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不適正な会計事務処理に係る再発防止に向けた取組

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不適正な会計事務処理に係る再発防止に向けた取組
不適正な会計事務処理に係る再発防止に向けた取組
平成24年7月
調
布
市
◆目
次
■はじめに
■再発防止に向けた取組の概要
■会計事務におけるチェック体制の構築等の再発防止の取組
1 会計事務処理等における対策
(1) 検査体制の強化
(2) 印刷物などの納品確認の徹底
(3) 支払事務遂行上の管理・監督
(4) チェック体制の強化
(5) 請求書等の支出関係書類の管理方法の見直し
(6) 公金口座(上下水道料金)の管理,確認の徹底
(7) 会計管理者による調査の実施
(8) 会計事務処理マニュアルの作成
(9) 会計事務に関する情報提供と相談対応
(10) 会計事務処理の出前講座の推進
(11) 会計事務処理の簡素化,効率化
1
1
2
2
2
2
2
3
3
3
4
4
4
4
5
2
5
会計事務等の実務処理能力の向上や円滑な事務推進の取組
(1) 会計事務等の実務能力の向上
(2)
5
(仮称)会計事務等推進連絡会の設置及び(仮称)会計事務等推進専門員
の配置並びに(仮称)各部会計事務等推進連絡会の設置による全庁的な会計事
務等の支援体制の整備
6
3 管理監督者における再発防止の取組
7
(1) 業務の進行管理
7
(2) 労務管理
7
(3) 監査委員の指摘事項等に対する対応
7
(4) 部・課内の報告,連絡,相談
8
4 法令遵守意識の啓発,相談,支援体制の充実など,良好な職場環境づくりの推進 8
(1) 法令遵守の啓発,徹底
8
(2) 業務遂行能力の向上や調布市人材育成基本方針に基づく人材育成の取組
8
(3) 人事配置,健康管理等
8
(4) 職場環境づくり
9
5 監査等への対応
10
(1) 監査委員の指摘事項への対応
10
(2) 市民,議会からの指摘事項等への対応
10
6 再発防止対策の着実な実施
10
(1) 会計事務管理委員会
10
(2) 会計課・契約課・検査担当・財政課
10
(3) 総務課
10
(4) 人事課
10
(5) 各部
11
(6) 所属長
11
(7) 職員
11
(8) 再発防止対策の進行管理
12
○進行管理等のイメージ図
12
○再発防止対策の実施状況確認表
13
《参考資料》
1 「チェック表」
① 参考シート
② 印刷製本(印刷製本費及び委託料)
③ 車両関係費(多摩あ 11-11)
④ 施設管理費
2 通帳チェックの仕方
17
18
19
21
23
1
■はじめに
平成24年3月に発覚した郷土博物館の刊行物に係る不適正な事務処理及び同年5月に発
覚した生活文化スポーツ部スポーツ振興課,環境部緑と公園課における未払や私費による支払
という不適正な会計処理の事案を踏まえ,今後の再発防止に向けた取組として本書をまとめま
した。
会計事務等に係るチェック体制の構築をはじめ,法令遵守の意識啓発や会計事務等の事務処
理能力の向上などの人材育成,会計事務等に関する相談支援など,全職員が一丸となって再発
防止に取り組み,市民から信頼される行政運営に努めてまいります。
■再発防止に向けた取組の概要
再発防止対策のポイント
今回の事案の概要
1
納品時の検査,公金支出に当たっての確認
1
物品が未納のまま納品検査を合格とし,契約業者
会計事務におけるチェック体制の構築等
納品確認や検査体制の強化のほか,支払手続等の会計事務
に公金を支出した。
2
の執行状況を確認するための「チェック表」や財務会計シス
私費による支払等
⑴
テム(以下「FAST」という。)の出力リスト等を活用し
水道料金等の支払期日を失念し,支払遅延とな
た複数職員によるダブルチェックを徹底します。また,会計
ったため,私費により支払った。
⑵
管理者による現地調査等を実施し,会計事務が全庁的に適正
公金口座の引落手続を遅延し,手続を執らず,
に実施されているかをチェックします。
私費により支払った。
⑶
2
車両関係経費等の支払手続が,支払遅延となっ
会計事務等の実務能力の向上や円滑な事務推進の取組
会計事務等の各種実務研修を実施するとともに,各職場に
たため,私費により支払った。
⑷
おける職場研修(OJT)を通して会計事務等の実務能力の
保育士賃金や維持補修費等において,遅延等に
向上を図ります。今回の事案等,例外時の処理についてもマ
より,未払となる事案があった。
3
ニュアル化し,会計の原則に沿った対応をします。
管理職の対応
⑴
3
管理職は,検査員が納品確認をせず処理をした
管理監督者による再発防止の取組
業務の進行管理や会計事務等の事務処理状況のチェック
実態を把握することなく,決裁手続を行った。
⑵
を徹底するほか,職場の良好なコミュニケーションなど,相
支出チェック表は作成していたものの,担当者
談しやすい職場環境づくりを進めます。
によるチェックにとどまっていた。
⑶
4
公金口座の入出金状況のチェックをしていな
法令遵守意識の啓発,人材育成,良好な職場環境づくり
今回の事案における法令等に抵触する具体的な行為を全
かった。
⑷
職員が確認し,職員一人一人が,公務員としてのモラル,法
