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株主通信

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株主通信
Stock Information / Corporate Data
株式の状況/会社概要
株式の状況(2011年3月31日時点)
会社概要(2011年3月31日時点)
発行可能株式総数
発 行 済 株 式の総 数
株 主 数
大 株 主 の 状 況
商
設
資 本
従業員
事業内
192,000株
57,885株
2,500名
株 主 名
持株数(株)
持株比率(%)
宮澤 栄一
34,200
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3,881
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 1,966
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505041
1,400
野村信託銀行株式会社(投信口)
1,000
59.08
6.70
3.39
2.41
1.72
所有者別株式分布状況(2011年3月31日時点)
その他の法人
363株(0.63%)
金融商品取引業者
631株(1.09%)
外国法人等
3,614株(6.24%)
金融機関
8,692株(15.02%)
個人・その他
44,585株(77.02%)
比較チャート(2010年4月1日を基準とした当社株価と日経平均株価の騰落率)
デジタルハーツ
+25%
日経平均株価
−25%
−50%
2010/4
5
6
7
8
9
10
11
12
株式会社デジタルハーツ
2001年 4 月19日
2 億 7,282万円
4,768名(登録スタッフを含む) 総合デバッグサービス
社内検証によるデバッグサービス
テストプレイ & チューニングサービス
デバッグスタッフの派遣
3Dコンテンツ制作サービス
株主通信
2011 年 3 月期
役員(2011年6月23日時点)
代表取締役社長
専務取締役
取 締 役
取 締 役
取 締 役
取 締 役
宮澤
中野
川口
若狭
河野
村兼
栄一
剛
兼一郎
泰之
亮
躍
常勤監査役
監 査 役
監 査 役
監 査 役
2010.4.1 2011.3.31
伊達
寺尾
髙井
二川
将英
幸治(弁護士)
峰雄
敏文
株主メモ
+50%
0%
号
立
金
数
容
2011/1 2
3
4
事 業 年 度
期末配当金受領株主確定日
中間配当金受領株主確定日
定時株主総会
株主名簿管理人
特別口座の口座管理機関
同 連 絡 先
上場証券取引所
公 告 の 方 法
4 月1日~翌年3月31日
3月31日
9月30日
毎年6月
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号
℡ 0120-232-711(通話料無料)
東京証券取引所
電子公告により行う
公告掲載URL http://www.digitalhearts.co.jp/
(ただし、電子公告によることができない事故、その他
のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に公
告いたします。
)
事業所一覧
東京本社
〒163-1432 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル32F
大阪営業所
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4-5-36 セントラル新大阪ビル6F
名古屋営業所 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町1-16 井門名古屋ビル9F
笹塚Lab.(ラボ) 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-64-8 笹塚サウスビル3F
上野Lab.(ラボ) 〒110-0015 東京都台東区東上野1-28-9 キクヤビル2F
横浜Lab.(ラボ) 〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼1-7-10 YSKビル6F
京都Lab.(ラボ) 〒601-8112 京都府京都市南区上鳥羽勧進橋町29-2 山幸ビル7F
福岡Lab.(ラボ) 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-1-1 薬院ビジネスガーデン3F
札幌Lab.(ラボ) 〒060-0003 北海道札幌市中央区北三条西4-1-4 札幌第一生命ビル2F
ロサンゼルスオフィス 4550 Wilshire Boulevard Suite 150 Los Angeles,California 90010-3801
(ご注意)
1. 株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきまし
ては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっ
ております。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管
理人
(三菱 UFJ 信託銀行)
ではお取り扱いできませんのでご注意ください。
2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱 UFJ 信託
銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱
UFJ 信託銀行)
にお問合せください。
なお、三菱 UFJ 信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。
3. 未
受領の配当金につきましては、
三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。
証券コード:3620
Digital Hearts History
2011年(平成23年)
おかげさまで、2011 年 2 月に
東京証券取引所市場第 一部に
市場変 更 いたしました。
1月 3Dコンテンツ制作サービスの提供を開始。
(ラボ)
を開設。
2月 東京都台東区に上野Lab.
