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近畿大学法科大学院学則 平成 16年4月1日 注 平成 20年4月から改正

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近畿大学法科大学院学則 平成 16年4月1日 注 平成 20年4月から改正
近畿大学法科大学院学則
平 成 16年 4 月 1 日
注 平 成 20年 4 月 か ら 改 正 沿 革 を 付 記 し た 。
改 正 平 成 20年 4 月 1 日
平 成 21年 4 月 1 日
平 成 22年 4 月 1 日
平 成 23年 4 月 1 日
平 成 24年 4 月 1 日
平 成 24年 7 月 1 日
平 成 25年 4 月 1 日
平 成 26年 4 月 1 日
平 成 27年 4 月 1 日
第1章 総則
(目的)
第1条 本大学院は、法理論と法実務を架橋する実践的な法学教育を行うことにより、高
度で専門的な職業能力を有する法曹の養成に寄与することを目的とする。
2 本大学院は建学の精神に沿った教育理念を実践するため、人材の養成に関する目的及
びその他教育・研究上の具体的な目的を別記のとおり定めるものとする。
(課程・研究科・専攻)
第2条 本大学院は、専門職学位課程を置く専門職大学院とする。
2 本大学院に、法務研究科を置く。
3 法務研究科に、法務専攻を置く。
(修業年限)
第3条 本大学院の標準修業年限は、3年とする。ただし、法科大学院教授会(以下、教
授会という。)が、所定の試験を経て、法律学の基礎的な学識を有すると認めた者(以
下、法学既修者という。)の修業年限は、2年とする。
(学生定員)
第4条 本大学院の学生定員は、次のとおりとする。
研究科
専攻
専門職学位課程
入学定員
収容定員
法務研究科
法務専攻
30
90
第2章 教育課程
(教育内容・方法)
第5条 本大学院の教育は、理論と実務の架橋をめざし、法理論教育を中心としつつ実務
教育の導入部分も併せて実施するものとする。その実施にあたっては、少人数教育を基
本とし、講義、事例研究、討論、調査、実務演習、その他の適切な方法により、これを
行うものとする。
(履修方法)
第 6 条 本 大 学 院 に お け る 授 業 科 目 、 単 位 数 及 び 履 修 方 法 は 、 別 表 (1 )の と お り と す る 。
(単位基準)
第 7 条 授 業 科 目 の 単 位 は 、 1 単 位 を 45時 間 の 学 修 を 必 要 と す る 内 容 を も っ て 構 成 す る こ
とを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修
等 を 考 慮 し て 、 講 義 及 び 演 習 に つ い て は 毎 週 1 時 間 15週 を も っ て 1 単 位 と す る 。
(授業科目等)
第8条 本大学院における授業科目の開設、配当、単位数、授業時数、その他学修に必要
な事項は、教授会が定める。
(既修得単位等の認定)
第9条 教育上有益と認めるときは、入学前に修得した単位、他大学大学院において修得
し た 単 位 、 及 び 法 学 既 修 者 に つ き す で に 修 得 し た と み な す 単 位 に つ い て は ( 第 13条 2 項
の 規 定 に よ り 法 学 既 修 者 に つ い て 30単 位 を 超 え て 修 得 し た も の と み な す 単 位 を 除 く 。)、
合 計 30単 位 を 限 度 と し て 、 本 大 学 院 の 修 了 に 必 要 な 単 位 と し て 認 め る こ と が で き る 。
第3章 成績評価及び課程修了
(成績評価)
第 10条 授 業 科 目 を 担 当 す る 教 員 は 、 本 大 学 院 に お け る 正 規 の 授 業 を 受 け 所 定 の 授 業 科 目
を履修した者に対して、学期末又は学年末に成績評価を行うものとする。
2 成 績 評 価 は A + 、A 、B + 、B 、C + 、C 、D の 7 段 階 で 表 示 し 、C 以 上 を 合 格 と す る 。
