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【運営】
最終更新 030618
反映∼[flask:0138]Fri, 13 Jun 2003 13:10:35 +0900
【運営】
●企画書
○[flask:0008]Tue, 25 Mar 2003 23:20:50 +0900 山崎
(春休みミーティング ログ)
コンセプト文の全員での確認
○[flask:0038]Wed,
07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
前回ミートで提出された大高版に、梶版企画書の文章を 盛り込み、さらにスタッフ全
員で校正。非常に良い企画書である、と満場一致で承認。
(*注:その後、一部改訂。
・礒田→磯田
・Owada Hiroshi → Ohwada Hiroshi
・Kazuki Yamazaki → Yamazaki Kazuki
・システム図 カラー版→白黒版 )
●団体名
○[flask:0008]Tue, 25 Mar 2003 23:20:50 +0900 山崎
(春休みミーティング ログ)
まず名前だけど、もともとの案だった「総合学習支援ネットワーク FLASK(フ
ラスコ)」については、「総合」という言葉がどこに係っているか分からないため、塾
などと勘違いされるリスクがある…といった短所があります。
そこで大高企画書で提案されたのが、「『総合的な学習の時間』支援ネットワーク」。
これなら「総合的な学習の時間」を支援する、ということがすぐに見えるので、混乱し
ないだろう…ということでした。
しかし、私たちとしては「『総合的な学習の時間』を支援」というと、少々限定的す
ぎるんじゃないかなあ…という意見もあるためさらにディスカッションは続きました。
悩んで悩んで、悩んだ末、大和田氏が蜘蛛の糸のような一言を。
「総合的学習支援ネットワークは?」
これには参った!素晴らしいです。ということで、正式名称は
「総合的学習支援ネットワーク FLASK(フラスコ)」
と統一します。
●組織構成
○[flask:0008]Tue, 25 Mar 2003 23:20:50 +0900 山崎
(春休みミーティング ログ)
梶さん→「チューター」
・メーリングリストなどへの連絡
・事務窓口(問い合わせ等の受付代表)
山崎→「ファシリテーター/広報」
・ファシリテーター→話し合いの促進役?
ミートでは司会などの役割を果たし、それぞれのメンバーの意見を
引き出し、「丸く収める」(笑)
・広報→ホームページ、広報デザインなどの管轄
大高→「ディレクター」
・組織の確かな方向付けや、確かなコンセンサス(共通意識)の確認
・正式、公的テキストの編纂など
大和田→「書記」
・ミートや活動の記録。アーカイブス担当。
磯田→「会計」
●テキスト類CI策定
○[flask:0024]Sun, 27 Apr 2003 12:58:19 +0900 大高
(テキスト類CI策定に関する内部通達)
テキスト類に関するCIについて添付の書類で通達します。
各自、必ず確認すること。
(添付ファイル概要)
・見出しは1‐1‐1、というスタイルでゴシック体、本文は明朝
・表紙等は一定の形式を厳守
・1行3文、3文1段落で冗長にしない
・主語・述語を明確にし、敬語表現も必要最低限に
●会員登録
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
企画書が承認され、組織が固まったため、メンバーを募集したい。
・ビラを配って大々的に募集をかける(ビラを改訂 済:5月6日)
・7月5日に常磐大学で行われる「教育実践研究会」でプレゼン?
・メッセンジャーとしての登録→登録用紙およびネットでの簡易登録。
大高からOKが出しだい、システム開始。
→ネットのシステムは、東京工業大学・福田崇徳氏にお願い?
*福田氏は附属中スクールボランティアのネットシステムを作っているためそれを
活用したい。
○[flask:0049]Sun, 11 May 2003 00:56:52 +0900 大高
会員の登録要項についてうまく結論が出ない・・・絶対必要なのは名前、フリガナ、
住所、メールアドレス(PCが有ればPC)ってのは解ってるけど問題は「所属」。大
学や勤務先を書くと、例えば「この人はぐっぴぃのスクボチームの人だよ∼」とかいう
情報はどこに書けばいいのか困る。複数ある人はもっと困る。
あと登録のプロセスなんだけど
登録票をコンダクターに渡す
↓
コンダクター受理・登録・IDナンバー付番
↓
登録者に登録完了のお知らせメール(登録内容確認も兼ねる)
でいいかなぁ。
あと、データ管理誰がやるの?
エクセルは使い慣れてるから俺がやってもいいけどさ。
○[flask:0051]Sun, 11 May 2003 01:04:16 +0900 山崎
将来的にはFAX通信も欲しい(全然次世代じゃない)。
●ウェブ展開
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
→ネットのシステムは、東京工業大学・福田崇徳氏にお願い?