請求書などの支出関係書類は,担当者が保管し
令遵守を徹底する意識を持って職務を遂行するよう研修等
ていたことから,支出状況等の把握ができなかっ
を通して意識啓発します。
た。
⑸
また,人事管理,研修の実施,メンタルヘルス対策,職場
職員の体調に応じ業務軽減など,健康面への配
環境の向上など,実務能力や職務意欲を高める人材育成の取
慮を行っていたが,私費支払等,不適正事務処理
組を進めます。
を予防できなかった。
4
5
上司への報告等
再発防止対策の着実な実施
再発防止対策の取組状況を庁内で共有し,適宜,実効ある
事案発生時に上司等への報告や相談等が行われ
対策を取り入れ改善等を行います。また,毎年,取組状況を
ず,継続した。
公表します。
1
■会計事務におけるチェック体制の構築等の再発防止の取組
1
会計事務処理等における対策
適正な会計事務処理を遂行するためには,事務処理の未払や支払遅延を未然に防ぐ対策が必
要です。会計事務処理における対策として,以下の11項目を掲げ,不適正な事務処理の再発
防止に努めます。
不適正処理の原因
所管部署での対策
全庁共通の対策
・検査体制の強化【(1)】
・複数職員による納品確認の徹底【(2)ア】
○納品確認体制・方法の不備
・検査調書決裁時の納品確認の徹底
【(2)イ】
・「チェック表」の作成・活用
・会計管理者による調査【(7)】
【(4)ア,ウ】
○支払漏れ
・全庁共通会計事務処理マニュアル・チェッ
・複数職員での支払確認(「チェック表」
○支払遅延
・支払事務遂行上の管理・監督【(3)】
の活用)【(4)イ】
クポイントの作成及び充実【(8)ア,イ,エ】
・情報提供と相談対応【(9)】
・支出関係書類の管理方法の見直し【(5)】 ・会計事務処理出前講座の推進【(10)】
・会計事務処理の簡素化,効率化【(11)】
・「チェック表」の作成・活用
【(4)ア,ウ】
○公金支出の未執行
・ダブルチェックの徹底
【(4)イ】
・公金口座の管理・確認の徹底 【(6)】
○事務処理方法の引継ぎの不
徹底
・所管部署での会計実務マニュアルの作
成【(8)ウ】
※
⑴
【
】内の表記は,下記項目を表します。
検査体制の強化
検査担当による検査の対象を,契約課が行う契約のうち,現在の契約金額が30万円を超
えるものから10万円を超えるものに変更し,実施します。
⑵
印刷物などの納品確認の徹底
ア
納品時の確認の徹底
成果物として納品を受ける印刷物や購入物品について,納品時に検査員及び立会人が発
注内容と数量・仕様が一致していることの確認を徹底します。
また,業務委託等においては,業務完了報告書等の書類での確認を徹底します。
イ
検査調書決裁時の確認の徹底
検査員が検査調書を作成し,所属長の決裁を仰ぐ際には,必ず成果物を添付し,内容等
の確認をしたうえで決裁を行うことを徹底します。
⑶
支払事務遂行上の管理・監督
【所属長】 課内の職員の勤務状況及び業務の進行の把握に努め,定期的に事業報告を求
2
め,課内業務の指導・監督を行っていきます。また,
「チェック表」について
も,適宜,報告を受け,会計事務の執行状況を確認します。
【係長等】 係内の職員の勤務状況及び業務の進捗状況を把握し,必要に応じて指導を行
い,事務処理の適正化を図っていきます。また,庶務担当係長は,適宜,「チ
ェック表」報告を受け,会計事務の執行状況を確認するとともに,その結果を
所属長に報告します。
【課全体】
業務ごとのマニュアルを整備するとともに,「チェック表」を複数職員で確
認し,適正な会計事務処理を職員全員が意識し,チェック機能を果たしていき
ます。
⑷
チェック体制の強化
支払漏れや支払遅延を未然に防ぐためには,チェック体制を強化するとともに,「チェッ
ク表」の活用により,実効性のある会計事務等のチェックを行います。
今回の対策における「チェック表」については,当面,会計事務処理状況の把握に活用し
ますが,今後,FASTを補完するチェックシステムの構築と合わせ,より効率的・効果的
なチェック方法を検討していきます。
ア
「チェック表」の作成
予算化している事業費の支払一覧表を作成することで,公金の支払漏れや支払遅延を防
いでいきます。
また,特定の事業費(印刷製本費,施設管理費及び車両管理費)は,指定したチェック
項目を基本とする「チェック表」を作成します。
イ
ダブルチェックの徹底
各課において,所属長や庶務担当係長による「チェック表」の確認をはじめ,複数職員
による確認を徹底します。
ウ
「チェック表」の管理
「チェック表」は,職場内の職員誰もが確認できるように管理し,事務処理の状況が分
かるようにします。
⑸
請求書等の支出関係書類の管理方法の見直し
会計事務等の担当者や会計事務処理件数等,各課の状況に応じて,請求書等の支出関係書
類の管理方法を見直します。また,所属長等による保管状況の定期的な点検を行います。
・請求書を1箇所に集中管理
・請求書を各担当者で管理
⑹
⇒
⇒
課内に専用ボックスを常設
誰もが確認できる特定の場所で保管
公金口座(上下水道料金)の管理,確認の徹底
公金口座を開設している課は,引落手続等を事務処理マニュアルに記載していきます。今
後,公共料金支払の事務処理等の手続について検討します。
ア
通帳の保管
会計課の貸金庫又は鍵の掛かる場所に保管します。
イ
通帳内容の確認
3
