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ヴァーモント州・ラットランド市 - 公益財団法人花巻国際交流協会

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ヴァーモント州・ラットランド市 - 公益財団法人花巻国際交流協会
平成24年度青少年海外派遣研修事業
(ラットランド市派遣)
公益財団法人
花巻国際交流協会
花巻市・花巻市教育委員会
目
1.旅程表
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.派遣生徒等名簿
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
4
3.研修報告書
【派遣生徒】
花巻市立花巻中学校
2年
奥山
千恵子
・・・・・・・・・・・・・・・・
5
花巻市立花巻中学校
2年
菊池
有紀乃
・・・・・・・・・・・・・・・・
8
花巻市立湯本中学校
2年
髙橋
麟太郎
・・・・・・・・・・・・・・・・11
花巻市立湯本中学校
2年
玉山
琴乃
・・・・・・・・・・・・・・・・14
花巻市立矢沢中学校
2年
小田島
花巻市立矢沢中学校
2年
菅原
花巻市立花巻北中学校
教諭
佐々木
朊花
佑奈
・・・・・・・・・・・・・・・・16
・・・・・・・・・・・・・・・・19
【引率教諭】
表紙の写真:ラットランドハイスクールの生徒たちと
-1-
美幸
・・・・・・・・・・・・・・・・21
旅
先:アメリカ合衆国バーモンド州ラットランド市
日
程:平成24年10月29日(月)~11月6日(火)
日付
現地時間
1
10/29
(月)
12:50
場
10/30
(火)
10/31
(水)
17:03
17:57
到着後ホテルへ
13:22
東京駅
11:00
12:15
14:45
ホテル
成田空港
・・・・・・・・・・
13:20
17:45
19:54
21:00
日付変更線通過
デトロイト空港
9:00
13:00
14:00
15:00
11/1
(木)
スケジュール
集合
やまびこ 58 号で東京駅へ
到着後、成田エクスプレスへ乗換
成田エクスプレス 43 号にて成田空港へ
9:30
10:30
11:15
4
9日間
所
新花巻駅
16:24
3
表
行
日次
2
程
7:30
~
昼
13:00
14:30
18:00
(ホテル泊)
集合、バスで成田空港へ
到着後、出国手続
デルタ航空 DL276 でデトロイト空港へ
バーリントン空港
ラットランド市
市役所
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
入国審査後、国内線乗換
DL4333 でバーリントンへ
到着後ホストファミリー対面
ホストファミリー宅到着(ホストファミリー)
ババ・ルイス・ベーカリー
ラットランド警察署
ラットランド消防署
レストラン
パラマウント劇場見学
ショッピング
帰宅
市役所訪問
(ラットランド中心市街地協同組合事務局長に面会)
パン作り佒験
警察署内見学
消防署内見学
昼食
劇場内の見学
繁華街で買い物
トリック・オア・トリートのため帰宅
ホストファミリー
ホストファミリーとハロウィン・フェスティバルへ(ホームステイ)
ラットランドハイスクール
佒験通学
施設見学・授業見学
昼食
高校に隣接している職業訓練施設の見学
施設見学
STC ドールハウス
スターフォード・テクニカル・センター
ニューイングランド・メープル
・ミュージアム
日本料理レストラン
ホストファミリーと夕食
(ホームステイ)
-2-
5
11/2
7:30
(金)
8:00
11:30
12:30
15:00
16:00
ラットランドハイスクール
佒験通学
レストラン
ラットランドミドルスクール
アン・クラーク クッキーカッター
ホストファミリー
絵画佒験
昼食
佒験通学
会社訪問
ホストファミリーと過ごす
(ホームステイ)
6
11/3
(土)
8:00
9:30
7
11/4
(日)
コールド・ハロウ・サイダー
10:30
11:00
キャボット・チーズ店
ベン&ジェリー
12:30
13:30
モントピリエ
18:00
バーモントツアーデイ
バーモントのサイダー工場を訪問
アイスクリーム工場見学
(全米で有名なアイスクリームの本社)
昼食
バーモント州都ビルから街を一望し、博物館へ
サンクスギビング・ディナー
ホストファミリー
夕食会
帰宅後、ホストファミリーと過ごす
(ホームステイ)
ホストファミリー
終
ホストファミリーデイ