*福田氏は附属中スクールボランティアのネットシステムを作っているためそれを
活用したい。
○[flask:0082] Sun, 25 May 2003 11:10:22 +0900 大高
で、個人的な意見ですがフラスコのホームページにある様々なテキスト(pdf形式
の物を除く)は 企画書が一旦メンバーの了承を得ているのにも拘らず (つってもこれ
から小松さんの意見を反映して書き換えるわけですが) 山崎の主観がかなり入った文章
のままになっているのは いかがなものかと・・・
○[flask:0083]Sun, 25 May 2003 19:36:17 +0900 山崎
あ、これは僕もそうするべきだと思います。ほとんど最初のまんまだからねー。最初
は対外的(パンピー)にかなり噛み砕いた文章を…と思ったんだけど(そもそも他の似
たような団体と比べて、もう少し柔らかく、「かっこいい」イメージを付けていくとこ
ろが面白いと思っているので)、ちょっと考え直して、やはり指導要領と照らし合わせ
たきちんとした部分をホームページに載せなきゃなあ…と思っています。で、改めて考
えているホームページ構成は
「フラスコって何?」→少々企業CM的なもの
先生、学生、市民……それぞれにとって「困ったこと」に対応する「フラスコ」、と
いう感じをイラスト付きで出したいと思っています。「そんなときに、フラスコ!」み
たいな。ボトムアップのふりをしたトップダウンタイプ。
「もっとフラスコ!」(仮)
ここを企画書に沿ったような内容にしたいと思っています。もちろん、「学習指導
要領はカタいから、『フラスコって何?』ではなるべく触れないようにしよう」とは思っ
ていません。ていうか、指導要領そのものは別にカタくないですしねー。
ここでホームページ担当として、こういう風に具体的な意見をどんどんぶつけて欲し
いと思います。今、みんなが更新できるシステム(FTPを共有するのではなくて、み
んなが「書き込む」ような形で情報発信できるシステム)を考案中でもあるのですが、
まあそれは将来の話として、僕も常にホームページの更新・改善に努めていきたいと思
います。……できれば具体的な指摘……「こうした方がよい」あるいは、「これはマズ
イ」……をいただけるとありがたいです。
○[flask:0089]Wed, 28 May 2003 13:04:46 +0900 大高
あと、「授業ネタ倉庫」。
あそこに(内輪ネタで申し訳ないが) パン屋の話だとかお土産の話だとか、 まだシュ
ミレーションにはなってないけど「こんなの行けるんじゃん?」 って言うのを書いとけ
ばいいと思う。 個人的に「倉庫」→「授業シュミレーション」っていうプロセスも オー
プンにしたい。 その方がみんなも「授業シュミレーション」を作るのに 参考になるで
しょや。 いきなり「授業シュミレーション」っていうのも硬いから もっと「俺も出来
る!」みたいなイメージを出したいね。
○[flask:0091]Thu, 29 May 2003 00:18:54 +0900 山崎
そうそう、これは大事だと思う。「フラスコ」のメインは、こういうところにあると
言っても良いよね。これは僕らが水戸の「まちづくりゲーム」をするときも、近美の山
本さんから言われた話だけど、そのプロセスから「ワクワク感」(つまり、自分たちで
授業を作っていくその冒険感)を味わい、一緒に創り上げていくことが大事だ、という
ことです。
そもそも総合的な学習にはそういう要素があり、それこそ「ホウキ職人」だと思う。
授業を作るプロセスから、先生、地域、そして生徒が意見をぶつけ、創り上げていく。
そういう授業が、それを作った先生、地域、生徒にとってフレキシブルな作用を持つの
は当然といえます。
だからこそ、フラスコにとって、こういうオープンな視点は必要です。将来的には、
できればCGIを使った新しいシステムを構築したいのですが、福田君、そのあたりど
うですかねー?
○[flask:0099]Mon, 2 Jun 2003 19:13:25 +0900
お待たせいたしました。ホームページを更新しました。
http://www.acivi.jp/flask/
変更点解説
・総括
前回のページは主に学生向けの「有志」っぽい文章でしたが、今回は全ての人をター
ゲットとしたページ構成にしています。また、MLで指摘された点について直していま
す。
・トップページを模様替えしました
6月は衣替えの季節……だからというわけではないですが、トップページを大幅更新
しました。即興の自作イラストで申し訳ありませんが、「学校へ行こう!」というキャッ
チコピーをやめ、「みんなの学校、みんなのフラスコ。」ということで誰の立場でも
(つまり、普段から学校に行っている先生・生徒も)利用できるんだ、ということをビ
ジュアルに示し、さらに「フラスコってなに?」に繋ぎます。
・コンテンツを増やしました
「もっと『フラスコ』!」
基本的に企画書の内容を載せたものです。大高氏が仕上げようとしている新しい企
画書が上がれば、すぐに変更します。
・工事中のコンテンツを開設しました
「授業ネタ倉庫」
「倉庫」ということは、お店で言えば、店頭にはないけど在庫にはある……みたいな
状態。ということで、ワークショップのタマゴ状態の「ネタ」を、エピソードとともに
掲載します。できればこれからはBBS形式にしたいです。
水戸一高放送委員会の「レコメンド」ページみたいな
http://www.ak.wakwak.com/~ mfbs/cgi-bin/reco.cgi
コミュニケーションツールとして、「タマゴ」を僕らだけじゃなくてページを訪れ
たみんながいじれるように…。上記ページ作成者の福田君、いかがでしょうか?
・コンテンツの内容を更新しました
「フラスコってなに?」
前回のバージョンは偏りのある内容でしたが、今回はいわゆる「やさしさ」を全面に
押しだし、なおかつ分かりやすくキャッチな表現に徹しました。特に「for KIDS」「for
TEACHER」「for SOCIETY」「for STUDY」という分類をすることで、それぞれのター
ゲットを明確にしつつ、その柔軟な全体性を表現しています。
また、システム図を書き換えました。「企業」という枠を、「民間施設」に組み込み、
具体的な名前も入れました。また、一部表現を企画書に基づくものにしました。白黒の
イメージファイル(jpg)は
http://www.acivi.jp/flask/imgs/systemwb.jpg
です。
「授業シミュレーションモデル」
前回のバージョンでは、クリックした途端にアクロバット・リーダーが開くのでビッ
クリしてしまってましたが、今回はきちんと、その間のワンクッションを作りました。
増えていくと、本当に面白いページになると思うので(ていうか今のままではアート支
援団体です)、皆さん、早いところシミュレーションを作ってみてください!