口座引落日に担当者は通帳記帳をし,所属長等は通帳内容を確認します。また,通帳内
容の確認については,「通帳チェックの仕方」により行います。
⑺
会計管理者による調査の実施
会計管理者による現地調査を実施します。
ア
調査内容
・「チェック表」の運用状況の調査
(対象部署)全部署
・公金取扱マニュアル等の運用状況の調査
(対象部署)窓口で現金を取り扱っている部署,公金口座を開設している部署
イ
調査方法
検査員を命じ,現地での調査を実施します。
⑻
会計事務処理マニュアルの作成
適正で的確な会計事務等を行うため,各マニュアルを見直します。
ア
全庁共通会計事務マニュアルの作成
従来の財務会計システム COSMOS に対応した「会計実務の手引き」を検証し,新財
務会計システム FAST に対応した会計事務マニュアルを作成します。
イ
所管部署の会計事務処理のチェックポイントの周知・徹底
会計事務処理において,間違えやすい点や注意が必要な点を取りまとめたものを全庁的
に配付し,周知・徹底します。また,今回の支払遅延や未払,私費払の場合の対応方法に
ついては,別にマニュアル化し,統一的な対応が図れるよう取り組みます。
ウ
所管部署での会計実務マニュアルの作成
より実情に即した会計実務マニュアルを各所管課で作成し,担当者の事務処理の理解度
を深め,職場内でのノウハウの共有,引継ぎに活用します。
エ
会計実務マニュアルの充実
各所管課で作成した会計実務マニュアルで他の部署の参考になると思われる内容につ
いては,会計事務管理委員会を通じて全庁的に共有し,各部,課の事務マニュアルの充実
を図ります。
⑼
会計事務に関する情報提供と相談対応
会計課から各課に対して,定期的に FAST 等を活用した確認の依頼や予算執行状況等の
確認,会計事務処理の留意点等を適時,情報提供します。
また,各課の会計事務等の担当職員からの相談等への対応など,事務処理に関する相
談しやすい環境づくりを進めます。
⑽
会計事務処理の出前講座の推進
各部,課又は係単位等状況に合わせた会計事務に関する出前講座を,会計課職員が積極的
に実施します。
4
⑾
会計事務処理の簡素化,効率化
会計事務等における適正な事務執行の取り組みと合わせ,支払方法の見直しによる手続の
簡素化など,実務担当職員の負担軽減にも配慮した取り組みを進めます。
2
会計事務等の実務処理能力の向上や円滑な事務推進の取組
⑴
会計事務等の実務能力の向上
ア
「法令遵守・会計事務研修」の実施
今回の事案発生を踏まえ,管理職及び一般職を対象にして,改めて会計事務に関する実
務能力の向上を図る研修を実施するほか,公務員倫理,法令遵守の意識啓発を図るため,
「法令遵守・会計実務研修」を実施します。
【実施概要(予定)】
イ
・実施時期
平成24年7月
・対象
課長職(課長事務取扱の部,次長職を含む。
)以下の全職員
職務経験に応じた会計実務等の研修の実施
新規採用時の研修をはじめ,職務経験に応じた会計事務等に関する実務研修を体系的に
実施し,職員の会計事務等に関する実務能力の向上を図ります。
【会計事務等の実務能力向上のための研修
体系図】
新任研修(新規採用時)
会計・契約・法規等に係る実務研修を新任研修のカリキュラムに加え,実施します。(平成25年度新任研修から実施)
中堅職員実務研修(実務経験
8年程度)
会計・契約・文書,法規,服務等に係る実務研修を新たに実施し,会計,契約等に係る実務能力の向上を図ります。
(平成25年度研修から新規実施)
新任係長職実務研修(係長職昇任時)
会計・契約・文書,法規,基本計画,行政評価制度,服務等に係る実務研修において,会計,契約等に係る実務内
容を充実して実施します。
(平成25年度研修から内容を充実して実施)
係長実務研修(係長職職員対象)
会計・契約・法規等に係る実務研修において,係長職の職責に求められる実務能力の向上を図るため,会計,契約
等に係る実務内容を充実して実施します。
(平成25年度研修から内容を充実して実施,隔年実施)
新任管理職実務研修(管理職昇任時)
会計・契約・文書,法規,基本計画,行政評価制度,服務等に係る実務研修において,会計,契約等に係る実務内
容を充実して実施します。
(平成25年度研修から内容を充実して実施,毎年実施)
管理職実務研修(管理職職員対象)
会計・契約・法規等に係る実務研修において,管理職としてのチェックなど,管理監督者に求められる会計,契約
等に係る実務能力の向上が図れるよう内容を充実して実施します。(平成25年度研修から内容を充実して実施,隔年実施)
5
ウ
会計事務等の実務研修,説明会の充実
(ア)
会計事務説明会
会計事務等の担当職員を対象に,下記内容の研修を実施します。
・会計事務の基礎知識について
・不適正な事務処理が起こりやすい事項
・会計事務等の不適正な事務処理の防止対策について
・監査委員からの指摘事項等
(イ)
契約事務説明会
契約事務等の担当職員を対象に,下記内容の研修を実施します。
・契約事務の基礎知識について
・不祥事や不正が起こりやすい事項
・契約事務に係る不祥事や不正の防止対策について
エ
職場研修(OJT)による実務研修の実施
調布市職場研修推進委員会を通して,各部,課の事務分掌等に応じた会計事務等に関
する職場研修を実施します。
オ
会計事務処理の出前講座の実施
各部,課における職場研修(OJT)の実施等において,各部,課の要望等を踏まえ,