(ホームステイ)
日
8
11/5
(月)
5:30
7:30
9:00
11:00
ラットランドハイスクール
バーリントン空港
集合後、空港へ
到着後、搭乗手続
DL4099 でデトロイト空港へ
到着後、出国手続
デトロイト空港
12:40
DL295 航空で成田空港へ
(機内泊)
9
11/6
(火)
16:15
17:44
19:17
19:28
22:11
成田空港
成田空港駅
東京駅
到着後、入国手続
成田エクスプレス 42 号で東京駅へ
到着後、乗換
はやて 111 号で新花巻駅へ
到着後、解散
新花巻駅
-3-
派
遣
生
徒
名
簿
青少年海外派遣研修
学校名等
氏名
おくやま
ち
奥山
2年
花巻市立花巻中学校
2年
花巻市立湯本中学校
2年
花巻市立湯本中学校
2年
玉山
花巻市立矢沢中学校
2年
小田島
花巻市立矢沢中学校
2年
菅原
教諭
佐々木
ゆ
き
たかはし
りん た ろう
髙橋
麟太郎
すがわら
さ
さ
き
女
の
有紀乃
たまやま
花巻市立花巻北中学校
こ
菊池
お だ じ ま
引率教諭
え
千恵子
花巻市立花巻中学校
きく ち
派遣生徒
性別
女
男
こと の
琴乃
女
とも か
朊花
女
ゆう な
佑奈
女
み ゆき
美幸
女
Rutland
プレゼンテーションの様子
ラットランドの繁華街の様子
-4-
モントピリエにある州庁
研 修 報 告 書
花巻市立花巻中学校
2年
奥山 千恵子
1.研修課題
・日本とアメリカの生活習慣のちがい
・アメリカの学校生活
2.課題設定理由
ホストファミリーと生活を送ることで日本とは異なった文化や習慣、アメリカ人の考え方を学び、自分も
それを体験してみたいと思ったから。また、アメリカの中学生は日々どんな学校生活を送っているか興
味をもったから。
3.研修報告
(1)アメリカの食生活
私がホームステイをしたハンナの家での朝食は主にパンケーキでした。パンケーキの上にはバター
やメープルシロップをかけて食べました。バーモント州の北部はカナダに隣接していて、アメリカ唯一
のメープルシロップ生産地として、とても有名です。日本のメープルシロップは甘いだけですが、バー
モントのメープルシロップは甘さのあとに尐し苦味がありおいしかったです。昼食もサンドイッチなど軽
めに済ます人が多かったです。
夕食はピザやスパゲッテイとパンなどでした。アメリカは夕食の量がとても多いと聞いていたのでど
のくらい出るのだろうと思っていましたが、大皿から自分が食べたい量をとって食べることが出来たので、
量を調節して食べることができました。また、残った料理をハンナのお母さんがすぐに捨てていたのに
とても驚きました。私は捨てるくらいなら、食べる分だけ作ればいいのにと思いました。
アメリカでの朝食は特に家族揃って食べる習慣がないようで、一人一人食べたい時に食べるという感
じでした。アメリカでは「いただきます。」や「ごちそうさま。」などのあいさつはありませんが、私がいつも
通りに「いただきます。」をしてしまったときはハンナが思い出してくれて、家族みんなで「いただきま
す。」をしました。外食での一つのメニューで運ばれてくる食べ物の量の多さにはとても驚きました。サ
ラダを頼んだら、野菜の他にお肉が入っていたりしました。日本でスパゲッテイを盛るような大きなお皿
にサラダが山盛りに盛られていて完食はできませんでした。また、せっかくアメリカに来たのだから本場
のハンバーガーを食べてみたいと思い、レストランで食べてみたらすごくおいしかったです。日本のハ
ンバーガーより、肉が厚くジューシーでした。ポテトはスイートポテトというのがあったのでそれにしまし
た。フライドポテトのさつまいもバージョンみたいな感じで甘く、おいしかったです。日本のハンバーガ
ーショップでもスイートポテトを販売してほしいと思いました。
-5-
(2)アメリカのライフスタイル
ハンナの家では靴を脱いでも、履いても良いという家庭で私やハンナ達も靴を脱いでいることが多か
ったです。アメリカにはお風呂がなく、シャワーを朝に浴びていました。また、トイレとシャワールームが
一つの部屋となっていました。
家は二回建ての家が多く、ほとんどの家に地下室がありました。また1軒1軒の土地が広く、家も大き
いですが、庭も日本の庭に比べてとても広かったです。芝生や木などの緑が多く、花などはあまり植え
られていませんでした。ハンナの家では犬を2匹、鶏を6匹飼っていました。アメリカの家庭では動物を
飼っている家がとても多かったです。
(3)行事
研修期間中にハロウィンがあったので、実際に仮装をして近所を回り、お菓子をもらってきました。私
