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事 業 報 告 書 - 神奈川産業振興センター

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事 業 報 告 書 - 神奈川産業振興センター
平 成 2 1 年 度
事業報告書
< 目
■は
じ
め
次 >
に
■ 概
要
■ 主な事業の実施状況
■ 平成 21 年度事業報告
5
Ⅰ 最適な支援への誘導
5
1
2
3
談
5
2 情 報 提 供
7
3 調査・分析
9
1 相
Ⅱ 企業ニーズに対応した支援事業の展開
11
1 経営安定・経営革新支援
11
2 創業促進・事業拡大支援
14
3 販路開拓支援
24
4 資 金 支 援
34
5 国際化支援
37
6 人材育成支援
40
Ⅲ 支援機関との連携・協働の推進
44
1 地域連携
44
2 全国連携
46
Ⅳ KIPの活動を支える事業の展開
47
1 中小企業センタービル運営・管理
47
2 保養施設運営・管理
48
3 円滑な組織運営
49
4 職員の能力開発
52
5 公益財団法人移行認定へ向けての取組
53
Ⅴ その他の事業
54
1 企業再生
54
2 地 域力連 携拠 点
54
3 新現役チャレンジ支援
57
4 緊急雇用創出事業
58
■ 組
織
59
1 組 織 図
59
2 職
員
60
3 外部専門家
61
4 役
員
62
5 評 議 員
63
6 理事会開催状況
64
7 評議員会開催状況
66
■ はじめに
○ 平成21年度の国内経済は、在庫調整の一巡、国の経済対策の効果、海外経済の改善などによ
り、一昨年の金融危機以降の不況から持ち直しの兆しがみられるようになったものの、内閣府が
5月20日に発表した平成21年度の国内総生産の実質成長率は、前年度比△1.9%と2年連続
減尐し、減尐幅も平成20年度の△3.7%に次ぐ過去2番目となっている。
○ こうした状況の中で、国は、平成21年度に個人消費の拡大や新たな分野で産業と雇用を生み
出すために各種の緊急経済対策を実施したが、県も、国の経済対策との整合等を図りながら、現
下の厳しい経済・雇用情勢の中で、県内経済の活性化を図るため、県内の中小企業支援対策や雇
用対策など、四次にわたる緊急経済対策を講じた。
○ KIPは、国・県の対策に連動し、下請かけこみ寺年末特別相談、ワンストップ・サービス・
デイ等の特別相談を実施して中小企業の課題整理・課題解決を支援したほか、県から緊急雇用
創出事業を受託し、県およびKIPが実施している中小企業支援施策の周知によるそれらの施
策の利用促進、中小企業の実態および支援ニーズの把握とそれらに基づくきめ細かい支援の実
施に取り組んだ。
○ さて、KIPは、中小企業の支援ニーズの変動、KIPを取り巻く環境の変化などを踏まえて、
「中期経営計画2007」を全面的に見直し、平成21年6月に「新中期経営計画」を策定した。
その初年度である平成21年度は、その着実な実現を図るため、「最適な支援への誘導」「企業
ニーズに対応した支援事業の展開」「支援機関との連携・協働の推進」「KIPの活動を支える
事業の展開」の4つの柱で構成される事業体系に基づき、中小企業のニーズを踏まえた、効果的
な支援の実施に努め、「中小企業の役に立ち、中小企業に信頼される、県内産業振興拠点」とな
ることを目指した。
○ また、平成20年12月1日に施行された「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する
法律(公益法人認定法)」に基づく「公益財団法人」への平成22年度前半での移行を目指して
準備作業を行ったが、公益財団法人への移行および認定申請の根幹をなす定款等について、平成
22年3月26日に開催された「平成21年度第2回理事会」および「平成21年度第3回評議
員会」で承認された。
1
■ 概
要
○ 平成21年度は、中小企業の支援ニーズの動向やKIPを取り巻く環境の変化を踏まえて全面
的に見直し、6月からスタートした「新中期経営計画」の着実な実現を図るため、3つの重点テ
ーマを設定し、関係機関と連携して、効率的かつ効果的に事業を実施した。
【重点テーマ】
<ワンストップ相談機能・情報提供機能の充実・強化>
「神奈川県中小企業支援センター」として、すべての県内中小企業者が、それぞれが抱える課題
解決に向けた最適な支援をタイムリーに受けられるよう、「相談しやすく・相談しがいがある」相談窓口
の実現に向けて、ワンストップ相談機能の充実・強化を図るとともに、中小企業者自らが最適な相談
を選択できるよう、KIPをはじめとする中小企業支援機関の支援メニュー等に関する情報を「見つけ
やすい・分かりやすい」情報の実現に向けて、情報提供機能の充実強化を図る。
<中小企業支援機関との連携・協働の新展開>
県内外の中小企業支援機関とは、これまでも連携・協働し、相互に補完しあうことにより中小企業
者等が求める支援サービスの効率的・効果的な提供に努めてきたが、連携・協働するテーマ・課題
を設定したモデル事業の実施などにより、成果の見える具体的な連携・協働の実現を図る。
<KIPの次代を担う人材育成の推進>
KIPの組織としての持続性を確保するとともに、“真”に「神奈川県の産業振興の拠点」となることを
目指して、KIPの事業活動の中核となるプロパー人材を育成するため、職員のモラールアップ・スキ
ルアップのための研修・自主研究会等を積極的に実施する。
【事業体系】
○ KIPが持つ様々な支援メニューを効果的、効率的に展開するため、「新中期経営計画」の
事業体系に基づき、事業を展開した。
《新たな事業体系のイメージ》
支援機関との連携・協働の推進
(行政・支援機関・研究機関・金融機関など)
最適な支援
への誘導
ワンストップ相談
企業ニーズに対応した
支援事業の展開
経営安定・
経営革新支援
販路開拓支援
資金支援
情報提供
調査・分析
創業促進・
事業拡大支援
国際化支援
KIPの活動を支える事業の展開
(ビル運営・万葉荘運営・有料イベント開催・KIP会運営など)
2
■ 主な事業の実施状況
Ⅰ 最適な支援への誘導
中小企業者等からKIPに寄せられる相談を、経営総合相談室が集約し、相談内容に対応し
た最適な支援メニューを提供している室課や外部機関等に誘導するとともに、適切なフォロー
アップを行った。
また、厳しい経営状況にある県内中小企業の支援ニーズを把握するとともに適切に対応する
ため、県や国の動きに呼応して、下請かけこみ寺年末特別相談、ワンストップ・サービス・デ
イ等の特別相談を実施した。
このほか、KIPや公的支援機関の支援サービスの利用を促進するために、KIPや県内の
支援機関の各種事業の情報を発信したほか、中小企業者等の経営判断の材料となる景気動向や
経営環境に関する情報を提供するため、景況調査等を実施した。
Ⅱ 企業ニーズに対応した支援事業の展開
中小企業者等が抱える様々な経営課題の解決に向けて、企業のニーズに応じた適切な方策に
より支援を行った。
[経営安定・経営革新支援]
中小企業者の経営革新を支援するため、中小企業に専門家を派遣し、専門的な診断・助言
を行ったほか、中心市街地活性化を図るための事業への助成や、新規開業を目指す商業者等に
対する支援を行った。
[創業促進・事業拡大支援]
有望なビジネスプランを有する中小企業者等を対象に、KIPや県・国等の支援メニュー
を総合的に活用して、創業や新分野進出の実現に向け、継続的に支援するハンズオン支援
(「ビジネス可能性評価事業」「コンソーシアム事業」)を実施した。
また、ベンチャー企業等が投資家や事業パートナーを見つけるためのビジネスプラン発表
の場(「かながわビジネスオーディション」)を開催したほか、中小企業の知的財産の活用
を促進するため知的財産戦略策定の支援等を行った。
[販路開拓支援]
中小企業者の安定的な受注量の確保と経営基盤の強化を図るため、新たな取引先を紹介す
る取引あっせんや受・発注商談会の開催などを行ったほか、県内中小企業者等の優れた技術や
開発製品を紹介する工業技術見本市の開催や営業活動を始めて間もないベンチャー企業の販路
拡大支援に取り組んだ。
[資金支援]
小規模企業者等の創業または経営基盤強化を目的とした設備導入を支援するため、設備の貸
与や設備資金貸付を行うとともに、県制度融資が効果的に運用されるよう資金の調達管理業務
を実施した。
3
[国際化支援]
大連サテライトオフィスにおいて、中国企業の県内への誘致プロモーションを実施した。ま
た、県内企業の国際化を支援するため、経済情報の収集、投資環境等の調査、現地での便宜
供与を行ったほか、企業の海外進出や貿易取引等の国際ビジネス展開を支援するため、セミ
ナーの開催、国際ビジネスミッションの派遣等を行った。
[人材育成支援]
新規創業・新分野進出を促進するため、起業家セミナー、ビジネスプラン実践講座を開催したほか、
新たに、ムダ取りや省エネなど、中小企業の関心が高い速効性のあるセミナーを開催した。
Ⅲ 支援機関との連携・協働の推進
県産業技術センターと連携して経営と技術の一体的相談等を実施したほか、地域県政総合セン
ターや商工会・商工会議所等と連携・協働し、県内全域において中小企業者等のニーズを踏まえ
た支援事業を展開した。
Ⅳ KIPの活動を支える事業の展開
KIPの自主財源を確保することにより財政基盤を安定させることを目指して、神奈川中小企
業センタービル及び湯河原「万葉荘」の運営を行った。
また、「新中期経営計画」に対応した組織や情報ネットワークの整備、事業評価、職員の能力
開発を行ったほか、KIP会トップセミナーや勉強会を開催するなど、KIPを支える会員組織
の円滑かつ活発な運営を推進した。
さらに、平成20年12月にスタートした新公益法人制度に基づく公益財団法人への移行を円
滑に行うため、事業・会計処理等の見直しを行うとともに、認定に向けた課題整理・申請作業に
取り組んだ。
Ⅴ その他
国からの委託により、「中小企業再生支援協議会」「地域力連携拠点事業・事業承継支援セン
ター」及び「新現役チャレンジ支援事務局」の運営を行ったほか、県から「緊急雇用創出事業」
を3件受託して実施した。
4
■ 平成21年度事業報告
Ⅰ 最適な支援への誘導
1 相
談
(1) 総合相談窓口の機能強化(経営総合相談室)
中小企業者が抱える様々な経営課題等の解決を支援するため、KIP職員及び専門相談員
による相談(経営、金融、貿易・投資(海外進出)、技術、創業、取引・販路、法律、知財、
