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2015年度運動方針

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2015年度運動方針
第 1 号議案
2015年度運動方針
はじめに
昨年の第 2 回定期大会で決めた「2014年度運動方針」では、
「事業再建と一時金をはじめとし
た労働諸条件の回復・改善」
「平和と生活を守る共同のとりくみ」
「仲間を増やし、みんなが参加
する労働組合」を取り組みの重点に掲げました。その中で、
「パート職員賃金・人事制度の 3 県
統一」「正規職員所定労働時間の 1 日7.5時間での統一」を実現することができました。また、
「働
くルールを守らせる取り組み」
「一時金の回復と 3 県統一」についても不十分さはありながらも
一歩前進しました。一方で、社会に目を向ければ、アメリカの戦争に日本が参戦するために日本
国憲法を踏みにじる「戦争法案(安保関連法案)
」を強行しようとする安倍政権に対する国民の
抗議と批判は日増しに高まっています。いま、
「私たちの国・日本」は、本当に大変な岐路に立っ
ています。こうしたなか開催される第 3 回定期大会の役割は、 1 年間の活動をしっかりと振り返
り、この先 1 年間の活動の基本方針を確立することです。
第 1 章 労使関係の転換と生協再生への展望
1 .経営危機はいったん回避される
2014年度の経営結果は、総供給高1770.6億円(前年比98.7%)
、経常剰余高35.5億円(前年比
+29.2億円)と大きく好転しました。これにより▲10.3億円の欠損金は解消され内部留保が14.6
億円積まれ、組合員への出資配当が出来る見込みとなりました。
しかし宅配・店舗ともに、来店者数(宅配は注文書発行枚数)が厳しい中、消費増税による点
単価のアップにより供給が一定確保できる状況によるもので、生協の支持が高まっているわけで
はありません。また経常剰余の大幅達成は、消費増税を織り込んだ荒利益の超過確保と、欠員に
よる人件費削減、そして徹底した経費削減による「骨まで削り、過密長時間労働によって生み出
された成果」です。今後の安定的な成長が見込めるものではなく、次期 3 ヵ年計画(中期経営計
画)で現状打開の道筋を明確にしていくことが必要です。
2015年度の供給高予算は1722億円(前年対比97.3%)
、経常剰余予算は17.4億円(前年対比▲1
8.1億円)と減収・減益予算で、決して楽観できる状況ではありません。
2 .労使関係の改善と秋闘・春闘交渉の到達点
2012年度に過去最悪の経営悪化(▲44億円の赤字)に陥り、一時金の大幅削減によって2013年
春闘は交渉の妥結ができず、2013年秋闘交渉は決裂し、労働組合は「理事会不信任」を表明し、
労使関係は最悪の状況となりました。
こうした状況の打開のために労働組合は2014年春闘で、職場の深刻な実態と職場労組員の声に
−1−
基づいて、①現場に「変化の実感」を作ること、②2016〜2018年にむけた現状打開の展望を示す
こと、③賃金・一時金回復への理事会のコミットメントを明らかにすることの 3 点を軸にして政
策問題トータルでの認識の一致を獲得目標に 5 回の団体交渉に望み、労使間の認識の基本的な一
致を確認して、 2 年ぶりに交渉が妥結しました。
そして2014年秋闘交渉の結果、シニアパート職員(現名称エスパート職員)をはじめとした一
時金制度のない職員も含めたすべての職員に「年度末一時金」が支給されました。さらに2015年
春闘では、10数年ぶりの「一時金上乗せ再回答」を勝ち取り、不十分な水準ながら、大幅に削減
され続けてきた一時金・処遇の回復が実行されました。処遇の回復と改善について土屋専務理事
は、「正規職員の基本給ベースアップは経営の責任であると認識しているが、確固とした経営の
基盤が出来たわけではなく賞与の改善を優先した。次期中計で安定的かつ継続的な剰余の改善が
できるように努力する中で検討したい。また、賞与は正規3.4ヶ月を早期に回復できるように、
またパートはこれを出発点に改善して行きたい。経営は、①現在ゼロの内部留保の積み立て、②
組合員への出資配当、③修繕や設備・新規事業への投資、④働くものの処遇改善にバランスをもっ
て取り組んでいく」と表明し、労使の一致点が形成されました。職場で起きているゆがみや矛盾
についても、これまでよりは踏み込んだ回答をおこない、労使間の一定の一致点がつくられまし
た。
こうした労使関係の改善のもと、 3 生協合同後も続く懸案事項であった「正規職員の所定労働
時間と一時金月数の 3 県統一」
「パート職員賃金・人事制度の 3 県統一」で、労使の合意が実現
しました。これは今後の生協再生と事業再建の土台となる歴史的到達点といえます。また、これ
まで有期雇用契約だったパート職員の事実上の完全無期雇用化の実施は全国的にも先進的・画期
的なものであるといえます。
3 .事業再建と運動の再生の道筋を
労働組合は2013年 7 月末に「ユーコープ再生への経営提言」を発表したのに続いて、
「第 2 期
提言プロジェクト」を2014年 6 月から10月に 4 回開催して「ユーコープ再生への羅針盤」を2015
年 1 月に発表しました。
そして今年は、現場が一致団結できる「2016年〜2018年の再生・成長策の確立」が決定的に重
要な年となります。理事会は、中計タスク(2014年10月〜2015年 9 月)で 1 期事業計画案を策定
し、職場意見交換会で討議したのち、2 期全体プラン策定(2015年 1 月〜 9 月)を行う方向です。
この 1 年間の労使関係改善の根底には、労働組合の「ユーコープ再生への経営提言」を理事会
が真正面から受け止め、政策上の一致点が大きく広がったことがあります。2014年10月の合同幹
部会で土屋専務理事は「一人ひとりの働き方を革新し、
新しいオンリーワンのユーコープを創る」
として、「①生協人として真に働くこと、②組合員拡大の更なる革新、③ユーコープオンリーワ
ンの価値の追求」を宣言しました。また2015年春闘交渉で土屋専務は、
「現時点の経営は現場の
皆さんの頑張りと生協組合員の支えで、高い到達点が築けた。現在策定中の次期 3 ヵ年計画でき
ちんとした軌道をつくっていくことが必要である。春闘要求の背景には生協再生への願いが込め
られていると実感している。労組からの提言を受け止めて、ともに心を一つにして改革を進めて
行きたい。」、「組織の展望だけでなく、働く一人ひとりの展望も大切であり、一緒に重ね合わせ
ながらユーコープの将来をデザインしていきたい。労働組合でまとめられました『ユーコープ再
生への経営提言』や『ユーコープ再生への羅針盤』も参考にさせていただきながらユーコープに
−2−
関わる全ての職員・パート職員が関わった第一次中期経営計画づくりを進めて参ります」と表明
しました。
2015年度事業方針でも、
「ユーコープ再生への経営提言」を先取りした内容(
「宅配事業での「単
増重視」から「純増重視」への転換。ナビゲーションシステムの見直しとコミュニケーションの
強化。利用継続強化。宅配MDの構築」
「店舗事業での拡大・利用促進部の創設」など)が計画
されており、労働組合としても高く評価することができます。
他方で、安倍政権の「憲法 9 条破壊、戦争する国づくりの強行」に反対する労使共同行動を労
働組合が強く呼びかけたのに対して理事会は、
「生協組合員には様々な立場・意見の人がいる」
ことなどを理由に「共同の行動はできない」と回答し、労使一致した行動には至っていません。
労働組合は、戦争法阻止とともに、2017年に予定されている消費税10%への増税、TPP参加、
原発再稼働などに反対し、安倍政権の暴走にストップをかける取り組みを生協として行なってい
くことが強く求められていると認識します。食とエネルギー、そして労働と命を地域で自給再生
産するビジョンを生協、
労働運動が広範な共同で一致点を広げ、
切り開いていきたいと考えます。
第 2 章 賃金・労働諸条件の到達点
1 .賃金・一時金の回復・改善
( 1 )2014年度冬季一時金と年度末手当
労働組合は2014年秋闘で、一時金の現状と回復についての2014年春闘協定と上期経常剰余の予
算大幅超過を受け冬季一時金の上乗せを要求しましが、理事会は「労働組合の要求は真摯に受け
止めるが、現時点では上乗せの判断はできない」との態度を変えず、12月10日支給の冬季一時金
は、春の協定どおりの内容となりました。しかし労働組合が、中央委員会で「正規職員・パート
職員・福祉専任職員への前年度水準を上回る年度末一時金支給の約束」
「シニアパートなど、一
時金制度のない職員への特別手当支給の約束」を妥結条件としたことから理事会は、
「 1 月度の
結果を踏まえ、2015年 2 月27日に経営の強い意思として支給できるようにしたい。水準について
は、2013年度末特別手当として2014年 4 月27日に支給した特別手当の水準を上回るようにしたい」
「今期、欠損金の多くが解消できる見込みのもと、今年度については、一時金制度のないすべて
の職員に何らかの支給ができるか検討したい」と表明し妥結しました。
そして理事会は 1 月30日、
「年度末特別手当」として、正規職員0.2ヶ月相当額、福祉専任職員
20,000円、パート職員12,000円、
一時金制度のない職員5,000円を支給すると提示し、
労働組合は、
秋闘協定を遵守していると判断して合意しました。
( 2 )2015年度一時金
2014年春闘で労働組合は、
2015年度の一時金について「正規職員=年間2.7ヶ月」
「パート職員・
シニアパート職員・登録パート職員・パート店長=年間 2 ヶ月」を要求しまました。これに対し
理事会は、「正規職員=年間1.8ヶ月」
「パート職員=年間0.2ヶ月」を回答しました。これに対し
て労働組合は、以下のとおり上乗せ再回答を強く求める交渉方針を決めて団体交渉にのぞみまし
た。
−3−
◎交渉方針=理事会は、基本給ベースアップ要求に対して「まずは賞与の回復を優先」と回
答しています。一時金の回復とは、
「3.4ヶ月への回復」が再三確認してきた理事会の約束
です。労働組合の今回の要求は、3.4ヶ月への回復ではなく、2013年度に「債務超過」
「倒
産の危機」という状況のもとで、緊急避難的に前年比▲ 1 ヶ月という「日々の生活も立ち
行かない」水準にまで減らされたものを、
「少なくとも2012年度の水準に戻してほしい」
というものです。理事会は、回答書の「はじめに」で、「2014年度は 1 月度終了時点で経
常剰余18.3億円(予算差+19.6億円)となりました。経常剰余予算の超過により累積欠損
金の解消が見通せる状況となり、法定準備金を積み立てることのできる可能性も大きくな
りました」と述べています。そうであれば、一時金月数を、緊急避難的に 1 ヶ月減額する
前の2012年度の水準に限りなく近づけるのが、働くものへの理事会の責任です。上乗せ再
回答を強く求めます。
第 1 回団交で理事会は「組合の要求に全部応えると、およそ15億円かかる。出された要求は率
直に受け止めるし、労働に対する対価は経営の責任だ。しかし、経営体力を超える配分はできな
い」として再回答を拒否する姿勢を示しましたが、労働組合は 3 回の団交を経た後の中央委員会
で、下記の 2 点を妥結基準として決定しました。
◎妥結基準=①パート職員の一時金については、少なくとも、前年比で大幅減となる静岡エ
リア・山梨エリアのパート職員の減少幅を縮小させる再回答を勝ち取ることを妥結条件と
する。夏季一時金が現行制度( 7 月10日の支給日には旧制度となる)の基準内時給を基準
とすることから、静岡エリア・山梨エリアのパート職員だけの再回答となることも想定す
る。②正規職員の一時金については、少なくとも「2014年度末特別手当」を含めた2014年
度一時金月数1.9ヵ月以上の再回答を勝ち取ることを妥結基準とする。
そして第 4 回団交で理事会は、下記の再回答を表明しました。労組交渉団は、理事会の再回答
が妥結基準に合致しているため、
妥結を表明しました。一時金の上乗せ再回答を勝ち取ったのは、
21世紀になって初めてのことでした。
◎理事会再回答(妥結内容) ①正規職員=年間2.0ヶ月、②パート店長=年間1.1ヶ月、③
神奈川県内事業所の一般パート職員・キャリアパート職員=年間0.2ヶ月(夏季0.1ヶ月・
冬季0.1ヶ月)
、
④静岡県内事業所の一般パート職員・キャリアパート職員=年間0.6ヶ月(夏
季0.5ヶ月・冬季0.1ヶ月)、⑤山梨県内事業所の一般パート職員・キャリアパート職員=
年間0.4ヶ月(夏季0.3ヶ月・冬季0.1ヶ月)
、⑥福祉専任職員=年間1.0ヶ月
( 3 )正規職員ベースアップ要求
労働組合は2015年春闘で、現行の役割等級制度になって初めて4,000円の基本給ベースアップ
を要求しました。理事会は、
「まずは賞与の回復を優先」として受け入れませんでしたが、最終
団交で、
「労働組合が要求をかかげていることについては理解できる。理事会としてもベースアッ
−4−
プは理事会の責任で実施すべきものとの認識している。供給高あるいは利用組合員が伸長し、継
続的・安定的に経常剰余が確保できる経営構造をつくりあげ次期中期経営計画での経営到達点を
ふまえ検討したい」と表明しました。
2 .パート職員賃金・人事制度の 3 県統一
2014年 9 月20日に次期パート人事制度の修正案の申し入れがありました。2011年の申し入れは
労使の見解が大きく違ったために合意に至らず、理事会の再申し入れとなっていました。労働組
合はパート職員の欠員が続いている状況を改善させるためにパート人件費総額を上げさせるこ
と、 3 県を統一することで団結を強めることを基本視点に交渉方針案を分会討議にかけ、圧倒的
多数の賛成を得て一部補強して12月12日の中央執行委員会で決定しました。
第 1 回交渉を12月22日に労組執行部で行い、第 2 回 2 月 3 日神奈川会場、第 3 回 2 月27日山梨
会場、第 4 回 3 月 7 日静岡会場、第 5 回 3 月11日神奈川会場の 5 回のべ166人の参加で交渉を行
いました。交渉の結果、方針通りに一時金制度は継続、経験時給の調整時給は取り崩さない、し
ずおか、やまなしの基本時給引き上げ、供給(配送)パートの職種時給引き上げ、瀬谷工場加工
の職種時給支給、その他手当部分も改善させることができ、パート人件費総額も引き上げること
ができました。
この結果を 3 月13日の中央執行委員会に報告し、妥結の判断を行いました。強い要求であった登
録パート職員制度をなくし一般パート職員に統一することや定年延シニアパート職員に経験時給の
支給は実現できず課題が残りました。退職金制度から退職慰労金制度への移行や一部手当の引き
