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公募要領

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公募要領
平成26年度
新エネルギー等共通基盤整備促進事業
「事業者及び利用者サイドにおける人材育成等の利用促進に係る
基盤整備事業」を実施する再委託事業者
公 募 要 領
【公募期間】:平成25年5月12日(月)~平成26年5月23日(金) 12:00必着
(10:00~12:00、13:30~17:00/土日・祝日を除く)
平成26年5月
株式会社 三菱総合研究所
(経済産業省 資源エネルギー庁委託事業)
1
目
次
ページ
1.公募する事業の概要 ····················································································· 3
2.事業の目的 ································································································ 3
3.仕様 ········································································································· 5
4.応募対象者 ································································································ 7
5.委託対象となる経費 ····················································································· 8
1.人件費
2.事業費 (1)委員会経費 (2)借料・損料 (3)消耗品費
(4)旅費・交通費 (5)補助員人件費 (6)外注費 (7)その他諸経費
3.一般管理費 4.再委託費 5.消費税及び地方消費税
6.実施期間と想定予算 ··················································································· 10
7.応募手続き等の概要 ·················································································· 11
(1)公募期間 (2)提出先(問い合わせ先)等 (3)提出書類 (4)審査方法・基準
(5)審査結果の通知 (6)採択案件の公表
8.留意事項 ································································································· 12
(1)成果の公開 (2)成果普及への協力
9.その他 ······································································································ 12
(1)委託契約について (2)中間検査、確定検査等について
【別表】
1.提出書類について ·························································································· 13
2.審査基準について ·························································································· 14
【提案様式】
1.提案書様式(別紙資料 1)
2.提案書類受理票(別紙資料 2)
【参考資料】
参考1:新エネルギー等共通基盤整備促進事業における人件費の計算に係る実施細則 ······ 15
参考2:委託契約書(案);別紙資料 4
2
1.公募する事業の概要
(1)公募する事業のテーマ
以下のテーマについて、実施者を公募します。
「事業者及び利用者サイドにおける人材育成等の利用促進に係る基盤整備事業」
(2)公募する事業の件数
1 件を予定。但し、採択審査の結果、複数者に分割して発注することがあります。
2.事業の目的
平成24年7月から再生可能エネルギーによる電力の固定価格買取制度がスタートし、再生
可能エネルギーの導入はさらに促進されると見込まれているが、再生可能エネルギー分野を中
心とした新エネルギー等の健全かつ着実な導入拡大を実現するためには、制度による支援に
加えて、周辺環境の整備を併せて行う必要がある。
再生可能エネルギー分野を中心とした新エネルギー等の大規模導入に向けては、新たな技