デザイン、IT)を行うとともに、国・県内の中小企業支援機関や金融機関等と連携して、
金融相談、技術相談等を行った。
〔実施状況〕
ア 相談内容別相談件数
区
分
21 年度(件)
経 営 全 般
813
マーケティング
218
資
金
1,020
法
律
573
労
務
82
税
務
45
技
術
180
ビジネスプラン
376
I T 対 応
150
取
引
3,435
業 務 提 携
68
会 社 設 立
64
省 エ ネ
4
I
S
O
33
特
許
82
デ ザ イ ン
176
そ の 他
655
小
計
7,974 件
貿易・海外投資
165
合
計
8,139 件
構成比
10.0%
2.7%
12.5%
7.1%
1.0%
0.6%
2.2%
4.6%
1.9%
42.2%
0.8%
0.8%
0.0%
0.4%
1.0%
2.2%
8.0%
98.0%
2.0%
100.0%
20 年度(件)
666
141
1,180
648
75
54
109
248
129
3,501
25
22
3
9
43
158
468
7,479 件
195
7,674 件
構成比
8.7%
1.8%
15.4%
8.5%
1.0%
0.7%
1.4%
3.2%
1.7%
45.6%
0.3%
0.3%
0.0%
0.1%
0.6%
2.1%
6.1%
97.5%
2.5%
100.0%
前年比(件数)( H21/H20)
122.1%
154.6%
86.4%
88.4%
109.3%
83.3%
165.1%
151.6%
116.3%
98.1%
272.0%
290.9%
133.3%
366.7%
190.7%
111.4%
140.0%
106.6%
84.6%
106.1%
※ 「経営と技術の総合相談」「特別相談」による相談件数を合算した数値を記載した。
○年末における特別相談の実施
〈下請かけこみ寺年末特別相談(時間延長)内容別件数〉
12 月 14 日・17 日・21 日・24 日・28 日の 5 日間開催(相談者 5 人)
区
分
件数(件)
構成比
資
金
1
20.0%
ビジネスプラン
1
20.0%
取
引
2
40.0%
そ
の
他
1
20.0%
合
計
5
100.0%
5
〈年末経営総合相談内容別件数〉
12 月 29 日・30 日の 2 日間開催(相談者 3 人)
区
分
件数(件)
構成比
経 営 全 般
1
20.0%
資
金
2
40.0%
ビジネスプラン
1
20.0%
I
T
1
20.0%
合
計
5
100.0%
〈ワンストップ・サービス・デイ相談内容別件数(経営総合相談室対応分)〉
12 月 21 日(産業振興センター)・28 日(産業技術センター)の 2 日間開催(相談者 13 人)
区
分
件数(件)
構成比
経 営 全 般
2
13.3%
資
金
4
26.7%
労
務
2
13.3%
技
術
1
6.7%
ビジネスプラン
2
13.3%
取
引
4
26.7%
合
計
15
100.0%
〈ワンストップ・サービス・デイ相談内容別件数(経営総合相談室対応分)〉
2 月 25 日(川崎商工会議所)・3 月 25 日(平塚商工会議所)の 2 日間開催(相談者 4 人)
区
分
件数(件)
構成比
経 営 全 般
2
50.0%
資
金
1
25.0%
取
引
1
25.0%
合
計
4
100.0%
○金融機関との連携(センター全体相談内容別件数の内数)
区
分
21 年度(件) 20 年度(件)
金融機関からの紹介件数
4
4
センターからの紹介件数
6
4
前年比(H21/H20)
100.0%
150.0%
イ 経営と技術の総合支援窓口の運営
KIPと県産業技術センターに、それぞれ「経営・技術総合相談センター」を設置し、中
小企業者等の経営と技術の一体的な相談に応じた。
区
分 21 年度(件) 構成比 20 年度(件) 構成比 前年比(件数)(H21/H20)
経営相談
60
22.9%
15
4.5%
400.0%
一部新
取引相談
202
77.1%
318
95.5%
63.5%
合
262
100.0%
333
100.0%
78.7%
計
(2) 経営安定(不況対策)相談の強化(経営改善支援課、経営総合相談室)
平成20年9月以降の金融不安・世界同時不況により、経済状況が大きく変化しているこ
とから、中小企業者の求めに応じて積極的に現地に赴く巡回経営相談や休日相談など、これ
まで以上にきめの細かな相談を実施した。
6
ア 地域巡回総合指導事業の実施(経営改善支援課)〔再掲 12 ページ参照〕
イ 土曜経営相談サテライトステーションの設置[委託](経営総合相談室)
仕事が休みのときに相談したいという創業予備軍及び平日にはじっくり相談すること
ができない中小企業者からの相談ニーズに対応するため、県下6商工会議所と連携して、
土曜日の相談窓口を開設し、創業の裾野の拡大と中小企業の経営課題の解決を図った。
〔実施内容〕
「土曜経営相談サテライトステーション」を開設し、専門相談員が相談に応じた。
会 議 所 名
21 年度(件) 20 年度(件)
前年比(H21/H20)
横須賀商工会議所
18
22
81.8%
小田原箱根商工会議所
13
15
86.7%
厚木商工会議所
16
20
80.0%
藤沢商工会議所
27
16
168.8%
相模原商工会議所
13
9
144.4%
平塚商工会議所
25
13
192.3%
95 件
117.9%
合
計
112 件
2 情報提供(総務課)
(1) 情報受発信機能の充実・強化
KIP実施事業の活用の促進を図るため、KIPの支援事業に関する情報や経済情報などを、
情報誌やホームページなどにより中小企業者等に提供した。
ア 情報誌「中小企業サポートかながわ」の発行
KIPの実施事業、県・国等の商工労働施策・支援事業、中小企業者等の関心が高い情
報を“読みやすく・わかりやすく”紹介する月刊情報誌を発刊した。
・発行回数:12回(原則毎月15日発行)
・発行部数:7,000部/月
号
主 な 掲 載 内 容
4月
「現場のムダとり実践講座」をトップページで紹介したほか、「平成 21 年度県商工労働部主要事
業の紹介」を掲載。
5月
「中小企業のための省エネ講座」をトップページで紹介。その他、神奈川県中小企業再生支援協
議会を紹介したほか、「中小企業のための経営教室 2009」の連載を開始。
6月
7月
8月
9月
10 月
「新中期経営計画」スタートをトップページで紹介。「最適な支援」への誘導としての相談窓口
のご案内、「県知事賞」を新設したビジネスオーディションの紹介などを掲載。
「神奈川県中小企業活性化推進計画」スタートをトップページで紹介。地域共生型モデル商店支
援事業、コミュニティビジネス支援メニュー、受発注商談会(川崎)、会員組織「KIP会」の
紹介などを掲載。
「中小企業のための省エネ講座開催中」をトップページで紹介。テクニカルショウヨコハマ 2010
出展社募集、テクノトランスファーin かわさき 2009 開催報告、設備貸与・設備資金貸付制度のご
案内を掲載。海外駐在員レポートを開始。
「“サポートかながわ”誌上相談」を開始。航空機等先端産業参入ファーラムのご案内、「中小
企業技術革新(SBIR)制度の説明・相談会」のご案内等を掲載。「KIPおすすめの新商
品・サービス!」を開始。
新型インフルエンザ対策をはじめとする「中小企業のためのBCP(事業継続計画)のご案内」
をトップページで紹介。新現役チャレンジ支援事業のご案内、チャレンジショップ支援事業のご
案内、かながわコンソーシアム事業の支援事例等を掲載。
7
11 月
PEC 産業教育センター山田所長による講演「“KIP会トップセミナー”(PEC 産業教育センタ
ー山田所長による講演)」及び「かながわビジネスオーディション 2009」表彰式・交流会の開催
のお知らせをトップページで紹介。新現役チャレンジ支援事業の活用事例のご紹介、現場のムダ
とり実践講座及び神奈川中小企業再生支援協議会のご案内等を掲載。
12 月
「下請けかけこみ寺」年末特別相談実施及び「下請法早わかり」をトップページで紹介。平成 21
年度受・発注商談会(相模原)のご案内、「ビジネスプラン実践講座」受講者募集、事業承継施
策説明会開催のご案内、「マレーシア・ビジネスミッションレポート」等を掲載
1月
2月
3月
会長「年頭のごあいさつ」を掲載ほか、「かながわビジネスオーディション 2009」開催、「神奈
川県地域共生型工場等表彰」、海外駐在員レポート(シンガポール駐在)、創業期・製品化支援
モデル事業をご紹介
第 2 回KIP会トップセミナー(岸井成格氏が語る“鳩山政権と今後の政局の行方”)、KIP
会勉強会のご案内をトップページで紹介。「現場のムダ取り実践講座」終了にあたっての成果の
紹介、「知的財産戦略策定支援事業」のご案内のほか、各地域県政総合センター「地区だより」
により各センターの最近の話題をご紹介。
第 2 回「現場のムダとり実践講座」開催のご案内及び第 1 回受講企業のご紹介をトップページか
ら 2 ページにわたり掲載したほか、かながわビジネスオーディション 2009 受賞企業、「ビジネス
可能性認定企業、企業間連携コーディネート事業活用企業、H21「かながわスタンダード」認定事
業計画等をご紹介。
※ 同一の内容をPDF化し、KIPホームページに掲載した。
イ インターネットによる情報受発信
(ア) ホームページの運営
KIPの事業内容や利用者に“役に立つ”情報を“わかりやすく”“利用しやすく”
提供するため、ホームページによる情報発信を行った。
〔実施状況〕
クリック数(ページビュー)
4月
H20
H21
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
合 計
28,966 29,529 37,212 44,343 40,342 32,841 34,604 43,979 29,771 38,122 40,295 35,060
435,064
37,189 36,067 50,783 42,228 34,127 33,263 32,849 36,821 30,541 30,625 33,364 33,459
431,316
前年比
99.1%
(イ) メールマガジンの配信
希望者(登録者)に、タイムリーな情報を提供するためメールマガジンを定期的に配信
した。
・発行回数:年12回(原則毎月1日配信)
・登録者数:3,000件(平成21年度末現在、前年比106件増)
2,894件(平成20年度末現在)
配信数
H20
H21
