
–
9, 10
*電源接続の際には、常にケーブルによる電圧降下を最小限に抑えるか、電圧検出を行うべきです。
M3 固定通し穴 2 ヶ所
25
出力信号
コンポーネントエリア
7.7
6.25
ピン 1
9.5
ピン 10
ACi JST 出力コネクタ
ピン
*10 極 JST、GH クリンプコネクタ。ピッチ 1.25 mm ケーブルサイズ 26 ~ 30 AWG が最適。
3 m JST ~ D サブ 15 ピンケーブル A-9412-1001
機能
信号
JST コネクタ
A-9412-1001 ケーブル (D サブ 15 ピン)
電力
5V
9
7, 8
16 極 Omron コネクタ。XF2W-1615-1
インクリメンタル
A
B
リファレンスマーク
セットアップ
リモート CAL
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
10
2, 9
+
1
14
0V
=
-
2
6
+
3
13
-
4
5
+
5
12
-
6
4
X
7
1
CAL
8
11
Z
23
ACi インターフェース:ケーブルバージョン
取り付け図
入力信号
寸法と公差(単位 mm)
ケーブル入力コネクタ=
コンポーネントエリア
CAL
パッド
JST 出力コネクタ*
14.5
4.6
4
6
25
17
5
信号
色
ピン
ピン
電力*
5V
茶
11
4
インクリメンタル
15.75
リファレンスマーク
5.6
コンポーネントエリア
白
5
13
+
赤
4
9
CAL パッド
2
M3 固定通し穴 2 ヶ所
25
コンポーネントエリア
V2
V0
-
青
3
5
+
黄
7
12
-
緑
6
14
+
紫
10
2
8
灰
9
VX
12
6
CAL
オレンジ
8
10
シールド
–
スクリーン
未接続
–
–
リモート CAL
4
V1
クリア
(透明)
セットアップ
2 つの固定ピラー
4.5 x 45°
COS
SIN
ピン 1
インターボー
ドコネクタ
(T)
機能
0V
5.6
10
JST =
(インターボード上)
-
ケーブルのはめ輪 ケーブルのはめ輪
1, 2
1, 3, 7, 11
*電源接続の際には、常にケーブルによる電圧降下を最小限に抑えるか、電圧検出を行うべきです。
=
インターボードコネクタのみで利用可。
7.7
6.25
9.5
出力信号
ピン 1
ピン 10
2.5
ACi JST 出力コネクタ
*10 極 JST、GH クリンプコネクタ。ピッチ 1.25 mm ケーブルサイズ 26 ~ 30 AWG が最適。
3 m JST ~ D サブ 15 ピンケーブル A-9412-1001
電力
リードヘッドケーブル入力コネクタ
9
4
インクリメンタル
ピン 1
JST コネクタ
リファレンスマーク
5V
9
10
A
Z
13
15
2 14
Ri、Ti、
ケーブル式 ACi
インターフェース用イ
ンターボードコネクタ
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
6.25
9.5
セットアップ
リモート CAL
ピン
0V
B
ピン 12
1
信号
機能
+
1
-
2
+
3
-
4
+
5
-
6
X
7
CAL
8
2.5
24
ACi インターフェース:速度仕様
20 µm システム
最高速度 (m/s)
0020
(1 µm)
0100
0040
0080
(0.5 µm) (0.25 µm) (0.2 µm)
0200
(0.1 µm)
0400
(50 nm)
1000
(20 nm)
2000
(10 nm)
カウンタ入力周波数の最低推奨値
(MHz)
6.5
6.5
6.5
5.8
3
–
–
–
40
6.5
6.5
4
3.2
1.6
–
–
–
20
–
–
–
–
–
0.35
0.13
0.065
12
6.5
4
2
1.6
0.8
–
–
–
10
–
–
–
–
–
0.18
0.06
0.03
6
4
2
1
0.8
0.4
–
–
–
5
–
–
–
–
–
0.12
0.04
0.02
4
0200
(0.2 µm)
0400
(0.1 µm)
1000
(40 nm)
2000
(20 nm)
40 µm システム
最高速度 (m/s)
カウンタ入力周波数の最低推奨値
(MHz)
0020
(2 µm)
0040
(1 µm)
0080
(0.5 µm)
0100
(0.4 µm)
13
13
13
11.6
6
–
–
–
40
13
13
8
6.4
3.2
–
–
–
20
–
–
–
–
–