術や設備の性能評価、安全性の規格・基準の統一化、また、先行的に世界標準となるべき標準
規格の設定と製品開発が不可欠である。上記を達成するためには、①性能・安全性基準の整
備と、それらを適切に確認するための評価技術の開発、②試験、認証を実施するための技術・
体制の構築等が求められている。
また、地域ごとにポテンシャルや経済的、社会的条件の異なる再生可能エネルギー等を加速
的に導入していくためには、その基礎的導入単位となるべき地域における取組が鍵となること
から、過度な地域独自仕様による高コスト体質の防止といった観点からの標準技術の採用可
能性や、収益性確保のポイント等を検討し、地域が自らの力で事業資金を獲得し、その資金が
地域内で循環するような仕組みを構築する為の共通基盤の整備が求められている。
さらに、新エネルギー等の導入拡大の過程では、新たな事業者の参入を促す必要もある。こ
うした新規参入の促進に向けては、十分なリテラシーを有した事業者の参入と合わせて、利用
者サイドの意識向上も重要であることから、事業者及び利用者サイドにおける人材育成等の利
用促進に係る基盤整備事業を実施する必要がある。
本公募では、上記目的に鑑み、3.に示す「事業者及び利用者サイドにおける人材育成等の
利用促進に係る基盤整備事業」を実施する再委託先事業者を公募により選定する。
3
新エネルギー等共通基盤整備促進事業の仕組み
経済産業省
資源エネルギー庁
委託
株式会社三菱総合研究所
外部有識者による
評価委員会
株式会社三菱総合研究所
ひとつの再委託先
再委託先①(選定済)
幹事法人(未定)
再委託先②(選定済)
再委託先③(選定済)
その他法人(未定)
再委託先④(選定済)
その他法人(未定)
再委託先⑤(選定済)
…‥
再委託先⑥(選定済)
<注>
共同提案の場合は、再委託契約は「連名
契約」となりますが、幹事法人に連絡窓口
を一元化します。
幹事法人は、再委託事業の全体をとりま
とめ、経済産業省 資源エネルギー庁お
よび三菱総合研究所の求めに応じて、事
業の進捗、成果、検査証憑を報告、提出
します。
再委託先⑦(選定済)
再委託先⑧(選定済)
再委託先⑨(選定済)
再委託先⑩(選定済)
再委託先⑪(選定済)
再委託先⑫(選定済)
再委託先⑬(未定)
7千万円(税込)上限
…
4
3.仕様
「事業者及び利用者サイドにおける人材育成等の利用促進に係る基盤整備事業」
(1)目的
火力、原子力等の電源整備や海外からの資源輸入などについては、大型の資本を必要と
するため、従来と同様、電力会社・石油会社等が中心的に行うことが妥当であると考えられ
る。
一方、固定価格買取制度のある再生可能エネルギー分野や、ユーザによる取組が起点と
なる省エネルギー分野は、特定の業種・業態にかかわらず、様々な主体が参画できる可能
性を秘めている。
エネルギー分野では、これまで一部の企業に閉じられていたため、新たに参入する事業者
にとって、ビジネスに必要とされるスキル・知識の全体が不明瞭となっている。
エネルギー分野において、市場のオープン化を進め、エネルギー関連産業を活性化する
ための環境整備の一環として、エネルギー分野の人材育成は、今後進めていくべき重要課
題の一つとなっている。
このため、本事業では、再生可能エネルギー分野において必要とされるスキル・知識を体
系的に整理し、人材育成の指標となる「スキル標準」および「知識体系」を策定するとともに、
教育プログラムの開発と試行を行うことを目的とする。
(2)内容
再生可能エネルギー発電事業に関連した知識体系として、文献調査やヒアリング調査等
により、エネルギー分野全般について広く情報収集し、知識項目をとりまとめる。知識項目に
は高等教育機関で実施している学術的な基礎知識のみならず、実務者に必要となる個別要
素技術体系やビジネスプロセスにおける知識を含む。
また、他の分野で策定されているものを参考に、再生可能エネルギー分野におけるスキル
標準を職種・専門分野別レベル別に策定する。
さらに、策定された「スキル標準」、「知識体系」の活用方法を検討し、以下に示す3点を含
め、可能な限り今年度中に実施すること。
・教育プログラムの開発を行い、試行を実施する。(Eラーニング等の教育用コンテンツの
集約・公表等)
・「スキル標準」、「知識体系」の公表用資料等を作成する。
・策定した体系を活用し業界での現行の資格制度との対応関係を明確化し、人材の偏在
状況を把握する。
上記を実施するに当たり、必要に応じ、関連する専門家等からなる委員会等を組織するこ
とが望ましい。
(3)成果物
上記実施項目に関する電子データを保存した電子媒体一式。
5
4.応募対象者
応募資格のある法人は、次の(1)~(5)までの条件を満たす、単独又は複数で受託を希望する
本邦の企業、大学、独立行政法人等の調査・研究機関等とします。
(1) 本事業目標の達成及び委託業務の遂行に必要な組織、人員等を有していること。