下げ、経験時給の上限の引き下げなどもありますが全体としてはパート職員の処遇が上がります。
4 月15日から 1 週間行った全員投票では93.7%の承認を得ることができました。 6 月21日から
3 県統一の新賃金制度へ移行されます。今後はパート職員の基本時給は県内最低賃金を上回る金
額にする、ということが今回申し入れの重要な部分です。基準内時給でも最低賃金に追いつかず、
調整時給をつけて対応してきたかながわのパート職員の矛盾はようやく解消されます。
キャリアパート職員の契約職員制への移行は2016年 6 月21日導入をめざして申し入れが行われ
る予定です。また、
定年延長についてはパート職員だけでも先行導入できるように申し入れを行っ
ていきます。
3 .パート職員の無期雇用化を実現
これまで労働組合が20年にわたって要求し続けた「パート職員などの無期雇用」がついに実現
しました。2013年春闘でも労働組合は、「パート職員、登録パート職員、アルバイト職員につい
てただちに期限の定めのない雇用にすること」を要求しましたが、理事会は「現行通りパート職
員は 1 年契約、登録パート職員、アルバイト職員は 6 ヶ月契約とします。その他シニアパート職
員、ナイトマネジャーを含め現行の有期雇用契約を直ちに見直す考えはありません」と回答して
いました。
しかし労働契約法の改定で、
「有期労働契約が通算で 5 年を超えて反復更新された場合は、労
働者の申込みにより、無期労働契約に転換する」ことが2018年 4 月に義務化される状況のもと、
2014年春闘では「無期労働契約に転換できるルールの導入について理事会は、法律で義務化され
−5−
る2018年 4 月 1 日を待たず実施する。実務的に2015年 6 月21日の契約更新から実施できるか否か
について検討する」との協定を締結しました。
2014年春闘協定はあくまで、
「法律の前倒し実施の検討」の範囲内でしたが、そのご理事会は、
本人が有期雇用を希望しない限り採用時から無期雇用とする事実上の「完全無期雇用」とする判
断をおこない、一般パート・キャリアパートは2015年 6 月21日から、登録パートなどその他のパー
ト職員は2016年 3 月21日から無期雇用に移行することが決まりました。このことは、長年にわた
る全国の労働者・労働組合の運動が法律を前向きに変えさせ、採用困難な雇用情勢の影響もあっ
て、理事会が歴史的決断をしたものと言えます。
4 .正規職員所定労働時間「 7 時間30分」で統一
正規職員の所定労働時間は、2013年 3 月の 3 県合同後も、
「 8 時間での統一」を主張する理事
会と「 7 時間30分」での統一を主張する労組が一致せず、山梨県内事業所だけが 8 時間労働の状
態が続いています。労働組合は昨年の定期大会で「一つの生協の中で、全体の 3 %未満の労働者
だけが毎日30分長い所定労働時間となっている状況は看過できず、法的な対応も検討し、 1 日も
早い 7 時間30分での統一をめざす」との方針をあらためて決定し、2014年秋闘で「 7 時間30分で
の早期統一」を要求。最終交渉で「正規職員の 1 日所定労働時間を2015年 9 月21日から 7 時間30
分に統一する」ことを理事会に決断させました。
5 . 65歳以降雇用継続へシニアアルバイト制度導入
理事会と労働組合は2014年 8 月、
「65歳の雇い止めを迎えたシニアパート職員について、業務
上の必要にもとづく事業所長の判断により、雇い止め日翌日よりシニアアルバイト職員として再
雇用する」制度を 9 月21日から暫定導入することで合意し、その後2015年 3 月21日から正式の制
度として導入されました。労組は2014年春闘で、
「65歳に達したシニアパートでも本人の希望と
事業所の都合が合えば雇用延長をすること」を要求していました。制度の内容は、
「業務上の必
要性が条件」という不十分なものですが、65歳以降の雇用継続への前進と言えます。
6 .労働実態・職場環境の是正
( 1 )パート職員の週契約時間遵守
2014年秋闘で、
「パート職員の業務の都合での早上がり指示」
「恒常的な残業発生」の是正を求
め、下記の諸点を理事会に約束させました。
①週契約時間を守ることが原則。
②単日で±10%の範囲内で変更はあるが、
週契約時間を守ることを大原則とし、
イレギュラー
があっても月度内で契約時間を守ることがルール。
③契約時間どおりのシフトを組むことが基本。
④出勤日当日に、契約時間より早い退勤を指示することは禁止。
⑤労働実態が契約時間を超えている場合は、契約を変更する。
−6−
( 2 )宅配センター正規職員有給休暇取得
2014年秋闘で労働組合が、
「2014年春闘協定に反して『63%を超える日数の有休申請・取得計
画を出すと却下される』センターが複数存在する」と指摘したことに対して理事会は、
「一部セ
ンターで協定通りの運用が不十分であるとのご指摘につきましては否定できません。今回のご指
摘につきまして、率直に受け止め、改めて全センターに有給休暇取得の考え方について周知徹底
し、業務上やむを得ない場合を除いて希望日に取得できるようにいたします」として、是正を約
束しました。
( 3 )宅配センター供給担当の昼休憩取得
2014年秋闘で労働組合が、
「宅配センター供給担当の正規職員・パート職員が昼食休憩を 1 時
間(パート職員は45分)取れるコース組みおよび運営となるよう改善すること」を要求し、交渉
の結果、下記の点を確認しました。しかし、
「30分以下のコマをなくす」ことは2014年度中には
実現できず、今年 5 月の宅配労使協議会で理事会(宅配運営部)は、
「2015年度中にゼロにする」
計画を示しました。
①就業規則通り、正規職員60分、 6 時間パート職員45分休憩を取得することは、コンプライ
アンス上も、労働安全衛生上も、当然のことである。
②とりわけ、昼休憩が30分以下のコマが存在することは由々しき問題であり、理事会は2014
年度下期中に改善する。
( 4 )賃金不払い労働・サービス残業の根絶
2014年秋闘で労働組合は、
「少なくない職場で労働基準法違反の賃金不払い労働・サービス残
業が発生している。その要因の一つとして、36協定遵守の一面的強調が36協定の上限時間を超え
る残業を隠す(=不払い労働)ことにつながっている。このようなことは言うまでもなく、①36
協定を超える残業をさせている、②賃金を支払っていない――という二重の労基法違反であり、
ただちに是正することを求めました。交渉の結果、下記の諸点を確認しました。しかし2015年春
以降も、
「36協定違反を隠す=不払い労働」
の実態が複数の事業所の労組員から指摘されています。
①理事会と労働組合は、賃金不払い労働・サービス残業の原因の一つに「36協定遵守の一面
的強調と受け取られる実態」があり、そのことが「36協定の上限時間を超える残業を隠す」
ことにつながる一面があるとの認識で一致した。
②宅配事業本部では、「労働時間の適正把握について」という人事部長名の文書をセンター
長会で配布し、労働時間の適正な把握・でたらめな勤怠管理と監督署の査察・労働各法違
反により生ずるリスク等について学習したが、その内容がセンター長止まりになっていた
ことから、理事会はあらためて正規職員会およびパート職員会の場で全職員に周知する。
③店舗においては、青果担当者・店長・副店長等に長時間労働および不払い・サービス労働
(スキャン前・スキャン後の労働)
が発生している事例があることを理事会も認識しており、
「優先順位は、第一に不払労働の根絶、第二に長時間・過重労働の把握と是正、第三に36
協定の遵守である。36協定を守ろうとする余り表面上の数字のつじつまをあわせ不払い労
−7−
働と過重労働を隠すのは本末転倒である」との認識のもと、現場の実態把握と過重労働の
改善をおこなう。具体的な進め方等については、店舗定例労使協議会で協議する。賃金不
払い労働・サービス残業問題については引き続き労使協議をおこなう。
第 3 章 業態別の特徴と職場の状況
1 .宅配事業
( 1 )事業と職場の状況
①2014年度供給高は、1112億円(前年比102.5%、予算比101.4%)でした。純増の不足により、
利用人数は予算比99.2%と未達成でしたが、利用単価の上振れで供給高の予算達成ができまし
た。経常剰余高は37.7億円と、予算を8.7億円超過しました。
「組合員の声や願いを商品やサー
ビスの改善につなげる取り組み」が前進しつつあります。
一方、期末の注文書発行枚数は予算差▲12,265枚、共済の年間実績は予算比70.4%となってお
り、高い予算設定が労働強化につながっているのではないか、といった声も分会から寄せられ
ています。2015年度供給高予算は1108億円、前年比99.6%と微減の計画ですが、経常剰余予算
は39.1億円と前年差+1.4億円の増益予算となっています。単増重視から純増重視への方針転
換など、労働組合の「ユーコープ再生への経営提言」にも合致した政策上の変化も始まってい
ます。
②横浜北部センターが2014年 3 月、横浜瀬谷センターが2015年 3 月に移転しました。移転拡張に
伴い、横浜北部センターでは正規職員の不払い長時間労働が発生しました。主任体制の人員不
足もあり、有給休暇の取得も進みませんでした。宅配センターの移転拡張時におけるセンター
オペレーションの総括を理事会に求めていきます。
③おうちCO−OPの委託化コース割合は、かながわ77.2%、しずおか64.5%、やまなし57.4%、
3 エリア計で71.4%となっています。委託配送会社は労働条件が厳しく、離職率の高い状態が
続いています。委託の仲間からは、直雇用コースのしわ寄せが委託コースに押し付けられてい
る、との声もあがっています。おうちCO−OPで一緒に働く仲間として、直雇用と委託労働
者の健全な関係の構築が求められています。
④夕食宅配マイシィは2014年度、 7 センターが新規に稼働し、 3 県27センターの稼働となりまし
た。しかし、新規利用者の受け入れに見合っただけの、マイシィスタッフの採用が進んでいま
せん。横浜新山下センターと横浜北部センターでは、夕食宅配業務を配送会社に委託化してい
ます。
( 2 )労使協議の状況
①正規職員の有給休暇取得率 2014春闘では、宅配正規職員の有給休暇取得について、2008年度
実績の63.6%を上回る年間取得計画を個人別に作成することや、計画と実績を見やすい場所に
掲示することを確認しました。その後の定例労使協議会において、取得の進捗状況を点検しま
した。正規職員の2014年度取得実績は、かながわ63.3%、しずおか72.8%、やまなし71.8%、
−8−
3 エリア計で67.7%となりました。2012年度の40.9%、2013年度の51.0%に比べても、正規職
員の有給休暇取得率は全体として、大きな改善を図ることができました。
②昼休憩取得問題 2014秋闘では、昼休憩の取得が30分以下のコースについて、2014年度下期中
に改善することを確認しました。有給休暇取得同様、昼休憩についても定例労使協議会におい
て、改善の進捗状況を点検しました。2014年度末、昼休憩30分以下のコース割合は、20.2%と
なりました。10月 2 週から11月 1 週の34.3%に比べれば改善はしましたが、秋闘終了直後の12
月 1 週から 1 月 3 週の26.4%%に比べると6.2ポイントの改善にとどまりました。労使協定を
遵守し、早急に改善をするよう、求めていきます。
③ナビゲーションシステム問題 ナビゲーション労使協議会を、2014年 6 月と 9 月、2015年 2 月
の計 3 回、開催しました。第 1 回、
第 2 回のナビゲーション労使協議会と運営部によるセンター
長グループ討議を経て、
2014年12月 2 週から全コースの固定化が実施されました。2015年度も、
沼津センター以外は固定コース運用となりました。労働組合が職場の要求にもとづいて改善要
求を行う中、
理事会も労働組合が指摘した問題点を認めざるを得なくなり、
固定コース化に至っ
た点は大きな成果でした。
ただし、理事会は、今後の方向性として、
「沼津センターでの自動コースの実験展開をすすめ
る中で、2016年度以降に自動コース運用が再開できるよう、後継機の導入検討も含め検証を進
める」と表明しています。必要に応じて、
ナビゲーション労使協議会の開催を求めていきます。
④12月31日営業問題 2014年12月31日は、2013年11月の合意に基づき、配送が実験的に実施され
ました。当日は、一斉定休日のまま、出勤者には35%割増を付けると同時に、パート職員は希
望就労とする等の条件のもと、営業しました。年明けの配送後アンケートと春闘分会を受け、
2015年 2 月に、
「何らかの手当てを付けること」などを条件に理事会申し入れを受け入れると
いう交渉方針を決定し、 2 月28日と 4 月25日の 2 回、労使交渉を行いました。
営業条件については前年度内に労使決着を図るという労使協定が存在しますが、理事会申し入
れが2014年 9 月という早い時期になされていること、2014年度からの継続協議であること、手
当問題の交渉はパート人事制度交渉終了後にならざるを得ないという時期的制約が発生したこ
と、の 3 つの理由から、年度を跨いだ交渉も可能であると、中央執行委員会は判断しました。
その後、 5 月 1 日の理事会再提案を受け、分会討議を行い、 6 月 5 日の中央執行委員会で交渉
方針を決定し、同日の労使交渉で妥結しました。
2015年度から、12月31日は一斉定休日ではなくなりますが、12月31日に配送するかどうかは、
理事会が、その年のカレンダーめぐりで決めることになります。12月31日に配送した場合、 1
月 3 日は配送しません。2015年12月31日の結果を受け、再度労使協議を行います。
⑤冷蔵シッパー積み付け変更問題 3 月 4 週からしずおかエリアのみ、
冷蔵シッパーの納品方法が、
フタなし 7 段積みに変更になりました。配送車両への積込も、マニュアル上、最上段のみのフタ
掛けに変更されました。労働組合は、しずおかエリアで労組アンケートを実施し、定例労使協議
会では、そのアンケート結果をもとに、商品の品質管理に関する懸念が大きいことと、積込パー
トの作業負荷が大きくなっていることの 2 点を指摘しました。また、定例労使協議会に参加した
積込パート職員からは、前年の実験の時に出した意見・質問に対して何ら回答がないまま本格実
施に至った点は納得がいかない、との指摘もありました。冷蔵シッパーの積み付け変更について
は、かながわ、やまなしエリアでも12月から計画されており、また、青果についても同様の変更
が同時期に予定されています。引き続き定例労使協議会において協議を行います。
−9−
( 3 )宅配支部の取り組み
①定例労使協議会 宅配定例労使協議会は、神奈川会場で 4 回、静岡会場で 3 回、山梨会場で 1