ただし、科目「法学基礎」および実務基礎科目については、合否のみの判定をすること
ができる。
合格した授業科目について、所定の単位を与える。
(進級要件)
第 11条 各 年 次 へ の 進 級 に は 、 1 年 次 か ら 2 年 次 に つ い て は 合 計 29単 位 以 上 、 2 年 次 か ら
3 年 次 に つ い て は 合 計 28単 位 以 上 を 修 得 し 且 つ 別 に 定 め る 基 準 を 満 た す 成 績 を 修 め な け
ればならない。進級要件を満たさない者が当該年次に履修した科目の単位修得は、すべ
て無効とする。
2 同一学年の進級要件を、休学期間を除き2年間引き続いて充足しない者は、在籍資格
を失う。ただし、次年度において著しい成績の向上が見込まれる者は、この限りではな
い。
(課程の修了)
第 12条 本 大 学 院 に 所 定 の 期 間 在 学 し 、 所 定 の 単 位 を 修 得 し た 者 を も っ て 、 本 大 学 院 の 課
程を修了したものとする。
2 課程修了の認定は、教授会が行う。
3 第 11条 第 1 項 後 段 ( 単 位 修 得 の 無 効 ) 及 び 第 2 項 ( 在 籍 資 格 の 喪 失 ) は 、 修 了 要 件 を
満たさない者について準用する。
(修業年限・修了必要単位数等)
第 13条 本 大 学 院 の 課 程 の 修 了 に 必 要 な 修 得 単 位 数( 以 下 、修 了 必 要 単 位 数 と い う 。)は 、
次 に 掲 げ る 各 科 目 群 に 関 す る 修 了 必 要 単 位 数 を 満 た し 、か つ 合 計 101単 位 以 上 と す る 。た
だ し 、 (2 )か ら (4 )に 掲 げ る 科 目 群 か ら 合 計 32単 位 以 上 を 修 得 し な く て は な ら な い 。
(1 ) 法 律 基 本 科 目 群 か ら 65単 位 以 上
(2 ) 実 務 基 礎 科 目 群 か ら 14単 位 以 上
(3 ) 基 礎 法 学 ・ 隣 接 科 目 群 か ら 4 単 位 以 上
(4 ) 展 開 ・ 先 端 科 目 群 か ら 12単 位 以 上
2 法 学 既 修 者 の 修 了 必 要 単 位 数 に つ い て は 、 1 学 年 配 当 科 目 の う ち 所 定 の 29単 位 を 既 に
修 得 し た も の と み な し 、 合 計 72単 位 以 上 と す る 。
(最長在学年数)
第 14条 本 大 学 院 に お け る 最 長 在 学 年 数 は 、6 年 と す る 。た だ し 、法 学 既 修 者 に つ い て は 、
4年とする。
第4章 学位及びその授与
(専門職学位の授与)
第 15条 本 大 学 院 の 課 程 を 修 了 し た 者 に は 、 法 務 博 士 ( 専 門 職 ) の 学 位 を 授 与 す る 。
(学位規程)
第 16条 学 位 及 び そ の 授 与 に つ い て は 、 本 章 の ほ か 、 近 畿 大 学 学 位 規 程 の 定 め る と こ ろ に
よる。
第5章 教員組織及び運営機構
(法科大学院教員)
第 17条 本 大 学 院 の 教 育 を 担 当 す る 者 は 、 法 科 大 学 院 設 置 基 準 の 定 め る 資 格 に 該 当 す る 本
学の教員(実務家教員を含む)をもってこれにあてる。
(教授会)
第 18条 教 授 会 は 、 本 大 学 院 の 専 任 教 授 を も っ て 構 成 す る 。 た だ し 、 当 分 の 間 、 非 常 勤 の
実務家専任教授については、実務基礎教育を中心とするカリキュラム編成等を審議する
会議のみの構成員とすることができる。
2 法科大学院院長(以下、学院長という。)は、前項にかかわらず学長の承認を得て、
議題の内容に応じその都度、非常勤の実務家専任教授又は専任教授以外の教職員を教授
会の審議に加えることができる。
3 前項に基づく教授会においては、教員の選考その他人事に関する事項について審議す
ることができない。
4 教授会の運営に関する細則は、別に定める。
(審議事項)
