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第 3 次筑後市生涯学習推進計画

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第 3 次筑後市生涯学習推進計画
第 3 次筑後市生涯学習推進計画
生涯学習マスコット「マナビィ」
平成 27 年 5 月
筑後市 PR キャラクター はね丸
筑
後
市
2015/01/16
-0-
-1-
はじめに
は
本市では、
「第四次筑後市総合計画」に基づき、市の将来都市像である「緑に恵まれ、活力
と笑顔あふれる協働のまち 筑後市」を目指したまちづくりを進めており、将来都市像を実現
するために7つの政策で基本的な方向性を示しています。その1つに「創造性と豊かな心を育
むまちづくり」を掲げ、 生涯学習社会の形成に向けた取り組みを進めています。
そして、この総合計画を踏まえた「第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画(2 次計画)」では、
推進目標を「学びあい・育ちあい・いかしあうまち ちくご」として表し、生涯学習社会の形
成に向けた取り組みを行ってきました。
近年、科学技術の進歩、高度情報化の進展、少子高齢化の進行などに伴い、価値観が多様化
し、大きな社会変化をもたらしています。また、
『絆』や地域コミュニティの大切さが改めて
問われています。このような変化の中で、充実した人生を実現するため、自らの意志に基づい
て学び、その成果を生活や仕事に生かすとともに、社会的課題の解決に向けた活動などにつな
がる「生涯学習」は、ますます重要となってきています。
このような背景を踏まえ、今回、
「2 次計画」を見直し、
「第 3 次筑後市生涯学習推進計画(3
次計画)」を策定しました。
3 次計画は、基本目標を「市民が生涯にわたって、いつでもどこでも自由に学び続け、支え
合うことができる社会『つながりで未来を拓く生涯学習のまち ちくご ~まなぶ・いかす・つ
なげる~』
」とした生涯学習施策を具現化するためのアクションプラン(行動計画)です。
今後、3 次計画を基に生涯学習社会の形成に向け、生涯学習施策を推進してまいります。
最後に、3 次計画の策定にご尽力いただいた筑後市生涯学習推進協議会の皆様をはじめ、関
係各位に対し、心から御礼申し上げます。
平成 27 年 5 月
筑後市生涯学習推進会議 会長
-2-
筑後市長
中 村
征 一
目
次
第 1 章 計画の策定にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1.生涯学習とは
2.計画策定の背景と目的
3.計画の位置づけ
4.計画期間
第 2 章 筑後市の生涯学習の現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
1.生涯学習の現状
2.筑後市における生涯学習の課題
第 3 章 計画の基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
1.生涯学習推進の方向
2.教育施策要綱との関係
3.基本目標
第 4 章 各主体に期待される取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
第 5 章 行政の具体的な取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
第 6 章 重点事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59
第 7 章 計画を進めるにあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
1.計画の進捗管理
2.中間確認
3.計画の総括
資料編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
筑後市生涯学習推進計画検討体制について
筑後市生涯学習推進会議委員名簿
-3-
第1章
計画の策定にあたって
-1-
第1章 計画の策定にあたって
1.生涯学習とは
筑後市では、市民が、家庭教育、学校教育および社会教育において、自らの意志
に基づいて学び、その成果を生活や仕事に活かすとともに、社会的課題の解決に向
けた活動など、様々な内容について生涯を通じて行う学習を生涯学習と捉えてきま
した。
市民一人ひとりが生涯にわたり、あらゆる機会に、あらゆる場所において主体的
に行う学習活動の総称です。いつでも、どこでも、だれでもが、主体的に適切な方
法で学び、学んだことを生かし、心豊かでいきいきとした人生を築くとともに、地
域において互いに連携しながら様々な課題の解決を図っていく生涯学習社会づく
りの必要性が高まっています。
知識や技能の習得を意図したものだけでなく、地域活動や学校への協力、ボラン
ティア活動など、活動の中から自然に身についていくものまで全てが生涯学習に含
まれます。
生涯にわたって学ぶことは、日常生活での楽しみや心の豊かさに結びつきます。
また、学びを課題の解決につなげることによって、生活をより良いものにしていき
ます。加えて、学んだ成果を活かしてボランティアなどの市民活動や地域活動に参
画することで、地域を豊かにすることにもつながり、社会的にも大きな役割を果た
すことになります。
平成 18(2006)年に改正された教育基本法では、※「生涯学習の理念」という項
目が新たに加わりました。この中で「誰もが生涯のあらゆる場面で学習し、かつ学
習した成果を生かすことができる社会」を実現しようという姿勢が明確に打ち出さ
れています。
※
<教育基本法>
第 3 条(生涯学習の理念)国民一人ひとりが、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることがで
きるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、
-2-
その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
2.計画策定の背景と目的
筑後市では、平成 18 年の教育基本法の改正を受け、平成 19 年には、第 1 次基
本計画に沿った取り組みの成果を踏まえ、市民の主体的な学習活動の一層の促進を
図り、学習環境を総合的に整備していくため、新たに、第 2 次筑後市生涯学習推
進基本計画を策定し、市民への講座・講演会などの学習機会や学習情報の提供、図
書館資料や学習施設の貸出、社会教育関係団体への活動支援など、生涯学習に関す
る様々な取り組みを進めてきました。
一方、第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画策定以降、社会や経済の状況は目ま
ぐるしく変化を続けています。それに伴い、市民の学習課題や興味・関心、地域が
抱える課題なども多様化しており、行政に求められる役割も変化しています。
このような状況の中、平成 24 年 11 月、筑後市が、筑後市生涯学習推進協議会
に、今後の筑後市における生涯学習推進のあり方について諮問し、平成 25 年 10
月、
「今後の筑後市における生涯学習推進のあり方について」の答申を受けました。
この答申では、現行の基本計画の理念を引き継ぎつつ、5 年間を計画期間とする
筑後市の生涯学習社会づくりに向け、取り組むべき方向が示されました。
この答申をもとに、筑後市において、速やかに基本計画を見直し、今後より一層
生涯学習社会づくりに向けた施策を総合的に展開することが求められています。答
申には、次のような要旨が盛り込まれています。
【答申書「今後の筑後市における生涯学習推進のあり方について」の要旨】
①今後の筑後市における生涯学習推進のあり方については、基本目標を「つながりで未来を
拓く生涯学習のまち ちくご ~まなぶ・いかす・つなげる~」とし、「つなげる」という
視点を持ち、ネットワークを築くことにより、連携・協働を進め、各主体が持つ特色を生
かしあうことによって、これまで以上の活動を展開することが望まれます。
②生涯学習によるまちづくりの拠点としての公共施設のあり方については、行政区毎の拠点
施設として各行政区の自治公民館を、校区コミュニティの拠点施設として小学校ならびに
校区コミュニティセンターを、市域の拠点施設としてサンコア(中央公民館・図書館含む)、
サザンクス筑後を位置付け、的確な施設整備が求められます。
-3-
筑後市では、この答申を受け、平成 19~28 年度までの 10 年を計画期間とする
第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画を引き継ぎ、まだ第 2 次の計画期間中ではあ
りますが、平成 27~31 年度の 5 年間を計画期間とする第 3 次筑後市生涯学習推
進計画を策定することとしました。
「第 3 次筑後市生涯学習推進計画」(以下、「生涯学習推進計画」という。)は、
筑後市が、生涯学習施策を計画的かつ着実に展開することを目的に策定するもので
す。
3.計画の位置づけ
この「生涯学習推進計画」は、「生涯学習施策を具現化するためのアクションプ
ラン(行動計画)
」です。
4.計画期間
本計画の期間は、平成 27 年度から平成 31 年度までの 5 年間とします。
-4-
第2章
筑後市の生涯学習の現状と課題
-5-
第2章 筑後市の生涯学習の現状と課題
1.生涯学習の現状
(1)国及び福岡県の動向
①法律の改正
国は、教育を取り巻く環境の変化に対応するため、平成 18 年 12 月に教育基本
法を改正しました。その中で、生涯学習分野では、
「生涯学習の理念」
(第3条)の
ほか、
「家庭教育」
(第 10 条)、
「幼児期の教育」
(第 11 条)、
「学校、家庭及び地域
住民等の相互の連携協力」
(第 13 条)などの条文が加わりました。また、平成 20
年には教育基本法の改正を踏まえて、「社会教育法」「図書館法」「博物館法」が改
正され、学校・家庭・地域の連携協力の推進が社会教育における国及び地方公共団
体の責務として位置づけられました。
その他、社会教育法においては、社会教育施設の運営能力の向上や、専門職員の
資質の向上と資格要件の見直しなどについての規定が整備されました。
②第 2 期教育振興基本計画の策定