(2) 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営(運営)基盤を有し、かつ、資金、設備等
について充分な管理能力を有していること。
(3) 本事業を推進する上で必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。
(4) 当該業務の全部または一部を複数の事業者等が共同して実施する場合、各事業者等が充
分な能力を有しており、各々の明確な責任と役割が示されていること。
(5) 本邦の事業者等で日本国内に拠点を有しており、株式会社三菱総合研究所と別紙資料4に
示す業務委託契約を締結できること。
(注) 複数の企業等で受託を希望する場合は、幹事法人を定め、経済産業省 資源エネルギー
庁および三菱総合研究所との一元的な連絡窓口を担うとともに、経費の適正な執行も含め、
当該事業の管理責任を負うものとします。
6
5.委託対象となる経費
委託対象となる経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果のとりまとめに必要な経
費とします。具体的には以下のとおりです。
※委託対象経費の計上にあたっては、その必要性及び金額の妥当性を明確にできるようにして下さい。
※委託対象経費の計上にあたって不明な点については、三菱総合研究所にお問い合わせ下さい。
1.人件費
○ 人件費単価は、原則、健保等級(14ページの【参考1】人件費の計算に係る実施細則)に基
づいて算定することとします。
委託業務に直接従事した研究者等の人件費(原則として本給、賞与、諸手当を含む)。
※私立大学を除く試験研究機関等の職員においては計上できません。
2.事業費
(1)委員会経費
委託業務の遂行に必要な知識、情報、意見等の交換、検討のための委員会開催、運営に要し
た委員等謝金、委員等旅費、会議費、会議室借上費、消耗品費、資料作成費、その他の経
費。
(2)借料・損料
委託事業の実施にあたって必要と認められる機械装置等のレンタル・リース代等。
(3)消耗品費
委託事業に直接要した資材、部品、消耗品等の製作又は購入に要した経費。
(4)旅費・交通費
委託業務を遂行するために特に必要とした旅費、滞在費及び交通費であって、各機関等の旅
費規程等により算定された経費。
(5)補助員人件費
委託業務に直接従事したパート等の補助員人件費。
(6)外注費
委託業務の遂行に必要な分析等の外注に係る経費。
(7)その他諸経費
以上の各経費のほか、委託事業の実施にあたって特に直接必要と認められる経費。
※計上するにあたっては、三菱総合研究所へ協議して下さい。
3.一般管理費
委託事業に必要となる経費のうち、当該事業に要した経費としての抽出・特定が困難な間接
経費。
※原則として、上記1から2に係る経費の合計額に、当該法人等の直近決算における一般管理費率(直接
経費の15%を上限とする。)を乗じて算出するものとします。計上する際は、委託契約締結時に三菱総
合研究所等へ協議して下さい。
4.再委託費
認められません。
7
5.消費税及び地方消費税
委託事業に要した経費に課税される経費。
※上記1から4の項目は、消費税及び地方消費税を除いた額で算定し、その総額に消費税及び地方消費
税の税率を乗じて得た額を計上します。なお、免税業者の場合は、仕入課税額を消費税及び地方消費
税欄に計上します。
8
6.実施期間と想定予算
実施期間
契約期間は契約締結日から平成27年2月28日まで。
想定予算
予算の上限は総額7千万円(税込み)です。
○ 委託事業の対象となる金額は、応募をする時点で、応募者において必要であると想定してい
る経費の合計額としますので、実際の契約金額とは異なります(必要と認められた経費のみ
の合計額が実際の契約金額となります)。
○ 外部有識者による評価や経済産業省 資源エネルギー庁の指示により、実施内容や体制の
修正をお願いする場合があります。
9
7.応募手続き等の概要
(1)公募期間
開始:平成26年5月12日(月)
締切:平成26年5月23日(金) 12:00必着
※持参する場合は、土日・祝日を除く10:00~12:00、13:30~17:00
(2)提出先(問い合わせ先)等
○ 提出先は、三菱総合研究所となります。
○ 提出方法は、郵送等(締切日時必着)又は持参といたします。
電子メールによる提出は受け付けておりません。
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141
東京都千代田区永田町2-10-3
戦略コンサルティング本部
担当:小池・岡田・魚住
E-Mail:ne-koubo◎mri.co.jp (◎を@に変えてください。)
TEL:03-6705-6051
(3)提出書類
○ 書類の提出は、共同体の場合は必ず幹事法人が行って下さい。提出書類は、12ページの【別
表1】で定めるとおりです。提出書類に不備がある場合、審査対象とならないことがありますの
で、ご注意下さい。
(4)審査方法・基準