・その他
「フレームのサイズについて」
フレームのサイズを変えられるようにしました。ただ、デザインの都合上、どこに
ボーダーがあるかは分かりにくいと思うので、現在、対策を考えています。
○[flask:0104]Tue, 3 Jun 2003 22:31:44 +0900 福田
それから、今のホームページについて一言。分かりづらい表現に、注釈をつけるなり、
ツールチップをはるなりしたほうが良いかと思います。特に目についたのが、「ワーク
ショップ」。
実は、先日の哲学概論の講義でワークショップの話題が出たのですが、驚くべきこと
にクラスではほとんどの人間が、ワークショップの存在、いや寧ろ、その言葉自体を認
識していませんでした。僕たちの中では日常語となっていますが、一般にはそうではな
いみたいです。教育に携わる組織としては、やっぱり言葉にも注意したほうがイイです
よね。
○[flask:0121] Sun, 8 Jun 2003 21:50:50 +0900
(6月8日 横浜ミーティング ログ)
今日、久方ぶりに福田君に会っていろいろと話をしてきました。で、特にWEBにつ
いて話が進んだので報告します。
このMLに入ってくださっている「ぐっぴぃ」さんや、あるいは茨大の実践などのス
クールボランティア機関の中でも、フラスコで特に力を入れられるのは、やはりWEB
システムだと言えます。もちろん、こうしたシステムを、将来的に上手に共有していく
ことになりますが、システム開発のノウハウをある程度備えているという意味で、みな
さんにはぜひ期待していただき、また、ご意見などをお寄せいただければ幸いです。7
月のスクボラ報告会では、特にその部分についてプレゼンできるのではないでしょうか。
>矢口さん、そういう話はいかがですか?
で、WEBの話。
まず「ワークショップ」とツールチップ。
この前も少し申し上げましたが、フラスコのページの左側、フレームの部分に、フラ
スコ太郎(ロゴマーク)と吹き出しのイメージを作り、その吹き出しにいろいろと説明
事項が表示されるような仕組みにするつもりです。つまり、例えばページ中の【ワーク
ショップ】という言葉をクリックすると、そのフレームの吹き出し部分にその用語説明
や参考文献などが表示されたり、あるいは学習指導要領の部分引用の部分をクリックす
ると、同じところに引用全体が出てきたり……そういうふうに、ページを読んでいるう
ちに楽しくお勉強できちゃう仕組みです。技術的に問題がないことを確認したので、近
い内に実現しようと思います。
「授業ネタ」
基本的には、茨大附属中スクールボランティアのシステムと一緒です。附属中スクボ
ラWEBの話も今日はしたので、その情報をまずは紹介しますと……
・総合的学習 過去データ検索機能
附属中では過去5年間ほどの総合的学習のレポートが、それぞれ冊子にまとまってい
ます。それらの内容を検索できるシステムを作ります。カテゴリ検索、キーワード検索
が可能。調べたいコンテンツについて、いったいどの年度・学年の資料に載っているの
か、どんな内容なのかを参照することができ、先輩たちの調査結果を活かして、さらに
良いレポートを仕上げる……という総合的学習としては理想的な構図が出来上がります。
・ボランティア検索
気になるコンテンツから、登録されているボランティアを検索することができます。
デフォルトの登録データは、管理番号・カテゴリ・資格などです。あとは適宜、個人で
ログインし、そこに内容を加えることができます。(名前【本名orWEBネーム】、
「土日しか行けません」、「教育について勉強しています」etc)そういったことを、カ
テゴリ検索、キーワード検索することが可能。また、それらのボランティアと連絡を取
りたい場合、番号からWebbingルーム(附属中の校内にある、ボランティア室)
でボランティア情報を調べ、それを参照してアポを取ることができます。
(セキュリティ対策として)
つまり、どうしても附属中のスクールボランティア制度において「登録したのに要請
が来ない」というようなちぐはぐが起こっていたのですが、こうしたシステムを通して、
生徒自身がボランティアにアクセスすることを可能にします。例えば僕自身は平日に附
属中に行くのは不可能ですが、「教育」や「文化」などで検索して僕のデータを見つけ
興味を持ってくれた生徒が、僕にメールを送ってくれれば、僕は神奈川にいながらにし
て「ボランティア」として活動することが出来るわけです。(その辺の話を交流会でお
話できれば、面白いのではないかと思っているのですが)
システムとしては、フラスコの目指すものも、そこまでは変わらないのではないでしょ
うか。もちろん、附属中の方が利用者が限られる分、具体的なデータを載せたり、ある
いは整理がしやすくなります。では、「フラスコ」ではどのような展開を用意している
のでしょうか。
まず、地域の人が、「こんなことをしたいんだよね」という「きっかけ」を与えます。
もちろん、子どもたちが与えてもOKでしょう。「ポケモンを総合学習のテーマにした
いんだけど。」とか。
あとはBBS的にそのテーマでコミュニケーションを展開します。
(ただ、そのままでは狭いコミュニケーションだけで閉じてしまう可能性もあるので、
そこから「ネタ」が出来ていくダイナミックさを表現できれば……と試行錯誤中です)
それらのコミュニケーションから、シミュレーションに出来そうなものを参照しなが
ら、基本的にはフラスコのメンバーがシミュレーションを作ってみて、さらにそれをみ
んなで吟味するスレッドを作ります。
もちろん、シミュレーションを作る前の段階から、例えば「子ども達の自由なパンの
デザインを!」とパン屋が書き込んだとして、そこに学校の先生自身が反応して「それ
やりましょう!」と書き込んでくれれば、それはそれでフラスコのコーディネートが始
まります。
これらのシステムについても、例えばログイン制にするとやりやすそうだ、、、とか、
まあいろいろとまだ課題はあります。ただ、とりあえずは簡単なツリー形式のBBSの
ようなものを用意するつもりです。あとは、附属中スクボラの方を「実験」に据えて、
それと平行にフラスコのシステムも形にしていこうと思います。
何だか言葉で書くと伝わりにくい面がありますが、そんなことを考えました。あと、
将来的には、子ども達が簡単に調べたことや興味のあることを書き込めて、しかもWE
B上に自動的にアップできるソフトウェアも作りたいなあ……という話もしました。ま
あいろいろ話したので、あとは丁寧に、ひとつひとつやりこなしていくことにしましょ
う。ワクワクです。
●ファイル管理
○[flask:0052]Sun, 11 May 2003 01:28:54 +0900 大高
あと、ファイル管理が難しくなってるんだよね。
何人もが一つの書類をどんどんバージョンアップしてるでしょ。
なんらかの形で統一するのがいいと思うよ。
例えば、添付で送った順に書類に番号を振る。
○[flask:0082] Sun, 25 May 2003 11:10:22 +0900
あと、ファイル管理の件で結論が出ました。
ファイル名(半角英数10文字)+日付(031225 みたいな感じで)+拡張子という形
式でファイル名をつけていくのが一番効率がいい様です。なので今後アップロードする
際にはこの方法でファイル名をつける様お願いします。
【プロジェクト】
●下稲吉小学校とのコラボレート
●水戸芸術館とのコラボレート
○[flask:0005]Sun, 15 Dec 2002 19:47:11 +0900 山崎
(水戸芸術館 樋口さんとの打ち合わせ)
小中学校の授業の中で「水戸芸術館とコラボレーション」
というものを捉えるとき、学校の教室でWSをするだけでは
なく、当然「水戸芸術館で」という手もあります。
しかし、実はこれ、結構困難なのです。
学校内では、例えば6年1組というクラスが水戸芸術館をクラス単位で訪れるのも難
しいんです。
理由は
・移動の問題−−−交通費は?手段は?安全は?