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
合 計 前年比
3,490 3,342 3,342 3,342 3,342 3,342 3,342 3,342 3,342 3,302 2,972 2,894 39,394
2,894 2,652 2,880 2,896 2,904 2,958 2,974 2,978 2,974 2,953 2,953 3,000 35,016 88.9%
ウ 情報の収集・分析
KIPの支援機能を向上させるため、業務に必要な図書、雑誌等を購入するとともに、
各支援機関等が発行する機関誌、調査結果等を収集・分析した。
(2) 機関連携による情報受発信機能の充実・強化
様々な中小企業支援事業の活用を促進するため、県内及び近隣都県の公的な中小企業支援機
関等が発信する最新情報を集約し、一元的に提供するポータルサイトK-POT(かながわ中
小企業ビジネス支援サイト)を運営した。
8
ア K-POT
登録機関(情報掲載機関)数:124機関(平成21年度末現在、前年比2機関増)
122機関(平成20年度末現在)
アクセス件数
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
計
前年比
H20 58,225 119,491 99,928 97,090 76,570 89,568 81,705 84,491 83,743 79,175 44,740 38,007 952,733
H21 35,125 37,748 52,309 54,214 49,263 56,704 62,677 54,490 36,084 59,079 47,515 31,229 576,437 60.5%
イ すっ飛びメール
すっ飛びメール登録者数: 1,044件(平成21年度末現在、前年比307件増)
737件(平成20年度末現在)
すっ飛びメール配信件数
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
計
前年比
H20 11,409 13,655 12,741 14,779 13,907 12,722 14,811 11,955 11,174 13,745 11,483 14,062 156,443
H21 10,622 12,173 16,161 17,168 10,377 13,054 16,896 12,417 9,701 11,454 14,232 11,098 155,353 99.3%
※ 登録者が登録した分野の情報を情報掲載日に配信した。
3 調査・分析(総務課)
県内中小企業の景気動向等を把握し、調査結果を中小企業支援策検討の基礎資料として活用
するとともに、調査結果を公表することにより中小企業の経営戦略策定等に資するため、「中
小企業景気動向調査」を実施した。
また、先行きが見えない経済状況において、より適切で効果的な中小企業への支援を実施す
るため、KIPが積極的に支援を行ってきた企業等の現況に関する調査を実施した。
(1) 中小企業景気動向調査の実施
・調査回数:年4回(四半期ごと)
・調査対象:製造業、建設業、卸売業、小売業、飲食店、サービス業 計2,000社
・調査方法:郵送によるアンケート調査
・調査項目:現在及び今後の業況判断、今期の経営状況、前期の経営実績
回収数
(社)
回収率
(%)
区分
実施期間
業
況
第1回
平成 21 年
5月1日
~5 月 15 日
1,115
55.8
第2回
平成 21 年
8月3日
~8 月 14 日
1,124
56.2
第3回
平成 21 年
11 月 2 日
~11 月 13 日
1,125
56.3
業況はマイナス 69.0 で 6
期ぶりに上昇。
業況は依然として低水
準ではあるが底打ち感
も。
第4回
平成 22 年
2月1日
~2 月 15 日
1,114
55.7
業況はマイナス 65.9 で2
期続けて上昇。
今後も改善の見通し。
業況はマイナス 70.5 で調
査開始以来最低値を更
新。
今後の見通しはやや改
善も。
業況は製造業でわずか
に改善するも、総合で
はマイナス 71.7 でさらに
低下し、過去最低値を
更新。
今後の見通しは改善。
9
売上DI
対前回調査比
採算DI
対前回調査比
マイナス 60.4
マイナス 59.8
(7.4 ポイント上昇)
(7.3 ポイント上昇)
マイナス 48.1
マイナス 53.3
(12.3 ポイント上昇)
(6.5 ポイント上昇)
マイナス 44.3
マイナス 49.9
(3.8 ポイント上昇)
(3.4 ポイント上昇)
マイナス 51.1
(6.8 ポイント低下)
マイナス 50.7
(0.8 ポイント低下)
(2) 緊急中小企業経営実態調査の実施
・実施時期:平成22年3月
・調査対象:ビジネス可能性認定企業 104社、コンソーシアムテーマ採択企業 167社
ビジネスオーディション受賞企業 121社
延べ 計392社
・調査内容:資本金、従業員、工場・事業所数、業種及び取扱品目上場の状況、
決算の状況(3 期)、売上・利益伸長率及び評点 等
・企業の現況:現況を把握できた企業 161社
倒産・民事再生法
22社
休
業
6社
合
併
3社
解散・廃業
2社
10
Ⅱ 企業ニーズに対応した支援事業の展開
1 経営安定・経営革新支援
(1) 経営革新支援
ア 経営アドバイザーの派遣(経営改善支援課)
中小企業の経営革新等の取組を促進するため、様々な経営課題を抱えている中小企業に、
その解決に必要な専門家を経営アドバイザーとして有料で派遣し(1回あたり 8,400 円を
企業が負担)、診断・助言等を行った。
区
分
21 年度
派 遣 企 業 数
60 社
派 遣 回 数
455 回
20 年度
81 社
656 回
前年比(H21/H20)
74.1%
69.4%
<内容別派遣状況>
21年度
区 分
20年度
前年比(H21/H20)
派遣回数
構成比
派遣回数
構成比
般
77
16.9%
297
45.3%
25.9%
マ ー ケ テ ィ ン ク ゙
87
19.1%
97
14.8%
89.7%
-
経
営
全
金
融
0
0.0%
10
1.5%
法
律
0
0.0%
0
0.0%
-
労
務
6
1.3%
30
4.6%
20.0%
税
務
0
0.0%
0
0.0%
-
技
術
0
0.0%
1
0.2%
-
ヒ ゙ シ ゙ ネ ス フ ゚ ラ ン
I
取
対
T
引
そ
の
45
9.9%
27
4.1%
166.7%
応
73
16.0%
91
13.9%
80.2%
他
16
3.5%
0
0.0%
-
事
業
提
携
0
0.0%
10
1.5%
-
会
社
設
立
0
0.0%
0
0.0%
-
省
エ
ネ
0
0.0%
0
0.0%
-
I
S
O
96
21.1%
63
9.6%
152.4%
許
13
2.9%
5
0.8%
260.0%
特
そ
合
の
他
42
9.2%
25
3.8%
168.0%
計
455回
100.0%
656回
100.0%
69.4%
イ 産学交流サロンの開催(新事業展開支援課)
中小企業者、創業予備軍、大学、中小企業支援機関等の相互交流の場として「産学交
流サロン」を定期的に開催し、異業種交流活動の振興、産学連携による新規創業・新事業
の創出促進を図った。
委託先:神奈川県異業種グループ連絡会議
21 年度
20 年度
開催地区
開催回数
参加者数
開催回数
参加者数
横 浜
5回
68名
6回
89名
川 崎
5回
53名
4回
46名
横須賀
6回
101名
6回
111名
小田原
6回
178名
6回
148名
海老名
1回
16名
-
-
合 同
1回
27名
2回
173名
合 計
24回
443名
24回
567名
11
参加者数
前年比(H21/H20)
76.4%
115.2%
91.0%
120.3%
-
15.6%
78.1%
ウ 中小企業技術革新(SBIR)制度の活用促進(新事業展開支援課)
国の研究開発補助金(SBIR制度等)の活用を促進するため、県内中小企業に情報
提供を行うとともに、助成金の申請に関する助言を行った。
委託先:社団法人日本技術士会 提携 神奈川県技術士会
・手引書の作成
・ホ ー ム ペ ー ジ の 開 設(平成 21 年 5 月 27 日、11 月 22 日、平成 22 年 1 月 28 日)
・メールマガジンの発行(平成 21 年 5 月 27 日、10 月 5 日、11 月 23 日、12 月 26 日)
・説明会の開催
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
区分
参加者数
相談者数
参加者数
相談者数 参加者数
相談者数
第1回
48名
16名
42名
9名
114.3%
177.8%
第2回
39名
17名
40名
9名
97.5%
188.9%
第3回
34名
14名
53名
20名
64.2%
70.0%
自主開催
31名
5名
49名
9名
63.3%
55.6%
合 計 152名
52名
184名
47名
82.6%
110.6%
(2) 経営安定支援(経営改善支援課)
ア 地域巡回総合指導事業の実施
中小企業者の団体や商店街等を対象に研究会や相談会等を開催するとともに、その会員
への個別相談を実施することにより、中小企業者の経営革新の取組の促進を支援した。
また、悪化する経営環境の中で、中小企業者にとって資金繰りが当面の最大の課題とな
っていることから、新たに神奈川県信用保証協会等と連携して巡回相談を実施した。
(ア) 民間専門家を派遣して研究会及び個別相談を実施
横浜市域・川崎市域以外に立地する中小企業者の団体や商店街等を対象に、研究会・
相談会等や個別相談を実施し、中小企業者の経営革新の促進を支援した。
区
分
実施団体数
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
16 団体
21 団体
76.2%
<地区別内訳>
地
<内容別内訳>
区
内
巡回団体数
容
巡回団体数
横須賀・ 三浦地域
4
経 営 の 革 新 化
2
県
央
地
域
4
個 店 の 活 性 化
2
湘
南
地
域
2
地域・商店街活性化
5
足柄上・西湘地域
3
I
連
2
県
2
創
業
促
進
2
1
人
材
育
成
1
16
販
路
拡
大
2
北
全
地
域
県
合
計
T
合
12
関
計
16
(イ) 民間専門家及び県信用保証協会等とセンターによる総合的経営相談の実施