国は、平成 25 年6月に教育基本法に基づき「第2期教育振興基本計画」を閣議
決定しました。この中で、4つの基本的方向性として、
「社会を生き抜く力の養成」、
「未来への飛躍を実現する人材の養成」、
「学びのセーフティネットの構築」、
「絆づ
くりと活力あるコミュニティの形成」が示されています。
③福岡県教育施策実施計画の策定
福岡県教育委員会は、県の教育行政施策への県民の理解と、市町村の教育行政の
推進に資するため、毎年教育施策実施計画を策定しています。
平成 24 年3月に、県民一人ひとりが福岡県に生まれ、生活してよかったと実感
できる「県民幸福度日本一」に向けて、目指すべき姿とこれを実現するための施策
の方向を示す「福岡県総合計画」が策定されました。
この総合計画における教育分野については、今後県が推し進める教育行政の指針
となることから、この部分を県の教育振興基本計画として位置づけ、その上で、教
育委員会所管分野に係る各年度の実施計画として「福岡県教育施策実施計画」が策
定されています。
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(2)筑後市の取り組み
筑後市では、平成 8 年 3 月に「豊かな明日を築く生涯学習都市・ちくご」をス
ローガンとする第 1 次筑後市生涯学習推進基本計画を策定しました。
①第 1 次筑後市生涯学習推進基本計画期間
第 1 次筑後市生涯学習推進基本計画の計画期間である平成 8 年度からの 10 年間
は、同計画に基づき「いつでも、どこでも、だれでも」自由に学習できる環境の整
備に努めるとともに、その成果が「まちづくり」に活かされることを目指して生涯
学習の推進を図ってきました。その結果、中央公民館、南・北出張所、サザンクス
筑後をはじめ、自治公民館を含む多くの施設において活発な学習活動が行われるよ
うになりました。さらに、学習指導者を市民に紹介する生涯学習人材バンクを確立
してボランティア活動を促進するなど、市民の学習要求に応えてきました。
しかしながら、社会を取り巻く情勢は、情報技術の格段の進展、少子高齢化の進
行、地球規模での環境問題、国際化の広がりなどで急激に変容しました。社会環境
や自然環境と調和のとれた生活を維持しながら、生きがいのある充実した人生を送
るためには、自らが主体性を持ち生涯にわたって学び続けることが、ますます重要
になってきました。
そこで、市民の主体的な学習活動の一層の促進を図るとともに、学習環境を総合
的に整備していくため、第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画を策定しました。
②第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画期間
第 2 次筑後市生涯学習推進基本計画の計画期間は平成 19 年度から 10 年間とし
ています。
第 2 次計画では、市民の主体的な学習活動の一層の推進を促すとともに、行政
の役割を 14 項目の施策に表し、保健医療、福祉、まちづくり、産業振興、環境な
どに関する施策をそれぞれ担い、市民への周知・理解を図るための講座・講演会や、
ボランティア育成を目的とした講習会の開催などを行っています。
そして、幼稚園・小・中学校における教育、生涯学習人材バンク*1 を通じた市民
の学びあいへの支援、文化・芸術、スポーツの振興、青少年の健全育成、公民館活
動、人権・同和教育の充実などに関する施策をそれぞれ行っています。また、市民
活動団体等への施設の貸出、情報紙の発行など、市民の生涯学習への支援につなが
る取り組みを行っています。
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なお、社会福祉協議会や短期大学、NPO法人など様々な機関が、それぞれの専
門性や特色を活かした講座・講演会、イベントなどを開催しています。また、市内
各地で様々な市民団体が、展示会や演奏会、フィールドワークなど、日頃の学習活
動で培った知識や技能を活かした多様な活動を日々行っています。
∗1 生涯学習人材バンク:生涯学習に関する様々な知識や経験、特技などをもった方にボラン
ティアとして登録していただき、市民に紹介する制度のこと。
(3)生涯学習に関する市民意識調査
筑後市教育委員会では、市が毎年実施する「筑後市まちづくりアンケート」に市
民の生涯学習に関する意識や行動などに係る設問を加えています。
平成 25 年度に行ったアンケート調査の結果の概要は、以下のとおりです。
○学習機会について
この1年間での市民の学習機会についてみると、「趣味や運動を継続的に行って
いる」人が 4 割となっています。そのうち、茶道、生花、書道、絵画、囲碁将棋、
カラオケなどの趣味やウォーキング、健康体操等の軽スポーツをしている人が殆ど
で、国際交流、ボランティア、伝統文化等の活動をする人は 1 割以下にとどまっ
ています。
趣味や運動を継続的に行っていますか。
無回答
いいえ
はい
はい
いいえ
趣味や運動はどのような内容ですか。
-8-
2.筑後市における生涯学習の課題
国・県の動向や筑後市のこれまでの取り組み、市民意識調査の結果などから、筑
後市における生涯学習の課題を以下のとおり整理しました。
(1)これからの地域を担う青少年を育てる様々な学習機会の充実
地域社会での活動を通しての子どもたちの生活体験や自然体験は不足し、地域に
おける人間関係の希薄化などから、地域社会の教育力は低下してきていると言われ
ています。こうした状況の中で、学校や地域の大人たちが手を携えて、子どもたち
を育てていく環境を醸成していくことが必要です。
(2)多様な学習への支援の充実
現状では、学習活動で習得した知識や技能を学校や地域で活かす人材バンクなど、
市民の学びを活かす仕組みづくりは十分とは言えません。また、市民が自分にあっ
た学習活動を進めていくためには、一人ひとりの活動内容や学習テーマ、進捗状況
などに応じた多様な学習への支援が必要です。
(3)市民が学習しやすい環境の整備
市民が生涯学習に関心を持ち、学習しやすい環境をつくるためには、気軽に学習
できる施設や設備などの整備を含め、施設の利便性を高めることが求められており、
施策や事業の検証を継続的に行い、市民のニーズや社会の変化に対応した学習環境
を提供していくことが必要です。
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- 10 -
第3章
計画の基本的な考え方
- 11 -
第3章 計画の基本的な考え方
1.生涯学習推進の方向
生涯学習は、市民一人ひとりが主体的に行う活動であることから、行政が行う「生
涯学習の推進」とは、「市民の学習活動を支援すること」を指します。また、生涯
学習には個人の役割と地域社会の一員としての役割があります。筑後市では生涯学
習を推進するために、次の側面から市民の生涯学習を支援します。
(1)多様な学習機会や学習情報の提供
近年の急激な社会情勢の変化は、環境問題、高齢社会の到来、雇用の不安定化な
ど、市民生活に影響を及ぼす様々な課題を生み出しています。市民一人ひとりの生
涯においても、就労や子育て、介護など、ライフステージに応じた個々の課題が生
じます。このようなあらゆる課題に対応しながら生活していくためには、新たな知
識や技能を習得していくことが求められます。
一方、価値観やライフスタイル∗3 が多様化したこともあり、余暇を充実させたい
という市民のニーズもあります。そのため、趣味やサークル活動を通じた生きがい
づくりや、地域活動や団体活動などを通じた自己実現の重要性が増しています。
このような様々な課題に対応しながら、より充実した生活を送るためには、生涯
学習は欠かすことのできないものです。そのため、市民一人ひとりがあらゆる機会
に、目的に応じた学習活動ができるよう、多様な学習機会や学習情報を提供します。
∗3
ライフスタイル:人々の生活様式や営み方のこと。
(2)地域社会づくりにつながる支援
個人で始めた学習であっても、進めていく中で交流が生まれ、さらに学びあいに
発展するなど、生涯学習には人と人を結びつける効果があります。年齢や性別、職
業などが異なる人達との学びあいの中で、互いの価値観を理解し、課題を共有して
いくことで、学びあいの輪が広がり、地域社会全体の人間関係が豊かなものになっ
ていきます。
学習を深めた人々が、地域で防災、環境、福祉、教育などの活動に参画したり、
地域で様々な活動を実践している市民団体が、学習を行うことでその活動をさらに
- 12 -
充実させたりするなど、生涯学習には、地域社会全体の課題の解決につながる効果
が期待されます。
このように、生涯学習は、個人の生活を充実させることだけではなく、地域社会
全体を豊かにする役割を果たすことが期待されます。このため、市民相互の学び合
いを促進するとともに、学んだ成果を地域に還元できる仕組みを構築し、市民の生
涯学習がより良い地域社会づくりにつながるよう支援を行います。
2.教育施策要綱との関係
筑後市では、
「第四次筑後市総合計画 後期基本計画」の施策 5「創造性と豊かな
心を育むまちづくり」をもとに「教育施策要綱(単年度)」を策定しています。
教育施策要綱は、筑後市教育委員会の「重点目標」と「施策方針」を定め、それ
を実現するための教育施策を体系的に示し、直面する課題の解決に向けて重点的に
取り組む事業を示したものです。
この教育施策要綱では、平成 26 年度に本市が取り組む教育施策を学校教育「『生
きぬく力』を育む教育活動の推進」、社会教育「生きがいを感じることのできる生
涯学習社会の実現」、人権・同和教育「差別のない、人権が守られる平等なまちづ
くり」の 3 つの柱で策定し、「Ⅰ 基本施策」「Ⅱ 全体像」「Ⅲ 方針と主要課題、
主な施策・事業体系」「Ⅳ 主要課題に対する具体施策」の構成で示しています。
第 3 次生涯学習推進計画では、この教育施策要綱を踏まえ、生涯学習の充実、
及び個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を課題と設定し、生涯学習推進のため
の施策を具体化するための事業等を記載します。
3.基本目標
「第 4 次筑後市総合計画後期基本計画」と「教育施策要綱」に基づき、本計画
における基本目標を以下のとおり設定し、その実現に向けて各施策を展開します。
【基本目標】
