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平成26年高圧ガス保安法事故一覧表(PDF形式:929KB)

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平成26年高圧ガス保安法事故一覧表(PDF形式:929KB)
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
製造事業所の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所 バルブから
1
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
千
2014/1/27 葉
県
0 0 0 0
アンモ B
漏洩
ニア 2
冷凍
設
一般 備、
化学 バル
ブ、O
リング
<製
造中 <シール
>(定 管理不良
常運 >
転)
フルオ
ロカー B
漏洩
ボン4 2
04A
冷凍
設
食品 備、
圧縮
機
<製
造中 <その他
>(定 >(調査
常運 中)
転)
事故概要
無
通常運転中のアンモニア冷凍設備で、ガス漏えい検知警報設備の警報が発報し除害設備が起動し、冷凍設
備は自動停止した。漏えい箇所の特定のため窒素ガスによる気密検査を実施したところ、油分離器出口手
動バルブから漏えいを確認した。なお、当該冷凍設備では平成25年11月25日にも液供給ラインの自動弁グラ
ンド部からのアンモニア漏えい事故があった。当該バルブを分解点検した結果、①グランド部のオーリングの
組み込み不良と②オーリング自体の劣化が見られた。原因は、①と②が複合して漏えいに至ったと推定され
る。今後は、冷凍機全系内のアンモニアと接触する未点検・未整備バルブおよびフランジパッキンの交換を実
施する。また、定期点検時の点検項目に追加する。
無
定常運転中に冷凍機「ブラインチラー異常」の警報が発報した。現場確認の結果、5号冷凍機自動停止にて
凝縮器液面が「なし(LGで確認できず)」を現認した(通常は95%)。自動で稼働しないよう運転スイッチを停止
処置とした。リークテスターにて確認の結果、No.1圧縮機本体上部で漏れを検知した。検知した場所には約
10cc程度のオイル漏れを現認した。機内のフルオロカーボン回収作業に着手した。結果、フルオロカーボン
の漏えい(404A:約9.6kg)を確認した。漏れ箇所調査の結果は、5号機のNo.1圧縮機銅管接続部1箇所のフレ
ア加工が変形していることを確認した。その他の部分も気密確認を実施し、他に漏れがないことを確認した。
フレア変形箇所が漏えい箇所と断定した。原因については調査中である。
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機から
(冷凍)
の冷媒漏え
い
三
2014/2/4 重
県
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
3
(冷凍)
の冷媒漏え
い
愛
2014/2/17 知
県
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン2 2
2
冷凍
その
設
他(会
備、
社事
蒸発
務所)
器
<停
止中
<設計不
>(検
良>
査・点
検中)
無
巡視点検に伴い、電子式ガス漏えい検知器にて屋上空気熱交換器のヘッダーを確認したところ、漏えい反応
があった。泡検知機にて再度確認した結果、ヘッダー溶接部分からの冷媒が漏れていることが判明した。直
ちに機器を運転禁止とし、屋上空気熱交換器の入口・出口閉鎖弁を全閉とした。原因は、温度変動が頻繁に
繰り返されたことによる配管の経年劣化と推定される。今後は、他の溶接部分について頻繁に点検を実施す
る。
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
4
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
愛
2014/3/6 知
県
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン4 2
10A
冷凍
設
自動
備、
車
熱交
換器
<製
造中 <その他
>(定 >(調査
常運 中)
転)
無
平成26年3月6日(木)3時55分頃に中央監視室にて、故障警報が発報した。現地を確認したところ、吸入圧力
の低圧異常が出ていた。3月8日(土)11時00分頃に、メーカーにて調査した結果、水熱交換器からの漏えいと
判明した(漏えい量は6.6kg)。詳細漏えい箇所は、分解調査にて究明中である。3月28日頃に、原因が判明す
る予定である。
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
5
(冷凍)
の冷媒漏え
い
大
2014/3/7 阪
府
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン2 2
2
冷凍
その 設
他(倉 備、
庫) 凝縮
器
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
無
正午頃に、異常警報により冷凍機の不具合を関係者が認知し、即日当該冷凍機(冷凍装置ユニットR-1-1)の
運転を停止し、漏えい箇所の調査などが行われた。調査した結果、冷凍機の第3圧縮機系統凝縮コイル冷媒
管から冷媒ガス(フルオロカーボン22)の漏えいが確認された。原因は、設計不良(経年劣化および振動等の
一因となったと推定される)によるものと推定される。
2
0 0 0 0
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
キャピラリー
製造事業所
6
チューブから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
愛
2014/3/8 知
県
ストリッパー
オーバー
製造事業所 ヘッドレシー
7
(コ)
バー液面計
からのLPガ
ス漏えい
千
2014/1/17 葉
県
熱交換器か
製造事業所
8
らの水素漏
(コ)
えい
大
2014/2/10 阪
府
反応器フラ
ンジからの
製造事業所
9
水素、アニリ
(コ)
ン漏えい、火
災
10
蒸発器から
製造事業所
のアンモニ
(一般)
ア漏えい
山
2014/2/27 口
県
新
2014/2/17 潟
県
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン4 2
10A
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0 水素
B
漏洩
2
B
漏洩
2
<製
冷凍
造中
自動 設
<設計不
>(定
車
備、
良>
常運
配管
転)
事故概要
無
3月8日(土)9時01分頃に中央監視室にて、故障警報が発報した。現地を確認したところ、吸入圧力の低圧異
常が出ていた。3月8日(土)10時00分頃に、メーカーにて調査した結果、高圧計取り出し用キャピラリーチュー
ブからの漏えいと判明した(漏えい量は6.4kg)。原因は、高圧計取り出し用キャピラリーチューブと外板のこす
れにより、キャピラリーチューブの肉厚が減り、冷媒(6.4kg)が漏えいしたものと推定される。今後は、類似箇所
(383箇所(48台×4サイクル×2(低圧・高圧))のチェックを実施する。
<製
造中
<製作不 <施工管
石油 液面
無
>(定
良>
理不良>
精製 計
常運
転)
9時10分頃、運転員が現場を点検していたところ、ストリッパーオーバーヘッドレシーバーの液面計のチャン
バー溶接線より、LPガスがミスト状に漏えいしているのを発見した。発見者は計器室に連絡するとともに、当
該漏えい箇所のブロックのためバルブを閉止し、脱圧作業を開始した。直ちに、装置のノルマルシャットダウ
ンを行うとともに、消防機関へ通報した。系内圧力を0.1MPa以下まで脱圧し、当該漏えい箇所について接着
剤による応急補修を行った。検査結果より、割れを認めた溶接線は高い硬度であったことが判明した。原因
は、内部環境は湿潤硫化水素雰囲気であったことより、溶接による硬化部に発生した硫化物応力割れである
と推定される。なお、当該溶接部(600LBフランジとパイプの隅肉溶接線)は、200度で予熱した上でのティグ
溶接施工としていたが、厚物である600LBフランジによる伝熱およびフランジ構造によるフィン効果の放熱で、
予熱の効果が弱くなり溶接線の硬度が高くなったものと考えられる。今後は、溶接施工基準(社内基準)の見
直しを実施する。
石油
精製
<製
造中
熱交
<腐食管
>(定
換器
理不良>
常運
転)
無
パトロール中にエアフィンクーラー(PT-E2)入口付近より漏えいを確認した。通報するとともに、直ちに装置緊
急停止操作を行った。当該エアフィンクーラーの入口部に位置するチューブ最上段の管端部にのみ、著しい
腐食減肉が認められた。原因は、腐食性物質を含むプロセス流体(ナフサおよび水素ガス)の初期凝縮部で
のエロージョンコロージョンによる減肉と推定される。また、過去のチューブ余寿命評価において、今回開孔
および著しい減肉を認めた範囲は、通常のチューブ超音波肉厚測定では検査不感帯となるため、腐食減肉
が検出できず、適切な余寿命評価が出来ていなかったものと考えられる。
水素、
B
0 0 0 0 アニリ
漏洩
2
ン
<製
造中
石油
<設計不
火災
継手 >(定
化学
良>
常運
転)
2時15分頃、第二アニリン製造施設アニリン設備No.1反応器(BR-311B)出口(内容物:水素ガス+アニリンガ
ス)ミキサーのフランジ保温部に小火を確認した。運転員が消火器にて消火した(50型×1本)。その後、消火
栓より放水を実施し、2時28分鎮火した。No.1反応器では、ニトロベンゼンと水素を反応させアニリンを製造し
静電 ているが、運転経過とともにNo.1反応器内の触媒が劣化するため、出口温度が徐々に上昇する。このため、
気 温度調整用に低温の水素を流入している。今回事故が発生したミキサーのフランジ部は、水素がプロセスラ
インに導入される箇所の直上にある。この構造のため、低温の水素によりフランジ部に温度分布が発生し
た。原因は、水素で冷やされたフランジ部の一部の締め付けトルクが低下した結果、水素およびアニリンが漏
えいし、着火エネルギーの低い水素に静電気着火したと推定される。
アンモ B
漏洩
ニア 2
<製
その
造中
他(金 蒸発
<施工管
>(定
属加 器
理不良>
常運
工)
転)
2月14日(金)午前の日常点検時に蒸発器の水温が低下していたため、調査したところ、蒸発器下部に設置し
てあるヒーターが断線していた。その後、元バルブを閉止し、設備内のアンモニアを消費させ、安全化を図っ
た。17日(月)に修理のため、9時頃から蒸発器内の水を抜くために設備を開放したところ、アンモニア臭が確
認された。点検業者に依頼し、18日(火)に点検を実施したところ、溶接部分から漏えいを確認した。漏えい個
所の検査を行った結果、平成23年11月に溶接補修を実施した個所より再度割れが発生していることが判明し
た。原因は、形状変化による応力集中、経年劣化等により、他の溶接線より多くの応力がかかり割れ等が発
生し、漏えいしたものと推定される。今後は、①他類似設備の非破壊検査を実施する。②蒸発器更新期間を
30年とする。③蒸発器媒体水の交換とph測定を継続的に実施する(1回/月)。
0 0 0 0
無
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
スタンド内で
車の誤発進
製造事業所
11
による緊急
(一般)
離脱カプラ
の作動
愛
2014/3/27 知
県
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
12
(冷凍)
の冷媒漏え
い
山
2014/1/7 口
県
冷凍設備の
製造事業所 配管からの
13
(冷凍)
アンモニア
漏えい
沖
2014/1/20 縄
県
冷凍設備の
圧縮機出口
製造事業所
14
高圧配管か
(冷凍)
らのヘリウム
漏えい
茨
2014/1/29 城
県
冷凍設備の
圧力調整用
製造事業所 スピンドルね
15
(冷凍)
じ部からの
アンモニア
漏えい
神
奈
2014/2/7
川
県
0 0 0 0
天然
ガス
破裂
B
破損
2
等
0 0 0 0
0 0 0 0
<情報伝
達の不備 無
>
車両への充てん作業完了後、当該車両が充てんノズル(A系)を装着した状態で発進し、緊急離脱カプラが離
脱した。原因は、ドライバーの不注意により、発生したものと推定される。また、事業所においては、前回の事
故後、カラーコーンを置くなど、運転手から充てん中であることが確認できるよう対策を施していたが、カラー
コーンの設置場所が運転手から死角となっていたなど、対策が不十分であったことが、事故を誘発させたも
のと考えられる。今後は、充てんする車両の鍵を充てん前に預かり、作業完了後に返却するとともに、タイヤ
に輪止めをし、事故再発を防ぐこととした。
冷蔵
冷凍
設
備、
蒸発
器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
1月6日の日常点検時に、液面計の数値が社内管理基準値付近まで低下していたため、漏えい調査を実施し
た。調査の結果、翌7日に、11台中1台の蒸発器において、銅配管突き合わせ溶接部に発生したピンホール
からの漏えいを発見した。漏えい量は、全量1,200kg中の約20kgであった。原因は、蒸発器設置後17年が経
過していることから、経年劣化によるピンホールと推定される。今後は、蒸発器の漏えい検査は、加圧状態で
確認する。また、現在実施している定期的な漏えい検査を励行する。
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
冷凍
設
備、
配管
<製
造中
>(ス <腐食管
タート 理不良>
アッ
プ)
無
圧縮機起動時に、配管の腐食部よりアンモニアが漏えいした。原因は、配管が腐食したためと推定される。
ヘリウ
C 漏洩
ム
冷凍
設
その
備、
他(研
圧縮
究所)
機、
配管
無
第2種冷凍機施設ヘリウム冷凍機(予備機)付近天井部の火災報知器が発報した。当該機器は運転中の機
器代替機として準備中のものであり、正常な運転が可能と判断され次第、届け出をすべく準備中のもので
あった。直ちに機器の運転を停止し、内部確認を行ったところ、No.1圧縮機付近より顕著なオイル漏れが確認
され、噴出したオイルミストにより火災報知器が作動したものと推測される。なお、当該機器内のバッファタン
ク圧力が0MPaとなっていたことにより、冷媒ヘリウムガス漏えい量は計0.534kgと推測した。2月3日(月)に機
器内配管の詳細点検を行い、No.1圧縮機出口高圧配管のき裂を確認した。人的被害および物的被害は発生
しなかった。原因については調査中である。今後は、①稼働中の機器について、日常点検(毎日)での圧力計
の読みを徹底し、変化があれば速やかに対処する。②定期点検(年次)において、肉厚測定等を実施し配管
肉厚等の減肉がないかの確認をする。③施設を監督する研究者に、法規制等の再教育を行う。
無
当該冷凍機はメンテ計画中のため、長期停止中(平成25年10月25日、定期自主検査以降)であった。2月7日
15時30分、原動直員が巡回時に現場にて、臭気の異常を発見した。設備管理者へ連絡した。18時00分に、
No.2オイルポンプのオイル漏れ箇所を確認した。アンモニアスクリュー冷凍機のオイルポンプ圧力調整用スピ
ンドルのネジ部からの漏えいであることを確認した。オイル混入のアンモニアが気化し、ケーシング内濃度が
30ppmに上昇した(普段は0ppm)。応急処置(漏れ無し)をし、メーカーへ連絡した。22時00分に現場確認し、修
理方法を検討した。原因は、スピンドル内のOリングが経年劣化し漏えいしたものと推定される。
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
0 0 0 0
<製
造中
緊急
<誤操
スタン
>(ス
離脱
作、誤判
ド
タート
カプラ
断>
アッ
プ)
事故概要
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
<停
止中 <その他
>(検 >(調査
査・点 中)
検中)
<停
止中
冷凍
>(そ <シール
設
の他: 管理不良
備、O
メンテ >
リング
計画
中)
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所
16
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
17
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
三
2014/2/10 重
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
電気
<停
冷凍
止中
設
<設計不
>(運
備、
良>
転停
配管
止)
広
2014/2/12 島
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
0 0 0 0
ボン2
2
その
他(会
社事
務所)
<製
冷凍
造中
<設計不
設
>(定
良>
備、
常運
配管
転)
食品
冷凍
設
備、
配管
<製
造中
>(ス <製作不
タート 良>
アッ
プ)
18
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
群
2014/2/13 馬
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
04A
19
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
大
2014/2/18 阪
府
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍
その
<製 <誤操
設
他(ビ
造中 作、誤判
備、
ル業)
>
断>
配管
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
<製
冷凍
その
造中
<操作基
設
>(ス
他(ゴ
準の不備
備、
タート
ム加
>
凝縮
アッ
工)
器
プ)
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
20
(冷凍)
の冷媒漏え
い
福
2014/2/19 岡
県
事故概要
無
当該事業所の遠隔監視システムにより、熱源機の能力低下および電力量低下が判明したため、同システム
により運転を停止し、即日、現場熱源機を調査したところ、冷媒ガス(フルオロカーボン22)が24kg(推測)漏え
いしていることが判明した。原因は、圧縮機と圧力計の間の冷媒配管において腐食が進行したことにより穴
が開き、その部位から冷媒ガスが漏えいしたと推定される。
無
6時55分に、冷凍設備の圧力低下を確認した。ただちに運転を停止し、設備内の残ガスを回収した。市消防
に報告し、原因調査を実施したところ、冷媒配管にき裂が入り、冷媒ガス(フルオロカーボン22)19.9kgが漏え
いしたことが判明した。※当該設備内に、4系統の冷媒ガスライン(1系統当たりのガス内容量:23kg)があり、
漏えいしたのは、そのうちの1系統である。漏えい箇所はパッケージ型設備の機器内部であった。原因は、外
部からの異常応力等ではなく、部材の老朽化に伴う金属疲労と推定される。※事業所により、継手部分の修
理(肉盛溶接)後、耐圧試験を実施した。漏えい箇所が、1箇所であることを確認した。今後は、全系統の点検
を実施する。
無
当該アイスクリームフリーザーは、平成26年1月27日に搬入・設置し、試運転の後に2月4日より生産を開始し
た。2月13日3時18分頃、製品製造のために当該設備を立ち上げたところ、製品温度が通常より高い状態で
あったため、自主点検を実施した。その結果、冷媒配管にピンホールを発見し、また冷媒液面計からも液面
低下が確認されたため、直ちに設備を停止した。設備事業者が当該設備を輸入後、国内にてフィルタドライヤ
下流側のサイトグラスの割れを確認したため、納入前に交換修理を実施した。事故原因であるピンホールは
当該修理箇所の溶接部分で発生していることが判明した。原因は、事故後の設置業者による調査の結果か
ら、銅管ロウ付け部の融け込みが不十分であったためと推定される。
無
冷凍機内の冷媒配管各部の温度データを採取するため、機内での温度センサー取り付け作業の際に、誤っ
てキャピラリ配管に作業員の体が接触し、配管が破損したため冷媒ガスが漏えいした。
無
定常運転中のNo.2チラーユニットが高圧カット動作で停止したため、予備機No.1チラーユニットへ運転を切り
替えたところ、起動時にNo.2圧縮機が低圧カット動作で停止した。当日は責任者が不在であったため、No.1チ
ラーユニットの運転をやめ、後日原因を調査することとした。責任者がNo.1チラーユニットの調査を行ったとこ
ろ、凝縮器内部においてガスの漏えいを確認した。No.1チラーユニットは、No.2チラーユニットと交互運転して
おり、平成25年7月より予備に選択待機していた。原因は、冬季の運転頻度低下と夜間の外気温度低下(0℃
以下)により、凝縮器内部で凍結が発生し、冷媒と水との仕切りが破損したものと推定される。また、運転マ
ニュアル等で、メーカーが推奨する凍結防止措置(冷水ポンプの常時運転等)を講じていなかった事が直接
の原因と考えられる。今後は、①チラー運用マニュアルを整備する。②予備機側でも11月~3月間は冷水ポ
ンプを常時運転し、凍結防止措置を実施する。③配管保温、冷却水へ不凍液の採用を検討する。
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所 電磁弁グラ
(冷凍)
ンド部からの
冷媒漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
千
2014/2/21 葉
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所
22
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
沖
2014/2/26 縄
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
0 0 0 0
ボン2
2
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
23
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
熊
2014/3/1 本
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
21
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
24
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
三
2014/3/2 重
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍設備の
製造事業所
25
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
山
2014/3/3 口
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
事故概要
無
2月5日に一部倉庫内の冷却が悪くなった。日常点検において受液器液面計の低下は見られていたが、倉庫
内は冷却されていたため、そのままにしていた。冷凍機の運転調整をしながら冷媒漏れ調査も行っていたが
状況は変わらず、2月14日に冷媒を一部充てんしたが改善しないため、2月21日にメンテナンス会社に調査を
依頼したところ、機械室内電磁弁グランド部より冷媒の漏れを発見した。漏れ箇所を増締めし、冷媒漏れの止
まったことを確認したうえで、誤動作防止用のキャップにシールテープを巻き閉めた。原因は、設備設置後34
年を経過しており、運転の振動により電磁弁グランド部スピンドル根元が緩んだためと推定される。また、上
記機械的な要因とは別に、日常点検において液面計の異常を感じつつも倉庫内が冷却されていた為に問題
を放置してしまった人為的ミスにより、漏えい量が増加したものと考えられる。
<製
冷凍
その
造中
<腐食管
設
他(金
>(定
理不良>
備、
融)
常運
配管
転)
無
定期点検のため冷媒ガス(フルオロカーボン22)を窒素に置換して気密確認を行っていたところ、腐食してい
た冷媒ガス配管(80A)から窒素が漏えいしていることを確認した。このことから、定期点検以前の通常運転時
より冷媒ガス(フルオロカーボン22)が漏えいしていたものと推測される。なお、漏えい量は置換時の回収量
340kgに対し満充てん量が1,000kgであることから最大660kgと考えられる。定期点検終了後、所定の手続きを
行った上で配管腐食部の補修を行う予定である。原因は、配管の腐食によるものと推定される。
冷凍
その 設
他(空 備、
港) 熱交
換器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
第3製造所氷蓄熱チラーの水位異常により停止した。蓄熱層を確認したところ、水の中に油が確認されたた
め、水側熱交換器の冷媒漏れ調査を実施した。熱交換器内部の銅管チューブより冷媒漏れが確認された。
冷媒漏れの発生原因は不明である。水配管側の流量及び水質調査を実施予定である。
冷凍
設
その
備、
他(会
熱交
社事
換
務所)
器、
配管
<停
止中
<腐食管
>(運
理不良>
転停
止中)
無
空調設備が異常停止したため、即日調査をしたところ、熱交換器内部の冷媒配管に穴が開いており、冷媒ガ
ス(フルオロカーボン22)が29kg(推測)漏えいしていることが判明した。原因は、腐食が進行したことにより、空
調設備の熱交換器内部の冷媒配管5本に穴が開き、そこから冷媒ガスが漏えいしたものと推定される。
無
ドライフーズ用の凍結真空乾燥機にて、真空度の悪化が発生した。真空度が改善できないことから、乾燥機
内点検のため製造を中止した。バルブ等の閉止対応後、漏えい検査を実施したところ、コールドトラップ配管
からの漏えいが判明した。冷媒漏えい量は、最大約650kgと推定される。(冷凍機全体量は約15t。)。漏えいし
たコールドトラップ配管の上部に液ヘッダーが横切っている。原因は、液ヘッダーに付着した油分がコールドト
ラップ配管に滴下し、外面を腐食させたものと推定される。今後は、当該コールドトラップ配管のSUS化を検討
中する(事業所内の2基はSUS化済み。)。
冷蔵
食品
冷凍
設
備、
バル
ブ
<製
造中 <シール
>(定 管理不良
常運 >
転)
<製
冷凍
造中
設
<腐食管
>(定
備、
理不良>
常運
配管
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
圧縮機メカ
製造事業所 ニカルシー
26
(冷凍)
ル部からの
アンモニア
漏えい
群
2014/3/16 馬
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
27
(冷凍)
の冷媒漏え
い
広
2014/3/17 島
県
冷凍設備の
キャピラリー
製造事業所
28
チューブから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
<停
<シール
止中
管理不良
>(休
>
止中)
無
3月16日(日)11時23分に、停止中のアンモニア冷凍機1-2-B(No.6)の冷凍機ガス漏れ警報器が作動し、漏え
い箇所特定の点検を実施した。点検の結果、圧縮機メカニカルシール部分からの漏えいと判明した。漏えい
を最小限とするため、圧縮機の冷媒出入口の弁を全閉とし、電源ブレーカをOFFとした。3月17日に、早急に
対処するため、設置業者へ修理を依頼した。3月18日8時00分に、漏えい部圧力計変化無し、臭気無しによ
り、漏えい停止を確認した。原因は、圧縮機駆動メカニカルシールの経年劣化と推定される。
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
その 設
<停
<腐食管
他(病 備、 止中
理不良>
院) 凝縮 >
器
無
朝の巡回時に本設備の圧力低下が見られたため、協力会社に調査を依頼したところ、冷媒(フルオロカーボ
ン22)28kgの漏えいが判明した。原因は、凝縮器(水熱交換器)内において、経年劣化により生じたピンホール
からフルオロカーボン22が漏れたものと推定される。
岐
2014/3/20 阜
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
電気
<製
冷凍
造中
設
<設計不
>(定
備、
良>
常運
配管
転)
無
冷凍機のある通信機械室の温度が高くなっていたため、メンテナンス会社が調査したところ、低圧圧力計用
銅製キャピラリーチューブから冷媒であるフルオロカーボン22が漏えいしているのを発見した。直ちに、漏れ
防止措置を行い、管轄の市消防本部に通報した。なお、ガスの漏えい量は推定5kgである。原因は、振動によ
り経年劣化した銅製キャピラリーチューブにき裂が生じ、ガスが漏えいしたものと推定される。
冷凍設備の
製造事業所
29
修理中の冷
(冷凍)
媒漏えい
愛
2014/3/20 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
その
<停
<誤操
他(公 冷凍 止中
作、誤判
共施 設備 >(工
断>
設)
事中)
無
機器の修理を行うため、暖房回路にてポンプダウン作業を実施した。修理箇所の残留冷媒を圧縮機高圧側、
低圧側回路の2箇所より回収を開始した。圧縮機高圧側の逆止弁に気づかず、回収作業が終了したと判断
し、膨張弁取替を開始した。冷房用膨張弁の金物部を取り付けているボルトを暖めている最中に液状の冷媒
が漏えいした。今後は、ポンプダウン作業後に冷媒回収を行っても、冷媒の残留箇所があるため、配管系統
図に操作弁、逆止弁類を確認し、冷媒残留箇所の把握を行う。
冷凍設備の
エコノマイザ
製造事業所
30
溶接部から
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
大
2014/3/30 阪
府
アンモ
0 0 0 0
C 漏洩
ニア
<停
その
止中
冷凍
<施工管
他(倉
>(検
設備
理不良>
庫)
査・点
検中)
無
冷凍設備のエコノマイザからアンモニアが漏えいした。原因は、定期点検に伴う圧縮機接続時に過度な力が
加わり、エコノマイザ本体溶接部が損傷し、アンモニアガスが漏えいしたものと推定される。直ちに、漏えい防
止措置を講ずるとともに使用を停止した。
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
冷凍
設
備、
圧縮
機
事故概要
番
号
31
32
事故区分
事故名称
ポンプドレン
製造事業所 ノズルから
(コ)
のナフサ漏
えい
配管からの
製造事業所
アンモニア
(コ)
漏えい
受入配管の
中間弁グラ
製造事業所
33
ンド部からの
(コ)
LPガス漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
千
2014/1/5 葉
県
香
2014/1/16 川
県
茨
2014/1/27 城
県
0 0 0 0
0 0 0 0
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
液化
石油
C 漏洩
ガス、
ナフサ
配管
石油 (行き
精製 止まり
配管)
アンモ
C 漏洩
ニア
<製
造中
一般
<設計不
配管 >(定
化学
良>
常運
転)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
貯蔵
弁
基地
<停
止中
<締結管
>(検
理不良>
査・点
検中)
事故概要
無
9時6分頃、運転員が巡回点検中に、ポンプ(P-P12A)ケーシングドレンノズルより白い蒸気が出ているのを発
見し、直ちに計器室へ通報すると共に防災センターへ連絡し、消防(ホットライン)へ通報した。当該事業所の
運転員が現場へ急行し、当該ポンプの予備機側へ切替を行いブロック、フレアーへ脱圧を行った。脱圧後、
機内を冷油にて冷却を開始し、バンド巻きを行った。当該ドレンノズルは、整備およびポンプ分解点検時に内
部流体を抜き出すために使用するもので、通常はドレン弁を閉止した状態である。原因は、構造上のデッド
(行き止まり)および底部位となっていたことから、内部流体中のスケールが堆積したことによる内面腐食が
進行し、減肉・開口に至ったものと推定される。今後は、当該ポンプ小径ノズルの検査・取替履歴を確認し、
点検結果の再評価を実施するとともに、所内の回転機器に対しても水平展開を実施する。
無
事故当時、アンモニア製造施設(PHOSAM設備1系)は、通常運転中であった(常用温度170℃、常用圧力
1.3MPa程度)。1月16日11時30分頃、流量計の分岐配管からアンモニアガスが漏えいしているのを従業員が
発見し、直ちに県および市消防本部に連絡した後、作業員数名が散水による除外活動を行った。漏えい量は
100ml程度で、事業所外への影響はなく、除外したアンモニア水は排水処理設備で処理した。漏えい箇所に
ついては、分岐のない短管に交換し、1月17日1時6分に完成検査が終了した。原因は、プロント操業開始か
ら約40年間使用した設備であるため、疲労により微小な割れが生じたものと推定される。今後は、事故を起こ
した「ねじ込み式継手」箇所を、次回の定期修理で溶接配管に交換する。
無
当該事業所は平成25年12月6日から平成26年1月31日まで定期自主検査を実施中であった。1月27日から28
日にかけて当該事業所基地境界から桟橋の受入ローディングアーム元までのLPガス受入配管の気密検査
を行うため、27日7時からLPガスクールダウンポンプ(P-101)による昇圧(圧力:0.58MPa、温度-27℃)を行
い、8時15分頃から桟橋の受入ローディングアーム元から検査を開始した。順次検査を進めていく中で、今回
LPガスが漏えいした受入中間弁も検査する予定であったが、当該受入中間弁の設置されている架構付近で
隣接事業所の配管補修工事を行っていた協力会社作業員が当該受入中間弁からのLPガス漏えいを発見
し、隣接事業所経由で当該事業所に通報があった。当該事業所社員が現場に急行し、9時15分に漏えいを確
認し、消防本部通信司令室に通報するとともに、運転中のポンプを停止し送液を止め、当該受入中間弁グラ
ンド部の増し締めを行い、LPガス漏えいは停止した。1)当該自動弁は平成23年7月に分解整備を実施した。
その際の整備状況は、①グランドパッキンについては、材質PTFE(テフロン製)のメーカー純正パーツを全数
取替、②整備における単体気密試験は、1.6MPaにて実施し合格、③分解整備以降の平成23年度(平成24年
1月)および平成24年度(平成25年1月)の定期自主検査における実液気密試験においても、漏えい等の異常
はなかった、④その他、日常点検および月例点検において、異常が発見されたことはない。2)今回の修理に
あたっては、グランドパッキン部の2本の締め付けボルトのナットの増し締めを行い、漏えいは停止した。上記
1)および2)より、原因は、グランドパッキン部整備後の経年劣化(整備後約2年半)により、片締め状態が発
生したと推定される。その要因としては以下の①~③が考えられる。①PTFE(テフロン製)成形パッキンは、コ
イルパッキン等のグランドパッキンと比較し、復元性(弾性)が小さい。②整備後の受入設備の運転や当該バ
ルブの動作などにおいて、グリスの分散を含めたいわゆる「なじみ」に偏在が生じた。※グランドパッキンの取
替等の整備においては、低温用グリスをパッキンや部品に塗布し挿入する。③本船受入運転時(年10~12回
程度)の振動により、グランドパッキン部締め付けボルトのナットが緩んだ可能性がある。今後は、平成23年
度以降に分解整備を実施した16B以上の自動弁について、グランドフランジの締め付け程度を確認し、必要
に応じ追い増し締めを行い、傾向を調査する。また、定期自主検査の気密試験において当該検査範囲の昇
圧中にエリア内の全数の目視確認を行い、その後検査を実施する。
番
号
事故区分
事故名称
ポリプロピレ
ン製造施設
の流量計
製造事業所
34
リードパイプ
(コ)
ベントプラグ
からのプロピ
レン漏えい
液化窒素貯
製造事業所 槽上部充て
35
(コ)
ん配管から
の漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
千
2014/3/24 葉
県
愛
2014/3/25 知
県
水素、
0 0 0 0 炭化 C 漏洩
水素
<製
造中
石油 ガス
<設計不 <施工管
>(定
無
化学 ケット
良>
理不良>
常運
転)
No.3ポリプロピレン製造施設は通常運転であった。11時17分に第一重合器の圧力低アラームが発報した。現
場調査を行ったところ、流量計リードパイプベントプラグ(高圧側)からプロピレンガスの漏えいを発見した。リー
ドパイプ元弁および流量計上流弁を閉止し、漏えい停止処置を行うとともに計器室へ通報し、計器室運転員
が外線119へ通報した。12時17分、公設消防がガス検知器でリードパイプ先端からの漏えいが無いことを確
認した。原因は、リードパイププラグのガスケット組み込み時に、センタリング不良によりガスケット内径部に傷
がつき、これを起点として内圧によるガスケットの変形が発生し、破断したものと推定される。また、センタリン
グ不良はガスケットとプラグ座のクリアランスが大きい構造に起因していると考えられる。今後は、事業所全
プラントの同種ベントプラグおよびドレンプラグの緩み、漏えいの有無点検を実施することとした。
0 0 0 0 窒素
コー
ルド・
エバ
石油
ポ
精製
レー
タ、配
管
無
15時30分頃に、製造事業所製油一課員が日常点検において窒素供給設備液化窒素貯槽の受入液化窒素
上部充てん弁下流の配管より窒素ガスが漏れているのを発見した。ただちに直長(保安係員)に連絡した。15
時35分頃、製油一課直長(保安係員)は当該漏えい部位を確認後、製油一課課長(保安主任者)に連絡し、当
該配管の孤立および脱圧を行った(漏れ止め用の応急処置バンドを取り付けた)。15時40分頃に、製油一課
課長が安全環境室に連絡した。当該配管は設置から約39年使用しており、年間約360回、液体窒素を受け入
れている。原因は、低温の窒素通液(約-190℃)と停止(常温:約20℃)の温度サイクル(約14千回)に伴う繰り返
し応力により、熱疲労割れが進展したものと推定される。今後は、液化窒素貯槽類似部位の非破壊検査(PT)
を実施する。また、類似の銅配管については、熱疲労サイクルの管理による寿命管理と検査を併せて行って
いくこととする。
無
当該LPガス圧縮機の月例点検(当該圧縮機各部の気密検査)を実施するため、13時35分、当該LPガス圧縮
機の運転を開始した。運転データ(100%負荷・負荷電流:41A、1段吐出圧力:0.24MPa、1段吐出温度:13℃)は
安定していたが、運転開始から1時間15分後の14時50分、当該圧縮機用ベント配管の元弁が閉止していたこ
とから、スタフィンボックス内の圧力が徐々に上昇し、取り付けられたアクリル板が突然破損し、瞬時的にLP
ガス(ベーパー)が漏えいした。現場にいた所員が直ちに圧縮機を停止したため、LPガスの漏えいは止まっ
た。また、飛散したアクリル板のスタフィンボックス開口部から一時的に約0.9kgのLPガスベーパーが漏えいし
たものと推定される。なお、飛散したアクリル破片は当該圧縮機用電動機電源端子カバーに当たって散在す
るも漏えいガスによる火災・爆発事故ならびにアクリル板の破片飛散による人身事故は発生していない。スタ
フィンボックス用アクリル板の破損によるLPガス漏えいは、前回(2012年12月3日)発生した事故内容と結果
的に同一事例であるが、前回事例を反省し、カーボン粉末の閉塞が確認されたベント配管を新替した。今回
の直接原因は、メンテナンスを考慮して新設したベント配管放出元弁(以降、元弁という)が閉止していたたた
めと推定される。また、間接原因は、圧縮機運転開始前に当該元弁の状態(開放状態)を確認忘れによって
本事故事例の発生に至ったものと考えられる。元弁の開放によって、圧縮機運転中に発生する許容漏出ガ
ス(微量の漏出は往復動圧縮機の構造上避けられないものである)は、ベント配管から元弁を通じて大気放
出される構造となっており、元弁の閉止によって、スタフィンボックス内の圧力は上昇し、その後圧力に耐えら
れなくなったアクリル板が破損し、瞬時的にLPガス漏えいに至ったものと推察される。今後は、運転開始前に
当該運転圧縮機のベント配管各部のバルブ状況を確認後、計器室に連絡する手順に改めることとした。ま
た、LPガス圧縮機運転操作マニュアルに新替えしたベント配管のバルブ(ベント配管放出元弁)開閉状況を
確認することを追加する。
無
販売店の貯蔵施設内において、LPガス50kg容器のキャップを外そうとした際に、外れないため、固着した部
分を叩いて外そうとしたところ、キャップが外れない状態で何らかの具合によりバルブが緩み、ガスが漏えい
した。キャップを外し、バルブを閉止し、漏えいを停止させた。
C 漏洩
<製
造中
<検査管
>(定
理不良>
常運
転)
圧縮機のス
タフィンボッ
製造事業所 クスのアクリ
36
(コ)
ル板が破損
し、LPガス
漏えい
石
2014/2/24 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
貯蔵 圧縮
基地 機
容器からの
製造事業所
LPガス漏え
(LP)
い
茨
2014/2/5 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
<貯 <誤操
販売 バル
蔵中 作、誤判
店
ブ
>
断>
37
事故概要
<製
<検査管
造中
理不良>
>
番
号
38
事故区分
事故名称
配管からの
製造事業所
LPガス漏え
(LP)
い
フレキシブル
製造事業所 チューブから
39
(LP)
のLPガス漏
えい
スタンドの
ディスペン
製造事業所 サー内のフ
40
(LP)
レキシブル
ホースから
の漏えい
スタンド内の
誤発進によ
製造事業所
41
るローディン
(LP)
グアームの
破損
LNG気化器
製造事業所 の溶接部割
42
(一般)
れによるガ
ス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
新
2014/2/18 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
秋
2014/2/19 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
大
2014/3/3 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
栃
2014/3/12 木
県
岐
2014/1/12 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
天然
0 0 0 0
ガス
C 漏洩
<製
造中
充填
>(ス <腐食管
配管
所
タート 理不良>
アッ
プ)
C 漏洩
フレキ
シブ
充填
ル
所
チュ
ーブ
C 漏洩
フレキ
シブ
スタン ル
ド
ホー
ス(配
管用)
破裂
C 破損
等
ロー
ディン
グ
アー
ム
C 漏洩
機械
事故概要
無
施設稼働前点検時に当該配管に霜がついていることを発見し、漏えいを確認した。警報装置は作動していな
かった。ただちに上下の弁を閉止し、当該配管中の残留ガスを排出した。保安統括者の指示により、県、消
防に連絡した。当該配管に関する設備を使用停止とした。原因は、配管に錆が発生し、徐々に減肉し、ピン
ホールが出来たものと推定される。錆止め塗装をしていたが、塗装面で腐食部分が隠されることにより、発見
が遅れたものと考えられる。今後は、既存配管への総点検を実施することとした。なお、同様の腐食が疑わ
れる配管については入れ替えを行うこととした。
<そ
の他
<腐食管
>(受
理不良>
入終
了時)
無
11時50分頃、ローリーからLPガスをNo.2貯槽へ受入終了後、ベーパーライン元バルブ閉止中にガス漏れ音
に気付き、漏えい検知液で確認したところ、貯槽下の40Aフレキシブルチューブから微少漏えいを発見した。
バルブを閉じ、操作できないように針金で固定して、フレキシブルチューブを交換するまでNo.2貯槽への受入
を行わないこととした。フレキシブルチューブの錆がある箇所から漏えいした。
<製
造中
<検査管
>(定
理不良>
常運
転)
無
通常営業中、ディスペンサー内のフレキシブルホースより、微量のLPガスが漏えいした。毎年耐圧試験を受
けて合格していたが、製品納品後、相当年数が経っている。原因は、経年劣化により漏えいしたものと推定さ
れる。
無
運転手による荷卸しが終了後、オートガスサービスステーション担当へ納入受領印を受けた。運転手が運転
席に戻り書類を整理し、車を発進させた。発進後、ローディングアームの収納忘れに気付いたがブレーキが
間に合わず、ローディングアームが破損した。破損後、施設の使用を停止した。なお、点検の結果、漏えいは
なかった。原因は、運転手があわてていたため、ローディングアームの収納を行わず車を発進させてしまった
事による確認不足によるものと推定される。今後は、荷卸しを行う運転手に対し、作業前後の指差呼称によ
る注意喚起を求め、基本作業の重要性を荷卸し業者とスタンドで共有を図り、再発防止を図るための基本作
業の徹底および安全に対する意識向上に取り組む。
無
当該事業所(第1種製造者)において、通常運転中であった液化天然ガス(LNG)温水式気化器の午前8時に
日常点検を実施していたところ、当該気化器の上部から温水の漏れを確認した。異常を感じた担当者が携帯
型ガス検知器にてガス検知を行ったところ、警報音が鳴り、ガス漏えいを確認した。なお、このときには常設
のガス検知警報設備はガス漏えいを感知していなかった。同日13時に保守業者が到着し、当該気化器を停
止し、予備の気化器へ運転を切り替え、関連する設備の点検等漏えいに対する処置を行った。なお、漏えい
量は不明である。気化器コイル液入口ヘッダ溶接部(4ヶ所のうち1ヶ所)にき裂が確認されたことから、当該
箇所からのガス漏えいと断定できる。なお、5年前にも開放検査の際に同箇所においてき裂が確認されてお
り、また、当時は温度・圧力の変動による繰り返し応力により劣化が進んだという調査結果が出ている。原因
は、溶接不良および腐食等劣化が原因と推定される。
<製
造中 <誤操
>(定 作、誤判
常運 断>
転)
<製
気化 造中
<製作不
器、コ >(定
良>
イル 常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
CEの蒸発器
製造事業所
43
からの窒素
(一般)
漏えい
栃
2014/1/15 木
県
0 0 0 0 窒素
配管からの
製造事業所
液化炭酸ガ
44
(一般)
ス漏えい
香
2014/1/31 川
県
炭酸
0 0 0 0
ガス
CNGスタンド
の圧縮機出
製造事業所 口のフレキ
45
(一般)
シブルホー
スからの漏
えい
46
CNGスタンド
製造事業所 の圧縮機圧
(一般)
力計配管か
らの漏えい
CEの配管か
製造事業所 らのアルゴ
47
(一般)
ンガス漏え
い
千
2014/2/13 葉
県
大
2014/2/23 阪
府
新
2014/2/24 潟
県
0 0 0 0
0 0 0 0
0 0 0 0
天然
ガス
天然
ガス
アル
ゴン
コー
ルド・
エバ
ポ
レー
タ、蒸
発器
事故概要
C 漏洩
機械
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
無
午前9時10分頃、第一種製造事業所において日常点検中に、CE送ガス蒸発器配管溶接部(入口側)から液
化窒素の微少漏えいを確認した。当該設備は2基の送ガス蒸発器を概ね1回/週の頻度で切り替えて運転し
ている。原因は、温度変化による疲労と推定される。
C 漏洩
<製
造中
鉄工
<設計不
配管 >(定
所
良>
常運
転)
無
7時45分頃、通常運転のためバルブを開にしたところ、配管のエルボ部分からのガス漏えいを発見した。直ち
に閉止したので、漏えい量は微量であった。原因は、長期間使用していたことによる経年劣化と推定される。
今後は、漏えい箇所以外のエルボ配管について、肉厚検査を行う。
C 漏洩
フレキ
シブ
ル
ホー
スタン ス(配
管とし
ド
て使
用)、
圧縮
機
無
車両充てん後の蓄ガス器への圧縮ガス製造中にガス検知警報器が作動し、シーケンスにより全停止した。保
守担当者へ連絡して確認したところ、B号圧縮機3段目出口のフレキシブルホースから漏えいしていることを
確認した。原因は、フレキシブルホースが他設備(スナッパー)に接触した状態で振動の影響を受け、擦れて
傷ついたことによるものである。また、運転時にフレキシブルホースが接触、振動していることやホース自体
が損傷していることを点検時に把握できなかった。人身被害、物的被害は無かった。今後は、水平展開とし
て、A号圧縮機の類似箇所でフレキシブルホースの他設備への接触の有無を確認することとした。
C 漏洩
<製
造中
スタン
<設計不
配管 >(定
ド
良>
常運
転)
無
23日の営業終了時に行う日常点検時に、従業員が当該高圧ガス設備の圧縮機付近で微かなガス臭を感知
したが、漏れ等は確認できなかった。翌24日に当該事業所のメンテナンス担当者が現地にて発泡試験を行っ
たところ、♯1圧縮機2段圧力計配管より微量のガスが漏えいしていることが発覚した。原因は、圧縮機本体
の振動に伴い圧力計配管と配管サポート部に摩擦が生じたことにより、圧力計配管が減肉・開孔し、内部の
ガス漏えいに至ったものと推定される。今後は、振動による配管の摩耗・減肉を防ぐため、既存の配管サポー
トを緩衝材(ゴムシート)付配管サポートに変更し、配管と配管サポート部との摩擦を防止する。また、同類の
箇所を点検し、減肉等があれば上記の対応を実施する。
C 漏洩
コー
ルド・
エバ
機械 ポ
レー
タ、配
管
無
24日9時頃に、液化アルゴン製造施設(CE)の日常点検を実施していた際、加圧蒸発器の安全弁付近からガ
スが漏れているような音がしたため、石けん水にて調査したところ、安全弁元弁と配管の溶接部から漏えいを
確認した。その後、設備業者に連絡し、14時頃に当該設備業者が到着し加圧蒸発器元弁等を閉止させ、安
全化を図った。原因は、製造から27年経過したことによる設備の経年劣化および熱変動による疲労・劣化に
より、ピンホール状の欠陥ができ、漏えいしたものと推定される。今後は、①類似箇所の浸透探傷検査および
気密試験を実施する。②日常点検および定期自主検査におけるろう付け部分の重点的な確認を実施する。
③CE取扱いに関する保安講習会を定期的に開催する。④劣化が予想される個所への修繕計画を作成する。
<製
造中
<施工管
>(定
理不良>
常運
転)
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
番
号
48
事故区分
事故名称
HIP装置の
製造事業所 安全弁から
(一般)
のアルゴン
ガス漏えい
水素カード
製造事業所 ル設備の配
(一般)
管溶接部か
らの漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
岐
2014/3/4 阜
県
0 0 0 0
アル
ゴン
C 漏洩
茨
2014/3/4 城
県
0 0 0 0 水素
継手の誤接
製造事業所
50
続によるヘリ
(一般)
ウム漏えい
大
2014/3/4 阪
府
ヘリウ
0 0 0 0
C 漏洩
ム
CNGスタンド
製造事業所
51
の圧縮機か
(一般)
らの漏えい
大
2014/3/11 阪
府
49
0 0 0 0
天然
ガス
C 漏洩
C 漏洩
事故概要
無
ガスを常温にて、270kg/cm2(26.5MPa)まで充てん後、昇温をスタートした。1290℃、900kg/cm2(88.2MPa)付
近で、オペレイトバルブ異常の警報が発生した。オペレイトバルブSV1開、SV2開、SV4緑点滅の状態になっ
た(緑点滅は閉動作が所定時間経過しても完了しない異常を示す)。バルブを閉止するため手動モードに切り
替えてSV4の閉操作を試みたが動作せず、SV1閉、SV2閉、SV4緑点滅の状態になった。直後に安全弁
RV2(設定圧力220kg/cm2(21.5MPa))からアルゴンガスが放出された。187kg/cm2(18.3MPa)まで降圧したとこ
ろで放出が止まった。原因は、SV4が完全に閉まらなかったためと推定される。油圧式閉止弁SV4を開閉する
ための電磁弁のスプールの動きが固く、電磁弁の電源をOFFにしても閉側に動作しない状態であった。今後
は、再発防止対策として、同型電磁弁の総交換を行う。
その 配
<消
<製作不 <施工管
他(研 管、 費中
無
良>
理不良>
究所) 継手 >
日常点検担当者がリークテスタを使用して、水素カードル設備の減圧架台B系統付近の点検を行っていたと
ころ、水素ガスを検知した。直ちに、水素ガスを感知した周辺のバルブ接続部及び溶接部に漏えい検知液(ス
ヌープ)を吹きかけたところ、高圧部(常用圧力19.6MPa、バルブHBV-20下流側)の配管溶接部でカニ泡を確認
した。漏えいのあった減圧架台B系統を停止したのち、当該箇所の上流下流のバルブを閉止し、漏えいを止
めた。その後、カードル設備全体にわたり緊急の漏えいチェックを行って、漏えい箇所がないことを確認し、減
圧架台A系統の使用に切り替えた。また、漏えい箇所以外の溶接部に浸透探傷試験を行い、問題がないこと
を確認した。原因究明のため、漏えい箇所の部材を取り外し、漏えい状況の確認、X線CT3D測定、浸透探傷
試験、X線撮影等を行った。原因は、製造時における配管溶接の不良によるものと推定される。なお、本不良
箇所は、業者工場での検査ならびに完成検査事前検査および完成検査では漏えいが確認されず、また、当
該箇所の使用開始後2回(10時と13時頃)の日常点検でも異常がなかったことから、当初は漏えいがなかった
ものの時間的経過に伴い、溶接不良箇所から漏えいしたものと考えられる。今後は、日常点検およびカード
ル交換・系統切り替え時の漏えい確認を徹底する。また、当該カードル設備の高圧部配管の交換を計画す
る。交換にあたっては、日常点検を含め厳密な漏えいチェックを行う等、安全を確保し改修を行うこととする。
<製
造中 <誤操
充填
継手 >(定 作、誤判
所
常運 断>
転)
無
従業員が、異径継手を充てん用フレキシブルチューブに誤接続して、ヘリウムガスをヘリウムトレーラーに充
てん中に、10MPa付近で充てん用フレキシブルチューブと接続の継手がはずれ、ヘリウムガスが噴出した。
今後は、①変換継手サイズの識別表示と管理を徹底する。②変換継手接続時の見える化掲示を行う。③製
造担当者へ再教育を実施する。
無
事業者が♯1圧縮機エンクロージャー内に立ち入った際、微かにガス臭気があったため、漏れ箇所を調査し
た。吐出ホースかしめ部(フィルター側)より、微量のガス漏れを確認した。原因は、吐出ホースかしめ部の劣
化によるものと推定される。今後は、長期間にわたる微振動による摩耗の進行を防ぐため、緩衝材(ゴムシー
ト)付配管サポートに変更することとした。また、配管サポートの形状は、二分割から一体型に変更し、ゴム
シートがセットされた構造とする。
<製
その
造中
他(金 安全
<検査管
>(定
属加 弁
理不良>
常運
工)
転)
<停
その
圧縮 止中
他(ガ
<設計不
機、 >(検
ス事
良>
配管 査・点
業)
検中)
番
号
事故区分
事故名称
気化器から
製造事業所
52
の液化天然
(一般)
ガス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
山
2014/3/14 梨
県
0 0 0 0
天然
ガス
C 漏洩
<製
造中 <その他
自動 気化
>(定 >(調査
車
器
常運 中)
転)
事故概要
無
日常点検時に、ガス漏れ警報器が作動したため、点検業者に調査を依頼した。ガス漏えいの有無および漏え
い箇所の特定作業を行ったところ、No.2気化器より漏えいガスの検知が見られたことから、No.2気化器を閉止
した。原因は調査中である。
無
事故当時、圧縮空気製造設備は圧縮運転を終了し、アキュームレーターは内圧11MPaで保持されていた。17
時30分頃に、保安係員が巡回時にアキュームレーターの水面計上部より漏えい音を確認したため、点検をし
たところ配管継手部より漏えいを確認した。関係部署に連絡し、アキュームレーター内の残圧を抜いた。漏え
い箇所は微細で、周囲の被害はなかった。アキュームレーター水面計更新時(平成18年3月)に、今回の事故
箇所の溶接を実施した。当時の施工業者は管認定業者ではなかったことから、施工後、浸透探傷検査や耐
圧試験を実施し、県の完成検査を受けた。事故後、継手漏えい部の浸透探傷試験を実施し、き裂や溶け込
み不足が確認された。原因は、溶接不良により漏えいが発生したものと推定される。
圧縮空気製
製造事業所
造施設から
(一般)
の漏えい
新
2014/3/14 潟
県
0 0 0 0 空気
C 漏洩
<製
造中
<製作不
製鉄
継手 >(定
良>
所
常運
転)
CNGスタンド
製造事業所
54
の圧縮機の
(一般)
破損
埼
2014/1/13 玉
県
天然
0 0 0 0
ガス
破裂
C 破損
等
<製
造中 <その他
スタン 圧縮
>(定 >(経年
ド
機
常運 劣化)
転)
無
14時45分、圧縮機運転中に圧縮機過負荷による緊急停止が発生した。圧縮機クランク回り故障による圧縮
機側ベアリングの破損(ガス漏れ無し、人的被害なし)を確認した。1月14日、圧縮機メーカーにて調査を実施
した(部品交換が必要のため、修理実施出来ず)。原因は、圧縮機軸受フレーキングによる破損および軸受
破損に伴うベアリングの破損と推定される。
交通事故に
製造事業所 よるディスペ
55
(一般)
ンサーの破
損
埼
2014/2/8 玉
県
天然
ガス
破裂
C 破損
等
<製
ディス 造中 <交通事
スタン
ペン >(定 故>(他
ド
サー 常運 損)
転)
無
午前11時40分頃に、軽油を給油しようと構内を走行していたダンプカーが雪でスリップし、左前方のミラーが1
号機ディスペンサーに接触し、ディスペンサーが傾いた。警察に通報後、午前11時45分頃に関係会社へ連絡
した。関係会社の指示で1号機ディスペンサー内部のバルブV301・V303の2ヶ所を閉鎖した。ガス漏れの異常
はなかった。
53
0 0 0 0
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
移動中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
1 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
栃
2014/1/6 木
県
2 移動
バルクローリ
の充てん用
ホース切断
によるLPガ
ス漏えい
岡
2014/1/20 山
県
3 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
岐
2014/3/3 阜
県
4 移動
液化窒素
ローリのフレ
キ管からの
漏えい
新
2014/3/5 潟
県
5 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
岡
2014/3/19 山
県
エチレ
ン、水
0 0 0 0 素、炭 C 漏洩
酸ガ
ス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0
酸素、
C 漏洩
窒素
事故概要
運送
容器
<移 <交通事
本体、
<容器管
動中 故>(自
無
バル
理不良>
>
損)
ブ
平成26年1月6日(月)午前5時16分頃、運送業者が高圧ガス容器を運送中に先行するトレーラーに追突した。
また、その4分後に後方からも追突され、積載していた容器が落下し、炭酸ガス30kg容器1本からガスが漏え
いした。今後は、社内教育及び容器積載方法を見直すこととする。
運送
ロー
リ、ゴ <荷 <情報伝
ム
役中 達の不備
ホー >
>
ス
無
アルミ金属を暖めるバーナー用980kgバルク貯槽に、3.5tLPガス移動式製造設備の30mある充てんホースを
約25m延長し充てん中に、従業員が門型ホイストクレーンを操作し動かした。門型ホイストクレーンのレール
上に延長していた充てんホースがあったため、LPガス移動式製造設備側から約5m付近をクレーンの車輪が
切断した。切断と同時に緊急遮断装置が作動し、充てん用ホース内のLPガス約5L(約1.2m3)が流出した。切
断された充てん用ゴムホース内の残液を水道水で置換し、残液・残ガスの処理をした後、切断されたローリー
側の充てん用ホースの先端(切断部)に応急的にバルブを取り付け、応急処置を行った。
無
従業員が車両に液化窒素115kg容器2本、液化酸素150kg容器2本、酸素7m3容器5本、アセチレン7kg容器3
本、アルゴン7m3容器6本、炭酸ガス30kg容器5本を積載し、遊技場の敷地から一般道路に進入する際、車両
後部に積載してあった液化酸素150kg容器2本・液化窒素115kg容器2本の計4本の液面計部分がゲート(鉄骨
製 高さ2.4m)に接触・破損し、ガスが漏えいした。また、その際に液化窒素容器1本が車両荷台より落下し、容
器が変形した。容器はバンドにて車両に固定してあったが、ゲートに接触した衝撃で車両の引っ掛け金具が
変形し、バンドが外れ、車両より落下した。なお、ガスの漏えい量は推定、液化窒素115kg、液化酸素100kgで
ある。
無
当該移動式製造設備(液化窒素ローリー)が営業所に戻り、点検していたところ、中圧ポンプの入口にあるフ
レキ管の根元部分よりガスが漏えいしているような音がしたため、石けん水を塗布したところ、カニ泡状の気
泡を確認した。当該移動式製造設備は、製造後約10年(2004年4月14日製造)経過しているため、走行中の振
動および中圧ポンプの回転振動が長年にわたりフレキ管に伝わり、溶接部分にき裂が生じたものと思われ
る。しかし、フレキ管を分解して漏えい部分の確認を行ったが、正確な位置は特定できなかった(分解の際、
当該漏えいが疑われる場所を保全できなかったため)ため、原因は不明である。
無
アセチレン容器および酸素容器積載の2tトラックと普通乗用車が交差点内で衝突事故を起こし、2tトラックが
横転し、積載していたアセチレン7kg容器からガスが漏えいした。
その
<移 <交通事
他(ガ 容器
動中 故>(自
ス事 本体
>
損)
業)
C 漏洩
運送
<製
造中
フレキ
<その他
>(定
管
>(不明)
常運
転)
アセチ
C 漏洩
レン
鉄工
所
容器
<移
本体、
<交通事
動中
バル
故>
>
ブ
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
C 漏洩
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
消費中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 消費
蟹茹で上げ
作業中のCO
中毒
北
2014/2/24 海
道
液化
0 0 7 7 石油
ガス
その
他
B
(CO
1
中
毒)
2 消費
LPガス消費
機器の爆発
三
2014/1/21 重
県
液化
0 0 1 1 石油
ガス
C 爆発
3 消費
溶断作業中
の火災
栃
2014/1/5 木
県
アセチ
0 0 0 0 レン、 C 火災
酸素
建設
4 消費
溶断作業中
に断熱材に
引火
愛
2014/1/27 知
県
アセチ
0 0 0 0 レン、 C 火災
酸素
その
バー
他(鋳
ナー
物)
バー
ナー
<消 <誤操
費中 作、誤判
>
断>
食品
その
<製 <その他
乾燥
他(塗
造中 >(調査
炉
装)
>
中)
<消
調査
<不良行
費中
中
為>
>
<消 <誤操
費中 作、誤判
>
断>
無
事故概要
事故当時工場ではカニの茹で上げ・加工作業を行っていた。事故の直前、2台あるガスバーナーのうちの1台
とポータブルストーブ2台が燃焼していた。カニの加工作業を行っていた作業員1名が倒れ、社員が救急車を
要請した。その後更に1名が倒れこみ、5名が体調不良を訴え病院に搬送された。事故当時、壁と天井に設置
されている排気口には外側から目張りされ、出入口も閉鎖されていた。CO警報器は設置されていなかった。
原因は、工場内でガスバーナーと灯油ポータブルストーブを燃焼していたところ、COが発生したものと推定さ
れる。なお、工場内の全ての排気口および出入口が封鎖されていたためCO中毒になったと考えられる。今後
は、①排気口の目張りを外し通気を確保することとした。②CO警報器を設置することとした。③注意喚起看板
を設置することとした。
調査 何らかの原因によって塗装工場内に滞留したLPガスが、何らかの原因で爆発した。原因については調査中
中 である。
1月5日(日)16時00頃、消費事業所の資材倉庫内で、社員が溶断作業を行うためにバーナーに点火し、一時
調査
的に現場を離れたところ、約10分後に火災が発生し、資材倉庫の一部等を消失した。原因については調査中
中
である。
裸火
(バ
ー
ナー
)
消費事業所は、酸素ガス7m3容器1本とアセチレンガス7kg容器1本を販売店から購入している。平成26年1月
27日(月)、工場内オペレーター室の解体工事の際、天井の鉄板を溶断開始してすぐに、火が天井の鉄板と
石膏ボードの間にあった断熱材に引火し、石膏ボードが落下してさらに延焼した。10時8分に火災が発生し、
消防に通報したが、社内の自主消防によって初期消火を行い、10時27分には鎮火した。今後は、溶断作業を
する際に、可燃物がないことを確認してから作業をするように従業員に周知徹底する。また、可燃物が除去で
きない場合は、対策を講じてから作業をするようにする。
番
号
事故区分
5 消費
6 消費
事故名称
溶断作業に
おける火災
LPガスバー
ナー使用中
のホースか
らのLPガス
漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
京
2014/3/24 都
府
北
2014/1/10 海
道
アセチ
0 0 0 0 レン、 C 火災
酸素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
容器
その
本
<消 <操作基
他(工
体、 費中 準の不備
事現
ホー >
>
場)
ス
ゴム
火災 建設 ホー
ス
<消
<点検不
費中
良>
>
容器
本
体、
その 調整 <停 <交通事
他(整 器、 止中 故>(他
>
損)
備業) 配
管、
バル
ブ
7 消費
交通事故に
より容器、調
整器が破損
し、LPガス
漏えい
埼
2014/1/17 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
8 消費
バーナーの
点火時の爆
発
京
2014/1/29 都
府
液化
0 0 1 1 石油
ガス
その
バー
C 漏洩 爆発 他(病
ナー
院)
<消 <誤操
費中 作、誤判
>
断>
事故概要
火花 ビル4階で鉄骨をガス溶断解体作業中に火花が断熱材に燃え移り、火災が発生した。火がガスホースを伝
(溶 わって5階に設置された高圧ガスに引火した。原因は、断熱材のウレタンがむき出しになっている部分を溶断
断) していたため、ウレタンに引火し火災を引き起こしたものと推定される。
共同住宅新築工事現場において、消費者が融雪のためLPガスバーナー(10kg容器×1本)を使用していた
が、同バーナー先端の火が接続しているホースの容器側接続部側に引火した。他の作業員に知らせた後、
裸火 容器バルブを閉止して初期消火した。火は当該現場の工事用シートの一部を焼損し、鎮火した。なお、この
(バ 事故による負傷者の発生はない。現場内にLPガスバーナーの他に火源が認められなかった。また、当該ガ
ー スバーナーのホースのき裂および焼損が、LPガス容器との接続部付近のよく曲がり劣化しやすい位置に認
ナー められた。原因は、LPガスバーナー使用中にホースの付け根付近のホース亀裂部分から漏えいしたLPガス
に引火し、火災化したものと推定される。LPガスバーナーおよびホースは平成22年12月に購入したもので、
)
作業当日についても使用開始時の点検は行っていたが、破損の発見には至らなかった。今後の使用につい
ては、従業員教育に併せ使用開始時および終了時の点検についても、十分に行うこととする。
無
17日未明に乗用車が消費先事務所に突っ込み、事務所の一部が破損した。この際、事務所に設置されてい
た調整器本体とLPガス20kg容器ナット部が破損し、LPガスが漏えいした。衝突音に気付いた近隣の住民が
消防に通報した。通報を受け、出動した消防隊員が容器のバルブを閉め、ガス漏れを止めた。その後、警
察、消費事業所関係者立ち会いのもと現場確認が行われた。同日午前中に販売店が配管、ガスメーター、容
器を撤去した。
裸火
(バ 歯科加工室で歯科部品を溶接加工するために、トーチバーナーにライターで点火したところ、開栓から点火ま
ー でに滞留していたLPガスに着火し、爆発した。原因は、高圧ガス容器開栓から着火までの間に時間を要した
ナー ことから可燃性ガスが滞留したためと推定される。
)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
事故概要
非平衡材料作製施設の薄膜シリコン太陽電池作製装置♯CELL2において、シランガスを用いた製膜実験を
終了した直後に、部屋天井中央に設置しているシランガス漏えいセンサーが発報し、緊急遮断装置が作動
し、ガス供給が遮断された。取扱主任者および関係スタッフが現場に到着し、状況把握を行った。数分後にガ
ス漏えいレベルが低下し、警報を解除した。同装置チャンバー排気用ドライポンプ排出口継手部にシランガス
燃焼時に生成される付着物が確認されたため、この部位からシランガスが漏えいし、微量のシランガス燃焼
生成物(水素もしくは水蒸気の可能性あり)にセンサーが反応したものと推測される。人的被害および物的被
害は発生しなかった。排気用ドライポンプ内部排気側のクイックカップリングNW継手において、接続不良で継
自然
手が破損したことによる締め付け不良により、漏れが生じた。漏えい後のクイックカップリング継手を確認した
発火
ところ、締め付け用金具外周部に沿って割れが発生している状態であったため、締め付け金具およびOリン
グを含む内部金属を交換し、復旧した。当該機器は約1ヵ月前にメーカー工場持ち帰りによる分解整備を行っ
ていた。メーカー工場において実施されたヘリウムリークチェックにおいて異常はなかった。原因は、事業所
内に輸送する際または当該装置に取り付けを行った際、発生した接続不良で継手部分に過剰な負荷がかか
り、更に当該機器の微振動等により締め付け不良が拡大して、漏えいに至ったものと推定される。今後は、
日常点検および機器OH後等の立ち上げ点検を徹底する。また、事業所内の他施設取扱主任者等に情報共
有し、再発防止に努める。
9 消費
排気用ドライ
ポンプの継
手からのシ
ランガス漏え
い
茨
2014/2/3 城
県
その
<消
<締結管
0 0 0 0 シラン C 漏洩 火災 他(研 継手 費中
理不良>
究所)
>
10 消費
バーナー火
力調整中の
LPガス漏え
い、火災
山
2014/2/9 形
県
液化
0 0 1 1 石油
ガス
容器
その 本
<消
<その他
C 漏洩 火災 他(個 体、 費中
>(不明)
人) 調整 >
器
裸火
(ラ
イ
ター
)
LPガス5kg容器をバーナーに接続し、開栓した。家庭用ライターによりバーナーに着火した後、バーナーの火
力調整のため、容器に付属している調整器にふれたところ、容器を中心に周囲の床へ火が燃え広がった。焼
損等により、事故原因の特定は困難である。調整器の操作をした瞬間に発火したものの、調整器自体の不
具合は確認できておらず、火災の直接的な原因となった設備の不具合等は不明とのことである。
11 消費
火災により
LPガス容器
が被災
神
奈
2014/2/11
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
容器
本
<消
販売
<その他
体、 費中
店
>(火災)
安全 >
弁
火災
風呂(薪使用)を沸かすのに使用していた薪の燃えカス等の不始末により、壁等の素材に引火し、その後、家
屋に拡がり設置していたLPガス20kg容器2本が熱せられ、安全弁よりガスが噴出したものと推定される。
12 消費
雪崩による
LPガス容器
からの漏え
い
埼
2014/2/15 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
容器
その
<消 <自然災
本
他(個
費中 害>(雪
体、
人)
>
害)
継手
無
8時23分に、消費者から販売店へ、消費者宅の裏山の雪崩により、LPガス50kg容器2本が転倒し、ガス臭気
がするとの連絡が入った。当日は大雪による車両通行止めのため、販売店が現場に急行できないことから、
電話にて消費者に容器の閉栓を指示し、ガスの漏えいを止めた。19日(水)に販売店が現場確認を行い、損傷
したホース継手部を交換し、復旧作業を行った。原因は、雪崩によるガス設備の損傷と推定される。
番
号
事故区分
13 消費
事故名称
積雪による
LPガス容器
からの漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
埼
2014/2/15 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
容器
その 本
<消 <自然災
他(個 体、 費中 害>(雪
人) 調整 >
害)
器
事故概要
無
9時55分に、消費者から販売店へ、大雪のため壊れた雨よけがLPガス20kg容器に当たり、ガスが漏れている
との連絡が入った。販売店へ連絡する前に、消費者自身で閉栓はしたとの事であった。同日10時10分に、販
売店職員が現場に到着した。建物の一部が雪の重みで壊れ、それが調整器に当たり、破損していることを確
認した。ただちに配管のガス漏れ検査を行い、調整器を交換した。原因は、雪の重みで壊れた建物(雨よけ)
の一部が調整器に当たったためと推定される。
14 消費
積雪による
LPガス漏え
い
埼
2014/2/15 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
継
その
手、
他(個
ホー
人)
ス
<消 <自然災
費中 害>(雪
>
害)
無
消費者宅のカーポートが積雪により倒壊した。その際、カーポートの屋根が、LPガス50kg容器に接続されて
いた高圧ホースを直撃し、ホース継手のネジ部が折損した。LPガスの漏えいに気づいた消費者が容器バル
ブを閉栓し、漏えいを止めた。同日15時30分に、消費者から連絡を受けた販売店の職員が現場確認を行い、
高圧ホースを交換し、発泡水による漏えい検査を実施した。その他設備に異常がないことを確認し、16時10
分に供給を再開した。原因は、積雪の重さで倒壊したカーポートの屋根が高圧ホースに直撃し、ホース継手
が折損したためと推定される。
15 消費
落雪による
継手からの
LPガス漏え
い
青
2014/2/18 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
その 配
<消 <自然災
他(畜 管、 費中 害>(落
産) 継手 >
雪)
無
屋根からの落雪により、消費設備ガス配管が変形し、チーズ継手ネジ部から漏えいした。消費者からの通報
により、担当者が現場へ急行し、中間コックを閉じ、漏えいが止まった。後日修理をし、漏えい検査後、現状復
帰した。
無
平成26年3月6日13時40分に、消費者が当該建屋2階検査室にある原子吸光装置を使用するためアセチレン
を消費したところ、当該装置からアセチレンガスの圧力低下の警報が出た。このため、アセチレン容器が置か
れてある建屋1階の容器庫を確認したところ、アセチレンガス圧力調整器の圧力が低下していた。また、アセ
チレンガス臭もしており、ガスが漏れていることが判明した。そのため、直ちにガスの元栓を閉め、アセチレン
ガスを納入しているメーカーに連絡した。3月6日、7日に点検を実施した結果、圧力調整器安全弁に異常が
あったことから、当該部を3月28日に交換した。なお、アセチレンガスの漏えい量は推定3kgである。原因は、
圧力調整器安全弁が経年劣化により故障し、安全弁放出ラインからアセチレンガスが漏えいしたものと推定
される。今後は、アセチレンガスの使用を中止し、アルゴンガスを使用する。また、定期的に石けん液等によ
るガス漏れ点検を実施する。
16 消費
17 消費
圧力調整器
の安全弁か
らのアセチレ
ン漏えい
溶断作業に
おける逆火
による火災
愛
2014/3/6 媛
県
山
2014/3/18 口
県
アセチ
0 0 0 0
C 漏洩
レン
圧力
その
調整 <消
他(公
<点検不
器、 費中
共施
良>
安全 >
設)
弁
アセチ
C 漏洩
レン
容器
その 本
<消
<不良行
火災 他(解 体、 費中
為>
体) 調整 >
器
0 0 0 0
建物の解体作業のために、アセチレン用切断機に火を付けたところ、逆火が起こり、調整器およびアセチレン
容器の溶栓から火災が発生した。容器の温度上昇を防ぐために容器に水をかけているうちに、内部のガスが
裸火 燃焼され、鎮圧した。2日前に逆火防止器が壊れたため、逆火防止器を取り付けずに使用していた。原因は、
(逆 容器内のアセチレンの残量が少ない状態で切断機に点火を行ったため、1次側の圧力が低く、逆火したもの
火) と推定される。また、逆火防止器を取り付けていなかったため、調整器およびアセチレン容器まで火が到達
し、火災になったと考えられる。今後は、①予備の逆火防止器を用意し、壊れても取り替えられるようにしてお
く。②落下物、火の粉が設備に当たらないように注意する。③始業点検、設備点検を行う。
番
号
事故区分
事故名称
18 消費
溶断作業中
における逆
火による火
災
19 消費
火災による
LPガス容器
の破裂、漏
えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
茨
2014/3/29 城
県
埼
2014/1/3 玉
県
<消 <誤操
費中 作、誤判
>
断>
アセチ
0 0 0 0
C 漏洩
レン
鉄工 ホー
火災
所
ス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
<停
他(木 容器
<その他
漏洩
止中
材加 本体
>(火災)
>
工)
破裂
C 破損
等
事故概要
作業場において、アセチレンガスを使用して溶断作業を行っていたところ、逆火が発生した。ホース等が燃え
裸火 だしたため、消防署に連絡をした。かけつけた消防署員が水をかけながら容器に近づきバルブを閉止し、消
(逆 火を行い、火災は収束した。原因は、アセチレンと酸素を使用して切断していたところ、酸素残量が少なくな
火) り、バランスが崩れたことにより、逆火が発生したものと推定される。今後は、アセチレンと酸素の残量バラン
スが崩れることによる逆火を防止するため、作業前に残量を確認することを社内で周知する。
市消防本部から連絡を受けた市火災発生時の一次対応者が対応を行った後、一次対応者から連絡を受け
た販売店の職員が現地に出動した。火災状況としては、消費者宅と作業場の間に設置されていた屋外の集
塵機付近から出火し、消費者宅および作業場の2棟が全焼した。当日、作業場内で木工加工を行っていた作
火災 業員が、集塵機付近からの出火を確認している。当該火災により、LPガス容器等の設備にも延焼し、LPガス