東京証券取引所市場第一部上場
2010年
(平成22年)
2001年4月の会社設立以来、消費者的視点のユーザーデバッグのプロ集団として、
「 Made in
Japan から Checked by Japan へ」というスローガンのもと、日本人の緻密で繊細な特性を活かした
おかげさまで2011年2月25日をもって、当社株式は、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券
ロサンゼルスオフィス
取引所市場第一部に市場変更したことをご報告申し上げるとともに、株主の皆様をはじめ、関係者の
2008年
皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。今後もこれまで以上の信頼を得られるよう一層の努
力を重ねてまいります。
(平成20年)
株主の皆様には、今後のデジタルハーツの飛躍にご期待いただくとともに、より一層のご支援を賜
りますよう、社員一同よろしくお願い申し上げます。
2001年(平成13年)
4月 東京都杉並区方南一丁目に有限会社
デジタルハーツを設立。
コンシューマゲーム及びパチンコを
対象としたデバッグサービスの提供
を開始。
1
(ラボ)
を開設。
4月 福岡県福岡市中央区に福岡Lab.
9月 米国ロサンゼルスにロサンゼルス営業所を開設。
[現、ロサンゼルスオフィス]
2月 東京証券取引所 マザーズ市場に上場。
[証券コード:3620]
マザーズ市場上場
5月 北海道札幌市中央区に札幌営業所を開設。
[現、札幌Lab.
(ラボ)]
2005年(平成17年)
7月 不具合情報のポータルサイト「fuguai.com
4月 大阪府大阪市淀川区に大阪営業
8月
所を開設。
愛知県名古屋市中村区に名古屋
営業所を開設。
2003年(平成15年)
2002年(平成14年)
1月 パチスロを対象としたデバッグサービス
8月 パソコンゲームを対象としたデバッグ
9月 携帯電話アプリケーションを対象とした
9月 一般労働者派遣事業の許可を取得。
10月 株式会社に組織変更。
サービスの提供を開始。
(ラボ)
を開設。
3月 京都府京都市南区に京都Lab.
本社移転に伴い、旧本社事務所を笹塚Lab.(ラボ)
に名称変更。
(平成21年)
として事業活動を続け、2011年4月に創立10周年を迎えることができました。
東京証券取引所 市場第一部に市場変更。
5月 事業規模の拡大に伴い本社を新宿区西新宿三丁目に移転。
2009年
ユーザーデバッグ事業を全世界に発信し、日本を代表する産業へと育成・発展させていくことを使命
の提供を開始。
(フグアイ・ドット・コム)」を開設。
2007年(平成19年)
Fuguai.comサイト画像
[現、横浜Lab.
(ラボ)]
7月 神奈川県横浜市西区に横浜営業所を開設。
9月 Microsoft Corp. より「Xbox 360®」の推奨ゲームテスト企
業認定(AXTP)
を日本企業として初めて取得。
10月 財団法人日本情報処理開発協会より「プライバシーマーク」の
付与認定を取得。
[認定番号:第A822640(01)号]
デバッグサービスの提供を開始。
2
Top Interview
トップインタビュー
日本を代表するグローバル企業を目指して。
Q
A
より新しいものをよりスピーディに開発することに重き
解決するデバッグという作業は、製品の品質やセキュリ
が置かれ、そのスピードは増すばかりです。また、製品
ティを担保するために不可欠な技術になります。別の言
の品質に対する要求も一層強まってきており、
「作った人
い方をすると、デジタル化の進行が止まらない限り、デ
の目には見えない不具合をユーザーの視点で見つけ出す」
バッグの需要はどんどん拡大するということです。企業
ル数の大幅な減少の影響や北米を拠点に展開する海外事
ことの必要性も浸透しつつあります。さらに、低コスト
が自信を持って、消費者の皆様に安全で満足度の高い製
業の市場変化の影響、また震災の影響で複数のプロジェ
化の追求という要素も加わり、2012年3月期は、デバッ
品をお届けするためには、当社のような、消費者的視点
好調であった上期に続き、下期も順調にスタート
クトが延期になり、当期の全部門における当社売上高は
グ作業をアウトソーシングする需要がさらに拡大すると
のユーザーデバッグを提供できる第三者機関を利用する
いたしました。
前期比15.8%増にとどまりました。
考えております。
ことがますます重要な意味を持ってくるように必ずなり
全世界でデジタル化が進む現代、
「不具合」が発生する
ます。
当期の業績についてご解説ください。
液晶や電飾といった演出制御の複雑化が進むパチン