平成 25 年 10 月の筑後市生涯学習推進協議会からの答申書「今後の筑後市にお
ける生涯学習推進のあり方について」を踏まえ、基本目標を「市民が生涯にわたっ
て、いつでもどこでも自由に学び続け、支え合うことができる社会『つながりで未
来を拓く生涯学習のまち ちくご ~まなぶ・いかす・つなげる~』」とします。
- 13 -
基本目標を達成するために、
「まなぶ・いかす・つなげる」の3つを柱に、
「筑後
市らしさ」を生かした生涯学習社会づくりを目指します。
基本目標
市民が生涯にわたって、いつでもどこでも自由に学び続け、支え合
うことができる社会
『 つながりで未来を拓く生涯学習のまち ちくご
~ まなぶ・いかす・つなげる ~ 』
3 つの柱
・ま な ぶ・・・個人と社会のニーズに応じた学びの充実
・い か す・・・学びの成果を活かす機会の設定と拡充
・つなげる・・・つながりによる「まなぶ」と「いかす」の推進
まなぶ
いかす
つなげる
- 14 -
第4章
各主体に期待される取り組み
- 15 -
第 4 章 各主体に期待される取り組み
答申書「今後の筑後市における生涯学習推進のあり方について」では、基本目標
を達成するための「まなぶ・いかす・つなげる」取り組みが主体ごとに示されてい
ます。この第 3 次生涯学習推進計画では、それを踏まえ、各主体に期待される取
り組みを次のとおりとします。
1 市民に期待される取り組み
(まなぶ)
○自発的意思に基づき、自己の学習目的に合った内容・手段・方法を自ら選び、生
涯を通して、向上心を持って学習活動に取り組む。
○社会の変化に対応するため、様々な現代的課題や地域課題について学ぶ意味を理
解し、学習活動に取り組む。
(いかす)
○学びの成果を、自らの生活や仕事、家庭、地域での活動に生かし、自己の充実と
生活の向上を図る。
(つなげる)
○家族などの身近な人々や地域住民の学習活動に協力し、学びあいや教えあいを通
して仲間づくりやネットワークづくりを進める。
○子どもたちが高齢者とふれあい、様々な体験をすることのできる機会を積極的に
設ける。
2 地域に期待される取り組み
(まなぶ)
○行政区をはじめ校区コミュニティ、老人クラブ、女性団体、青年団体、子ども会
およびPTAといった地域の様々な団体やグループなどが主体的に多様な学習機
会をつくり、地域住民に提供する。
(いかす)
○身近な施設を有効に活用しながら、地域住民に対して、地域の課題解決に向け、
その学びの成果を活かす場を提供する。
- 16 -
(つなげる)
○地域の人々がそれぞれの地域の特色を生かし、ともに学びあい、教えあうネット
ワークづくりを推進し、世代を超えた地域のきずなを育て、深める。
3 ボランティア団体・NPOに期待される取り組み
(まなぶ)
○社会教育関係団体やボランティア団体・NPOの特色を生かした多様な学習や体
験の場をつくり、市民に積極的に提供する。
(いかす)
○市民の学びの成果を大事にし、活かす場を提供する。
(つなげる)
○学校や地域での様々な学習活動に対して、専門的知識や技術を持つ指導者の派遣
や、情報提供、助言などの支援をする。
○社会教育関係団体やボランティア団体・NPOの活動への参画が進むよう、活動
内容を積極的に情報公開し、広報活動を行う。
○各主体と連携し、課題解決を進めていく中で、ネットワークを充実させていく。
4 学校等に期待される取り組み
(まなぶ)
○生涯にわたって学び続けることの大切さや、働くことの尊さなどを実感させ、
「確
かな学力」
「豊かな心」
「健やかな体」といった「生きる力」を育み、生涯学習の基
礎としての力を培う。
○高等学校・短期大学は、社会人の「学びなおし」やキャリアアップの学習機会を
充実する。
○施設・設備の地域への開放や公開講座の開催など、開かれた学校づくりを進める。
(いかす)
○学習支援ボランティアの受け入れなどにより、地域住民の学びの成果を活かす場
を提供する。
○学社連携・融合を推進し、地域課題について、地域住民とともに考え、ともにそ
の課題解決にあたる。
- 17 -
○学校等は、生涯学習における学習成果の評価についての仕組みづくりを進める。
(つなげる)
○自らの教育活動の充実のために必要な人材の情報を地域に発信する。
○学校長をはじめ教職員は、地域の一員として、校区の歴史と文化を語り、次の世
代に伝えるとともに、世代間の交流を積極的に進める。
○学校等は、知的集積や人的資源を活用し、地域課題解決につなげるよう、地域に
必要な人材の養成を積極的に行う。
○地域に開かれた学校づくりを推進する。
5 企業等に期待される取り組み
(まなぶ)
○従業員を対象とした企業内での生涯学習の機会をつくり、積極的活用ができるよ
うに提供する。
○学校教育や地域での学習活動に対して、企業等の特色を生かした施設・設備の開
放や人材の派遣を積極的に行う。
(いかす)
○生涯学習を通して取得した知識や技能、資格などを積極的に評価する。
(つなげる)
○仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を推進することにより、従業員
の生涯学習を奨励し、その成果を従業員の生活の向上や地域活動へとつなげる。
6 社会教育施設等に期待される取り組み
(まなぶ)
○市民の学習意欲に応えることができるよう、展示や催し、体験的な学習プログラ
ムなど多様な学習機会を提供する。
○社会の要請に的確に対応し、あらゆる世代の多様なニーズに対応した学習機会を
提供する。
(いかす)
○市民がそれぞれの学びの成果を互いに生かしあい、連携しながら活発に地域活動
に取り組むことができるよう、活かす場の設定や発掘を行い、人材の育成・活用を
- 18 -
行う。
(つなげる)
○地域における生涯学習・社会教育の拠点として、機能を提供する。
○インターネットの活用など、だれもが利用しやすい施設としてのサービス向上に
努めるとともに、市民が気軽に集い、ふれあう機会を提供する。
○市民に対して専門職員による学習情報の提供や相談窓口の充実を図る。
7 行政の役割
(まなぶ)
○市民が、公民館、図書館などの地域にある身近な場で、主体的に学習活動が行え
る機会と場づくりを支援する。
○学習者の仲間づくりやネットワークづくりの視点を持った学習機会を提供する。
○すべての市民が学習することができるよう、障害のある人や外国人住民などへの
配慮をする。
○生涯学習・社会教育に関する専門職員の配置と資質の向上に努める。
○各分野における専門性を生かした学校支援や出前講座などによる生涯学習の支
援を行う。
(いかす)
○学びの成果を活かした活動や場づくりを支援する。
○学びを活かす場としての校区コミュニティを活発にする取り組みを行う。
○学びの成果を活かす場として企画される学習、諸行事の重複を避けるための関係
機関や組織相互の連携と調整に努める。
○学びの場として活用されている社会教育関係等の施設の有効活用を図るための
適切な受益者負担と利用基準などの見直しを検討する。
(つなげる)
○生涯学習推進のための施策を総合的に展開し、関係各部局間の連携と調整を図る
ことによる効率的・効果的な施策展開を推進する。
○市が他の市町と情報を共有化することによる連携の緊密化を図る。
○インターネット、広報誌など様々な媒体を活用した学習情報がより多くの市民へ
提供が届くようにする。
- 19 -
○国および他の都道府県・市町村などとの生涯学習に関する情報の共有化や交換を
図り、交流に努める。
○各主体と連携し、地域の課題を解決するための地域における人材養成を行う。
- 20 -
第5章
行政の具体的な取り組み
※ 特記がない限り現状値については、平成 25 年度の数値を掲載しています。
- 21 -
第 5 章 行政の具体的な取り組み
今後の生涯学習を着実に推進するために、本計画では 6 つの主要施策と 29 の基
本事業を挙げ、その具体的な取り組みとして、63 項目の「実施事業」を定めてい
ます。
第 4 章 7 行政の役割に係る施策事業についての具体的な行動計画です。
基本目標
主要施策
基本事業
1
『
つ
な
が
り
で
未
来
を
拓
く
生
涯
学
習
の
ま
ち
ち
く
ご
~
ま
な
ぶ
・
い
か
す
・
つ
な
げ
る
~
』
市
民
が
生
涯
に
わ
た
っ
て
、
い
つ
で
も
ど
こ
で
も
自
由
に
学
び
続
け
、
支
え
合
う
こ
と
が
で
き
る
社
会
生涯学習社会の実現をめ
ざす総合的な施策の推進
2
青少年の健全育成
3
市民の学習要求に応える
幅広い学習活動の推進
1
学習情報の提供
2
学習の場の提供
3
図書館の充実
4
地域社会を支えるための教育の推進
1
基礎学力の向上
2
子どもの学校外活動の推進
3
交流事業による健全育成の推進
4
社会性を持つ青少年の育成
1
基本的生活習慣の確立に向けた教育の推進
2
家庭教育の推進
3
成人教育の推進
4
自治公民館活動の活性化
5
情報通信技術(ICT)活用による教育の推進
6
男女共同参画教育の推進
7
高齢者教育の推進
8
平和教育の推進
9
人権教育の推進
10
障害を理解する教育の推進
4
1
芸術文化活動の拡大
歴史と伝統に培われた市
2
文化財の保護・活用
民文化の創造
3
地域の特色を学ぶ教育の推進
5
1
スポーツ・レクリエーションの普及
2
指導者・団体の育成・支援
1
防災・安全教育の推進
2
消費生活教育の推進
3
ごみ減量とリサイクル教育の推進
暮らしやすい生活を送る
4
社会教育関係団体活動の充実支援
ための取組みの推進
5
地域コミュニティの活性化支援
6
高齢者が活躍できる場の創造
市民生活を支える健康・
体力づくりの推進
6
- 22 -
基本事業 1-1
学習情報の提供
生涯学習に対する市民の理解、関心が深まるよう、その魅力や意義を様々な方法
で発信します。
また、市民が自分に合った学習機会にめぐり合えるよう、教養、文化・芸術、ス
ポーツ・レクリエーションなど、幅広い分野の学習情報を発信します。
取り組み 1-1-1
実施事業名
(学習情報の収集・発信)
生涯学習情報に関するホームページの充実
市のホームページに、講座・講演会や団体支援に関する情報、学習施設情
概
要
報、行政情報などの生涯学習に関する情報をわかりやすく掲載し、ページ閲
覧数を増やします。
指
標
現
状 値
主
管 課
生涯学習に関するページの閲覧数
10,530 件
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
