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日本近代美術の名品展 - 島根県芸術文化センター「グラントワ」

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日本近代美術の名品展 - 島根県芸術文化センター「グラントワ」
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東京藝大美術館所蔵
日本近代美術の名品展
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2012年
浅井忠《収穫》 明治 23 年
10月6日 ( 土 ) ∼11月26日 ( 月)
和田英作《渡頭の夕暮》明治 30 年
重要文化財
毎週火曜日休館 会場:展示室 D, A
島根県立石見美術館
(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
黒田清輝《婦人像 ( 厨房 )》明治 25 年
会いたかったあの作品に会える。
近代美術の名品、揃って登場。
■森鷗外 もりおうがい (1862−1922)
津和野町に生まれ、軍医、また明治・大正期の文豪として活躍する
一方、美術批評による啓蒙活動や、教育・文化行政の立場から美術の
発展に尽力。東京美術学校(現・東京藝術大学)開校まもなくの明治
展覧会の概要
24年、岡倉天心に招かれて美術解剖学を講義し、のち美学と西洋美
日本近代美術史上よく知られる屈指の作品群が、
こ
術史を教え、通算約6年間嘱託教員を務めた。明治40年、文展(文部省
の石見の地に一堂に集結します。島根県出身の文豪、
美術展覧会)開設時から審査員に就任するなど、美術界の動向に深
森鷗外、
そして同時代を生きたもうひとりの郷土の傑
く関わり、原田直次郎、黒田清輝など多くの美術家達と交流をもった。
物、彫刻家の米原雲海。両者は明治期の東京美術学校
(現・東京藝術大学)
で一時期教鞭をとり、
日本近代美
■米原雲海 よねはらうんかい (1869−1925)
術の発展に大きく貢献しました。本展は森鷗外生誕
安来市出身の彫刻家。東京美術学校の教授であった高村光雲に
150年を記念して、東京藝術大学大学美術館が所蔵す
師事し、光雲の高弟として活躍。卓越した技量で光雲の右腕と目され
る関連の絵画・彫刻作品を紹介するものです。島根に
た。明治28年には東京美術学校雇となるが、制作の時間がとれない
ゆかりが深いふたりの活躍を知るとともに、教科書など
という理由で同30年に退職。比例コンパスによる塑像から木彫への
で一度は見たことのある作品が勢揃いする大変貴重
移し取りの手法を用い、美校からの依嘱による
《善那(ジェンナー)像
な機会です。お見逃しのないよう是非ご来館ください。
横山大観《村童観猿翁》明治 26 年 》
を制作するなど、木彫界に革命を起こした。代表作には《竹取翁》
《
仙丹》などがある。
【主 催】島根県立石見美術館、日本海テレビ、中国新聞社
【協 力】東京藝術大学大学美術館、東京藝術大学大学院文化財保存学専攻保存修復油画研究室
【協 賛】ヤマトロジスティクス株式会社
【開館時間】10:00 ∼ 18:30(入館は 18:00 まで)
【観覧料】 ※( )内は、20 名以上の団体料金 ※神々の国しまねプロジェクトにより、高校生以下は入場無料
[企画展]一般 1,000(800)円、大学生 600(450)円
[企画・コレクション展セット]一般 1,150(920)円、大学生 700(530)円 【問合せ】 〒698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内 島根県立石見美術館
担当:上野、志田尾(広報)、左近充、川西(学芸) TEL0856-31-1860/FAX0856-31-1884 http://www.grandtoit.jp ߒ‫߅ޓߛޓ‬
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作品はすべて東京藝術大学所蔵
米原雲海《善那木型》明治 30 年
高村光雲《聖徳太子像》 明治 44 年
ヴィンチェンツォ・ラグーザ《日本婦人》 明治 13 ∼ 14 年頃
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