0.7
0.26
0.13
12
13
8
4
3.2
1.6
–
–
–
10
–
–
–
–
–
0.36
0.12
0.06
6
8
4
2
1.6
0.8
–
–
–
5
–
–
–
–
–
0.24
0.08
0.04
4
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
25
Ri インターフェース:インターフェース寸法図
寸法と公差(単位 mm)
出力信号
デジタル信号
8
40
機能
電力*
9
1
15
8
16
インクリメンタル
4-40 UNC x 2
信号
ピン
5V
7, 8
0V
2, 9
A
33.3
B
リファレンスマーク
Z
アラーム…
52
CAL ボタンのア
クセスホール
Ø3.15
E
+
14
-
6
+
13
-
5
+
12
-
4
+
11
-
3
セットアップ
X
1
シールド
–
ケース
未接続
–
10, 15
アナログ信号
最小 6
R>10 静的曲げ半径
R>20 動的曲げ半径
ピン
機能
信号
電力*
5V
4, 5
0V
12, 13
リファレンスマーク
COS
SIN
リファレンスマーク
セットアップ
リモート CAL
+
V1
V2
V0
9
-
1
+
10
-
2
+
3
-
11
VX
6
CAL
14
CAL ボタンの操作
シールド
–
ケース
一度押して離す (2 秒未満) - キャリブレーション
(CAL)ルーチンの開始/終了
未接続
–
7, 8, 15
一度押して離す (3 秒以上) - 自動ゲインコントロール(AGC)の開始/終了
電源のオフ/オンサイクル中に押し続ける - 出荷時のデフォルト設定の復元
*電源接続の際には、常にケーブルによる電圧降下を最小限に抑えるか、電圧検出を行うべきです。
…
アラーム信号は、
ラインドライバ信号またはトライステイトとして出力させることができます。
発注時にお選びください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
26
Ri インターフェース:速度仕様
クロック出力
Ri0100、Ri0200、Ri0400 インターフェースは、
クロック出力があります。
カウンタ入力周波数の最低推奨値を守る必要があります。
最高速度 (m/s)
40 µm システム
20 µm システム
カウンタ入力周波数の最低推奨値
(MHz)
0100
(0.2 µm)
0200
(0.1 µm)
0400
(50 nm)
0100
(0.4 µm)
0200
(0.2 µm)
0400
(0.1 µm)
–
0.8
0.4
–
1.6
0.8
12
–
0.5
0.25
–
1.0
0.5
10
0.8
0.4
0.2
1.6
0.8
0.4
6
0.5
0.25
0.12
1.0
0.5
0.24
4
非クロック出力
Ri0004、Ri0008、Ri0020、Ri0040 インターフェースは、非クロック出力です。
20 µm システム
40 µm システム
インターフェー
スタイプ
最高速度
最高速度
(m/s)
インターフェー
スタイプ
0004 (5 µm)
10
0004 (10 µm)
20
0008 (2.5 µm)
10
0008 (5 µm)
20
0020 (1 µm)
10
0020 (2 µm)
20
0040 (0.5 µm)
10
0040 (1 µm)
20
(m/s)
カウンタ入力周波数の最低推奨値
(MHz)
エンコーダの速度(m/s)
分解能(µm)
x4
安全
係数
アナログスピード
40 µm システム – 20 m/s (-3dB)
20 µm システム – 10 m/s (-3dB)
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
27
Ti インターフェース:インターフェース寸法図
寸法と公差(単位 mm)
8
40
出力信号
デジタル信号
9
1
15
8
16
機能
信号
Pin
電力*
5V
7, 8
0V
4- 40 UNC x 2
33.3
インクリメンタル
2, 9
A
B
リファレンスマーク
Z
アラーム…
62
E
-
6
+
13
-
5
+
12
-
4
+
11
-
3
セットアップ
X
1
シールド
–
Case
未接続
–
10, 15
アナログ信号
信号
電力*
5V
4, 5
0V
12, 13
リファレンスマーク
R>10 静的曲げ半径
R>20 動的曲げ半径
CAL ボタンのアク
セスホール Ø2.4
リファレンスマーク
セットアップ