はエスキモー(Eskimo)という寒い地域の民族に仮装しました。ハンナはアリスにでてくる帽子屋のマッ
ドハッターに仮装していました。ほかにも、魔女やクレオパトラ、ゾンビ、ミッキー、マリオなどのアニメキ
ャラクターに仮装している人が多かったです。なかには力士など日本らしい仮装をしている人もいて嬉
しく思いました。ハロウィンはとても楽しく、日本でももっと流行すればいいのにと思いました。
アメリカでは11月の第4木曜日に感謝祭(Thanks giving Day)が行われます。これは野菜などの作
物を無事収穫出来たことに感謝する祭りで、さつまいもの料理やキャセロール、メインのチキンにはク
ランベリーソースを添えて食べます。デザートは主にパンプキンパイやアップルパイが出されます。こ
の日には家で花火を打ち上げたりして家族揃ってお祝いします。
アメリカではハロウィンが終わったら感謝祭、そのあとにクリスマスがやってきます。なのでアメリカで
は感謝祭が終わるまではクリスマスの準備をしないそうです。
(4)アメリカの学校生活
アメリカの中学生や高校生はみんな真剣に授業をうけていて、尐し驚きました。また、思っていたより
も授業中にお菓子を食べる人は尐なく、たまにドリンクを飲むくらいでした。授業中に帽子をかぶって
いる生徒もいました。授業が終わるとすぐに次の授業に移動していて遅れる人はいませんでした。授
業にはパソコンやスクリーンを使うなど電子機器を使う授業が多く、自主的に進める学習がたくさんあり
ました。音楽の授業でも、合唱、合奏など2つや3つのクラスに別れて学習していました。部活もたくさ
んの種類があり、2つか3つくらいの部活に入っている人が多く、部活中に勝手にカフェテリアに行って
お菓子を買っていたりしました。
化粧をしている生徒が多く、ピアスをしている人もたくさんいました。アメリカは赤ちゃんから大人ま
で年齢に関わらずピアスをしていいそうで、ハンナもピアスをしていました。
-6-
4.感想
私は今回の研修を通してアメリカという異文化にたくさん触れることができて、とても楽しかったです。
ハンナやハンナのホストファミリーに会うまでは、ちゃんと英語を話したりコミュ二ケーションとったりでき
るか不安だったけど、空港でハンナに抱きしめられ、すごく嬉しくて不安が飛んでいっちゃいました。
アメリカで過ごした日々は 1 日 1 日が新鮮で楽しく、毎日が充実していました。アメリカの人は、みん
なとってもフレンドリーで優しく接してくれました。ハンナの友達とも話したりして仲良くなることができま
した。特にハンナのお母さんは私を本当の娘のように大事にしてくれました。なれない生活を送ってい
る私に「疲れていないか」とか「よく眠れたか」などこまめに気遣ってくれました。
最後のお別れの日はすごく悲しくて泣かずにはいられませんでした。簡単な英語しか話せない私
の言葉をいつも一生懸命理解しようとしてくれたハンナやハンナの家族には感謝にの気持ちでいっぱ
いです。なんとか感謝の気持ちを伝えたかったのですが、「Thank you」しか言葉が出てこず改めて自
分の英会話の未熟さを実感しました。
この研修で学んだことはたくさんありますが、それを今度は私が周りに伝えていきたいです。私は今
回この海外派遣メンバーに入れたことをとても誇りに思いました。そして、またアメリカに行ってハンナ
達に絶対会いたいと、心の底から思いました。
5.その他報告したいこと・写真等
ハロウィンパーティの様子
レストランでのハンバーガー
ホストスチューデントのハンナと
高校生の音楽の授業
-7-
花巻市立花巻中学校 2年
菊池 有紀乃
1.研修課題
(1)積極的にコミュニケーションをとる。
(2)アメリカと日本の文化の違いを学び、日本の文化を紹介する。
2.課題設定理由
英語の授業の時に先生がよく日本とアメリカの文化の違いを教えてくれて、とても興味を持ったから。
また、自分がどのくらい英語を話せるか知りたかったから。
3.研修報告
(1)食事について
アメリカの食事は、量が多くて驚きました。料理自体はとても美味しいのですが、量が多いので味に
飽きてしまったり、すぐにお腹が一杯になったりしました。
1 日目の昼食で行ったレストランでサラダを頼んだ時、直径 30cm くらいあるお皿にサラダが盛られて
きて、私は半分も食べられませんでした。また、料理を残すのは作った人に対して失礼だと思っていま
したが、アメリカ人にはあまりそういう意識が無いらしく、嫌いなものをお皿の端に寄せたり、お皿に料
理を残したまま会計を済ませたりしている人も見かけました。
ホストファミリーの家では、朝食にはシリアルかトースト、それに卵焼きやフルーツを出してくれました。
