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Group of Eight

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Group of Eight
G8 (Group of Eight)とは
○メンバー
日本、アメリカ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシア及びヨーロッパ連
合(EU)。
○開催の経緯と目的
・ 世界経済問題に対する政策協調について首脳レベルで総合的に議論する場として、
1975年に第1回首脳会議を開催。
・ 現在は、世界情勢などの政治問題、開発、環境、気候変動などの地球規模の問題
についても議論。
・ 2009年4月、初の農業大臣会合を開催。世界的な食料価格高騰を背景に、2008年
の北海道洞爺湖サミットで採択された、世界の食料安全保障に関するG8首脳声明
を受けたもの。農業及び食料安全保障が国際的課題の核心に位置付けられた。
○直近5年間の開催状況
年 月
開催場所
2008年7月
北海道洞爺湖(日本)
2009年7月
ラクイラ(イタリア)
2010年6月
ムスコカ(カナダ)
2011年5月
ドーヴィル(フランス)
2012年5月
キャンプデービッド(アメリカ)
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G20 (Group of Twenty)とは
○メンバー(G8+新興国)
日本、アメリカ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシア、ヨーロッパ連合(EU)、ア
ルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、サウジ
アラビア、南アフリカ、トルコ。
○開催の経緯と目的
1999年、新興諸国を襲った金融危機に対応するため、先進国と新興国の財相及び中央銀行
総裁が年1回集まる枠組みとして、創設。
• その後、米サブプライムローン問題を端緒にした深刻な金融危機に対処するため、2008年末
にG20首脳が初めて集合し、経済問題について議論。経済・金融協力の主要な枠組みとなる。
• 食料価格乱高下に対処するため、2011年6月、初の農業大臣会合を開催。具体的な取組が
盛り込まれた「食料価格乱高下及び農業に関する行動計画」に合意。2012年は、食料価格乱
高下への対処に加え、農業生産性の向上についても主要議題とされる。
•
○直近5年間の開催状況
年 月
2009年 4月
9月
2010年 6月
11月
開催場所
ロンドン(英国)
ピッツバーグ(米国)
トロント(カナダ)
ソウル(韓国)
2011年11月
カンヌ(フランス)
2012年 6月
ロスカボス(メキシコ)
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G20農業大臣会合の概要
(1)日程:2011年6月22日(水)及び23日(木)
(2)出席国及び国際機関等:
G20、招待国(ハンガリー、スペイン、シンガポール、アラブ首
長国連邦)、国連食糧農業機関(FAO)、経済協力開発機構(O
ECD)など11の国際機関
(3)概要:
○ 食料安全保障の確保を目的として、食料・農産物価格の乱高下
への対処等について議論。
○ G20による具体的な取組が盛り込まれた、「食料価格乱高下
及び農業に関する行動計画」に合意。
【行動計画の概要】
① 農業市場情報システム(AMIS)(FAOに事務局)
② 農業地理モニタリング(衛星情報等)
③ 迅速対応フォーラム(危機の際に会合)
④ 緊急人道食料備蓄(WFPによるパイロットプロジェクト等)等
○ 我が国(篠原副大臣)からは、
① 日本食品の輸入規制につき科学的根拠に基づく対応を要請
② 前年、我が国で開催したAPEC食料安全保障担当大臣会合
の結果も引用しつつ、農業生産の増大、多様な農業の共存、食
料に関する情報共有の必要性等、について主張
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