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資料2-2 (PDF:4429KB)
- Ⅱ.資料編 -
1.府中市観光振興プラン検討協議会について
(1) 設置要綱
-Ⅱ-1-
(2) 委員名簿
50音順・敬称略
No.
氏 名
選出団体等
1
大室 容一
府中観光協会
2
小野 一之
学識経験
3
郭 東仁
府中市商店街連合会
4
北吉 仁久
サントリー酒類(株)
5
駒寄 健夫
京王電鉄(株)
6
今野 耕作
学識経験
7
清水 康行
日本中央競馬会 東京競馬場
8
東海林 洋
市民生活部
9
杉崎 則夫
学識経験
10
髙野 昌典
公募市民
11
田中 篤也
(株)フォルマ
12
東海林 文代
公募市民
13
堤
むさし府中商工会議所
薫
[中里 豊治]
備 考
会長
第3回以降
[第1、2回]
14
日並 理恵
むさし府中青年会議所
15
山田 和夫
公募市民
注1)任期は平成22年9月2日から平成23年3月31日まで
2)[ ]は前任者
-Ⅱ-2-
(3) 開催記録
回
数
第1回
日
時
場
所
次 第
H22。9。2(木)
市役所北庁舎
1.あいさつ
10:00~11:30
3 階第 1 会議室
2.府中市観光振興プランの策定について
3.府中市観光振興プラン検討協議会の設置
4.昨今の観光の動向について
5.府中市の観光の動向について
6.意見交換
7.その他
第2回
H22.10.26(火)
市役所北庁舎
1.あいさつ
14:00~15:30
3 階第 2 会議室
2.前回協議会の振り返り
3.府中市主要観光資源の状況
4.府中市の観光の現況と課題
5.意見交換
6.その他
第3回
H22.12.16(木)
市役所北庁舎
1.あいさつ
14:00~15:30
3 階第 5 会議室
2.委員の変更について
3.前回協議会の振り返り
4.意識調査結果について
5.観光振興の方向と方策について
6.意見交換
7.その他
第4回
H23.1.20(木)
市役所北庁舎
1.あいさつ
10:00~11:30
3 階第 1 会議室
2.前回協議会の振り返り
3.意識調査結果(資源等)について
4.観光振興の方策と推進体制について
5.意見交換
6.その他
第5回
H23.3.4(金)
市役所北庁舎
1.あいさつ
15:00~16:30
3階第1会議室
2.前回協議会の振り返り
3.観光のキャッチフレーズについて
4.観光振興プラン検討協議会報告について
5.意見交換
6.その他
7.総括
-Ⅱ-3-
2.府中市の現状
(1) 人口
① 人口の動向
(人)
年
S30
S35
S40
S45
S50
S55
S60
H2
H7
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
世帯数
11,708
18,705
32,728
45,324
55,120
67,529
72,999
81,245
88,036
96,424
99,239
101,350
103,153
105,427
107,695
109,246
110,236
111,835
113,918
人口
58,937
82,098
126,519
163,173
182,474
192,198
201,972
209,396
216,211
226,769
231,725
234,664
237,163
241,359
245,623
247,173
248,767
251,014
254,038
300,000
世帯数
250,000
人口
200,000
150,000
100,000
50,000
0
S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21
5年ごと表示
1年ごと表示
資料:国勢調査にもとづく推計人口
図表
②
人口及び世帯数の推移
年齢構成
(人)
0
50,000
100,000
S55
22.5
71.4
S60
19.5
73.2
H2
15.9
75.2
H7
14.0
74.8
H12
13.5
72.7
H17
13.3
200,000
15~64歳
7.3
8.9
11.2
13.8
16.1
65歳以上
0~14歳 15~64歳 65歳以上
43,027 136,715
11,650
39,413 147,807
14,742
32,925 156,223
18,415
30,344 161,505
24,277
30,502 164,820
31,325
32,740 172,974
39,578
資料:国勢調査
図表 年齢別人口の推移
-Ⅱ-4-
250,000
6.1
70.6
0~14歳
年
S55
S60
H2
H7
H12
H17
150,000
(%)
合計
191,392
201,962
207,563
216,126
226,647
245,292
(2) 産業
① 農業
1200
1000
800
600
農家数(戸)
専従人口(人)
400
200
0
H17
年
H17
H18
H19
H20
H21
H18
H19
H20
農家数(戸)
専業
11
10
10
9
9
総数
476
472
471
470
468
H21
兹業
465
462
461
461
459
専従人口
(人)
1,087
1,082
1,065
1,058
1,051
資料:市民生活部経済観光課まとめ
図表
農家数及び専従人口の推移
表
農地の推移と構成
年
総面積
田
畑
H17
H18
H19
H20
17,607
17,493
16,869
16,374
H21
15,766
4,824
4,679
4,482
4,362
4,204
(26.7%)
9,742
9,812
9,419
9,073
8,623
(54.7%)
注)市外農地を含む。
資料:市民生活部経済観光課まとめ
-Ⅱ-5-
(単位:a)(各年2.1)
一戸当たり
樹園地
平均耕地面積
3,041
37.0
3,002
37.0
2,968
35.8
2,939
34.8
2,939
33.7
(18.6%)
②
工業
(人)
(事業所)
25,000
1,000
20,000
800
15,000
600
10,000
400
5,000
200
0
0
H7
H10
H12
H15
H17
事業所数(右目盛)
年
H7
H10
H12
H15
H17
H20
H20
従業者数(左目盛)
事業所数(事業所) 従業者数(人)
410
20,176
381
17,400
338
15,967
273
13,233
249
12,042
157
11,375
製造品出荷額等(億円)
13,934
8,909
7,399
9,005
資料:工業統計調査(全数調査年のみ記載)
図表
③
工業の事業所数、従業者数の推移
商業
(人)
(百万円)
30,000
600,000
25,000
500,000
20,000
400,000
15,000
300,000
10,000
200,000
5,000
100,000
0
0
H9
H11
H14
従業者数(左目盛)
年
H9
H11
H14
H16
H19
事業所数
(事業所)
1,982
2,055
1,962
1,895
1,703
H16
H19
年間販売額(右目盛)
従業者数
(人)
14,842
16,532
16,806
16,613
15,558
年間販売額
(百万円)
446,348
514,308
526,795
520,343
567,281
資料:商業統計調査
図表
商業の事業所数、従業者数及び年間販売額の推移
-Ⅱ-6-
(3) 交通機関
① 鉄道
表
市内の鉄道路線及び駅別乗車(乗降)人員(平成 21 年度)
事業者
路線
武蔵野線
駅名
北府中
府中本町
JR東日本
南武線
分倍河原
西府
武蔵野台
多磨霊園
東府中
京王線
京王電鉄
府中
分倍河原
中河原
競馬場線 府中競馬正門前
多磨
白糸台
西武鉄道 多摩川線
競艇場前
是政
1日平均乗車
(乗降)人員
13,086
備考
17,304
乗車人員
37,640
6,647
25,153
11,650
19,870
87,639
86,262
25,401 乗降人員
3,379
12,830
5,371
2,734
7,634
資料:各事業者発表による
②
バス
路線バス:京王バス(市内全域)、小田急バス(多磨町、朝日町周辺)
コミュニティバス「ちゅうバス」:路線バスが丌便なエリアを運行(下図)
図 「ちゅうバス」路線図
-Ⅱ-7-
3.主要観光資源等一覧
(1)
観光資源の分類
表 国の共通基準の分類による府中市内の主要観光資源の分類
区 分
自然
市内の主要観光資源
○市川緑道・西府町湧水
○府中崖線
○多摩川
○浅間山(浅間神社・都立浅間山公園)
歴史・文化
○武蔵国府跡
○分倍河原古戦場跡
○東京農工大本館
○高安寺
○大國魂神社
○国府八幡宮
○馬場大門のけやき並木
○東郷寺
○府中市美術館・牛島憲之記念館
○読売新聞府中工場
○武蔵府中熊野神社古墳
○府中市郷土の森博物館
○サントリー武蔵野ビール工場(注1)
○下河原緑道(東京砂利鉄道)
スポーツ・レク ○府中多摩川かぜの道(サイクリングロード)
リエーション
○郷土の森公園・修景池(大賀ハス)
都市型観光
○大東京綜合卸売センター
○府中の森芸術劇場
○都立府中の森公園
○都立多磨霊園
○府中特産品直売所
○府中市郷土の森観光物産館(注2)
行祭事・
○くらやみ祭
イベント
○郷土の森梅まつり
○農業まつり
○すもも祭
○くり祭(献灯祭)
○郷土の森あじさいまつり
○けやきフェスタ
○酉の市
○府中市商工まつり
○府中市民桜まつり
○JRA東京競馬場(注3)
注1)国の共通基準では産業観光を「歴史・文化」に含めているためここに分類したが、食に係る「都市型観光」としての要素もあ
る。
2)府中市郷土の森観光物産館は平成 23 年度開館予定。
3)国の共通基準では競馬場は観光地点に含まれないが、本市の中で大きな集客力を持つ施設であるため、便宜的に「レース
場」とみなして「祭行事・イベント」に含めた。
-Ⅱ-8-
(2) 主要観光資源
分野
資源名称
概要
自然
(河川)
市川緑道・西府町湧水
■市川緑道の階段を下りきる手前右側に、西府崖線の湧水がある。西府崖線の自
然林と湧水は府中30景の一つで、湧水は東京の名湧水57選にも選定。
■緑道そばの市立第五小学校は明治6年創立の「育幼学舎」を始まりとし、名木百
選のクスノキは大正元年に植えられたもの
自然
(河川)
府中崖線
■多摩川から武蔵野台地へ向かう段丘の境界であり、立川市、国立市方面より府
中市を経て狛江市まで約16km続いている。通称「ハケ」と呼ばれ、多くの湧水群
があり水耕やワサビづくりに利用されていたが、近年湧出量は減っている。
自然
(河川)
多摩川
■市の南端を流れる一級河川で豊かな植生と四季折々の表情を持ち、是政河原
のオギの群落が「府中30景」に選定されている。堤防上に整備されたサイクリング
ロードは「かぜの道」として親しまれている。
自然
浅間山(浅間神社・都立浅間山公園)
(その他の自然資源)
■標高80mほどの小高い丘で、市内とは30m程の高低差がある。丘には堂山
(標高80m)、中山、前山の3つの頂があり、府中市一帯を眺望でき、尾根からは
富士山を望むことが出来る〈富士見百景〉。散策路が整備されている。クヌギ、コナ
ラの雑木林に、5月中旬頃には浅間山が唯一の自生地となっているムサシノキス
ゲが黄色い花を咲かせる。
■頂上には浅間神社の石造の小祠が鎮座する。同村の稲荷社と明治41年9月に
合祀され、現在地に遷座したと記されている。祭神は木花咲耶姫命で、4月1日に
例祭が行われる。他にも水手洗神社や人見四郎の墓跡がある。
歴史・文化
(史跡)
武蔵国府跡
■大化の改新により成立した武蔵国の政治の中心地「国府」は府中市に置かれ、
江戸開幕まで府中は武蔵国の中心地であった。
■国府の政務機関である「国衙」跡が、大國魂神社の境内と東側一帯に存在して
いたことが確実となり、その中枢施設「国庁」とみられる大型建物跡が宮町2-5-3で
発掘された。
歴史・文化
(史跡)
分倍河原古戦場碑
■元弘3年(1333)5月、上州で討幕の兵を挙げた新田義貞は、鎌倉幕府軍を打ち
破りながら南下。府中の分倍河原で北条泰家率いる幕府軍を下し一気に鎌倉に攻
め込んだ。この歴史的な合戦の舞台となった分倍河原に、新田氏の子孫で元男
爵・新田義美氏の筆による記念碑が昭和10年に建てられた。
歴史・文化
(史跡)
武蔵府中熊野神社古墳
■日本国内でも3例しかない上円下方墳という貴重な古墳。他の2例(奈良県・静
岡県)が7世紀後半~8世紀前半とされるのに対し、同古墳は7世紀前半のもと判
明し、上円下方墳の国内最大・最古級の古墳とわかった。2005年7月に国指定の
文化財(史跡)に指定。
歴史・文化
(史跡)
東京農工大学農学部本館・けやき並木
■国分寺街道に面した正門から農学部本館へと続く見事な「けやき並木」は、緑深
いキャンパスの象徴となり、「府中30景」にも選ばれている。昭和10年以降に植栽
され、樹齢は80年ほど。農学部本館正面にはスギとアカマツ。スギは本館竣工時
には成木としてそこにあったもので、樹齢は百年を越えているといわれる。
■農学部本館は、昭和10年の竣工で、国の登録文化財に登録されている。
■近傍の明星学苑には名木百選に選ばれたホソイトスギが見える。
歴史・文化
(神社・仏閣)
大国魂神社
■社伝によれば、景行天皇41年(111)5月5日、武蔵国の護り神として大国魂神を
祀ったのが始まりとされる。大化の改新以後、武蔵国の”国府“が置かれて以来、”
国司”が祭祀を執り行ったが、平安時代に各諸神を合祀する「総社」が置かれ、武
蔵国では大國魂神社が総社となり、さらに平安末期には著名な六か所の神社が合
祀され「武蔵六所宮」と呼ばれるようになった。
■武士の世になっても広く武将たちの信仰を集め、徳川家康が関が原の戦いや大