夕食は量が多く、食べきれない時もありましたが、「美味しかった」と伝えると喜んでくれました。
(2)学校生活について
アメリカの学校には、日本との違いがたくさんありました。
まず、下駄箱と上履きがありません。1 日の授業が終わると、みんな一斉に帰り始めるので、昇降口が
とても混雑します。下駄箱があったらもっと混雑するだろうなと思いました。しかも、中学校も高校も下
校時刻が 14 時頃と早かったです。
また、先生が自分の教室を持っていて、生徒は、教科の先生のいる教室へ移動していました。授業と
授業の間が 5 分しかないので、1 つの授業が終わると、生徒達はすぐに次の教室へ向かっていまし
た。授業中の飲食も許されていて、フルーツやガム、チョコレートなどのお菓子を、尐量なら学校へ持
ってきてもよいということに驚きました。ピアスをしていたり、髪の毛を染めたりしている生徒もたくさんい
て、アメリカの学校は自由な感じがしました。
-8-
(3)家での生活について
アメリカでは、家では靴をはきっぱなしだと聞いていましたが、私の訪問した家でははいていたり、脱い
でいたりと曖昧でした。ホストスチューデントのアリッサには 2・7・8 歳の弟と妹がいましたが、寝るときは
みんな一人で寝ていてびっくりしました。
また、ほとんどの家に地下室があること、シャワーは夜ではなく朝に浴びること、動物を飼っているなど
と、日本との違いがたくさんありました。
4.感想
今回の研修ではたくさんの思い出ができました。はじめは不安のほうが大きくて、英語もなかなか喋
れなかったけれど、日が経つにつれて、どんどん自分から英語を喋れるようになってきました。私のた
どたどしい英語を理解しようとしてくれて、本当の家族のようにあたたかく接してくれたホストファミリーに
は、感謝してもしきれません。
私のホストマザーは、毎晩寝る前に、私の頬にキスをしてくれました。私はそのことが、とても心に残っ
ています。出発の前日の夜も同じようにキスをしてくれましたが、これが最後だと思うと悲しくて、泣いて
しまいました。「帰りたくない」と、強く思いました。それはきっと、ホストファミリーのあたたかさがあったか
らこそだと思います。
この研修で私は、もっと英語を話せるようになりたい、もっといろんな国の文化を学びたいと思うように
なりました。国が違えば文化も、人柄も、様々なことが違う世界を自分の目で見て、確かめたいです。
そして、どんなに違うことが多くても、相手に対する優しさや、自分の気持ちは上手く言い表せなくても
伝えられるということも、確かめたいです。
5.写真
- 注文したサラダ -
- ハロウィーンでの仮装 -
-9-
ホストスチューデントのアリッサと
ホストファミリーと
ホストスチューデントたちと全員で
- 10 -
花巻市立湯本中学校 2年
髙橋 麟太郎
1.研修課題
日本とアメリカの文化の交流・生活習慣・教育環境の違いを知る。
2.課題設定理由
異国の衣食住などの文化について、日常生活について、学校などの様子や教え方などの教育環境を
実際に肌で感じ、日本との違いを知りたかったから。
3.研修報告
(1)ホストファミリーとの生活
私のホームステイ先のホストスチューデント(Jenna)は、我が家にホームステイをした生徒であったの
でコミュニケーションは問題がなかった。
家に着くと他のホストファミリーも、夜遅くに着いたにも関わらず、玄関で温かく迎えてくれた。そして、
疲れていないか、具合はどうか、お腹は減っていないかなど細やかな気遣いもしてくれ、私は緊張が
ほぐれた。
家の中ではドアを尐し開けておくなど、なるべくオープンに接する様にした。その結果、あちらから話
しかけてくれたのですぐに仲良くなることができた。
私が、生活を共にする中で驚いたことは、家の中でも靴を履いていることや、風呂ではなく、朝にシャ
ワーを浴びるなど、生活習慣の違いであった。また、贈り物を貰った時、その場で包装紙を破り中身を
見て喜んでくれたこと。日本ではあまり見ることがない感謝の表現であった。
ホストファミリーデーに別荘までドライブに行った。運転手は、なんと!15歳のジェンナ。アメリカで
は、助手席に親が乗っていれば運転が可能で、とても上手な運転だった。
(2)食文化
アメリカと日本の食生活の違いは、量の多さであった。食べきれない程の料理に驚いた。外食で食
べきれないものは、ドギーバックという容器に入れてもらい持ち帰ったりするそうだ。味については、「丁
度良い」、「しょっぱい」、「甘い」の大きく3つの味覚で構成されていた。しかし、中途半端でなくはっき
りした味だったので、とても美味しくいただくことができた。