リモート CAL
CAL ボタンの操作
一度押して離す (2 秒未満) - キャリブレーション
(CAL)ルーチンの開始/終了
一度押して離す (3 秒以上) - 自動ゲインコントロール(AGC)の開始/終了
電源のオフ/オンサイクル中に押し続ける - 出荷時のデフォルト設定の復元
LED 表示については、
「リードヘッドの LED 診断」および「Ti LED 診断」
をご覧ください
Pin
機能
最小 6
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
14
67
カバープレート
インターフェースのセットアップ LED
(デジタルインターフェースのみ)
+
COS
V1
SIN
V2
V0
+
9
-
1
+
10
-
2
+
3
-
11
VX
6
CAL
14
シールド
–
Case
未接続
–
7, 8, 15
*電源接続の際には、常にケーブルによる電圧降下を最小限に抑えるか、電圧検出を行うべきです。
…
アラーム信号は、
ラインドライバ信号またはトライステイトとして出力させることができます。
発注時にお選びください。
28
Ti iインターフェース:速度仕様
20 µm システム
0004
(5 µm)
0020
(1 µm)
0040
(0.5 µm)
0100
(0.2 µm)
0200
(0.1 µm)
0400
(50 nm)
1000
(20 nm)
2000
(10 nm)
4000
(5 nm)
10KD
(2 nm)
20KD
(2 nm)
カウンタ入力周波数の
最低推奨値
(MHz)
10
10
10
6.48
3.24
1.62
0.648
0.324
0.162
0.0654
0.032
50
10
10
10
5.4
2.7
1.35
0.54
0.27
0.135
0.054
0.027
40
10
10
8.1
3.24
1.62
0.81
0.324
0.162
0.081
0.032
0.016
25
最高速度 (m/s)
10
10
6.75
2.7
1.35
0.675
0.27
0.135
0.068
0.027
0.013
20
10
9
4.5
1.8
0.9
0.45
0.18
0.09
0.045
0.018
0.009
12
10
8.1
4.05
1.62
0.81
0.405
0.162
0.081
0.041
0.016
0.0081
10
10
6.48
3.24
1.29
0.648
0.324
0.13
0.065
0.032
0.013
0.0065
8
10
4.5
2.25
0.9
0.45
0.225
0.09
0.045
0.023
0.009
0.0045
6
10
3.37
1.68
0.67
0.338
0.169
0.068
0.034
0.017
0.0068
0.0034
4
4.2
0.84
0.42
0.16
0.084
0.042
0.017
0.008
0.004
0.0017
0.0008
1
40 µm システム
最高速度 (m/s)
0004
(10 µm)
0020
(2 µm)
0040
(1 µm)
0100
(0.4 µm)
0200
(0.2 µm)
0400
(0.1 µm)
1000
(40 nm)
2000
(20 nm)
4000
(10 nm)
10KD
(4 nm)
20KD
(2 nm)
カウンタ入力周波数の
最低推奨値
(MHz)
20
20
20
12.96
6.48
3.25
1.296
0.648
0.324
0.013
0.064
50
20
20
20
10.8
5.4
2.7
1.08
0.54
0.27
0.108
0.054
40
20
20
16.2
6.48
3.24
1.62
0.648
0.324
0.162
0.064
0.032
25
20
20
13.5
5.4
2.7
1.34
0.54
0.27
0.136
0.054
0.026
20
20
18
9
3.6
1.8
0.9
0.36
0.18
0.09
0.036
0.018
12
20
16.2
8
3.24
1.62
0.8
0.324
0.162
0.082
0.032
0.0162
10
20
12.96
6.48
2.58
1.296
0.648
0.26
0.13
0.064
0.026
0.013
8
20
9
4.5
1.8
0.9
0.45
0.18
0.09
0.046
0.018
0.009
6
20
6.74
3.36
1.34
0.676
0.338
0.136
0.068
0.034
0.0136
