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IBM Lotus Sametime 7.5 .....[.X

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IBM Lotus Sametime 7.5 .....[.X
Lotus Sametime
®
®
Version 7.5
リリース情報
GB88-4044-00
(英文原典: G325-2585-00)
Lotus Sametime リリース情報
© Copyright 2006 IBM Corporation
01 本リリースについて
IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントの新機能
IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントは、Sametime の前のリリースで提供された Sametime Connect
デスクトップクライアントを大幅にアップグレードしたものです。新しい Lotus Sametime Connect クライアントは
Eclipse テクノロジーに基づいていて、次に示す新機能を持っています。
インスタントメッセージ
ログイン
z
ログイン時の接続状況とメッセージの設定
z
1 つのクライアントから複数の Sametime コミュニティをサポート
迅速なコンタクト
z
連絡先情報の [ビジネスカード] ビュー (ロケーション、電話番号、ローカル時間などが含まれる)
z
連絡先が、オンライン、応答可、オフラインになったとき、または新規チャットメッセージを受信したときに、
小さなウィンドウを表示して通知
z
z
z
z
z
z
z
ユーザーの画像と要約のサポート
ロケーションのサポート
ネストされたグループ
新しい状況の [会議中] (IM の控えめな動作)
メンバーリストに追加せずにユーザーとチャット
コンタクトリストで、名前の最初の数文字を入力するだけで連絡先を検索できる簡易検索機能
プリファレンスページで、ユーザーインターフェースの言語を 22 言語の中から選択可能
チャットウィンドウ
z
チャットウィンドウ内の各メッセージへのタイムスタンプの表示 (省略可能)
z
リッチテキストと顔文字のサポート
z
チャットウィンドウでの自分のオンライン状況の変更、または相手のオンライン状況の表示
z
[Enter] キーの機能の設定 (メッセージの送信の代わりに、キャリッジリータンの挿入)
z
入力時のスペルチェック
z
「メール送信」機能
z
埋め込まれた VoIP による「click-to-talk」機能
z
チャットウィンドウに埋め込まれた「click-to-dial」機能 (Sametime サーバーにテレフォニー拡張がインス
トールされている場合)
z
z
z
z
チャットウィンドウからの印刷
チャットの相手がチャットを離れたときのメッセージの表示
イメージ画面の迅速なキャプチャー
同じ送信行でのイメージとテキストの送信
チャット履歴
z
チャットの保存方法の選択 (手動、自動、または保存しない)
z
チャット履歴のローカル保存、および [受信ボックス] 形式の UI でのチャット記録の取得
拡張性
z
クライアントの拡張性の詳細については、Lotus Sametime 7.5 Software Development Kit を参照してくださ
い。
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01 本リリースについて
コンタクトリストの概要
Sametime7.5 ではコンタクトリストの形式が新しくなりました。このコンタクトリストは、以前のバージョンのコンタク
トリストとは異なる、サーバー上の場所に保存されます。ユーザーが Sametime 7.5 の Sametime サーバーに初
めてログインするとき、前のバージョンの「クラシック」なコンタクトリストがあると、それが取得されて Sametime
7.5 形式に変換されます。これ以降は、[ファイル] メニューの [サーバーからコンタクトリストのインポート] オプ
ションを使用することにより、いつでもクラシックなコンタクトリストを再インポートできます。この操作では、
Sametime 7.5 のコンタクトリストではなく、常にクラシックなコンタクトリストがインポートされます。Sametime 7.5
のコンタクトリストは、ユーザーがログインするたびにサーバーから自動的に読み込まれるので、インポートする
必要はありません。
リモートとローカルのコンタクトリスト
コンタクトリストは、XML 形式でクライアントマシンにローカルに保存されるとともに、サーバーにもリモートに保存
されます。2 つのコピーは相互に同期が保たれます。クライアントを起動すると、ローカルのコンタクトリストが解
析されます。ユーザーのログイン後、リモートのコンタクトリストを取得し、ローカルとリモートのリストのタイムスタ
ンプが比較されます。サーバーリストがローカルリストよりも新しい場合は、リストの処理方法を示すダイアログが
表示され、ユーザーは、ローカルリストの保持、リモートコピーによるローカルリストの置換、または2つのリストの
マージを選択できます。
ローカルコンタクトリストは、ユーザーのワークスペースにファイルとして保存されています。Windows マシンでの
通常の場所は
<user.home>/Application
Data/Sametime/.metadata/.plugins/com.ibm.collaboration.realtime.imhub/buddylist.xml です。
コンタクトリストの保存とエクスポート
コンタクトリストは、その使用状況に応じて自動的に保存されます。コンタクトリストでユーザーまたはグループの
作成、削除、および更新を行うと、コンタクトリストがローカルとリモートの両方で保存されます。
[ファイル] メニューの [ Sametime 7.5 ファイルへコンタクトリストのエクスポート] オプションを使用すると、コンタク
トリストを手動で Sametime 7.5 形式のファイルにエクスポートできます。
また、[ファイル] メニューの [コミュニティファイルへコンタクトリストのエクスポート] オプションを使用すると、コン
タクトリストを前の形式のコンタクトリストにエクスポートできます。前の形式のコンタクトリストは 1 つのコミュニ
ティしかサポートしないため、このエクスポートでは、選択されたコミュニティに属するユーザーまたは公開グルー
プだけが処理されます。前の Sametime クライアントは、エクスポートされた ".dat" ファイルをインポートできま
す。
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01 本リリースについて
スペルチェッカーの概要
Sametime 7.5 のスペルチェッカーは、12 言語に対するスペルチェック機能を持ちます。辞書は CD 4 の
"SpellCheckerDictionaries" ディレクトリにあり、サーバーインストールの一部としてインストールされます。各辞
書ごとに、プラグインとフィーチャーがあります。
デフォルトでは、US English 辞書がクライアントにインストールされています。システム管理者がサイトを作成する
ことにより、ユーザーは辞書をフィーチャーとしてインストールできます。また、ユーザーは辞書用のプラグイン
フォルダを Sametime クライアントのプラグインフォルダに単にコピーできます。スペルチェッカーは、サポートしな
い言語に対しては、デフォルトの英語とみなして機能します。
このリリースでサポートされている言語
01 - com.ibm.langware.v5.dic.fi_FI (フィンランド語 - フィンランド)
02 - com.ibm.langware.v5.dic.fr_FR (フランス語)
03 - com.ibm.langware.v5.dic.de_DE_Reform (ドイツ語)
04 - com.ibm.langware.v5.dic.el_GR (ギリシャ語)
05 - com.ibm.langware.v5.dic.it_IT (イタリア語)
06 - com.ibm.langware.v5.dic.nb_NO (ノルウェー語 ブークモール)
07 - com.ibm.langware.v5.dic.pl_PL (ポーランド語)
08 - com.ibm.langware.v5.dic.pt_PT (ポルトガル語 - ポルトガル)
09 - com.ibm.langware.v5.dic.pt_BR (ポルトガル語 - ブラジル)
10- com.ibm.langware.v5.dic.ru_RU (ロシア語)
11- com.ibm.langware.v5.dic.es_ES (スペイン語)
12- com.ibm.langware.v5.dic.sv_SE (スウェーデン語)
このリリースでサポートされていない言語
1 - ハンガリー語
2 - トルコ語
3 - 日本語
4 - 韓国語
5 - 中国語 (簡体字)
6 - 中国語 (繁体字)
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01 本リリースについて
Macintosh のサポートは拡張ベータのみ
Macintosh プラットフォームでは、Sametime Connect 7.5 クライアントは拡張ベータリリースとしてサポートされま
す。拡張ベータはソフトウェアの出荷前のリリースで、ユーザーはこれらのテクノロジーを続けて使用でき、フィー
ドバックを提供できます。製品のマニュアルおよびこのリリース情報での Macintosh プラットフォームへの言及
は、拡張ベータリリースにおけるものと認識する必要があります。現時点では、Macintosh は Sametime 7.5 用の
プラットフォームとしては完全にはサポートされていません。
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01 本リリースについて
IBM Lotus Sametime 7.5 ミーティングルームクライアントの新機能
新しい IBM Lotus Sametime 7.5 ミーティングルームクライアントには、次の新機能があります。
Web conferencing
z
簡素化されたミーティングの作成
z
ミーティングエントリが表示されるようこそ画面 (ミーティングに参加するユーザーへの適切な情報の表示)
z
プレゼンテーションファイルの管理を容易にする新しい [スライド] タブ
z
ミーティング中に任意のプレゼンターがスライドをアップロードできる機能
z
改善されたスライドの変換と拡大・縮小
z
スライドとホワイトボード用に改善された注釈ツール (編集可能テキスト、蛍光ペン/レーザーポインター
ツール、より簡単になった線の幅と色の制御など)
z
z
z
z
z
z
z
z
簡素化された画面共有インターフェース
画面を共有しているユーザーの横に [現在共有中] アイコンを表示することにより、誰の画面が共有されて
いるのかを容易に識別可能
許可の扱いが容易になるとともに、ユーザーにプレゼンテーションの権限をデフォルトで与えることが可能
グループチャットの新しいメッセージが入力されたことを示すインジケータ
改善されたテレフォニーのコントロール (ユーザーが各自のラインのミュートのオンとオフを切り替えるコン
トロールなど)
QA の質問を送信する機能
参加者リストをソートまたはフィルタするオプション (プレゼンターのみ表示、エントリ時刻でソート、挙手の
順番でソートなど)
接続機能の改善 (特に、ユーザーエクスペリエンスの改善、ポップアップの共存、接続の復元など)
ミーティングルームクライアント
- 最初にクライアントが起動し、その後で接続を確立
- 接続が失われた場合、クライアントはオープンの状態でとどまり、接続の再確立を試みる
- 接続状況を示すステータスバーのアイコン
- ユーザーに実行すべきアクションを通知するポップアップメッセージ
ポップアップ
- 取りやめになった多くのポップアップ
- ポップアップブロッカーが起動されたときに、ユーザーにフィードバックを通知
接続機能
- フォールバックオプション (TCP の HTTP への自動フォールバック)
- 永続的な接続は不要
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01 本リリースについて
ミーティングとクライアントのヘルプドキュメント
ヘルプドキュメントは、Sametime ミーティングルームクライアントと Sametime Connect クライアントの両方で利用
できます。どちらのクライアントでも、[ヘルプ] - [ヘルプトピック] をクリックすることで、ヘルプを表示できます。ど
ちらのヘルプシステムの内容もまだ最終的なものでなく、現在の製品の実装を反映しないこともあるので注意し
てください。
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01 本リリースについて
リリース情報: 更新された情報はオンラインで利用可能
オンラインで利用できる『リリース情報』には、出荷された製品の『リリース情報』よりも新しい情報が含まれていま
す。これは、製品化のスケジュールによるもので、製品の出荷後、『リリース情報』への更新が何回か行われ、
Lotus developerWorks の Web サイトに掲載されます。
『Sametime リリース情報』の最新版については、次の Lotus Documentation ページを参照してください。
http://www.lotus.com/ldd/doc
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Sametime 7.5 のハードウェア要件
サーバーの要件
Sametime のインストール環境には、次の要件を満たす 1 つのサーバーが必要です。
オペレーティングシステム - IBM eServer pSeries (AIX)
CPU -- Dual 475 MHz 以上 (IBM PowerPC プロセッサを推奨); 最小 Dual 375 MHz PowerPC プロセッサ
z
メモリ -- 2 GB を推奨; 最小 1 GB
z
ディスクスペース -- ミーティング用に 3 GB の空きスペースを推奨; 最小 2 GB
z
ディスクスワップスペース -- 2 GB RAM を推奨
z
ビデオの要件 -- ビデオカードがインストールされていること。ビデオ表示のカラー設定として、16 ビットカ
ラーを推奨。設定は 256 色以上であること。
z
オペレーティングシステム - i5/OS
z
IBM i5/OS, 5722SS1, Version 5 Release 3 以降。詳細については、『Lotus Sametime 7.5 for i5/OS インス
トールガイド』(stinstall.nsf) を参照してください。
TM
TM
TM
z
CPU -- IBM eServer iSeries 、IBM eServer i5、または IBM System i5 サーバーモデルで、IBM i5/OS
V5R3 を実行できること
z
メモリ -- 各 Sametime サーバーおよび Lotus Domino Server ごとに最小 1GB
ディスクスペース -- 最小 500MB の空きスペース、1GB を推奨; 最小 4 ディスクドライブ (アーム)
z
オペレーティングシステム - Sun Solaris
z
CPU -- UltraSPARC III 1 GHz プロセッサ以上を推奨; 最小は UltraSPARC III 550 MHz プロセッサ
z
メモリ -- 2 GB を推奨; 最小 1 GB
z
ディスクスペース -- ミーティング用に 3 GB の空きスペースを推奨; 最小 2 GB
z
ディスクスワップスペース -- 2 GB RAM を推奨
z
ビデオの要件 -- ビデオカードがインストールされていること。ビデオ表示のカラー設定として、16 ビットカ
ラーを推奨。設定は 256 色以上であること。
オペレーティングシステム - Microsoft Windows
z
CPU -- Intel Pentium III 800 MHz 以上を推奨
z
メモリ -- 2 GB を推奨; 最小 1 GB
z
ディスクスペース -- ミーティング用に 1 GB の空きスペースを推奨; 最小 500 MB
z
ディスクスワップスペース -- 1.5 GB RAM を推奨; ネットワークソフトウェア用に最小 1GB。TCP/IP ネット
ワークソフトウェアがインストールされていること。
z
ビデオの要件 -- ビデオカードがインストールされていること。ビデオ表示のカラー設定として、16 ビットカ
ラーを推奨。設定は 256 色以上であること。
クライアントの要件
Sametime 7.5 サーバー (および Multimedia Services) とともに動作させるクライアントシステムの要件は次のとお
りです。
z
z
CPU -- Pentium II 266 MHz (以上)
RAM -- 128 MB RAM 以上
Associated SPRs :
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ZYDU6H9NCT
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントのソフトウェア要件
IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントは、Java (TM) および Eclipse を使用した、まったく新しい
Sametime Connect クライアントのインプリメンテーションです。Sametime Connect 7.5 クライアントのソフトウェア
要件とサポート条項は次のとおりです。
Sametime Connect クライアント
サポートされているプラットフォーム
z
Windows XP Professional (Service Pack 1)
z
RedHat Enterprise Linux 4.0
z
Novell Linux Desktop 9.0
z
Mac OS X 10.4
メモ: Sametime Connect クライアントは Windows 2000 ではサポートされておらず、このプラットフォームではテス
トされていません。しかし、このプラットフォームでユーザーがクライアントを正しく実行できたことが認識されてい
ます。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
IBM Lotus Sametime 7.5 ミーティングルームクライアントの要件
Sametime 7.5 ミーティングルームクライアントのソフトウェア要件とサポート条項は次のとおりです。
ミーティングルームクライアント
サポートされているブラウザ
z
Windows XP Professional 上の Internet Explorer 6.0
z
Windows XP Professional 上の Mozilla 1.7.12
z
RedHat Enterprise Linux 4.0 または Novell Linux Desktop 9.0 上の Mozilla 1.7.6
z
Windows XP Professional、RedHat Enterprise Linux 4.0、および Novell Linux Desktop 9.0 上の Firefox
1.5
サポートされている Java JDK/JRE
z
IBM または Sun JDK/JRE 1.4.2 以上 - Windows XP Professional 上の Internet Explorer 6.0
z
IBM または Sun JRE 1.4.2 以上 - RedHat Enterprise Linux 4.0 および Novell Linux Desktop 9.0
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
IBM Lotus Sametime 7.5 サーバーのソフトウェア要件
Sametime 7.5 サーバーのソフトウェア要件とサポート条項は次のとおりです。
オペレーティングシステム
z
AIX 5.3; AIX 5.2 - インストールプログラムは XWindows インターフェースから実行されます。また、シス
テム管理者は、テキストベースのコンソールインストールバージョンを使用することもできます。コンソー
ルインストールは、telnet セッションまたは同等のものから実行します。Unix では完全な管理権限、つま
り root であることが必要です。
z
z
z
z
メモ: AIX 5.2 - パッチレベル 2 (5200-02) が必要
Solaris 10 (SPARC); Solaris 9 (SPARC) - インストールプログラムは XWindows インターフェースから実
行されます。また、システム管理者は、テキストベースのコンソールインストールバージョンを使用するこ
ともできます。コンソールインストールは、telnet セッションまたは同等のものから実行します。Unix では
完全な管理権限、つまり root であることが必要です。
Windows 2000 Advanced Server (Service Pack 4)
Windows 2003 Advanced Edition
IBM i5/OS, 5722SS1, Version 5 Release 3 以降。詳細については、『Lotus Sametime 7.5 for i5/OS イン
ストールガイド』(stinstall.nsf) を参照してください。
メモ:
z
Windows では、Sametime をインストールするために、完全な管理権限が必要です。この権限を持たない
と、Sametime は正しくインストールされません。また、Windows では、Microsoft TCP/IP だけがサポート
されていることに注意してください。
z
UNIX では、root としてインストールする必要があります。root でない場合、Sametime は正しくインストー
ルされません。
z
Sametime サーバーでのビデオ表示カラーの設定は、256 色以上にしてください。ビデオ表示カラーの推
奨設定は 16 ビットカラーです。
z
AIX と Solaris では、X11 インターフェースは必要なくなりました。システム管理者は、テキストベースのコ
ンソールインストールバージョンを使用することもできます。コンソールインストールは、telnet セッション
または同等のものから実行します。
LDAP ディレクトリ
z
IDS 5.1 および 5.2
z
Domino 6.5 および 7.0
z
Microsoft Active Directory 2003
z
Sun ONE Directory 5 (iPlanet 5.1 および 5.2)
サポートされている Lotus Domino Server のバージョン
Sametime 7.5 は Lotus Domino Server 7.0 以降にインストールしなければなりません。Sametime サーバーをイ
ンストールする前に、Lotus Domino Server 7.x リリースがすでにインストールされていることを確認してください。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントのインストール
システム管理者が IBM Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントファイルを Sametime 7.5 サーバーにインス
トールしてある場合は、サーバーからクライアントファイルをダウンロードできます。また、IBM ダウンロードサイト
にアクセスできる場合は、このサイトからクライアントファイルをダウンロードすることもできます。
Windows または Linux 用の Sametime Connect 7.5 をダウンロードする
Windows または Linux 用の Sametime Connect 7.5 クライアントファイルをサーバーからダウンロードするには、
次の手順に従います。これらの手順は、Macintosh バージョンのクライアントにはあてはまらないため、Macintosh
用の説明を参照してください。
1. Web ブラウザを使用し、Sametime 7.5 サーバー上の Sametime Center ページ (stcenter.nsf) を開きます。た
とえば、Sametime 7.5 サーバーのホスト名が「st75server.com」の場合は、
http://st75server.com/stcenter.nsf を開きます。
2. Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントのダウンロードへのリンクを選択し、ダウンロードページを表示しま
す。
3. Windows または Linux 用の Sametime Connect 7.5 ダウンロードのリンクを選択し、クライアントインストール
パッケージをローカルドライブにダウンロードします。
4. 以下の説明に従い、Sametime Connect クライアントをインストールします (これらの説明は、ダウンロード
ページにも記載されています)。
5. クライアントを初めて起動するときに、Sametime サーバーのホスト名を入力する必要があります。システム
管理者から別のサーバーを使用するよう指示されていない限り、ファイルをダウンロードしたサーバーの名
前を使用します。
Macintosh 用の Sametime Connect 7.5 をダウンロードする
Macintosh 用の Sametime Connect 7.5 クライアントファイルをサーバーからダウンロードするには、次の説明に
従います。
1. Web ブラウザを使用して、次の URL を開きます。
http://<hostname>/sametime/sametimeclient/sametime-connect-mac-7.5.0.command
<hostname> は Sametime 7.5 サーバーのホスト名です (例: st75server.com)。
2. クライアントインストールパッケージをローカルドライブに保存します。
3. 以下の説明に従い、Sametime Connect クライアントをインストールします。
4. クライアントを初めて起動するときに、Sametime サーバーのホスト名を入力する必要があります。システム
管理者から別のサーバーを使用するよう指示されていない限り、ファイルをダウンロードしたサーバーの名
前を使用します。
Windows 用の Sametime Connect 7.5 をインストールする
インストールプログラム (sametime-connect-win-7.5.0.exe) を起動して、インストールを開始します。必要な情
報の入力を求められます。インストールプログラムによって、Sametime Connect のアイコンが Windows デスク
トップに作成されます。
Sametime Connect をアンインストールするには、Windows の [プログラムの追加と削除] ユーティリティを使用し
ます。
Macintosh 用の Sametime Connect 7.5 をインストールする
1. インストールプログラム (sametime-connect-mac-7.5.0.command) を起動し、選択したディレクトリに
Sametime Connect アプリケーションの .dmg ファイルを抽出します。
2. .dmg ファイルを起動し、デスクトップに仮想ドライブを作成します。