朝食は、毎日シリアルがメインだったので“米”が食べたかった。
- 11 -
(3)教育環境
私たちは、ラットランドハイスクールとミドルスクールを訪問した。この2つの中で、私はハイスクール
の方が、特に驚いた。面積がとても広いうえに、校内の生徒数も多かった。さらに、ハイスクールでは
エステや工業など、それぞれの専門の学科があり、とても自由な感じだった。昼食は、ドールハウス
というレストランがあり、それぞれが好きなものを好きなだけ選ぶバイキング形式であり、好き嫌いの
多い私は、日本でもこの様な施設があればいいなと思った。
アメリカでは、制服がなくみんな私服で登校していた。それぞれの個性が出ていて、とてもおしゃ
れで、大人っぽく見えた。初対面の人となかなかすぐに話せない私に比べ、ハイスクールやミドルス
クールの人達はみんなフレンドリーだった。
ミドルスクールでは、ハロウィンが終わってもまだハロウィンの格好をしている人が多数見られた。そ
のあと校舎内を一通り案内してもらい、最後に体育館に集合した。
そこでは練習してきた「strong in the rain」をプレゼンした。練習の甲斐があり、大成功であった。
4. 感想
私は今回の派遣を通して、たくさんの貴重な体験をすることができた。初めて体験するアメリカでの生
活、楽しみでありながらも不安でいっぱいだった。しかし、ホストファミリーの優しさに心も打ち解け、一
緒に野球をしたり、湖に行ったり、買い物に行ったりしているうちに、本当に楽しくなってきて「帰りたく
ない」という気持ちが強くなってきた。
私はアメリカに出発する前日、誕生日を迎えた。時差の関係で、アメリカに着いた次の日、また誕生
日を迎えた。その日の夕食でホストファミリーや親類が集まり一緒に祝ってくれ、私の 14 歳の誕生日は
一生忘れることのない誕生日となった。
今回、アメリカで体験してきたことを今後いろいろな所で活かしていき、さらに花巻の国際交流の発展
に貢献して行きたいと思う。
そして機会があったら自然豊かなラットランドの地を再び訪れたいと思った。
5. その他報告したいこと・写真等
学校の友達に地元の新聞をお土産に頼まれたので購入した。日本の新聞と違いとても色使いがきれ
いであった。翌月がクリスマスというせいか広告もたくさんあり、スーパーのチラシだけでなく、おもちゃや、
チキンのチラシなど購買意欲がわいた。普段、スポーツ欄しか読まない私も読んでみようかと思うくらい、
きれいな新聞であった。
外食で食べ物を残す時、日本では恥ずかしくて残したものをそのままにして帰ってきますが、アメリカ
でのドギーバックの習慣は見習いたいと思った。
- 12 -
写真 1
みんな袋いっぱいのおみやげを買
った。
とても美味しいメープルシロップ。
また、食べたい。
“メープルミュージアムで”
写真 2
チョコレートケーキは、日本のケー
キよりも甘かった。
“誕生日のケーキ”
写真 3-1
“学校内での実習授業”
写真 3-2
“介護実習の合間の一コマ・・・(真ん中は人形です)”
- 13 -
花巻市立湯本中学校 2年
玉山 琴乃
1.研修課題
研修先で多くのことを体験し、日本との文化の違いなどを自分の目で確かめる。
2.課題設定理由
アメリカで生活する中で、日本との違いを自分の肌で感じ、体験してみたいと思ったから。
3.研修報告
(1)家での暮らしについて
私が訪問したラットランド市は、とても寒い地域でした。玄関は、2重扉になっており、暖炉が利用され
ていました。日本ではストーブの方が主流ですが、アメリカでは暖炉のほうが主流で外に出ると街中、
煙突だらけでまるで絵本の中のような町並みでした。
また、私が日本と大きく違うと思ったところは入浴の仕方の違いです。日本は湯船に浸かりますが、ア
メリカではシャワーだけでした。そして、アメリカの人々は、朝に入る人が多いことがわかりました。つくり
は、日本のホテルのようにトイレとお風呂が一緒のつくりでした。
(2)食文化について
アメリカでは、どの料理も量が多く味がはっきりしたものが多いということが分かりました。そして、パン
が主流ということも分かりました。もちろん米もありましたが、ピラフやチャーハンのようなもので白米はあ
りませんでした。そして、日本では数種類の食べ物を別の皿に取り分けて食べるというスタイルが主流
ですが、アメリカでは1種類のものをたくさん食べるというスタイルでとても驚きました。飲み物も量が多
いのですが、日本のレストランで食事をするときはもう尐し欲しくなるのでアメリカでは尐し得をした気分
で食事を楽しめました。
(3)学校について