0.0068
4
8.4
1.68
0.84
0.32
0.168
0.084
0.034
0.016
0.008
0.0034
0.0016
1
アナログスピード
20 µm システム – 10 m/s (-3dB)
40 µm システム – 20 m/s (-3dB)
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
29
電気結線
出力仕様
アースとシールド
ACi/客先エレ
クトロニクス
リードヘッド
(FPC)
デジタル出力信号
インクリメンタル 2 チャンネル差動正弦波 V1 と V2、中心は ~1.65 V(90°の位相差)
インクリメンタル… 2チャンネルAとB (90°の位相差)
すべての ATOM リードヘッドと Ri および Ti アナログインターフェース
形状 – 矩形波ディファレンシャル
(差動)
ラインドライバを EIA RS422A に出力
すべての ACi インターフェースと Ri およびTiデジタルインターフェース
5V
FPC cable
出力信号
信号周期
40/20 µm
0V
シールド
(推奨)
分解能
終端抵抗が120Ωの場合、
信号強度が0.7 ~ 1.35 Vppとなると、
セットアップLEDは緑
(リードヘッド)
(V1 +)-(V1 -)
FPC の詳細については、
レニショー(株)
にお問い合わせください。
客先エレク
トロニクス
コネクタ/
インターフェース
リードヘッド
(ケーブル)
アナログ出力信号
0°
A
(V2 +)-(V2 -)
B
5V
出力信号
0V
シールド
45°
(V0 +)-(V0-)
重要:シールドを機械のアース
(フィールドグラウンド)に接続する必要があります。
注意:インターフェースと客先エレクトロニクス間の最大ケーブル長は、
ACi と Ri で 25 m、Ti で 50 m です。
(40 MHz か 50 MHzのクロック出力の ACiとTi の場合、最大ケーブル長は 25 m です)。
推奨信号終端処理
リファレンス…
1Vpp
リファレンス
両方向へ繰返し再現性
45 度を中心にしたディ
ファレンシャルパルス V0
360°(公称値)
Z
同期パルス Z、長さは分解能
(CAL 後)
V0+とV0-のディファレンシャル信号は、中心電圧が~1.65Vです。
セットアップ* (Ti デジタルのみ)
セットアップ(リードヘッド、ACi、Ri と Ti アナログ)
通常操作中
1
デジタル出力
客先エレク
トロニクス
インターフェース
A B Z E+
ケーブル Z 0 = 120R
3.3 V (公称値)
X の電圧
X および
VX の電圧
0
0
100%
信号レベル
セットアップ信号の電圧は、
インクリメンタル信号の振幅強度に比例
120R
0
0
A B Z E-
標準 RS422A ライン受信機回路
50%
信号レベル
70%
100%
信号レベル 50%~70% では、X および VX はデューティサイクルで、20 µm の長さとなります。
アラーム= ディファレンシャル(差動)
ラインドライバ出力(Ri と Ti デジタル)
E
3.3 V の時間は、
インクリメンタル信号レベルとともに増加します。
リモート CAL 操作
CAL
0V
>15 ms
信号レベル 70% 以上では、VX は公称 3.3 V となります。
リモート CAL 操作は、CAL ピンを使用して行う
ことができます。
インターフェースを使わないシステムにおいては、
このリモート CAL 操作は必須です。
CAL ルーチン中 (リードヘッド、Riアナログと Ti アナログのみ)
3.3 V
信号レベル 70% 以上
信号レベル 70% 以上
VX の電圧
1.65 V
アナログ出力
0V
V0 V1 V2+
120R
V0 V1 V2-
通常操作
インクリメンタ リファレンスマー
ルキャリブレー クキャリブレー
ション
ション
キャリブレーシ
ョンルーチン
の開始
インクリメンタ
ルキャリブレ
ーションルー
チンの終了
通常操作
キャリブレーシ
ョンルーチン
の終了
インターフェ
ースモデル
次の場合にアラー
ムを出力
インターフェ
ースモデル
次の場合にアラー
ムを出力
Ri0004
Ri0008
Ri0020
Ri0040
信号が 40%
未満か、
オー
バースピー
ドの場合
Ti
Ri0100
Ri0200
Ri0400
信号が 20%
未満か 130%
を超える場合
信号が 20%
未満または 135%
を超えるか、
オーバースピ
ードの場合
