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部会全体活動報告 - JAHIS 一般社団法人保健医療福祉情報システム

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部会全体活動報告 - JAHIS 一般社団法人保健医療福祉情報システム
平成27年度 業務報告会
健康で豊かな国民生活を保健医療福祉情報システムが支えます
医療システム部会 全体活動報告
目 次
・体 制
・電子カルテ委員会
・検査システム委員会
・部門システム委員会
・セキュリティ委員会
・相互運用性委員会
・・・・・・・ 2
・・・・・ 10
・・・・・ 14
・・・・・ 22
・・・・・ 27
・・・・・ 31
2016年2月3日
医療システム部会
副部会長 菅原 嘉伸
ⓒ JAHIS 2016
体 制
ⓒ JAHIS 2016
2
委員会の構成全体概要
診療業務支援
横串機能
ⓒ JAHIS 2016
電子カルテ
委員会
検査システム
委員会
部門システム
委員会
-患者安全ガイド輸血編WG
-放射線治療WG
-検査レポート検討WG
-DICOM WG
・臨床検査システム専門委員会
-臨床検査データ交換規約_
改定作業WG
-POCTデータ交換_
標準化検討WG
・内視鏡部門システム専門委員会
・病理・臨床細胞部門システム_
専門委員会
・病棟業務支援システム専門委員会
セキュリティ
委員会
相互運用性
委員会
-電子保存WG
-監査証跡WG
- HPKI電子署名規格作成WG
-セキュアトークンWG
・物流システム専門委員会
- JAHIS-JIRA合同リモートサービスセキュリティ作成WG
-シングルサインオンWG
-JAHIS-JIRA合同開示説明書WG
・メッセージ交換専門委員会
-注射処置標準化WG
-HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG -データ交換規約共通編作成WG
-HIS-RISメッセージ交換標準化WG
-PCD-WG
-病名情報メッセージ交換標準化WG
・データ互換性専門委員会
-生理検査メッセージ交換標準化WG
3
医療システム部会 体制ー1
部会・委員会名
医療システム部会
〃
〃
〃
部会・委員会名
電子カルテ委員会
〃
患者安全ガイド輸血編WG
ⓒ JAHIS 2016
役職名
部会長
副部会長
副部会長
役職名
氏 名
下邨 雅一
白鳥 栄治
菅原 嘉伸
会社名
富士通㈱
東芝メディカルシステムズ㈱
日本電気㈱
氏 名
会社名
委員長
副委員長
並川 寛和
岡 和彦
日本電気㈱
東芝メディカルシステムズ㈱
リーダ
高山 和也
富士通㈱
4
医療システム部会 体制ー2
部会・委員会名
検査システム委員会
〃
〃
〃
放射線治療WG
検査レポート検討WG
DICOM WG
臨床検査システム専門委員会
役職名
氏 名
委員長
副委員長
副委員長
副委員長
藤咲
河野
鈴木
川田
リーダ
リーダ
リーダ
香坂 浩之
平井 正明
近藤 恵美
エレクタ㈱
日本光電工業㈱
サクラファインテックジャパン㈱
専門委員長
川田 剛
アイテック阪急阪神㈱
千葉 信行
三沢 泰一
㈱エイアンドティー
ラジオメーター㈱
河野 努
日本光電工業㈱
臨床検査データ交換規約改定作業WG リーダ
リーダ
POCTデータ交換標準化検討WG
喜丈
努
昭俊
剛
内視鏡部門システム専門委員会
専門委員長
病理・臨床細胞部門システム専門委員会
〃
鈴木 昭俊
専門委員長
副専門委員長 近藤 恵美
ⓒ JAHIS 2016
会社名
日本光電工業㈱
日本光電工業㈱
㈱ニコン
アイテック阪急阪神㈱
㈱ニコン
サクラファインテックジャパン㈱
5
医療システム部会 体制ー3
部会・委員会名
役職名
氏 名
会社名
大串 英明
藤咲 喜丈
富士通㈱
日本光電工業㈱
病棟業務支援システム専門委員会
〃
藤咲 喜丈
専門委員長
副専門委員長 安藤 智昭
日本光電工業㈱
