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西区区民意識調査報告書

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西区区民意識調査報告書
西区区民意識調査報告書
平成22年12月
さいたま市西区
目
次
Ⅰ.調査概要 ………………………………………………………………………
1.調査実施の概要……………………………………………………………
3
2.集計にあたって……………………………………………………………
4
3.調査結果の概要……………………………………………………………
6
Ⅱ.集計結果 ………………………………………………………………………
1.あなた自身のことについて …………………………………………………11
問1
性 別
………………………………………………………………
11
問2
年 齢
……………………………………………………………… 11
問3
居住地区 …………………………………………………………… 12
問4
家族構成 …………………………………………………………… 13
問5
職 業
問6
通勤・通学先 ……………………………………………………… 15
……………………………………………………………… 14
2.住まいや暮らしを取り巻く環境について ……………………………… 18
問7
住まいの種類 ……………………………………………………… 18
問8
居住期間 …………………………………………………………… 19
問9
暮らしを取り巻く環境 …………………………………………… 20
問10
区内の活動 ………………………………………………………… 27
問11
住みやすさ ………………………………………………………… 29
問12
居住意向
…………………………………………………………… 31
3.日常の生活について ……………………………………………………… 34
問13
日常生活で利用する移動手段 …………………………………… 34
問14
日常生活で利用する最寄り駅 …………………………………… 35
問15
日常生活の移動手段の利便性 …………………………………… 37
問16
買い物や外食、余暇活動の場所 ………………………………… 39
4.コミュニティ活動への参加について …………………………………… 46
問17
近隣のつきあい …………………………………………………… 46
問18
地域活動等への参加 ……………………………………………… 47
問19
地域活動等に参加できない理由 …………………………………
49
5.西区のまちづくりについて ……………………………………………… 52
問20
区民会議の認知度 ………………………………………………… 52
問21
取り組むべきまちづくり ………………………………………… 53
問22
区政への参画意欲 ………………………………………………… 56
1
9
6.西区の区政について ……………………………………………………… 57
問23
利用する行政窓口 ………………………………………………… 57
問24
行政窓口のサービス ……………………………………………… 58
問25
市報西区版の認知度 ……………………………………………… 59
問26
区長マニフェストの認知度 ……………………………………… 61
問27
区から提供して欲しい情報
……………………………………… 62
7.その他 ……………………………………………………………………… 65
問28
意見・要望(自由意見)
………………………………………… 65
1
まちづくり ………………………………………………………… 67
2
公共交通 …………………………………………………………… 68
3
道路整備・交通安全
4
上下水道・ガス …………………………………………………… 71
5
公園・緑
6
商業振興 …………………………………………………………… 72
7
環境美化・マナー ………………………………………………… 73
8
防
犯 ……………………………………………………………… 73
9
防
災 ……………………………………………………………… 74
10
教育・子育て ……………………………………………………… 74
11
公共施設 …………………………………………………………… 74
12
保健・福祉
13