3. 仮想ドライブを開き、Sametime フォルダを [アプリケーション] フォルダにドラッグします。
4. Sametime フォルダの新しいコピーに移動し、Sametime アプリケーションを起動します。
Sametime Connect をアンインストールするには、Sametime アプリケーションのフォルダを探し、これをごみ箱ま
でドラッグします。
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Linux 用の Sametime Connect 7.5 をインストールする
1. スーパーユーザーとして (たとえば、root としてログインしているとき)、次のコマンドを使用し、インストールプ
ログラムを実行します。
rpm -i sametime-connect-lin-7.5.0-1.i386.rpm
2. 次のコマンドを使用して、Sametime を起動します。
/usr/bin/sametime
Sametime Connect をアンインストールするには、スーパーユーザーとして次のコマンドを使用します。
rpm -e sametime-connect-lin-7.5.0-1
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
システム管理者用の追加インストール手順
IBM Lotus Sametime 7.5 Server リリースのインストールを完了した後は、Sametime Connect 7.5 クライアントの
インストールファイルを Sametime サーバーにコピーする必要があります。この手順を実行するまで、エンドユー
ザーはクライアントファイルをダウンロードおよびインストールをすることができません。
クライアントのインストールファイルは、IBM ダウンロードサイトに掲載されています。各クライアントプラットフォー
ム別に、次の 3 つのファイルがあります。
Windows:
Macintosh:
Linux:
sametime-connect-win-7.5.0.exe
sametime-connect-mac-7.5.0.command
sametime-connect-lin-7.5.0-1.i386.rpm
これらのすべてのファイルをダウンロードサイトから入手し、Sametime サーバー上の
<datadir>\domino\html\sametime\sametimeclient ディレクトリに置きます。デフォルトの場所は、次のとおり
です。ディレクトリ内にこれらのファイルがすでに存在することがありますが、それらはプレースホルダーファイル
なので、実際のファイルに置き換えなければなりません。
Windows の場合
c:\program files\lotus\domino\data\domino\html\sametime\sametimeclient
AIX/Solaris の場合
/local/notesdata/domino/html/sametime/sametimeclient
i5/OS の場合
デフォルトのデータディレクトリはありませんが、次のような名前になります。
/STserver/domino/html/sametime/sametimeclient
ファイルをコピーした後、任意の i5/OS コマンドラインで次のコマンドを実行し、コピーしたすべてのオブジェ
クトの所有者を QNOTES に変更します。
CHGOWN OBJ('server_data_directory/domino/html/sametime/sametimeclient/*') NEWOWN(QNOTES)
ファイルが正しくコピーされたことを検証するには、サーバー上の Sametime Center Web ページに移動し、ダウン
ロードリンクに従って各プラットフォーム用のクライアントファイルをダウンロードします。
メモ: Sametime Center のダウンロードページには、Macintosh バージョンのクライアントインストールファイル用
のダウンロードリンクは含まれていません。エンドユーザーは、次の URL を使用して、Macintosh バージョンのク
ライアントインストールファイルをダウンロードする必要があります。
http://<hostname>/sametime/sametimeclient/sametime-connect-mac-7.5.0.command
<hostname> は、ご使用になる Sametime 7.5 サーバーのホスト名です。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
AIX、Solaris、i5/OS での Sametime 変換サービスのインストール
Sametime 変換サービスは、さまざまな形式のファイル (スライド、イメージ、文書など) を取り込んでビットマップ
のレンダリングとして提供し、これらのファイルをスライドとしてミーティング内で共有可能にする機能です。
Sametime 7.5 では、新しい変換テクノロジーを使用するよう Sametime 変換サービスが機能強化され、スライド
がより正確にレンダリングされます。Sametime サーバーのプラットフォームにかかわらず、同じテクノロジーがす
べての Sametime サーバーに使用されます。
AIX、Solaris、および i5/OS の Sametime サーバー用にこの機能を使用するには、Sametime 変換サービスを
Sametime Components CD から Windows システムにインストールする必要があります。また、Sametime サー
バーも、Windows システムに接続するよう設定しなければなりません。
Sametime 7.5 を AIX または Solaris にインストールするときは、変換サービスを実行するシステムの接続情報を
入力するよう求められます。
i5/OS では、Sametime を Lotus Domino Server に追加するコマンド (ADDLSTDOM) に、接続情報パラメータが
追加されています。
後の時点で、変換サービスの情報を手動で設定することもできます。
Sametime 7.5 変換サービスの設定の詳細については、『Lotus Sametime 7.5 システム管理者ガイド』の「ミーティ
ングサービス」セクションを参照してください (前のリリースのように別冊にはなっていません)。
Lotus Sametime リリース情報
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Lotus Sametime 7.5 Software Development Kit のインストール
Sametime 7.5 では、すべての Sametime ツールキットは Lotus Sametime 7.5 Software Development Kit (SDK)
で利用できます。Sametime SDK には、次のツールキットが含まれています。
z
z
z
z
z
z
z
z
Sametime Connect Toolkit *
Sametime Links Toolkit
Sametime Java Toolkit
Sametime Telephony Conferencing Service Provider Interface (TCSPI) Toolkit
Sametime Community Server Toolkit
Sametime Directory and Database Access Toolkit
Sametime Monitoring and Statistics Toolkit *
Online Meeting Toolkit *
* 7.5 の新規ツールキット
7.5 以降の Sametime ツールキットは、個別には利用できず、Sametime SDK でのみ利用できます。Lotus
Sametime 7.5 SDK および Sametime ツールキットの前のリリースは、Sametime サーバーのホームページ上の
[Lotus Sametime 7.5 SDK] リンクをクリックするか、次の IBM developerWorks サイトからダウンロードできます。
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/downloads/toolkits.html
Sametime SDK は .zip アーカイブファイルとしてパッケージ化されています。SDK をインストールするには、この
ファイルの内容をローカルドライブの任意の場所に抽出します。ファイルの抽出後、st75sdk ディレクトリの
readme.txt を表示し、SDK に関する重要な情報を確認してください。SDK をアンインストールするには、
st75sdk ディレクトリを単に削除します。
メモ: Sametime C++ Toolkit および COM Toolkit は Sametime 7.5 リリース用に更新されず、Sametime 7.5 SDK
には含まれていません。これらのツールキットの前のリリースは、developerWorks サイトから入手でき、Sametime
7.5 リリースで機能するはずです。しかし、これらのツールキットの今後の機能強化は予定されていません。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
ミーティングルームクライアント (MRC) 用の Linux ライブラリのインストール
Linux でのミーティングルームクライアント (MRC) のインストールには、ライブラリを使用できます。Sametime 7.5
は、クライアント用に RedHat と SuSE の 2 つの Linux プラットフォームをサポートします。Sametime ネイティブ
コードに必要なすべてのライブラリは、RedHat/SuSE の標準インストーラーを使用してインストールできます。
SuSE
SuSE のメインメニューで [System] - [YaST2] - [Install and Remove Software] を選択します。次のパッケージグ
ループをインストールします。
1. Graphical Base System
2. GNOME system
3. Office Applications
4. C/C++ Compiler Tools
RedHat
RedHat のメニューで、[ System Settings] - [Add/Remove Applications] を選択します。次のパッケージグループ
をインストールします。
1. X Windows System
2. GNOME Desktop Environment
3. GNOME Software Development
4. Legacy Software Development
Associated SPRs :
WEBB6SFCME
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
AIX、Solaris、i5/OS では、変換サービスのアップグレードが必要
Sametime 変換サービスを Sametime の現行リリースとともに使用している場合は、Sametime 7.5 用に加えられ
たいくつかの変更点を認識する必要があります。アップグレードプロセスに大きく影響する内容については以下で
説明しますが、詳細な情報については、『Lotus Sametime 7.5 システム管理者ガイド』の「ミーティングサービス」
セクションを参照してください (Sametime 7.5 には、個別の『Sametime Conversion Services Setup Guide』はあり
ません。Sametime 7.5 では、インストールと設定に関するすべての情報はシステム管理者ガイドに記載されてい
ます)。
z
変換サービスを実行する Windows システムの要件が変わりました。使用する予定のシステムが、7.5 用
の要件を満たしていることを確認してください (このシステムを変換サーバーと呼びます)。
z
現在使用している Sametime 変換サービスのバージョンをアンインストールし、Sametime Components
CD から 7.5 バージョンをインストールしてください。新しいバージョンはスタンドアロンの Windows サー
ビスとしてインストールできますが、Sametime 7.5 には、Windows システムで Lotus Domino Server を構
成し、変換サービスを Lotus Domino サーブレットとしてインストールするオプションも用意されています。
z
Sametime 7.5 の変換サービスは、前のバージョンの Sametime とは互換性がありません。複数の
Sametime サーバーが同じ変換サーバーを共有している場合は、すべてのサーバーを Sametime 7.5 に
アップグレードすることにより、1 つの Sametime 7.5 変換サーバーを共有できます。すべてのサーバー
を一度にアップグレードする予定がない場合は、少なくとも 2 つの変換サーバーを使用することになりま
す。1 つは Sametime 7.5 サーバー用で、もう 1 つはアップグレードしていない Sametime サーバー用で
す。
z
Sametime 7.5 は、変換サーバーの接続情報を meetingserver.ini ファイルには保存しません。現在、接
続情報はサーバーのデータディレクトリにある stconvservices .properties ファイルに保存されます。変換
サーバーの IP アドレスまたはポートが変更されている場合は、このファイルを更新する必要がありま
す。変換サービスを Lotus Domino サーブレットとしてインストールし、異なる IP アドレスまたはポートを
使用するよう変換サーバーの Lotus Domino HTTP を変更した場合は、変換サービスの接続に影響が
あるため、 stconvservices .properties を更新しなければなりません。
z
AIX または Solaris で Sametime をアップグレードすると、変換サービスを実行するシステムの接続情報
を入力するよう求められます。後の時点で、変換サービスの情報を手動で設定することもできます。
z
Sametime 7.5 を i5/OS にインストールすると、既存の Sametime サーバーがアップグレードされ、前に
meetingserver.ini ファイルに保存されていた変換サーバーの IP アドレスとポート番号が
stconvservices .properties に移行されます。ご使用になる変換サーバーの IP アドレスまたはポート番号
が前のリリースと異なる場合は、このファイルを更新してください。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
ST7.5 にアップグレードした後の SIP サポートの維持
Sametime 7.5 は、RTC Gateway を介した他のコミュニティとのコミュニケーションをサポートするよう計画されてい
ます。RTC Gateway は、SIP Gateway を置き換える形で使用されます。RTC Gateway がリリースされるまで、他
のコミュニティとコミニュケートするために SIP の使用を継続したいお客様は、サーバーを Sametime 7.5 にアップ
グレードする前に、technote #1244026 に記載された手順に従う必要があります。
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/support/
追加情報については、このリリース情報の「Sametime SIP Gateway は Real-Time Collaboration Gateway に置き
換えられる」も参照してください。
Associated SPRs :
OYDY6SQKAF
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
サーバーをアップグレードした後のプライバシーデータの移行
ユーザーが、前のリリースの Sametime でのプライバシー情報 (「接続状況の参照権」) を保存している場合は、
Sametime 7.5 へのアップグレード後に、ユーティリティを実行することにより、この情報を移行する必要がありま
す。前のリリースからのプライバシー情報は、移行しない限り使用されません。詳細については、technote
1242317 「Migrating privacy data after upgrading to Sametime 7.5」を参照してください。この technote は次のサ
イトにあります。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=203&uid=swg21242317
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Sametime Connect 7.5 クライアントの起動と設定
Lotus Sametime Connect 7.5 クライアントをインストールした後は、クライアントを起動し、次の手順で設定を完了
させることができます。
1. Windows のデスクトップに Sametime Connect クライアントのショートカットを作成したいときは、クライアント
をインストールした Sametime フォルダ内の sametime.exe を指すショートカットを作成します。
2. ファイルを抽出した際に作成された sametime ディレクトリ内にある sametime.exe (Windows の場合) または
./sametime (Linux の場合) を起動します。
クライアントを初めて起動するときは、使用する Sametime サーバーのホスト名を入力する必要があります。
これは、ST 7.5 サーバーまたは 7.5 よりも前の Sametime サーバーです。7.5 よりも前の Sametime サー
バーに接続する場合は、「既知の制限」のセクションを参照し、クライアントで利用できない機能の一覧を確
認してください。
Sametime Connect 7.5 クライアントは、1 つのクライアントインスタンスから複数の Sametime コミュニティへ
ログインすることをサポートします。1 次 Sametime コミュニティは、ログインウィンドウで最初に指定する
Sametime サーバーとして定義されます。1 次サーバーは、複数のコミュニティからのユーザーを含むコンタ
クトリストが実際に保存される場所です。さらに、1 次コミュニティへのパスワードは、クライアントを起動する
たびにクライアントへのログインに使用するパスワードとなります。追加の Sametime コミュニティを定義する
場合は、パスワードを保存しておき、単に 1 次 Sametime コミュニティにログインするだけで追加の
Sametime コミュニティに自動的にログインするように設定できます。Sametime コミュニティの追加方法につ
いては、以下の説明を参照してください。1 次コミュニティを変更するには、[ログイン] ダイアログで [ユー
ザーのリセット] ボタンをクリックします。
システム管理者から異なるサーバーを使用するよう指示されていない限り、ファイルをダウンロードしたサー
バーの名前を使用してください。
3. ホストフィールドに 1 次コミュニティ Sametime サーバーを入力した後は、そのコミュニティでのユーザー名と
パスワードを入力し、[ログイン] ボタンをクリックします。
4. Sametime サーバーに接続すると、コンタクトリストが表示されます。前に使用していた Sametime に接続す
る場合は、既存のコンタクトリストが表示されます。この Sametime サーバーに初めて接続する場合は、ユー
ザー自身の名前が含まれる "Work" というグループを持つコンタクトリストが表示されます。(メモ: このサー
バーですでにコンタクトリストを持っている場合は、Sametime Connect 7.5 クライアントによって、このコンタク
トリストの新しいコピーが作成されます。Sametime Connect 7.5 クライアントを使用してコンタクトリストを変更
すると、この変更内容は、Sametime クライアントの前のリリースには表示されません。)
5. 新しい連絡先またはグループをコンタクトリストに追加するには、[ファイル] - [新規] - [連絡先] または [グ
ループ] を選択します。
6. 新しいコミュニティを追加するには、[ファイル] - [新規] - [コミュニティ] を選択します。このリリースでは
Sametime コミュニティだけがサポートされているので、表示されるダイアログで [次へ] をクリックします。次
のダイアログで、コミュニティの情報を入力し、必要なオプションを選択します。コミュニティが追加されると、メ
インのクライアントウィンドウの左上にアイコンが追加されます。これらのコミュニティアイコンをクリックするこ
とにより、ログイン/ログアウト、状況の変更、各コミュニティへのその他のアクションを実行できます。
次回に Sametime Connect 7.5 クライアントを起動したときに、[Sametime へログイン] ウィンドウが表示され
ます。上記の手順 2 で指定したパスワードを入力し、[ログイン] をクリックしてサーバーに接続します。ログイ
ンパスワード、または [ログイン情報] 画面 (上記の手順 3) で入力した情報を変更する場合は、[Sametime
へのログイン] ウィンドウの [ユーザーのリセット] ボタンをクリックします。これによって、入力したすべての情
報が廃棄され、初めて Sametime Connect 7.5 クライアントを起動するときと同様に、設定プロセスが再び開
始し、1 次コミュニティを変更できます。このリリースでは、[ユーザーのリセット] を実行しても、コンタクトリスト
は影響を受けません。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Sametime 7.5 リバースプロキシ設定
『Sametime システム管理者ガイド』の「ポートとネットワーク接続を構成する」(第 5 章) では、クライアント上でリ
バースプロキシ検出を有効にする機能は動作していません。この機能は、クライアントがリバースプロキシサー
バーを介して Sametime サーバーに接続できるようにします。リバースプロキシを介してルーティングを行う必要
がない社内イントラネットユーザーは、この機能がなくても、Sametime サーバーとの接続を確立できます。
クライアント上でリバースプロキシ検出を有効にする機能は、クライアント内に存在する動作可能な既存のロジッ
クにリバースプロキシ接続ロジックを追加することにより、Sametime クライアントの既存のロジックを拡張します。
ブラウザクライアント用の Sametime Connect には、[オプション] - [プリファレンス] - [Sametime 接続設定] タブ
に「ホスト名」と「ポート」の設定があります。Sametime サーバーがリバースプロキシーサーバーとともに動作する
よう構成されている場合は、これらの設定の値は無視されます。(Sametime の通常のデプロイでは、これらの設
定により、クライアントが接続する Sametime サーバーのホスト名と、Sametime サーバーが Sametime Connect
クライアントを listen するポート番号が指定されます。)
1. ST サーバーで [Reverse Proxy Discovery をクライアントで有効にする] と [サーバーのエイリアス] を設定
し、サーバーを再起動します。
2. Apache リバースプロキシを設定します。ルールは、次のように config ファイルに追加されます。
ProxyPass
ProxyPass
ProxyPass
ProxyPass
ProxyPass
/sun2/communityCBR/
/sun2/CommunityCBR/
/sun2/MeetingCBR
/sun2/BroadcastCBR
/sun2/
http://sun2.lotus.com:8082/communityCBR/
http://sun2.lotus.com:8082/CommunityCBR/
http://sun2.lotus.com:8081/MeetingCBR
http://sun2.lotus.com:554/BroadcastCBR
http://sun2.lotus.com/
3. クライアントでブラウザを開き、「http://cdl-proxy3.lotus.com:80/sun2/stcenter.nsf」という URL を入力しま
す。
4. [サーバーの管理] リンクをクリックします。
5. ページは表示されません。
Associated SPRs :
LJWG6P7DEX
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
WebSEAL リバースプロキシの背後で Sametime を動作させるための設定
システム管理者ガイドには、「Sametime サーバーとともにリバースプロキシサーバーまたはポータルサーバーを
使用する」というトピックがあり、Sametime をリバースプロキシサーバーとともに使用する方法が説明されてま
す。
Tivoli WebSEAL リバースプロキシサーバーの背後に Sametime をデプロイする場合は、Sametime サーバーを
正しく機能させるために、特定の手順と設定が必要になります。これらの手順と設定について、以下で説明しま
す。
メモ: 変更内容を正しく機能させるために、WebSEAL リバースプロキシサーバーは、デフォルトのポート 80 およ
び 443 で listen している必要があります。
Sametime サーバーを WebSEAL リバースプロキシサーバーの背後で動作させるには:
1. Sametime サーバーがポート 80 で HTTP トンネリングをサポートするよう設定します。設定方法について
は、『IBM Lotus Instant Messaging/Web Conferencing (Sametime) 7.5 システム管理者ガイド』の「Sametime
の接続設定」の章の「HTTP トンネリングについて」セクションを参照してください。
2. Sametime サーバー上の stlinks.js ファイルを開き、ご使用になる WebSEAL リバースプロキシサーバーと
WebSEAL ジャンクションを指定するために、次の 2 行を変更します (次の例では、WebSEAL ジャンクション
は "st" です)。
varII_RProxyName="https://ampc0.support.tivlab.austin.ibm.com"
varII_AffinityID="st"
var is TAM-env=true;
//racingConnTimeout-Timeout between racing connections in milliseconds. The value is sent to the STLinks
applet var racingConn Timeout=5000;
通常の (非 TAM) 環境で STLinks とともに動作するようサーバーを設定するには、stlinks.js の次の行を変更せ
ずに、そのまま残しておきます。
var is TAM-env=false;
//racingConnTimeout-Timeout between racing connections in milliseconds. The value is sent to the STLinks
applet.