回、合計 8 回開催しました。神奈川会場の時には、定例労使協議会後に型別労働安全衛生委員
会を開催しました。協議結果は、
「宅配支部ニュース」で各分会にお知らせしました。
②座間セットセンター見学 9 月 6 日、宅配定例労使協議会前に23人が参加して、座間セットセ
ンターの見学を実施しました。参加者からは、
「職人技に感心」
「私たちに届くまでの苦労がわ
かった」などの声が寄せられました。
2 .店舗事業
( 1 )事業と職場の状況
①2014年度供給高659.1億円(前年比92.8%)
、経常剰余▲25.7億円(前年差10.8億円の改善、予
算差7.6億円)と改善しました。2015年度予算は、供給高615億、経常剰余は▲27億円の赤字予
算です。2015年度は店舗の来店者数の減少に歯止めをかけるための施策の一つとして、店舗拡
大グループを店舗配置し、店舗近隣(500m圏内)へ積極的に店外営業を行う事で、店舗利用
休止組合員・店舗未利用者組合員への来店を促し、店舗利用組合員を拡大します。
②赤字店舗克服方針に基づき、2014年度閉店提起店舗17店舗のうち 9 店舗が、 3 月20日 5 店舗、
4 月20日 4 店舗が閉店しました。閉店店舗パート職員117名の内、継続雇用されたパート職員
は27名、やむなく退職されたパート職員は109名でした。
「閉店店舗の正規職員の異動先事業所
における直後の出勤日について、本人の申し出に基づき、配慮(休息等)すること。ユーコー
プ内の他事業所に異動するパート職員・当該店舗で閉店日まで勤務し、退職するパート職員を
対象に記念の品を進呈すること」
を確認しました。2014年度直接剰余が黒字となった 3 店舗
(野
庭店、寺尾台店、白山道店)は2013年度及び2014年度と 2 年連続で黒字となり閉店提起店舗か
ら除外されました。2015年度閉店提起10店舗(H座間店、H相模大野店、衣笠店、和泉店、岩
戸店、大豆戸店、高洲店、緑ヶ丘店、三園平店、ちづか店)です。理事会は、閉店提起店舗及
び閉店対象店舗の取り組みとして赤字克服方針に基づき、閉店回避にむけた取り組みを行うと
しています。
③小型店(岡崎店、玉縄店、菅店)のフロンガス排出抑制法の対応と一部設備更新と売場レイア
ウト変更をエリアトレーナーが中心になって行ってきました。あまり経費をかけない改装では
ありますが、売れ筋商品を増やす商品構成に変更することで凝縮された売場となり、買い上げ
点数がアップしています。
④大中型店営業時間変更(短縮)が実施されました。閉店時間を 1 時間短縮店舗は、かながわエ
リア 2 店舗(茅ヶ崎高田店、柳島店)
、しずおかエリア 6 店舗(八千代店、緑ヶ丘店、三園平店、
高洲店、富塚店、さんじの店)
、30分短縮店舗は、かながわエリア 1 店舗(洋光台店)です。
⑤共済の取り組み 秋闘交渉で共済推進上の問題点として、
「
『利益』が『組合員へのお役立ち』
に優先されかねない実情」
、
「無理な加入や、共済の取り組みが原因で来店者が減少する事例」、
「パートの退職の理由に共済の取り組みがある実態」、
「11月終了時点での共済計画と実績の大
幅な乖離の発生」を佐藤常務は認め、内包している諸問題、店長、パート職員の取り組みに対
する意見、来店される組合員の声等を踏まえ、あまりにもかけ離れたものとならないよう店長
との目線あわせを丁寧に行い、納得感の持てる「共済推進の取り組み」を構築し、共済推進、
−10−
計画達成に向けては、
「本部は店舗・店長を支援、サポートする」立場で日常的なコミュニケー
ションを深め店舗の掲げた計画達成にむけた一体的な取り組みを進める等の改善策を執行して
いくことを約束しました。
⑥採用困難が続き、パート人員不足に対応するために、10月から約30名の本部職員の緊急応援や
店舗支援・店舗推進、シニアアルバイト職員の導入などで対応しました。労務確保問題は事業
上の重大問題となっております。また、相次ぐ閉店と本部人員削減により、正規職員の雇用の
場は狭まり、店舗運営部所属の店舗支援G所属職員は、80名を超えています。春闘では店舗支
援G・応援職員の懇談会を開催しました。
( 2 )労使協議の状況
①不払い労働解消 正規職員(副店長と青果部門)に店舗事業本部より不払い労働について、
のアンケートを行い、対象者に別途面接を行いました。結果、サービス残業に関する面接希望
者19名に面接を実施し 6 名の不払い労働の遡り支給しました。青果部門の体制と長時間労働に
ついては、抜本的な対策を盛田部長直轄で取り組むことを確認しました。
②ドラック部門閉鎖問題 かながわエリアのハーモス深谷店( 9 /20)
・竹山店(10/20)の
ドラック部門は部門閉鎖することになり、
ドラック部門既存店は東戸塚駅前店のみとなります。
労使で確認したパート退職条件(退職金係数1.2+基準内時給 4 週間+ 4 週間+86,000円。閉
鎖日まで勤務者は+ 1 週間)が適用されます。
③ベーカリー部門閉鎖問題 2015年度はベーカリー部門の閉鎖は行わない。なお、2016年度以
降の方向性については次期中期計画の中で検討を進めます。
④しずおかエリアの中型店舗の年始営業(営業日・営業時間)2015年度は現行どおりと理事会は
考え方を示しました。なお、2016年度以降の方向性については、次期中期計画の中で検討を進
めます。
⑤定例労使協議会は 8 回(うち 3 回は小型店合同)開催し、延べ60人が参加をしました。労災の
共有化、店舗の問題点など職場から参加をした協議委員と店舗運営部と話し合い、共有しまし
た。労組は、協議会結果を掲載したニュースを発行し各職場へ配布しました。2015年度の全て
の定例労使協議会に佐藤店舗事業本部長が参加されます。
3 .福祉事業
( 1 )事業の現状
2015年度介護報酬改定内容は、業界全体平均△2.27%の引き下げとなり、ユーコープにおいて
も大幅な減益となる状況です。今回の改定は、利用者自己負担額の引き上げや、予防訪問介護と
予防通所介護事業の総合支援事業への移行等、事業者・働く者・利用者の 3 者にとってマイナス
となり、今後の介護事業の展望が見えない状況です。
( 2 )職員の処遇と労働状況
①福祉専任職員の一時金は年間 1 か月+ 2 万円を要求、制度改定・介護報酬引き下げで厳しい経
営状況が予想される中で、昨年実績1.0ケ月を確保したことは評価します。秋闘・年度末で再
度要求交渉を行うことを確認しました。管理者である専任職員は、
ヘルパーの人員不足もあり、
−11−
有休や昼休憩がとれない、休日出勤や長時間労働など労働環境改善の声があがり、優先順位を
つけ改善の取り組みをしていくことを確認しました。
②ケアメイト職員(登録ヘルパー)の処遇改善として2015年春闘でも前年に引き続き「キャンセ
ル時の補償」について要求しました。前年の交渉後、キャンセル時の対応について、各事業所
の定例会などで書面にて周知されましたが、チラシまきに掛かる交通費支給など不徹底なこと
もあり、不満の原因になっていました。また「30分待機」についても意見が出され「見直しを
検討している」と回答を引き出しました。その結果、 4 月の定例会では「利用者宅訪問時の不
在対応」について変更点の説明があり、必ずしも30分待機しなくてもよくなりました。
③介護保険制度改定により報酬改定が実施され、2015年度処遇改善加算手当として、介護を担う
専任職員、パート職員、ケアメイトに 1 年間の期間限定ですが月額手当・基準時給として支給
されることになりました。
4 .瀬谷工場
( 1 )事業の状況
瀬谷工場はユーコープ事業連合解散にともない2015年 3 月21日から生活協同組合ユーコープ瀬
谷工場と組織変更となりました。同工場は建設から37年がたち老朽化していますが、全面建て替
えができる経営状況になく、2015年度は設備更新費用6000万円)のみが計画されています。瀬谷
工場では、「建物は古くても製品の品質と安全、労働者の安全のために」として 5 S活動を継続
して行っています。このことで経費削減や異物混入の削減など成果をあげています。
( 2 )慢性的な人員不足
人員不足が続くユーコープの中でも瀬谷工場はとりわけ人員不足が深刻で慢性化しています。
理事会は、2015年 3 月20日までとしていた畜産部門の派遣労働導入を 1 年間延長する申し入れを
行ってきました。採用困難手当の上限100円をつけても募集人数に達していない状態です。労働
組合は2013年から派遣労働導入を認めてきましたが、直雇用者をどう確保していくのかについて
理事会の認識に不十分さがあり、派遣労働延長を認める前提としてパート職員の退職理由の提示
や募集広告の出し方、パート職員への聞き取りや職場環境の改善など申し入れの補強文書を出さ
せました。派遣労働延長・シニアアルバイト制度導入、閉店店舗からの異動などによりキャリア
パートを中心とした長時間残業は是正されていますが、雇用確保は引き続きの課題です。また、
店舗閉店により水産部門の作業量が減り、畜産部門が増えている状況があり横断作業の検討も必
要になっています。
5 .本 部
2014年10月、店舗のパート人員不足に対応するために約30名の本部職員が緊急応援にはいりま
した。労働組合は店舗応援にはいる当該職員、削減された当該部署にヒヤリングを実施し、労働
負荷が過重になっていないかアンケート調査を実施しました。
経営改革 5 カ年プランの計画に沿って、本部正規職員の人員削減はすすんでいますが、一方で
業務委託や派遣など多様な雇用形態が混在する職場となっています。本部機能の見直しと(業務
−12−
内容・役割分担など)
、雇用確保が課題となります。
6 .コープデリバリー
( 1 )事業の状況
おうちCO-OPのセット事業を中心とする物流子会社のコープデリバリーは、2012年度に 4
年ぶりの黒字を実現した以降、2014年度まで 3 年連続で予算を上回る利益を確保しました。しか
し2014年度利益は、 8 %に引上げられた消費税負担が大きく影響して前年実績を大きく下回りま
した。
( 2 )パート社員の処遇と労働環境
①採用困難な状況が改善できず、現場からは有休休暇がとりにくい、指定休出勤が多い、ライン
の 2 ゾーン持ちが多く疲れが翌日まで取れないなど分会討議の中で切実な声が出されました。
労組は採用時給が県最低賃金では低すぎると引き上げを要求してきましたが、人件費原資が多
くかかることから実現できませんでした。
②秋闘で65歳定年後も働くことができるように制度を作ることを要求し、シニアアルバイト制度
として 3 月21日から導入させることができました。また、朝 5 時から 7 時までの時間帯手当を
朝 8 時までに拡大させることができたことも大きな前進です。
③アンケート集計から指や腕・腰・肩など治療をしながら作業を続けている人が多くいることが
わかり会社に実態調査を要求しました。調査は実現できませんでしたが、ダイナミックスポー
ツ講師を派遣しストレッチ指導を行うことを確認しました。米積み作業のひとり積み対策やラ
ジオ体操の未実施部門の実施、トイレの手拭ペーパー設置、休憩室のテレビ設置、現場の問題
など会社との協議や職場懇談会は労組員主体で改善させることができました。今後も職場の問
題は労使懇談会や協議会で早期に解決していくことが大切です。労組員参加で改善させること
ができました。
④パート社員雇用契約について労組は、ユーコープと同じ無条件無期雇用化を要求しましたが、
法律の範囲内の「2018年 4 月 1 日から本人希望により無期雇用契約に転換する」ことの確認に
とどまりました。ただ会社は、
「有期雇用契約の期間満了をもって雇い止めすることはしない」
「労働契約法が無期雇用義務付けの条件とする「有期雇用契約を反復更新し通算契約期間が 5
年に達した場合」を回避するために、通算契約期間が 5 年未満になるように契約更新回数を制
限することはしない」ことを約束しました。
( 3 )正規社員の処遇
2014年春闘では、一時金要求年間4.2ヶ月に対する一時回答年間3.0ヶ月に対して上乗せ再回答
を要求し、第 2 回団交で年間3.2ヶ月の再回答が提示され妥結しました。
「労組が冬季一時金上乗
せを要求した場合は、秋に再度交渉をおこなう」ことも確認しました。基本給ベースアップは実
現できませんでしたが、会社は「2016年度に経常剰余率 3 %を見通せたらベースアップを検討す
る」と表明しました。
−13−
7 .コープ水産
( 1 )事業の状況
2013年度に、かながわエリアでも水産インストア店舗の全面受託となってから 2 年が経ちまし
た。2015年度決算では前年実績(3775万)
・予算(700万)をいずれも大幅に超過する4314万円の
黒字となりました。しかし、店舗の閉鎖が同社の雇用問題にも直結しており、2014年度末の寿町
店の閉店によりコープ水産のパート社員も全員が退職になりました。ユーコープの店舗事業の縮
小は同社の事業規模も直接的に縮小させており、正規社員の雇用も含めて今後の経営に影を落と
しています。2015年度の供給高予算は前年比95.7%、経常剰余予算は前年実績大幅減の500万円
となっています。
( 2 )社員の処遇
①2014年度利益が予算を大幅に超過することが明らかになったことを受けて労働組合は「年度末
特別手当」の支給を要求し、正規社員・パート社員ともに0.2ヶ月分、学生アルバイトにも500
0円が支給されました。
②2015年春闘では、正社員一時金は年間2.8ヶ月、パート社員一時金は 0 ヶ月で妥結しましたが、
冬季一時金の上乗せについては年度見通しを待たずして判断をすることを確認しました。
③神奈川エリアの「複数店舗チーフ制」が当該社員に負担を強いていることの是正を2014年秋闘
で要求し、個店チーフの配置と係・担当の複数店舗への配置を確認しました。
④パート社員の無期雇用契約を、2016年 6 月16日からユーコープと同様に事実上の完全無期雇用
化すること、2015年 9 月16日から勤怠管理の 1 分単位導入も確認しました。
8 .コープ総合葬祭
( 1 )事業の状況
コープ総合葬祭は、神奈川県内生協の共同出資をうけ、葬祭事業を行っているユーコープの関
連会社です。少子高齢化の中で、直葬や家族葬が中心となり同社の減収が続いています。2014年
度も赤字決算( 3 期連続)
、社会全体の収入低下に加え、今後収支はより厳しくなることが予想
されます。
( 2 )専任職社員の処遇
①2015年度一時金は、前年実績年間0.7ヶ月から年間1.0ヶ月と前進しました。
②ユーコープ本体のパート職員の無期雇用化をふまえ、専任職社員の無期雇用化を2011年秋闘以
降要求していますが、2015年春闘でも会社は「経営状況が安定していない」として受け入れま
せんでした。引き続き要求していきます。
−14−
第 4 章 社会の動きと私たちの課題
1.