会計事務処理等に係る出前講座を実施します。
⑵ (仮称)会計事務等推進連絡会の設置及び(仮称)会計事務等推進専門員の配置並びに(仮
称)各部会計事務等推進連絡会の設置による全庁的な会計事務等の支援体制の整備
ア
(仮称)会計事務等推進連絡会の設置
会計事務等に係る諸課題等への対応に当たって,関係部署間の連携を一層推進するため,
新たに(仮称)会計事務等推進連絡会を設置します。
イ
(仮称)会計事務等推進専門員の配置
会計事務等の適正かつ効率的な執行を推進するため,総務部(又は会計課)に(仮称)
会計事務等推進専門員を配置します。
(仮称)会計事務等推進専門員は,会計管理者と連
携し,会計事務等に関する事務改善の助言等を(仮称)会計事務等推進連絡会において
行います。また,
(仮称)各部会計事務等推進連絡会の各部の代表者や各部,課の会計事
務等の担当職員からの実務に関する様々な相談等への対応や各部,課が会計事務等に関
する職場研修(OJT)を実施する際は,講師として参加するなど積極的に支援し,職
員の会計事務等のスキルの向上,適正かつ効率的な事務執行を推進します。
ウ
(仮称)各部会計事務等推進連絡会の設置
部内,各課における会計事務等の執行に当たっての相談等の相互支援を行うため,各部
に(仮称)各部会計事務等推進連絡会を設置します。連絡会は,各課の会計事務等を担当
する職員で構成し,代表は,部内の庶務担当係長の中から部長が指定します。
各部会計事務等推進連絡会の代表は,(仮称)会計事務等推進専門員と連携し,会計事
務等に関する庁内の取組状況等の情報を共有し,(仮称)各部会計事務等推進連絡会を
通して部内でも情報等を共有し,会計事務等に関する改善,見直しを図り,効率的,効果
的な事務執行や職員の会計事務処理能力の向上を推進します。
6
《(仮称)会計事務等推進連絡会及び(仮称)会計事務等推進専門員,(仮称)各部会計事務等推
進連絡会のイメージ図》
市
(仮称)会計事務等推進連絡会
副市長
総
会計事務管理委員会
会計管理者
長
務
部
(総務課,人事課,契約課,検査担当)
連携
(仮称)会計事務等推進専門員
会計課
相談,助言等
各
部・課
■「チェック表」やFASTの活用等によるダブ
ルチェックの実施,会計事務処理マニュアルの
作成等
仮称)各部会計事務等推進連絡会
(部内各課の会計事務等の担当職員で構成)
■相談,職場研修の実施等の相互支援,連携
■職場内研修(OJT)の実施
3
⑴
管理監督者における再発防止の取組
業務の進行管理
各業務における年(月)間スケジュール表などに基づく進行管理をはじめ,業務担当者の
明確化など,円滑な業務の進行に努めます。
また,会計事務等が適正に執行されているか,複数職員による事務処理のチェックや公金
口座の通帳の確認の指示など,チェック体制が有効に機能するよう管理監督します。
⑵
労務管理
時間外勤務や休日出勤,年次有給休暇の取得状況をはじめ,健康面など日頃から職員の勤
務状況等を把握するなど,人事管理に留意します。
⑶
監査委員の指摘事項等に対する対応
例月出納検査における指摘事項などについては,所管に関わる事項はもとより,他部署に
係る事項についても,部・課内で情報を共有し,必要な改善策を検討し,周知・対応の徹底
を図ります。
7
⑷
部・課内の報告,連絡,相談
部内会・課内連絡会(朝礼等)等の活用などにより,部・課内コミュニケーションの円滑
化を図り,報告,連絡,相談しやすい職場環境づくりを進めます。
4
法令遵守意識の啓発,相談,支援体制の充実など,良好な職場環境づくりの推進
⑴
法令遵守の啓発,徹底
今回の不適正な事務処理に係る具体的な非違行為を職員一人一人が確認し,法令遵守を徹
底する意識啓発を進めます。このため,新たに「法令遵守・会計事務研修」を実施し,全職
員に法令遵守の意識啓発を徹底するとともに,職場研修(OJT)においても,今回の事案
を踏まえた意識啓発を促進する内容を取り入れて実施します。
また,各部・課の職場研修(OJT)では,調布市職員の公益通報制度の外部窓口となっ
ている弁護士から提供される他市事例や人事課が把握した他市事例等を積極的に活用する
など,具体的な事例に基づいた法令遵守の意識啓発を進めます。
ア
「適切な会計事務処理の執行について(市長通達)」
(平成24年5月22日付け)
市長通達により,法令遵守及び適正な公金管理,公金支出等の会計事務処理に取り組む
よう,周知徹底しました。
イ
新たに「法令遵守・会計事務研修」を実施し,地方公務員法の服務に関する諸規定等に
ついて再確認します。
ウ
職場研修(OJT)を通して,各部,課における法令遵守の取組を全庁的に進めます。
エ
臨時職員及び嘱託職員を対象に,「法令遵守」の研修を実施します。
⑵
業務遂行能力の向上や調布市人材育成基本方針に基づく人材育成の取組
調布市人材育成基本方針に基づき,各種実務研修及び必要に応じた能力開発研修の充実を
図ります。また,業務に精通した実務担当職員を講師にすることにより,より実践的な内容
にするとともに,併せて講師となった職員の指導力の育成等も図ります。
また,平成25年3月を目途に策定する「第二期調布市人材育成基本方針」には,「不適
正な事務処理に係る再発防止に向けた取組」における各種研修の実施や職場環境の向上の取
組等を位置付け実施します。
⑶
人事配置,健康管理等