㈱ケアコム
物流システム専門委員会
〃
大串 英明
専門委員長
副専門委員長 岩嶋 有里
富士通㈱
NECソリューションイノベータ㈱
部門システム委員会
〃
ⓒ JAHIS 2016
委員長
副委員長
6
医療システム部会 体制ー4
部会・委員会名
セキュリティ委員会
〃
〃
役職名
委員長
副委員長
副委員長
電子保存WG
氏 名
会社名
茗原 秀幸
中山 良幸
江崎 智
三菱電機㈱
㈱日立製作所
日本電気㈱
江崎 智
日本電気㈱
リーダ
監査証跡WG
西田 慎一郎 ㈱島津製作所
リーダ
茗原 秀幸
HPKI電子署名規格作成WG
三菱電機㈱
リーダ
セキュアトークンWG
谷内田 利義 ㈱リコー
リーダ
JAHIS-JIRA合同
リモートサービスセキュリティ作成WG
シングルサインオンWG
松本 義和
サイバートラスト㈱
山岡 弘明
富士通㈱
下野 兼揮
㈱グッドマン
リーダ
リーダ
JAHIS-JIRA合同
開示説明書WG
ⓒ JAHIS 2016
リーダ
7
医療システム部会 体制ー5
部会・委員会名
相互運用性委員会
〃
〃
役職名
委員長
副委員長
副委員長
氏 名
木村 雅彦
中田 英男
窪田 成重
会社名
日本アイ・ビー・エム㈱
日本電気㈱
富士通㈱
専門委員長
中田 英男
副専門委員長 平井 正明
副専門委員長 高坂 定
日本電気㈱
日本光電工業㈱
㈱メディック総研
HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG
リーダ
窪田 成重
富士通㈱
HIS-RISメッセージ交換標準化WG
リーダ
塩川 康成
東芝メディカルシステムズ㈱
病名情報メッセージ交換標準化WG リーダ
木村 雅彦
日本アイ・ビー・エム㈱
生理検査メッセージ交換標準化WG リーダ
吉村 尚郎
日本光電工業㈱
注射処置標準化WG
リーダ
中田 英男
日本電気㈱
データ交換規約共通編作成WG
リーダ
中田 英男
日本電気㈱
PCD-WG
リーダ
藤咲 喜丈
日本光電工業㈱
専門委員長
木村 雅彦
日本アイ・ビー・エム㈱
メッセージ交換専門委員会
〃
〃
データ互換性専門委員会
ⓒ JAHIS 2016
8
医療システム部会 体制ー6
部会・委員会名
医療システム部会
〃
ⓒ JAHIS 2016
役職名
氏 名
運営幹事
事務局
高橋 俊哉
岩本 和則
会社名
富士通㈱
JAHIS
9
電子カルテ委員会
患者安全ガイド輸血編WG
ⓒ JAHIS 2016
10
今年度の事業計画
電子カルテ委員会
(1) JAHIS標準類の策定
・医療情報システムにおける患者安全ガイド(輸血業務編)の作成
医療情報システムとしてリスクの考慮が必要な輸血オーダ業務について、
具体的な業務に対応した患者安全ガイドを作成する。
・医療情報システムにおける患者安全ガイド(注射編)の検討
医療情報システムとしてリスクの考慮が必要な注射オーダ業務について
作成した「JAHIS患者安全ガイドライン(注射編)」の改版を検討する。
(2) 治験・臨床研究インタフェースの標準仕様の検討
・病院情報システム(電子カルテシステム)と治験・臨床研究に関するシステムとの
連携に関する標準の技術仕様の検討に参画する。
(3) EHR System Functional Modelの日本対応に向けた調査
・ISOに提案されているEHR System Functional Modelに対して、国際入札の条件に
なることも鑑み、日本としての解釈と対応方針に関する調査をJAMIおよびJAHISの
他の部会と連携して行う。
ⓒ JAHIS 2016
11
今年度の活動状況、成果
電子カルテ委員会
(1)JAHIS標準類の策定
① JAHIS医療情報システムの患者安全ガイド(輸血編)Ver.1.0
平成27年11月にJAHIS技術文書として策定
② JAHIS患者安全ガイドライン(注射編)改版へむけた検討
患者安全ガイド専門員会を設立し、検討を年度内に開始する見込み
(2)治験・臨床研究インタフェースの標準仕様の検討