「戦争する国」へ暴走する安倍政権
安倍政権は、2013年12月「特定秘密保護法」を強行成立させました。そして2014年 7 月 1 日に
は「集団的自衛権行使を容認」する閣議決定を強行しました。一括関連法案(平和安全法制整備
法)を、 5 月11日の与党協議で正式合意し、 5 月14日閣議決定を経て、2015年通常国会で成立さ
せ、「戦争する国づくり」を着々と進めようとしています。この戦争法案については憲法学者の
大多数が「違憲」であるとの見解を示し、国民の半数以上がこの法案に反対の意志を示している
にもかかわらず、安倍政権は会期を 9 月27日まで95日間も延長して戦争法案を成立させようとし
ています。国民の意志を無視し、立憲主義をないがしろにする安倍政権の暴挙に対して、私たち
は明確に「NO!」を突き付けなければいけません。
2014年12月の沖縄県知事選挙で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対し仲井真知
事を破り知事となった翁長知事は、県民の総意として、安倍政権に対し辺野古基地建設に反対し
続けています。また、
2012年から普天間飛行場に導入された米軍の新型輸送機「オスプレイ」を、
新たに横田基地に配備することが米軍国防総省より発表されました。沖縄への配備以降、全国各
地で訓練飛行が実施されているが、さらに全国各地で運用され、日米連携が一層強化されること
になります。
安倍政権の暴走は、国民の意志を軽視したアメリカ追従の政策です。改憲を、閣議決定で強行
するのは民主主義を否定するものであり、憲法に基づく立憲主義をも否定するものです。戦後70
年を迎える今年、多くの犠牲を払って獲得し守り抜いた「日本国憲法」を政府に守らせ、暴走す
る安倍政権をストップさせる闘いが急務となっています。
また、ニューヨークの国連本部で開かれていた核不拡散条約(NPT)再検討会議は 5 月22日、
約 1 カ月にわたる議論の成果をまとめた最終文書を採択できないまま閉幕しました。中東を「非
核地帯」とする構想をめぐる加盟国の対立が解消せず、全会一致での文書採択に至りませんでし
た。会議の決裂は、停滞気味の核軍縮に悪影響を及ぼすおそれがあります。
2 .労働法制大改悪で、
「労働者が苦しむ国」へ
( 1 )労働者派遣法改悪
安倍内閣が今国会で成立をねらう労働法制の大改悪の最初の具体化となる労働者派遣法改悪案
は、2015年 3 月13日に「法案修正」を労働政策審議会も経ずに閣議決定し、 5 月12日の衆議院本
会議で審議に入りました。
今回の改悪案は、①派遣元に無期雇用されていれば期間制限をなくす、②労働組合から意見聴
取すれば受け入れ期間を際限なく延長できる、③別の部署に配置換えすれば、同じ人を使い続け
られるという正社員から派遣への置き換えがますます進む問題点があります。また、法律案段階
で附則に「施行日 9 月 1 日」と記されています。これは現行法で今年10月 1 日から実施すること
を義務付けている「違法派遣の直接雇用みなし規定」を実施させないという財界の強い意向を受
けた姑息な手段です。
−15−
( 2 )残業代ゼロ法
労働基準法の改悪案は労働時間の規制をなくし、残業代も深夜・休日手当ても払わず長時間働
かせる「残業代ゼロ」の労働を導入するものです。 4 月21日の参院厚生労働委員会では、労働時
間規制の適用を除外する「残業代ゼロ」の対象に有期雇用契約労働者も含まれることが明らかに
なりました。また、企業がお金を払えば退職させることができる「解雇金銭解決・解雇自由化」
の導入も目論まれています。
( 3 )改正パートタイム労働法
今年 4 月 1 日に施行された改正パートタイム労働法では、
「職務の内容や人材活用のしくみ・
運用などの面から正社員と同じと見なされる場合には、均等待遇(差別的取り扱いの禁止)
」と
されていますが、実際には正社員と同じような仕事をし、基幹的な業務を担っているにもかかわ
らず、職務の内容や人材活用のしくみによって、
「正社員と同じ」とは見なされず、差別的な待
遇を強いられている労働者が多数存在しています。
3 .最低賃金1000円以上の実現をめざす取り組み
( 1 )神奈川県最低賃金裁判
全国的な石井、徳岡裁判長への証人採用要請はがきや裁判所への直接要請が裁判長を動かし、
6 月 8 日の第20回裁判で、原告側が強く求めた 9 人の原告本人尋問と 4 人の専門家への尋問とい
う証人申請に対し、石井裁判長は、 4 人の原告本人尋問を認めました。
( 2 )最賃ステッカーアピール行動
最低賃金の大幅引き上げを実現するためユーコープ労組では、2014年 8 月に神奈川・山梨・静
岡の 3 県で「最賃ステッカーアピール行動」を行い、 3 県で約2000人が参加しました。 7 月に行
われたパート部会集会では、
「なぜ、最低賃金1000円以上を求めるのか?」について楽しく解り
やすい寸劇でアピールし、多くのパート職員の理解を得て、ステッカーアピールに全員が参加し
た事業所が増えました。各県の最低賃金は、山梨県は15円アップの721円、神奈川県が19円アッ
プの887円、静岡県が16円アップの765円に改定されました。
また、地方最低賃金審議委員の改選の今年度は、静岡・神奈川から労働者側委員に立候補しま
した。しかし今回も「連合」推薦者を独占任命する不当な結果でした。生協労連を含む全労連推
薦者を排除する不当な任命は47都道府県全てで続いていますが、大阪労働局は大阪府最低賃金審
議会の労働者委員への立候補者 6 名全員について初めて面談を行い、宮城県では、立候補したみ
やぎ生協労組書記長が労働局賃金室長と面談して意見陳述をしました。
( 3 )県別最低賃金を上回る時間給に
2011年秋にパート職員の基本時給830円を最低賃金が上回った神奈川では、その「逆転額」が5
7円とさらに拡大しました。労働組合は理事会に対して「かながわパート職員の基本時給を最低
賃金以上に引き上げる」ことを申し入れ労組交渉を行いましたが、理事会は「基準内時給が888
円を下回る職員を対象に差額を取り崩しのない調整給を支給する」を次期人事制度移行までの暫
定措置として回答しました。 6 月21日に移行する新制度は、県別最低賃金が基本時給を上回って
−16−
引き上がればベースアップとなるので、この矛盾は解消されます。
4 .消費税増税、社会保障削減でさらに生活は厳しく
安倍政権は国民の反対の声を踏みにじって、2014年 4 月 1 日から消費税率を 5 %から 8 %に引
き上げました。さらに2017年 4 月には10%に引き上げるとしています。
消費税は所得の低い人ほど負担が重くなり、増税によって貧困と格差の拡大をより一層深刻に
します。アベノミクスによって、賃上げが行われたのは一部の大企業だけであり、労働者の賃金
は22年間上がらないまま、増税と円安による物価高で実質賃金は下がっています。増税するにあ
たり政府は、「消費税増税分は全額社会保障に使われます」などとさかんに宣伝してきました。
しかし、社会保障の実態は、悪くなるばかりです(医療・介護の改悪、年金の引き下げ等)。
消費税が導入されてから26年で累計304兆円もの消費税が庶民から徴収されました。一方で、法
人 3 税で263兆円は減収しており、実態として、大企業減税の穴埋めと軍事費に消費税収が充て
られています。消費税は、
「輸出割戻税」制度や派遣社員を雇用することで消費税削減になる等、
大企業優遇の税制です。
国民に耐え難い大増税を押し付け、それをウソの宣伝でごまかそうという姿勢に、国民の怒り
は増しています。今こそ、消費税増税反対の声を大きく上げましょう。
5 .くらしを壊すTPP
日本政府は、日米首脳会談やアメリカ議会でのTPA(貿易促進権限)法案協議をはずみに 5
月末といわれる閣議会合での「大筋合意」をめざして、秘密交渉を続けています。しかし、
「紛
争解決」や「知的財産権」などで、多国籍企業の横暴が明白になり、各国で反対運動が起きてい
ます。また、安倍内閣の米を含む農産品での譲歩は、自らが掲げた「国益」を無視していると言
わざるを得ません。このまま交渉を続けると、農業や食の安全をはじめ、さまざまな分野で、国
民生活と地域経済へ大きな打撃を与えます。交渉は即刻止めるべきです。
6 .原発ゼロを目指す運動
2011年 3 月に起こった福島第一原発事故。発生から 4 年たった現在も、まだ15万人もの人が県
の内外で避難生活を続けています。福島第一原発事故の原因はいまだ解明されず、海洋へ流れ出
す汚染水は止まらず、事故収束には程遠く、先が見えない状況です。
国内に現存する54基の原発も事故が起これば福島と同じ状況が発生することは明白です。日本
中で原発廃炉・永久停止の運動が広がっており、福井地裁では2014年 5 月21日「大飯原発 3 ・ 4
号機運転差止請求」に対し人格権・環境権を認めた判決が、2015年 4 月15日「高浜原発 3 ・ 4 号
機の運転差止申し立て」に「万が一にも事故は起きてはいけない」という極めてまっとうな判決
が出されました。
静岡県にある浜岡原発の再稼働を許さず、廃炉を求める取り組みも「11.22ひまわり集会」が
4000人の参加で成功し、毎週金曜日の行動(金曜アクション)も継続的に行われ、
「浜岡原発の
再稼働を認めないで!静岡県一斉署名」活動と合わせ、世論を盛り上げています。
−17−
国民・県民の声と願いをいかした原発ゼロの実現を目指す、さらに大きな世論の高まりと国民
共同の運動が求められています。
7 .統一地方選挙の結果
( 1 )首長選挙
労働組合は中央執行委員会として、
神奈川県知事選挙と浜松市長選挙( 4 月12日投票)で、
ユー
コープ労組が加入する神奈川労連と静岡県評がそれぞれ推薦した候補者を推薦しました。神奈川
県知事選挙の結果は、過去最低の投票率(40.72%)の中でも、岡本はじめ候補(神奈川労連元
副議長)が66万5751票(23.3%)を獲得し、前回を大きく上回る健闘をしました。 3 期目をめざ
す現職の鈴木康友氏の無投票当選を阻止することとなった浜松市長選挙は、
「住み続けたい街・
浜松をつくるみんなの会」が擁立した嶋田博候補(西部地区労連議長)が68,007票(20.4%)を
獲得しましたが、及びませんでした。
( 2 )議員選挙
今回の統一選挙は投票率が軒並み過去最低を記録し、無投票当選者の割合も多いもとで、全体
として自民党が議席を増やしました。その一方で、
「戦争する国にさせない」と訴えた共産党が
道府県議選・政令市議選( 4 月12日投票)
、一般市町村議選( 4 月26日投票)のいずれでも大き
く議席を伸ばしました。自民・共産が議席を伸ばしたのに対して、民主党は大幅に議席を減らし
ました。
8 .争議支援
資生堂鎌倉工場で口紅の製造を請け負う(株)アンフィニは、資生堂からの減産通告をきっか
けに製造ラインで働く女性労働者22名を2009年 5 月に指名解雇しました。解雇された女性労働者
のうち 7 名が資生堂とアンフィニの両社を相手に横浜地裁に提訴し、2014年 7 月には横浜地裁に
おいて(株)アンフィニに対する雇用責任を認める一部勝訴の判決が出されました。しかし原告
らはこれに納得せず、資生堂に対する雇用責任を求めて現在東京高裁で審理がすすんでいます。
ユーコープ労働組合は資生堂アンフィニ支援共闘会議に代表を派遣するとともにパート支部では
団体加入して裁判勝利を支援しています。
9 .共同の取り組みと私たちの課題
2014年度は、原水爆禁止世界大会やビキニデー集会への代表派遣、平和行進への参加などの平
和のとりくみ、生協労連・各県労連などが主催するさまざまな行事への労組員の参加、署名のと
りくみなどを進めてきました。また、核不拡散条約(NPT)再検討会議にもユーコープ労組代
表を派遣し、私たちが取り組んできた核兵器全面禁止のアピール署名約634万筆を届けるととも
にセントラルパークでは署名活動にも参加しました。
2014年 8 月から12月にかけて労組員 4 人が東日本大震災で被災した大槌町・陸前高田市・大船
渡市などに、いわて生協労組の仲間と参加しました。川べりに菜の花を咲かせるための整地や種
−18−
まき、神社の清掃、たきだしの手伝いなど被災した直後のボランティアとは違い軽いものになっ
ていますがよろこばれています。被災地を忘れない取り組みとして継続していきたいと考えてい
ます。
いま日本は「戦争する国」
「世界一労働者が苦しむ国」になるのか、国民・労働者の声でそれ
らを阻止できるのかの瀬戸際に立っています。2014年度も様々な行動への参加、署名のとりくみ
などを進めてきましたが、
取り組みはまだまだ不十分です。自分たちと子供たちの生活のために、
私たちの国・日本のために、もっと積極的に活動することが必要です。そのためには、もっと社
会を知ること、勉強することが求められています。
◆2014年度に実施した重点署名(全職場で取り組み)の集約数
2014年11月
消費税増税の中止を求める請願署名
4,145
1
2014年12月
日本を海外で戦争する国に変える集団的自衛権の行使容認に反対
4,244
2
2015年 2 月
全国一律最賃・時給1000円以上の実現を求める請願署名
4,427
3
2015年 3 月
4
2015年 4 月
労働時間規制の規制強化と安定雇用の確立を求める国会請願署名
3,774
5
2015年 5 月
若い人も高齢者も安心できる年金制度を!
3,548
6
2015年 6 月
戦争立法に反対!
