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南九州黒牛枝肉共励会

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南九州黒牛枝肉共励会
第15回
南九州黒牛枝肉共励会
牛の蔵の指定蔵元・森ファームが
グランドチャンピオン獲得!!
今年で第 15 回目を迎えた南九州黒牛枝肉共励会。
農家さんたちは、毎年この日に合わせて牛の買い付け
や生産を行い肥育をすすめてきます。
牛の蔵の指定蔵元さんたちも毎年出品し、多くの賞を
獲得しています。
今回のグランドチャンピオンは森ファーム!昨年まで
は惜しくも受賞を逃していた森ファームが悲願の受賞
です!!
この日の為に、血統のいい牛を選び、育ててきました。
グランドチャンピオンを受賞すると牛作り名人と称されると同時に、森義夫賞も授与されます。森義夫さん
というのは、鹿児島の畜産業界に大きく貢献された方で、今回受賞された森ファームの森義之専務理事(写
真右)の祖父にあたる方です。森義夫賞が出来てから、森ファームは毎回惜しくも受賞を逃し、涙を飲んで
いました。悲願の思いで今回初の受賞となり、真っ先に今は亡き祖父・義夫さんの墓前に報告し、涙を流し
たそうです。
他の牛の蔵指定蔵元も高い評価
優秀賞 2 席を受賞の農法のざき。
惜しくも受賞を逃しましたが
毎年優秀賞常連の実力者です。
影のチャンピオンと言われた
のざき牛は不飽和脂肪酸が多く
八重尾畜産。
含まれ、あっさりとした脂が特
徴です。
手の平の温度で溶けてしまう脂
のお肉は、胃もたれしにくく
野崎畜産のお肉も優秀賞に次
ぐ評価を獲得。
女性のお客様にも大変ご好評を
頂くお肉です。
今回出品された4頭が牛の蔵に入荷します!
奇跡のチャンピオン牛
■様々な努力と挑戦の連続で出来る奇跡の産物
健康で大きな牛を育てる為に、徹底した管理が必要です。こまめに牛舎を掃除することはもちろん、
音楽を流して牛をリラックスさせたり、農家の方々は様々な工夫をしています。
共励会に出品する牛は、いつもより長い期間肥育を行い出荷します。牛が大きくなってくると、最後
は歩くことすらおぼつかないほどになる為、非常に難しい肥育になってきます。
今回チャンピオンを取った森ファームも、肥育をするに当たりあらゆるリスクを想定し、先手先手で
準備を進めてきたからこそ、無事に出荷し優秀な成績をおさめることが出来たとのことです。
■深い愛情で包み込むように
毎日牛と向かい合い、牛の目を見て体調や気分を感じ取り、 調子が悪け
れば治療を行ったり、話しかけて体をさすってあげたり…
農家の方々はまるで自分の子供の様に牛に接
し育てていきます。
共励会に出品される牛たちは、農家の方々の
愛情の結晶です。
愛情たっぷりに育てられてきた牛は、その味
にも深みが増すんだそうです。
お客様と生産者との懸け橋に・・・
薩摩 牛の蔵では、鹿児島で牛作り名人と言われる厳選に厳選を重ねて選ばれた蔵元を指定しています。
指定蔵元を選ぶまでには、何百回と試食や調査を重ねてきました。
牛の蔵が蔵元にこだわる理由は「味」の追求です。
全国各地でブランド牛と言われる綺麗で有名な牛は食べられますが、当りハズレがあるのが現状です。
産地によるブランドは確立されていますが、生産者によって餌や育て方が違うから味が違うのです。
安全で安心でいつも美味しい、お客様の期待を裏切らない「本物の牛肉」を毎日提供できるように、
牛の蔵では生産者に拘っています。美味しいお肉は生産者と、生産者の思いで決まるのです。
私達 牛の蔵のスタッフの使命は、蔵元の皆さんが丹精込めて作った美味しいお肉の味と、お客様に喜ん
で欲しい・お肉を食べて笑顔になって欲しいという思いを伝えていく事だと思っています。
蔵元の皆さんは、本当にお客様が喜んでくれる牛
肉を作り、お客様の笑顔が見たいという一心で日
牛の蔵 蔵元の受賞記録
々取り組んでおられます。
第一回 野崎宗昭
第八回 JA 宮崎中央
どんなお肉がお客様に喜ばれるのか?どんな人が
第二回 川本畜産
第九回 農法のざき
第三回 JA 宮崎中央
第十回 黒毛会
第四回 岡元敦郎
第十一回 八重尾畜産
第五回 川本畜産
第十二回 野崎畜産
第六回 JA 宮崎中央
第十三回 野崎畜産
第七回 野崎畜産
第十四回 農法のざき
自分たちの育てた牛肉を食べているのか?
我々スタッフにお客様の声を聞かせて下さい。お
客様と生産者との間の架け橋に、なっていきたい
と思っています。
(共励会取材:広尾店 店長)
牛の蔵指定蔵元
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