1. Sametime 7.5 サーバー上の Sametime システム管理ツールで、リバースプロキシサーバーのサポートを有
効にし、WebSEAL ジャンクションを指定します。
- Sametime 7.5 サーバーで Sametime システム管理ツールを開きます。
- [設定] - [接続] を選択します。
- [Reverse Proxy サポート] セクションで、[Reverse Proxy Discovery をクライアントで有効にする] 設定を選
択し、リバースプロキシのサポートを有効にします。
- [Reverse Proxy サポート] セクションで、[サーバーのエイリアス] フィールドに WebSEAL ジャンクション名
を入力します。この例では、WebSEAL ジャンクション名は "st" です。
2. 次のように、Tivoli Access Manager WebSEAL ジャンクションを作成します。
pdadmin> server task webseald-[servername] create -t tcp -h [sametime hostname ] -p 80 -i -j -A -F [
path to LTPA key] -Z [LTPA key password]/junction
この設定では -w パラメータを使用できません。-w があると、Sametime によって生成される一部の要求が
ジャンクションを通過できません。また、ジャンクションで使用される LTPA キーが、Sametime サーバーが
Web SSO 設定文書で使用する LTPA キーと同じであることを確認してください。
これらの設定後、https://webseal/stjunction にログインし、WebSEAL によって認証を受けてください。認証され
た後は、WebSEAL と Sametime 間の SSO が機能し、Sametime へのすべての要求は WebSEAL 経由でルー
ティングされます。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
ポリシーを機能させるために、Sametime のシステム管理者を LDAP に登録する必要がある
LDAP を使用する既存の Sametime では、Sametime のシステム管理者をローカルの Domino ディレクトリに登録
していました。これまでは、Sametime のシステム管理者を LDAP に登録する必要はありませんでしたが、ポリ
シーのためにこれが必要になりました。
対策
既存のローカル Sametime システム管理者のフルネームを、LDAP ユーザーの DN 名として指定します。このと
き、カンマをスラッシュに置き換えます。この LDAP ユーザーとして Sametime システム管理にログインすると、自
動的にシステム管理者として認識され、ポリシーが機能します。Domino LDAP では、ユーザーのフル DN 名が
"CN=xxx/OU=yyy/O=zzz" の場合は、ユーザーを "xxx/yyy/zzz" という形式で stconfig.nsf の ACL に追加
する必要があります。
Associated SPRs :
IDEA6QBHYX
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
ポート 443 または 563 での Sametime Connect の HTTPS 接続
このリリース情報では、ポート 443 での Sametime Connect クライアントの接続に関する次の問題について説明
します。
z
Lotus Domino HTTP サーバーがポート 443 で SSL 接続を listen するよう設定されているときの、ポート 443
でのコミュニティサービスへの接続
z
ポート 443 または 563 で Sametime 7.5 サーバーへ接続するときの、Sametime 2.5 Connect クライアントの
互換性の問題
z
ポート 443 または 563 で Sametime 2.5 サーバーへ接続するときの、Sametime 7.5 Connect クライアントの
互換性の問題
z
Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービスマルチプレクサは、ポート 443 の HTTPS 接続を Lotus
Domino HTTP サーバーに転送しない
Lotus Domino HTTP サーバーがポート 443 で SSL 接続を listen するよう設定されているときの、ポート 443 で
のコミュニティサービスへの接続
Sametime は Lotus Domino Server にインストールされます。Web ブラウザユーザーは、Sametime サーバーに
アクセスするときに、Lotus Domino HTTP サーバーに接続します。Lotus Domino HTTP サーバーが Web ブラウ
ザ接続用の SSL をサポートするよう設定されているときは、通常、Lotus Domino HTTP サーバーはポート 443
またはポート 563 でこれらの HTTPS 接続を listen するよう設定されています。
一部の Sametime Connect クライアントは、クライアントが HTTPS プロキシを介してインターネットまたはイントラ
ネットに接続しなければならないネットワークで動作します。ユーザーが HTTPS プロキシ経由で接続しなければ
ならない多くのネットワーク環境では、ポート 443 でのアウトバウンド接続のみが許可されます。もし、Sametime
Connect クライアントがこのような環境で動作している場合は、正しく接続するために、Sametime Connect クライ
アントおよび Sametime サーバーで次のような設定が必要です。
Sametime Connect クライアントの [Sametime の接続設定] タブで、次のように設定します。
z
z
z
[コミュニティポート] で、ポート 443 を指定します。
[プロキシを使う] と [HTTPS プロキシ] を選択します。HTTPS プロキシサーバーの IP アドレスまたは DNS
名、および HTTPS プロキシサーバーへの接続に使用するポート番号も指定します。
Sametime サーバーの Sametime システム管理ツールで、[コミュニティサービスネットワーク] - [HTTPS トン
ネリングクライアント接続のアドレス] - [ポート番号] をポート 443 に指定します。
これらの設定により、Sametime Connect クライアントは HTTPS プロキシに接続し、プロキシは Sametime
Connect クライアントの代わりに Sametime サーバーに接続します。プロキシサーバーから Sametime サーバー
のコミュニティサービスへの接続は、ポート 443 で発生します。この接続が成功するには、Sametime サーバー上
のコミュニティサービスがポート 443 で HTTPS 接続を listen するよう設定されている必要があります。
メモ 上記の設定により、Sametime Connect は HTTPS プロキシサーバー経由で Sametime サーバーへの接続
を確立できるようになります。接続を確立するために HTTPS 接続方式が使用されますが、この接続でのデータ
送信は SSL による暗号化は行われません。
Lotus Domino HTTP サーバーがポート 443 で HTTPS 接続を listen するよう設定されていると、Sametime コミュ
ニティサービスも同じポート番号で HTTPS 接続を listen するよう設定されているので、競合が発生します。
このような場合は、Sametime サーバーに追加の IP アドレスを割り当て、Web ブラウザユーザーと Sametime
Connect クライアントユーザーの双方が、ポート 443 で同じ Sametime サーバーに接続できるようにします。この
設定は、次の手順で行います。
z
z
z
z
Sametime サーバーの DNS 名を Sametime HTTP サーバーにバインドします。
Sametime サーバーマシンに新しい IP アドレスを追加します。
新しい IP アドレスを Sametime コミュニティサービスの新しい DNS 名にマッピングします。この設定は、DNS
サーバーで行います。
Sametime システム管理ツールを使用して、新しい DNS 名を Sametime サーバー上のコミュニティサービス
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z
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接続設定に追加します。この設定により、コミュニティサービスは新しい DNS 名で HTTPS 接続を listen す
るようになります。
コミュニティサービスの新しい DNS 名に接続するよう Sametime Connect クライアントを設定します。
メモ 以下で説明する設定により、Sametime 2.5 (以上) Connect クライアントは、ポート 443 または 563 で
Sametime 7.5 サーバーに接続できます。
これらの設定の各手順は、以下のとおりです。
手順 1 - Sametime サーバーの基本 DNS 名を Sametime HTTP サーバーにバインドする
1. Sametime システム管理ツールを開き、[設定] - [接続] - [ネットワークとポート] - [HTTP サービスの設定を
Web ページで行ってください] を選択します。Domino ディレクトリのサーバー文書の HTTP セクションが、コ
ンピュータ上の別のウィンドウに表示されます。
2. [基本] 見出しの下の [ホスト名] フィールドに、Sametime HTTP サーバーの基本 DNS 名を入力します (例:
www.sametime1.com)。
[基本] 見出しの下の [ホスト名] フィールドに、「127.0.0.1」と入力します。このエントリは、Sametime システム
管理ツールがこの設定で機能するために必要です。HTTP サーバーの DNS 名と 127.0.0.1 はカンマで区切
ります (例: www.sametime1.acme, 127.0.0.1)。
3. サーバー文書の一番上の [保存して閉じる] をクリックします。文書が閉じた後、Domino ディレクトリの [サー
バー] - [サーバー] ビューを閉じます。
手順 2 - 新しい IP アドレスを Sametime サーバーマシンに追加する
新しい IP アドレスを Sametime サーバーに追加するには、Sametim サーバーマシンにネットワークイ
ンターフェースカード (NIC) を追加装着するか、1 つの NIC に複数の IP アドレスを割り当てます。
Windows マシンで 1 つの NIC に複数の IP アドレスを割り当てるには:
1. Windows の [コントロールパネル] を開きます。
2. [プロトコル] タブをクリックします。
3. [TCP/IP プロトコル] - [プロパティ] - [IP アドレスの指定] を選択します。
4. [詳細] タブをクリックします。
5. [詳細 IP アドレス] 画面を使用して、1 つの NIC に複数の IP アドレスを割り当てます。
手順 3 - DNS サーバーを設定し、IP アドレスを Sametime コミュニティサービスの DNS 名にマッピングする
新しい IP アドレスを Sametime サーバーに追加した後は、DNS サーバーを設定し、新しい IP アドレスを
Sametime サーバーのコミュニティサービスの DNS 名にマッピングします。
コミュニティサービスに対し、IP アドレスを DNS 名 "community-xxx.xxx.xxx" にマッピングします (xxx.xxx.xxx
は、上記の手順 1 で Sametime HTTP サーバーにバインドした DNS 名です)。
たとえば、新しい IP アドレスを DNS 名 "community-www.sametime1.com" にマッピングします。
手順 4 - Sametime システム管理ツールで HTTPS トンネリングを設定する
Sametime システム管理ツールで、コミュニティサービスの HTTPS 接続に新しい DNS 名とポート番号を指定す
る必要があります。
1. Sametime システム管理ツールを開き、[設定] - [接続] - [ネットワークとポート] を選択します。
2. [コミュニティサービスネットワーク] - [HTTPS トンネリングクライアント接続のアドレス] で、次の設定を行い
ます。
ホスト名: community-xxx.xxx.xxx (xxx.xxx.xxx は、 Sametime HTTP サーバーにバインドされた DNS 名で
す。例: community-www.sametime1.com)
ポート番号: 443
Lotus Sametime リリース情報
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この設定により、Sametime コミュニティサービスマルチプレクサは、ポート 443、ホスト名「communitywww.sametime1.com」で HTTPS トンネリング接続を listen します。
手順 5 - コミュニティサービスの新しい DNS 名に接続するよう Sametime Connect クライアントを設定する
上記で指定されたホスト名とポートで HTTPS 接続を listen するよう設定された Sametime サーバーへ接続する
には、Sametime Connect クライアントの [Sametime 接続設定] タブで次のように設定することが必要です。
z
[ホスト] 設定では、「community-www.sametime1.com」を指定してください。
メモ: Sametime 2.5 Connect クライアントが、HTTPS を使用してポート 443 または 563 で Sametime 7.5
サーバーに接続する場合は、Sametime 2.5 Connect クライアントの [ホスト] 設定でサーバー名
(www.sametime1.com) を入力することだけが必要です。たとえば、[ホスト] フィールドには、"
community-www.sametime1.com" の代わりに "www.sametime1.com" を入力します。詳細については、以下
の「ポート 443 または 563 で Sametime 7.5 サーバーへ接続するときの、Sametime 2.5 Connect クライアント
の互換性の問題」を参照してください。
z
[コミュニティポート] 設定では、「443」を指定してください。
z
[プロキシを使う] と [HTTPS プロキシ] を選択してください。Sametime Connect クライアントが HTTPS プロ
キシへ接続するときのホスト名とポートを入力します。
ポート 443 または 563 で Sametime 7.5 サーバーへ接続するときの、Sametime 2.5 Connect クライアントの互
換性の問題
Sametime 2.5 Connect クライアントはポート 443 または 563 で HTTPS トンネリングを使用して、複数の IP アド
レスを持つサーバーに接続するよう設計されています。
Sametime 2.5 サーバーが HTTPS トンネリングクライアントの接続をポート 443 または 563 で listen するよう設
定されているとき、サーバーはコミュニティサービスの接続をサーバー名「Community-servername」で listen しま
す。たとえば、Sametime 2.5 サーバーの名前が「sametimeserver.acme.com」のとき、サーバーは HTTPS トンネ
リングコミュニティサービス接続をポート 443 または 563 で、サーバー名「Communitysametimeserver.acme.com」で listen します。Sametime 2.5 サーバーは、このような場合に「Community-」という
文字列をサーバー名の前に付加するようハードコーディングされています。Sametime 2.5 サーバーのこの設計
は、上記の「Lotus Domino HTTP サーバーがポート 443 で SSL 接続を listen するよう設定されているときの、
ポート 443 でのコミュニティサービスへの接続」に記された複数の IP アドレスの問題に対応します。
また、Sametime 2.5 Connect クライアントは、[コミュニティポート] 設定でポート 443 または 563 が指定されてい
るときも、文字列「Community-」をホスト設定の前に付加するようハードコーディングされています。たとえば、
Sametime 2.5 Connect クライアントの [Sametime 接続設定] タブで、次のように設定されているものとします。
z
z
ホスト - "sametimeserver1.acme.com"
コミュニティポート - ポート 443 または ポート 563 のいずれかが指定されている
このような設定のとき、Sametime 2.5 Connect クライアントは、[ホスト] 設定に「sametimeserver1.
acme.com」という文字列が入力されているにもかかわらず、サーバー名「Communitysametimeserver1.acme.com」に接続を試みます。
Sametime 2.5 Connect クライアントは自動的に文字列「Community-」をホスト名の前に付加するため、複数の IP
アドレスで HTTPS 接続を listen するよう設定されている Sametime 7.5 サーバーにこのクライアントが接続する
ときに、Sametime 2.5 Connect クライアントに「Community-servername」という文字列を入力する必要はありませ
ん。
上記の「Lotus Domino HTTP サーバーがポート 443 で SSL 接続を listen するよう設定されているときの、ポート
443 でのコミュニティサービスへの接続」で説明したように、Sametime 7.5 サーバーが Sametime 2.5 Connect ク
ライアントからの HTTPS トンネリング接続を listen する場合は、Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービ
スに割り当てられた追加 DNS 名は「Community-」文字列で始まる必要があります。Sametime 7.5 コミュニティ
サービスの DNS 名が「Community-」文字列で始まらない場合、Sametime 2.5 Connect クライアントは Sametime
7.5 サーバーに接続できません。
ポート 443 または 563 で Sametime 2.5 サーバーへ接続するときの、Sametime 7.5 Connect クライアントの互
換性の問題
Sametime 7.5 Connect クライアントが、HTTPS トンネリングを介してポート 443 または 563 で Sametime 2.5
サーバーに接続する場合、Sametime 7.5 Connect クライアントは、Sametime 2.5 サーバーに接続するときに、
Lotus Sametime リリース情報
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「Community-」文字列をそのホスト名の前に付加しません。
Sametime 2.5 サーバーは、ポート 443 または 563 で HTTPS 接続を listen するときは、「Community-」文字列を
そのサーバー名の前に付加するようハードコーディングされています。Sametime 7.5 Connect クライアントがポー
ト 443 または 563 で Sametime 2.5 コミュニティサービス接続できるようにするには、Sametime 7.5 Connect クラ
イアントの [Sametime の接続設定] タブでホスト名に「Community-」文字列を手動で追加する必要があります。
Sametime 7.5 Connect で「Community-」文字列を手動でホスト名に追加すると、クライアントは、Sametime 2.5
サーバーが接続を listen している名前で接続を試みるようになります。
たとえば、Sametime 7.5 Connect クライアントがポート 443 または 563 で、「sametimeserver1.acme.com」という
名前の Sametime 2.5 サーバーに接続できるようにするには、Sametime 7.5 Connect クライアントの [Sametime
の接続設定] タブで、次のように設定する必要があります。
z
z
ホスト - 「Community-sametimeserver1.acme.com」
コミュニティポート - ポート 443 またはポート 563 を指定します (Sametime 2.5 サーバーが
HTTPS トンネリング接続を listen しているポートを指定します)
Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービスマルチプレクサは、ポート 443 の HTTPS 接続を Lotus
Domino HTTP サーバーに転送しない
Sametime 7.5 サーバーが単一の IP アドレスを持つ場合は、複数のサービスへの HTTP 接続をポート 80 で同
時に listen することができます。例を示します。
z
z
z
Web ブラウザは、Sametime サーバー上の Lotus Domino HTTP サーバーにポート 80 で接続で
きます。
Sametime Connect クライアントは、Sametime コミュニティサービスへの HTTP トンネリング接続
をポート 80 で行うことができます。
Sametime ミーティングルームクライアントは、Sametime コミュニティサービスとミーティングサー
ビスへの HTTP トンネリング接続をポート 80 で行うことができます。
これらのすべての接続は、ポート 80 を使用して同じ DNS 名で行うことができます。Sametime 7.5 サーバーで
は、単一の DNS 名を使用してポート 80 ですべてのサービスへの接続を提供するために、HTTP サービス、コ
ミュニティサービス、ミーティングサービスのそれぞれに個別の IP アドレスを割り当てる必要はありません。
Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービスマルチプレクサの設計により、このようなことが可能になってい
ます。コミュニティサービスマルチプレクサは、Web ブラウザ、Sametime Connect クライアント、および Sametime
ミーティングルームクライアントからの HTTP 接続をポート 80 で listen することができます。コミュニティサービス
マルチプレクサはこれらの接続を調べ、接続を適切なサービスに転送します。たとえば、コミュニティサービスマ
ルチプレクサは、Web ブラウザー接続を Lotus Domino HTTP サーバーに、コミュニティサービス接続をコミュニ
ティサービスに、ミーティングサービス接続をミーティングサービスに、それぞれ転送します。
Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービスマルチプレクサはポート 443 または 563 では listen できないた
め、これらの接続を Lotus Domino HTTP サーバーに転送します。コミュニティサービスマルチプレクサは HTTP
接続をポート 80 で Lotus Domino HTTP サーバーに転送できますが、ポート 443 または 563 では接続を転送で
きません。この理由により、Lotus Domino HTTP サーバーと Sametime サーバー上の Sametime コミュニティ
サービスの双方がポート 443 または 563 で接続を listen するときは、Sametime 7.5 サーバーに複数の IP アド
レスを割り当てる必要があります。
メモ: Sametime 7.5 サーバー上のコミュニティサービスマルチプレクサは、Sametime ミーティングサービスまたは
Sametime コミュニティサービスへの HTTPS 接続も、ポート 443 または 563 では listen できず、これらの接続を
コミュニティサービスまたはミーティングサービスへ転送します。Sametime ミーティングサービスへの HTTPS トン
ネリングはサポートされていません。Sametime ミーティングルームクライアントは、HTTPS プロキシサーバー経
由で Sametime ミーティングサービスへ接続できません。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Windows DEP プロセスによって起動エラーとなる
Windows サーバー管理者が Windows サーバーで Data Execution Prevention (DEP) プロセスを実行していると、
サーバーが Sametime の起動タスク StLaunch を潜在的に悪意のあるスレッドとみなし、プロセスを停止します。
次のようなメッセージを受け取ります。
To Help protect your computer, Windows has closed this program:Name: StLaunchPublisher:
対策
StLaunch を起動する前に、Windows サーバーで DEP プロセスをオフにします。
Associated SPRs :
WEBB6NZKWD
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Sametime 7.5 はウィルススキャンを提供しない
Sametime 7.5 はウイルススキャンを提供しません。しかし、Sametime 7.5 では、ファイルを転送する前にサード
パーティー製のウイルススキャンを呼び出すよう設定できます。
ウイルススキャンプログラムを入手し、インストールするまでは、Sametime システム管理の [転送前にファイルを
ウィルススキャンする] で [常時] を選択しないでください。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Sametime SIP Gateway は Real-Time Collaboration Gateway に置き換えられる
Lotus Sametime の前のリリースで配布された SIP Gateway および SIP Connector は、Lotus Sametime 7.5 に
は含まれていません。以前、これらのコンポーネントによって提供されていた接続情報の共有とテキストベースの
インスタントメッセージの交換機能は、新しい IBM Lotus Real-Time Collaboration Gateway によって提供される
ようになりました。
Real-Time Collaboration Gateway は WebSphere Application Server 上に構築された拡張性のあるプラット
フォームで、IBM Lotus Sametime などのさまざまなリアルタイムコラボレーションコミュニティと公衆インスタント
メッセージング (IM) サービスが、在席情報を共有し、テキストベースのインスタントメッセージを相互に交換するこ
とを可能にします。Real-Time Collaboration Gateway は 1 つ以上のコミュニティからメッセージを受信し、その有
効性をチェックし、必要であれば変換して宛先に転送します。
Real-Time Collaboration Gateway の機能を有効にするには、Lotus Sametime 7.5 が出荷された後に利用可能
になる個別のコンポーネントをインストールする必要があります。詳細な情報については、Lotus Sametime の
ホームページに掲載される予定です。
http://www.ibm.com/lotus/sametime
Sametime 7.5 で Real-Time Collaboration Gateway が利用可能になると、IBM Lotus Real-Time Collaboration
Gateway の情報センターを参照できます。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rtchelp/v1r0/index.jsp
RTC Gateway がリリースされるまで、他のコミュニティとのコミュニケーションのために SIP の使用を継続したい
お客様は、サーバーを Sametime 7.5 にアップグレードする前に、technote #1244026 に記載された手順に従って
ください。
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/support/
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
sametime.properties でのログレベルの調整
Sametime クライアントに関し、sametime.properties に含まれるログ関連のプロパティを以下で説明します。
sametime.properties ファイルは、インストール先のルートにあります。デフォルトでは .level 値は INFO に設
定されています。
## Logging properties
.level=INFO
logger.filename=sametime.log
logger.includeClassInfo=true
logger.toConsole=true
logger.level=ALL
logger.limit=20000000
logger.count=4
redirectSystemOutput=false
.level
アプリケーションのデフォルトのログレベルです。このレベルはルートロガーに適用され、より詳細なロギングを行
うときは、このレベルを変更します。
オプションは次のとおりです。上のものほど、詳細度が高くなります。
FINEST
FINER
FINE - 良好なメッセージが表示されます。デバッグ情報としてたいへん役立ちます。
INFO - デフォルトレベル
WARNING
SEVERE
バグを検出した場合は、.level を FINE に設定し、問題を再現します。そして、Windows システムのユーザーの
ワークスペース (通常は "C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\Sametime") にある
sametime.log.0 ファイルを調べます。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
UIM クライアントのファイル転送の概要
UIM クライアントは、サーバー経由 (RTC) またはピアツーピア経由 (P2P) のいずれかの方法で、ファイルを転送
できます。使用する方法は、サーバーおよびクライアントの設定に応じて、実行時に自動的に選択されます。
サーバーファイル転送 (RTC)
この方法を使用するとき、UIM クライアントは Real-Time Collaboration (RTC) API を呼び出してファイルを転送し
ます。転送後、RTC レイヤーは Sametime サーバーと直接通信し、サーバーを介して受信側のユーザーにファイ
ルを送ります。RTC ファイル転送は、ファイル転送の許可/禁止、許可するファイルの最大サイズ、転送を禁止す
るファイルのタイプについて、既存の Sametime ユーザーポリシーに従います。
ピアツーピアファイル転送 (P2P)
この方法を使用するとき、UIM クライアントはチャット相手のマシンへの直接の接続を試み、接続の確立に成功す
ると、ファイルを転送します。P2P ファイル転送は、Sametime ユーザーポリシーのすべてのチェックを省略しま
す。この転送方法を使用するには、ユーザーの sametime.properties ファイルで、 p2p フラグ (
filetransferP2pAllow) が 'True' に設定されている必要があります。このファイルは、UIM クライアントのインス
トールディレクトリにあります。
ウィルススキャン
ファイルの転送方法には直接関係しませんが、Sametime サーバーでウィルススキャンが設定されていると、どち
らの方法が転送に使用されるのかを判断するのに役立ちます。Sametime サーバーには、サードパーティー製の
ウィルススキャンツールの動作を可能にするフックがあります。サーバーでウイルススキャンが設定されている場
合は、転送に使用される方法はサーバー転送でなければなりません。P2P ファイル転送では、ウイルススキャン
は行われません。
RTC か P2P か?