登場し、モバイル関連の活況が続きました。
Q
A
しかしながら、コンシューマゲーム業界の発売タイト
ビス、アプリケーションが次々に登場してきています。
コ・パチスロ部門で大幅に実績を伸ばしたほか、各携帯
電話会社からAndroid 搭載のスマートフォンが発売され
®
たことで、スマートフォン向けアプリケーションも続々と
売上高
確率はとても高くなっています。デジタル化が進むほど、
現在、当社が主要顧客としているゲームや携帯電
処する必要がなかった不確定要素および不具合(バグ)
話向けソフトウェア市場でも、新しい機器、サー
が発生するからです。つまり、デジタル化が進めば進む
経常利益/売上高経常利益率
3,957
4,000
(百万円)
3,378
3,416
19.1
(百万円)
13.5
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
0
(%)
15.4
12.5
495
319
1,499
200
20
526
400
1,000
643
15.3
2,372
2,000
当期純利益
229
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
15
Q
A
介在するソフトウェアの数は肥大化し、アナログでは対
ほど、製品の発売前にソフトウェアの「不具合」を見つけ、
総資産
次期の注力分野について教えてください。
これまではゲームや携帯電話、パチンコ・パチス
ロといった娯楽市場を中心に事業を展開してきま
純資産/自己資本比率
■経常利益 ●売上高経常利益率
800
600
3,000
0
今後の事業環境をどう捉えていますか。
一株当たり当期純利益/一株当たり純資産
■純資産 ●自己資本比率
2,343
2,400
400
(百万円)
(百万円)
347
306
300
278
1,868
1,800
2,000
(百万円)
1,949
200
5
100
0
0
169
1,200
136
600
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
0
69.0
1,500
1,410
10
82.0
54.2
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
(円)
75
7,500
50
5,000
25
2,500
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
0
0
80,000
9,942
(円)
8,255
60,000
50,692
1,321
500 371
0
●一株当たり当期純利益 ●一株当たり純資産
10,000
78.9
1,598
973
1,000
686
70.7
100
1,848 (%)
6,035
22,295
22,894
5,303
27,671
4,820
31,929
2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3
40,000
20,000
0
※当社は、2008年10月1日付で普通株式1株につき3株の株式分
割を実施しております。
3
4
Top Interview
Relation Information
トップインタビュー
デバッグ」が貢献できる領域に境界はありません。事業
Q
最後に株主の皆様へのメッセージを
お願いします。
消費者の安心・安全を守る重要な役割を担っていきたい
っています。大きな目標の達成は、私を含め、ひとりひ
と考えています。
とりに、新しい成長をもたらしてくれました。2011年4
安心・安全は国内だけでなく、全世界共通の願いです。
月に創立10周年を迎え、次の新しい10年の幕開けとな
こうした願いに使命感をもって、日本人ならではの緻密
る2012年3月期は、新事業も立ち上がり、まさに「第2
かつ繊細な技術「Checked by Japan」を武器に、どこ
創業期」と呼ぶにふさわしい活気あるスタートを切って
で作られたものでも自分たちがデバッグする、世界のオ
います。今後も、皆様の期待に応えるだけでなく、期待
ンリーワン企業を目指します。
を超え続けることが、ひとりひとりの成長につながり、
また、今後の事業成長への布石として、当期同様、将
それが企業の成長につながると信じています。今後も雇
来の成長に向けたアライアンスを強化するとともに、デ
用の創出と安心・安全なデジタル化社会の創造に貢献で
バッグ事業で培ってきた事業優位性を活用した新規事業
きるよう、企業風土に「正義」を根付かせながら、一歩
も積極的に推進していく考えです。
