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「景気振興プラン:フランスの 10 の研究機関」 2009 年 4 月 2 日

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「景気振興プラン:フランスの 10 の研究機関」 2009 年 4 月 2 日
○「景気振興プラン:フランスの 10 の研究機関」
2009 年 4 月 2 日、ペクレス高等教育・研究大臣は、Patrick Devedjian 景気振興対策担当大臣、ペク
レス高等教育・研究大臣および 10 の研究機関の間で、5890 万ユーロが補正予算として追加交付される
ことに調印した、と発表した。この追加により、10 の研究機関に対する 2009 年度予算は、前年度に比
べて 5.4%増額の計 3 億 2500 万ユーロとなる。10 の研究機関への追加予算、および前年度に対する増
加比率は次の表のとおりである。この結果、超大型施設への投資が促進されることになる。
機関名
補正予算追加予算額
(単位 100 万ユーロ)
補正予算追加前の
補正予算追加後の
予算増加率
予算増加率
参考資料
・ URL:フランス高等教育・研究省 HP http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/
(2009 年 4 月 9 日)
○「Nano-INNOV:ナノテクノロジー促進プランについて」
2006 年、フランスはナノテクノロジーの分野において、世界で 5 番目の論文数を出し、これは同分
野の論文数の 5%強を占めている。2009 年 5 月 5 日、ペクレス高等教育・研究大臣は、さらにこの分野
を発展させ、産業界への応用を促進するために、Nano-INNOV というナノテクノロジー促進プラン、
および同プランの運営委員会の設立を発表した。
本プランでは、特に Grenoble(グルノーブル)、Saclay(サクレ)、Toulouse(トゥールーズ)にナ
ノテクノロジー集積センターを設立し、そこでは基礎研究が産業界と共同でテクノロジーの向上を図り、
特許を取得し、製品の生産に導くことを目的としている。すでに、2009 年度の補正予算で 7000 万ユー
ロが本プランに注入されることが決定している。
本プランにより、ナノテクノロジー関連のフランス産業界が、革新的な材料、バイオテクノロジー、
ナノ・エレクトロニクスなど、ナノサイエンスの潜在的応用において、世界的なレベルに到達すること
が期待されている。
参考資料
・URL:フランス高等教育・研究省 HP http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/
(2009 年 5 月 12 日)
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