50kg容器2本のうち1本の鏡板より上部が破裂した。また、2本とも容器内の残ガスが屋外に漏えいした。な
お、破裂した容器の鏡板から上部については、現在も行方不明である。熱により変形したガスメーターは発見
されたが、圧力調整器、高圧ホースも行方不明のままである。原因は、火災により延焼したためである。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
その他の災害事故
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
該当事故無し
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
盗難・紛失事故(製造事業所)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
盗難・紛失事故(移動中)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
盗難・紛失事故(消費)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
1 消費
器の盗難
茨
2014/1/1 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月1日(水)16時30分頃に、消費事業所の整備工場においてガスコンロを使用しよう
としたが、火が着かなかった。確認したところ、LPガス20kg容器2本の盗難が発覚した。なお、
前日の平成25年12月31日の17時頃に容器を確認した際には、異常はなかった。
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/3 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月3日(金)17時24分に、消費者より、LPガス20kg容器2本が無くなっていると、販売
店に連絡が入った。18時頃、販売店が現状確認のため訪問し、LPガス20kg容器3本のうち、
供給側1本と予備側1本が紛失しているのを確認した。22時26分に、警察の立ち会いのもと、
現状確認を行い、盗難届を提出した。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
平成26年1月3日(金)18時25分に、消費者宅にて火災が発生し、家屋全焼及び消費者1名が
逃げ遅れ焼死した。また、消費者の部屋には、販売店が所有する酸素容器4本が設置されて
いたが、火災により1本が行方不明となった。調査の結果、出火原因は消費者の部屋内の漏
漏電
電による発火であることがわかった。焼け跡より、3本の酸素容器が発見されたが、残り1本
は発見されなかった。発見された3本の容器も火災による損傷がひどく、容器番号の確認が
困難であることから、喪失容器1本の特定が不可能な状況である。
<移
<その他
動中
>(紛失)
>
無
在宅酸素使用者がコンビニエンスストアを利用し、自家用車に乗り込み出発した。4~5分運
転してから。車内に医療用酸素ガス1.1L容器がないことに気づき、来た道を戻りながら探した
が見つからなかった。この後、すぐ近くの警察署に行き、事情を説明し、警察官と現場に同行
の上捜索したが発見できなかったため、遺失届を提出した。併せて販売店へ連絡した。1月21
日現在、所在は不明である。
無
平成26年1月4日(土)10時01分に、販売事業者の検針担当者から、消費先でLPガス20kg容器
2本が無くなっているとの連絡があり、販売店業務課の職員が出向き、現地確認を行った。し
かし、平成25年12月29日~平成26年1月5日は消費者休業により、容器を倉庫へしまってい
る等の可能性も考えられたため、まずは消費先代表者と連絡を取ることを最優先とし、県化
学保安課への報告及び警察への盗難届の提出は見合わせた。1月5日(日)に消費先代表者
と連絡が取れ、容器の盗難であることが判明した。その後、警察と再度現地確認を行い、盗
難届を提出した。
2 消費
火災による
3 消費 酸素容器
の喪失
埼
2014/1/3 玉
県
酸素容器
4 消費
の喪失
東
2014/1/4 京
都
5 消費
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/5 玉
県
0 0 0 0 酸素
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
0 0 0 0 酸素
その他
C
(紛失)
その
容器
他(一
本体
般道)
その他
(盗難)
その
他(民
容器
間車
本体
検工
場)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
福
2014/1/5 井
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(会
本体
社)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
7 消費
器の盗難
埼
2014/1/6 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
8 消費
器の盗難
北
2014/1/6 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
9 消費
器の盗難
埼
2014/1/6 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/6 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
6 消費
10 消費
事故概要
無
平成26年1月5日、消費事業所社長が偶然現場の前を通りかかり、盗難に気付いた。ガス漏
れはなかった。1月14日に、警察に被害届を提出した。
無
平成26年1月6日10時頃に、消費事業所の社員がガスメーターの確認に行ったところ、LPガス
20kg容器2本がなくなっていることに気づき、販売店に連絡を入れた。容器2本は工具を使
い、取り外されていた。平成25年12月10日に検針のため、消費先を訪問した際には、容器は
2本とも存在していた。
無
平成26年1月6日10時頃に、供給先の消費者からLPガス20kg容器1本が無くなっているとの
連絡を受け、販売店が現地を確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち予備
側容器1本が高圧ホースから外され持ち去られていた。販売店は安全を確認した後、供給を
再開した。また、周辺の捜索を行ったが発見には至らず、交番へ届け出た。なお、平成25年
12月13日に検針した際、容器2本の設置を確認している。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月6日16時頃に、販売店の従業員が、消費者宅において、LPガス20kg容器3本設
置の容器が2本しかないことに気づき、調べたところ、1本盗難されたことがわかった。容器
チェーンが取り外された状態であった。容器が取り外された状態は危険なため、同日17時に
容器取付を完了した。翌日、警察署に盗難届を提出した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月6日16時頃に、販売店の従業員が、消費者宅において、LPガス20kg容器3本設
置の容器が2本しかないことに気づき、調べたところ、1本盗難されたことがわかった。容器
チェーンが取り外された状態であった。容器が取り外された状態は危険なため、同日17時に
容器取付を完了した。翌日、警察署に盗難届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
11 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
長
2014/1/6 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
設備
区分
その
容器
他(店
本体
舗)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
1月6日(月)に販売事業者の職員が検針のため、消費先を訪れた際に、容器が1本無くなって
いるのを発見した。販売事業者は盗難と判断し、県及び警察に通報を行った。
12 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/1/6 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(保
本体
育所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月7日(火)8時30分頃に、消費事業所の職員がお湯を沸かすため、LPガスコンロを
使用したが点火せず、裏玄関近くに設置してある容器を確認したところ、LPガス20kg容器が
抜き取られて無くなっていることを発見した。盗難にあっていることが判明した。消費先職員
の通報により、販売店及び保安委託業者が13時頃に現場へ到着し確認した。現場の容器置
き場のチェーンやホースなど接続や管理には問題はなく、破損もしていなかった。スパナなど
を使って容器バルブのネジ接続部から取り外した上での盗難が実行されたようである。他の
場所に厨房用のLPガス50kg容器2本があったが被害はなかった。現状維持したまま、すぐに
駐在所へ被害届の提出を行った。周辺地域での盗難被害については確認されていない。
13 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/1/7 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月7日、ガスメーターの検針時、設置していた容器がなくなっていたことに気が付い
た。
14 消費
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/7 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月7日14時30分頃に、消費先に設置してあるLPガス20kg容器2本のうち1本が無く
なっていることに配送員が気づき、容器所有者へ連絡した。同日15時頃に、連絡を受けた容
器所有者の担当者が現場確認を行い、容器盗難と判断した。その後、警察署に盗難届を提
出し、警察の現場検証に立ち会った。容器はスパナ等により予備側が取り外され、転倒防止
チェーンも外されていた。
15 消費
LPガス容
器の盗難
兵
2014/1/8 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(商 容器
店事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月8日13時00分、容器配送時にLPガス20kg容器2本立ての1本がないことが判明したため、
付近を捜索するとともに、消費先にも確認したが、消費先事務所は夜間無人となるため、何
時盗難にあったかは不明である。前回検針時(平成25年12月13日)には、異常がないことを確
認しており、この間に盗難にあったと思われる。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
16 消費
器の盗難
北
2014/1/8 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月8日、消費先のガス検針を行ったところ、設置されていたLPガス20kg容器2本の
うち予備側容器1本が高圧ホースから外され、持ち去られていた。販売事業者は安全を確認
した後、供給を再開した。また、周辺の捜索を行ったが発見に至らず、交番へ届け出た。な
お、平成25年12月10日に検針した際、容器2本を確認している。
LPガス容
17 消費
器の盗難
兵
2014/1/8 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成25年11月16日に、容器を交換した。12月20日に周知訪問した。12月30日に消費者が容
器があることを確認している。平成26年1月8日に盗難が発覚した。LPガス20kg容器2本立て
容器のうち1本が無くなっていた。
愛
2014/1/9 知
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月8日(水)17時30分に仕事を終了し、工場を閉めて帰宅した。翌日6時50分に工場
に出社したところ、工場屋外に鎖で固定して保管していた酸素容器1本及びアセチレン容器1
本が盗難にあっていることがわかった。
その他
C
(盗難)
その
他(旧 容器
小学 本体
校)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月11日(土)午前9時頃、消費事業所担当者が出勤したところ、LPガス8kg容器2本
のうち1本が紛失していることに気づき、販売店に連絡した。その後、販売店職員が現場にて
紛失を確認した。
その他
(紛失)
その
他(今 容器
宮戎 本体
神社)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
平成26年1月9日から1月11日までの間、消費者が事故発生場所において露店販売をしてい
た。後日1月12日に露店の撤去作業に入り、午前6時30分頃までは喪失したLPガス20kg容器
を現認しており、それから1時間ほどその場から離れ、午前7時30分頃に再び撤去作業現場
へ戻ると容器が喪失していた。販売事業者は消費者から容器の喪失連絡を受け、事故の発
生を知った。消費者は、毎回露店を行う際に、販売事業者へ容器を取りに行き、露店が終了
すれば再度販売事業者へ容器を返却していた。
18 消費
アセチレン
容器、酸素
容器の盗
難
LPガス容
19 消費
器の盗難
三
2014/1/11 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の喪失
大
2014/1/12 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
20 消費
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/12 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(理
本体
髪店)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
22 消費
器の盗難
熊
2014/1/13 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
21 消費
平成26年1月12日10時頃に、消費先に設置されているLPガス20kg容器2本のうち、予備側の
1本が盗難されていることを、販売事業者の配送員が発見した。容器は工具を使って外されて
いた。警察署へ盗難届を提出した。
無
平成26年1月13日(月)午前11時頃に、販売店の担当者が消費先(別荘)に検針に訪れたとこ
ろ、LPガス20kg容器2本のうち1本がないことに気づいた。消費者に尋ねたところ、1月5日に
別荘に訪れた際に既になかったとのことである(消費者は販売店が取り外したものと思ってい
た。)。盗難と判断し、1月14日(火)に警察に盗難届を提出した。
無
平成26年1月14日(火)午前9時に、消費先の工場長が販売店に来店し、事務所で使用してい
る炊事用のガスが点火せず容器がなくなっている旨の連絡をした。そのため、販売店の担当
者が現場を確認したところ、高圧ホースの容器付け根部分よりLPガス20kg容器1本が外さ
れ、紛失していることが判明した。同日9時30分に交番へ被害届を提出した。容器置き場に
は、普段LPガス20kg容器が1本設置されているが、高圧ホース及び供給設備に障害がなかっ
たので、LPガス20kg容器1本を新たに設置し、漏えい検査を行い、ガス漏れがないことを確認
したうえで供給を再開した。なお、再発防止策として、容器ハウスの設置、または容器置き場
を国道から見えない場所へ移設することを検討中である。
その
容器
他(会
本体
社)
<消
費中 <盗難>
>
その他
(盗難)
その
容器
他(倉
本体
庫)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者からガス切れの連絡があったため、販売店従業員が現地へ確認に行ったところ、供給
設備LPガス20kg容器2本のうち1本が取り外されて無くなっており、盗難が発覚した。なお、平
成26年1月10日に検針を行った際は異常がなかったことから、10日から14日の間に盗難され
たと思われるが、当該倉庫は普段は無人であり、給湯設備の使用頻度は低く、詳細な発生日
時は判明していないため、販売店へ連絡があった14日9時30分を発生日時とした。
その他
C
(盗難)
その
他(浄
容器
化セ
本体
ン
ター)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月14日の毎月の定期検針時の10時30分頃に、2本設置してあったLPガス20kg容器のうち1
本が無くなっているのを確認した。平成25年11月8日にも盗難を確認している。
北
2014/1/13 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
岐
2014/1/14 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
25 消費
器の盗難
岐
2014/1/14 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
24 消費
無
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
23 消費
事故概要
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
C
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
その他
(盗難)
その
他(元
容器
飲食
本体
店:空
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月14日12時00分頃に、検針作業のため、訪問したところ、LPガス50kg容器2本、
2.5号マイコンメーター、24号給湯器が無くなっているのを発見した。前回の検針日は平成25
年12月13日で、その際には異常はなかったことから、盗難されたものと判断した。
26 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/1/14 葉
県
27 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/1/14 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月14日、消費者よりガスが点火できない旨の電話があり、消費者宅に確認に行ったところ、
LPガス20kg容器2本の盗難を確認した。周辺を捜したが、発見できず、同日夜、交番に届出
を行った。
28 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/1/14 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月15日午後6時30分頃に、消費者よりガスが点かないとの連絡を受け、販売店の
従業員が午後7時30分頃に現地に到着した。設置されているLPガス20kg容器2本のうち1本
が高圧ホースから外され、無くなっていることを発見した。1月16日午前9時30分頃に、盗難さ
れた容器の所有者に事故報告した。午前11時に、警察署へ被害届を提出し、受理される。
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/15 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月15日12時頃、消費先に設置してあるLPガス20kg容器3本のうち1本が無くなって
いることに配送員が気付き、容器所有者へ連絡した。同日14時頃に、連絡を受けた容器所有
者の担当者が現場確認を行い、容器盗難と判断した。その後、警察署に盗難届を提出し、警
察の現場検証に立ち会った。容器は、スパナ等により予備側が取り外され、転倒防止チェー
ンも外されていた。
LPガス容
30 消費
器の盗難
埼
2014/1/15 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月15日12時頃、消費先に設置してあるLPガス20kg容器3本のうち1本が無くなって
いることに配送員が気付き、容器所有者へ連絡した。同日14時頃に、連絡を受けた容器所有
者の担当者が現場確認を行い、容器盗難と判断した。その後、警察署に盗難届を提出し、警
察の現場検証に立ち会った。容器は、スパナ等により予備側が取り外され、転倒防止チェー
ンも外されていた。
29 消費
液化
0 0 0 0 石油
ガス
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
LPガス容
器の盗難
沖
2014/1/15 縄
県
酸素容器
32 消費
の喪失
千
2014/1/17 葉
県
0 0 0 0 酸素
その他
C
(紛失)
LPガス容
器の盗難
埼
2014/1/18 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
31 消費
33 消費
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
その他
(盗難)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
無
1月15日23時頃に、消費者がガスコンロを使用時に、点火しないことを確認した。19時までは
使用できていた。1月16日午前に消費者から販売店に対して連絡があり、担当者が現場に
行ったところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることを確認した。敷地周辺を確認したが、
ガス容器を発見することができなかった。1月16日午後に、駐在所へ連絡し、盗難届を提出し
た。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
在宅酸素療法の患者が、使用している圧縮酸素0.2m3容器を使い捨てと勘違いし、2回にわ
たり、使用後の容器を近くのゴミ集積場へ廃棄した。2回目に廃棄した容器はゴミ収集車に回
収されずに残っていたため、家族が回収したが、はじめに廃棄した容器は、ゴミ集積場から無
くなっていた。市の清掃局に問い合わせた限りでは、酸素容器の回収報告は受けていないと
のことであった。なお、酸素容器を納品する際に、この事実を販売店が把握した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月18日(土)11時45分に、販売事業者の配送員が消費先において、LPガス20kg容
器1本が盗難されていることを発見した。同日、12時30分頃に、交番へ盗難届を提出した。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
ごみ
処理
施設
容器
本体
その
容器
他(事
本体
業所)
34 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/1/18 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(会
本体
社)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月18日(土)11時55分頃に、販売店が設備点検(調整器の確認)をするため消費先
に入ったところ、LPガス20kg容器1本が紛失していることに気づいた。このため、販売店が消
費先に確認をしたところ、消費者は容器が無いことに気がついていなかった。容器置き場に
は、普段LPガス20kg容器が2本設置されているが、そのうち1本がはずされていたことから、
盗難にあったと判断し、警察署に連絡した。警察立会のもと、現地確認をし、盗難届を提出し
受理された。その後、その場で漏えい検査を行い、漏れがないことを確認したうえでLPガス
20kg容器1本を設置した。消費先は平成25年8月17日から約5ヶ月間容器交換はなく、使用量
(半年で0.4m3程度)もあまり多くはない状態であった。消費先は、数年前にも同じ場所で容器
盗難があったため、容器ボックスを設置し、容器チェーンを2重ないし3重巻きにしたうえで南
京錠で施錠していたが、今回は、南京錠のU字部分が植木ばさみなどの強力なはさみと思わ
れるもので切断され、盗まれたものと考えられる。
35 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/1/19 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先の集会所は普段、LPガス20kg容器2本立てのバルブは閉めており、平成26年1月19日
(日)にLPガスを使用しようと容器のバルブを開けに行ったところ、予備側の容器がなくなって
いた。1月20日(月)に警察署に連絡し、警察署員の現場事情聴取のうえ、盗難届を提出した。
なお、消費先は、1月11日(土)に月例検針で赴いた際には異常は見られなかった。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
36 消費
器の盗難
高
2014/1/19 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月19日(日)に消費者宅へ容器交換に行ったところ、LPガス10kg容器2本のうち1本
が盗難にあったことを発見した。
37 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/1/21 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月21日午後2時頃、消費先事業者よりLPガス20kg容器が無くなっているとの連絡
があり、盗難が発覚した。
38 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/1/21 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月21日に販売事業者が容器交換に行ったところ、LPガス20kg容器1本が他社名の容器にか
わっていたため、盗難を発見した。周辺を捜したが盗難容器は発見できず、翌日、交番に盗
難の届出を行った。
LPガス容
39 消費
器の盗難
福
2014/1/22 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月22日午後2時30分頃に容器交換を行った際に、LPガス20kg容器4本のうち2本の容器の
盗難を発見した。周辺を捜したが発見できず、翌23日、盗難届を交番に提出した。
LPガス容
器の盗難
福
2014/1/23 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月23日午前9時頃に、消費者がLPガス10kg容器2本のうち1本の紛失に気づき、午
前9時40分頃に販売店へ連絡した。午前9時50分頃に販売店が現場を確認したところ、自動
切替装置の予備側容器が紛失しており、残っていた容器バルブは閉まっていた。午前11時40
分頃に、交番に届出を行った。
40 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年1月23日(木)13時00分頃に、販売事業者社員が消費者宅の付近を通りかかったと
ころ、東西に2本並んで置いてあるうちの西側のLPガス20kg容器1本が無くなっているのを発
見した。1月9日にメーター検針のため消費先を訪問した際には異常がなかったことから、この
間に盗難にあったものと思われる。
<消
費中 <盗難>
>
無
1月23日(木)15時40分頃、販売所社員が消費先を訪問した際、LPガス20kg容器2本が紛失し
ているのを発見した。LPガス20kg容器は、ホース部分を切断され、容器のみが無くなってい
た。同日に警察へ通報し、現地確認を行い、盗難届を提出した。消費者とは数ヶ月前から連
絡が取れない状況のため、販売店では2ヵ月に1度の訪問を行っていた。LPガスの残量に関
しては、ほぼ満杯であると思われる。
その他
(盗難)
その
他(工
事事 容器
業者 本体
事務
所)
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店が平成26年1月23日に容器の配送に行ったところ、予備のLPガス20kg容器1本の盗難
を確認した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成23年7月に消費者の入院にともない供給設備の閉栓を行った。8月25日に消費者は退居
したが、急な入居に備えて閉栓状態で充てん容器を常に設置していた(容器交換は行ってい
た。)。配送業務の委託先の従業員が平成26年1月24日に容器交換に行ったところ、LPガス
20kg容器1本が紛失していた。なお、転倒防止用の鎖は設置していたが、施錠は行っていな
かった。
<消
費中 <盗難>
>
無
月27日(月)17時15分に、市内の他の販売店から販売店へ容器の盗難の情報があり、消費事
務所跡地からLPガス20kg容器1本の盗難を確認した(最終確認平成25年12月14日)。1月28日
(火)8時50分に、販売店から警察署に被害届を提出した。
LPガス容
41 消費
器の盗難
京
2014/1/23 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
42 消費
器の盗難
北
2014/1/23 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
器の盗難
福
2014/1/23 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
44 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/1/24 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
45 消費
LPガス容
器の盗難
栃
2014/1/27 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(元 容器
事務 本体
所)
43 消費
C
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
無
平成26年1月25日(土)17時頃、トラックの荷台にアセチレンガス7.2kg容器1本及び酸素7.0m3
容器1本を積載しシートをかけずに屋外の施錠のない駐車場にトラックを置き、18時30分頃に
最終確認した後、退社した。1月27日(月)6時頃に出社後に、トラック荷台から容器2本が無く
なっているのを発見した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月28日(火)午後1時00分に、販売店から雪害防止のための巡視について依頼を受
けた事業者の社員が消費先市営住宅を訪問した際に、設置してあったLPガス50kg容器2本
のうち1本が無いこと(高圧ホースは外された状態)に気がつき、容器番号等を確認したとこ
ろ、盗難されたと判明した。2月1日に警察署に盗難届を提出した。なお、盗難にあった容器を
最後に確認したのは平成25年7月24日、最終容器交換は平成24年9月5日である。
その
容器
他(住
本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月21日(火)~1月29日(水)までの間にLPガス50kg容器2本が盗難にあった。1月29
日(水)11時40分頃に配送会社から連絡を受け、現場でLPガス50kg容器2本が無くなっている
ことを確認した。消費者は1月初旬から不在で、夜間用街灯もなく、人通りもないところであ
る。同日14時40分頃、警察署に盗難届を提出した。
その他
(盗難)
その
容器
他(宿
本体
舎)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月29日午後3時頃、事故発生場所現場近隣で販売店職員がガス工事を行ってお
り、LPガス容器を確認したところ、他社販売店のLPガス容器が接続されており、盗難が発覚
した。なお、盗難された容器のうち1本は平成26年2月6日に発見された。
その他
C
(盗難)
その
他(市
容器
役所
本体
出張
所)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先にLPガス20kg容器1本が設置されていたが、1月29日朝、消費先から販売事業者にガ
スが使えない旨の連絡があり、販売事業者が容器が無くなっていることを確認した。
アセチレン
容器、酸素
46 消費
容器の盗
難
大
2014/1/27 阪
府
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
駐車
場
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
47 消費
器の盗難
北
2014/1/28 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(共
容器
同住
本体
宅:住
居中)
48 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/1/29 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
49 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/1/29 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
50 消費
器の盗難
福
2014/1/29 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
LPガス容
51 消費
器の盗難
岡
2014/1/30 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
アセチレン
容器、酸素
52 消費
容器の喪
失
青
2014/1/31 森
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(紛失)
酸素
53 消費
LPガス容
器の盗難
山
2014/2/4 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
C
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
1月30日午前10時30分頃に、配送のため、販売店が消費先を訪ねたところ、現場に設置して
あるはずのLPガス20kg容器のうちの1本が無くなっていることを確認した。前回検針は1月16
日であるため、1月30日までの間に盗難にあったと思われる。
容器
本体
<移
<その他
動中
>(紛失)
>
無
消費事業所が不渡りを二回出したため、銀行取引が停止し事実上倒産したため、出荷容器
を全て回収した際に、酸素7m3容器・アセチレン7kg容器が各一本ずつ不明となっていた。な
お、遺失物届は消費者から警察に提出済である。
建設
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月4日(火)朝、消費者が給湯器を使用しようとしたところ、立ち消えするため、店舗
の周りを確認したところ、LPガス20kg容器が無くなっていることに気づき、販売店に連絡した。
消費者は主に給湯器用にLPガスを使用しているが、1月29日(水)19時頃までは通常通り給湯
器が使用できた。1月30日(木)から店舗は休業していたため、発覚するまでの間の状況は不
明である。販売店から警察へ連絡し、警察立会のもと現場状況を確認した。高圧ホースが鋭
利な刃物で切断され、容器が持ちさられたとみられる。検分後、販売店から警察に盗難届を
提出した。
<消
費中 <盗難>
>
無
容器は直近の検針日である平成26年1月17日(水)には使用状態(マイコンメーターに接続され
た状態)にあったが、容器交換に赴いた2月5日(金)にはLPガス20kg容器1本が盗難されてい
た。なお、県担当者へ事故通報があったのは、3月下旬である。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月6日、販売店職員が検針のために消費先のアパートを訪れた際、販売店のLPガ
ス50kg容器2本が無くなっており、他店の容器がつながっているのを発見した。
54 消費
LPガス容
器の盗難
香
2014/2/5 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(自
動車 容器
検査 本体
所)空
屋
55 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/2/6 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(ア 容器
パー 本体
ト)
番号
事故
事故名称
区分
56 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
北
2014/2/6 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
設備
区分
その
容器
他(法
本体
人)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
平成26年2月6日(木)午後4時10分頃に、消費先から、ガス漏警報器が作動し、倉庫屋外に設
置しているLPガス20kg容器2本のうち1本が無くなっている旨の苦情があった。販売店の従業
員が現場に午後4時30分頃に到着し確認したところ、盗難の可能性が高いことから、警察署
に通報した。なお、当該供給設備に損傷はなく、設置されていた容器は雪に埋没していた模
様であったが、掘り返されていた。消費先の従業員は容器周辺の除雪はしていないとのこと
である。なお、盗難にあった容器を最後に確認したのは平成26年1月11日午前の検針時であ
る。また、最終容器交換は平成24年1月26日である。
57 消費
LPガス容
器の盗難
群
2014/2/6 馬
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者とは平成23年11月29日に供給契約が解除し、その後当該宅地へ数度訪問するが門
扉が施錠されていたため、容器の引き上げを断念していた。平成26年2月7日(金)午前11時30
分に現地確認したところ、建物は解体され更地になっており、設置されていたLPガス20kg容
器1本およびガスメーターの紛失が判明した。当時の解体業者に連絡を取り、容器の所在の
聞き取りの結果、建物解体時には既になかったとの回答であった。販売店の容器管理システ
ムでも回収履歴はなく、販売店他支店でも容器回収の事実はなかった。2月10日(月)警察署
へ遺失物届を提出したが、2月末現在発見の連絡はない。
58 消費
LPガス容
器の盗難
沖
2014/2/7 縄
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月7日(金)午前10時頃に、販売店の従業員が隣の建物の新居入居点検に行った
際に、消費先のLPガス20kg容器4本設置のうち1本が無いことに気づいた。警察署に盗難届
を提出した。2月17日(月)に一般の方から、販売店の社名が入ったLPガス容器が海に放置さ
れていると連絡があり、確認したところ、盗難にあった容器であることを確認した。
LPガス容
器の盗難
愛
2014/2/7 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月7日(金)午後7時頃に、消費者が風呂を沸かそうとしたところ着火しないため、販
売事業者へ電話連絡した。事業者が現場に急行して確認したところ、LPガス20kg容器2本の
うち1本が無くなっていることを覚知した。盗難と判断し、警察署へ盗難届を提出した。なお、
残った容器は空であった。また、当該供給設備は風呂の給湯専用に使用しており、2月5日
(水)の夜間は使用できたとのことであった。
LPガス容
60 消費
器の盗難
千
2014/2/9 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先は、LPガス20kg容器×2本の供給形態であるが、普段は人はおらず、容器のバルブ
は閉まっているが、平成26年1月10日(金)、販売店の検針員が消費先へ定期ガス検針に訪問
した際、異常は見られなかった。2月9日(日)午前10時頃、販売店検針員が消費先へ定期ガス
検針に訪問した際に、LPガス20kg容器1本が無いことに気づき、警察署に通報し、午前11時
45分頃に警察署員の現場検証を受ける。
59 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
LPガス容
器の盗難
三
2014/2/11 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
62 消費
LPガス容
器の盗難
新
2014/2/11 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
63 消費
LPガス容
器の盗難
熊
2014/2/12 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
64 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/2/12 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
65 消費
LPガス容
器の盗難
奈
2014/2/13 良
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
61 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年2月10日(月)午前10時頃までは、通常どおりガスが使えていた。2月11日(火)午前7
時頃に、出勤した消費者がガスを使用しようとしたところ、ガスが使えず、確認したところ、LP
ガス20kg容器2本のうち1本が無かった。連絡を受けた販売店職員が現地を確認し、容器盗
難を確認した。※隣接する事業所では、自販機の横にガス容器を置いていた(道路から見え
る)が、こちらは被害は無かった。
<消
費中 <盗難>
>
無
2月11日20時頃に、帰宅した消費者がLPガス20kg容器2本立てのうち片方がないことに気づ
き、警察へ通報した。その後すぐに警察による現場検証が行われたが、販売店への連絡は
なかった。翌日12時頃に、消費者から販売店へ盗難があった旨の連絡があり、直ちに消費者
宅を訪問し現場確認を行った。その後、警察で昨夜の状況を確認したところ、2月11日の8時
30分に家を出る前に容器が2本設置されているのを確認しているので、8時30分から20時まで
の間に盗難されたものと思われる。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月12日(水)午前9時頃、消費者がガスコンロを使用しようとしたが火がつかなかっ
たため、容器設置場所を確認したところ、LPガス20kg容器1本がないことが分かった。なお、
他の供給設備には異常はなかった。1月14日(火)にガス検針を行った際には異常はなく、そ
れ以降の盗難と考えられる。
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月22日(土)午前10時30分頃に、販売事業者から現場の容器交換時等供給設備点
検業務を委託された業者の従業員が、容器交換のため現場を訪れたところ、LPガス20kg容
器が1本無くなっていることを発見した。その後すぐに販売事業者に報告した。消費者による
と、10日前から1本無い状態とのことであった。翌2月23日(日)、消費者が警察署へ被害届を
提出した。2月24日(月)午前11時頃に、販売事業者が県民事務所へ事故報告を行った。
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月13日午後3時5分頃に、販売店の容器配送委託先の従業員が消費先の前を通
りかかった際に、LPガス20kg容器1本が無くなっていることに気づき、販売店及び警察署へ連
絡した。容器の設置日時は平成26年1月23日である。
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
C
その他
(盗難)
C
C
C
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年2月14日(金)9時頃に消費者より販売店に「容器が無くなっている。」と連絡があっ
た。販売店従業員が消費先へ赴いたところ、ホースと容器の接続部のネジをスパナ等で外さ
れ、容器が無くなっていることを確認した。2月13日19時頃に消費先従業員が全員帰宅し、2
月14日は6時30分頃出勤した従業員がいることから、13日夜~14日早朝にかけて盗難にあっ
たと推定される。
<消
費中 <盗難>
>
無
当該消費先において、卓上コンロ・湯沸かし器用にLPガス20kg容器1本が設置されていた
が、2月14日(金)22時に消費者が容器が無くなっていることに気づいた。2月15日(土)10時頃
に販売事業者へ電話連絡した。同日、販売事業者が現地へ行き、容器が無くなっていること
を確認した。
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月17日(月)10時頃に、販売店の従業員が検針時に、LPガス20kg容器1本の盗難を
覚知した。1月14日(火)の検針時には異常は確認されなかった。消費先での植木市が毎年2
月27日~11月27日まで開催される。それ以外の期間は無人であった。
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月18日(火)17時頃に、配送委託先から、消費先に設置してある高圧ガスホース、
転倒防止鎖が切断され、LPガス20kg容器1本(予備容器)がなくなっている旨の連絡があった
(2本立てのもう1本のLPガス20kg容器1本は残存していた。)。
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
2月18日(火)、消費事業所の社員が出社後、ガスを使用したが着火しないため調べたところ、
調整器に接続してあった高圧ホースを外され、LPガス20kg容器2本と高圧ホースが盗まれて
いた。2月24日(月)、環境局環境事務所にも盗難の報告がされた。
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防屯 本体
所)
埼
2014/2/17 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
69 消費
器の盗難
茨
2014/2/18 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
東
2014/2/18 京
都
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
器の盗難
茨
2014/2/14 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
67 消費
器の盗難
福
2014/2/14 島
県
LPガス容
器の盗難
66 消費
68 消費
70 消費
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
71 消費
器の盗難
栃
2014/2/19 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(資 容器
材置 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
72 消費
器の盗難
愛
2014/2/20 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
73 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/2/21 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
無
2月19日(水)8時00分に、消費者から販売店に、アスファルト乾燥用のバーナーに使用するLP
ガス容器が運搬車両ごと盗難にあった旨の連絡があった。同日付で警察署に被害届を提出
した。3月3日(月)10時20分に、販売店から県に事故発生の連絡があった。
無
平成26年2月20日(木)午前9時頃に、他社の配送員が現場を通りかかった時に違和感を覚
え、販売事業者へ連絡を入れた。知らせを受けた販売店社員が現場に向かい、LPガス20kg
容器1本が盗難にあったことを確認した。午前11時頃に、県民事務所へ事故報告を行った。
午後2時10分に、消費者が警察署へ被害届を提出し、受理された。
無
当該消費先は平成25年10月27日から空家となっており、販売店はすぐに入居すると考え、容
器はそのまま設置しておいた。同年11月末に現地確認を行った際にも設置されている状態を
確認している。平成26年2月21日に、販売店が落雪等による損壊などを確認に行ったところ、
容器が見当たらなかったことから、翌日(22日)まで取外伝票を調べたものの、取り外した事実
は確認できなかった。2月24日に警察署に相談したところ、再度調べてみて、所在が判明しな
ければ、2月28日に盗難届を提出するよう指示された。24日から27日まで4日間、伝票の再確
認、仕入先及び従業員への聞き取り調査を実施したものの、所在は判明しなかったことから
盗難と判断し、2月28日に警察署に盗難届を提出した。当局へ連絡があったのは3月4日で、
盗難に伴う事故や周辺地域での他の盗難被害については確認されていない。
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費事業所の職員が、2月21日に、ガスが使えないことから容器を交換しようとしたところ、LP
ガス20kg容器1本が盗まれ、代わりに、平成25年8月9日に公民館で盗難が覚知された容器
が置かれていた。平成25年3月1日に容器を確認していることから、盗難は平成25年3月1日
~平成26年2月21日の間に発生したと思われる。なお、消費事業所の組合は販売事業を行っ
ているが、消費事業所では販売事業を扱っていないことから、近隣で販売事業を行っている
支所が設置している(自己消費)。
<消
費中 <盗難>
>
無
マンション新築工事現場で使用するため、平成25年12月11日から消費者にLPガス8kg容器1
本を貸し出していた。平成26年2月25日に、消費者から現場で保管していた当該容器が見当
たらないとの連絡を受け、現地を確認するも発見に至らなかった。28日に交番へ届け出た。
LPガス容
器の盗難
愛
2014/2/21 媛
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(事 容器
業者 本体
支所)
LPガス容
75 消費
器の盗難
北
2014/2/25 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(新
容器
築工
本体
事現
場)
74 消費
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
無
<消
費中 <盗難>
>
無
2月26日(水)18時15分に消費先の集会所を使用している地域住民がお湯を沸かそうとガスコ
ンロに点火しようとしたところ、点火しなかったため、LPガス容器の状態を確認したところ、LP
ガス10kg容器2本がなくなっていることを発見した。販売事業者が直近の検針時(1月22日)に
容器を確認していることから、1月22日~2月26日の間に盗難にあったと思われる。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
ガス供給設備からLPガス20kg容器2本が盗難された。
その他
(盗難)
その
他(事
業所 容器
(リー 本体
ス
業))
<消
費中 <盗難>
>
無
駐車場の車庫を掃除していた際にLPガス10kg容器が空だったため、販売店に返却しようと倉
庫の外に出して置いたところ、無くなっていた。
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月2日15時頃に、LPガス使用中の消費先から販売店にガス臭いとの連絡があり、
販売店の従業員が現場を訪問し、予備側のLPガス30kg容器が盗難されていることに気づい
た。販売店から警察署への通報及び県への届出を行った。2月17日までは容器が設置されて
いたことが確認されている。
LPガス容
器の盗難
静
2014/2/25 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
77 消費
器の盗難
愛
2014/2/26 媛
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
LPガス容
器の盗難
静
2014/3/1 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
79 消費
LPガス容
器の盗難
神
奈
2014/3/1
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
80 消費
LPガス容
器の盗難
奈
2014/3/2 良
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
78 消費
事故概要
盗難が発生した場所は、別荘地である。盗難が発生した別荘へのLPガスの配送及び保安業
務は、平成25年3月15日まで月一回の頻度で行われていた。別荘所有者の求めにより、3月
15日をもってガスの元弁を閉止したため、その後の現地確認は実施されていなかった。平成
26年2月25日に、現地で別荘の管理を行っている別荘所有者の知人が当該別荘を訪れたと
ころ、設置されていたLPガス20kg容器3本のうち1本がなくなっていることを発見し、配送業者
に連絡した。
その
他(空 容器
家:別 本体
荘)
76 消費
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
その他
C
(盗難)
その
他(新
容器
築工
本体
事現
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月3日に、販売事業者は、消費者からモデルハウス新築工事現場で融雪LPガス
バーナー用として使用していたLPガス8kg容器1本と10kg容器1本が無くなったと連絡を受け
た。周辺の捜索を行ったが、容器2本の発見には至らなかった。消費者が交番へ届け出た。
なお、当該容器2本の最後の確認は、3月1日(土)の昼頃、現場作業員によるものである。
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
LPガス20kg容器1本を設置してあったが、交換に行ったところ、販売店で設置したものとは異
なる(所有者不明の)容器が接続されており、販売店の容器が盗難にあっていたことが判明し
た。
容器
本体、 <消
溶接・ 費中 <盗難>
溶断 >
機器
無
平成26年3月3日(月)18時00分に工場を閉鎖し、3月4日(火)9時00分に代表者が出社したとこ
ろ、工場の入口の錠と容器転倒防止の鎖が壊され、酸素ガス7m3容器1本と溶接器具が盗難
されたのを発見した。
LPガス容
81 消費
器の盗難
北
2014/3/3 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
静
2014/3/3 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
酸素容器
83 消費
の盗難
愛
2014/3/4 知
県
0 0 0 0 酸素
その他
C
(盗難)
82 消費
設備
区分
建設
84 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/3/5 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
85 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/3/6 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月5日に、供給中であった消費者宅へ検針に訪れたところ、建物が取り壊され更地
になっており、LPガス20kg容器2本を含む供給設備がすべて無くなっていた。同日中に警察
署に相談し、解体業者への確認等の追跡調査を実施するも発見に至らなかった。3月18日に
警察署に届け出た。なお、供給設備が無くなっていることを確認した日から警察への届出ま
で約2週間経過しているのは、警察に相談した際、追跡調査等を実施し、確実に発見に至ら
ないことが判明した後に届け出るよう指導があったためである。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月6日(木)に検針に訪れたところ、容器が設置されておらず、盗難が発覚した。販
売事業者が警察へ盗難届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
2012年2月7日にも容器盗難にあった経緯があるため、容器チェーンに鍵を設置し、対策をし
ていた。2014年2月6日の検針時には容器があることを確認しているが、3月6日に検針に行っ
たところ、LPガス20kg容器2本がなくなっているのに気づいた。警察署へ6日に16時30分に通
報し、17時00分に現場検証を行った。7日9時30分に盗難届を提出した。なお、消費者は長期
不在にしており、使用頻度も少ないことから、検針時まで容器の盗難には気づかなかった。
<移
<その他
動中
>(紛失)
>
無
販売店が消費者へ平成18年11月2日に貸し出したアセチレンガス容器を引き上げるため、平
成26年3月6日15時頃に現地へ行ったところ、紛失していることが判明した。なお、容器を持ち
運んでの現場作業もあったとのことであり、消費先での紛失か、持ち出し先の現場での紛失
かは不明であり、実情を把握していると思われる者も連絡の取れない状態である。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月9日(日)午前9時頃に、消費先の利用者がガスを使用したところ火が点かなかっ
た。容器を確認したところ、LPガス20kg容器1本が盗難されているのを発見し、販売店へ連絡
した。翌日、販売店が警察署へ盗難届を提出した。
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
2月8日(土)、検針時に異常はなかった。3月10日(月)9時30分、検針の際、LPガス20kg容器2
本が無くなっていることを確認した。警察署に被害届を提出した。警察により現場検証を行っ
た。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(駐
本体
車場)
<そ
の他
>(車 <盗難>
両に
積載)
無
平成26年3月10日の夜から3月11日の早朝の間に車両盗難に遭い、トラックと荷台に載せて
あったLPガス20kg容器4本が盗まれた。
その他
(盗難)
その
他(住
容器
居中:
本体
長期
不在)
<消
費中 <盗難>
>
岡
2014/3/6 山
県
その他
アセチ
0 0 0 0
C
レン
(紛失)
その
容器
他(消
本体
費者)
LPガス容
器の盗難
千
2014/3/9 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
栃
2014/3/10 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
90 消費
器の盗難
岐
2014/3/10 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
島
2014/3/6 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
アセチレン
87 消費 ガス容器
の喪失
88 消費
89 消費
86 消費
事故概要
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
91 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/3/12 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(住
本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月12日14時30分頃に、販売店の配送員が容器残量確認のため、現場確認を行っ
たところ、2本設置していたLPガス20kg容器のうち1本がなくなっているのを発見した。
92 消費
LPガス容
器の盗難
沖
2014/3/12 縄
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月12日(水)16時に、入居点検にいったところ、LPガス20kg容器2本が無いことに気
づいた。3月9日までは、容器があることを確認している。色々と調べたが見つからないため、
警察署に盗難事件として届出を行った。
93 消費
LPガス容
器の盗難
京
2014/3/12 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月12日(水)16時40分に消費先の近隣住民から、LPガス容器がなくなっている旨の
連絡が販売事業者にあった。確認したところ、LPガス20kg容器1本がなくなっていた。容器は
消費者宅の南西側軒下に1本のみ設置していた状態であった。
LPガス容
94 消費
器の盗難
熊
2014/3/14 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月14日(金)12時40分頃に、販売事業者従業員が現場を通りかかったところ、LPガ
ス20kg容器2本立てのうち1本がないことが分かった。なお、他の供給設備には異常はなかっ
た。1月15日(水)に配送委託業者が容器の入れ替えを行った際には異常はなく、それ以降の
盗難と考えられる。
LPガス容
95 消費
器の盗難
沖
2014/3/19 縄
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
盗難があった物件は貸家で、現在はリフォーム中のため空家となっていた。平成26年3月19
日に現場を確認したところ、LPガス20kg容器が2本無くなっていることが分かった。年末に現
場を見た際にはLPガス20kg容器があることを確認していた。以前住んできた消費者や、家主
に確認したが、LPガス20kg容器の行方は分からないとのことである。容器所有者が警察署へ
盗難届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月24日(月)9時30分頃に、消費者より販売店に「容器が無くなっている」旨の連絡
があった。販売店従業員が消費先事務所へ赴いたところ、ホースと容器の接続部のネジをス
パナ等で外され、LPガス20kg容器が無くなっていることを確認した。3月23日19時頃に消費事
業所従業員が全員帰宅し、3月24日は6時30分頃に出勤した従業員がいることから、23日夜
~24日早朝にかけて盗難にあったと推定される。なお、消費先においては平成26年2月にも
容器盗難が発生しており、今年2回目の盗難となる。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
3月25日16時頃に、消費者がLPガス20kg容器2本のうち1本の紛失に気が付いた。販売事業
者が消費者宅にて確認の上、周辺を捜したが発見できなかった。3月26日に、交番に盗難届
出を行った。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月26日(水)午前9時50分頃に、消費者から販売店へ、消費先に設置してあるLPガ
ス20kg容器がなくなっていると連絡があり、担当者が現場へ急行し、確認を行った。消費者と
担当者等3名で付近を捜索したが容器は見つからなかったため、所管の警察署へ被害届を
提出し、同日午前11時に警察の現場検証が行われた。
その他
C
(紛失)
販売
店
<そ
の他 <その他
>(保 >(紛失)
管中)
無
販売店は、消費先に医療用酸素容器を持ち出す際に、『台帳記入+バーコード読み取り』を
施すシステムであるが、第3者チェック体制がなくシステムを個別管理にて運営してきた。その
結果、販売店(保管場所)に4本あるべき医療用酸素容器が存在しないという事態に至り、持ち
出し先の消費先等を捜索したが発見できなかったため、届け出た。今後は、『台帳記入+
バーコード読み取り』の再徹底強化、かつ、第3者チェック体制を施し、改善に努める。
その
容器
他(消
本体
費先)
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0 酸素
北
2014/3/20 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
97 消費
LPガス容
器の盗難
茨
2014/3/24 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
98 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/3/25 岡
県
LPガス容
99 消費
器の盗難
鹿
児
2014/3/26
島
県
酸素容器
100 消費
の喪失
神
奈
2014/3/26
川
県
事故概要
平成26年3月20日(木)午前8時00分頃に、販売店の社員が現場近くの道路を通過した際、容
器がなくなっていることに気がつき、容器ボックスを開け確認したところ、ホースが切断され、
LPガス20kg容器がなくなっていたため、盗難と判断した。なお、平成26年3月15日に検針員が
検針した時、容器は設置されていたことを確認している。8時30分頃に交番に連絡し、9時10
分頃に警察立会のもと現地を確認し、盗難届を提出した。消費者に電話にて状況を説明し、
消費先別荘にはしばらく訪問予定が無いとのことであるため、次回訪問までは容器は設置せ
ずに、次回訪問時に容器を設置し、漏えい検査のうえ供給を再開する予定である。容器置き
場には、普段LPガス20kg容器が1本設置されているが、その1本がはずされていた。高圧
ホースの中途を切断されていた。メーターの検針結果から容器はほぼ満タンの状態であっ
た。
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
96 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
C
容器
本体
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
101 消費
LPガス容
器の盗難
京
2014/3/27 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月27日(木)正午頃に、販売事業者が容器交換のため消費先を訪れたところ、消費
先に設置していたLPガス20kg容器2本のうち1本がなくなっていることを発見した。平成26年3
月5日(水)9時00分頃に検針のため訪問した折には、異常のないことを確認している。
102 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/3/27 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(喫
本体
茶店)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月27日にガスメーターの検針に行ったところ、予備のLPガス20kg容器の盗難を確
認した。
103 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/3/28 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年3月28日に、消費者からコンロが使えなくなったとの連絡があり、販売店の従業員が
現場を確認した。設置してあったLPガス20kg容器に不審な点があったため、容器番号を確認
したところ、平成25年3月~10月の間に盗難にあった同地内の別の消費先のLPガス20kg容
器と判明した。なお、消費者の容器は所在不明であった。
無
4月15日10時30分頃、検針時に家屋が解体されていることに気づき、消費者に電話するも連
絡がとれなかった。区画整理区域であったため、区画整理事務所に連絡し、区画整理事務所
より消費者に連絡となった。消費者より販売店に連絡があり、1月30日に引っ越したこと、容
器の盗難には気づいていなかったことが分かった。消費者より解体業者の名前を聞き、連絡
を取ったところ、解体作業時(3月28日)にはLPガス20kg容器3本、給湯器はなかったことが判
明した。前回検針日が3月15日であったことから、この間に盗難にあったものと考えられる。こ
の経緯を警察に説明し、4月22日午前、消費者が交番に届出を行った。
無
平成26年3月31日12時10分頃に、消費先から給湯器付近でガスの臭いがするとの連絡が入
り、販売事業者が現地確認に向かった(なお、当該ガスの臭いはガス事故ではないとのこ
と。)。供給設備を確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうちの1本が、他社
の容器に交換されていた。元々設置されていた販売事業者の容器は返却履歴がなく、新た
に設置されていた容器について他社に確認したところ、倉庫保管扱いとなっているものであっ
た。さらに、消費者に確認するも容器が交換された経緯は不明とのことであり、盗難であると
判断した。15時頃に、交番に盗難届を提出した。
104 消費
105 消費
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の盗難
福
2014/3/28 岡
県
北
2014/3/31 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
その他
(盗難)
その
容器
他(居
本体
住用)
その他
(盗難)
その
他(会 容器
社倉 本体
庫)
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
LPガス容
106 消費
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
福
2014/3/31 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
C
(盗難)
設備
区分
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
無
事故概要
3月31日14時頃に、配送担当者が容器交換時にLPガス20kg容器6本のうち1本の紛失に気が
ついた。確認の上、周辺を捜したが発見できず、4月4日、交番に届出を行った。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 1-3月一覧表
盗難・紛失事故(その他)
番
事故区分 事故名称
号
1
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
次事 事 業種
区分 状態 (主因)
(副因)
源
象
象)
該当事故無し
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
製造事業所の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン2 2
2
冷凍
その 設
他(研 備、
究所) 凝縮
器
<停
止中 <腐食管
>(休 理不良>
止中)
無
4月19日、R2冷凍機の日常点検中に、冷凍設備基礎コンクリート上に油シミを発見した。上部に設置されてい
る空気熱交換器(凝縮器)ヘッダー部からの油漏れが判明したことから、直ちに冷凍機を完全停止させた。4月
20日、再度漏れ箇所の確認を行ったところ、油は冷媒液に含まれる潤滑油であり、冷媒を伴う漏れと考え、県
に連絡した。4月21日、製造メーカーとともに詳細な調査を行ったところ、フルオロカーボン22の漏えい(凝縮器
ヘッダー部、配管接合部の1ヶ所)を確認した。ピンホールから漏れていたため、主要バルブを閉じた。4月22
日、凝縮器内の冷媒を受液器に回収し、漏えいを止めた。※当該冷凍設備は、ブライン共通の冷凍機(R1、
R2)で構成し、R1は平成25年9月に冷凍漏えい事故を起こし、停止中であった。凝縮器の漏えい箇所は、冷媒
の送り側ヘッダー部で最上段の3番目の銅配管フィンコイルの接続部分であった。原因は、腐食および疲労
破壊(冷媒の流れによる振動に起因するもの)により、配管接合部にピンホールが生じたため漏えいに至った
ものと推定される(設置後25年)。今後は、保安教育による安全と点検等の再教育を行う。
アンモ B
漏洩
ニア 2
冷凍
設
食品 備、
圧縮
機
<製
造中
<シール
<設計不
>(定
管理不良 無
良>
常運
>
転)
運転中のアンモニアスクリュー冷凍機のシャフトシールが破損し、アンモニアが冷凍機内に漏えいした。漏え
いしたアンモニアは除害装置により適切に除害された。なお、事故が発生した冷凍機は平成25年10月にも同
様の漏えい事故があり、改良したシャフトシールに代えるなどの処置をしたが、再度漏えいが起きたものであ
る。スクリュー式冷凍機のシャフトシールのパッキン不良により、冷凍機運転中にアンモニアが漏えいした。分
解点検の結果、パッキン切れが確認され整備時の組み付け不良であることが確認された。今後の対策とし
て、組立作業時の工程を見直すこととした。
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン2 2
2
冷凍
その
設
他(空
備、
調設
圧縮
備)
機
<停
止中 <シール
<施工管
>(検 管理不良
無
理不良>
査・点 >
検中)
冷凍機保守点検に伴い、停止していた冷凍機を試運転したところ、冷媒ガス不足で運転できなかった。冷媒
ガス漏えい部分の確認を行ったところ、圧縮機のメカニカルシール部にて漏えいを発見した。直ちに冷凍機を
運転禁止とし、圧縮機周りの弁を全閉とした。原因は、メカニカルシール部の劣化と推定される。
炭酸
0 0 0 0
ガス
コー
ルド・
その エバ
他(造 ポ
船) レー
タ、配
管
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
4月9日第二内業工場において、炭酸ガス製造設備は通常運転中であった。13時10分頃に日常点検の漏え
い検査を行ったところ、配管から微量な漏れを覚知した。配管等の修繕のために事業者が4月22日に県へ変
更許可申請を行ったところ、事故であるとの指摘を受け、施設を4月23日8時に停止した。原因は、長期間使
用していたことによる経年劣化と推定される。
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
1
(冷凍)
の冷媒漏え
い
茨
2014/4/19 城
県
冷凍設備の
シャフトシー
製造事業所
ルからのア
2
(冷凍)
ンモニア漏
えい
大
2014/5/9 阪
府
0 0 0 0
冷凍設備の
圧縮機のメ
製造事業所
3
カニカルシー
(冷凍)
ルからの冷
媒漏えい
愛
2014/6/4 知
県
CEの配管か
製造事業所 らの液化炭
4
(一般)
酸ガス漏え
い
香
2014/4/9 川
県
事故概要
B
漏洩
2
無
番
号
事故区分
事故名称
圧縮機のバ
ルブシートか
製造事業所
5
らのアルゴ
(一般)
ンガス漏え
い
CEのろう付
製造事業所 け部からの
6
(一般)
液化酸素漏
えい
加圧器加温
製造事業所
部からの
7
(一般)
LNG漏えい
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機の冷
8
(冷凍)
媒配管から
の漏えい
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管継
9
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
岐
2014/4/25 阜
県
東
2014/5/11 京
都
兵
2014/6/23 庫
県
群
2014/4/3 馬
県
神
奈
2014/4/8
川
県
0 0 0 0
アル
ゴン
0 0 0 0 酸素
天然
0 0 0 0
ガス
B
漏洩
2
圧縮
その
機、
他(金
バル
属加
ブ
工)
シート
<製
造中 <シール
>(定 管理不良
常運 >
転)
B
漏洩
2
コー
ルド・
その
エバ
他(ガ
ポ
ス事
レー
業)
タ、配
管
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
B
漏洩
2
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
配
造中 <操作基
管、
食品
>(定 準の不備
熱交
常運 >
換器
転)
冷凍
設
その 備、
他(医 圧縮
療品 機、
製造) 配
管、
継手
<製
造中
<検査管
>(定
理不良>
常運
転)
<停
冷凍
その
止中
設
<締結管
他(倉
>(一
備、
理不良>
庫)
時停
継手
止中)
事故概要
無
S-HIP2号用アルゴンカードルへのガス充てん時に、アルゴンコンプレッサー2段目安全弁からアルゴンガスが
噴出した。3段目吸入吐出弁を分解し、内部Oリング(フッ素製・G25)の破断が判明した。当該Oリングが破断し
たため、3段目圧縮機で昇圧されたガスが2段目圧縮機側へ逆流し、安全弁の設定圧6.0MPa以上となり、吹
き出したことが判明した。今後は、①コンプレッサーの吸引圧力を0.7MPa以上にする。②炉からの回収完了
設定圧力(炉内圧力)を従来0.8MPaだったものを1.8MPaへ変更する。③稼働中の監視を強化する。④運転終
了時の点検結果を日常点検表に記録する。
無