ずつ、着実に、社員一丸となって歩みを進めてまいりま
す。
第2四半期(累計期間)
5
2,136
2,000
1,896 百万円(前期比 3.5%減)
新 動に励むべく、その取り組みの一環として平成22年8月にはXbox 360
型ハードウェアや新しく登場した周辺機器に対応するゲームソフトの受注活
1,964
1,896
1,500
®
のKinect™専用テストブースをゲームソフトメーカーに先駆けて開設し、デバッグ体制をいち早く構築いたしました。
17
48%% さらに、国内ゲームソフトメーカーの海外市場における発売を意識したゲーム開発の流れと、SNS市場の急速な拡
大により高まった運用サポートのニーズに対応すべく、株式会社アクティブゲーミングメディア、イー・ガーディア
ン株式会社とそれぞれ業務提携をいたしました。これにより、海外の顧客企業チャネル拡大や、ユーザーデバッグや
運用サポート業務等のコンテンツ運営に必要な一連の業務をパッケージ化し、ワンストップソリューションとして
サービスの提供を開始いたしました。しかしながら、新型ハードウェアの発売に合わせてゲームソフトの開発スケジ
48% ュールが変更されたことを受け、販売タイトル数の大幅な回復には至らず、その影響を受ける結果になりました。
17%
35%
モバイルリレーション事業部門
売上高 平
664 百万円(前期比 34.7%増)
成22年4月に「Android ® 端末向けモバイルコンテンツデバッグサービス」
の提供を開始し、急速に拡大しつつあるAndroid ® 端末市場における受注活
動を行うことにより、市場変化に伴い新たに生じたビジネスチャンスを積極的に取り込んでまいりました。
さらに、グローバル化に対応すべく、平成22年9月にはヤフー株式会社及び株式会社ディー・エヌ・エーが業務提
35% 携により立ち上げた「Yahoo!モバゲー」及び「モバゲータウン®」のローカライズサポートサービスの提供を開始し、
平成23年2月にはグリー株式会社より「ソーシャルアプリケーションのローカライズ及び開発時の検証に関する支援
サービスの提携先(GREEパートナー)
」としても認定されました。
17%
1,000
500
0
2009/3 2010/3 2011/3
800
664
600
508
493
400
200
0
2009/3 2010/3 2011/3
1,600
通 期
1,945百万円(対前年四半期増減率 3.4%)
4,509百万円(対前期増減率 13.9%)
営業利益
180百万円(対前年四半期増減率 △15.7%)
645百万円(対前期増減率 22.3%)
経常利益
178百万円(対前年四半期増減率 △16.6%)
646百万円(対前期増減率 30.6%)
98百万円(対前年四半期増減率 △15.0%)
355百万円(対前期増減率 27.6%)
当期純利益
2,500
売上高︵百万円︶
次期(2012年3月期)の業績見通し
売上高
売上高 2011年2月に東証一部上場というひとつの目標
を果たし、社内はこれまで以上にパワーがみなぎ
コンシューマゲームリレーション事業部門
売上高︵百万円︶
らゆるソフトウェアの不具合を発見・解決することで、
A
領域を拡大し、さまざまな製品・サービスを対象に、あ
48%
売上高︵百万円︶
したが、当社が展開している「消費者的視点のユーザー
事業部門別概況
35%
アミューズメント機器リレーション事業部門
売上高 増
1,396百万円(前期比 45.7%増)
加したデバッグ工程のアウトソーシングを促進すべく、その取り組みとし
てファン獲得のための遊技性に優れた機種の開発に貢献しうる独自のモニ
タリングサービスである「DH EYE」の企画提案等による営業活動を行い、差別化を図ってまいりました。
また、既存顧客企業の満足度向上に寄与するべく、通常のユーザーデバッグ工程より上流にあたる開発工程に対し
てソリューション提案を行うことを通じて、効果的かつ高品質なサービス提供に努めてまいりました。
1,396
1,200
958
800 733
400
0
2009/3 2010/3 2011/3
6
Business Development
事業展開
スピード感を持った組織体制を構築。
さらなる収益の拡大へ新規事業を創出
昨今のデジタル社会の急速な発展・変化を受け、3Dコンテンツ制作事業をはじめ、
新しい事業や多様なサービスの創出に努めています。
こうした新事業の立ち上げに伴い、意思決定の迅速化と機動力のさらなる向上、
また、よりプロフェッショナリズムの高い組織の構築を目的として、
2011年4月1日付で、これまでの「機能別組織」から「事業部制組織」へと組織を変更しました。