まず、ユーザーがファイル転送を許可されているかどうかを決める必要があります。これを行うには、Sametime
サーバー設定の [コミュニティサービス] - [ユーザー間のファイル転送を許可する] をチェックします。これは、
Sametime コミュニティのすべてのユーザーに影響するグローバル設定です。この設定は、Sametime ユーザーポ
リシー設定と組み合わせられます。この結果、ファイル転送に関する最終的な UIM ポリシーが得られます。設定
の組み合わせとその結果を下表に示します。
Sametime ユーザーポリ
シーでファイル転送を許可
する
Sametime ユーザーポリ
シーでファイル転送を許可
ない
Sametime サーバーでユー
ザーにファイル転送を許可
する
UIM クライアントは、ファイ
ル転送を許可する。
UIM クライアントは、ファイ
ル転送を許可しない。
Sametimeサーバーでユー
ザーにファイル転送を許可
しない
UIM クライアントは、ファイ
ル転送を許可しない。
UIM クライアントは、ファイ
ル転送を許可しない。
- UIM クライアントはファイル転送を許可しない
UIM クライアントがファイル転送を許可せず、双方のユーザー (送信側と受信側) の
sametime.properties ファイルに P2P フラグ (上記参照) が含まれ、さらに双方のユーザーが P2P 機能
を持つ場合は、ファイル転送は P2P 経由で行われます。UIM Sametime 7.5 クライアントは、いずれも
P2P 機能を持っています。
- UIM クライアントはファイル転送を許可する
サーバーからファイル転送の権限を付与されていることを確認した後は、次の手順として、サーバーで
ウィルススキャンが動作しているかどうかを調べます。
- サーバーでウイルススキャンが有効になっている
サーバーでウイルススキャンが有効になっている場合は、ファイル転送はサーバー経由 (RTC)
で行われ、チャットウィンドウにそのことを示すメッセージが表示されます。
- サーバーでウイルススキャンが有効になっていない
サーバーでウイルススキャンが有効になっていない場合は、ユーザー (送信側と受信側) が
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P2P フラグを設定し、P2P 機能を持つときに、ファイル転送が P2P 経由で行われます。ファイル
にウイルススキャンを実行しないことを示すメッセージがチャットウィンドウに表示されます。
どちらかのユーザーが P2P フラグを設定していない、または P2P 機能を持たない場合は、ファ
イルは RTC 経由で転送されます。この場合も、ファイルにウイルススキャンを実行しないことを
示すメッセージがチャットウィンドウに表示されます。
UIM 7.5 クライアントと UIM 7.5 よりも前のクライアント
7.5 クライアントと 7.5 よりも前のクライアント間のファイル転送は、常にサーバー経由で行われます。7.5 よりも前
のクライアントは P2P の機能を持ちません。このため、7.5 クライアントから 7.5 よりも前のクライアントにチャット
が行われている場合、ユーザーポリシーでファイル転送が許可されていないと、7.5 よりも前のクライアントのユー
ザーにはファイル転送アイコンが無効になります。これは、機能チェックの結果によります。
自分のクライアントではどちらの転送方法が使用されているのか?
これを判断するには、Sametime クライアントログのデバッグが必要です。
1. sametime.properties を開きます。
2. “.level” を “FINE” に設定します (.level=FINE)。メモ: ‘.level’ を ‘logger.level’ と間違わないようにしてく
ださい。
3. ご自分のクライアントをファイル転送に使用します。
4. Sametime ユーザーフォルダに移動します (これは、インストールフォルダではありません。通常、
Sametime ユーザーフォルダは、ユーザーの C:\Documents and Settings フォルダ内にあります)。
5. sametime.log.0 という名前のファイルを見つけます。
サーバー (RTC) ファイル転送の場合は、次のような情報が記録されています。
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.FileTransferServiceFactory.getService]
::FINE:: File Transfer enabled in Policy
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.FileTransferServiceFactory.getService]
::FINE:: Virus scanning is available for this file transfer
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.FileTransferServiceFactory.getService]
::FINE:: Virus Scanning is enabled. Using RTC file Transfer.
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.rtc.FileTransferServiceRtc
.fileTransferStarted] ::FINE:: RTC File Transfer Started...
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.rtc.FileTransferServiceRtc
.fileTransferCompleted] ::INFO:: RTC File Transfer Completed
P2P ファイル転送の場合は、次のような情報が記録されています。
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.FileTransferServiceFactory.getService]
::FINE:: File Transfer disabled in Policy. Using P2P.
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.FileTransferServiceFactory.getService]
::FINE:: Virus scanning is not available
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileSender.startTransfer] ::FINE::
Transfer started...
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileSender.closeFileInputStream]
::FINE:: Closing file input stream...
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileTransferServer.addFileSender]
::FINE:: added id1155131608343
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileTransferServer.startServer]
::FINE:: Starting filetransfer server on port 5656
[com.ibm.collaboration.realtime.rtcadapter.meeting.ChatAdapter.messageReceived]
::FINE:: messageReceived [meeting CONV$4DEA2B75C606C469] msg type: text
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileSender.onTransferAccepted]
::FINE:: [Transfer accepted] notice received
[com.ibm.collaboration.realtime.filetransfer.p2p.FileSender.onTransferAccepted]
::FINE:: Transfer accepted by receiver. Testing connectivity...
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
Windows Sametime サーバーでの変換サービス
Sametime 変換サービスは、さまざまな形式のファイル (スライド、イメージ、文書など) を受け取り、そのビットマッ
プレンダリングを提供する機能です。この機能を利用すると、これらのファイルをミーティング内でスライドとして共
有できます。Sametime 変換サービスは Sametime 7.5 で機能強化され、新しい変換テクノロジーを使用して、より
正確なスライドのレンダリングを提供します。Windows で Sametime 7.5 をインストールするときに、Sametime 変
換サービスは常に Lotus Domino サーブレットとしてサーバー上にインストールされます。これは、前のリリース
から変更された点であり、Windows Sametime サーバーの管理者は次の状況について理解する必要がありま
す。
z
SSL 用に設定された Windows Sametime サーバー
Web ブラウザ接続を SSL で暗号化するよう設定された既存の Sametime サーバーが Windows 上で実
行されている場合は、Sametime 7.5 へのアップグレード後に、Sametime サーバー上の 1 つのファイル
を手動で更新する必要があります。Sametime サーバーのアップグレード後は、Sametime が変換サーブ
レットへのアクセスを継続できるように、変換サーバーの設定を変更しなければなりません。変換サー
バーの設定を変更しないと、ミーティングルーム内でミーティングの添付ファイルがスライドとして表示用
に変換されません。
また、後で Sametime 7.5 サーバーを SSL 用に設定するときも、変換サーバーの設定を同じように変更
する必要があります。
詳細については、『Sametime 7.5 システム管理者ガイド』の「SSL を使用して変換サービスを設定する」
を参照してください。stconvservices .properties ファイルの更新方法を説明した手順に従います。
Windows では、このファイルは Sametime のバイナリディレクトリ (通常は C:\lotus\domino) にあります。
z
Sametime サーバーでの Domino HTTP の再設定
Sametime 7.5 をインストールするときに、Sametime サーバーは自動的に設定され、変換サーブレットに
正しくアクセスできるようになります。異なる IP アドレスまたはポートを使用するために Sametime 7.5
サーバー上の Domino HTTP を再設定する場合は、Sametime が変換サーブレットへのアクセスを継続
できるように、正しい IP アドレスおよびポートを使用して stconvservices .properties ファイルを更新する
必要があります。Windows では、このファイルは Sametime のバイナリディレクトリ (通常は
C:\lotus\domino) にあります。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
クラスタ化された Sametime コミュニティには単一のホスト名が必要
複数のノードを持つ Sametime サーバークラスタを設定するときは、単一の仮想ホストまたは DNS 名を持つクラ
スタまたは「コミュニティ」をフロントエンドに配置することが重要です。ST 7.5 クライアントは、「コミュニティ」とクラ
イアントの接続設定に入力されたホスト名を直接接続します。これは次のことを意味します。ユーザーがホスト名
として「Node A」を入力し、その後でホスト名を「Node B」に変更した場合、「Node A」のユーザーは「Node B」に属
していると認識されないため、ユーザーはオンラインとみなされません。
この制限は今後のリリースで解消される予定ですが、このような問題を避けるために、1 つの IP スプレイヤーを
持つクラスタまたは単一の仮想ホスト名をコミュニティに提供する他のメカニズムをフロントエンドに配置すること
が重要です。この方法は、エンドユーザーのクライアントに影響を与えずにノードを置換できて管理の柔軟性が高
まるとともに、クライアントを特定のマシンホスト名に関連付けることもないため、実用的で優れています。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
ボイスチャットとネットワークアドレス変換 (NAT)
Sametime 7.5 ボイスチャットコンポーネントは、VoIP (Voice over IP) サービスを提供します。ボイスチャットを正し
く機能させるには、ネットワークを適切に設定する必要があります。ボイスチャットは UDP パケットを使用して機
能するため、各 7.5 クライアントのファイアウォールで UDP ポートを開かなければなりません。クライアントはすべ
てのオーディオチャット用に 1 つのポート (UDP ポート 20830) を使用するので、このポートは受信と送信の双方
向の UDP トラフィックに対して開いていることが必要です。
ボイスチャットは、次の 2 つのモードで機能します。
z
z
直接 P2P 接続: UDP パケットはユーザー間を直接流れます。
リフレクター接続: UDP パケットは、「リフレクター」と呼ばれるオーディオプロキシを通過します。これ
は、Sametime 7.5 サーバーとともにインストールされたコードの一部です。
どちらのモードでも、ファイアウォールは UDP (ポート 20830) トラフィックを双方向に通過させなければなりませ
ん。可能である限り、直接 P2P 接続が使用されます。直接 P2P 接続は、ボイスチャット用に推奨されている方法
です。
リフレクターモードは、特殊なタイプの NAT (対称 NAT) が検出された場合にのみ使用されます。この場合、どち
らのクライアントも P2P 接続を確立するための IP アドレスを推測できないので、UDP パケットはリフレクターを介
してリレーされます。
このモードは互換性のために使用され、直接 P2P ほどパフォーマンスは良くありません。結果として、ST 7.5 の
リフレクターの可用性に応じて、ユーザーが遅延を感じたり、ボイスチャットの質が低下することがあります。
NAT 環境では、リフレクターが使用されます。リフレクターは次の 2 つの TCP/UDP ポートを使用します。
- 20831
- 20832
リフレクターマシンでは、受信と送信の UDP および TCP トラフィック用にこれらのポートを開けておく必要があり
ます。また、リフレクターマシンには、静的な IP アドレスを設定することをお勧めします。
リフレクターが複数のネットワークインターフェースで実行されている場合は、クライアントがどのアドレスを使用し
てリフレクターへ接続するのかを識別できるように、1 つのホスト名または IP アドレスをリフレクターに設定する
必要があります。
たとえば、sametime.ini ファイルの [STReflector] セクションで次のように設定します。
STREFLECTOR_SERVER_NAME=reflector.domain.com
または
STREFLECTOR_SERVER_NAME=192.168.1.1
2 つの異なるサブネットを持つ環境にリフレクターがある場合は、異なるネットワークからリフレクターにアクセス
できなければならないので、STREFLECTOR_SERVER_NAME プロパティには完全修飾ホスト名を設定してくださ
い。これにより、どちらのネットワーク/サブネットでも、適切なアドレスとして解決されます。
7.5 よりも前のサーバーに対して 7.5 クライアントが実行されている場合は、ボイスチャットコンポーネントが正しく
動作しないケースがいくつかあります。
z
クライアントが複数のネットワークインターフェースを持っているとき (このケースでは、7.5 クライアン
トは、どちらのインターフェースを使用すればよいのか混乱します)
z
クライアントがルーター/NAT の背後に置かれているとき
これらのケースでクライアントが経験する症状としては、チャットウィンドウに「接続しました」という状況が表示さ
れているにもかかわらず、ボイスチャットの参加者の一方 (または、双方) が、相手の声を聞けなくなります。この
問題を確認するには、クライアントのログレベルを FINE に上げ、ログファイルで「reflector」に関連するエントリを
調べます。IP 検出の問題が示されているはずです。
7.5 クライアントは、ホスト自身を含め、5 人までの参加者のコールを制御できます。このようなコールでは、ホスト
自身がコールの作成者となります。ホストは、各参加者のオーディオストリームをミックスします。結果として、ホス
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トは最大 4 つまでの受信/送信用のオーディオストリームを持つことになり、必要な帯域幅が増加します。複数の
パーティでのボイスチャットでは、最も帯域幅の大きいクライアントがコールをホストすることをお勧めします。
Sametime 7.5 は、すべてのボイスチャットで iSAC コーデックを使用しています。これは、可変帯域幅のコーデッ
クで、ボイスの量とネットワークの品質に応じて、10.6 ~ 28.8 キロビット (ヘッダーを含む) を必要とします。たとえ
ば、3 方向のコールでは、ホストは受信用と送信用の両方に、この倍の量を必要とします (21.2 ~ 57.6 キロビッ
ト)。他の 2 人の参加者には、10.6 ~ 28.8 キロビット/秒のみ必要です。
コールをホストするために必要な CPU は「中程度」です。たとえば、1GHz のマシンは 3 方向のコールを簡単に
ミックスできます。また、2GHz のマシンは 5 方向のコールを簡単にミックスできます。ボイスチャットのコールの
間、Sametime プロセスは Windowsでは高い優先度で実行されます (Linux では通常の優先度)。これは、品質の
問題を避けるために、ボイスをリアルタイムで処理しなければならないためです。コールの終了後、プロセスは通
常の優先度に戻ります。
ユーザーがウィンドウ (特にチャットウィンドウ) をドラッグしたり、CPU またはネットワークに影響する操作を行う
と、コールの品質が低下します。コーデックは、状態が改善されたときに自動的に回復を試みます。このプロセス
には、数秒かかります。コールを一時停止して再開することにより (チャットウィンドウのオーディオツールバーの
[一時停止] / [再開] ボタンをクリック)、ユーザーはコールの品質をリセットできます。この操作は、コールを終了
し、新しいコールを開始することと同じです。
最高の品質を得るために、コールの間は、ダウンロードや CPU に影響する操作を無効にしたり、減らすことをお
勧めします。ネットワーク管理者は、ボイスの品質を上げるために、ポート 20830 からの UDP パケットを上位クラ
スのサービスとして指定することができます。
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
新しい UNIX 設定値が一度の再起動で伝搬されないことがある
上位レベルでは、Sametime サーバーの設定値は、設定サーブレットによってシステムコンポーネントに提供され
ます。このサーブレットによって提供される値は、パフォーマンスを改善するためにキャッシュに保管されます。シ
ステムコンポーネントが値を取得するときは、値はキャッシュから取り出されます。
STConfig.nsf または sametime.ini などのデータソースで設定が直接変更された場合は、サーバーを再起動する
必要があります。Windows では、サーバーの起動にともない、システムコンポーネントがキャッシュから値を取得
する前に、設定サーブレットによって設定キャッシュが更新されます。
しかし、UNIX では、コンポーネントの起動順序が Windows よりもランダムです。このため、設定が更新される前
に、システムコンポーネントが設定値を取得する可能性もあります。つまり、値がすでに取得された後で、キャッ
シュの更新が行われます。このような場合は、サーバーをもう一度再起動することにより、システムコンポーネン
トが確実に最新の設定を取得できます。
最新の設定値が取得されるように設定値を変更するには、次の 2 つの方法があります。
1. 設定を変更します。
2 サーバーを停止します。
3. データディレクトリから 'SametimeCommunity2.xml' ファイルを削除します。
4. サーバーを再起動します。
もう 1 つの方法:
1.
2.
3.
4.