○ 外部有識者による評価委員会において、13ページ【別表2】で定める審査基準に基づいて審
査を行います。
(5)審査結果の通知
○ 評価委員会は非公開で行われ、採択案件(委託契約予定者)の決定後、提案者全員に対し
て、速やかに採択・不採択の結果を通知します。
○ 採択決定通知書の送付後に委託契約予定者と打合せを設定し、契約の意思確認を行いま
す。
(6)採択案件の公表
○ 採択案件については、実施事業者等をホームページ等で公表いたします。
10
8.留意事項
(1)成果の公開
○ 国は、成果報告書等をホームページその他の方法で公表し、積極的な普及活動に努め
ますので、ご協力をお願いいたします。
(2)成果普及への協力
○ 国が開催する成果発表会等へ積極的な参加・ご協力をお願いいたします。
9.その他
(1)委託契約について
○ 採択決定後、三菱総合研究所との間で単年度契約による委託契約を締結します。
[留意事項]
○ 本事業の委託費は、「2.事業の目的」に示す国の事業を、委託契約に基づき実施したことに
対する対価として支払われるものです。そのため、事業管理等について、補助金による助成
的な事業とは異なる面があります。特に委託費は、当該委託契約における事業計画に係る
使途以外に使用することはできません。
・採択決定後、契約金額について経費ごとの積算、見積、根拠資料等について審査を行い必
要と認められた経費のみが実際の契約金額となります。よって、実際の契約の際の契約金
額は、必ずしも提案金額とは一致するものではありません。
・契約条件の協議が整い次第、速やかに契約を締結する予定です。
・支払うべき金額は、契約期間終了後の確定検査において確定します。そのため、支払うべ
き金額は契約額以下になる場合があります。
・確定検査にあたっては、委託費の対象とする経費にかかる帳簿及び全ての証拠書類を備
え、他の経理と明確に区分して整理することが必要になります。委託対象物件や帳簿、証
拠書類の確認ができない場合については、当該物件等に係る金額は委託費の対象外とな
るので留意して下さい。
○ 委託金の支払については、原則として、採択事業者から実績報告書の提出を受け、確定検
査を経て委託金額の確定後に精算払いとなります。
○ 契約内容が合意されない場合、委託契約の締結を見送ることがあります。
○ 委託費の対象とする経費にかかる帳簿及び証拠書類は、委託事業の完了の日の属する年
度の終了後5年間、国の要求があった時は、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなけれ
ばなりません。
○ 委託事業終了後、会計検査院が実地検査に入る場合があります。
○ 委託事業の実施期間の終了日までに成果報告書を三菱総合研究所に提出していただきま
す。
(2)中間検査、確定検査等について
○ 委託契約期間中又は契約期間後において、委託金額の適切な確定にあたり、三菱総合研究
所が中間検査及び確定検査を実施します。また、共同体で事業が実施される場合、幹事法
人は三菱総合研究所の実施する中間検査、確定検査を補助します。
○ 原則として、委託対象経費や帳簿類の確認ができない場合については、当該経費は委託対
象外となります。また、委託契約期間終了後、会計検査院が実地検査に入ることがあります。
11
【別表1】
提出書類について
○ 提案にあたっては、本公募要領による提案様式を必ず使用して下さい。
○ 本公募要領の提案様式は、三菱総合研究所の特設ホームページ
(http://www.mri.co.jp/h26ne_koubo1/)に掲載しております。ダウンロードの上、ご利用下さ
い。
○ 通しページ番号を、提案書下中央に必ず打ち込んで下さい。
○ 提案書、正1部については片面印刷(A4判)でお願いします。
○ 提出部数は、正1部一式及び写し3部(提案書(別紙資料1)のみ)となります。
○ 提案書の電子ファイルを収録した電子媒体(CD-R);メール不可
(1)提案書(別紙資料1)
・提案書表紙に代表者印を押印して下さい。
(2)補足資料
① 事業報告書(参加法人全て)
・直近3期間の貸借対照表及び損益計算書(ない場合は、直近1年間の事業内容の概要を
記載した書類)
② 法人の概要(参加法人全て)
・会社案内等、概要が確認できる書類
(3)提案書類受理票(別紙資料2)
(4)電子媒体
・提案書を収録した電子媒体(CD-R) 1 部
12
【別表2】
審査基準について
前記2.事業の目的及び4.応募対象者の内容を満たしている提案について、以下の項目を基
に評価し、総合的な審査を行います。
①提案内容の妥当性
・ 提案の内容は本事業の目的に合致しているか。
・ 再生可能エネルギーの普及等を促進する取組か。
②実施内容と実施方法
・「3.仕様」で提示した事項が適切に実施される見込みがあるか。
・実施方法が適切か。
③実施計画・費用
・ 計画(実施手順、スケジュール等)は具体的かつ実行可能か。
・ 提案内容に照らし合わせて、費用総額およびその内訳は適切か。