4,329
「核兵器全面禁止のアピール」国際キャンペーン
3,057
第 5 章 組織の拡大・強化
1 .組織拡大の到達点と課題
( 1 )労組員総数
2015年 6 月20日現在の労組員総数は、2014年 6 月の6482人から347人減少し6135人となりまし
た。ユニオンショップ(全員加入制)のユーコープ正規職員・パート職員・福祉専任職員・エス
職員は5004人で前年比371人減でしたが、オープンショップ(任意加入制)は1131人で、前年比
で24人の純増でした。ユニオンショップ部分の減少の大半がパート職員(323人減)で、かなが
わエリア 9 店舗の閉店にともなって退職したパート職員(109人)が大きく影響しました。
2014年度は「新しい仲間を800人以上迎えよう」を目標にしましたが、新規加入は79人でした。
とくに、エスパート職員をはじめ一時金制度のない職員にも年度末手当が支給されたことを機に
700人の労組未加入者に加入呼びかけの手紙を送り、職場の労組員も声かけた 1 月から 4 月に登
録パート職員をはじめ38人が労組加入しました。
( 2 )ユニオンショップ化
早期のユニオンショップ化を目指すエスパート職員(旧称シニアパート)の組織率は 3 県合計
75.4%で、ユニオンショップ協定締結の労使協議開始の目安である80%に近づいています。60歳
定年時のパート職員からエスパートへの移行での継続加入率は93%と引き続き高い率となってい
ます。一方で、一部の事業所でエスパート職員の脱退が続く状況もあります。早期にシニアパー
ト職員の処遇改善を軸にユニオンショップ化をすすめる必要性があります。また、コープ総合葬
−19−
ユーコープ労組 労組員人数一覧
組織形態
区分 1
区分 2
14.6.20
15.6.20 前年比
ユニオン 正規職員
3 県合計
1,127
1,076
−51
ユニオン エス職員
3 県合計
90
95
5
3 県合計
4,111
3,788
−323
神奈川県
2,907
2,682
−225
静岡県
1,093
1,003
−90
山梨県
111
103
−8
神奈川県
47
45
−2
5,375
5,004
−371
3 県合計
626
625
−1
神奈川県
550
502
−48
静岡県
73
116
43
山梨県
3
7
4
55
55
50
50
5
5
ユニオン パート職員
ユニオン 福祉専任職員
ユニオンショップ計
オープン エスパート職員
3 県合計
オープン シニアアルバイト職員 神奈川県
静岡県
3 県合計
20
32
12
神奈川県
9
19
10
静岡県
11
13
2
3 県合計
38
38
0
神奈川県
25
23
−2
静岡県
11
13
2
山梨県
2
2
0
オープン ケアメイト職員
神奈川県
66
60
−6
オープン シルバー人材
神奈川県
1
1
0
オープン コープ総合葬祭
専任職社員
5
8
3
正規・嘱託
36
36
0
185
159
−26
正規
37
34
−3
パート(神奈川県)
77
67
−10
パート(静岡県)
16
16
0
オープンショップ計
1,107
1,131
24
総 合 計
6,482
6,135
−347
オープン 登録パート職員
オープン ナイトMgr職員
オープン コープデリバリー
オープン コープ水産
パート
−20−
祭の専任職社員は 8 人全員が労組に加入し、ユニオンショップ協定締結の協議を会社に申入れて
います。
2014年 9 月から暫定導入(2015年 3 月正式導入)した65歳以上のシニアアルバイト職員の労組
員は56人で加入率は65%です。
( 3 )コープ水産
コープ水産には専従役員が毎月、
職場を訪問して加入を呼びかけていますが、
増加にはつながっ
ていません。この状況を打開するために、
「仲間がいる」ことが楽しいと感じてもらう機会作り
として 7 月に交流会を開催します。
( 4 )ケアメイト
新人研修会や月度定例会時に専従役員が訪問して、労組の取り組みなどを説明し加入を呼びか
ける取り組みを続け、 1 年間で 4 人が加入しました。
( 5 )コープデリバリー
座間事業所の米積み部門の「一人積み」の作業負荷の軽減を会社に求めるなかで新たに 3 人が
加入しました。また、
春闘・秋闘を中心に要求アンケートや交渉日程と要求内容を知らせるニュー
ス、交渉結果を知らせるニュースなど 6 回配布し、専従役員・支部役員が未加入者に手渡ししま
した。同社でも、65歳以降のシニアアルバイト制度が導入され、 2 人が継続加入しています。森
の里分会では未加入者を誘って交流会を開催しました。その場での加入者はいませんでしたが、
労組の活動を知らせることができました。
( 6 )委託キャラバン
2015年 1 月から 2 月にかけて、生協労連の「委託キャラバン」の一環として、宅配センターで
働く委託の仲間に労働組合をお知らせする活動に取り組みました。その過程で、富士センターの
委託の仲間が、
「生協関連・一般労組」
の分会を結成しました。ユーコープ内の委託分会としては、
横浜北部センター・静岡センターに続き 3 センター目となりました。
( 7 )2015年度の課題
5 月20日現在、エスパート職員は857人おり、早期にユニオンショップ制にすることはもっと
も重要な課題です。現在、
ユーコープだけで約1,000人、
子会社で約800人の労組未加入者がおり、
「労働組合の仲間が、職場で仲間をふやす」取り組みを継続し、楽しく役に立つ活動を工夫して
いきます。
2 .パート職員部会の活動
( 1 ) 1 年間の様々な活動
2014年度、パート部会は「コミュニケーションをはかり、働きやすい職場、働きつづけられる
職場をめざします」を活動方針に様々な取り組みをおこなってきました。
−21−
神奈川・静岡・山梨の 3 県が一緒にできる企画の一つとして、昨年10月には合同のパート部会
世話人会を開催。
中央執行委員の総務の坂口さんの案内で本部の日石横浜ビルの案内もして頂き、
昼食休憩で交流も図りました。平日開催ということもあり、残念ながら山梨からの参加はできま
せんでした。今後も開催曜日の検討も含め、 3 県のパート部会の交流を進めていきます。
①山梨県支部協議会にパート部会としての話し合いと報告の時間を30分程度作り、パート部会と
して要求に団結しさまざまな活動に参加できるように労組専従が参加しました。
②2015年 1 月 7 日神奈川のパート部会世話人会終了後、桜木町駅頭で最賃審議委員の立候補宣伝
行動をおこない、最賃1000円以上の署名活動と共にポケットティッシュも配布しました。
③ 2 月から 3 月にかけて、春闘統一行動で支部ごとにティッシュを配布。荒天のため配布を中止
する支部もありましたが、西湘パート支部、川崎・横浜北パート支部、県央パート支部、横浜
南パート支部で約4000個のティッシュを配ることができました。季節柄かこの時期の受け取り
は良く、日頃交流できない他の店舗の仲間とも顔を合わせて交流ができるなど、年間でおこな
う支部の取り組みのメインになっている部分もあります。
④ 3 月10日、静岡のパート部会世話人会で浜岡原発反対署名の取り組みをおこない、23筆を集め
ました。
⑤ 3 月18日、静岡のパート部会世話人会終了後、静岡駅頭で資生堂アンフィニ争議支援のための
宣伝行動をおこないました。
⑥ 4 月18日に労組専従 2 名、静岡・島田おびりあ店から 2 名、神奈川・小山台店から 1 名参加し
山梨ちづか店を見学し交流しました。ちづか店は正規 1 名制の山梨唯一の店舗です。いろいろ
な問題をかかえながら奮闘しているのはどこも同じです。問題解決の場として店舗協議会への
参加もお願いしました。今後も相互交流を深めていきます。
⑦ 5 月19日、20日、におこなった「東海地連パート部会学習交流会in横須賀」に専従も含め13
名が参加。なぜ「誰でも、どこでも最賃1000円以上」なのか?平成28年から短時間労働者に適
用拡大されるパートの社会保険(厚生年金・健康保険)について学び、翌日は平和の学習と横
須賀軍港めぐり。安倍内閣が進めようとしている「戦争する国づくり」が今後自分や子どもた
ちにどう影響してくるのか、現在の日本がおかれている状況と「戦争する国づくり」にさせな
いために自分たちが何をおこなうべきなのかを学びました。
( 2 )秋闘・春闘での取り組み
①2014年秋闘パート分会は、働きやすい職場を目指し、職場チェックリストを基に分会討議を行
い問題点は所属長と職場懇談会を開催し、主体的に職場の改善を図ってきました。
②2015年春闘では新賃金制度の交渉の中で基本時給の交渉を行っているために昨年まで要求して
いた時給1000円要求は行いませんでした。一時金については神奈川、静岡、山梨 3 県は統一要
求として分会討議を行い、年間 2 ヶ月を要求しました。また、労働組合の仲間を増やす取り組
みも分会に提起し、分会長まかせにするのではなく、同じ職場で働く仲間が無理なくできる取
り組みを話し合いました。分会の取り組みとして生協労連マスクと労組お誘いのチラシを全体
で950枚配布することができました。
③秋闘、春闘でも職場からだされた問題として人員不足があり、シフトの調整が難しいなどパー
トの分会長会議を含め、神奈川では団体交渉参加人数も減ってきています。交渉日程や会場、
開催時間などを早めにお知らせする、交渉には分会役員だけでなく、労組員なら誰でも参加す
−22−
ることができることをもっと職場に周知するなど、工夫が必要です。 山梨では中央執行委員
や分会長が声をかけることで分会参加や交渉参加人数が増えました。
( 3 )支部・分会の強化
①神奈川のパート部会世話人会に全業態から登録を目指し、参加率を引き上げるために開催日、
開催時間の工夫をおこないます。
② 3 県のパートの交流が交流できる機会を作っていきます。
③パート世話人会、パート分会長会議、山梨は全県のパートを対象に社会保険について学習会を
おこなっていきます。
3 .正規職員支部・分会の強化
( 1 ) 3 県の正規支部・分会活動の現状
支部および県支部協議会の括りや位置づけについては、歴史的経緯から、 3 県それぞれで違っ
ているのが現状です。神奈川の正規業態別支部役員会は、店舗・宅配・本部ともに休止状態です。
神奈川正規の店舗支部については、支部役員会を再構築して、2015年度中に立て直します。
また、店舗・宅配の両支部役員は、店舗・宅配定例労使協議会に出席することとします。静岡
正規の分会長会議出席率は秋闘時10%、春闘時20.0%と、低迷しています。2015年度は、出席し
やすい環境づくりを検討し、静岡正規の分会長会議出席率をアップさせます。毎月開催している
山梨県支部協議会運営委員会は、分会長会議も兼ねており、そのことが、山梨正規の組織強化に
つながっています。山梨正規分会の分会開催率は、秋闘時・春闘時ともに100%でした。
( 2 )求められる多様な活動
労組活動の強化には、多様なチャンネルを用意して、各労組員が、興味を持った分野で自由に
参加ができるようにすることも必要です。青年部活動や女性部活動、マスターズ・クラブ(正規
中高年職員対象の労組活動)
、平和の取り組み、学習・教育活動、労使交渉といった多様な参加
形態を保証する努力が求められています。
2015年度は、労組員が自由に参加できる企画として、ユーコープセレクションの産地・工場視
察ツアーの開催を計画します。また、介護問題など、労組員が興味関心を持っている分野での学
習・交流活動も検討していきます。
( 3 )エス職員について
エス職員(旧称シニア職員)は現在、約100人おり、エス職員独自の要求に耳を傾けることも
重要になっています。2014秋闘時には職場チェックリストにもとづくアンケートを実施し、2015
春闘時にはシニアアルバイト制度導入についてのアンケートを実施しました。
また、エス短時間職員については、原則、正規分会の所属となっていますが、出勤時間帯によっ
ては分会に参加しづらいとの意見も出されています。その場合は本人の選択により、職場のパー
ト分会に所属することもできることとします。
−23−
( 4 ) 2 人以下の分会について
分会運営規定では、
「分会は、原則として、 3 人以上の組合員が所属する単位として設立する」
としています。しかし、 1 名制、 2 名制店舗の場合、近隣の店舗と合同で 1 分会とするのは困難
です。店長会終了後に労組員店長の意見を聞く場を設けていますが、 1 名制店舗については、そ
の懇談会を、分会に代わる意見集約の場と位置づけます。また、 2 名制店舗については、分会と
して認める運用とします。
第 6 章 2015年度の取り組みの重点
1.
「展望の持てる」生協への取り組み
( 1 )労働組合の『ユーコープ再生への経営提言』
『ユーコープ再生への羅針盤』をユーコープの
次期三か年計画(中期経営計画)に反映させるとともに、計画作成プロセスに現場職員の参
画を強化させます。
(2)
現在の業務執行上の問題点についても働くものの立場からチェックします。また、先進企業
視察の労使共同外部研修をおこなっていきます。
2 .一時金をはじめとした労働諸条件の改善
( 1 )ユーコープと子会社の正規職員・パート職員一時金の早期回復をはじめ、処遇と労働環境の
改善をめざします
(2)
また、これまでの労使協定の遵守状況をチェックし理事会・会社に徹底を求めていきます。
(3)
ユーコープ正規職員の賃金・人事制度(役割等級制度)見直し要求の検討を始めます。評価
システムについても検討します。キャリアパート職員の月給化を早期に実現させます。
(4)
パート職員の65歳までの定年延長早期実現を目指します。このことによって60歳〜64歳のエ
スパート職員の処遇改善をはかります。また、これまで労組内で議論してこなかった「正規
職員の65歳までの定年延長要求」について労組内論議を開始します。
3 .平和と生活を守る共同のとりくみ
(1)
戦争・原発・労働法改悪・社会保障改悪・消費税増税などを進める安倍政権の暴走を止め、
憲法が名実ともに活きる日本社会の実現のために行動します。
(2)
平和・災害支援カンパに取り組み、原水禁世界大会などに代表を派遣します。
(3)
東日本大震災地震被災地支援を継続するとともに、地震などの大災害への備えた学習などの
場を設けます。
4 .仲間を増やし、みんなが参加する労働組合を
( 1 )労組員人数の実増をめざして組織全体での取り組みを強化、具体化します。
( 2 )エスパート職員のユニオンショップ協定早期締結をめざします。
−24−
( 3 )多様な関心に応えられる行事を実施していきます。
( 4 )労働組合の組織強化を中央執行委員会や支部役員会等で具体的に追求し、今後の労組を担う
人を育成するプログラムを作成します。
( 5 )機関紙「さんらいず」の文字を大きくするなど、発行物の改善を進めます。
( 6 )更新休止となっているホームページを一新し更新を再開します。
−25−
第 2 号議案
2014年度決算報告
一般会計収支計算書
自2014年6月1日 至2015年5月31日
収 入
款
項 目
2014年度予算
( 1 )組合費収入
( 2 )組合費収入(闘争積立金)※
1 .当期収入
( 5 )雑収入
( 6 )パート退職金積立取崩収入
( 7 )闘争積立預金崩収入★
( 8 )2013年度支部本部返納金
当期収入合計(A)
2 .前年度繰越金
収入合計(B)
執行率
135,300,000
137,470,499
101. 6 %
5,814,000
5,727,100
98. 5 %
( 3 )役員派遣還元金
( 4 )受取利息
2014年度決算
700,000
#DIV/ 0 !
30,000
38,223
127. 4 %
270,000
981,656
363. 6 %
380,000
372,063
97. 9 %
11,000,000
8,422,892
76. 6 %
1,876,005
1,876,005
100. 0 %
154,670,005
155,588,438
100. 6 %
48,075,120
48,075,120
100. 0 %
202,745,125
203,663,558
100. 5 %
支 出
款
項 目
( 1 )賃金
2014年度予算
①正規専従賃金
29,850,000
25,158,044
②パート専従賃金
84. 3 %
23,500,000
22,018,698
93. 7 %
3,100,000
3,230,215
104. 2 %
①正規退職金年金掛金
2,000,000
604,560
30. 2 %
②パート退職金支出
380,000
372,063
97. 9 %
③パート退職積立金支出
250,000
230,444
92. 2 %
①労組活動災害共済
300,000
252,209
84. 1 %
②健康診断・共済会費等
420,000
402,852
95. 9 %
705,042
#DIV/ 0 !