① AMED「臨床研究・治験のIT化推進のための実施プラン策定
に関する研究」班会議参加
(3) EHR System Functional Modelの日本対応に向けた調査
① EHRシステム機能モデル検討TFに参加
Care Provision、Care Provision Supportの主要部分翻訳
国内での適用に関して問題となりそうな箇所のピックアップを実施
ⓒ JAHIS 2016
12
来年度の事業計画
電子カルテ委員会
(1) JAHIS標準類の策定
・JAHIS医療情報システムの患者安全ガイド(輸血編)のバージョンアップ
・JAHIS患者安全ガイドライン(注射編)のバージョンアップ
(2) EHR System Functional Modelの日本対応に向けた調査
・ EHRシステム機能モデル検討TFに参加
・POP、AS、RI、TIの主要項目の翻訳、課題になりそうな箇所のピックアップ
・日本向けに取捨選択した、機能モデル案の作成
(3) 治験・臨床研究インタフェースの標準仕様の検討
・AMED「臨床研究・治験のIT化推進のための実施プラン策定に関する研究」
班会議参加
(4) 電子処方箋検討への参加
ⓒ JAHIS 2016
13
検査システム委員会
放射線治療WG
検査レポート検討WG
DICOM WG
臨床検査システム専門委員会
臨床検査データ交換規約 改定作業WG
POCTデータ交換標準化検討WG
内視鏡部門システム専門委員会
病理・臨床細胞部門システム専門委員会
ⓒ JAHIS 2016
14
今年度の事業計画
検査システム委員会
(1) JAHIS標準類の策定と改訂、普及活動の推進
検査関連JAHIS標準のデータ交換規約(共通編)への対応、遺伝子検査、検査
データ共用化、POCT等の調査、色の標準化、構造化レポートなど様々な臨床
要望の実現に向けた検討を進めてゆく。
(2)海外活動強化
病理・臨床細胞、内視鏡、放射線治療等のJAHIS標準の国際アピールを行う。
また、DICOM関連の検討、情報集約とともに、JIRA DICOM委員会との連携を深め、
JAHISとしてDICOMに参画する価値、そして検討のレベルを高めてゆく。
(3)IHEとの連携や支援の強化
国内外の臨床検査領域と内視鏡領域に対する技術情報の共有と各種イベントへの
支援活動を強化してゆく。
ⓒ JAHIS 2016
15
今年度の活動状況、成果
検査システム委員会
(1) JAHIS標準類の策定と改訂、普及活動の推進 ①
• JAHIS標準制定




診療文書構造化記述規約共通編 Ver.1.0 (8月)
生理機能検査レポート構造化記述規約 Ver.1.0 (8月)
病理・臨床細胞DICOM画像データ規約 Ver.2.1(9月)
病理診断レポート構造化記述規約 Ver.1.0(12月)
• 作業中
•
•
•
•
•
ⓒ JAHIS 2016
臨床検査データ交換規約 Ver.1.0C
心臓カテーテル検査レポート構造化記述規約 Ver.1.0
POCTデータ交換実装ガイド Ver.1.0
内視鏡データ交換規約 Ver.3.0C (改定準備中)
放射線治療データ交換規約 Ver.1.0Cに関してIHE-J ROとの仕様統合のため
の方向性確認、議論を継続中。
16
今年度の活動状況、成果
検査システム委員会
(1) JAHIS標準類の策定と改訂、普及活動の推進 ②
• 関連事項
• 臨床検査項目標準マスター協議会への参加を継続
• 日本臨床検査標準協議会(JCCLS)の「共用基準範囲案」へ賛同
• 臨床検査結果データセミナー開催予定(3月29日)
• 病理・臨床細胞分野に関連する学会を通じ、JAHIS標準類及びIHE
テクニカルフレームワークを紹介、普及促進活動継続中。
ⓒ JAHIS 2016
17
今年度の活動状況、成果
検査システム委員会
(2)海外活動強化①
• IHE-International対応
 IHE-Lab セクレタリ対応 としてEU(パリ、5月19日-21日)に出席。