④実施体制
・ 本事業に関連する専門知識・能力、経験、ネットワークを十分に有しているか。
・事業遂行に十分な人員体制を擁しているか。バックアップ体制が充実しているか。
・共同実施先法人がいる場合、主たる実施法人と適切な役割分担がなされているか。
・事業を推進するための資金、人材、技術等の経営資源が十分に備わっているか。
13
【参考1】
新エネルギー等共通基盤整備促進事業における人件費の計算に係る実施細則
(健保等級ルール)
平成26年度新エネルギー等共通基盤整備促進事業(以下、「本事業」という。)の再委託に係る
人件費の算出方法を以下のとおり定めて運用する。
事務の効率化や計算事務の煩瑣性の排除といった観点から、健康保険等級を使用した人件費
の計算に係る必要な事項を定め、もってその業務の適正な処理を図ることを目的とする。
1.人件費の積算における原則
健保等級を用いた人件費単価の計算方法については次項に規定する方法により算定した人件
費単価(円/時間)に従事時間を乗じて算出する。
法定福利費(事業者負担分)については保険の種類、事業者の事業の種類の分類によって異
なるため、事務の効率化の観点から人件費単価には上乗せしない取扱いとする。なお、本実施
細則で規定する人件費単価一覧表(別表)は、毎年4月1日をもって見直すこととする。
2.人件費単価の計算方法
(1)人件費単価の算定方法
本事業における人権費の算出基礎となる人件費単価の算定については、一部の給与形態の者
を除き、原則として人件費単価一覧表(別表)に基づく等級単価を適用することとし、以下のとお
り取り扱う。
雇用関係
健保等級適用者(A)
給与
全て
等級単価の適用
適用される
健保等級適用者以外
の者(B)
年俸制
月給制
日給制
適用される
時給制
適用されない
適用されない
人件費単価
賞与回数に応じた区分を選択し、該当する「健
保等級」に対応する時間単価を適用
月給額を算出し、「月給範囲額」に対応する時
間単価を適用
一覧表を適用せず、個別に日給額を所定労働
時間で除した単価(一円未満切捨て)を適用
一覧表を適用せず、個別の時給額を適用
人件費単価の具体的な適用は以下のとおりとする。
次の各号に定める分類に応じ、当該各号に定める方法により計算した金額を人件費単価とす
る。
① 健保等級適用者(A)
次の各要件の全てを満たす者の人件費単価については、健保等級により該当する等級単
価を使用する。
ア.健康保険料を徴収する事業者との雇用関係に基づき当該委託事業に従事する者。ただ
し役員及び日額または時給での雇用契約者については、健保等級適用者以外の者とし
て取り扱う。
イ.健康保険法による健康保険加入者であり、標準報酬月額保険料額表の健保等級適用
者。健保等級適用者に適用する人件費単価は、賞与回数に応じて該当する区分を使用
する。
・賞与が通常支給されない者、又は通常年4回以上支給される者
→ 一覧表の賞与なし、年4回以上を適用
・賞与が年1~3回まで支給されている者
→ 一覧表の賞与1~3回を適用
14
② 健保等級適用者以外の者(B)
健保等級適用者以外の者の人件費単価については、その給与形態に応じて以下の区分
により取り扱う。
この取扱いにおいて一覧表を適用する場合は、それぞれの年収(当該従事者に対する年間支
給実績額の合計)等を基礎として、一覧表「月給範囲額」により該当する等級単価を適用する。
区 分
年俸制
月給制
日給制
時給制
給与が年額で定められている者については、年額を12月で除した額を月給額
とし、一覧表「月給範囲額」により該当する人件費単価
給与が月額で定められている者については、一覧表「月給範囲額」により該当
する人件費単価
給与が日額で定められている者については、一覧表によらず、日額を約束さ
れた就業時間で除した金額。ただし、1日単位で事業に従事している場合に
は、当該日額をもって1日あたりの人件費単価とすることができる
給与が時給で定められている者については、当該時給をもって人件費単価と
する
(2)健保等級適用者以外の者の取扱細則
(2)-1.等級単価を適用する者
前記(1)②の区分中、年俸制及び月給制の者に係る月給範囲額の算定については、以
下のとおり取り扱う。
①算定に含む金額(健康保険の報酬月額算定に準ずる)
基本給、家族手当、住居手当、通勤手当、食事手当、役付手当、職階手当、早出手当、残
業手当、皆勤手当、能率手当、生産手当、休業手当、育児休業手当、介護休暇手当、各
種技術手当、特別勤務手当、宿日直手当、勤務地手当、役員報酬の内給与相当額等金
銭で支給されるもの。
なお、賞与については、支給回数に関わらず、この算定に含む。後記④参照。
②算定に含まない金額
解雇予定手当、退職手当、結婚祝金、災害見舞金、病気見舞金、年金、恩給、健康保険
の傷病手当金、労災保険の休業補償給付、家賃、地代、預金利子、株主配当金、大入袋、
出張旅費、役員報酬(給与相当額を除く。)等。
③通勤手当の取扱い