8,500,000
8,312,234
97. 8 %
68,300,000
61,286,361
89. 7 %
( 1 )通信費
1,100,000
935,633
85. 1 %
( 2 )事務機器類リース料
1 .人件費
( 3 )厚生費
③福利厚生費
( 4 )法定福利費
小 計
1,650,000
1,668,659
101. 1 %
( 3 )事務消耗品費
600,000
476,438
79. 4 %
( 4 )書籍・定期購読誌費
400,000
382,739
95. 7 %
( 5 )雑費・事務所管理費含む
1,160,000
866,688
74. 7 %
4,910,000
4,330,157
88. 2 %
( 1 )大会
1,550,000
1,386,366
89. 4 %
( 2 )中央委員会
1,300,000
819,410
63. 0 %
( 3 )中央執行委員会
小 計
3 ,機関会議費
執行率
③書記賃金
( 2 )退職給与
2 .書記局運営費
2014年度決算
2,250,000
2,144,313
95. 3 %
( 4 )常任中央執行委員会
900,000
837,180
93. 0 %
( 5 )県支部協議会費
200,000
152,880
76. 4 %
( 6 )分会長会議
900,000
955,122
106. 1 %
( 7 )会計監査費(内部監査)
( 8 )選挙管理費
小 計
10,000
7,320
73. 2 %
300,000
309,061
103. 0 %
7,410,000
6,611,652
89. 2 %
2014年度は、約1336万円の赤字予算に対して230万円の黒字になりました。組合費収入はほぼ予算どおりで、当期収入合計で
も予算比100.6%となりました。一方で、人件費が予算比で▲700万円となったことや計画通りの活動ができなかった分野があっ
たことなどにより、当期支出合計は予算比91.2%でした。
−26−
支 出
一般会計収支計算書
款
項 目
2014年度予算
( 1 )支部運営費
2,910,000
2,525,951
86. 8 %
8,090,000
7,442,254
92. 0 %
①青年部
100,000
0
0.0%
②女性部
150,000
0
0.0%
( 4 )部会活動・パート人事制度検討委員会
( 5 )業態別協議会費
③マスターズクラブ
100,000
0
0.0%
①パート部会
1,100,000
923,868
84. 0 %
②正規部会
200,000
0
0.0%
①店舗
230,000
180,080
78. 3 %
②宅配
450,000
681,120
151. 4 %
1,400,000
1,768,955
126. 4 %
900,000
1,071,180
119. 0 %
( 6 )春闘・秋闘等
( 7 )組織内会議・協議交渉等
( 8 )組織内活動費
1,500,000
1,461,243
97. 4 %
( 9 )慶弔見舞金
100,000
32,400
32. 4 %
(10)特別企画(文化・平和・レク)
300,000
14,236
4.7%
6,500,000
4,284,297
65. 9 %
300,000
30,060
10. 0 %
3,400,000
3,176,835
93. 4 %
800,000
920,460
115. 1 %
11,240
#DIV/ 0 !
5,814,000
5,727,100
98. 5 %
34,344,000
30,251,279
88. 1 %
150,000
133,470
89. 0 %
(11)組織拡大・強化対策費★ (12)アウトソーシング・雇用対策費★
(13)生協労連共済・全労連共済★
(14)最賃闘争費★
(15)闘争支援金★
(16)闘争積立預金支出※
小 計
( 1 )学習教育費
①組合員教育
②学習資料
5 .情報宣伝費
100,000
17,300
17. 3 %
( 2 )調査研究・視察費
100,000
80,620
80. 6 %
( 3 )情報・宣伝活動費
6,800,000
5,584,407
82. 1 %
小 計
7,150,000
5,815,797
81. 3 %
28,000,000
27,662,112
98. 8 %
( 2 )地連
4,150,000
3,908,000
94. 2 %
( 3 )県労連
7,600,000
7,681,320
101. 1 %
( 4 )地域労連等
1,520,000
1,543,320
101. 5 %
( 5 )神奈川総研
180,000
180,000
100. 0 %
60,000
60,000
100. 0 %
( 1 )生協労連
6 .加盟団体会費
( 6 )学習協
( 7 )原水協
60,000
60,000
100. 0 %
( 8 )その他
300,000
408,780
136. 3 %
41,870,000
41,503,532
99. 1 %
350,000
537,000
153. 4 %
2,000,000
1,917,965
95. 9 %
100,000
23,000
23. 0 %
2,450,000
2,477,965
101. 1 %
小 計
( 1 )分担金
7 .渉外共闘費
執行率
( 2 )分会活動費
( 3 )専門部活動
4 .組織活動費
2014年度決算
( 2 )対外会議費
( 3 )渉外費
小 計
8 .労組活動災害保険
300,000
131,215
43. 7 %
9 .法律顧問契約費
360,000
360,000
100. 0 %
10.公認会計士執務報酬
445,000
453,600
101. 9 %
62,010
#DIV/ 0 !
11.雑損失
12.予備費
小 計
当期支出合計
(C)
500,000
0
0.0%
1,605,000
1,006,825
62. 7 %
168,039,000
153,283,568
91. 2 %
当期収支差額
(A)
−
(C)
−13,368,995
次年度繰越金
(B)
−
(C)
34,706,125
−27−
2,304,870 −17. 2 %
50,379,990
145. 2 %
2014年度一般会計決算報告の各項目について( 1 )
※2014年度の特徴的項目についてのみ説明
〈収 入〉
款・項目
説 明
1 .当 期 収 入
( 1 )組合費収入
正規職員1.75%、パート職員・他1.1% ほぼ予算通り。
( 2 )組合費収入(闘争積立金)
正規職員200円、パート職員・他50円、閉店等の労組員人数減少
で予算を下回った。
( 3 )パート退職金収入
神奈川労連議長として役員派遣への還元金。神奈川労連より入金。
( 4 )受取利息
労働金庫受取利息。
( 5 )雑収入
労働金庫出資配当金、関東地連神奈川県協議会会計精算に伴う精
算金約68万円入金。
( 6 )パート退職金積立金取崩収入
定年退職したパート専従の退職金を積立金預金より支出した金額。
( 7 )闘争積立預金取崩収入
闘争積立金規程に基づき、
(11)組織拡大強化対策費 (12)アウ
トソーシング・雇用対策費 (13)生協労連共済・全労連共済 (14)最賃闘争費 (15)闘争支援金を闘争積立金から取り崩し、
支出した。(*印)
〈支 出〉
款・項目
説 明
1 .人件費
( 1 )賃金
①正規専従賃金
正規職員 4 名、正規シニア職員 1 名。11月職員 1 名急逝のため、
執行率低下した。
②パート専従賃金
パート職員 6 名、シニアパート職員 2 名。
③書記賃金
期首はパート職員 1 名、 9 月度よりシニアパート職員 1 名増加。
( 2 )退職給与
①正規退職金年金掛金
企業年金基金掛金。2014年度制度変更による過去勤務債務返金約
135万円あり、執行率低下した。
②パート退職金支出
9 月パート専従定年退職、退職金支払い金額。
③パート退職積立金支出
パート専従・書記の退職金積立額。
( 3 )厚生費
①労組活動災害共済
正規専従・パート専従・書記の業務災害に対応する共済掛金。
②健康診断・共済会費等
健康診断・共済会費・企業年金基金事務掛金等。
③福利厚生費
専従役員の異動に伴う転居費用など。予算計上外。
( 4 )法定福利費
社会保険料。
2 .書記局運営費
( 1 )通信費
携帯電話・郵送代・銀行振込手数料等。
( 2 )事務機器リース料
コピー機・印刷機リース料。
( 5 )雑費・事務所管理費
事務所維持費、振込手数料等。
3 .機関会議費
( 1 )大会 ( 2 )中央委員会 ( 3 )中央執行委員会
( 4 )常任中央執行委員会
( 5 )県支部協議会費 ( 6 )分会長会議
機関会議の会場費・活動費・交通費・食費等。中央委員会は静岡
会場で未開催のため、交通費が減少し執行率が低下した。
( 7 )会計監査費(内部監査)
( 8 )選挙管理費
役員選挙、スト権投票、パート人事制度全員投票、開票実務のア
ルバイト代。
−28−
2014年度一般会計決算報告の各項目について( 2 )
〈支 出〉
款・項目
説 明
4 .組織活動費
( 1 )支部運営費 ( 2 )分会活動費
支部活動運営費用。分会活動費用。
( 3 )専門部活動
①青年部 ②女性部
③マスターズクラブ
各部活動停滞し執行なし。
( 4 )部会活動
①パート部会 ②正規部会
部会の会場費・交通費・食費等。正規部会は活動停滞し執行率低
下した。
( 5 )業態別協議会費
①店舗 ②宅配
協議会の交通費・食費等。宅配は座間SC・見学会での開催、ナ
ビ協議、12月31日営業協議もあり、予算超過した。
( 6 )春闘・秋闘等
春闘・秋闘の協議・交渉等の交通費・食事代等。
( 7 )組織内会議・協議交渉等
労組内の諸会議・協議交渉の会場費・交通費・食費等。パート新
人事制度交渉があり予算超過した。
( 8 )組織内活動費
専従の活動費・交通費等。
( 9 )慶弔見舞金
慶弔見舞金規程に基く、慶弔見舞金等。
(10)特別企画(文化・平和・レク)
平和企画 1 回実施の他は企画できず執行率低下した。
(11)組織拡大・強化対策費*
組織拡大、組織強化に関連した「生協のあり方・働き方研究会」
費用。
(12)アウトソーシング・雇用対策費*
事業所・部門閉鎖の交渉費用。開催場所を選定し、交通費等がか
からず執行率は低下した。
(13)生協労連共済・全労連共済*
慶弔見舞金規程に基き「生協労連共済慶弔見舞金35円型」
「全労
連共済慶弔火災型 5 円型」掛け金。
(14)最賃闘争費*
最低賃金引き上げ・最賃裁判に関わる行動費用、最賃裁判組織カ
ンパがあり予算超過した。
(15)闘争支援金*
予算計上はないが、しずおか宅配委託会社カーゴ裁判支援の費用。
5 .教宣活動費
( 1 )学習教育費
①組合員教育
労働組合初級教育、その他の学習会、分会長手帳。
②学習資料
学習資料、学習パンフレット等。配布対象見直し昨年より減少。
( 2 )調査研究・視察費
各種調査の費用。
( 3 )情報・宣伝活動費
機関紙発行費用、印刷経費等。
6 .加盟団体会費
( 1 )生協労連
正規916円×1127人、月給者466円×207人、パート233円×5019人、
ケアメイト116円×66人=月額×12ケ月分
( 2 )地連
正規1600円×1127人、月給者1000円×207人、パート400円×5019
人、ケアメイト100円×66人。
( 3 )県労連
神奈川労連、静岡県評、山梨県労の会費。
( 8 )その他
2013年度実績に誤差があり、予算超過した。
7 .渉外共闘費
( 1 )分担金
メーデーや平和行進、各種集会、神奈川県知事選挙分担金があり
予算超過。
( 2 )対外会議費
上部団体大会、外部研修・交流会等の参加費等。
( 3 )渉外費
年賀・メーデー祝賀広告、旗開きのお祝い金、意見広告等。
8 .労組活動災害保険
中央執行委員、労組員の労組活動中の傷害保険。
12.雑損失
山梨県事務所保管の現金が伝票上あるべき金額より不足していた
が、
担当役員急逝のため原因が特定できず、
雑損失として計上した。
−29−
ユーコープ労組 2014年度一般会計貸借対照表 2015年5月31日現在
ユーコープ労組 2014年度一般会計貸借対照表 2015年5月31日現在
(単位 円)
(単位 円)
資 産 の 部
資 産 の 部
科 目
金 額
科 目
金 額
1.流動資産
現金(かながわ)
1.流動資産
現金(しずおか)
現金(かながわ)
現金(やまなし)
現金(しずおか)
普通預金(
かながわ)①
現金(やまなし)
普通預金(かながわ)②
)①
普通預金(しずおか
かながわ)
)②
普通預金(やまなし
しずおか)
立替金
普通預金(やまなし)
仮払金
立替金
流動資産計
仮払金
流動資産計
2.固定資産
器具・備品
2.固定資産
電話加入権(かながわ)
器具・備品
電話加入権(しずおか)
電話加入権(かながわ)
出資金(中央労金)
電話加入権(しずおか)
出資金(静岡県労金)
出資金(中央労金)
闘争積立預金 ①
出資金(静岡県労金)
闘争積立預金 ②
闘争積立預金 ①
パート退職積立預金
闘争積立預金 ②
パート退職積立預金
固定資産計
固定資産計
資産の部合計
資産の部合計
402,945
61,496
402,945
0
61,496
11,749,765
0
37,500,000
11,749,765
240,012
37,500,000
200,772
240,012
225,000
200,772
0
225,000
50,379,9900
50,379,990
負債及び正味財産の部
負債及び正味財産の部
科 目
金 額
科 目
金 額
1.流動負債
預り金
1.流動負債
預り金
0
0
流動負債計
流動負債計
2.正味財産
固定資産等正味資産
2.正味財産
闘争積立金
固定資産等正味資産
闘争積立金
パート退職積立金
パート退職積立金
次年度繰越金
次年度繰越金
0
0
0
291,200
0
152,880
291,200
560,000
152,880
696,000
560,000
1,321,184
696,000
73,000,000
1,321,184
2,273,413
73,000,000
2,273,413
78,294,677 正味財産計
78,294,677 正味財産計
128,674,667
負債・正味財産合計
128,674,667
負債・正味財産合計
1,700,080
74,321,184
1,700,080
74,321,184
2,273,413
2,273,413
50,379,990
50,379,990
128,674,667
128,674,667
128,674,667
128,674,667
ユーコープ労働組合 2014年度 資産及び負債の内訳明細
2015年5月31日現在
(単位 円)
<資産の部>
現金
組合本部手元現金(かながわ)
組合本部手元現金(しずおか)
組合本部手元現金(やまなし)
合計
普通預金
中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
静岡県労金本店普通預金(決済性預金)
立替金
生協労連共済慶弔見舞金(2014年5月請求書)
合計
合計
402,945
61,496
0
464,441
11,749,765
37,500,000
200,772
240,012
49,690,549
225,000
225,000
291,200
152,880
444,080
電話加入金
かながわ事務所 045-319-4891~94 , 045-319-4893(ファックス)
しずおか事務所 054-252-3056 ,054-252-3052(ファックス)
出資金
中央労働金庫横浜支店(〒231-8527 横浜市中区山下町24-1)
560,000
静岡県労働金庫本店(〒420-0851 静岡市葵区黒金町5-1)
696,000
合計
合計
闘争積立預金
中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
合計
パート退職積立預金 中央労金横浜支店普通預金(決済性預金)
−30−
1,256,000
1,321,184
73,000,000
74,321,184
2,273,413
2014年度 ユーコープ労働組合特別会計 ①特別会計収支計算書
< 収 入 >
2014年6月1日~2015年5月31日
2014年度
予算
科 目
夏季カンパ・震災支援カンパ
年末カンパ
受取利息
ちひろカレンダー販売代金
合併受入金収入
当期収入合計(A)
前年度繰越金
収入合計(B)
2014年度
決算
450,000
450,000
50
80,000
418,991
288,322
284
33,800
980,050
741,397
1,475,224
2,455,274
1,559,024
2,300,421
< 支 出 >
2014年度
予算
科 目
2014年度
決算
原水禁世界大会派遣費用
日本平和大会派遣費用
ビキニデー派遣費用
日本母親大会派遣費用
ちひろカレンダー原価
震災支援費
予備費
当期支出合計(C)
500,000
100,000
200,000
140,000
60,000
200,000
100,000
1,300,000
909,688
当期収支差額(A)-(C)
次年度繰越金(B)-(C)
-349,950
1,209,074
-168,291
1,390,733
470,498
0
64,964
138,590
25,844
209,792
備 考
*広島 6名派遣
*岩国 派遣なし
*焼津 3名派遣
*横浜 14名派遣(要員含む)
*岩手5名ボランティア補助金
②特別会計貸借対照表 2015年5月31日現在
資 産 の 部
科 目
合計
1.流動資産
普通預金
現金
流動資産計
2.固定資産
固定資産計
資産の部合計
(単位 円)
負債及び正味財産の部
科 目
合計
1.流動負債
1,390,733
0
1,390,733 流動負債計
2.正味財産
次年度繰越金
0 正味財産計
1,390,733 負債・正味財産合計
−31−
0
1,390,733
1,390,733
1,390,733
−32−
−33−
第 3 号議案
2015年度予算案
自2015年6月1日 至2016年5月31日
収 入
款
項 目
2015年度予算
( 1 )組合費収入
( 2 )組合費収入(闘争積立金)※
( 3 )役員派遣還元金
( 4 )受取利息
1 .当期収入
( 5 )雑収入
前年実績比
前年予算比
138,000,000
100. 4 %
102. 0 %
5,600,000
97. 8 %
96. 3 %
700,000
100. 0 %
#DIV/ 0 !