12,000 件
総務広報課
取り組み 1-1-2
実施事業名
目
(市政情報誌の発行)
「広報ちくご」発行
行政情報や生涯学習行事の結果報告、表彰、サザンクス筑後の情報など生
涯学習につながる市政情報を掲載した「広報ちくご」を発行します。
年間発行回数
24 回
目
総務広報課
- 23 -
標
値
24 回
取り組み 1-1-3
(生涯学習情報誌の発行)
実施事業名
「生涯学習ちくご」発行
概
要
生涯学習啓発のための情報誌「生涯学習ちくご」を発行します。
指
標
年間発行回数
現
状 値
主
管 課
6回
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
値
6回
(子育て情報紙の発行)
子育て通信紙「ざっそう」発行
子育て支援拠点施設を活動拠点とした子育てに関する情報を掲載した情
報紙を発行します。
年間発行回数
12回
目
標
値
12回
子育て支援課
取り組み 1-1-5
実施事業名
標
社会教育課
取り組み 1-1-4
実施事業名
目
(子ども情報紙の発行)
子ども情報紙「うぉんとっ!」発行
小学生を対象とした学びと体験に関する情報を掲載した情報紙を発行し
ます。
年間発行回数
4回
目
社会教育課
- 24 -
標
値
4回
取り組み 1-1-6
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
男女共同参画啓発情報紙「ふらっと」の発行
男女共同参画社会形成を目的とし、国・県・市などの男女共同参画に関す
る情報を発信します。
年間発行回数
3回
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
3回
(学びを活かし、学びをつなげるきっかけづくり)
生涯学習人材バンク
市民の学習や活動をサポートする豊富な専門知識と技術、熱意を持つ多種
多様な分野の指導者を登録し紹介します。
登録者数
86 人
目
標
値
100 人
社会教育課
取り組み 1-1-8
実施事業名
目
男女共同参画推進室
取り組み 1-1-7
実施事業名
(男女共同参画情報紙の発行)
(市政情報の浸透)
生涯学習まちづくり出前講座
市民へ市政などの浸透を図るために、10 人以上が集まる場に市職員が出
向き、わかりやすく説明します。
年間出前講座回数
124 回
目
社会教育課
- 25 -
標
値
150 回
基本事業 1-2
学習の場の提供
市民が学習会や文化・芸術、レクリエーションなどの学習活動を継続的に行うこ
とができるよう、学習室などの貸出を行うとともに、学習の成果を発表できる機会
をつくります。
取り組み 1-2-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
施設貸出事業
市民の目的に合った学習活動ができるよう、サンコア及びサザンクス筑後
の講習室、ホール、調理室などの各施設を貸出します。
年間施設利用率
69 %(サンコア)
61 %(サザンクス筑後)
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
72 %(サンコア)
65 %(サザンクス筑後)
サンコア(中央公民館)、サザンクス筑後 (社会教育課)
取り組み 1-2-2
実施事業名
(サンコア、サザンクス筑後などの貸出)
(生涯学習フェスタの開催)
生涯学習フェスタ(サンコアまつり)
市民の学習成果を一堂に集めて、相互に交流を行うことにより、生涯学習
まちづくりの推進を図ります。
参加者数
2,700 人
目
中央公民館
- 26 -
標
値
3,000 人
取り組み 1-2-3
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
おひさま教室
子どもにとっては、遊びの場、親にとっては、学びと交流の場を提供する
ことによって、子育て中の親の孤独感や不安感を解消します。
毎月の開催回数
5回
目
標
値
5回
子育て支援課
取り組み 1-2-4
実施事業名
(親子の学びと交流の場の提供)
(親子の学びと交流の場)
つどいのひろば
子育て中の親子が気軽に集い、子ども同士、親同士の繋がりを深め、親と
概
要
子の触れ合いの場、仲間づくりの場を提供することによって、子育て中の親
の孤独感や不安感を解消します。
指
標
現
状 値
主
管 課
年間利用者数
15,688 人
目
子育て支援課
- 27 -
標
値
16,000 人
基本事業 1-3
図書館の充実
図書館は全市民の「知の拠点」としての社会教育施設です。赤ちゃんから高齢者
まですべての市民へ多種多様な情報提供や学習の機会を提供し、自己成長へとつな
がる図書館利用を推進していきます。
取り組み 1-3-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
図書館の整備・充実
図書館がより利用しやすくなるよう環境整備を進め、市民が必要とする資
料などを充実させ、利用者の生涯学習へとつなげます。
蔵書数
103,000 冊
目
標
値
130,000 冊
図書館
取り組み 1-3-2
実施事業名
(資料利用の充実)
(図書館利用へとつながる講座の提供)
本の講座
図書館資料への興味や、読書活動を始めるきっかけとなり、より多くの市
概
要
民が参加できる講座を企画し、その周知を積極的におこない図書館利用者や
講座の参加者数を増やしていきます。
指
標
現
状 値
主
管 課
年間参加者数
400 人
目
図書館
- 28 -
標
値
600 人
基本事業 1-4
地域社会を支えるための教育の推進
高齢化社会の進展に伴い、様々な社会問題が課題となっています。これらの課題
を解決し、すべての世代が安心して元気に暮らせるようにするため、地域と一緒に
これからの社会を支える担い手を育む教育を推進します。
取り組み 1-4-1
実施事業名
(長寿社会における生涯学習の推進)
地域デイサービス担い手育成
多世代の地域住民が連携し主体となって、在宅の高齢者に対して、通所の
概
要
方法による介護予防サービスなどを提供し、高齢者の社会的孤立感の解消や
心身機能の向上を図る場の担い手を育てます。
指
標
現
状 値
主
管 課
多世代交流を行っている地域デイサービスの数
57 地域
目
高齢者支援課
- 29 -
標
値
58 地域
基本事業 2-1
基礎学力の向上
小中学校の義務教育は生涯学習の中でも誰もが必ず経験する学習です。その後の
生涯学習につながるように基礎学力の向上を目指します。
取り組み 2-1-1
実施事業名
(日常学習の定着)
自主学習(家庭学習)ノートの活用
基礎学力の定着・向上と家庭学習の習慣化を図るために、自主学習ノート
概
要
に自主的に学習した内容を記載させ、確認することで、一人ひとりの関心や
定着度などを把握し、日常学習に反映させます。
指
標
現
状 値
主
管 課
活用している学校数
全小中学校
標
値
全小中学校
学校教育課
取り組み 2-1-2
実施事業名
目
(読書習慣の育成)
読書をとおした学びの推進
小学校において、地域の人たちとの連携による地域に開かれた図書室づく
概
要
りを推進することにより、子どもたちに本を読む楽しさを感じさせ、読書習
慣を育成し、学力向上を図ります。
指
標
現
状 値
主
管 課
読み聞かせ、音読タイム、音読を活かした表現活動の実施校数
全小学校
目
学校教育課
- 30 -
標
値
全小学校
取り組み 2-1-3
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(感性豊かな児童の育成)
小学校 35 人学級
基礎・基本の徹底による学力の充実、学校生活のルールに適応するための
基本的生活習慣の確立を目指します。
実施学校数
対象校全校
目
学校教育課
- 31 -
標
値
対象校全校
基本事業 2-2
子どもの学校外活動の推進
子どもの人間形成には、学校教育だけでなく、家庭や地域での生活体験・活動体
験を豊富に体験させる必要があります。子どもたちの多様な興味・関心を深めたり、
自発的・創造的な学習を応援したり、優れた能力を一層伸ばすことを目指します。
取り組み 2-2-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
エンジョイ広場事業
子どもたちが、地域の中で様々な体験や交流を通して、生きる力を身につ
け人間関係を豊かにすることができる機会をつくります。
実施校区数
7校区
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
全校区
社会教育課
取り組み 2-2-2
実施事業名
(地域の中での体験・交流)
(地域の中での宿泊体験)
通学合宿事業
子どもたちが地域の人々の協力を得て、公民館などを活用し、一定期間共
同生活を送ることで、生活習慣と社会性を養います。
実施ヵ所数
3 ヵ所
目
社会教育課
- 32 -
標
値
8 ヵ所
基本事業 2-3
交流事業による健全育成の推進
歴史、文化、産業、教育などの見学や、青少年相互の親善交歓を通して、相互協
力の精神を育て、次代の地域づくりを担う青少年の健全育成を図ります。
取り組み 2-3-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
友愛事業
友愛(ゆうあい)とは、兄弟姉妹の愛、友人の愛などを意味し、この事業
は、キャンプなどの体験を通して友情を育みます。
年間参加者数
128 人
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
140 人
社会教育課
取り組み 2-3-2
実施事業名
(キャンプ体験)
(異文化交流体験)
少年の船事業
青少年を対象に、団体生活のなかで、お互いの友情と親睦を深めるととも
に、訪問先の人と文化に接し社会性を養います。
年間参加者数
35 人
目
社会教育課
- 33 -
標
値
40 人
基本事業 2-4
社会性を持つ青少年の育成
子どもたちは、人との関わりの中で、試行錯誤しながら、社会性を身につけてい
きます。そのために、同じ目的を持った多くの仲間と一緒に行動力や発言力を徐々
に確立させる機会をつくります。
取り組み 2-4-1
※
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(青少年リーダーの育成)