10月にはスポンサー活動の一環としてJAHISにて開催(19名参加) 。
本会議にて、臨床検査ドメインと病理・臨床細胞ドメインの合併後のPaLMという
略称「Pathology and Laboratory Medicine(病理検査医学)」が採決された。
 IHE Endoscopy MeetingをJAHISスポンサーとして主催。
 IHE international Endoscopy Domainにおいて、9月にEWF及びERPOの
2つのプロファイルがTI版(Trial Implementation)として承認され12月に
交付された。
ⓒ JAHIS 2016
18
今年度の活動状況、成果
検査システム委員会
(2)海外活動強化②
• DICOM対応
 国際会議対応
DSC(年1回)、WG-13(内視鏡分野/ Tcon1回)、WG-26(病理分野
/年1回)に参画し、最新動向を収集し、情報発信を行った。
 投票対応
DICOM WG中心に、個々の投票案件の検討を実施、必要に応じて関
連専門委員会等に打診、10件の投票対応を行った。
 審議状況のモニタリング
DICOM 関連ML及びFtpサイトの定期チェックと情報共有
ⓒ JAHIS 2016
19
今年度の活動状況、成果
検査システム委員会
(3)IHEとの連携や支援の強化
•
コネクタソンへの協力
 審査への協力
臨床検査、内視鏡、病理/臨床細胞部門における技術支援、および
臨床検査、内視鏡分野における審査員養成・審査対応
•
IHE関連ユーザとの交流
 IHE企画委員会等との定期交流
学術及び臨床ユーザとの交流により、現場意見の取り入れ等の実現
※今後はIHE-Jとの役割分担の明確化なども実施予定。
ⓒ JAHIS 2016
20
来年度の事業計画
検査システム委員会
(1) JAHIS標準類の策定と改訂、普及活動の推進
引き続き、院内及び地域連携に寄与する検査や治療に関するHL7や
DICOMを用いた規約の開発、改訂及び普及活動の推進と検査分野での協力実施
(2)海外活動強化
引き続き、国内活動にグローバルトレンドを反映させるため
DICOM、IHE International等の国際標準化活動への参画と、情報
収集・発信の強化
(3)IHEとの連携や支援の強化
引き続き、関連技術委員会との技術情報の共有・調整と各種イベントの支援実施
ⓒ JAHIS 2016
21
部門システム委員会
病棟業務支援システム専門委員会
物流システム専門委員会
ⓒ JAHIS 2016
22
今年度の事業計画
部門システム委員会
(1) 病棟におけるシステム連携のあり方と求められる標準化要素の検討
継続的に臨床家、研究者と連携し、病棟で求められるデータ連携、システム連携及びそ
れらの課題などを整理し、その中から標準化要素を洗い出し、標準類策定を検討する。
(2) 部門システム導入における課題と対策の整理と技術文書化
現場要望の多かった「部門システム導入時に配慮すべきポイントの共有」を、各社経験
をもとに仕様検討、選定、導入の各プロセスにおいて整理し、ユーザとともに、共有する
技術文書策定を検討する。
(3) 部門システムで利用するマスタ類の要件整理
メッセージ交換とともに重要である「マスタ」について引きつづき標準化要件を検討する。
本年度は診療材料を中心に、標準的な項目を策定し、技術文書として完成させる。
(4) 部門システムの再整理
病院情報システムの主要構成要素となる部門システムの分類と、標準化が必要となる
要素を再整理し、委員会活動及び体制などを見直す。
(5) 教育事業への協力
JAHISの行う教育事業へ、部門システム委員会の立場で参画し、現場で役立つ内容を
目指す。かつ、JAHIS部門システム委員会の方向性とのハーモナイズを図る。
ⓒ JAHIS 2016
23
今年度の活動状況、成果
部門システム委員会
(1) 病棟におけるシステム連携のあり方と求められる標準化要素の検討
① 病棟におけるシステム連携促進関連活動の共有