第 19条 教 授 会 は 、 教 育 研 究 に 関 す る 専 門 的 な 事 項 を 審 議 す る 。
2 教授会は、学長が次に掲げる事項について決定を行うに当たり、意見を述べるものと
する。
(1 ) 学 生 の 入 学 、 卒 業 及 び 課 程 の 修 了
3
(2 ) 学 位 の 授 与
(3 ) 前 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 教 育 研 究 に 関 す る 重 要 な 事 項 で 、 教 授 会 の 意 見 を 聴
くことが必要なものとして学長が定めるもの
3 教授会は、前項に規定するもののほか、次の各号に掲げる事項並びに学長及び学院長
(以下、学長等という。)がつかさどる教育研究に関する事項について審議し、及び学
長等の求めに応じ、意見を述べることができる。
(1 ) 教 育 課 程 に 関 す る 事 項
(2 ) 授 業 科 目 担 当 者 の 選 考 に 関 す る 事 項
(3 ) 学 生 の 休 学 ・ 復 学 ・ 退 学 及 び 復 籍 に 関 す る 事 項
(4 ) 成 績 評 価 に 関 す る 事 項
(5 ) 実 践 的 教 育 に 関 す る 事 項
(6 ) 教 育 内 容 の 改 善 の た め の 教 員 の 組 織 的 研 究 及 び 研 修 に 関 す る 事 項
(7 ) 学 生 の 補 導 に 関 す る 事 項
(8 ) そ の 他 大 学 院 に 関 す る 事 項
(会議の招集)
第 20条 教 授 会 は 、 学 院 長 が 招 集 し て 、 そ の 議 長 と な る 。
2 学院長にやむを得ない事故があるときは、あらかじめ定める本大学院の教授が学院長
の職務を行う。
(定足数)
第 21条 教 授 会 は 、 構 成 員 の 半 数 以 上 の 出 席 が な け れ ば 、 会 議 を 開 く こ と が で き な い 。
2 人事についての会議は、構成員の3分の2の出席がなければ、これを開くことができ
ない。
(議決)
第 22条 教 授 会 の 議 事 は 、 別 に 定 め る 場 合 を 除 く ほ か 、 出 席 構 成 員 の 過 半 数 で こ れ を 決 し
教授会の意見とする。なお、可否同数のときは否決とする。
2 人事については、出席構成員の3分の2の多数でこれを決し教授会の意見とする。
第6章 学年・学期及び休業日
(学年・学期)
第 23条 本 大 学 院 の 学 年 は 、 4 月 1 日 に 始 ま り 、 翌 年 3 月 31日 に 終 る 。
2 学 年 は 、 こ れ を 2 期 に 分 け 、 4 月 1 日 か ら 9 月 20日 ま で を 前 期 と し 、 9 月 21日 か ら 翌
年 3 月 31日 ま で を 後 期 と す る 。
3 学長は、前項の後期開始日を変更することができる。なお、後期開始日を変更した場
合は、その前日をもって前期の終了とする。
(休業日)
第 24条 休 業 日 は 、 次 の と お り と す る 。
(1 ) 日 曜 日 ・ 国 民 の 祝 日 ・ 本 学 創 立 記 念 日 ( 11月 5 日 )
(2 ) 春 期 休 暇 3 月 20日 か ら 4 月 9 日 ま で
(3 ) 夏 期 休 暇 7 月 21日 か ら 9 月 20日 ま で
(4 ) 冬 期 休 暇 12月 21日 か ら 翌 年 1 月 9 日 ま で
2 学長は、前項各号に規定する休業日を変更し、又は臨時休業の日を定めることができ
る。
第7章 入学・休学・復学・退学・除籍・再入学及び復籍
(入学)
第 25条 入 学 時 期 は 、 毎 年 4 月 と す る 。
(入学資格)
第 26条 本 大 学 院 に 入 学 す る こ と の で き る 者 は 、 次 の 各 号 の 一 つ に 該 当 す る 者 と す る 。
(1 ) 大 学 を 卒 業 し た 者
(2 ) 大 学 評 価 ・ 学 位 授 与 機 構 に よ り 学 士 の 学 位 を 授 与 さ れ た 者
(3 ) 外 国 に お い て 、 学 校 教 育 に お け る 16年 の 課 程 を 修 了 し た 者