神奈川県信用保証協会、商工会・商工会議所、地域団体と連携して、要望のあった地
域を巡回し、資金繰り等中小企業者が抱える経営課題の解決に向けた相談を実施した。
開 催 日
開 催 場 所
平成21年 7月16日
㈱さがみはら産業創造センター
平成21年11月11日
津 久 井 町 商 工 会
平成21年11月18日
平 塚 商 工 会 議 所
平成21年11月19日
藤 沢 商 工 会 議 所
イ 中心市街地商業活性化の支援
中心市街地の活性化を図るため、中心市街地商業活性化基金の運用益と県の補助金を財
源として、中心市街地活性化協議会の構成員たる商工会議所が行う中小商業活性化のため
の事業に対し助成を行った。
区
分
21 年度
助 成 件 数
1件
助 成 先
小田原箱根
商工会議所
20 年度
2件
事
業
名
事業内容:中心市街地個店覆面調査事業
(コンセンサス形成事業)
事業期間:平成 21 年 5 月~平成 22 年 3 月
前年比(H21/H20)
50.0%
交付決定金額
3,070 千円
ウ 地域共生型モデル商店支援[受託]
商店街活性化のため、環境負荷の尐ない店舗運営や食の安全・安心の確保など、地球環
境、健康問題、更に尐子高齢化、情報化などの社会的ニーズに対応した店舗経営、店舗の
魅力創出を目指している商店経営者を対象として、経営改善プランの作成から実施に関す
るノウハウの提供まで、専門家による一貫した支援を行い、時代の潮流に対応したモデ
ル店舗の育成を図った。
〔実施状況〕
区
分
実 施 件 数
21 年度
10 件
20 年度
8件
前年比(H21/H20)
125.0%
※20 年度は商店経営革新モデル事業として実施。
<実施概要>
支援 先
A社
B社
C社
D社
E社
F社
G社
H社
I社
J社
支 援 内 容
高齢化に対応した事業計画作成支援
尐子高齢化など消費購買行動変化に対応する事業計画作成支援
食の安全・安心をテーマとする新たな事業計画作成支援
高齢化、健康増進などのニーズに対応する事業計画作成支援
尐子高齢化と新商品開発の取組に対応する事業計画作成支援
食の安全・安心をテーマとした商品開発・販路開拓に伴う事業計画作成支援
尐子高齢化、食の安全・安心の取組に伴う事業計画作成支援
食の安全・安心の取組に伴う事業計画作成支援
情報化への対応
食の安全・安心に対応する経営方針等の見直し
13
エ コミュニティビジネスの支援(実行委員会事業)
コミュニティビジネスの振興を図るため、県が設置しているコミュニティビジネス実行
委員会の一員として、コミュニティビジネス事業者やその創業予定者で、事業計画や経営
面での課題を抱えている者を対象に、専門家を派遣しアドバイスを行った。
なお、神奈川県中小企業団体中央会、県下商工会・商工会議所等との密接な連携を図っ
たことにより、利用件数が大幅に増加している。
区
分
21 年度
20 年度
実 施 件 数
16 件
3件
前年比(H21/H20)
533.3%
<実施概要>
支援先
A社
B社
C社
D社
E社
F社
G社
H社
I社
J社
K社
L社
M者
N社
O社
P社
支 援 内 容
事業計画書作成に係るアドバイス
収益性改善に係るアドバイス
写真技術を使った地域おこしに係るアドバイス
人材育成に係るアドバイス
収益性改善に係るアドバイス
食育事業を通じたネットワークづくりに係るアドバイス
事業の優先順位と実施体制に係るアドバイス
高齢者用集合住宅向けの出張商店街の試みに係るアドバイス
育児・子育て相談事業の立ち上げに係るアドバイス
書店運営を活用した不登校・引きこもり支援に関するアドバイス
地方産品を活用した地域間交流促進のための店舗づくりに係るアドバイス
収益確保に係るアドバイス
書道普及事業を活用した地域社会への癒しの提供に関するアドバイス
収益確保に係るアドバイス
収益性改善に係るアドバイス
大楠山の自然環境保護及び活用による地域活性化に関するアドバイス
2 創業促進・事業拡大支援
(1) ハンズオン支援
新たな事業に取り組む中小企業や個人のビジネスプランを評価し、高い実現性があると認め
られるプランを対象に、プランの内容に最適な支援メニューにより、創業や新事業の事業化の
実現に向けて、重点的に継続的な支援(ハンズオン支援)を行った。
ア ビジネスプラン評価委員会の開催(事業化支援室)
評価要請・支援要請のあったビジネスプランを評価するとともに、支援対象となった事
業の進捗状況の確認等を行うため、ビジネスプラン評価委員会を開催した。
区分
開
催
状
況
第1回
開催日:平成 21 年 6 月 23 日
案 件:コンソーシアム事業応募案件に係るビジネスコーディネータへのヒアリング審査
第2回
開催日:平成 21 年 6 月 30 日
案 件:コンソーシアム事業応募案件に係る企業ヒアリング審査
第3回
開催日:平成 21 年 7 月 30 日
案 件:重点・継続支援企業選定審査、ビジネス可能性評価事業に係る審査
第4回
開催日:平成 21 年 8 月 25 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査
第5回
開催日:平成 21 年 9 月 29 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査、重点・継続支援企業選定審査
コンソーシアム事業の進捗状況報告
14
開催日:平成 21 年 10 月 27 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査、重点・継続支援事業の進捗状況報告
開催日:平成 21 年 11 月 17 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査、重点・継続支援企業選定審査
ビジネス可能性認定企業の事業進捗状況報告
開催日:平成 21 年 12 月 22 日
案 件:ビジネス可能性認定事業の進捗状況報告、コンソーシアム事業の進捗状況報告
第6回
第7回
第8回
開催日:平成 22 年 1 月 26 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査、ビジネス可能性認定事業の進捗状況報告
第9回
開催日:平成 22 年 2 月 9 日
案 件:ビジネス可能性評価事業に係る審査
開催日:平成 22 年 3 月 9 日
案 件:コンソーシアム事業の進捗状況報告及び事業評価
第 10 回
第 11 回
イ ビジネス可能性評価事業の実施(事業化支援室)
ビジネスプラン評価委員会で「A評価」または「B評価」を受けた案件について支援を
行った。
また、支援対象企業の活動状況を発表するとともに企業間の連携を図るため、コンソー
シアム事業による支援を実施している企業と合同で、「KIPハンズオン支援合同報告会」
を開催した
〔実施状況〕
・申込、選定及び支援状況
21 年度
内
製造・技術
数
21 社
17 社
事業計画書提出企業数
21 社
17 社
評価委員会附託企業数
19 社
8社
区 分
申
込
企
評価
結果
業
A評価
訳
サービス・
他
4社
20 年度
前年比
(H21/H20)
14 社
150.0%
4社
14 社
150.0%
15 社
4社
12 社
158.3%
8社
0社
9社
88.9%
300.0%
B評価
9社
7社
2社
3社
C評価
2社
0社
2社
-
-
※評価委員会付託企業 19 社中の8社は「かながわスタンダード」案件。
・評価結果
<A評価認定企業>
企 業 名
事 業 内 容
リンフォース工業㈱
超節水水洗便器
㈱ ワ ン ウ ィ ル
㈱三興ネームプレート製作所
サーボランド ㈱
㈱ジェイ・エム・シー
㈱
芝
技
研
ジャステック ㈱
㈱ ハ セ テ ッ ク
省エネ性能を兹ね備えた多機能珪藻土壁“スーパーパワーケイソウくん”
透明フィルムヒーター
汎用サーボモータドライバの開発
加圧式凍結プロセスによる精密砂型製造
硬脆性材料深孔加工
小規模パッケージ型汚泥脱水装置パックマンプレス
電気自動車用急速充電器の開発
<B評価認定企業>
企 業 名
事 業 内 容
イブリダセル㈱
鉛バッテリー互換の新軽量バッテリー開発・量産・販売
エ ー テ ッ ク ㈱
サーボプレスASBPシリーズ
15
南真化学工業㈱
㈲神奈川空調工業
㈱ルートレック・ネットワークス
㈱ カ タ ラ イ ズ
㈱ ホ ク エ ツ
長繊維強化樹脂成形に特化した装置の開発とそれによる成形品事業
冷媒管洗浄機
機械と機械をつなぐ、ワイヤレスM2M製品事業
㈱テクノシステムズ
㈱ オ オ ス ミ
Talking Photo(しゃべる写真)
有機物塗付用光触媒の開発・製造・販売
微酸性電解水緊急用噴霧装置
総合環境マネジメントサービス「環境部長」
・補助金交付状況
事業費
(千円)
補助金額
(千円)
『Histy』機能(年表作成機能が付加されたソーシ
ャル・ネットワーキング・サービス )の追加、プロモーショ
ン活動
3,050
1,485
㈱アイ・シー・ジー・ビー
技術を次世代に伝承する工作機械用制御装置
1,995
953
昭
フライアイレンズ成形金型用全自動研磨装置
の販路拡大
3,294
1,642
8,339
4,080
企業名
内容
㈱スマイルメディア
和
精
工
㈱
合
計
・「KIPハンズオン支援合同報告会」開催状況
開催日:平成22年3月17日
構 成:ハンズオン支援対象企業からの事業報告
パネルディスカッション「顧客視点の製品・サービス開発と販売」
交流会
ウ コンソーシアム事業の実施(新事業展開支援課)
神奈川県内で、今後、高い成長が期待されている新規成長産業9分野(新製造技術、環
境、医療・福祉、情報通信、バイオ、生活文化、ビジネス支援、人材、国際化)で、産学
公の連携により事業化を促進することを目指している中小企業者のビジネスプランを評価
し、事業可能性が高いと認められるものについて、技術シーズの事業化を図る大学・研究
機関等とのコーディネート、専任のビジネスコーディネータによる事業化に向けた支援を
行った。
※ バイオについては、株式会社ケイエスピーへ委託して実施した。
新規成長産業事業化促進分野別総括表
応募数
区分
支援テーマ
協力大学・
連携企業
研究機関等
21 年
20 年
前年
21 年
20 年
前 年
21 年
20 年
前年
21 年
20 年
前年
度(件)
度(件)
比(%)
度(件)
度(件)
比(%)
度(社)
度(社)
比(%)
度(機関)
度(機関)
比(%)
新製造技術
5
2
250.0
3
2
150.0
6
3
200.0