・IHE-PCD技術委員会、JAHIS相互運用性委員会PCD-WG関連
・HELICS、MEDIS-DCへの委員派遣
② 日本看護協会殿との連携
・クリニカルラダー勉強会開催(平成27年4月10日、ご要望対応)
・ DiNQL勉強会開催(平成27年10月14日、JAHIS側要望で開催)
(2) 部門システムの再整理
① 部門システムの分類
総合病院における部門の洗い出しと利用している情報システムの整理を実施。
② 標準化要素の確認
洗い出した部門システムで必要とされる標準化要件を検討。
※ その他
①、②を教育資料として作成し、講義資料に追加。
ⓒ JAHIS 2016
24
今年度の活動状況、成果
部門システム委員会
(3) 部門システムで利用するマスタ類の要件整理
① 要員派遣
HELICS看護実践用語標準マスタ【行為編】【観察編】審議
MEDIS-DC看護実践用語標準マスター普及推進作業班
② 範囲拡大の検討
H26年度診療報酬改定を受け、在宅向け診療材料に関するマスタ項目の追加につ
いて検討を開始。
③ 公開資料としてのまとめ
手術に関する物流関連の運用フローなど、これまでの検討成果を公開資料としてま
とめた。
(4) 教育事業への協力
① 教材作成
検査、画像を除く部門システムの教材を作成。
部門システム全体の俯瞰と、基幹システムとの連携を示す。
② 講師実施
3名で講師を実施。
ⓒ JAHIS 2016
25
来年度の事業計画
部門システム委員会
(1) 部門システムの課題解決、標準化活動の推進
①基幹システムと病棟看護、部門システム連携モデルの構築
②患者安全施策に関する他委員会との連携強化(特に電子カルテ委員会)
(2) 看護業務及びチーム医療の効率化、患者安全施策の推進
①看護・関連マスタ、用語集などの積極的活用、事例収集
②病棟設置機器や設備管理システム等との連携検討、標準化
③病棟関連標準化活動の推進
(3) 物流業務の効率化、標準化の推進
①HIS向け医療材料マスターの提供ガイドの改版、普及推進
ⓒ JAHIS 2016
26
セキュリティ委員会
電子保存WG
監査証跡WG
HPKI電子署名規格作成WG
セキュアトークンWG
JAHIS-JIRA合同
リモートサービスセキュリティ作成WG
シングルサインオンWG
JAHIS-JIRA合同
開示説明書WG
ⓒ JAHIS 2016
27
今年度の事業計画
セキュリティ委員会
(1)セキュリティ関連のJAHIS標準類に対する必要に応じた改訂
・ISO27000シリーズの改定や厚生労働省の安全管理ガイドラインの改定などに対する、JAHIS
標準類のタイムリーな追随、改定を実施する。
(2)セキュリティ関連の標準化マップの策定
・セキュリティ関連のJAHIS標準類と規制や国際標準類との関係について全体を容易に把握で
きるようにするための標準化マップを策定する。
(3)HPKI電子認証ガイドラインをISO化するための活動
・HPKI電子認証ガイドラインをベースとするISO17090-5についてISOにおけるワークアイテム化
ならびにCD投票の実施を目指す。
(4)ノード認証・機器認証などのセキュアトークンに関する検討
・機器認証に関する技術的対策のガイダンスをまとめる。
・ノード認証、施設認証、機器認証などの関係を整理し会員各社への啓発を図る。
(5)個人情報保護の技術的対策としてのアクセス制御(含むシングルサインオン)、監査
証跡、リモートサービスに関する検討
・院内システムにおけるシングルサインオンについてリスクアセスメントを念頭に置いたガイドラ
インの技術文書の出版を目指す。
・ISO27000シリーズの改訂を受けたJAHIS標準「リモートサービスセキュリティガイドライン」の改
訂作業を実施する。
ⓒ JAHIS 2016
28
今年度の活動状況、成果
セキュリティ委員会
(1)セキュリティ関連のJAHIS標準類に対する必要に応じた改訂
・保存が義務付けられた診療録等の電子保存ガイドラインを3.2版に改定した。
(2)セキュリティ関連の標準化マップの策定