坂の陣の戦勝祈願成就の御礼として馬場を献上し、本殿や拝殿、楼門を修築した。
明治4年(1871)に武蔵総社大國魂神社と改称し現在に至る。
歴史・文化
(史跡)
馬場大門のけやき並木
■1062年、源頼義・義家父子が奥州征伐(前九年の役1051~62)の戦勝祈願御
礼としてケヤキの苗1000本を寄進したことに由来するといわれ、その後、徳川家康
が関が原・大坂両役の戦勝の御礼として慶長年間 (1596~1614)に、馬場を献上
しケヤキの苗を補植した。
■現在の並木には、その江戸初期のケヤキが数本残っている他、ケヤキが152
本、その他カエデなどの老樹を含め、合計200本を越える木が植えられている。中
には、ケヤキの枯木に桜が生えているものもある。
■大正13年12月、国の天然記念物(名勝)に指定。ケヤキ並木道が指定されてい
るのは国内で府中のみ。
■現存する最古のけやきは樹齢約600年(北に向かい旧甲州街道手前右側)の家
康が補植したもの。当初(源頼義・義家父子)のけやきは全く残っていない。源義家
公の銅像が建っている場所に古木が残っていたが 殆ど枯れていたために、昭和56
年(1981)に伐採された。地上30cmの根元から切りとり輪切り標本として府中市の
郷土森博物館に保存されている。
-Ⅱ-9-
分野
歴史・文化
(神社・仏閣)
資源名称
概要
高安寺
■曹洞宗。現在の本堂は享和3年(1803)、山門は安政(1854)の建立で、鐘楼・
観音堂と共に東京都選定歴史的建造物に指定。
■室町時代、将軍足利尊氏(1305-1358)が、元々この地にあった市川山見性寺を
再興し、龍門山高安護国禅寺と号したのがはじまりとされる。尊氏は国と人々の平
和を願い全国に安国寺や利生塔を建てた。武蔵国の安国寺が高安寺で、鎌倉時代
末期から南北朝の戦乱の時代には、崖上にあったことからしばしば合戦の本陣と
なった。
歴史・文化
(神社・仏閣)
国府八幡宮
■聖武天皇(在位724-749)が一国一社の八幡宮として創立したものと伝わる古社。
今も鬱蒼とした林が神社を取り囲み、荘厳な雰囲気をかもしだしている。
歴史・文化
(神社・仏閣)
東郷寺
■日蓮宗聖将山東郷寺は、もともとは日露戦争日本海海戦で有名な東郷平八郎
元帥の別荘地で、東郷の死後、元帥を慕う人々によって昭和14年に寺が建てられ
た。元帥の別荘の建物は今でも残っている。門前には府中市名木100選の巨木
“しだれ桜”があり、山門とともに府中を代表する景観の一つとなっている。
■簡素で力強い山門は、ベネチア国際映画祭など海外でも絶賛された黒澤明監督
の名作「羅生門」やそれに続く「美女と野獣」のモデルになったといわれている。
歴史・文化
府中市郷土の森博物館
(博物館/歴史的建造
物)
■約14haの広さの”郷土の森“がひろがるフィ-ルドミュ-ジアム(昭和62年開
園)。府中の歴史や風土・自然を紹介する博物館本館、プラネタリウムや8棟の復
元建造物、広大な芝生広場、梅園、水遊びの出来る池などがある。
■建築物の復元については昭和55年「府中市郷土の森建設基本計画」において、
農家、町屋、公共建築物の復元が計画された。最終的に公共建築物3棟、農家2棟
(旧河内家住宅・旧越智家住宅)、町屋2棟(旧田中家住宅・旧島田家住宅)、ハケ
上・下の農家などを府中の地形の特徴を表現した郷土の森敷地内に復元・配置す
る計画が決定し、その後、旧三岡家長屋門を加え、復元建築物8棟が郷土の森に
復元された。
歴史・文化
府中市美術館・牛島憲之記念館
(美術館/記念・資料
館)
■2000年10月に開館した美術館。光と緑あふれる公園との一体化をめざして、ライ
ムスト-ンやガラスなど自然の素材が印象的な建物となっている。企画・常設展示
室の他、公開制作室、創作室、子ども造形室、市民ギャラリ-、美術図書室などが
あり、誰でも無料で利用でき、名画の鑑賞とともに身近に美術を体験することができ
る。
■牛島憲之記念館は、遺族から寄贈された洋画家・牛島憲之氏の作品約60点が
展示されている。
■ミュ-ジアムショップや喫茶室など来館者がくつろげる工夫や、お年寄りや障害
者にも配慮された設計になっている。
歴史・文化
(産業観光)
サントリー武蔵野ビール工場
■ユーミンの「中央フリーウェイ」でも謳われるサントリー最初のビール工場(1963
年開設)。ビールの製造工程の見学もできる。モンドセレクション最高金賞受賞の
「ザ・プレミアム・モルツ」や丹沢水系の天然水で仕込んだ「モルツ」の試飲もでき
る。
歴史・文化
(産業観光)
読売新聞府中工場
(東京メディア制作㈱)
■読売新聞の国内18番目の印刷工場として、東京・多摩地区、山梨、長野、神奈
川県の一部を配達エリアとする読売新聞とスポーツ報知など、1日に約90万部を印
刷している。工場見学は随時実施。
歴史・文化
(歴史的建造物)
下河原緑道(東京砂利鉄道)
■府中市域ではじめて鉄道が敷かれたのは1919(明治43)年の国分寺・下河原間
に多摩川の砂利採取・運搬を目的に開通した東京砂利鉄道。昭和8年の東京競馬
場の開設に伴い支線による競馬開催日のみ乗客輸送も行われた。戦時中には国
分寺・東芝前駅間における通勤者専用電車を運行、戦後には常時運転も開始され
たが、昭和48年の武蔵野線開通により旅客廃止、3年後には貨物運転も廃止され
幕を閉じた。
■現在では跡地が自転車・歩行者専用道「下河原緑道」として整備されている。一
部には2本のレールが路面に埋め込まれて今も残っている。多摩丘陵を臨み田園
風景の中を南北に走る道では、四季折々の花や木を楽しむことができる。
歴史・文化
府中の森芸術劇場
(その他の文化施設)
■個性豊かな3つのホ-ルを持つ芸術施設。
■2000人を越える収容人数でオーケストラピットも備え、多目的に利用できる「どり
-むホ-ル」。オーケストラ公演“どりーむコンサート”は、クラシックには珍しく2000
人規模のホ-ルが満席となるほどの支持を集める他、オペラやミュージカル、バレ
エ、ポップスなど多彩な催しが開催される。
■500席余りの「ウィ-ンホ-ル」は室内楽など音楽専用のホール。ドイツ製のパイ
プオルガンは劇場オープンの1991年6月にあわせて制作され、3ヶ月余りかけて組
み上げられた。天井部の432本の白い筒状の残響可変装置により、音の響きを調
節できるようになっている。
■「ふるさとホ-ル」は落語、文楽等の伝統芸能や演劇に適し、廻り舞台で舞台と
客席が近い。
■その他、レセプションもできる大会議場もあり、あらゆるジャンルの文化芸術が可
能な施設で、一年を通じ様々な文化芸術が上演されている。
-Ⅱ-10-
分野
資源名称
スポー ツ・レク リエ ー かぜの道(サイクリングロード)
ション
(スポーツ・レクリエー
ション施設)
概要
■府中市内の多摩川沿い堤防上の道を“かぜの道”と呼び、サイクリングを为とし
て、ウォ―キング、ジョギングや散歩など市民の憩いの場として親しまれている。早
春の駅伝大会や秋のマラソン大会のコースとして利用される。道沿いには郷土の
森博物館等の大公園をはじめ、親水公園、野球場、サッカー場などがあり、是政河
原付近では“オギの群生”など四季折々の自然が楽しめる。
スポー ツ・レク リエ ー 郷土の森公園・修景池(大賀ハス)
ション
(公園)
■昭和26年、千葉の東京大学検見川厚生農場内の落合遺跡で、丸木舟の木片が
見つかり、アメリカ・シカゴ大学の検査の結果、2000年以上も昔のものと判明し、同
じ地層から発掘された3粒のハスの種の内、1粒が大賀一郎博士の手により奇跡
的に発芽し、翌年開花したことから「大賀ハス」と名づけられた。大賀博士は生涯を
ハスの研究に傾けた植物学者で、昭和20年に府中へ転居し市民の協力を得ながら
古代蓮の開花に成功した。
■市民健康センターの修景池で毎年7月中旬~8月中旬頃、直径が25cmにもなる
大輪の花をつける。大賀ハス意外にも池には約27種類もの花蓮が保存されてい
る。畔には大賀博士の銅像が建つ。
スポー ツ・レク リエ ー 都立府中の森公園
ション
(公園)
■武蔵野の緑に包まれた森と丘と水のあるファミリースポーツ広場。ジョギングコー
ス、野球、テニス、サッカー等の運動施設が充実し、子ども用遊具や子ども用水遊
び場、傾斜を成した多目的広場等が、「森」「丘」「水」としてコンパクトに整備されて
いる。また著名作家による彫刻作品が園内に8つ配置されている。
■花のプロムナードは約330mのセンターストリートで、四季折々の草花が植栽さ
れている。为役は、両側に並ぶソメイヨシノの並木で、他にも、数は尐ないがクスノ
キやアカマツも混じる。アカマツはもともとあった樹木を残したもの。
スポー ツ・レク リエ ー 都立多磨霊園
ション
(公園)
■緑に囲まれた日本最大の公営霊園。大正12年に東京都が都市計画の一環とし
て造成した国内初めての公営公園墓地で、森林・芝生墓地様式で造成されてい
る。武蔵野の面影を残す雑木林に囲まれた園内には道が碁盤目状に走り、桜の名
所としても知られている。埋葬者はおよそ28万柱といわれ、政治家、学者、芸術家
など多くの著名人が眠っている。作家では菊池寛、与謝野晶子、鉄幹、江戸川乱歩
など。
都市型観光-買 物・ 大東京綜合卸売センター
食等-
(食・グルメ)
■築地市場に並ぶ多摩地域最大級の卸売市場。生鮮食料品から生活雑貨まで約
90店舗が軒を連ね、小売から大量のまとめ買いまでプロはもちろん、一般利用者
も買い物を楽しむことができる。
都市型観光-買物・
食等-
(その他の都市型観
光施設))
■市内の農業者が組合を結成し、共同で農産物の生産出荷を行っている。
府中特産品直売所
(宮西町1-1)
-Ⅱ-11-
(3) 行祭事・イベント
分野
行祭事・イベント
(行・祭事)
資源名称
概要
くらやみ祭
■大國魂神社の例大祭で、4月30日の品川海上禊祓式から5 月6 日の神輿還御
までの7日間に様々な神事が執り行われる。その昔、神輿渡御が深夜に町の明か
りを全て消した暗闇の中で行われたことが由来となっている。5月5日が祭りのメイ
ンで、午後6時の花火の合図とともに、国内最大級の6張りの大太鼓が地鳴りのご
とく打ち鳴らされ、“おいで”と呼ばれる神輿渡御が行われる 。8 基の神輿は、大太
鼓と提灯の灯りに導かれ、神社本殿から御旅所(旧甲州街道と府中街道の交差
点)まで渡御される。
行祭事・イベント
(行・祭事)
すもも祭
■大國魂神社の伝統行事で起源は平安時代の「前九年の役」とされ、源頼義・義
家父子が戦勝祈願のお礼詣りの神饌(しんせん)のひとつが李子(すもも)とあった
ことによる。すももは古来より悪鬼を払う果物とされ、これにより境内にすもも市が
立つようになったのが、この祭の名前の由来。現在でも参道にはすももを売る店が
軒を連ね多くの人が訪れる。
行祭事・イベント
(行・祭事)
くり祭(献灯祭)
■大國魂神社の秋季祭で、9月27日が宵祭、28日が本祭。元文2年9月28日
(1738)の武蔵六所宮御太々神楽の創設を起源として始まった。境内に約260
本の行灯が灯され、幽玄な雰囲気が醸し出され、献灯祭とも呼ばれる。別名“くり
祭”と称されるのは、武蔵野の地が栗の生育に適していたことと、栗が保存食として
重要視され、さらに良質の栗が採れることから、徳川家に献納されるようになり、栗
の収穫時期と太々神楽の時期が相まって”くり祭“と呼ばれるようになった。
■行灯は大正14年から、御神楽の講員により奉納されたもので始められたもの
で、現在は府中市文化団体連絡協議会の会員により描かれている。
行祭事・イベント
(行・祭事)
酉の市
■大國魂神社境内社の大鷲神社の祭礼で、11月の酉の日に開かれる。初酉を一
の酉、次を二の酉、三番目を三の酉といい、三番目まである年は火事が多いという
俗信もある。もともと大鷲神社は武士の間で武運長久の神として信仰されたが、庶
民の間では、開運の神として信仰された。江戸時代には、商売人だけでなく、農作
物も売られたことから、豊作を祈る農民も多く参拝していたようである。
行祭事・イベント
(行・祭事)
郷土の森梅まつり
■毎年2月上旬から3月上旬にかけて、市の花でもある梅の花が、敷地内約130
0本の梅の木に咲き、見ごろとなる。梅まつり期間中は、野点茶会、琴・尺八演奏
会、梅にちなんだ盆栽・書道展などが開催される。
行祭事・イベント
(行・祭事)
郷土の森あじさいまつり
■セイヨウアジサイ、ガクアジサイなど、約30種、1万株のあじさいが園内に開花す
る。江戸時代のかやぶき民家、大正時代の町役場など、昔の建物と調和した、当館
でのみ味わえる初夏の風情を楽しむことができる。関連企画として、あじさいの苗の
販売、あじさいコンサートなどが行われる。郷土の森博物館为催。
行祭事・イベント
(行・祭事)
府中市商工まつり
■参加企業の展示コ―ナーや様々なステ―ジショウ、即売コーナーなど、"見て参
加して遊べる”家族で楽しめる催事で、毎年8月の第一金・土・日に開催される。 特
設ステージでは、キャラクターショー、ミス府中コンテスト、お笑いコント、マジック、
サンバカーニバルなど、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが盛り沢山。む
さし府中商工会議所为催。
行祭事・イベント
(行・祭事)
農業まつり
■府中市では多くの府中産の野菜や米、果物などが作られている。”○○さんの小
松菜“といった顔の見える野菜が市内のス―パーで売られ、市内の小中学校の給
食にも使われている。最近では”古代米“も仲間入りしている。こうした府中の農家
と市民の触れ合いを通じ、農業を身近に感じ、府中の農業のさらなる振興をめざして
開かれる「府中農業まつり」。丹精込めた新鮮な野菜が展示・即売され、実りの秋・
収穫の秋を実感出来るイベント。府中市为催。
<内容>地元農産物の直売、農産物の品評会観賞、市内産の野菜で作った「宝
船」の展示(最終日に解体・販売)、花ピラミッドの展示(最終日に販売)、模擬店、