・6年2組の保護者から「不公平だ!」との声
といったことです。
(1)ギャラリートーク
飯富小学校で、近代美術館所蔵の資料を使って、水戸芸術館のギャラリートーカーが
「図画工作」の一環として授業を行った前例があるので、水戸芸的にも何の問題もなく
出来る、とのこと。美術「を」勉強するのでなく、美術「で」勉強する、という視点に
立った授業。
例えばピカソの「ゲルニカ」を、何の予備知識もなしに黒板に掲げる。そこで「これ
は何?」「ここでは何が起こってるのかな?」ということを聞きながら、生徒の自由な
言動表現を促すやり方は、いろいろな本で紹介されている。(cf アメリア・アレナ
ス)
いや、そのアメリアの方法をそのまま取るわけではなく、そこの子ども達に合った方
法でやっていくんだがまあ参考に。
長所
前例があるということもあり、(水戸芸的には)必ず実現できる。最近、教育界では
美術の鑑賞による勉強が評価されている。
短所
実は「ギャラリートーカー」を務めるのには、結構勉強がいる。作品選定から重要で、
当然、選んだらその作品の知識がある程度必要となる。また、トークを進める上でのノ
ウハウも必要。水戸芸術館のギャラリートーカーは継続的な研修・勉強会をしている。
ここに、フラスコのボランティア(大部分は美術に接する機会が少ない学生)がどう
関わるか、という事の方が難しいかも知れない。勉強をしないと、なかなか授業そのも
のを主体的に取り組むのは難しい、とのこと。
そうなると、我々学生スタッフは資料用展示パネルの準備や学校とのコーディネート
だけで終わってしまう可能性もある。それそのものが「前例」「実践例」となる、今回
の最初の一歩としては、もっと学生が主体的に参加できるプログラムの方が良いのでは
ないか?ただ、茨城大教育学部の美術や、筑波大芸術専門学群で、ギャラリートークに
エキスパート的に関わりたい生徒がいるのなら、これは有効な手段である。
(2)アーティストによるワークショップ
アーティストが授業でワークショップを行う例も多い。
例えば「ASIAS」というNPOもある。
ASIAS http://members.tripod.co.jp/ASIAS/
水戸では、「カフェ・イン・水戸」展のときにガラス作家の槙野さやかさんが、水戸
二高の美術の授業で生徒と一緒に制作。生徒作品はギャラリーに展示された。
長所
ASIAS などにノウハウを聞ける(連絡は取れます)。学生スタッフは、予習がなくて
もいろんなところで関わりやすい。
短所
「水戸芸とのコラボ」の中でやるのは難しい。アーティストの承諾を得たり、あるい
はアーティストがいなくても自分達でワークショップを企画すればいいのだが、いずれ
にせよそれは水戸芸が関わらなくても出来る。
「関わる」となると、今度は「企画展の一環」のような位置になりまたややこしくな
る。準備も結構かかりそうだ。
どちらが実現可能か(水戸芸的に)というと、(1)だが最初にやるとしたら(2)
の方が適切かも……というところで時間が来てしまいました。でも水戸芸の方も好意的
に受け止めてくれているので、もう少し検討してみようと思います。
●ぐっぴぃとのコラボレート
○[flask:0014]Mon, 21 Apr 2003 10:43:20 +0900 梶
(4月18日 常磐大学ミーティング ログ)
この日は,私は,大学のボランティアセンターのイベントがありました。そこに茨城
学生団体支援「ぐっぴい」という団体が来ておりました。この団体は,茨城コモンズの
学生バージョンみたいなものであります。学生が運営している団体を支援しております。
このメンバーの中に松井さん(筑波大学)という方とお会いしました。この方は,こ
の団体のスクールボランティア推進委員会の委員長をなさっております。この FLASK
にも非常に興味を持ってくれました。大録さんとも繋がりのある方です。今後 FLASK
を運営していく上で,コラボをしていけたと思います。
今月の 30 日に大録さんと水戸でお会いするみたいだそうです。時間があれば私も参
加したいと思っております。また,「ぐっぴい」との関係を作ることにより FLASK も
大きく飛躍していけると思います。
○[flask:0030]Thu, 01 May 2003 15:07:51 +0900 梶
(4月29日 ぐっぴぃ&茨城教育実践学会 食事会 ログ)
昨日,「ぐっぴい」と「茨城大学教育実践研究会」の団体とお会いしました。「ぐっ
ぴい」の凄さには正直ビックリしました。現在,土浦六中とのコラボを計画しているよ
うです。また,7 月 6 日には,県内のスクールボランティアの経験学生と未経験学生や
先生方を交え交流会を企画しているようです。是非,FLASK も参加したいと思います。
「ぐっぴい」の方々も,私たちの FLASK にはかなりの興味を持ってくれております。
私たちも頑張りましょう。まずは,飯富小学校のプランをなんとか成功させましょ う。
そして,実績をつくり次につなげていきたいと思います。
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
「ぐっぴい」内にスクールボランティア組織が存在している。
代表:松井さん
・5月中に土浦六小での授業?→梶、大高が、可能ならば参加
・7月6日に筑波にて「教育実践研究会」を実施
・「フラスコ」も「ぐっぴい」のネットワークに参加するのが良い
○[flask:0094]Sun, 1 Jun 2003 15:16:03 +0900 矢口
茨城県内でスクールボランティアに携わる団体の交流の場として7月6日に筑波大で
交流会を開きます。
今回はフラスコの皆さんにも参加してもらい、どういうスク−ルボランティアをして
いるのかを発表してもらいたいと思います。発表をする団体はフラスコさんを含めて5