私は、ミドルスクールとハイスクールを見学しました。どちらの学校も生徒の人数が多く、大きな学校
でした。ハイスクールで、尐し体験学習に参加しましたが、特に印象に残っているのは体育でとてもハ
ードな授業でした。日本の体育とは大きく違い、トレーニングルームで筋力をつけるために、ローテー
ションで色々なマシーンを使っていました。1番、驚いたことは、外は非常に寒いのに生徒は全員、半
袖・ハーフパンツ姿でした。他にも、廊下に個人のロッカーあったり、オーケストラ・コーラス・ジャズの授
業があったり、1人1台パソコンを使っていたりと日本の中学校生活とは大きく異なっていました。
私が、感動したことは学校の天井に生徒が自由に絵を書いているということです。アメリカの『自由』
に対する考え方に、素晴らしさを感じ、これからの私たちの生活の中に尐しずつ取り入れてもいいので
はないかと強く感じました。
- 14 -
ミドルスクールでは、生徒会の演説会の様子を見学しました。日本では、発表者は堅い表現が多く、
聞き手は、静かに聞くのが普通ですが、アメリカでは最後に必ず歓声が上がっていました。何をするに
も、とにかく楽しそうで、日本人の表現の仕方とは、大きく異なると思いました。
4、感想
私は今回の研修で多くの貴重な体験をし、たくさんの感動をもらうことができました。研修が始まった
頃は、英会話に戸惑い、自分の思いがうまく伝えられず困ってしまいましたが、ホストファミリーの皆さん
が、一生懸命ジェスチャーなども取り入れながら会話を進めてくれたので、コミュニケーションを図ること
ができ、理解し合い、共感することができました。アメリカの方々は、私たちに対し、とても親切で好意
的でした。
私は、この研修で何事も、思い切ってチャレンジすることは大切なことだと強く、感じました。
これからも様々な人たちとの出会いに期待し、色々なことに挑戦し続ける心を忘れずに生活していき
たいと思います。
今回、このような研修に参加できたことに感謝します。ありがとうございました。
5、その他報告したいこと・写真等
↓コーラスの練習風景(ハイスクール)
↓ハロウィンパーティーの様子
↓ホストファミリーと
↓ホストマザー手作りの料理
- 15 -
花巻市立矢沢中学校 2年
小田島 朋花
1.研修課題
異国の文化に触れ、食文化の違いやコミュニケーションの取り方を学ぶ。
2.課題設定理由
違う言語を使う人たちと共に生活することで、コミュニケーションの取り方を体験してみたかった。
また、アメリカは食べ物の量が多いと聞いたことがあったので実際食べて確かめてみたかった。
3.研修報告
(1)アメリカ人の食についての感覚
私のホームステイ先のお宅では「朝ごはん」と呼ばれるに乏しいシリアルやバナナなどとても尐しの量
の食事が出てきました。時々、メープルシロップパンケーキやチキン、地元で有名なアップルサイダー
などのジュースやミルクなどが食卓に並びました。日本人にしてみるととても量が尐なく感じます。しか
し、味はとてもおいしく毎日の食事が楽しみでした。
昼食、夕食の量はものすごく多く、味も濃く、初めのうちは味に飽きてしまうことがありましたが、慣れ
てくるとおいしくいただけました。 日本でもアメリカのハンバーガーの大きさは有名だと思います。
ですが、私の食べたハンバーガーの大きさは日本とあまり変わりませんでしたが、中身の具が脂っこ
く、ベーコンなどの揚げたものがよく入っていました。しかし、セットで注文したドリンクの大きさはLサイ
ズでしたがとんでもないくらいの大きさでした。例えると、日本のLサイズの 2 倍くらいの大きさだと思い
ます。先ほど紹介したアップルサイダーとは、炭酸ではなく、リンゴジュースのようなものでした。ちょっと
甘く感じますが、アメリカで私のお気に入りの飲み物になりました。ぜひ、おススメします!!
(2)アメリカ人の温かい人柄
バーリントン空港に到着した時に、ホストファミリーのママが「WELCOME TOMOKA」と書いたボード
を持って、私が来るのを歓迎してくれたことがとても嬉しかったです。そして、いろんな人とハグしたりし
ました。日本には、「ハグ」という文化はありません。私は、その人を間近に感じることができるこのアメリ
カの文化が大好きになりました。
ラットランドハイスクール・ミドルスクールを見学したときには、みんな笑顔で私たちのところに来てくれ
て、すぐに打ち解けることができました。日本人は、他人にとても消極的ですがアメリカ人はとてもラフ
に接してくれました。ですが、異国の文化に触れ分かったこととして、日本人はマナーがあり、美しい文
化があることに気づかされました。
- 16 -
みなさんは気づいているでしょうか?
