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**市販PFAボトルを用いた――《パージ窒素/PFAボトル同時加熱

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**市販PFAボトルを用いた――《パージ窒素/PFAボトル同時加熱
カタログ(No.
カタログ(No.BHS
(No.BHS-
BHS-01)
01) ………2002/05/20記述
市販PFAボトル加熱容器→→→→→
→→→→→【特許・意匠登録申
請中】
加熱温度≦
≦200
200((℃)、標準内容積
標準内容積≦
≦0.5(㍑){特注仕様
特注仕様は
は、1(㍑)も可}、
、パージ
パージ窒素
窒素も
も同時加熱
同時加熱!!
加熱温度
パージ
窒素
!!
****市販PFAボトルを用いた――《
――《パージ窒素/PFAボトル同時加熱システム》****
特
徴 市販の「①テフロン製モールジャー、②テフロン製広口ボトル」に充填した各種液体を
加熱しつつ、温度管理された「パージ窒素」により、ボトル容器内液体の均質蒸発を図ります。市販ボト
ルを使用しているため、ボトル劣化等の場合は、安価に交換可能です。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
標準品材質
)
。
標準品材質は「SUS304
「SUS304」
304」のため、
のため、耐液性に
耐液性に優れます(
れます(SUS316あるいは、チタン製も可)
加熱温度管理は
加熱温度管理は、ハウジング部材温度
ハウジング部材温度のため
部材温度のため、
のため、突沸等の
突沸等のオーバー加熱
オーバー加熱が
加熱が無い。
「パージ窒素温度
パージ窒素温度」
窒素温度」と「PFAボトル
「PFAボトル加熱温度
ボトル加熱温度」
加熱温度」は同温制御のため
同温制御のため、
のため、均質蒸発が
均質蒸発が図られる。
られる。
「電磁誘導加熱」
電磁誘導加熱」のため、
のため、発火等の
発火等の危険性が
危険性が無く、安全です
安全です。
です。
ボトル内壁
ボトル内壁に
内壁に蒸発気体の
蒸発気体の「液滴凝縮」
液滴凝縮」を生じさせない「
じさせない「パージ窒素
パージ窒素」
窒素」供給構造。
供給構造。
標準PFA
}容量(
)
。
標準PFAボトル
PFAボトルは
ボトルは、0.5(㍑){φ72×H160}
容量(その他は、特注)
特注により
「テフロン
特注により、
により、
「テフロン・
テフロン・コート内装加熱器
コート内装加熱器」
内装加熱器」や「揺動装置」
揺動装置」も製作可能。
作可能。
構成材料と適用流体
図1に、基本構造を示す。標準材料として、①
配管アタッチメントは「テフロン」
、②配管ジョイン
トは「PFA」
、③ボトルは「PFA」、④加熱ハウ
ジングは「SUS430」
、⑤アウター・ハウジング
は「SUS304」
、⑥ハウジング用O-リングは「バ
イトン(あるいは、テフロン、SUS316)」、⑦
配管アタッチメント用O-リングは「テフロン」の材
料で構成されております。適用液体は、
「テフロン(P
FA)
」の耐液性を満たす流体です。
なお、
「標準仕様品
標準仕様品」
標準仕様品 は、市販のPFA(あるいは、
テフロン)製ボトルを使用して、突沸のない均質加熱
を基本に設計しておりますが、特殊な加熱の場合は、
ご相談下さい。
窒素ガス入口
加熱ハウジング
蒸発ガス出口
電磁加熱器
システム構成
図2に、システム構成の例を示す。パージ窒素
は、「①気体流量調整弁」を介して、「パージ窒素/
PFAボトル加熱器」に供給される。そして、
「②加
熱器」内部で、
「②加熱器」本体温度と同じ温度に窒
素は加熱され、PFAボトルに供給される。大きな
特徴は、
「パージ窒素温度」が「②加熱器」本体温度
以上に上昇する事がないため、均質な蒸発作用を行
う事である。また、加熱されたパージ窒素は、PF
写真1
写真1 ボトル加熱器
ボトル加熱器の
加熱器の外観写真
Aボトルのキャップに装着された「配管用アタッチ
メント」を介して、ボトル内壁全体から供給される構造と成っているため、蒸発した気体が再凝縮してボ
トル内壁に付着することが無い。
「②加熱器」本体温度を「③温度センサー{標準仕様;オムロン㈱製E
E52―
52―C
A10AE
」により計測し、
10AE、素線種類―K(CA)、計測温度範囲=0~350(℃)、0.75級、保護管材質=SUS304}
AE
「④温度制御表示計」が「⑤電磁加熱器{AC100(V)、1.2(kW)}
」のON/OFF制御により温度管理
――――――――General
General Research Institute of Technical Development Co. Ltd―――――1―――
カタログ(No.