人事配置については,効率的,効果的な組織運営や人材育成のほか,今回の事案にも留意
し,健康管理や業務の適正執行等の視点も踏まえ,引き続き,職員の適性や職務経験,職務
意欲等による適材適所の人事配置を基本にして行っていきます。
また,庁内公募制による人事配置や希望降任制の実施,専門分野の職員採用の試行実施な
ど,職員の意欲等に配慮した人事配置のほか,高度化,専門化する行政分野における人材確
保等の取組を進めていきます。
そのほか,時間外勤務の縮減や年次有給休暇の取得促進,メンタルヘルス対策など,職員
の健康管理,労働安全衛生の観点からの取組を進めます。
8
⑷
職場環境づくり
ア
相談等の支援体制の充実
(ア)
職場内コミュニケーションの推進
職場内のコミュニケーションを促進するために,職場研修(OJT)や課・係内会議
の開催を推進し,相談しやすい,風通しのよい職場環境づくりを進めます。
(イ)
メンター制度の充実
メンター制度については,外部のカウンセラーや庁内の職員を新たにメンターとし,
仕事の進め方や仕事と家庭生活の両立等に関する職員からの様々な相談に応じられる
よう,相談,支援体制を充実します。
イ
メンタルヘルス,ハラスメント対策の充実
メンタルヘルス対策として,セルフケアや管理監督者によるラインケアを促進し,早期
発見,治療につなげるため,引き続き,各職層に応じた研修を実施します。
また,人事課,所属課,主治医,産業医の連携による復帰支援の取組を継続して実施す
るとともに,業務の執行状況等を踏まえた健康管理面からの必要な支援等についても,人
事課と所属課等が連携して対応していくなど,きめ細かい相談体制を整備します。
ハラスメント対策については,ハラスメント防止研修の実施や相談環境の充実を図り,
誰もが快活に働くことができる職場環境を構築します。
《調布市におけるメンタルヘルス対策》
1
一次予防~職員自ら早期発見,早期予防を促す取組
職員自身によるセルフケア
ストレス耐性を知り,セルフコントロールにつなげる⇒メンタルヘルス研修の実施
② 自己チェックシートによる早期発見
定期健康診断実施時に全職員にシートを配布し,自己チェックを行う。
2 二次予防~管理監督者,保健師等による早期発見,早期予防の取組
① 管理監督者によるラインケア
不調が疑われる職員を医療機関への受診やカウンセリングにつなげる。
⇒職員の不調への気付きやカウンセリングマインドの涵(かん)養のための管理職研修の実施
② 相談体制の整備⇒人事課保健師による相談,専門医による心理相談体制の充実
3 三次予防~管理監督者,保健師等による職場復帰支援や再発予防の取組
① 職場復帰支援制度(慣らし勤務)
本人の病状等を踏まえ,本人,所属長,主治医,産業医,人事課が連携し,「慣らし勤務」制度の活用など
の復帰支援を行う。
② 復帰後の再発予防
復帰時の業務内容などの調整や保健師,所属長等による復帰後の定期的な面接,生活指導など,再発防止を
支援する。
①
ウ
ワークライフバランスの推進
調布市は,次世代育成支援対策推進法に基づく,特定事業主の責務として,調布市特定
事業主行動計画の「第一次計画」から「第四次計画」までを策定し,仕事と子育ての両立
を支援する職場環境づくりに取り組んでいます。平成24年度から平成26年度までの最
終計画期間となる第四次の特定事業主行動計画(「調布市職員の仕事と家庭生活(子育て
や介護等)の両立支援プラン」)では,仕事と子育ての両立だけでなく,家族の介護との
両立を含めた幅広い視点からのワーク・ライフ・バランスの実現に向けて,職員の意識改
革や働き方の改革を一層推進していきます。
9
5
監査等への対応
⑴
監査委員の指摘事項への対応
例月出納検査における質問事項については,庁議において報告を行い,全庁的に共有する
とともに,口頭での指摘事項については,部内はもとより,会計事務管理委員会においても
情報を共有し,再発防止,事務改善等の取組を全庁において徹底します。
特に,口頭による質問,指摘事項については,課内での周知等の対応にとどめず,部内で
の情報共有を徹底するとともに,会計事務管理委員会においても全庁的に情報を共有し,事
務改善などによる再発防止に取り組みます。
⑵
市民,議会からの指摘事項等への対応
公金等についての市民,議会からの指摘事項等についても,全庁で情報共有するとともに,
必要な事項を会計事務管理委員会において検討するなど,適切な対応を図ります。
6
⑴
再発防止対策の着実な実施
会計事務管理委員会
今回の事案を踏まえた会計事務処理等の再発防止に向けた取組や各部,課における取組状
況を検証による必要な改善等の助言,提案をとおして,全庁的な再発防止の取組と効率的,
効果的な会計事務処理を推進します。
⑵
会計課・契約課・検査担当・財政課
毎年度,会計事務管理委員会で提示された事項に基づく実務研修を実施するとともに,会
計事務等の事務処理の留意点,当該年度における制度改正等の内容の研修を実施します。
また,市政経営方針説明会において,市の目指す方向性や財源状況を周知し,各職員の担
当業務における総合計画やアクションプランからつながる目的や目指す方向性を確認し,市
政経営の一端を担っている認識を深めることができるようにします。
⑶
総務課
本書における再発防止対策の取組状況を把握し,その結果を公表するとともに,各部の取