私がアメリカでよく使った言葉は「EXCUSE ME」「THANK YOU」です。通してほしい時や、用事のあ
るときには「EXCUSE ME」と言うと、笑顔で「SURE」と答えてくれます。また、アメリカ人は言葉の一つ一
つに表情をつけて、雰囲気や臨場感を与えるような話し方をするので、英語がわからなくても、その人
の表情や、雰囲気で察することができました。
アメリカではよくホームパーティーを開きます。私もサヴァンナのおばあちゃんのお宅で私の歓迎パ
ーティーを開いてくれました。ラザニアやブラウニーなど手作りの料理をたくさん食べました。しかも、パ
ーティーをキッチンで行うことがふつうなことにびっくりしました。
4.感想
私は今回の派遣でアメリカと日本の良さを両方知ることができました。食文化では日本料理の素晴ら
しさを知り、人の温かさではアメリカ人の優しさを肌で感じることが出来ました。
そして私は今回の派遣で自分の将来が定まったこと、自分に自信が持てたこと、相手に対する心遣
いなど、さまざまな面で成長することができたと思います。
アメリカ人一人ひとりが持っている「自分の個性を生かす力」に私は感動させられました。家族や親
友、大事な人を想うことができる優しい心の人たちだと思います。
また、ハイスクールでの授業見学では、授業の途中に先生に質問し、分かるまで質問し続けていま
した。日本では授業の時に挙手・発言をせず、分からないことをわからないままにしてしまうのが一般
的です。この違いがアメリカ人と日本人の学力の向上心の差だと思います。
最後に、私はアメリカで出会った人達やホストファミリーやサヴァンナに「ありがとう」とお礼をするため
にまたアメリカに行きたいと思います。
↑ホストファミリー家族と
↑ハイスクールの授業風景
- 17 -
↓ハロウィンパーティー
↓サラダ
- 18 -
花巻市立矢沢中学校 2年
菅原 佑奈
1.研修課題
アメリカと日本の食文化や生活習慣、学校生活の違いを学ぶ。
2.課題設定理由
アメリカと日本の食べ物の種類や量、日常生活、コミュニケーションの取り方などを比較したかったから。
また、学校での授業の様子、放課後の様子などを知りたかったから。
3.研修報告
(1)食事について
ホストファミリーの家に着くと、ウェルカムクッキーで迎えてくれました。日本ではあまり見ないような濃
いピンク色のクリームでデコレーションしてあり、とても可愛いものでした。美味しかったのですが、日本
の3倍は甘かったです。
朝食は、パンやホットケーキがメインで、あとは果物や牛乳などで軽く済ませるようでした。ラットランド
の特産品のメープルシロップはとても美味しく、ホットケーキにたっぷりかけて食べました。
昼食は、外食がほとんでしたが、どこの店も1品ごとの量がとても多く、食べきれませんでした。
しかし、ハイスクールで生徒がやっているレストランのサラダとオムレツは、量も味付けも丁度良く、残
さずおいしくいただきました。
夕食は、自分用のお皿に好きな物を取り分けて食べるという形でした。日本のように、主食がご飯と
いうはっきりしたものではなく、マカロニ料理やチキンなどのメインディッシュをたくさん取って食べてい
ました。
他には、日本からのお土産のそうめんをホストファミリーや友人達と食べました。子供達は美味しいと
言って食べていましたが、大人は微妙な表情をしていました。箸の使い方は、みんな意外に上手でし
た。
(2)日常生活について
1番印象的だったのは、レディーファーストの習慣です。大人や同年代の男性だけでなく、小学生く
らいの男の子でも、先に扉を開けて待っていてくれて、とても感激しました。
他には、外履きのまま家の中に入る習慣ですが、やはり戸惑いました。滞在中に慣れることはできま
せんでした。
その半面、家族とのスポーツ観戦、友達とのテレビゲーム、自分の部屋に好きなアイドルのポスター
を貼るなど、日本の私達と共通するところもたくさんありました。
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(3)学校生活について
服装や髪型に決まりがなく、授業中も飲み物を飲みながら・・・と、一見自由な印象を受けますが、取
り組む姿勢はとても真剣でした。
ハイスクールでは、美容系や保育系、他にも看護・調理・整備・音楽・美術系など、まだまだ多様なク
ラスがあり、高校というより、日本の専門学校や大学のように感じられました。とても興味深く、うらやまし
くも思いました。
4.感想
この研修で、本当に色々な体験をすることができました。
ハローウィンのカボチャランタン作りや仮装、近所の家々をまわり、お菓子をいただいて歩くトリック・オ
ア・トリートなど、アメリカの伝統的な行事にも参加できたことで、改めて日本にも独自の行事や風習が
あることに気付き、大切にしていきたいと感じました。
コミュニケーションについては、初めは単語で伝えることで精一杯でしたが、ホストファミリーをはじ
め、まわりの人達の優しくて明るい対応のおかげで、私からも積極的に話しかけられるようになり、みん
なの笑顔が増していきました。
尐しですが、自分の成長も感じることができうれしかったです。
ホストファミリーのみなさんには、私を家族同然に迎えていただき、温かく接してくれたことを本当に感