設定を変更します。
Domino コンソールで、「tell http restart」コマンドを使用して HTTP サーバーを再起動します。
HTTP サーバーの再起動に Lotus Domino が応答するまで少し待ちます。
サーバー全体を再起動します。
上記のいずれかの方法により、システムコンポーネントが最新の設定値を取得するようになります。
Associated SPRs :
LJWG6S2DC8
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02 インストール・移行・アップグレード・設定情報
複数のコミュニティに関する考慮事項
7.5 Sametime Connect クライアントは、1 つのインターフェースに複数の Sametime コミュニティを定義し、同時
に、これらの 1 つ以上のコミュニティにログインする機能をサポートします。複数のコミュニティを定義する場合、
または1 つのコミュニティから別のコミュニティへ切り替える場合は、次の点に注意してください。
z
複数のコミュニティの中で、7.5 のコミュニティと 7.5 よりも前のコミュニティが混在する場合は、最もよく使
用する 7.5 のコミュニティを 1 次コミュニティ (クライアントが初めて実行されるときに定義されるメインの
コミュニティ) として定義する必要があります。
z
7.5 の一部の機能 (たとえば、チャットとテレフォニー) は 1 次コミュニティでのみ動作し、これらの機能の
ためにポリシーを有効にしなければなりません。1 次コミュニティとして定義されていないコミュニティの
ユーザーとは、ボイスチャットを実行できず、テレフォニーコールにも参加できません。
z
選択的な [応答不可] は 7.5 サーバーを必要とし、1 次コミュニティからのユーザーにのみ機能します。
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
Notes.INI での Web 会議用の最大日数の設定
Sametime 7.5 では、システム管理者が Web 会議をどれぐらい先までスケジュールできるかを制限する機能が追
加されました。この設定は Sametime Web 管理アプリケーションから行うことはできず、Sametime サーバーの
Notes.INI ファイルで設定する必要があります。システム管理者は、Notes.INI で次のようにパラメータを設定してく
ださい。
STScheduleLimitDays=10
この値は、Web 会議のスケジュールを設定できる将来の最大日数を示します。デフォルトでは制限はありませ
ん。この制限を設定すると、現在のサーバー時間に基づいて指定された日数よりも先の Web 会議をスケジュー
ルしようとすると、JavaScript による警告のポップアップが表示されます。このチェックは、Web 会議をスケジュー
ルするときにクライアントでのみ実行されるので、既存の Web 会議は影響を受けません。
Associated SPRs :
ZYDU6LZM65
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
Premiere Global Services オーディオアダプタはサポートされていない
Lotus Sametime 6.5.1 および Lotus Sametime 7.0 用の IBM Lotus Web Conferencing Audio Adapter for
Premiere Conferencing (現在の Premiere Global Services) は、Lotus Sametime 7.5 ではサポートされていませ
ん。Premiere Global Services からオーディオサービスを使用して Lotus Sametime 7.5 に接続する方法について
は、以下を参照してください。
http://www.premiereglobal.com/ilwc/
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
RedHat 3.0 で Mozilla を使用するときにパスワードの大文字と小文字が区別されない
RedHat 3.0 で Mozilla ブラウザを使用してパスワードで保護された Web 会議を作成するときに、ミーティングの
パスワードの大文字と小文字が区別されません。
Associated SPRs :
BGBG6M8ADD
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
StarOffice Calc と Impress のファイルは共有できない
Sametime Web 会議は、ホワイトボードで StarOffice Calc (.SXC) または StarOffice (.SXI) Impress ファイルをサ
ポートしません。これらのファイルタイプは、[スライド] タブを用いて新しい Web 会議に追加したり、Web 会議の開
催中に動的に添付したりすることはできません。
Associated SPRs :
TZHU6QYF83
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
[ディレクトリ] ダイアログにユーザーの接続状況が表示されない
[ディレクトリ] ダイアログと [ユーザーを招待] ダイアログに、追加されたユーザーの接続状況が正しく表示されま
せん。ユーザーの機能 (ビデオカメラ、スピーカー、マイク) が表示されない以前の問題は解決されました。
Associated SPRs :
JZHU6ME9FP
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03 既知の制限、問題と回避策
07 Web 会議
特定の設定で「ミーティングから退室」が失敗する
Mozilla/Firefox の一部のバージョンでは、インスタントミーティングで「ミーティングから退室」機能が失敗します。
ミーティング用に Mozilla/Firefox の一部のバージョンを使用して、新しいインスタントメッセージクライアントからイ
ンスタントミーティングを起動すると、[ファイル] メニューの [ミーティングから退室] が機能しないことがあります。
これは、Mozilla/Firefox が、メインのブラウザウィンドウを閉じることを JavaScript コードに許可しないためです。
これは、予約済みミーティングには影響せず、Internet Explorer ではこの問題は発生しません。
Associated SPRs :
JYMA6MX9X9
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03 既知の制限、問題と回避策
01 インストールの問題
Sametime 7.5 には Sametime Connect for Browsers は含まれていない
Sametime 7.5 には、Lotus Sametime Connect for Browsers は含まれていません。ご使用になる Sametime
7.5のインストール済み環境で Sametime Connect for Browsers が必要な場合は、次のサイトにある technote
1243158「Deploying Sametime 7.0 Connect for Browsers on a Sametime 7.5 server」を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=203&uid=swg21243158
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03 既知の制限、問題と回避策
01 インストールの問題
Telephony MSP はトルコ語の OS にはインストールできない
Telephony Mock Service Provider は、トルコ語にローカライズされたオペレーティングシステムにはインストール
できません。これは、InstallShield の既知および記載済みの問題で、オープンソースの hsqldb エンジンのバグ
が原因です。
http://support.installshield.com/kb/view.asp?articleid=Q110959 および
http://sourceforge.net/tracker/index.php?func=detail&aid=900902&group_id=23316&atid=378131
対策
インストール時に、ロケールを一時的に English に切り替えます。
Associated SPRs :
CYZG6P93SK
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03 既知の制限、問題と回避策
01 インストールの問題
クライアントインストールパスには ASCII 文字だけを使用する
DBCS 文字 (たとえば、中国語、日本語、韓国語など) を含むパスへの Sametime Connect クライアントのインス
トールには、既知の問題があります。このリリースでは、インストール先を指定するときは、ASCII 文字だけを使用
してください。
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
7.5 よりも前のクライアントがあるハイブリッド環境での実行
Sametime Connect 7.5 クライアントは、新旧の Sametime クライアントが混在する環境で実行できます。ただし、
7.5 よりも前のクライアントにはリッチテキストを送信できず、このようなクライアントではリッチテキストツールが無
効になります。また、[会議中] の状況に切り替えたとき、古いクライアントでは、状況アイコンなしで [オンライン]
として表示されます。
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
7.5 よりも前のサーバー設定で利用できない機能
7.5 よりも前のサーバーがある環境での 7.5 Sametime Connect クライアントでは、次の機能が利用できません。
1. 拡張されたユーザー情報と写真を持つビジネスカード
2. 選択的な [応答不可]
3. ミーティング中に自動的に [会議中] に変わる機能
4. NAT を使用する設定でのボイスチャットのサポート
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04 クライアントの問題
Firefox ブラウザだけがインストールされたマシンはサポートされない
Sametime Connect 7.5 クライアントは、マシンにインストールされているブラウザが Firefox だけという設定をサ
ポートしません。たとえば、Internet Explorer をアンインストールした Windows マシンや、Firefox だけをインストー
ルした Linux マシンはサポートされません。
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04 クライアントの問題
Linux Connect クライアントではいくつかの接続オプションが利用できない
Linux Connect クライアントは次の接続オプションをサポートしません。たとえ、利用可能になっていても、機能し
ません。
1. 認証をともなう HTTP プロキシ
2. HTTPS プロキシ
3. リバースプロキシ
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04 クライアントの問題
Linux では選択の目的に使用されるオレンジ色のフレームが描画されない
Linux の Sametime では、[共有] ダイアログ内で強調表示されているアプリケーションの回りにオレンジ色のフ
レームが描画されません。
Associated SPRs :
CHOS6Q3MDW
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04 クライアントの問題
Linux の OSS で音声の問題が発生する
Linux 用の Sametime Connect 7.5 は、デフォルトで OSS が設定されています。他のアプリケーションが OSS を
使用していると、Sametime Connect クライアントは音声を再生したり、ボイスチャットに参加することができないこ
とがあります。これは、システムサウンドをアプリケーション間で正しく共有することに関する OSS の既知の問題
です。
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
Linux: チャット履歴を印刷できない
Linux では、[チャット履歴] を選択し、[ファイル] - [印刷] を選択しても機能しません。
Associated SPRs :
VTSI6RGD5H
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04 クライアントの問題
Linux: 自動再接続は機能しない
Linux Connect クライアントでは、ネットワーク接続が失われたときの自動再接続は機能しません。この機能は、
Windows の Connect クライアントでのみ機能します。
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
ディレクトリの参照ではコミュニティごとに1つのディレクトリがサポートされる
現在、[連絡先の追加] ダイアログからのディレクトリの参照では、ユーザーがログインしている各ディレクトリごと
に 1 つのディレクトリだけがサポートされます。複数のディレクトリを追加選択できません。
Associated SPRs :
SQLI6RTB3L
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05 サーバーの問題
LDAP 属性ではインターネットメールアドレスはサポートされていない
LDAP ディレクトリを使用するよう Sametime サーバーがセットアップされている場合は、ユーザーの内部
Sametime ID 用に使用する LDAP 属性を指定するオプション設定が stconfig.nsf にあります。この設定には、
ユーザーのインターネットメールアドレスを保持する LDAP 属性を含めることはできません。もし、このような
LDAP 属性を含めると、特定のユーザーに制限されている Web 会議が正しく機能せず、ユーザーの制限に関連
するその他の機能が Sametime 内で壊れることがあります。
Associated SPRs :
JOGA6Q4PHY
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05 サーバーの問題
Lotus Domino Web システム管理は Firefox 1.5.x をサポートしない
Mozilla Firefox 1.5.x を使用して Sametime Web システム管理にアクセスするとき、リンクされた Lotus Domino
Web システム管理は Firefox 1.5.x の使用をサポートしません。Lotus Domino は Firefox 1.0.x だけをサポートし
ます。
Associated SPRs :
WQUN6NDSDT
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05 サーバーの問題
Telephony Mock サービスプロバイダと Avaya サービスプロバイダの同時インストール
Sametime サーバーでは、Mock サービスプロバイダと Avaya サービスプロバイダを同時にインストールすること
はサポートされていません。現在、Sametime 7.5 Telephony Mock サービスプロバイダのインストーラーは、
Avaya サービスプロバイダがサーバー上に存在するかどうかチェックしません (同様に、Avaya サービスプロバイ
ダも、他のサービスプロバイダがサーバー上に存在するかどうかチェックしません)。このため、ユーザーが両方
のサービスプロバイダを 1 つのサーバー上にインストールする可能性があります。この場合、正しく機能する設
定にはなりません。
この問題を避けるには、1 つの Sametime サーバーに、両方のサービスプロバイダを同時にインストールしない
でください。
Associated SPRs :
FWFW6RG9QL
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05 サーバーの問題
クラスタの異なるノードにログインするとユーザーがオフラインと表示される
メンバーリスト内のユーザーは、1 つのコミュニティと関連しています。コミュニティは、ホスト名とユーザー ID に
よって決められる固有のものです。このため、単一の論理 Sametime サーバーを表す個々のホストにログインす
ると、新しいコミュニティがそれぞれに作成されます。特定のコミュニティに関連するユーザーは、そのコミュニティ
のホストにログインしたときにのみ、在席情報を表示します。
Associated SPRs :
XLLI6RE6AE
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05 サーバーの問題
存在しないファイルを使用して名前変更タスクを作成しない
新しい名前変更タスクを作成するときに、存在しないファイルを使用すると、関数が正しく機能せず、JavaScript
エラーを返すことがあります。
Associated SPRs :
CYZG6RVGZZ
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06 ミーティングの問題
2 つのモニターはサポートされない
オンラインミーティングの画面共有機能は、2 つまたは複数のモニターをサポートしません。メインのディスプレイ
(モニター) 上のデータだけを共有できます。
Associated SPRs :
BGER6RNFCS
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06 ミーティングの問題
Linux: ミーティングページがフレームの境界と重複する
Linux で Mozilla を使用しているとき、ミーティングページがフレームの境界と重複することがあります。
Associated SPRs :
JLWN6QXAZZ
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06 ミーティングの問題
XP ユーザーが画面全体を共有したときに IME が消える
IME (Input Method Editor) がタスクバー内に最小化されていないと、ミーティング中に XP ユーザーが画面全体
を共有したときに、IME が消えることがあります。
Associated SPRs :
JLIN6LZ58V
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06 ミーティングの問題
[通話に参加] ボタンが有効になるまでに時間がかかる
オンラインミーティングでテレフォニーツールを使用するとき、テレフォニーサービスプロバイダーに接続して [通
話に参加] ボタンが有効になるまでに、しばらく時間がかかることがあります。これは、テレフォニーサービスプロ
バイダー (サードパーティー製コンポーネント) が、ユーザーの参加先のミーティングルームクライアントにどれだ
け素早く通知するかによります。
テレフォニーサービスプロバイダーが必要とする情報を入力した後は、[通話に参加] ボタンが有効になるまで、し
ばらくお待ちください。
Associated SPRs :
FWFW6RSEGB
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06 ミーティングの問題
テレフォニーでミュートが予期したとおりに動作しない
テレフォニーを使用するとき、オーディオブリッジがミュート要求に応答する方法によっては、ミュート機能が予期
したとおりに動作しないことがあります。
1. モデレーターが [すべての音声を調整] を選択したとき、モデレーターを除くすべての参加者でミュートがロック
されます。いずれかの参加者がミュートを解除したい場合は、モデレーターがその参加者のミュートを解除しなけ
ればなりません。
2. ユーザーが自分自身をミュートにするとき、ミュートがロックされることがあります。このユーザーがミュートを解
除したい場合は、モデレーターがそのユーザーのミュートを解除しなければなりません。さらに、ユーザーが自分
自身をミュートにするときは、モデレーターが常にそのユーザーのミュートを解除しなければならないことがありま
す。
Associated SPRs :
MSUN6QSRNG
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06 ミーティングの問題
プリファレンスの [ステータスメッセージ] の [会議中] 設定
1 次コミュニティ以外のコミュニティからオンラインミーティングに参加することにより、ユーザーのステータスが変
更された場合、プリファレンスの [ステータスメッセージ] セクションで、正しく [会議中] の設定にならないことがあ
ります。1 次コミュニティは、UIM クライアントをセットアップするときに使用した最初のコミュニティです。
Associated SPRs :
DGXO6QJDUU
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06 ミーティングの問題
リストにないミーティングページの日付/時刻の形式がローカライズされない
リストにないミーティングを検索するとき、検索結果の日付/時刻の形式が、言語固有の形式と異なることがあり
ます。
Associated SPRs :
YXIA6PCCFN
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06 ミーティングの問題
一部のドイツ語文字が共有アプリケーションで機能しない
Sametime ミーティングで、リモートユーザーが共有アプリケーションに特殊なドイツ語文字を入力すると、アプリ
ケーションが正しく機能しないことがあります。
Associated SPRs :
YXIA6MHCSQ
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06 ミーティングの問題
共有ウィンドウが遮られるとユーザーにはグレーで表示される
ユーザーがミーティングでアプリケーションウィンドウを画面共有しているとき、このウィンドウが他のアプリケー
ション/ウィンドウによって遮られると、ミーティングの参加者には、共有領域がグレー色で表示されます。これは、
目的のアプリケーションだけをミーティングの参加者に表示するためのセキュリティ機能です。
この問題を回避するには:
1. 共有されているウィンドウ/アプリケーションが、別のウィンドウ/アプリケーションによって遮られない
ようにする。
2. [サイズ変更可能なフレームを共有] または [デスクトップを共有] のいずれかを使用します。これによ
り、フレームまたはデスクトップが遮られなくなります。
Associated SPRs :
PNCA6LTMBZ
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
年/月の形式が [カレンダー] ダイアログでローカライズされない
ミーティングセンターの [カレンダー] ダイアログで、年/月の形式が、あらかじめ定義された言語固有の形式に従
わないことがあります。
Associated SPRs :
SMHG6MH9BK
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06 ミーティングの問題
複数のミーティングに参加するユーザー
ユーザーが一度にログインできるのは、1 つの Sametime サーバー上の 1 つのミーティングだけです。ただし、コ
ミュニティサービスクラスタが作成されている場合のみ、ユーザーは一度に複数のミーティングまたは Web 会議
に参加できます。
ユーザーが 1 つのミーティングにログインし、その後で別のミーティングにログインしようとすると、ユーザーは最
初のミーティングから退室させられ、2 番目のミーティングからはアクセスを拒否されます。この問題を解決するに
は、コミュニティサービスクラスタを作成し、ホーム Sametime サーバーの設定でこのクラスタを指定します。
Associated SPRs :
TPAE6L4LU5
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06 ミーティングの問題
変換サービスの失敗でエラーメッセージが生成されない
Sametime 7.5 では、変換をリモートサーバーで実行するよう変換サービスを設定できます。何らかの理由で、変
換プロセスの実行中にこのリモートサーバーへ接続できなくなった場合、ユーザーの画面にはエラーメッセージが
表示されません。これによる唯一の問題は、ホワイトボードにファイルが添付されないことです。ただし、詳細なエ
ラーメッセージはログに出力されます。
Associated SPRs :
TZHU6Q99BX
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03 国際化の問題
i5/OS: Web からランゲージパックをインストールするときはトルコ語のロケールを避ける
トルコ語のロケール設定で、Web ダウンロードバージョンを使用して i5/OS ランゲージパックのインストールを試
みると、利用可能な一部の言語が選択用に表示されません。
「RSTLSTLNG」コマンドを実行してランゲージパックをインストールする前に、システムロケールを一時的にトルコ
語以外に設定する必要があります。たとえば、次のように指定します。
CHGSYSVAL SYSVAL(QLOCALE) VALUE(*NONE)
ランゲージパックのインストール後、システムロケールをトルコ語に戻します。
メモ: CD からランゲージパックをインストールする場合は、この問題は発生しません。
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03 国際化の問題
Linux: [ログイン] ページで日付が正しく表示されない
Linux で実行しているとき、[管理] - [モニター] - [ログイン] ページで日付または時刻が読めない文字で表示さ
れることがあります。
Associated SPRs :
KJJG6RG9H9
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03 国際化の問題
クリックしてコールがトルコ語のロケールでは正しく機能しない
トルコ語のロケール設定では、Click-To-Call が予期したとおりに機能しないことがあります。
Associated SPRs :
LLCY6QYFVS
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03 既知の制限、問題と回避策
02 接続上の問題
Lotus Domino LDAP から取得したビジネスカードの情報に "$" 文字が含まれる
Lotus Domino LDAPは "$" 記号を postalAddress 属性に追加します。このため、Lotus Domino LDAP から
ユーザーの詳細情報を取得するときに、[ロケーション] に "$" 記号が含まれます。このフィールドの値は、アドレ
ス帳の 3 つの異なるフィールド ([市区町村]、[都道府県]、および [国/地域]) を連結したものであるため、対策と
しては、これらのいずれかのフィールドだけに入力します。
Associated SPRs :
XLLI6S3BKT
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03 既知の制限、問題と回避策
02 接続上の問題
ボイスチャットは 1 次コミュニティでのみ機能する
ボイスチャットセッションは、1 次コミュニティ内のユーザーに対してのみ作成できます。追加コミュニティを定義し
た場合、他のコミュニティのユーザーに対してもボイスチャットのメニューは有効になりますが、このリリースでは、
ボイスチャットは 1 次コミュニティのユーザーにのみ機能するよう制限されています。
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07 Web 会議
Google デスクトップ検索を使用しているときに Internet Explorer がハングする
特定のケースで、Web 会議に参加しようとすると、Internet Explorer が応答しなくなることがあります。この問題
は、次の状況のときに発生します。
Google デスクトップ検索が実行されている
z
z
会議への参加に Internet Explorer 6 ブラウザが使用されている
z
JVM として Sun Java プラグイン 1.5 以上が使用されている
対策
1. サポートされている別のブラウザを使用してミーティングに参加します。たとえば、Mozilla ブラウザ 1.4.1 以
上 (Sametime 6.5.1 用)、または Netscape ブラウザ 7 以上 (Sametime 3.1 用) を使用します。
2. Sun Java プラグインの古いバージョン (たとえば、1.4.2_08 など) を使用します。
3. Google デスクトップ検索ツールをアンインストールします。
Associated SPRs :
KDZN6EEMWU
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01 インストールの問題
Domino ディレクトリの xACL が有効な場合は Sametime のセットアップが失敗する
現在、Domino ディレクトリ (names.nsf) で拡張 ACL (xACL) を使用するよう設定されていると、Sametime は正しく
インストールされません。Sametime を正しくインストールするには、最初に、Domino ディレクトリの xACL サポー
トを無効にする必要があります。Sametime のインストール後、xACL を再び有効にすることができます。拡張
ACL のサポートを設定するには、Lotus Notes Client で names.nsf を開き、[ファイル] - [データベース] - [アクセ
ス制御] を選択し、[詳細] タブを選択します。
Associated SPRs :
JFWG6SH2EQ
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
Linux クライアントで顔文字とイメージを受信するときの問題
Windows Connect クライアントから Linux Connect クライアントへ送信された顔文字およびイメージの受信に既知
の問題があります。この問題では、Linux クライアントでイメージが表示されません。Linux から Linux クライアント
への送信、または Linux から Windows クライアントへの送信では、この問題は発生しません。
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03 既知の制限、問題と回避策
04 クライアントの問題
一部の自動起動リンクを機能させるために Acrobat Reader のインストールが必要
「リリース情報」、「インストールガイド」、および「システム管理ガイド」の自動起動リンクは、Acrobat Reader がイ
ンストールされていないと機能しません。
Associated SPRs :
VROI6S3QWB
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05 サーバーの問題
AIX - Lotus Domino が DA.nsf を介して LDAP サーバーへの SSL 接続に失敗する
この問題は、特に AIX 上の Lotus Domino 7 に関連します。[リモートサーバーの証明書でサーバー名を検証す
る(Verify server name with remote server's certificate)] オプションが有効になっている場合、LDAP SSL は
Windows と Solaris のどちらでも同じ手順で機能します。これは、AIX 上 のLotus Domino 6.5.1 でのみ機能しま
す。
Lotus Domino Server での対策は、DA.nsf データベースで [リモートサーバーの証明書でサーバー名を検証す
る] オプションを無効にすることです。
Associated SPRs :
HWFN6RKE7M
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05 サーバーの問題
i5/OS (iSeries) で一部の DBCS ユーザー名が正しくログインできない
i5/OS (iSeries) では、ユーザー名に DBCS 文字が含まれるユーザーは正しくログインできないことがあります。
対策
Lotus Domino コンソールで「tell adminp process」コマンドを実行します。このコマンドを実行しても、一部の
DBCS ユーザー名 (例: 王、密碼、瞳) はログインできません。
Associated SPRs :
SMHG6RZ95H
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05 サーバーの問題
Sametime 7.5 へのアップグレードによって Avaya Service Provider が壊れる
Sametime 7.0 を Sametime 7.5 にアップグレードすると、既存の Avaya Telephony Service Provider の機能が停
止します。ミーティングをスケジュールするときに、テレフォニーサービスについて 「設定の検索に失敗した」こと
が、エラーメッセージによって通知されます。これは、Sametime のアップグレードによって、サービスプロバイダー
のロードに使用されるいくつかのレジストリ値が上書きされるために発生します。簡単な対策としては、サービス
プロバイダーの設定をバックアップし、サービスプロバイダーをアンインストールした後で、サービスプロバイダー
を再インストールします。7.0 Avaya Service Provider がインストールされていて、Sametime 7.5 をアップグレード
するときは、次の手順に従ってください。
1. <Domino bin dir>/conference-adapter-configuration.xml および <Domino bin dir>/dial-plan.xml をバックアップしま
す。
2. サービスプロバイダーをアンインストールします。
3. サービスプロバーダーを再インストールします。
4. conference-adapter-configuration.xml および dial-plan.xml を復元します。
最も重要なことは、Sametime をアップグレードした後で、既存のサービスプロバイダーをアンインストールし、そ
れを再びインストール (または新しいバージョンをインストール) することです。新しいバージョンのサービスプロバ
イダーをインストールする (または、サービスプロバイダーをアップグレードする) 場合は、設計ファイルの形式が
変更されていることがあるので注意が必要です。詳細については、このリリース情報の「サービスプロバイダーの
アップグレード後に、テレフォニーサービスを利用できない」を参照してください。
Associated SPRs :
MTCL6SH5FH
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05 サーバーの問題
Sametime サーバーが Lotus Domino LDAP を使用するときの簡易検索
Lotus Domino LDAP を使用するサーバーに UIM が接続されている場合は、UIM の簡易検索オプションは別の
方法で使用しなければなりません。簡易検索オプションでユーザーを見つけるには、名前全体を入力してくださ
い。名前の一部を入力するだけでは不十分です。
Associated SPRs :
WXUU6NDBNR
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05 サーバーの問題
STReflector サービスは、システム管理サービスの概要リストには表示されない
Sametime 7.5 サーバーで [サーバーの管理] リンクを選択すると、サーバーで実行されているプロセスのリストが
表示されます。STReflector サービスは、このリストには表示されません。
STReflector プロセスが実際にサーバー上で実行されていることを確認するには、Windows のタスクマネージャ
を使用し、リスト内で "streflector.exe" タスクを探します。このタスクがリストに表示されていると、サービスは実
行されています。
また、[コントロールパネル] で [管理ツール] - [サービス] を選択すると、"ST Reflector" サービスが [開始] ス
テータスでリストに表示されています。UNIX の場合も同様で、サーバー上で実行されているプロセスのリストを入
手し、streflector が実行されていることを確認します。
Associated SPRs :
HWFN6QSCYX
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05 サーバーの問題
UNIX Mock Service Provider がインストールされていても、テレフォニーを利用できない
Telephony Mock Service Provider Unix をインストールしても、オンラインミーティングセンターでテレフォニーオプ
ションが有効にならないことがあります。このようなケースでは、すべてのテレフォニーコンポーネントは通常どお
りインストールされますが、テレフォニーが有効になっていません。これは、非常に希に発生する問題です。この
問題が発生した場合は、次の手順を手動で実行し、テレフォニーを有効にしてください。
1. サーバーを停止します。
2. Lotus Notes Client で stconfig.nsf データベースを開きます。
3. MeetingServices 文書を開きます。
4. "Audio Bridge Services" フィールドおよび "Telephony Services" フィールドを "true" に設定します。
5. 文書を保存して閉じます。これで、テレフォニー機能が有効になりました。
6. サーバーを再起動します。
Associated SPRs :
FWFW6RL85X
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05 サーバーの問題
[ユーザーへのポリシーの割り当て] ページは Java VM を検出しない
[ユーザーへのポリシーの割り当て] ページにアクセスするときは、サポートされている Java VM が必要です。こ
のページは、サポートされている JVM がインストールされているか正しく検出できません。
Associated SPRs :
HWFN6QR6RZ
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05 サーバーの問題
サービスプロバイダのアップグレード後に、テレフォニーサービスを利用できない
Avaya Service Provider のアップグレードは、次の状況で失敗することがあります。
1) Sametime 7.0 + Telephony Toolkit + Avaya Service Provider 7.0 で開始する。
2) Sametime 7.5 へアップグレードする。
3) Avaya Service Provider 7.5 へアップグレードする。
この場合、テレフォニーサービスが起動に失敗します。ユーザーがミーティングの開始を試みると、「設定の検索
に失敗しました」というようなエラーメッセージが表示されます (ミーティングは正しく機能し続けますが、テレフォ
ニーサービスは利用できません)。このようなことが発生するのは、Sametime 7.5 へのアップグレードによって、テ
レフォニーサービスの初期化に必要ないくつかのレジストリ値が上書きされるからです。テレフォニーのアップグ
レード時には、これらのレジストリを復元するために必要なアクションが実行されません。7.0 Avaya Service
Provider がインストールされていて、これをアップグレードしたい場合は、最初に、既存のサービスプロバイダをア
ンインストールしてください。また、Sametime 7.0 から Sametime 7.5 にアップグレードしたい場合は、Sametime を
アップグレードした後に、新しいサービスプロバイダーをインストールしてください。
Sametime 7.0 + Avaya Service Provider 7.0 から Avaya Service Provider 7.5 へアップグレードする手順:
1. <Domino bin dir>/conference-adapter-configuration.xml および <Domino bin dir>/dial-plan.xml をバックアップしま
す。
2. サービスプロバイダーをアンインストールします。
3. Sametime 7.5 へアップグレードします。
4. 新しいサービスプロバイダーをインストールします。
5. (1) のバックアップを使用して、サービスプロバーダーを再設定します。
Sametime 7.5 + Avaya Service Provider 7.0 から Avaya Service Provider 7.5 へのアップグレード手順:
1. <Domino bin dir>/conference-adapter-configuration.xml および <Domino bin dir>/dial-plan.xml をバックアップしま
す。
2. サービスプロバイダーをアンインストールします。
3. 新しいサービスプロバイダーをインストールします。
4. (1) のバックアップを使用して、サービスプロバーダーを再設定します。
バージョン間で設定ファイルの形式が異なることがあるので、バックアップした設定データを復元するときは注意
が必要です。安全を期すために、バックアップファイルの情報を使用して、設定データを手動で再入力してくださ
い。
詳細については、このリリース情報の「Sametime 7.5 へのアップグレードによって Avaya Service Provider が壊
れる」を参照してください。
Associated SPRs :
FWFW6S39KJ
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05 サーバーの問題
チャットの自動保存に関するポリシーを有効/無効にする
システム管理者のページには、クライアントで自動的にチャットを保存する機能に対応するユーザーインター
フェースがありません。デフォルトでは TRUE の意味になるので、7.5 Connect を使用するすべてのユーザーは、
デフォルトでチャットが自動的に保存されます。
システム管理者が、定義したポリシーの一部でこの属性の値を変更したい場合は、次の手順に従う必要がありま
す。
例
1.