イン・リーダー養成【新規】
研修の機会を企画実施し、将来のまちづくりを担う若者を育てます。
※
イン・リーダーとは、まとめ役としてリーダーシップをとっていく小学生です。
受講者数
-
目
標
値
50 人
社会教育課
取り組み 2-4-2
(青少年の地域活動の支援)
実施事業名
学生ボランティア活動支援【新規】
概
要
中学生、高校生、大学生を対象とし、地域で活躍できる機会を紹介します。
指
標
登録者数
現
状 値
主
管 課
-
目
社会教育課
- 34 -
標
値
20 人
基本事業 3-1
基本的生活習慣の確立に向けた教育の推進
子どもの健全な成長のために、基本的な生活習慣(食事、生活リズム、あいさつ
等)が獲得できるよう支援します。
取り組み 3-1-1
実施事業名
(乳幼児の基本的生活習慣の確立)
乳幼児教室
親子のふれあい・離乳食・歯に関する情報を提供することにより、親子が
概
要
正しい生活習慣を学び、子どもが健やかに成長できる教育の場を提供しま
す。
指
標
現
状 値
主
管 課
年間参加数
159 組
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
175 組
健康づくり課
取り組み 3-1-2
実施事業名
目
(あいさつ運動の推進)
あいさつ運動の実施
子どもたちにあいさつ習慣を身に付けさせ、地域の交流を深めるために、
行政・住民・教職員が一緒に学校の校門などで声掛けを行います。
年間参加者数
約 800 人
目
社会教育課
- 35 -
標
値
1,000 人
基本事業 3-2
家庭教育の推進
家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習機会・情報の提供を始めと
した家庭教育を支援するために家庭教育学級を開催し、家庭教育の推進を行います。
取り組み 3-2-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(家庭教育の支援)
家庭教育学級
市内各小中学校の家庭教育学級に地域の参加を促し、校区コミュニティ協
議会などに参加要請を行います。
参加者数
2,278 人
目
中央公民館
- 36 -
標
値
2,500 人
基本事業 3-3
成人教育の推進
成人教育の一環として、地域の歴史を学び、まちづくりにおけるリーダー養成に
努めるとともに、様々なテーマでの学習講座を開講します。
取り組み 3-3-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
生涯学習リーダー養成講座
時事講座をきっかけに地域の歴史、政治、まちづくりに興味を持ってもら
い、生涯学習を通じた「まちづくり」の担い手を育成します。
参加者数(前期、後期合計)
72 人
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
80 人
中央公民館
取り組み 3-3-2
実施事業名
(まちづくりの担い手育成)
(学びを活かす講座の開催)
中央公民館講座
市民の需要に応じた講座や仕事・介護・家事の両立等に必要な講座を開催
し、そこで学んだことを家庭や地域で活かすことを目指します。
講座開講数
22 講座
目
中央公民館
- 37 -
標
値
25 講座
基本事業 3-4
自治公民館活動の活性化
自治公民館が活性化していくためには、他の公民館活動・組織・運営などを研修
で学ぶことが有効です。また、研修で学んだことを地域に取り入れることも活性化
の一助となります。中央公民館では、公民館連絡協議会の理事会・総会等で先進的
な事例を発表するなど、情報の提供に努めます。
取り組み 3-4-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
公民館研修
校区・町内公民館長が様々な研修会、実践発表会等に参加することで、他
の先進地の積極的な活動を取り入れます。
参加者数
162 人
目
標
値
180 人
中央公民館
取り組み 3-4-2
実施事業名
(公民館活動の推進)
(地域密着の講座)
中央公民館出張所講座
中央公民館に来館できない市民を対象に、より身近な公民館で各種講座を
概
要
行い、地域密着型の生涯学習を推進していきます。地元住民の方の要望を反
映させた講座を目指します。
指
標
現
状 値
主
管 課
参加者数
1,002 人
目
中央公民館
- 38 -
標
値
1,100 人
基本事業 3-5
情報通信技術(ICT)活用による教育の推進
生涯学習社会の実現を目的として、ICT の活用により市民の学習機会へのアクセ
スの拡大を図るとともに、社会教育の質の向上を図るための取り組みを進めます。
※ICT は、Information and Communications Technology(情報通信技術)の略で、いわゆる IT(Information
Technology:情報技術)という呼び方が一般的ですが、国際的には ICT という呼称が定着しています。
取り組み 3-5-1
実施事業名
(情報化社会への対応)
パソコン活用講座の開催
市民が IT に関する基礎技術を習得し、地域コミュニティの活性化を図る
概
要
ためのツールとして積極的に活用することにより、情報化社会に対応できる
ように、入門・インターネット・SNS(LINE、Facebook 等)などの講座
を開催します。
指
標
現
状 値
主
管 課
講座開催回数
7回
目
中央公民館
※SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
- 39 -
標
値
8回
基本事業 3-6
男女共同参画教育の推進
住みよい地域及びコミュニティづくりには、住民の半分を占める女性の意見も反
映させることが重要です。そこで、性別に関わらず平等な生活ができるための情報
を発信するとともに、講座やセミナーなどを行います。
取り組み 3-6-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
ちっごふれあいフォーラム
男女共同参画社会づくりの推進・啓発を図るための講演会及び男女共同参
画に関する活動を行っている市民団体の活動発表を行います。
参加者数
150 人
目
標
値
180 人
男女共同参画推進室
取り組み 3-6-2
実施事業名
(男女共同参画社会啓発事業の開催)
(男女共同参画社会意識の推進)
男女共同参画社会意識の推進・啓発事業
市民サポーターを活用し、誰もが住みよい地域づくりを目指し、市の事
概
要
業・地域の活動の場に出向き、男女共同参画の視点から身近な問題をテーマ
として気付きを与えます。
指
標
現
状 値
主
管 課
市民サポーター数
7人
目
男女共同参画推進室
①
- 40 -
標
値
15人
基本事業 3-7
高齢者教育の推進
シニア世代が生涯学習の意義を理解し、学んだことを地域や学校に還元すること
で「生きがいづくり」に役立て、また、その学んだ知識や経験を活かして地域のリ
ーダーとなってもらい、地域活性化を目指します。
取り組み 3-7-1
実施事業名
(生きがいづくりの創造)
高齢者大学(ちっご恋来塾)
専門コース(歴史・文学・書道・園芸 など)の連続講座を実施します。
概
要
講座内容についてはボランティアとして指導可能なものとし、受講から 3 年
程度で指導できるようになることを目的とします。
指
標
現
状 値
主
管 課
受講者数
64 人
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
75 人
中央公民館
取り組み 3-7-2
実施事業名
目
(高齢者の生きがいづくり)
高齢者の生きがい活動支援事業
老人クラブ連合会に委託し、健康増進教室、各種スポーツ大会・クラブ活
動、みのりの大学などの文化事業などを実施します。
参加者数
2,304 人
目
高齢者支援課
- 41 -
標
値
2,400 人
基本事業 3-8
平和教育の推進
戦争の悲惨さと平和の尊さ、生命の大切さを啓発していきます。
取り組み 3-8-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(平和の尊さを語り継ぐ)
平和を考える市民のつどい
戦争の悲惨さや平和の尊さについて考え、次世代に語り継ぐ機会として、
戦時資料の展示や講演会などを実施します。
実施回数
1回
目
社会教育課
- 42 -
標
値
1回
基本事業 3-9
人権教育の推進
人権が尊重されるまちづくりを目指すには、人権問題に対する市民の理解、関心
が深まることが重要です。そのために、同和問題をはじめとする様々な人権問題に
関する情報発信をしたり、学習の場として人権セミナーや人権を考える市民のつど
い等を開催します。
取り組み 3-9-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
人権セミナー筑後
同和問題をはじめとする様々な人権問題をテーマにしたセミナーを開催
し、学習の機会を提供します。
参加者数
411人
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
430人
人権・同和教育課
取り組み 3-9-2
実施事業名
(人権問題に関する講座の開催)
(人権問題講演会の開催)
人権を考える市民のつどい
人権をより身近に感じてもらうため人権問題をテーマにした講演会を開
催し、理解を深めてもらいます。
参加者数
285人
目
人権・同和教育課
- 43 -
標
値
300人
基本事業 3-10
障害を理解する教育の推進
ノーマライゼーションの考え方の浸透や障害のある人をとりまく新たな課題に
向き合い、障害のある人の視点に立ち、理解を深めるための啓発を行います。
取り組み 3-10-1 (障害者福祉啓発)
実施事業名
障害者福祉啓発事業
概
要
全国「障害者週間」の時期に講演会などを行います。
指
標
講演会等開催回数
現
状 値
主
管 課
1回
目
福祉課
- 44 -
標
値
1回
基本事業 4-1
芸術文化活動の拡大
芸術文化に親しみ、自らの手で新しい文化を創造するための環境の醸成と、その
基盤の強化を図る観点から、芸術・文化の創造・普及を図るための取り組みを継続
的に行います。
文化連盟の支援は??