4月7日発生の漏えい事故を受けて、他系統の同類構造箇所の保冷材を剥がし発泡液で確認したところ、弁
ボディと配管との銀ロウ接続部のき裂から、ガス漏えいを確認した。原因は、温度変化と圧力変化の繰り返し
による経年疲労により、銀ロウ部にき裂が生じたものと推定される。今後は、全ての配管をステンレス製に取
り替えて溶接により接合する。
無
LNG供給設備No.2気化器付近より携帯用ガス検知器にてガス漏れを確認した。ガス供給を停止し、開放点検
を実施したところ、No.2加圧器加温部溶接部に微細なき裂を確認した。平成25年10月にNo.1気化器の加圧器
において、受入操作時に貯槽圧を下げすぎることで加圧器に過大な負荷が生じ、ガス加温部の溶接部にお
いて疲労破壊による割れが発生した。その際、気化器部についてはNo.1のみを運用していたが、加圧器部に
ついてはNo.1、No.2両方ともが運用されている状況であった。No.1加圧器割れ後は、気化器部・加圧器部とも
1基は完全予備として運用する、貯槽圧とローリー圧の差圧を小さくする等の運用改善を行い、No.1気化器・
加圧器を完全予備とし、No.2気化器・加圧器を運用していた。今回のNo.2気化器の加圧器割れは、割れ位置
がNo.1と全く同じガス加温部の溶接部であった。原因は、昨年No.1気化器の加圧器に過大負荷がかかってい
た時点でNo.2気化器の加圧器にも負荷がかかっており、既に疲労が蓄積された状態で運用されたことで破壊
が進行し割れに至ったものと推定される。
無
4月3日21時30分に、製剤北棟の火災報知器により覚知した。4月4日11時50分頃、ハイコーター用空調機か
らフルオロカーボン22の流失を確認した。流失量は約80kgである。流失原因としては、空調機の4基あるコン
プレッサーのうち1基が異常過熱し、冷媒配管継目のシールパッキン(樹脂製)が溶けたためである。さらに、コ
ンプレッサーが異常過熱した原因は、本来コンプレッサー自身が本体の温度をコントロールすべきところ、何
らかの原因で温度センサーが故障し、温度コントロールができなくなったためと推定される。
無
4月8日午前10時に、R7冷凍機(1冷倉庫2~5階荷捌き場を冷却)が冷媒ガス不足のため、運転できず、業者
に調査を依頼した。5階荷捌き場の配管継手より、微量の漏れを検出した。増し締めし、漏えい無しを確認し
た。フルオロカーボン22冷媒を40kg補充し、正常運転を確認した。平成25年10月から平成26年3月までの間
は冬期のため、荷捌き場の設定温度より低く、継続して運転停止状態であった。この時期に微量の漏れが継
続的に続き、4月8日までに運転できない量まで冷媒ガスが漏れていた。原因は、冷凍機の停止中に、配管に
受ける振動や地震等により、継ぎ手に緩みが発生し、漏えいに至ったものと推定される。また、微量の漏えい
が長期にわたり、この間、R7冷凍機が継続して停止状態だったため、漏れに気づくのが遅くなったものと考え
られる。今後は、①冷凍機の受液器の冷媒量を点検する(定期実施)。②倉庫全館の冷媒漏えい点検を実施
する。③地震の後の冷媒漏えい点検を実施する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
事故概要
福
2014/4/10 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
冷凍
設
その 備、
他(病 ヘッ
院) ダー
管、
継手
<製
造中
>
<施工管
(シャ 理不良>
ットダ
ウン)
無
4月9日に、空調用フルオロカーボン冷凍機の冷媒循環ポンプの故障が発生し、メーカーに調査を依頼した。4
月10日、屋上に設置した空気側熱交換器から冷媒ガスの漏えいを確認した。ヘッダ管と熱交換器行き枝管の
溶接部に数か所き裂が生じており、発見した時にはガスは8トン漏えいしていた。4月12日に、熱交換器内の
ガスを回収した後、き裂部の溶接補修を実施した。
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
11
(冷凍)
冷媒漏えい
埼
2014/4/11 玉
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
<停
冷凍
止中
設
<腐食管
食品
>(検
備、
理不良>
査・点
配管
検中)
無
日常点検の際、配管から冷媒の漏えいを発見した。補修材による処置を行い、漏えいを止めた。原因は、腐
食管理不良による漏えいと推定される。
12
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
福
2014/4/21 島
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
電気
冷凍
<製 <その他
設
造中 >(調査
備、
>
中)
配管
無
原因については調査中である。今後は、当該機器の点検を行う。また、管理計画の見直しを行う。
13
冷凍設備の
製造事業所
継手からの
(冷凍)
冷媒漏えい
滋
2014/4/21 賀
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
窯業
冷凍
設
備、
継手
<停
止中 <締結管 <施工管
無
>(休 理不良> 理不良>
止中)
設備停止中に圧力計の検定を実施し、取り付け、試運転後、3週間ほど停止状態の後、本稼働を実施しよう
としたところ、蒸発圧低下で停止した。圧力計の銅配管部分を確認したところ、漏れが確認できた。増し締め
したところ、漏れは収まった。原因は、圧力計取り付け後の配管締め付け不足を見落としたため、冷媒ガス漏
れが発生したと推定される。
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
14
(冷凍)
の冷媒漏え
い
愛
2014/4/21 知
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
自動
車
冷凍
設
備、
蒸発
器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
4月3日(木)に、冷凍機出口温度(冷水)が高いことを発見し、冷凍能力低下を確認した(出口温度設定7℃、温
度計12~14℃)。冷凍機を停止した。4月21日(月)に、調査・処置を進める中で、冷媒の漏えいを発見した。冷
媒を回収した。蒸発器内にあるたくさんのチューブのうちの一つに、老朽化によるピンホールがあった。原因
は、銅管の曲部は他の位置に比べ応力がかかりやすく、減肉が生じやすい箇所であるため、経年劣化が促
進されたものと推定される(設置後14年経過)。今後は、年に1回の定期自主検査の際に、冷媒系統の腐食状
態の目視点検を徹底する。
冷凍設備の
ヘッダー配
製造事業所
10
管および冷
(冷凍)
媒配管から
の漏えい
無
番
号
15
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備の
製造事業所
16
継手からの
(冷凍)
冷媒漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
静
2014/4/24 岡
県
鹿
児
2014/4/24
島
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン1
34a
<製
造中
冷凍 >(エ
マー
設
<腐食管
電気 備、 ジェン
理不良>
凝縮 シー
シャッ
器
トダウ
ン)
事故概要
無
事務棟で使用している空冷ヒートポンプ(冷凍設備59.0t/日)の空気熱交換フィンコイル部から冷媒フルオロ
カーボン134aが漏えいした。原因は、腐食により穴があき(目視でピンホール穴確認)漏えいしたものと推定さ
れる。
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
冷凍
造中
一般 設
<締結管 <施工管
無
>(定
化学 備、
理不良> 理不良>
常運
配管
転)
空調機として連続運転を行っていた。4月24日(木)日中の巡回点検の際には異常は見受けられなかったが、
同日23時17分に空調機異常の警報が鳴った。空調機を点検し、冷媒ガスの圧力計が0MPaであったことによ
り、冷媒漏れを確認した。25日(金)0時01分に周辺の設備を併せて点検し、空調機以外の設備に問題が無い
ことを確認し、事業所責任者に報告した。0時30分までに被害の拡大の恐れが無かったので、空調機を停止
したまま帰宅した。朝8時30分から専門業者に点検を依頼し、漏えい箇所の詳細調査を行った。4月28日(月)
までに圧力計用の配管継手からの漏えいを確認し、該当箇所の余長部の銅管の先端を切断し、銅管を接続
し直して窒素の加圧を行った。加圧装置による他の漏れ箇所の有無テストを継続した。4月29日(火)まで窒素
の圧力降下が無いことにより、漏えい箇所を1箇所と特定した。原因は、空調機用圧縮機の高圧側圧力ゲー
ジの取付部(フレア継手)のテーパー状に広がった銅管の肉厚が薄くなったシール部の経年劣化により、振動
等に対して十分な気密性を維持できなくなったものと推定される。締結部分の管理(銅管の端末処理部を再
処理する頻度)に関する決め事を特に定めておらず、専門業者による判断に任せていた。また、実際に端末
の再処理を行った場合および行わなかった場合の記録を特に求めていなかった。今後は、銅管端末処理を
行う頻度の指示および実施後の記録の作成を行い、管理する。
無
冷凍機の定期点検中、点検実施業者が閉鎖弁のキャップを外そうとした際、誤って圧縮機閉鎖弁接続ネジ部
を折損させていまい、当該部分から冷媒ガスが漏えいした。作業者は慌ててしまい、事業所担当者への連絡
を優先したため、現場で冷凍機凝縮器の出入口2ヶ所の弁を閉止するのが遅れ、ほぼ全量の冷媒が漏えい
してしまった。原因は、経験の浅い(経験年数1年)点検作業者が弁本体を固定しないでキャップ取り外し作業
を行った作業ミスおよび経年疲労により、ネジ部が折損したものと推定される。今後は、折点検時の作業手
順・異常時対応方法の見直しを行う。また、点検・作業方法の見直しと従業者への保安教育・周知を行う。
無
巡視員が運転確認時に冷媒(フルオロカーボン22)の定格量約170kgに対し、約90kgまで減少していることを確
認した。その後の調査の結果、冷媒ラインのドレンプラグのゆるみが原因と判明し、ドレンプラグの増し締めを
行い、冷媒漏えいがないことを確認した。原因は、ドレンプラグの緩みにより発生したと推定される。今後は、
管理計画の見直しを行う。
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 定期点検中
17
(冷凍)
の冷媒漏え
い
東
2014/4/24 京
都
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
<停
冷凍
止中 <誤操
設
機械
>(検 作、誤判
備、
査・点 断>
弁
検中)
冷凍設備の
製造事業所 ドレンプラグ
18
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
福
2014/4/25 島
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
電気 備、ド
レンプ
ラグ
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
冷凍設備の
キャピラリー
製造事業所
19
チューブから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
三
2014/4/25 重
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
冷凍
造中
自動 設
<施工管
>(定
車
備、
理不良>
常運
配管
転)
冷凍設備の
ゲージ用枝
製造事業所
20
管ろう付部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
宮
2014/5/17 崎
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
07A
<停
その
止中
<製作不
他(役 配管 >(検
良>
所)
査・点
検中)
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
配
管、
その 冷凍
他(学 設
校) 備、
熱交
換器
冷凍設備の
熱交換器冷
製造事業所
21
媒配管から
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備か
製造事業所
22
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
愛
2014/5/20 知
県
神
奈
2014/5/21
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
冷凍
設
備、
一般
蒸発
化学
器、
凝縮
器
事故概要
無
4月25日23時頃、当該冷凍機の低圧遮断警報が発報したため、冷凍機の主電源を落とし運転停止した後、暫
定処置を行った。5月7日に改めて原因調査を行い、不具合箇所を特定したところ、キャピラリーチューブから
のフルオロカーボン22の漏えいを確認した。原因は、当該キャピラリーチューブと配管部が圧縮機の振動に
よって擦れ、ピンホールが発生したためと推定される。今後は、キャピラリーチューブの交換および保護カ
バーの被覆による接触防止を行う。
無
空調設備を担当している点検管理会社の関係職員が冷房運転のための定期点検を実施した際に、圧力低
下を確認し、冷媒が漏えいしていることに気づいた。漏えい個所を調べたところ、ゲージ用の枝管ろう付け部
からの漏えいを発見し、関係機関への通報を行った。配管加工や形状が製作時に機器ごとにばらつきが有
り、想定より応力が増加することが考えられる。原因は、機器ごとのろう付けの状態によっては本部位にかか
る応力が大きくなり、圧縮機からの振動も加わったため、疲労破壊につながったものと推定される。今後は、
振動低減のためのサポートを設置する。また、運転時の日常点検を4回以上実施し、再発防止に努める。
<停
止中
<その他
<腐食管
>(検
>(経年 無
理不良>
査・点
劣化)
検中)
スクリュー冷凍機試運転時に低圧異常にて停止した。業者にて調査したところ、空気熱交換器冷媒配管腐食
ピンホールからの冷媒漏えいを確認した。
<製
造中 <情報伝 <誤操
>(定 達の不備 作、誤判 無
常運 >
断>
転)
5月14日(水)22時15分に、No.1冷凍機の異常アラームが発生した。現場確認し外観上特に異常が見受けられ
なかったため、リセット後に再起動を実施した。再起動ができたので、運転を継続した。5月15日(木)朝、夜勤
者から申し送りを受けた設備担当者が、運転を継続しながら当該冷凍機の吸入圧力の状態を確認した。圧
力が上がらないため、11時00分頃にNo.1冷凍機を停止(No.1冷凍機は現在も停止中)し、No.2冷凍機のみで
運転を継続した。5月16日(金)に、メーカーが点検を実施した。冷媒を補充するも状況が改善しなかったため、
膨張弁不良と予測し、膨張弁を手配した。5月21日(水)13時00分頃に、メーカーが設備担当者立会のもと、膨
張弁交換作業を行うための前処理として冷媒抜き作業に入ったが、作業時に水の混入を発見(通常であれば
水の混入はない)したため、本異常は膨張弁不良以外に別の要因である可能性も推測し、冷媒抜き作業を中
止した。13時00分頃から15時00分頃に、設備担当者が冷凍作業責任者に連絡し、当該設備を確認した。そ
の後、運転記録、関係図面等を確認し、再度当該設備の状態を確認した。15時00分頃に、設備担当者、冷凍
作業責任者は何らかの要因で冷媒が漏えいし、圧力低下に至ったと判断し、関係者を招集し状況等の確認
を実施した。当該機はブライン(エチレングリコール)仕様の冷凍機として当初使用していたが、ブラインを冷水
に変更した(2012年7月)。原因は、冷水にて運用したことおよび設備側のブライン配管にストレーナを設置して
いなかったため、錆やゴミ等の異物が蒸発器内に詰まり、蒸発器が部分的に凍結パンクを起こしたため、冷
媒が漏えいしたものと推定される。今後は、メーカーの仕様に合わせて運用を行うこと、また、仕様を変更す
る時は事前にメーカーにも相談し対応を協議することを徹底する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
23
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
三
2014/5/23 重
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
食品 備、
熱交
換器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
冷凍設備の
製造事業所 水冷却器か
24
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
福
2014/5/26 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
紙・パ
備、
ルプ
水冷
却器
冷凍設備の
高圧液止め
製造事業所
25
バルブから
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
群
2014/5/27 馬
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
26
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
滋
2014/5/28 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
配
<製
管、
<検査管
窯業
造中
冷凍
理不良>
>
設備
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
27
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
神
奈
2014/6/4
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
<停
<設計不
機械 備、 止中
良>
熱交 >
換器
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
事故概要
無
平成26年5月23日14時30分頃に、冷凍設備が「低圧異常」の警報を発報し、圧縮機が停止した。「低圧異常」
の原因を調査したところ、冷媒をガス化する熱交換器のコイルが腐食したデフロストタンクの固定金具と接触
していたことがわかった。原因は、冷媒をガス化する熱交換器のコイルが腐食した固定金具と接触していたこ
とにより腐食が進み、配管に穴が開き冷媒が漏えいしたものと推定される。今後は、デフロストタンクをステン
レス製に更新することとした。
<製
造中
>(ス <腐食管
タート 理不良>
アッ
プ)
無
5月26日の朝9時30分より定期メンテナンスを行い、15時00分からスタートアップを行ったが、運転後10分程度
で異常停止をした。このため各部の再点検を行い、再度運転を開始したが再度異常停止した。このとき作業
者が圧力差が無い状態となっていることに気づき、ガス漏れの可能性があるとの報告をした。27日にガス漏
れ検査を行い、水冷却器でのガス漏れを確認した。原因は、腐食により配管にピンホールができ、その部分
よりガスが冷水内へ漏えいしたものと推定される。
<停 <シール
冷凍
止中 管理不良
設備
>
>
無
生産中に、他の設備にトラブルが発生し、一時停止を実施するためホットガスで加圧した際、高圧液止めバ
ルブのグランド部からアンモニアが漏えいした。直ぐに冷媒回収を実施したため、漏えい量は微量と考えられ
る。漏えいしたバルブは更新することとした。原因は、経年劣化によるシール性能の低下と推定される。
無
5月28日(水)23時頃に、冷凍設備が自動停止した。センサーもしくは弁の故障と判断し、他の施設に切り替え
て運転した。翌29日に、ガス漏れであると確認し、修理を依頼した。30日に、漏えい個所を発見した(冷媒配管
が隔壁貫通部と接触しており、振動により隔壁が配管を摩耗させた模様)。6月2日(月)に、配管を溶接修理し
た。ガス漏えい量は30kgである。原因は、冷媒配管が隔壁貫通部と接触しており、振動により隔壁が配管を
摩耗させたものと推定される。
無
エアコンの運転開始時、操作パネルに低圧異常のエラーメッセージが出ていた(いつから出ていたか不明)。
運転ができなかったため、メーカーに修理依頼をした。メーカーが点検したところ、プレート熱交換器からの冷
媒漏れと判明した。6月11日に熱交換器プレートを交換して、作業は終了した。6月2日(月)、2階事務所系統
のガス空調機不具合コールがあった(エラーE36:圧縮機吐出温度異常)。6月4日(水)、不具合室外機の診断を
実施した。原因は、室外機内部部品プレート熱交換器が圧縮機の振動により穴が開き、フルオロカーボンが
漏えいしたものと推定される。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
事故概要
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
28
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
神
奈
2014/6/9
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
配
管、
電
冷凍
気、
設
研究
備、
所
圧縮
機
冷凍設備の
配管および
製造事業所
29
液バイパス
(冷凍)
弁からの冷
媒漏えい
神
奈
2014/6/10
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
配
管、
冷凍
電気
設
備、
弁
<停
止中 <その他
>(休 >(不明)
止中)
無
平成25年12月12日~平成26年5月13日の間停止していた空冷式チラーユニットを5月14日に再稼動させよう
としたところ、運転できなかった。不具合調査の結果、リークチェックにて凝縮器配管2箇所と液バイパス弁本
体から気泡が確認されたことにより、冷媒の漏えいが判明した。
冷凍設備の
製造事業所
30
導管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/6/12 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
自動 備、
車
圧縮
機、
導管
<製
造中
>
<設計不
(シャ 良>
ットダ
ウン)
無
当該冷凍機を9時30分に運転開始し、19時10分に停止した。20時30分に冷凍機付近で別の作業中に冷媒漏
れを発見した。原因は、圧縮機につながる鋼管は圧力の変化が大きく、老朽化によりき裂が入ったものと推
定される。今後は、全社の冷凍機に対し、冷媒漏れの可能性の高い箇所(圧縮機や高圧容器への配管継手
部等)について、オイルが漏れていないことを確認することで冷媒漏れの早期発見を徹底する。
冷凍設備の
製造事業所 フランジから
31
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
青
2014/6/16 森
県
0 0 0 0
<製
造中 <シール
冷凍
食品
>(定 管理不良
設備
常運 >
転)
無
定時巡回点検中に屋上の油分離器とコンデンサーを接続するフランジ部より、臭気を感じたことにより、微少
のガス漏えいを発見した。原因は、フランジ式継手に使用しているガスケットの経年劣化と推定される。
滋
2014/6/26 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
無
2時頃、工場敷地内設置の冷凍施設(ユニット)三基(#5、6、7)のうちの一基、#5が異常を検出して自動停止
した。再起動するも、冷却効果が悪い為、#6へと切り替え稼動をした。朝の申し送りを受けて、8時45分より、
専務、製造部門長、点検担当者で点検を実施したところ、「低圧異常」による停止が発生した。吸入圧は
0.1MPa、停止時0.55MPaと管理基準より低かった。配管系統はガス漏れ箇所がみられなかったが、ユニット内
に微量の冷水漏れがみられ、熱交換器に小さな穴あきがあることが発見された。ガス漏えい量は30kgであ
る。原因は、熱交換器が腐食等により閉塞気味になっており、凍結を繰り返したため、内部の冷媒配管が破
損したものと推定される。
冷凍設備の
製造事業所 熱交換器か
32
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
アンモ
C 漏洩
ニア
冷凍
設
窯業 備、
熱交
換器
<製
造中 <その他
>(定 >(経年
常運 劣化)
転)
無
冷凍機(24時間運転)の点検巡回中に、圧縮機の冷媒配管溶接継手部より、冷媒が漏えいしているのを発見
した。圧縮機の緊急遮断弁を閉める。原因は、冷凍機圧縮機の振動により、冷媒配管溶接部の劣化が進行
し、ピンホールが開き、その箇所から冷媒が漏れ出したものと推定される。今後は、冷媒配管、その他の部位
への振動の影響を軽減するため、振動防止措置を検討する。
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
安全弁元弁
製造事業所 ねじ込み部
33
(コ)
からの冷媒
漏えい
岡
2014/4/3 山
県
配管からの
製造事業所
圧縮空気漏
34
(コ)
えい
兵
2014/4/4 庫
県
予熱交換器
の出口配管
製造事業所 からのナフ
35
(コ)
サ、硫化水
素、水素漏
えい
オイルカラム
リボイラーの
製造事業所
36
フランジから
(コ)
のエチレン
漏えい
三
2014/4/4 重
県
神
奈
2014/4/12
川
県
事故概要
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
<停
止中
一般
<締結管
継手 >(検
化学
理不良>
査・点
検中)
無
3月8日に点検のために当該冷凍機の運転を停止し、3月16日に元弁を閉止し安全弁を取り外した。28日に安
全弁を取り付けて31日に元弁を開放した。その際、安全弁周辺でフルオロカーボン測定したが、フルオロカー
ボンは検出されなかった。4月3日に当該冷凍機の運転状態での気密試験を実施しようとした際、冷媒フルオ
ロカーボン134aが漏れていたことを発見した。3月16~28日の間で漏えいしたと推定される。後日、漏れ量は
240kgで、充てんした全量であることを確認した。原因は、安全弁元弁ねじ込み部の緩みによるものと推定さ
れる。安全弁は元弁にねじ込みで設置しており、安全弁を取り外すために緩めた際、元弁ねじ込み部に緩み
が発生したが、元弁ねじ込み部が緩んだという意識はなく、安全弁取り外し作業後、元弁ねじ込み部の緩み
や漏れを確認することもしなかったため、漏れが発生していたことに気がつかなかったと考えられる。今後
は、①安全弁取り外しおよび取り付け後は検出器でフルオロカーボンの漏れがないことを確認する。②ワン
ポイントシートを作成して安全弁取り外し作業の注意点を周知する。③現地に注意喚起の表示を取り付ける。
0 0 0 0 空気
<製
造中
製鉄
>(ス <腐食管 <点検不
無
配管
良>
所
タート 理不良>
アッ
プ)
4月4日6時10分に、アキュムレーターに空気を充てんすべく、空気圧縮機を運転した。6時11分に、圧縮機か
らアキュムレーターにつながる配管途中で空気漏えい音を聞き、床面付近の配管から空気が漏えいしている
ことを確認した。6時22分に、空気圧縮機を停止した。原因は、アキュムレーターへの空気充てん配管が湿潤
雰囲気に長期間さらされたことで、配管外面からの腐食が進行し、穿孔に至ったと推定される。
<製
造中
石油
<検査管 <腐食管
配管 >(定
無
精製
理不良> 理不良>
常運
転)
巡視中の製造三課係員が3H/RナフサHDS原料予熱交換器(NF-101F)TUBE側の出口配管エルボ部よりヘ
ビーナフサおよびリサイクルガスの漏えいを確認した。3H/R装置の緊急運転停止を実施し、応急処置として
漏えい箇所のバンドあて補修を実施して外部への漏えいを停止した。開孔した箇所は、水注入部下流の第
一エルボ部で流れ方向が90°変わるため、エロージョンを受けやすい形状であり、同時に水硫化アンモニウ
ムを含む湿潤環境であった。原因は、エロージョン・コロージョンが進行し、開孔に至ったと推定される。水硫
化アンモニウムを含む湿潤環境下でエロージョン・コロージョンの発生が予測される箇所にアルマー加工管を
部分的に採用したため、以下の原因により不具合に至ったものと考えられる。1)エルボ(アルマー加工管)と下
流の直管(炭素鋼)の溶接はステンレス系の溶接金属を使用した異材溶接となっていた。そのため、当該部の
ようなエロージョン・コロージョンが発生する環境下では腐食されにくい溶接金属と腐食されやすい直管部で
段差が生じ、その影響により流れが乱れ、腐食が加速した。このように異材溶接が腐食速度に影響する要因
となるという知見がなかったことが、腐食減肉が加速される構造を作った背景にあったと考えられる。2)アル
マー加工管はアルミ層が表層部にめっきされているが、めっきが健全な期間は腐食進行はほとんどないが、
めっきが消失した後では、このような腐食環境下においては腐食減肉が急速に進行する。2009年度に当該
箇所の肉厚測定を実施しているが、エルボ背側に最小値6.9mmを確認しており、めっきが消失して減肉が進
んだ状態であった。よって配管の減肉量管理としては、めっき消失後の腐食率を元に検査・取替計画を立案
すべきであったと考えられる。
<製
造中
<誤操
石油
<施工管
継手 >(定
作、誤判 無
化学
理不良>
常運
断>
転)
ガス検知器が作動したため、運転員が現場巡回した。VA(酢酸ビニル)の臭いがしたので更に詳細な点検を
行ったところ、No.2オイルカラムリボイラーよりエチレンが漏えいしているのを発見した。その後VAも漏えいし
たので、リボイラーを孤立して内部の圧力をブロー弁で放出し、漏えいが停止した。公設消防へ連絡し、漏え
い停止の確認を受けた。リボイラーの液面レベルが過度に低下したため、熱バランスが崩れ、低温のエチレ
ンによりリボイラー上部の温度が急激に低下した。原因は、温度下降により本体上部フランジ部が収縮し、そ
れに伴い固定ボルトの締め付け力が低下し、ガスケットへの荷重不足によってフランジ部のシール能力が損
なわれ、漏えいに至ったと推定される。事故調査の結果、一部のボルトの締め付けトルクが規定値より低いこ
とが確認された。施工時のトルク値管理が適切に行われていなかったため、今回の温度低下では漏えいに
至ったものと考えられる。
C 漏洩
水素、
ナフ
0 0 0 0 サ、硫 C 漏洩
化水
素
エチレ
0 0 0 0
C 漏洩
ン
番
号
事故区分
事故名称
配管からの
製造事業所
37
炭化水素漏
(コ)
えい
液化アンモ
ニウム導管
製造事業所
38
におけるピン
(コ)
ホールから
の漏えい
反応器マン
製造事業所
39
ホールから
(コ)
の漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
神
奈
2014/4/17
川
県
神
奈
2014/4/23
川
県
神
奈
2014/5/1
川
県
0 0 0 0
0 0 0 0
炭化
水素
C 漏洩
アンモ
C 漏洩
ニア
アクリ
ロニト
0 0 0 0 リル、 C 漏洩
スチレ
ン
<製
造中
石油
<腐食管
配管 >(定
化学
理不良>
常運
転)
<製
一般
<腐食管
導管 造中
化学
理不良>
>
<製
造中
石油
<設計不
継手 >(定
化学
良>
常運
転)
事故概要
無
運転員が現場巡回中に通りかかった際に、ブタン・ブテンC4留分と溶剤(DMF(ジメチルフォルムアミド))が通る
保温配管より糸引き状の漏れを発見し、状況確認後直副長に連絡した。直ちに当該配管の縁切りを実施し、
漏えい停止を行った。漏えいが停止しなかったので、縁切り範囲を一段広げて実施したところ、漏えいは停止
した。装置を停止後に検査した結果、内面腐食による穿孔が確認された。原因は、装置停止時の水洗作業で
配管内壁とポリマーの間に保持された水分が、DMF内に微量に含まれるギ酸と結びつくことで酸性水となり、
配管底部の腐食が進行したものと推定される。(ギ酸およびポリマーの発生メカニズムについては下記参照
※)。配管腐食管理において、ギ酸腐食は考慮し管理していたが、エロージョン・コロージョンを想定していたた
め、配管底部に着目した検査が行われず、今回発生した部位での腐食を検出できなかったものと考えられ
る。※:漏えい配管の系内はソルベントとしてDMFが流れており、それが微量に存在する水との間で加水分解
を起こし、ギ酸を生成する。また、漏えい部位上流にあるT-702(ブテンストリッパー)塔底留分には微量の反
応性モノマー(ブテン類、ブタジエン)が含まれ、これらの成分の熱重合により微量のポリマーが生成する。こ
のポリマーは長期運転の過程で下流配管の内面を覆うように付着する。今後は、①運転中に配管内壁にポ
リマーが付着する系統に対して配管底部の腐食に着目した検査を行い、腐食率が問題ないことを再確認す
る。②ポリマーが配管に付着してその下に水が入り込み酸腐食を発生させるDMF系統では、配管肉厚検査
の検査ポイントとして配管底所が必要なことを保全基準に反映し、関係者に周知・教育する。①,②に基づ
き、DMF系統の配管検査計画を見直す。
無
当事業所はアンモニア製造設備で製造された液化アンモニアを液化アンモニア導管によって近隣のコンビ
ナート事業所に供給している。事業所は橋で臭気ありとの連絡を受け、4月23日12時24分に、アンモニアであ
ることを確認した。配管内の液化アンモニアを抜き取り、配管付近のアンモニア濃度が検出されなくなるまで
窒素による置換を行った。現場での検知管による濃度測定、および吸収塔の温度を確認することで、4月24
日3時前~5時30分には置換を完了した。4月25日に足場を設置し、15時30分にアンモニア漏えい個所(1箇
所)を確認した。橋台海側の配管部防食材等を剥いで点検した結果、ピンホール(1箇所)を確認した。このピン
ホールによりガスが漏えいした。外観および肉厚測定の結果、敷設時5.2mmの配管肉厚が2mm程度に減肉
を確認した。原因は、外面腐食によるものと推定される。今後は、漏えい原因の詳細な調査と漏えい箇所配
管の更新工事を行う。また、水平展開として、同様の箇所の点検方法を検討する。
無
R-206反応器のマンホール部からガスが漏えいした。(経過)4月30日(木)22時59分に、反応器の運転をスター
トした。5月1日(金)4時05分に、反応器可燃性ガス検知器が発報した。4時08分に、原料等フィードが停止し
た。漏れ音のする付近に散水を開始した。4時14分に、反応器を全冷却した。4時24分に、119番通報し、4時
44分に公設消防が現場に到着した。6時30分に、ガス検知器の発報が消えた。6時48分に、公設消防と運転
主任が可燃性ガスが検知されないことを確認した。7時01分に、公設消防が退場した。消防活動はなかった。
直接要因:当該機のガスケットGF300は、ガス化した原料に対して半永久的な使用に耐えうる材質ではなかっ
た。当該マンホールにおいては、ガス化した原料がガスケットの内側面のみならず、上下面からも含浸し、ガ
スケット内部で重合物を生成した結果、ガスケット内側部の強度が低下した。一方、ガスケット外側部は、原
料が含浸しなかったので健全な状態を保ち、本来一体物であったガスケットの強度に分布が生じた。運転中
の加圧・減圧操作により、強度が分かれた部分でき裂が生じ、拡大し破断し、漏えいに至ったものと推定され
る。加速要因:R-206は、マンホール上蓋の内側部が凹んだ形状になっていた。したがって、ガスケットの上下
面にガス化した原料がより含浸しやすい形状であったことが、重合物の生成による強度低下を加速させたも
のと推定される。今後は、①原料ガスの含浸を防止するために、現状のガスケットからステンレス(SUS316)で
包まれたガスケットN6520に変更する。②当該マンホール上蓋は、他の反応器に比べて歪みが大きかったた
め、マンホール蓋の研磨をする。③クランプの締め付けトルク管理を見直す。当該マンホールでは、締め付け
トルクの低下がみられたが、漏れ位置との相関は無かった。一方、これまで130N・mで締め付けていたが、
N6520は、メーカー許容の締め付けトルクが600N・mであり、ボルト等の強度を考慮し、適正な締め付けトルク
にする。
番
号
40
事故区分
事故名称
実験中のブ
製造事業所
タンガス漏え
(コ)
い火災
オクタノール
製造施設の
製造事業所 安全弁一次
41
(コ)
側配管から
のオキソガ
ス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
大
2014/5/30 阪
府
三
2014/6/21 重
県
アルコール
製造施設の
製造事業所
42
バイパス配
(コ)
管より水素
漏えい
千
2014/6/30 葉
県
CNGスタンド
製造事業所 の圧縮機熱
43
(一般)
交換器から
の漏えい
大
2014/4/3 阪
府
0 0 0 0
炭化
水素
C 漏洩
0 0 0 0
天然
ガス
<製
造中
<操作基
>(ス
準の不備
タート
>
アッ
プ)
L1棟Φ40-90タンデム押出機(NPS)ウォーターリングカッター(WRC)設備を使用し、ポリプロピレンにブタンガス
を含侵して押し出し、発泡ビーズを生産する実験をしていた。条件が安定するまでWRCダイスから樹脂を垂れ
静電 流し中、メンバーがダイス部分から約Φ50cmリング状の範囲で、オレンジ色の炎が上がっているのを発見し、
気 二酸化炭素消火器(薬剤質量CO2 2.4kg)1本を使用し、消火した。原因は、ウォーターリングカッターダイスか
ら押し出された垂れ流し中のポリプロピレン中から逸散したブタンガスが燃焼範囲となり、静電気で着火した
ものと推定される。
<製
造中
石油
<設計不 <腐食管
配管 >(定
無
化学
良>
理不良>
常運
転)
高圧ガス定期パトロールにおいて、安全弁(SV-109B)一次側フランジ近傍に携帯用COガス検知器をかざし
たところ、反応があった。漏えい位置特定のため、安全弁一次側配管のフランジ溶接線近傍に石けん水を塗
布し、カニ泡程度の漏えいを確認した。配管(STPG370-SR無)のフランジ部および管内面に発生した割れの
原因調査として、断面からの光学顕微鏡観察(ミクロ/マクロ、ノーエッチング/エッチング後)を行い、“管の内
表面割れ”、“内面および外面の溶接部割れ”が検出された。検出された割れは、枝分かれ状の粒内割れで
あった。原因は、材料がSR無しのカーボンスチール製である、溶接による応力が加わっていることおよび結
露が生じたことから、CO-CO2-H2Oによる応力腐食割れと推定される。今後は、類似箇所で欠陥指示模様ま
たは疑わしいと思われる部位に対し、SR処理対応により配管を取り替える。また、他のガスプラントにおける
類似箇所を抽出する(水平展開)。
C 漏洩
<製
造中
石油
<腐食管 <設計不
配管 >(定
無
化学
理不良>
良>
常運
転)
高級アルコール製造施設U-3水添工程の通常運転時に、固定式ガス検知器が発報した。操業員が当該エリ
アの水添反応器バイパス配管より、水素ガスの漏えいを発見した。直ちにホットライン通報を行い、当局の協
力を得て、施設の緊急停止を行い、漏えい箇所を含む系列の脱圧・窒素パージを実施した。最終的に残ガス
及び危険物の漏えいがないことをガス検知器にて確認した。事故調査の結果、配管内面の限定された範囲
において著しい腐食が認められた。原因は、配管の内面からの腐食により、漏えいに至ったものと推定され
る。配管内面からの腐食が発生した配管の特徴として、①機器のバイパス配管であり、通常は流れが無い
デッドスペースになる。②配管がメインラインに対し“上取り出し”である。③気体(水素)と液体(アルコール及
びアルデヒド)の気液混相流である。④接液・接ガス材質はカーボンスチール材である。⑤実運転温度は
150℃前後である。上記の特徴から、この部位には流体の長期滞留が起こりやすく、プロセス液の分解等で
微量の腐食性物質(カルボン酸)がデッド部に気相溜まりが生じ、150℃前後の温度条件により、気液界面近
傍で腐食性物質の濃縮が進行し、腐食に至ったものと考えられる。
C 漏洩
<製
圧縮
造中
スタン 機、
<設計不
>(定
ド
熱交
良>
常運
換器
転)
17時頃、保安監督者が巡回点検中に、圧縮機ユニット内でガス漏れの疑いがあり、保安監督者および点検
業者が点検するも漏えい箇所の特定はできず、ユニット内のガスの弁の閉止の措置を行った。翌日の10時頃
にガスクーラー(熱交換器)の配管溶接部分から簡易ガス検知器の反応と石けん水の塗布により泡が生じた
ため、微量なガス漏れと確認した。当該事故に繋がった機器であるガスクーラーは圧縮機ユニット内にあり、
ガスの熱交換等をさせる製造過程で高温のガスが流入する部分である。原因は、ガスクーラーの配管溶接
部にピンホールもしくはき裂が生じて漏えいしたと推定される。今後は簡易ガス検知器で点検を実施する。
オキソ
C 漏洩
0 0 0 0
ガス
0 0 0 0 水素
ウォ
ータリ
一般
火災
ング
化学
カッ
ター
事故概要
無
番
号
44
事故区分
事故名称
CEの加圧蒸
製造事業所
発器からの
(一般)
酸素漏えい
CEのろう付
製造事業所 け部からの
45
(一般)
液化酸素漏
えい
46
CEの継手か
製造事業所
らの窒素漏
(一般)
えい
継手からの
製造事業所
47
炭酸ガス漏
(一般)
えい
年月日
2014/4/5
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
神
奈
川
県
東
2014/4/7 京
都
大
2014/4/9 分
県
富
2014/4/9 山
県
0 0 0 0 酸素
0 0 0 0 酸素
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
炭酸
ガス
無
担当者がCEの日常点検で貯槽下部からガスの噴出音がするので、ガス供給業者に漏えい箇所の点検を依
頼したところ、貯槽下部に設置されている加圧蒸発器の出口配管であることを確認した。噴出音は、配管を
固定するためのUボルト締め付け部付近から発生していた。配管固定用のUボルトのネジ部が、温度変化に
よる加圧蒸発器の膨張、収縮の繰り返しで配管に接触し、表面に微細な傷がついたものと推測される。原因
は、この傷を起点として海岸沿いに設置されている腐食環境が影響し腐食が加速したため、漏えいに至った
ものと推定される。なお、加圧蒸発器入口配管も同様にUボルトで固定されていたが、出口側と同様の傷が
認められた。
無
酸素ポンプの予冷作業を行うため、液化酸素のCEタンクの供給弁(M4弁)を微開したところ、出口フランジ取
合部の保冷カバーからガスが噴出した。点検の結果、M4弁出口側の弁ボディと配管との銀ロウ接続部にき
裂が生じていることを確認した。原因は、経年劣化により、銀ロウ部にき裂が生じたものと推定される。当該
箇所は保冷材で覆われているため、日常点検では確認していなかった。
無
事故当時CE設備は、通常運転中であった。4月9日8時55分頃に、液化窒素充てん立ち会いの作業員が液化
窒素タンクNo.1の下部継手部分から漏えいを発見し、高圧ガス保安責任者(副)へと通報した。直ちに保安責
任者(正)(副)2名が現場に急行し、漏えい箇所を確認し、当該設備の設置業者に連絡した。14時00分に作業
員が到着し、継手部の増し締めを行い、漏えいの停止を確認(目視および配管部を常温に戻し漏えい検知液
により)した。なお、窒素ガスの漏えい量は519Nm3である。漏えい箇所は通常触ったりするような場所ではな
く、当該設備が完成してから8年経過しており、初期施工不良であることも考えにくい。原因は、低温ガスが通
ることにより金属の伸縮の繰り返しが起こり、長い年月により緩んだものと推定される。
<製
造中 <操作基
一般
<締結管
継手 >(定 準の不備
無
化学
理不良>
常運 >
転)
4月9日(水)17時16分、従業員が運転中点検を行っていたところ、超臨界炭酸ガス製造設備の抽出槽Aの付
近からガスの漏れ出る音を聞き、付近から退避のうえ設備を緊急停止し、脱圧および冷却を行った。当該抽
出槽の点検を行ったところ、ねじ込み継手部の緩みが確認されたため、分解清掃およびパッキン交換を行っ
た。4月10日(木)、気密試験(20MPa)を実施し、漏れのないことを確認のうえ、10時43分より運転を再開した。
運転1バッチ目で問題は発生しなかった。19時21分、2バッチ目の運転を行っていたところ、別の作業で周囲
に立ち寄った作業員が、同じ箇所からのガスの漏えいに気づき、直ちに設備を停止し、脱圧および冷却を
行った。再度、当該抽出槽のねじ込み継手部の分解清掃およびパッキン交換を行い、翌11日(金)、気密検査
を実施したところ、漏えいが確認された。原因(4月9日):濃縮スラリー仕込みラインの「詰まり」を取り除くため
に、スラリー送出ポンプでの押し込みを繰り返し行ったことにより、抽出槽Aへのねじ込み継手部に緩みが生
じたためと推定される。濃縮スラリー仕込みラインに「詰まり」が発生したのは、前回の運転後しばらく(約60時
間)時間が経過したためと考えられる。なお、「詰まり」は、通常、ラインの分解洗浄で取り除いているとのこと
である。原因(4月10日):事故後、ねじ込み継手部を取り外したところ、パッキンが損傷していたことから、パッ
キン交換時の締め付け管理不良によるものと推定される。今後は、①連続運転終了後のライン洗浄回数を
増やすことによる「詰まり」の防止および内視鏡による目視確認工程を追加する。②「詰まり」発生時にスラ
リー送出ポンプを稼働できなくするインターロッキングを追加する。③「詰まり」への対応をマニュアルに明記
し、周知・教育を実施することとした。④ねじ込み継手部の分解清掃およびパッキン交換手順をマニュアルに
明記し、周知・教育を実施することとした。
C 漏洩
<製
その
造中
<腐食管
他(病 配管 >(定
理不良>
院)
常運
転)
C 漏洩
コー
ルド・
その
エバ
他(ガ
ポ
ス事
レー
業)
タ、配
管
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
C 漏洩
コー
ルド・
その エバ
他(印 ポ
刷) レー
タ、継
手
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
C 漏洩
事故概要
番
号
事故区分
事故名称
CEの蒸発器
製造事業所
48
からの炭酸
(一般)
ガス漏えい
CEの自動弁
製造事業所 用逆止弁継
49
(一般)
手部からの
窒素漏えい
CEの液受入
製造事業所 口の配管溶
50
(一般)
接部からの
窒素漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
愛
2014/4/11 知
県
山
2014/4/25 梨
県
栃
2014/5/1 木
県
0 0 0 0
炭酸
ガス
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0 窒素
C 漏洩
コー
ルド・
エバ
鉄工
ポ
所
レー
タ、蒸
発器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
日常点検時に温水式蒸発器水槽内にガス漏れを発見した。設備を停止し状況を確認したところ、蒸発器蛇管
部に径1.5~2mm程度のピンホールが発生していた。原因は、蒸発器蛇管の経年劣化による腐食と推定され
る。今後は、開放検査時に目視・肉厚測定・気密試験にて腐食の状況を確認する。
C 漏洩
コー
ルド・
エバ
機械 ポ
レー
タ、継
手
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
無
製造事業所に設置されているコールド・エバポレータタンクの日常点検(朝の巡回)時に、Aタンクの送ガス自
動弁用逆止弁出口側継手部より、微量のガス漏えいが確認されたと点検者より保安監督者に報告があっ
た。(逆止弁付近に霜状の付着が見られ蒸発していた)応急処置として、加圧元弁を「閉」とし漏えい部へのガ
スの流れを遮断した。その後、継手部の増し締めを行い、漏えいの停止を石けん水で確認した。漏えい箇所
は通常触ったりするような場所ではない。原因は、低温ガスが通ることにより金属の伸縮が起こり、継手部が
緩んだものと推定される。
C 漏洩
コー
ルド・
エバ <貯
<設計不
電気 ポ
蔵中
良>
レー >
タ、配
管
無
液化窒素CEへ液化窒素を充てん中に、液受入口の配管溶接部より漏えいがあることを発見した。直ちに充
てん作業を中止し、CEの充てん部にあるガスを放出した。原因は、経年劣化およびローリー充てんホース取
り外し時のハンマー使用に伴う振動による疲労と推定される。今後は、恒久対策として充てん口を異なるタイ
プへ変更することを検討する。
C 漏洩
配
管、
コー
ルド・
自動
エバ
車
ポ
レー
タ、蒸
発器
無
炉設備の故障修理により一時的に窒素の使用量が増加するため、CEタンク残量を確認に行ったところ、蒸発
器入口側配管に付着している氷の形がいつもと違うように感じた(氷の下の部分が少し盛り上がっているよう
に感じた)。その部分の氷を銅片手ハンマーで除去すると、配管からガス状の漏えいを発見した。漏えい箇所
の確認をしたところ、蒸発器入口側の配管溶接部分にき裂が確認でき、その亀裂部分から微量のガス状で
漏えいしていた。蒸発器2基のうち漏えいした1基について、漏えい部分手前の入口フランジと出口フランジに
閉止フランジを入れて閉止措置を実施し、漏えい箇所を設備から外した。原因は、溶接部の経年劣化と推定
される。
CEの蒸発器
製造事業所 入口側配管
(一般)
からの窒素
漏えい
秋
2014/5/23 田
県
0 0 0 0 窒素
アセチレン
製造事業所 溶断器の逆
52
(一般)
火による火
災
広
2014/5/27 島
県
アセチ
その
ホー
0 0 1 1 レン、 C 漏洩 火災 他(造
ス
酸素
船所)
51
事故概要
<製
造中
<その他
>(定
>(不明)
常運
転)
砂利運搬船(491トン)の船員が、船首甲板部でアセチレンガス溶断機を使用して揚錨機の修繕中、アセチレン
<消
<誤操
裸火 ガスホースを折り曲げようとした際、ホースから炎が噴出した。衣服へ炎が燃え移り、顔面左側、頸部および
<検査管
費中
作、誤判 (逆 腹部を5%1度熱傷した。負傷した船員は、労働安全衛生法ガス溶接作業従事者の資格なしで作業していた。
理不良>
>
断>
火) 使用していた機材は、ガス溶断機の破損状況、アセチレンガスホース内面のすすの付着状況から逆火が認
められる。ホースは劣化し、ひび割れが認められる。
番
号
事故区分
事故名称
圧縮空気製
製造事業所 造施設の配
53
(一般)
管からの漏
えい
CEの配管溶
製造事業所
接部からの
54
(一般)
窒素漏えい
液化窒素供
製造事業所 給設備のブ
55
(一般)
ロー弁から
の漏えい
LNG気化器
製造事業所
56
からの漏え
(一般)
い
放出弁から
製造事業所
57
の液化炭酸
(一般)
ガス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
神
奈
2014/5/29
川
県
大
2014/6/2 阪
府
京
2014/6/11 都
府
福
2014/6/14 岡
県
岐
2014/6/17 阜
県
0 0 0 0 空気
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
天然
ガス
炭酸
0 0 0 0
ガス
事故概要
C 漏洩
<製
造中
自動
>(ス <設計不
配管
車
タート 良>
アッ
プ)
無
8時45分に、1号コンプレッサーを起動し、暖気運転を開始した。8時55分に、エアー漏れ音に気がついた。9時
00分に、エアー漏れ部を確認した(4段圧縮のコンプレッサーの3段出口ドレインセパレーター下流側の溶接
部)。保安係員に連絡し、コンプレッサーを停止した。原因は、コンプレッサーの振動による繰り返し疲労で、配
管にき裂が発生したためと推定される。
C 漏洩
コー
ルド・
エバ
一般
ポ
化学
レー
タ、配
管
<停
止中
<設計不
>(検
良>
査・点
検中)
無
定期自主検査において、コールド・エバポレータの外部配管の第一溶接部から微量のガス漏えいを確認し
た。原因は、経年における低温・常温の反復使用により、応力集中を受けた外部配管の溶接部分から漏えい
に至ったものと推定される。
ブ
食品 ロー
弁
<停
止中
><
<点検不
その
良>
他>
(液受
入中)
無
11時00分、液化窒素供給設備へ液受入中に、液漏れが発生した。15時00分に、現地確認にてブロー弁より
液漏れを確認した。該当ブロー弁は、液化窒素が受入時のみ通過するため、温度変化の激しい場所であっ
た。また、該当ブロー弁の操作を通常は行わないため、水分が内部に溜まっていたと考えられる。原因は、熱
膨張の繰り返しにより負荷がかかり、破損したものと推定される。
無
6月14日0時06分、LNG気化器において、ガス温度低下により緊急遮断弁が動作し、ガス供給が停止した。現
場作業員が点検したところ、気化器熱源用の温水循環ができておらず、温水循環ポンプでガス噛みが発生し
ていた。6月15日9時頃より、メーカーが調査したところ、気化器内部のコイル5本のうち1本にき裂が入ってい
た。き裂は、当該コイルのフランジ接合部において軸方向に生じていた。原因は、製作時の曲げ加工により生
じた微少な初期割れが、LNGの温度変化による熱応力から進展し、き裂が配管を貫通したことで漏えいに
至ったものと推定される。コイルの曲げ加工時に付いた冶具跡上にき裂があったことから、初期割れの存在
が考えられる。また、当該気化器は、平成26年2月より、気化器出口温度が安定せず、霜がつくという現象が
起きていた。当時、気化器出口温度は、40度からマイナス40度の間を激しく脈動しており、これにより熱応力
による疲労が急激に進展したものと考えられる。今後は、曲げ加工による初期不良および熱応力疲労を防ぐ
ため、①コイル入口部の保冷を行う。②冶具を鉄製から樹脂製に替え、冶具跡を軽減する。③フランジの隅
肉溶接個所を外気側に変更する。なお、上記対策の効果を確認するため、1年後に開放検査を行う。
<製
造中
<設計不 <検査管
>(定
無
良>
理不良>
常運
転)
事故当日、液化炭酸ガスの充てん作業を8時30分~9時30分頃まで実施し、作業後に全ての弁の開閉状況を
確認した。22時50分頃に近隣住民が異音に気付き、23時08分に119番通報をした。通報後、事業所の保安統
括者代理者と保安係員に連絡し、消防職員と共に現場を確認すると、液化炭酸ガスの送液弁が開の状態
で、配管の圧力を抜くガス放出弁から約1,000kgの炭酸ガスが漏えいしていた。充てん作業後に、送液弁を閉
めたが漏えいしてしまった原因については以下の2通りが考えられる。①経年使用してきたため、送液弁内に
極微量の水滴が発生し、作業時に超低温のガスにより氷に変化し、作業終了後に常温によって温められ水
に戻ったときにわずかな緩みが生じ、漏えいに至った。②超低温状態のときに閉められており、常温に戻った
ことによりパッキンがわずかに緩んだため、漏えいに至った。また、配管内の圧力開放のためガス放出弁を
開にしたまま日常運転をしていたため、放出弁から漏えいが拡大してしまった。
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
<製
その
造中
他(金 気化
<製作不
>(定
属加 器
良>
常運
工)
転)
一般
弁
化学
番
号
事故区分
事故名称
バルブシート
からの酸素
製造事業所
58
漏えいによ
(一般)
る圧力計破
裂
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
事故概要
その
破裂
他(ガ バル
破損
ス事 ブ
等
業)
無
工場長が施設内を点検中に、酸素製造設備の稼動していない減圧ラインにおいて、圧力計が負圧になって
いるのを発見した。圧力計を0Paにするため大気圧に接続したバルブを開いたところ、圧力計が破裂した。工
場長はガラス片により喉を切る軽傷を負った。原因は、バルブのシート漏れにより、高圧ガスが真空引きライ
ンに流入したためと推定される。今後は、①真空測定用圧力計ラインにブロー弁を設置し、真空測定ラインが
正圧にならないよう運用する。②圧力計を負圧表示のみから正圧及び負圧の両方を表示したものに取り替え
ることとした。③水平展開し、同様の構造であった窒素製造設備についても真空測定ラインにブロー弁を設置
することとした。④作業手順書を作成し、操作場所に備え付けることとした。
香
2014/6/17 川
県
移動式製造
設備への充
製造事業所
てん中の液
59
(一般)
化炭酸ガス
漏えい
福
2014/6/18 岡
県
CEの真空破
製造事業所 壊による安
60
(一般)
全弁からの
酸素漏えい
大
2014/5/7 阪
府
CEの液受け
製造事業所 入れ配管か
61
(一般)
らの窒素漏
えい
群
2014/5/30 馬
県
0 0 1 1 酸素
C 漏洩
<製
<シール
造中
管理不良
>(そ
>
の他)
炭酸
ガス
C 漏洩
<荷
<誤操
<締結管
漏洩 運送 継手 役中
作、誤判 無
理不良>
>
断>
液化炭酸ガス製造設備から移動式製造設備の容器に液化炭酸ガスを受け入れる際に、漏えい事故が発生
した。運転手が車両にフレキシブルホースを接続し、気密確認後充てんを行っていたところ、液側ホースの車
両側継手部に漏えいを確認した。ガス受入作業を止めることなく増し締めを試みたところ、ホースが継手部か
ら外れ、フレキ側と車両側の液が噴出した。外れた勢いで振れたホースが運転手の足に当たり、運転手は負
傷した。車両の同乗者が直ちに充てん元弁及びローリー受入弁を閉止し、漏えいは停止した。移動式製造設
備とフレキシブルホースを連結する継手の移動式側の真鍮製継手のメスネジが摩耗していた。この摩耗によ
り気密性が低下していたところに、ガスケットを挿入しながら使用を継続していた。原因は、ガスケットの挿入
により締め付けが不十分になり、ガスが漏えいしたものと推定される。漏えいが生じた際、運転手は自らの判
断で、充てんを停止することなく増し締めを試みた。この行為は、作業手順書の内容に反しており、運転手の
不良行為により噴出が生じた。今後は、①継手の管理・点検基準を作成し、払出/受入側の双方で日常点
検および月例点検により、ネジ山の摩耗などの異常を点検することとした。②年次点検において、継手部を専
門業者に検査させることとした。③真鍮の継手については、使用開始から5年を目途に新品に交換することと
した。④接続継手を使用する積み込み先および納入先の作業手順を再確認するとともに、注意換気用のマ
ニュアルを配布し、水平展開を図る。⑤ローリー充てん作業手順書を改訂し、充てん前の点検事項・立入禁
止エリア・異常時の処置などを定め、職員に周知・教育を行う。
0 0 0 0 酸素
破裂
C 破損
等
コー
その
ルド・ <貯
他(金
<設計不
漏洩
エバ 蔵中
属加
良>
ポ
>
工)
レータ
無
原因は、液体取出管と節約管との接合部(溶接部分)に温度変動等によりピンホールが発生したものと推定さ
れる。これによりCE内外槽間の真空が破壊され、内槽圧力が上昇し、1.03MPaで内槽安全弁が作動し、放出
管から酸素が放出されたものと考えられる。
破裂
C 破損
等
配
管、
コー
漏洩 機械 ルド・
エバ
ポ
レータ
無
タンクローリーより液化窒素補給作業を実施中、No.2窒素CEへの補充を終え、No.1窒素CEへ補充を開始した
際に、漏えいを確認した。漏えいに気づいたオペレーターはすぐに補給を中止した。原因は、敷設から28年経
ち、劣化が進行した状態であったところに、LN2充てん時の振動が加わったため、配管損傷に至ったものと推
定される。
0 1 0 1
0 0 0 0 窒素
<そ
の他
<設計不
>(充
良>
填作
業中)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
製造事業所 気密試験中
62
(一般)
の破損事故
大
2014/6/16 阪
府
0 1 2 3 窒素
安全弁から
製造事業所
のLPガス漏
63
(LP)
えい
沖
2014/6/21 縄
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
車両の誤発
進による
製造事業所 ローディング
64
(LP)
アームから
のLPガス漏
えい
栃
2014/6/27 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
容器
本
機械 体、
バル
ブ
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
C 漏洩
<貯
貯蔵 安全
<検査管
蔵中
基地 弁
理不良>
>
C 漏洩
ロー
リ、
ロー <荷 <誤操
充填
ディン 役中 作、誤判
所
グ
>
断>
アー
ム
事故概要
無
当該事業所は、バルブメーカー(バルブを構成する各部品の製造者)から仕入れた各部品を組み付け、検査を
受検する等した後、バルブの完成品として出荷することをその業務の一つとする事業所である。窒素ガス容
器よりレギュレータを介してバルブの気密試験中、7.0MPaまで圧力上昇した時点では、漏れは確認されな
かった。予定していた7.25MPaまで昇圧しようとしたところ、テスト用治具(キャップ)及びそれに取り付けていた
圧力計等が圧力に耐えきれずに轟音と共に外れて飛翔した。付近にいた従業員3名に当たり、負傷した。テ
スト用治具を取り付けるための捨てネジ(PTネジ(テーパーネジ))はバルブメーカー側で加工されたうえで当社
に納品されている。治具を取り付けて試験すると気密が保てなかったため、バルブメーカー側からはパッキン
で対応するよう指示があった。パッキン及びパッキン押さえを治具内部に装てんした状態で取り付けるため、
結果としてネジ山の掛かりが浅くなっている(約5mm)。原因は、パッキンでの気密を想定していないPTネジで
は、取り付けの強度が不足していたものと推定される。なお、試験に使用する治具やテフロンパッキン、パッ
キン押さえはバルブメーカーからの支給品を使用している。今後は、試験時には防護壁(20mmの鉄板)を隔
て、離れた場所から操作する。
無
プロパン貯槽7基(No.1~No.7)のうち、気温による内圧の上昇により、No.2の貯槽安全弁からガスが噴出漏え
いした。発生後、No.2貯槽圧力をバルブ操作により他の貯槽と圧力を均圧にすることで、安全弁からの噴出
は止まった。当該貯槽は気温により内圧が約1.2MPaあたりまで上昇したと考えられる。原因は、No.2貯槽の
安全弁の設置圧が通常、設定圧力1.77MPa×90%以上100%以下の1.593MPa~1.77MPaで作動するところ
90%以下で作動したものと推定される。
無
LPガス貯槽からバルクローリーへガス払い出し終了後、ローディングアームをバルクローリーに接続したま
ま、車両を移動し、ローディングアーム(ベーパーライン)のカップリング締結部からガスの漏えいが発生した。
また、ローディングアーム・バルクローリー配管に損傷(変形)が生じた。原因は、バルクローリーへのガス払い
出し終了後、ローディングアームとバルクローリーの切り離し確認を怠って、バルクローリーを移動したためと
推定される。今後は、充てん作業者は、充てん作業を開始する際に、車両鍵を保安係員に手渡しし、保安係
員が保管する。充てん作業完了後は、保安係員が充てん作業者に手渡しする。また、バルクローリーへの払
い出し時には、車両前方に誤発進防止のカラーコーンを置く。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
移動中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 移動
バルクローリ
車の車両火
災
岩
2014/5/12 手
県
2 移動
タンクローリ
の加圧蒸発
器フィン部か
らの酸素漏
えい
岩
2014/4/9 手
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0 酸素
3 移動
焼き芋移動
販売車両に
積載したLP
ガス容器か
らの漏えい
火災
北
2014/5/11 海
道
4 移動
気密試験に
おける酸素
移動式製造
設備からの
窒素漏えい
栃
2014/5/27 木
県
0 0 0 0 窒素
5 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
三
2014/6/2 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 1 1 石油
ガス
事故概要
C 火災
<その他
その
<貯 >(車両
他(ガ
ローリ 蔵中 火災、火
ス事
>
災原因調
業)
査中)
LPガスバルク車(移動式製造設備、最大積載量2,500kg)がバルク貯槽(980kg)に充てん中に、車両エンジン部
から異音の発生が認められ、その後出火し、キャビン内部が焼損した。乗務員は異音発生時、速やかに充て
火災 ん作業を中止し、機材の撤去を完了し、状況確認中に出火した。焼損は車両キャビン内部に限られ、高圧ガ
ス設備部分の焼損、破損およびガスの漏えいはなかった。原因については調査である。推定される火災原因
として、車両キャビン内の電装関係からの出火が考えられる。
C 漏洩
<停
止中
蒸発
<検査管
運送
>(検
器
理不良>
査・点
検中)
始業前点検時の際、蒸発器周辺から漏えい音がしたため、点検したところ、加圧蒸発器フィン管部より酸素
漏えいを確認した。状況から原因は、走行等による振動によって、フィン管同士が接触したことによる管の摩
耗と考えられる。なお、前日までは今回のような漏えい音(異常音)は確認されなかった。原因は、製作時から
19年以上経過しており、長年の走行、稼働による振動のため、蒸発器フィン管同士が接触し、摩耗したためと
推定される。今後は、当該加圧蒸発器補修時の際に、振動軽減・管接触防止の対策を実施する。
無
C 漏洩
<消
費中
<締結管
火災 食品 継手 ><
理不良>
移動
中>
消費者が、LPガス10kg容器に接続された燃焼器(ごとく)を荷台に積載した軽貨物自動車(焼き芋移動販売車
両)で芋を燃焼器で温めながら走行中に、架道橋上(オーバーパス)を通過する際に車両が大きく跳ね、左側ド
アミラーで後方を確認したところ、積載していたLPガス10kg容器付近から炎が出ているのを発見したため、車
裸火
両を停止させ車外へ出た。その後、初期消火を実施するため、車両荷台に積載していた消火器を取ろうとし
(コ
たが、火の勢いが強くて近づけず、車両が全焼した。なお、消火器を取ろうとした際に顔面および右手に熱傷
ン
を負った。また、119番通報は通行人により実施された。LPガス容器のコックは火を弱めて常に開放してい
ロ)
た。道路を走行中、道路の段差を通過した際、車両が大きくバウンドし、車両後方から炎が発生した。原因
は、車両が架道橋上の段差を通過する際の衝撃により、ゴムホースが接続部から離脱し、ガスが漏えいし引
火したものと推定される。
C 漏洩
<停
止中
<設計不
配管、
>(検
運送
良>
ローリ
査・点
検中)
無
当該酸素移動式設備(ローリー車)は、車体更新のため、4月1日から業者へ搬入し、5月26日に更新後の移動
式設備が製造事業所に納入された。車体更新時に、容器と加圧蒸発器を分離・脱着し、事業所において窒素
にて気密試験を行ったところ、上部液入口弁ロウ付け部から微量のガス漏えいが確認された。原因は、経年
劣化及びローリー車走行時の振動による疲労と推定される。
C 漏洩
<移 <交通事
容器
運送
動中 故>(自
本体
>
損)
無
午前7時頃、国道を走行中に、脇見運転により停車中の大型トラックに衝突したため、衝突した際の衝撃で積
載していたLPガス容器が散乱し、容器11本からLPガス132.2kgが漏えいした。(積載容器内訳)50kg容器:17
本、30kg容器:11本、20kg容器:4本。(漏えい容器内訳)50kg容器:8本、30kg容器:2本、20kg容器:1本。今後は、
①交通安全教育を強化する。②当該配送員に対して運転適性診断を毎年行う。③出発点呼時に輸送安全基
本方針、輸送安全目標を唱和する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
物質 規
2次事
(1次
業種
計
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
6 移動
車両に積載
していた容
器の転倒に
よるLPガス
漏えい火災
7 移動
移動式製造
設備の緊急
遮断弁から
の酸素漏え
い
8 移動
移動式製造
設備の加圧
蒸発器から
の酸素漏え
い
秋
2014/6/11 田
県
0 0 0 0 酸素
9 移動
バルクローリ
の払出用高
圧ホースか
らのLPガス
漏えい
鹿
児
2014/6/13
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
10 移動
移動式製造
設備の容器
附属配管か
らの炭酸ガ
ス漏えい
山
2014/6/2 形
県
新
2014/6/5 潟
県
岡
2014/5/14 山
県
液化
0 1 0 1 石油
ガス
容器
その
<移 <その他
本体、
C 漏洩 火災 他(農
動中 >(調査
バル
業)
>
中)
ブ
0 0 0 0 酸素
C 漏洩
ロー
<荷
リ、緊
<設計不
運送
役中
急遮
良>
>
断弁
C 漏洩
<そ
の他
ロー
>(充 <設計不
運送 リ、蒸
てん 良>
発器
作業
後)
C 漏洩
ロー
その
リ、高 <荷
他(ガ
<点検不
圧
役中
ス事
良>
ホー >
業)
ス
0 0 0 0
炭酸
ガス
破裂
B
破損
2
等
事故概要
さくらんぼ園の経営者が鳥除けの爆音機とLPガス5kg容器1本を車に積んで園内を移動中に、容器が転倒し
ガスが漏れる音がしたため、エンジンを停止し、バルブを閉めようと後部ドアを開けたところ、発火し、顔や腕
調査
等に火傷を負った。火源は不明である。なお、爆音機とLPガス容器以外に危険物等の積載は認められな
中
かった。原因は、容器が転倒した際に爆音機の突起部と接触し、バルブが緩んだとためと推定される。火源
が不明だが、エンジンは停止した状態であったため、ルームライト等が考えられる。
無
CEに充てん中、ローリーの圧力・液面確認中に遮断弁の弁体とステムの溶接部分付近からのガス漏れを発
見した。営業所に連絡を入れ、ローリーの運転を止めた。原因は、通常、緊急遮断弁の弁体とステムの溶接
部分には、本来、バルブのボールをリングで押さえることによりガス圧がかかることはないが、当該事故の場
合、長期間の使用によってリングが摩耗し、ステムの溶接部分に圧がかかった。当該ステム溶接部は、車両
の走行等による振動や旋回による横方向の応力により、ステムの下部が長期の使用によって繰り返し応力を
うけ、疲労破壊を起こしており、圧がかかったことから漏えいが発生したものと推測される。今後は、緊急遮断
弁の内部点検をし、清掃し、リングを交換した。割れ部分を含め、全集を溶接補修した。
無
病院での充てん作業を終え、ローリーを一巡して出発前の点検をしていたところ、加圧蒸発器付近から漏え
い音が聞こえた。確認したところ、加圧蒸発器出口付近からガスが漏えいしていたので、加圧出口弁を閉じて
漏えいを止めた。営業所へ戻り、ローリーを使用停止とした。ローリーを本社へ回送し、発泡水による漏えい
箇所特定を行い、加圧蒸発器出口マニホールドと出口管の溶接部からの気泡発生を確認した。原因は、当
該設備は製造後25年以上経過していたことから、溶接部の熱収縮による疲労及び経年劣化と推定される。
無
バルクローリーよりバルク貯層へ充てん作業中、終了間際にLPガス払出ホースにき裂が発生し、ホース内LP
ガスが噴出した。バルク貯槽が85%になり過充てん防止装置が作動し、一時的に圧力が上昇した。原因は、
圧力上昇により劣化していたホースにき裂が発生し、LPガスが噴出したものと推測される。今後は、バルク
ローリーから貯槽へLPガスを充てんするときは、過充てん防止機能が作動する前に充てんをやめるよう充て
ん作業者へ注意喚起を行う。
<停
止中
<施工管 <点検不
漏洩 運送 配管 >(検
無
理不良>
良>
査・点
検中)
移動式製造施設(液化炭酸ガス)の終業点検でバルブ開閉状況を確認中に、ガス漏れの音を確認した。外部
配管に石鹸水をかけたが、漏えい箇所は特定できなかったため、二重殻式容器の外槽を切断し、詳細に調
査した結果、容器附属配管の溶接部からの漏れを発見した。なお、平成25年11月9日、同一事業所の同一移
動式製造設備において、炭酸ガスの漏えい事故があった。原因は、容器とシャーシの間にある断熱のための
木製台座が経年劣化し、徐々に容器本体が下がったため、容器附属配管に負荷がかかったものと推定され
る。さらに長年における車両運行の振動も重なり、容器附属配管の溶接部への応力腐食割れが発生し、当
該箇所から漏れが発生したものと考えられる。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
消費中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 消費
アセチレンガ
ス切断機に
よる火災
広
2014/4/9 島
県
2 消費
火災により
高圧ガス容
器が被災
栃
2014/4/15 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
3 消費
溶断作業中
の火災
広
2014/5/24 島
県
0 0 0 0
4 消費
ホース切断
によるアセチ
レンガス漏
えい火災
大
2014/4/14 阪
府
0 0 0 0
アセチ
C 火災
レン
C 火災
機械
<消
<不良行
費中
為>
>
その
破裂 他(プ
<消 <誤操
容器
破損 ラス
費中 作、誤判
本体
等 チック
>
断>
加工)
ガス <消
自動
<不良行
切断 費中
車
為>
機
>
アセチ
C 火災
レン
アセチ
0 0 0 0 レン、 C 漏洩
酸素
バー
ナー
火災
廃品 ホー
回収 ス
<消 <誤操
費中 作、誤判
>
断>
事故概要
工場内中央部の鉄骨をアセチレンガス切断機で解体する際、溶断に伴い発生した火花が壁のすき間を伝っ
て内屋根付近に敷かれていたビニールシートに落下し、出火した。焼損したのは、関係者が所有する準耐火
火花 造3階建て建築面積2,905m2延べ面積8,220m2の工場のうち、地上から2階へ続くスロープの東側部分に設置
(溶 された内屋根および外壁等の一部である。原因は、アセチレンの消費設備付近に可燃物であるビニールシー
断) トが消費設備から4mの場所に置かれていたため、火災につながったものと推定される。今後は、管理職およ
び構内解体業者を交え全体対策会議を実施し、火気使用について、社内および社外関係者も含め使用ルー
ル、使用許可願いなど再徹底を行う。
裸火
(コ
ン
ロ)
消費先工場で、従業員が玩具製造のためにLPガスコンロにかけた鍋で樹脂を溶かしていたところ、コンロの
火が、鍋から溢れた樹脂、床面、作業用オイル(コンロ等から5m超離れた場所)等に引火し、火災が発生し、
事業所建屋が全焼した。その際、LPガス50kg容器2本が火災により熱せられ、一本はその場で破裂、もう一
本は破裂し隣接駐車場へ飛ばされた。今後は、社員等に対して、LPガス設備等を安定的に維持管理するた
めの保安教育を実施する(販売店)。また、周知文書等によりガス使用上の注意事項説明を徹底する(販売
店)。
アセチレンガス切断機で解体する際、溶断に伴い発生した火の粉が地下のピット内に残っていた可燃物に着
火花
火し、出火に至った。焼損したのは、関係者が管理する鉄骨造2階建て、建築面積14,078m2、延べ面積
(溶
20,323m2の工場のうち、1階に設置されている、金型プレス機の一部、金型プレス機下方のピットの側壁の一
接)
部(焼損面積0.2m2)及びピット内に置かれていた廃材等の一部である。
5階建て鉄筋コンクリートビルの解体工事現場の3階部分で、圧縮アセチレンガスによる溶断作業中、突然大
きな音が鳴り、ビルとビルの間(地上部分)より白い煙が立ち上った。直ちに作業員全員に無線機で連絡し、3
階と1階から散水機にて水をかけて消火作業を行い、約10分後鎮火した。地上部分の酸素ガスおよびアセチ
火花
レンガスのホース(地面を這っている状態)に外壁を倒す作業の際に落下したコンクリート片が接触し当該ホー
(溶
スが損傷した。溶断作業による溶断火花がホース破損部位より漏えいしたガスに引火し、燃焼したものと推
断)
定される。今後は、①ガスホースの延長経路を確認できる場所に変更する。②地面を這って延長されていた
ホースを1階容器置き場から直上へ延長する。③火気使用作業時間帯を事前に決めて厳守し、当該作業前
後の点検を徹底する。
番
号
事故区分
5 消費
6 消費
7 消費
事故名称
溶接作業中
の逆火によ
る火災
LPガスバー
ナーのホー
スからの漏
えい
乾燥機の失
火によるLP
ガス漏えい、
爆発
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
北
2014/4/25 海
道
北
2014/5/11 海
道
宮
2014/5/14 崎
県
0 0 0 0
アセチ
C 漏洩
レン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 1 0 1 石油
ガス
C 漏洩
火災 建設
建設
C 漏洩 爆発 食品
容器
本
体、
<消
<その他
圧力
費中
>(不明)
調整
>
器、
ホー
ス
ホー
ス
<停
止中 <点検不
>(休 良>
止中)
事故概要
無
作業員が鉄骨造平屋建て作業所内にて、午前8時30分からガス溶接機を使用し溶接作業を開始し、午前11
時10分に吹管のアセチレンバルブおよび酸素バルブを閉止した後(容器元バルブは開放状態のまま)、作業を
一時終了した。午前11時45分頃、作業員が気づいたところ、アセチレン容器と調整器の接続部から火が出て
いるのを確認した。なお、当事者により消火器による初期消火および容器弁の閉止を試みたが、火の勢いが
強く、消火できなかった。アセチレンガス溶接機のアセチレンホース、逆火防止器、調整器等に激しい燃えが
見受けられることから、何らかの原因によりアセチレン溶接機の口火が逆火し、火災化したものと推定され
る。アセチレン溶接機およびアセチレンホース・逆火防止器・調整器は、消費者が購入したものであるが、製
造年月日および購入年月日等の詳細は不明である。今後は、①事業者は、アセチレン溶接作業をする作業
者に対し、作業手順の再確認および安全確認の周知徹底を図ることとした。②アセチレン溶接作業終了時に
は、各吹管のバルブの閉止のみならず必ず容器弁も閉止するように改善する。③現在使用しているアセチレ
ン溶接用調整器および逆火防止器について、年式が古いものを使用中止とし、今後、逆火防止器について
は、定期的にメーカーによる点検を受けることとする。④販売事業者は、自社の契約する消費者あて周知文
書の一斉配布および逆火防止装置の設置に重点を置いた説明を伴う周知文書を手交することとした。
無
平成26年5月11日(日)20時頃に、消防へ周辺がガス臭い旨の通報があった。消防士が現場へ到着した後、販
売店へ連絡が入った。20時18分に連絡を受けた販売店の担当者(設備士)が現地へ急行した。20時30分頃に
現地に到着し、確認したところ、車庫内のトラックの荷台に載せてある道路舗装器具のLPガスバーナーの
ホースに穴があいているのを発見した。ガス容器のバルブは、消防により既に閉止されていた。その後、当該
ホースを使用しないよう消費事業所社員に指導し、漏えい検知器により、漏えいのないことを確認した。21時