・セキュリティ関連のJAHIS標準類と規制や国際標準類との関係について全体を容易に把握
できるようにするための標準化マップを策定見込み。(2016/3完了予定)
(3)HPKI電子認証ガイドラインをISO化するための活動
・HPKI電子認証ガイドラインをベースとするISO17090-5についてCD投票が行われ、賛成多数
にて通過した。
(4)ノード認証・機器認証などのセキュアトークンに関する検討
・セキュアトークンガイド機器認証編の新規作業項目提案を実施し、策定作業に着手した。
・JAHISの厚生労働省事業にセキュリティ委員会として協力し、認証フレームワークの検討を
実施した。
(5)個人情報保護の技術的対策としてのアクセス制御(含むシングルサインオン)、監
査証跡、リモートサービスに関する検討
・院内システムにおけるシングルサインオンについてリスクアセスメントを念頭に置いたガイド
ラインの策定作業を実施した。。
・ISO27000シリーズの改訂を受けたJAHIS標準「リモートサービスセキュリティガイドライン」の
改訂作業を実施した。
ⓒ JAHIS 2016
29
来年度の事業計画
セキュリティ委員会
(1)セキュリティ関連のJAHIS標準類に対する必要に応じた改訂
・ISO27000シリーズの改定や厚生労働省の安全管理ガイドラインの改定などに対する、JAHIS標
準類のタイムリーな追随、改定を実施する。
(2)リモートサービスセキュリティガイドラインの最新化とISO規格改定
・ISO27000シリーズの改訂を受けたJAHIS標準「リモートサービスセキュリティガイドライン」の改訂
作業を実施するとともに、ISO TR11633-1,2の改定作業を行い、JAHIS標準リモートサービスセ
キュリティガイドラインの最新版とISO11633シリーズの整合性を図る。
(3)HPKI電子認証ガイドラインをISO化するための活動
・HPKI電子認証ガイドラインをベースとするISO17090-5についてISOにおけるDIS投票を実施する。
可能なら今年度中の出版を目指す。
(4)ノード認証・機器認証などのセキュアトークンに関する検討
・機器認証に関する技術的対策のガイダンスをまとめる。
・ノード認証、施設認証、機器認証などの関係を整理し会員各社への啓発を図る。
(5)個人情報保護の技術的対策としてのアクセス制御(含むシングルサインオン)、監査証
跡、リモートサービスに関する検討
・院内システムにおけるシングルサインオンについてリスクアセスメントを念頭に置いたガイドライ
ンのJAHIS標準の出版を目指す
ⓒ JAHIS 2016
30
相互運用性委員会
メッセージ交換専門委員会
・ HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG
・ HIS-RISメッセージ交換標準化WG
・ 病名情報メッセージ交換標準化WG
・ 生理検査メッセージ交換標準化WG
・ 注射処置標準化WG
・ データ交換規約共通編作成WG
・ PCD-WG
データ互換性専門委員会
ⓒ JAHIS 2016
31
今年度の事業計画
相互運用性委員会
(1) JAHIS標準類の策定
・データ交換規約の共通部分を部門横断で統一した「データ交換規約(共通編)」を
Ver.1.1に改版すると共に、業務単位に特化した部分を分冊化する活動を他の
委員会とも連携しながら継続する。
・既存の標準類については、より実践的なものにすべく機能拡張を図っていく。
・これまで十分な検討がされていない新たなテーマについては、部会や委員会を
超えて合同で検討を行う。HL7 CDAをベースとした規約の作成に取り組む。
(2) 実装システムの検証
・過去10年間(実証事業の3年間を含む)行ってきたJAHIS実証実験を継続。テーマ
ごとに指定したシナリオに基づき、参加ベンダ間のデータ互換性を検証する。
・各種ツールの整備やテーマの拡大も図る。
(3) 標準化の普及推進
・他の標準化プロジェクトや団体で策定された標準類との整合を図りながら、関係