2.
3.
4.
5.
- チャット履歴の自動保存の属性
stpolicy.nsf を開きます。
更新したいポリシー文書を選択します。
編集モードに切り替えます (文書フォームをダブルクリックします)。
[チャット履歴の自動保存(Auto save chat history)] 属性 (ID = 2004) を見つけ、その値を更新します。
必要であれば、Selector フィールドの値を更新します。
- これがデフォルトのポリシーセットであり、システム管理者がすべてのユーザーポリシーでこの属性を変更
したい場合は、"selector" フィールドの値を 2 に設定します。
- これが特定のポリシーセットであり、システム管理者がチャットの自動保存について、デフォルトポリシー
から [チャットの自動保存] 属性の値を引き継ぎ、さらにデフォルトポリシーでの値の変更をすべて引き継ぐ
場合は、"selector" フィールドの値を 1 に設定します。
- "selector" フィールドのデフォルト値は 0 で、ポリシー定義の値が効力を持つことを意味します。
6. 文書を保存します。
7. 更新したいすべてのポリシー文書について、2~6 の手順を繰り返します。
8. stpolicy.nsf を閉じ、ST Policy サービスを再起動します。
Associated SPRs :
CGAL6PWL2G
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05 サーバーの問題
ポリシーリストのページに [ポリシー検索フィルタ] リンクが表示される
Domino ディレクトリ (アドレス帳) を使用するよう Sametime サーバーが設定されているいるときに、ポリシーリス
トのページで [ポリシー検索フィルタ] リンクが誤って表示されます。このリンクは、サーバーが LDAP を使用する
よう設定されているときに表示されなければなりません。
Associated SPRs :
LJWG6R9AR8
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03 既知の制限、問題と回避策
05 サーバーの問題
ユーザーへのポリシーの割り当てで、ディレクトリを選択するよう誤って表示される
[ユーザーへのポリシーの割り当て] ページで、ユーザーまたはグループを追加するためにディレクトリを選択す
るよう誤って表示されることがあります。[Policy Assign Users] アプレットは、Sametime 用に設定されているすべ
てのディレクトリを検索します。
Associated SPRs :
CFAN6QWKQX
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03 既知の制限、問題と回避策
05 サーバーの問題
変換サービスと誤った拡張子を持つファイル
異なる (誤った) 拡張子を使用してファイル名が変更されると、変換サービスは誤った拡張子を用いてファイルの
変換を試みます。結果として、変換サービスが、正しく変換されていない多数のイメージを変換済みディレクトリに
作成することがあります。これらのイメージは最終的には消去されますが、イメージの作成プロセスが完了するま
でに長時間かかり、変換サービスが応答していないように感じられます。なお、プロセスは最終的には終了しま
す。
Associated SPRs :
JMET6REKK9
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03 既知の制限、問題と回避策
05 サーバーの問題
変換サーブレット: コンソールでのサーブレットの初期化エラー
Sametime 7.5 変換サービスが Lotus Domino のサーブレットとしてインストールされているとき、特定の条件で、
次のようなエラーが Lotus Domino コンソールに表示されることがあります。
Error occurred while initializing Servlet (stconversion)
06/12/2006 04:48:45 PM HTTP JVM: -----Servlet Information ----- Servlet name:
stconversion Servlet class : com.lotus.sametime.conversionservlet .ConversionServl
et Servlet state : <Error> Configuration parameters : SametimeDiagnostics .filepath
=SametimeDiagnostics _CS.properties
06/12/2006 04:48:45 PM HTTP JVM: java.lang.NoClassDefFoundError : com/lotus/same
time/mime/MultiPartMimeFactory : com/lotus/sametime/mime/MultiPartMimeFactory
通常、この問題は、Lotus Domino サーブレットとしてインストールされている Sametime 7.5 変換サービスをアン
インストールし、再び Lotus Domino サーブレットとしてインストールしたときに発生します。原因は、変換サービス
のアンインストールの際に、servlets.properties が消去されないためです。対策としては、変換サービスをアンイ
ンストールした後に、Lotus Domino のデータディレクトリ内にある servlets.properties ファイルから、stconversion
サーブレットのエントリを削除します。servlets.properties に stconversion のエントリだけが含まれる場合は、
servlets.properties ファイル自体を削除できます。この後で変換サービスを Lotus Domino サーブレットとして再イ
ンストールすると、問題は発生しません。
Associated SPRs :
FWFW6QPCG6
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
Linux - IBM JVM 1.4.2 を Firefox とともに使用するときのクラッシュ
Linux の特定の設定では、IBM JVM 1.4.2と Firefox ブラウザを使用すると、ミーティングルームクライアントがク
ラッシュすることがあります。
Firefox のヘルプによると、Firefox は gcc3.2 でビルドされているため、Firefox とともに使用するどの Java プラグ
インも gcc3.2 でビルドする必要があります。Firefox のプラグインディレクトリにリンクされている標準の
libjavaplugin_oji.so は、IBM のディストリビューションでは gcc3.2 でビルドされていないため、代わりに
libjavaplugin_ojigcc3.so をリンクしなければなりません。
Firefox のプラグインディレクトリで、次のコマンドを実行します。
ln -s /opt/IBMJava2-142/jre/bin/libjavaplugin_ojigcc3.so libjavaplugin_oji.so
この変更により、ミーティングルームクライアントのロードが成功し、ブラウザはクラッシュしません。
Associated SPRs :
TZHU6MYDAB
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
[スライド] パネルにテキストファイルが表示されない
ミーティング中の [スライド] パネルで、テキストファイル以外の種類のファイルはすべて正しく表示されるのに、テ
キストファイルだけが表示されないことがあります。
対策
1. Sametime 変換サービスを実行しているシステム (UNIX)、または Sametime サーバー (Win32) で、次の 2 つ
のレジストリ設定を削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\SCC\Viewer Technology\OEM5H
HKEY_CURRENT_USER\Software\SCC\Viewer Technology\OEM5H
2. Sametime および変換サービスを再起動します。
3. 最初の添付ファイルがテキストファイルでないことを確認します。
z
z
Associated SPRs :
ZYDU6R3MMC
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
テレフォニーベースのミーティングは編集できない
テレフォニーオプションが含まれるミーティングを予約すると、後でこのミーティングを編集したり、テレフォニーオ
プションを削除したりすることはできません。テレフォニーはいつでも予約済みのミーティングに追加できますが、
一度追加した後は削除できません。
対策
予約済みミーティングのテレフォニーオプションを削除するには、既存のミーティングを削除し、テレフォニーオプ
ションを持たない新しいミーティングを同じ時間で作成します。
Associated SPRs :
MSXU6RPCYU
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
ミーティングパスワードに特定の文字を使用しない
パスワードで保護されているミーティングのパスワードに次の文字が含まれていると、ブラウザでユーザーにエ
ラーが表示されることがあります。
\
ø
æ
å
µ
€
£
(バックスラッシュ)
(スラッシュ付きの o)
(二重母音の ae)
(オングストローム)
(ミュー)
(ユーロ記号)
(ポンド記号)
これらの文字は、ミーティングパスワードには使用しないでください。
Associated SPRs :
XLZO6MG8BK; BGBG6L99SE; BGBG6M8ADR
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
ミーティング名に特定の文字を使用しない
次の文字がミーティング名に含まれていると、ミーティング名が正しく表示されなかったり、ユーザーがミーティン
グに正しく参加できないことがあります。
\
''
&
µ
(バックスラッシュ)
(シングルクォート)
(アンパサンド)
(ミュー)
これらの文字は、ミーティング名には使用しないでください。
Associated SPRs :
HYWU6LUCYS; BCHG6LSFZJ; JLIN6M26BC; LWLW6LR7GG
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
ユーザーがミーティングを退室したときに [会議中] の状況がリセットされない
ミーティングクライアントのプリファレンスでは、ユーザーがミーティングに参加したとき、またはミーティング内で共
有機能を使用しているときに、オンライン状況を自動的または手動で [会議中] に変更するように設定できます。
ユーザーがこのように設定していても、ミーティングを退室したときに、オンライン状況が自動的に [応答可] に戻
らないことがあります。
ユーザーは、ミーティングクライアントでオンライン状況を手動で [応答可] に変更できます。
Associated SPRs :
YLIN6MYFGE
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
ユーザー名にはダブルクォートを使用しない
ダブルクォート (" ") を含む LDAP ユーザー名でログインすると、エラーが発生します。ユーザー名にはダブル
クォートを使用しないでください。
Associated SPRs :
VTSI6P9B7B
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
一部の .SDD ファイルが変換されず、ミーティングに追加されない
このリリースの Sametime では、特定の .SDD ファイルが変換されず、ミーティングに追加されません。この問題
は StarOffice Impress および OpenOffice Impress の .SDD ファイルで再発しました。これは、変換サービスでの
Stellent フィルタに関連するサードパーティ製のソフトウェアの問題です。
この問題が発生しても、ユーザーにはエラーメッセージは表示されません。唯一の症状は、ホワイトボードにファ
イルが表示されないことです。ただし、エラーメッセージはログには出力されています。
Associated SPRs :
TZHU6QYF26
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
記録されたミーティングに対するディスクスペースの制限
システム管理ツールを使用して、ミーティングの記録を終了するタイミングの制限を設定することは、ルームサー
バー(roomservers) には機能しません。現時点では、既知の対策はありません。
Associated SPRs :
FWFW6PU42Y
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
記録済みミーティングのパスワードに特定の文字を使用しない
ミーティングパスワードで i18n (国際化/ローカライズ) 文字が使用されていると、記録済みミーティングが正しく再
生されないことがあります。記録済みミーティングのパスワードには、i18n 文字を使用しないでください。
Associated SPRs :
BFAG6RD3TV
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
議長を変更したときに、前の議長がプレゼンターにならない
ミーティングの議長が別のユーザーを議長にすると、前の議長はプレゼンターにならず、参加者になることがあり
ます。新しい議長が [許可の設定] ダイアログで前の議長に権限を与えると、前の議長はプレゼンターになりま
す。
Associated SPRs :
TZHU6LCDCS
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
招待されたサーバー - 7.0 と 7.5 ではホワイトボードポインタに違いが生じる
Sametime 7.5 および Sametime 7.0 の招待済み環境では、ホワイトボードツールのポインタアイコンに違いが生
じる可能性があります。Sametime 7.5 では、ポインタツールは新しい「スタンプ」ツールに置き換えられました。前
のホワイトボードのポインタツールでは、さまざまなイメージを選択できましたが、Sametime 7.5 では 1 つのスタ
ンプイメージだけを利用できます。
7.0 ユーザーがさまざまなポインタイメージをホワイトボード上に配置したとき、これらは 7.5 のホワイトボードで正
しく表示されます。ただし、1 つだけ例外があり、指のイメージは、スタンプイメージ (金色の星) として表示されま
す。
Associated SPRs :
XYYZ6P3HYQ
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
存在しない記録済みミーティングファイルはインポートしない
Sametime ミーティング中に、存在しない記録済みミーティングファイルをインポートしようとしても、インポートは正
しく機能しません。存在しない記録済みミーティングファイルをインポートしないでください。
Associated SPRs :
CYZG6QD7TU
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03 既知の制限、問題と回避策
06 ミーティングの問題
通話プロパティの設定後に [通話に参加] ボタンが無効になる
テレフォニーが含まれるミーティングに参加するとき、ユーザーは通話に参加する前に通話プロパティを入力しな
ければなりません。正しい通話プロパティを入力した後も、[通話に参加] ボタンが誤って無効のままで表示される
ことがあります。ユーザーがいったんミーティングを退室し、再び参加すると、[通話に参加] ボタンは有効になり
ます。
Associated SPRs :
FWFW6R6GU8
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
Linux: 四角形の記号が表示される
ミーティングルームクライアントなどで、四角形の記号が誤った場所に表示されることがあります。
対策
繁体中国語が使用されている次の例では、以下の手順を実行します。
1. ファイル ~/JAVA_HOME/lib/font.properties.zh_TW.Redhat を開きます。次の文字列がある場合は、
filename.-arphic_technology_co.-ar_pl_mingti2l_big5-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-iso1064
6-1=/usr/share/fonts/zh_TW/TrueType/bsmi00lp.ttf
ファイル bsmi00lp.ttf をパス /usr/share/fonts/zh_TW/TrueType/ に追加してください。
2. RedHat の /usr/share/fonts/zh_TW/TrueType/* をコピーし、SuSE の同じパスに貼り付けます。SuSE に
このパスがないときは、パスを作成します。
3. ~/JAVA_HOME/lib/ に、cp font.properties.zh_TW.Redhat font.properties.zh_TW を入力します。
4. ~/mozilla/ に、 export LANG=zh_TW LC_ALL=zh_TW を入力し、次に ./mozilla を入力します。
Associated SPRs :
GZSI6PU6JT
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
Macintosh: UIM でノルウェー語のロケールのネイティブ UI が表示されない
Macintosh では、UIM 更新マネージャで、ノルウェー語のロケールのネイティブ UI が表示されないことがありま
す。
対策
UIM がインストールされているフォルダの Sametime.INI ファイルに、「-Duser.language=no」を手動で追加します。
これによって、ノルウェー語の UI が表示されます。
Associated SPRs :
BCHG6QCB49
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
UIM プラグインのダウンロードパスに日本語の文字を使用しない
プラグインのダウンロードパスの一部に日本語の文字が使用されていると、UIM 更新マネージャでエラーが発生
することがあります。ダウンロードパスには日本語の文字を使用しないでください。
Associated SPRs :
SMHG6R2AT4
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
ミーティングの終了時に文字化けしたメッセージがユーザーに表示される
Lotus Domino サーバー文書の Web 公開で UTF-8 が有効になっていない場合は、ミーティング終了時の確認
メッセージが文字化けして表示されることがあります。
対策
Lotus Domino サーバー文書で UTF-8 を有効にします。
Associated SPRs :
KJJG6R9AKP
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
ユーロ記号が正しく表示されない
記録されたミーティング名にユーロ記号 (€) が含まれていると、ミーティングの削除をユーザーに確認するメッ
セージで、ユーロ記号が正しく表示されないことがあります。
対策
Lotus Domino サーバー文書で UTF-8 を有効にします。
Associated SPRs :
YXIA6PCAZK
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03 既知の制限、問題と回避策
03 国際化の問題
添付ファイル名にユーロ記号を使用しない
ファイル名にユーロ記号 (€) が含まれるファイルを添付すると、Sametime サービスに悪い影響を与えることがあ
ります。添付ファイルのファイル名にはユーロ記号を使用しないでください。
Associated SPRs :
BCHG6M4CUY
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03 既知の制限、問題と回避策
02 接続上の問題
Lotus Domino LDAP 用の会社名の設定
Sametime サーバーが Lotus Domino LDAP ディレクトリを指しているとき、ビジネスカードに会社名を表示するに
は、サードパーティ製の LDAP 管理ツールを使用して LDAP "ou" 属性に値を追加してください。アドレス帳には
LDAP 属性 "ou" 用の非表示フィールドがありますが、アドレス帳ではこのフィールドを設定できません。
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03 既知の制限、問題と回避策
02 接続上の問題
UserInfo サーブレットが更新を処理するときのエラーを防止する
システム管理者の変更による更新を UserInfo サーブレットが処理するときのエラーを防止するには、次の手順
が必要です。
1. UserInfoConfig.xml ファイルで、"ReadStConfigUpdates" タグの値プロパティを 'True' に設定します。
2. HTTP サービスを再起動します。
メモ: この問題は、Domino ディレクトリとともに機能するよう設定された Sametime サーバーにのみ影響します。
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03 既知の制限、問題と回避策
02 接続上の問題
UserInfo による Lotus Domino 6.5.1 LDAP ディレクトリからの写真の取得
バイナリデータは Lotus Domino 6.5.1 LDAP ディレクトリから正しく取得できないため、UserInfo がLotus Domino
6.5.1 LDAP ディレクトリからデータを取得するよう設定されている場合は、写真は取得されません。Lotus Domino
LDAP ディレクトリから写真を正しく取得するには、この問題が解決されている Lotus Domino 6.5.4 以上にディレ
クトリをアップグレードする必要があります。
Associated SPRs :
DWWL6S4CK3
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04 ドキュメントの更新
AIX / Solaris: Sametime サーバーへのファイル転送
「Sametime セキュリティを操作する」では、Solaris または AIX オペレーティングシステム用に SSL をサポートす
るよう Lotus Domino HTTP サーバーをセットアップする方法が説明されています。この中で、サーバー (Lotus
Domino Server であって、Sametime サーバーではありません) へのファイルの転送方法を記載した「サーバーに
ファイルを転送する(Solaris または AIX)」に、Solaris または AIX オペレーティングシステムで実行されている
Sametime サーバーへの Web ブラウザ接続を SSL を使用して暗号化するために必要な手順が書かれていま
す。この手順の 2 番目では、FTP を使用して、ファイルを現在の場所から Lotus Domino Server のデータディレ
クトリに転送するようになっています。更新された手順は、次のとおりです。
z
FTP を使用して、keyfile.kyr ファイルと keyfile.sth ファイルを、ご使用になっている Notes Client
のデータディレクトリから Lotus Domino Server のデータディレクトリ (たとえば、/local/notesdata
directory) に転送します。
Associated SPRs :
LJWG6SGDX3
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04 ドキュメントの更新
EMS およびミーティングサービスクラスタのセットアップ
Sametime クライアント用にポート 80 で HTTP トンネリングを選択することは可能です。必要な場合に、このオプ
ションを選択しない理由はありません。Sametime サーバーのインストールによって、Sametime クライアント用に
ポート 80 で HTTP トンネリングを有効にするオプションが提供されます。
参考: Sametime サーバーのインストール時に、このオプションを選択しないでください。EMS に追加される
Sametime サーバーは、ポート 80 で HTTP トンネリングをサポートするよう設定できません。
Associated SPRs :
SGAO6S87ZC
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04 ドキュメントの更新
EMS クラスタとウイルス対策ソフトウェアのインストール
ヘルプ文書トピック「ウイルス対策スキャニングのインストール (省略可能)」は、誤った親トピックの下にリストされ
ています。J2EE インフラストラクチャーをインストールした後でウイルス対策ソフトウェアをインストールすると、
EMS サーバー上の sametime.ini ファイルが変更されるため、ウイルス対策ソフトウェアは (インストールする場
合)、「EMS コンピュータへの J2EE インフラストラクチャーのインストール」のコンポーネントではなく、「Enterprise
Meeting Server のデプロイ」のコンポーネントとしてインストールする必要があります。
Associated SPRs :
SGAO6S89NZ
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04 ドキュメントの更新
EMS: EAR ファイルを配置する
Enterprise Meeting Server とミーティングサービスクラスタをセットアップするときの、EAR ファイルの配置手順が
変更されました。公開されているシステム管理者ガイドでの手順に対応する手順を番号ごとに示します。修正さ
れた以下の手順を実行するときは、太字の部分を追加し、打ち消し線の部分を削除してください。
7.