2
3
66.7
環
境
4
3
133.3
3
2
150.0
5
6
83.3
5
4
125.0
医療・福祉
2
2
100.0
1
1
100.0
3
3
100.0
3
1
300.0
情報通信
3
4
75.0
‐
3
‐
‐
6
‐
‐
5
‐
生活文化
1
4
25.0
‐
2
‐
‐
1
‐
‐
2
‐
人
材
1
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
オ
4
6
66.7
3
4
75.0
6
5
120.0
6
14
42.9
計
20
21
95.2
10
14
71.4
20
24
83.3
16
29
55.2
バ
合
イ
※ 連携企業、協力大学は延べ件数。
16
支援テーマ一覧
分 野
企 業
A社
新製造技術
環
B社
C社
D社
E社
F社
G社
境
医療・福祉
活動実績
区 分
発 足 会
見 学 会
展 示 会
KIP
ハンズオン支援
合同報告会
事 業 内 容
ナノパウダーを原料にした省エネ用スイッチング素子
(PTC)材料の開発
超小型静電エンコーダの開発
加圧凍結システムによる精密鋳造技術の開発
高機能振動発電装置の開発
環境に調和した尿石除去・悪臭防止方法の開発
オゾン水の性状解析と商品化に向けた研究開発
リカバリー(疲労回復)を目的にした機能性ウエアの開発・販売事業
内
容
開催日:平成21年7月14日
内 容:・基調講演
㈲アッシュインターナショナル
代表取締役 建入ひとみ氏
「知られざる日本の世界企業」
・採択テーマの発表
開催日:平成21年11月17日
内 容:・会社概要及び環境関連事業の説明
・リサーチ&ラボの見学
開催日:平成22年2月3~5日
内 容:テクニカルショウヨコハマ 2010 への出展
開催日:平成22年3月17日
内 容:・「かながわコンソーシアム事業 2009」
「ビジネス可能性認定企業」に係る事業報告
・パネルディスカッション
テーマ「顧客視点の製品・サービス開発と販売」
・交流会
参加者数
88 名
16 名
6社
106 名
エ マネージャーの配置(事業化支援室)
ハンズオン支援の効果を高めるため、経営面・技術面に関する豊富な経験を有する民間
企業等のOB4名(経営担当2名 技術担当1名 情報担当1名)をマネージャーとして
配置した。
〔主な業務内容〕
・ハンズオン支援対象企業の選定(ビジネスプラン評価委員会委員としての活動)
・ビジネス可能性評価事業で「A評価」「B評価」となった企業に対する継続的な支援
・ビジネスオーディションの応募案件の審査 など
(2) 創業支援
ア チャレンジショップ事業の実施(経営改善支援課)
他の事業者のモデルになる新規性を備え、地域活性化への寄与等が見込まれる優れた
プランを持つ小売・サービス業等の新規開業予定者を支援するため、専門家で構成する
審査会でそのプランを審査し、特に優良であると認められるものをチャレンジショップ
17
事業者として認定。認定後に、スムーズな開店、開業後の安定的な経営の実現のため、
専門家を派遣してフォローアップを実施した。
〔実施状況〕
区
分
申 請 件 数
審査会実施回数
認 定 件 数
21 年度
60 件
2回
4件
20 年度
26 件
2回
2件
前年比(H21/H20)
230.8%
100.0%
200.0%
<審査会開催状況>
区 分
募 集 期 間
支
第1回
平成 21 年
5 月 1 日~ 5 月 29 日
平成 21 年
11 月 2 日~11 月 30 日
事
内
業 申
容
込 企
業
数
件 数
19 社
事 業 計 画 書 提 出 企 業 数
10 社
審査会(平成 21 年 8 月 18 日実施)
10 社
認定企業数(認定式平成 21 年 9 月 1 日)
2社
支
第2回
援
援
事
業
申
込
企
業
数
41 社
事 業 計 画 書 提 出 企 業 数
22 社
審査会(平成 22 年 2 月 16 日実施)
認定企業数(認定式平成 22 年 3 月 2 日実施)
22 社
2社
<認定者概要>
区分
第1回
第2回
認定者名
事 業 内 容
A
地産地消をテーマとした定食・ダイニングバー
B
手縫い革鞄製作教室及び手縫い革製品製造販売
蒸し物を中心とした出来たての温かい和菓子を低価格で提供する和菓
子工房
小田原の地元産品を活用した小田原ご当地ラーメン
C
D
イ インキュベート入居企業の成長支援[直営](ベンチャー支援課)
創業あるいは新事業進出後5年以内のベンチャー企業等の経営基盤の確立を支援するた
め、低廉な価格で事業スペースを提供し、あわせて経営面でのコンサルティングや情報提
供等を実施した。
〔実施状況〕
区 分
入 居 室
入 居 率
区
技
販
経
合
(平成 22 年 3 月末現在)
20 年度
前年比(H21/H20)
12 室
116.7%
80.0%
116.6%
21 年度
14 室
93.3%
分野別コンサルティング件数
分 21 年度(件) 構成比
術
6
8.7%
路
19
27.5%
営
44
63.8%
計
69
100.0%
20 年度(件) 構成比
2
2.1%
24
25.3%
69
72.6%
95
100.0%
18
前年比(件数) (H21/H20)
300.0%
79.2%
63.8%
72.6%
平成21年度インキュベートルーム入居企業概要
企
業
名
事 業 内 容
A社
半導体製造装置製造
B社
サイバーナイフ治療医療クリニック支援
C社
ネットワーク及びセキュリティソリューション
D社
先端機能部品の提案、機構部品の一貫生産受託
E社
お葬式に関する総合情報案内
F社
広告付きAEDボックスの無料設置
G社
省エネ関連産業用機器の輸出及び国内販売
H社
就業及び労務管理に関するパッケージソフトの開発・販売
I社
美容等のトータルコンサルタント
J社
海外の特定地域専門旅行業
K社
経済活動の活性化を図る活動
L社
ゲームソフト、医療システムの開発
M社
ペットボトルキャップをリサイクルした製品販売
N社
健康機器の卸・販売
ウ インキュベータ入居企業の成長支援[委託](ベンチャー支援課)
創業間もないベンチャー企業等の経営基盤の確立を支援するため、あらかじめ、KIP
がインキュベータの条件を満たすと認定した外部インキュベート施設に委託して、それ
ぞれのインキュベート施設に入居する企業への支援を実施した。
〔実施状況〕
支援内容
21 年度(件)
20 年度(件)
前年比(H21/H20)
経
営
393
400
98.3%
販路開拓
269
211
127.5%
技
術
121
76
159.2%
その他
156
134
116.4%
合
計
939
821
114.4%
インキュベータ機関別支援対象企業数及び支援回数
区
分
(財)藤沢市産業振興財団
国立大学法人横浜国立大学
(財)小田原市公益事業協会
慶応義塾大学SFC研究所
NPOあつぎみらい21
(独)中小企業基盤整備機構
(財)横浜企業経営支援財団
支援対象企業数等
支援回数
3社
3社
2社
2社
3社
3社
11 社
3社
3社
33 社
4名
33 社 4 名
103 回
13 回
19 回
132 回
48 回
55 回
529 回
26 回
14 回
939 回
40 時間※
939 回 40 時間
㈱アイ・エス・オ ー
J F E 都 市 開 発 ㈱
小
計
㈱ ケ イ エ ス ピ ー
合
計
※㈱ケイエスピーは、プレ・インキュベータであるため時間換算。
新規エ ITベンチャー創業支援事業の実施(ベンチャー支援課)
創業間もないITベンチャー企業の成長を支援するため、マイクロソフト社が実施する
BizSpark プログラムにネットワークパートナーとして参加した。
19
〔実施状況〕
区
分
支援企業数
21 年度
10 社
オ 創業・新事業予備軍等の継続支援(ベンチャー支援課)
創業・新事業に対して強い意欲を持つ者が直面する経営課題を克服するため、多面的・
継続的な支援を行った。
〔実施状況〕
区
分
支援企業数
支援回数
支援内容別件数
相談内容
経 営 戦 略
財 務・会 計
技 術 移 転
研 究 開 発
マーケティング
情 報 (IT)
組 織・人 事
金
融
特許・知的所有権
そ
の
他
合
計
21 年度
19 社
45 回
21 年度(件)
16
4
0
5
6
2
3
2
20
8
66
20 年度
22 社
51 回
構成比
24.3%
6.1%
-
7.6%
9.1%
3.0%
4.5%
3.0%
30.3%
12.1%
100.0%
20 年度(件)
7
1
0
4
14
3
1
2
28
4
64
前年比(H21/H20)
86.4%
88.2%
構成比
10.9%
1.6%
-
6.2%
21.9%
4.7%
1.6%
3.1%
43.8%
6.2%
100.0%
前年比(件数)(H21/H20)
228.6%
400.0%
-
125.0%
42.9%
66.7%
300.0%
100.0%
71.4%
200.0%
103.1%
(3) 事業拡大支援
ア ビジネスオーディションの開催(ベンチャー支援課)
社団法人日本技術士会 連携 神奈川県技術士会、u-Kanagawa 推進協議会等12の創業支
援機関で構成する実行委員会を設置し、新規創業を目指す個人や創業間もないベンチャー
企業等が、投資家や事業のパートナーを見つけることにより新たな事業展開が図られるよ
う、独自のビジネスプランを発表する機会を提供した。
あわせて、応募プラン等の事業化実現に向けたフォローアップを行った。
〔実施状況〕
・開 催 日:平成21年11月25日
・開催場所:神奈川中小企業センタービル
区
分
21 年度(件)
20 年度(件)
応
募
数
123
73
発 表 件 数
38
32
表 彰 件 数
16
13
20
前年比(H21/H20)
168.5%
118.8%
123.1%
かながわビジネスオーディション 2009 表彰・団体賞一覧
受賞名
受賞者
プ ラ ン 名
神奈川県知事賞
(株)脳機能研究所
新しい脳機能イメージング法 NAT の開発
奨励賞/ TSUNAMI 賞
日本アプライドフロー
(株)
奨励賞/KSP賞
(株)ヒューマノイド
JEA賞/アントレ賞
コズチ・パートナーズ
u - k 協 賞
ハイライズ(株)
神奈川県技術士会賞
(株)セレマ
共鳴振動検出式液面計
~液体ガスボンベ内の液体残量測定~
訪問看護師・介護従事者用医療・介護マニュ
アル搭載の携帯端末と在宅介護用マニュアル
閲覧ユニット
お店を繋いで、街を便利に楽しく!