地域活動・交流 …………………………………………………… 75
14
行財政 ……………………………………………………………… 76
……………………………………………… 69
…………………………………………………………… 71
………………………………………………………… 75
Ⅲ.資料編 ………………………………………………………………………… 79
1.調査票 …………………………………………………………………… 81
2.「駅からハイキング」アンケート結果 ………………………………… 89
Ⅰ.調査概要
- 1 -
Ⅰ.調査概要
- 2 -
1.調査実施の概要
1.調査実施の概要
1)調査の目的
さいたま市総合振興計画に掲げる「区民に身近な行政区の運営」に基づき、今後の区
政運営にあたっての基礎的資料とするため、西区民の満足度や西区民の望む将来像など
区民の意識要望について客観的に把握することを目的に実施しました。
2)調査の対象
西区に在住する満20歳以上の区民1,200人を対象とし、住民基本台帳により無
作為抽出しました。
3)調査の方法
郵送による調査票の配布及び回収を行いました。
4)調査の期間
本調査は、平成22年8月3日(火)∼20日(金)に実施しました。なお、集計時
までに到達したものは、すべて有効としました。
5)回収状況
調査票の配布と回収の結果は以下の通りです。
配布数
回収数
回収率
1,200票
550票
45.8%
6)地区区分
本調査における区内の地区区分は以下の4地区としました。また、無作為抽出による
地区別の回収数(問3参照)は、地区別の人口構成比と大きな隔たりがないため、統計
上の信頼度は高いものとなっています。
地 区 名
1
指
扇
構
成
町
名
内野本郷、指扇、指扇領辻、指扇領別所、
清河寺、高木、中釘、西新井、平方領々家、
人
口
構成比(%)
37,935 人
45.1%
14,906 人
17.7%
16,601 人
19.7%
14,666 人
17.4%
宝来、峰岸
2
馬
宮
3
植
水
4
内
野
飯田新田、植田谷本村新田、塚本、塚本町1∼
3丁目、土屋、西遊馬、二ツ宮、湯木町1∼2
丁目、プラザ
飯田、植田谷本、佐知川、三条町、島根、
中野林、水判土
三橋5∼6丁目、宮前町
※人口及び構成比は平成22年7月1日現在の住民基本台帳によるものです。
- 3 -
Ⅰ.調査概要
7)調査項目
本調査の調査項目は、以下のとおりです。
(※具体的内容はⅢ.資料編を参照)
設問区分(大項目)
1
あなた自身のことについて
(回答者属性)
設問内容(小項目)
性別、年齢、居住地区、家族構成、
職業、通勤・通学先
2
住まいや暮らしを取り巻く環 住まい、居住期間、暮らしを取り巻く環境、
区内の活動、住みやすさ、居住意向
境について
3
日常の生活について
4
コミュニティ活動への参加に
近隣のつきあい、地域活動への参加等
ついて
5
西区のまちづくりについて
6
西区の区政について
7
その他
移動手段、最寄り駅、利便性、余暇活動の場所等
区民会議の認知度、取り組むべきまちづくり、
区政への参画意欲
利用する行政窓口とサービス、市報西区版・区長マニ
フェストの認知度、提供して欲しい情報
地域の身近な問題や区のまちづくり等に対する意見・
要望(自由回答)
2.集計にあたって
1)基本的な集計方法に関して
・各設問毎に「無回答」は含め、「非該当」(回答者によって回答が不要の場合)は除
いて集計しました。
・集計結果表の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計は100%に
ならない場合があります。
2)複数回答可能な設問について
・回答「者」数を分母とするため、複数の回答を選択できる場合(マルチアンサー)
の回答率の合計は100%を上回る場合があります。
3)クロス集計(性別や地区などの属性ごとの集計)について
・集計表には、属性ごとに最も回答が多い項目に赤の網かけを、次に多い項目に橙の
網掛けを施しました。(結果によっては複数の項目に網かけ)
・集計表は、属性が無回答の人の結果は表記を省略しました。(例えば男女別の集計
表に性別を回答していない人の数値は表記していません)そのため、属性ごとの数
値の合計が全体の合計と一致しない場合があります。
- 4 -
2.集計にあたって
■クロス集計の表記例
上段:実数
下段:%
複数回答の場合、合計は 100%超
複数回答
あり
全体
1.自家 2.電車 3.バス 4.自転 5.徒歩 6.その 無回答