ビンゴゲ―ム、フリ―マーケット
行祭事・イベント
(行・祭事)
けやきフェスタ
■四季折々の姿をみせるけやき並木では、夏には「けやきフェスタ」が行われ、 け
やきフェスタ「府中小唄民踊流し」 けやきフェスタ「よさこいin府中」 、けやき並木の
パレード等が行われる。また、大国魂神社境内特設ステージでは、武蔵国府太鼓
の演奏、市民ダンスグループの演舞等が行われる。府中文化振興財団为催。
行祭事・イベント
(花見)
府中市民桜まつり
■桜通りや府中公園通りにある300本を越えるソメイヨシノが見事なトンネルを作
り、訪れる人の頭上に薄淡いピンクの花びらが降り注ぐ。府中公園・寿通り公園で
様々なイベントが開催される。府中市为催。
行祭事・イベント
(スポーツ観戦)
JRA東京競馬場
■競馬の祭典・日本ダービー(東京優駿)やオークス(優駿牝馬)、天皇賞(秋)(G
I)、国際GIジャパンカップ、ジャパンカップダートなどのGI・JPNIレースが行われる
为要競馬場。パドックとレーストラックをつなぐ地下馬道が1階フロアからガラス越し
に見ることができる「ホースプレビュー」などを揃え、臨場感溢れる観戦のサポート
が充実している。
■東京競馬場が完成したのは昭和8年(1933)で、以来数多くの名馬が幾多の名
勝負を展開し、競馬ファンを楽しませている。競馬場北側の並木道は開設の時に植
えられたもので、並木道に沿って競走馬の供養のために建てられた馬霊塔や馬の
守り神として信仰されている馬頭観音が祀られている。
-Ⅱ-12-
(4) 特産品(府中観光協会推奨商品「府中太鼓判」)
区分
菓子類
品名
1.府中中マドレーヌ
2.梅ようかん
3.そばロールケーキ
4.そばせんべい
5.鶴
6.六社万頭
7.レーシングサラブレットサ
ブレ
8.黒米かすてら
9.武蔵国古代クッキ
ー
10.武蔵野日誌
11.栗まつり
12.国府ロール
13.日々是くろどら
14.てんぺチョコ
15.マカロン・ドゥ・モナムール
概要
豆腐の製造過程で出る「おから」を使った「プレーン」をはじめ「ココア」
「抹茶」「ごま」「かぼちゃ」の5種類。「プレーン」はおから特有の”ぱさ
ぱさ感”を抑え”しっとり感”を出すのに成功。モナムール清風堂本店
及びくるる店にて販売
郷土の森で採れた梅を使用して作ったオリジナル梅製品のひとつ。
白餡に、『梅ジャム』をバランスよく加え、その自然な香りと酸味を損
なうことのないよう添加物を加えずに作り上げた、人気の高い商品。
郷土の森博物館にて販売
府中市特産のそば粉16g前後を入れた素朴なロールケーキ。イシム
ラにて販売
梅・胡麻・唐辛子などをそばに練りこみ、一口サイズにして揚げたお
せんべい。梅味は「府中市郷土の森」で採れた梅を使用。
府中の地酒「国府鶴」と国産の米粉を使用したパウンドケーキ。しっと
りとした優しい口あたりで日本酒の香りただよう大人の菓子。
ジェノワーズ洋菓子店、カフェ・ド・ジェノワーズ府中店・武蔵台店・東
府中店・烏山店にて販売
大國魂神社の別名「六社さま」より名前を頂いた青木屋で最も伝統を
誇る銘菓。ふっくらした醤油風味の生地に小倉餡の昔ながらの素朴
な味わいが年代を問わず人気の商品。青木屋各支店にて販売
東京競馬場にちなみ馬蹄型に焼き上げた風味豊かなサブレ。上質な
バターを使用した生地、さわやかな食感の菓子。青木屋各支店にて
販売
府中産の黒米を使いしっとりとした味わいに仕上げたカステラ。
大國魂神社の東側が国府跡であることにちなんだ菓子。ひまわり、
麦芽、金ゴマ、かぼちゃ、松の実等の昔ながらの食物繊維が豊富に
含まれた雑穀類をふんだんに使った、食べ応えのあるクッキー。素朴
な味わいと甘さが楽しめる。青木屋各支店にて販売
(チョコレート・ストロベリー・抹茶)
武蔵野の面影を象徴している雑木林をイメージしたミニバームクーヘ
ン。三つの味が楽しめる、青木屋の超ロングセラー商品。青木屋各
支店にて販売
大國魂神社の栗まつりにちなんだ栗まんじゅう。備中赤小豆のこし餡
で一粒栗を包んでいる。
武蔵国の国府跡の柱をイメージしたロールケーキ。表面に赤いイチ
ゴのフリーズドライをかけ赤い柱を表現しています。モナムール清風
堂本店及びくるる店にて販売
厳選した備中赤小豆で手間暇かけてつくった自慢の餡を、千葉県産
の長生卵と沖縄産の黒糖で焼き上げた皮で挟んだどら焼き。青木屋
各支店にて販売
国産黒大豆を、テンペ菌で丸ごと醗酵させた当社の「黒生てんぺ」を
凍結乾燥させ、ビターチョコで一粒ずつコーティング。テンペの香ばし
いカリッとした歯ごたえは、今までになかった食感。植物性タンパク
質、食物繊維、ギャバなど大豆発酵食品の栄養成分とチョコのヘル
シーな出会いが楽しめる。
パリを始め世界中で話題のマカロンを、本場仕込の味で表現したモ
ナムールのパティシェの自信作。モナムール清風堂本店及びくるる
店にて販売
出典:府中観光協会ホームページ等
-Ⅱ-13-
生産者・販売者
(有 )モ ナム ール 清風
堂本店
府中市郷土の森博物
館
(株)イシムラ
(有)八轟商事
む さし 府中 商工 会議
所
(株)青木屋
(株)青木屋
ジェノワーズ洋菓子店
(株)青木屋
(株)青木屋
(株)青木屋
(有 )モ ナム ール 清風
堂本店
(株)青木屋
(株)登喜和食品
(有 )モ ナム ール 清風
堂本店
区分
菓子以外
の食品
品名
16.黒米うどん
17.武蔵府中納豆「古
代の力」
18.梅ジャム
19.生椎茸
20.大房ぶどう「藤稔」
21.黒米(玄米)
22.府中ろまん(黒米
焼酎)
23.古代米(黒米)パ
ン
24.赤米うどん
25.くりばやし餃子
26.生てんぺ
食品以外
27 .郷土の森の風景
イラストポストカード
28 .郷土の森の風景
イラストひとこと箋
概要
府中市内で生産された黒米による乾麺。茹でると淡い紫色になり、独
特の風味があるうどんです。特産品直売所、JA 西府・多磨、さくら市
場館にて販売
府中市内で生産された古代米の「稲わら」を利用した納豆。契約栽培
(北海道十勝)大豆100%使用。稲わらの数が限られているため、府
中市限定・数量限定販売
府中市の花「うめ」を素材にした商品で、郷土の森の園内で採れた梅
を使用して作った梅ジャム。着色料や凝固材などの添加物は一切使
用せず素材の持つ自然な香りと酸味のバランスを大切にして作っ
た、人気の高い商品。郷土の森博物館にて販売
府中市内で生産された原木・菌床生椎茸。特産品直売所などにて販
売
普通は500g~800gの大粒が为流なのに対し、2~3倍の大房で、
素晴らしい色に仕上がったぶどう
府中市内で生産された黒米玄米。特産品直売所、JA 西府・多磨、さく
ら市場館にて販売
府中の水田で育てた黒米を使った深みのある味と香りを持った本格
焼酎。特産品直売所、JA 西府・多磨にて販売
府中産の黒米を使用したアントシアニン、ビタミンB1・B2・E・鉄・亜
鉛・カルシウム・マグネシウムなどの多くの栄養素が含まれたパン。
モナムール清風堂本店及びくるる店にて販売
府中産の赤米を使った乾麺。もっちりした食感とのどごしのよさが特
徴。特産品直売所、JA 西府・多磨、さくら市場館にて販売
野菜のうまみたっぷりで一度食べるとクセになる味。くりばやし各店に
て販売
ゆでた豆をてんぺ菌で無塩発酵させたインドネシアの伝統食品。コレ
ステロール・塩分ゼロで栄養価も高く優れた健康食品。
きんぱらきょうこ氏が郷土の森の風景をイラストで描いたポストカー
ド。喫茶室蔵にて販売
きんぱらきょうこ氏が郷土の森の風景をイラストで描いたひと言箋。
喫茶室蔵にて販売
生産者・販売者
府中市古代米研究会
(株)登喜和食品
府中市郷土の森博物
館
府中市椎茸生産出荷
組合
コマキ農園
府中市古代米研究会
府中市古代米研究会
(有 )モ ナム ール 清風
堂本店
府中市古代米研究会
(有)栗林
(株)登喜和食品
アトリエK・K
アトリエK・K
出典:府中観光協会ホームページ等
(5)宿泊施設数
最寄駅
市内のタイプ別観光客向け宿泊施設数
シティホテル
ビジネスホテル
その他
ビジネス旅館
京王線府中駅
1
合計
10
2
13
京王線東府中駅
1
2
3
京王線中河原駅
1
2
京王線飛田給駅
1
1
京王線・JR 南武線
分倍河原駅
西武多摩川線多磨駅
合 計
2
2
6
(28%)
21
(100%)
1
1
(5%)
14
(67%)
注)「その他」の内訳はマンスリータイプ。
出典:府中観光協会ホームページ
-Ⅱ-14-
※観光資源区分の参考に用いた、観光地点等に関する共通基準(観光庁)
出典:「観光入込客統計に関する共通基準」(平成21年12月,国土交通省観光庁)
-Ⅱ-15-
-Ⅱ-16-
4.府中市の観光に関する意識調査結果
(1) 実施概要
① インターネットアンケート
◆
・
サンプル:Web モニター700 人
・
実施時期:平成 22 年 10 月下旬
居住地
府中市内居住者は 15.1%で、約7割が東京都以外の他県居住者からの回答でした。
居住地
サンプル数
構成比
市内
106
15.1%
東京都内
98
14.0%
他県
495
70.7%
海外
1
0.1%
合計
700
100.0%
注:四捨五入の関係で構成比の合計が 100%にならない
◆
性別
男性と女性の割合はほぼ半〄でした。
性別
サンプル数
男性
344
女性
356
合計
700
◆
構成比
49.1%
50.9%
100.0%
年齢別
40 歳代と 50 歳代が多く、これら2区分で全体の約半数を占めました。20、30
歳代の若い世代からの回答は、両者を合わせて全体の4分の1を占めています。
年齢別
サンプル数
構成比
20 歳代
62
8.9%
30 歳代
108
15.4%
40 歳代
168
24.0%
50 歳代
176
25.1%
60 歳代
153
21.9%
70 歳代
31
4.4%
80 歳代以上
2
0.3%
合計
700
100.0%
-Ⅱ-17-
②
イベント来訪者アンケート
・
対象イベント及び実施日時
対象イベント・祭
実施日時
「武蔵府中歴史まつり」 平成 22 年 11 月3日(祝)10:30~16:00
の国司パレードと物産展
酉の市
一の酉:平成 22 年 11 月 7 日(日)10:30~16:00
二の酉:平成 22 年 11 月 19 日(金)10:30~16:00
・
◆
サンプル及び方法:イベント来訪者に対して面接調査を実施
居住地
居住地
市内
東京都内
他県
海外
合計
◆
構成比
49.3%
37.7%
13.0%
0.0%
100.0%
サンプル数
31
45
77
構成比
41.6%
58.4%
100.0%
サンプル数
構成比
3.9%
7.8%
7.8%
15.6%
22.4%
27.3%
14.3%
100.0%
性別
性別
男性
女性
合計
◆
サンプル数
38
29
10
0
77
年齢別
年齢別
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代
60 歳代
70 歳代
80 歳代以上
合計
3
6
6
12
18
21
11
77
-Ⅱ-18-
(2) 調査項目及び集計結果
以下の項目について集計し、グラフを交えて結果を整理しました。
主要な集計項目
Web モニター
イベント来訪者
①旅行全般に関して特に興味があること
○
○
②旅行情報の入手方法(旅行全般)
○
○
③府中市の認知度
○
-
④府中市への訪問経験
○
-
⑤府中市内の主な観光施設・資源の認知度
○
○
〃
イベントの認知度
○
○
〃
特産品の認知度
○
○
○
○
⑥府中市内の主な観光施設・資源の立ち寄り率
〃
イベントの立ち寄り率
○
○
〃
特産品の購買頻度
○
○
○
○
⑦府中市内の主な観光施設・資源の満足度
〃
イベントの満足度
○
○
〃
特産品の満足度
○
○
⑧府中市への来訪の目的
○
-
⑨1回当たりの滞在日数と滞在予算
○
○
⑩観光の主な目的
○
-
⑪来訪動機
○
○
⑫府中来訪のための観光情報の入手方法
○
○
⑬同行者数及び関係
○
○
⑭府中に来る前及び帰るときの立ち寄り先
○
○
⑮府中市内での交通手段と立ち寄り先
○
○
⑯総合的な期待度
○
○
⑰総合的な満足度
○
○
⑱親しい友人への紹介意向
○
○
⑲1年以内の再来訪意向
○
○
⑳府中市の自慢、誇り
○
○
〃
お気に入りの場所・モノ
○
○
〃
こだわりの場所・モノ
○
○
○
○
自由意見
-Ⅱ-19-
①
旅行全般に関して特に興味があること
・
Webモニターでは、どの居住地においても「自然の風景を見る」「温泉」「お
ししいものを食べる」などと答えた人の割合が高く、特に府中市民は「温泉」
「お
いしいものを食べる」などの回答割合が他の地域の居住者と比べて高くなってい
ます。
イベント来訪者では年齢層が高いことを反映して、
「温泉」や「自然の風景を見る」
などが、特に都外居住者において高くなっています。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.自然の風景を見る
2.歴史・文化巡り
3.休息・保養
4.温泉
府中市民(n=106)
5.スポーツ・運動
都内居住者(n=98)
6.町並み・施設を見る
都外居住者(n=496)
7.体験・イベント・コンベンション参加
8.買い物
9.おいしいものを食べる
10.仕事・業務のため
11.その他
図
旅行全般に関して興味があること(Webモニター)
0
20
40
60
80
(%)
100
1.自然の風景を見る
2.歴史・文化巡り
3.休息・保養
4.温泉
府中市民(n=38)
5.スポーツ・運動
都内居住者(n=29)
6.町並み・施設を見る
都外居住者(n=10)
7.体験・イベント・コンベンション参加
8.買い物
9.おいしいものを食べる
10.仕事・業務のため
11.その他
図
旅行全般に関して興味があること(イベント来訪者)
-Ⅱ-20-
②
旅行情報の入手方法(旅行全般について)
・