頃に解散した。なお漏えい量は不明である。原因は、LPガスバーナーホースに劣化により1cm程度の穴が空
いたものと推定される。また、バーナー側のバルブは閉じていたが、容器側のバルブは開いていた。このよう
な状態で保管していたことが、事故発生につながったものと考えられる。
LPガスを熱源とした回転ドラム式火入機において、当該設備の稼動中に立ち消えとなり、設備内にガスが充
満した状態となった。10分程度時間をおいて再点火したが、換気ができておらず、設備内にガスが溜まった
状態となっており、点火時に爆発し、取扱者が顔・両腕を中心に火傷を負った。立ち消えが発生した際にガス
栓等を閉めたが、特別な換気等の処置をせず、10分程度の時間をおいて点火したため、爆発事故に至ったも
<消 <操作基 <誤操
乾燥
着火
のと考えられる。原因は、再点火時にガス臭等の滞留状況の確認を怠っていることに加え、ガス漏えい警報
費中 準の不備 作、誤判
機
器具
器の適切な場所への設置が行われていなかったためと推定される。ガス漏えい警報器の設置位置は同室内
>
>
断>
であったが、消費設備を隔離するビニールシートの外側であり、設置位置も150cm程度の高い位置であった。
今後は、再発防止策として、当該設備にガス遮断機と連動したガス警報器を設置することとした。また、安全
性の高い火入機の自動点火化の導入についても検討する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
8 消費
酸化エチレ
ンガス滅菌
装置からの
漏えい
福
2014/5/26 島
県
0 0 4 4
窒素、
酸化
C 漏洩
エチレ
ン
9 消費
圧力調整器
からのアセ
チレンガス
漏えい火災
山
2014/5/29 形
県
容器
その 本
<消
アセチ
<点検不
0 0 0 0
C 漏洩 火災 他(個 体、 費中
レン
良>
人) 調整 >
器
10 消費
容器の安全
弁からのLP
ガス漏えい
岐
2014/6/1 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
食品
11 消費
液化炭酸ガ
ス容器の安
全弁作動
岐
2014/6/1 阜
県
0 0 0 0
炭酸
ガス
C 漏洩
<そ
その
安全 の他 <容器管
他(理
弁
>(未 理不良>
容)
記入)
<消 <誤操
一般 滅菌
費中 作、誤判
化学 装置
>
断>
無
事故概要
平成26年5月26日10時00分頃に、薬品を入れるシリンジ(注射器状のもの)を滅菌するための滅菌器(酸化エ
チレン混合ガスを使用)の作動異常を知らせるブザーが鳴ったため、作業員が計器を確認したが、温度に特
に異常が無かったため、ブザーを止めて運転を継続した。13時00分までに、充てん室で作業していた2名と、
充てん室の隣室の容器室で作業していた2名が体調不良を訴え、医療機関を受診し、入院した。12時45分、
社員が事故現場のガス警報器のランプが点灯していることを確認し、13時40分に検査会社がサンプリング調
査を行った結果、室内で4.2ppm、部屋の外の廊下で14ppmのガスの漏えいを確認した。※警報器は、10ppm
以上でランプ点灯、50ppm以上でアラーム音が鳴る仕組みであり、漏えい時、ランプは点灯していたものの、
小さく見づらいため、作業員が気づかなかったものと思われる。ガスは、酸化エチレン20%、炭酸ガス80%の
混合ガス(充てん圧力4.1MPa(20℃))で、屋外の容器置き場に設置された30kg容器から、配管により滅菌器へ
ガスを送り、消費している。容器置き場には、配管で接続された容器2本と、未接続の容器2本程度が保管さ
れ、接続された容器はバルブの開閉により1本ずつ消費している。通常の操作では、扉のハンドルを9回転ま
わすと「始動可表示灯」が点灯するが、メーカーマニュアルには、点灯後、2~3回転の増し締めをするよう記
載がある。実況検分において、「始動可表示灯」点灯時、滅菌器内に空気で圧力を加えたところ、扉部分から
かなりの漏えいがみられた。その後、マニュアル記載の通り、増し締めを行ったところ、漏えいは無くなった。
原因は、充てん室の扉の増し締めの不十分(人為的なミス)により、ガスが漏えいしたものと推定される。今後
は、①事故防止のための対策を「労災事故発生に伴う改善報告」に取りまとめる。②事故防止の改善対策と
して、操作手順書(点検、緊急時対応を含む)の改定、作業員への定期的教育、滅菌器扉の安全機構の改
良、ガス漏れ警報器のパトランプ表示、ガスマスクの増備を実施する。③警報器の設定値の見直しを実施す
る。
消費者が、平成25年度末に廃業した刃物工場の整理のため、工場1階天井の滑車をガスバーナーで切断し
ている際、滑車部品が落下して調整器が破損し、アセチレンガスが漏えいし、引火した。容器周辺は消費者
高温
が毛布をかぶせて消火したが、屋根に燃え移った炎までは消火できず、消防に通報した。原因は、ガスバー
物体
ナーで切断された落下した滑車部品が高温であったために、漏えいしたアセチレンガスに引火したと推定さ
れる。
<そ
容器
<点検不 <容器管
の他
無
本体
良>
理不良>
>
無
当該事業所の近隣住民が事業所の方からガスが噴出する音に気付き、消防本部に通報した。消防は、緊急
保安連絡先であるLPガス協会支部ブロック長へ連絡した。消防が現場到着し、供給設備のバルブを閉止し
放出を止め、ブロック長の従業員指示のもと、容器冷却し、再放出を防止した。原因は、LPガス容器への散
水設備内の電磁弁本体のトラブルにより、容器内温度が上昇しても散水が開始しなかったため、結果として
容器内圧が上昇し、安全弁からガスが放出したものと推定される。
気温上昇及び直射熱により炭酸ガス30kg容器の内部圧力が上昇したため、安全弁が作動し、ガスが漏えい
した。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
12 消費
空家に設置
されていた
LPガス20kg
容器からの
漏えい
京
2014/6/8 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
13 消費
車両接触に
よる調整器
からのLPガ
ス漏えい
神
奈
2014/6/13
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
14 消費
車両接触に
よる調整器
からのLPガ
ス漏えい
徳
2014/6/20 島
県
15 消費
液化塩素容
器のバルブ
からの漏え
い
千
2014/6/30 葉
県
0 0 0 0 塩素
16 消費
加熱作業に
おける逆火
による火災
大
2014/5/16 阪
府
アセチ
破裂
0 0 0 0 レン、 C 破損
酸素
等
液化
0 0 0 0 石油
ガス
事故概要
C 漏洩
<そ
その
の他
容器
<容器管
他(空
>(閉
本体
理不良>
家)
栓済
み)
無
近隣住民から「ガスの臭いがする」と消防署に通報があった。空家に設置されていたLPガス20kg容器2本のう
ち1本の容器底が腐食しており、そこからLPガスが漏えいしていた。消防署による粘土でのガス止め処置で
十分に止まらなかったため、容器残ガスを鋳物コンロにて消費した。容器は30年以上軒下に放置され、容器
底は土がかぶっている状態であり、腐食が進みやすい状態であった。
C 漏洩
<消 <交通事
販売 調整
費中 故>(他
店
器
>
損)
無
ブロック(鉄枠スレート屋根)容器庫に車両が衝突し、ブロック塀にき裂が入り鉄枠の屋根がずれて、自動切
替調整器のシグナル部分が折れたため、LPガスが漏えいした。
C 漏洩
容器
本
その 体、 <消 <交通事
他(個 調整 費中 故>(他
人) 器、 >
損)
ホー
ス
無
一般消費者宅に設置されているLPガス50kg容器に、道路を走行中の車が接触事故を起こし、容器が転倒し
た。調整器の高圧ホースが破断し、LPガスが漏えいした。
C 漏洩
<腐食管
その
<貯
バル
<容器管 理不良>
他(学
蔵中
無
ブ
理不良> <点検不
校)
>
良>
その
<消
他(金 容器
<その他
火災
費中
属加 本体
>(不明)
>
工)
10年以上使用していない液化塩素3.6L容器(その他貯蔵)に保管していたところ、経年劣化によりバルブ部分
が腐食し、塩素ガスが漏えいした。原因は、点検(管理)が不十分となり、腐食劣化が進行している状態を把握
できなかったためと推定される。また、十分通気量を確保するため、容器を管理している貯蔵庫の前扉は金
網になっており、状況によっては雨が浸入しやすい状況であったことも腐食が進んだ要因と考えられる。今後
は、容器貯蔵庫内にある全ての容器を点検し、容器検査期限の切れた容器については、適切に処分する。
また、容器の貯蔵庫を定期的に点検し、適切な容器管理を行う。
裸火 加熱作業中に、消費設備のホース内に何らかの原因により逆火が起こり、熱によりホースが破断し、調整器
(逆 付近から火炎が噴出した。さらにその火炎が隣のアセチレン6.3m3容器を熱し、内圧が上がり安全弁から噴
火) 出したガスに引火して火炎が上がったものと推定される。
番
号
事故区分
17 消費
18 消費
事故名称
窒素容器の
破裂
保管中の高
圧ガス容器
の破裂
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
大
2014/5/20 阪
府
愛
2014/6/15 知
県
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
破裂
C 破損
等
炭化
破裂
水素、
C 破損
アル
等
ゴン
無
飲食店厨房内において窒素ガス10.2L容器が破裂し、衝撃により周囲の物品等が破損した。事故当時は店内
は無人で負傷者等はなかった。店長が出勤した際に事故を発見し、警察に通報した。容器は、食品の酸化防
止用装置に圧力調整器を介してホースで接続して使用するものである。当該装置は10年以上の間使用され
ておらず、容器は床に寝かせた状態で置かれていた。破裂した容器を検分したところ、容器の外部には胴部
の長手方向に腐食が生じている部分が見受けられた。原因は、床の清掃時に水がかかるなどして腐食が進
み、内圧に耐えきれなくなり、破裂に至ったものと推定される。また、容器の内部にも腐食が浸透している部
分が見受けられた。容器は平成15年の店舗の開店時から置いていたと店長が述べている。
<貯
<容器管 <腐食管
蔵中
無
理不良> 理不良>
>
出勤した社員が保管庫の異常に気付き、窃盗事件を疑ったため警察に通報した。現場は、保管庫にあった
PRガス1.5m3容器が破裂しており、保管庫は三方向の扉が飛ばされ、天井、床も破損していた。現場付近で
人的被害及び大きな物的被害のないことを確認した。保管庫内には、破裂したPRガス1.5m3容器1本、PRガ
ス6m3容器1本、アルゴンガス6m3容器3本、検査装置用の定電圧装置(未使用)が保管されていた。※PRガス
とは、放射線測定器に使用されるガス(アルゴンAr+メタンCH4(10%))である。保管庫内には、使用されてい
ない容器が10年間放置されていた。原因は、保管庫は密閉されており、雨漏りにより腐食したPRガス容器2
本のうち1本が、減肉による内圧に耐えきれず破裂したものと推定される。2004年に検査測定器を代替えした
際に、ガス納入業者を検査測定器メーカー指定の業者に変更したため、従来使用していた社有(買取)のPR
ガス容器2本は不要となったが、廃棄せずに放置していた。今後は、常時使用するガス容器は、業者による外
観・バルブ等の点検及び耐圧検査を受けた容器のみを使用し、倉庫滞留を1年以上経過しないように容器の
管理を行う。また、当該保管庫及び容器類、圧縮機の設置場所は、安全パトロール対象として定期巡視す
る。
<そ
その
の他
容器
<容器管
他(飲
>(容
本体
理不良>
食店)
器の
放置)
窯業
容器
本体
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
その他の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 その他
アセチレン
容器くず化
中の爆発
北
2014/6/19 海
道
0 0 0 0
アセチ
C 爆発
レン
<その他
<そ
>(残ガ
廃品 容器 の他
ス容器の
回収 本体 >(く
取扱いの
ず化)
ミス)
2 その他
アセチレン
容器の解体
中の漏えい
火災
埼
2014/4/15 玉
県
0 0 1 1
アセチ
C 漏洩
レン
<そ
その
容器 の他 <不良行
火災 他(個
本体 >(く 為>
人)
ず化)
3 その他
容器を誤っ
てくず化し塩
素ガス漏え
い
香
2014/5/16 川
県
0 0 2 2 塩素
C 漏洩
<そ
の他 <情報伝
廃品 容器
>(く 達の不備
回収 本体
ず化 >
中)
事故概要
パワーショベルに取り付けたハサミ状のアタッチメントにより、ガス容器の切断作業(くず化処理)を行っていた
際に事故が起きた。アセチレン容器及び酸素容器(計約10本程度)の切断作業中に、アセチレンガス容器1本
が爆発した。容器の切断時に容器中の残ガスが漏れ出て、何らかの原因(火花等と推測)により引火し爆発し
不明 たものと推定される。延焼等はなく残ガスが燃焼したのみで、初期消火により鎮火した。けが人、物的被害は
ともになかった。原因は、容器のくず化(切断)作業に際して、ガス容器に残った残ガスを廃棄しなかった容器
が混じっていたものと推定される。今後は、残ガス確認及び廃棄の処理を徹底することとする。また、アセチ
レンガス容器については所有者へ返却することとし、自社でくず化作業を行わないこととする。
火花
解体業者が資材置き場でアセチレン2kg容器の解体作業中、容器肩部の溶栓を取り外そうと電動工具(イン
(電
パクトドライバー)で回したところ、火花が発生し、残留ガスに引火し、火災となった。9時22分に鎮火した。な
気工
お、当該行為者は、火傷を負い救急搬送された。
具)
無
金属処理業者は、通常の処理を行っていた。連絡不足により、持ち込まれた塩素容器を作業者が誤って処理
し、塩素ガスが漏えいした。作業員2名はせき及びめまいを発症し、直ちに病院へ緊急搬送された。発注者と
請負業者との間で塩素容器の取扱いについて十分な協議がされず、請負業者が空の容器と思い、金属処理
業者へ搬入した。金属処理業者は空と聞いていたことから、くず化処分しようと重機でつかんだところ、塩素
ガスが漏えいした。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
盗難・紛失事故(製造事業所)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
盗難・紛失事故(移動中)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
盗難・紛失事故(消費)
番号
事故
事故名称
区分
LPガス容
1 消費
器の盗難
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
静
2014/4/2 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
ガス供給設備(LPガス20kg容器4本)からLPガス20kg容器1本が盗難にあった。
無
平成25年11月1日から空家となり供給設備を設置したまま閉栓のみをしていた事務所に新た
に入居する会社から、ガスを使用しないため供給設備等を撤去して欲しい旨の連絡が、平成
26年4月4日に販売事業者に入った。4月7日に担当者が現地を確認したところ、設置されてい
たLPガス20kg容器2本のうち予備側である1本が無くなっていた。新たに入居する会社に確認
するも心当たりはなく、同日中に交番に届け出た。なお、平成26年3月12日に検針担当者が
確認した際は容器が2本あった。
LPガス容
器の盗難
北
2014/4/7 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(空 容器
き事 本体
務所)
LPガス容
3 消費
器の盗難
大
2014/4/8 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(飲
本体
食店)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月8日14時30分頃、消費先店舗の開店準備に来た消費者が、ガスコンロの火がつ
かないため確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち1本が無くなっているこ
とに気づいた。その後、販売店および警察に連絡した。防犯カメラの映像を確認したところ、
同日9時頃に容器1本が盗難されていることを確認した。
LPガス容
器の盗難
三
2014/4/8 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者からガスが使えない旨の連絡があり、販売店職員が確認を行ったところ、LPガス50kg
容器2本がなくなっており、盗難が発覚した。
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
無
平成26年4月9日9時頃、容器の配送、交換業務を受託している業者の従業員が現地で消費
者宅をLPガス20kg容器回収のために訪問したところ、容器が所在不明であることを確認し
た。消費者宅は、留守が多く在宅は月に数日であり、直近の所在確認は4月4日の検針日で
ある。販売店担当者が帳簿との照合および9時30分頃に現地確認を行ったが、消費者宅では
平成24年12月12日にも容器盗難が発生しており、今回も容器盗難事故と判断し、同日10時
に交番に被害届を提出した。
2 消費
4 消費
5 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/4/9 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
6 消費
LPガス容
器の盗難
兵
2014/4/9 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成23年9月17日、最終の容器交換であった。平成24年8月17日に、消費者の依頼により閉
栓した。平成26年4月9日に、リフォーム業者から容器撤去の依頼があり訪問したところ、LPガ
ス50kg容器2本立てのうち1本が無くなっていた。
7 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/4/10 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(工
本体
務店)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月10日9時00分頃、消費者がLPガス20kg容器2本のうち1本が設置場所から無く
なっていることに気づいた。その後、販売店および警察に連絡した。
北
2014/4/10 海
道
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(紛失)
酸素
建設
容器
本体
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所(平成25年11月26日破産手続き開始決定)が、販売店から借りていた酸素ガス
7m3容器およびアセチレンガス7kg容器(各1本)を紛失した。販売店が破産管財人に容器の返
却を求めたため、元従業員から聞き取りを行ったところ、いずれの容器も数年前に紛失し、ど
この現場で、いつどのように紛失したか分からないことが判明した。なお、いずれの容器も平
成21年から貸与を受けている。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月11日(金)午前11時50分頃に、配送業務を受託している業者の社員が消費先へ
配送を行った際、設置されていたLPガス20kg容器2本のうちの1本が前回設置した容器と違う
ことに気づき、販売店の担当者へ連絡した。前回の配送は平成25年10月28日であり、前回配
送日から覚知日までの期間に盗難にあったと考えられる。平成26年4月12日(土)に警察署に
届け出た。なお、盗難にあった容器のLPガス残量は、ガスメーター指針から判断して、約
19.8kgである。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月11日に委託保安機関が容器交換に行ったところ、設置されていたLPガス50kg
容器2本のうち供給側容器1本が高圧ホースから外され持ち去られているのを発見した。販売
事業者は安全を確認した後、供給を再開した。同日中に、販売事業者が交番に届け出た。な
お、事故前日である4月10日に検針担当者が確認した際には、容器が2本あったのを確認し
ている。
アセチレン
容器、酸素
8 消費
容器の喪
失
LPガス容
器の盗難
佐
2014/4/11 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(大
容器
規模
本体
乾燥
施設)
LPガス容
10 消費
器の盗難
北
2014/4/11 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(物
容器
品販
本体
売店
舗)
9 消費
番号
事故
事故名称
区分
アセチレン
容器、酸素
11 消費
容器の盗
難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
年末にガス溶断作業用として、販売店は消費事業所へアセチレンガス6.8kg容器1本と酸素ガ
ス7m3容器1本を出荷していた。4月に入り、しばらく溶断作業がないため、販売店へ容器の返
却をすることになり、容器を倉庫の外へ出して帰ったところ、盗難にあった。敷地内は施錠し
てあったが、何者かが侵入し、持ち去ったと思われる。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月15日(火)午前10時00分に、販売店の事務所へ消費者よりガス容器が1本無く
なっておりガスが出ないと連絡があった(通常は2本設置されている。)。午前10時30分に販売
店の営業担当が現場に到着した。状況を確認すると、LPガス50kg容器1本が無くなっており、
もう1本は調整器から外れた状態でバルブが閉まっていた。中身は空だった。さらに調べる
と、残された容器は以前(1月10日)同じ場所において、盗難された容器であることが分かっ
た。配送容器交換最終日は平成26年4月1日(火)である。
無
平成26年4月16日午後2時頃、配送員が定期確認のため、空家にて閉栓中の消費者宅を訪
問したところ、LPガス10kg容器2本がなくなっていることを発見した。撤去依頼の有無を確認
し、その事実がないため、警察署に届け出た。翌17日に、市消防本部に届け出た。
無
建物火災で、家屋にLPガス50kg容器2本が設置してあったうち、1本の所在が不明となったも
のである。最終容器交換は平成26年4月3日に実施した。その後、消費者から火災発生日時
までに異常の連絡はされていない。火災現場および周辺を検索するが、現在まで発見には
至っていないことから、盗難か喪失かは不明である。
無
事故発生場所は消費者が事業所として使用していたが、平成25年5月17日に保安業務を委
託している業者が容器取替後に、事業所として使用しなくなり、平成25年10月頃には事業所
を明け渡した。その後、事業所等は入っていない。平成26年4月17日(火)に、配送員が巡回パ
トロールをしていたところ、消費先に供給されていたLPガス20kg容器2本の紛失に気がつき、
販売店に連絡し、閉栓を行った。販売店が消費先に確認したところ、容器については関知し
ていないと回答があり、盗難が予想される。
福
2014/4/14 岡
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
建設
(倉
庫)
容器
本体
<移
動中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(美
本体
容院)
12 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/4/15 阪
府
13 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/4/16 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
14 消費
器の喪失
岐
2014/4/17 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
器の盗難
京
2014/4/17 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
15 消費
C
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
16 消費
17 消費
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
埼
2014/4/18 玉
県
愛
2014/4/19 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
その他
(盗難)
設備
区分
その
容器
他(事
本体
業所)
その
容器
他(事
本体
業所)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
平成26年4月14日(月)、消費先からLPガス10kg容器1本の貸し出し依頼があり、納品した。4
月16日(水)に消費先から引き取り依頼があり、翌日取りに行く旨を伝えた。容器は消費先の
建物付近に保管した。4月17日(木)昼頃に引き取りに行き、容器がないことに気づいた。消費
先の従業員に所在の確認を依頼した。4月18日(金)に、容器の所在を知っている従業員がい
なかったため、盗難として報告した。
無
4月19日13時00分頃に、消費先事業者からLPガス20kg容器2本が無くなっているとの連絡が
販売店にあった。現地で販売店が聞き取り確認したところ、「4月18日(金)6時30分頃から10分
くらいファンヒーターを使用し、その後は使用していない。4月19日朝、会社の前を通った時に
容器が無かった気がする。昼頃再度確認したところ、LPガス20kg容器2本が無いため連絡し
た。」とのことである。発生場所は道路を挟んで住宅が5棟ほどあり、道路に面しているもの
の、工場・倉庫などが多く夜間はほとんど人が通らない場所に設置してある。容器の記号番
号については、容器配送会社に確認済みである。
18 消費
LPガス容
器の盗難
栃
2014/4/20 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
4月20日(日)午前11時30分頃に、公民館の使用者である自治会長から、販売店に「給湯器が
使用できなかったため、容器置き場を確認したところ、容器が無くなっていた」との連絡があっ
た。同日販売店が現場を確認したところ、ホースが切断され、LPガス20kg容器1本と調整器が
無くなっていた。公民館の使用頻度は2週間に一度程度で、直近の検針日は4月9日であるこ
とから、4月9日~4月20日の間で盗難にあったと推測される。なお、4月20日(日)に警察に連
絡し、被害届を提出した。
19 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/4/21 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
4月21日15時頃、公民館の近くの住民からLPガス20kg容器2本の紛失の連絡があった。配送
担当者が確認のうえ、周辺をさがしたが発見できず、4月23日午前に、駐在所に届出を行っ
た。
20 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/4/21 井
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(建
本体
材)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月21日午後4時30分頃、現場付近を通過中に、消費者宅に設置されているLPガス
20kg容器2本のうち1本が無くなっていることを発見した。平成26年4月17日に検針で消費者
宅を訪れたときには、LPガス容器は2本とも存在していた。警察に報告済みである。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
21 消費
器の盗難
長
2014/4/21 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月21日11時に、容器配送者が消費先に設置しているLPガス20kg容器2本のうち1
本の紛失を発見した。販売店へ連絡した。付近を捜索するも発見できなかった。4月23日に消
費者に確認後、警察署へ盗難届を提出した。6月4日に、販売店が事故届を提出した。
LPガス容
22 消費
器の盗難
福
2014/4/21 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(食
容器
品
本体
スー
パー)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月21日に容器交換に行ったところ、予備のLPガス20kg容器(ガス満タン)1本の盗
難を確認した。
LPガス容
器の盗難
青
2014/4/22 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
4月4日の検針時に、検針員が容器の所在を確認している。4月22日に店舗営業のため訪問
し、ガス設備を確認したところ、自動切替調整器片側の高圧ホース1本とLPガス20kg容器1本
が無いことに気づき、警察に通報した。上記期間中に盗難にあった模様である。
LPガス容
24 消費
器の盗難
新
2014/4/22 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(住
本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
月ごとのガスメーター検針の際、LPガス20kg容器2本のうち1本が高圧ホース先端部より刃物
等で切断され、無くなっていた。消費者が気づかなかったため、盗難発生は、前回の検針日
である3月24日から4月22日の間で特定できない。ガスは通常どおり使用できていたことから、
ガス漏れは無かったと推定される。
LPガス容
器の盗難
京
2014/4/22 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月22日(水)10時00分頃に、販売事業者が消費先に赴いたところ、LPガス50kg容器
3本がなくなっていることを確認した(4月16日に容器があったことを確認済みである。なお、消
費先居住者の転居により、4月14日に販売事業者が容器の閉栓を行っている。)。同日、販売
事業者が警察署に被害届を提出した。
23 消費
25 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
26 消費
器の盗難
三
2014/4/24 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月24日午後2時頃、販売店従業員が検針を行っていた際に、消費者宅に設置され
ていたLPガス20kg容器2本のうち1本がなくなっていることが発覚した。
LPガス容
器の盗難
熊
2014/4/24 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月24日(木)午後2時頃、配送委託業者が容器の入れ替えの際に、LPガス20kg容
器1本がないことが分かった。なお、他の供給設備には異常はなかった。4月1日に配送委託
業者が容器の入れ替えを行った際には異常はなく、それ以降の盗難と考えられる。
その他
(盗難)
容器
本体、
<消
その
調整
費中 <盗難>
他(飲
器、
>
食店)
ホー
ス
無
18時00分に、飲食店開店のため準備をしていたところ、コンロが着火しなかったため、容器を
調べたところ、LPガス20kg容器1本と調整器1個、高圧ホース1本が盗難にあっていた。警察
署に被害届を提出した(LPガス20kg容器×1本、調整器×1個、高圧ホース×1本、盗難)。
27 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/4/24 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
29 消費
器の盗難
滋
2014/4/26 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年4月24日(木)、販売店が検針を実施した。4月26日(土)17時頃、消費者がLPガス
20kg容器1本が紛失していることを確認したため、販売店へ通報した。17時10分頃、販売店
の担当職員が現場確認を行った後、警察へ通報した。警察による現場検証が行われ、被害
届を提出した。20時頃に、販売店が県防災危機管理局へ連絡した。
LPガス容
器の盗難
青
2014/4/30 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
4月28日(月)17時頃まで湯沸器を問題なく使用できていたが、4月30日(水)8時50分頃に消費
事業所の社員が出社し、湯沸器を使用したが、点火しなかった。外の容器を確認したところ、
LPガス20kg容器2本が無いことが判明した。盗難の疑いがあることから、警察へ被害届を提
出した。
28 消費
30 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
31 消費
器の盗難
奈
2014/4/30 良
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
4月30日午後4時30分頃、配送委託先の従業員が容器の残ガス量の確認をするために消費
者宅を訪問した際に、LPガス20kg容器1本が盗難されていることに気づき、販売店に連絡し
た。最終検針日は4月11日である。
LPガス容
器の盗難
岐
2014/5/1 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(別
本体
荘)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月1日午後12時00分頃に、消費者より「ガスがつかず、ボンベが1本しかなく、引き
取られたのか」と販売事業者に連絡があった。確認したところ、LPガス10kg容器2本で供給し
ているうちの1本が紛失していた。
32 消費
LPガス容
33 消費
器の盗難
岩
2014/5/1 手
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(新
容器
築工
本体
事現
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年2月に販売店より現場での融雪用として質量販売で購入しているLPガス10kg容器1
本が空になったので、新たにLPガス10kg容器を購入した(販売の際のチラシ配布説明等周知
業務は行っていた)。その後、機器取り付けせず使用しないまま、屋外資材置き場のL型コン
クリート壁の上に置いていたところ、平成26年5月1日に当該容器が無くなっていることに気付
いた(容器在置を最終確認したのは平成26年4月20日頃)。容器の行方について、作業員等に
より現場間で移動したことも考えられることから、作業員他の現場確認を行っていたが、該当
する容器が無いことが5月7日に最終的に判明したので、警察に届け出た。なお、現時点で当
該容器は発見されていない。(当該容器に起因した事故・被害報告もなし。)。
LPガス容
34 消費
器の盗難
山
2014/5/1 口
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月1日に帰宅した消費者がLPガス20kg容器1本の紛失に気付き、販売店に連絡を
入れ、状況が発覚した。
アセチレン
容器、酸素
35 消費
容器の盗
難
沖
2014/5/1 縄
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
無
店舗新築工事現場において、平成26年5月1日(木)19時から5月7日(水)の間に、カート式一体
型ガス溶接溶断セット(酸素ガス0.5m3容器、アセチレンガス0.5m3容器含む)が盗難被害に
あった。新築中の現場で、建物には鍵をかけることができないため、容易に見つからないよう
に保管していたが、ゴールデンウィークの間に盗難にあったと考えられる。付近を探したが発
見することが出来なかったため、交番に盗難届を行った。
容器
その
本体、 <消
他(工
溶接・ 費中 <盗難>
事現
溶断 >
場)
器
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
京
2014/5/7 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
37 消費
器の盗難
宮
2014/5/8 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
LPガス容
器の盗難
埼
2014/5/8 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
群
2014/5/8 馬
県
福
2014/5/9 島
県
36 消費
38 消費
酸素容器、
フルオロ
39 消費
カーボン容
器の紛失
40 消費
LPガス容
器の盗難
事故概要
無
平成26年5月7日午後3時頃、販売店所長が走行中、消費先の会館を通過する際にLPガス
20kg容器2本立ての供給設備より容器が1本無いことに気付いた。
<消
費中 <盗難>
>
無
5月8日(木)午前9時に、周辺の住民より販売店に通報があったので訪問したところ、設置して
いたLPガス10kg容器2本のうち1本がなくなっているのを確認した。通報者から5月7日(水)は
現存していたこと、販売店の配達員から同日午後1時に容器が現存していたことを確認してい
る。警察署に被害届を提出した。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月8日に、販売店社員がガスメーターの検針のため現地を訪問した時、LPガス
20kg容器1本の消失に気付き、その後盗難が発覚した。4月10日の検針時には異常はなかっ
たため、4月10日から5月8日までの間に盗難にあったものと考えられる。5月9日10時30分に
警察へ届け出た。
酸素、
その他
フルオ
C
0 0 0 0
(紛失)
ロカー
ボン
その
他(消 容器
費事 本体
業所)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
販売店では、2005年度から毎月容器調書を消費者に配布し、容器確認をしているところであ
るが、2014年5月8日(木)、消費先から納品済み8本のうち2本が不明である旨の連絡があっ
た。販売店でも返却された形跡がないことから紛失と確定し、事故届を提出した。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(給 容器
油取 本体
扱所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月9日16時頃、消費者から湯沸かし器が点かないとの連絡が販売事業者にあっ
た。確認を行ったところ、LPガス20kg容器2本設置してあるうちの1本が無くなっていた。残る1
本はバルブが閉栓となっていた。なお、容器には容器チェーンが掛けてあったとのことであ
る。
C
その他
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
愛
2014/5/11 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
大
2014/5/12 分
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
41 消費
器の盗難
広
2014/5/9 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
42 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/5/11 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
43 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/5/11 阜
県
44 消費
LPガス容
器の盗難
45 消費
LPガス容
器の盗難
事故概要
無
消費先で貯蔵中のLPガス20kg容器が紛失した。5月8日にガス検針を行い、異変は確認され
ていないが、9日16時頃に、LPガス20kg容器2本立てのうち1本を紛失していることが発覚し
た。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月11日11時頃に、消費先の館長から容器が紛失しているとの連絡を受け、販売
業者が現地を確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器1本が無くなっていた。付近を
確認するも発見に至らず、翌12日、交番に届け出た。なお、事故前日である10日に消費先を
使用していることから、10日夕方から11日11時までの間に盗難にあった可能性があるとのこ
とであった。消費先は、1月6日に、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち予備側の1本が
容器盗難にあっており、その後の対策として、LPガス20kg容器1本のみで供給していた。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月11日15時45分頃に、消費先付近の住民がLPガス20kg容器1本がなくなっている
ことを不審に思い、販売店に連絡した。販売店従業員が現地確認し、盗難が発覚した。
その他
(盗難)
その
容器
他(営
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月11日(日)17時頃に、河川敷で、LPガス20kg容器を抱いて寝ている犯人に警察官
が職務質問して、盗難が発覚した。シンナーの代わりに盗んだ模様である。翌12日(月)9時30
分頃に、消費者が警察署に被害届を提出した。
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月12日に消費先公民館館長から販売店に、ガスが出ないため容器を確認したとこ
ろ、LPガス20kg容器2本が無いと連絡があった。販売店の従業員が確認したところ、容器が
盗難にあっていた。なお、4月25日に販売店従業員がガス検針を行った際には、容器は消費
先にあったとのことである。なお、当該容器は現在も発見されていない。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
その他
C
(盗難)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
静
2014/5/14 岡
県
0 0 0 0 酸素
C
その他
(紛失)
高
2014/5/16 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
46 消費
器の盗難
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
47 消費
器の盗難
沖
2014/5/13 縄
県
48 消費
酸素容器
の紛失
49 消費
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の盗難
設備
区分
その
他(工
容器
場の
本体
湯沸
器)
大
2014/5/13 阪
府
50 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
群
2014/5/16 馬
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
事故概要
無
消費先工場の社員が平成26年5月12日22時00分まで、LPガスを使用していた。5月13日7時
30分頃、社員がガスを使用しようとしたところ、使用できなかった。容器設置場所を確認したと
ころ、LPガス20kg容器が2本とも無いことを確認した。販売事業者へ連絡し、販売事業者担当
者が現地確認した後、容器管理事業者に連絡し、盗難を確認した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月13日(火)午後1時30分頃に、ガス担当者が集金に行った先で隣の物件のLPガス
20kg容器1本が外されているのを確認した。その際に周囲を確認したが発見できず、午後3時
30分に交番へ盗難届を提出した。当該物件は、平成24年12月20日から空家となっており、現
所有者の所在及び連絡先は不明となっている。
その
容器
他(不
本体
明)
<そ
の他 <その他
>(未 >(紛失)
記入)
無
棚卸し作業を行ったところ、医療用酸素容器が1本喪失していることを発見した。台帳未記入
により医療用酸素容器を持ち出したものとみられる。
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月16日(金)午前9時30分頃、容器交換に訪問した際に、LPガス20kg容器2本のうち
1本が無くなっていることを確認した。なお、前回の容器交換は、平成25年10月18日(金)であ
る。検針は、自動検針である。
その他
(盗難)
その
他(金 容器
属加 本体
工業)
無
平成26年6月3日(火)午前中に、販売事業者従業員が消費先を訪問した際にガス設備を確認
したところ、LPガス20kg容器2本設置しているはずが1本しかなかった。その後、すぐに社内確
認をしたところ、販売事業者では容器を回収しておらず、また、消費事業者の敷地内を確認し
たが見当たらなかったため、盗難と判明した(警察へ盗難届も提出済み)。なお、盗難事故の
発生日については、4月14日(月)の検針時には2本あり、5月16日(金)の検針時には1本しかな
かったため、その間に盗難にあったと推察されるが、検針員が販売店側で回収したと勘違い
したため、発覚が遅れた。
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
アセチレン
容器、酸素
51 消費
容器の盗
難
神
奈
2014/5/17
川
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
52 消費
器の盗難
福
2014/5/18 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
器の盗難
熊
2014/5/18 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
54 消費
LPガス容
器の盗難
岡
2014/5/19 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
55 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/5/19 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
53 消費
事故概要
無
消費者が仕事を終え、自宅駐車場に酸素ガス容器3本とアセチレンガス容器5本を積んだま
ま車を止めておいたところ、自動車が盗難にあった。
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者から18日午後6時過ぎに、ガスが出ないと連絡があり、現場へ行き確認したところ、予
備側のLPガス20kg容器が盗まれていた。前回の容器交換日が平成26年4月22日(火)で、5月
7日に検針に行ったときには異常がなかったため、検針後から確認日までの間に盗難にあっ
た模様である。19日朝、警察署へ盗難届を提出した。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月18日(日)にガスコンロを使用したところ火がつかなかったため、LPガス20kg容器
1本が盗まれていることに気付いた。なお、他の供給設備には異常はなかった。4月25日(金)
に検針を行った際には異常はなく、それ以降の盗難と考えられる。
その他
(盗難)
その
他(民
容器
家横
本体
駐車
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
5月19日の朝、消費者の自宅駐車場に駐車してあった車両が盗まれていることに気付き、警
察へ通報した。なお、車両にLPガス10kg容器1本を積載していた。
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先の住宅に不動産屋の売り出し中の看板が出ていることを発見し、販売店が設置してい
るLPガス20kg容器1本等を回収するため、5月19日に訪問したところ、空家になっており、容
器等が盗難されていることを確認した。その後、警察署に相談し、盗難事件として届け出た。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年5月19日(月)午前9時頃、販売店社員が消費先前を通過した際に、自動切替調整器
のシグナルが空の表示になっているのを発見したため、LPガス20kg容器1本を交換した。ま
たガスメーターのバーコードラベルが外れて無くなっていたため、引き取り容器等について、
後日、事務所の端末で確認したところ、別の公民館に設置されているはずの容器であること
が判明した。さらに、5月22日(木)16時30分頃に、公民館に設置されている容器を確認したと
ころ、大規模乾燥貯蔵施設で平成25年10月28日(月)~平成26年4月11日(金)の間に盗難さ
れた容器であることが分かった(5月に4月分として事故報告済み)。公民館の容器は、平成25
年3月15日(前回配送)~平成26年5月22日に盗難され、消費先に投棄(設置)されたと考えら
れる。このことから、消費先の容器は、平成26年1月23日(前回発送)~5月19日の期間に盗難
されたものであると考えられる。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月21日(水)11時10分頃、販売店の配送員が走行中に、消費先のLPガス20kg容器
が1本しかないことを目撃した(4月24日(木)に行った4月度の検針・点検時には容器を確認し
ている。)。LPガス20kg容器1本の盗難を確認した。警察官の現場検証の上、同日13時30分に
盗難届を提出した。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成22年10月29日、当時の消費者の退去に伴い、容器バルブを閉止した。平成26年5月21
日検針時に、建物が存在せず、コンビニエンスストアとなっており、LPガス20kg容器1本が存
在しないことが発覚した。コンビニエンスストアに照会したが、解体業者が判明せず、喪失の
時期、経緯等は不明である。
LPガス容
器の盗難
佐
2014/5/19 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
57 消費
器の盗難
茨
2014/5/21 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
器の盗難
熊
2014/5/21 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
56 消費
58 消費
事故概要
59 消費
LPガス容
器の盗難
佐
2014/5/22 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月19日(月)午前9時頃、販売店社員が公民館前を通過した際に、自動切替調整器
のシグナルが空の表示になっているのを発見したため、LPガス20kg容器1本を交換した。ま
たガスメーターのバーコードラベルが外れて無くなっていたため、引き取り容器等について、
後日、事務所の端末で確認したところ、消費先に設置されているはずの容器であることが判
明した。さらに、5月22日(木)16時30分頃に、消費先に設置されている容器を確認したところ、
大規模乾燥貯蔵施設で平成25年10月28日(月)~平成26年4月11日(金)の間に盗難された容
器であることが分かった(5月に4月分として事故報告済み)。このことから、消費先の容器は平
成25年3月15日(前回配送)~平成26年5月22日の間に盗難され、公民館に投棄(設置)された
ものと考えられる。
60 消費
酸素容器
の紛失
青
2014/5/23 森
県
0 0 0 0 酸素
C
その他
(紛失)
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費先の酸素容器を全量回収の際に、酸素7m3容器1本が無いことが判明した。警察へ紛失
届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
器の盗難
福
2014/5/26 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月26日10時、販売事業者に消費者から電話連絡があり、現場に出動したところ、
LPガス20kg容器1本が調整器から外されて無くなっていることを確認した。盗難と推定し、警
察署に通報した。
高圧ガス
62 消費 容器の盗
難
栃
2014/5/26 木
県
アセチ
その他
レン、
C
0 0 0 0
(盗難)
酸素、
窒素
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者が、5月26日(日)に冷媒配管工事を行い、17時にアセチレンガス7kg容器、酸素ガス
7m3容器、窒素ガス7m3容器、各1本をトラック(施錠有り)に載せたまま駐車した。翌日7時に
現場に戻ったところ、トラックごと容器が盗難されていた。警察署に被害届を提出した。
その他
(盗難)
その
容器
他(別
本体
荘)
<消
費中 <盗難>
>
無
別荘地において、消費者宅のLPガス20kg容器2本が盗難にあった。
その他
(盗難)
その
容器
他(別
本体
荘)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月30日(金)に別件の配送時に併せて長期休止中の当該消費先に状況確認のた
め来訪したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることを発見した。この消費先は、別荘
の休止物件であるため、契約者に連絡確認が出来なかった。5月31日(土)に現地で再確認
し、LPガス20kg容器1本と高圧ホースの盗難を確認した。6月2日(月)に現場検証を行い、警察
署へ盗難届を提出した。
その他
(盗難)
その
他(自
容器
動車
本体
修理
工場)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月2日(月)11時30分頃に、消費先(自動車修理工場)の従業員から、ガステーブルが点火しな
いため設置場所を確認したところ、LPガス20kg容器2本のうち1本が無くなっている、と販売店
に連絡があった。現場を確認したところ、自動切替調整器に接続されている高圧ホースが切
断されてLPガス20kg容器1本が無くなっていた。消費先では5月30日(金)の昼には使用できた
とのことであり、土日・夜間とは無人となるので、その間に盗難にあったものと考えられる。11
時40分頃、警察署に通報し、現場検証の後、17時30分頃に盗難届を提出した。
61 消費
63 消費
64 消費
65 消費
LPガス容
器の盗難
2014/5/30
和
歌
山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
山
2014/5/30 梨
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
宮
2014/6/2 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
C
C
番号
事故
事故名称
区分
66 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
北
2014/6/4 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
設備
区分
その
容器
他(空
本体
家)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
被害にあった消費者宅は、平成25年12月9日に引っ越しのため閉栓した(空家)。その後、平
成26年6月3日に消費先から容器撤去について連絡があり、6月4日13時頃に当該消費者宅
を訪問したところ、設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本が容器とネジ接合部からは
ずされて無くなっているのを発見し、警察署に被害届を提出した。なお、供給設備に損傷はな
かった。5月3日13時30分頃の直近の検針(入居状況を確認するため毎月実施)では、容器2
本の設置を確認している。また、容器の引き上げについては、前入居者から近いうちに入居
の予定があるとの話から、容器はそのまま設置していた。
LPガス容
67 消費
器の喪失
栃
2014/6/4 木
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(店 容器
舗駐 本体
車場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
6月4日(水)、消費事業者の従業員が、スーパーの店舗外(駐車場)で焼き鳥の調理のために
LPガス5kg容器(販売店が5月26日に販売)を使用していた。午後9時頃販売を終了し、片付け
後、帰宅したが、その際にLPガス5kg容器を駐車場に置き忘れた。翌日、従業員は同店舗を
再訪問の予定であったが、急遽店舗工事のため焼き鳥販売中止との連絡があり、訪問しな
い日が続き、6月17日(火)、警察署生活課から消費事業者に遺失物(容器)の連絡があった。
当該容器は、6月17日早朝に派出所に置かれており、それを警察官が発見した(届出者不明)
とのことで、翌日、消費事業者が警察から事情聴取を受けた上で容器を引き取った。その
後、容器計量を行ったところ、ガス使用の形跡は認められなかった。
LPガス容
器の盗難
北
2014/6/5 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(商 容器
用ビ 本体
ル)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月5日、点検のため販売事業者が消費先に行ったところ、建物が解体されており、
LPガス20kg容器1本を含む設置されていた供給設備がなくなっていた。消費先および解体業
者に容器の所在を確認するよう依頼し、6月15日および20日に再度連絡するも所在は判明し
なかった。6月25日、交番に届け出た。なお、消費先は閉栓中であった。
LPガス容
69 消費
器の盗難
福
2014/6/6 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月6日午後5時頃、販売店が法定点検で訪問したところ、LPガス20kg容器2本が紛
失していることを確認した。その後、交番に盗難届を提出した。平成21年11月12日の容器交
換が最終で、平成24年11月8日以降未使用状態であった。
酸素容器
の喪失
京
2014/6/9 都
府
0 0 0 0 酸素
C
その他
(紛失)
その
容器
他(病
本体
院)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所へ消費用・予備用の容器の貸し出しを行っていたが、予備用の酸素ガス2kg容器
1本が所在不明となった。貸出先、充てん先において捜索するも、確認できなかった。
68 消費
70 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
器の盗難
青
2014/6/10 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月10日(火)15時頃検針に訪問すると、LPガス20kg容器1本が無いことが判明した。前回5月9
日(金)に検針した際には、存在していた。当該消費者はこの間ガスを使用していないため、盗
難にあった日がはっきりせず、5月9日から6月10日の間に無くなったものである。
LPガス容
72 消費
器の盗難
三
2014/6/11 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(農 容器
作業 本体
小屋)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月11日に、消費者がLPガスを使用しようとしたところ、ガスが供給されなかった。
容器を確認したところ、LPガス20kg容器2本が無くなっていることが発覚した。
LPガス容
器の盗難
京
2014/6/12 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月12日午前9時過ぎに、町民から公民館のLPガス20kg容器が無くなっていると販
売店に連絡が入った。職員が確認に行ったところ、LPガス20kg容器2本が無くなっていた。6
月2日の検針時には確認できたため、2日~12日の間に盗難されたと思われる。
LPガス容
器の盗難
北
2014/6/13 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月13日午前8時15分頃、消費者からガスが出ないとの連絡が販売店にあった。販
売店社員が現地確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち供給側1本が無く
なっており、付近を確認するも発見に至らなかった。同日、派出所に届け出た。なお、事故前
日夜まで異常がなかったとのことから、12日深夜から13日朝方までの間に盗難にあった可能
性があるとのことであった。
LPガス容
器の盗難
千
2014/6/14 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
店舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月14日に、店舗を改修している工務店から容器が邪魔になるので引き上げをお願いしたい
と連絡が入り、容器を撤去するため現地に行ったところ、設置してあったLPガス20kg容器2本
のうち1本が盗難されているのを確認した。現地にて工務店の担当者に確認したところ、6月7
日の昼頃には2本設置してあったとのことであった(携帯のカメラに画像が保存してあり、6月7
日の日付で容器が2本写っているのを確認。)。現地は閉栓中で容器は設置したままの状態
になっていた。容器は高圧ホースを2本とも取り外してあり、1本だけ持ち去られていた。
71 消費
73 消費
74 消費
75 消費
C
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
76 消費
器の盗難
岡
2014/6/14 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月14日18時30分頃、販売店の従業員が、消費先の供給用として供給設備に接続
してあったLPガス10kg容器1本が紛失しているのを発見した。なお、転倒防止用の鎖は建物
外壁の金具に正常な状態でかかっていた。
LPガス容
77 消費
器の盗難
茨
2014/6/16 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月16日(月)、販売店の配送員が検針に赴いた際、LPガス50kg容器2本がないこと
を発見した。住宅周辺を探したものの見当たらず、盗難されたものと判断した(容器のネジを
専用工具で外して持ち去ったものとみられる)。
LPガス容
78 消費
器の盗難
北
2014/6/16 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月10日(火)に販売店が消費者宅の検針を行ったところ、その際には異常はなかったが、翌
日11日(水)に消費者がLPガスを使用しようとするとエラーが出た。6月16日(月)にもエラーが
出たので確認したところ、ガス容器が紛失していたため、販売店に連絡した。販売店が確認し
たところ、設置されているはずのLPガス20kg容器が2本ともガスホースが切断された上、盗難
にあっていた。販売店は消費者と打ち合わせた後、警察署に連絡し、盗難届を提出した。
79 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/6/16 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(店 容器
舗(空 本体
家))
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月16日(月)、販売店従業員が建物解体現場を偶然通りかかったので、LPガス50kg
容器撤去のため設置状況を確認したところ、2本ともなかった。解体着手時になかったことを
解体業者に確認したので、販売店は容器盗難と判断し、盗難届を提出した。(貸店舗であった
ため、空家期間が短いと判断し、LPガス容器を設置していた。)最終設置状況確認日は、4月
14日(月)である。
80 消費
LPガス容
器の盗難
山
2014/6/17 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
食品
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
無
6月17日(火)の朝、消費先において、湯沸かし器を使用したが、点火しなかった。容器を確認
したところ、LPガス20kg容器2本がなくなっていることが判明した。連絡を受けた販売業者が、
現場を確認した上で警察署に通報した。
番号
事故
事故名称
区分
81 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
石
2014/6/18 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
設備
区分
その
容器
他(空
本体
家)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
LPガス20kg容器2本を取り付けてある民家(容器は家の側面に容器チェーンにて固定してあっ
た)において、空家の状態が続いたので、平成26年6月18日に容器を引き上げに行ったとこ
ろ、容器が見当たらなかった。管理会社および前入居者に確認をとったが、容器の所在が分
からず、6月19日朝に警察署に盗難届を提出した。前入居者によると5月11日頃に整理のた
め、家に寄った時に、容器があったことを確認しているとのことである。
無
リフォーム業者からの工事依頼で販売店が現場を訪問したところ、LPガス20kg容器2本のうち
予備側容器1本が無くなっていることに気付いた。警察へ届出て、警察が現場検証を実施し
た。高圧ホースも調整器側接続部よりネジ部が外され、無くなっていた。容器バルブは閉まっ
ており、自動切替は供給側を向いていた。検知器により確認を行ったが、ガス漏えいは無
かった。容器収納庫は設置しておらず、敷地は塀はあるが門がない状態であった。毎月検針
は継続しており、2014年6月11日に実施した。同時に容器の確認をしている。残っていたLPガ
ス20kg容器1本は引き上げ済みである。
LPガス容
器の盗難
北
2014/6/19 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
83 消費
器の盗難
茨
2014/6/20 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(車
本体
庫)
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店の所有容器の容器検査を行い、所有者へ容器を返却するため、平成26年6月20日
(金)午前1時50分に、運送業者の車庫にLPガス50kg容器21本、20kg容器30本、8kg容器2本、
2kg容器1本を乗せた状態のトラックを駐車していた。午前3時45分に、運送業者の従業員が
車庫へ赴いたところ、容器を積載していたトラックがなく、併せてトラックに積載されていた容
器もなくなっていた。
84 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/6/20 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(飲
本体
食店)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月20日(金)に容器交換に配送員が行ったところ、LPガス50kg容器1本が何者かに
よって盗まれているのを発見した。容器のみの盗難で、他ガス配管設備等の被害はなかっ
た。扉を棒で固定していたが、新たに鍵を施し、盗難防止措置を施した。
85 消費
LPガス容
器の盗難
山
2014/6/21 梨
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(別
本体
荘)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月21日(土)午前10時頃に当該別荘に容器交換のため来訪すると、LPガス10kg容
器1本および調整器がないことを発見した。すぐに消費者に連絡したが、外した覚えはないと
のことであった。警察署へ連絡し、状況を伝え、午後2時頃警察官2名により現場検証を行
い、当該警察署へ盗難届を提出した。
82 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
86 消費
器の盗難
秋
2014/6/23 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
87 消費
器の盗難
滋
2014/6/23 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
LPガス容
器の盗難
青
2014/6/25 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
89 消費
器の盗難
滋
2014/6/25 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
90 消費
器の盗難
滋
2014/6/25 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
88 消費
事故概要
無
6月23日9時20分頃、検針した際に、LPガス8kg容器2本立てのうち1本が無くなっていることを
発見した。すぐに警察に通報した。無くなった容器のガス量は満タンであった。直近の容器交
換は4月14日である。前回検針日は5月14日であった。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年1月末に居住者が引っ越しのため、閉栓を行った(すぐに次の居住者が入居する予
定であったため、容器は設置したまま)。次の入居者がなかなか決まらないため、6月23日
(月)17時30分に巡回を行ったところ、LPガス50kg容器2本が紛失していることを確認した。18
時00分頃に警察に通報し、警察による現場検証が行われ、被害届を提出した。
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月24日(火)午後4時~25日(水)午前8時の間にLPガス20kg容器2本が盗難にあっ
たことが判明した。警察署へ被害届を提出した。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月25日13時頃、容器の配送を行ったところ、販売店のLPガス20kg容器1本が紛失
し、代わりに別の販売店所有の容器が設置してあることを確認した。2月11日に容器の配送
を行ったため、盗難にあった日は2月11日~6月25日の間と推察される。警察へ通報し、警察
による現場検証が行われ、6月26日に被害届を提出した。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年6月25日14時15分頃、販売店所有のLPガス20kg容器が顧客先に設置してあるとの
連絡を受けた。販売店が本来設置している消費先(公民館)を確認したところ、別の容器が設
置されていた。4月22日に容器の配送を行ったため、盗難にあった日は4月22日~6月25日の
間と推察される。なお、別の容器は、4月に自治会館で盗難にあった容器であった。警察へ通
報し、警察による現場検証が行われ、被害届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
91 消費
器の盗難
茨
2014/6/26 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(別 容器
荘:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
92 消費
器の盗難
沖
2014/6/26 縄
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
93 消費
器の盗難
茨
2014/6/27 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
店舗)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
器の盗難
茨
2014/6/27 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民
容器
家:長
本体
期不
在)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
95 消費
器の盗難
福
2014/6/27 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
94 消費
事故概要
無
平成26年6月13日(金)に、販売店の従業員が巡回訪問で現地を訪問した際には、容器がある
ことを確認していた。6月26日(木)、検針に訪問した際、LPガス20kg容器1本がなくなっている
ことが判明した。配送記録等の結果から、盗難に遭ったものと思われる。
無
平成26年6月26日に前回の訪問から1年が経過したため、確認のため11時30分頃に消費者
宅に行ったところ、LPガス20kg容器1本が外されて、無くなっているのを発見した。消費者宅
は2世帯住宅で1階には両親、2階には子供世帯が住んでいた。1階宅は両親が亡くなって1年
経つが、その後の処遇が決まらず、現在はとりあえず容器は設置したままガスの供給を停止
している状態であった。過去に何度か容器の回収を申し出たが協力を得られなかった。
無
平成26年6月27日(金)13時20分頃、販売店従業員が検針のため、消費先に赴いたところ、他
社のLPガス容器が無断で設置され、販売店のガスメーター1個、調整器1個、LPガス20kg容
器2本のうち1本が現地に放置されていることを確認した。販売店が他社営業所に確認したと
ころ、6月2日(月)12時頃に無断撤去および切替工事を完了していたことを認めた。LPガス
20kg容器1本の返却を求めたが、発見されなかったため、盗難にあったものと思われる。
無
平成25年9月上旬、消費者が長期不在(約1年)となるために、販売店が閉栓し、LPガス供給
設備を休止した。平成26年6月26日(木)、消費者が自宅に戻ったところ、容器がないことを確
認した。6月27日(金)、販売店の従業員が赴き、LPガス20kg容器2本がないことを確認し、盗
難にあったことが判明した。消費者が不在にしていた平成25年9月上旬から平成26年6月26
日までの間に、盗難されたものと思われる。
無
平成26年6月27日午前10時頃、保安センター職員が点検・調査に行ったところ、LPガス20kg
容器1本が無くなっているのを発見した。チェーンはしていたが、施錠はしていなかった。消費
先は毎日は使用しておらず、無くなった日付は不明である。6月25日に販売店が検針に行っ
たときには、異常はなかった。その後、7月25日に現場周辺の草むらで放置されていた容器を
販売店が発見した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
96 消費
器の盗難
三
2014/6/29 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
アセチレン
容器、酸素
97 消費
容器の盗
難
愛
2014/6/29 知
県
その他
C
(盗難)
LPガス容
98 消費
2014-4器の紛失
兵
庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
容器
他(工
本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
アセチレン
容器、酸素
2014-599 消費
容器の喪
失
静
岡
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(紛失)
酸素
その
他(資 容器
材倉 本体
庫)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
事故概要
無
事故発生場所付近の住民からの連絡を受け、平成26年6月29日午後6時20分頃、販売店職
員が消費者宅に設置してあったLPガス20kg容器を確認したところ、LPガス20kg容器2本のう
ち1本がなくなっていることが発覚した。
無
平成26年6月29日(日)午前11時30分頃に、消費事業所の社長が出社したところ、工場内に駐
車してあった車両に積載していた酸素ガス7m3容器1本、アセチレンガス容器1本および工場
内の容器置き場に保管されていた酸素ガス7m3容器3本、アセチレンガス容器2本、合わせ
て、酸素ガス7m3容器4本、アセチレンガス容器3本が車両ごと盗まれていることに気付いた。
同日、消費者が警察署に盗難届を提出した。なお、前日の28日(土)に作業を終えて施錠した
時には、異常は無く、工場入口にある電動シャッターも閉めておいた。
無