取り組み 4-1-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
筑後市美術展
油絵、水彩、日本画、彫刻、書、工芸など美術作品を広く募集し、入賞作
品を展示します。
入場者数
879 人
目
標
値
1,000 人
社会教育課
取り組み 4-1-2
実施事業名
(芸術文化活動の支援)
(芸術文化施設の活用)
サザンクス筑後自主文化事業
サザンクス筑後を活用し、市民が芸術文化に親しむ催しを開催し、地域の
概
要
指
標
主催事業入場者数
現
状 値
10,352 人
主
管 課
芸術文化の振興に寄与します。
目
社会教育課
- 45 -
標
値
12,000 人
取り組み 4-1-3
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
所
管 課
(芸術文化団体等の支援)
文化連盟育成事業
文化連盟の発表の場である市民文化祭及び市民芸能のつどいの開催など
を支援します。
文化連盟加入者数
1,295 人
目
社会教育課
- 46 -
標
値
1,300 人
基本事業 4-2
文化財の保護・活用
地域の伝統文化や文化財に対する市民の理解を深め、郷土に愛着を持つ市民を増
やす取り組みを行います。
取り組み 4-2-1
(文化財保護の啓発)
実施事業名
文化財めぐり
概
要
市内の文化財および関連する市外の文化財を巡ります。
指
標
実施回数
現
状 値
主
管 課
2回
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
2回
社会教育課
取り組み 4-2-2
実施事業名
目
(伝統文化の保護)
文化財保護・保存事業
久留米絣技術保存会及び水田天満宮千灯明、稚児風流、竈門神社千燈明、
熊野神社鬼の修正会、久富盆綱曳きへ助言、指導、助成を行います。
上記文化財を全て知っている人の割合(市民アンケート)
14%
目
社会教育課
- 47 -
標
値
20%
基本事業 4-3
地域の特色を学ぶ教育の推進
地域の歴史や文化を学びあい、活動の中で地域住民同士の交流を図り、郷土愛と
郷土への誇りを持つことから活力ある地域づくりへとつなげていきます。
取り組み 4-3-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(郷土資料館活用の推進)
郷土資料館の運営
筑後市の郷土史を詳しく知ることのできる展示資料館を活用し、時節に合
った展示を行います。
入館者数
2,174 人
目
社会教育課
- 48 -
標
値
2,500 人
基本事業 5-1
スポーツ・レクリエーションの普及
健康・体力の保持・増進や可能性の追及だけでなく、友人や家族間の交流・ふれ
あい、そして、自己実現と生活の豊かさを求めて各自の年齢や体力、目的などに応
じた多種多様な活動を展開します。
取り組み 5-1-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(特色あるスポーツイベントの開催)
ちっごマラソン大会
健康マラソンからハーフマラソンまでレベルに合った種目に参加できる
マラソン大会を開催します。
筑後市民の参加者数
460 人
目
標
値
600 人
社会教育課
取り組み 5-1-2
(だれもができる運動の推進)
実施事業名
ラジオ体操推進
概
要
誰もが取り組みやすいラジオ体操の普及を図ります。
指
標
ラジオ体操実施団体数
現
状 値
主
管 課
61 団体
目
社会教育課
- 49 -
標
値
80 団体
取り組み 5-1-3
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
ちっごスポーツフェスティバル事業
体育の日にあわせて、各スポーツ団体が主体となり、各種スポーツ大会を
市内各会場で行うスポーツの祭典を開催します。
参加者数
1,877 人
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
標
値
2,000 人
(学校体育施設を利用したスポーツの推進)
学校体育施設開放事業
学校の体育施設を学校教育に支障のない範囲において地域住民のスポー
ツ活動ができる場として提供します。
利用件数
3,236 件
目
標
値
3,500 件
社会教育課
取り組み 5-1-5
実施事業名
目
社会教育課
取り組み 5-1-4
実施事業名
(市民のスポーツ祭典の開催)
(スポーツを始めるきっかけづくり)
スポーツ初心者教室事業
日頃運動していない市民や運動したいけどきっかけがない市民を対象に、
概
要
体育協会加入団体などが主体となりスポーツ初心者教室を行い、スポーツに
取り組む人を増やし、スポーツの普及と振興を図ります。
指
標
現
状 値
主
管 課
実施団体数
3団体
目
社会教育課
- 50 -
標
値
4 団体
基本事業 5-2
指導者・団体の育成・支援
スポーツに関する医学的知識や安全管理など、スポーツ指導者として必要な知識
を学び、認定を受けるスポーツ少年団認定指導者を増やすために、講習会の受講を
促します。
取り組み 5-2-1
(スポーツ指導者の育成)
実施事業名
スポーツ少年団認定指導者養成講習会
概
要
福岡県体育協会、県スポーツ少年団が実施する講座の受講を促します。
指
標
2人以上の認定指導者がいるスポーツ少年団数
現
状 値
主
管 課
16 団体
目
標
値
27 団体
社会教育課
取り組み 5-2-2
(スポーツ団体の支援)
実施事業名
体育協会加盟団体支援事業
概
要
体育協会を通じて、加盟団体への支援を行います。
指
標
加盟会員数
現
状 値
主
管 課
1,708 人
目
社会教育課
- 51 -
標
値
1,800 人
基本事業 6-1
防災・安全教育の推進
防災・交通安全・防犯に関する知識や被害にあったときの対処方法を身につける
ことができるよう、学習機会の充実を図ります。
取り組み 6-1-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
防災訓練支援事業
市民が参加する防災訓練(避難訓練、講習会など)の支援を通じて、地域
住民が連携し、災害時の被害の軽減及び防災意識の高揚につなげます。
防災訓練回数
9回
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
11 回
地域支援課
取り組み 6-1-2
実施事業名
(防災訓練の推進)
(安全教育の推進)
交通安全推進事業
交通安全協会と連携し、交通安全運動期間などに交通安全啓発活動を行う
とともに、高齢者、保育士、保護者などに対して交通安全教育を実施します。
交通安全啓発活動、交通安全教室の開催回数
30 回
目
地域支援課
- 52 -
標
値
40 回
基本事業 6-2
消費生活教育の推進
消費トラブルを未然に防ぐため、地域への出前講座や広報啓発などを行います。
取り組み 6-2-1
(消費生活講座の実施)
実施事業名
消費生活相談事業
概
要
地域への出前講座や広報啓発などを行います。
指
標
消費生活講座参加者数
現
状 値
主
管 課
679 人
目
福祉課
- 53 -
標
値
600 人
基本事業 6-3
ごみ減量とリサイクル教育の推進
環境問題を自分の問題として捉え、1 人ひとりが問題解決のための行動に繋げて
いけるよう、意識改革を図ります。地域や学校に職員が出向いて話したり、ごみ処
理施設などを見学してもらうことにより、環境教育と啓発活動を推進します。
取り組み 6-3-1
実施事業名
(かんきょう出前講座の実施)
かんきょう出前講座
行政区や校区コミュニティ協議会、子ども会、その他の団体へ講師を派遣
概
要
し、筑後市のごみの現状やごみ減量 30%に向けた取り組みなどについての
講習を行います。
指
標
現
状 値
主
管 課
年間実施回数
10 回
標
値
20 回
かんきょう課
取り組み 6-3-2
実施事業名
目
(ごみ分別教育の推進)
小学 4 年生の ごみ分別教育
社会科資料集として作成されたワークブック「ごみとわたしたちのくら
し」を使いながら、筑後市のごみの現状や資源ごみ分別などについて学習し
概
要
ます。また、クリーンセンターなどの説明や見学を通して、ごみ問題やその
処理についても学び、自分の問題として、自ら行動しようとする意識を持た
せます。
指
標
現
状 値
主
管 課
年間実施校数
11 校(市内全て)
かんきょう課
- 54 -
目
標
値
11 校
基本事業 6-4
社会教育関係団体活動の充実支援
社会教育に関する専門的技術的指導・助言・学習の機会を設け、社会教育活動の
援助を行います。
取り組み 6-4-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
(社会教育活動の活性化)
社会教育関係団体等研修の実施
社会教育関係団体等の活動に資する研修などを開催し、活動の活性化を図
ります。
年間開催回数
1回
目
社会教育課
- 55 -
標
値
1回
基本事業 6-5
地域コミュニティの活性化支援
まちづくり活動の周知を徹底し、市民のまちづくり活動への意識の高揚をはかる