【デバッグ事業】 発売前のソフトウェアの不具合をユーザー視点から検証して 報告するサービス
※デバッグとは… コンテンツ中に含まれるトラブルやエラーといった不具合を発見する品質チェック作業のことと定義付けております。
事業部門
事業の内容
次期の見通し
コンシューマゲーム
リレーション部門
コンシューマゲームリレーション部門と
は、コンシューマゲーム業界を対象にデ
バッグ事業及びそれに付随するサービス
を提供する部門です。
■コンシューマ用ゲームソフト
■オンラインゲーム
■海外展開支援(ゲーム) 等
次期以降は新型ハードウェア向けタイトルが市場を牽引し、新作タイトル数が回復してくると見込んでおり、ニンテンドー3DS™やプレ
イステーション・ポータブル®の次世代機として発表された「次世代携帯型エンタテインメントシステム(コードネーム:NGP)」向けゲー
ムソフトのユーザーデバッグサービスの受注獲得に努めます。また、グローバル化の流れに対応するために、海外顧客企業の積極的な
開拓も進めてまいります。
デジタルソリューション
リレーション部門
デジタルソリューションリレーション部門
とは、モバイル業界や家電業界をはじ
め、コンテンツ・ソフトウェアビジネスに
おけるマルチプラットフォーム化に柔軟
に対応しサービスを提供する部門です。
■モバイルアプリ
■スマートデバイス向けアプリ
■SNSアプリ(モバイル)
■海外展開支援(モバイル)
■家電 ■SNSアプリ(オンラインPC)
■Webシステム等(業務システム) 等
スマートデバイス向けコンテンツの増加に伴い、コンテンツプロバイダーや開発会社では、特色のあるコンテンツの企画・開発に経営
資源を集中するために、デバッグ工程をアウトソーシングする傾向が拡大すると予想しています。また、急速に普及が進むスマートデ
バイスでは、サービス利用を最適化するインフラ提供や利便性の向上が不可欠であり、ユーザー目線を意識したワンストップソリュー
ションサービスへの需要が増加すると見込んでいます。これまで培ってきた携帯コンテンツのユーザーデバッグや実機検証のノウハウ
を活用し、様々なニーズに応えるソリューション及び新サービスの提供に努めます。
アミューズメント
リレーション部門
アミューズメントリレーション部門とは、
パチンコ・パチスロ業界を対象にデバッ
グ事業及びそれに付随するサービスを提
供する部門です。
■パチンコ機
■パチスロ機 等
遊技機の多様化、高機能化の傾向は継続し、プログラムの大容量化に伴いデバッグ作業工数は今後も増加すると見込まれます。引き続
き、既存顧客企業に対してアウトソーシングを促すとともに、潜在的な新規顧客企業の積極的な開拓を進めます。
【その他事業】 事業優位性を活用し、新規事業も積極的に推進
3Dコンテンツ制作
3Dコンテンツ制作は、立体撮影用の機材を使用したステレオ撮影等で
3D映像を制作する方法と、2Dで撮影した映像を基に視差を持った映像
を作り出すことで2D映像を3D映像へと変換する方法の大きく2種類の制
作方法があります。前者の直接的に3D映像を制作する方法はコスト面、
品質面で制作負担が大きいため、昨今では、変換ツールの使用やロトス
コープ等の手法を組み合わせることで一定品質を保ちつつ、2D映像を
3D映像に変換する後者の制作方法に対する需要が増加しております。
当社では、作業スキルを身に付けたテスターによって、高品質な3D映
像への変換が可能となるロトスコープ作業を中心とし、今後は需要に応じ
て変換工程全般に対応できる体制を構築してまいります。
7
Fuguai.com
ロトスコープ作業
©
・2D映像の背景から、3D
対象オブジェクトの輪郭
を切り抜く手法
・人の手と目で細かく複雑
な部分も、視認時に分か
り易く見える様、正確な
作業が必要不可欠
埋没しやすい細部まで正確な作業
http://www.fuguai.com/
Fuguai.com は、メーカーが公表している製品の不具合情報が閲
安全で高品質な製品を作る!
覧できるほか、ユーザー自らが不具合情報や解決策を投稿することが
できる、国内初のユーザー参加型の不具合情報ポータルサイトです。
家電、パソコンから自動車、食品まで、あらゆる製品の不具合に関
!
する情報を一括し提供しています。
!
これって故障?
com
2008年7月に開設以来、発売後の製品不具合情報が25,000件
を超え、4,500名を超える会員から日々不具合情報が寄せられており 不具合発見!
ます。
今後は、製品発売後のメーカー発表、ユーザー登録の不具合情報を 不具合を投稿共有
メーカーが知る
ベースに、新しいビジネスモデルを構築し収益化に繋げてまいります。
Fuguai.