平成26年4月、販売店より送られてくる容器調書に記載されている滞留容器の所在確認作業
を実施したところ、酸素7m3容器1本とアセチレン7.2kg容器1本の所在がわからないことが判
明した。消費事業所が販売店に容器が不明となっていることを連絡したところ、事故届の提
出が必要だとの返答があった。酸素7m3容器1本とアセチレン7.2kg容器1本を持参して現場で
作業をした後、帰社した際に容器を持ち帰り忘れたものと推測される。
無
販売事業者は、平成26年3月頃から消費事業者と連絡が取れなくなり、5月頃消費事業所を
訪問したところ、高圧ガス容器が保管されていた資材倉庫が撤去され、酸素ガス7m3容器1本
とアセチレンガス7.2kg容器1本がなくなっているのを確認した。何者かに持っていかれたの
か、消費事業者が現場に持ち出しているのか、詳細は不明であるが、消費事業者と長期に
わたり連絡が取れないことから、喪失として届け出た。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 4-6月一覧表
盗難・紛失事故(その他)
番
事故区分 事故名称
号
1
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
次事 事 業種
区分 状態 (主因)
(副因)
源
象
象)
該当事故無し
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
製造事業所の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
ストレーナー
製造事業所
1
カバーから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
福
2014/7/19 岡
県
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/8/7 知
県
接触改質装
置のフランジ
製造事業所
3
からの水
(コ)
素、ナフサ漏
えい火災
沖
2014/7/7 縄
県
2
附属冷凍設
備の凝縮器
製造事業所
4
接続配管か
(コ)
らのLPガス
漏えい
新
2014/7/20 潟
県
フルオ
ロカー B
0 0 17 17
漏洩
ボン2 1
2
継
手、
冷凍
設
食品 備、ス
トレー
ナー
カ
バー
フルオ
B
0 0 0 0 ロカー
漏洩
2
ボン
<製
配
造中
自動 管、
<腐食管
>(定
車
冷凍
理不良>
常運
設備
転)
0 0 0 0
水素、 B
漏洩
ナフサ 2
液化
0 0 0 0 石油
ガス
B
漏洩
2
継
石油 手、
火災
精製 熱交
換器
<製
造中
<腐食管 <検査管
無
>(定
理不良> 理不良>
常運
転)
<製
造中
>
<締結管
(シャ 理不良>
ットダ
ウン)
無
事故概要
13時20分頃、従業員が工場内に白煙が発生しているのを発見し、工場1階の天井裏から冷媒ガスが漏えいし
ていることを確認した。13時30分頃、冷媒配管の元バルブを全閉したことで漏えいは停止した。その後、避
難、換気、警察・消防への通報およびメーカーへの点検依頼を行った。メーカーが調査を行った結果、天井裏
に設置されたストレーナーのカバー固定用ボルト4本中2本が、腐食により破断していた。また、天井裏の設備
の表面には結露が発生していた。原因は、ストレーナーの本体とカバーの間に水が溜まったため、ボルトの
腐食が進行したものと推定される。なお、事業所は天井裏の配管弁類については日常点検を実施しておら
ず、腐食が事前に発見できなかった。今後は、ストレーナーのカバー用ボルト4本をS45Cからステンレス製に
取り替える。また、同一の腐食環境下にある、天井裏に設置されたボルトを全てステンレス製に取り替える。
さらに、日常点検の方法を見直し、1日1回、天井裏の巡回点検(目視および携帯型漏えい検知器による漏え
い点検)を行うこととした。
冷凍機出口温度(冷水)が高いことを発見した(出口温度設定7℃に対し、温度計12℃)。調査を進める中で、冷
媒の漏えいを発見した。原因は、屋外に設置していること、設置後14年経過していることから、経年劣化よる
ものと推定される。今後は、年次点検にて冷媒系統の腐食状態を確認することで、ピンホールの未然防止に
努める(既存の社内規定にてルールあり)。また、上記のルールを徹底するよう、社内へ再展開する。さらに、1
回/年の冷凍責任者教育の内容に、年次点検のポイントとして配管腐食の目視点検を重視することを織り込
む。
台風8号接近のため、7月7日16時より製造装置の運転停止作業を開始した。オペレーターが17時31分にE302フランジ部から10cm程度の炎が間欠的に上がっているのを確認した。直ちに制御室に連絡し、スチーム
自然 で消火した。原因は、運転停止作業の降温段階で、ボルトその他の部品の熱収縮によりフランジ付近圧の変
発火 動が起こったためと推定される。フランジ接続部から内部ガス(水素+ナフサ)が噴出し、噴出したガスは高温
のため、自然発火したものと考えられる。今後は、類似熱交換器のリークチェックを行い、漏えいが無いことを
確認した。
<製
造中
一般
<設計不 <腐食管
配管 >(定
無
化学
良>
理不良>
常運
転)
7月20日7時頃、メタクリル酸メチル(MMA)製造施設管制室の監視装置(DCS)からプロパン蒸発器(E-812)の液
面低下アラームが発報した。現場確認したところ、7時40分頃、プロパン凝縮器(E-813)から冷凍機エコノマイ
ザー(E-814)へ至る降液配管の床貫通部における防音・防振施工部より、プロパンの漏えいを確認した。緊急
対応として窒素ガスを吹き付け、希釈措置を実施しながら10時に施設を停止させた。11時35分、仮設配管を
接続し、フレアスタックで燃焼させ気相部の処理を実施し、15時52分に手配したローリーにて内液の抜き出し
処理を実施した。21時27分に抜き出しを完了した。22日10時07分に、フレアスタックでの気相部の処理につい
ても完了した。原因は、防音・防振施工の雨仕舞不良により、雨水が配管を伝わり、防音・防振材に浸透し、
湿潤状態となり配管の腐食が進行したものと推定される。また、配管外面目視検査で予兆を発見することが
できず、腐食貫通したものと考えられる。今後は、①床貫通部の防音・防振施工は、配管への腐食環境を形
成しない施工方法へ改善する。②配管の点検基準の項目を追加する。③類似施工箇所の調査および不具合
箇所を早急に改善する。
番
号
事故区分
事故名称
桟橋上の附
属配管圧力
製造事業所
5
計取り出し
(コ)
部からのブ
タン漏えい
LPG貯槽の
製造事業所 放出管から
6
(コ)
の漏えい火
災
附属冷凍設
備の圧縮機
製造事業所 メカニカル
7
(コ)
シールから
のプロピレン
漏えい
ローディング
アームの弁
製造事業所
8
からのアン
(コ)
モニア漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
神
奈
2014/7/24
川
県
三
2014/8/25 重
県
千
2014/9/3 葉
県
三
2014/9/9 重
県
0 0 0 0 ブタン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0
0 0 0 0
事故概要
船からブタンを揚荷中に、桟橋上に設置してあるガス漏えい検知器が作動し、揚荷ラインの遮断弁が閉止し
て、揚荷が停止した。荷役中断処置を行うとともに現場確認し、桟橋当該箇所よりブタン漏えいを確認した。
当該漏えい個所の縁切りを実施し、降圧を実施して、窒素によるパージ作業を実施し完了した。後日、保冷
材を外して検査した結果、付属配管圧力計取り出し部箇所に腐食減肉および開孔が確認された。原因は、保
冷材下の外面腐食による穿孔のためと推定される。今後は、保冷下腐食の水平展開検査を実施することとし
た。
B
漏洩
2
<荷
石油
<腐食管
継手 役中
精製
理不良>
>
B
漏洩
2
<製
弁、 造中 <シール
石油
火災
放出 >(定 管理不良
精製
管
常運 >
転)
平成26年8月25日(月)20時11分頃、球形貯槽(4基)において、タンクゲージの故障を知らせる警報が計器室
内DCSにて発報した。その後、操油係員がT20-101貯槽上部付設の高所放出管からの火災を発見した。火
災の発生した高所放出管は弁1つで可燃性ガスと大気とを縁切りしている。原因は、弁のシート漏れにより可
燃性ガスが大気放出管より放出され、落雷により着火したものと推定される。しかし、漏えいの原因となった
落雷
弁の分解点検、シート漏れ試験を行った結果、シール性能が維持されていることを確認したため、詳細な漏
えい原因については不明である。今後は、①当該箇所を含む類似の17か所に閉止板を挿入する。②原因に
ついて教育を行うとともに、運転標準を改定する。③運転員能力マップ(習得すべき知識・技術・技能)にシング
ル弁のシート漏れ対策を追記する。④3ヵ月に1度の頻度で球形貯槽上部も点検する。
<製
造中
>(エ
マー <シール
圧縮
ジェン 管理不良
機
シー >
シャッ
トダウ
ン)
無
エチレン製造施設(2UPC)の分解ガス圧縮機駆動用タービンに異常振動等が発生したため、エチレン製造施
設を緊急停止し、エチレン製造施設から原料供給を受けているNo.2プロピレン製造施設(2NFP)も緊急停止し
た。No.2プロピレン製造施設が安全に停止できたことを確認した後、2NFP施設内の付属冷凍設備であるスク
リュー型2段冷凍機の圧縮機(C-6001)を、分散型制御システム(DCS)より停止した直後、C-6001の防音BOX
内のガス検知器の警報が作動し、プロピレン93kgを含む冷凍機油740Lが漏えいした。冷凍機油が溶存酸素
により変質し、酸性物質を副生した。冷凍機油が循環する系に銅製熱交換器があり、酸性物質により銅が溶
出し、メカニカルシール部で析出した(銅メッキ現象)。原因は、摺動面のクリアランスが増し、機内圧が摺動面
全面に作用するようになり、緊急停止時の圧力上昇によって、その作用圧が固定環の押し付け力を超えたた
め、摺動面の面開きが生じたものと推定される。今後は、1)酸素による冷凍機油の劣化を防止するため、冷
凍機油張り込み時は、窒素バブリングにより酸素脱気を実施する。2)機器開放後の脱酸素対策を実施する。
3)冷凍機油給油温度を50℃から45℃に下げ、メカニカルシール摺動部の発熱による銅析出を軽減する。4)メ
カニカルシールバランス比を1.0に設計した固定環に変更し、摺動面の押し付け力を高めた。また水平展開と
して、1)銅メッキ現象の発生要因があるメカニカルシールを調査する。2)銅メッキ現象の可能性のある潤滑油
系の分析項目に銅を追加し、社内要領「潤滑管理要領」に追加する。3)社内の設備技術規格「メカニカルシー
ル選定要領」に銅メッキ現象によるトラブル説明を追記する。
弁、
ロー
<荷 <シール
一般 ディン
<検査管
役中 管理不良
無
化学 グ
理不良>
>
>
アー
ム
ローリーの受け入れ開始10分くらい後に、受け入れ場のガス検知器(25ppm)が発報した。即、受け入れ停止
および散水処置を実施した。漏えい箇所除害後、窒素にて気密確認を実施した(2.05MPa(設備常用圧力
1.77MPa))。漏えい箇所については、ローリー受け入れ設備であるローディングアーム第1弁のボンネットとボ
ディー締結部より、カニ泡程度の漏れを確認した。漏えいした当該バルブを解体点検した。漏えいしたガス
ケットは破損していなかったが、締め付けたときに出来る凸が片面には無い状態であった。また、以下の2点
の状態を現認した(整備については、3月に整備(外部整備会社)を実施)。①ボディー内部のねじ込み部に若
干錆があった(→ねじ込みを阻害した可能性あり)。②整備時、ペンキ剥がれ片がシール面に付着していた(→
クリアランスを作り漏えいにつながった可能性あり)。2点の状態に対して①は錆取り清掃、②は清掃を行い、
新品のパッキンを締め付けた結果、両面凸上に跡が付いた。原因は、シール面圧が出ていなかったことによ
り漏えいしたものと推定される。また、事業者の整備発注時の指示不足、検収および結果確認不足が間接原
因となったものと考えられる。
炭化
水素、 B
漏洩
プロピ 2
レン
アンモ B
漏洩
ニア 2
石油
化学
無
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
CEの蒸発器
製造事業所
9
からの窒素
(コ)
漏えい
大
2014/9/12 阪
府
0 0 0 0 窒素
反応塔の
製造事業所 フィード配管
10
(コ)
からのLPガ
ス漏えい
山
2014/9/18 口
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
11
スタンドの遮
製造事業所
断弁からの
(一般)
水素漏えい
充てん試験
終了後に充
製造事業所
12
てんホース
(一般)
からの水素
漏えい
冷凍設備の
膨張弁2次
製造事業所
13
側エルボ溶
(冷凍)
接部からの
冷媒漏えい
愛
2014/7/3 知
県
愛
2014/7/17 知
県
神
奈
2014/7/2
川
県
0 0 0 0 水素
0 0 0 0 水素
B
漏洩
2
コー
ルド・
エバ
一般
ポ
化学
レー
タ、蒸
発器
B
漏洩
2
<製
配管
造中
<腐食管
石油 (行き
>(定
精製 止まり
理不良>
常運
配管)
転)
B
漏洩
2
研究
所、ス
<製
タン
造中 <シール
遮断
ド、そ
>(定 管理不良
弁
の他
常運 >
(ガス
転)
事業)
B
漏洩
2
研究
所、ス
タン
ホー
ド、そ
ス
の他
(ガス
事業)
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
配
管、
冷凍
設備
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<停
止中 <製作不
>(休 良>
止中)
事故概要
無
窒素CE設備の蒸発器の霜付が多いため(蒸発器入口側下部)、霜除去中にその部位から霜の蒸発物(白いモ
ヤ)の出方が多くなり、窒素の漏えいが疑われた(この段階では、漏れは確認できず。)。その後、移動式蒸発
器に切り替えた後、蒸発器を停止して霜取りを行い、関係者立会のもと気密検査を実施した。その結果、溶
接部2箇所にき裂を確認した。原因は、蒸発器下部への着氷によりフィンが外側に膨らむ膨張と解氷による収
縮が、設置後約30年間繰り返された。そのため、漏れが生じた溶接部に負荷が繰り返し加わり、溶接部の疲
労割れが発生し、漏えいしたと考えられる。今後は、漏えいの疑いが生じた後、通報までの間は経過観察を
実施した。通報後、消防本部との協議により、漏えいの有無を確認するため、窒素供給を移動式CEへ切り替
え、漏えいの確認作業を実施した。移動式CEによる窒素の代替供給を講じるまでの間は、従業員による常時
監視を実施していた。漏えいを確認後、消防本部の指示により、漏えい個所の肉盛り補修を実施した。
無
運転員の定期巡回の際、第1反応塔(50D-2A/C)フィード配管に霧状のものを発見し、携帯ガス検知器を近づ
けたところ、ガスが微量漏えいしていることを確認したため、当該装置を停止した。検査の結果、配管の割れ
はアルカリ脆化割れが発生し、進展したことが確認された(本装置の流体にはアルカリ成分は含まれていな
い。)。原因は、過去の運転で蒸留装置での苛性ソーダ洗浄により、アルカリ成分が持ち込まれ洗浄が不十分
であったこと、滞留部であったこと、アルカリ脆化割れの発生領域70~80℃であったと推定される。なお、蒸
留装置の苛性ソーダ洗浄は現在は行われていない。
無
管理棟内のガス漏えい検知器(圧縮機室内)の指示が、通常1本バーであるのに対し2本バーになっているこ
とを確認した(ガス検知警報設備は発報せず。)。圧縮機室内に入り、シリンダー部や配管継手類の漏えい検
査を実施した。水素漏れが、圧縮機吐出遮断弁(PV107)グランド部であることを確認した。圧縮機を停止し、
同時に遮断弁(PV101)が閉となり、圧縮機への水素供給が停止した。その後、業者にて遮断弁グランド部の
増し締めを実施し、水素漏えいが停止したことを確認した。原因は、経年および稼動回数が多いことから、遮
断弁グランド部のパッキンの劣化と推定される。今後は、遮断弁の分解点検を実施し、パッキンの劣化具合
を確認すると共に新品に交換することとした。
無
70MPa圧縮水素スタンドにて充てん試験終了後、充てんホースの圧力が急激に低下した。作業員が水素の
漏えい音を確認した。設備を手動で停止した。その後、漏えい箇所がディスペンサー充てんホース上部であ
ることを確認した。何らかの原因でホース内面に発生したき裂が、加圧の繰り返しよって進展し、貫通したこと
により水素の漏えいが生じた。き裂が発生した原因は、メーカーにて調査中である。今後は、き裂の発生原因
が判明するまで、70MPa圧縮水素スタンドでの充てん試験を停止する。また、対策については充てんホース
内面のき裂の発生原因を究明後に検討することとした。
無
6月26日(木)、冬季運転を停止していた2系冷水チラー設備を夏季運用に向け試運転を行ったところ、低圧
カットが作動し、停止した。設備設置業者に点検を依頼した。機器は自動停止をかけ、冷媒はレシーバタンク
に自動回収する措置をとった。7月2日(水)に、業者点検により冷凍機のガス漏れ調査が行われ、レシーバ液
量確認にて液面計の液面確認ができず、また電子膨張弁2次側40Aエルボ溶接部にてピンホールが確認さ
れ、漏えいが判明した。修復手配を取り、修復まで機器は運転停止とし、修復はピンホール発生箇所の肉盛
溶接を行うこととした。原因は、膨張弁出口鋼管(2系)のエルボとレデューサー突き合わせ溶接部の溶接不良
によるピンホールの発生によるものと推定される。今後は、1系配管の保温材を外し、目視および気密試験を
行うこととした。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
14
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
大
2014/7/7 分
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
その
造中
冷凍
<腐食管
他(畜
>(定
設備
理不良>
産)
常運
転)
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
15
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
大
2014/7/7 分
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
その
造中
冷凍
<腐食管
他(畜
>(定
設備
理不良>
産)
常運
転)
<製
その
造中
他(空 冷凍
<製作不
>(定
調設 設備
良>
常運
備)
転)
冷凍設備の
製造事業所 銅管溶接部
16
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
大
2014/7/15 阪
府
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
冷凍設備の
工事中、
製造事業所 誤って凝縮
17
(冷凍)
器を破損さ
せ冷媒漏え
い
神
奈
2014/7/16
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
10A
食品
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
その 設
他(役 備、
所)
冷却
器
冷凍設備の
製造事業所 冷却器から
18
(冷凍)
の冷媒漏え
い
愛
2014/7/16 知
県
冷凍
設
備、
凝縮
器
<そ
の他 <誤操
>(設 作、誤判
置工 断>
事中)
<停
止中 <腐食管
>(休 理不良>
止中)
事故概要
無
7月7日10時頃、内蔵処理室でガス漏れ点検中に、高圧側配管の腐食によるガス漏れを発見した。早急に応
急処置(ゴムチューブ巻き+バンド締め)を行い、漏れを止めた。漏れが止まったことを確認し、配管の一部更
新等について業者と打ち合わせた。原因は、保冷配管の断熱部に水分が浸入し、配管外部腐食が進み、開
孔したものと推定される。今後は、応変更許可申請を行い、周辺部を含め配管を更新することとした。
無
7月7日10時頃、内蔵処理室でガス漏れ点検中に、高圧側配管の腐食によるガス漏れを発見した。早急に応
急処置(ゴムチューブ巻き+バンド締め)を行い、漏れを止めた。漏れが止まったことを確認し、配管の一部更
新等について業者と打ち合わせた。原因は、保冷配管の断熱部に水分が浸入し、配管外部腐食が進み、開
孔したものと推定される。今後は、変更許可申請を行い、周辺部を含め配管を更新する。
無
7月15日16時20分頃に、冷凍設備の点検時に空調用冷凍設備(冷凍ユニット)の1台について、液面レベルの
異常が確認された(この段階で室内に設置されているガス検知器作動無し)。事業者により調査が実施された
結果、冷媒系統の銅管溶接部から微少漏えいが確認された(石けん水の塗布で気泡が発生)。その後の対応
としては、冷媒ガス(フルオロカーボン134a)の残ガスの回収および窒素ガスでの置換を行い、運転を停止して
いる。ガスの漏えい量は約70kgである。原因は、次の2点から製作不良と推定される。①事故発生後に事業
者側が行った非破壊検査で、漏えいが生じた溶接部の内部にブローホールがあることが確認された。これに
より靱性が低下した部分に冷凍機の運転による振動と熱が影響して、溶接部に微細なすき間またはき裂を生
じさせ、漏えいが生じたと考えられる。②漏えいが発生した配管の部分は平成24年11月に取り替えを行って
いる。ただし、今回漏えいが生じた溶接部分についてはあらかじめメーカーの工場で施工した後、現場で冷凍
設備に据え付けを行っている。当冷凍事業所には同型の冷凍機が複数あるが、いずれも漏えい等の異常は
生じていない。
無
7月13日に、当該空調機の搬入据付を開始した。7月16日、当該空調機電源供給用の手元開閉器を室外機
側面に設置するために、ホルソーにてケーブル引込用穴開け作業をしていた。作業中に、弾みで内部にある
凝縮器Uベンドが破損し、冷媒(フルオロカーボン410A)が漏えいした。7月19日、破損部(凝縮器(正面左側))を
交換した。漏えい箇所は、凝縮器Uベント(銅管)である。原因は、室外機ケーシング側面にケーブル通線用穴
をホルソーで開けた際、誤って背後にある凝縮器を破損させたためと推定される。今後は、背後に機器類が
ある場合は、養生を行い、施工することとする。
無
平成25年6月27日に冷却用チラーのオーバーホールを行い、平成25年9月13日に夏季期間中の冷房運転を
終えて以降、漏えいした製造設備は休止状態であった。平成26年度に空調機を入れ替えたため、チラー内に
あるフルオロカーボン22(20kg)の処分をフルオロカーボン破壊処理業者に依頼した。平成26年7月16日にガス
を回収した。8月29日に業者より完了検査報告書を受け取った際、報告書中の回収量16.4kgを見て、3.6kg漏
えいしていることが判明した。原因は、冷却配管の劣化によるものと推定される。漏えいしたガスは冷却水に
より運ばれて屋上クーリングタワーより大気に飛散したものと考えられる。今後は、残存する製造設備につい
ては、大型で高精度の圧力計に交換して、運転中か否かを問わず毎日記録することにより、微妙な圧力の低
下を早期発見して敏速に対処することができるようにする。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
事故概要
冷凍設備の
製造事業所
19
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
広
2014/7/17 島
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
<製
その
造中
冷凍
<施工管 <点検不
他(役
>(定
無
設備
理不良>
良>
所)
常運
転)
空冷式ウォーターチリングユニット内の高圧ガス配管に部分的なき裂が入り、配管内部のフルオロカーボン
134aの一部が大気中に漏れ出した。原因は、老朽化により、当該配管の一部分にき裂が入ったものと推定さ
れる。人的被害および物的被害はなかった。
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機から
20
(冷凍)
の冷媒漏え
い
山
2014/7/25 口
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
その 設
他(役 備、
所) 圧縮
機
無
関係団体による定期点検により、圧縮機のヘッドカバーからの漏えいを発見した。調査を実施すると、昨年か
ら漏えいが発覚しており、昨年、今年と冷媒を20kg補充している。設置後30年経過しており、パッキン等の消
耗品では漏えいを止めることが困難であった。詳細な原因については調査中である。
<製
造中 <シール
<検査管
>(定 管理不良
無
理不良>
常運 >
転)
7月25日(金)、設備運転中に2号圧縮機(圧縮機は全4台)において、サーマルトリップが発生した。設備の運転
を停止し、メーカーに点検を依頼した。同日中にメーカーの点検後、圧縮機ターミナル部品から油漏れおよび
ガス漏えいを確認したが、冷媒の再充てん(4kg)を実施し、運転を再開した。8月7日(木)、2号機圧縮機の吐出
しガス温度が高かったため、メーカーによる点検を依頼した。冷媒の追加充てん(2kg)を実施し、運転を継続し
た。8月30日(土)、工場が定期修理の期間に入ったため、設備の運転を停止した。9月22日(月)、冷媒の回収
を行った後、漏えい部の電気端子ターミナルのプラグベース部分のゴム製絶縁ブッシュを劣化防止措置が施
されたものに交換した。10月1日(水)、施設検査(自主検査)の日程調整時に、上記事故が発覚した。10月15日
(水)、県に事故発生の電話連絡を行った。16日(木)、県に事故の経緯等を報告し、今後の対応を確認した。な
お、ガス漏えい量(合計)は、6kg+8kg=14kgと推定された。(7月25日から8月7日まで、充てん量6kg)(8月7日
から9月22日まで、機器保有量25kg-冷媒回収量17kg=漏えい量8kg)原因は、圧縮機本体の電気端子ターミ
ナルのプラグベース部分(騒音対策により、カバーで遮蔽されている状態のため、目視確認が困難)にはめ込
んだゴム製絶縁ブッシュの経年劣化により、気密性が保持できなくなり、漏えいが発生したものと推定され
る。今後は、①他3台の圧縮機について、同部品の交換を実施する。②従業員への事故事例等を用いた保安
教育および事故時の連絡体制について周知徹底する。③月例点検の実施方法を改善し、設備の遮蔽カバー
を外し、リークテスターにて冷媒の漏えいがないか確認することとした。
<製
冷凍
造中 <シール
設
<腐食管
>(定 管理不良
無
備、
理不良>
常運 >
弁
転)
7月26日7時4分頃、アンモニア漏えい警報が発報した。ただちに漏えい検知器の値を確認したところ、50ppm
となっていたため、除害装置の運転を確認し、冷凍保安責任者等へ連絡した。7時25分頃、冷凍保安責任者
が到着し、再度濃度確認を実施した。濃度が18ppmまで下がったことを確認し、漏えい点検を実施した。併せ
て冷凍機室屋上および周辺の臭気確認を実施した結果、外部への影響はなかった。漏えいの発生は系統内
圧力上昇防止のため、自動運転していた第8事業所の冷凍機からの漏えいと判明し、当該機器の運転をただ
ちに中止した。なお、運転時間は10分程度と短く、除害装置にて短時間で濃度が下がったことから、漏えい量
は少ないものと推定される。また、人的・物的被害はなかった。調査の結果、ボルトの緩み、シール面腐食等
は確認されなかった。原因は、圧縮機冷媒過冷却用膨張弁の1次側の接続部のシール用ガスケットの劣化に
よるものと推定される。使用しているダンフォスノンアスベストガスケットの老朽化(硬化)と考えられる。
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機の継
21
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
圧縮機冷媒
過冷却用膨
製造事業所
22
張弁接続部
(冷凍)
からのアン
モニア漏え
い
富
2014/7/25 山
県
佐
2014/7/26 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
継
手、
冷凍
一般
設
化学
備、
圧縮
機
食品
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
製造事業所 フランジから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
石
2014/8/3 川
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所
24
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
岩
2014/8/4 手
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
0 0 0 0
ボン2
2
冷凍設備の
圧縮機の高
製造事業所
25
圧検出部導
(冷凍)
管からの冷
媒漏えい
神
奈
2014/8/7
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
23
26
冷凍設備の
製造事業所 配管溶接部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
冷凍設備の
熱交換器油
製造事業所
27
面スイッチノ
(冷凍)
ズルからの
冷媒漏えい
宮
2014/8/8 城
県
兵
2014/8/12 庫
県
0 0 0 0
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン4
04A
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
造中
その
フラン >(ス <締結管 <施工管
他(ビ
無
ジ
タート 理不良> 理不良>
ル業)
アッ
プ)
事故概要
8月3日8時30分頃に空調ヒートポンプ(冷凍空調設備)が、自動運転開始直後に警報停止したため、保守点検
業者を呼んだ。14時00分にフランジ締付部より冷媒ガス漏れを確認したため、直ちに換気による除外措置を
講じ、フランジボルト締め直しにて漏れを閉止した。なお、フルオロカーボン22ガスの漏えい量は、推定350kg
である。原因は、平成24年12月に実施した電動四方弁オーバーホール工事の復旧の際、当該フランジ部締
結ボルトの締め付け不良により、片締めが発生していたものと推定される。また、工事終了後、通常使用の
繰り返しにより当該部分に疲労(振動・温度変動・圧力変動等)が生じ、フランジ締結ボルトが緩み、冷媒ガス
漏れ事故が発生したものと考えられる。さらに当該部分は、断熱材によって保冷されており、目視点検および
ガス漏れ検査において発見しづらい箇所であった。今後は、同様部位の総点検を実施する。
食品
<停
配
止中
<腐食管
管、
>(検
理不良>
冷凍
査・点
設備
検中)
食品
配
管、
冷凍
設備
食品
<製
配
造中
管、
<設計不
>(定
冷凍
良>
常運
設備
転)
8月7日(木)午前中に、冷凍庫の冷却状態が悪くなったため、冷凍機器のメンテナンス業者に修理を依頼し
た。同日の調査では原因を特定できず、翌8月8日も継続して調査したところ、石けん液の塗布による気泡の
発生から液配管溶接部分で冷媒(フルオロカーボン404A)の漏えいが確認されたため、直ちにガス溶接にて
修理した。気泡の発生状況から、徐々に漏えいしていたものと考えられ、漏えい量は約60kgと推定される。原
因は、圧縮機の振動による疲労または腐食により、配管溶接部に穴があき、冷媒ガスが漏えいしたものと推
定される。今後は、年1回の定期点検(冷凍能力5t/日以上の冷凍機)を実施する。日常点検で冷凍庫の温度
をチェックし、異常の早期発見に努める。
製鉄
所
配
管、
冷凍 <停
<腐食管
設
止中
理不良>
備、 >
熱交
換器
事故当日、冷凍機運転停止後に通りかかった運転員がスイッチノズルからの油漏れを確認した。漏れた油に
溶け込んでいた冷媒フルオロカーボン22の漏えいを確認した。漏えいのあった熱交換器の保温材を取り外
し、目視点検および肉厚測定を行ったところ、漏えい部分について、外部腐食による貫通を発見した。また、
他の部分についても外部腐食による減肉が認められた。原因は、当該冷凍機は設置後35年以上を経過して
おり、長年使用による外部腐食により、配管に穴が開き、そこから油とともに冷媒が漏えいしたものと推定さ
れる。
無
定期自主検査の最中に均圧管(配管)からのガス漏れを発見した。早急に業者へ連絡し、現場確認を実施し
た。処理としてはチューブ巻作業を実施し、1F機械室および屋上機器バルブを閉鎖し、ガス漏れを防止した。
その後は異常なし。原因は、配管の貫通部の老朽化によるものと推定される。
<停
止中 <設計不 <点検不
無
>(休 良>
良>
止中)
平成26年8月7日、運転開始時に、警報ランプ(故障)が点灯し、運転不可能な状況を確認した。圧力計を確認
したところ、0MPaとなっており、充てんしてあった冷媒フルオロカーボン134aの漏えいが考えられたため、点
検を依頼した。8月11日、窒素にて気密試験実施時に、高圧検出部導管にて1ヵ所の穴あき(1mm程度)を確認
した(銅管:φ2mm)。原因は、高圧検出部導管が、コイル状に巻かれ結束バンドにて結束されていたため、圧
縮機の振動により導管が擦れて穴あきが発生したものと推定される。今後は、結束バンドでの導管部の固定
を廃止する。また、定期自主点検項目に高圧検出部導管の目視点検を追加する。
無
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン1
34a
無
8月17日(日)8時19分に、警備員室内の集中監視装置において、空調のチラーの圧力低下の警報が発報し
た。10時00分に別系統のチラーに切替を実施した。14時00分に空調のメンテナンス業者が現地確認したとこ
ろ、凝縮器出口のバイパスラインの銅配管からフルオロカーボン134aが漏えいしていることを確認した。この
ため、漏えいが確認されたチラーの運転を停止した。ガスの漏えい量は100kgと推定される。原因は、凝縮器
出口のバイパスラインの銅配管と接触していた鉄板との間で、運転中の振動による摩擦が生じ、当該配管外
面に傷が付き、その部分に水分が浸入し、金属表面に電位差が生じたことにより外面腐食が起こり、ガスが
漏えいしたものと推定される。今後は、漏えいした配管部および類似した配管の取り替えのため、高圧ガス変
更許可申請を提出した。
無
事故当時、冷凍機は間接冷却装置の設置工事のため、停止中であった。8月20日13時22分頃、請負工事業
者が間接冷却装置の外枠を冷凍機に固定しようと冷凍機筐体の穿孔作業時に体勢を崩し、手で押さえてい
た裏あて材がずれ、冷媒配管を損傷させ、冷媒が漏えいした。冷媒漏えい量は33kgであった。今後は、冷凍
機から作業箇所を取り外して作業する。取り外しが困難な場合は、冷媒配管に達しないドリルを使用し、裏あ
て材は治具で固定する。
無
8月21日8時35分に、始業点検により、冷媒量に異常が無いことを確認した(液面計レベルは、3/10で以前か
ら変化無し)。10時00分に、機械室内冷媒漏れ警報器が発報したため、緊急停止後に冷媒量を確認した結
果、液面計のレベルは1/10となっていた。8月22日13時00分に、冷媒配管の防熱材を撤去して漏えい箇所を
確認した結果、配管のピンホール(1箇所)が確認された。原因は、冷媒ガス配管の断熱材が老朽化で隙間部
が発生し、呼吸作用により、配管外面が劣化・腐食したものと推定される。
無
圧縮機吹き出し配管の油抜きバルブのハンドル・スピンドル部が外れ落ち、冷媒であるアンモニアガスが漏え
いした。原因は、圧縮機の振動等により、当該バルブのハンドル・スピンドル部分が、根元の六角ボルトとも
に緩み、外れたものと推定される。今後は、緊急時の対応マニュアルを作成し、保安教育を実施する予定で
ある。
<製
造中
<製作不 <締結管
>(定
無
良>
理不良>
常運
転)
8月26日、4台設置された製造設備の1台であるスクリュー冷凍機を運転中に、油圧低下警報が出報した。現
地確認したところ、圧縮機と油分離器を結ぶ20A鋼管の異径ニップルで接続された部分(油分離器側)から、
冷凍機油および冷媒の漏れを確認した。漏えい箇所は、油分離器から圧縮機へ油を戻す20A鋼管のねじ込
み接続部と考えられる。受け入れから完成検査に至る2回の気密試験および8月26日~27日に行ったメー
カーの調査結果では、異常は認められなかった。当該設備が2月に設置したものである。原因は、メーカー組
立時の締め付けおよびシール方法等に問題があったため漏えいに至ったものと推定される。今後は、①当該
冷凍機の圧を減じ、同一構造の部位のネジ部の締め付け確認を行い、緩みがないことを確認する。②作業
従事者および運転管理員において、非常措置等の初動対応の徹底などについて保安教育を行う。③製造業
者における製品検査の強化を強く要請する。④工場での製品完成時における立会検査を強化する。
<製
その
造中
他(公 冷凍
<腐食管
>(定
共施 設備
理不良>
常運
設)
転)
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/8/17 媛
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
29
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
香
2014/8/20 川
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍
その
設
他(研
備、
究所)
配管
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
30
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
神
奈
2014/8/21
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
造中
自動 冷凍
<腐食管
>(定
車
設備
理不良>
常運
転)
28
冷凍設備の
圧縮機吹出
し配管の油
製造事業所
31
抜きバルブ
(冷凍)
が外れアン
モニア漏え
い
冷凍設備の
圧縮機と油
製造事業所 分離器の連
32
(冷凍)
絡配管接続
部からの冷
媒漏えい
北
2014/8/22 海
道
茨
2014/8/26 城
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
食品
冷凍
設
備、
バル
ブ、圧
縮機
冷凍
設
その 備、
他(研 配
究所) 管、
圧縮
機
事故概要
<停
止中 <施工管
>(工 理不良>
事中)
<製
造中
<その他
>(定
>(不明)
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
ストレーナー
製造事業所
33
カバーから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備の
製造事業所 エルボ溶接
34
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
35
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
36
(冷凍)
の冷媒漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
長
2014/8/26 崎
県
茨
2014/8/27 城
県
神
奈
2014/8/27
川
県
茨
2014/8/28 城
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
07E
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
事故概要
無
工場のドッググラインフリーザー電子膨張弁ストレーナーフランジ部より、フルオロカーボン22が150kg(推定)
漏えいした。周辺の従業員6名を、念のため病院で検査した。4名異常なしであった。2名は喉の痛みがあるた
め、投薬した(急性咽頭炎)。原因は、電子膨張弁ストレーナーフランジ部を抑えるボルト4本中2本が腐食に
より、損傷したため、漏えいしものと推定される。今後は、電子膨張弁8箇所分のボルト32本をステンレス製に
交換する。また、防熱カバーのため、内部で結露が発生し腐食が促進したと考えられる。今後は、防熱の設
置を含め防熱仕様の見直しを行う。
<製
冷凍
その
造中
設
<製作不 <検査管
他(研
>(定
無
備、
良>
理不良>
究所)
常運
配管
転)
8月26日に発生した、KEK・Bリングでの冷媒漏えい事故を受けて、8月27日に別の棟のKEK・Bリングでも冷媒
漏れ点検を行った。点検の結果、冷凍設備(OM-R-2)の屋外空気熱交換器の25A鋼管のエルボの溶接部分
のピンホールから、冷媒の漏れを確認した。漏えい箇所は、圧縮機から空気熱交換器へ高温、高圧の冷媒を
分配する25A鋼管の溶接継手部と考えられる。受け入れから完成検査に至る2回の気密試験および8月27日
~28日に行ったメーカーの調査結果では、異常は認められなかった。当該設備は平成26年2月に設置したも
のである。原因は、メーカー製造時の溶接(ガス溶接)に欠陥があったため漏えいに至ったものと推定され
る。今後は、①当該冷凍機の他の溶接部について非破壊検査(浸透探傷試験)を行う。②作業従事者および
運転管理員において、非常措置等の初動対応の徹底などについて保安教育を行う。③製造業者における製
品検査の強化を強く要請する。④工場での製品完成時における立会検査を強化する。
食品
<製
造中
冷凍
<腐食管
>(定
設備
理不良>
常運
転)
電気
冷凍
設
備、
蒸発
器
食品
<停
止中
>(そ
冷凍
の他:
設
工場 <検査管
備、
定期 理不良>
蒸発
修理
器
に伴
う停
止中)
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
8月27日0時50分頃に、水冷チラーが運転停止した。当直者が再起動操作を4時00分頃まで行ったが、発停を
繰り返すため、同日、設備点検会社にて冷媒ガス(フルオロカーボン407E)を約30kg注入した。冷媒ガス漏え
いが判明したが、そのまま運転を継続させた。故障していたバックアップ空調機の修理後、9月8日に水冷チ
ラーを停止させ、冷媒ガスを回収した。原因は、蒸発器(プレート熱交換器)内部で冷媒側から冷水側へ漏れ
があることが判明した。原因は、蓄熱槽水質の悪化にて蒸発器内部へのスケール等の堆積(すき間に腐食成
分が濃縮しやすくなる)による腐食が進行し、冷媒圧力により微細な穴が開いたものと推定される。今後は、
①建設管理に関わる部門(総務、建築、工務など)への本事例の周知を徹底する。②高圧ガス保安法対象設
備の「保安教育」の仕組みを構築する。③重要機器室系空調機定期点検内容を見直す。④日常の巡視点検
として、建物設備運転・保守員による巡視、バックアップPACフィルター清掃時の運転確認を実施する。⑤空
調設備機器類故障時の連絡体制の強化として、設備トラブルなどが発生した場合の連絡体制の見直しと責
任箇所の明確化、応急対応手順書の作成と関係者への周知を実施する。
無
機器は、シリンダーと外筒から構成されており、シリンダー内に製品(食品)、シリンダー-外筒管に冷媒が通
る蒸発器である。内筒内に混錬用のローターがある。工場の定期修繕のため、当該設備は8月8日から停止
していた。その後、一日に1回の点検により、8月27日まで停止時圧力に異常がないことを確認している。8月
28日13時から薬品洗浄を含む系内の洗浄を実施後、14時の立ち上げ前の点検時に冷媒圧力が低いことを
確認したため、冷媒配管の各バルブを閉止し、15時から設備の各部点検を実施したところ、蒸発器(コンビ
ネーター)のシリンダーに直径約10mmの開孔を確認した。冷媒は回収できなかったため、洗浄排水系を通し
てほぼ全量漏えいしたと推定される。内面はハードクロムめっきされており、内面を通る製品(食品)に腐食性
はないと考えられる。何らかの原因によりめっきの剥離が生じ、定期的に実施する機器洗浄時に腐食が進行
し、開孔に至ったものと推定される。機器洗浄は年2、3回程度の硝酸または苛性ソーダ(5%程度)による洗
浄および一日1回程度の温水洗浄を実施している。また、2年に1回の軸受け交換時に内面の直接目視点検
を実施している。今後は、点検周期を年1回とする。また、目視点検にファイバースコープを使用する等、めっ
きの点検を強化する。
番
号
37
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所 配管継手か
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
年月日
2014/8/29
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
鹿
児
島
県
0 0 0 0
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン1
34a
<製
造中 <シール
一般 冷凍
>(定 管理不良
化学 設備
常運 >
転)
無
8月29日(金)、定期巡回点検中に冷媒検知器を用いて漏えい検査を実施した。冷媒検知器にて反応のあっ
た圧縮機冷媒冷却戻り配管ユニオン継手部からの漏えいが確認された。配管補修材にて漏えいを停止し
た。漏えい量は冷凍機が継続運転できる程度の量である。配管ユニオン継手部雌ねじ側接触面への異物の
噛みを確認した。原因は、ユニオン部接触面が異物の噛み込みにより気密性が低下していたところに、運用
時の運転振動およびOリングの経時変化によって、漏れに至ったものと推定される。今後は、配管継手接続
時の接触面、接合部の取り付け確認について、整備手順書に除去確認(ゴミ噛み、傷)のチェック項目を追加
する。
<製
冷凍
その
造中
設
<腐食管
他(ビ
>(定
備、
理不良>
ル業)
常運
配管
転)
無
空調機(冷媒ガス:フルオロカーボン22)の定時パトロール時に保温処理された配管部分に結露が生じており、
確認したところ、配管の腐食部分より漏えいが確認された。原因は、当該設備は設置後16年が経過している
ことから、配管の腐食管理が不十分であったことによるものと推定される。
電気
<製
<その他
冷凍 造中
>(調査
設備 >(そ
中)
の他)
無
漏えいのあった工場生産施設用冷却水の製造用空冷式チラーユニットは、通常使用している井戸水のバック
アップの設備であるところ、8月30日(土)の1ヶ月の定期点検時にガス圧低下を確認した。休み明けに専門業
者に点検を依頼した結果、漏えいが判明した。
無
8月29日(金)、スパイラル冷凍機の始業時の冷却に通常より時間がかかるため、8月31日(日)午前10時から
点検を実施した。午前11時頃に、スパイラル冷凍機No.2からフルオロカーボン22の漏えいが判明し、漏えい
箇所は中間冷却器(過冷却器)であった。当該漏えい箇所は修理ができない箇所であり、中間冷却器を一式
交換する必要があるため、交換修理が終わるまで冷凍機を停止する。漏えい量は50~60kg程度と推定され
る。原因は、中間冷却器内の腐食によるピンホールと推定される。
無
8月29日(金)、スパイラル冷凍機の始業時の冷却に通常より時間がかかるため、8月31日(日)午前10時から
点検を実施した。午前11時頃に、スパイラル冷凍機No.2からフルオロカーボン22の漏えいが判明し、漏えい
箇所は中間冷却器(過冷却器)であった。当該漏えい箇所は修理ができない箇所であり、中間冷却器を一式
交換する必要があるため、交換修理が終わるまで冷凍機を停止する。漏えい量は50~60kg程度と推定され
る。原因は、中間冷却器内の腐食によるピンホールであると推定される。
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
38
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
沖
2014/8/29 縄
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍設備か
製造事業所
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
福
2014/8/30 島
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 過冷却器か
40
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
佐
2014/8/31 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
冷凍
設
備、
過冷
却器
<停
止中
<腐食管
>(検
理不良>
査・点
検中)
冷凍設備の
製造事業所 過冷却器か
41
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
佐
2014/8/31 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
食品 備、
過冷
却器
<停
止中
<腐食管
>(検
理不良>
査・点
検中)
39
事故概要
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン4
07C
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
<停
止中 <シール
>(検 管理不良
査・点 >
検中)
無
9月1日8時32分に、冷却温度が高いことが判明した。冷媒が漏えいしていることが想定されたため、機器運転
中に冷媒配管、メカニカルシール、安全弁などをリークディテクタにより確認するが、漏えいは発見できなかっ
た。機器停止時の漏えいを想定し、製造を終了し冷凍機が停止した9月2日1時10分に漏えい確認をしたとこ
ろ、1群-3のメカニカルシールからの冷媒漏えいを確認した。応急措置として、不具合冷凍機の冷媒配管バル
ブを閉とし、漏えい防止措置を実施した。原因は、メカニカルシールのシール不良に加えて、停止時にメカニ
カルシール部を覆っている油圧圧力が低下したことと推定される。恒久措置として、9月7日に漏えい箇所であ
るメカニカルシールを交換した。
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
<製
継
造中
一般 手、
<締結管
>(定
化学 冷凍
理不良>
常運
設備
転)
無
運転中に「低圧異常」の表示により停止した。復帰後に運転再開したものの「低圧異常」が発生し、再度復帰
させ運転したが、「低圧異常」により停止したことから、運転を中止した。原因については調査中である。
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
配
その
造中
管、
<設計不
他(倉
>(定
冷凍
良>
庫)
常運
設備
転)
無
屋上に設置された配管を覆っているラッキングと中の銅管が接触し、振動により摩耗し、その個所から冷媒が
漏えいした。原因は、配管防熱材の経年劣化(縮小)によりラッキング(SUS板0.6t)と冷媒配管(銅管)とが接触
し、冷媒が漏えいしたものと推定される。主に冷凍機運転による振動で、SUSラッキング材の端部が銅管側を
徐々に切削した。銅管肉厚(1.24mm)を切削され、管内冷媒(フルオロカーボン22液相 最大2.3MPa)が大気圧
へ放出された。切削部寸法:幅約1mm 長さ約5mm。今後は、冷凍機稼働前・稼働後点検を継続的に実施する
(夏季使用)。また、倉庫パトロールを強化し、冷凍機異常を早期発見するよう努める。
無
空調用冷凍機日常点検において、圧縮機圧力計の値が異常値(0)を指していたため、メンテナンス業者に依
頼し、調査を行ったところ、圧縮機液側電磁弁フランジ部より冷媒漏れが確認された。原因は、フランジボルト
の経年劣化による緩みと推定される。
無
冷凍設備の蒸発器の油抜き作業中に、No.3冷凍圧縮機ヘッドカバー部よりアンモニアが漏えいしたため、直
ちに作業員を退避させ、工務課員2名が漏えいのため空気マスクと防毒マスクをそれぞれ装着し、漏えい箇
所前後のバルブを閉止した。その後、換気扇およびダクトファンで大気中に安全に放出した。閉止作業を行っ
た工務課員1名は、マスクの装着がずれていたため、目が痛み充血した。原因は、集注器面制御スイッチが
動作不良となり、集注器にアンモニア液が充満し、油抜き作業中にアンモニア冷凍機が液圧縮となったため
圧縮機のヘッドカバーパッキンが破断し、アンモニアが漏えいしたものと推定される。今後は、油抜き作業手
順の見直しを行い、運転日報に集注器液面レベルの確認と、液面制御スイッチ作動点検の項目を追加する。
冷凍設備の
圧縮機駆動
製造事業所 メカニカル
42
(冷凍)
シールから
の冷媒漏え
い
群
2014/9/1 馬
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 フレア式継
43
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
岐
2014/9/1 阜
県
冷凍設備の
製造事業所
44
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
神
奈
2014/9/6
川
県
冷凍設備の
圧縮機電磁
製造事業所
45
弁フランジか
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機から
46
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
熊
2014/9/8 本
県
北
2014/9/9 海
道
事故概要
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
0 0 1 1
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
冷凍
設
備、
圧縮
機
一般
化学
継
手、
冷凍
設
備、
圧縮
機
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
食品
冷凍
設
備、
圧縮
機
<製
造中
>(そ
の他)
<その他
>(スイッ
チの動作
不良)
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
熱交換器の
製造事業所
47
配管接続部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
愛
2014/9/10 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
配
造中
自動 管、
<設計不
>(定
車
冷凍
良>
常運
設備
転)
事故概要
無
製造過程で使用している冷凍機の圧力計が正常値よりも低かったため、漏えいが分かった。翌日にメーカー
に確認してもらったところ、熱交換器の配管接続部から漏れていることを確認した。25kgの冷媒全てが漏えい
していた。原因は、圧縮機の運転振動による経年劣化と推定される。今後は、①年次点検にて冷媒系統の腐
食状態を確認することで、ピンホールの未然防止に努める(既存の社内規定にてルール有り)。②上記のルー
ルを徹底するよう、社内へ再展開する(9月10日に実施済み)。③1回/年の冷凍責任者教育の内容に、年次点
検のポイントとして配管腐食の目視点検を重視することを織り込む。
冷凍設備の
圧縮機の電
製造事業所
48
磁弁取り付
(冷凍)
け部からの
冷媒漏えい
沖
2014/9/12 縄
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
電気
冷凍
設
備、
圧縮
機、
弁
無
20時05分に、中央操作室内補助盤の「空調機故障」警報が発報した。本館2階空調機械室内制御盤で「高低
圧異常」警報の点灯とNo.2空調チリングユニット圧縮機の電磁弁取付部が折損し、本体のガス圧力が運転時
約10kg/cm2から約2kg/cm2まで低下しているのを確認した。その後、No.2空調機を停止し、ガス漏れを止め
るため、電磁弁を据え付けてロープで抑え、仮固定して処置した。原因は、No.2チリングユニット容量調整用
冷水温度設定機器の誤作動に伴い、容量調整用電磁弁がON-OFFを繰り返したことにより、容量調整用圧
縮弁駆動用シリンダがチャタリング現象に陥り、急速な疲労現象で電磁弁付け根部が折損し、漏えいに至っ
たと推定される。※当該電磁弁は今年6月中旬頃から時折異音が発生していたため、使用禁止とし、7月に点
検を実施した。その際の点検では、再現性および異常な箇所は確認できなかった。その後、連続運転とし再
現性確認を行っていたところ、8月に同現象が稀に発生することを確認した。10月の定期検査の際に、再点検
を行う予定であった。
冷凍設備の
保温材下の
製造事業所
49
フランジ溶接
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
福
2014/9/20 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
その
他(レ
ジャー
)
<製
冷凍
造中
設
<腐食管 <検査管
>(定
無
備、フ
理不良> 理不良>
常運
ランジ
転)
管理者が設備の非定常点検を実施したところ、No.1パンパードラムのガス入口配管のフランジ溶接部にピン
ホールが発生しており、冷媒ガスが漏えいしていることを確認した。パンパードラム直近のバルブを閉止し、
漏えいを停止した。当該設備は設置後23年が経過している。漏えい個所は保温のためにウレタンで被覆され
ており、配管腐食の発見が遅れたものである。
食品
継
手、
冷凍
設備
<製
造中
<誤操
>
作、誤判
(シャ
断>
ットダ
ウン)
電気
配
管、
冷凍
設備
<停
止中 <腐食管 <検査管
無
>(休 理不良> 理不良>
止中)
冷凍設備の
製造事業所 フランジから
50
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
北
2014/9/20 海
道
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
51
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
愛
2014/9/26 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
アンモ
C 漏洩
ニア
<製
造中
>(定
常運
転)
<その他
>(機器
の誤作
動)
無
次の日休日に入るために冷凍機のエンジンを止めたが、本来配管のバルブを閉めてからエンジンのバルブ
を閉めるべきところ、エンジンのバルブを先に閉めたことにより、配管に圧力がかかりフランジからアンモニア
が少量漏えいした(数量不明)。そのことにすぐに気付いた従業員が適正な措置を施し漏えいを止めたが、事
業所内にアンモニアの臭いが立ちこめたため、換気扇を回したところ、隣の事業者が臭いに気付き、警察に
通報した。
屋上に設置されているスクリュー冷凍機の空気交換器の配管から潤滑油が漏れているのを巡視点検中に発
見した。冷媒配管を調査したところ、ピンホールが見受けられて冷媒ガスの漏えいを確認した。原因は、保温
材の経年劣化により、配管と保温カバーの間にすき間が生じ、そこから浸入した雨水により、配管が外部から
腐食してピンホールが生じたものと推定される。今後は、毎日の巡視点検を再度徹底し、ガス漏れ検知器を
使用して漏えいの有無を徹底して確認する。
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
保温材下の
製造事業所
52
配管溶接部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
キャビテー
ションにより
製造事業所 ポリブタジエ
53
(コ)
ン設備から
ブタジエンが
逆流し爆発
ナフサ水素
化処理装置
製造事業所
54
の加熱炉内
(コ)
部の異常燃
焼
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
<製
その
造中 <その他
冷凍
他(ビ
>(定 >(調査
設備
ル業)
常運 中)
転)
事故概要
空冷ヒートポンプチラーに油温高のアラームが出たため、管理者が地下階より屋上(14階)までのパイプシャフ
ト内の冷媒配管について、目視点検およびガス漏えい点検を実施した。13階調査時にガス漏れ検知器が反
応したため、保温材を撤去して確認したところ、配管の溶接接続部にピンホールが生じており、ガスが漏えい
していた。設備を停止し、ピンホール部にはゴムチューブを接着し、漏えいは停止した。ピンホール発生個所
は、腐食もなく外観上問題なかった。原因については調査中である。
福
2014/9/29 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
千
2014/8/12 葉
県
合成ゴム製造プラントの定期検査終了後、Ⅱ期設備はスタート準備中(溶剤運転)であった。①Ⅱ期仕上工程
点検のため、後処理ヤードからの熱水フィード(113-P12-3,4)をストップした。②熱水の供給先である仕上ヤー
ドクラム脱水機タンク(114-V2)が液面を維持するため、114-V2からの熱水リターンが少なくなり、熱水回収タ
ンク(114-V17-2)の液面が低下した。③スタート準備中であり、熱水回収タンク(114-V17-2)のLCVがマニュア
ル設定であったため、補給水が入らず、さらに液面が低下した。④液面が低下したことにより、熱水回収ポン
<製
非高
プ(114-P4-6)でキャビテーションが発生した。⑤コアギュレーター(113-V7,V7-2:圧力約0.35MPa)からⅡ期再
造中
<情報伝
圧ガ
>(ス
<設計不 電気 処理タンク(117-V1:大気圧)へ熱水+溶剤が逆流した。⑥117-V1を介してⅡ期仕上室に可燃性ガスが充満し
石油
ブタジ
達の不備
C 爆発 火災
ス機
0 0 0 0
タート
良> 機器 た。電気設備が着火源(非防爆エリア)となり、爆発に至った。原因は、Ⅱ期熱水回収タンク(114-V17-2)から
エン
化学
>
器、ポ
熱水をⅡ期熱水回収ポンプ(114-P4-6)で昇圧し、コアギュレーター(113-V7,113-V7-2)とⅡ期再処理タンク
アッ
ンプ
(117-V1)へ移送していた際に、Ⅱ期熱水回収ポンプ(114-P4-6)がキャビテーションを起こしたためと推定さ
プ)
れる。その後に、コアギュレーターから溶剤(ブタジエン、シクロヘキサン)を含む熱水が逆流かつ、Ⅱ期再処
理タンク(117-V1)へ送液された。Ⅱ期再処理タンク(117-V1)は大気開放タンクであるため、液面より溶剤が
揮発して、合成ゴムⅡ期仕上室に滞留し、溶剤ガス爆発混合気を形成し、何らかの稼動中電気設備が着火
源となり、着火爆発したものと考えられる。
愛
2014/8/20 媛
県
8月20日2時20分頃、BTX設備のナフサ水素化処理装置のスタビライザーリボイラー加熱炉(F-4102)内部に
おいて、バーナーからナフサ留分が流出したことにより、火災(異常燃焼)が発生した。6月22日から8月5日ま
で、BTX設備の定期修理工事を行い、8月17日から運転開始準備作業を行っていた。8月20日、計器指示値
の異常を確認したため、作業員が現場に向かい、2時20分頃、加熱炉(F-4102)ののぞき窓から炉内の確認
を行ったところ、炉床で異常燃焼が発生していた。このため、装置の緊急停止を行い、2時29分に公設消防に
通報を行うとともに、縁切り操作、降圧、炉内温度を下げる操作や、防消火設備等による措置を行った。4時
53分、消防により鎮火が確認された。今回の異常燃焼は、バーナーからナフサ留分が流出したことによるも
のである。流出は、以下の原因により発生したと考えられる。①長期間の定期修理のため設備内に錆等のス
<製
ケールが生じていた(※1)ところに、運転開始によりスケールで原料供給ポンプの目詰まりが発生したため、
造中
<操作基 <誤操
ポンプの出力が低下し、ナフサの蒸留塔(C-4201)への供給量が減少した。②その結果、蒸留塔の温度が上
石油 加熱 >(ス
準の不備 作、誤判 裸火
昇して、本来気化しない多量のナフサ留分等が頂部から塔頂受槽(V-4205)に流れ、塔頂受槽の液面が上
精製 炉
タート
>
断>
昇した。③その対応として、塔頂受槽の液面調整のためにポンプ(P-4203)を操作したが、過負荷(過電流)
アッ
(※2)によりポンプが停止した。④その結果、塔頂受槽の液面がさらに上昇し、液状のナフサ等が後段の燃
プ)
料ガス系統のドラム(V-4111)に流入した。⑤ドラムへの流入過多により液面上昇の警報が発報されたが、作
業員が見落としたため、液状のナフサ等が直接、加熱炉のバーナーに流入し、異常燃焼に至ったと考えられ
る。※1:今回の定期修理期間は45日間と長期間であったこと、また、天候不順による高湿度状態が続いたた
め、設備内にスケールが生成しやすい環境にあった。※2:当該ポンプはLPGポンプであり、密度の大きいナフ
サ留分が含有されたことにより、過負荷となった。今後は、①運転開始前のスケール除去、②運転開始操作
の中断条件の設定、③燃料ガス系統への回収時期見直し、④警報の差別化、⑤運転要領の改正および保
安教育、⑥警報の差別化の所内水平展開を実施することとした。
0 0 0 0 ナフサ C 火災
無
番
号
事故区分
事故名称
熱交換器の
製造事業所 伝熱管から
55
(コ)
の塩素漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
茨
2014/7/30 城
県
フレキシブル
製造事業所 チューブから
(コ)
の水素漏え
い
福
2014/8/6 岡
県
グラインダー
による切断
作業中の火
製造事業所 花がフランジ
57
(コ)
部から漏え
いした酸素
ガスに着火
し火災
愛
2014/8/19 知
県
56
ストリッパー
塔頂油凝縮
製造事業所 器からの炭
58
(コ)
化水素、硫
化水素漏え
い
山
2014/8/30 口
県
0 0 0 0 塩素
0 0 0 0 水素
0 0 0 0 酸素
事故概要
C 漏洩
<製
造中
石油 熱交
<腐食管 <検査管
>(定
無
化学 換器
理不良> 理不良>
常運
転)
当該機器は、No.2液化塩素プラントの横置き(勾配有り)の熱交換器で、シェル側に温水(ボイラードレン水)、
伝熱管に液化塩素を通し塩素を加温する機器である。熱交換後の温水は、No.1液化塩素プラントに設置され
ている温水槽へ送られる。7月30日19時51分にNo.1液化塩素プラントに設置されているガス検知器(設定値
0.5ppm)が発報した。20時00分にNo.1液化塩素プラントおよび後段のNo.1アリルクロライドプラントを停止し、
塩素除害塔を起動した。20時40分にNo.1液化塩素プラントの塩素貯槽の移液を開始した。7月31日1時10分
に敷地境界の塩素濃度を測定し、事業所敷地外への影響がないことを確認した。温水槽ベント管より放出さ
れる塩素濃度が低下しないことから、7時35分にNo.2液化塩素プラントおよび後段のNo.2アリルクロライドプラ
ントを停止した。7時50分にNo.2液化塩素プラントの貯槽の移液を開始した。13時15分に移液が完了し、漏え
いが停止した。機器のパージを行った後に点検を行い、漏えい箇所が熱交換器の伝熱管であることを特定し
た。事業所は当該機器の温水側については腐食のおそれがないと判断しており、設置時より28年間点検を
実施せず、探傷試験、肉厚測定等の検査も実施していなかったため、温水側からの腐食の進行を見落とし
た。なお、塩素側のチューブシート面およびチャンネルカバーについては、開放検査時に異常がないことを確
認している。伝熱管全数を抜管し目視点検および肉厚測定を実施したところ、全域にわたり温水側からの腐
食による減肉が確認された。今後は、①伝熱管の目視検査、肉厚測定を定期的に実施する。②温水貯槽に
窒素ガスを導入する設備を設置した。③温水のpHを常時監視することとし、水質管理および異常時の検出が
できるようにした。④消防通報に係る社員再教育を実施した。
C 漏洩
フレキ
シブ
一般
ル
化学
ホー
ス
平成26年8月6日9時頃、水素ガス検知器が動作したため、石けん水による発泡試験を実施したところ、アル
ゴン精製用に水素ガスローダより水素ガスを供給するフレキシブルチューブからの漏えいを確認した。直ちに
水素ガス供給遮断措置を施した。原因は、当該事業所は沿岸部に位置していることから、塩害によりフレキ
シブルチューブ外面に孔食が発生したものと推定される。孔食を招いた原因としては、フレキシブルチューブ
に巻いていた防食テープが劣化して割れていたことと、当該フレキシブルチューブを20年以上も使用し続けた
ことが考えられる。今後は、①フレキシブルチューブの材質をSUS304から、耐食性の高いSUS316Lに変更す
る。②防食テープを毎年交換することとした。③フレキシブルチューブを10年(現行実績の半分)ごとに取り替
える。
C 漏洩
炭化
水素、
0 0 0 0
C 漏洩
硫化
水素
<製
造中
<腐食管 <設計不
無
>(定
理不良>
良>
常運
転)
<製
造中
一般 フラン
<施工管
火災
>(定
化学 ジ
理不良>
常運
転)
火花
(グ
ライ
ン
ダー
)
<製
造中
石油 凝縮
<腐食管 <施工管
>(定
無
精製 器
理不良> 理不良>
常運
転)
加圧ガス入口元弁下部配管断熱材(硬質ウレタンフォーム)外装板と水切りのシール部分を切断中に、同弁下
部配管外装内部から発煙が見られたので、粉末消火器を使用するも発煙は収まらなかった。そこで、同弁上
部断熱材外装板を取り外したところ、火災が発生したため、水バケツと消火器により消火した。原因は、加圧
ガス入口元弁フランジ部から漏えいした酸素ガスが、同弁下部配管の断熱材と外装板のすき間に滞留し、グ
ラインダーの火花により断熱材が発災したものと推定される。今後は、類似構造物の点検を行う。
運転員の定期巡回の際、携帯ガス検知器が作動したため、インター排水ピット周辺を調べたところ、ピット内
にガスが存在(H2S 60ppm)していることを確認した。調査の結果、3E-5A/B(ストリッパー塔頂油凝縮器)の
不具合であることが確認されたことから、当該装置を停止し、開放検査を実施した結果、3E-5Aにチューブ開
孔1本を確認した。冷却水は海水を使用している。チューブの腐食は、閉塞等により最低流速以下となった場
合にチューブ内面にデポジットが生成され進行する。原因は、運転温度が耐孔食性が低下する高温域での
使用、平成22年の開放検査時に取り替えた犠牲陽極は規格品の27%相当のものであったため100%消耗し
防食効果が無くなっていたこと等により、腐食の進行が早まったものと推定される(チューブ全数(不入、プラ
グ打ちを除く)の渦流探傷検査の結果、今回開口したチューブ以外の減肉は無い。)。また、平成22年の開放
点検でガスケットをノンアスベストに変更し、導電性材質であったため電位がガスケットが貴、管板が卑となっ
たことも、犠牲陽極の消耗が早まり、腐食の進行が早まったものと考えられる(管板面に腐食、割れが発生し
ている。)。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
重質軽油水
素化分解装
置の反応塔
製造事業所
59
出口油冷却
(コ)
器からの炭
化水素、水
素漏えい
北
2014/9/28 海
道
充てん所の
製造事業所 配管からの
60
(LP)
LPガス漏え
い
愛
2014/7/8 知
県
0 0 0 0
液面計から
製造事業所
のLPガス漏
61
(LP)
えい
岩
2014/8/6 手
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス貯槽
の逆止弁の
製造事業所
62
取り外し作
(LP)
業中の漏え
い
宮
2014/8/13 城
県
水素、
0 0 0 0 炭化 C 漏洩
水素
炭化
水素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
<製
造中
石油 熱交
<腐食管
>(定
精製 換器
理不良>
常運
転)
事故概要
無
運転課員が現場点検中に、HC-ALCチューブから油が滴っているのを発見した。その後、直ちに当該装置の
停止操作を開始した。以下の理由により、開孔原因はスケール堆積により流れの乱れが生じ、水硫化アンモ
ニウム(NH4HS)によるエロージョン・コロージョンを引き起こしたことによるものと推定される。(1)2006年に更新
後、4バンドルのみ2009年に清掃を実施したため、バンドル間、パス・チューブごとの汚れ・詰まり状況に差異
が生じ、流量に偏りが生じた。(2)流量の偏りと部分的な詰まりにより流速が早く乱れが生じた箇所においてエ
ロージョン・コロージョンが進行した。(3)減肉部は滑らかで、典型的なエロージョン・コロージョンの形態を呈し
ており、上記を裏付けている。
C 漏洩
<停
止中
<腐食管
充填
配管 >(検
理不良>
所
査・点
検中)
無
配管を固定していたアングル付近で、保安前検査を実施中の検査員のガス漏れ検知器に反応があった。漏
えい検知液により漏えい箇所を検査後、保安係員に連絡し、保安係員が漏えいを確認した。原因は、配管が
腐食していたが、漏えい個所がアングルに配管底面が密着しており、かつ漏えいしていたガスが微量であっ
たため、石けん水での目視等で確認が困難であったためと推定される。今後は、配管固定箇所のアングル等
に密着している配管のU字ボルト等を取り外して腐食状態を確認し、塗装等により腐食を進めさせない措置を
とることとした。
C 漏洩
継
<荷 <シール
販売 手、
<締結管
役中 管理不良
無
店
液面
理不良>
>
>
計
LPガス20トン貯槽への荷卸し作業終了時に立会人がガス臭に気付き、石けん水を用いて配管等を確認した
ところ、液面計の接合部分からのガス漏えいを発見した。直ちに液面計前後のバルブを閉止して点検業者に
修理を依頼した。人的・物的被害はなかった。原因は、液面計の締結部のガスケットの老朽化に伴い、締結
部の密着性が弱まり、ガスが漏えいしたものと推定される。(日中の高温対策としてタンクへの散水は実施し
ていた。)
<停
止中 <操作基 <誤操
逆止
>(検 準の不備 作、誤判 無
弁
査・点 >
断>
検中)
8月13日(水)午後、LPガス容器の残ガス回収作業を行っていたところ、残ガス回収用2.9t貯槽の逆止弁の調
子が悪くなった。元弁を閉めて逆止弁の清掃をしようとしたところ、元弁が完全に閉止されておらず、16時頃
に逆止弁の開放部からガスが漏えいした。気化熱による凍結のため、元弁は人力で閉止できず、直ちに119
番通報した。17時13分頃に到着した指定保安検査機関がレンチで閉止し、漏えいは停止した。消防では警戒
区域を設定し、区域内を通るJR陸羽東線で約20分間運転を見合わせた。原因は、元弁が完全に閉止したこ
とを確認せずに逆止弁を開放したため、LPガスが噴出し、気化熱が奪われて元弁が凍結したものと推定され
る。元弁が凍結したことにより人力では閉止できなくなったものと考えられる。事故現場に保安係員はいたも
のの、レンチで閉止する経験がなかったため、指定保安検査機関に対応を依頼した。後日、貯槽の開放検査
を実施したところ、繊維質の異物等、通常では見られない物が確認されたことから、東日本大震災で被災した
多数の容器の残ガス回収による異物が蓄積したため、逆止弁および元弁の不具合が起こったと考えられる。
事故翌日から2.9t貯槽の開放検査を実施し、全ての弁類を新品に交換した。今後は、①レンチによる元弁閉
止方法を社員全員に周知し、緊急時バルブ閉止専用工具を作成して常備する。②残ガス回収用2.9t貯槽の
ペンタン分をこまめに回収し、貯槽内の残滓物を減らす。③今回の事故のようにガス漏れが発生する可能性
がある場合は、設備検査会社に操作を依頼する。
C 漏洩
容器
検査
所
番
号
事故区分
事故名称
CEの充てん
製造事業所 ライン配管
63
(一般)
からの液化
窒素漏えい
送風機の故
障により塩
製造事業所
64
素が逆流し
(一般)
排気口から
漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
群
2014/7/1 馬
県
千
2014/7/7 葉
県
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0 塩素
バルブ閉め
不足による
製造事業所
容器からの
65
(一般)
アセチレン
漏えい火災
大
2014/7/11 阪
府
0 0 0 0
容器検査所
におけるLP
製造事業所 ガス500kg容
66
(一般)
器の耐圧試
験準備中の
漏えい爆発
埼
2014/7/25 玉
県
液化
0 0 2 2 石油
ガス
C 漏洩
C 漏洩
アセチ
C 漏洩
レン
C 漏洩
配
管、
コー
製鉄
ルドエ
所
バポ
レー
ター
<そ
の他
>
(ロー <設計不
リー 良>
受け
入れ
中)
事故概要
無
液化窒素CEにローリーにて充てん中に、充てんライン銅配管より漏えいがあることを発見した。ガス漏えい確
認後、直ちに充てん作業を中止し、液化窒素CEのガスを充てんラインより放出し、安全の確保を行った。原因
は、ローリー受け入れ時(低温)と受け入れ時以外(常温)の温度変化による熱収縮によって、応力が継ぎ手部
に集中し、経年劣化が起こり、割れが発生したものと推定される(当設備の設置は昭和45年4月2日)。今後
は、充てんラインの逆止弁、放出弁、配管、継手の更新を行う。
排気
<荷
一般 口、
<検査管 <設計不
役中
無
化学 送風
理不良>
良>
>
機
液化塩素7800kgをタンクローリーから貯槽(V-2001)に受入後、ローリーと貯槽の接続配管内に残留している
塩素を乾燥空気で除害設備へパージ作業中に、排気ガスを除害設備に送る送風機が故障し、建屋内の局所
排気口から微量の塩素ガスが逆流し、建屋内に設置してあるガス漏えい検知器が発報した。貯槽建屋の外
部への漏えいはなく、人的被害もなかった。液化塩素設備の設置建屋内を換気するため、室内空気を塩ビ製
配管(10Bのダクト)を経由し送風機で除害設備に送っている。配管先は、液化塩素の除害ラインと合流し除害
設備へと流れる。原因が、送風機のVベルトが摩耗劣化し、モーターの動力が送風機に伝達されず送風停止
状態となったため、除害設備にパージガスが吸引されず、塩素を含んだパージガスが液化塩素設備建屋内
の局所排気口に逆流し、漏えいしたものと推定される。今後は、塩素受入作業点検マニュアルを改訂(事故防
止策を追加)する。
火災 建設
従業員が溶接作業をしていたところ、約3m離れた高圧ガス貯蔵庫内のアセチレンガス容器(1本)から火炎が
噴出しているのを見て、直ちに消防署へ通報した。到着の消防隊が確認すると、容器バルブ側の可溶栓が溶
け、アセチレンガスが火炎となって噴出していた。他に火源がないことから、何らかの原因で漏えいしたガス
に溶接機の火花が着火したものと推定される。消防隊が放水と貯め水で容器を冷却した後、可溶栓部分の
<貯
火花
穴をアルミ栓で閉栓し、火炎の噴出を止めた。溶接作業を行っていた従業員からの聴取では、「作業中に高
バル
<容器管 <点検不
蔵中
(溶
圧ガスボンベ貯蔵庫付近からガスが激しく噴出しているような音を聞いたので様子を見に行くと、貯蔵庫内の
ブ
理不良>
良>
>
接)
アセチレンガスボンベ(1本)から火炎が噴出していた。」とのことであった。原因は、容器の使用後にバルブの