用車
車
他
合 計
1,355
246.4
376
68.4
271
49.3
224
40.7
248
45.1
212
38.5
20
3.6
4
0.7
1.男 性
615
237.5
721
256.6
180
69.5
190
67.6
131
50.6
137
48.8
100
38.6
120
42.7
103
39.8
143
50.9
89
34.4
120
42.7
9
3.5
10
3.6
3
1.2
1
0.4
2.女 性
性別無回答の結果は省略
最も多い回答
次に多い回答
無回答を含む
4)経年比較について
・本調査では、平成15年度に実施した「西区区民意識調査」との経年比較を行って
いる項目があります。
・平成15年度の設問中、
「わからない」という回答は、本調査では該当項目が無い
ため、無回答として比較しています。そのため、平成15年度においては、無回答
の割合が高くなっている傾向があります。
5)経年比較や評価点の表示について
・経年比較等については、構成比を示す帯グラフで表示しました。
・暮らしを取り巻く環境(問9)、区内の活動(問10)、区役所等のサービス(問24)
では、各設問の回答を評価(満足5∼普通3∼不満1など)し、平均点を3とした
評価点により表示しました。
■経年比較等の表記例
5点 4点 3点 2点 1点
0%
〈凡 例〉
H22
H15
25%
満足
9.1
7.2
50%
ほぼ満足
普通
75%
やや不満
21.1
不満
45.5
16.7
100%
無回答
12.0
45.1
14.2
7.8 4.5
10.0
6.8
「帯グラフ」で表示、比較
項 目
1. 災害(火災、地震、水害など)からの安全性
安 3. 歩道、踏切、交差点などの交通安全対策
全
性 4. 夜道の明るさ
5. 防犯への取り組みや対策
全区
指扇
馬宮
植水
内野
3.12
3.00
3.18
3.27
3.29
2.39
2.36
2.58
2.42
2.27
2.26
2.19
2.35
2.28
2.33
2.64
2.58
2.73
2.65
2.71
平均点は 3.00
- 5 -
Ⅰ.調査概要
3.調査結果の概要
1)回答者の属性について
60 歳以上が 45%
親と子どもの世
帯が 50%
会社員等 30%
無職 30%
都内通勤・通学
が 20%、交通便
利な地区に住む
若年層が主体
回答者の約 45%が 60 歳以上(ほぼ西区の人口構成に比例)
であり、高齢者の意見が比較的多く反映された集計結果とな
っています。
回答者の居住地区は、概ね「指扇2:馬宮1:植水1:内
野1」の比率になっています。
回答者の家族構成は、
「親と子どもの世帯」が約 50%を占め
ています。
問2
回答者の職業は、「会社員・公務員・団体職員等」と「無
職」がそれぞれ約 30%と最も多くなっています。
問5
回答者の通勤・通学先は、「西区内(自宅を含む)」と「東
京都」がそれぞれ約 20%強と最も多くなっています。男性が
東京都に、女性は区内に通勤・通学している傾向が見られま
す。若年層ほど東京都への通勤・通学が多くなっています。
鉄道駅に近い又は交通の便がいい地区からの東京勤務が多い
ことがわかります。
問3
問4
問6
2)住まいや暮らしを取り巻く環境について
戸建て持ち家が
80%
30 年以上居住が
40%
暮らしやすさは
平均のやや下
高齢者ほど暮ら
しやすさに満足
回答者の住宅は、
「戸建て持ち家」が約 80%弱を占めていま
す。
問7
回答者の居住期間は、「30 年以上」が約 40%強を占めてい
ます。
問8
暮らしやすさの総合的な満足度は、2.68(5点満点)で平
均をやや下回っています。個別の 19 分野に対する回答のうち
平均点を上回ったのは「災害からの安全性(3.12)」と「緑な
どの自然環境(3.24)」の2項目のみとなっています。
年齢別では、高齢者ほど満足度が高い傾向にあります。
地区別では、指扇地区は医療機関、公園、保育所・幼稚園
などの施設、馬宮地区は公民館や図書館などの施設の使いや
すさ、内野地区は交通や買い物が便利なこと及び総合的に比
較的満足度が高く、植水地区は概ね平均的な評価になってい
ます。
問9
- 6 -
3.調査結果の概要
地域活動は平均
のやや下
地域活動などの活発度に関する4項目については 2.52∼
2.91 と平均点をやや下回っています。
年齢別では、高齢者ほど地域活動が活発と考えている傾向
にあります。
