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アジアにおける 共通大学入試テストの導入

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アジアにおける 共通大学入試テストの導入
アジアにおける
共通大学入試テストの導入
突然ですが…
•Q. 高校卒業時から、簡単に海外の大学に入
学できるとしたら、入学してみたいと思いません
か??
アウトライン
• 1.現在のアジアにおける教育の状況
• 2.提案 ‐ アジアにおける共通大学入試テスト導入
• 3.メリット
• 4.デメリット
• 5. 結論
1.現在のアジアにおける教育の状況
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/12/07/1284443_01.pdf
文部科学省 統計情報 PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2009年度版 より引用
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/12/07/1284443_01.pdf
文部科学省 統計情報 PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2009年度版 より引用
日本にやってくる留学生の総数の推移
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data13.html#no1
独立行政法人 日本学生支援機構 ホーム » 学生支援に関する各種調査 » 外国人留学生在籍状況調査 » 平成25年度外国人留学生在籍状況調査結果 より
日本にやってくる留学生の地域別比
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data13.html#no1
独立行政法人 日本学生支援機構 ホーム » 学生支援に関する各種調査 » 外国人留学生在籍状況調査 » 平成25年度外国人留学生在籍状況調査結果 より
http://www.eol.cn/html/lx/2014baogao/content.html 2014年出国留学趋势报告——中国教育在线(2014年の中国人留学生の動向につ
いての報告ーー中国教育オンライン)より引用
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data13.html#no1
独立行政法人 日本学生支援機構 ホーム » 学生支援に関する各種調査 » 外国人留学生在籍状況調査 » 平成25年度外国人留学生在籍状況調査結果 より
2.アジアにおける共通大学入試テスト導入
私たちが提案する”アジア共通テスト”とは…
•定義:
「アジアに存在するある国と地域において、ア
ジアの学生が国外で受験することを簡易化さ
せ、アジアの教育を活性化させる、アジア地域に
おいて共通の内容とその評価基準を有する大学
入試試験」である
2.提案(具体案)
• 1.試験の目的
・アジアの教育的なつながりを強化
・アジアの大学に行きやすくする
• 2.試験の大まかな流れ
・まず、各国内の従来の試験を受ける
→ その後、このアジア共通テストを受験する
→ 二つのテストの合計点で、合格が決まる
2.提案
• 3.対象国の範囲
→ 日本、中国、韓国、台湾、シンガポール
(PISA調査による判断)
• 4.試験内容
→ 英語、当該国の言語、面接
→ 英語と当該国の言語は大学の授業を受けるうえで支障が
ないと思われるレベルの問題
面接は志望動機等を中心に問う
→ 試験は面接を除き母国語の言語が用いられる
2.提案
• 5.実施時期と場所
→ 各国内の従来の試験を終えた後一か月後ほどに一回実施
→ 春入学と秋入学の制度がアジアで異なる点に留意
春入学と秋入学が異なると不公平。前提としてアジア
内で制度がそろう必要あり
・場所は、各国で受験できるようにする
2.提案
• 6.注意点、その他
・このテストを主催する団体を組織 → そのホームページから受験申
請できるようにする
・なぜ国内のテストを受ける? → 共通テストでは歴史や文化を評価
はできないため
・この共通テストで、海外の複数校に出願できるようにする
・各国の従来の試験の平均点をアジアで統一、または偏差値で評価
することで国ごとの不平等性をなくす
3.メリット
4.デメリット
3.この提案のメリット
・1.留学・海外入学しやすくなる
・2.アジア圏の教育的な結びつきができる
→ アジアが世界の教育リーダーに
・3.学生たちの留学に関する意識を高める
→ 国際的な人材の輩出
・4. 海外の複数の大学に応募することができるので可能性が広がる
4.この提案のデメリット
• 1.テスト作成に莫大な費用がかかる
• 2.各国で教育レベルが異なる
→教育レベルが大差ない国を抽出しているので問題ない
• 3.この試験で歴史や文化の習得度は測定できない
→国内の試験をまず受けるので、その時に代替的に受験する
5.結論
• 春入学と秋入学の問題など、実現にはまだまだ解決すべき問題は
多い
• しかし
・アジア圏の対象国の大学に留学・海外入学がしやすくなる
・アジアの教育の更なる質向上
・アジアが世界の教育をリードする
など、実現すれば多くのメリットがある!
ご静聴ありがとうございました
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