38,000
99. 4 %
126. 7 %
250,000
25. 5 %
92. 6 %
( 6 )パート退職金積立取崩収入
2,273,413
611. 0 %
598. 3 %
( 7 )闘争積立預金崩収入★
8,700,000
103. 3 %
79. 1 %
( 8 )2013年度支部本部返納金
1,659,248
88. 4 %
88. 4 %
157,220,661
101. 0 %
101. 6 %
50,379,990
104. 8 %
104. 8 %
207,600,651
101. 9 %
102. 4 %
当期収入合計(A)
2 .前年度繰越金
収入合計(B)
支 出
款
項 目
( 1 )賃金
2015年度予算
26,700,000
②パート専従賃金
19,000,000
86. 3 %
80. 9 %
3,700,000
114. 5 %
119. 4 %
750,000
124. 1 %
37. 5 %
2,273,413
611. 0 %
598. 3 %
①正規退職金年金掛金
②パート退職金支出
1 .人件費
③パート退職積立金支出
( 3 )厚生費
40,000
17. 4 %
16. 0 %
250,000
99. 1 %
83. 3 %
②健康診断・共済会費等
400,000
99. 3 %
95. 2 %
800,000
113. 5 %
#DIV/ 0 !
( 4 )法定福利費
7,800,000
93. 8 %
91. 8 %
小 計
61,713,413
100. 7 %
90. 4 %
950,000
101. 5 %
86. 4 %
( 2 )事務機器類リース料
1,700,000
101. 9 %
103. 0 %
( 3 )事務消耗品費
1,600,000
335. 8 %
266. 7 %
400,000
104. 5 %
100. 0 %
( 1 )通信費
( 4 )書籍・定期購読誌費
( 5 )雑費(事務所管理費含む)
900,000
103. 8 %
77. 6 %
5,550,000
128. 2 %
113. 0 %
( 1 )大会
1,500,000
108. 2 %
96. 8 %
( 2 )中央委員会
1,200,000
146. 4 %
92. 3 %
( 3 )中央執行委員会
小 計
3.機関会議費
89. 4 %
①労組活動災害共済
③福利厚生費
2.書記局運営費
106. 1 %
前年予算比
①正規専従賃金
③書記賃金
( 2 )退職給与
前年実績比
2,250,000
104. 9 %
100. 0 %
( 4 )常任中央執行委員会
650,000
77. 6 %
72. 2 %
( 5 )県支部協議会費*
180,000
117. 7 %
90. 0 %
1,000,000
104. 7 %
111. 1 %
( 6 )分会長会議
8,000
109. 3 %
80. 0 %
( 8 )選挙管理費
( 7 )会計監査費(内部監査)
300,000
97. 1 %
100. 0 %
小 計
7,088,000
107. 2 %
95. 7 %
2015年度一般会計予算の収入合計は、ほぼ前年と同額とします。当期支出合計は、ほぼ前年実績と同じ額とし、前年予算比で
は92.7%となります。人件費合計は前年予算比90.4%とします。事務消耗品費として耐用年数の切れるコピー機・PC購入費を
計上します。制度変更に伴うパート専従の退職金清算のために、積立金を全額取崩し、同額を退職金支出として計上します。
−34−
支 出
一般会計収支計算書
款
項 目
2015年度予算
2,880,000
114. 0 %
99. 0 %
( 2 )分会活動費
7,800,000
104. 8 %
96. 4 %
①青年部
100,000
#DIV/ 0 !
100. 0 %
②女性部
150,000
#DIV/ 0 !
100. 0 %
③マスターズクラブ
100,000
#DIV/ 0 !
100. 0 %
1,200,000
129. 9 %
109. 1 %
②正規部会
200,000
#DIV/ 0 !
100. 0 %
①店舗
250,000
138. 8 %
108. 7 %
②宅配
600,000
88. 1 %
133. 3 %
( 6 )春闘・秋闘等
1,700,000
96. 1 %
121. 4 %
( 7 )組織内会議・協議交渉等
1,000,000
93. 4 %
111. 1 %
( 8 )組織内活動費
( 4 )部会活動・パート人事制度検討委員会
①パート部会
( 5 )業態別協議会費
1,350,000
92. 4 %
90. 0 %
( 9 )慶弔見舞金
100,000
308. 6 %
100. 0 %
(10)特別企画(文化・平和・レク)
300,000
2107. 3 %
100. 0 %
(11)組織拡大・強化対策費★ (12)アウトソーシング・雇用対策費★
(13)生協労連共済・全労連共済★
(14)最賃闘争費★
5,000,000
116. 7 %
76. 9 %
100,000
332. 7 %
33. 3 %
3,100,000
97. 6 %
91. 2 %
500,000
54. 3 %
62. 5 %
0.0%
#DIV/ 0 !
5,600,000
97. 8 %
96. 3 %
32,030,000
105. 9 %
93. 3 %
220,000
164. 8 %
146. 7 %
(15)闘争支援金★
(16)闘争積立預金支出※
小 計
( 1 )学習教育費
①組合員教育
②学習資料
5 .情報宣伝費
20,000
115. 6 %
20. 0 %
( 2 )調査研究・視察費
100,000
124. 0 %
100. 0 %
( 3 )情報・宣伝活動費
5,600,000
100. 3 %
82. 4 %
小 計
6 .加盟団体会費
5,940,000
102. 1 %
83. 1 %
( 1 )生協労連
26,000,000
94. 0 %
92. 9 %
( 2 )東海地連
3,750,000
96. 0 %
90. 4 %
( 3 )県労連
7,500,000
97. 6 %
98. 7 %
( 4 )地域労連等
1,550,000
100. 4 %
102. 0 %
180,000
100. 0 %
100. 0 %
60,000
100. 0 %
100. 0 %
( 5 )かながわ総研
( 6 )学習協
( 7 )原水協
60,000
100. 0 %
100. 0 %
( 8 )その他
420,000
102. 7 %
140. 0 %
39,520,000
95. 2 %
94. 4 %
350,000
65. 2 %
100. 0 %
2,000,000
104. 3 %
100. 0 %
80,000
347. 8 %
80. 0 %
2,430,000
98. 1 %
99. 2 %
小 計
( 1 )分担金
7 .渉外共闘費
前年予算比
( 1 )支部運営費
( 3 )専門部活動
4 .組織活動費
前年実績比
( 2 )対外会議費
( 3 )渉外費
小 計
8 .労組活動災害保険
200,000
152. 4 %
66. 7 %
9 .法律顧問契約費
360,000
100. 0 %
100. 0 %
10.公認会計士執務報酬
460,000
101. 4 %
103. 4 %
11.予備費
500,000
#DIV/ 0 !
100. 0 %
小 計
1,520,000
151. 0 %
94. 7 %
155,791,413
101. 6 %
92. 7 %
当期収支差額
(A)
−
(C)
1,429,248
62. 0 %
−10. 7 %
次年度繰越金
(B)
−
(C)
51,809,238
102. 8 %
149. 3 %
当期支出合計
(C)
−35−
2015年度一般会計予算案の各項目について( 1 )
※2015年度の特徴的項目についてのみ説明
〈収 入〉
款・項目
説 明
1 .当期収入
( 1 )組合費収入
正規職員1.75%、パート職員・他1.1%
( 2 )組合費収入(闘争積立金)
正規職員200円、パート職員・他50円
( 3 )役員派遣還元金
神奈川県労連議長として役員派遣への還元金。
( 4 )受取利息
労働金庫受取利息。
( 5 )雑収入
労働金庫出資配当金等。
( 6 )パート退職金積立金取崩収入
パート人事制度変更により、パート専従のコープ在籍時の退職金積立金
を清算するため積立額全額を計上した。
( 8 )闘争積立預金取崩収入
闘争積立金規程に基づき、(11)組織拡大強化対策費 (12)アウトソー
シング・雇用対策費 (13)生協労連共済・全労連共済掛金 (14)最賃
闘争費(15)闘争支援費を闘争積立金から取り崩し計上した。(*印)
( 9 )2014年度支部本部返納金
2014年度支部会計決算後残金の返納金
〈支 出〉
款・項目
説 明
1 .人件費
( 1 )賃金
①正規専従賃金
正規職員 4 名、エス職員 1 名体制。専従を減員し、昨年予算より減少。
②パート専従賃金
パート職員 6 名、エスパート職員 2 名。10月度よりパート職員 2 名減員
し 4 名体制、エスパート職員 2 名。
③書記賃金
パート職員 1 名、エスパート職員 1 名。静岡事務所専従減員のため、臨
時的な書記アルバイト分を増額した。
( 2 )退職給与
①正規退職年金掛金
企業年金基金掛金。過去勤務債務返金額約135万円を見込んだ。
②パート退職金支出
パート人事制度変更により、退職金積立金を清算するため積立額全額を
計上した。
③パート退職積立金支出
パート専従・書記の退職金積立額、退職金制度変更のため減少。
( 3 )厚生費
①労組活動災害共済
正規専従・パート専従・書記の業務災害に対応する共済掛金。
②健康診断・共済会費等
健康診断・共済会費・企業年金基金事務掛金等。
③福利厚生費
移転を伴う専従役員異動に伴う借り上げ住宅費用など。
( 4 )法定福利費
社会保険料。
2 .書記局運営費
( 1 )通信費
携帯電話・郵送代等。
( 2 )事務機器リース料
コピー機・印刷機リース料。
( 3 )事務消耗品費
耐用年数のきれた静岡県事務所コピー機、パソコン 3 台入れ替え費用と
して昨年実績に110万円増加し計上。
( 3 )雑費・事務所管理費
事務所管理費、銀行振込手数料等。
3 .機関会議費
( 1 )大会 ( 2 )中央委員会 ( 3 )中央執行委員会
( 4 )常任中央執行委員会
( 5 )県支部協議会費
機関会議の会場費・活動費・交通費・食費等。中央委員会は静岡会場開
催を見込み増額した。
( 6 )分会長会議費
( 7 )会計監査費(内部監査)
( 8 )選挙管理費
役員選挙、スト権投票、開票実務のアルバイト代。
−36−
2015年度一般会計予算案の各項目について( 2 )
〈支 出〉
款・項目
説 明
4 .組織活動費
( 1 )支部運営費 ( 2 )分会活動費 支部活動運営費用。分会活動費用。
( 3 )専門部活動
①青年部 ②女性部
③マスターズクラブ
各部活動を再開させるため計上した。
( 4 )部会活動
①パート部会 ②正規部会
部会の会場費・交通費・食費等。正規部会は活動再開するために計上した。
( 5 )業態別協議会費
①店舗 ②宅配
協議会の交通費・食費等。
( 6 )春闘・秋闘等
春闘・秋闘の協議・交渉等の交通費・食事代等。
( 7 )組織内会議・協議交渉等
労組内の諸会議・協議交渉の会場費・交通費・食費等。新人事制度交渉
費用等。
( 8 )組織内活動費
専従の活動費・交通費。
( 9 )慶弔見舞金
慶弔見舞金規程に基く、慶弔見舞金等。
(10)特別企画(文化・平和・レク)
労組員の交流を目的にした企画、基地見学等の費用等。
(12)組織拡大・強化対策費*
組織拡大の費用、組織強化費用として生協のあり方・働き方研究会企業
視察、コープ商品見学企画など計上。
(11)アウトソーシング・雇用対策費* アウトソーシング、事業所閉鎖に対応するための費用。
(12)生協労連共済・全労連共済*
慶弔見舞金規程に基き「生協労連共済慶弔見舞金35円型」
「全労連共済
慶弔火災型 5 円型」掛け金。
(13)最賃闘争費*
最低賃金引き上げ・最賃裁判に関わる費用。
(14)闘争支援金*
予算計上はないが、係争案件が発生した場合、闘争積立金規程に基づき
計上する。
5 .教宣活動費
( 1 )学習教育費
①組合員教育
労働組合初級教育、その他の学習会、分会長手帳。
②学習資料
学習資料、学習パンフレット等。
( 2 )調査研究
各種調査、生活実感アンケート集計費用など。
( 3 )情報・宣伝活動費
機関紙発行費用、印刷経費等。
6 .加盟団体会費
( 1 )生協労連
正規916円×1078人、パート233円×4877人、ケアメイト116円×60人=
月額×12ケ月分として計上
( 2 )地連
正規1600円×1078人、パート400円×4877人、ケアメイト100円×60人と
して計上
( 3 )県労連
神奈川県労連、静岡県評、山梨県労連の会費。
7 .渉外共闘費
( 1 )分担金
メーデーや平和行進、各種集会などへの分担金。
( 2 )対外会議費
上部団体大会、外部研修・交流会等の参加費等。
( 5 )渉外費
年賀・メーデー祝賀広告、旗開きのお祝い金、意見広告等。
8 .労組活動災害保険
中央執行委員、労組員の労組活動中の傷害保険。参加者の増加見込み増
額した。
−37−
2015年度 ユーコープ労働組合特別会計 予算案
< 収 入 >
科 目
夏季カンパ・震災支援カンパ
年末カンパ
受取利息
ちひろカレンダー販売代金
合併受入金収入
当期収入合計(A)
前年度繰越金
収入合計(B)
2014年度
決算
2015年度
予算
418,991
288,322
284
33,800
400,000
300,000
200
30,000
741,397
730,200
1,559,024
2,300,421
1,390,733
2,120,933
< 支 出 >
科 目
原水禁世界大会派遣費用
日本平和大会派遣費用
ビキニデー派遣費用
日本母親大会派遣費用
ちひろカレンダー原価
震災支援費
予備費
当期支出合計(C)
当期収支差額(A)-(C)
次年度繰越金(B)-(C)
2014年度
決算
470,498
0
64,964
138,590
25,844
209,792
2015年度
予算
909,688
600,000
10,000
100,000
100,000
30,000
200,000
50,000
1,090,000
-168,291
1,390,733
-359,800
1,030,933
備 考
*広島・長崎 6名派遣予定
*1名派遣予定
*焼津 5名派遣予定
*神戸
2名派遣予定
*ボランティア等の補助金
備考 ①予備費は予算項目以外に使用する場合、中央執行委員会の判断で支出する。
②時々の判断で独自に取り組むカンパは、集まった額のみ支出を行う。
−38−
第 4 号議案
2015年秋闘の取り組み方針案
1. 2
015年秋闘では、2015年度運動方針に基づき、特に以
下の取り組みを重点とします。
( 1 )社会的な要求の前進に取り組みます。とくに「戦争法」を廃案にし、憲法 9 条を守る行動に
全力をあげます。
( 2 )生協再生・事業打開のために職場の声を広く結集し、理事会が策定中の「中期経営計画」に
反映させる取り組みをおこないます。
( 3 )パート職員の定年延長とキャリアパート職員の月給化の早期実現を目指して理事会と協議・
