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第 2 回日中サービス協力に関する実務レベル ワーキング

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第 2 回日中サービス協力に関する実務レベル ワーキング
平成 28 年 12 月 8 日
第 2 回日中サービス協力に関する実務レベル
ワーキンググループを南阿蘇で開催しました
経済産業省は、12 月 6 日(火)に、震災からの復興を図る熊本県・南阿蘇村におい
て、中国とのサービス協力に関する実務レベル協議を開催しました。
1.背景・趣旨
我が国は、少子高齢化などにより国内市場の大幅な成長に期待することが難しい
中、2020 年に GDP600 兆円を達成するためには、我が国 GDP の約 3/4 を占める
サービス産業の国際展開を促進することが重要です。また、中国は、2016 年から
の 5 カ年計画において、従来の投資・製造業中心の経済構造を、消費・サービスの
ウェイトの高い経済構造に転換することで、安定的な経済成長を目指しています。
こうした背景のもと、経済産業省と中国商務部は、本年 3 月 25 日に次官級定期協
議を開催し、サービス産業分野における日中間の協力を促進するため、新たな枠
組みの設置に合意しました。今回開催した実務レベルワーキンググループ(WG)
は、この合意に基づき、具体的な協力の進め方について協議を行ったものです。
2.第 2 回WGの概要
日時: 平成 28 年 12 月 6 日(火) 15:00~17:00
場所: 熊本県南阿蘇村
主な出席者:経済産業省商務情報政策局サービス政策課長 佐々木 啓介
海外展開支援室長 河田 美緒
中国商務部服務貿易和商貿服務業司 副巡視員 王 惠英
業務一処 副処長 刘 鑫
本会議において、中国側からはヘルスケアや介護、中医学(漢方等)等のサ
ービスに関する協力が提案され、日本側からは、生活関連サービスや観光等
の分野に関し、イベント開催等を含む具体的な協力の例を提案しました。
今後、協力対象分野と実施内容を特定し、具体化したものから順次取組を開
始すること、そのために引き続き実務者レベル協議を継続することが合意さ
れました。
3.熊本県での開催について
WG の日本開催に当たり、国内有数の観光地であり、本年 4 月の熊本地震の被害
が特に大きな地域の一つである南阿蘇を会場に選定しました。復興を応援するとと
もに、近年熊本県を訪れる観光客数が急増している中国の政府要人に熊本県の
主要な訪問先を紹介し、震災後も魅力的な旅行先には変わりがないことを伝えまし
た。
(本発表資料のお問い合わせ先)
商務情報政策局サービス政策課長 佐々木
海外展開支援室長 河田
担当者: 俣野、村山、鈴木、藤井
電 話:03-3501-1511(内線 4021~6)
03-3580-3922(直通)
03-3501-6613(FAX)
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