閉めが不足したことからアセチレンが漏えいし、傍で行っていた溶接作業の火花が着火したものと推定され
る。今後は、従業員への高圧ガスに関する安全教育と高圧ガス容器の点検を使用開始時および使用終了時
に必ず実施することとする。
<そ
その
LPガス500kg容器の容器検査中にLPガスが漏えいし、爆発した。その間に消防署に通報し、作業を行ってい
の他 <操作基 <誤操
他(ガ 容器
た従業員2名が火傷を負い、救急搬送された。原因は、検査準備作業の際、当該容器の弁(ガス取り出し弁お
爆発
>(容 準の不備 作、誤判 不明
ス事 本体
よび充てん弁)を開放したことで、容器内に残留していたLPガスの可燃性蒸気が容器検査所内に滞留し、稼
器検 >
断>
業)
動中であった扇風機の電源コードのつなぎ合わせ部分が着火源となって爆発燃焼したものと推定される。
査中)
番
号
67
事故区分
事故名称
CEからロー
製造事業所 リへの充て
(一般)
ん作業中の
窒素漏えい
CEの蒸発器
製造事業所 入口配管溶
68
(一般)
接部からの
窒素漏えい
69
炭酸ガス気
製造事業所 化器のコイ
(一般)
ル配管から
の漏えい
圧縮機の安
製造事業所 全弁用導管
70
(一般)
からの炭酸
ガス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
長
2014/8/15 野
県
大
2014/8/27 阪
府
千
2014/9/5 葉
県
茨
2014/9/6 城
県
0 0 1 1 窒素
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
0 0 0 0
炭酸
ガス
炭酸
ガス
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
漏洩
その
<荷 <誤操
他(ガ
継手 役中 作、誤判
ス事
>
断>
業)
食品
配
管、
コー
ルド・
エバ
ポ
レータ
食品
<製
造中
気化
<検査管
>(定
器
理不良>
常運
転)
食品
<製
造中
圧縮
<設計不
>(定
機
良>
常運
転)
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
事故概要
<点検不
無
良>
液体窒素貯槽からローリー(関係事業所の運行)へ液体窒素を充てんするため、フレキシブルメタルホース
(内径40mm)を車両側へ接続し充てんを開始したところ、液漏れが生じた。接合部を打撃して漏れを止めよう
としたところ、接合部のホース先端が外れて作業車の胸と足に液体窒素がかかり、作業者1名が軽度の凍傷
を負った。充てん作業時にフレキシブルホースをホース受け側に接続したが、接続が不完全で若干の漏れが
生じたものと考えられる。これを打撃で増し締めして止めようとしたが、打撃によりフレキシブルホースが外れ
液化窒素が漏えいした。原因は、充てん作業の接続不完全の対処に誤判断があったものと推定される。ま
た、通常状態では緩まないはずのフレキシブルホース先端のねじ込み式カラーリング(真鍮製)が何らかの原
因により緩み、脱落したものと推定される(事故後、ねじ山の摩耗が見つかった)。ホースメーカーによる調査
では、ホース接続時の打撃の際、カラーリングに衝撃が伝わり、ホース本体(ステンレス製)のねじ山より軟ら
かい真鍮製のカラーリングのねじ山が徐々に変形し、その状態での繰り返し使用により摩耗したものと考えら
れるとのことである。今後は、ホース先端のカラーリングの材質をステンレス製に変更し、他のフレキシブル
ホースを含め、月1回の点検を実施する。
無
メンテナンス会社による毎月1回の自主検査を実施していたところ、窒素CEの蒸発器本体入口側下部配管部
の溶接部分からのき裂により微量の窒素が漏えいしているのを発見した。原因は、設置後27年が経過してお
り、配管溶接部が熱応力の影響により劣化したものと推定される。
無
9月5日(金)11時00分、炭酸ガス気化器(コイル配管を湯に浸し、熱交換することで気化させる装置)の点検時、
気化器(No.1気化器 平成16年稼動)の液面に泡立ちを発見した(前回点検時には異常は無い)。直ちに気化器
を停止し、人的・物的被害が無い点も含め、県に報告した。9月8日(月)に再度、気化器内部点検を実施したと
ころ、コイル配管のエルボ部にて漏れが確認された。当該エルボは気化器内の熱交換部(湯に浸かっている
部分)において、最初に設置されたエルボであるため、温度変化、配管の収縮が最も激しい箇所と想定され
る。その影響により、エルボにピンホールまたはき裂等の破損が生じたと考えられる。今後は、他のコイル配
管の同一箇所について補修および検査を実施する。
無
0時55分に装置が自動停止したため、巡視者が点検に向かったところ、No.1圧縮機2段出口スナッバの安全
弁用導管(ノズル)から炭酸ガスが漏えいしているのを覚知した。速やかに当該圧縮機前後弁の閉止等の停
止処置を実施した。残圧がなくなり、漏えいが停止していることを2時30分に確認した。漏えい量は163m3と推
定される。ノズルに溶接されているサポートブラケットの端部からノズルの周方向(両側)に長さ約1cmのクラッ
クが確認された。原因は、安全弁と元弁の荷重および圧縮機の機械振動による繰り返し応力がブラケット端
部に集中し、当該部分が疲労した結果、クラックの発生に至ったものと推定される。今後は、サポートブラケッ
トを直接溶接からボルトアップによる固定方法に変更する。
番
号
71
事故区分
事故名称
熱交換器か
製造事業所
らのヘリウム
(一般)
漏えい
CEの配管溶
製造事業所
72
接部からの
(一般)
窒素漏えい
塩化メチル
蒸留塔上部
製造事業所
73
鏡部分の保
(一般)
温外装下か
らの漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
茨
2014/9/12 城
県
群
2014/9/17 馬
県
群
2014/9/21 馬
県
0 0 0 0
ヘリウ
C 漏洩
ム
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
C 漏洩
クロル
C 漏洩
メチル
窒化処理炉
製造事業所 の補修工事
(一般)
中のLPガス
漏えい爆発
長
2014/9/28 野
県
液化
0 0 1 1 石油
ガス
C 漏洩
スタンド内で
車の誤発進
製造事業所
75
による緊急
(一般)
離脱カプラ
の作動
香
2014/8/24 川
県
天然
0 0 0 0
ガス
破裂
C 破損
等
74
事故概要
<製
造中
その
熱交 >(ス <設計不
他(研
換器 タート 良>
究所)
アッ
プ)
無
9月12日9時頃にヘリウム液化機の起動を行ったが、起動中にタービン冷却水異常で機器が自動停止した。
14時から16時20分にかけてメーカーによる点検を実施した結果、循環水タンク内に気泡が発生していることを
確認した。気体を検査し、気体がヘリウムであることを確認した。冷却水の排水および系内のヘリウムの回収
を行い、18時30分頃漏えいが停止した。なお、冷却水は開放系であり、漏出したヘリウムガスは大気に放出
された。冷却水系統の点検を行い、熱交換器内部で漏えいしていることが判明した。原因は、当該設備の前
回の交換から12年経過していることから、疲労により漏えいに至ったと推定される。
配
管、
コー
ルド・
自動
エバ
車
ポ
レー
タ、蒸
発器
無
9月19日(金)14時00分頃、日常点検中に漏えいがあることを発見した。原因は、ガス使用時(低温)とガス未使
用時(常温)の温度変化による熱収縮によって、応力が配管溶接部に集中し、経年劣化が起こり割れが発生し
たものと推定される。
<製
造中
一般 蒸留
<腐食管 <検査管
>(定
無
化学 塔
理不良> 理不良>
常運
転)
高圧ガス設備の日常点検中に、当該蒸留塔上部鏡部の保温ラッキングとノズルの間が部分的に変色してい
ることを確認した。その保温周辺で、わずかな塩化メチルの臭気がした。なお、このガスはメチルクロロシラン
を微量に含む。(人的被害、漏えいなどによる被害なし。メチルクロロシランは外気の水分と反応して、塩酸、
およびオイルもしくは固形のゲルを生成する)。原因は、保温外装の目止めが劣化し、雨水が外部から侵入
し、塔本体が外部腐食により腐食が徐々に進行し、孔食が貫通したものと推定される。機器自体は錆止め塗
装されていたが、塩化メチルに含まれるメチルクロロシランの外気との加水分解反応により塩酸が生成され、
塔外部より腐食が進行したものと考えられる。
爆発 機械
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<停
ガス 止中 <誤操
の元 >(検 作、誤判
栓
査・点 断>
検中)
<製
緊急 造中 <誤操
運送 離脱 >(定 作、誤判
カプラ 常運 断>
転)
火花
(グ
ライ
ン
ダー
)
事業所のチッ化処理炉の補修工事のため、作業員1名が炉内で作業を行っていた。その時、炉内と外気とを
炎で遮断するためのフレームカーテン用のLPガスが噴出していたと思われる。作業員は噴出に気がつかな
いまま、ハンドグラインダでの作業を行い、グラインダの火花が噴出していたLPガスに引火し、爆発した。さら
に、作業員が炉内にいる状態で出入口が炎で遮断されてしまい、作業員は炉の外に出る際、炎で火傷を負っ
た。原因は、メンテナンスを行う前に別業者が周辺機器の修理を行っていたため、ガスの元栓が閉まっている
と誤認したものと推定される。また、工場内にアンモニア臭がするため、LPガスの噴出に気がつかないまま、
グラインダでの作業を行ってしまったものと考えられる。今後は、ガス漏れ検知器の設置を検討する。
無
8月24日20時10分頃に、営業所内の圧縮天然ガススタンドにおいて、車に天然ガスを充てん後、充てんノズ
ルをはずす前に車が誤発進し、安全装置である緊急離脱カプラーが破損した。このときにガスの漏えいはな
かった。今後は、充てん手順書の見直しを行い、見直した手順書の再教育を徹底する。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
移動中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
1 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
栃
2014/7/4 木
県
2 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
神
奈
2014/7/14
川
県
3 移動
4 移動
5 移動
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下によるLP
ガス漏えい
荷卸作業中
のタンクロー
リーのニード
ル弁からの
液化天然ガ
ス漏えい
移動式製造
設備の液配
管溶接部か
らの炭酸ガ
ス漏えい
東
2014/7/28 京
都
石
2014/8/18 川
県
2014/9/5
神
奈
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0 窒素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 1 1
0 0 0 0
天然
ガス
炭酸
ガス
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
C 漏洩
容器
<移 <交通事
充填 本体、
動中 故>(自
所
バル
>
損)
ブ
C 漏洩
<移 <交通事
容器
動中 故>(他
本体
>
損)
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
運送
運送
容器
<移
本体、
<容器管
動中
バル
理不良>
>
ブ
運送
<荷
ニード
<設計不
役中
ル弁
良>
>
運送
<そ
の他
>(荷
配管、 役終 <設計不
ローリ 了直 良>
後の
点検
時)
事故概要
無
13時54分、配送員がLPガス容器(50kg容器25本、20kg容器2本)を積載した車両で移動中に、信号が赤になっ
たためブレーキをかけたところスリップし、車体が横転した。容器が道路に散乱し、転落した衝撃により5本程
度の50kg容器のバルブが開き、少量のガスが噴出したが、すぐにバルブを閉め、噴出は止まった。散乱した
容器により、一時片側車線が通行止めとなったが、14時30分頃に容器は回収され、15時40分頃に通行止め
は解除された。回収された容器は、7月8日に容器検査所において検査が行われ、一部バルブキャップ等の
補修はあったものの、容器およびバルブ本体の異常は確認されなかった。原因は、運転操作ミスに起因する
交通事故によるものと推定される。今後は、①当該事故情報を事業所内で共有する。②配送中は、車間距離
を十分に保ち、法定速度を遵守、安全運転を徹底する。③従前の配送計画は1日20~25軒であったが、配送
計画に余裕を持たせるため、15~20軒に減らす。④転落した容器の安全確認(検査実施)する。
無
工場から出発した配送車が、事業所に荷降ろした後、別の事業所にガスを配送するため、道路を走行してい
た。わき道から一時停止を無視して出てきた4tトラックが右側面から配送車に衝突し、配送車が横転した。積
載していた超低温容器6本(液化酸素175L容器2本、液化窒素175L容器4本)が投げ出され、うち液化窒素
175L容器2本からガスが漏えいした。原因は、容器転倒時にバルブが開いたことにより漏えいしたものと推定
される。
無
配送のため事故発生場所付近のS字カーブを移動中に、前方に停車車両を発見し、ブレーキを踏んだ際、助
手席側荷台のフック掛けに不備があり、全37本のLPガス容器のうち20本の容器を路上に落下させてしまっ
た。落下の衝撃により、LPガス30kg容器3本のバルブ充てん口よりガスが漏えいし、別の30kg容器1本が前方
停車車両後部に当たり、車が損傷した。原因は、運搬車両助手席側荷台のフック掛けの不備のためと推定さ
れる。また、容器バルブ、容器キャップの締め込みが不十分であったものと考えられる。今後は、①配送時
に、バルブ、キャップの締め込み、荷締機の固定、荷台あおりのフック掛けを指差呼称し確実に行う。②周囲
に民家等がある場合、被害の拡大を防止するための注意喚起を行う。③ガス漏えいの際、落ち着いて事故
処置を行うほか、必要に応じ関係機関に救助を求める。④定期に配送者および関係者に事故処置方法等の
安全教育を実施する。⑤関連営業所に事故内容の周知と注意喚起を行う。
無
工場でローリー荷卸し作業準備のため、タンク内圧力を0.55MPaまで上昇中に、液面計下部にあるニードル
弁のスピンドルハンドルが突然外れ飛び、液漏れが発生した。当該スピンドルハンドルについては、常時「開」
にするために、タンク製造メーカーによりスペーサーが施され、「閉」となることを防いでいた。このスピンドル
ハンドルにつき、事業者による後日の事故原因分析作業の中で、構造上の問題(スピンドル部のネジピッチと
袋ナットのピッチ、回す方向が同一であり、ハンドル・スペーサー・表示板・袋ナットが一体となることで供回り
し、場合によっては、外れる危険性があるとのこと)を抱えている可能性があることを確認した。原因は、構造
上の問題によりネジが緩んだものと推定される。8月25日~27日にかけて、全170台のLNG車両について、全
ての「袋ナット」(計1,191箇所)の増し締めを実施した。併せて、常時「開」のバルブ(計318箇所)は、番線S字
固縛を実施し、ハンドルの回転を防止した。今後は、1)スペーサーおよび表示板を取り外す。2)ハンドルを取
り外す、またはVN3とVN2のハンドルをワイヤーで繋ぎ、ステムが回転しない措置を講じる。3)グランドナット締
め付け部に「合いマーク」をつける。(グランド部がねじ込み形状となっている全てのバルブを対象とする。)※
日常点検項目に相マーク確認を追加し、対応する。4)パネルナットをロックナットとして使用する。(パネルナッ
トは現状のまま、寸法・形状の変更は行わない)5)グランドナット締め付け部にロックタイト(ネジゆるみ防止剤)
を塗布する。
無
14時40分頃に液化炭酸ガスの荷卸し作業を開始した。荷卸し作業前点検では、液漏れ等の異常は一切無
かった。荷卸し中においても異常は無かった。15時00分に荷卸しが完了し、荷卸し終了後の点検作業の最中
に、ローリー液ラインの緊急遮断弁とストレーナーとの間で、SUS配管溶接部からシューという音と微量のガ
ス漏れを発見した。点検の結果、配管溶接部に1箇所のピンホールを発見した。直ちにタンク元弁と液排出口
との中間液ラインの圧力抜きをブロー弁にて実施した。原因は、機器の製作後、28年が経過しており、この間
の運転により当該部分の温度変化、圧力変動によりピンホールが発生したものと推定される。なお、当該製
造設備は廃止することとした。
番
号
事故区分
事故名称
6 移動
車両に積載
した炭酸ガ
ス容器の安
全弁作動
7 移動
交通事故に
よる圧縮天
然ガス自動
車の減圧弁
からの漏え
い
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
(1次
業種
計
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
大
2014/9/6 阪
府
岡
2014/7/20 山
県
0 0 0 0
0 0 0 0
炭酸
ガス
天然
ガス
C 漏洩
破裂
C 破損
等
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
その
容器
他(溶
本体
接)
漏洩 運送
弁
<貯
<容器管
蔵中
理不良>
>
<消 <交通事
費中 故>(自
>
損)
事故概要
無
9月6日(土)午前10時頃に、荷台に炭酸ガス15kg容器2本(作業用、予備用)を積載したバラ積みトラックが作業
現場付近のコインパーキングに駐車し、運転手および作業員は作業のため、作業用の容器1本を持ち出し、
予備用の容器1本は荷台に積載したままトラックから離れた。13時頃に会社から、荷台のトラックの容器から
ガスが漏れているとの連絡を受け、車両に戻ると荷台の予備用の容器からガスが噴出・漏えいしていた。原
因は、長時間炎天下に置かれていたため、容器内の内圧が上昇し、安全弁からガスが噴出したと推定され
る。なお、当該容器は横に倒した状態で搬送されており、写真により確認した結果、転倒等による外的な損傷
痕は認められず、バルブ、弁等の損傷により噴出・漏えいした可能性は低いと考えられる。今後は、高温下、
車両での貯蔵をしないこと、その他法令遵守を徹底するよう事業所内で周知する。
無
午前0時30分頃、配送品の積み込みを完了し、配達に出発した。午前0時40分頃東進中に、停車していた車
両後部に衝突し、燃料用圧縮天然ガス容器の低圧縮減圧弁が破損し、燃料用ガスが漏えいした(衝突された
車両は無人)。消防隊は事故車両周囲のガス検知を実施し、助手席側容器から1メートル付近で可燃性ガス
を検知した。警戒区域を設定し、送排風機にて希釈を実施した。また、事故車両のバッテリー端子を外し二次
的災害危険の排除を行った。運転席側容器には破損が無く、容器元弁を閉止した。一方、助手席側容器は、
ガス充てん口付近の破損箇所からガスが漏えいしていたため、危険と判断し容器元弁の閉止は出来なかっ
た。その後、漏えいが弱まったため、警戒筒先を配備した状態で容器元弁の閉止を行った。閉止後、ガス検
知を実施し、漏えい停止を確認した。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
消費中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 消費
溶断作業中
の火災
広
2014/8/14 島
県
液化
石油
C 火災
0 0 1 1
ガス、
酸素
2 消費
田地の燃焼
によりアセチ
レン容器が
被災
大
2014/9/23 阪
府
0 0 0 0
3 消費
4 消費
除害設備か
らの臭素漏
えい
炭酸ガス容
器の安全弁
作動
岡
2014/7/7 山
県
京
2014/7/21 都
府
アセチ
C 火災
レン
0 0 0 0 臭素
炭酸
0 0 0 0
ガス
C 漏洩
C 漏洩
その スプ
他(造 レー
船所) 缶
建設
<消
<不良行
費中
為>
>
<そ
<その他
容器 の他
>(田地
本体 >(不
の燃焼)
明)
<製
造中
<誤操
一般 除害 >(ス
作、誤判
化学 設備 タート
断>
アッ
プ)
容器
本
<貯
鉄工
<容器管
体、 蔵中
所
理不良>
安全 >
弁
事故概要
LPガスと酸素を使用し鋼板(SS400)を溶断中に、鋼板の下にあったスプレー缶(防錆剤:LPG)が加熱され、溶
高温
断の火花にガスが引火し、事故に至った。原因は、LPガスの消費設備の直近(1m程度)に、スプレー缶を放置
物体
したまま作業を行ったため、スプレー缶の温度が急激に上昇し引火につながったと推定される。
田地
の燃 隣接している田地の燃焼行為が延焼し、資材置き場の資材とともに空きアセチレンガス容器が燃焼した。
焼
無
事故のあった施設は、工場内でBLプラントと呼ばれる臭素を製造する液化塩素製造所許可設備の特定高圧
ガス消費届出施設であり、海水から採れた苦汁(別名にがり)に塩素を吹き付けて臭素を製造する設備であ
る。当日は、スタートアップ時に人為的ミスで通常より多く塩素を仕込み過ぎたため、通常より大量の臭素が
製造され、除外設備で除外できなくなり、除外設備の排突から大気に漏えいした。従業員が排突から噴出す
る茶色のガスを発見し、制御室に連絡し、直ちにバルブを閉鎖することにより噴出を停止させた。工場外の被
害確認を直ちに行ったが、被害は認められなかった。大気との拡散により、臭素ガスは短時間で消滅したと
考えられる。
無
消費先は、平時は事業所内に容器を保管しているが、一時的に事業所入口横に移動させて事業所内の片付
けを行っていた。このため、容器の納入業者は、消費先に対し屋外保管は危険である旨の注意をし、いった
んは事業所内へ移動させていたが、事業所内の片付けのために再度移動させたまま、事業所内への収容を
忘れてしまった。このため、猛暑で外気温の上昇により容器の内圧が上昇して、炭酸ガス30kg容器1本の安
全弁から液化炭酸ガスが噴出したと考えられる。原因は、猛暑により外気温が上昇したため、屋外に設置し
ていた炭酸ガス容器の内圧が上昇し、容器の安全弁が作動して炭酸ガスが噴出したものと推定される。今後
は、屋内の直射日光の当たらない場所に容器を移動させ、鎖掛けして容易に移動できないようにするととも
に、空容器と混同しないよう保管場所の分離等を設置する。また、他の消費先に対して、同様の事故が発生
しないよう、屋外保管の危険性の注意喚起を実施する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
5 消費
炭酸ガス容
器の安全弁
作動
愛
2014/7/25 知
県
0 0 0 0
6 消費
配管の破損
によるLPガ
ス漏えい
石
2014/7/28 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
7 消費
車両接触に
よる供給管
からのLPガ
ス漏えい
島
2014/8/8 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
8 消費
9 消費
回転釜から
のLPガス漏
えい火災
溶接作業中
の逆火によ
る火災
炭酸
ガス
事故概要
無
工場職員が容器置き場の付近へ行ったところ、炭酸ガス容器からガスが噴出しているのを発見した。近隣住
民が通報し、消防と警察が出動した(人身被害、物的被害はなし)。原因は、直射日光により容器内のガスの
圧力が上昇し、安全弁が作動したものと推定される。人身被害、物的被害はなかった。今後は、直射日光が
当たらない場所へ保管場所を変更する。
C 漏洩
窯業 配管
<貯 <交通事
蔵中 故>(他
>
損)
無
事業所に出入りしている業者が、誤ってユニック車のブームを上昇させたまま構内を走行し、LPガス2.0トンバ
ルク貯槽より工場内にガスを供給している配管に、ユニックのブームが接触したため、配管が破断しLPガス
が漏えいした。周囲にいた作業員が異常に気付きガス供給弁を閉にして漏えいを止めた。今後は、事業所に
出入りしている業者へ指導を行う。
C 漏洩
容器
その 本
<消 <交通事
他(個 体、 費中 故>(他
人)
ホー >
損)
ス
無
車両同士の接触事故が発生し、うち1台が建物に衝突した。その際に、容器を倒し、容器チェーンおよび高圧
ホース・ガスメーターを引っ張り、容器の残ガスが18m3流出した。
C 漏洩
機械
<貯
安全
<容器管
蔵中
弁
理不良>
>
北
2014/8/14 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
<消
<その他
費中
>(不明)
>
弁当製造業者の従業員が、業務用回転窯に点火するため末端ガス栓を開にし、パイロットバーナーを点火具
により着火した。その後、メインバーナーに点火するために器具ガス栓を開放したが着火せず、器具ガス栓の
開閉操作を繰り返していたところ、回転窯のガス入口部に向かって火が走り、すぐに末端ガス栓を閉止したと
裸火
ころ、火は収まった。その後、回転窯を確認したところ、ガス入口配管(回転窯の構成部品)が折損していた。
(ラ
従業員から事故発生の連絡を受けたガス販売事業者の社員が現場に駆けつけ、状況を確認後、誤開放によ
イ
るガス漏えい防止のため末端ガス栓のプラグ止めを実施した。原因は、ガスの漏えいに気づかずに回転窯
ター
の点火作業を実施したため火災に至ったものと推定される。折損した回転窯のガス入口配管の折損した付
)
近の表面に腐食や汚れは見られるが、破断面には腐食が確認されなかった。回転窯の製造メーカーに確認
したところ、当該回転窯における同様の折損は発生しておらず、外部から大きな衝撃が加わった可能性が考
えられるが詳細は不明である。
北
2014/8/14 海
道
容器
本
アセチ
体、 <消
自動
<その他
0 0 0 0 レン、 C 漏洩 火災
調整 費中
車
>(不明)
酸素
器、 >
ホー
ス
作業台上にて自動車のマフラー修理のため溶接しようと作業台後方のアセチレン7kg容器および酸素ガス
7m3容器のバルブを開き、アセチレンに火をつけ酸素ガスを出した瞬間に、アセチレン容器調整器付近から
裸火
出火した。消火器での消火を試みるが火勢が衰えないため、消防へ通報した。消防車到着後、冷却散水しな
(逆
がら残ガスを燃焼させ、14時50分頃に鎮火した。原因は、逆火によりアセチレンホースが破裂し、その火炎が
火)
アセチレン調整器を外部からあぶり、その火炎で酸素調整器もともに溶損したと推定される。今後は、年式が
古い調整器およびホースについては交換し、新たに逆火防止器を取り付けて、定期的に点検することとした。
C 漏洩 火災 食品 配管
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
10 消費
解体作業中
のバルク貯
槽からのLP
ガス漏えい
神
奈
2014/8/21
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
11 消費
車両衝突に
よる供給設
備のホース
からのLPガ
ス漏えい
鹿
児
2014/8/22
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
12 消費
ビルの外壁
崩落による
供給設備か
らのLPガス
漏えい
秋
2014/9/1 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
13 消費
水素ロー
ダーの安全
弁からの漏
えい
香
2014/9/9 川
県
0 0 0 0 水素
14 消費
天井裏の配
管からのLP
ガス漏えい
鹿
児
2014/9/11
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
事故概要
<情報伝
達の不備 無
>
休止中のLPガスバルク貯槽を解体業者が鉄くずと思い、プロテクターを取り外した状態で重機にて強制的に
持ち上げ、約20m離れた落差7mの施設中央(旧厨房内)に投下したため、プロテクター内にある各種バルブ類
全てが破損し、貯槽内のLPガス全量が漏えいした。販売事業者所管の供給設備について、供給先の施設管
理者の指示のもと、販売事業者に無断で解体業者により供給設備を解体され、バルクシステムの破損および
漏えい事故が生じた。施設管理者の求めに応じ、解体費用の見積もりを提出していたが、その後連絡のない
まま工事が行われた模様である。
無
当該消費者宅前にて車両衝突による交通事故が発生し、事故車両が消費者宅へ激突した。ブロック塀を崩
し、供給設備の1次側連結ホースを破損し、LPガスが噴出した。すぐに近隣住民が容器バルブを閉栓し、漏え
いは停止した。事故の5分後に近隣にいた販売店社員が、事故処理および仮設処理(塀を撤去するまで容器
の回収ができず)を行った。当日復旧した。原因は、車両運転者が駐車車両を避けるために徐行しようとする
も、アクセルとブレーキを踏み間違えて加速し、そのまま住宅外壁に衝突したものと推定される。
無
9月1日13時53分に、ビルの外壁が崩れ落ちた。隣接する菓子店が市消防本部へ通報した。13時59分に消防
署員が現場に到着し、LPガス50kg容器のバルブを閉止した。消防署員と近隣のLPガス販売店がLPガス容器
を取り外して、安全な場所へ移動した。14時15分頃、販売店にビルの倒壊に伴ってメーター、調整器、配管が
損傷しガスが漏えいしたと連絡が入り、現場へ出動し、事後処理を行った。ビルのモルタル外壁が老朽化に
より倒壊した際に、供給設備を損傷させた。高圧ホースに張力式漏えい防止高圧ホースを使用しており、外
壁倒壊時にガス放出防止装置が作動したため、容器からの漏えいは無かった。LPガス残量とメーター検針
から試算したところ、漏えいは破断した集合装置・調整器・供給配管・メーターおよび配管から残留分ガスが
抜けたのみである。
C 漏洩
バル <貯
一般
<点検不 <腐食管
ブ、安 蔵中
無
化学
良>
理不良>
全弁 >
事故当日は通常運転を行っていた。17時10分頃に水素ガス検知警報器が作動したため、従業員が水素ガス
貯蔵庫に駆けつけたところ、3台のうち1台の水素ローダーの安全弁より漏えいしていた。直ちに水素ガス使
用工程を停止および火災発生に備え散水を開始した後、消防署と県へ緊急通報した。19時50分に、ローダー
の全供給弁(20箇所)と安全弁の元弁の閉止により、漏えいは停止した。原因は、通常時は閉止されている緊
急脱圧弁が運送時の振動もしくは現場作業者の接触などにより、完全閉止の状態から少し緩んだことによ
り、微量の水素が漏れ、放出口から放出されたと推定される。今後は、輸送前後に次の作業を行い、緊急脱
圧弁からの漏れがないことを確認する。①手動で緊急脱圧弁の完全閉止の確認をする。②石けん水塗布に
よる放出口からの漏えいの有無を確認する。
C 漏洩
<消
<腐食管 <点検不
費中
無
理不良>
良>
>
朝礼のため会議室に集まった際に、LPガスと思われる臭気を感じた。LPガスを使用する部屋を確認したが、
臭気の原因が分からず、ガス業者に点検を依頼した。ガス業者の点検の結果、1F天井裏ガス配管のエルボ
部分が腐食しており、ピンホールを確認した。原因は、酸性雰囲気中の結露水が、2階から配管を伝わりエル
ボが腐食し、ピンホールが生じたものと推定される。なお、漏えい試験は4年毎に行っていたが、配管の外観
点検を行っていなかった。今後は、床下へ敷設された配管を、目視可能な箇所へ変更することを計画する。
C 漏洩
<停
バル
<誤操
販売
止中
ク貯
作、誤判
店
>(休
槽
断>
止中)
C 漏洩
その
ホー
他(個
ス
人)
C 漏洩
<消 <交通事
費中 故>(他
>
損)
その 調整 <消 <その他
他(ビ 器、 費中 >(外壁
ル業) 配管 >
崩落)
電気 配管
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
15 消費
大学の実習
準備中の酸
素容器の飛
翔
岩
2014/9/23 手
県
0 0 0 0 酸素
C 漏洩
その
その
<消 <誤操
他(容
容器
他(学
費中 作、誤判
器が
本体
校)
>
断>
飛翔)
16 消費
台風に伴う
土砂崩れに
より銅管ねじ
部が破損し
LPガス漏え
い
高
2014/8/3 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
17 消費
火災により
LPガス容器
が被災
神
奈
2014/8/4
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他
C (容
器罹
災)
18 消費
解体作業中
のバルク貯
槽からのLP
ガス漏えい
長
2014/9/1 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
事故概要
無
学生ら5名が動物を使った実習準備のため、酸素容器にレギュレーターを装着させる際にバルブ操作を誤り、
酸素容器から酸素ガスが噴出した。酸素容器が飛び上がり天井と壁に衝突し、天井には穴、壁には傷が生じ
た。酸素容器は酸素ガスがなくなると同室内の床に転がった。原因は、誤操作に起因するもので、酸素容器
自体には欠陥が見られなかった。なお、負傷者および火災発生はなし。
その
<消 <自然災
漏洩 他(個 導管 費中 害>(台
人)
>
風)
無
一般消費者(集合住宅)に設置されているLPガス容器置き場からの導管に、土砂崩れによる土砂が流れ込
み、導管露出部のネジ部が破断し、ガス漏えいが発生した。消防署員より連絡があり(午前10時37分)、現場
へ急行した。現場到着時は導管破損部からLPガスが漏えいしており、直ちに容器バルブを閉止し、周囲の立
入禁止および火気使用禁止を指示した。容器からの漏えいは無かった。
容器
その 本
漏洩 他(個 体、
人) 安全
弁
火災
住宅火災(原因調査中)の炎でLPガス20kg容器が熱せられ、安全弁よりガスが噴出した。LPガス20kg容器が
焦げた。
無
所有の寮を平成25年8月に業者Aに売却した。施設を使用予定であったため、供給設備は撤去していなかっ
た。(全戸とは解約した)業者Aへ売却の際は、バルクにLPガスが入っている旨(貯蔵量:平成26年9月1日現在
400kg(80%残))を報告したとのことである。業者Aから依頼を受けた解体業者(2次下請け)が当該物件を解体
した(LPガスの話は聞いていないとのこと)。14時00分頃に、当該物件解体工事にあたり、ガス配管を切断した
時にガスが漏えいしない(元弁閉止中)ことから、バルク貯槽が空であると判断し、解体重機(クラッシャー)にて
バルク貯槽プロテクター部分を摘み上げ、7m移動した。その際、調整器元弁根元部分のネジ部が破損し、ガ
ス(高圧)が漏えいした。すぐに止まると思い、その場を離れた。16時30分頃に、再度確認したが、調整器元弁
根元部分からガスが漏えいしており、止めることができない状況となっていた。16時50分に、解体業者がLPガ
ス事業者にガス漏れの報告をした。17時00分に現場到着後、漏えいを確認した。バルクメーカーに応援を要
請した。濡れタオルによる応急措置を行った。17時48分に、消防署に出動要請と近隣住宅にガス漏れのため
火気を使用しないように広報した。(17時50分、バルク残量 60%)。半径5m以内は、燃焼範囲になっているた
め、10m以上離れて監視した。18時53分にバルクメーカーが現状確認したが、漏えいを止める手段なしとの判
断であった。19時50分頃、サイホン容器にバルク貯槽の液の移動を開始した。(残量52%)。21時02分、サイホ
ン容器にガスを移せないと判断した。21時25分に、バルク貯槽の河川敷への移動を開始した。(残量42%)。
22時15分に河川敷にてバルク貯槽より大気への放出を開始した。23時10分に残液量20%を確認した。0時10
分に大気放出を完了した。
その
漏洩
他
<消 <その他
費中 >(住宅
>
火災)
継
手、 <貯 <情報伝
バル 蔵中 達の不備
ク貯 >
>
槽
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
その他の災害事故
番
号
事故区分
1 その他
2 その他
事故名称
解体作業中
の埋設容器
からの塩素
漏えい
酸素ガス移
充てん中の
ホース火災
破裂
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
群
2014/8/3 馬
県
長
2014/8/11 野
県
0 0 10 10 塩素
0 1 0 1 酸素
B
漏洩
1
C 火災
その
他(プ
容器
ラス
本体
チック
加工)
破裂
ホー
破損 機械
ス
等
事故概要
<そ
の他
>(建
物の
基礎 <腐食管
下に 理不良>
埋
まっ
てい
た)
無
<製
造中
<点検不
>(定
良>
常運
転)
作業者が空調設備施工用の工作機器に使用する酸素の小容器に移充てん機器を使用して大容器から移充
てんを行っていた。小容器への充てんが終わり、ガスを止めようとした際に、ホースが破裂・四散した。この際
に飛び散ったホース内部のワイヤーにより、作業者は右手足を負傷した。作業者は消防署により病院に搬送
され、手術を受けた。事故時にホース破裂部のワイヤー等が火花を上げていた。原因は、何らかの原因で酸
不明
素が介在し、燃焼が起きたことにより、ホースが破裂したものと推定される。なお、作業時に火気は使用して
いなかったため、着火源は不明である。また、ホースにはメーカー名や型式等の表示が見当たらない(擦れ等
により表示が消えたと思われる)ため、ホースが高圧ガスを扱うのに適した性能を有していたかを確認するこ
とはできなかった。
当該工場内のポンプ小屋床部を重機により解体中に、床部コンクリートの下から塩素ガス7m3容器1本が出
土し、その際、近づけないくらいにガスが噴き出していた。作業員がすぐに漏えいを止めようと試みていたとこ
ろ、隣接する工場の従業員が異臭と体調不良を訴え、当該工場および関係機関へ連絡した。原因は、ポンプ
小屋床下に塩素タンクが紛れており、それに気づかず重機で塩素タンクを破損し、内容物が漏出したことによ
る。ポンプ小屋床下からは、該当容器以外発見されていない。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(製造事業所)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(移動中)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(消費)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
1 消費
器の盗難
北
2014/7/1 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月1日15時00分頃、販売事業者が当該物件の居住確認のため現地へ訪問し、供
給設備を確認したところ、設置されていたLPガス50kg容器2本のうち予備側1本が無くなって
いるのを発見した。付近を確認するも発見に至らず、同日、交番に届け出た。当該物件は料
金未払いのため長期間閉栓しており、居住者が住んでいるかどうかも把握できない物件で
あった。なお、6月の検針時には異常がないことを確認していた。
LPガス容
器の盗難
三
2014/7/4 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月4日12時30分頃、配送委託を受けている業者の職員が検針を行っていたとこ
ろ、消費者宅に設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本がなくなっていることを発見し
た。
2 消費
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成22年3月30日、引越に伴い閉栓を行った。平成26年7月7日(月)15時05分頃に、LPガス
10kg容器1本が無いことに販売店社員が気付いた。7月8日(火)、手違い有無の調査のため、
販売店内を含めた調査を行った。結果、販売店に原因が無しと確認できたため、盗難と判断
した。12時34分頃に、警察署へ電話で報告した。13時20分頃に、地方事務所へ電話で報告し
た。14時30分頃、現場検証および事情聴取を行い、警察署へ被害届を提出した。原因は、消
費者宅が借家であり、ガス供給を閉栓した後再入居の可能性があったので、容器の引き上
げをすぐには行わなかったためと推定される。
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
無
現場は鉄工工場に隣接した容器庫である。当該容器庫には盗難にあった容器のほかにも複
数の容器が保管されていた。7月7日の終業後から7月8日の始業時までの間に、調整器が取
り付けられていた酸素ガス容器1本とアセチレンガス容器1本のセットと、酸素ガス容器1本が
盗難にあった。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月9日17時30分頃、販売店従業員が業務中に、消費者宅のLPガス10kg容器1本
が所在不明であることを確認した。直近の容器の所在は、7月3日に販売店従業員が業務中
に確認している。容器盗難事故と判断し、7月11日(金)に交番に被害届を提出した。
3 消費
LPガス容
器の盗難
長
2014/7/7 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
4 消費
アセチレン
容器、酸素
容器の盗
難
静
2014/7/8 岡
県
5 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/7/9 知
県
C
C
その他
(盗難)
その他
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
6 消費
器の盗難
福
2014/7/9 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
屯所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
7 消費
器の盗難
福
2014/7/10 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
8 消費
LPガス容
器の盗難
岡
2014/7/10 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
7月8日午前中に容器交換を実施した。同日の夜までは異常がなかったが、7月9日の午前中
に湯沸器が点火しなかったため、消費者がリンナイサービスへ修理を依頼した。リンナイサー
ビスが現場を確認したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることを発見し、販売事業
者へ連絡した。
無
消費者から7月10日18時過ぎに連絡があり、現場へ行き確認をしたところ、予備側のLPガス
20kg容器が盗まれていた。7月9日の夕飯での使用後には異常がなかったため、夕食後から
翌日の帰宅(7月10日16時)までの間に盗難にあった模様である。警察署へ盗難届を提出済
みである。
無
7月10日19時15分頃に、消費者より「コンロを使用しようとしたが、ガスが出ない」との電話通
報に合わせ、「容器を確認したところ、2本ともなくなっている」との情報があった。19時40分に
販売店が現地に到着し、LPガス20kg容器が2本とも無いことを確認した。新たに容器を2本配
送し、20時20分に復旧した。盗難時期については、7月10日14時00分頃に検針のため地区担
当者が訪問し、容器の存在を確認していることから、7月10日14時00分から19時15分の間に
盗まれたものと思われる。警察へは20時30分に通報するが、必要と思われる情報が即揃わ
ないことから、警察との話し合いにて、11日に改めて交番で被害届を提出することになった。7
月10日10時30分に、交番にて盗難届を提出し、受理された。実地検分では警察官が行い、販
売店社員2名が立ち会った。
9 消費
LPガス容
器の盗難
香
2014/7/10 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店は事故発生場所にLPガス10kg容器2本を設置していたが、9年前に消費者から閉栓を
依頼され、その後については、年1回(夏頃)の頻度で容器の有無を確認していた。7月10日
に高圧ガス取扱業者から販売店に連絡があり、「解体業者から引き取った容器が、販売店の
所有物なのでお渡ししたい」とのことであった。渡してもらったのはLPガス10kg容器1本だけ
だったので、所在不明のもう1本の容器(LPガス10kg容器)を捜索してもらったが、見つからな
かった。平成25年の夏以降に、容器を設置していた家は解体され、その場所に住宅が新築さ
れて、全く関係のない人が居住している。また、別のLP業者が容器を設置している。
10 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/7/11 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(農 容器
協事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月11日(金)に開栓準備のため訪問したところ、LPガス20kg容器1本が無くなって
いるのを発見した。平成25年9月30日以降、休止していたため、盗難の時期は不明である。
販売事業者が警察へ盗難届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
アセチレン
容器、酸素
11 消費
容器の喪
失
宮
2014/7/11 城
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(紛失)
酸素
その
容器
他(解
本体
体業)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
12 消費
器の盗難
茨
2014/7/14 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
その他
C
(盗難)
LPガス容
器の盗難
千
2014/7/14 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
14 消費
器の盗難
茨
2014/7/14 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
15 消費
器の盗難
島
2014/7/14 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
13 消費
事故概要
無
平成24年1月31日から販売事業者が消費者と取引を開始し、当該容器については平成25年4
月15日にアセチレンガス6.5m3容器1本を、9月12日に酸素ガス7m3容器1本を販売した。平成
26年7月11日に容器未回収のため訪問したが、消費者が事務所を引き払っていたため、10月
に至るまで何度か連絡を試みたが、連絡が取れないため、容器の所在不明と判断した。
無
平成26年7月14日(月)10時頃に、販売店社員が通りかかった際、LPガス20kg容器がないこと
に気付いた。7月10日(木)に容器を配送した際には容器があったこと、13日(日)に消費者が
容器があったことを確認していたことから、13日深夜から14日早朝にかけて盗難されたものと
思われる。
無
平成26年7月6日(日)夕方、消費者が農村協同会館で湯を沸かすため、LPガスを消費した。
7月14日(月)13時15分頃、販売事業者が月例検針のため、消費先に赴いたところ、設置され
ているLPガス20容器2本のうち1本が紛失しているのを発見した。何者かに高圧ホースを切断
され、使用側容器1本を持ち去られ、その際、切断された高圧ホースから予備側容器のガス
が放出したと推定される。消費先には囲い、施錠等がなく、日中、夜間とも敷地内に立ち入る
ことができるため、盗難の被害にあったと思われる。付近および他近隣集会所等を捜索した
が、当該容器等を発見することが出来なかった。その後、13時30分頃に警察署へ連絡し、14
時10分頃に警察署員の現場事情聴取のうえ、盗難届を提出した。消費先は、6月13日(金)10
時頃、月例検針で赴いた際には異常は見られなかった。
無
平成26年6月17日(金)、配送委託先である事業所の配送員が検針で現地を訪問した際に
は、容器があることを確認している。7月14日(月)15時、配送員が検針で現地を訪問した際
に、LPガス50kg容器1本がなくなっていることを確認した。6月17日から7月14日までの間に盗
難されたものと思われる。
無
消費先はLPガス8kg容器2本を屋外設置している。平成26年7月14日(月)に販売事業者地区
担当者がメーター検針を行った際、予備側のLPガス8kg容器1本が無いことを確認した。消費
先関係者に確認し、付近を捜索したが見つからなかったため、警察へ被害届を提出した。6月
17日(金)に行ったメーター検針では確認しているため、以降の7月14日(月)の間に盗難に
あったものと考えられる。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
16 消費
LPガス容
器の盗難
東
2014/7/14 京
都
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
営業が終了した7月12日(土)から14日(月)の深夜の間にLPガス20kg容器2本が盗難にあっ
た。チェーン等で盗難防止措置は施していたが、ホースがきれいに外されていた。
17 消費
LPガス容
器の盗難
青
2014/7/15 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月21日に空家となり、入居する見込みがないため、7月15日に配送業者へ容器の
回収を依頼したところ、LPガス10kg容器2本のうち1本が盗難にあっていたことが判明した。
18 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/7/16 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月16日、販売店配送員が近くを通りかかった際に、通常4本設置のLPガス20kg容
器のうち2本が無くなっているのを発見した。配送員から連絡を受け、販売店営業担当が再度
現場を確認したが、やはり2本無くなっていたので、警察署に届け出た。配送員は7月14日9時
頃に通常どおり4本設置してあったのを確認しているとのことである。
19 消費
LPガス容
器の盗難
熊
2014/7/19 本
郡
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月19日(土)、住民が公民館前を通った際に、LPガス20kg容器がないことに気がつ
いた。7月2日にガス検針を行った際には、異常はなかった。2年前も盗難にあっており、今回
はアンカーを打ちチェーンに鍵をつけていたが、チェーンが切断された。
LPガス容
20 消費
器の喪失
青
2014/7/22 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(工 容器
事現 本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所では、病院宿舎の工事現場にて融雪およびコンクリート乾燥作業用としてLPガス
を消費し、消費しない時はプレハブ倉庫にて保管していた。当該現場での工事が終了し、販
売店へLPガス10kg容器を返却したところ、容器の数が不足していることが判明した。消費事
業所が現場等で不足している容器を探したが見つからず、警察へ容器紛失の届出を行った。
なお、当該容器がいつなくなったのか、日にちの特定はできていない。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
消費事業所では、保育園の工事現場にて融雪およびコンクリート乾燥作業用としてLPガスを
消費し、消費しない時はプレハブ倉庫にて保管していた。当該現場での工事が終了し、販売
店へLPガス10kg容器を返却したところ、容器の数が不足していることが判明した。消費事業
所が現場等で不足している容器を探したが見つからず、警察へ容器紛失の届出を行った。な
お、当該容器がいつなくなったのか、日にちの特定はできていない。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月24日(木)18時00分頃、消費者よりLPガス50kg容器2本設置の片側1本がなく
なっているとの連絡があった。毎日、朝方・夕方に容器設置場所の確認をしているが、朝方は
容器があったことを確認しているとのことである。工具を使って取り外されているため、盗難と
判断した。
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月24日の朝、ガスコンロの火が付かなかったため、屋外に設置されている容器を
確認したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
他(解 容器
体工 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先の敷地内(門を南京錠にて施錠)に保管していた酸素ガス7m3容器1本、アセチレンガ
ス7.2kg容器1本が、7月28日(月)17時00分頃に盗難されていることを確認した。なお、施錠に
使用していた南京錠は切断されていた。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
容器の周辺から異音がするため、消費者が容器バルブを閉めて販売事業者に連絡した。LP
ガス20kg容器2本を設置しているが、供給側容器1本が無いことを確認し、警察に被害届を提
出した。平成26年7月2日(水)に販売事業者がメーター検針を行った際には確認しているた
め、以降の29日(火)の間に盗難にあったものと考えられる。なお、予備側の容器の残ガス量
を確認したところ、減少していたことから、微量の漏えいがあったと想定される。
その他
(紛失)
その
他(工 容器
場現 本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(営
本体
業所)
三
2014/7/24 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
アセチレン
容器、酸素
24 消費
容器の盗
難
千
2014/7/28 葉
県
LPガス容
25 消費
器の盗難
島
2014/7/29 根
県
LPガス容
器の喪失
青
2014/7/22 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
22 消費
器の盗難
埼
2014/7/24 玉
県
LPガス容
器の盗難
21 消費
23 消費
事故概要
その他
C
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
茨
2014/7/30 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
27 消費
器の流出
富
2014/8/1 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(工 容器
事現 本体
場)
LPガス容
器の喪失
秋
2014/8/1 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/4 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の喪失
高
2014/8/5 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
26 消費
28 消費
29 消費
30 消費
C
C
事故概要
無
7月30日(水)にガス容器の交換に行ったところ、LPガス20kg容器1本がなくなっていることを
発見した。7月22日(火)、販売店の検針員がメーター検針した際は、異常は見られなかったこ
とから、7月22日から30日にかけて盗難されたものと思われる。
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者が現場事務所でガスコンロを1台使用していたが、平成26年7月18日に作業が終わり
事務所を閉鎖した。その後、消費者は7月28日に販売事業者に対して8月1日に容器を撤去す
るよう依頼した。これを受け、販売事業者が8月1日10時頃、現場を訪れた際に容器が無く
なっていることを発見し、同日、消費者が警察署に被害届を提出した。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月1日、大雨による河川氾濫により、消費者宅の家屋土台の一部が濁流により削られた。土
台上のLPガス50kg容器2本が流された。低圧ホース、高圧ホースが切断されていた。8月3
日、流された容器のうち1本を発見した。容器内のLPガスは全て抜けていた。
その他
(盗難)
その
他(貸
容器
店舗:
本体
住居
中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月4日午後9時頃、販売店職員が月に1度の検針のため消費先を訪問したところ、
設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本が取り外されていることが確認された。また、前
回7月2日の検針時には異常は確認されていなかった。
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
8月5日14時30分頃に、消費者より、河川が増水し、小屋とLPガス20kg容器1本が流出の旨の
連絡があり、販売店担当者が現場を確認した。供給設備全体としては、供給管側のサドルバ
ンドが外れており、正面から見て自動切替が反時計回りに約半周した状態であった。なお、高
圧ホースは張力式を設置していたが、真鍮部が破断しており、容器内のLPガスは大気放出さ
れたと思われる。喪失日時については、3日夕方から避難勧告が発表され、消費者は避難し
ており、避難勧告の解除後の5日に確認していることから、日時の特定は困難な状況である。
番号
事故
事故名称
区分
アセチレン
容器、酸素
31 消費
容器の盗
難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
福
2014/8/5 岡
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
容器
本体、 <移
溶接・ 動中 <盗難>
溶断 >
機
無
8月4日深夜から8月5日未明にかけて、工場内に停車していたトラック(2tユニック車)が盗難に
あった。荷台には、早朝出発するために酸素7m3容器1本とアセチレン7.2kg容器1本を積んで
いた。
32 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/8/5 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(飲
本体
食店)
<消
費中 <盗難>
>
無
通りに面した容易に盗られる場所に供給設備(一般消費者)を設置していたため、LPガス20kg
容器1本が盗難被害にあった。
33 消費
LPガス容
器の盗難
兵
2014/8/6 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成25年8月に、最終の容器交換を行った。平成26年8月6日にガス検針のため訪問したとこ
ろ、LPガス20kg容器2本立てのうち1本が無くなっていた。
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
キャンプ場コテージに設置していたLPガス20kg容器16本が、台風11号による増水のため全て
流出した。後日、下流にて9本を回収した。
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
消費先において、台風11号による増水に備えるため、容器を1階から2階に緊急避難させた
が、想定外の増水で2階まで浸水したため、LPガス20kg容器1本が流出し、喪失した。
34 消費
LPガス容
器の流出
徳
2014/8/10 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他
(キャ
容器
ンプ
本体
場コ
テー
ジ)
35 消費
LPガス容
器の流出
徳
2014/8/10 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
容器
他(公
本体
民館)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
36 消費
器の盗難
三
2014/8/12 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(工 容器
場事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月12日、検針受託業者職員が消費先を訪問したところ、ガス圧力低下遮断の表示
があったため、販売店へ連絡した。販売店職員が現場で調査したところ、LPガス20kg容器2
本がなくなり、以前に盗難された他販売店の容器が接続されているのを発見した。
LPガス容
37 消費
器の盗難
長
2014/8/14 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月14日(木)に消防団員が詰め所の屋外に設置されていたLPガス8kg容器1本(質量販売)が
無くなっていることに気づき、後日所在の確認を行ったが不明であったため、警察に通報し
た。7月27日(日)の時点ではガスが使用可能であったことが確認されている。
LPガス容
器の盗難
福
2014/8/15 井
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月15日、ガスメーター検針時に、LPガス20kg容器2本設置されていたうちの1本が
無いことが発覚した。8月1日の容器交換時には2本とも設置されていたのを販売店が確認し
ている。
LPガス容
39 消費
器の流出
岐
2014/8/18 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(大
雨)
>
無
8月17日の大雨により川が増水し、川岸に建つ消費者宅の一部も含めて護岸が崩壊した。そ
の際、LPガス20kg容器2本が置いてあった地盤も崩壊したため、容器が宙吊りとなり、うち1本
が川に流出した。なお、残った容器は販売店が回収済みである。また、容器バルブと屋内の
元栓は、消費者が閉めてから避難した。
LPガス容
40 消費
器の盗難
北
2014/8/18 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月18日朝、消費先からガスの火がつかないとの連絡を販売事業者が受けた。販
売事業者が10時00分に現地確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち1本
が無くなっていた。付近を確認するも発見には至らず、同日、交番に届け出た。なお、8月13
日には通常どおりガス機器を使用できていた。また、設置されていた容器は容器ボックスに
収納された状態であった。
38 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
41 消費
器の喪失
石
2014/8/19 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(建 容器
設営 本体
業所)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
42 消費
器の盗難
千
2014/8/19 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
LPガス容
器の盗難
岡
2014/8/20 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
44 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
43 消費
45 消費
事故概要
無
LPガス10kg容器を道路舗装業者に納入していたが、そのうちの6本が見当たらず、消費者に
調査を依頼していたが、8月18日現在、不明のため、事故報告をした。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成19年3月28日から閉栓中であった空家に、平成26年8月19日に容器の撤去をするために
現地を訪れたところ、設置してあったLPガス20kg容器2本が高圧ホースを切断され盗難され
ているのを確認した。平成21年6月16日にガスメーターの交換を行っており、このときに容器
があるのを確認しているが、この後いつ容器が盗難されたのかは不明である。8月19日に販
売事業者が警察へ盗難届を提出した。
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月20日午後3時00分頃、消費先に設置していたLPガス20kg容器4本のうち1本が盗難されて
いることに気付いた。4本設置の最終確認は、平成22年8月20日である。いつ盗難にあったか
は不明である。
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器3本が喪失した。
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器2本が喪失した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
46 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器1本が喪失した。
LPガス容
47 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器6本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器4本とLPガス20kg容器1本が喪失した。
LPガス容
49 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器2本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器4本とLPガス20kg容器7本が喪失した。
48 消費
50 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
51 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器12本が喪失した。
LPガス容
52 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器8本とLPガス20kg容器10本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器2本が喪失した。
LPガス容
54 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器3本とLPガス20kg容器3本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器7本とLPガス20kg容器8本が喪失した。
53 消費
55 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
56 消費
器の盗難
島
2014/8/21 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月6日(水)午前11時のメーター検針の際はLPガス20kg容器2本を確認している。そ
の後、21日(木)午後からガスコンロを点火しようとしたが点かなかったので確認したところ、あ
るべきLPガス20kg容器が接続されていなかったため、販売店に連絡した。販売店職員が14
時40分に現場に行き、20kg容器1本がないことを確認した。
57 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/8/22 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月22日18時頃に、販売担当者がLPガス20kg容器1本の紛失に気がついた。確認の上、周
辺を探したが発見できず、8月28日に交番に届出を行った。
58 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/23 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月23日の夕方に、ガスが使えなかったことから、屋外に設置されている容器を確認したとこ
ろ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
LPガス容
59 消費
器の盗難
長
2014/8/24 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月24日(日)に消防団員が詰め所の屋外に設置されていたLPガス8kg容器1本(質量販売)が
無くなっていることに気づき、警察に通報した。8月25日(月)、販売店に容器番号の確認を
行った。なお、8月12日(火)にLPガスコンロが使用可能であったことが確認されている。
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/24 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月23日の夕方に、ガスが使えなかったことから、屋外に設置されている容器を確認したとこ
ろ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
60 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年8月26日(火)午前9時40分頃、販売店社員が滞留容器確認の際、盗難を発見した。
LPガス20kg容器2本立てのうち1本を他販売店所有の空容器に入れ替えられていた。なお、
他の供給設備には異常はなかった。8月18日(月)の検針の際には異常はなく、それ以降の盗
難と考えられる。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
8月29日、消費先に1年に1回の定期調査を実施したところ、契約していた消費者が当該住宅
を売却しており、居住者も契約していた消費者から変わり、LPガス8kg容器が無くなっていた。
契約していた消費者の携帯電話へ連絡し、容器の所在の確認を依頼したが発見にいたら
ず、また、新たな居住者に確認するも所在不明であったため、翌30日、交番に届け出た。
その
容器
他(駐
本体
車場)
<消
費中 <盗難>
>
無
屋台による移動消費者へ質量販売している。消費者は、翌日の出店に備えて自動車に屋台
資材とLPガス20kg容器2本とLPガス8kg容器3本を乗せ、鍵をかけ自動車から離れたところ、
車ごと盗難にあった。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月2日午前中に使用しようとしたところ、LPガス20kg容器が2本とも空になっていることが判
明した。容器の番号を確認したところ、1本は今年の6月に盗難にあった容器であった(盗難に
あった容器が返却されていた)。警察へ通報し、警察による現場検証が行われ、9月2日に被
害届を提出した。
その他
C
(紛失)
容器
本体
<移
<その他
動中
>(紛失)
>
無
9月4日18時30分頃に、通行人が散歩中に、道路脇に窒素15.2kg容器1本が放置されている
のを発見し、警察署に通報した。その後、消防署へ連絡があり、消防隊が出向して、現地で
容器を確認した。容器番号から調査したところ、ガソリンスタンドが消火設備の一部として所
有していたが、2013年に破産し、現在は法律事務所が管理していた。ヤマト消防器具が消火
器具の廃棄を依頼され、従業員が運搬中に喪失したものである。
LPガス容
61 消費
器の盗難
熊
2014/8/26 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
62 消費
器の喪失
北
2014/8/29 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
容器
他(民
本体
家)
LPガス容
器の盗難
新
2014/8/31 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
64 消費
器の盗難
滋
2014/9/2 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
窒素ガス
65 消費 容器の喪
失
岡
2014/9/4 山
県
0 0 0 0 窒素
63 消費
事故概要
運送
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
器の盗難
兵
2014/9/5 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月26日に容器交換を行った。7月23日に、退去のため、一旦閉栓した。9月5日に、新規消費
者が入居のため、開栓に向かったところ、LPガス50kg容器2本がなくなっていた。
LPガス容
67 消費
器の盗難
福
2014/9/6 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月6日15時頃に、消費者がガスを使おうとしたが使用できなかったため、販売店に連絡し、
LPガス20kg容器2本の盗難が判明した。確認の上、周辺を探したが発見できず、9月8日に、
交番に届出を行った。
LPガス容
器の盗難
島
2014/9/6 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
現場は道路から容器を確認できる場所で、8月18日(月)10時にメーター検針に行った際はLP
ガス20kg容器が2本接続されていることを確認している。その後、9月11日(木)15時頃、販売
事業者社員が巡回中に、1本であることを確認した。社員が近所の方に確認したところ、7日
(日)に現場集会所で清掃があり、その時には既に1本であったことを聞き取りした。
LPガス容
69 消費
器の盗難
長
2014/9/8 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月8日に販売店の職員が検針の際に消費先に通りかかり、設置してあったLPガス20kg容器
4本中3本が無くなっていることに気付いた。確認を行ったが、設置した平成25年5月2日以降
回収した記録は無いため、盗難と判断し、県へ事故報告および警察署へ盗難届の提出を
行った。
無
12月8日(月)の朝、消費者が販売店に、12月6日(土)に公民館のガスコンロを使用中に使用で
きなくなったとの旨を連絡した。連絡を受けた販売店が調査確認したところ、LPガス20kg容器
2本のうち1本が盗難されていることが発覚した。また、残りの1本は残ガスがなくなったため、
使用できなくなったものである。盗難された容器は平成25年12月14日に設置したもので、年
間1m3程度の使用量である。なお、9月8日に委託業者(有資格者)がガスメーターを交換して
おり、その時に既に容器が1本しかなく、取り残されたゴムホースを撤去している。その時点
で、販売店は盗難にあっている認識をしていなかったため、今回に至った。また、定期供給設
備点検は、平成22年に実施し、今年度調査する予定である。以上のことから、盗難被害に
あった日時は平成25年12月14日から平成26年9月8日の間であると推測される。
66 消費
68 消費
70 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/9/8 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
9月12日10時頃、販売店の従業員が消費先へ容器交換に行ったところ、LPガス20kg容器が1
本足りないことを確認した。容器は、高圧ホースとの間で取り外されていた。なお、盗難にあっ
た容器は設置されていた2本のうちの1本であり、使用前であったため、残ガスは約20kgと考
えられる。また、当該容器にはチェーン掛けがされていたが施錠はしていなかった。当該供給
設備は使用が少なく、前回の容器交換が約1年前であったことから、盗難された日時に関して
は不明である。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月13日11時30分頃、消費者より、ガスが点かないとの連絡があったため、販売店が現場を
確認したところ、LPガス20kg容器1本が紛失していることを確認した。その後、警察署に通報
し、盗難届を提出した。
その他
C
(盗難)
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月16日19時頃、消費者より容器がなくなっているとの連絡があり、販売店がLPガス20kg容
器1本の盗難を確認した。周辺を探したが発見できず、9月19日に交番に届出を行った。
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月19日、長期間空き家のため閉栓中であった消費先に点検のため訪れたところ、建物が解
体され、設置されていたLPガス20kg容器2本を含む供給設備が無くなっていた。9月26日、交
番に協力を求め、解体業者が判明し確認したところ、建物を解体したのは平成25年11月で
あったが、容器の所在は分からないとのことであった。9月27日、交番に届け出た。
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
他(従 容器
業員 本体
寮)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
福
2014/9/16 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
北
2014/9/19 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
液化
0 0 0 0 石油
ガス
72 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/9/12 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
73 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/9/13 岡
県
LPガス容
74 消費
器の盗難
LPガス容
器の盗難
事故概要
9月10日(水)午前10時00分頃、役場職員から販売店に役場内建物のLPガス20kg容器1本が