(4 ) 外 国 の 学 校 が 行 う 通 信 教 育 に お け る 授 業 科 目 を わ が 国 に お い て 履 修 す る こ と に よ
り 当 該 外 国 の 学 校 教 育 に お け る 16年 の 課 程 を 修 了 し た 者
(5 ) 我 が 国 に お い て 、 外 国 の 大 学 の 課 程 ( そ の 修 了 者 が 当 該 外 国 の 学 校 教 育 に お け る
16年 の 課 程 を 修 了 し た と さ れ る も の に 限 る 。 ) を 有 す る も の と し て 当 該 外 国 の 学 校 教
育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するもの
の当該課程を修了した者
(6 ) 専 修 学 校 の 専 門 課 程 ( 修 業 年 限 が 4 年 以 上 で あ る こ と そ の 他 の 文 部 科 学 大 臣 が 定
める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣
が定める日以後に修了した者
(7 ) 文 部 科 学 大 臣 の 指 定 し た 者 ( 昭 和 28年 文 部 省 告 示 第 5 号 )
(8 ) 大 学 院 に 飛 び 入 学 し た 者 で あ っ て 、 本 大 学 院 に お い て 、 大 学 院 に お け る 教 育 を 受
けるにふさわしい学力があると認めたもの
(9 ) 本 大 学 院 に お い て 、 個 別 の 入 学 資 格 審 査 に よ り 、 大 学 を 卒 業 し た 者 と 同 等 以 上 の
学 力 が あ る と 認 め た 者 で 、 22歳 に 達 し た も の
(10) 入 学 時 に 大 学 に 3 年 以 上 在 学 し た 者 ( こ れ に 準 ず る 者 と し て 文 部 科 学 大 臣 が 定 め
る者を含む。)であって、本大学院の定める単位を優秀な成績で修得したと認めるも
の
(入学者選抜)
第 27条 本 大 学 院 の 入 学 者 選 抜 に 関 す る 基 準 、 方 法 等 は 、 教 授 会 の 定 め る と こ ろ に よ る 。
(入学手続)
第 28条 入 学 を 許 可 さ れ た 者 は 、 指 定 さ れ た 期 日 ま で に 学 費 を 納 入 し 、 所 定 の 書 類 を 提 出
して入学手続きを完了しなければならない。
(休学)
第 29条 病 気 そ の 他 や む を 得 な い 理 由 で 3 ヵ 月 以 上 就 学 で き な い 者 は 、 そ の 事 実 を 証 明 す
る書類を添えて休学の許可を願い出ることができる。
2 休 学 期 間 は 、休 学 を 許 可 さ れ た 日 か ら 当 該 学 期 末 又 は 当 該 年 度 末 ま で と す る 。た だ し 、
特別の事情がある場合には、引き続き休学を許可することができる。
3 休学できる期間は、連続して2年以内、通算して修業年限以内とする。
4 休学中の期間は、在学年数に算入しない。
5 休学中は、別に定める在籍料を納入しなければならない。
(復学)
第 30条 休 学 者 は 、 休 学 の 理 由 が や ん だ と き は 、 復 学 の 許 可 を 願 い 出 る こ と が で き る 。
(退学)
第 31条 本 大 学 院 を 退 学 し よ う と す る 者 は 、 退 学 届 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、
やむを得ない事情のある場合はこの限りでない。
(除籍)
第 32条 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 者 は 、 除 籍 す る 。
(1 ) 第 14条 に 定 め る 最 長 在 学 年 数 を 超 え た 者
(2 ) 第 29条 の 第 2 項 に 定 め る 休 学 を 許 可 さ れ た 期 間 を 超 え て な お 復 学 又 は 退 学 し な い
者
(3 ) 学 費 の 納 入 を 怠 り 、 督 促 を 受 け て も 納 入 し な い 者