謝しています。 また、この研修に関わった全ての皆さまに感謝します。ありがとうございました。
今回のこの経験で、私は自信をつけることができました。この自信を大切にし、自分をさらに向上さ
せ、将来につなげていきたいと思います。
5.その他報告したいこと・写真等
ウェルカムクッキー
ハローウィン(ホストファミリー パーカー家にて)
ホストスチューデント“アレクシス”
ホストファミリーとお別れの日
と友達2人(右側がアレクシス)
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花巻市立花巻北中学校 教諭
佐々木 美幸
1.はじめに
今回、ラットランド市の海外派遣事業に引率者として参加して参りました。生徒 6 名は、偶然にも同じ中
学校から2名ずつの参加であったので、うち解けあうのも早かったように思います。また、7月には、ホストフ
ァミリーとしてほとんどの家庭でラットランドの生徒を受け入れており、ラットランドへ滞在するにあたっては、
多尐の不安はあったものの、再会の喜びのほうが大きかったのではないかと思います。私の学校の生徒は
いなかったのですが、研修会を重ねて行く中でやる気にあふれた生徒から、私自身もパワーをもらって出
発の日をむかえることができました。
2.現地まで
出発直前にハリケーンサンディがアメリカを襲い、甚大な被害を与えました。予定通り出発できるのだろ
うか・・・と不安にもなりましたが、遅れることもなく、無事到着することができました。前日の便はすべてキャン
セル、当日の便も 2 便だけ、そのうちの 1 便が私達の乗った飛行機だった、と後日聞かされたときは、運命
のようなものさえ感じてしまいました。
また、多尐のアクシデントはあるだろうと思ってはいましたが、到着早々スーツケースの鍵を紛失した生
徒がおり、おそるおそるブリスさんに相談すると、” No problem ! “と即答されました。その生徒がお世話に
なるホストファミリーも全く同じで、私達の不安は見事に吹き飛ばされる形となりました。最初の一言のおか
げで、今回の滞在の余計な不安は消え、「大丈夫!なんとかなる!!」という前向きな気持ちになれたと思
いました。
3.滞在
滞在中のプログラムはどれも魅力的で、毎日生徒共々興味津々でした。中でも印象に残ったプログラム
をいくつか紹介します。
(1) RHS、STC、RMS (学校訪問)
RHS(ラットランド高校)・・・廊下にロッカーが置いてある風景は「海外学園ドラマと同じ!」、授業を案
内するのは滞在先の生徒で、その他の生徒も非常に気さくで、授業中は疑問に思ったことをどんどん
発言したり、ペアを組んでパソコンを使ってプレゼンテーションを作っている様子は日本人も見習うべき
だと思いました。生徒が企画運営する校内放送施設があり、ラットランドの生徒が花巻の生徒を紹介す
るコーナーに参加し、楽しんでいたようでした。
STC(スタッフォード技術センター)・・・ラットランド高校に隣接しており、高校に行きながら福祉、美容、
保育、映像など様々な資格を取れる訓練校で、施設設備が非常に充実しているなぁと感じました。アニ
メーション制作を学んでいる生徒は、日本のアニメに非常に興味があり、生徒の中でたまたま持ってき
ていた日本の漫画雑誌をあげると、大喜びしていました。
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RMS(ラットランド中学校)・・・生徒が個々に現地の中学生に案内されました。授業中にも関わらず、
歓迎ムード一色でした。その後、講堂に案内され、研修会で準備していた私達のプレゼンテーションの
発表となりました。教師、生徒が大勢見守る中、6名の生徒は堂々と発表し、たくさんの拍手を頂きまし
た。次に日本で言うところの立会演説会が始まり、同じ中学生が自分の所信表明をしている姿を見るこ
とができました。
どの学校でも花巻との縁を感じました。お子さんが花巻にホームスティしたことがある方、花巻の生徒
や教師を受け入れた方、花巻でもらったはっぴを着て歓迎して下さった先生など、とても感激しました。
(2)絵画教室
画家のピーター・ハントゥーンさんを訪問し、絵画指導をして頂きました。今まで絵を描く=苦手とし
ていた私が、自由なデザイン、色遣いで描く事の楽しさに目覚め(!)開放感の中で楽しく過ごすことが
できました。絵画だけでなく、人の心を開かせ自由な発想で物事に取り組ませることの大切さを教えら
れました。一教師として、大変貴重な体験となりました。
4.感想
あっという間の 1 週間でしたが、どのホストファミリーも、そして行く先々で会う方々もとても温かく、ラット
ランドと花巻(石鳥谷)の絆の強さを改めて感じました。また離れて初めて日本や家族の良さに気づいたり
もしました。
最後に、このような機会を与えて頂きました両市の関係者の方々や国際交流協会の皆様、全ての
方々に心より感謝いたします。ありがとうございました。今後もこの交流が続き、成功する事をお祈りして
おります。
- STCでろくろ体験 -
- 忘れられない絵画教室 -
-街が歓迎ムード-
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