とともに、学習活動や文化活動を通して、多くの市民が自らまちづくりについて考
える学習の場として展開することを目指します。
取り組み 6-5-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
校区コミュニティ・地域活動支援
地域コミュニティ活動の活性化を図るため、小学校区を単位とした自治組
織づくりを推進します。
地域行事・自治会活動へ参加する市民の割合(市民アンケート)
50.3%
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
55%
地域支援課
取り組み 6-5-2
実施事業名
(まちづくりにつながる学習活動の展開)
(ボランティア活動の活性化支援)
ボランティア・NPO支援事業
市内市民活動団体の支援を行い、市民・団体のボランティアの輪を広げ、
活動の活性化、市民参加の増加につなげます。
ボランティア活動をしている市民の割合(市民アンケート)
10.8%
目
地域支援課
- 56 -
標
値
21%
基本事業 6-6
高齢者が活躍できる場の創造
高齢者が地域や社会で活躍できるよう、老人クラブやシルバー人材センターの活
動を支援します。
取り組み 6-6-1
実施事業名
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
老人クラブ助成事業
高齢者の生きがいと健康づくりの充実を図るため、筑後市老人クラブ連合
会に対し補助を行います。
老人クラブ加入率(会員数/対象者数(60 歳以上の人口))
28.9%
概
要
指
標
現
状 値
主
管 課
目
標
値
30%
高齢者支援課
取り組み 6-6-2
実施事業名
(老人クラブへの支援)
(高齢者の社会参加補助)
シルバー人材センター助成事業
高齢者の社会参加による生きがいの充実のために、筑後市シルバー人材セ
ンターへの補助を行います。
会員数
360 人
目
福祉課
- 57 -
標
値
450 人
- 58 -
第6章
重 点 事 業
- 59 -
第 6 章 重点事業
基本目標である「市民が生涯にわたって、いつでもどこでも自由に学び続け、支え合うこと
ができる社会『つながりで未来を拓く生涯学習のまち ちくご ~まなぶ・いかす・つなげる~』
」
を達成するために、次の 3 つの事業を重点事業として取り組みます。
重点事業 1
中学校区ごとの拠点施設を核とした生涯学習の充実
羽犬塚中学校区では中央公民館(サンコア)を、筑後中学校区では水田コミュニティセンター
を拠点に様々な生涯学習活動が行われています。
筑後北中学校区においても旧国立筑後病院跡地に整備する北部拠点施設(仮称)(地域交流
センター、多目的グラウンド)を生涯学習拠点施設として活用し、市民の学習の場を充実させ
ます。
中央公民館(サンコア)、水田コミュニティセンター、旧国立筑後病院跡地に
事業概要
建設を予定している北部拠点施設を中学校区毎の生涯学習拠点として活用し、
生涯学習の活性化を図ります。
指
標
生涯学習活動を行っている市民の割合
現 状 値
43%
主 管 課
社会教育課・中央公民館
重点事業 2
目 標
値
50%
地域コミュニティを核とした学社連携による生涯学習の推進
校区コミュニティ協議会等が核となり、学校・家庭・地域が連携し、地域社会を子どもたち
の学びの場とし、子どもたちが地域の歴史や伝統文化について体験学習する機会を設けます。
また、地域のさまざまなコミュニティ活動に子どもたちの参加を呼びかけ、地域活動を通し
た豊かな人間性の形成を図ります。
今後も、地域住民が学校に関わり、学校と家庭と地域の連携をさらに深めるように促します。
事業概要
学校と地域社会をつなぐ学社連携を進めます。
指
学社連携に関する教育計画を策定し推進している小中学校
標
現 状 値
主 管 課
-
目 標
学校教育課
- 60 -
値
全校
重点事業 3
サザンクス筑後を核とした芸術文化活動の拡充
サザンクス筑後は、平成 7 年度の開業から筑後市の芸術文化振興の拠点として、鑑賞型事業
に加え、市民参加型の事業を展開することで、市民が日常的に演劇や音楽、演芸舞踏などに触
れる機会をつくってきました。
今後、さらに市民による芸術文化活動を推進するため、市内の小学生を対象にしたミュージ
カルや演劇の体験指導等を行う「アウトリーチ事業」や、芸術・芸能・生活文化の愛好者を育
てていく取り組みを推進していきます。
また、文化振興条例の制定等に取り組み、市民の芸術文化活動への意識の高揚を図ります。
事業概要
市民参加による創造型芸術文化振興事業の充実を進めます。
指
サザンクス筑後が実施する市民参加型事業の参加者数
標
現 状 値
主 管 課
2,221 人
目 標
値
2,500 人
社会教育課
サザンクス筑後 大ホール
サザンクス筑後 小ホール
- 61 -
- 62 -
第7章
計画を進めるにあたって
- 63 -
第 7 章 計画を進めるにあたって
1.計画の進捗管理
本計画を着実に推進するため、本計画に基づく主要施策ならびに基本事業の進捗
管理を適宜行います。施策体系に基づく実施事業ならびに重点事業については指標
と目標値により確認を行います。
2.中間確認
計画第 2 年度終了後に、本計画の進捗状況の中間確認を行い、その結果を次年
度以降の取り組みに活かします。
3.計画の総括
計画の総括を、本計画第 4 年度終了後に行い、その結果を公表します。その際、
最終年度の事業の達成水準は予測値として総括します。
- 64 -
資
料
編
第 3 次筑後市生涯学習推進計画策定経過
66
筑後市生涯学習推進会議設置要綱
67
筑後市生涯学習推進協議会設置規則
69
筑後市生涯学習推進会議 委員名簿
71
筑後市生涯学習推進協議会 委員名簿
72
- 65 -
第 3 次筑後市生涯学習推進計画策定経過
平成 25 年 10 月 16 日
生涯学習推進協議会答申
・答申書「今後の筑後市における生涯学習推進のあり方について」
平成 26 年 4 月 21 日
生涯学習推進会議①
平成 26 年 5 月 13 日
推進計画策定専門部会①
平成 26 年 5 月 13 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議①
平成 26 年 7 月 11 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議②
平成 26 年 8 月 26 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議③
平成 26 年 9 月 26 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議④
平成 26 年 10 月 29 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議⑤
平成 26 年 11 月 28 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議⑥
平成 26 年 12 月 22 日
推進計画策定専門部会②
平成 26 年 12 月 25 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議⑦
平成 27 年 1 月 6 日
生涯学習推進協議会
平成 27 年 1 月 16 日
推進計画策定作業プロジェクトチーム会議⑧
平成 27 年 1 月 16 日
推進計画策定専門部会③
平成 27 年 2 月 2 日
生涯学習推進会議②
平成 27 年 3 月 27 日
生涯学習推進会議③
平成 27 年 4 月 20 日
~
パブリックコメント
平成 27 年 5 月 13 日
- 66 -
○筑後市生涯学習推進会議設置要綱
平成 3 年 8 月 30 日
告示第 65 号
(設置)
第 1 条 生涯学習の総合的、効果的な推進を図るために、筑後市生涯学習推進会議(以下「推
進会議」という。)を設置する。
(所掌事務)
第 2 条 推進会議は、次に掲げる事務を行う。
(1) 生涯学習推進基本方針の策定に関すること。
(2) 生涯学習に関する調査、企画及び調整に関すること。
(3) 生涯学習に関する市民意識の醸成に関すること。
(4) その他生涯学習推進に関すること。
(組織)
第 3 条 推進会議は、市長、副市長、教育長、各部課長及び職員代表及び各部課長をもって組
織する。
2 推進会議に会長及び副会長を置き、会長には市長を、副会長には副市長及び教育長をもっ
て充てる。
3 会長は、目的を達成するために必要と認めるときは、推進会議内に専門部会を設けること
ができる。
4 専門部会に部会長を置き、部会長は、委員のうちから互選する。
5 会長は、専門的意見を求めるため、必要に応じ、学識経験者等を推進会議に出席させるこ
とができる。
6 推進会議の業務を円滑に処理するため、筑後市生涯学習推進担当者連絡会を置く。
(会長及び副会長の職務)
第 4 条 会長は、推進会議を総理する。
2 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときは、その職務を代行する。
(会議)
第 5 条 推進会議の会議は、会長が招集し、その議長となる。