Webモニターでは、どの居住地においてもインターネットサイトを使った情
報収集の割合が高く、旅行情報誌・ガイドブック、テレビ等の情報とほぼ同等か
上回っており、旅行情報の収集にインターネットの利用が一般化している様子が
窺えます。
・
府中市民は、観光地が発信する情報サイトの利用割合が、他の地域居住者より
も相対的に高くなっています。
・
イベント来訪者では、都外居住者を中心として「旅行情報誌・ガイドブック」
や「テレビ番組等の情報」が多く、府中市民では「地元・以前来たことがある」
との回答も多くなっています。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.観光地が発信する観光情報サイト
2.その他のインターネットサイト
3.観光情報誌・ガイドブック
4.テレビ番組等の情報
府中市民(n=106)
5.新聞
都内居住者(n=98)
6.旅行会社
都外居住者(n=496)
7.観光案内所やポスター
8.宿泊施設からの案内
9.家族・知人から
10.地元・以前来たことがある
11.仕事上・取引先から
12.その他
図
旅行情報の入手方法(旅行全般について)(Webモニター)
(%)
0
20
40
60
80
100
1.観光地が発信する観光情報サイト
2.その他のインターネットサイト
3.観光情報誌・ガイドブック
4.テレビ番組等の情報
府中市民(n=38)
5.新聞
都内居住者(n=29)
6.旅行会社
都外居住者(n=10)
7.観光案内所やポスター
8.宿泊施設からの案内
9.家族・知人から
10.地元・以前来たことがある
11.仕事上・取引先から
12.その他
図
旅行情報の入手方法(旅行全般について)(イベント来訪者)
-Ⅱ-21-
③
府中市の認知度
・
都内居住者の場合、ほぼすべての人が府中市を知ており、4割は「よく知って
いる」と答えています。
・ 都外居住者でも 14.5%の人は「よく知っている」と答えているほか、8割近く
の人は「市名は聞いたことがあるが詳しくは知らない」と答えており、本市の認
知度はかなり高いといえます。
注)イベント来訪者へは質問していていません。
0%
20%
40%
府中市民(n=106)
60%
80%
100%
100.0
都内居住者(n=98) 1.0
0.0
41.8
57.1
都外居住者(n=496) 1.4 14.5
0.0
76.4
7.7
1.住んでいる・住んでいたことがある
2.よく知っている
3.市名は聞いたことがあるが詳しくは知らない
4.聞いたこともない・知らない
無回答
図
④
府中市の認知度(Webモニター)
府中市への訪問経験
・
都内居住者では約7割が実際に本市を訪問した経験を持っています。
・
都外居住者でも3割弱は訪問経験を持っていますが、半数の人は「行ったこと
も通ったこともない・わからない」と回答しています。
注)イベント来訪者へは質問していていません。
0%
20%
40%
府中市民(n=106)
80%
100.0
都内居住者(n=98) 1.0
都外居住者(n=496) 1.4
60%
70.4
27.8
19.4
0.0
19.4
51.4
1.住んでいる・住んでいたことがある
2.行ったことがある
3.通ったことはあるが立ち寄ったことはない
4.行ったことも通ったこともない・わからない
無回答
図
府中市への訪問経験(Webモニター)
-Ⅱ-22-
100%
9.2
⑤
府中市内の主な個別施設・資源等の認知度
【観光施設・資源】
・ Webモニターでは、府中市民の認知度は概ねどの施設・資源も 60%以上と高
く、大國魂神社、JRA 東京競馬場、多摩川などはほぼ 100%に近く知られてい
ます。一方、市川緑道・西府町湧水や、高安寺、東郷寺といった寺などは、市民
にもあまり知られていません。
・ 市外居住者の認知度は市民よりかなり低く、特に都外では 20%を下回る施設・
資源が多くありますが、JRA 東京競馬場と多摩川はよく知られています。大國魂
神社や馬場大門のけやき並木は府中を代表する観光資源とされていますが、本調
査結果ではかなり認知度が低い点に注意すべきです。
・
都立多磨霊園、浅間山、サントリー武蔵野ビール工場は、市外居住者でも認知
度が高い施設・資源といえます。
100
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制
作
)
主要な観光施設・資源の認知度(居住地別)
(Webモニター)
-Ⅱ-23-
・ イベント来訪者では、都内居住者においてWebモニターより認知度が高めで
あるほか、都外居住者においてもサントリー武蔵野ビール工場や府中の森芸術劇
場などの認知度が高い傾向がみられます。
100
90
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都内居住者
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主要な観光施設・資源の認知度(居住地別)
(イベント来訪者)
【イベント】
・
Webモニターでは府中市民における主なイベントの認知率は、くらやみ祭の
92%を筆頭に、おおむね 70~90%程度と高いですが、八朔相撲祭、100 万人
のキャンドルナイト in 府中、府中市民朝市、観光ガイドツアーなど認知度が 50%
前後のものもあります。
・
市外居住者の認知度はどのイベントも概ね低く、都内居住者においてくらやみ
祭、酉の市、府中市民桜まつり、けやき並木イルミネーションなどがやや高い程
度であるほか、都外居住者においては、酉の市、けやき並木イルミネーションが
辛うじて 10%を超えているほかは、くらやみ祭を含めてすべて 10%を下回って
いる状況です。
-Ⅱ-24-
100
90
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主要なイベントの認知度(居住地別)(Webモニター)
イベント来訪者では、リピーターが多いことや年齢層が高いことを受け、市外
居住者においても認知度が高い傾向にありますが、八朔相撲祭、観光ガイドツア
ーなどはやはり認知度が低いことが窺えます。
100
90
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70
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主要なイベントの認知度(居住地別)(イベント来訪者)
-Ⅱ-25-
【特産品】
・
Webモニターでは、特産品の認知度は、観光施設・資源やイベントと比べて
低く、府中市民でも 50%を超えるものは武蔵野日誌とくりばやし餃子のみです。
・ 市外居住者においては、都内居住者において梅ジャムや武蔵野日誌などが 20%
弱を示すほかは、どの品目も 20%を下回っています。
・ 都外居住者にいおいては、すべての品目において 10%を下回っているのが現状
です。
100
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主な特産品の認知度(居住地別)(Webモニター)
-Ⅱ-26-
・
イベント来訪者では、武蔵野日誌に加え、市外居住者における六社万頭の認知
度も比較的高いことがわかります。
100
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70
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30
都内居住者
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主な特産品の認知度(居住地別)(イベント来訪者)
-Ⅱ-27-
⑥ 府中市内の主な個別施設・資源等の立ち寄り率(購買経験率)
【観光施設・資源】
・ Webモニターにおいて、府中市民では、大國魂神社、馬場大門のけやき並木、
府中市郷土の森博物館、多摩川などは立ち寄り率が 80%以上と高く、ポピュラー
な立ち寄り先となっていることがうかがえます。都立府中の森公園、府中の森芸
術劇場、都立多磨霊園なども相対的に高い立ち寄り率となっています。
・ JRA 東京競馬場や大東京綜合卸売センターが高い立ち寄り率を示している点は
注目に値し、日常的な観光資源としてすでに利用されていることが窺えます。
・
市外居住者の場合は、多摩川が都内居住者において約6割と突出しているほか
は 30%以下のものが多く、寺や史跡などへ足を運んだ人は極めて少ないのが現状
です。その他では JRA 東京競馬場、大國魂神社と馬場大門のけやき並木、サント
リー武蔵野ビール工場などが相対的に上位にきています。
・
都外居住者においては、多摩川やJRA東京競馬場以外の観光資源はほとんど
立ち寄り経験がないのが実情です。
100
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主な観光施設・資源の立ち寄り率(居住地別)(Webモニター)
-Ⅱ-28-
・
イベント来訪はでは、都内、都外居住者においてWebモニターより立ち寄り
率が高い傾向がみられますが、施設・資源ごとの立ち寄り傾向はほぼ同じといえ
ます。
100
90
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50
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府中市民
30
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主な観光施設・資源の立ち寄り率(居住地別)(イベント来訪者)
【イベント】
・
Webモニターでは、府中市民においてくらやみ祭、すもも祭、商工まつりな
ど5~6種類のイベントが 50%を超えている一方、観光ガイドツアー、府中市民
朝市、八朔相撲祭などはあまり参加していません。
・
市外居住者の場合、都内居住者においてくらやみ祭、酉の市などがやや高いほ
かは、都外居住者も含めて、ほとんどのイベントが数パーセントの立ち寄り率し
かないのが現状です。
-Ⅱ-29-
100
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府中市民
30
都内居住者
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主なイベントの立ち寄り率(居住地別)
(イベント来訪者)
-Ⅱ-30-
【特産品】
・ Webモニターでは、府中市民の場合、武蔵野日誌の購入経験率が 60%近いほ
かは、20%以下の産品がほとんどとなっています。菓子以外では、くりばやし餃
子の購入経験率が高くなっています。
・
市外居住者では、都内居住者において武蔵野日誌がやや高いことを除けば、ど
の特産品も数パーセントの購入経験率しかありません。
100
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府中市民
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都内居住者
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そ 生 大 黒
ば 椎 房 米
ロ 茸 ぶ (
玄
ー
ど 米
ル
う )
ケ
ー
藤
キ
稔
(
ふ
じ
み
の
り
)
府
中
ろ
ま
ん
(
黒
米
焼
酎
)
郷
土
の
森
の
風
景
の
ポ
ス
ト
カ
ー
ド
郷
土
の
森
の
風
景
の
ひ
と
言
箋
日
々
是
く
ろ
ど
ら
(
和
菓
子
)
武
蔵
野
日
誌
(
和
菓
子
)
栗
ま
つ
り
(
和
菓
子
)
生
て
ん
ぺ
(
白
・
黒
)
て
ん
ぺ
チ
ョ
コ
(
菓
子
)
そ
ば
せ
ん
べ
い
国
府
ロ
ー
ル
(
ロ
ー
ル
ケ
ー
キ
)
古
代
米
(
黒
米
)
パ
ン
マ
カ
ロ
ン
・
ド
ゥ
・
モ
ナ
ム
ー
ル
鶴
(
パ
ウ
ン
ド
ケ
ー
キ
)
主な特産品の購入経験率(居住地別)(Webモニター)
-Ⅱ-31-
100
90
80
70
60
50
40
府中市民
30
都内居住者
20
都外居住者
10
0
黒
米
う
ど
ん
武
蔵
府
中
納
豆
「
古
代
の
力
」
府
中
マ
ド
レ
ー
ヌ
六
社
万
頭
レ
ー
シ
ン
グ
サ
ラ
ブ
レ
ッ
ド
サ
ブ
レ
図
か
ち
が
ら
す
(
和
菓
子
)
武
蔵
の
国
古
代
ク
ッ
キ
ー
梅
ジ
ャ
ム
梅
よ
う
か
ん
く
り
ば
や
し
餃
子
そ 生 大 黒
ば 椎 房 米
(
ロ 茸 ぶ 玄
ー
ど 米
ル
う )
ケ
ー
藤
キ
稔
(
ふ
じ
み
の
り
)
府
中
ろ
ま
ん
(
黒
米
焼
酎
)
郷
土
の
森
の
風
景
の
ポ
ス
ト
カ
ー
ド
郷
土
の
森
の
風
景
の
ひ
と
言
箋
日
々
是
く
ろ
ど
ら
(
和
菓
子
)
武
蔵
野
日
誌
(
和
菓
子
)
栗
ま
つ
り
(
和
菓
子
)
生
て
ん
ぺ
(
白
・
黒
)
て
ん
ぺ
チ
ョ
コ
(
菓
…
そ
ば
せ
ん
べ
い
国
府
ロ
ー
ル
(
ロ
ー
ル
ケ
ー
キ
)
古
代
米
(
黒
米
)
パ
ン
マ
カ
ロ
ン
・
ド
ゥ
・
モ
ナ
ム
ー
ル
鶴
(
パ
ウ
ン
ド
ケ
ー
キ
)
主な特産品の購入経験率(居住地別)(イベント来訪者)
-Ⅱ-32-
⑦
府中市内の主な個別施設・資源等の満足度
満足度については、府中市民と市外居住者の満足度を散布図に表し、
「四窓分析」に
よって各資源等の現状を把握します。なお、満足度指数は次のように算出しました。