組状況等について,契約,検査,人事,法規などの総務部各課の検証に基づく必要な助言等
を行います。
また,
(仮称)会計事務等推進連絡会の設置,開催等の事務局を担うとともに,
(仮称)各
部会計事務等推進連絡会の各部代表者との連絡調整等を行います。
⑷
人事課
新規採用職員をはじめ,実務経験や職層に応じた会計事務等に関する実務研修を実施する
10
とともに,各部,課においても,各部,課の事務分掌に応じた職場内研修(OJT)を実施
します。また,実務研修のほか,公務員としてのモラルや倫理観など,法令遵守の意識を向
上するための啓発等に取り組みます。
また,適材適所の人事配置や公正公平な人事評価制度の運用により,職責や能力等に応じ
て達成感を実感できる人事制度の構築を目指します。
なお,平成25年3月を目途に策定する「第二期調布市人材育成基本方針」には,「不適
正な事務処理に係る再発防止に向けた取組」における各種研修の実施や職場環境の向上の取
組等を位置付け実施します。
⑸
各部
部内各課の一層の連携の推進を目指し,部内会による情報共有を図るとともに,各部の
事務分掌に応じた職場内研修(OJT)を実施します。
各部に(仮称)各部会計事務等推進連絡会を設置し,部内における会計事務等を担当する
職員の連携により,会計事務等の執行に当たっての相談等の相互支援を行います。
⑹
所属長
新規管理職,係長職昇任者及び庶務担当者を実務研修に派遣するとともに,所属全職員を
対象に,上記内容による職場内研修(OJT)を実施します。
円滑な業務の進行管理,人事管理等に留意し,適切な事務分担に資するとともに,報告や
相談をしやすい職場づくりを推進します。
また,「チェック表」の活用に当たっては,複数の職員によるチェックを徹底するととも
に,FASTを積極的に活用し,会計事務等の執行状況を把握します。
⑺
職員
ア
法令遵守の再確認
職員は,地方公務員法に定められている服務の根本基準である「職員は,全体の奉仕者
として公共の利益のために勤務し,且つ,職務の遂行に当っては,全力を挙げてこれに専
念しなければならない。
」,また,職務を遂行するに当たっては,法令及び上司の職務上の
命令に従う義務があること,職の信用を傷つけ,又は職員の職全体の不名誉となる行為を
禁止する「信用失墜行為の禁止」など,服務に関する基本的な原則を一人一人が再確認し
ます。
イ
会計事務等の実務能力の向上
会計処理に関する事務をはじめ,契約,財務など,実務処理能力の向上について,積極
的な実務研修の受講はもとより,職場研修(OJT)への参加や日常業務を通して,主体
的に実務能力の習得に努めていきます。
ウ
上司,同僚への報告,連絡,相談の実施
職員は,担当業務における進捗状況の報告や課題等への対応の相談,健康上の相談など,
一人で抱え込むことがないよう,上司や職場の同僚等への日常的な報告,連絡,相談を行
うことを心掛けます。
11
⑻
再発防止対策の進行管理
総務課及び会計事務管理委員会において,会計事務処理に関する再発防止対策の全庁的な
取組状況を把握し,より効果的,効率的な対策の実施に向けた助言等を行ないます。
《進行管理等のイメージ図》
再発防止対策の取組
市民・議会
公表・報告
市
会計管理者
各
部
■部内会等を通した情報共有等
■職場研修(OJT)の実施
■庶務担当事務指導員の指定
長
報告
管
理
職
■業務の進行管理,人事管理等
■「チェック表」,FASTの活用
※複数職員によるチェックの徹底
■職場研修(OJT)の実施
■報告・相談がしやすい職場づくり
■円滑な業務の進行管理,人事管理及び適切
な事務分担
会計事務管理委員会
報
報告・助言等
告
職
員
■業務の報告,連絡,相談
■会計処理実務等の事務処理スキルの向上
■職場研修(OJT)の実施,参加
■正確・的確な職務遂行
■法令遵守の意義や重要性の認識
各部,管理職,職員
総
務
課
依頼
■再発防止対策の各部進捗状況の把
握,公表,助言等
報告
報告・助言等
会計課・契約課・検査担当・財政課
■会計事務説明会,出前講座
■契約事務説明会,出前講座
■(仮称)会計事務専門員による助言等
■市政経営方針説明会,予算編成通知
人
事
課
■新任管理職,新任係長職事務研修
■新任職員研修
■職場研修推進委員会
■人材育成
(各種研修の充実,人事配置,人事評価等)
各部,管理職,職員
12
《再発防止対策の実施状況確認表》
講:講師
受:受講
〇:実施主体
講
講
3
中堅職員実務研修
講
講
講
4
新任係長職実務研修
講
講
5
係長実務研修(偶数年)
講
6
新任管理職実務研修
7
管理職実務研修(奇数年)
8
庶務担当者実務研修
9
臨時・嘱託職員研修
11 会計事務処理の出前講座
受
職員
講
〇
管理職
講
〇
各課
新任研修
職場研修による実務研修
講
各部
2
契約課
法令遵守,会計実務研修
実施時期
受
平成 24 年7月
講
受
毎年4月
講
講
受
上半期
講
講
講
受
毎年4月
講
講
講
講
受
隔年
講
講
講
講
講
受
毎年4月
講
講
講
講
受
隔年
講
講
講
〇
講
務
適正な事務処理及び法令遵守の徹底に向けた取組
1
10
講
人事課
財政課
検査担当
総務課
会計課
再発防止の取組
担当部署
講
受
4・5 月
受
採用時
〇
受
受
随時
〇
受
受
随時
会計事務におけるチェック体制等の再発防止の取組