(4 ) 第 11条 第 2 項 に 該 当 す る 者
(再入学)
第 33条 本 学 則 第 31条 の 規 定 に よ っ て 退 学 し た 者 が 、 再 入 学 を 願 い 出 た と き は 、 学 年 の 始
めに限り審査のうえ許可することがある。
2 再 入 学 後 の 在 学 年 限 は 、 退 学 前 の 在 学 年 数 を 通 算 し て 本 学 則 第 14条 に 規 定 す る 最 長 在
学年数を超えることができない。
(復籍)
第 34条 学 費 未 納 に よ る 除 籍 者 に つ い て は 、 別 に 定 め る と こ ろ に よ り 審 査 の う え 復 籍 を 許
可することがある。
(強制休学)
第 35条 校 医 が 健 康 上 の 理 由 に よ り 修 学 が 不 適 当 と 認 め た 学 生 に 対 し て は 、 休 学 を 命 ず る
ことがある。
第8章 学費
(学費)
第 36条 入 学 金 、 授 業 料 、 そ の 他 の 学 費 の 額 は 、 別 表 (2 )の と お り と す る 。
(学費の納付)
第 37条 学 費 は 、 毎 学 期 始 め 所 定 の 期 日 ま で に 納 付 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 事 情 に
よって別に定めるところによりこれを分納することができる。
2
学期の中途で退学した者又は除籍された者も、当該期分の学費を納入しなければなら
ない。
(学費納入要項)
第 38条 学 費 に 付 い て は 、 こ の 学 則 に 定 め る ほ か 、 別 に 定 め る 学 費 納 入 要 項 に よ る 。
第9章 賞罰
(表彰)
第 39条 品 行 方 正 で 、 学 力 優 秀 な 者 又 は 奇 特 の 行 為 の あ っ た 者 に 対 し て は 、 こ れ を 表 彰 す
ることがある。
(懲戒)
第 40条 学 則 そ の 他 諸 規 則 に 違 反 し 、 本 学 の 秩 序 を 乱 し 、 又 は 性 行 不 良 そ の 他 学 生 の 本 分
にもとる行為のあった者に対しては、情状により、譴責、謹慎、停学又は退学の処分を
行う。
第 10章 科 目 等 履 修 生 及 び 外 国 人 留 学 生
(科目等履修生)
第 41条 本 大 学 院 の 一 科 目 、 又 は 複 数 科 目 を 履 修 し 、 単 位 の 修 得 を 希 望 す る 者 が あ っ た と
きは、選考のうえ、科目等履修生として許可することができる。
(外国人留学生)
第 42条 本 学 則 に 規 定 す る 入 学 資 格 を 有 し 、 か つ 、 外 国 公 館 の 証 明 の あ る 外 国 人 学 生 は 、
選考のうえ入学を許可することがある。
(学則の準用)
第 43条 特 別 の 定 め の な い 限 り 、 学 生 に 関 す る 本 学 則 の 規 定 は 、 科 目 等 履 修 生 及 び 外 国 人
留学生にこれを準用する。
第 11章 奨 学 生
(奨学生)
第 44条 学 力 優 秀 か つ 品 行 方 正 で 学 生 の 模 範 と 認 め ら れ る 者 は 、 こ れ を 奨 学 生 と す る こ と
がある。
2 奨学生に対しては、学費の全部又は一部を免除又は貸与する。
3 奨学生に関する事項は、別に定める。
第 12章
教育・研究及び厚生施設
(教育・研究室)
第 45条 学 生 の 教 育 ・ 研 究 指 導 を 行 う た め に 教 育 ・ 研 究 室 を 置 く 。
2 各学部、各大学院及び研究所の施設は、必要に応じて法科大学院学生の教育・研究指
導のために用いることができる。
(厚生施設)
第 46条 本 大 学 院 生 は 、 本 学 の 厚 生 施 設 を 利 用 す る こ と が で き る 。
附 則
こ の 学 則 は 、 平 成 16年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 17年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 18年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