無くなっているとの連絡が入った。容器の所在確認のため、配送人、緊急時対応担当、役場
職員を含めた関係者へ確認を行った。しかし、容器紛失について誰も気付いておらず、建物
周辺も確認したが見つけることは出来なかった。紛失した容器は役場の給湯室用に使用して
いるが、この給湯室自体の使用頻度が半年に1回程度であり、今年も3月以降の使用がな
かったことから配送も行っておらず、役場職員が発見するまで気付くことが出来なかった。盗
難は最終のガス使用日の3月5日(水)以降であると考えられる。
その
容器
他(公
本体
民館)
沖
2014/9/10 縄
県
75 消費
設備
区分
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
71 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
9月19日15時頃、販売事業者が設置容器の内容量を確認した。LPガス20kg容器2本が充て
ん容器であった。9月24日9時頃、販売事業者がガスの開栓のため訪問したところ、容器が2
本ともなくなっており、配送を委託している業者に確認をしたところ、引き上げていないとのこ
とで、盗難が発覚した。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所内で高圧ガス容器の在庫状況を確認したところ、LPガス8kg容器1本の紛失に気
付いた。現在は使用しておらず、またその間に管理者が数名変わった経緯があったこともあ
り、確認が遅れた。事業所内で再度捜索・確認するも、発見には至らなかった。
その他
(盗難)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
容器
他(工
本体
場)
LPガス容
器の盗難
C
LPガス容
77 消費
器の盗難
福
2014/9/24 島
県
LPガス容
器の喪失
石
2014/9/24 川
県
事故概要
9月24日8時37分、消費先に設置されたガスメーターから圧力センサ遮断(BCP)の警報を販売
事業者の緊急センター電話回線にて受信した。営業所担当者が現場確認を実施したところ、
容器収納庫内に設置されていたLPガス20kg容器2本のうち予備側の1本が無くなっており、供
給側の容器バルブが閉止されている状態であった。同日、交番に届け出た。消費者に詳細
確認したところ、前日の23日の17時にはガスの使用が可能であった。
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
78 消費
設備
区分
その
容器
他(公
本体
民館)
北
2014/9/24 海
道
76 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
79 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/9/25 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
当該消費先は7月24日から空家となっており、売買に伴い、ガスの供給を他の販売店に切り
替える予定であった。切り替え日であった9月25日に切り替え先である販売店から、容器が付
いていない旨の連絡を受け現地を確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本が無く
なっていた。なお、当該容器は9月18日の定期検針時に確認されており、住宅のリフォームが
実施されていたため、リフォーム業者に容器の所在について確認するも不明とのことであり、
9月29日に交番に届け出た。
80 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/9/26 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月26日、検針を行った際に、屋外に設置されているLPガス20kg容器1本が無くなっているこ
とが分かった。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
LPガス容
器の盗難
岡
2014/9/29 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(家
屋解 容器
体作 本体
業現
場)
LPガス容
82 消費
器の盗難
千
2014/9/30 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
81 消費
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
8月31日15時00分頃に、ガスメーターを閉栓した(容器有り)。9月26日、消費者宅を解体する
ため、解体業者が容器回収を依頼した。16時00分頃に現場を確認した(容器有り)。9月29日
10時00分頃、販売店社員がメーター、調整器の回収に行ったところ、容器が紛失していること
に気づいた。容器の回収依頼を出していた配送委託業者の社員に確認の電話を入れたが、
回収は行っておらず、解体業者に確認しても知らないとのことであった。
無
リフォーム業者より建物取り壊しの連絡を受けて、、9月30日14時頃に、販売店の配送員が容
器の引き上げに行ったところ、LPガス50kg容器が4本設置してあるべきところ、3本しか設置さ
れていないことを確認した。9月9日の検針時には、販売店の検針員が4本設置してあることを
確認している。このため、9月9日から9月30日の間に容器が盗難にあったと思われる。9月30
日に警察署に盗難届を提出した。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(その他)
番
事故区分 事故名称
号
1
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
次事 事 業種
区分 状態 (主因)
(副因)
源
象
象)
該当事故無し
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
製造事業所の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
オートガスス
タンドにおけ
千
製造事業所 る地下貯槽
1
2014/10/12 葉
(LP)
の開放検査
県
準備中の漏
えい爆発
液化
0 3 2 5 石油
ガス
B
漏洩
1
スタン
貯槽
爆発
ド
冷凍設備の
製造事業所 水冷却器か
2
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
愛
2014/10/15 知
県
フルオ
ロカー B
0 0 0 0
漏洩
ボン2 2
2
冷凍
その 設
他(ビ 備、
ル業) 水冷
却器
冷凍設備か
製造事業所
3
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
岐
2014/10/17 阜
県
フルオ
B
0 0 0 0 ロカー
漏洩
2
ボン
分析計行き
製造事業所
配管からの
4
(コ)
水素漏えい
三
2014/11/13 重
県
0 0 0 0 水素
B
漏洩
2
事故概要
<停
止中 <その他
>(検 >(調査
査・点 中)
検中)
オートガススタンドの地下埋設貯槽の開放検査を実施するため、貯槽内の残液を回収して残ガスを燃焼処理
調査
した後、貯槽の水張り作業を行って貯槽のマンホールを開けようとしたところ、爆発が起きた。原因について
中
は調査中である。
<停
止中
>(点
検中)
<その他
>(運転
管理不
良)
無
設備巡視点検に伴い、冷水膨張タンクにおいて冷媒ガス漏れ確認を行ったところ、冷媒ガス漏れ反応があ
り、メーカーによる調査を実施した。水冷却器内の冷媒ガス漏れ確認を行った結果、冷媒漏れを確認した。残
存冷媒を凝縮器へ回収し、凝縮器周りの冷媒配管閉止操作を実施した。原因は、水冷却器内冷却管の劣化
と推定される。
<製
造中 <その他
一般 冷凍
>(定 >(調査
化学 設備
常運 中)
転)
無
加熱運転中に「低圧異常」の表示により停止し、本体圧力計が通常より低いことを確認し、調査したところ、四
方弁部分より漏えいを確認した。原因については調査中である。今後は、①事故発生の同号機について早急
な点検を実施する。②点検方法や事故対策マニュアル等を再点検する。
無
ガスセパレーター出口側の分析計行き配管の一部で外面腐食が発生し、経年的に腐食が進行し配管が開口
したことにより、水素が漏えいした。水素漏えいにより、装置の緊急運転停止を実施し、当該装置を脱圧、当
該配管の元弁の閉止操作を行い、漏えいを止めた。当該配管の検査の結果、配管垂直部に2mm×1mmの
開孔部を確認した。開孔部の周辺においては、配管長で220mmの範囲に著しい外面腐食を確認したが当該
部以外では取り替え範囲外においては、著しい減肉を認めなかった。近傍の健全部の肉厚測定の結果、元
厚3.7mmに対し肉厚値3.7mmであり、内面腐食の無いことを確認した(配管仕様:1/2B STPT370S Sch80)。直
接原因:保温板金の施工不良箇所より雨水が保温材内に浸入した結果、運転温度は約40℃の低温であるこ
とから保温材が湿潤環境となり、配管が外面から腐食減肉し、最終的に開孔に至った。本質原因:配管開孔
箇所の外装保温板金の一部の破損について、軽微であったことから気付くことが出来なかった。分析計行き
配管は今まで不具合事例がほとんどなかったことから、点検の優先順位が低かった。今後は、装置内の類似
箇所について水平展開を実施することとした。また、分析計行き配管についても火災・爆発等の危険性の高
いものについては優先的に検査を行うこととした。
<製
造中
石油
<腐食管
配管 >(定
精製
理不良>
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
LPガス貯槽
製造事業所 の配管から
5
(LP)
のLPガス漏
えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
福
2014/10/14 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
B
漏洩
2
<製
その
造中
他(金
<腐食管
配管 >(定
属加
理不良>
常運
工)
転)
無
10月14日9時35分頃に、LPガスタンクの貯蔵量が0となっていることを発見した。調査の結果、消費側の配管
に貫通穴が開いており、そこから漏えいしたことが判明した。漏えい量については不明である(最大で2000kg
と推測される)。なお、本事故のLPガス設備は県への届出が不要の設備であった(貯蔵量3000kg未満、製造
なし)。本件の事故の原因となった配管は、次の①~③の理由により十分な点検が出来ていない状況であっ
た。①事業者側に高圧ガス設備としての認識が低く、保安意識が欠如していた。②使用しなくなった系統であ
り、貯槽側の元弁で閉止されていると考えていた。③各種点検基準が不十分であった。原因は上記の①~③
により、配管の腐食・減肉によって貫通穴が開き、漏えいしたものと推定される。今後は、①未使用ラインの
撤去および、配管の不要な保温被覆材の除去を行い、配管の点検がし易い状況とする。②LPガス配管と認
識できるように、事業所内のLPガス配管に塗装を行う。③各種点検基準書を整備し、開放検査を3年に1回実
施する等、適正な点検を実施する。④老朽化が進んでいる関連設備(気化器)を更新する。⑤修理、補修の履
歴表を作成する。⑥保安意識を高めるために全体教育を実施する。
液体窒素ローリーから液体窒素タンクに受入中に、受入弁1次側のローリー接続継手側配管からの従来より
多めのモヤが配管保冷部より漂ったため、受入後配管の解凍を待ち、配管の保冷材を外したところ、配管と
フランジのろう付け部に筋状のものを視認した。原因は、低温と常温のヒートサイクルの繰り返しにより、配管
とフランジ継手部のろう付けに繰り返し疲労が発生し、ろう付け部に母材との剥離が生じたものと推定され
る。
無
12月3日13時頃、保安監督者が巡回点検中に、#1圧縮機ユニット内で臭気を感じたため、携帯用ガス検知
器を使用しガス測定を行った結果、微量のガスが検知され、事故の発見に至った。なお、発生箇所の特定に
は至らなかったため、圧縮機の停止およびガスを遮断し、業者へ連絡した。14時頃、業者が到着し、点検する
と、#1圧縮機スナッバータンク~オイルタンクラインの配管溶接部でガスが漏れているのを特定した。原因
は、経年劣化および異常振動が原因と推定される。
CEの受入配
群
製造事業所
6
管からの窒 2014/11/11 馬
(一般)
素漏えい
県
0 0 0 0 窒素
B
漏洩
2
<検査管
配
<荷
一般
<施工管 理不良>
管、 役中
無
化学
理不良> <点検不
継手 >
良>
CNGスタンド
製造事業所
7
の圧縮機か
(一般)
らの漏えい
天然
0 0 0 0
ガス
B
漏洩
2
<製
造中
スタン 圧縮
<設計不
>(定
ド
機
良>
常運
転)
冷凍設備の
製造事業所 電動弁の軸
8
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
熱交換器の
製造事業所
9
冷媒ガス配
(冷凍)
管からの漏
えい
大
2014/12/3 阪
府
大
2014/10/4 分
県
長
2014/10/16 野
県
事故概要
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
機械
冷凍
設
備、グ
ランド
パッ
キン、
電動
弁
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
無
10月4日15時、当該冷凍機設備が通常運転中に、給油差圧が著しく低下し、冷凍機が自動停止した。当該冷
凍機の不具合を当該設備の設置業者に連絡し、6日より調査を行った。当初、潤滑油が不足したことが原因
だと考えていたが、試運転・調整後も能力が発揮されなかった。15日に冷凍機各部に冷媒漏れチェックを行
い、冷媒戻り電動弁(温調弁)の軸部より漏れを発見した。増締めを行い、漏えいの停止を確認した。冷媒の
漏えい量は約200kg(充てん量:1,450kg)と推測される。当該冷凍機は生産設備専用であり、熱負荷量の変動
が大きく、冷凍機がON/OFFを繰り返す。原因は、当該漏えい箇所の駆動回数増加によるストレスと、当該設
備が完成してから8年経過による経年劣化により、緩んだものと推定される。
電気
配
管、
冷凍
設
備、
熱交
換器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
10月13日に設備故障警報が作動し、10月16日に臨時点検を実施したところ、冷凍設備のコンプレッサーの圧
力指示値が0MPaとなっていることを確認した。冷却水よりガス反応があったため、冷媒ガス漏れと判明した。
漏えい量は不明だが、最大4.6kgの冷媒ガスを充てんすることが可能な設備である。原因は、経年劣化によ
り、二重管式水側熱交換器の冷媒ガス配管にピンホールが生じたものと推定される。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
圧縮機架台
フランジボル
愛
製造事業所
10
ト破断により 2014/10/23 知
(冷凍)
配管からの
県
アンモニア
漏えい
冷凍設備の
製造事業所 フレア式継
11
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
熱交換器冷
製造事業所
12
媒配管から
(冷凍)
の冷媒漏え
い
13
冷凍設備の
製造事業所 プレート熱交
(冷凍)
換器からの
冷媒漏えい
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
<製
配
造中
管、
<施工管
>(定
冷凍
理不良>
常運
設備
転)
無
事故概要
架台上に回転体(圧縮機、電動機)が搭載され、圧縮機に油配管が接続される構造である。既に振動が確認
され、10月に交換予定であった電動機の磨耗が進み、電動機の異常な振動が発生した。原因は、架台に極
度な荷重がかかり、架台フランジボルトが破断し圧縮機油配管にき裂が入り、圧縮機内部のガスが漏えいし
たものと推定される。今後は、①電動機を新規品に交換する。②架台フランジボルトの径、強度を上げる
(M12-8.8Tを径12.7mm-10.9Tに変える。)。③油配管厚みを変える(スケジュール80厚さ3.9mmをスケジュール
160厚さ5.5mmに変える。)。④架台を補強する。
埼
2014/11/5 玉
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
<停
<誤操
その
止中
冷凍
<施工管
作、誤判 無
他(鉄
>(検
設備
理不良>
断>
道)
査・点
検中)
電気設備保守管理業務委託にて、期末検査を実施していた。電動機用冷媒フィルタードライヤーを交換する
ため、電動機冷媒入口調整弁(パックド弁)を操作したところ、同弁の二次側導管接続部(フレア式継手)から微
量の冷媒漏えいが発生した。止めようとしてフレアナットの増し締めを行ったが、逆にフレア部のき裂を拡大さ
せてしまい、一時的に多量の冷媒が噴出した。直ちに応急の閉塞処置を行い、冷媒回収の手配を取った。機
械室内の換気設備が正常運転していることを確認するとともに、酸素濃度計を設置し、現場作業員に冷媒漏
えいに伴う注意喚起と健康状態の確認をした。23時29分に冷媒回収を終えた。原因は、導管の破断状況か
ら、フレアナットの締めすぎによる破断、外力による破断が推定される。また、フィルタードライヤー交換作業
の際、配管に何気なく手をかけ作業をしたため、外力が加わり継手の破損に至った可能性が考えられる。そ
の後、作業者が漏気音を確認したため、速やかに漏えいを阻止しようと継手部のフレアナットを増し締めした
が、その際に過剰なトルクが加わってしまい、継手部が破断した可能性も考えられる。今後は、配管に注意
札を掲げて外力を掛けないよう注意を促すことと、フレアナットの締め付けに関して、適正なトルクで行うよう
再教育を実施する。
東
2014/11/6 京
都
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
配
管、
その 冷凍
他(公 設
民館) 備、
熱交
換器
無
11月6日の月例点検時に、空気熱交換器冷媒配管にピンホールを発見した。微量のガス漏えいを確認したた
め、直ちに、空冷チラー1号機の運転を停止した。11月7日に保守点検メーカーに点検を依頼し、冷媒供給バ
ルブを閉止した。11月25日、ピンホールを閉塞し、ガス漏れがないことを確認した。冷媒ガスの漏えい量は微
量である。原因は、経年劣化によって、配管等に腐食が発生したため、漏えいが起こったと推定される。今後
は、日常点検時にチェッカー等を使用して、ガス漏れを確認する。また、消耗品および配管等に腐食が発生し
たら、速やかに交換することとした。
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン4
07c
冷凍
設
備、
熱交
換器
無
11月1日9時から11月6日18時まで空調設備の点検のために運転停止中であったが、再開前の点検で高圧・
低圧側とも圧力ゼロを確認した。試運転を中止した。7日9時に設備の冷媒を回収しようとしたが、設備内に冷
媒が全てなくなっており、冷媒漏れと断定した。プレート熱交換器からフルオロカーボン407Cが冷水側に漏れ
ていた。※11月1日9時現在は異常なかった。原因は、空調用空冷チラーユニットモジュール内プレート熱交換
器(水側熱交)の凍結破損により、冷水側への冷媒が漏れ込んだものと推定される。今後は、①5トン以上の
冷凍機、冷媒ガス配管等の周辺フルオロカーボンリークチェッカーによるフルオロカーボン漏れ確認を行う(6
か月ごと)。②冷水製造用のチラーに関しては、水質確認(6か月ごと)、冷水入れ替え(1年ごと)を行う。③外観
(圧力計、音、振動)チェック(毎日)を行う。
愛
2014/11/7 知
県
0 0 0 0
一般
化学
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
<停
止中
>(検
査・点
検中)
<その他
>(水質
管理不
良)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
東
2014/11/10 京
都
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
07c
<製
配
その
造中
管、
<設計不
他(学
>(定
冷凍
良>
校)
常運
設備
転)
冷凍設備の
製造事業所 凝縮器から
15
(冷凍)
の冷媒漏え
い
愛
2014/11/18 知
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍
設
自動
備、
車
凝縮
器
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
冷凍設備の
圧縮機メカ
製造事業所
16
ニカルシー
(冷凍)
ルからの冷
媒漏えい
新
2014/11/18 潟
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍
その
設
他(会
備、
社事
圧縮
務所)
機
<停
止中 <シール
>(検 管理不良
査・点 >
検中)
冷凍設備の
製造事業所 銅管ろう付
14
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
圧縮機のフ
佐
製造事業所
17
ランジからの 2014/11/22 賀
(冷凍)
アンモニア
県
漏えい
冷凍設備の
製造事業所 冷却コイル
18
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
滋
2014/11/26 賀
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
冷凍
設
備、フ
ランジ
継手
<製
造中 <その他
>(定 >(調査
常運 中)
転)
<製
その
造中
冷凍
<腐食管
他(製
>(定
設備
理不良>
氷)
常運
転)
事故概要
無
巡回点検時に、REF-5冷凍機圧縮機吐出側の逆止弁と銅管の繋ぎ目より冷媒漏れを発見した。直ちに冷凍
機の運転を停止し、メーカーに連絡し、対応を依頼した。17時30分にメーカーが来社し、安全弁元弁付近およ
び逆止弁吐出配管銅管ろう付け部より、き裂からのガス漏えいを確認した。直ちに冷媒を回収し、33.3kgを回
収した。冷媒漏えい量は15.7kgである。原因は、圧縮機の振動による疲労破壊によりき裂が発生し、ガス漏え
いが起こったと推定される。今後は、振動測定を実施して、振動の大きくなる共振域のインバーター周波数を
スキップするようにする。また、年1回浸透探傷検査(カラーチェック)を実施し、経過観測を行う。
無
10月20日に冷凍機の低圧作動にて異常停止した。フルオロカーボン検知器による冷媒漏れが確認できな
かったため、ガス漏れではないと判断し、メーカーに調査を依頼した。その結果、11月18日に凝縮器内部よ
り、冷却水側冷媒漏れを発見した。※該当部署の判断で支払いを優先したため、検査まで時間がかかった。
原因は、凝縮器(フィン熱交換器)冷却水系の汚れによる腐食と推定される。今後は、現状の冷却水の導電率
管理(ブロー管理)を見直す他、冷却水の水質定期分析(年1回)による水管理を強化する。
無
装置の使用シーズンに入る前の準備として、点検を行ったところ、圧縮機メカニカルシール部およびサイトグ
ラス部からガス漏れを確認した。サイトグラス部は増し締めにより漏えいは停止したが、メカニカルシール部
は交換する部品がなかったため、前後のバルブを閉止して漏えいを止めた。後日、メカニカルシール部を交
換し、修理は完了した。サイトグラス部は振動により緩んだものと推定される。メカニカルシール部は経年劣
化・摩耗によるものと推定される。
無
11月22日は通常どおり生産中で、19時53分に第9事業所の冷凍機冷媒漏れ警報が発報した。現場確認した
ところ、第3冷凍機の漏えいと判明した。漏えい箇所の調査をしたところ、圧縮機のフランジ部分からの漏えい
と判明した。フランジ部分のボルトの増し締めをしようとしたところ、ボルトが2本折損していた。推定漏えい量
は約1kgで、除害装置稼働により被害はなかった。圧縮機のフランジ部分のボルト2本が、何らかの原因(現在
調査中)により破損したために冷媒が漏えいした。原因については調査中である。なお、折れたボルトは冷凍
設備製作設置社にて調査中である。今後は、同種の冷凍機のボルト点検確認を実施することとした。
無
11月26日(水)8時05分、油圧低下のため、冷凍設備が異常停止(自動停止)した。原因が分からなかったた
め、同日10時頃にメーカーに点検してもらったところ、製氷設備冷却コイル部が腐食により穴があき、冷媒(フ
ルオロカーボン22)が漏えいしたことが判明した。冷凍系統および本体に多量のブライン(塩水)が混入してお
り、運転不能のため、装置内(冷凍系統)を窒素加圧し各所バルブを閉止した。12月1日(月)にメーカーより、冷
凍設備の再稼動が不可能であるとの報告を受けた。同時に、県に事故届を行うよう助言を受け、12月3日(水)
に県に事故届を行った。助言を受けるまで、事故届を行わなければならないことを把握していなかった。原因
は、冷媒配管が隔壁貫通部と接触しており、振動により隔壁が配管を摩耗させたものと推定される。当該営
業所では、水の入った製氷柱を冷たい塩水が入った水槽に入れ、水槽内の冷たい塩水を循環させることによ
り、氷を製造している(製造量:約10t/日)。今回、腐食が認められた冷却コイルは、年中塩水に浸かっており、
これまでコイルの腐食状態等を確認する作業は行われていなかった模様である。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
圧縮機のメ
群
製造事業所 カニカルシー
19
2014/11/28 馬
(冷凍)
ルからのア
県
ンモニア漏
えい
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
冷凍設備の
圧縮機メカ
製造事業所 ニカルシー
20
(冷凍)
ルからのア
ンモニア漏
えい
大
2014/11/30 阪
府
冷凍設備の
製造事業所
21
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
山
2014/12/1 口
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
0 0 0 0
ボン2
2
冷凍設備の
製造事業所 安全弁放出
(冷凍)
口からの冷
媒漏えい
愛
2014/12/2 知
県
0 0 0 0
22
冷凍設備の
製造事業所
23
継手からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/12/5 知
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
事故概要
食品
冷凍
設
備、メ
カニカ
ル
シー
ル、
圧縮
機
<製
造中 <シール
>(定 管理不良
常運 >
転)
無
冷凍機運転中に、ガス漏れ警報器が発報し、圧縮機が停止した。圧縮機の駆動シャフトのメカニカルシール
部よりアンモニアが漏えいした。漏えい量は微量と考えられる。原因は、圧縮機の駆動シャフトのメカニカル
シールの当たり面の接触が弱まったため(経年劣化と想定される)と推定される。今後は、定期的なメカニカル
シールの交換を計画する。
食品
<製
造中
>(そ
の他
冷凍
(アイ
設
<シール
スク
備、
管理不良
リー
圧縮
>
ム未
機
製造
のた
め自
動的
無
冷凍機ユニットの高元圧縮機メカニカルシール部より漏えいが発生した。アンモニア検知器が作動し、監視セ
ンターより連絡があった。原因は、冷凍機ユニットのメカニカルシールの経年劣化によるものと推定される。
食品
<製
造中
冷凍
<腐食管
>(定
設備
理不良>
常運
転)
無
定期点検の際に、冷媒ガス(フルオロカーボン22)の漏えいが発見された。メーカーを呼び、冷媒管の保温材を
外し、漏えい個所を確認したところ、高圧側配管(φ25)の継手部4箇所からの漏えいを確認した。事業所によ
ると、10月21日に冷凍庫の冷えが悪くなり(通常は-35℃が、その日は-11℃)、冷媒を40kg補充(全容量120kg)
しており、その当時から漏えいしていたものと思われる。原因は、高圧側配管(φ25)と低圧側配管(φ80)を一
緒に保温していたことにより、配管と保温材のすき間で結露し、保温材が水分を含み、腐食が進行したと推定
される。
<停
止中 <その他
>(休 >(不明)
止中)
無
空調機器が停止したため、設備のある現場にて自主点検を実施した。冷媒系統の圧力低下が確認されたた
め、漏えい箇所を確認するため調査を実施した。調査結果から安全弁放出口にて冷媒漏えいがあったと判
断した。(安全弁作動による噴出では無い。漏えい推定量:約30kg)原因は、経年劣化と推定される。
無
11月25日(火)熱源機他点検修理にて、冷媒ガス(フルオロカーボン22)を回収した(回収に伴い、サービス用止
弁の開閉、フレアナットの取り外し・取り付け)。11月27日(木)冷媒ガスを充てんし、空調用コンプレッサーを試
運転した。連続使用を開始した。12月5日(金)22時28分、空調管理会社カスタマーセンターに「異常」警報が点
灯(1回目)し、自動回路にて空調が再起動した。22時59分、空調管理会社カスタマーセンターに「異常」警報
が点灯(2回目)し、空調が停止した。12月8日(月)9時10分頃、サービス用止弁のフレアナットの締め込み部で
漏えいを確認した。サービス用止弁を増し締めし、漏えいは止まった。原因は、点検にて冷媒ガス回収後、
サービス用止弁の閉止が不完全であり、またフレアナットの締め込み不足も重なり、冷媒ガス充てんに伴い
漏えいに至ったと推定される。今後は、(1)バルブ操作箇所は、現場責任者と作業員でダブルチェックし、作業
札を表示する。(2)復旧時のバルブ開閉確認は、現場責任者と作業員でダブルチェックを行う。(3)気密検査お
よび冷媒ガス充てん時には、ガス検知器・石けん水による漏れ確認を確実に実施する。
その
冷凍
他(研
設備
究所)
電気
<製
冷凍
造中 <誤操
設
>(定 作、誤判
備、
常運 断>
継手
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
<製
冷凍
造中
設
<腐食管 <検査管
>(定
無
備、
理不良> 理不良>
常運
弁
転)
冷凍設備の
製造事業所 膨張弁から
24
(冷凍)
の冷媒漏え
い
福
2014/12/7 岡
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
その
他(レ
ジャー
)
冷凍設備の
製造事業所 水温水器伝
25
(冷凍)
熱管からの
冷媒漏えい
東
2014/12/7 京
都
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
その
造中
他(レ 冷凍
<腐食管
>(定
ジャー 設備
理不良>
常運
)
転)
26
冷凍設備の
製造事業所 フレア式継
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
福
2014/12/9 島
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
電気
冷凍
設
備、
継手
27
冷凍設備か
製造事業所
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
福
2014/12/9 島
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
電気
冷凍設備か
製造事業所
28
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
福
2014/12/9 島
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
電気
事故概要
12月7日午前8時頃、巡回時にチラーの故障を発見し、確認した。8日に業者が点検したところ、チラー内蔵部
品(膨張弁)からのガス漏れであることが判明した。漏えい量は約35kgである。人的・物的な被害はなかった。
原因は、膨張弁は2007年6月の設置であり、経年劣化により徐々に破損が進み、漏えいに至ったものと推定
される。今後は、交換周期を早めることとした。
無
12月7日15時45分頃、R-1号機吸入圧低下警報が発生したため、冷凍機を停止し、メーカーに連絡した。メー
カーが現場を確認したところ、冷温水器の水側に冷媒反応を確認した。直ちに冷媒側バルブを閉止し、冷温
水器の水ドレンを実施した。冷媒ガスの漏えい量は推定309.4kgである。原因は、腐食により、冷温水器伝熱
管から冷媒ガス漏えいが起こったものと推定される。今後は、定期点検において冷温水側の冷媒漏えい検査
を追加実施するとともに、点検体制を強化する。
<停
止中 <締結管
>(休 理不良>
止中)
無
5,6号機タービンビル冷房C(空冷チリングユニット)において、冷媒抜けが無いか、各ボルト部・ねじ込み部等
の点検を予定していたところ、点検前に圧縮機本体フレア部から冷媒が漏えいしていることを確認した。原因
は、経年劣化により腐食し、すき間ができ、漏えいしたものと推定される。
冷凍
設
備、
継手
<停
止中 <締結管
>(休 理不良>
止中)
無
5,6号機タービンビル冷房B(空冷チリングユニット)において、冷媒抜けが無いか、各ボルト部・ねじ込み部等
の点検を予定していた。点検前に圧縮機の吐出圧力計の指示値を確認したところ、指示値が「0MPa」であっ
たため、漏えいを確認した。原因は、経年劣化による各ボルト部・ねじ込み部等の緩みによるものと推定され
る。
冷凍
設
備、
継手
<停
止中 <締結管
>(休 理不良>
止中)
無
5,6号機タービンビル冷房A(空冷チリングユニット)において、冷媒抜けが無いか、各ボルト部・ねじ込み部等
の点検を予定していた。点検前に圧縮機の吐出圧力計の指示値を確認したところ、指示値が「0MPa」であっ
たため、漏えいを確認した。原因は、経年劣化による各ボルト部・ねじ込み部等の緩みによるものと推定され
る。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
蒸発器安全
製造事業所
29
弁の継手か
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
埼
2014/12/15 玉
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
30
(冷凍)
の冷媒漏え
い
山
2014/12/20 口
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍設備の
オイルクー
製造事業所
ラーからの
31
(冷凍)
アンモニア
漏えい
福
2014/12/28 岡
県
附属冷凍設
製造事業所 備のニップ
32
(コ)
ルからの冷
媒漏えい
三
2014/10/15 重
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
冷凍
設
備、
継
手、
安全
弁、
蒸発
器
<製
造中
>(ス <締結管
タート 理不良>
アッ
プ)
冷蔵
冷凍
設
備、
蒸発
器
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
食品
冷凍
設
備、オ
イル
クー
ラー
<製
造中 <その他
>(定 >(調査
常運 中)
転)
一般
化学
事故概要
無
12月15日14時38分に台数制限により自動運転を開始した後、15時09分に監視装置に故障警報が発生した。
現地を確認したところ、蒸発圧力低下の警報により冷凍機が停止したことを確認した。その後、台数制限から
外し、自動で運転しないよう処置した。12月19日にメーカーサービスマンによる冷媒漏えい検査を実施した。
蒸発器安全弁のユニオン部継手袋ナットからの漏えいが確認された。当該部を増し締めし、漏えいは収束し
た。原因は、安全弁検査後に確実に締め付け不良により、安全弁下部のユニオンの袋ナットが緩んだためと
推定される。今後は、点検頻度を見直し、担当者に教育・訓練を実施する。また、異常時の連絡体制を見直
す。
無
12月20日16時30分頃、日常点検により、ガス漏れ検知器を当てていると、蒸発器周辺より、漏れの反応が
あった。詳しい調査のため、発泡液をかけると、Uベント管と配管(銅管)との溶接部(銀ろう)に割れが発生して
おり、カニ泡が発生した。併せて実施している受液器の液面計には変化はなかった。機器設置から26年が経
過しており、経年劣化による割れが発生した。原因は、電磁弁の開閉に伴う、流体の振動が長年加わったこ
とに伴うものと推定される。今後は、水平展開として、同様の蒸発器の気密検査を実施し、漏れがないかを確
認する。
無
15時30分頃、工場北側排水口から川へ油の流出が見られると、近隣住民から市役所環境課へ通報があった
ため、市役所・消防署が工場内の検査を実施し、当該工場からの油の流出を確認した。冷凍機油冷却器の
内部破損により、冷媒(アンモニア)の混入した油が屋上冷却塔オーバーフロー管から雨水管を通り、工場北
側生活排水口へ流出したものであった(流出量約20L未満)。原因については調査中である。今後は、メーカー
に事故機以外の開放点検および気密試験を依頼することとした。また、点検結果を元に更新・交換を検討し
実施する予定である。
<停
止中
ニップ
<腐食管 <検査管
>(検
無
ル
理不良> 理不良>
査・点
検中)
工場の定期修理に伴い、液化炭酸ガス製造設備を9月29日に停止し、10月14日より、定期自主検査を開始し
た。10月15日、フルオロカーボン22回収準備を開始し、10時14分に漏えい音からフルオロカーボン22の漏え
いを覚知した。漏えいしたラインは、本管のノズル、両ニップル、バルブ、チュービング、PT-711圧力発信器で
構成されており、両ニップルのバルブ側に外面腐食による穴が生じ、フルオロカーボン22が漏えいした。漏え
い箇所はフルオロカーボン22の低圧側(運転中/0.05MPa、-30℃程度)で、本管ノズルからバルブ付近まで凍
結し、長期停止中(約0.7MPa、常温)は解凍による水濡れから腐食の恐れのある箇所であった(本管保冷用と
して本管のノズルおよび両ニップル付近まで保冷施工)。原因は、両ニップルの特にバルブ近傍で、腐食が進
み、穴が生じたものと推定される。今後は、①低温側で凍結・解凍の繰り返しで濡れによる腐食の恐れのある
箇所全数(11箇所)について、点検を実施する。②予防保全も含め、全数更新する。③職場会にて当該施設の
運転員全員に対し周知し、日々の点検を強化するよう徹底する。④工場の高圧ガス部会にて高圧ガス施設
の管理者に対し周知し、特に保温下の腐食には注意し、再発防止を図るよう徹底する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
車両接触に
製造事業所 よる配管か
33
(コ)
らの酸素漏
えい
千
2014/10/16 葉
県
0 0 0 0 酸素
圧力計銅管
製造事業所
からのLNG
34
(コ)
漏えい
福
2014/10/17 岡
県
天然
0 0 0 0
ガス
温度サイク
ル試験設備
製造事業所
35
の配管から
(コ)
の液化窒素
漏えい
重質油熱分
解装置にお
けるコークド
製造事業所
36
ラムの安全
(コ)
弁出口配管
からの漏え
い火災
茨
2014/10/30 城
県
岡
2014/11/2 山
県
0 0 0 0 窒素
C 漏洩
<製
造中
製鉄
配管 >(定
所
常運
転)
C 漏洩
<製
造中
貯蔵
<設計不
配管 >(定
基地
良>
常運
転)
C 漏洩
<製
造中
その
>(ス <設計不
他(研 配管
タート 良>
究所)
アッ
プ)
炭化
水素、
0 0 0 0 硫化 C 漏洩
水素、
灯油
<その他
>(大型
車両の接
触)
事故概要
無
石材を運搬する大型車両が荷下ろしを終えたあと、荷台の傾斜を完全に戻す前に走行して、道路上の高さ5
メートルの位置にあった高さ制限バーと配管に接触した。接触により、高さ制限バーとその上に設置されてい
た高圧ガス配管(酸素ガス)および高圧ガス以外の工場内移送配管が破損し、配管内のガスが漏えいした。
原因は、大型車両の運転手による荷下ろし後の走行前点検が不足(荷台の傾斜確認不足)したためと推定さ
れる。荷台が傾斜している状態で走行しようとすると、運転席内で赤色灯が光り、警報音が鳴る仕組みの安
全装置が、センサーのコネクター部分が外れていたことにより、作動しなかった。高さ制限バーと確認すべき
配管が同位置にあり、大型車両が高さ制限バーに接触すると同時に配管にも接触した。今後は、破損配管
部分のブロック化による漏えい停止作業を実施した。安全装置および作業(運転)に係る点検内容および頻度
を見直す。安全装置を改善する(コネクターの脱離防止、赤色灯位置の変更)。高さ制限バーの位置を変更す
る(配管の前後10m位置にそれぞれ設置)。
無
No.8タンクポンプヤードに設置されているガス検知警報器が警報を発したため、現場を確認したところ、
No.8BLNGポンプ出口ライン圧力計導管に霜付きを発見し、漏えいが認められた。原因は、繰り返し応力によ
る疲労損傷と推定される。起動回数95回にもかかわらず、ポンプ起動時に配管に生じる振動がSUS304材の
疲労限度を超えていたため、疲労が生じたものと推定される。今後は、配管径を6mmから8mmに変更するこ
とで、起動時の振動による発生応力を疲労限度応力以下とする。
無
10月30日14時頃、熱真空試験が終了し、CEからの液化窒素の供給を停止した。17時頃、配管の予冷を開始
したところ、真空断熱二重配管の外側に着霜を確認した。断熱配管の断熱不良と想定し、真空ポートから
ロータリーポンプにて真空引きを実施した。19時頃、液化窒素供給のため供給弁を開けたところ、ロータリー
ポンプから異音が発生し、真空引き用のホースが外れた。配管からの漏えいが疑われたことから、19時05分
頃に供給弁を閉め、供給を停止した。31日に漏えいの再現試験を実施し、内管からの漏えいを確認した。原
因は、配管部は設置後30年経過しており、熱応力の繰り返しによる疲労の結果、クラックが発生したものと推
定される。
事故当時は通常運転中であった。11月2日5時32分、協力会社社員が発災箇所付近での火炎を確認し、計器
室のコークス係員に連絡した。班長は計器室より火炎を遠隔監視カメラにて確認し、5時37分に119番通報を
行い、当該装置の緊急運転停止操作を開始した。当直者が現場に急行し、5時55分に自衛の現地本部を設
置した。6時00分に公設消防が現地に到着し、「公設現地本部」を設置後、公設消防指揮のもと、冷却散水を
<製
開始した。冷却散水後の6時20分、火炎が見えなくなり、この時刻をもって鎮火確認時刻とした。①配管内に
造中
石油
<腐食管 <検査管 高温
水蒸気や硫化水素が存在し、結露した水に硫化水素が溶解し、「湿潤硫化物腐食環境」を形成し、腐食によ
火災
配管 >(定
精製
理不良> 理不良> 物体
り硫化鉄が生成され、配管の水平部でスラッジとして堆積した。②さらに、この硫化水素と機器の開放点検の
常運
際に浸入した酸素および残留していた水分が反応して硫酸が生じ、腐食減肉が進行した。原因は①と②の繰
転)
り返しにより最終的に開口に至ったものと推定される。また、噴出した油分が近接した機器の保温内部に浸
入し発火し、火災に至ったものと見られる。今後は、①焼損部位をサンプリングし、原因究明を行い、配管を
更新する。②類似箇所の水平展開調査を行う。③腐食管理を見直す。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
反応器の破
広
製造事業所 裂板作動に
37
2014/11/17 島
(コ)
よるエチレン
県
ガス漏えい
液安受入制
製造事業所 御弁からの
38
(コ)
アンモニア
漏えい
放液溜の破
裂による周
製造事業所
39
辺の配管お
(コ)
よび機器の
破損
40
福
2014/12/2 岡
県
大
2014/12/12 分
県
保冷材下の
新
製造事業所
配管からの 2014/12/29 潟
(コ)
ブタン漏えい
県
LPガス貯槽
の受入用配
製造事業所
41
管の緊急遮
(LP)
断弁からの
漏えい
埼
2014/10/8 玉
県
事故概要
エチレ
ン、メ
0 0 0 0
C 漏洩
タクリ
ル酸
<製
造中
<操作基
一般 破裂 >(ス
準の不備
化学 板
タート
>
アッ
プ)
無
高圧法ポリエチレンおよびアイオノマー樹脂製造装置の定期補修を終え、生産を開始し、反応器内の温度・
圧力を定常状態まで上げたところ、温度・圧力が急激に上昇した。圧力上昇に対する緊急安全装置である破
裂板が作動し、系内のガスが大気放出された。大気放出に伴い、一時的に高音が発生し、すすが工場内外
に飛散した。なお、自動緊急停止装置によりプラントは緊急停止した。原因は、局所的な高温発生によりエチ
レン分解反応が開始し、反応器内の温度・圧力が急上昇し、安全装置である破裂板の破裂に至ったものと推
定される。局所的な高温発生原因としては、定期補修により反応器内を大気圧にしたことにより、反応器内壁
付着ポリマーが剥離し易くなっており、剥離したポリマーに反応開始剤が吸着すると、このポリマー上で重合
反応が集中し、温度が上昇することが考えられる。また、生産開始時は原料ガス量を抑えるため、反応器内
の温度拡散力が低く、また、高温、高圧の重合反応条件であったため、ポリマー周辺温度がエチレン分解温
度まで上昇し易い条件が整っていたものと推測される。今後は、事故再発防止策を検討し、反応器大気開放
後の重合反応開始条件を見直すこととする。
アンモ
C 漏洩
ニア
<製
造中 <その他
>(定 >(調査
常運 中)
転)
無
希硝酸4系プラント運転パトロール中に、高圧ガス設備周辺にてアンモニア臭を確認した。各所調査を行った
結果、液安受入制御弁NA4LV0401グランド部よりアンモニアの微漏れを確認した。直ちにグランドの増し締め
を行い、漏れは停止した。原因については調査中である。
無
6号プラント稼動開始に伴い、稼動中の3号プラントを停止した(6時55分)。分離器内部の液(空気、酸素、窒
素、アルゴン)を放出するため、弁手動操作にて放液溜へ放出を開始した(8時00分)。その後9時06分に、異常
音が発生し、放液溜が破裂した。破裂により飛散した破片等により、周辺の配管および機器等が損傷した。
漏えい停止の一時処置を実施した。構外への飛来物被害も発生した。人的被害はなかった。原因および被
害については調査中である。放液溜内部の残留水と液化酸素・窒素の接触で生成された氷により、放液溜が
閉塞され、液化ガスの気化による圧力上昇で破裂に至った可能性が高い。今後は、事故調査委員会を設置
し、原因究明および再発防止策を検討する。また、構外への飛散物による被害について、事業所員によるヒ
アリングを実施することとした。
無
巡回点検中に、低温ブタン出荷ポンプ吐出安全弁(リリーフ弁)二次側配管の保冷材表面に霜がついていたこ
とから、保冷材をはがしたところ、配管に貫通穴があり、ガスが微量漏えいしていることを確認した。安全弁の
元弁および二次配管側の下流弁を閉止して漏えいは停止した。原因は、保冷材の板金部分の施工上の不備
から雨水が浸入し、配管外面で腐食が進行し、漏えいしたものと推定される。保冷施工以来、点検は外面か
らの点検のみで、保冷材をはがして配管外面の状況の確認をしていなかった。今後は、類似箇所および抜粋
箇所の保冷解体点検を実施することとした。また、計画的に保冷箇所の点検を実施する。
<施工管
<製
理不良>
造中 <検査管
<操作基 無
>(そ 理不良>
準の不備
の他)
>
早朝の4時50分頃にガス検知警報設備が鳴動した。宿直の保安要員が現場を点検したところ、No.2貯槽(15t)
の受入用配管の緊急遮断弁(50A・ボールバルブ)グランド部パッキンよりガス漏れしていた。その後、応急処
置を行い、漏れを止めた。また、現場付近を散歩中の近隣住民が、警報設備鳴動の音に気付き、消防署に
通報し、消防車が出動したプラント検査会社が、当該緊急遮断弁のボールバルブを、5月にオーバーホール
しており、パッキン等は新品に交換していた。原因は、グランド部締め付け力の不足が推定される。また、貯
槽受入作業終了時の作業手順により、日常的に受入管内に液相が残っていた。今後は、同時期に精密検査
を実施した他の緊急遮断弁を点検する。
0 0 0 0
一般
弁
化学
空気、
酸素、
0 0 0 0 窒素、 C 漏洩
アル
ゴン
<製
造中 <その他
一般
配管 >(定 >(調査
化学
常運 中)
転)
0 0 0 0 ブタン C 漏洩
<製
造中
貯蔵
<腐食管
配管 >(定
基地
理不良>
常運
転)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
グラン
ドパッ
充填 キン、
所
緊急
遮断
弁
C 漏洩
番
号
事故区分
事故名称
定期検査中
に開放した
配管の閉止
製造事業所
42
したボール
(LP)
バルブから
のLPガス漏
えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
秋
2014/10/28 田
県
スタンドの安
青
製造事業所 全弁からの
43
2014/12/18 森
(LP)
LPガス漏え
県
い
44
45
一般廃棄物
製造事業所 焼却施設の
(一般)
酸素配管の
火災
高圧ガス消
製造事業所
費設備の火
(一般)
災
青
2014/11/11 森
県
福
2014/11/20 岡
県
フレキシブル
茨
製造事業所
46
チューブから 2014/10/18 城
(一般)
のLNG漏洩
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
配
管、
貯蔵
ボー
基地
ルバ
ルブ
C 漏洩
<製
造中
スタン 安全
>(定
ド
弁
常運
転)
<停
止中 <施工管 <検査管
無
>(工 理不良> 理不良>
事中)
<自然災
害>(そ
の他(凍
結)
C 火災
ごみ
高温 <施工管
処理 配管
物体 理不良>
施設
液化
石油
0 0 0 0
C 火災
ガス、
酸素
コー
ルド・
エバ
<その他
<消
ポ
>(電気
鉄工
レー 費中
配線の短
所
>
タ、
絡)
ホー
ス、貯
槽
天然
0 0 0 0
ガス
C 漏洩
フレキ
その
シブ
他(金
ル
属加
チュ
工)
ーブ
<製
造中 <操作基
>(定 準の不備
常運 >
転)
事故概要
事故発生の前々日から配管の定期検査工事中であった。10月26日にポンプおよび配管を開放した。28日の
朝にガス臭があり、調査の結果、常圧側と開放側を閉止していたボールバルブからガスが開放側に漏えいし
た。開放側のストレーナに仕切りフランジを設置していなかったため、大気へ流れ出た。原因は、当該ボール
バルブが液封防止対策ボール弁との認識が無く、ボールバルブを閉じることで十分に閉止できると判断して
しまったものと推定される。そのため、開放側のストレーナに仕切りフランジを付けていなかったと考えられ
る。液封防止対策ボール弁はボールの閉止部分にあたる箇所の片側に孔を開けて、閉止時に発生するボー
ル内の液封を回避するものであり流れ方法指定がある。流れ方向への閉止は十分だが反対方向への閉止
は苦手とされる。検査の結果、弁座シールのシート面に摩耗があり、液封防止用の孔を通ってガスが流れ出
た。今後は、ボールバルブを取り外して閉止フランジを設置した。また、工事等の際、縁切りされていない配
管等には必ず仕切りフランジ等を設置することとした。
無
オートガス通常運転中(気温-4℃、圧力0.4MPa、運転圧力0.8MPa、通湯量不明)、6時35分頃に安全弁の立ち
上りパイプよりLPガス(液)が噴出した。作業員が貯槽遮断停止、火気消火し、タクシー運転手を避難させ、6
時40分に119番通報した。安全弁元栓を圧力確認後に閉止したところ、漏えいが止まったが、当時外気温が4℃のため、10分程度スタンド内に気体が存在していた。事故調査の結果、安全弁の作動検査では吹始、吹
止ともに異常はなく、設定圧力以内であり問題なかった。原因は、安全弁の経年劣化による老朽化のため、
強い風雪が直接安全弁に当たった事により、内部凍結し、バネを押し上げ噴出したものと推定される。今後
は、安全弁作動検査を協力会社とともに実施し、当該安全弁を新品へ交換することとした。
無
LPガスの消費施設である一般廃棄物(可燃ごみ)焼却施設の1号炉において、28基設置されているバーナー
の内1基からの火災発生を外注作業の作業者が発見し、付近にいた消費事業所社員に通知した。知らせを
受けた社員が現場へ急行し、制御室へ無線連絡後に消火器で初期消火を行い、16時13分頃消火に成功し
た。制御室では直ちに消防署に通報した。火災発生したバーナーのLPガス燃焼用酸素供給配管内に工事の
際に混入したと思われる異物が発見された。この異物により当該バーナーへのLPガス燃焼用酸素供給量が
低下し、当該バーナーのみ火炎が弱くなっていた。原因は、ランス酸素がゼロとなった際にLPガスおよび炉
内ガスがバーナーのランス酸素管へ流入し、ランス酸素管内の残留酸素と混合して急激な燃焼が発生し、
バーナーボディ部を焼損したと推定される。今後は、当該バーナー付属配管を点検することとした。
夜間に大型溶断機の運転中、高圧ガス消費設備ホース(LPガス・酸素)に着火した。消火までLPガス・酸素が
<設計不
燃焼し、工場100m2および設備(高圧ガス消費設備を含む)を焼損した。原因は、電気配線の短絡により発生
良><点 火花
した炎が、短絡した電気配線に近接して設置されていた消費設備のLPガス・酸素ホースへ着火したものと推
検不良> (電
定される。今後は、①日常点検の項目・方法。②消費設備ゴムホースの交換周期。③消費設備ガス・電気の
<組織運 気)
離隔。④消費側警報器の追加。⑤自動運転時の管理体制の確立。⑥消費設備ホースの専門業者への定期
営不良>
点検依頼。⑦既存設備の安全対策。⑧従業員への教育。を講じることとした。
無
10月18日13時45分頃、ローリーからの受け入れ作業時に、No.1フレキシブルチューブの受入元弁側での着
霜の状況が通常と異なっているのを作業員が覚知した。その際、ガス検知器で漏えい検査を実施したが、ガ
スは検知されなかった。このため、受け入れ作業を継続し、14時20分頃に受け入れ作業を完了した。当日中
に担当者は上記の旨を上司等にメールで報告した。10月20日7時25分頃、当該ホースを窒素ガスで約
0.4MPaに加圧したところ、チューブのメッシュ内部からの漏えい音を確認したため、使用禁止表示をした。10
月28日までにチューブを検査した結果、チューブリング付近の円周方向にき裂があることが判明した。フレキ
シブルチューブ(長さ5,000mm)の製造設備側が常時たわむ管理状態となっていたため、き裂の生じた付近に
はピッチを広げる方向に常に力がかかっていた。これに加え、繰り返し使用(設置後6年)により疲労し、き裂が
生じたと推定される。今後は、丁寧なチューブの取扱いをするよう標準書を改訂し、再教育を実施する。また、
迅速な連絡を徹底するため、標準書を改訂し、再教育を実施する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
附属冷凍設
神
製造事業所 備の配管か
奈
47
2014/10/20
(一般)
らのアンモニ
川
ア漏えい
県
試験準備の
ための高速
宮
製造事業所 スタックパー
2014/10/21 城
48
(一般)
ジ中に配管
県
からの窒素
漏えい
スタンドの圧
縮機ユニット
佐
製造事業所
49
の接続部か 2014/10/24 賀
(一般)
らの水素漏
県
えい
CEの安全弁
および加圧
製造事業所
50
弁からのア
(一般)
ルゴン漏え
い
群
2014/11/8 馬
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0 水素
アル
0 0 0 0
ゴン
C 漏洩
食品 配管
<停
止中
<腐食管
>(検
理不良>
査・点
検中)
<停
その
止中
<腐食管
他(研 配管 >(検
理不良>
究所)
査・点
検中)
C 漏洩
<製
造中
スタン
<締結管
継手 >(定
ド
理不良>
常運
転)
C 漏洩
コー
ルド・
エバ
ポ
<貯
<検査管
鉄工 レー
蔵中
理不良>
タ、安
所
>
全
弁、
加圧
弁
事故概要
無
10月8日(水)に、メーカーが定期点検を開始した。事故当日は設備停止中であった。10月20日(月)9時48分、
「CO2NH3ガス漏えい(重)200PPM(回収設備停止) D 重故障発生」警報が発報した。9時55分頃、炭酸ガス設
備周辺を巡回していた点検者も冷凍機周辺でアンモニア臭を確認した。10時00分頃、現場にて冷凍機周辺
への立入禁止措置を実施した。10時10分頃、工場内関係部署へエリア進入規制の連絡を実施した。10時15
分頃、防毒マスク着用の上、現場で2名作業でバルブ閉止を実施した。12時00分頃、設備メーカーが来場し
た。12時30分頃、漏えい個所を特定し、配管の腐食により漏えいが発生したと推定した。15時30分頃、配管
腐食部分を交換し、復旧を完了した。原因は、保冷材を巻いた配管の結露水であり、アンモニア低圧ガスライ
ンの温度が低い(-20~-23℃)ために発生したと推定される。また、配管を地面に這わせていたため、さらに結
露水が溜まりやすい構造になっていたことも、腐食を促進したと考えられる。今後は、結露水の溜まりを防止
するため、地面から約100mm浮かした状態で配管を敷設する。また、他の低圧ガスラインについても保冷材
をはがし、外観確認および肉厚測定を行うことで、腐食の進行度合いを確認する。
無
10月21日(火)12時頃、液体水素ロケットエンジン要素試験設備において、試験準備のため、高速スタックパー
ジの作動確認を実施した際に、ガスの漏えい音が発生した。作業を中断し、窒素ガスの元弁を閉止し、高速
スタックパージライン1次側の残ガスを放出した。その後、漏えい検査を実施したところ、配管溶接部(常用圧
力24.5MPa)にクラックが発生し、窒素ガスが漏えいしたことが確認された。当該設備は昭和51年度に設置さ
れ、段階的に老朽化設備の更新を実施していたが、今回のクラック発生箇所は未更新の配管であった。原因
は、経年的な劣化によるものと推定される。なお、8月に定期自主検査を実施し、9月25日に保安検査を受検
した設備であり、漏えいが発生した日の使用直前の時点では漏えい音はなかったことから、未使用期間中の
窒素ガスの漏えいはなかったものと考えられる。今後は、窒素ガス漏えい箇所周辺の配管を更新する予定で
ある。
無
10月24日(金)15時30分頃に、水素ガスステーションの圧縮機吐出口付近から水素ガスの漏えいが確認され
た。当該機器は10月14~22日に定期自主検査を実施し、点検後初めて水素圧縮運転を行うため、運転開始
時から圧縮機周りの漏えいをハンディ検知器で確認していた。漏えいを検知後、直ちに圧縮機を停止して周
辺継手部の濃度を測定し、圧縮機出口側最終仕切弁の継手部分で最大濃度380ppmを検知したため、近隣
の元弁を閉止した。ハンディ検知器ではガス漏えいを検知したが、石けん水での気泡発生は確認できなかっ
た。16時20分頃、水素濃度を監視しながら、漏れが確認された配管の圧力を落としてガスを回収する作業を
実施し、水素の漏えいが止まったことを確認した。10月27日(月)に、漏えいが発生した配管に38MPaの水素ガ
スを導入し、漏えい個所の特定を実施した。仕切弁継手部の緩みが原因と判断し、増し締めを行い、再度
38MPaの水素ガスを導入したところ、漏えいがないことを確認した。原因は、圧縮機ユニットとの接続部にお
いて、経年的に圧縮機運転時の振動を受けたことによって緩みが生じたと推定される。今後は、①振動の影
響を受ける圧縮機ユニットの配管継手に「合いマーク」を記入し、ナットの緩みが生じたら目視確認にて判別
できるようにする。②「合いマーク」は圧縮機運転前点検時に目視にて確認を行う。③振動の影響を受ける圧
縮機ユニットの配管継手については定期自主検査時に緩みがないことを確認し、必要に応じて増し締めを行
う。
無
タンク内圧力上昇により、貯槽安全弁(SV1a)が吹き始めた。吹き止まり設定圧力(0.89MPa)で吹き止まらな
かったため、加圧調整弁(設定圧0.8MPa)を下回り、加圧調整弁が作動し続けた結果、加圧器の能力を超え、
加圧弁(V-11)に液が達した。この加圧弁は本来、気体を通すことを想定しており、液を通す仕様でなかったた
め、液化アルゴンが漏えいした。安全弁を点検したところ、特に異常が見られなかったた。原因は、安全弁に
なんからの異物が入っていたためと推定される。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
アンモニア
溶解槽の圧
福
製造事業所 力調整弁前
51
2014/11/21 島
(一般)
ストレーナバ
県
イパス弁か
らの漏えい
CEの液面計
と三方弁を
製造事業所
52
繋ぐ継手か
(一般)
らの酸素漏
えい
53
スタンドにお
製造事業所 ける蓄圧器
(一般)
の開放検査
中の爆発
徳
2014/12/5 島
県
大
2014/12/9 阪
府
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
0 0 0 0 酸素
0 0 1 1 水素
C 漏洩
電気 弁
<消
<締結管
費中
理不良>
>
コー
ルド・
その エバ <消
<締結管
他(病 ポ
費中
理不良>
院) レー >
タ、継
手
スタン
<停
ド、そ
止中 <誤操
蓄圧
C 漏洩 爆発 の他
>(検 作、誤判
器
(研究
査・点 断>
所)
検中)
事故概要
無
3号アンモニア設備が点検中のため、4号アンモニア溶解槽より、運転中である3号発電設備へアンモニア水
を送水していたところ、3・4号中央操作室にて、「アンモニアガス漏えい」警報が発生したことから、操作員が
現場確認を実施した。その際に、4号アンモニア溶解槽圧力調整弁前ストレーナバイパスのグランド部より、ア
ンモニアガスが漏えいしていることを確認した。原因は、大気温低下によりアンモニア溶解槽圧力調整弁前ス
トレーナバイパス弁のグランド部に緩みが生じ、アンモニアガスの漏えいに至ったものと推定される。
無
12月5日2時30分頃、病院の防災センターの警報盤で警報が発報した。警備員より業者および病院担当者へ
連絡した。5時30分頃に業者が到着し、現地確認の結果、CE液面計と三方弁をつなぐ継手部からガス漏えい
を確認した。漏えい箇所継手部の増し締めにより現状復旧した。漏えい量は噴出の目視、噴出音は確認され
ていないことおよび液面計故障により不明である。加圧試験等の検査時には漏えいは確認されていない。原
因は、事故発生時は降雪があり、気温変化に伴う金属収縮等による継手部分の緩みから、漏えいが発生し
たものと推定される。
火花
(掃
除機
の
モー
ター
)
事故当時、高圧ガス設備は停止中であった。水素ステーションの蓄圧器内部の点検を行うため、12月9日10
時頃より蓄圧器内ガスの放出および不活性ガス(窒素)との置換を実施した。11時頃に容器を開放し、ガス検
知器によるガス置換の完了を確認して管内カメラを挿入し、蓄圧器内部を観察したところ、内部に微細な異物
らしきものが確認されたため、11時45分頃より吸引用ホースを差し込み、異物採取作業を開始した。11時55
分頃、吸引作業に使用していた掃除機が破裂して、吸引ホースにて作業していた作業員Aが負傷(火傷)し
た。11時59分に救急搬送依頼を行った。蓄圧器と同敷地内にある水素製造装置のベントラインが連結されて
おり、本作業を行うために蓄圧器ベントラインに仮設の手動弁を取りつけていた。しかし、置換完了後も仮設
弁が開放となっていた。原因は、掃除機にて蓄圧器内のガスを吸引したことにより、水素製造装置からベント
ガス(水素)が蓄圧器内に流入し、掃除機内で着火が起こったものと推定される。今後は、高圧設備と水素製
造装置のベントラインを分離する。また、作業前の手順書、チェックリストを確認し、作業で実施する操作の事
前承認化とする。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
移動中の災害事故
番
号
事故区分
1 移動
事故名称
LPガス容器
運搬中の車
両火災
2 移動
圧縮水素運
送自動車用
容器運搬中
の車両火災
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
新
2014/10/3 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 火災
建設
事故概要
道路舗装に使用したLPガス10kg容器3本や道具を小型トラック(平らボディ)に積載して移動中に、何らかの原
因で荷台から出火した。その火により、LPガス10kg容器が熱せられ、安全弁が作動し、LPガスが噴出・火災
となった。運転手や同乗者が積載していた消火器や近隣より借りた消火器等で消火活動を行ったが、消火で
きず、119番通報して公設消防により、消火・鎮圧した。最初の荷台の出火原因は不明である。舗装用の加熱
釜も積載していたが、移動中のため使用しておらず、また容器弁も閉であった。今後は、舗装作業における
加熱釜、LPガス容器の積載方法・使用方法の見直し、改善を実施する。
容器
<移
本体、
<その他
動中
安全
>(不明)
>
弁
無
運行途上中、IC付近を走行中に、乗務員がバックカメラで車両後部から煙らしき事象を発見した。車両を路側
帯に停車後、トレーラ右後部内輪タイヤの内側より、火気を確認した。直後に発火した。車載消火器2本で消
火活動したが、鎮火しなかった。乗務員が市消防局へ通報した。約10分で消防隊が到着した。2時間50分後
に鎮火した。また、火災により容器が炙られ、溶栓式安全弁から水素が大気に放出されたと推定される。ブ
火災
レーキドラムの引きずりによる発熱後、トレーラ右後方タイヤに引火(400℃を超えた可能性)した。右後方タイ
ヤ引火後、トレーラに積載されている水素複合容器の保護カバーに引火し、容器が炙られ、溶栓式安全弁が
作動し、水素が大気に放出された。また、現時点では水素への引火はないと推定された。ブレーキドラムの
引きずりの原因等、詳細は調査中である。
神
奈
川
県
0 0 0 0 水素
C 火災
運送
容器
<移
本体、
<その他
動中
安全
>(火災)
>
弁
3 移動
移動式製造
設備の液吐
出配管フラ
ンジからの
酸素漏えい
愛
2014/10/13 知
県
0 0 0 0 酸素
C 漏洩
運送
継手
無
製造事業所敷地内において、運行前点検を行ったところ、液吐出配管フランジ溶接部より酸素ガスの漏えい
を発見した。原因は、当該配管に長期間移動中の振動が加わったことにより、溶接部に疲労が原因のき裂が
生じたものと推定される。
4 移動
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下によるLP
ガス漏えい
香
2014/10/22 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
運送
容器
<移
<交通事
本体、
<点検不
動中
故>(自 無
バル
良>
>
損)
ブ
10月22日(水)、運転手はLPガス50kg容器を16本積載し、通常の業務である配送を行っていた。14時30分頃、
国道下り車線を走行中、右車線を走行していた車が突然前方に割り込んだので、接触を避けようと急ブレー
キおよび急ハンドルの操作を行ったところ、車が横転して容器が路上に散乱した。散乱した容器を回収したと
ころ、2本の容器でバルブが緩みLPガスが漏えいしていたので、直ちにバルブを閉めたところ、漏えいは止
まった。今後は、安全運転の再教育を全社員に実施することとした。
5 移動
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下による窒
素漏えい
愛
2014/10/31 知
県
0 0 0 0 窒素
C 漏洩
運送
容器
<移
本体、
<容器管
動中
バル
理不良>
>
ブ
10月31日8時45分頃に、湾岸道路に窒素ガス7m3容器を落下させた。落下した容器には保護キャップおよび
容器弁の破損が認められ、容器弁と容器との接続部からは窒素ガスの噴出が確認された。原因は、容器を
固定するスチールバンドの緩みにより、脱落したと推定される。
2014/10/7
<停
<設計不
止中
良>
>
無
番
号
事故区分
6 移動
7 移動
8 移動
事故名称
燃料装置用
容器からの
CNG漏洩
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下による酸
素漏えい
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下によるLP
ガス漏えい
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
(1次
業種
計
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
大
2014/12/9 阪
府
秋
2014/12/15 田
県
埼
2014/12/29 玉
県
0 0 0 0
天然
ガス
0 0 0 0 酸素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
運送
販売
店
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
容器
<荷 <交通事
本体、
役中 故>(自
バル
>
損)
ブ
容器
本体、 <移
<容器管
液面 動中
理不良>
フロー >
ト
容器
<移
販売 本体、
<容器管
動中
店
バル
理不良>
>
ブ
事故概要
無
天然ガスを燃料とする運送会社の4トントラックが駐車場から出ようとした際に、敷地境界に接する側溝のグ
レーチングを跳ね上げ、車体底部に取り付けられている圧縮天然ガス自動車燃料装置用容器2基のうち1基
のバルブが損傷し、天然ガスが漏えいした。原因は、当該事故車両の左前輪が側溝のグレーチングと並行に
重なったことによりグレーチングが跳ね上がり、車両底部の燃料装置用容器に接触したためと推定される。そ
の時点で運転手は異変に気づき、このまま道路に出るのは危険であると判断し、一度駐車場内へ後退した。
後退する際、グレーチングは挟まったまま後退したため、バルブに過度の外力がかかって損傷し、損傷個所
から天然ガスが漏えいしたものと考えられる。今後は、事業所内で再発防止の教育を行う。
無
医療用酸素LGC(可搬式超低温容器)を車両にて運搬中、交差点右折時に急停車した際、積載していた容器
が転倒し、容器上部の樹脂液面フロートが破損して酸素が漏えいした。車両担当者が容器転倒と酸素漏えい
に気づき、二次災害を避けるため、人気のない場所である港周辺に移動して、漏えい停止の応急処置をし
た。漏えい停止後、容器を事務所へ移動した。容器を車両の荷台にラッシングベルトで固定していたが、容器
上部のみを固定した。また、ベルト長が長かったために緩みが生じやすくなっていた。さらに、当日は降雪が
あり、車両荷台の床面が凍結して容器が滑りやすくなっていた。原因は、車両の動きによって容器が揺すら
れて滑ったことにより、ベルトに張力が掛かった後に若干緩み、その時にベルトのフックが車両荷台の固定環
から外れたと推定される。その後、車両の急停止により容器が転倒したものと考えられる。今後は、①LGC容
器積載移動時の結束を上部、下部各1本ずつ個別に使用する。②結束ベルトフック掛け金具は脱落の可能
性があるため、外れ防止の対策を施したものを検討する。③配送車両担当者に、道交法遵守は当然ながら、
常に先を予測する運転で、急激な運転操作はしない意識を再徹底する。
無
車両にLPガス容器40本を積載し、充てん所を出発した。16件目の容器交換を終了後、次の交換先へ移動中
のことである。交差点を右折、車両が直進方向に向いた際、容器16本が落下した。直接的な落下原因は、ト
ラック左側面前方のあおりが開いてしまったことである。事故後5分程度で警察、消防が現場に到着し、全て
の容器を回収した。回収の際、キャップは全ての容器において、ついたままであった。落下した16本中のLP
ガス50kg容器1本からガスが漏れている音がしたため、キャップを外してバルブを閉める措置をした。その後、
消防署員がガス漏れ検知器を使用し、16本全てのLPガス容器においてガス漏れがないことを確認した。その
ため、ガスの漏えい量は微量だったと見ている。事故による人身被害や物的被害はなかった。落下した容器
は、通常の容器とは分けて保管し、後日再検査をする予定である。事故後、車両確認において、あおり、フッ
クに異常は無いことを確認した。原因は、あおりフックの固定不完全による担当者のヒューマンエラーが原因
と推定される。今後は、①ロープや荷締機による確実な容器積載固定と再確認をする。②全てのあおり固定
金具の確実固定と再確認をする。③50kg容器、30kg容器への保護キャップを確実に施すことを再確認する。
④全てにおいて「指差呼称」を確実に実施する。⑤安全対策確認事項の「安全啓蒙ポスター」を全事業所に
掲示する。⑥時間に余裕を持った安全運転を徹底する。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
消費中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 消費
酸素消費設
備における
火災
栃
2014/10/6 木
県
0 0 0 0 酸素
2 消費
火災による
LPガス容器
およびホー
スが被災
神
奈
2014/10/20
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
3 消費
火災により
高圧ガス容
器が被災
埼
2014/11/5 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
4 消費
火災により
高圧ガス容
器が被災
埼
2014/11/19 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
事故概要
C 火災
分析設備用酸素ガス使用開始に当たり、酸素7m3容器のバルブを開け、酸素容器と圧力調整弁の間のバル
ブを開けたところ、圧力調整弁の一次側から発火した。そのため、酸素容器のバルブ等を閉じ、発火から約
容器
<その他
20秒後に自然鎮火したが、圧力調整弁および配管を焼損した。原因は、バルブの開閉を静かに行わなかっ
本
>(何ら 摩擦
たことにより、断熱圧縮および摩擦が起こり、熱が発生し、何らかの要因で設備内に入った粉塵(容器交換時
<消 <操作基
自動 体、
かの要因 熱、
の金具接続の際に発生した金属くず、その他容器交換時に内部に入った空気中の塵等が可能性として考え
費中 準の不備
車
バル
で設備内 断熱
られる)に着火したものと推定される。なお、容器交換時には革手袋を使用し、また、汚れ等についてはウェス
>
>
ブ、調
に入った 圧縮
で除去するなどにより、油脂等への対策は行われていた。今後は、①バルブの操作を改善する(静かに開
整器
粉塵)
閉)。②容器の取扱いを主とする、定期的な保安講習会を実施する。③設備内の塵の除去を目的としたパー
ジ機能付きバルブおよびラインフィルターを設置する。
C 火災
容器
本
その
体、
他(個
高圧
人)
ホー
ス
<消 <その他
費中 >(住宅
>
火災)
住宅火災により高圧ホースが焼損し、そこからガスが噴出して着火した。その炎でLPガス20kg容器が炙ら
火災 れ、焦げたものと推察される。原因は、住宅火災により高圧ホースからガスが噴出し、LPガス容器が焦げた
ものと推定される。安全弁の外観の観察からは、安全弁からガスが噴出しなかったものと考えられる。
C 火災
容器
<その他
その 本
<消
>(火災
他(寺 体、 費中
による延
社) 調整 >
焼)
器
消防が警察より寺の火災について連絡を受けた。その後現場に出動し、消火活動にあたった(同日、10時46
不明 分に鎮火)。火災により、ガスメーター、容器、調整器が損傷した。事業所では当日および翌日に現場検証を
行った。火災の原因、発火源は不明である。
C 火災
その
<消
容器
<その他
他(個
費中
本体
>(火災)
人)
>
裸火
(コ
ン
ロ)
出火原因はコンロの火である。窓から入った風にコンロの火柱が煽られ、コンロ周辺に置いてあったゴミに引
火した。この火災により住宅は全焼し、LPガス50kg容器も2本焼損した。うち1本はバルブ付近から炎が噴き
出したことから、ガスの漏えいがあった。事故後詳細調査せずに容器の処分が行われたため、漏えい部位の
詳細の特定は出来なかった。原因は、火災による容器への延焼である。
番
号
事故区分
5 消費
6 消費
7 消費
8 消費
事故名称
アセチレン
容器から出
火
火災により
LPガス容器
が被災
火災により
LPガス容器
が被災
溶接作業に
おけるLPガ
ス漏えい火
災
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
栃
2014/11/20 木
県
大
2014/12/12 阪
府
埼
2014/12/25 玉
県
愛
2014/11/3 知
県
0 0 0 0
アセチ
C 火災
レン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
事故概要
<貯
自動 容器
<その他
蔵中
車
本体
>(不明)
>
11月19日(水)夜、作業員が溶接・溶断用アセチレン7kg容器(11月13日充てん)を交換し、調整器を取り付け、
容器バルブを全閉状態で帰宅した。11月20日(木)4時に他の作業員が見回りを行ったところ、当該容器上部
から出火していることを確認した(同時に火災警報器が鳴る)。消火器にて消火活動を行い、鎮火、その後、警
察、消防、ガス会社へ連絡し、現場検証が行われた。また、容器は充てん事業者(容器検査所)に回収され
不明 た。なお、火災の熱により溶栓が溶け、ガスはほぼ全量漏えいまたは燃焼した。原因は、何らかの原因により
火災が発生し、火災の熱により溶栓が溶け、ガスが漏えいしたものと推定される。なお、アセチレン容器等の
調査が充てん事業者等により行われたが、火災の原因は不明である。今後は、容器交換時等に石けん水に
よる漏えい確認を実施する。また、ガス会社による調整器取り付け方法、火災時措置等の安全教育を実施す
る。
C 火災
機械
<そ
<その他
容器 の他
>(調査
本体 >(調
中)
査中)
12月12日19時17分に、鉄骨造4階建ての住宅兼作業場の1階作業場において高圧ガスに係る事故が発生し
た。当作業場では工業用モーターの修理を行っており、LPガスは、作業の工程で用いるバーナーの燃料とし
て使用していた。LPガスの消費者が死亡したことにより、事故に至った経緯は明確には分からず、調査中で
ある。目撃者によると、出入口付近に置いてあったLPガス容器付近から炎が上がり、消費者が火のついた
LPガス10.21kg容器を足で転がしながら屋外に出し、消火を試みていたとのことであった。その時既に作業場
調査
内の壁面が燃焼していたとのことであった。また、通報を受けて現場に最も早く到着した消防隊によると、屋
中
外の歩道上に横倒しになったLPガス容器の元弁に接続されたホースの先から炎が噴出していたとのことで
あった。以上のことから、高圧ガス保安法事故措置マニュアルに定める事故の定義のうち、該当する可能性
があるものとして、火災、噴出、漏えいおよび破損が考えられるが、詳細については調査中である。なお当建
物は全焼し、隣接建物1棟の小屋裏も焼損した。消費者のほか、同居の妻も死亡した。原因については調査