[デフォルト・バインディングの生成] チェックボックスをオンにします。
8.
[既存バインディングをオーバーライドする] を選択します。
9.
[Web モジュールのデフォルト仮想ホスト名] のラジオボタンをオンにします。
10.
[次へ] をクリックします。
11.
[アプリケーション・セキュリティー警告] ページで、[続行] をクリックします。
12.
[次へ] をクリックします。
12.a
[エンタープライズアプリケーションとモジュールをインストールするオプションの指定] で、[次へ] をク
リックします。
13.
[ステップ 2: モジュールをサーバーにマップ] で:
リストから、サーバー名 (インストールされている .ear ファイル) と webserver1 を選択し、[STAdmin EJB]
および [STAdmin WAR] のチェックボックスをオンにします。[適用] をクリックします。
14.
[次へ] をクリックします。
14.a [EJB デプロイを行うためのオプションの提供] の [EJB デプロイのオプション - データベースのタイプ]
フィールドで [DB2UDB_V82] を選択します。[次へ] をクリックします。
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
す。
[次へ] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[ステップ 6: リソース参照をリソースにマップ] で jdbc/SametimeDataSource を選択します。
[デフォルト・メソッドを使用] フィールドで [Node01/db2admin] を選択します。
[STServer EJB] および [STServer War] のチェックボックスをオンにします。
[次へ] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[ステップ 8: セキュリティー役割をユーザー/グループにマップ] で、次のチェックボックスをオンにしま
stadmin
stmanager
stservices
24.
25.
[ユーザーのルックアップ] をクリックします。
[検索ストリング] フィールドで、WAS/EMS 管理者のユーザー名を入力し、[検索] をクリックします。
Associated SPRs :
SGAO6S97QW
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04 ドキュメントの更新
アクセス制御リスト (ACL) に追加する名前の形式
stconfig.nsf データベースが開いている状態で、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] を選択します。
[ユーザーの追加] ダイアログボックスで、WAS/EMS Admin 名を次の形式で手動で追加します。
sametime admin/Lexington/ibm/us
Associated SPRs :
VROI6H3UUJ
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04 ドキュメントの更新
テレフォニーのサポートを有効にする
テレフォニーサービスをスタンドアロンの Sametime ミーティングサーバーにインストールするとき、テレフォニー
はインストールによって有効になります。これらのミーティングサーバーを管理されたミーティングクラスタに追加
するときは、UI コンポーネントを表示するために、テレフォニーを有効にする必要があります。これによって、ユー
ザーがミーティングにテレフォニーを追加できるようになります。
これを行うには、DB2 の STCONFIG.ORGANIZATION 表で AUDIOBRIDGEENABLED の値を "false" から "true" に更
新する必要があります。以下の方法を使用します。
db2 コマンドウィンドウから、次のコマンドを発行します。
z
Sametime に接続します。
z
stconfig.organization を更新します。AUDIOBRIDGEENABLED を "true" に設定し、[Enter] を押しま
す。
z
Sametime への接続を終了します。
z
Enterprise Meeting Server と roomservers を再起動します。
Associated SPRs :
BGOD6QSKR9
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04 ドキュメントの更新
Domino ディレクトリ選択後の LDAP 接続のセットアップ
.DLL ファイルをコピーして名前を変更するとき、および構成データベースで LDAP 文書を作成した後に Notes.ini
ファイルまたは Sametime.ini ファイルを編集するときの、.DLL ファイルへのパスが変更されました。
.DLL ファイルのコピーと名前変更、Notes.ini ファイルの編集、または Sametime.ini ファイルの編集
この手順は、サーバーのインストールで Domino ディレクトリを選択したときに、Sametime を LDAP サーバーに
接続できるようにするための 9 つの手順の 6 番目です。
この時点で実行する操作は、Sametime サーバーが Windows、AIX/Solaris、または IBM i5/OS のどのオペレー
ティングシステムで実行されているかによって異なります。
z
Sametime サーバーが Windows オペレーティングシステムで実行されている場合は、C:\Program
Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap (Lotus Domino がインストールされているデフォルトのディレク
トリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリから一部の .DLL ファイル
を C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは $installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコ
ピーし、名前を変更する必要があります。
z
Sametime サーバーが AIX/Solaris オペレーティングシステムで実行されている場合は、Sametime.ini ファ
イルを編集する必要があります。
z
Sametime サーバーが IBM i5/OS オペレーティングシステムで実行されている場合は、Notes.ini ファイル
を編集する必要があります。
ご使用になっている環境に適した以下の手順を実行してください。
DLL ファイルのコピーと名前変更 (Windows のみ)
Sametime サーバーが Windows オペレーティングシステムで実行されている場合は、次の手順を実行します。
1. Sametime サーバーに、ファイルをコピーする作業ディレクトリを作成し、コピーしたファイルの名前を変更で
きるようにします。
2.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされ
ているデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ
から "STAuthenticationLdap.dll" を作業ディレクトリにコピーします。
3.
4.
作業ディレクトリで "STAuthenticationLdap.dll" ファイルを "STAuthentication.dll" に名前変更します。
名前を変更した "STAuthentication.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーします。
メモ "STAuthentication.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーすると、同じ名前の既存のファイルが上書きされま
す。
5.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされ
ているデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ
から "STGroupsLdap.dll" を作業ディレクトリにコピーします。
6.
7.
"STGroupsLdap.dll" ファイルを "STGroups.dll" に名前変更します。
名前を変更した STGroups.dll ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーします。
メモ "STGroups.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーすると、同じ名前の既存のファイルが上書きされま
す。
8.
9.
10.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリから "STResolveLdap.dll" ファイルを
作業ディレクトリにコピーします。
"STResolveLdap.dll" ファイルを "STResolve.dll" に名前変更します。
名前を変更した "STResolve.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーします。
メモ "STResolve.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーすると、同じ名前の既存のファイルが上書きされま
す。
11.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされ
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ているデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ
から "StBrowseLdap.dll" ファイルを作業ディレクトリにコピーします。
12.
13.
"StBrowseLdap.dll" ファイルを "StBrowse.dll" に名前変更します。
名前を変更した STBrowse.dll ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーします。
次の手順を上記の手順に追加します
14.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされてい
るデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリから
"StDirectoryListLDAP.sym" ファイルを作業ディレクトリにコピーします。
15.
16.
"StDirectoryListLDAP.sym" ファイルを "StDirectoryList.sym" に名前変更します。
名前を変更した StDirectoryList.sym ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは
$installeddir\Lotus\Domino ディレクトリにコピーします。
17.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされてい
るデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリから
"StLdap.dll" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは $installeddir\Lotus\Domino
ディレクトリにコピーします。
18.
C:\Program Files\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリ (Lotus Domino がインストールされてい
るデフォルトのディレクトリ) または $installedDIR\Lotus\Domino\Directory BB\Ldap ディレクトリから
"stLdap.ini" ファイルを C:\Program Files\Lotus\Domino ディレクトリまたは $installeddir\Lotus\Domino
ディレクトリにコピーします。
Sametime.ini ファイルの編集 (AIX/Solaris のみ)
Sametime サーバーが AIX/Solaris オペレーティングシステムで実行されている場合は、次の手順を実行し、
Sametime サーバーのインストールディレクトリにある Sametime.ini ファイルを編集します。Sametime.ini ファイル
では、DirectoryType パラメータを "Domino" から "LDAP" に変更する必要があります。
1.
テキストエディタを使用して、Sametime サーバーのインストールディレクトリ (例: <root>/lotus/domino) に
ある Sametime.ini ファイルを開きます。
2.
Sametime.ini ファイルの [CONFIG] セクションで、次に示すように DirectoryType= parameter を編集し、
LDAP を指定します。
3.
DirectoryType=LDAP
Sametime.ini ファイルを保存して閉じます。
Sametime.ini ファイルの編集 (IBM i5/OS のみ)
Sametime サーバーが IBM i5/OS オペレーティングシステムで実行されている場合は、次の手順を実行し、
sametime.ini ファイルで DirectoryType パラメータを "Domino" から "LDAP" に変更します。
1.
2.
3.
テキストエディタを使用して、Sametime サーバーのデータディレクトリにある sametime.ini ファイルを開きま
す。
sametime.ini ファイルの [Directory] セクションで、次に示すように DirectoryType= parameter を編集し、
LDAP を指定します。
DirectoryType=LDAP
sametime.ini ファイルを保存して閉じます。
Associated SPRs :
LJGO6SC7Z8
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04 ドキュメントの更新
EMS と ミーティングサービスクラスタ - ミーティングサービス文書
システム管理者ガイドの次の説明は誤っています。
Sametime サーバー上の設定データベース (stconfig.nsf) の ACL に、LDAP ディレクトリアカウントのユー
ザー名 (例: "Meeting Management Access") を追加します。このユーザー名に、[管理者] のアクセス権を割
り当てます。また、stconfig.nsf データベースの ACL で利用可能なすべてのロールをこのユーザー名に割り
当てます。
ミーティングサービス文書で、LDAP ディレクトリからアクセス制御リストにユーザーを追加するときは、「sametime
admin/anysite/company/us」という形式でユーザー名を入力する必要があります。
LDAP からユーザーを追加するときは、stconfig.nsf データベースを開いた状態にしておき、[ファイル] - [データ
ベース] - [アクセス制御] を選択します。次に、[追加] をクリックし、上記の形式で名前を追加します。
Associated SPRs :
VRO16H3UUJ
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04 ドキュメントの更新
i5/OS Sametime サーバー用に SSL をセットアップする
i5/OS Sametime サーバーへのブラウザ接続を暗号化するために SSL のセットアップを計画している場合は、
technote 1216566「Sametime for i5/OS: Setting up SSL to encrypt browser connections」の説明を参照してくだ
さい。この technote は次のサイトにあります。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=203&uid=swg21216566
Lotus Sametime リリース情報
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04 ドキュメントの更新
LTPA トークン認証
ユーザーの認証の許可について、次のリリース情報がコミュニティサービスに適用されます。
Sametime クライアントが組織パラメータを "null" に設定した LTPA (lightweight third-party authentication) トー
クンを送信すると、ユーザーはサーバーへのログインに失敗します。代わりに、Notes.INI ファイルの
ST_ORG_NAME フラグで定義された組織パラメータを持つトークンを送信してください。このパラメータは、Web シ
ングルサインオン (SSO) 文書で定義された組織名を含む必要があります。
組織名を SSO 文書に追加した後、ST_ORG_NAME=<Web SSO で定義された Web サイトの組織名> というフラグ
を追加し、サーバーを再起動します。これにより、ユーザーはユーザー ID とパスワードを入力してログインできま
す。
Associated SPRs :
MKUA5UP8E7
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04 ドキュメントの更新
Name Change タスク: [すべてのサーバー]
システム管理ツールの [Name Change タスク] ページの [すべてのサーバー] オプションは、すべてのサーバー
間での複製の手順が原因で機能しません。Name Change タスクを作成し、[すべてのサーバー] を選択すると、ロ
グオンしているサーバーだけでタスクが生成され、他のサーバーではタスクは生成されません。これは、Lotus
Notes Client を使用して stnamechange.nsf で確認することができます。
正しい手順は、コミュニティ内のすべてのサーバーで Name Change タスクを作成することです。
Associated SPRs :
XMZG6QZ9QE
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04 ドキュメントの更新
Name Change タスクの実行を準備する
以下の手順の説明で、手順 2 は手順 2R で置き換え、手順 4 は手順 4R で置き換える必要があります。
2.
Name Change ユーティリティの自動スケジューリング - 省略可能。各クラスタごとに、Name Change ユー
ティリティの実行に使用するサーバーを選択できます。サーバーの選択後、オペレーティングシステムの標
準のスケジューリングメカニズムを使用して、このユーティリティの自動実行をセットアップできます。
2R: システム管理ツールを使用して Name Change タスクを作成します。Name Change タスクは、
stnamechange.nsf に記録されます。
3.
NameConversion.csv および VPUserInfo.nsf が、Lotus Domino のデータフォルダに存在する必要がありま
す。
4.
4R.
csv ファイルの名前は、NameConversion.csv にしなければなりません。
csv ファイルには任意の名前を付けることができますが、拡張子は .csv にしてください。
Associated SPRs :
WBLU6SBC4H
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04 ドキュメントの更新
Name Change タスクを実行する
z
システム管理者は、Name Change タスクを手動で実行する必要があります。また、『Sametime 7.5 システム
管理者ガイド』に記載されているように、スケジューラーによって Name Change タスクを自動的に起動しない
でください。
参考テキスト: 各 Sametime クラスタで、Name Change アプリケーションを実行するサーバーを選択します。
このアプリケーションは、デフォルトでは実行されません。このアプリケーションを定期的に実行したい場合は
(たとえば、週に 1 回日曜日の夜など)、手動で実行するか、またはスケジューラーを使用して自動的に実行
します。
z
トピック「分散サーバーでの名前変更」では、名前の変更は手動で実行されると書かれています。
参考テキスト: システム管理者は、各 Sametime クラスタで、Name Change アプリケーションを実行するサー
バーを選択する必要があります。このアプリケーションは、デフォルトでは実行されません。このアプリケー
ションを定期的に実行したい場合は (たとえば、週に 1 回日曜日の夜など)、手動で実行するか、またはスケ
ジューラーを使用して自動的に実行します。
Associated SPRs :
WBLU6SBC4H
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04 ドキュメントの更新
Sametime.ini ファイルの編集 (EMS およびミーティングサービスクラスタ)
新しいサーバーを追加するときの Sametime.ini ファイルの編集方法が変わりました。このトピックは、「Enterprise
Meeting Server とミーティングサービスクラスタを設定する」 - 「EMS の配置手順とミーティングサービスクラスタ
の設定手順」-「Sametime サーバーを EMS に追加する」-「EMS システム管理ツールを使用して Sametime サー
バーを追加する」のヘルプ文書にあります。
Sametime.ini ファイルの設定
1. Room Server (1 または 2) で、C:\Lotus\domino\ に移動し、Notepad を使用して sametime.ini ファイルを開
きます。
2. 文書の [Config] セクションの最後に、次の行を追加します (大文字と小文字は区別されます)。
SametimeAdminUsername= enter the WAS/EMS Admin username (for example, sametime admin)
SametimeAdminPassword= enter the WAS/EMS Admin password (for example, sametime)
3. EMS サーバー上の STAdmin、STServer、STCenter が実行されていることを確認します。
4. ミーティングサービスクラスタに追加した Sametime サーバーを再起動します。
5. EMS に追加したいすべての Sametime サーバーについて、この手順を繰り返します。
Associated SPRs :
SGA06S97QW
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04 ドキュメントの更新
Solaris: Sametime での LDAP ディレクトリの使用
トピック「IKeyMan を AIX/Solaris Sametime サーバーにインストールする」では、Solaris の ibm-jre ディレクトリ
の下には jre ディレクトリありませんので、注意が必要です。
1. Solaris で:
次の場所にある java.security ファイルを開きます。
/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre/jre/lib/security/java.security
この記述は、次のように変更します。
/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre/lib/security/java.security
2. Solaris で:
次の場所から gskikm.jar を削除します。
/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre/jre/lib/ext
この記述は、次のように変更します。
/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre/lib/ext
3. Solaris で:
JAVA_HOME=/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre/jre export JAVA_HOME
この記述は、次のように変更します。
JAVA_HOME=/opt/ibm/lotus/notes/latest/sunspa/ibm-jre
Associated SPRs :
LJWG6SGEDS
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04 ドキュメントの更新
SSL を使用して ST サーブレットと LDAP 間の接続を暗号化する
SSL を使用して Sametime サーブレットと LDAP 間の接続を暗号化するときは、LDAP SSL Certificate Authority
を含む jks キーストアを作成する必要があります。'kdb' という用語は 'jks' という用語に置き換えてください。
jks キーストアを作成するには、2 つの方法があります。IKeyMan を使用して新しい jks キーストアを作成し、
LDAP SSL Root CA および LDAP SSL サーバー証明書をこの jks キーストアにインポートします。IKeyMan を
使用して jks キーストアを作成する方法の詳細については、システム管理者ガイドの「IKeyMan を使用して
Samtime サーバー上にキーストアファイルを作成する (Windows)」セクションと「IKeyMan を使用して Samtime
サーバー上にキーストアファイルを作成する (Solaris または AIX)」セクションを参照してください。
Windows の場合の説明
1. kdb (CMS) ファイルを jks ファイルに変換するコマンドを実行します (GSKit インストールフォルダから)。
gsk6cmd.exe -keydb -convert -db key.kdb -pw <password> -old_format cms -new_format JKS
2. LDAP SSL Certificate Authority を含む既存の kdb キーストアを jks 形式のキーストアに変換します。
3. LDAP サーバーの SSL情報を使用して、UserInfoConfig.xml を更新します。
a. Sametime サーバーのプログラムディレクトリにある UserInfoConfig.xm
(C:\Lotus\Domino\UserInfoConfig.xml) をテキストエディタで開きます。
b. <SslProperties> タグで、次の内容を設定します。
KeyStorePath="C:\Lotus\Domino\key.jks" (KeyStorePath は、手順 1 で作成した key.jks へのフルパ
スです)
KeyStorePassword="password" (KeyStorePassword は、手順 1 で作成した key.jks へのパスワードです)
KeyStorePath および KeyStorePassword の値を UserInfoConfig.xml に追加した後、HTTP サービスを再起動し
ます。
AIX / Solaris の場合の説明
1. kdb (CMS) ファイルを jks ファイルに変換するコマンドを実行します。
gsk6cmd -keydb -convert -db key.kdb -pw <password> -old_format cms -new_format JKS
2. LDAP サーバーの SSL情報を使用して、UserInfoConfig.xml を更新します。
a. Sametime サーバーのプログラムディレクトリにある UserInfoConfig.xml
(C:\Lotus\Domino\UserInfoConfig.xml) をテキストエディタで開きます。
b. メモ: AIX / Solaris の場合は、UserInfoConfig.xml は Sametime サーバーのデータディレクトリにありま
す。
c. <SslProperties> タグで、次の内容を設定します。
KeyStorePath="C:\Lotus\Domino\key.jks" (KeyStorePath は、手順 1 で作成した key.jks へのフルパ
スです)
KeyStorePassword="password" (KeyStorePassword は、手順 1 で作成した key.jks へのパスワードです)
KeyStorePath および KeyStorePassword の値を UserInfoConfig.xml に追加した後、HTTP サービスを再起動し
ます。
i5/OS の場合の説明
1. ご使用になる LDAP サーバーの SSL トラステッドルート証明書を Sametime サーバーのデータディレクトリ
にある stkeys.jks ファイルにインポートします。この作業の詳細については、sthelpad.nsf の「SSL 証明書
を i5/OS システムにインポートする」セクションを参照してください。
2. LDAP サーバーの SSL情報を使用して、UserInfoConfig.xml を更新します。
a.
Sametime サーバーのデータディレクトリにある UserInfoConfig.xml をテキストエディタで開きま
す。
b.
<StorageDetails> タグで、次の内容を設定します。
Lotus Sametime リリース情報
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SslEnabled="true" および SslPort="636" (これは、LDAP サーバーが listen する SSL ポートで
す)
c.