満足度指数={(「非常に良い」×3 点)+(「良い」×2 点)+(「やや良い」×1 点)+(「普通・どちらと
もいえない」×0 点)+(「やや丌満」×-1 点)+(「丌満」×-2 点)+(「たいへん丌満」
×-3 点)}÷訪問(購入)経験者数
満足度指数がマイナスとなった施設・資源、イベント、特産品はなく、総体的にみ
た場合、府中市の観光に対する満足度は高いといえます。
【観光施設・資源】
・
下図より、本市の主な観光施設・資源は、大國魂神社やサントリー武蔵野ビー
ル工場など市民、市外居住者双方の満足度が高く、ポピュラーな施設・資源群(=
解放)と、武蔵国府跡や東郷寺などの寺社・史跡を中心に、いまだその観光ポテ
ンシャルが十分活かされていない施設・資源群(=潜在)に二分化されているこ
とが窺えます。
・
府中特産品直売所は、市民が思っている以上に市外居住者にとっての魅力度が
高く(=盲点)
、今後の活用が期待されます。
・ 多摩川や JRA 東京競馬場などは、その反対に、施設・資源の魅力や活用方法が
市外居住者に十分伝わっていない可能性があります。
← 2.50
高
い
2.00
市
外
居 1.50
住
者
の
満
1.00
足
度
0.50
低
い
→
都立府中の森公園
府中の森芸術劇場
盲点
解放
郷土の森公園修景池(大賀ハス)
サントリー武蔵野
ビール工場
府中多摩川かぜの道
府中特産品直売所
東京農工大学農学部
本館・ケヤキ並木
大國魂神社
市川緑道・西府町湧水
馬場大門の
けやき並木
国府八幡宮
府中市美術館・
牛島憲之記念館
武蔵府中熊野神社古墳
府中市郷土
の森博物館
平均値
多摩川
読売新聞府中工場
JRA東京競馬場
分倍河原古戦場碑
(新田義貞公像)
武蔵国府跡
高安寺
都立多磨霊園
潜在
浅間山(浅間神社・
都立浅間山公園)
大東京綜合卸売センター
下河原緑道(東京砂利鉄道)
東郷寺
隠蔽
0.00
0.00
←低い
図
0.50
1.00
1.50
府中市民の満足度
2.00
2.50
高い→
主な観光施設・資源の満足度の四窓分析(Webモニター)
-Ⅱ-33-
【イベント】
・
郷土の森あじさいまつりや梅まつりなどは、既に市民や市外居住者に親しまれ
た恒例行事として定着していることが窺えます。
・
反対に、府中市民朝市、観光ガイドツアー、100 万人のキャンドルナイト in
府中などは、潜在的なポテンシャルをもつものと考えられます。
・
すもも祭は、市民において、その魅力を今一度見直すような機会が必要です。
・
くらやみ祭は、その魅力や迫力が市外居住者に十分伝わっていない可能性があ
り、今後の誘客において工夫が必要といえます。
← 2.50
高
い
盲点
郷土の森あじさいまつり
2.00
市
外
居 1.50
住
者
の
満
1.00
足
度
解放
すもも祭
郷土の森梅まつり
府中市民桜まつり
けやきフェスタ(よさこいin府中)
くり祭(献灯祭)
平均値
けやき並木
イルミネーション
酉の市
八朔相撲祭
府中市農業まつり
観光ガイドツアー
くらやみ祭
100万人のキャンドルナイトin府中
商工まつり
0.50
節分祭
府中市民朝市
低
い
→ 0.00
潜在
0.00
←低い
図
隠蔽
0.50
1.00
1.50
府中市民の満足度
2.00
2.50
高い→
主なイベントの満足度の四窓分析(Webモニター)
-Ⅱ-34-
【特産品】
・
特産品においては「解放」エリアに位置付けられる品目がなく、今後の観光振
興において取るべき対策が多いことを示唆しています。
・
なかでも「潜在」と「盲点」に位置する品目が極めて多く、PRが十分でなか
ったり、商品の持つポテンシャルを過小評価している場合が考えられます。
・
例えば、梅ジャム、梅ようかん、そばせんべい、かちがらす、古代米(黒米)
パンなどは市民と比較して市外居住者の満足度が高く、商品特性を改めて見直す
ことが重要です。
・
武蔵野日誌などの菓子類は、市民にはよく知られていているほか、市外居住者
における認知度や満足度も決して低くはありませんが、さらに伸びる可能性があ
るものと考えられます。
←
高
い
2.50
盲点
解放
梅ジャム
梅ようかん
2.00
市
外
居 1.50
住
者
の
満 1.00
足
度
くりばやし餃子
大房ぶどう 藤稔
そばせんべい
国府ロール
黒米(玄米)
かちがらす(和菓子)
古代米(黒米)パン
生椎茸
平均値
武蔵野日誌
(和菓子)
そばロールケーキ
府中マドレーヌ
府中ろまん(黒米焼酎)
栗まつり(和菓子)
生てんぺ(白・黒)
てんぺチョコ(菓子)
武蔵府中納豆「古代の力」
鶴(パウンドケーキ)
黒米うどん
0.50
六社万頭
レーシングサラブレッドサブレ
郷土の森の風景のポストカード
低
い
→ 0.00
潜在
0.00
←低い
図
日〄是くろどら
(和菓子)
武蔵の国 古代クッキー
0.50
1.00
マカロン・ドゥ・モナムール
郷土の森の風景
のひと言箋
1.50
府中市民の満足度
隠蔽
2.00
2.50
高い→
主な特産品の満足度の四窓分析(Webモニター)
-Ⅱ-35-
⑧
府中市への来訪目的
・ 都内居住者は約 36%が観光目的で訪れていますが、都外居住者では 8.5%に過
ぎません。なお、無回答を除くと、それぞれ約5割、約3割に相当します。
0%
都内居住者(n=98)
20%
13.3
都外居住者(n=496) 4.8 8.5
35.7
⑨
60%
8.2
9.5 6.5
1.ビジネス
図
40%
80%
14.3
100%
28.6
70.8
2.観光
3.帰省・知人訪問
無回答
4.その他
府中市への来訪目的(Webモニター)
1回当たりの滞在日数と滞在予算
【滞在日数】
・
Webモニターでは無回答の割合が多いですが、概して都内、都外居住者とも
1日(日帰り)での来訪がほとんどとなっています。
0%
20%
都内居住者(n=98)
22.4
1.1日
・
60%
3.4 1.6
1.8
2.1泊2日
80%
0.0
3.1
0.0
68.4
都外居住者(n=496)
図
40%
100%
28.6
70.8
3.2泊3日
無回答
4.3泊以上
1回当たりの滞在日数(Webモニター)
イベント来訪者では、回答者全員が日帰りと回答しました。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
都内居住者(n=29)
100.0
0.0
0.0
0.0
都外居住者(n=10)
100.0
0.0
0.0
0.0
0.0
1.1日
図
2.1泊2日
3.2泊3日
4.3泊以上
1回当たりの滞在日数(イベント来訪者)
-Ⅱ-36-
無回答
【市内の滞在予算(買物や宿泊費等)】
・
Webモニターでは、宿泊者の割合が低いことから、無回答を除くと都内、都
外居住者とも 1,000~3,000 円と回答した人の割合が高く、10,000 円未満が
約8割で、それを超える人は少ない状況です。
0%
都内居住者(n=98)
都外居住者(n=496)
図
・
20%
20.4
40%
60%
80%
1.0
11.2 8.2 3.11.0
26.5
2.6
6.7 7.7 4.65.0 1.2
1.4
100%
28.6
70.8
1.1,000円未満
2.1,000円~3,000円未満
3.3,000~5,000円未満
4.5,000~10,000円未満
5.10,000~30,000円未満無回答
6.30,000~50,000円未満
7.50,000円以上
無回答
市内の滞在予算(買物や宿泊費等)(Webモニター)
イベント来訪者では、みやげ品の購買機会が高いことや年齢層が高いことを反
映し、1,000 円未満の割合は低く、宿泊者が居ないにも関わらず全体として高め
の予算傾向が現れています。
0%
都内居住者(n=29)
6.9
都外居住者(n=10)
10.0
図
20%
40%
27.6
60%
31.0
80%
100%
0.0
6.90.0
27.6
10.0
50.0
0.010.0
20.0
1.1,000円未満
2.1,000円~3,000円未満
3.3,000~5,000円未満
4.5,000~10,000円未満
5.10,000~30,000円未満無回答
6.30,000~50,000円未満
7.50,000円以上
無回答
市内の滞在予算(買物や宿泊費等)(イベント来訪者)
-Ⅱ-37-
0.0
0.0
※⑩~⑮は、府中市への来訪目的を「観光」と答えた人のみに聞いています。
⑩
観光の主な目的
・
都内居住者においては「自然の風景を見る」ために来訪した人が多く、観光目
的来訪者の約6割を占めています。都外居住者で多いのは「競馬・競艇」で、観
光目的来訪者の約5割を占めています。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.自然の風景を見る
2.神社・仏閣・古木・史跡巡り
3.休息・保養・憩い
4.スポーツ・運動
都内居住者(n=35)
5.町並み・施設を見る
都外居住者(n=42)
6.お祭り・体験・イベント参加
7.芸術・美術館・博物館
8.買い物・お土産
9.食事
10.競馬・競艇
11.その他
図
⑪
観光の主な目的(Webモニター)
来訪動機
・ Webモニターでは居住地を問わず、
「友人・知人に誘われた」が最も多い動機
です。都内居住者では「自分が来たかった」との回答率が都外居住者より高く、
近隣の住民においては主体的に選ばれる傾向がみられます。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.友人・知人に誘われた
2.家族・親族が希望した
都内居住者(n=35)
3.自分が来たかった
都外居住者(n=42)
4.来訪が恒例化している
5.行事・催事のため
6.特に動機はない
7.その他
図
・
来訪動機(Webモニター)
イベント来訪者では、
「自分が来たかった」「来訪が恒例化している」という回
答が都外居住者において高い結果となっています。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.友人・知人に誘われた
2.家族・親族が希望した
都内居住者(n=29)
3.自分が来たかった
都外居住者(n=10)
4.来訪が恒例化している
5.行事・催事のため
6.特に動機はない
7.その他
図
来訪動機(イベント来訪者)
-Ⅱ-38-
⑫
府中来訪のための情報の入手方法
・
Webモニターでは、居住地に関わらず最も多いのは「家族・知人から」で、
②で示した旅行全般の情報入手方法とは違った傾向がみられ、いわゆる「口コミ」
の影響が大きいことが窺えます。次いで多いのは「府中市・府中観光協会などの
観光情報サイト」です。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.府中市・府中観光協会などの観光情報サイト
2.その他のインターネットサイト
3.観光情報誌・ガイドブック・広報誌
4.テレビ番組等の情報
5.新聞
都内居住者(n=35)
6.旅行会社
都外居住者(n=42)
7.観光案内所やポスター
8.宿泊施設からの案内
9.家族・知人から
10.地元・以前来たことがある
11.仕事上・取引先から
12.その他
図
府中来訪のための情報の入手方法(Webモニター)
・ イベント来訪者では、
「地元、以前来たことがある」との回答に特化しています。
(%)
0
20
40
60
80
100
1.府中市・府中観光協会などの観光情報サイト
2.その他のインターネットサイト
3.観光情報誌・ガイドブック・広報誌
4.テレビ番組等の情報
5.新聞
都内居住者(n=29)
6.旅行会社
都外居住者(n=10)
7.観光案内所やポスター
8.宿泊施設からの案内
9.家族・知人から
10.地元・以前来たことがある
11.仕事上・取引先から
12.その他
図
府中来訪のための情報の入手方法(イベント来訪者)
-Ⅱ-39-
⑬ 同行者数及び関係
【同行者数】
・ Webモニターでは、都内居住者は「2人」が 40%で最も多く、
「1人」の 22.。
9%と合わせると半数以上が1~2人の少人数での来訪となっています。
・ 都外居住者では「3人」が 23.8%を占め、都内居住者よりもやや人数が多くな
る傾向を示しています。
0%
都内居住者(n=35)
20%
22.9
都外居住者(n=42)
28.6
11人
図
・
40%
60%
80%
40.0
8.6
28.6
23.8
2.2人
3.3人
4.4人
17.1
100%
11.4
14.3 4.8
5.5人以上
同行者数(Webモニター)
イベント来訪者では、1人又は2人が全体の8割を占めています。
0%
20%
都内居住者(n=29)
40%
60%
48.3
都外居住者(n=10)
20.0
11人
図
34.5
60.0
2.2人
3.3人
100%
10.3 6.90.0
10.00.010.0
4.4人
同行者数(イベント来訪者)
-Ⅱ-40-
80%
5.5人以上
【同行者との関係】
・ Webモニターでは都内、都外居住者とも傾向は似ており、
「家族」が3割強で
最も多く、次いで「1人」
、「友人」の順となっています。
0%
都内居住者(n=35)
20%
22.9
都外居住者(n=42)
60%
31.4
26.2
80%
100%
20.0 0.0 17.1 2.95.7
31.0
23.8
0.0 14.3
0.0
1.1人
2.家族(親子、兄弟姉妹、祖父母、孫)
3.友人
4.職場・学校等の団体旅行
5.夫婦・恋人
6.職場の同僚等
7.親戚・いとこ
8.その他
図
・
40%
同行者との関係(Webモニター)
イベント来訪者では、都外居住者において「職場・学校等の団体旅行」の割合
が高くなっています(サンプル数が少ないため注意が必要)。
0%
20%
都内居住者(n=29)
都外居住者(n=10)
40%
60%
48.3
20.0
80%