カタログ(No.BHS
(No.BHS-
BHS-01)
01) ………2002/05/20記述
を行う。
このように、(1)「②加熱器」本体のハウジ
ング温度を管理するため、異常加熱や過過熱を
生じない、 (2) 突沸を生じない均質加熱、
(3) 電気ヒーターのような着火源がないた
め、火災の危険が無い、「パージ窒素」流量を
変化させても、ハウジング温度以上に高温に成
る事がない、等々の特徴を有する。なお、パー
ジ窒素流量の監視を行いたい場合は、㈱技術開
発総合研究所®では、各種流量センサーを開発
発総合研究所
整備しておりますので、ご相談下さい。
蒸発気体出口
温調窒素
窒素入口
1
7
2
3
使用方法
『②
②ボトル加熱器
ボトル加熱器』のキャップを外して、蒸
加熱器
発液体を、PFAボトル内に充填します{ある
標準形式
(226 )
5
158
に挿入して取り付けます}
。次いで、メイン電源を切
った状態の「⑤電磁加熱器」に、当該『②
②ボト
ル加熱器』を乗せます。
「④温度制御表示計」
加熱器
のメイン電源を入力し、加熱温度設定{≦20
0(℃)}を行います。蒸発対象液体の沸点+1
0~20(℃)程度を、加熱設定温度にすること
を目安にして設定します。その後、
「⑤電磁加
熱器」のメンイスイッチを入力します。
「④温
度制御表示計」の現在温度が、「蒸発対象液体
の沸点」に近くなった時に、「①気体流量調整
弁」を開いて、≦0.5(リットル/min)の少ない流
《註》本来は
量に設定します。
{
本来は、加熱パージ
加熱パージ窒
パージ窒
素温度を
素温度を計測して
計測して、
して、蒸発液体の
蒸発液体の沸点+(
沸点+(10
+(10~
10~
20(
20(℃))程度と
程度と成るように管理
るように管理する
管理する事
する事が適切
です。
です。}この「加熱器」では、ボトル内部の液
体の量に関わらず、加熱温度{=過熱器ハウジ
ング温度}が常に一定のため、均質な蒸発を行
う事です。
4
φ 71 .35
6
オプション
10
いは、蒸発液体を充填したPFAボトルを「②
②ボトル加熱器
ボトル加熱器」
加熱器
6
φ 114 .3
φ140
番号
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
構成部品名
配管用アタッチメント
配管ジョイント
ボトル
加熱ハウジング
アウター・ハウジング
O-リング
O-リング
材質
テフロン
PFA
PFA
SUS430
SUS304
バイトン
テフロン
図1
標準構造
《PFAボトル用加熱器》の標準形式は、
《B
B
HS-P
「BH
BH
72×H165》です。
165
HS-PS-φ72×
S」は Bottle-H
Heating-S
System の略で、
「青色記載
青色記載」部分は「加熱ハウジングの基本材質」を
青色記載
P」がSUS304、
「S
S」がSUS316、等を意味します。
「赤色記載
赤色記載」はアウター・ハウジン
表し、
「P
赤色記載
グ材質を表し、「P
P」がSUS304、「S
S」がSUS316、等を意味します。標準材質は、SUS30
4です。なお、接液部材質は、総て、テフロン{PFAも含む}製です。また、電磁誘導ヒーターを基準
としていますので、《PFAボトル用加熱器》内部には、ヒーターを有していないため、《PFAボトル用
加熱器》は半永久的に使用可能です。すなわち、故障原因を有していない事も大きな特徴です。
使用についての注意
《PFAボトル用加熱器》の標準仕様は、
『急激な加熱による液体の熱変性を抑制しつつ、液体の蒸発を
図る事』を基本に設計されております。また、加熱源として、市販の「電磁加熱器」を使用しているため、
供給熱量に限界が有ります。このため、
「短時間での加熱・蒸発」は困難ですので、この点、ご了解下さい。
「短時間での蒸発処理をご希望の場合」等は、特注で答えますので、ご相談下さい。
また、容器内液体の攪拌等により、更に一様な加熱・蒸発を行なう事が可能と成ります。このような周
辺システムについても対応致しますので、是非ご相談下さい。
――――――――General
General Research Institute of Technical Development Co. Ltd―――――2―――
カタログ(No.
カタログ(No.BHS
(No.BHS-
BHS-01)
01) ………2002/05/20記述
蒸発気体出口
供給気体圧力
3
温調窒素
窒素入口
T
1
4
180.0
2
5
①供給気体流量調整弁、②パージ窒素/PFAボトル加熱器、
③温度センサー、④温度制御表示計、⑤電磁加熱器、
図2
システム構成
システム構成の
構成の例
-----------------性能改善
性能改善と
向上のために、
仕様変更されることが有
りますので、ご容赦下さい
容赦下さい----------------性能改善と向上のために
のために、仕様変更されることが
されることが有りますので、
さい
㈱技術開発総合研究所®の開発商品は、
『生産物賠償責任保険(あいおい損害保険㈱)』により責任保証(1994年以来)されて
技術開発総合研究所
おります。
(株)技術開発総合研究所®は、①物体《気体、液体、粉体、固体、生体》
、②エネルギ《熱、光、圧力、音等》、③情報
情報《データ、ソフト、評価、通信等》に関わるあ
技術開発総合研究所
情報
らゆる産業分野の技術創造を、弛まぬ情熱と多次元思考により遂行し、各社の新しい技術の夢を創り、夢を育み、夢を実現します。
『流体機器―計測器―熱交換器―工業用機器・・・・・―特殊機器等、約50種の開発商品を用意』――――何でも、ご相談下さい。
―――基本特許{含む、申請中}約33件、商標登録{含む、申請中}約30件、ドメインを100件、保有―――
(株)技術開発総合研究所®
{〒305-0042 茨城県つくば市下広岡725-29}{TEL.(0298)57-6010,FAX.(0298)57-8357,8478}
E-mail;
;[email protected]、
、E-mail;
;[email protected]
改定―
2002年
改定―0)
2002年05月
05月18日
18日―1 記述(
記述(カタログ改定
――――――――General
General Research Institute of Technical Development Co. Ltd―――――3―――
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