つ、発表時間は1団体10分程度というのを予定しています。
○[flask:0119]Sat, 7 Jun 2003 17:57:46 +0900 矢口
交流会での発表について昨日のミーティーングで決まったことなのですが、フラスコ
さんには発表レジュメの他に団体紹介のレジュメも作ってもらいたいです。団体紹介に
は、団体設立から今に至るまでの活動だとか、団体の理念・ミッション、団体HP、コ
アメンバー名などを、発表レジュメのほうはスクボラの実践事例を、それぞれA41枚
ずつ自由に書いて欲しいです。で、それを6月19日までに僕のメアドまで添付して送っ
て下さい。印刷はこちらが引き受けます。あとその日までにフラスコで交流会に参加す
る人の名前、大学、学部、学年などを教えて下さい。いきなりでほんとごめんなさい。
質問・苦情などありましたら、承ります。では、よろしくお願いします。
●茨城大学教育実践研究会
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
・大学近辺のいくつかの学校とネットワークをつくり、授業のお手伝いをしている。
→理念としては「フラスコ」と類似。しかし、まだ算数・数学の丸付けのお手伝いや、
習熟度別学級のひとつを担当するに留まっている
→研究としてのフィードバックができていない
・いくつかの学校とのネットワークができているため、「フラスコ」もそのネットワー
クに便乗できるのでは?
●常磐大学教育実践研究会
○[flask:0046]Sat, 10 May 2003 16:18:31 +0900 梶
5月1日に私の大学(常磐大学)においても茨城大学と同じような?学内に教育の研
究会を立ち上げました。名前は「常磐大学教育実践研究会」といいます。中身は、学内
の有志が集まって、教育について考える団体であります。ちなみに私は代表をしており
ます。
現在、基盤を整備し、来週から活動を始めます。ちなみに来週は、「家庭教育」を考
えたいと思います。近年、家庭教育も衰退しいろいろ波紋を読んでおります。しかし、
学校の教育も大事ですが、家庭の教育も重要であると思います。また、メンバーの中に
はスクールボランティアに興味のある子もたくさんいます。今後、この子達もフラスコ
に引っ張るのも可能ではないかと思います。
【授業シュミレーション】
●飯富中学校の芸術観賞教育
○[flask:0009]Thu, 3 Apr 2003 20:39:56 +0900 山崎
遅ればせながら、シミュレーション(1)「美術館ギャラリートークを採り入れた美
術鑑賞授業」が出来ました。…といっても、飯富小学校の資料がないので、そこだけ抜
けてますが、他は完成しました。これに対し、さらに検討を加えてください。
それとタダスの企画書を合わせれば、とりあえず授業が出来るコネを見つけました。
(知り合いのダンナさんが、小学校の先生なのです)
シミュレーションは
http://www.acivi.jp/flasksim1.zip
にアップ。ワードファイルです。
○[flask:0011]Tue, 15 Apr 2003 14:55:09 +0900 山崎
さて、美術鑑賞教育のシミュレーションモデルを、とりあえず水戸芸術館の森山さん・
樋口さん(教育プログラム担当)にお送りしました。なかなか好意的に受け取ってくだ
さり、つきましては5月1日17時∼ミートを持つことになりました。このミートは、
今回参考にした飯富小学校の方にも参加していただくことになっています。多少コアな
話になるかも知れませんが、もし興味があれば一緒にご参加ください。
○[flask:0013]Sun, 20 Apr 2003 18:47:40 +0900 山崎
(飯富小学校 小松牧子さんからのメール)
「ギャラリートークをとりいれた美術鑑賞教育」のワークショップ実現に向け、飯富
小学校で同内容の授業を進めたギャラリートーカーの小松牧子さんからメールをいただ
きました。やはりそれぞれの地域の学校で、ニーズがあるようです。しかしながら具体
的にどうしたら良いのか分からない…。「フラスコ」のような組織の必要性に関して、
非常に励みになるメールです。
以下転送
山崎様。
メール読ませていただきました。大変興味深くおもしろい内容です。
昨年あの夢のような早さで実現した飯富小学校での研究授業は私にギャラリートーク
の大きな可能性を示した体験でもありました。
「フラスコ」のシュミレーションにもあったとおり,2002年からの新学習指導要
領・総合的な学習の導入・そして社会と学校,人との結びつきどれをとってもギャラリー
トークが果たせる役割は大きいと思います。美術・図工の単なる鑑賞教育だけにはとど
まらないと自負しております。
私もこの一年間 自分のいる環境をもっと効果的に活用できないものかと考えており
ました。
・飯富小学校での毎年継続した鑑賞教育プログラムの導入
・校内での つくる・みるワークショップ
・他校への出張トーク
等
出張トークについては実際いくつかの学校でも興味を持っているというありがたい声
を聞きました。しかし今のところ どのように学校へ,先生へアプローチをしたら実現
できるかを模索している段階です。(昨年実現できたことはとてもタイミングの良い結
果だったのです)人不足であり,しっかりとしたシステムがないということが 今一歩
踏み出せない理由であります。
今回のメールを読ませていただいて,同じようなことを考えている仲間がいるという
ことが大変心強くぜひ,事の実現のためお役に立ちたいと考えております。5 月 1 日の
話し合い楽しみにしております。
小松牧子
○[flask:0014]Mon, 21 Apr 2003 10:43:20 +0900 梶
(4月18日 常磐大学ミーティング ログ)