<SslProperties> タグで、次の内容を設定します。
KeyStorePath="stkeys.jks" (ご使用になる keystore の名前を入力します。パス修飾子は含めな
いでください); KeyStorePassword="sametime" (ご使用になる keystoreのパスワードを入力します)
KeyStorePath および KeyStorePassword の値を UserInfoConfig.xml に追加した後、HTTP サービスを再起動し
ます。
Associated SPRs :
DWWL6S8ABJ
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04 ドキュメントの更新
クライアントのログファイルの概要
デフォルトでは、ログファイルを含む生成されたすべてのファイルは、<user.home>/Application Data/Sametime
に保存されます。たとえば、Windows では、C:\Documents and Settings\<username>\Application
Data\Sametime です。
1) <user.home>/Application Data /Sametime/sametime.log.{x}
Sametime アプリケーションのログファイルです。すべてのログステートメントと、Sametime クライアントによって処
理された例外が含まれています。
ログファイルの最後の数字は、新しいクライアントセッションが開始するたびに増加されます。アクティブなクライ
アントセッションは常に sametime.log.0 です。この前のセッションは sametime.log.1 になり、さらにその前のセッ
ションは sametime.log.2、というようになります。
2) <user.home>/Application Data /Sametime/.metadata/.log
WED プラットフォームのログファイルです。ログステートメントと、WED プラットフォームによって処理された例外が
含まれています。
次のようなダイアログが表示されたときは、必ずログファイルを参照してください。
これは WED ダイアログで、一般に、未検出の例外が発生し、未解決のままプラットフォームに至ったことを意味し
ます。
3) <user.home>/Application Data /Sametime/sametimeLaunch .log
アプリケーションログが初期化される前に、最初のアプリケーション起動用に作成された Sametime ログファイル
です。通常、問題がアプリケーションの起動に関連しない限り、これは問題レポートには必要ありません。
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04 ドキュメントの更新
グループへのポリシーの割り当て
標準ポリシーをグループ (たとえば、マーケティングなど) に割り当てることができます。[グループへの新規ポリ
シーの設定] ページで、"policyMarketing" という名前の新しいポリシーを作成します。次に、ユーザーを
policyMarketing に割り当て、policyMarketing の詳細を表示します。これを行うには、次の手順に従います。
1. メインのポリシーページで [新規] をクリックします。
2. ポリシーの名前を入力します。
3. グループ/ポリシーの説明を追加します。テキスト入力フィールドのデフォルトのサイズは、最大 200 文字で
す。
4. 更新したいポリシー属性を選択し、[OK] をクリックします。または、[キャンセル] をクリックして、グループの
新しいポリシーの設定をすべてキャンセルします。
5. [ユーザーの割り当て] をクリックします。
6. [ユーザーの割り当て] ページで、ユーザーとグループを追加するディレクトリを選択します。名前を検索また
は入力することによってユーザーとグループを見つけ、ポリシーに追加します。必要なユーザーとグループを
すべてリストに追加します。
7. [OK] をクリックし、ポリシーリストのページに戻ります。
8. グループ/ポリシーの設定を削除するには、[削除] をクリックします。
メモ: ユーザー/グループは、ユーザーポリシーに割り当てることができます。デフォルトポリシーには、ユーザー
/グループは割り当てられていません。Sametime ポリシーサービスが特定のユーザーのポリシーを計算するとき
に、そのユーザー用の他のポリシーが見つからない場合は、デフォルトポリシーをそのユーザーに適用します。
Associated SPRs :
OYDY6S5CZY
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04 ドキュメントの更新
ビジネスカード用の写真の設定
ビジネスカード用に写真を設定し、格納するには:
このサービスは、ディレクトリに追加された写真を取得できます。他の属性と同様に、管理者ツールを使用する
と、写真フィールドのマッピングを変更できます。
LDAP ディレクトリ内の写真
写真は、LDAP の標準属性である jPegPhoto に格納します。LDAP ディレクトリのエントリは、その objectclass が
inetOrgPerson のときに、この属性を持っています。この属性は、LDAP を使用するよう設定された Sametime
サーバーの写真の詳細とマッピングするフィールド名として、デフォルトで設定されます。
LDAP ディレクトリからの取得用にサポートされているファイルの種類: jpeg
メモ: Lotus Domino LDAP から写真を取得および格納するには、追加手順が必要です。詳細については、管理
者ガイドの「Domino LDAP 内の写真の設定」を参照してください。
Domino ディレクトリ内の写真
アドレス帳から写真を取得するには、次の手順に従います。
1. アドレス帳の Person フォームに「リッチテキスト」フィールドまたは「リッチテキストライト」フィールドを追加しま
す。
このリッチテキストに写真を格納するには、次の 2 つの方法があります。
z
インポート - リッチテキストフィールド上をクリックし、[作成] - [画像] を選択します。ファイルの中身が
フィールドに追加されます。
添付 - 画像ファイルを添付ファイルとしてリッチテキストフィールドに保存します。
1. 管理ツールを使用し、[ビジネスカード属性] ページに移動します。[写真マッピング] のテキストボックスに、上
の手順でアドレス帳に追加したリッチテキストフィールドの名前を大文字と小文字を区別して入力します。次
に、[更新] をクリックします。
2. Lotus Domino Server を再起動します。
z
Domino ディレクトリからの取得用にサポートされているファイルの種類: .jpeg、.gif
この情報と追加情報は、次の Tech Note に記載されています。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21176248
Associated SPRs :
DWWL6S9EQE
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04 ドキュメントの更新
ファイル転送機能
ファイル転送イベントのログで、ログイベント情報には、ファイル名、送信者のユーザー ID、受信者のユーザー
ID、ファイルのサイズ、操作のステータス (成功/失敗)、リーズンコード、およびリーズン文字列が含まれます。
ユーザーのファイル転送機能を設定するには、Sametime システム管理の [ポリシー] メニュー項目を使用しま
す。既存のポリシーを変更したり、新しいポリシーを作成できます。
Associated SPRs :
OYDY6S5CZY
Lotus Sametime リリース情報
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04 ドキュメントの更新
更新 - ポリシー設定表
文書に記載されているの次の表の一部は、その下の表で置き換える必要があります。
除外されるファイルタイプ
のリストの使用
はい
いいえ
はい
除外されるファイルタイプ
のリストの使用
はい
はい
除外されるファイルタイプ
exe
--
exe (union)
gif、jpg、png、bmp
exe、gif、jpg、png、bmp
(union)
除外されるファイルタイプ
exe
はい
新しい表は次のとおりです。
除外されるファイルタイプ
のリストの使用
はい
いいえ
除外されるファイルタイプ
exe
--
除外されるファイルタイプ
のリストの使用
はい
はい
除外されるファイルタイプ
exe
Associated SPRs :
OYDY6S5CZY
gif、jpg、png、bmp
はい
exe (union)
はい
exe、gif、jpg、png、bmp
(union)
Lotus Sametime リリース情報
© Copyright 2006 IBM Corporation
04 ドキュメントの更新
Sametime Connect クライアントのユーザーヘルプの更新/修正
IBM(R) Lotus(R) Sametime Connect クライアントのユーザーヘルプにおける修正とその他の情報を以下に示し
ます。
z
ヘルプトピック「予約済みミーティングを繰り返す」の手順 5 には、「例外」というユーザーインターフェースの
セクションの記述があります。このセクションは、実装されたユーザーインターフェースには含まれていませ
ん。
z
ヘルプトピック「電話会議を管理する」には、「通話をロック」機能と「通話をロック解除」機能の記述がありま
す。この機能は使用できません。
z
ヘルプトピック「チャットウィンドウプリファレンスを設定する」の手順 12 には、「すべてのチャットでスペル
チェックをオンまたはオフにするには」という記述があります。実際に、この設定は [ファイル] - [プリファレン
ス] - [スペルチェック] をクリックすることによって使用でき、[メッセージフィールドの入力を常にスペルチェッ
クします] として実装されています。
z
ヘルプトピック「チャット履歴のプリファレンスを設定する」の手順 8 は、ユーザーインターフェースでは使用
できません。記録されたボイスチャット機能は使用できません。
z
ヘルプトピック「ボイスチャットに参加する」および「ボイスチャットを管理する」には、ボイスチャットの録音オプ
ションの記述があります。ボイスチャットの録音は使用できません。
z
ヘルプトピック「ボイスチャットに参加する」には、話している参加者の横に表示される発言中のアイコンの記
述があります。このアイコンは表示されません。
z
ヘルプトピック「コンタクトリストからボイスチャットを開始する」および「テキストチャットをボイスチャットに変換
する」では、システム管理は人数の制限を調整できるが、デフォルトでは、モデレーターを含め 5 人までの
ユーザーがボイスチャットに参加できると記述されています。実際には、ボイスチャットに参加できる人数は、
実装の違いによって異なります。
z
Lotus Sametime Connect のヘルプには、トピック「保存されたメッセージ記録からチャットを再開する」が含ま
れています。この機能は使用できません。
z
ヘルプトピック「電話会議を管理する」では、すべての参加者に同時に、または個別の参加者に、モデレータ
が実行できるさまざまなアクションについて記述されています。これには、「通話をロック」/「通話をロック解
除」、「電話をつなぐ」、「電話を切る」、「特定の番号で電話をかける」、「ボリューム」、「名前の変更」、「グ
ループ化」が含まれています。これらの後半のアクションは、このリリースでは使用できません。また、「ユー
ザーの音声を調整」アクションは、実際には参加者の音声を消すことになります。これは、参加者自身は音
声の調整を解除/消音を解除できないことを意味します。モデレータだけが消音を解除できます。また、この
ヘルプトピックでは、「呼び出し番号の表示」、「ユーザーの切断」と書かれていますが、これは「呼び出し番
号」、「ユーザーの接続を解除」です。
z
ヘルプトピック「電話会議に参加する」には、電話会議への参加の制御の記述があります。これには、「グ
ループ化」機能も含まれていますが、この機能は使用できません。また、参加者のリストで参加者名の横にコ
ントロールは表示されません。
z
ヘルプトピック「ログインする」の一番下にある関連タスクのリンク「自動的に開始する」が使用できません。
ヘルプトピック「連絡先を移動する」の一番下にある関連タスクのリンク「グループを移動する」が使用できま
せん。
z
z
ヘルプトピック「接続状況を変更する」の一番下にある関連タスクのリンクの最初の 2 行は、正しくは「接続状
況を自動変更する」と「接続状況メッセージプリファレンスを設定する」です。
z
ヘルプトピック「接続状況を変更する」の一番下にある関連タスクのリンクは、正しくは「現在の接続状況メッ
セージを編集する」です。
z
ヘルプトピック「ボイスチャットに参加する」の一番下にある関連タスクのリンク「記録済みボイスチャットを再
生する」は機能しません。記録済みボイスチャット機能は利用できません。
Associated SPRs :
TCHG6REK57; TCHG6RKJGS; LHUG6QSAVP; LLCY6RS84M; LLCY6RS8KP; LHUG6QSAVP; MXMX6SB9AF; WXUU6S9EAU; WXUU6S9E77;
WXUU6SA624; MXMX6SB8XX; PWUU6REGVE; PWUU6REJ43; PWUU6REHQR; TCHG6RKJGS; TCHG6REK57
Lotus Sametime リリース情報
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04 ドキュメントの更新
Web 会議/ミーティングのユーザーヘルプの更新/修正
IBM(R) Lotus(R) Sametime Web 会議 (ミーティング) のユーザーヘルプにおける修正とその他の情報を以下に示
します。
z
Web 会議 (ミーティング) のヘルプを表示したとき、リンクされたテキスト (下線付き) の中で、実際にはリンク
として機能しないものがあります。
z
ヘルプトピック「ミーティングの議長を選択する」および「ミーティングの参加者を選択する」では、名前を探す
ために 1 つ以上のディレクトリを参照する機能について誤って記述されています。ユーザーは名前を検索で
きます。
z
ヘルプトピック「ショートカットキー」では、CTRL + X が、ミーティングルームクライアントおよび再生クライアン
ト (記録済みミーティング用) でコピーするショートカットキーとして、誤って記述されています。CTRL + X はテ
キストを切り取るショートカットキーです。
z
ヘルプトピック「予約済みミーティングを表示して参加する (検索なし)」では、Enterprise Meeting Server
(EMS) 環境では利用できないミーティングセンターの 2 つのビューである「非公開のミーティング」と「カレン
ダー順」について記述されています。
z
ヘルプトピック「スライド: スライドをディスプレイに追加する」には、自動的に変換されるスライドのタイプとして
誤った情報が記載されています。修正した内容は次のとおりです。
OpenOffice Calc バージョン 1.1、2.0 (テキスト、SDC)
OpenOffice Impress バージョン 1.1、2.0 (テキスト、SDD)
OpenOffice Writer バージョン 1.1、2.0 (テキスト、SXW)
StarOffice Calc バージョン 5.2、6.x、7.x、および 8.0 (テキストのみ)
StarOffice Impress 5.2、6.x、7.x および 8.0 (テキストのみ)
StarOffice Writer 5.2、6.x、7.x および 8.0 (テキストのみ)
ヘルプトピック「他の参加者に共有画面の制御を許可する」、「セキュリティを保護する」、および、「画面共有
ツールを使用する」には、[操作を許可] ボタンの記述があります。このボタンにより、画面共有中に他のユー
ザーによる画面の制御が可能になります。また、これらのトピックでは、[制御の回復] ボタンの記述もありま
す。このボタンにより、画面の制御機能を取り戻すことができます。
z
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ヘルプトピック「ミーティングの記録をインポート (保存) する」には、「セキュリティ保護のためミーティングセン
ターのリストに名前を載せない」という記述があります。正しくは、「このミーティングをリストに表示しない。
(ユーザーが参加するには URL を指定するか、名前で検索する必要があります)」です。
z
ヘルプトピック「許可を処理する」には、「全員の許可を取り消し(Remove Permissons to All)」という記述があ
ります。これは、「全員の許可を取り消し(Revoke Permissions for All)」でなければなりません。
z
ヘルプトピック「ミーティングの継続時間を調整する」には、[編集] - [ミーティング継続時間の変更] という記
述があります。正しくは、[編集] - [ミーティング情報の編集] です。
z
ヘルプトピック「オプション: ミーティングオプションの設定」には、チェックボックス [ユーザーは外部 Sametime
サーバーから参加できます(People can attend from multiple external Sametime servers)] についての記述
があります。正しくは、[ユーザーは外部 Sametime サーバーから参加できます(People can attend from
external Sametime servers)] です。
z
ヘルプトピック「ミーティングを定期的に行う」には、[ミーティングの繰り返し頻度] フィールドの記述がありま
す。このフィールドは、ユーザーインターフェースには表示されません。単に、繰り返しの頻度を選択してくだ
さい。また、このトピックには、[開始日(Starting)] フィールドという記述がありますが、正しくは [開始日
(Starting Date)] です。
z
ヘルプトピック「ショートカットキー」には、[ツール] - [共有] - [他の参加者に画面の制御を許可する] という
記述があります。正しくは、[ツール] - [他の参加者に画面の制御を許可する] です。
z
ヘルプトピック「ブレークアウトセッションを開始する」には、[新規ブレークアウト] メニューコマンドとアクション
バーのアイコンの記述があります。正しくは、[新規ブレークアウトセッション] です。
z
ヘルプトピック「ミーティングルームのレイアウトに関するヒント」には、「サイドバーツール」という記述がありま
す。正しくは、「サイドバータブ」です。また、フロートウィンドウで [標準の表示に戻す] をクリックするという記
述があります。正しくは、[ミーティングルームへ戻る] です。
z
ヘルプトピック「[発言者のビデオ] ウィンドウに IBM Lotus Sametime のロゴが表示される原因」には、[ビデ
オの再生] ボタンの記述があります。正しくは、「再生」です。
z
ヘルプトピック「議長が公開する QA の回答を表示する」には、「QA タブ」という記述があります。正しくは、
「QA」です。
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z
ヘルプトピック「発言中の参加者を表示する」には、[ビデオの一時停止] をクリックするという記述がありま
す。正しくは、[一時停止]です。
z
ヘルプトピック「ミーティングの詳細説明を参照する」には、[接続数] フィールドという記述があります。正しく
は、「参加者人数」です。
z
ヘルプトピック「ミーティングを記録する」には、Web 会議の Enterprise Meeting Server (EMS) バージョンでは
使用できない機能がいくつか記述されています。使用できない機能は、「記録済みミーティングをエクスポー
ト (保存)」、「他の記録でミーティングの記録を置き換える」、および「ミーティングの記録をインポート (保存)
する」です。
Associated SPRs :
FWFW6PVCQS; MSXU6SF9B7; MSXU6SF9NW; MLZG6S29W8; HZHU6S55QN; TZHU6R8FRQ; LLCY6RVGXV; HZHU6SJDP
Lotus Sametime リリース情報
© Copyright 2006 IBM Corporation
05 特記事項と商標
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、本書に記載の製品、サービス、
または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機
能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言
及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではあり
ません。代わりに、IBM の知的所有権を侵害することのない機能的に同等の製品、プログラムまたはサービスを
使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お
客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合がありま
す。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実
施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
IBM Director of Licensing
IBM Corporation
North Castle Drive
Armonk, NY 10504-1785
U.S.A.
2 バイト (DBCS) 情報に関する実施権については、国または地域の IBM 知的所有権部門に問い合わせるか、書
面にて下記宛にお送りください。
IBM World Trade Asia Corporation Licensing
2-31 Roppongi 3-chome, Minato-ku
Tokyo 106, Japan
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保
証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任または
保証条件は適用されないものとします。
国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受け
るものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は
本書の次版に組み込まれます。IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対
して、改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決し
てそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この製品の資料の
一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様自身の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方
法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む)
との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関
する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
Lotus Software
IBM Software Group
One Rogers Street
Cambridge, MA 02142
USA
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もありま
す。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の
契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作
環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性が
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ありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の
測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特
定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入
手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互
換性、またはその他の要求については確証できません。IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品
の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目
標を示しているものです。
この情報には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるため
に、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。これらの
名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎませ
ん。
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05 特記事項と商標
商標
IBM、IBM ロゴ、AIX、DB2、Domino、i5/OS、Lotus、Lotus Notes、LotusScript、Notes、Sametime、WebSphere、
z/OS は、IBM Corporation の商標です。
これ以外の IBM コピーライトは http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml に掲載されています。
Microsoft、Windows、および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標で
す。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国におけ
る商標または登録商標です。
Intel および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
August 2006
リリース情報には IBM Lotus Sametime 7.5 ソフトウェア製品についての情報が含まれています。リリース情報は
次の章から構成されています。
本リリースについて Sametime の概要、このリリースの新機能と拡張機能についての説明、および詳細について
説明します。
インストール、移行、アップグレード、設定情報 サポートするプラットフォームと環境、およびインストールに必要
なその他の情報について説明します。
既知の制限、問題と回避策 Sametime に関する制限事項と問題点について説明します。
ドキュメントの更新 Sametime のドキュメントについての訂正および内容の更新について説明します。
特記事項と商標 特記事項、商標について説明します。
このデータベースの中の文書はあなたのサイトの現状にあうように編集してかまいませんが、本マニュアルの内
容を編集した場合、それはあなたの組織のみでの使用に制限されます。本マニュアルを他の組織に再販売した
り他の方法で配布したりすることは、本マニュアルが変更されているか否かに関わらず認められません。IBM は
本マニュアルに加えられたいかなる変更に対しても技術的な正当性を保証しません。
特記事項
本マニュアルは、情報提供のみを目的に提供されています。本マニュアルの情報の完全性および正確性については最善の
努力を払いましたが、本マニュアルの内容は現状のままで提供されるものであり、IBM はいかなる明示もしくは黙示の保証責
任も負いません。また、本マニュアルに記載された情報は、IBM の現在の製品開発計画に基づくものであり、予告なく変更さ
れる場合があります。IBM は 本マニュアルおよびその他マニュアルの使用もしくはそれらに関連して発生したいかなる損害に
ついても責任を負いません。本書は、IBM(またはその他のサプライヤーやライセンサー) にいかなる保証責任を負わせるも
のではなく、 IBM ソフトウェアの使用に際するライセンス契約の内容も一切変更しないものとします。
著作権について
本書またはソフトウェアの使用に関する該当のライセンス契約に記載されている場合を除き、IBM Corporation の
文書による同意なく、本書およびソフトウェアの一部または全部を、複写、複製、再生、翻訳、または電子媒体も
しくは機械可読形式へ置換することは著作権法により禁止されています。
ライセンス資料 - IBM の所有権
(C) Copyright IBM Corporation 1985, 2006
Lotus Software
IBM Software Group
One Rogers Street
Cambridge, MA 02142
All rights reserved.
改訂履歴
オリジナル:IBM Lotus Sametime 7.5
第 1 版: 2006/08/17
商標のリスト
IBM、IBM ロゴ、AIX、AS/400、iSeries、OS/2、OS/2 Warp、S/390、Tivoli、WebSphere、z/OS、zSeries、Lotus、
cc:Mail、Lotus Domino、Freelance、Freelance Graphics、Lotus Notes、LotusScript、Notes、1-2-3、Organizer、
Quickplace、Sametime、SmartIcons、SmartSuite は、IBM Corporation の商標です。
その他の IBM 著作権情報は次を参照してください: http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国におけ
る商標または登録商標です。
Microsoft、Windows および Windows ロゴは、Microsoft の米国およびその他の国における商標です。
Intel および Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
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