「Kozchi」の開発と事業展開
「i あんど」
~高齢者見守り安心センサーネットワークシ
ステム~
社会に役立つ視覚障害者用無電源触知・音声
案内タイルの普及
フロンティア技術賞
(株)日本同位体分析研
究所
安定同位体分析による食品産地判別検査事業
EHDOかながわ賞
エス・シー・ケイ(有)
電球色 LED 照明装置のライセンスビジネス
コミュニティビジネス賞
有限責任事業組合
職人倶楽部よこはま
K
朝日技研工業(株)
I
P
賞
ハウスメンテマスター検定制度の創設とそれ
と連動した地域密着の住まいの営繕小工事で
地域貢献
省エネ GC ライト(インバーター内蔵蛍光灯
ユニット)EBM シリーズ
(株)興 電 社
LED 立体配列による極薄 2 方向表示看板
ア イ デ ア 賞
小笠原 貴子
来
場
者
賞
(株)アジャイル・パッ
チ・ソリューションズ
学童保育事業と子どもの習い事産業をマッチ
ングした「子育て応援タウン」構想
環境関連ビジネスの需要に応えるフォトマス
ク検査装置の開発と販売
イ 企業間等連携促進支援(新事業展開支援課)
「中小企業新事業活動促進法」に基づく新連携計画認定を目指す中小企業者を支援する
ため、専門家を派遣し、連携体構築や事業計画書のブラッシュアップ等を行った。
また、創業・ベンチャー企業や中小企業の新製品開発や新事業への進出を促進するため、
他の企業や大学・試験研究機関等との共同開発や業務提携等を調整するなど、新たな連携
の実現に向けた支援を行った。
(ア) 新連携事業活動の促進
新連携制度の普及啓発を行うとともに、新連携計画の認定を目指す中小企業に専門家を
派遣して、連携規約の作成、ビジネスプランのブラッシュアップ、国によるヒアリングの
立会い等の連携計画の認定に向けた支援を総合的に実施した。
〔実施状況〕
区 分
支援企業数
支援回数
21 年度
4社
22 回
20 年度
7社
32 回
21
前年比(H21/H20)
57.1%
68.8%
支援概要
支援先
支 援 案 件 名
支援回数
A社
触媒酸化還元方式超減容生ゴミ処理機の製品化と普及のための支援
4
B社
「移動型・地滑り検地センサー」の事業化に係る支援
4
C社
壁面登攀ロボット(ビル窓清掃ロボット)の事業化に係る支援
9
D社
革新的な切粉スラッジ自動圧縮機と、価値ある資源のリサイクルに関する
支援
5
合
計
22
(イ) 企業間等連携コーディネートの実施
企業間連携等による新製品開発や新事業進出を目指す中小企業に専門家を派遣し、企業
間や企業と研究機関等の連携による共同開発、業務提携、販路開拓等のパートナーとなる
企業・研究機関等との引き合わせや事業化推進のためのプロジェクトを支援した。
〔実施状況〕
区 分
支援企業数
支援回数
21 年度
9社
34 回
20 年度
8社
38 回
前年比(H21/H20)
112.5%
89.5%
支援概要
支援先
支 援 案 件 名
支援回数
A社
簡易型手動式クレーン及び握力補助具の製造・販売支援
4
B社
バイオ式消滅型・業務用生ゴミ処理機「エコ・クリーン」の販路拡大支援
2
C社
燃料効率を高めた自社ブランドでの工業用炉の製造・販売支援
D社
板金加工における接合技術の研究・開発支援
E社
F社
11
1
生ゴミ処理機の技術支援及び販路開拓支援と花粉症抑制BIOの販路開拓
支援
自社特許製品「旋盤用高剛性クイックチェンジツールホルダー」(工作機
械用工具の脱着交換装置)の開発に係る支援
5
2
G社
滑り止め加工品(複合塗膜製品)の品質評価及び市場開拓支援
3
H社
メカトロ機器の一括提案・共同受注に関するロボット分野進出のための支
援
3
I社
付加価値の高い基板組み立て及び経営基盤強化のための連携支援
3
合
計
22
34
ウ 知的財産戦略策定の支援(新事業展開支援課)
県内中小企業者の知的財産の戦略的な活用を促進するため、知的財産や技術動向の調
査・解析等を行う専門家を企業に派遣し、知的財産戦略策定等の支援を行った。
〔実施状況〕
対象企業ごとに、中小企業診断士、弁理士、弁護士及び知財実務経験者等で構成する
専任の支援チームを結成し派遣した。
【知的所有権センター】
・県産業技術センター
・(財)神奈川科学技術アカデミー
・(社)発明協会神奈川県支部 ・ 県立川崎図書館
区
分
応募企業数
支援企業数
支援回数
21 年度
8社
6社
242 回
20 年度
10 社
7社
216 回
前年比(H21/H20)
80.0%
85.7%
112.0%
委員会等開催実績
区
分
募集期間・応募数
第1回支援委員会
キック・オフミーティング
支援リーダー会議
内
容
募集期間 企 業:平成 21 年 6 月 1 日~8 月 12 日
応募数: 8
専門家:平成 21 年 6 月 1 日~7 月 31 日
応募数:61 名
開 催 日:平成 21 年 8 月 19 日
採択企業数: 5 件
採択専門家数:61 件
開 催 日:平成 21 年 8 月 24 日
内
容:「知的財産権の概要」 中央大学教授 外川英明氏
参 加 者:86 名
開 催 日:平成 21 年 9 月 16 日
内
容:神奈川県知的財産戦略策定支援事業の進め方
参 加 者: 9 名
第2回支援委員会
開 催 日:平成 21 年 12 月 25 日
進捗状況報告
追加専門家報告:2 件(計 63 件)
企業追加支援提案:1 件(計 6 件)
第3回支援委員会
開 催 日:平成 22 年 3 月 29 日
内
容:事業報告
(委員会構成メンバー)
・財団法人神奈川産業振興センター 技術担当マネージャー
・財団法人神奈川産業振興センター 事業化支援部長
・神奈川県商工労働部工業技術担当課長
・神奈川県産業技術センター 企画部長
・社団法人発明協会神奈川県支部 専務理事
・中央大学特任教授
・財団法人神奈川科学技術アカデミー イノベーションセンター長
・特許流通アドバイザー
23
支援企業一覧
企業名
業
種
A社
工業炉製造
ダイカスト(鋳造)製
B社
品製造
主な支援内容
秘密保持契約及び共同開発契約の作成指導
支援回数
39
発明創造技法及びアイデア発掘の指導
50
C社
医療機器製造販売
アイデア発掘及び請求項作成方法の指導
53
D社
エアーフィルター製造
販売
出願書類作成方法の指導
35
E社
潤滑油等製造
知財管理体制構築の指導
40
F社
鏡面研磨工具製造
特許調査方法の指導
25
計
242
エ 重点・継続支援企業の事業実現化への支援(事業化支援室)
県内各地から競争力のある中小企業を輩出することを最終目的として、ハンズオン支
援事業の対象者等をKIPの重点・継続支援企業と位置付け、KIP全体でその支援情
報を共有し、企業の成長段階に応じた最適な支援を実施した。
特に事業実現化の可能性が高いハンズオン支援事業等の重点・継続支援企業に対して、
中小企業診断士等の専門人材を集中的に派遣した。
区
分
21 年度
20 年度
支援企業数
6社
9社
専門家派遣回数
28 回
66 回
前年度比(H21/H20)
66.7%
42.4%
3 販路開拓支援
(1) 取引振興
ア 受・発注取引あっせんの実施(取引振興課)
KIPの受発注データベースに登録している受・発注企業からの受注又は発注の申出に
基づき、新規取引先を紹介する「取引あっせん」を行った。
また、県下7地区の商工会議所等において、下請取引のあっせんに関する巡回あっせん
相談を行った。
(7地区)
藤沢商工会議所、小田原箱根商工会議所、秦野商工会議所、茅ヶ崎商工会議所
大和商工会議所、平塚市役所、横須賀三浦地域県政総合センター
〔実施状況〕
・取引あっせん
区
分
発 注 申 込
あっせん
受 注 申 込
申出件数
発注・受注計
あっせん紹介件数
立
あっせん 成
成
果 不 成 立
成立当初受注金額
21 年度
426 件
691 件
1,117 件
1,441 件
270 件
1,245 件
231,288 千円
24
20 年度
621 件
734 件
1,355 件
2,187 件
307 件
1,848 件
422,588 千円
前年比(H21/H20)
68.6%
94.1%
82.4%
65.9%
87.9%
67.4%
54.7%
・巡回あっせん相談
区
分
巡回あっせん
21 年度(箇所)
102
20 年度(箇所)
97
前年比(H21/H20)
105.2%
イ 発注開拓企業訪問の実施(取引振興課)
(ア) 発注開拓の実施
発注企業に対して取引あっせん事業の利用促進を働きかけるため、年間を通じて、職員
が電話等により、発注案件の掘り起こしや商談会への参加勧誘等を行った。
また、発注開拓を効果的に実施するために、発注開拓強化月間を定めて、新規発注案
件の掘り起こしや外注計画の情報収集等のための企業訪問を行った。
(通 年)
〔実施状況〕
区
分
開拓企業数
発注案件数
21 年度
771 件
5件
20 年度
488 件
30 件
前年比(H21/H20)
158.0%
16.7%
(強化月間)
〔実施状況〕
区 分
第1回
第2回
第3回
第4回
期
間
平成 21 年 4 月~平成 21 年 6 月
平成 21 年 6 月~平成 21 年 8 月
平成 21 年 9 月~平成 21 年 11 月
平成 21 年 12 月~平成 22 年 1 月
合
計
訪問企業数
100 社
100 社
100 社
100 社
400 社
発注案件数
16 件
14 件
21 件
21 件
72 件
(イ) ビジネスチャンスの開拓
大手企業の取引実務経験者等10名を発注開拓専門員として委嘱し、新たな発注が期待
される企業を中心に訪問し、登録促進と発注案件の掘り起こし等を行った。
また受注企業を訪問し、中小企業が抱える諸問題等について助言・アドバイスを行った。
〔実施状況〕
区
分
発注企業数
訪問
受注企業数
発注企業数
登録
受注企業数
発 注 案 件 数
受 注 案 件 数
あっせん紹介数
成 立 件 数
成 約 金 額
商談会参加企業数
21 年度
1,300 社
164 社
49 社
0社
172 件
16 件
238 件
5件
2,160 千円
14 社
20 年度
1,242 社
168 社
27 社
0社
171 件
31 件
394 件
13 件
4,024 千円
33 件
前期比(H21/H20)
104.7%
97.6%
181.5%
-
100.6%
51.6%
60.4%
38.5%
53.7%
42.4%
(ウ) 研究開発企業との取引マッチングの実施
大手企業の研究開発実務経験者1名をコーディネーターとして委嘱し、研究開発企業か
らの研究開発案件の発掘、その案件に対応できる受注企業の発掘などを行う研究開発に係
る受発注取引のマッチングを実施した。
25
〔実施状況〕
区
分
訪問等企業数
発注案件数
21 年度
82 社
23 件
20 年度
-
-
前年比(H21/H20)
-
-
ウ インベスト関連企業訪問の実施(取引振興課)
大手企業の取引実務経験者1名を発注開拓専門員として委嘱し、インベスト神奈川によ
る支援を受けた企業を訪問することにより、外注企業の利用状況等に関する情報収集や新
規発注案件の発掘を行った。
〔実施状況〕
区
分
訪問等企業数
発 注 案 件 数
あっせん紹介数
21 年度
24
5
0
20 年度
24
6
7
前期比(H21/H20)
100.0%
83.3%
-
エ ビジネスチャンス開拓研究会の支援(取引振興課)
販路開拓に意欲のある中小企業者で構成されるビジネスチャンス開拓研究会のメンバー
の製品や加工技術等の情報を「バイヤーズガイド」としてまとめ、発注企業等に配布する
とともに、KIPホームページに掲載することにより、広く発注企業等に情報発信した。
また、テクニカルショウヨコハマ2010に、ビジネスチャンス開拓研究会として、会