24.1
30.0
0.0
100%
10.30.0 17.2 0.0
50.0
0.0
1.1人
2.家族(親子、兄弟姉妹、祖父母、孫)
3.友人
4.職場・学校等の団体旅行
5.夫婦・恋人
6.職場の同僚等
7.親戚・いとこ
8.その他
図
同行者との関係(イベント来訪者)
-Ⅱ-41-
⑭ 府中市に来る前及び帰るときの立ち寄り先
a 府中市へ来る前
※サンプル数が少ないため、無回答を除いた構成比を示します。
・
都内、都外居住者とも、3割前後が都内の他地区を訪問してから府中市に来て
います。
0%
20%
都内居住者(n=35)
28.6
都外居住者(n=42)
60%
0.0
33.3
80%
100%
71.4
9.5 0.0
1.都内
図
40%
2.神奈川県
57.1
3.埻玉県
4.その他
5.なし
府中へ来る前の立ち寄り先(Webモニター)
・ イベント来訪者では都内居住者の2割が「都内」、都外居住者の3割が「神奈川
県」及び「埼玉県」を経由しています。
0%
20%
都内居住者(n=29)
20.7
都外居住者(n=10) 0.0
20.0
b
60%
0.0
3.4
80%
100%
75.9
10.00.0
1.都内
図
40%
70.0
2.神奈川県
3.埻玉県
4.その他
5.なし
府中へ来る前の立ち寄り先(イベント来訪者)
府中市から帰るとき
※サンプル数が少ないため、Webモニターの結果のみ示します。
・
府中へ来る前の訪問先とほぼ同じ傾向を示していますが、都外居住者につい
ては神奈川県や埼玉県といった近県を経由する割合が高くなっています。
0%
都内居住者(n=35)
都外居住者(n=42)
20%
37.1
26.2
1.都内
図
40%
60%
0.0
16.7
2.神奈川県
80%
100%
62.9
4.8
0.0
3.埻玉県
52.4
4.その他
5.なし
府中市から帰るときの訪問先(Webモニター)
-Ⅱ-42-
⑮
府中市内の交通手段と立ち寄り先
【交通手段】
※回答数が少ないため、Webモニターについて、無回答を除いたうえで1ヶ所
めから3ヶ所めまでの合計サンプルの構成比で示します。
・
都内、都外居住者とも、9割近くが鉄道又は自家用車を利用しており、バスな
どその他の手段は少ない状況です。
・
特に、都外居住者においては自家用車利用が約6割を占めています。
0%
都内居住者(n=45)
都外居住者(n=53)
1.鉄道
図
2.自家用車
20%
40%
35.6
60%
80%
100%
0.0
2.2 11.1
51.1
0.0
5.7 5.7
58.5
30.2
3.バス
4.タクシー・レンタカー
5.徒歩・自転車
6.その他
府中市内の交通手段(Webモニター)
【立ち寄り先】
※回答数が少ないため、1ヶ所めから3ヶ所めまでの合計回答数の上位3位ま
でを示します。
・
都内、都外在住者とも最も多いのは JRA 東京競馬場です。
・
多摩川も居住地に関わらず上位に入っていますが、大國魂神社は都外居住者に
おいては3位以内には入っていません(回答数2)。
表
府中市内の訪問先(1ヶ所めから3ヶ所めまでの合計)(Webモニター)
都内居住者
都外居住者
注)(
1位
JRA 東京競馬場(8)
JRA 東京競馬場(18)
2位
大國魂神社(7)
多摩川(5)
3位
多摩川(5)
府中の森(4)
)内は回答数
<参考>周遊観光した人の訪問先と交通手段
※サンプル数の関係でWebアンケート結果のみ示します。
・
2ヶ所以上の目的地を周遊した人は6サンプルあり、うち5件は自家用車を
利用していました。
・
居住地は東京都区内が多くを占めています。
表 2ヶ所以上周遊観光した人の訪問先と交通手段(Webモニター)
居住地
訪問先
交通手段
神奈川県
府中の森→サントリー武蔵野ビール工場→プラネタリウム
自家用車
東京都板橋区
朝市→サントリー武蔵野ビール工場→市内の散策
自家用車・徒歩
東京都東大和市 大國魂神社→JRA東京競馬場
自家用車
東京都港区
多摩川→多磨霊園
自家用車
東京都江戸川区 馬場大門けやき並木→大國魂神社→浅間山
自家用車
東京都新宿区
大國魂神社→多摩川
鉄道・徒歩
-Ⅱ-43-
⑯
総合的な期待度
・
Webモニターでは、居住地に関わらず「どちらでもない」が最も多くを占め
ていますが、
「やや期待していた」がこれに次いでおり、わずかですが事前期待が
感じられます。
0%
2.0
7.1
都内居住者(n=98)
都外居住者(n=496)
40%
17.3
0.6
32.7
0.6
16.3 2.8
6.0
2.4
60%
80%
8.2 0.0
100%
28.6
70.8
1.非常に期待していた
2.期待していた
3.やや期待していた
4.どちらでもない
5.あまり期待していなかった
6.期待していなかった
7.全く期待していなかった
無回答
図
・
20%
総合的な期待度(Webモニター)
イベント来訪者では、
「期待していた」「やや期待していた」の合計が6~7割
と高い割合を占めています。
0%
都内居住者(n=29)
都外居住者(n=10)
0.0
20%
40%
27.6
31.0
60%
80%
20.7
0.0
20.7
0.0
20.0 0.010.0
50.0
20.0
0.0
100%
1.非常に期待していた
2.期待していた
3.やや期待していた
4.どちらでもない
5.あまり期待していなかった
6.期待していなかった
7.全く期待していなかった
無回答
図
総合的な期待度(イベント来訪者)
-Ⅱ-44-
⑰
総合的な満足度
・
Webモニターでは、居住地に関わらず「どちらでもない」が最も多くを占め
ていますが、無回答を除くとその他はほとんど満足側の回答です。
0%
5.1
都内居住者(n=98)
都外居住者(n=496)
20%
13.3
0.4
4.8 8.7
40%
23.5
60%
29.6
0.0
14.3 0.8
80%
0.0
100%
28.6
70.8
1.大変満足
2.満足
3.やや満足
4.どちらでもない
5.やや不満
6.不満
7.大変不満
無回答
図
総合的な満足度(Webモニター)
・ イベント来訪者では、
「満足」と「やや満足」の合計が6~7割を占めています。
0%
都内居住者(n=29)
都外居住者(n=10)
0.0
20%
40%
34.5
60%
31.0
0.0
50.0
10.0
80%
100%
13.8 3.4
0.0 17.2
30.0
0.0
0.010.0
1.大変満足
2.満足
3.やや満足
4.どちらでもない
5.やや不満
6.不満
7.大変不満
無回答
図
総合的な満足度(イベント来訪者)
-Ⅱ-45-
⑱
親しい友人への紹介意向
・ Webモニターでは総合満足度と近い傾向を示し、
「どちらでもない」と回答し
た人以外は、紹介したいと思う人の割合が多くを占めています。しかし、都内居
住者で 9.2%、都外居住者では 3.4%が「あまりそう思わない」
(紹介したくない)
と回答している点に注意が必要です。
0%
都内居住者(n=98)
都外居住者(n=496)
11.2
0.6
3.45.8
40%
21.4
60%
80%
0.0
9.2
26.5
1.0
14.5 3.4
100%
28.6
70.8
1.大変そう思う
2.そう思う
3.ややそう思う
4.どちらでもない
5.あまり思わない
6.思わない
7.全く思わない
無回答
図
・
3.1
20%
親しい友人への紹介意向(Webモニター)
イベント来訪者では、
「そう思う」「ややそう思う」の合計が7~8割に達して
いるほか、都内居住者では「大変そう思う」と回答した人も若干いることなど、
府中の観光資源を非常に評価していることが窺えます。
0%
都内居住者(n=29)
都外居住者(n=10)
20%
6.9
40%
60%
51.7
0.0
40.0
80%
20.7
30.0
100%
0.0
3.4
0.0 17.2
0.0
10.00.0
20.0
1.大変そう思う
2.そう思う
3.ややそう思う
4.どちらでもない
5.あまり思わない
6.思わない
7.全く思わない
無回答
図
親しい友人への紹介意向(イベント来訪者)
-Ⅱ-46-
⑲
1年以内の再訪問意向
・ Webモニターでは、都内居住者は「そう思う」など再訪問意向がある回答が、
そうでない回答を上回っていますが、都外居住者では「思わない」など再訪問意
向がない人の割合が高くなっています。
0%
都内居住者(n=98)
都外居住者(n=496)
8.2
20%
17.3
40%
13.3
60%
17.3
80%
1.0
9.2 5.1
1.4
2.6
4.2 7.1 5.8
3.8
4.2
100%
28.6
70.8
1.大変そう思う
2.そう思う
3.ややそう思う
4.どちらでもない
5.あまり思わない
6.思わない
7.全く思わない
無回答
図
1年以内の再訪問意向(Webモニター)
・ イベント来訪者では、
「大変そう思う」を含め、再来訪意向のある人の割合が6
~7割を占めており、リピーター率が極めて高いといえます。
0%
都内居住者(n=29)
都外居住者(n=10)
20%
40%
17.2
37.9
50.0
10.0
60%
10.3
10.0
80%
100%
0.0
0.0 13.8
20.7
20.0
0.0
0.0 0.0
10.0
1.大変そう思う
2.そう思う
3.ややそう思う
4.どちらでもない
5.あまり思わない
6.思わない
7.全く思わない
無回答
図
1年以内の再訪問意向(イベント来訪者)
-Ⅱ-47-
⑳
府中市の自慢、お気に入り、こだわりなど(その1・府中市民)
自 然
府
中
市
の
自
慢
・
誇
り
スポーツ・レクリエーション
・自然が豊か、緑が多いなど
・大國魂神社(15)
・府中の森(5)
(19)
・けやき並木(4)
・景色・景観がよい(2)
・桜並木
・多摩川
・川が整備されている
・浅間山
・武蔵国府跡(5)
・古墳等の遺跡(4)
・歴史が感じられる(3)
・分倍河原古戦場碑
・寺社が多い(2)
・東郷寺(2)
・下河原緑道
・金毘羅神社
・高安寺
・国府八幡宮
・郷土の森(4)
・サントリーのラグビー
・多磨霊園
・高札場
府
中
お
気
・に
モ入
り
ノの
場
所
市
民
こ
だ
わ
り
の
場
所
・
モ
ノ
注)(
・
歴史・文化
・けやき並木(7)
・多摩川、多摩川河川敷(6)
・桜並木(3)
・浅間山(2)
・大國魂神社(11)
・府中の森芸術劇場(3)
・下河原緑道(2)
・東郷寺
・自然と緑
・鳩林坂
・けやき並木(8)
・桜並木
・多摩川
・郷土の森(博物館、プラネタ
リウム含む)(16)
・府中の森、府中の森公園(14)
・黒鐘公園(国分寺市)
・多摩川かぜの道(3)
・多磨霊園
・野川公園
・大國魂神社(6)
・東郷寺、東郷寺の桜(2)
・府中市美術館
・西府駅の駅舎下の遺跡
・郷土の森(博物館、プラネタ
リウム含む)(11)
・多摩川での鮎釣り、バーベキュ
ー(2)
・多磨霊園(2)
・府中の森、府中の森公園(3)
・京王線沿線の散策
・野川沿いの遊歩道
)内は同類回答の出現数を示す。
「自然」分野では、府中市の自慢として「自然が豊か、緑が多い」をあげた人が多く、多
摩川をはじめ市内随所に残る自然資源が高く評価されているといえます。この傾向は市外居
住者にも当てはまります。
また、お気に入りの場所やこだわりの場所としては、多摩川や馬場大門のけやき並木をあ
げる人が市内、市外を問わず多くみられます。
・
「歴史・文化」分野では、自慢、お気に入り、こだわりのいずれも「大國魂神社」が突出
しており、特に府中市民においてこの傾向が顕著です。しかし、その他の寺社についての回
答は少なく、
「歴史が感じられる」
「史跡や古墳が多い」などの回答がみられるものの、
「歴史」
を府中市のアイデンティティーと捉える人は多くありません。
・ 「スポーツ・レクリエーション」分野では「郷土の森」
「府中の森」が突出しています。市
民の場合、お気に入りやこだわりの場所とし回答した人が多く、他へ勧めるよりも自身が楽
しむ場との認識が窺えます。
-Ⅱ-48-
府中市の自慢、お気に入り、こだわりなど(その2・府中市民)
府
中
市
の
自
慢
・
誇
り
都市・くらし
祭り・イベント
食・グルメ・特産品
その他
・公共施設や公共サービスが充
・JRA東京競馬場
・大東京綜合卸売セン ・府中刑務所(3)
実している(9)
・公園が多い(8)
・助成が多い、税金が安い(4)
・買い物が便利(4)
・福祉が充実している(2)
・庶民的、人が温かい(2)
・サントリービール工場(2)
・ドン・キホーテ第一号店(2)
・子育てしやすい
・駐輪代が無料のちょこりんス
(26)
・くらやみ祭(7)
・大國魂神社の祭り(5)
・祭りが多い(3)
・花火大会が 3 ヶ所く
らいある
ター
・農園があっておいし
い野菜や果物が手
に入る
・武蔵野日誌(菓子)
・航空自衛隊府
中基地
・静かさと威勢
のよさが共存
・とにかく全部
・掩体壕
ポットがある
・都会過ぎず規模がちょうどよ
い
・道路が整備されている
府
中
・武蔵野公園
市
民
お
気
に
入
り
の
場
所
・
モ
ノ
・サントリービール工場(6)
・JRA東京競馬場
・大東京綜合卸売セン
・市立中央図書館(6)
・くるる(2)
・府中本町駅
・フォーリス
・駅前の商店
・武蔵台文化センター
・人
(19)
・競馬場通りのライト
アップ(クリスマス限
定)
ター
・はらロール(菓子)
・鮎もなか(菓子)
・武蔵野日誌(菓子)
・ビアハウス KEN
こ
だ
わ
り
の
場
所
・
モ
ノ
・くるる、くるるの映画館(2)
・サントリービール工場(2)
・市民プールが 50 円
・JRA 東京競馬場(13)
・くらやみ祭(2)
・からす団扇
・大東京綜合卸売セン
ター(2)
・地場野菜
・桜通りにある
小さなおじさ