中である。
C 火災
容器
本
<その他
その 体、 <消
>(火災
他(個 バル 費中
による延
人)
ブ、 >
焼)
ホー
ス
12月25日(木)4時20分に、県消防本部より販売店に、消費者宅で火災が発生した旨の連絡があった。当直者
2名が現場へ緊急出動し、4時50分に現場へ到着した。現場到着時には、消防署が消火活動中であり、敷地
火災 内へは入れなかった。LPガス30kg容器についてはバルブ付近から炎が出ているのを確認した。その後、6時
52分に鎮火を確認した。火災により木造平屋建ての住宅1棟がほぼ全焼し、その後容器へと延焼した。出火
原因は、現在調査中とのことである。
<停
アセチ
鉄工 バル 止中 <容器管
0 0 0 0 レン、 C 漏洩 火災
所
ブ
>(休 理不良>
酸素
止中)
10月31日(金)午後5時頃、溶接作業を終了した後、容器のバルブを閉め忘れたため、溶接器具側から酸素お
よびアセチレンが漏えいした(現場検証にて確認済み)。その後、何らかの着火源に着火して火災が発生した
ことにより、アセチレン容器の溶栓が作動し、そこから噴出したガスに引火した。これにより、付近に置いて
不明 あった酸素容器が熱せられて穴が開き、工場内に散乱した。なお、近隣住民から火災発生の通報があったの
は、11月3日6時頃である。原因は、漏えいした高圧ガスに何らかの着火源に引火して、火災が発生したもの
と推定される。今後は、高圧ガスを使用した作業の終了後は、点検表等を用いてバルブの開閉状態を点検
し、バルブの閉止を確実に行うこととする。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
9 消費
モノシラン容
器からの漏
えい火災
山
2014/11/4 形
県
10 消費
車両衝突に
よるLPガス
容器からの
漏えい
埼
2014/11/13 玉
県
0 0 0 0
<消 <その他
容器
費中 >(調査
本体
>
中)
11月4日15時10分頃、モノシランのシリンダーキャビネット内部で出火しているのを社員が発見した。緊急遮
断弁を作動させたが、作動に問題が発生して漏えいを抑えきれなかった。消防に通報した。16時41分に鎮火
した。シリンダーキャビネットの壁が焼けたが、人的被害はなかった。容器残圧低下のため、消費事業所の担
自然 当者がキャビネット内の容器4本のうち1本を交換し、スヌープ検査(漏えい検査)を行い、異常がないため作業
発火 を続けた。その約1時間後に警報器が作動したために確認したところ、交換した容器から出火し、隣接する容
器にも引火していた。引火していない2本の容器を取り外して緊急遮断装置を作動させたが、十分な効果が
得られなかったため、消防に通報した。容器を冷却しながら、容器内のガスが全て燃焼するのを待って、16時
41分に鎮火した。原因については調査中である。
容器
その
本
<消 <交通事
他(ガ
体、 費中 故>(他
ス事
バル >
損)
業)
ブ
無
11月13日12時50分に、「LPガス容器にトラックが衝突し、LPガス容器が転倒した。LPガス容器のバルブは閉
栓したので、現在は、ガス漏れはしていない。」と消費者より連絡があった。13時15分に、現場に到着した。LP
ガス50kg容器4本の閉栓およびガス漏れ等の安全を確認した。原因は、交通事故による供給設備(メーター・
調整器)および消費設備の破損である。
<設計不
無
良>
消費事業所の閉鎖に伴い、ボイラー用燃料として使用していたバルク貯槽(1基のみ、縦置、貯蔵能力980kg、
残ガス量約300kg)を撤去するため、液取出弁を閉止したうえで、四枚刃パイプカッター(通称:四刃)で液相配管
(15A、液取出弁から約1.5m、水平部)を切断中、切断箇所から貯槽内または当該配管(延長約3m)内の残ガス
が漏えいした(9時50分頃発生、シューという音とともに気化したLPガスが噴出、液がこぼれ落ちるほどではな
かった)。応急措置として粘土、ゴム巻きを行ったが止まらず、さらにテープ巻きおよび液取出弁の増し締めを
行った結果(この間約10分)、漏えい量は少なくなった(白煙が出る程度、漏えい音はしなくなった)が完全には
止まらなかった。そのため、9時58分、消防に連絡し、消防、警察の警戒のもとで液取出弁出口部を四刃で切
断し、貯槽側をプラグ止めした(作業完了時刻10時30分~40分)。なお、切断した時点では漏えいは止まって
いた。原因は、液相配管内の残ガス処理が不十分であったためと推定される。液相配管内の残ガスは、気化
器(温水式、電気式)出口でガスを燃焼させることにより行ったが、その際、気化器の電源を入れなかったた
め、当該気化器内の弁に開かないものがあり、バルク貯槽液取出弁と気化器の間の配管内に残液が残って
いたものと考えられる。
モノシ
C 漏洩 火災 機械
ラン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
11 消費
バルク貯槽
の撤去作業
中に配管を
切断しLPガ
ス漏えい
大
2014/11/25 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
12 消費
ホース接続
部からのLP
ガス漏えい
火災
福
2014/11/28 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
事故概要
配
管、
バル
ク貯
槽
C 漏洩
販売
店
C 漏洩
一般 ホー
火災
化学 ス
<停
<誤操
止中
作、誤判
>(工
断>
事中)
<消
<締結管
費中
理不良>
>
廃油(重油代替燃料)の引火点測定時、測定用の種火が、ホース接続部から漏れだした種火用LPガスに引火
した。消火器1本を使用し、約3分後に鎮火した。原因は、4.8L(ガス2kg)容器と、引火点測定器を接続するガス
裸火 ホース(LPガスホースを使用)の測定器側の接続部が緩み、漏れたガスに引火したものと推定される。今後
は、ホースの接続方法をカプラ式とし、ホースも配管化する。また、使用の都度、容器・ホース接続部の漏れ
確認を実施する。さらに、上記の接続方法・漏れ確認を、作業手順に明記する。
番
号
事故区分
事故名称
13 消費
切断作業中
におけるア
セチレン容
器の火災
14 消費
溶断作業中
のアセチレ
ン容器の火
災
15 消費
LPガスバー
ナー使用中
のホースか
らのLPガス
漏えい火災
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
静
2014/12/9 岡
県
石
2014/12/9 川
県
長
2014/12/20 野
県
事故概要
アセチ
0 0 0 0
C 漏洩
レン
容器
ビニールハウスの解体に伴い雨樋をガス切断中に、アセチレンガス調整器の下流側バルブの締結部に切断
本
<消
<誤操
火花が飛び、漏えいしていたガスに着火した。ハウス上部の作業者が火に気づき、ハウス下部の作業者に元
廃品
<締結管
火災
体、 費中
作、誤判 裸火 バルブの閉止を要請するも、要請を受けた作業者が操作を誤り、調整器の加圧ハンドルを締め込み、ガス放
回収
理不良>
バル >
断>
出量が増加し、火炎が大きくなった。溶解栓からもガスが放出し、これにも引火した。原因は、調整器下流側
ブ
バルブの締結不良によるガス漏れおよびバルブ閉止作業における誤操作と推定される。
アセチ
C 漏洩
レン
12月9日(火)14時50分頃から施工していた、事故発生場所となりの家屋解体工事において、酸素・アセチレン
を使用して同ガス容器設置場所付近で鉄骨の溶断中に、何らかの要因により漏えいしていたアセチレンに引
容器
<消
<シール 火花 火し、同容器が火災となった。通報により、消防隊が出動し、火災は延焼を免れ、16時10分頃にアセチレンが
廃品 本
<締結管
火災
費中
管理不良 (溶 燃え尽き、鎮火した。なお、同容器は鎮火した後、可溶栓部に木栓を打ちつけ、再炎しない処置を施し、ガス
回収 体、
理不良>
>
>
接) 納入業者が撤去排出した。原因は、火気を使用した溶断箇所と容器設置場所が近く(約3m)、何らかの原因で
継手
漏えいしたアセチレンガスに、溶断で発生した火花が要因で引火、火災に至ったと推定される。今後は、溶断
作業始業前点検(漏えい検査液による漏えい検査)を実施する。また、火気使用場所で防火養生を実施する。
0 0 0 0
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C 漏洩
火災 建設
ホー
ス
<停
止中 <点検不
>(休 良>
止中)
裸火
(バ
ー
ナー
)
当該事故発生場所において、グラウンド内の舗装工事に使用する路面を温めるための重機(ロードヒーター
車)のLPガス容器設置個所付近から炎が上がっているのを作業員が確認した。直ちに、土木工事用の作業
用に使われる散水車と散水機能を有するタイヤローラー(重機)を使って消火作業を開始し、おおよそ10~15
分後に鎮火した。原因は、ロードヒーター車のガス容器を温めるための温水用バーナーへガスを供給する
ホース部分より、ホース劣化によりガスが漏れ、そのガスにバーナーの火が引火し、ガス容器に引火していっ
たと推定される。なお、ロードヒーター車の取扱い方法には、問題なかったと考えられる。今後は、①日々の
始業前点検時にバーナーホースに傷・擦れ等がないか確認するとともに、毎年新品と交換する。②消火設備
(消火器)を設置する。③火災が起こりうる火種があると考えられる場合は、機械から離れない。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
その他の災害事故
番
号
事故区分
1 その他
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
フォークリフ
トによる高圧
ガス容器積
兵
替え作業中 2014/10/30 庫
にバルブを
県
破損させ漏
えい
6フッ
化プロ
ピレン
0 0 0 0
C 漏洩
オキ
サイド
(6FO)
容器
本
販売
体、
店
バル
ブ
<荷
<容器管 <設計不
無
役中
理不良>
良>
>
事故概要
通関後、港の物流倉庫にて、物流業者作業員が通関済みの輸入コンテナ内の高圧ガス容器をフォークリフト
にて積み替え作業中に、容器付属のバルブがコンテナ内壁に当たり、バルブが破損した。その結果、内部の
高圧ガスが全量漏えいした。当該容器には、付属バルブの衝撃防止としてプロテクターを取り付けた容器構
造になっていたが、付属品バルブに仕切りフランジを取り付けることにより、プロテクターより17mmほど突出し
ていた。原因は、コンテナ内部から容器をフォークリフトにて搬出の際、コンテナ内壁に擦りながら搬出したた
め、付属バルブに衝撃が加わり、破損したものと推定される。バルブ全体を保護できるように改造手配中であ
る。緊急対策として、プロテクターの位置をずらし、バルブがプロテクター内部に完全に収まるように改造す
る。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
喪失・盗難事故(製造事業所)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
喪失・盗難事故(移動中)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
喪失・盗難事故(消費)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
その他
C
(紛失)
その
容器
他(水
本体
産)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
販売店は、消費者(消費事業所代表者)と長期間に渡り連絡が取れなくなったため、10月1日
に付近住民へ情報収集を行ったところ、消費者は既に死亡しており、消費事業所は容器の保
管場所と思われる建物ごと売却されていたことが判明した。次に容器の状態について建物の
所有者に確認を依頼したところ、所有者が建物を購入した時点で既に無かったとのことなの
で、今回の届出となった。第一報は10月1日(水)10時30分である。
アセチ
その他
C
レン
(紛失)
その
他(工 容器
事現 本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
平成23年12月6日に消費事業所が販売店からアセチレン7kg容器1本を借りて、東日本大震
災の復興現場で溶接や切断の作業に使用していたところ、現場を配転しているうちにその所
在が分からなくなってしまった。他の現場へ移る時に担当者の引き継ぎが不十分で、容器の
回収を忘れてしまったものと考えられる。
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店が容器配送を委託している業者から連絡があり、販売店職員が消費者宅を訪ねたと
ころ、LPガス20kg容器4本のうち1本が無くなっており、別の容器が設置されていた。
C
その他
(盗難)
その
他(ペ 容器
ンショ 本体
ン)
<消
費中 <盗難>
>
無
10月29日に配送社員が容器交換を行おうとしたところ、他社の容器が接続されているのを確
認した。10月31日に接続されていたLPガス20kg容器の所有者に確認をとったところ、当該容
器は以前に盗難された容器であることが判明した。このことから、配送時の容器取り違えでは
なく、盗難と判明した。11月4日に警察署に盗難届を提出した。
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
10月6日(月)朝、消費者が朝の清掃時に2本立てのLPガス20kg容器のうち1本と調整器がなく
なっており、残りの1本は供給設備からはずされていることに気がついた。10月4日(土)朝の清
掃時には異常がなかったため、同日から6日早朝の間に盗難にあったと思われる。
LPガス容
1 消費
器の喪失
北
2014/10/1 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
アセチレン
2 消費 容器の喪
失
宮
2014/10/1 城
県
0 0 0 0
LPガス容
3 消費
器の盗難
三
2014/10/3 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
4 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/10/3 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
5 消費
LPガス容
器の盗難
熊
2014/10/6 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
10月9日午後4時頃、LPガス20kg容器1本が放置されていたとの情報があり、販売店が設置
先(空家)を確認したところ、LPガス20kg容器2本のうち、もう1本も紛失していることを確認し
た。発見された容器は速やかに回収を行い、紛失した容器については交番に通報し、盗難届
を提出した。平成22年6月15日最終検針、以降閉栓状態であった。
無
10月9日、質量販売での消費先に対する1年に1回の容器所在確認を実施していたところ、工
業用途で貸し出していた消費事業所において、LPガス8kg容器4本中3本が行方不明であるこ
とが判明し、消費事業所社員と販売事業者が倉庫および使用していた工事現場等を捜すも
発見できなかった。10月10日に交番へ届け出た。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
9月26日(金)に消費事業所の自己破産の通知が、代理人より届いたため、代理人へ工事用
に貸出中のLPガス10kg容器6本の返却を依頼した。10月9日(木)に代理人からの回答があ
り、消費事業所の倉庫内にLPガス10kg容器5本があったが、1本が見当たらないとの報告が
あった。10月10日(金)に警察署へ紛失の届出を行った。なお、当該容器がいつ無くなったの
か特定は出来ていない。
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
普段不在にしている家に連休で帰省した際に、LPガス20kg容器2本がなくなっていることを発
見し、警察に通報した。
その
他(店 容器
舗:養 本体
殖場)
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
10月11日(土)~12日(日)の未明にかけて台風19号が襲来した。それにより、海岸に隣接して
いる当該養殖場は高潮による被害を建物および屋外の設備品に受け、壊滅状態となった。
LPガス50kg容器2本についても高潮により容器チェーンが外れ、さらに高圧ホースが切断さ
れ、流されてしまった。翌日、流された容器を現場付近で発見し、残ガスがない状態で回収を
行った。容器が流されるにあたっては「BC遮断警報」をセンターで受信していたが、暴風警報
発令中のため出勤できず、暴風警報解除後に対応を行った。
LPガス容
6 消費
器の盗難
福
2014/10/9 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(鮮
本体
魚店)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
7 消費
器の盗難
北
2014/10/9 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(倉
本体
庫)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
8 消費
器の喪失
青
2014/10/9 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(建
容器
設会
本体
社倉
庫)
LPガス容
器の盗難
京
2014/10/12 都
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
台風による
沖
10 消費 LPガス容 2014/10/12 縄
器の流出
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
(紛失)
9 消費
C
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
無
10月15日(水)午前8時頃、消費者(一般住宅)がガスコンロを使用しようとして火がつかず、容
器を確認したところ、1本立てのLPガス20kg容器がなくなっていることに気がついた。他の供
給設備には異常はなかった。10月14日(火)には異常なく使用できており、同日夕刻から15日
早朝の間に盗難があったと思われる。
<消
費中 <盗難>
>
無
10月15日にメーター検針のため、販売店社員が立ち寄ったところ、LPガス20kg容器2本のうち
予備側の1本が取り外されていた。消費者に確認をとったが、容器の所在が分からず、盗難さ
れたものと判断した。同日に、担当者が警察署に盗難届を提出した。前月の9月15日に同社
員が検針時に容器を確認している。容器は、建物の側面に容器チェーンにて固定して設置さ
れている。なお、事務所なので、夜間は無人になるとのことである。
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
10月19日19時頃、消費者がガスを使おうとしたが使用できなかったため、販売店に連絡し、
LPガス20kg容器2本の盗難が判明した。確認のうえ、周辺をさがしたが発見できず、10月20
日に交番に届出を行った。
その
容器
他(個
本体
人)
<消
費中 <盗難>
>
無
10月20日(月)に消費者宅へ定例の検針に行った際、検針員がLPガス20kg容器1本が無くなっ
ていることに気づいた。消費者へ確認したところ、最後にガスを使用したのは8月16日頃との
ことであり、前回検針時の9月20日には容器は存在していたため、9月20日から10月20日の
間に盗難にあったものであり、10月22日(水)に警察署へ盗難の届出を行った。
その他
(盗難)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
石
2014/10/15 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
LPガス容
器の盗難
福
2014/10/19 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
青
2014/10/20 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
12 消費
器の盗難
熊
2014/10/15 本
県
LPガス容
13 消費
器の盗難
14 消費
15 消費
事故概要
当該容器は、平成21年に容器交換して以来、そのまま設置されていた。10月14日にガスが使
用できない旨の連絡があり、販売事業者が現場を確認したところ、販売事業者のLPガス20kg
容器が無くなっており、他社の空容器が置かれていた。3月10日に検針し容器を確認した。そ
れ以降の使用量は0であった。販売事業者は2ヶ月に1回の検針を行っていたが、検針時に容
器の確認を特に行っていなかったため、容器の盗難の発生日は特定できなかった。
その
容器
他(公
本体
民館)
福
2014/10/14 島
県
11 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
茨
2014/10/22 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(更
本体
地)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
17 消費
器の盗難
山
2014/10/22 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
16 消費
18 消費
LPガス容
器の盗難
埼
2014/10/22 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
器の盗難
埼
2014/10/22 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
20 消費
器の盗難
鹿
児
2014/10/23
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
19 消費
事故概要
無
10月22日(水)8時30分頃、販売店の検針員が現場に赴いたところ、民家のあった場所が更地
となっており、LPガス50kg容器2本等がなくなっているのを確認した。10月23日に現地確認を
行った後、近隣住民、管理会社等への状況聞き取りを行い、11月8日に警察署に盗難届を提
出した。8月23日(土)の検針時には民家と容器があったことを確認していた。9月12日(金)に民
家の解体作業が終了した後、解体業者は容器等をそのままにしたとのことから、これ以降に
盗難にあったと考えられる。現場は平成24年4月より空家となっていた。
無
10月22日(水)10時35分頃、容器配送を委託している事業者から販売店に、公民館のLPガス
20kg容器1本がなくなっていると連絡があった。販売店が現場を確認したところ、高圧ホース
が切断され、設置していたLPガス20kg容器2本のうちの1本がなくなっていた。販売店で公民
館管理者に直近の利用状況を確認後、警察へ連絡し、現場検証を実施した。原状回復し、供
給を再開した。
無
10月22日(水)、消費先に新たに入居する消費者より、ガス設備撤去依頼の連絡が販売店に
入った。13時30分に販売店社員が設備撤去のために現場に到着した。現場には、既にLPガ
ス30kg容器2本、単段調整器、高圧ホースおよび低圧ホースが無く、メーターのみが設置され
た状態だった。メーターを撤去し帰社した。容器設置履歴を調べたところ、容器の最終取り付
け先が当該消費先のままとなっているため、盗難であることが判明した。紛失時期について
は不明である。
無
10月22日(水)16時30分頃、近所の人が犬の散歩中に、公会堂のLPガス10kg容器が無くなっ
ていることを確認した。その後、町会長に連絡した。翌日23日に町会長が公会堂へ出向き、
容器の盗難を確認した後、警察へ通報した。その後、販売店に連絡した。連絡を受けた販売
店は、現地へ出向き確認をした後、県化学保安課に連絡した。販売店の方では、10月19日19
時00分頃には、容器に異常がなかったことを確認している。盗難届は23日中に町会長が提
出した。平成25年11月6日(水)にもLPガス10kg容器2本の盗難があり、報告している。
無
5月に入居者が退去し空家となっていた住居のLPガス20kg容器2本が盗難された。販売店の
担当者が8月に近隣を検針したときは容器があることを確認していた。当該住居が区画整理
により解体されるため、容器の回収に向かったところ、LPガス20kg容器2本が無くなってい
た。10月30日に容器所有者が派出所に被害届を提出し、県消防保安課に事故報告を行っ
た。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
10月24日10時20分頃に集会所で容器の盗難が発覚し、本来、消費先に設置されているはず
の容器が置かれていた。そのため、ガス配送委託先の配送員が消費先に確認に行ったとこ
ろ、LPガス20kg容器が2本ともなくなっており、空のLPガス20kg容器1本(所有者不明)が供給
設備付近に放置してあった。10月4日の検針時には、異常は見られなかった。
<消
費中 <盗難>
>
無
10月24日に調整器交換のため、工事委託先担当者が現地に行ったところ、高圧ホース、容
器チェーンが外された状態のLPガス20kg容器を発見し、盗難に気づいた。10月16日の検針
時には、異常は見られなかった。なお、発見された容器は本来、集会所に設置してあるはず
の容器であった。
<消
費中 <盗難>
>
無
10月25日10時頃、現場付近を通りがかった販売店配送員が、LPガス50kg容器1本が紛失し
ているのに気づき、会社に戻り確認し、通報した。なお、消費者、販売店の人事異動などで確
認作業に時間がかかり、通報が遅れた。
無
10月30日(木)午後0時頃、消費先の従業員が湯沸器を点火したが着火しなかったため、設置
してあった供給設備を確認したところ、2本あったLPガス20kg容器が1本無くなっていた。連絡
を受けた販売店の従業員が現地確認したところ、供給設備の損傷は無く、予備側の容器が
高圧ホースから外されて無くなっていたことから、盗難されたものと判断し、警察署へ盗難届
を提出した。なお、直近の容器交換時(9月10日)には異常は無かった。検針時(10月19日)も異
常は無かった。
無
10月30日(木)13時30分頃、検針員が検針業務のため現地を訪問した際、空家が取り壊され
ており、設置されていた供給設備(ガスメーター、調整器、およびLPガス20kg容器2本)が無く
なっていることに気付き、販売店へ連絡を入れた。同じ検針員が前回の検針で、9月22日(月)
に空家を訪れた際には、LPガス20kg容器は2本とも存在していた。前居住者から情報を確認
し、土地の所有者と連絡が取れ、解体業者に確認をしてもらったが、最初から容器はついて
いなかったとの回答であった。メーターと調整器については、解体業者の方で処分したとのこ
とだったが、容器の行方が不明になってしまったため、盗難として報告した。
LPガス容
21 消費
器の盗難
福
2014/10/24 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
22 消費
器の盗難
福
2014/10/24 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
LPガス容
器の盗難
大
2014/10/25 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
23 消費
24 消費
25 消費
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の盗難
北
2014/10/30 海
道
埼
2014/10/30 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
その他
(盗難)
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
その
容器
他(空
本体
家)
事故概要
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
26 消費
酸素容器
の盗難
大
2014/10/30 阪
府
0 0 0 0 酸素
C
その他
(盗難)
その
容器
他(駐
本体
車場)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先において、設置していた酸素ガス7m3容器1本が、10月28日(火)午後6時頃から10月30
日(木)午前6時までの間に盗難された。
27 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/11/2 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
公民館で会合を行うため住民が集合した際に、ガス(暖房器具)を使用したが、点火しなかっ
たため、容器置き場を確認すると、LPガス20kg容器が2本ともなくなっていた。
28 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/11/3 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(板 容器
金工 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月3日午前7時頃、出勤した従業員が事業所に設置されていたLPガス20kg容器2本がない
ことに気付いたため、販売事業者および警察へ通報した。盗難届を提出した。なお、11月1日
午後8時頃、社長の退社時には容器に異常はなかったとのことである。
29 消費
LPガス容
器の盗難
長
2014/11/4 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月4日(火)10時55分頃、販売店に「川の中でLPガス10kg容器1本を発見し、回収した」旨の
通報があった。システム登録情報を確認したところ、発見容器は、市の集会所に販売店が平
成23年4月25日に設置したものであることが判明した。販売店担当者が集会所の設置容器を
確認したところ、発見容器の代わりにかなり古い容器が設置されているのを確認した。容器を
持ち去った人物が代替で取り付けたものと推定される。なお、検針は毎月行われているが、
容器は正常に高圧ホースで接続されており、検針担当者は容器がすり替わっていることに気
付かなかった模様である。盗難にあった容器と代替で取り付けられていた容器はいずれもほ
とんど空の状態であった。
30 消費
LPガス容
器の盗難
茨
2014/11/4 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月4日(火)12時40分頃、委託保安機関の配送員が容器の交換に出向いたところ、LPガス
20kg容器1本がなくなっているのを発見したため、販売店に連絡した。その後、販売店担当者
が警察との現場検証を実施した。10月8日(水)の検針時には異常はなかったことから、これ以
降に盗難にあったものである。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
31 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/11/5 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月5日(火)8時30分頃、消費事業所の職員がガスコンロを使用した際に点火しなかったた
め、屋外の容器を確認したところ、LPガス20kg容器2本が盗まれているのを発見した。容器は
建物南東の外壁に鎖で転倒防止措置がされた状態で設置されていたが、鍵等の盗難防止措
置はされていなかった。前日の4日(月)にガスを使用したかは不明であり、最終確認日は連休
前の10月31日(金)である。また、最終の配達納品は、販売店から委託されている業者により
10月29日(水)に行われており、満充てんに近い状態であったと推測される。事故後、盗難防
止策として容器を50kg容器2本に変更した。
32 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/11/7 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月7日午前9時30分頃、配送業務委託業者が定期点検のため訪問したところ、LPガス20kg
容器2本のうち1本と調整器が紛失していることを確認した。その後、交番に盗難届を提出し
た。平成24年月10日の容器交換が最終であり、平成26年2月18日以降空家だった。
LPガス容
33 消費
器の盗難
愛
2014/11/7 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(店
容器
舗:た
本体
こやき
屋)
<消
費中 <盗難>
>
無
発覚前日、使用者が閉店後の日課として自動切替調整器のガスコックを閉栓した際には4本
そろっていたLPガス20kg容器が、翌朝、開店準備のためにガスコックを開栓しようとしたとき
には、1本なくなっていた。
<消
費中 <盗難>
>
無
市営住宅の消費者は、11月7日16時に帰宅した際に、朝の外出時には設置してあったLPガ
ス20kg容器1本がなくなっているのに気付き、販売店に通報した。通報を受けた販売店は、盗
難届をするため、現地で警察官を待っている間に付近を調査すると、別棟の消費者のLPガス
20kg容器1本についてもなくなっているのを発見した。調査をすると、いずれの消費設備も自
動切換式調整器によるLPガス20kg容器2本であり、予備側の充てん容器がなくなっていた。
高圧ホースの接続は手締めによるもので、転倒防止用の鎖はフック式で、外されていた。LP
ガス20kg容器合計2本の盗難事故と断定する。
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店が別の消費者の盗難届をするため、現地で警察官を待っている間に付近を調査する
と、消費者のLPガス20kg容器1本についてもなくなっているのを発見した。調査をすると、いず
れの消費設備も自動切換式調整器によるLPガス20kg容器2本であり、予備側の充てん容器
がなくなっていた。高圧ホースの接続は手締めによるもので、転倒防止用の鎖はフック式で、
外されていた。LPガス20kg容器合計2本の盗難事故と断定する。
LPガス容
器の盗難
岐
2014/11/7 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
35 消費
器の盗難
岐
2014/11/7 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
34 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
無
11月10日9時30分頃、集会所で容器の盗難が発覚し、本来、公民館に設置されているはずの
LPガス20kg容器1本が集会所に放置されていた。そのため、担当者が公民館に確認に行っ
たところ、LPガス20kg容器が2本ともなくなっており、空のLPガス20kg容器が2本(他社所有1
本、所有者不明1本)が供給設備付近に放置されていた。10月10日の検針時に異常は見られ
なかった。
無
11月10日、集会所の利用者からガスが使えないと連絡があり、担当者が現地で供給設備を
確認したところ、高圧ホース、容器チェーンが外された状態の空のLPガス20kg容器が放置さ
れており、盗難に気づいた。10月16日の検針時に異常は見られなかった。なお、発見された
容器のうち1本は、本来公民館に設置してあるはずの容器であった。もう1本は他社のもので
あった。
<消
費中 <盗難>
>
無
消費事業者に2月に質量販売を行った。消費事業者が11月6日(木)に営業に向けて準備に入
り、その際はガス点火を確認している。週明けの10日(月)にガスが点火せず、LPガス8kg容器
がないことを確認した。直ちに地元の警察および販売店に連絡し、販売店担当者は現場へ向
かい状況を確認し、県へ連絡した。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
10月15日に、販売店が消費事業所に質量販売用に貸し出しているLPガス20kg容器の所在を
確認したところ、把握されていなかったため、消費事業所に所在確認を依頼した。11月11日
になって、販売店が消費事業所から、容器を捜索したが発見できないとの連絡を受けて、喪
失したことが判明した。
その他
(盗難)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
器の盗難
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
37 消費
器の盗難
福
2014/11/10 島
県
LPガス容
38 消費
器の盗難
福
2014/11/10 島
県
LPガス容
39 消費
器の盗難
広
2014/11/10 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(冬
期期 容器
間営 本体
業施
設)
LPガス容
40 消費
器の喪失
岐
2014/11/11 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(建
容器
設資
本体
材置
場)
事故概要
11月8日(土)10時頃、消費事業所の従業員が、ガスファンヒーターを使用したところ、作動しな
かったため、販売業者に電話連絡し、ガス容器の設置場所を確認すると、LPガス20kg容器2
本がなくなっていた。なお、11月6日(木)20時の営業時間までは、ガスの使用を確認しており、
7日(金)は使用していないため不明であるが、8日(土)の出勤時の10時に覚知していることか
ら、6日20時から8日10時の間に盗難されたと推定される。
その
他(消
容器
費先
本体
事業
所内)
岐
2014/11/8 阜
県
36 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
番号
事故
事故名称
区分
41 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
愛
2014/11/12 媛
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
設備
区分
その
他(空 容器
き事 本体
務所)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
11月12日14時50分に、販売店がガスを供給している建物に新たに事務所が入居したとの連
絡があったため、供給開始のため、販売店担当者が現地でLPガス設備の点検を実施しよう
としたところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることを発見した(容器は1本のみ設置)。最
後にLPガス容器を確認した日は10月21日であり、10月21日から11月12日の間に盗難された
と推定される。なお、8月20日から11月12日までの間、空き事務所であったとのことである。
42 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/11/13 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月13日午後6時頃に、公民館に会議のために参集した一般住民が、LPガス20kg容器を固
定していた鎖が切断され、鎖についていた南京錠とともにLPガス20kg容器1本が無くなってい
ることに気が付き、最寄りの警察(駐在所)に電話連絡した(当日駐在所が不在であったため、
翌日(11月14日)に同駐在所・販売店に電話連絡)。容器は高圧ホースから外されており、転倒
防止チェーン以外の供給設備の破損はなかった。11月7日のメーター検針時も異常はなかっ
た。また、警察の現場検証は、11月14日午前10時30分頃に販売店、消費者の立会で実施さ
れた。
43 消費
LPガス容
器の盗難
長
2014/11/14 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
冬期は使用しない一般住宅において、11月14日9時30分頃に訪問したところ、LPガス20kg容
器1本が無いことが判明した。最終確認は10月31日に検針を行ったときに2本あることを確認
している。盗難と判断し、11月14日、県への事故届および警察署に被害届を提出した。
44 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/11/14 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月14日(金)午後2時頃、消費先の空家の容器調査を行ったところ、空家物件のLPガス20kg
容器1本が紛失していることが分かった。状況を確認したところ、接続ホースごと無くなってお
り、調整器に傷等の異常が見られないことから、スパナで接続部を外され盗まれたものと推
定される。販売店は、午後3時頃に、交番へ盗難被害届を提出した。6月20日(水)には容器が
あったことが確認できていることから、6月20日午前10時頃から11月14日午後2時頃までの間
に盗難が発生したと思われる。また、通常であれば空家についても3ヶ月に1回は設置状況の
確認を実施しているが、当該消費先については確認を怠っていた。
45 消費
LPガス容
器の盗難
静
2014/11/16 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月16日午後8時まではLPガス50kg容器1本を確認しているが、11月17日昼頃に、容器が紛
失し、所有者不明の塗装されたLPガス20kg容器(空瓶)が放置されていることを発見した(警察
の現場検証の際、放置された空瓶の容器番号等について情報提供済み。)。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
<消
費中 <盗難>
>
無
11月17日、販売事業者が空家である消費先を巡回確認していたところ、設置されていたLPガ
ス20kg容器2本が行方不明であることが判明した。隣人に状況を確認したところ、日時は不明
であるが作業服を着た男性が容器を持っていったとのことであった。配送会社に確認したが
容器回収等は行っておらず、容器盗難された事実が判明した。11月17日に、交番へ届け出
た。なお、販売事業者が当該容器を5月に最終確認しているとのことである。
その
他(解 容器
体現 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
朝、作業のため現地に到着したところ、工事現場出入口の施錠済みのフェンスが破られ、工
具の他、敷地内に置いていたアセチレン7.2kg容器および酸素10kg容器がなくなっていること
を発見し、警察に通報した。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月18日夕方(17時頃)、消費者よりLPガス20kg容器が無くなっている旨の連絡があり、販売
店が現場に急行すると、LPガス20kg容器2本立てのうち、残っていた1本のバルブは閉止さ
れ、ガス止めの状態であった。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
愛
2014/11/17 知
県
LPガス容
48 消費
器の盗難
北
2014/11/17 海
道
高
2014/11/18 知
県
無
11月17日(月)12時頃、販売事業者が委託する業者社員が検針のため現場へ行ったところ、
LPガス20kg容器1本が取り外されていることを発見し、販売事業者へ連絡した。盗難と判断
し、警察署へ盗難届を提出した。なお、当該消費先の住人は常時居住していないため、容器
盗難に気づかなかった。また、前回確認時(10月17日(金))には、容器は確認されている。
その他
C
(盗難)
LPガス容
47 消費
器の盗難
LPガス容
器の盗難
無
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
その他
(盗難)
事故概要
11月17日(月)12時頃、販売事業者が委託する業者社員が現場を通りかかったところ、LPガス
30kg容器2本が取り外されていることを発見し、販売事業者へ連絡した。盗難と判断し、警察
署へ盗難届を提出した。なお、前回確認時(10月17日(金))には、容器は確認されている。ま
た、当該消費先は平成22年から空家であり、容器は他の事業者への転換防止で、営業上の
理由により放置されていた。
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
50 消費
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
アセチレン
京
容器、酸素
2014/11/17 都
49 消費
容器の盗
府
難
設備
区分
その
容器
他(空
本体
家)
愛
2014/11/17 知
県
46 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
51 消費
器の盗難
北
2014/11/18 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(マ
ンショ
容器
ン新
本体
築工
事現
場)
LPガス容
52 消費
器の盗難
鳥
2014/11/19 取
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(別
本体
荘)
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
マンション新築工事現場で使用するため、消費者にLPガス10kg容器1本を貸し出していた。当
該容器を建設中のマンション内にバーナーとともに保管していたところ、11月18日に容器およ
びバーナーが無くなっていることに気付いた。同日、消費者が警察署へ届け出たのち、販売
事業者に連絡した。
無
11月19日午前11時頃、販売店のグループ会社の職員が検針のため訪問した際に、LPガス
20kg容器2本のうち1本がなくなっていることを確認した。10月20日に検針のため訪問したとき
には異常はなかったので、前回検針から今回検針までの期間中に盗難にあったと思われる。
事後対応としては、11月19日に警察署へ報告し、翌11月20日に現場検証を実施した。
無
消費事業所の代表者が、11月18日(火)午前10時頃に、工場内のトラックに酸素7m3容器およ
びアセチレン7kg容器をのせたまま工場をあとにし、11月19日(水)午前8時頃工場に行ったと
ころ、容器がトラックごと無くなっていることを確認した。その後、地元警察に被害届を提出し
たが、現段階で容器およびトラックは未発見である。なお、トラックは施錠されていなかった
が、工場の門は施錠されていた。
アセチレン
栃
容器、酸素
2014/11/19 木
53 消費
容器の盗
県
難
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
アセチレン
岡
容器、酸素
2014/11/20 山
54 消費
容器の盗
県
難
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
納品した酸素ガス47L容器3本とアセチレンガス41L容器2本が長期停滞になっているため返
却のお願いをしていたが、どこにあるか分からなくなったとの回答があった。再度にわたり精
査してもらうよう要請していたが、自宅事務所から居なくなり連絡が取れなくなり、不明となっ
た。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(宿 容器
泊施 本体
設)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月21日午後3時30分頃、LPガス検針のため消費先を訪問した際に、設置していたLPガス
50kg容器2本のうち1本が高圧ホースから外され、容器が無くなっていることが判明した。同日
午後4時30分頃に警察署に電話連絡し、現場検証および盗難届を提出した。なお、供給設備
の損傷は無かった。また、前回検針時(10月20日)にも異常は見られなかった。
55 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/11/21 海
道
C
その他
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
56 消費
LPガス容
器の盗難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
山
2014/11/21 形
県
アセチレン
栃
容器、酸素
2014/11/23 木
57 消費
容器の盗
県
難
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
設備
区分
その
他(建
容器
設会
本体
社事
務所)
自動
車
容器
本体
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
11月21日(金)朝、販売店が消費先より、事務所に取り付けてあった容器が無くなっている旨
の連絡をうけた。担当者が確認したところ、LPガス20kg容器1本が盗難されたことが判明し
た。11月25日付で警察署に被害届を提出した。
無
11月9日、消費事業所に異常は無かったが、11月23日午前10時頃消費事業所の者が事業所
に行ったところ、建屋内に保管していたアセチレン2.2kg容器1本とアセチレン7kg容器1本、酸
素7m3容器1本(溶断用)が盗難されているのを発見した。同日、警察署へ盗難届を提出し、12
月9日に販売店に連絡し、販売店が県に事故の報告をした。なお、当該事業所の入口には鍵
はなかったことから、車を置いて入口を塞いでいたが、柵等は特になかった。また、消費事業
所がガスを購入していたが、当該事業所は消費事業所の代表者が代表を務める別の事業者
の事業所であった。
LPガス容
器の盗難
北
2014/11/25 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月25日午前10時頃、販売店社員が自動切替調整器の期限切れ交換作業で訪問したとこ
ろ、LPガス20kg容器2本のうち予備側容器1本が無くなっていることに気づき、自動切替調整
器の高圧ホースが垂れ下がっていることから、盗難と判断した。調整器片側プラグ止めにて
処置した。事業所担当者の届出意識が希薄だったことから、12月10日に駐在所へ盗難届出
書を提出し、振興局には12月22日に口頭で報告した。当該物件は、冠婚葬祭等のみに使用
していて、盗難時には閉栓中であり、ガス漏えいの痕跡はなかった。平成25年12月9日にガス
を閉栓したことから、平成26年11月25日午前10時発見時までの期間に盗難されたものと思わ
れる。残っていたLPガス20kg容器1本は引き上げ済みである。
LPガス容
59 消費
器の盗難
千
2014/11/25 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(工 容器
場現 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月24日の工事終了後に作業員が施錠して帰宅したが、11月25日の朝に現場に行くと、施
錠した鍵が壊され、LPガス20kg容器1本が盗難されていた。
酸素容器
の喪失
京
2014/11/25 都
府
0 0 0 0 酸素
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
在宅酸素使用患者宅に酸素ガス0.3m3容器を設置していたが、停滞期間が長いため確認し
たところ、その場所にはなく、行方不明になっていた。(通院先の医療機関についても調査した
が、発見できなかった。)
58 消費
60 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
無
11月26日に容器交換点検のため、販売店社員が立ち寄ったところ、LPガス20kg容器2本両方
の残量が無かった。不審に思い容器番号の確認を行うと、同消費先にて10月15日に盗難に
あった容器が取り付けてあり、容器1本の所在が不明であった。容器の盗難があったものと判
断した。同日に、担当者が警察署に盗難届を提出した。10月15日に盗難にあい、16日に容器
2本両方の満タンを確認している。容器は、建物の右側面に容器チェーンにて固定して設置し
ている。なお、事務所なので、夜間は無人になるとのことである。
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
11月27日11時頃に、容器の配送を行ったところ、2本設置してあるはずのLPガス10kg容器の
うち、1本が紛失していることが判明した。消費者に連絡したところ、9月頃から1本になってい
た模様である。12月2日に警察へ通報し、同日付で被害届を提出した。
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
他
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
無
販売事業者が、返却予定日の10月30日を過ぎ、11月上旬になっても返却がないことから、消
費者へ連絡したところ、消費者は容器が無くなっていることに気づき、11月29日に警察に盗難
届を提出した。なお、容器は現場事務所の横に保管していたが、施錠はしていなかった。ま
た、敷地内入口にも施錠はしていなかった。消費者は、太陽光パネル設置工事のため高圧
ガスを使用していた。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
食品
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
無
12月1日(月)早朝、販売店に、消費事業所から、容器の1本が紛失している旨の連絡があっ
た。販売店社員を派遣し、現場を確認したところ、LPガス20kg容器1本が盗難にあったことが
確認された。同日午前10時に警察署へ通報し、現場検証を行った。消費者が警察へ被害届
を提出した。
62 消費
LPガス容
器の盗難
石
2014/11/26 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
63 消費
LPガス容
器の盗難
滋
2014/11/27 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
山
2014/12/1 形
県
事故概要
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
奈
2014/11/26 良
県
65 消費
設備
区分
11月26日午後4時50分頃、消費者がLPガス50kg容器2本設置されているうちの1本がなくなっ
ていることに気づき、販売店に連絡した。販売店が盗難と判断し、11月27日に所轄の警察署
に届け出た。消費者が11月26日午後1時頃に容器が2本とも設置されていることを確認してお
り、盗難は11月26日の午後1時頃から午後4時50分頃の間に発生したと推定される。
LPガス容
61 消費
器の盗難
アセチレン
福
容器、酸素
2014/11/29 島
64 消費
容器の盗
県
難
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
C
(盗難)
その
容器
他(事
本体
業所)
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
C
その他
(盗難)
C
その他
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
アセチレン
66 消費 容器の喪
失
大
2014/12/1 阪
府
0 0 0 0
LPガス容
67 消費
器の盗難
福
2014/12/2 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
68 消費
LPガス容
器の盗難
岡
2014/12/2 山
県
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
その
他(解
容器
体工
本体
事現
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
3月28日(金)に、消費者がアセチレン容器を販売店から借り受け、翌日29日(土)に解体工事
現場に持っていき使用するとともに同場所に保管していた。12月1日(月)に、販売店が消費者
に、アセチレン容器の返却期限が過ぎており、延滞金が発生する旨の連絡を入れたところ、
容器が見つからず、容器紛失が判明した。その後、販売店が府に事故報告を行い、府が消
防組合に連絡した。消費者によると、紛失した場所および時期は不明である。販売店から延
滞金の請求が来たため、アセチレン容器の所在を確認したところ、所在不明になっていること
に気が付いたとのことである。なお、12月1日に、消費者から警察署に届出済みである。
その他
C
(盗難)
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月2日9時43分、消費者からガスが使用できない旨の連絡を受けた販売事業者の担当者
が、容器盗難の事実を確認した。LPガス20kg容器2本が容器所有者名の消された20kg容器2
本とすり替えられていた。
その他
(盗難)
その
他(販
容器
売先
本体
事業
所)
無
自動切替調整器に連結されていたLPガス10kg容器2本が高圧ホースから外され、紛失してい
た。また、その場所に他社のLPガス10kg容器1本とLPガス5kg容器1本が放置されていた。概
要:消費事業所の従業員がコンロを使おうとしたところ、火かつかないので、LPガス容器を確
認したときに容器が外されて無くなっていることを発見した。また、その場所に他社のLPガス
容器2本が放置されていたと、消費事業所の従業員から連絡を受けた。12月2日11時45分に
警察署に報告し、12時に現場検証を行った。
アセチ
その他
C
(紛失)
レン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
設備
区分
C
<消
費中 <盗難>
>
69 消費
LPガス容
器の盗難
長
2014/12/4 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月4日(木)11時30分頃に、販売店の検針員から、「公会堂において、LPガス20kg容器2本が
設置してあるはずのところ、接続ホースの片方が外れ、1本しか設置されていない。」との報告
があり、16時20分頃に県地方事務商工観光課に第一報した。5日(金)に警察に被害届を提出
するとともに、現場検証に立ち会った。販売店担当者が配送記録を確認したところ、盗難され
たLPガス20kg容器は11月5日(水)15時頃に設置されたものであり、盗難はこれ以降、12月4
日(木)までの間に行われたと推定される。なお、検針履歴から、盗難容器は満タンに近い状
態であったと思われる。現場は道路脇にあるものの、樹木により隠され、外部からは視認しに
くい場所である。
70 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/12/4 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月4日18時、消費者からガスを使用できない旨の連絡を受けた販売事業者が、容器盗難の
事実を確認した。LPガス20kg容器1本が容器所有者名の消された20kg容器1本とすり替えら
れていた。盗難にあった容器は、11月10日に発見され、回収された。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
LPガス容
器の盗難
宮
2014/12/4 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
72 消費
器の盗難
広
2014/12/4 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
アセチ
その他
C
レン
(紛失)
その
他(廃 容器
品回 本体
収)
71 消費
アセチレン
73 消費 容器の喪
失
佐
2014/12/5 賀
県
0 0 0 0
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
無
12月4日(木)に、販売事業者の配送委託先業者が消費者宅に出向き、毎月の検針を実施し
ようとした際、LPガス20kg容器2本が盗難されていたことが発覚した。今回盗難されたLPガス
容器の残ガスについては、40kgとのことである。また、盗難された容器は、配送委託先業者
のものである。前回検針時の11月5日(水)に、LPガス容器があることを配送委託先業者が確
認しているので、その検針時以降から今回検針時までの間に盗難されたこととなる。なお、盗
難現場の消費者宅は別荘的に使用されている。今回の盗難事件を受け、販売事業者から消
費者に連絡の上、LPガスの供給および容器の再設置を協議していくこととなっている。
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者宅で貯蔵中のLPガス20kg容器1本が紛失した。販売店社員が12月4日に消費者宅の
前を通った時に、LPガス20kg容器2本立てのうち1本が紛失しているのを発見した。
無
12月5日(金)11時30分頃、消費事業所の整理を行っていた業者から、販売店の容器があるの
で回収して欲しいと連絡があった。容器を回収したところ、アセチレンガス容器1本の回収が
出来なかったため、容器紛失を覚知した。アセチレンガス容器は平成23年9月8日に出荷して
おり、平成25年5月頃から何度か訪問して容器所在を確認するよう依頼していたが、最近は
不在で連絡もつかなかった。販売店へ容器回収を連絡した業者によると、消費事業所の経営
者は所在不明とのことであった。12月12日(金)、警察署に届け出た。
無
12月7日12時頃、公民館の館長が、容器が1本ないことに気づき、8日に販売店に電話連絡し
た。同日9時30分頃、販売店の配達員によってLPガス容器の盗難が確認された。容器は、公
民館に設置されていた供給設備のLPガス20kg容器で、高圧ホースとの間で取り外されてい
た。盗難にあった容器は、9月に設置され、12月4日に検針員が確認した際には異常がなかっ
た。容器盗難に気づいた館長が、12月6日の午後3時頃に公民館を使用した町民に確認を
取ったところ、ガスが使用できなかったとの回答があったため、4日から6日午前中の間に盗
難されたものと考えられる。12月8日に、販売店が警察署に被害届を提出した。12月26日に、
販売店の配達員が供給設備の状況確認を行ったところ、現場付近に空のLPガス20kg容器が
置いてあることに気がついた。なお、容器番号は盗難容器と一致した。当該容器は前回の容
器交換から1度しか使用されていなかったため、残ガスは約20kgと考えられる。また、当該容
器にはチェーン掛けがされていたが、施錠はされていなかった。
無
12月8日(月)10時頃、容器配送の委託先業者の社員が容器交換のために消費者宅を訪れた
際、LPガス20kg容器1本がなくなっていることを発見した。11月25日(火)に点検した際は異常
がなかったため、その後盗難にあったと考えられるが、消費者は特に異常には気付かなかっ
たとのことである。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
器の盗難
宮
2014/12/8 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
75 消費
器の盗難
山
2014/12/8 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
74 消費
事故概要
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
76 消費
器の盗難
埼
2014/12/9 玉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月9日(火)12時00分頃、検針員が検針業務のために消費先を訪問した際、LPガス20kg容
器2本がなくなっていることに気づき、その後盗難が発覚した。検針は1ヶ月に1回実施してお
り、11月5日の前回の検針時には容器の異常は確認できなかった。そのため、盗まれたのは
ここ1ヶ月の間であると考えられる。
LPガス容
77 消費
器の盗難
山
2014/12/10 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(食
容器
品関
本体
連事
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月10日8時30分過ぎ、消費者より販売店に、ガスが点火しない旨の連絡があった。販売店
が消費先を訪問したところ、設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本が盗難にあったこ
とが発覚した。ただちに関係機関に通報した。
LPガス容
78 消費
器の盗難
山
2014/12/10 形
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(食
容器
品関
本体
連事
業所)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月10日(水)朝、消費事業所において、湯沸器を使用したところ、点火しなかった。容器を確
認したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていた。連絡を受けた販売店が現場を確認し、
盗難であることが判明したため、警察署に被害状況を報告した。6月16日にも同じ場所で、LP
ガス20kg容器2本が盗難にあっている。
LPガス容
器の盗難
青
2014/12/11 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月11日(木)10時頃、消費者宅へ定期検針に行ったところ、LPガス20kg容器1本が無くなっ
ていることに気付いた。前回検針時の11月13日(木)には業務員が当該容器があったことを確
認しているため、11月13日(木)から今回検針時の12月11日(木)までの間に盗難にあったもの
と推測される。現場で建物を解体していた業者に確認したが、手掛かりは得られず、交番へ
被害届を提出した。
LPガス容
80 消費
器の盗難
北
2014/12/11 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月11日13時頃、消費者からガス器具が使用できないとの電話連絡があり訪問したところ、
圧力低下によるガスメーター遮断が発生していた。供給設備に設置されていたLPガス20kg容
器2本を確認したところ、うち1本が空の他社容器であった。なお、盗難された容器の代わりに
設置されていた容器は、平成25年11月26日に民家から盗難されたLPガス20kg容器であっ
た。また、前回検針時(11月25日)および前回容器交換時(7月8日)の異常は見られなかった。
79 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
12月13日(土)に容器交換のため配送に行ったところ、LPガス10kg容器1本がないことを発見
し、事業所へ連絡した。担当者が現場に向かい、容器がなくなっていることを確認し、警察署
に連絡した。事業者が最後に容器を確認したのは平成25年7月10日で、以降の容器の有無
は不明で、発生年月の想定幅が広い。現在は1本で供給中である。容器チェーンに南京錠を
設置し、調整器を手締め型からスパナ締め型に交換した。
<消
費中 <盗難>
>
無
12月15日(月)7時40分頃、消費者が容器付近を目にしたところ、高圧ガスホースが切断されて
いることに気付き、販売店に連絡した。販売店の従業員が現場を確認したところ、2本中1本
のLPガス20kg容器がなくなっていることに気付き、盗難が発覚した。販売店の従業員が12月
上旬に容器の交換を実施しており、その時には容器の異常は確認できなかった。
無
12月15日(月)に配送員が容器交換のために訪問した際、引取のLPガス20kg容器2本の内1
本が設置されておらず、本来設置されている容器と異なる容器が設置されていた。容器は
バーコードシールが剥がされており、回収後調査を行った結果、別の消費者宅へ設置した容
器であることが判明した。容器の確認および周囲の捜索を行ったが、発見できなかった。容
器は、最終配送日の4月24日(金)から12月15日(月)までの間になくなったと考えられる。盗難
被害にあった容器については、12月19日に警察署に盗難届を提出した。
無
12月15日(月)に、消費者宅に設置した容器が別の消費事業所に設置してあることが判明し
た。12月17日(水)に消費者宅を訪問し調査したところ、LPガス20kg容器2本のうち1本の容器
のバーコードシールが剥がされており、調査したところ、平成24年5月1日に、別の消費事業
所に設置した容器であることが判明した。盗まれた容器は、最終配送日の8月7日(木)から12
月15日(月)までの間になくなったと考えられる。
その他
(盗難)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
器の盗難
C
LPガス容
82 消費
器の盗難
島
2014/12/13 根
県
LPガス容
器の盗難
埼
2014/12/15 玉
県
LPガス容
器の盗難
佐
2014/12/15 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
85 消費
器の盗難
佐
2014/12/15 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
84 消費
事故概要
12月12日(金)11時頃、検針のため消費者宅を販売店従業員が訪問したところ、LPガス20kg
容器2本のうち1本が無くなっていることを発見した。残っている1本については販売店に持ち
帰り、19日(金)に警察署に被害届を提出し、同日警察による現場検証が行われた。なお、12
月12日(金)の前の検針は11月12日で、その時点では異常はなく、また、消費者宅は別荘で、
当時消費者は不在であった。
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
83 消費
設備
区分
その
容器
他(空
本体
家)
栃
2014/12/12 木
県
81 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
佐
2014/12/15 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
89 消費
90 消費
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
石
2014/12/17 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の盗難
北
2014/12/17 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
<消
費中 <盗難>
>
無
12月17日(水)に、消費者宅(一般住宅)に設置したLPガス20kg容器が別の消費事業所に設置
してあることが判明した。12月17日(水)に訪問し調査した際、消費者宅(一般住宅)には、既に
配送員により新しい容器が設置してあり、代わりに回収した容器を特定することは出来なかっ
た。盗まれた容器は、最終配送日の2月7日(金)から12月17日(水)までの間になくなったと考え
られる。
その他
(紛失)
その
他(マ
ンショ 容器
ン建 本体
設現
場)
<消 <その他
費中 >(紛失)
<盗難>
>
無
12月16日に、LPガス8kg容器を質量販売により購入した消費者が販売店に、マンション建設
現場にてLPガス8kg容器を紛失してしまったと連絡した。販売店が容器の所在確認を行った
が発見に至らず、12月18日に交番に届け出た。
その他
(盗難)
その
容器
他(売
本体
店)
<消
費中 <盗難>
>
無
12月17日に、容器交換のため、販売店社員が消費先に立ち寄ったところ、LPガス50kg容器4
本のうち予備側の1本が取り外されていた。消費者に確認した後に容器の盗難が判り、担当
者が警察署に盗難届を提出した。前回交換は12月8日で、販売店社員が異常が無いことを確
認している。容器は、売店の裏、壁面に容器チェーンにて固定して設置している。なお、日中
は売店店員がいるが、夜間は無人になるとのことである。
無
12月17日(水)、空き家となっている住居の容器を撤去に行った際、LPガス20kg容器1本がなく
なっていることを確認した。当該家屋は解体され更地になっており、容器およびガス設備一式
すべて見当たらなかった。容器配送業者に引き上げの有無を確認したが記録になく、解体業
者および家主に確認するも「解体作業開始時に容器があったか記憶にないが、容器を持って
いくことはあり得ない」ということであった。18日(木)に交番に行き事情を話すと、盗難届など
にはあたらないと判断され、相談の記録を残すということになった。当該容器を最後に確認し
たのは平成25年10月25日の閉栓日であり、その日以降は当該住居には誰も住んでいなかっ
た。撤去していなかった理由は、新たな入居者が来た時にすぐにガスを使えるようにするため
であった。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
LPガス容
87 消費
器の盗難
北
2014/12/16 海
道
無
その他
C
(盗難)
C
C
C
C
事故概要
12月17日(水)に、消費先(事務所)に設置したLPガス20kg容器が別の消費者宅に設置してあ
ることが判明した。12月17日(水)に消費先(事務所)を訪問し調査したところ、LPガス20kg容器
2本のうち1本の容器のバーコードシールが剥がされており、調査したところ、平成26年2月7
日に、別の消費者宅(一般住宅)に設置した容器であることが判明した。盗まれた容器は、最
終配送日の平成24年5月1日(火)から12月17日(水)までの間になくなったと考えられる。
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の喪失
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
88 消費
設備
区分
その
容器
他(事
本体
務所)
佐
2014/12/15 賀
県
86 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
福
2014/12/18 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
92 消費
器の盗難
石
2014/12/19 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
91 消費
93 消費
94 消費
LPガス容
器の盗難
LPガス容
器の喪失
秋
2014/12/24 田
県
長
2014/12/30 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
C
その他
(盗難)
その他
(紛失)
その
他(資 容器
材置 本体
場)
その
容器
他(市
本体
道)
<消
費中 <盗難>
>
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
事故概要
無
12月18日10時40分頃、消費先へガスメーターの検針に行った際、設置していたLPガス20kg
容器2本のうち1本(予備側)がなくなっていた。なお、盗まれた容器はガスが満タンの状態で
あった。また、警察署へ盗難届を提出済みである。
無
12月18日の夜中に帰宅した消費者が、ガスコンロを使用しようとしたが点火しないため、ガス
メーターを見に行くと、容器が1本なくなっているようであった。翌朝、消費者から連絡を受け
た販売店が確認したところ、LPガス20kg容器2本立てのうち1本がなくなっており、盗難にあっ
たものと判断した(残りの1本は残ガスなし)。担当者が警察署に盗難届を提出した。
無
消費者は工業用消費者である(携帯型融雪用バーナーの燃料としてLPガスを使用)。12月22
日(月)10時00分頃、消費者に販売事業者がLPガス10kg容器2本を貸し出した。貸出容器は
12月24日に使用する予定であり、22日に消費先敷地内の資材置き場へ保管した。12月24日
(水)8時00分頃、容器が2本とも無くなっていることに気づき、販売店に連絡した。販売店が消
費先へ行き、周辺を捜索したが、容器は見当たらなかった。その後、県と警察へ連絡した。警
察署員約10名が、周辺の捜索、現場検証および聞き込みを実施した。容器は使用前だった
ため、推定残量はともに10kgである。
無
販売店の運送委託業者が、容器検査済容器、LPガス50kg容器26本・20kg容器58本・10kg容
器11本を運搬中に、LPガス10kg容器2本を落下喪失した。6時30分に事業所を出発し、7時50
分に荷台より異音が発生したため、広い路肩に停車後、パワーゲートを開放し、荷締め機
(ラッシングベルト)を増し締めした。8時00分に信号待ちしている時に、後方の車より容器が落
下したと知らされ、1本を回収した。回収時、パワーゲートは開放の状態であった。本数を確認
し、1本不足していることが発覚した。走行経路を捜索するも不明であった。9時20分に事務所
に連絡した。11時00分より交代要員が捜索するも発見できなかった。14時00分に警察へ遺失
物確認があった。15時00分に遺失物保管場所より回収した。10時00分にLPガス10kg容器1
本が落下している旨の通報があり、警察官が回収した。容器所有者に引取依頼し、容器所有
者が引き取り、保管した。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 10-12月一覧表
喪失・盗難事故(その他)
番
事故区分 事故名称
号
1
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
次事 事 業種
区分 状態 (主因)
(副因)
源
象
象)
該当事故無し
事故概要
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