・山崎氏のシミュレーションの資料で,教育的観点から見ると具体的な指導案を作成
した方がよいのではないだろうかと意見が出ました。また,この企画を行なうことの 趣
旨や目的をもう少し明確にした方が良いのではないだろうかという意見も出ました。学
校現場で,あのペーパーを持っていって果たして受け入れてもらえるのかとい う意見も
ありました。
・山崎氏もシミュレーションを作ったので,こちらも何かシミュレーションを作ろう
ということになりました。先日行なわれました金砂大祭礼をもとに教材を作ろうとい う
ことになりました。これは,社会科的観点と総合学習的な観点でも使えます。郷土 の出
来事を教材化することは学校現場においても大変良いことであり,受け入れても らえる
という可能性もあると思います。
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
5月1日に水戸芸術館ボランティア室にてミート
参加者:フラスコ 山崎、梶
飯富小学校 小松牧子さん(芸術館のギャラリートーカーでもある)
水戸芸術館 森山純子さん(学芸員;教育普及プログラム担当)
樋口雅子さん(教育普及プログラム担当)
〔背景〕昨年の6月27日に、飯富小学校の「要請訪問授業」(図画工作)にて水戸
芸術館のギャラリートーカー・ボランティアが出張し、公開授業を行った(授業シミュ
レーション1の項目3を参照のこと)。授業を見た他の学校の先生や、飯富小学校内の
先生方にも好評だった。小松さん自身も、このような授業を継続的に展開していきたく
思っていた。
・4月に「授業シミュレーション1」をつくり、芸術館および小松さんに提出。
→水戸芸術館、小松さんともに興味を持ってくださった。
→小松さんが職員会議の場の休憩時間などに、他の先生方にも「フラスコ」を宣伝し
てくれた。その場でも好評。
→飯富小学校は規模が小さく、校長がフランクな性格である(新しいプログラムに対
して「よかっぺよ∼」と寛容)ため、授業の実験をするには適切である。
・飯富小学校:今後の展開
「フラスコ」の理念にもあるとおり、あくまでもその学校・クラス・生徒の様子 に合
わせて 先生方と授業を組み立てることが重要なので、飯富小学校にて一度ミートをする
必要がある。→先生方がお忙しいため、6月頃になる? 授業そのものは早ければ7月、
遅くても9月には行いたい。
→引き続き山崎が連絡を取り合う。それらの内容はMLで随時報告。
・水戸芸術館
「うちのボランティアは自由に使っていただいて構いません。飯富小学校がそういう
感じなら、まずは飯富側と話を進めていくのが良いでしょう」(森山さん)
水戸芸術館のボランティアの責任をとるのは?
→現在は「実験」の段階なので、水戸芸術館側がとる。つまり、ボランティアの交通
費なども「実験」のうちは芸術館が負担。
授業シミュレーションについて
現在、水戸芸術館とのコラボレーションのシミュレーションしかないため、「美術
関係一色になるのでは?」という印象を受けてしまう。
→どんどん作るべき。例:金砂大祭礼(現在、梶さんを中心に作成)
○[flask:0056]Mon, 12 May 2003 22:51:17 +0900 山崎
飯富小学校の小松さんから、メールが届きました。まあ、思ったよりも難航というこ
とですが、すごく小松さんがご尽力してくださっていることに、本当に感謝いっぱいで
す。引き続き、粘っていきたいと思います。ということで、以下転送。
先日のミーティングの後 君たちの企画書とフラスコの概要を引き下げて我が校長室
に乗り込んでみました。・・・・・・。予想以上に 課題は大きく,学校との直接の話
し合いはまだ先になりそうです。
しかし,私もただでは 校長室を退室できなかったので,校長にいろいろと指示を
仰いでみました。校長や教頭から貴重な意見をいただきましたし,私なりに公共の施
設で行われている学校支援ボランティアの資料など集めてみましたのでまた改めてお話
し合いができる時間があれば良いと思っています。
小松牧子
○[flask:0077]Sun, 18 May 2003 22:41:44 +0900
(5月17日 水戸芸術館ミーティング ログ)
【参加者】 飯富小学校職員 小松さん
水戸芸術館 教育プログラム担当 樋口雅子さん
フラスコメンバー 山崎、大高、大和田、梶(遅刻)
□今回のミートまでの経緯
昨年6月に飯富小学校で行われた「要請訪問会」で、その年は
図工の授業を取り上げた。その際、水戸芸術館のギャラリートーカー
ボランティアが学校に出向き、鑑賞授業を行った。
それが好評で、ぜひ小松さんとしては、飯富内やあるいは他の学校でも
出来ないか……と考えていて、そこで「フラスコ」と結びついた。
その後、5月1日にミーティング。小松さんに「フラスコ」について説明し、
学校側に交渉していただくようお願いしていた。
今回はその後の報告という形でミートが行われた。
□内容
◆校長先生、教頭先生への交渉は思ったより難航。
・学生募集用のチラシにおいて、「先生だけでは手が足りない」、「現状の教育で
はマズイ」的表現→学校側としては不快感を持ちやすい
→「学習指導要領」の引用などにより、あくまでも公平な立場に
◆「信用性」の問題
・学校教育を支援するボランティア団体の情報は、各学校にいくつか流れている。例
えば「好文カレッジ」の中の学校ボランティア。それらの多くの選択肢のひとつとして
「フラスコ」も入るとき、その「信用性」は大切である。
→「企業」って?「行政」って? 具体的な固有名詞を対外的に示すべき
→何でこんなことを「ボランティア」でやってるの?何か裏があるのでは…
=学習指導要領の引用をするなどして、「勉強しているんだなあ」ということを示し
たい
・人材バンクのリーダーバンクに登録してみては?