年俸制及び月給制適用者の通勤手当に含まれる消費税及び地方消費税(以下「消費税」
という。)については除外しない。
④賞与の取扱い
ア.事業期間内に支給される賞与を加算することができる。
イ.年俸制又は月給制適用者の加算の方法として、給与明細や給与証明の確認による賞
与については、上期(4月~9月)又は下期(10月~3月)の期間内にそれぞれ支給され
ることが確定している額を各期間の月額に加算できる。この場合において年俸制適用
者は、月額に換算して適用する。
・年額に加算できる賞与の額:年間賞与(年間賞与の合計額が確定している場合)
・月額に加算できる賞与の額:上期又は下期の賞与÷6カ月(1円未満切捨て)
(2)-2.等級単価を適用しない者
健保等級適用者以外の者のうち、日額制及び時給制適用者については、人件費単価一
15
覧表(別表)の人件費単価を適用せず、雇用契約書や給与規程等により規定されている
日額及び時間単価による個別単価を原則適用する。
①通勤手当の取扱い
日額制及び時給制適用者に係る通勤手当については、日額及び時給に通勤手当相当額
を加算することができる。
②賞与の取扱い
前記(2)-1.④アについて同様の扱いとするほか、以下にて取り扱う。
日額又は時給に加算できる明確な賞与とは、給与明細等に賞与として額が明示され、支
給することが確定している場合をいう。
ア.日額に加算できる賞与の額:上期又は下期の賞与÷6 カ月÷21日(1円未満切捨て)
イ.時給に加算できる賞与の額:上期又は下期の賞与÷6 カ月÷21日÷所定就業時間
(1円未満切捨て)
(3)等級単価一覧表の適用方法
健保等級適用者及び健保等級適用者以外の者のうち等級単価を適用する者について、
人件費単価一覧表(別表)に適用する等級又は給与の基準額は以下の方法により決定す
る。
①当該月に適用される健保等級又は当該月に支給された給与に基づき算定された健保
等級を適用する。
②健保等級の変更(定時改定や随時改定による)又は給与に改定があった場合は、その
改定月から改定後の健保等級又は給与により算出した等級単価を適用する。
(a)定時決定は、被保険者標準報酬決定通知書の適用年月を適用する。
(b)随時改定は、被保険者標準報酬決定通知書の改定年月を適用する。
③就業規則等で定めた所定労働時間より短い、短時間労働者(嘱託、短時間勤務正社員
等の別にかかわらず労働契約等で短時間労働が規定されている者)については、1週
間における就業規則等で定めた所定労働時間と短時間労働者の所定労働時間の比率
を算出し、その比率を標準報酬月額又は月給範囲額に乗算した額により適用される等
級又は月給範囲の人件費単価を使用することができる。
・健保等級適用者:「就業規則等で定めた所定労働時間÷短時間労働者の所定労働時間
×標準報酬月額」で算定された額を報酬月額とみなし、該当する健保
等級を適用する。
・健保等級適用者以外:「就業規則等で定めた所定労働時間÷短時間労働者の所定労働
時間×月給範囲額(2.(2)-1.で算定した額)」で算定された額を
月給範囲額とみなし、該当する月給範囲を適用する。
(4)等級単価の証明
前記(3)①及び②の健保等級又は給与については、健保等級証明書又は給与証明書に
より、その実績を当該事業者の給与担当課長等に証明させるものとする。(証明書の日付
は事業期間の最終日~実績報告書の提出日までの間の日付とする。)ただし、給与明細
等により給与が確認できる場合、当該証明書の提出は不要とする。
人件費の確定に当たっては次の書類等を活用して照合を行うこととする。
・健保等級適用者については、健保等級証明書(被保険者標準報酬決定通知書、同改定
通知書、被保険者標準報酬月額保険料表及び給与明細)。
・健保等級適用者以外の者は、給与証明書(給与明細、従事者毎の雇用に関する契約
書)。
16
・給与台帳、業務日誌、就業規則、就業カレンダー、タイムカード、出勤簿等。
委託業務従事日誌、健保等級証明書、給与証明書は、本事業への応募時には提出不要のた
め、省略。契約締結時にお示しいたします。
17
【別表】
平成26年度 労務費単価一覧表(平成26年4月1日適用)
(単位:円)
健保等級適用者
人件費単価 (円/時間)
報酬月額
以上 ~ 未満
賞与なし、
年4回以上
賞与
1~3回
健保等級適用者以外
(年俸制・月給制)
月給範囲額
以上 ~ 未満
81,900
~
81,900 ~
94,900
人件費
単価
(円/時間)
等級
報酬月額
1
2
58,000
68,000
63,000
~
63,000
73,000
340
400
440
520
3
78,000
73,000
~
83,000
460
600
94,900
~
107,900
600
4
88,000
83,000
~
93,000
520
680
107,900
~
120,900
680
5
98,000
93,000
~
101,000
580
750
120,900
~
131,300
750
6
104,000
101,000
~