員企業11社が連携して出展した。
・構成企業の属性:自社開発製品や優れた加工技術を有する県内の中小企業者
・会員数:89社
・バイヤーズガイド発行部数:4,000部
オ 受・発注商談会の開催(取引振興課)
(ア) 受・発注商談会
中小企業者の取引拡大を促進するため、新規取引先開拓の場として、受注企業と発注企
業が一堂に会する「受・発注商談会」を地域の支援機関と連携して開催した。
〔開催状況〕
区分
開催日
平成 21 年
第1回
7月 7日
第2回
第3回
第4回
平成 21 年
9月 8日
会場
参加企業数
ヨコスカ・ベイ
サイド・ポケッ
ト
発注
36 社
受注
308 社
川崎市産業振興
会館
発注
47 社
受注
316 社
発注
54 社
受注
386 社
発注
35 社
受注
255 社
平成 21 年
12 月 8 日
新都市ホール
平成 22 年
2 月 25 日
グリーンホール
相模大野
商談件数
623 件
715 件
1,013 件
585 件
26
連携機関
横須賀市、横須賀商工
会議所、横須賀三浦地
域県政総合センター、
横須賀市産業振興財団
川崎市、川崎市産業振
興財団、横浜市、横浜
市工業会連合会
横浜市、横浜市工業会
連合会、川崎市、川崎
市産業振興財団
相模原市、相模原商工
会議所
〔参加企業数比較〕
21 年度企業数
区分
20 年度企業数
前年比(H21/H20)
発注
受注
発注
受注
発注
受注
第1回
36 社
308 社
45 社
244 社
80.0%
126.2%
第2回
47 社
316 社
45 社
292 社
104.4%
108.2%
第3回
54 社
386 社
57 社
311 社
94.7%
124.1%
第4回
35 社
255 社
49 社
376 社
71.4%
67.8%
小計
172 社
1,265 社
196 社
1,223 社
87.8%
103.4%
1,437 社
合計
1,419 社
101.3%
(イ) 第2回八都県市合同商談会
八都県市が連携して、中小企業の広域的な取引のきっかけづくりや新たなビジネスチャ
ンス創出などを図るため、合同商談会を開催した。
〔開催状況〕
・開 催 日:平成21年11月4日・5日
・開催場所:東京ビッグサイト東 6ホール
区分
21 年度(内神奈川県) 20 年度(内神奈川県)
発注企業数
64 社(15 社)
110 社( 41 社)
受注企業数
252 社(56 社)
403 社( 90 社)
合
計
316 社(71 社)
513 社(131 社)
前年比(H21/H20)
58.2%(36.6%)
62.5%(62.2%)
61.6%(54.2%)
(ウ) オーダーメイド型商談会
効率的な商談の機会を提供するため、企業訪問等により大手メーカーの新規外注ニーズ
を発掘し、その案件に対応できる受注企業のみによる商談会を実施した。
〔開催状況〕
・開
催
日:平成21年6月9日、10日の2日間
・大手メーカー:㈱荏原製作所
・開 催 場 所:㈱荏原製作所藤沢事業所
・参 加 企 業 数:16社
・成 立 件 数:1件
・成 立 金 額:95千円
(エ) 神奈川県新技術・新工法展示商談会
中小企業者の販路開拓、技術力・営業力の向上を促進するため、県及び関係団体等で構
成する実行委員会を設置し、県外の大手メーカーの開発拠点等において、県内中小企業者
の独自の新技術、開発製品等を展示・紹介する展示商談会を開催した。
〔開催状況〕
・実行委員会の開催状況
区 分
第1回
第2回
開催年月日
平成21年5月22日
平成21年9月28日
第3回
平成22年3月24日
27
・展示商談会の開催状況
開催年月日
平成21年11月18日
大手メーカー ㈱本田技研工業
開 催 場 所 ㈱本田技術研究所 四輪R&Dセンター内(グローバルプラザ)
参 加 企 業 数 59社
来 場 者 数 708名
商談成立
5件
見積依頼
26件
商 談 結 果
打合せ約束
58件
そ の 他
13件(試作依頼等)
カ グローバルビジネス商談会の開催(国際経済課)〔再掲 39 ページ参照〕
キ データベース登録企業情報の収集・提供(取引振興課)
(ア) 受・発注情報システムの維持・管理
発注企業のニーズに対応した登録受注企業情報を迅速かつ的確に提供することにより、
効率的な取引あっせんを促進するため、情報機器の維持管理を行うとともに、本所及び
2支所のオンライン化されたコンピュータ活用により、企業情報の共有化、取引あっせ
ん業務の効率化・迅速化を推進した。
〔実施状況〕
・年間を通じて、あっせん業務に活用
(イ) 登録企業データベース更新調査の実施
適切な取引あっせんを推進するため、登録企業の保有設備・業務内容等の調査を実施し、
データベースを更新した。
〔実施状況〕
・調査時期:6月
・調査対象:登録受注企業(3,689社)
(ウ) 受・発注企業情報の収集・分析
a 発注企業実態調査の実施
取引あっせんや発注開拓の効果的な実施により成果を向上させるため、県内発注企業
を対象に生産現況や発注計画等について実態調査を実施した。
〔実施状況〕
・調査回数:年4回
・調査内容:発注案件の有無及び生産現況と外注企業利用状況等
・調査対象:県内の資本金3,000万円以上の親事業者500企業
区 分
調査時期
回収企業数(回収率)
第1回
平成 21 年 6 月
171 社 回収率
(34.2%)
第2回
平成 21 年 9 月
138 社 (27.6%)
第3回
平成 21 年 12 月
154 社 (30.8%)
第4回
平成 22 年 3 月
155 社 (31.0%)
28
b 受注企業実態調査の実施
取引あっせん業務の効果的な実施により成果を向上させるため、データベース登録
受注企業を対象に、生産動向、受注余力や受注見通し等について実態調査を実施した。
〔実施状況〕
・調査期間:平成21年6月23日~7月23日
・調査対象:県内登録受注企業(3,260社)
・調査内容:受注余力、受注単価、今後の受注見通し等
・回収企業:823社(回収率:25.2%)
(エ) 受・発注情報の提供
受・発注取引の促進を図るため、KIPホームページに延べ150社の受・発注情報
等を掲載し、登録企業に情報を提供した。
(オ) 企業登録の推進
広く県内の企業が取引あっせん事業を利用できるよう、関係機関等の協力を得て、新規
受・発注企業の登録を推進した。
21 年度企業数
区分
発注
受注
新規登録数
58 社
177 社
登録企業数合計
3,074 社 5,016 社
(年度末時点)
20 年度企業数
発注
受注
49 社
151 社
3,017 社
4,852 社
前年比(H21/H20)
発注
受注
118.4%
117.2%
101.9%
103.4%
ク 取引適正化の支援(経営総合相談室、取引振興課)
下請取引の適正化を推進するために、下請取引に関する苦情・紛争相談を随時受け付け、
職員及び顧問弁護士により、その解決や未然防止のためのアドバイスを実施した。
また、関係機関と連携して下請取引改善講習会を開催した。
・相談件数
区
分
取引振興課
経営総合相談室
21 年度
2件
171 件
・下請取引改善講習会
開 催 日
開催場所
平成 21 年 5 月 28 日
川崎市産業振興会館
平成 21 年 6 月 3 日
産業技術センター
平成 21 年 6 月 10 日
産業技術センター
平成 21 年 7 月 29 日
平成 21 年 10 月 6 日
神奈川中小企業セン
タービル
神奈川中小企業セン
タービル
29
20 年度
13 件
59 件
前年比(H21/ H20)
(H21/H20)
15.4%
(H21/H20)
289.8%
テ ー マ
参加者数
351 名
下請代金支払遅延等
防止法及び下請中小
企業振興法の概要説
明
291 名
308 名
97 名
99 名
新規 ケ 航空機等先端産業への参入支援 [受託] (取引振興課)
県内中小企業の航空機産業等への参入意欲の高揚と参入による技術力等の高度化を図る
ため、航空機産業の現状や特徴などの情報を提供するためのセミナーを開催した。
開 催 日
開催場所
テ ー マ
参加者数
国内外の航空宇宙産業
平成 21 年 10 月 27 日 K S P ホ ー ル
168 名
の現況と将来展望
川崎市産業振興 中小企業における航空
平成 21 年 11 月 19 日
129 名
会
館 機産業参入戦略
(2) 販路開拓
ア 工業技術見本市の開催(販路促進課)
県内中小企業者が販路拡大、企業PRを効率的・効果的に実施する場を提供するため、
技術・製品・情報等を展示、紹介する見本市を開催した。
(ア) 工業技術見本市(テクニカルショウヨコハマ 2010)
区
分
21 年度
20 年度
開催日
平成22年2月3日~5日
平成21年2月4日~6日
パシフィコ横浜展示ホール
パシフィコ横浜展示ホール
会
場
開催規模
351小間 10,000 ㎡
382小間 10,000 ㎡
出品物
工業関連製品全般
工業関連製品全般
出展社数
333社・団体
339社・団体
来場者数
28,693名
32,928名
引合件数
5,078件
5,921件
(イ) 先端技術見本市(テクノトランスファー in かわさき 2009)
区 分
21 年度
20 年度
開催日
平成21年7月8日~10日 平成20年7月9日~11日
かながわサイエンスパーク
イノベーションセンター
かながわサイエンスパーク
イノベーションセンター
開催規模
出品物
出展社数
来場者数
120小間 1,000 ㎡
先端技術製品全般
121社・団体
9,186名
110小間 1,000 ㎡
先端技術製品全般
78社・団体
9,110名
引合件数
878件
817件
会
場
イ 販路開拓促進展示会出展支援事業(ベンチャー支援課、販路促進課)
県内の中小企業者が開発した新製品や新技術等の新たな市場開拓や販路拡大を図るため、
県内外で開催される展示会等への出展を希望する中小企業者に対して、展示ブースの提供
や出展に要する費用の一部助成を行った。
〔実施内容〕
(ア) ベンチャー企業の販路開拓支援(ベンチャー支援課)
KIPが支援する創業者・ベンチャー企業やコンソーシアム事業の支援対象企業の販路
開拓を促進するため、県内展示会などに製品を出展する際の出展料の一部を助成した。
30
区
分
支援企業数
21 年度
27 社
20 年度
23 社
前年比(H21/ H20)
117.4%
支援実績一覧
展 示 会 名 称
イノベーション・ジャパン 2009 大学見本市
第 36 回国際福祉機器展 H.C.R 2009
ElectronicDesign&SolutionFair 2010
川 崎 国 際 環 境 技 術 展 2 0 1 0
テクニカルショウヨコハマ 2010
合
計
実 施 企 業 数
1社
1社
1社
3社
21 社
27 社
(イ) 専門見本市への参加支援(販路促進課)
県内中小企業者の国内で開催される各種見本市への参加を促進するため、見本市に関す
る情報提供や出品参加手続の代理事務を行った。
〔実施状況〕
a 県内輸入業者のギフト関連見本市への参加支援
・東京インターナショナル・ギフト・ショ-秋 2009
区
分
開催日
会
場
出展規模
来場者数
引合件数
内
平成21年9月8日~11日
東京ビッグサイト
3社4小間
195,413人
191件
容
b 主催見本市におけるカタログ出展ブースの設置
・テクニカルショウヨコハマ 2010
区
分
内
容
開催日
平成22年2月3日~5日
会
場
パシフィコ横浜展示ホール
出展規模
27社カタログ展示件数41点
引合件数
116件
ウ ベンチャー企業販路開拓ナビゲート事業(ベンチャー支援課)
営業活動を始めて間もないベンチャー企業の開発した商品やサービス等の販路を開拓す