8
Financial Statement
貸借対照表
(単位:百万円)
前期
2010年3月31日
資産の部
流動資産
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
負債の部
流動負債
固定負債
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
評価・換算差額等
純資産合計
負債純資産合計
351
484
494
1,599
272
232
1,093
△0
1,598
1,949
1,849
272
232
1,343
△1
1,848
2,343
前期
2009年4月 1日から
2010年3月31日まで
9
10
351
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
138
58
477
2,343
124
△140
△28
△0
△44
912
868
(単位:百万円)
当期
2010年4月 1日から
2011年3月31日まで
307
△92
△28
△0
186
868
1,054
(単位:百万円)
前期
2009年4月 1日から
2010年3月31日まで
2011年3月31日
❶ 1,668
674
❷
─
損益計算書
当期
1,350
599
94
57
448
1,949
Topics トピックス
財務諸表
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
3,416
2,065
1,351
829
521
8
3
526
19
9
535
216
13
306
当期
2010年4月 1日から
2011年3月31日まで
3,957
2,428
1,528
1,000
528
3
36
495
25
25
495
227
△10
278
POINT
❶流動資産
流動資産の残高は1,668百万円となり、前事業年度末における流動
資産1,350百万円に対し、318百万円の増加(前期比23.6%増)と
なりました。これは、主として現金及び預金が186百万円増加した
こと及び売上債権が113百万円増加したことによるものであります。
❷固定資産
固定資産の残高は674百万円となり、前事業年度末における固定資
産599百万円に対し、74百万円の増加(前期比12.5%増)となり
ました。
これは、主として事業規模の拡大に伴い実施した本社移転、賃貸人都
合による札幌Lab.(ラボ)の移転等に伴い有形固定資産が43百万円
増加したこと及び業務委託先に対する営業保証金の差入等により投資
その他の資産が29百万円増加したことによるものであります。
アライアンスを強化
①株式会社アクティブゲーミングメディアと業務提携
②イー・ガーディアン株式会社と業務提携
当社は、株式会社アクティブゲーミングメディアとの間
で、ローカライズサービスにおいて業務提携契約を締結
しました。当社において、海外事業を成長させる上で、海
外の顧客取引先チャネルの拡大や翻訳技術の向上を補完
することができ、大きなシナジー効果を発揮できると考え
ております。
また、ユーザーデバッグからゲーム翻訳までローカライ
ズ窓口を一本化することで、作業効率の向上を図るととも
に、トータルコストを抑えたサービス提供を実現いたしま
す。
当社は、イー・ガーディアン株式会社との間で、ソーシャル
アプリケーションプロバイダーやオンラインゲームパブリッシ
ャーに向けたコンテンツ展開支援サービスにおいて業務提携
契約を締結いたしました。この業務提携により、コンテンツ
の企画立案から運営代行、フォローアップサポートまでワン
ストップでコンテンツ展開を支援するサービス「ソーシャル
アプリ One-stop Solution(略称:SOS)サービス」の提供
をしております。ユーザーデバッグや運用サポート業務など
コンテンツ運営に必要な一連の業務をパッケージ化すること
で、作業効率向上を図るとともに、両社の豊富な経験とノウ
ハウを活かした高品質なサービスの提供を実現いたします。
FacebookⓇ企画、運用サービス拡充
当社は世界最大のSNSであるFacebookⓇにおけるオフ
ィシャルサイト(ファンページ)の構築から広告の出稿、
ページ運用サポートまで、ユーザー目線を取り入れた幅
広いSNS運用サポートサービスを提供し、実績を積んで
きました。2011年1月には、そのSNS関連サービスや海
外支援サービスなどのプロモーション活動の一環として、
FacebookⓇのファンページを開設し、クライアントのみ
ならず、一般消費者に向けた情報発信を行い、また双方向
のコミュニケーション
を実現することで、当
社をより多くの人に広
く知って頂き、有用な
情報を配信していくこ
とを目的として、今後、
様々なコンテンツを追
加していく予定です。 http://www.facebook.com/digitalhearts
事業ネットワーク構築
受注案件の増加及びテスター人員の確保に伴う体制
強化のため、2011年2月に上野Lab.、3月に京都
Lab.を新設し受注機会のロスを防ぎ、アウトソース比
率拡大に向けた体制の整備を図りました。
受注機会のロスの防止
アウトソース比率の拡大を狙う
福岡Lab.(ラボ)
名古屋営業所
大阪営業所
京都Lab.(ラボ)
札幌Lab.(ラボ)
東京本社
笹塚Lab.(ラボ)
上野Lab.(ラボ)
横浜Lab.(ラボ)
10
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