地区別では、文化・社会活動及び自治会などの活動は馬宮
地区で、スポーツ・レクリエーション活動及び市民参加活動
等は植水地区で活発と考えている人が多い結果になっていま
す。
60 % が 住 み や す
い、住み続けた
い
西区の住みやすさについては、約 60%強の人が「住みやす
い」と考え、約 60%強の人が「住み続けたい」と考えていま
す。
一方、約 20%弱の人が「住みにくい」と、約 14%の人が
「区外へ移りたい」と考えています。
年齢別では、高齢者の、地区別では馬宮地区の永住意向が
やや高い傾向にあります。
個別の分野についての満足度があまり高くないにもかかわ
らず、
「住みやすい」と考える割合が高くなっています。
問 10
問 11
問 12
3)日常の生活について
70 % が 自 家 用 車
を利用
40 % が 大 宮 駅 を
利用
日用品以外は区
外で
移動手段(複数回答可)については、
「自家用車」が約 70%
弱と、自家用車依存率が高いことがわかります。
また、最寄り駅は「大宮駅」が 43.6%と最も多く、バスに
よる移動が多いことがわかります。また地区別では、指扇地
区と馬宮地区は「指扇駅」が、植水地区と内野地区は「大宮
駅」が最も多く使われています。
日常の出かけ先として、日用品の買い物は「区内(約 60%
強)」、贈答品や流行品の買い物は「市内他区(約 60%弱)」、
家族や友人等との散策や飲食は「市内他区(約 50%弱)」、ス
ポーツなどは「決まっていない(約 30%弱)」、学習活動等は
「決まっていない(約 35%)」、診療や検査は「市内他区(約
40%強)」が最も多くなっています。
問 13
問 14
問 16
4)コミュニティ活動への参加について
少なくなる隣近
所とのつきあい
隣近所とのつきあいについては、「あいさつを交わす程度」
が約 45%と最も高く、高齢者ほど「親密」なつきあいをして
います。また、前回調査よりも「つきあいの親密度」が低く
なっている傾向にあります。
- 7 -
問 17
Ⅰ.調査概要
地域活動への参
加はいま一歩
参加のきっかけ
が欲しい人も
地域活動への参加については、
「必要があれば参加する」が
約 45%と最も高く、あまり積極的ではない傾向にあります。
その理由(複数回答可)としては、
「時間的な余裕がないか
ら」が約 50%で最も多くなっていますが、一方「活動の情報
がないから」「参加の呼びかけがないから」「一緒に参加する
人がいないから」といった「きっかけがあれば参加したいと
考えている人」も多いことがわかります。
問 18
問 19
5)西区のまちづくりについて
区民会議の認知
度は 40%
まちづくりは福
祉、道路・公共
交通網から
区政への参加は
いま一歩
区民会議については、
「知らない」と「聞いたことはある」
がそれぞれ約 40%台と、認知度はまだ低いことがわかります。
西区のまちづくりとして取り組むべきこと(複数回答可)
としては、「安心して暮らすための福祉の充実(約 50%強)」
が最も多く、次いで「道路や公共交通網の整備(約 50%弱)」
、
「豊かな自然環境の保全(約 40%強)」となっています。年齢
別では比較的若い世代で、地区別では内野地区で「道路や公
共交通網の整備」が多くなっています。
区政への意見や参加については、「必要があれば参加する」
が約 35%と最も多く、あまり積極的ではない傾向にあります。
問 20
問 21
問 22
6)西区の区政について
窓口は概ね好評
価
市報(西区版)
の認知度は 80%
区長マニフェス
トの関心は高い
40 % が 保 健 医 療
の情報を希望
「公共交通機関」の利便
区役所及び支所の利用については、
性が低いとの回答が多いものの、その他のサービスについて
は概ね好評価でした。
市 報さい たま西 区版に ついて は、「よく 読んで いる」 と
「時々読んでいる」をあわせて約 80%の人が読んでいること
がわかりました。
区長マニフェストについては、
「知らないが読んでみたい」
が約 55%と最も多く、認知度は低いものの関心は高いことが
わかります。
役所から提供して欲しい情報としては、「保健医療」が約
40%弱と最も多く、次いで「区内でのイベントや催し」「各種
申請方法や相談窓口」が約 35%、「福祉サービス」の順となっ
ています。
- 8 -
問 24
問 25
問 26
問 27
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