◆「オトモダチ」「コネクション」での実験について
・今回は「実験」として、面倒な手続きはあまり通さず、授業が出来ないか…という
問題について。小松さんも校長先生にその辺を聞いてくださった。例えば、ピアノの先
生の合唱指導や、そば打ち講習などは、委員会を通さず「コネ」で行っている。それは
出来るのに、なぜ今回は難しい?
→「フラスコ」=中間的組織。それが存在する目的が分からない。
学校側が「コネ」を使う対象は、中間的組織である「フラスコ」ではなくて、例えば
今回の実験で言えば、「芸術館ギャラリートーカー」である。
□反省・課題
すんなり行くかと思ったら、いきなりいろいろな課題が見えてきた。今回、校長先生
や他の先生方が僕らの企画書等に対してきちんと的確なご指導をくださったことに、む
しろ僕らは感謝しなくてはならない。
普通なら門前払いだ。今までの企画書などは、現場の先生方のチェックをいただいて
いないため、それをしていただき、指示をいただいただけでもこの「実験」の成果だと
認めるべきであろう。どこぞの学生団体を快く迎えてくれて、しかも甘えさせるのでは
なく、僕らに向上心を持たせてくださる飯富小学校のスタッフの皆さん、ありがとうご
ざいます。
改めてそれらのご指導を踏まえてペーパーを検討し、再挑戦したいと思う。
【イベント】
●茨城教育実践学会
○[flask:0014]Mon, 21 Apr 2003 10:43:20 +0900 梶
(4月18日 常磐大学ミーティング ログ)
・茨城教育実践学会のことについても話しました。本年度の茨城教育実践学会は,7
月 5 日に常磐大学で行なわれます。うちの教授にと今話し合っておりますが,おそら く
学生発表の時間が取れると思います。この場で,FLASK 企画のワークショップを行な
いたいと思います。
私なりの案としましては,附属中学校で行なわれていますコミュニケーション学習
(旧 ERD 活動)で実際に行なわれたものを使いたいと思います。内容は,「私を○○
にたとえると」という題です。おそらく皆さんも昔やってみたことがあると思います。
自分を図形に例えて,そしてそれを相手に説明をするというような流れです。一種の
自己開示・他者理解というものであります。総合的な学習の時間では,学力では見えて
こない様々なスキルというものが重要になってきます。このようなことを通して,紙で
は見えない学力というものも身に付けて欲しいことを 目的としています。手軽にできる
ものなので,案として考えております。
○[flask:0046]Sat, 10 May 2003 16:18:31 +0900 梶
それと、本年度の茨城教育実践学会でありますが、7月5日(土)に常磐大学で行わ
れます。この学会は、筑波大学・茨城大学名誉教授の高久清吉先生が作った学会であり
まして、学校の先生方が研究してきたことを発表する場であります。現在、かなりの先
生方に入会頂いております。
ちなみに今年の基調講演は、茨城大学教育学部学部長の菊地先生が行います。まだテー
マは決まっておりません。後日お知らせします。フラスコもワークショップができれば
いいのですが、あいにく時間的にいっぱいの所があり、不可能になるかもしれません。
しかし、ポスターセッションは可能であると思います。
私は、この運営スタッフになっておりますので日程の調整は出来ます。
●6月21日シンポジウム
○[flask:0115] Sat, 7 Jun 2003 00:04:12 +0900 山崎
高校生・大学生世代のボランティア活動向けのシンポジウムが、県教育委員会主催で
行われます。その中で、ボランティア団体の紹介の枠があるらしく、(たぶん、ぐっぴぃ
は出ることになっていると思います)そのときに資料として参加者に渡す冊子の中に、
「フラスコの資料もどう?」というお誘いをいただきました。6月21日(土)です。
まあちょっと急な話だし、まだまだ「フラスコ」は目立った活動が出来ていないので、
せいぜいこの場では(やるとしても)ビラ配りくらいに留めておくべきかな……と僕自
身は思っているのですが、皆さんいかがでしょうか。ひとまず連絡を受けたので、ご報
告させていただきました。ご意見ください。
【オブザーバー】
●大録先生・小島先生
○[flask:0038]Wed, 07 May 2003 14:07:11 +0900 山崎
(5月5日 ミニチュアカフェミーティング ログ)
オブザーバー(観察者・世話人)として教育委員会の関係者に協力していただく と、
多くの学校の交渉の場で有利だし、研究としてのフィードバックも可能。
→小島睦氏、大録匡行氏に打診、5月17日にミート?
→小島氏=梶、大録氏=山崎 がそれぞれ連絡
○[flask:0076]Sun, 18 May 2003 22:18:14 +0900
(オブザーバー食事会 後日談)
大録先生、小島先生、そして皆さん。こんにちは。昨日はとても楽しかったです。水
戸に帰ってきて良かったー!さらに矢口君も仲間入りということで、ネットワークが広
がる感じがします。どこ行っても「茨城の教育委員会は保守的だー」とかって言われる
んですが、先生方とずっとお付き合いをさせていただいているおかげで、メディアで作
られるような単純な「反・教委」にならずに、今いられます。
誰でも良いところがあって、それを活かすことが出来る……それはアイディア次第!