12
検査体制の強化
13
印刷物などの納品確認の徹底
〇
○
〇
随時
14
支払事務遂行上の管理・監督
〇
〇
〇
随時
〇
○
〇
随時
〇
〇
〇
随時
〇
〇
〇
随時
15
「チェック表」等によるチ
ェックの実施・支援
16 請求書等の支出関係書類の
管理方法の見直し
〇
○
17
公金口座の管理,確認の徹底
18
会計管理者による調査
〇
19
会計事務処理マニュアル作成
〇
20
(仮称)各部会計事務等推
進連絡会の開催等
21 (仮称)会計事務等推進連
絡会の開催等
22 (仮称)会計事務等推進専
門員の配置
23 再発防止対策の取組状況の
取りまとめ,公表等
平成24年8月
随時
〇
○
○
○
〇
〇
随時
随時
随時
○
○
毎年4月
毎年
13
14
《参考資料》
1
「チェック表」
①参考シート
②印刷製本(印刷製本費及び委託料)
③車両関係費(多摩あ
④施設管理費
2
通帳チェックの仕方
15
11-11)
16
資料1 - ①
(参考シート)
NO
1
2
3
4
5
6
7
24年度
契約番号
契約件名
債権者
契約依頼
年月日
契約
締結日
契約
納期
支払
態様
支払総額
(税込)
納品書
提出日
検査
合格日
請求書
提出日
支払期限
命令書
起票日
伝票No.
起票
担当者
庶務担当
係長確認
支払日
負担行為書
返却日
備 考
資料1 - ②
印刷製本(印刷製本費及び委託料)
NO
契約件名
1
●●の手引きの印刷
2
○○活動の報告
3
△△計画書
24年度
契約番号
10000
債権者
××印刷株式会社
契約
締結日
契約
納期
支払
態様
5/9
6/8
一括
④
⑤
⑥
支払総額
(税込)
成果物
157,500
●●の手引き
100冊
成果物
確 認
納品書
提出日
検査
合格日
請求書
提出日
支払期限
命令書
起票日
伝票No.
庶務担当
係 長
支払日
負担行為書
返却日
××
6/8
6/8
6/12
7/12
6/12
10006
○○
△△
5/1
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
4
5
6
7
①
記入例
②
③
⑦
⑧
記入の仕方
⑧
成果物の内容を記入してください。
⑯
支出命令書と成果物を確認してから名前を記入してください。
⑨
成果物を確認した担当者名を記入してください。
⑰
支出命令書の支払希望日を記入してください。
② ⑩
納品書が提出(到着)された日を記入してください。
⑱
会計課から負担行為書が返却されたときに記入してください。
③
⑪
成果物が依頼したとおりの物かを確認し,検査合格となった日を記入してください。
⑫
請求書が提出(到着)された日を記入してください。
⑬
請求日から起算し支払期限を記入してください。
⑭
支出命令書を起票した日を記入してください。
⑮
支出命令書に印字されている伝票番号を記入してください。
①
④
当該年度に印刷製本を予定(予算計上)しているものを年度当初に記入しま
す。契約件名が決定した時に正しい件名を上書してください。
②~⑦は契約締結時に記入してください。
⑤
⑥
⑦
⑥の支払態様が分割の場合,行を挿入し「分割」と表示し,
⑦にはそれぞれの支払金額を記入してください。
資料1 - ③
車両関係費(多摩あ 11-11)
NO
24年度
契約
番号
契約件名
債権者
(支払先)
支払総額
(税込)
命令書
起票日
伝票No.
(支出命令書)
15,700
5/31
22222
支払期限
庶務担当
係 長
資金前渡
受領日
債権者
受渡日
精算書
起票日
伝票No.
(精算書)
庶務担当
係 長
負担行為書
返却日
××
6/11
6/11
6/11
11223
××
6/11
重量税(資金前渡で支払)
1
自動車重量税
○○自動車
車検手数料
1
車検手数料
点検手数料
1
支出命令書が起票されて
いるかを確認のうえ,名
前を記入してください。
6ヶ月点検手数料
精算書が起票されている
かを確認のうえ,名前を
記入してください。
※ 当該年度に予算計上している上記の項目を年度当初に記入します。契約がなされ契約件名が決定した時に正しい件名を上書してください。
NO
24年度
契約
番号
件 名
債権者
支払総額
(税込)
請求書
提出日
支払期限
命令書
起票日
伝票No.
庶務担当
係 長
支払日
負担行為書
返却日
ガソリン代(単価契約) ※複数台所有している場合は別途記載を
1
4月分燃料費
☐☐石油
2
5月分燃料費
☐☐石油
3
6月分燃料費
☐☐石油
4
7月分燃料費
☐☐石油
5
8月分燃料費
☐☐石油
6
9月分燃料費
7
10月分燃料費
年度当初に1年間
分の項目を記入し
てください。
☐☐石油
8
11月分燃料費
☐☐石油
9
12月分燃料費
☐☐石油
10
1月分燃料費
☐☐石油
11
2月分燃料費
☐☐石油
12
3月分燃料費
☐☐石油
☐☐石油
41,000
5/2
5/31
5/2
12345
××
●●
5/23
伝票起票がなされている
かを確認のうえ,名前を
記入してください。
資料1 - ③
車両関係費(多摩あ 11-11)
NO
24年度
契約
番号
件 名
債権者
契約
締結日
契約
納期
支払総額
(税込)
納品書
提出日
検査
合格日
請求書
提出日
支払期限
命令書
起票日
伝票No.