者と密接に連携して普及活動を行う。セミナー(講習会)等も企画する。
ⓒ JAHIS 2016
32
今年度の活動状況、成果
相互運用性委員会
(1) JAHIS標準類の策定
① データ交換規約(共通編) Ver.1.1
平成27年7月にJAHIS標準として制定
~ JAHIS標準制定プロセスに則り、作業中 ~
② 処方データ交換規約 Ver.3.0C
③ 生理検査データ交換規約 Ver.3.0C
④ 放射線データ交換規約 Ver.3.1C
⑤ 患者ケアデバイスデータ交換規約 Ver.1.0
ⓒ JAHIS 2016
33
今年度の活動状況、成果
相互運用性委員会
(2) 実装システムの検証
① 「JAHIS実証実験2015」の開催
・ 実施期間: 平成27年 9月15日~ 9月19日
・ 実施場所:東京都立産業貿易センター 台東館
・ 実施テーマ:
①患者基本情報 ②病名情報 ③オーダ情報(処方)
全社合格
※JAHIS基本データセット適用ガイドラインVer.2.2への対応
※JAHIS病名情報データ交換規約Ver.3.0Cに基づく歯科病名、歯式の表現
※JAHIS処方データ交換規約Ver.2.1に基づく「曜日指定」用法の検証
・ 参加会社:
ソフトウェア・サービス, 日本電気, 日本アイ・ビー・エム, 日立製作所, 富士通
② 「HL7メッセージ作成支援ツールVer.1.5」の作成(予定)
・ 基本データセットの値を入力するとHL7メッセージを出力するExcelツール
・ 基本データセット適用ガイドラインVer.2.2に準拠(全4テーマ14シナリオ)
ⓒ JAHIS 2016
34
今年度の活動状況、成果
相互運用性委員会
(3) 標準化の推進
① SS-MIXコンソー シアムや日本医療情報学会(標準策定・
維持管理部会)、日本IHE協会、日本HL7協会等との連携
SS-MIX2の仕様書やIHE-JのTF基本仕様へのデータ交換規約の採用
SS-MIX2 Ver.1.2cの策定への参画
JAMI標準用法マスタの仕様拡張(スケジュール用法対応)の素案作成
② JAHIS実証実験の成果や各種ツールのHPでの公開
1)JAHIS実証実験の報告(2010~2015)
2)HL7メッセージ作成支援ツール(Ver.1.2~Ver.1.5)
3)HL7辞書ユーティリティ(Ver.1.0、Ver.1.1)
③ 日本病院薬剤師会との共同セミナーの開催(予定)
ⓒ JAHIS 2016
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来年度の事業計画
相互運用性委員会
(1) JAHIS標準類の策定
・データ交換規約の共通部分を部門横断で統一した「データ交換規約(共通編)
Ver.1.1」をベースに、業務単位に特化した部分を分冊化する活動を他の委員会
とも連携しながら継続する。
・既存の標準類については、より実践的なものにすべく機能拡張を図っていく。
・これまで十分な検討がされていない新たなテーマについては、部会や委員会を
超えて合同で検討を行う。
・HL7 CDAをベースとした規約の作成に取り組む。(電子処方箋など)
(2) 実装システムの検証
・過去10年間(実証事業の3年間を含む)行ってきたJAHIS実証実験を継続。
新たに制定されたデータ交換規約や標準マスタを主な対象とする。
・各種ツールの整備やテーマの拡大も図る。
(3) 標準化の普及推進
・他の標準化プロジェクトや団体で策定された標準類との整合を図りながら、関係
者と密接に連携して普及活動を行う。セミナー(講習会)等も企画する。
ⓒ JAHIS 2016
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健康で豊かな国民生活を保健医療福祉情報システムが支えます
ご清聴ありがとうございました
ⓒ JAHIS 2016
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