僕らが附属で受けてきたこういう「教育」を、いかに街でも活かしていくか、というこ
とをいつも考えています。それを「やさしさ」という言葉で、近代美術館の山本さんは
話をしてくれました。
「あの南町の黄門像、また金の無駄遣いをして∼」と批判をするのは簡単だけど、そ
うではなくて、「南町の商店街の人たちが、黄門像を作ってくれたから、これから僕ら
で活かしていこう」というスタンスを持てば、それは南町の人たちにとっても、僕らに
とっても、街にとっても、黄門様にとっても、ハッピーなことなんですよね。それが
「やさしさ」です。
教育委員会にしても、学校の先生のしても、そういった「やさしさ」をもって自然に
接することが、やはり「フラスコ」のような繋ぎ役の大事な使命かと思います。皆さん、
改めてこれからもよろしくお願いします。
さて、ところで今日は、朝7時に茨大に集合し、その後千波湖畔の公園で行われた
「ちびっ子広場」に参加してまいりました。昨日は大録先生と小島先生、今日が山本さ
んと島田先生……と、何だかちょっとした疑似同窓会気分でした。(山本さんが、「何
で呼んでくれなかったんだよー」と笑っていらっしゃいました)
説明しますと、「山本さん」というのは、近代美術館の学芸員さん、「島田先生」と
いうのは茨大デザイン科の助教授で、お2人とも大録先生・小島先生と附属中時代の同
級生でした。この附属ネットワークはやはり強いもんで、近代美術館で行われる子ども
のためのワークショップを、島田先生の学生チームがスタッフとして企画・運営する、
という構図が出来上がっています。
今回の「ちびっ子広場」もその一環として行われ、アートワークショップが開かれま
した。内容としては、子ども達の体の形を段ボールでかたどり、絵の具で彩色、そして
広ーい広場にそれらの「ヒトガタ」を自分の好きな場所・好きな格好で展示する、といっ
たものです。今回はリリイ保育学校の人たちも初めて参加し、新しいネットワークが出
来ました。
○[flask:0078]Sun, 18 May 2003 22:18:14 +0900
(5月17日 オブザーバーミーティング ログ)
□5月17日(土)18:00∼ パスタ・マンジャーレ
【参加者】 大録匡行先生、小島睦先生
「フラスコ」 大高、大和田、梶、山崎
□内容
◆交渉の際の「攻め方」
「感覚的アプローチ」と「理論的アプローチ」がある。
「感覚的アプローチ」:
相手に「良い気分」になってもらうようなプレゼンをし、お互いのメリットを一緒に
積み上げる感覚で交渉を進める。良く言えば「やさしさ」、悪く言えば「ごますり」
「ボトムアップ」形式。
「理論的アプローチ」:
自分たちのやっていることを、なぜそれが必要か、大事か、積極的にプレゼンする。
「僕たちはこういうことをしているので、この学校でこのような授業をやらせていただ
けないでしょうか」という、「トップダウン」形式。 この両極から攻め、「はさみうち」をすべし。とかく「トップダウン」になりがちな
ので、前者の「感覚的アプローチ」は大事にしたい。
【参考文献】 「説得的コミュニケーション」
◆国田小・国田中にもアプローチしてみては?
◆飯富小学校からやるにせよ何にせよ、ある学校から次の学校へ、と「テレホンショッ
キング」的にネットワークを作っていきたい。
◆【今回の目玉】運動会支援ネットワーク
・「フラスコ」の Weakness は、学生メンバーが主体であるため「平日」の交渉やワー
クショップを行うことが困難であること。
→活発に動けるのは長期休暇期間。
・「地域」と「学校」「教育」をダイナミックに結びつける要素として、「運動会」
に注目してみよう。←運動会=先生方による企画準備は8月、実際の運動会が9月とい
うように、まず日程的なメリットがある。
・体育科の先生がひとりで企画をしてしまう学校もあるが、多くは各先生方が自分の
担当競技を持って企画する。
→意外と大変=それを「地域の自分たちと結びつければ楽になるよー」と思わせるプ
レゼンが大事
→土曜が休みになり、練習の時間がなかなかとれない
・とにかく「地域と結びついて学校行事を企画すること」「イベントが総合学習のネ
タになること」の面白さ・大切さを、実践をもって示し、学校の先生方でコンセンサス
を持つことが大事である。
・特別活動と「総合的な学習の時間」
私たちの感覚では、「みんなで良い運動会を」というのは充分に「総合的な学習の時
間」のプログラムとして成り立つ気がするが、普通はそういう感覚が持てないか、持て
ても実際にプログラムに出来ないのが実状。
←学習指導要領で「総合的な学習の時間」の項目と、「特別活動」の項目が分かれて
いるため、どのようにそれらのボーダーを取り扱うか、という問題が出てくる。
→運動会の練習を「総合学習」の時間に充てる、という考え方ではなく、「特別活動」
としての運動会を、「総合的な学習の時間」のネタとして扱う、と考えるのが大切。実
際にやってみることで、そのモデルケースを作りたい。
◆プロジェクト学習
・自分たちで街などの問題を見つけ、ある「プロジェクト」を企画し、それを地域の
機能として還元していく学習。
EX 街のバス停調査(リサーチ)
↓
いくつかの問題点
「看板が見にくいなあ」「イスがなくてお年寄りが大変だ」
(課題の発見)
↓
イスを作ろう!(テーマ設定)
もともと教師の狙いが「イスを作ろう!」だとしても、そのゴールは言わず、生徒
が自分でテーマを見つけたようなアプローチをすることが大事である。
◆ホウキ職人の話
・一方がホウキの作り方を知っていて、他方がホウキの素人で、その両者が向き合っ
てホウキを作るとき、そこには明らかな徒弟関係・権力関係が生まれる。
そうではなく、みんなが同じ方向を見ながら、「君のその編み方は良いねー」「僕は
こういう風にしてみよう」というように、みんなで学ぶスタンスが大切。
◆先生方には「フラスコ」のオブザーバーになっていただき、これからもアドバイス
をいただく。あるいは、それこそ「一緒に学ぶ」。
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