第 1 条 こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 19年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
第 2 条 平 成 17年 度 入 学 生 ( 平 成 16年 度 入 学 生 で 留 年 を し た 学 生 を 含 む ) に 対 し て は 、 実
務 基 礎 科 目 群 に 関 す る 修 了 必 要 単 位 は 、 10単 位 以 上 ( 必 修 科 目 8 単 位 及 び 選 択 必 修 科 目
2単位を含む)とする。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 20年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 21年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 22年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 24年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 24年 7 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 25年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 26年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則
1 こ の 学 則 の 改 正 は 、 平 成 27年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
2 別 表 (2 )の 改 正 は 、 平 成 27年 度 以 降 の 入 学 生 を 対 象 と す る 。
別 表 (1 ) 法 科 大 学 院 授 業 科 目 表
授業科目
必修
[法 律 基 本 科 目 群 ]
憲法A(統治機構・人権総論)
2
憲法B(人権各論)
2
憲法演習A(基本的人権)
2
憲法演習B(憲法訴訟)
2
行政法A(行政法総論)
2
行政法B(行政救済法)
2
行政法演習
2
司法審査論演習
公法総合
法学基礎(憲法A)
1
法学基礎(憲法B)
1
法学基礎(行政法)
民法A(総則・物権総論)
4
民法B(債権総論・担保物権)
4
民法C(債権各論・家族法)
4
民法演習A(総則・物権総論)
2
民法演習B(債権総論・担保物権)
2
民法演習C(債権各論・家族法)
2
商法A(会社法)
2
商法B(商法総則・商行為・手形法)
商法演習A(会社法各論1)
2
商法演習B(会社法各論2)
2
民事訴訟法A(第一審判決手続)
2
民事訴訟法B(上訴・複雑訴訟)
2
民事訴訟法演習
2
民事法総合演習
2
民法事例演習
法学基礎(民法A)
1
法学基礎(民法B)
1
法学基礎(商法)
1
法学基礎(民事訴訟法)
刑法A(総論)
2
刑法B(各論)
2
刑法演習
2
刑事訴訟法
2
刑事訴訟法演習
2
刑事法総合演習
2
刑事法事例演習
法学基礎(刑法A)
1
法学基礎(刑法B)
1
選択
2
2
1
2
2
1
2
法学基礎(刑事訴訟法)
[実 務 基 礎 科 目 群 ]
法曹倫理
要件事実論
民事訴訟実務の基礎
刑事訴訟実務の基礎
裁判制度の基礎
民事裁判と事実認定
公法系訴訟実務の基礎
民事弁護演習
模擬裁判
ロイヤリング
リーガルクリニック
エクスターンシップ
[基 礎 法 学 ・ 隣 接 科 目 群 ]
英米法
アジア法
法理学
比較法史
法社会学
会計学
[展 開 ・ 先 端 科 目 群 ]
環境法
環境法事例演習
租税法A(総論)
租税法B(各論)
租税法事例演習
特別演習(現代地方自治論)
知的財産法A(特許・実用新案・意匠)
知的財産法B(著作権・商標・不正競争)