んの像
・ビアハウス KEN
・中河原駅の今川焼
・新しいものと
伝統の融合
・東京外語大学
・図書館
・税金が安い
注)(
・
)内は同類回答の出現数を示す。
「都市・くらし」分野では、概して「自然が多い割に都市的なサービスが整っている」と認識
されていることが窺える回答が多く、特に市民において公園や図書館などの充実を評価する回答
が多くみられます。
・ 「祭り・イベント」分野では「JRA 東京競馬場」と「くらやみ祭り」が突出しています。競馬
場は全国的な知名度と集客力を持つ施設ですが、市民の憩いの場としても活用されている様子が
窺えます。
・
「食・グルメ」分野では、数は多くありませんが「大東京綜合卸売センター」をあげる人が散
見されます。市民からは「府中太鼓判」認定商品以外の菓子などの回答もありますが、数は多く
ありませんでした。
-Ⅱ-49-
府中市の自慢、お気に入り、こだわりなど(その3・都内居住者及び都外居住者)
自
都
内
居
住
者
都
外
居
住
者
然
歴史・文化
スポーツ・レクリエーション
府
中
市
の
自
慢
・
誇
り
・自然が豊か、緑が多いなど(12)
・大國魂神社(7)
・郷土の森(2)
・けやき並木(3)
・景色・景観がよい(2)
・梅がきれい
・多摩川の河原
・浅間山・浅間山公園
・古代からの歴史がある(4)
・古墳等の史跡(2)
・文化財があちこちにある
・多磨霊園
お
気
に
入
り
の
場
・多摩川(6)
・けやき並木(2)
・浅間山・浅間山公園(2)
・大國魂神社(6)
・古墳等の史跡
・郷土の森(4)
・府中の森(3)
・多磨霊園(2)
こ
だ
わ
り
の
場
所
・
モ
ノ
・多摩川(4)
・けやき並木(2)
・浅間山
府
中
市
の
自
慢
・
誇
り
・自然が豊か、緑が多いなど(15)
・都心に近いのに田舎の雰囲気
があるなど(4)
・多摩川の夕焼け
・ お
モ 気
ノ に
入
り
の
場
所
・多摩川(11)
・けやき並木(6)
・東京農工大けやき並木など(4)
・東八道路沿いの木〄
・梅の木
・大國魂神社(6)
・寺社(3)
・府中市美術館(3)
・古戦場(2)
・府中の森芸術劇場
・善明寺
・龍源寺(市外)
・府中の森(3)
・郷土の森
・多磨霊園
・ こ
モ だ
ノ わ
り
の
場
所
・多摩川(5)
・豊かな自然、緑(2)
・けやき並木
・大國魂神社(3)
・府中市美術館
・下河原線跡の緑道
・多磨霊園
・農工大農場・農高周り(2)
・寺社
所
・
モ
ノ
注)(
・桜並木
・梅
・多磨霊園の桜並木
・多摩川河川敷・サイクリン
グコース(2)
・大國魂神社(3)
・古墳等の史跡(2)
・郷土の森(2)
・多摩川サイクリングロード
・多磨霊園
・府中の森公園・プラネタリ
ウム(2)
・歴史あるまちなみ(6)
・広大な公園がある
・寺社・名所旧跡が多い(4) ・平坦なので自転車でどこま
・大國魂神社(3)
でも行ける
・府中市美術館(2)
・府中の森(公園・芸術劇場)
(2)
・自然と調和した美術館
)内は同類回答の出現数を示す。
-Ⅱ-50-
府中市の自慢、お気に入り、こだわりなど(その4・都内居住者及び都外居住者)
都市・くらし
都
内
居
住
者
都
外
居
住
者
祭り・イベント
食・グルメ・特産品
その他
府
中
市
の
自
慢
・
誇
り
・駅近くに店が多いなど(4)
・JRA東京競馬場
・そばがおいしい
・落ち着いている(2)
・工場が多い(2)
・交通の便がよい
・市の施設が充実している
・ゆったりしている
・ごみを毎日捨てられる
・庶民性が高い
(2)
・大國魂神社の祭り
・すももまつり
・醸造
お
気
に
入
り
の
場
・イトーヨーカドー
・サントリービール工場
・府中駅
・JRA東京競馬場
(7)
・すももまつり
・駅付近のカレー屋
・関戸橋
・慈恵院多摩犬猫霊
園
・中央高速
・朝市
・農業まつり
こ
だ
わ
り
の
場
所
・
モ
ノ
・サントリービール工場(3)
・生涯学習センター
・JRA東京競馬場
(4)
・古代黒米
・武蔵野日誌はおい
しい
・NEC
り 府
中
市
の
自
慢
・
誇
・きれいなまちなみ(4)
・JRA東京競馬場
・たくさんの特産品 ・ユーミンの歌詞に
・府中駅周辺は買物に便利
・サントリービール工場
・庶民的なイメージ
・発展したまち
(27)
・くらやみ祭
・大國魂神社の祭り
ある景色(2)
・府中刑務所(2)
・飛行場
・東芝
モ お
ノ 気
に
入
り
の
場
所
・
・サントリービール工場(2)
・JRA東京競馬場
・府中刑務所沿いの
ノ こ
だ
わ
り
の
場
所
・
モ
・サントリービール工場
・中央高速
注)(
)内は同類回答の出現数を示す。
所
・
モ
ノ
・伊勢丹
・府中駅周辺
(26)
壁や工場の眺め
(2)
・府中本町駅周辺
・ユーミンの歌詞に
ある景色
・武蔵野貨物線
・JRA東京競馬場
(21)
・そばロールを食べ
てみたい
・NEC
・東芝
・JRA 東京競馬場 ・府中刑務所
裏 門 横 の も つ 煮 ・調布飛行場内にあ
込み
・生椎茸
・梅ようかん
-Ⅱ-51-
る外からでも見
える飛行機
5.全国の観光動向
近年、我が国における国内宿泊観光旅行回数や海外旅行者数は伸び悩む状況にあり
ますが、今後の少子高齢社会において活力に満ちた地域社会を実現するとともに、国
際相互理解の増進や諸外国の期待に応えていくためには、観光による交流人口を拡大
していくことが重要です。
ここ数年の、国民の国内における旅行消費額は 20 兆円を超え、その生産波及効果
は 50 兆円前後となり、雇用誘発効果は 450 万人前後となっています。よって、国民
の観光旅行の促進は、現在極めて厳しい状況にある我が国経済の活性化に大きく寄不
するものといえます。
また、経済効果のみならず、地域づくりや交流人口の拡大による地域の活性化や、
国際観光を通じた諸外国との草の根交流は、国家間の外交を補完・強化するとともに、
国際感覚豊かな人材の育成等、ソフトパワーの強化にも資するものです。
昨今の国内観光のスタイルの変化はめざましく、慰安旅行などの団体旅行が減少す
る一方、個人やグループによる温泉旅行や周遊観光などの自然観光が希望、実態とも
に増加しています。また、最近の傾向として、
「エコツーリズム」
「グリーンツーリズ
ム」等の、より自然体験ができる旅行タイプに人気が出てきています。これらの観光
トレンドを十分理解した上で観光振興プランを策定していくことが重要です。
(1) 観光の目的
行ってみたい旅行タイプについてアンケート調査された結果によれば,行ってみた
い旅行タイプ第 1 位は,3 年連続「温泉旅行」で、2 位は「自然観光」,次いで「歴史・
文化観光」が「グルメ」を抜いて 3 位となっています。国や地域を代表する観光資源
を“みて感動する”という要素は,人を旅行へと駆り立てる大きな力となっています。
近年の旅行の一般的な傾向として,
「歴史、文化観光」や「都市観光」
「地域工芸体
験」などの体験型観光や,
「登山・山歩き」や「自然現象鑑賞」
「花の名所めぐり」と
いった自然・環境型への関心が現れてきています。
全体的に希望する割合が伸びているものが多く,多彩な目的に応じた旅行への関心
が高まっています。
-Ⅱ-52-
【出典:
『旅行者動向 2008(財団法人日本交通公社)
』
】
-Ⅱ-53-
(2) 観光の希望
宿泊を伴う観光時の主な目的についてアンケート調査された結果によれば,「自
然・名所・スポーツなどの見物や行楽」(24.3%),「慰安旅行」(19.0%),「温泉に入る・
湯治」(18.8%),「スポーツ・レクリエーション」(14.2%)となっています。経年的に比
較すると,
「慰安旅行」が減少しているのに対し「温泉に入る・湯治」が大幅に増加し
ています。また,最近 10 年間では,
「スポーツ・レクリエーション」が減少傾向とな
っています。このように,宴会などを中心とした慰安目的の旅行が減ってきているの
に比べ,観光地の自然や名所を見学したり,スポーツ・レクリエーションを楽しんだ
り,買い物・飲食を楽しむという積極型の旅行が増加しています。
【国内・旅行タイプ】
【行ってみたい旅行タイプ(複数回答)
】
【出典:
『旅行者動向 2008(財団法人日本交通公社)
』
】
-Ⅱ-54-
(3) 観光の動機
人はどのような気持ちに駆られて旅行へ出かけるのかについてアンケート調査さ
れた結果によれば、「日常生活から開放されるため」で、回答者の7割が選択してい
ます。これについで多い旅行動機は「旅先のおいしいものを求めて」です。2005 年
以降減少傾向にあるものの、旅行先の『食』の魅力の重要度を示しています。その他、
家族や友達などの人と人とのコミュニケーションを動機にあげる回答も多く見られ
ています。
【旅行の動機(複数回答)】
【旅行動機上位5位の推移】
【出典:
『旅行者動向 2008(財団法人日本交通公社)
』
】
-Ⅱ-55-
(4) 情報収集源
旅行の計画を立てる際の情報収集減について、インターネットでの情報発信が盛ん
になった昨今でも、「旅行ガイドブック」や「旅行会社のパンフレット」「旅行雑誌」
などの紙媒体は依然として多くの旅行者に活用されています。中でも「旅行ガイドブ
ック」と「旅行雑誌」は利用率が近年増加しています。
ただし、20代、30代においては、インターネット利用が比較的高くなっており、
全体として、ガイドブックや雑誌で旅行先の候補を選び、さらにネットで詳しく調べ
る、といった情報収集法が定着されているのではないかと推測されます。
【出典:
『旅行者動向 2008(財団法人日本交通公社)
』
】
-Ⅱ-56-
6.観光振興に関する施策・事業(国・都・市等)
(1) 国の取組み
~観光立国と地域の活性化を目指した環境整備の推進~
取組経緯
2003(H15) 年 1 ~ 時の小泉内閣は「観光立国懇談会」を開催し我が国の観光立国としての基
4月
本的なあり方を検討。訪日外国人旅行者を 2010(H22)年までに倍増さ
せる目標を提示
2006(H18)年 12 月 “観光立国の実現は我が国の経済社会の発展における重要課題”と位置づ
け「観光立国基本法」が成立。翌年1月同法施行
2007(H19)年6月
「観光立国推進基本計画」を閣議決定
2008(H20)年7月
“複数の観光地の連携により来訪滞在を促進する地域の整備を行う”こと
を目的とした「観光圏整備法」を施行
2008(H20)年 10 月 “観光立国の実現に向けて、魅力ある観光地の形成、国際観光の振興その
他の観光に関する事務を行うこと”を任務として観光庁が発足
2009(H21)年 12 月 前原国土交通大臣を本部長とする「観光立国推進本部」が発足
観光に関わる国の取組み
国
事業名
概要
1.昭和38年に制定された旧「観光基本法」の全部を改正し、題名を「観光立国推進
観光立国推進基
基本法」に改めることにより、観光を21世紀における日本の重要な政策 の柱とし
本法
て明確に位置付けています。
2.観光立国の実現に関する施策の基本理念として、地域における創意工夫を生かした
・平成 18 年 12
主体的な取組みを尊重しつつ、地域の住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に
月 13 日成立
満ちた地域社会の持続可能な発展を通じて国内外からの観光旅行を促進すること
が、将来にわたる豊かな国民生活の実現のため特に重要な位置づけにあるという認
・平成 19 年 1 月
識の下に施策を講ずべきこと等を定めています。
1 日施行
3.政府は、観光立国の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、
「観光
立国推進基本計画」を定めることとしています。
・国土交通省
4.国は、基本的施策として、国際競争力の高い魅力ある観光地の形成、観光産業の国
際競争力の強化及び観光の振興に寄与する人材の育成、国際観光の振興、 観光旅行
の促進のための環境の整備に必要な施策を講ずることとしています。
(http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/061220kihonhou.html)
-Ⅱ-57-
●基本的な方針
観光立国推進基
本計画
1.国民の国内旅行及び外国人の訪日旅行を拡大するとともに、国民の海外旅行を発展
2.将来にわたる豊かな国民生活の実現のため、観光の持続的な発展を推進
・平成 19 年~
3.地域住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に満ちた地域社会を実現
4.国際社会における名誉ある地位の確立のため、平和国家日本のソフトパワーの強化
・国土交通省
に貢献
●計画期間:5 年間
●目標
1.
計画期間における基本的な目標
・
訪日外国人旅行者数を平成 22 年までに 1,000 万人にすることを目標とし、将来的に
は、日本人の海外旅行者数と同程度にすることを目指す。
【平成 18 年:733 万人】
・
我が国における国際会議の開催件数を平成 23 年までに 5 割以上増やすことを目標と
し、アジアにおける最大の開催国を目指す。
【平成 17 年:168 件】
・
日本人の国内観光旅行による 1 人当たりの宿泊数を平成 22 年度までにもう 1 泊増や
し、年間 4 泊にすることを目標とする。
【平成 18 年度:2.77 泊】
・
日本人の海外旅行者数を平成 22 年までに 2,000 万人にすることを目標とし、国際相
互交流を拡大させる。
【平成 18 年:1,753 万人】
・
旅行を促す環境整備や観光産業の生産性向上による多様なサービスの提供を通じた
新たな需要の創出等を通じ、国内における観光旅行消費額を平成 22 年度までに 30
兆円にすることを目標とする。
【平成 17 年度:24.4 兆円】
2.