2 専門部会の会議は、部会長が招集し、議事の進行を行う。
3 前 2 項の会議は、委員の過半数が出席しないと開くことができない。
(事務局)
第 6 条 推進会議の事務を処理するため、教育委員会社会教育課に事務局を置く。
2 会長は、必要があると認めるときは、事務局員として関係課の職員を指名することができ
る。
- 67 -
(補則)
第 7 条 この要綱に定めがない事項は、会長が別に定める。
附 則
この告示は、平成 3 年 9 月 1 日から施行する。
附 則(平成 9 年 10 月 3 日告示第 75 号)
この告示は、平成 9 年 10 月 3 日から施行する。
附 則(平成 13 年 5 月 29 日告示第 50 号)
この告示は、平成 13 年 5 月 29 日から施行する。
附 則(平成 16 年 3 月 25 日告示第 40 号)
この告示は、平成 16 年 4 月 1 日から施行する。
附 則(平成 17 年 12 月 27 日告示第 128 号)
この告示は、平成 18 年 1 月 1 日から施行する。
附 則(平成 18 年 12 月 25 日告示第 151 号)
この告示は、平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
附 則(平成 20 年 3 月 31 日告示第 45 号)
この告示は、平成 20 年 4 月 1 日から施行する。
附 則(平成 21 年 3 月 31 日告示第 30 号)
この告示は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
附 則(平成 23 年 3 月 31 日告示第 63 号)
この告示は、平成 23 年 4 月 1 日から施行する。
附 則(平成 26 年 4 月 23 日告示第 66 号)
この告示は、公布の日から施行し、改正後の筑後市生涯学習推進会議設置要綱の規定は、平成
26 年 4 月 1 日から適用する。
- 68 -
○筑後市生涯学習推進協議会設置規則
平成8年5月 31 日
規則第 17 号
(設置)
第1条 生涯学習の総合的かつ効果的な推進を図るため、筑後市生涯学習推進協議会(以下「推
進協議会」という。
)を設置する。
(所掌事務)
第2条 推進協議会は、次に掲げる事項について協議検討する。
(1) 生涯学習に関する関係機関及び団体等の情報交換並びに連携に関すること。
(2) 生涯学習に関する諮問事項についての答申及び必要な事項について提言すること。
(3) 生涯学習に関する調査及び研究に関すること。
(4) 生涯学習の奨励及び普及に関すること。
(5) その他生涯学習の推進に関すること。
(組織)
第3条 推進協議会の委員は、20 人以内の委員をもって組織し、次に掲げる者のうちから市
長が委嘱する。
(1) 社会教育関係者
(2) 学校教育関係者
(3) 各種機関・団体・企業関係者
(4) 識見を有する者
(5) その他市長が必要と認める者
(任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(会長及び副会長)
第5条 推進協議会に、会長及び副会長を置く。
2 会長及び副会長は、委員の互選により選出する。
3 会長は、推進協議会を総理する。
4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときは、その職務を代理する。
(部会)
第6条 推進協議会に、必要に応じ部会を設けることができる。
2 部会には部会長を置き、部会長は、委員のうちから互選する。
(会議)
第7条 推進協議会の会議は、会長が招集し、その議長となる。
2 部会の会議は、部会長が招集し、議事の進行を行う。
- 69 -
(庶務)
第8条 推進協議会の庶務は、教育委員会社会教育課において処理する。
(委任)
第9条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
附 則
この規則は、公布の日から施行する。
附 則(平成 20 年3月 31 日規則第 29 号)
この規則は、平成 20 年4月1日から施行する。
附 則(平成 20 年9月3日規則第 48 号)
この規則は、平成 20 年 10 月1日から施行する。
附 則(平成 21 年3月 31 日規則第 15 号)
この規則は、平成 21 年4月1日から施行する。
附 則(平成 23 年3月 31 日規則第 15 号)
この規則は、平成 23 年4月1日から施行する。
- 70 -
筑後市生涯学習推進会議*委員名簿 会 長
市 長
中 村
征 一
副 会 長
副 市 長
田 村
貴 子
副 会 長
教 育 長
中 村
英 司
総務部長
山 口
朋 秀
総務広報課長
小 田
昌 孝
市長公室長
田中
企画財政課長
原 口
茂 雄
税務課長
梅 野
薫
男女共同参画推進室長
髙井良
委 員 総務部
(人権・同和教育課長兼務)
美子
地域支援課長
下 川
尚 彦
契約管財課長
下 川
正 弘
市民生活部長
木 庭
雄 二
市民課長
髙井良
福祉課長
青 木
靖 文
子育て支援課長
山 口
友 子
高齢者支援課長
青 木 千 栄 美
(出納室長)
市民生活部
富士男
(地域包括支援センター長兼務)
清美
健康づくり課長
長
かんきょう課長
長 野
秀 文
建設経済部長
西 田
正 治
農政課長
江 﨑
守
商工観光課長
森 田
欣 也
水路課長
牛 島
裕 一
道路課長
梅 﨑
直
都市対策課長
城 戸
淳 一
上下水道課長
櫻 井
清 隆
議会事務局長
舩 橋
義 顕
監査事務局長
菅 原
景 子
教育委員会
教育委員会次長
橋 本
國 光
消防本部
消防長
吉 武
浩 治
総務課長
水 田
泰 洋
警防課長
北 島
満
予防課長
田 中
博 文
総務課長
田 中
理 子
高 木
正 勝
建設経済部
(農業委員会事務局長兼務)
(ホークスファーム本拠地整備推進室長兼務)
市立病院
事務局長 教育委員会
(学校教育課長兼務)
社会教育課長(中央公民館事務長・
図書館事務長兼務)
- 71 -
計 34 名
佐 和 美
【平成27年4月30日現在】
筑後市生涯学習推進協議会*委員名簿
任期:平成27年1月1日~平成28年12月31日 所属団体名
役職名
氏 名
江里口 充
え り ぐ ち
みつる
1
社会教育委員の会
会 長
2
公民館連絡協議会
会 長
みず おち
3
連合婦人会
校区役員
あき やま
4
ちくご男女共同参画ネットワーク
運営委員
5
文化連盟
副会長
6
体育協会
副会長
7
青少年育成市民会議
会 長
8
市PTA連合会
理 事
9
ちっごいきいき協議会
会 長
小 宮 雅 之
10
私立幼稚園連絡協議会
会 長
世良田 静 江
11
小・中学校長会
校 長
宇佐原 茂
12
九州大谷短期大学
講 師
野 口 治 子
13
社会福祉協議会
14
保育協会
園 長
15
老人クラブ連合会
理 事
16
筑後市ボランティア連絡協議会
17
行政区長会
副会長
18
一般公募
公 募
19
一般公募
公 募
田 中 照 美
20
一般公募
公 募
田 中 素 美
事務局長
事務局長
- 72 -
たつ ひ こ
水 落 龍 彦
秋 山 キミヱ
と み た がわ
こ
冨田川 チカ子
く
が
と し ひろ
久 我 敏 博
も ろ とみ
しず
え
師 富 静 恵
たけ ひ さ
かず お
武 久 和 生
みず
た
すすむ
水 田 進
こ
せ
う
の
みや
ら た
ま さ ゆき
しず
さ はら
ぐち
いち
え
しげる
はる
せ
こ
さとる
一ノ瀬 諭
すぎ も と
ふ
み
こ
杉 本 富美子
た
なか
きぬ
え
田 中 絹 枝
まつ
お
ま ち
こ
松 尾 真知子
たけ し ま
つたえ
竹 島 傳
いの うえ
井 上 ひとみ
た
た
なか
なか
てる
み
もと み
生涯学習のマスコット 「マナビィ」
文部科学省の依頼により、故・石ノ森章太郎(漫画家)さんが無償でデザイ
ンした生涯学習のマスコットマークです。 生涯学習の「学ぶ」とみつばちの「Bee」
を合わせ、「マナビィ」と名づけられました。 みつばちの触覚は2本ですが、「学」と
いう字の頭に角が 3 本あるように、学ぶことの好きな「マナビィ」には触角が 3 本
あります。 そして、老若男女がいつでもどこでも楽しく学び活動するといった生涯
学習のイメージを浸透させることに大きな役割を果たしています。
マナビィが持っている「壺」に入っているものは、一見ハチミツにも見えますが、じ
つは、「マナ」(コエンドロ(コリアンダー))という植物の実で、イスラエルの民がエ
ジプトを脱出し、荒野を旅していたときに天から授かり、以後40年間、この「マ
ナ」だけを食べて生き延びたと言われている食べ物だそうです。 石ノ森章太郎さん
は、「学び」は人々が生きていく上で欠かせないものであるというメッセージを、我々
に託されたのでしょう。
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第 3 次筑後市生涯学習推進計画
平成 27 年 5 月
発
行
筑 後 市
教育委員会 社会教育課
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