107,000
610
800
131,300
~
139,100
800
7
110,000
107,000
~
114,000
650
850
139,100
~
148,200
850
8
118,000
114,000
~
122,000
700
910
148,200
~
158,600
910
9
126,000
122,000
~
130,000
740
970
158,600
~
169,000
970
10
134,000
130,000
~
138,000
790
1,030
169,000
~
179,400
1,030
11
142,000
138,000
~
146,000
840
1,090
179,400
~
189,800
1,090
12
150,000
146,000
~
155,000
890
1,150
189,800
~
201,500
1,150
13
160,000
155,000
~
165,000
950
1,230
201,500
~
214,500
1,230
~
440
520
14
170,000
165,000
~
175,000
1,010
1,310
214,500
~
227,500
1,310
15
180,000
175,000
~
185,000
1,070
1,390
227,500
~
240,500
1,390
16
190,000
185,000
~
195,000
1,120
1,460
240,500
~
253,500
1,460
17
200,000
195,000
~
210,000
1,180
1,540
253,500
~
273,000
1,540
18
220,000
210,000
~
230,000
1,300
1,700
273,000
~
299,000
1,700
19
240,000
230,000
~
250,000
1,420
1,850
299,000
~
325,000
1,850
20
260,000
250,000
~
270,000
1,540
2,000
325,000
~
351,000
2,000
21
280,000
270,000
~
290,000
1,660
2,160
351,000
~
377,000
2,160
22
300,000
290,000
~
310,000
1,780
2,310
377,000
~
403,000
2,310
23
320,000
310,000
~
330,000
1,900
2,470
403,000
~
429,000
2,470
24
340,000
330,000
~
350,000
2,020
2,620
429,000
~
455,000
2,620
25
360,000
350,000
~
370,000
2,140
2,780
455,000
~
481,000
2,780
26
380,000
370,000
~
395,000
2,250
2,930
481,000
~
513,500
2,930
27
410,000
395,000
~
425,000
2,430
3,160
513,500
~
552,500
3,160
28
440,000
425,000
~
455,000
2,610
3,400
552,500
~
591,500
3,400
29
470,000
455,000
~
485,000
2,790
3,630
591,500
~
630,500
3,630
30
500,000
485,000
~
515,000
2,970
3,860
630,500
~
669,500
3,860
31
530,000
515,000
~
545,000
3,150
4,090
669,500
~
708,500
4,090
32
560,000
545,000
~
575,000
3,320
4,320
708,500
~
747,500
4,320
33
590,000
575,000
~
605,000
3,500
4,560
747,500
~
786,500
4,560
34
620,000
605,000
~
635,000
3,680
4,790
786,500
~
825,500
4,790
35
650,000
635,000
~
665,000
3,860
5,020
825,500
~
864,500
5,020
36
680,000
665,000
~
695,000
4,040
5,250
864,500
~
903,500
5,250
37
710,000
695,000
~
730,000
4,220
5,480
903,500
~
949,000
5,480
38
750,000
730,000
~
770,000
4,450
5,790
949,000
~ 1,001,000
5,790
39
790,000
770,000
~
810,000
4,690
6,100
1,001,000