その他の目標
「国際競争力の高い魅力ある観光地の形成」
「観光産業の国際競争力の強化及び観光の
振興に寄与する人材の育成」「国際観光の振興」「観光旅行の促進のための環境の整備」
の四つに関し計 25 の目標を設定
●施策
上記の目標を達成するための具体的な施策を記述
観光圏の整備に
よる観光旅客の
来訪及び滞在の
促進に関する法
律
複数の観光地の連携により観光旅客の来訪滞在を促進する地域(観光圏)の整備を行う
ことで、国内外の観光客が 2 泊 3 日以上滞在できるエリアの形成を目指しています。
政府は今後、観光圏整備計画に基づき策定される観光圏整備実施計画の国土交通大臣の
認定により、補助や税制優遇、財政投融資、また、観光圏内で宿泊事業者が旅行商品の
代理販売ができる「観光圏内限定旅行業者代理業」の制度設置などの総合的支援を行う
こととしています。
(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/01/010128_.html)
・平成 20 年~
-Ⅱ-58-
国
事業名
概要
日本人の海外旅行者が約1,600
ビジット・ジャ 万人で達するのに対して,我が国を
パン・キャンペ 訪れる外国人旅行者はその3分の1
ーン
以下の約500万人に過ぎないこと
から,その格差をできる限り早期に
・国土交通省
是正しようとするものです。
(http://www.jnto.go.jp/vjc/)
・平成 15 年~
2020 年までの目標:
・訪日外国人旅行者 2,500 万人
・新規雇用 56 万人
観光圏整備法
・平成 20 年~
・国土交通省
平成 20(2008)年 7 月 23 日に、観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に
関する法律(平成 20 年法律第 39 号。観光圏整備法。
)が施行されました。
観光圏整備法は、観光地が広域的に連携した「観光圏」の整備を行うことで、国内外の
観光客が 2 泊 3 日以上滞在できるエリアの形成を目指します。国際競争力の高い魅力ある
観光地づくりを推進することで、地域の幅広い産業の活性化や、交流人口の拡大による地
域の発展を図るものです。
(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/01/010128_.html)
-Ⅱ-59-
ニ ュ ーツ ー リ
ズム創出・流通
促進事業
・平成 19 年~
・国土交通省
(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/01/010912_.html)
-Ⅱ-60-
(2) 東京都の取組み
東京都では平成 19 年 3 月に「東京都産業観光振興プラン」を策定し、平成 19~23
年度の5ヶ年で 年間来訪者数を外国人旅行者 700 万人、国内旅行者5億人とすべく
各種取組みを行うとともに、東京都観光事業審議会(知事の付属機関)において、そ
の進捗状況を定期的にチェックしています。
都
計画名
東京都
産業観
光振興
プラン
内容
平成 19
年3月
東京都
【出典:第 18 次東京都観光事業審議会(第 1 回)資料】
府中市や多摩地域に該当する取組みとしては、次のような方向性が示されています。
【観光資源の開発】
● 自然と調和した観光
水系・街道・鉄道など人の流れに沿って旅行者誘致に向けた連携を促進
●
歴史・文化・スポーツ等を活かした観光
祭りや風物誌など地域の伝統・文化を観光資源として積極的に活用
-Ⅱ-61-
外国人観光客の受入れについては「東京都外客来訪促進計画」(平成 17 年 12 月)
を策定し、「千客万来の世界都市・東京をめざして」をテーマに、国の支援制度を活
用しつつ、東京都全域を対象に積極的な取組みを行っていくこととされています。
都
計画名
東京都
外客来
訪促進
計画
内容
【テーマ名】:千客万来の世界都市・東京をめざして
【目
標】:東京への外国人旅行者を 277 万人を、5年で倍増の 600 万人にする
(平成 13 年 11 月策定の「東京都産業観光振興プラン」がベース)
【計画概要】
1.外客来訪促進地域の区域
平 成 17
●東京都全域
年 12 月
2.宿泊拠点地区等の区域
東京都
●宿泊拠点地区:千代田区、八王子市など 13 区 3 市 1 町、計 17 区市町
●宿泊受入促進地区:目黒区、世田谷区、武蔵野市、府中市など 10 区 23 市 4 町 8 村、
計 45 区市町村
3.外客来訪促進地域における観光経路(観光ルート)
●都全域を促進地区としていることから、主要交通機関を観光経路(観光ルート)として
設定する
4.外国人観光旅客に対する案内施設等の整備の方針
●観光案内機能の充実(東京観光情報センターと区市町村や観光協会等との情報交流)
●観光ボランティアの育成・組織化
●案内施設の整備拡充
5.外客来訪促進地域の海外における宣伝の方針、その他外客来訪促進地域への外国人観光
旅客の来訪の促進に関する事項
(基本方針)
●マーケティング手法を採りいれた効果的で的確なプロモーション活動の実施
●コンベンション開催地としての東京のセールスポイントの発信
●マラソンやサッカーなどの国際的なイベントを契機としたシティセールスの展開
(来訪促進へ向けた整備の内容)
●案内標識の整備
●計画推進体制の整備
●医療体制の整備
6.地域限定通訳案内士
英語圏以外からの来訪者の増加、地域特有の観光資源に対する案内ニーズの増加、通訳ガ
イドの就業形態の多様化等に対応するため、地域限定通訳案内士制度の導入を検討
-Ⅱ-62-
(3) 府中市の取組み
市
計画名
概要
第五次府中 1.計画の特徴
市総合計画
●市民との協働による計画
後期基本計
●指標や目標の設定によるわかりやすい計画
画
●行財政運営方針の明示
●8つの重点プロジェクトの明示
計画期間:
平成 20~25 2.観光振興に関する取組み方針
年度
【施策分野】
:にぎわいと魅力のあるまちづくり(⇒商工業の振興)
【施策内容】
:観光資源の活用・創出による地域活性化
府中市
(1) 施策の目的
本市には、浅間山、府中崖線、けやき並木や多摩川などの自然環境や、国府や宿場町
として栄えてきた歴史的な背景から、多くの名所・旧跡や伝統的な催しが残っています。
また、郷土の森博物館や府中の森芸術劇場、府中市美術館など、誇れる施設が数多くあ
ります。それらの魅力を広く市内外に情報発信し、観光客が訪れたくなるような賑わい
と魅力あふれるまちづくりを推進し、地域の活性化を図ります。
(2) 施策指標
(3) 施策の方向性
① 施策展開
市内の観光情報をはじめとした本市の魅力を、ホームページや情報発信誌などの
様々な情報媒体を通して、更に市内外に効果的・効率的に発信するとともに、観光
協会と連携して、バラエティに富んだ観光ガイドツアーを企画・実施します。だれ
もが楽しめ、自然に親しみ、心のふれあう各種イベントを市民との協働により企画・
開催します。また、魅力ある観光資源の整備を計画的に行います。
② 主な取組内容
●府中観光協会と連携した各種観光事業の推進
●観光パンフレット・マップの作成による観光情報の提供
●観光ボランティアの育成及び観光ガイドツアーの開催協力
●くらやみ祭の観光客受け入れに対する協力
●桜まつり、けやきフェスタなど、各種イベントの開催
●観光拠点の整備
-Ⅱ-63-
市
計画名
概要
府中市景観 1.景観計画の位置付け
計画
(右図参照)
平成 20 年 4
月
2.景観重要公共施設
(1) 景観重要道路
●国分寺街道(けやき並木通り)
●市道 4-50 号、市道 4-55 号
(2) 景観重要緑道・公園
●郷土の森公園
●下河原緑道、二ケ村緑道、新田川緑道、第三都市遊歩道、多摩川かぜのみち
(3) 景観重要河川
●多摩川
-Ⅱ-64-
市
計画名
概要
府中市農業 1.計画の位置付け
振興計画
平成 17 年 8
月
計画期間
平成 17~26
年度
府中市
2.施策体系と観光に係る具体施策
共同直売所等の整備
屋敷林、樹林地等の保全
体験型農園等の整備
観光農園の整備支援、マ
ップ作成等 PR、情報提供
-Ⅱ-65-
(4) 経済団体等の取組み
東京都商工会連合会の平成 17 年度事業として「多摩地域の広域産業活性化プラン」が
策定されています。この調査は多摩地域の産業・経済及び文化に効果・影響をもたらすも
のとして観光、あるいは集客や 交流を生む事業や活動を対象に、多摩地域の今後の活性化
のあり方を探り、広域的視野に立った まちづくりを進めようとするものです。
平成 17 年に多摩観光協議会が発足しており、この調査は同協議会の協力を徔て進めら
れました。
この中では以下のような 10 の観光振興プランが提案されています。
提案プラン【1】 観光振興のテーマ共有
共有できる観光振興のテーマイメージを明らかにし、それぞれの特色を高めていきます。
提案プラン【2】 多摩観光を語り合うためのコミュニケーションルートの整備
商工業者・団体による観光、集客・交流との接点を大きくすると同時に、観光協会、観光業者、 市町村行政に対して
有効・効果的な提案を行い、実現の方策を共有し実施に移していきます。
提案プラン【3】 複数市町村にわたるコースづくり
都心から簡単に訪れることができ、充実した 1 日ないし 2 日を楽しめる多摩の観光コースづくりを複数の 市町村で実施し
ます。
テーマ
コース例
「新撰組と花と食」
調布~日野~八王子
「山と温泉と渓谷」
高尾山~秋川渓谷~日の出山~御獄山
「織物のふるさと街道」
大学の資料研究室~養蚕農家から機織屋跡~こんにゃくカフェ~絹の道
「多摩の水の旅」
羽村取水堰~玉川上水~平林寺から川越
「街歩き・カルチャー・ショッピング」
公園~商店・繁華街~食事~シアター・ミュージアム
「湖とお茶とトトロの思い出」
多摩湖~青梅街道~狭山丘陵~茶農家~六道山~ミュージアム
-Ⅱ-66-
提案プラン【4】 定期観光バスの多摩観光地への誘致
多摩地域のスポットを折り込んだツアーをつくることで、多摩観光への取り組みを強化すると ともに、地域の観光事業、観
光協会、商工団体への意識啓発につなげます。
はとバス誘致の場合、その条件は・・・


縦 12mのバスが受け入れられる駐車場・道路
人気コースへの対応のため、バス 2 台以上を受け入れられるキャパシティ



トイレの十分な数
食事場所の場合、多尐の到着時間等のずれへの対応
1 回も客が集まらない場合のリスクへの、臨機応変な対応
提案プラン【5】 花とイベントで多摩の各地をリレーする
花とイベントは、多摩情報の基盤となり、30 市町村それぞれの花と木、イベントは自然や街歩きを してみたいと思う人た
ちをひきつけます。
・30 市町村の「花と木とイベント情報」は多摩の 12 ヶ月を彩り、他の多摩情報を発信しやすくする
・花と木とイベントが先導し、街道のもつ歴史などふるさと多摩の資源と環境を訪ねることができる
ふるさと多摩の資源と環境
<歴史・文化>
<ふるさと環境>
武蔵国分寺
城・街道、千人同心・新撰組、神社・仏閣
史跡公園等、別荘地・文化人の足跡、他
玉川/野火止用水、水路、湧水、杜や緑地
夕焼け小焼け
農業・林業、酒造りなど伝統産業、絹の道、他
提案プラン【6】 観光関連事業へのアプローチ
商工業者においては、自店や商店街の集客力を高め、広域集客を目指します。






自店でできるところからはじめる。
・店の季節の身繕い・・・まゆだま、ひな人形、季節の菓子細工などを飾る。 ・自店ならではの逸品をそろえるなど。
地の食材による食事、サービス
・多摩のソバと、水、ウド、ワサビ、梨、酒などは既に知られている。 ・例えば五日市地域のノラボウ(アブラナ科)のおひたし
や和え物は地元ならではの食。
近隣の仲間と取り組みをはじめる
・個性ある店や界隈づくり、特産品づくりと販売など。
<今回の調査結果から集客力の高い商店街>
にぎわいの環境づくり
・祭りやお参り復活・空き店舗対策・イルミネーションなど。
地域文化・イメージの発信
・祭りや芸能・都市イメージ・名所化・マスコミ活用。
異業種・大学等との連携
・異業種や大学等との連携による商業やサービスの刷新によるイメージアップ。
-Ⅱ-67-
提案プラン【7】 観光産業への取り組み
多摩のものづくりの情報発信(産業資源・産業遺産等の展示、工場見学等)を行います。



現在実施されている産業観光のマップの作成とルート化
ものづくり技術の体験・学習サービス意向の把握と具体化支援
観光振興テーマを設定しての産業資源・産業遺産等の展示、工場見学等の具体化支援
提案プラン【8】 市民主催の文化・まちづくり・スポーツイベント等への協力と協賛
文化・まちづくり・スポーツ等の市民活動やNPO活動と連携することで、さまざまな集客や 交流に関わります。
[今回の調査例にみるFC(フィルムコミッション)活動とま
ちづくり効果]
[集客力を創る文化活動例]

ファーレ立川地区・アート再生プロジェクト


NPO法人CCC(チェロ・コンサート・コミュニティ)
調布市の音楽・芝居小屋づくり

NPO法人日野映像支援隊(フィルムコミッション)
提案プラン【9】 大学・学生等のまちづくりへの参加要請
大学の公開講座、市民大学への講師派遣、商業活動への参加、町の振興プランづくりへの協力など 多彩な取り組み
に努めます。


[大学と地域の関わり例]
[産学官コンソーシアム(連合体)活動と事業例]
教育資源の地元への提供
・生涯学習支援、公開講座等

まちづくり参加
・学生の空き店舗での事業
・大学祭、産業祭など共催や参加・研修学生の企業への派遣
・まちづくりプランづくり参加
学生制作の中小企業ホームページコンテスト
TAMA CUP(フットサル)大会
若い感覚による街や環境デザインコンテスト
提案プラン【10】 企業活動との連携と協働
観光事業に直接関わる事業者(飲食・宿泊、サービス、レジャーなど)だけでなく、 交通・運輸・旅行業者などと相互連
携や協働のあり方を探ります。
[豊かな自然と環境、地域文化、花と木、鉄道のPRや地 [旅行会社による参画の手助け例]
元との連携例]






観光パンフレットの制作
花、お祭り、文化財情報等発信
沿線での花のキャンペーンの実施
「ハイキングフリー切符」等の販売
交通・運輸業者による情報誌の発行
地元自治体とのハイキングイベント協賛




「おわら風の盆」チケットシステム(観覧席の管理やシステ
ム等を提案
テーマに従うフェスタの実施(現地運営を含めお手伝い)
お不動さん活性化
各自治体の美術館の活用提案
高齢者向け多摩七福神コース提案
学校の夏休み知見学習等支援
-Ⅱ-68-
7.プランの推進目標の考え方
想定される目標値の項目、算定の手法及び観光振興へ向けた考え方を以下に示します。
目標値の項目、手法、考え方
項 目
量的目標 観光入込客数
手法
観光地点、イベントの実績を統 目標値を設定し、計画終了
計的に収集
質的目標 来訪者満足度 アンケートにより収集
など
経済波及効果
考え方
年度での達成を目指す
目標値を設定し、計画終了
年度での達成を目指す
一人当たり観光消費額を算出 毎年、着実な拡大を目指す
し、それもとに東京都産業連関
表を用いて推計
-Ⅱ-69-
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