トライステートアラーム ACi、Ri とTi デジタルインターフェース
アラーム状態になると、
ディファレンシャル(差動)の出力信号が、
15 ms 以上にわたって強制的に開回路となります。
(ACi は信号強度が 40% 未満または速度超過の場合)
*ここに示されたセットアップ信号は、キャリブレーション(CAL)ルーチン中には表示されません。
=
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
わかりやすくするため、逆信号は表示していません。
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ディスクの仕様
一般仕様
電源
温度
ATOM リードヘッドで平均 50 mA 未満
ACi と ATOM で平均 100 mA 未満
Ri と ATOM で平均 100 mA 未満
Ti と ATOM で平均 200 mA 未満
注意:電流消費値はシステムが終端されていない状況のものです。
アナログ出力では、
120 Ω で終端を行った場合、合計で
10 mA の電流が追加で消費されます。
デジタル出力では、120R を用いて終端を行った場合、1チャネル
(A+、A- など)
あたり 25 mA の電流が追加で消費されます。
IEC BS EN 60950-1 の SELV 要件に準拠した
5 V DC から電源を供給してください。
リップル 周波数最高 500 kHz で 200 mVpp
5 V ±10%
保管時 動作時
湿度
防水性能
材質
ソーダ石灰ガラス
形状
厚さ 2.3 mm
リファレンスマーク
単一リファレンスマーク
目盛精度
100 mm 未満のディスク ±0.5 µm
100 mm 以上のディスク ±0.7 ‑µm
ディスク径 (mm)
目盛精度
(角度秒)
17202527 3036505668
108
15.8112.959.82 9.0 7.916.49 4.5 3.953.242.78
-20 °C ~ +70 °C
0 °C ~ +70 °C
熱膨張係数
~8 µm/m/°C
40 °C まで、最大相対湿度 95%(結露なきこと)
公称外径 (mm)
40 µm
20 µm
ケーブルバージョ IP40
Ri インターフェース IP20
FPC バージョン
IP20(蓋取付時) Ti インターフェース IP20
加速度(リードヘッド)
動作時
400 m/s²、3 軸
衝撃(リードヘッド)
動作時
1000 m/s²、6 ms、½ sine、3 軸
振動
動作時
55 Hz ~ 2000 Hz、3 軸 で最大 100 m/s²
質量
リードヘッド
(FPC) 2.3 g
ケーブル
18 g/m
Ri
70 g
リードヘッドケーブル
10 芯、高屈曲性、EMI シールドケーブル
最大外径 3.5 mm
屈曲寿命:曲げ半径 20 mm で >20 x 106 サイクル
最大長 3 m
(レニショー承認の延長ケーブルを使用している場合の最大延長ケー
ブル長は 25 m まで)
17, 20, 25, 27, 30, 36, 50, 56, 68, 108
30, 36, 50, 56, 68, 108
リードヘッド
(ケーブル) 4 g
ACi
4g
Ti
100 g
UL 認定
FPC ケーブル16 芯、
ピッチ 0.5 mm
導 線 剥 離 部 分の最 短 1.5 mm
導 線 剥 離 部 分の最 長 2.5 mm
最長 1 m
コネクタのオプション
平均 SDE(アナログ)
ケーブルバージョンRi、Ti、ACi(ケーブルバージョン)シリーズインターフェー
スに使用できるインターボードコネクタ
D サブ 15 ピンコネクタ
FPC
16 芯、
ピッチ 0.5 mm、ACi(FPCバージョン)
シリーズインター
フェースに使用できるコネクタ
40 µm バージョン <±120 nm
20 µm バージョン < ±75 nm
レニショーのエンコーダシステムは、
当該 EMC(電磁波妨害適合性)
標準にあわせて設計されていますが、EMC に準
拠するには、正しい組み付けを行う必要があります。特に、
シールドに関する手順について必ず注意してください。
ATOM ロータリーエンコーダ取り付けガイド
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発行日:2015 年8 月
*M-9693-9720-02*
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