~ 1,053,000
6,100
40
830,000
810,000
~
855,000
4,930
6,410
1,053,000
~ 1,111,500
6,410
41
880,000
855,000
~
905,000
5,230
6,800
1,111,500
~ 1,176,500
6,800
42
930,000
905,000
~
955,000
5,520
7,180
1,176,500
~ 1,241,500
7,180
43
980,000
955,000
5,820
7,570
1,241,500
~ 1,306,500
7,570
44
1,030,000
1,005,000
~ 1,005,000
~ 1,055,000
6,120
7,960
1,306,500
~ 1,371,500
7,960
45
1,090,000
1,055,000
8,420
1,371,500
~ 1,449,500
8,420
1,150,000
1,115,000
~ 1,115,000
~ 1,175,000
6,480
46
6,830
8,880
1,449,500
~ 1,527,500
8,880
47
1,210,000
1,175,000
~
7,190
9,350
1,527,500
~
9,350
※上記の等級単価には、一切の消費税及び地方消費税を含まない。
18
【三菱総合研究所・提案書類の提出先及び問い合わせ先】
公募内容のお問い合わせ、提案書類の提出、事業のご相談等
は、三菱総合研究所までお願いいたします。
応募書類(提案書)の取り扱い等については、三菱総合研究所の公募ホームページ
(http://www.mri.co.jp/h26ne_koubo1/)をご参照下さい。
なお、お問い合わせは原則として電子メールにてお受けいたします。
株式会社三菱総合研究所 戦略コンサルティング本部
〒100-8141
東京都千代田区永田町2-10-3
担 当:小池・岡田・魚住
E-Mail:ne-koubo◎mri.co.jp (◎を@に変えてください。)
T E L:03-6705-6051
○東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」直結
○東京メトロ千代田線・丸の内線「国会議事堂前駅」直結
経済産業省 資源エネルギー庁担当課
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
TEL:03-3501-4031
19
新エネルギー対策課
個人情報のお取り扱いについて
本公募は、経済産業省より「平成26年度新エネルギー等共通基盤整備促進事業」の業務委託
を受けて三菱総合研究所が実施するものです。提案書にご記入の個人情報のお取り扱いについ
ては、下記のとおり適切に管理いたしますので、ご同意の上、提案書をご提出下さい。
1.個人情報の取扱いに関す 三菱総合研究所は、2003 年 1 月 8 日にプライバシーマークの
る弊社の基本姿勢
付与・認定を受けております。
ご提案者の個人情報は、弊社が定める「個人情報保護方針」
に則り、適切な保護措置を講じ、厳重に管理いたします
2.ご提案者の個人情報の利 ご提案者の個人情報は、本事業「平成25年度新エネルギー
用目的
等共通基盤整備促進事業」の公募及び諸連絡のために利用
させていただきます。それ以外の目的で個人情報を利用する
場合は、改めて目的をお知らせし、同意を得るものといたしま
す。
3.ご提案者の個人情報の 個人情報の提供の予定はありません。
提供
4.ご提案者の個人情報の ご提案者の個人情報は、外部委託事業者に個人情報を取扱
委託
う業務を委託する予定はありません。
5.ご提案者の個人情報の 経済産業省と当社との契約に基づいて、提案書は5年間保管
利 用 終 了 後 の 措 置 ( 個 した後、責任をもって廃棄いたします。
人情報の保管期間)
6.個人情報に関するご連絡 ①個人情報保護管理者:株式会社三菱総合研究所
先
代表取締役専務 小野誠英
(連絡先:03-5157-2111、E-mail:[email protected])
②個人情報の取扱いに関するご連絡先、苦情・相談窓口
※開示、訂正、利用停止等のお申し出は、下記窓口までご
連絡下さい。
株式会社三菱総合研究所 広報部
電話:03-6705-6004 FAX:03-5157-2169
E-mail:prd@mri.co.jp
URL:http://www.mri.co.jp/request/
◆弊社の「個人情報保護方針」「個人情報のお取り扱いについ て」をご覧になりたい方 は
http://www.mri.co.jp/privacy_guide/privacy.html をご覧下さい。又、ご請求いただければお
送り致します。
お問合せ番号:P029994-001-c
20
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