知的財産法事例演習
知的財産法判例演習
実践企業法務
金融担保法
倒産処理法A(破産法)
倒産処理法B(倒産法制)
倒産処理法事例演習
経済法
労働法A(個別的労働関係法)
労働法B(集団的労働関係法)
労働法判例演習
労働法事例演習
消費者法
生命倫理と法
特別演習(民事執行・保全)
特別演習(企業活動におけるコンプライアンス)
特別演習(損害賠償責任法)
経済犯罪
特別演習(少年法)
特別演習(刑事実務記録から見た手続の運用)
国際法A(国際人権法)
国際法B(国際法適用論)
国際法事例演習
国際私法
1
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
国際取引法
2
国際私法事例演習
2
国際経済法
2
英語法文書作成
2
英語法文書講読
2
<履修方法>
① 法 律 基 本 科 目 群 か ら 65単 位 以 上 修 得 す る こ と 。
② 実 務 基 礎 科 目 群 か ら 14単 位 以 上 修 得 す る こ と 。
③ 基礎法学・隣接科目群から4単位以上修得すること。
④ 展 開 ・ 先 端 科 目 群 か ら 12単 位 以 上 修 得 す る こ と 。
⑤ 合 計 101単 位 以 上 修 得 す る こ と 。た だ し ② か ら ④ に 掲 げ る 科 目 群 か ら 合 計 32単 位 以 上 を
修得すること。
別 表 (2 ) 学 費 表
(単位 円)
費目
◎入学金
授業料
入学検定料
研究科
法務研究科
200,000
800,000
10,000
(複数回受験の場合も同額。)
備考 ◎印は入学年度のみ納入するものを示す。
上記以外に、学生健保共済会費、校友会終身会費が必要。(ただし、校友会終身
会費は本学学園出身者で既に納めた者は不要。)
別記
近畿大学法科大学院 教育・研究の目的について
【法科大学院の教育研究の理念と目的、育成する人材像】
本学の建学の精神は、「実学教育」と「人格の陶冶」であり、「人に愛される人、信頼さ
れる人、尊敬される人を育成すること」を教育の理念としています。本大学院もまた、こ
の建学の精神および教育理念を尊重しつつ、高度で専門的な職業能力を有する、頼りがい
のある法曹を育成することを目的とします。
【法科大学院の学習・教育目標】
法曹には豊かな人間性や感受性、幅広い教養と専門的知識、柔軟な思考力、説得・交渉の
能 力 等 と い っ た 基 本 的 資 質 が 求 め ら れ ま す 。ま た 、真 剣 に「 正 義 」の 意 味 を 考 え 、そ の「 正
義」を他者に理論的に伝え、実践する能力が必要です。本大学院では、これらの資質を身
につけるために、少人数教育を徹底して、学生の実力やニーズに応じたきめ細かで良質な
教育を提供します。
本大学院では、時代の要請に応える新たな「実学重視」の法学教育をめざします。そし
て、理論と実務の架橋を重視しながら、実務の基礎を学び、現実に生起しうる法的問題に
的確に対応できる総合的な法的能力を養うことを目標とします。
【法科大学院のカリキュラム編成上の特色】
本大学院に開講されている科目は、法律基本科目、実務基礎科目、基礎法学・隣接科目、
展開・先端科目に分類されます。これらの分類から、適切に科目を選択して学修すること
により、法曹として求められる能力を適切に身につけることができます。
多 く の 分 野 で は 、講 義 形 式 を も 取 り 入 れ た 基 礎 的 な 科 目 か ら 、事 例 を 題 材 と し て 双 方 向 ・
多方向的な議論を通じいっそうの能力の向上を図る「演習科目」や「総合演習」へと科目
が展開されます。これによって、基本を重視しながら、段階を踏んで実際に生じうる法律
問題に対応できる能力を身につけることが可能となっています。
これらの内容は、徹底した少人数教育のもとで身につけることになります。その教育効
果が十分に発揮されるよう、担任制やオフィスアワーによる手厚いサポートが行われてい
ます。
【その他の特色】
法務研究科の課程を修了した者には、法務博士(専門職)の学位が授与されます。
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