交渉をおこないます。
( 4 )正規職員の「役割等級制度」の見直し要求の議論・検討を開始します。
( 5 )店舗をはじめとした深刻な人員不足への具体的な対策を強く理事会に求めます。
( 6 )2015年春闘協定をはじめ、これまでの労使協定が遵守されているかチェックします。
( 7 )業態別労使協議会などを通じた、各職場の問題解決や改善の取り組みを重視します。
( 8 )正規・パートなどの雇用区分や子会社・委託会社などの立場の違いを乗り越え、働くものの
連帯を重視します。
2 .秋闘要求の論議・決定・交渉は以下のとおりとします。
( 1 )9 月上旬から中旬に、県ごとに分会長会議を開催します。
( 2 )9 月中旬から10月初旬にすべての職場で分会を開催し、秋闘要求をはじめとした諸課題につ
いての討議をおこないます。
( 3 )分会討議に基づいて10月10日の中央執行委員会で秋闘要求を決定します。
( 4 )11月上旬から下旬に理事会との団体交渉をおこない、11月28日の第 1 回中央委員会の決定に
従って妥結判断をおこないます。
第 5 号議案
ストライキ権確立案
( 1 )秋闘要求・春闘要求をはじめとした諸要求、雇用と人権を守る要求の実現を目的としてスト
ライキ権を確立します。
−39−
2014年度活動日誌
7月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
26 第 1 回定期大会(171人)
27〜29 全労連大会( 4 人)
しずおかエリア中型店年末年始営業条件変
30
更団体交渉(21人)
31 第 1 回常任中央執行委員会
31
8月
シニアアルバイト暫定導入に関する労使協
議
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
1 定例労使協議会
2 食農健神奈川会議「ブルーベリー狩り」
( 2 人)
2 〜 3 日本母親大会(14人)
4 第16回最低賃金裁判(15人)
4
最低賃金引き上げステッカーアピール行動
かながわ(1294人)
4
最低賃金引き上げステッカーアピール行動
やまなし(120人)
5
最低賃金引き上げステッカーアピール行動
しずおか(583人)
4 〜 6 原水爆禁止世界大会( 6 人)
19 第 2 回常任中央執行委員会
23〜24 生協労連東海地連定期大会(13人)
26 第 3 回常任中央執行委員会
30 第 1 回中央執行委員会
9月
31 ヘルパーネット川崎介護セミナー( 3 人)
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
3 分会長会議/かながわ正規①( 8 人)
4 分会長会議/かながわ正規②( 2 人)
5 分会長会議/かながわ正規③( 3 人)
5 分会長会議/やまなし正規・パート(15人)
6 分会長会議/かながわ正規④(12人)
9 第 4 回常任中央執行委員会
10 分会長会議/かながわパート(97人)
12 分会長会議/しずおか(53人)
13 分会長会議/しずおか(48人)
13 神奈川労連第30回定期大会(13人)
13 分会長会議/かながわ宅配パート(11人)
18〜19 生協労連第47回定期大会(14人)
20 静岡県評第67回定期大会( 5 人)
21
「集団的自衛権」反対!原子力空母いらな
い! 9 ・21横須賀集会( 2 人)
23 9.23焼津行動( 3 人)
24 第 5 回常任中央執行委員会
23 1000万人アクション亀戸集会( 1 人)
26
30 第 5 回合同店舗労使協議会(19人)
30
最賃改定に伴う基本時給引き上げ労使交渉
( 4 人)
−40−
資生堂アンフィニ支援共闘会議第 5 回総会
( 3 人)
2014年度活動日誌
10月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
3 山梨県支部協議会(13人)
5 山梨県労 定期大会( 8 人)
4 静岡県支部協議会(10人)
4 はたらく女性の神奈川県集会( 2 人)
4 〜 5 生協労連パート部会総会( 9 人)
8 第 6 回常任中央執行委員会
11 第 2 回中央執行委員会
14 定例労使協議会
14 第 7 回常任中央執行委員会
19 地連労働学校( 6 人)
22 最低賃金裁判(13人)
26 静岡県支部協議会( 9 人)
23 日本母親大会省庁交渉( 1 人)
25 全労連非正規センター学習会( 4 人)
26 全労連パート臨時労組連絡会総会( 5 人)
27 選挙管理委員会
26 集団的自衛権NO!神奈川県集会( 4 人)
28 第 8 回常任中央執行委員会
11月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
4 コープ水産秋闘団交( 4 人)
6 第 9 回常任中央執行委員会
7 コープデリバリーパート秋闘団交(13人)
8 第 3 回中央執行委員会
8 第 1 回秋闘団交(32人)
8
静岡県評「働くみんなが元気の出る集会」
( 7 人)
8
第12回介護にはたらく仲間の全国交流集会
( 2 人)
9 介護ヘルパーネット交流会、第10回総会( 3 人)
13 静岡県生協連 ビキニデー学習会( 1 人)
13〜14 全労連中央行動(延31人)
15 第 2 回秋闘団交(静岡会場/61人)
18 第10回常任中央執行委員会
18 閉店問題第 2 回団体交渉(15人)
18 福祉専任職員秋闘団交( 9 人)
21 第 3 回秋闘団交(山梨会場/60人)
22 浜岡原発廃炉を求める「ひまわり集会」
(15人)
22 神奈川非正規労組連絡会総会(23人)
22 かながわ収穫祭(14人)
23 神奈川労連争議・権利討論集会( 5 人)
26 第11回常任中央執行委員会
26 第 4 回秋闘団交(神奈川会場/17人)
27 閉店問題第 3 回団体交渉(11人)
29 第 4 回中央執行委員会
28 全労連憲法キャラバンin静岡( 1 人)
29 第 1 回中央委員会(80人)
−41−
2014年度活動日誌
12月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
3 全労連争議支援総行動( 2 人)
6 第 5 回秋闘団交(神奈川会場/30人)
7 福祉事業部長とケアメイト懇談会( 8 人)
7 横浜介護看護ネット介護セミナー(12人)
9 第12回常任中央執行委員会
12 第 5 回中央執行委員会
15 第18回最低賃金裁判( 9 人)
16 資生堂アンフィニ東京高裁裁判( 4 人)
20 中間会計監査
18
子どもと教育を考える静岡県民会議、県と懇
談( 1 人)
22 第13回常任中央執行委員会
20 神奈川労連春闘討論集会( 4 人)
22 「次期パート人事制度」第 1 回団交
23 神奈川労連争議支援行動( 3 人)
22「正規職員復職支援制度」第 1 回労使協議
26 地連専従者学習交流会( 4 人)
1月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
6 第14回常任中央執行委員会
7 神奈川店長懇談会(25人)
7 神奈川パート部会世話人会
10 第 6 回中央執行委員会
10 神奈川労連評議員会( 5 人)
・旗開き( 3 人)
13 分会長会議/かながわパート(63人)
10 静岡県評春闘共闘総会・学習会・旗開き( 5 人)
14 分会長会議/かながわ正規( 9 人)
15 分会長会議/かながわ正規( 3 人)
16
分会長会議/しずおか(33人)/かながわ
正規( 4 人)
17
分会長会議/しずおか(37人)/かながわ
正規(10人)
17 分会長会議/かながわ宅配パート(18人)
24 神奈川労連女性センター第 7 回総会〈 2 人〉
再生可能エネルギー普及全国フォーラム20
15in静岡( 1 人)
20 第15回常任中央執行委員会
24〜25
20 シニアアルバイト制度交渉(第 1 回)
24〜25 東海地連春闘組合学校(19人)
28 シニアアルバイト制度交渉(第 2 回)
2月
31〜 2 / 1
生協内・労組内
静岡県評 組織を大きくしよう学習交流会
( 3 人)
上部団体・他団体・対外活動など
3 次期パート人事制度第 2 回団体交渉(21人)
6 第16回常任中央執行委員会
4 日産いすゞ支援共闘会議第 6 回総会〈 2 人〉
7 第 3 回ナビゲーション労使協議会(11人)
8 静岡県評 女性部「初春のつどい」( 8 人)
11 トヨタ総行動( 2 人)
12 中央労働安全衛生委員会
14 第 7 回中央執行委員会
14 第 2 回中央委員会(76人)
14 春闘要求提出交渉(50人)
15 春の神奈川県民集会( 5 人)
16 シニアアルバイト制度交渉(第 3 回)
16 定例労使協議会
17 第17回常任中央執行委員会
17 閉店問題第 4 回団体交渉(17人)
横浜弁護士会「集団的自衛権NO!かなが
わ集会」(12人)
27 次期パート人事制度第 3 回団体交渉(52人)
21
28 第 1 回12月31日配送問題団体交渉(13人)
28 横浜介護セミナー( 9 人)
28〜 3 / 1 ビキニデー集会(12人)
−42−
2014年度活動日誌
3月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
3 第18回常任中央執行委員会
7 次期パート人事制度第 4 回団体交渉(54人)
4 〜 5 全労連中央行動(28人)
11 第19回常任中央執行委員会
8 静岡県評春闘決起集会( 6 人)
11 次期パート人事制度第 5 回団体交渉(27人)
8 3.11震災メモリアル集会・静岡( 4 人)
12 春闘統一行動・静岡( 2 人)
12 通信労組(静岡)スト支援( 2 人)
13 第 8 回中央執行委員会
13 食農健神奈川会議総会( 2 人)
18 春闘第 1 回団体交渉(神奈川会場/32人)
24 第20回常任中央執行委員会
21 静岡県評第 2 回幹事会( 3 人)
27 第 1 回デリバリーパート交渉(14人)正規交渉(10人)
27 15春闘フランチャイズ本部要請行動かながわ( 3 人)
28 春闘第 2 回団体交渉(静岡会場/53人)
29 静岡県評パ臨連「働くみんなの春のつどい」
( 8 人)
4月
生協内・労組内
1 ケアメイト交渉( 8 人)
上部団体・他団体・対外活動など
4 〜 5 生協労連組織拡大交流会( 4 人)
3 春闘第 3 回団体交渉(山梨会場/54人)
3 第 2 回デリバリーパート交渉(11人)
7 コープ水産交渉( 7 人)
8 第21回常任中央執行委員会
11 第 9 回中央執行委員会
11 第 3 回中央委員会(73人)
11 春闘第 4 回団体交渉(神奈川会場/55人)
15
ファーストフード・グローバルアクション
(神奈川 3 人)
14 第22回常任中央執行委員会
15
ファーストフード・グローバルアクション
(静岡 1 人)
15 中央労働安全衛生委員会
18 アンフィニ宣伝行動(静岡 9 人)
21 正規職員休職期間通算問題労使協議
20 生協労連介護部会厚労省交渉( 1 人)
23 定例労使協議会
22 第19回最低賃金裁判(13人)
25 宅配12/31配送問題団体交渉
23 4 ・23公害共同支援集会( 5 人)
27 選挙管理委員会
24 消費税廃止静岡県各界連街頭宣伝(静岡 1 人)
28 第23回常任中央執行委員会
5月
24〜29
生協内・労組内
NPT再検討会議(ニューヨーク)生協労
連代表団( 1 人)
上部団体・他団体・対外活動など
1
メーデー集会(静岡 3 人・沼津 2 人・浜松
1 人・富士宮 1 人)
1 メーデー集会(神奈川県内11人)
(甲府 4 人)
3 憲法記念講演会(静岡 1 人・沼津人)
3 全国憲法集会(横浜/ 6 人)
7 平和行進(神奈川県内19日まで)
9
13 第24回常任中央執行委員会
「浜岡原発再稼働を認めないで署名」街頭
宣伝行動(静岡10人)
14 静岡・浜岡原発停止 4 周年行動( 2 人)
15 静岡・戦争法案反対集会・デモ行進( 3 人)
16 第10回中央執行委員会
19〜20 地連パート部会学習交流会in横須賀(13人)
19〜31 平和行進(静岡県内 延べ25人)
25 第25回常任中央執行委員会
28 第 1 回店舗労使協議会
27 全労連中央行動(11人)
30〜31 生協労連自立化シンポジューム( 3 人)
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2014年度活動日誌
6月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
2 第26回常任中央執行委員会
4 中期経営計画第 1 回労使協議
5 第11回中央執行委員会
9 〜10 生協労連中央委員会( 4 人)
5 宅配12月31日営業問題交渉
13 ストップ安倍政権6.13大集会( 2 人)
12 分会長会議静岡パート(36人)
13 分会長会議静岡パート(27人)
13〜14
第23回パート・派遣など非正規ではたらく
なかまの全国交流集会( 5 人)
15 大中型店管理者体制変更問題第 1 回労使協議
14 静岡県評「わくわく講座 開講式」( 2 人)
16 第27回常任中央執行委員会
17 戦争法案反対国会座り込み行動( 2 人)
18 資生堂アンフィニ東京高裁裁判日行動( 4 人)
19 湘南パート支部集会(12人)
19〜21 生協労連第21回沖縄基地・戦跡めぐり( 1 人)
20 山梨県弁護士会主催憲法集会( 6 人)
21 横浜ヘルパーネット介護セミナー(11人)
21 静岡県母親大会( 6 人)
23 資生堂株主総会宣伝行動( 3 人)
24 瀬谷工場パート支部集会(14人)
24〜25 生協労連新専従者セミナー( 4 人)
26 西湘パート支部集会(16人)
26 横浜西パート支部集会(11人)
26 川崎横浜北パート支部集会(34人)
26 横浜南パート支部集会(12人)
30 第28回常任中央執行委員会
28
静岡「浜岡原発再稼働を認めないで署名」
ラストスパートイベント( 2 人)
30 大中型店管理者体制変更問題第 2 回労使協議
7月
生協内・労組内
上部団体・他団体・対外活動など
1 中期経営計画第 2 回労使協議
3 県央パート支部集会(18人)
3 コープデリバリーパート支部集会(14人)
4 宅配パート支部集会(38人)
4
静岡パート部会世話人会 街宣行動「戦争
法案廃案」署名(13人)
4 本部パート支部集会( 4 人)
4
静岡弁護士 9 条の会・戦争法反対アピール
ウォーク( 2 人)
11 第12回中央執行委員会
11
中央執行委員 新横浜駅前「戦争法案廃案」
署名・宣伝行動( 人)
12 ケアサポートパート支部集会(10人)
12
静岡県評「最賃1000円をめざすハンスト・
賃金マップ作成」宣伝行動( 2 人)
18
神奈川非正規センター「はたらくみんなの
元気集会」(20人)
18
戦争させない・ 9 条壊すな!静岡総がかり
行動( 3 人)
7 第29回常任中央執行委員会
14
コープ水産パート交流会と戦争立廃案署名
駅頭宣伝( 5 人)
21 第29回常任中央執行委員会
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