庶務担当
係 長
支払日
負担行為書
返却日
4/17
4/28
35,700
4/28
4/28
4/28
5/2
5/2
23456
○○
●●
5/17
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
修繕料
1
16100 車両修繕
××自動車
2
記入例
①
②
③
記入の仕方
①
⑪
支出命令書の起票日を記入してください。
②
⑫
支出命令書に印字されている伝票番号を記入してください。
③
⑬
支出命令書の起票がなされているかを確認のうえ,名前を記入してください。
⑭
支出命令書の支払希望日を記入してください。
会計課から負担行為書が返却されたときに記入してくださ
い。
④
契約依頼から起票した場合に記入してください。
契約締結時に記入してください。
⑤
⑮
⑥
⑦
⑧
それぞれ該当の日付を記入してください。
⑨
⑩ 請求日から起算し支払期限を記入してください。
資料1 - ④
○○施設管理費
NO
24年度
契約
番号
契約件名
債権者
請求書
到達予定日
支払総額
(税込)
支払日
(納期限)
命令書
起票日
伝票No.
(支出命令書)
庶務担当
係 長
資金前渡
受領日
引落日
引落
確認日
精算書
起票日
伝票No.
(精算書)
庶務担当
係長確認
負担行為書
返却日
5/23
2,357
6/8
5/25
12345
○○
6/7
6/8
6/8
6/8
22223
○○
6/12
水道料金
1
4・5月分上下水道料金
東京都水道局
2
6・7月分上下水道料金
東京都水道局
3
8・9月分上下水道料金
東京都水道局
4
10・11月分上下水道料金
東京都水道局
5
12・1月分上下水道料金
東京都水道局
6
2・3月分上下水道料金
東京都水道局
1
4月分電気料金
東京電力
2
5月分電気料金
東京電力
3
6月分電気料金
東京電力
4
7月分電気料金
東京電力
5
8月分電気料金
東京電力
6
9月分電気料金
東京電力
7
10月分電気料金
東京電力
8
11月分電気料金
東京電力
9
12月分電気料金
東京電力
10
1月分電気料金
東京電力
11
2月分電気料金
東京電力
12
3月分電気料金
東京電力
1
4月分ガス料金
東京ガス
2
5月分ガス料金
東京ガス
3
6月分ガス料金
東京ガス
4
7月分ガス料金
東京ガス
5
8月分ガス料金
東京ガス
6
9月分ガス料金
東京ガス
7
10月分ガス料金
東京ガス
8
11月分ガス料金
東京ガス
9
12月分ガス料金
東京ガス
10
1月分ガス料金
東京ガス
11
2月分ガス料金
東京ガス
12
3月分ガス料金
東京ガス
支出命令書が起票されて
いるかを確認のうえ,名
前を記入してください。
精算書が起票されている
かを確認のうえ,名前を
記入してください。
電気料金
4/28
3,587
5/10
5/2
11111
4/19
1,583
5/1
4/23
11112
契約
締結日
(発注日)
契約
納期
支払
態様
支払総額
(税込)
納品書
提出日
5/16
5/31
一括
157,500
●●
22225
○○
5/11
11112
××
5/2
ガス料金
NO
24年度
契約
番号
契約件名
債権者
検査
合格日
請求書
提出日
支払期限
命令書
起票日
伝票No.
庶務担当
係 長
支払日
負担行為書
返却日
5/31
6/5
6/5
7/4
6/5
○○
××
修繕料
1
10002 ●●広場ベンチ屋根修繕
2
※ 単価契約の場合は必要項目のみ記入してください。
○○工業株式会社
Q
C
【通帳チェックの仕方】
蓋逼預金¥劉堺.
一一
一
お取引内容
年月日
お支払金額(円)
差引残高(円)
お預り金額(円〉
*8,297
124-1-161水道
224-1.-16!水道
率4.,895
*21436
524--1-嘘水道
●●!
...、窯0
道道道道道道
氷水水水水水
q
S24-2垂l3; 謂 天 れ 豆 , 才 搾 涛
724-2-l4
824-2-l4
924-2−14
1024-2-14
1124−2-14
I蕊
│
叩
健i
富
②
}
*6,596
324-1-,職水.道
424-1-16;水道
1224-2-14
−
①譜10,964
1)701
*9,263
1,701
*7J562
2j436
*5,126
1,724
本3】402
1,701
.*1,701
1,701
率0
ヨ
■
bl■
■
の
。
13
1
4
1
●
■
●
●
1
5
.
●
1
1
1
8
7
6
.
.
.
印字されていない箇所に書き込みをしないでください。
19
12
22
32
4
2
2
0
.
①水道料金引落日の前日に合計額を入金します。
国差引残高を確認してください。未だ引落日が到来していない
口座振替予定額がある場合,差引残高は今回入金した金額と
合計額になりますので注意してください。
②入金日翌日に水道料金が引き落とされます。口座振替予定額ごとに引き
落とされますので,必ず確認してください。
⑧引き落とされた結果,差引残高が0円になっていることを確認します。
②と⑧が確認できたら所属長が確認し私印を押印します。
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