るため、経験豊かな企業OB等の販路ナビゲータによる販売先紹介を行った。
区
分
21 年度
20 年度
前年比(H21/ H20)
支援企業数
12 社
13 社
92.3%
マッチング回数
110 回
100 回
110.0%
31
〔活動実績〕
区
分
平成21月 4月
平成21年 5月
内
容
第1次募集
平成21年11月
支援対象企業3社決定
第2次募集
第1回プレゼン会実施(6 月 11 日) 発表:3社
支援対象企業2社決定
第3次募集
第2回プレゼン会実施(8 月 11 日) 発表:2社
支援対象企業3社決定
第4次募集
第3回プレゼン会実施(10 月 14 日) 発表:3社
支援対象企業4社決定
平成21年12月
第4回プレゼン会実施(12 月 11 日) 発表:4社
平成21年 6月
平成21年 7月
平成21年 8月
平成21年 9月
平成21年10月
〔マッチング実績〕
企業名
A社
製品・サ ー ビ ス 内 容
マッチング件数
C社
「vds」(Web 合成音声配信システム)
「Histy(ヒスティ)」
(年表作成機能が付加されたソーシャル・ネットワーキング・サービス )
「ゼロラップシリーズ」(梱包バンド)
D社
「My Breeze」(空気清浄機)
4
E社
「クリアボイス」(音声拡聴器)
8
F社
「みるキューブ」(パーソナル・デジタル超音波画像装置)
3
B社
G社
「エコイット」(浮上油回収装置)
15
11
19
13
H社
「サポチュー(Support you)」(HP 上の入力フォーム作成ソフト)
I社
「エルゴテックス」(自動車用後付けクッション)
6
J社
「mu(ミュー)」(業務効率化ソフト)
9
K社
「スーパーパワーケイソウくん」(多機能健康壁材)
10
L社
「アライメントカメラ」(カメラ内蔵式真空貼り合せ装置)
1
合
計
11
110
エ 小田原木製品等県産品の流通促進(販路促進課)
小田原木製品等県産品の国内外の販路拡大を図るため、ギフト・土産物商品の大消費地
の北海道地区において、流通関係や問屋等の専門家向けの展示商談会を開催するとともに、
海外からのバイヤーも数多く訪れる日本最大のギフト商品見本市への出品を支援した。
(ア) ウッドワークフェア in 札幌
〔実施状況〕
区
分
開催日
会
場
出展規模
来場者数
引合件数
平成21年10月
平成21年10月20日~22日
アートホテルズ札幌
5社10小間
51人
207件
32
平成22年2月
平成22年 2月22日~24日
アートホテルズ札幌
5社10小間
49名
207件
(イ) 東京インターナショナルギフトショー秋 2009
〔実施状況〕
区 分
開催日
会
場
出展規模
来場者数
引合件数
内
平成21年9月8日~11日
東京ビッグサイト
11社12小間
195,413名
1,774件
容
オ 海外販路促進事業(販路促進課)
海外市場の販路拡大や商取引の促進を図るため、海外で開催される見本市に単独で出品
参加する県内中小企業者等を対象に、出展料の一部を補助した。
〔実施状況〕
・助成金交付企業数:6社
・交付企業出展見本市
名
称
FABTECH International &
AWS welding show
EMO MILANO 2009
NAB Show 2009
VIV India 2010
MEDICA 2009
プルミエールクラス
開催日・開催国内
H21年11月15日~11月18日
アメリカ・シカゴ
H21年10月 5日~10月10日
イタリア・ミラノ
H21年 4月20日~ 4月23日
アメリカ・ラスベガス
H22年 2月 1日~ 2月 3日
インド・バンガロール
H21年11月18日~11月21日
ドイツ・デュッセルドルフ
H21年 9月 3日~ 9月 6日
フランス・パリ
カ 輸入促進事業(販路促進課)
県内中小企業者等が扱う優良な輸入商品等を広くPRすることにより販路拡大を図るた
め、日本最大のギフト商品見本市への出品を支援した。
〔実施内容〕
・参加見本市:東京インターナショナルギフトショー春 2010
〔実施状況〕
区
分
開 催 日
会
場
出展規模
来場者数
引合件数
内
容
平成22年2月2日~5日
東京ビッグサイト
17社18小間
・輸入業者 4社4小間
・小田原木製品業者 13社14小間
201,245名
2,871件
33
4 資金支援
(1) 設備貸与等の効果的運用(設備助成課)
ア 設備貸与の実施
県内小規模企業者等の創業及び経営基盤の強化を促進するため、小規模企業者等設備導
入資金助成法に基づく企業の事業用設備の割賦事業及びリース事業を行った。
〔申込・決定状況〕
目標件数:40件
実績:10件
21 年度
区 分
20 年度
申 込
件数
(件)
決 定
金額
(千円)
件数
(件)
申 込
金額
(千円)
件数
(件)
前年比(H21/H20)
決 定
金額
(千円)
件数
(件)
申 込
金額
(千円)
決 定
件数
(%)
金額
(%)
件数
(%)
金額
(%)
鉱 業
0
0
0
0
0
0
0
0
-
-
-
-
建設業
4
132,630
1
33,495
2
82,023
0
0
200.0
161.7
-
-
製造業
8
183,381
3
41,947
17
391,909
15
366,948
47.1
46.8
20.0
11.4
運輸業
1
1,223
1
1,223
0
0
0
0
-
-
-
-
卸売業
2
9,450
1
4,725
1
25,200
0
0
200.0
37.5
-
-
小売業
1
3,709
1
3,709
1
24,150
1
24,150
100.0
15.4
100.0
15.4
サービス業
3
56,555
2
21,065
3
35,380
1
1,648
100.0
159.9
200.0
1278.2
その他
2
13,919
1
9,072
0
0
0
0
-
-
-
-
合 計
21
400,867
10
115,236
24
558,662
17
392,746
87.5
71.8
58.8
29.3
〔割賦及びリースの内訳〕
21 年度
区 分
申 込
件数
(件)
金額
(千円)
20 年度
決 定
件数
(件)
金額
(千円)
申 込
件数
(件)
金額
(千円)
前年比(H21/H20)
決 定
件数
(件)
申 込
金額
(千円)
件数
(%)
金額
(%)
決 定
件数
(%)
金額
(%)
割 賦
16
352,573
8
101,592
14
347,759
9
216,201
114.3
101.4
88.9
47.0
リース
5
48,294
2
13,644
10
210,903
8
176,545
50.0
22.9
25.0
7.7
合 計
21
400,867
10
115,236
24
558,662
17
392,746
87.5
71.8
58.8
29.3
イ 設備資金貸付の実行
県内小規模企業者等の創業及び経営基盤の強化を促進するため、小規模企業者等設備導
入資金助成法に基づく設備資金の貸付を行った。
34
〔申込・決定状況〕
目標件数:70件
実績:42件
21 年度
申 込
区 分
20 年度
決 定
申 込
前年比(H21/H20)
決 定
申 込
決 定
金額
(千円)
7,100
件数
(件)
1
金額
(千円)
7,100
件数
(件)
1
金額
(千円)
5,700
件数
(件)
1
金額
(千円)
5,700
件数
(%)
金額
(%)
件数
(%)
金額
(%)
鉱 業
件数
(件)
1
100.0
124.6
100.0
124.6
建設業
7
65,600
7
64,500
3
15,300
3
15,200
233.3
428.8
233.3
424.3
製造業
30
503,800
29
485,500
31
362,600
30
356,000
96.8
138.9
96.7
136.4
運輸業
0
0
0
0
0
0
0
0
卸売業
1
40,000
1
40,000
1
3,400
1
3,400
小売業
2
32,400
2
32,700
0
0
0
0
サービス業
3
86,400
2
26,400
7
64,600
5
38,700
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
合 計
44
735,300
42
656,200
43
451,600
40
419,000
―
―
―
―
100.0
1176.5
100.0
1176.5
―
―
―
―
40.0
68.2
42.9
133.7
―
―
―
―
102.3
162.8
105.0
156.6
(2) 貸付金等の収納・管理(設備助成課)
ア 設備貸与等貸付金
設備貸与事業及び資金貸付事業等に係る償還金の収納・管理を行った。
〔実施状況〕
延滞債権の状況(元金)
区
分
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
年度当初延滞額
706,344 千円
871,723 千円
81.0%
延滞発生額
82,729 千円
25,636 千円
322.7%
延滞回収額
43,337 千円
57,393 千円
75.5%
償
79,070 千円
133,622 千円
59.2%
666,666 千円
706,344 千円
94.4%
却
額
年度末延滞額
延滞債権の償却
延滞債権について回収不能なもののうち、償却処分とすることの妥当性に関して公平か
つ適正に審査するため、設備貸与等債権管理委員会を開催し、次のとおり償却を決定した。
開催時期
審査件数
承認件数
償 却 額
平成 22 年 3 月 16 日
6件
6件
79,070 千円
・設備貸与等債権管理委員会委員
委員長
高久 道男(財団法人神奈川産業振興センター常務兹事務局長)
委 員
吉田
委 員
安田 弘幸(新日本監査法人 公認会計士)
委 員
安中 真行(神奈川県信用保証協会管理部管理1課課長)
委 員
金井 義則(財団法人神奈川産業振興センター総務部長)
委 員
小川 一満(財団法人神奈川産業振興センター事業振興部長)
浩(神奈川県商工労働部金融課主幹)
35
イ 設備導入診断
小規模企業者等設備導入資金事業の申込企業に対して、設備計画及び資金調達の必要性
・妥当性を明らかにするための診断を行うとともに、経営上改善すべき事項について助言
を行った。
また、前年度設備導入診断を実施した企業を訪問し、診断に基づく改善提案の実施状況
等について確認するとともに事後助言を実施した。
〔診断及び助言〕
区
分
診断件数
助言件数
21 年度
44 件
12 件
20 年度
43 件
38 件
前年比(H21/H20)
102.3%
31.6%
(3) ベンチャーファンドの利用促進(ベンチャー支援課)
ア 投資事業有限責任組合への出資
・新規出資 「東京投資育成 5 号かながわ投資事業有限責任組合」に対し、5,000 万円出
資する予定であったが、新規投資需要が無かったため未実施となった。
・出資状況
出資先ファンド名
東京投資育成 5 号
投資事業有限責任組合
ゆめファンド 4 号
投資事業有限責任組合
センター出資額
ファンド総額 10 億円の 1/4 2.5 億円
ファンド総額 10 億円の 1/10
1 億円
既出資額
平成 17 年~19 年度
2 億円
平成 17 年度
1 億円
イ ベンチャーファンド投資活動の促進
VC紹介件数実績 1 件 ※紹介対象企業数 1 社
紹介ファンド
21 年度紹介件数
20 年度紹介件数
東京投資育成 5 号
0
4
投資事業有限責任組合
ゆめファンド 4 号
1
3
投資事業有限責任組合
合
計
1
対前年度
7
▲4
▲2
▲6
ウ ベンチャー企業等の育成支援
ベンチャーファンドからの投資を求める中小企業の相談に応じるとともに、県信用保
証協会付制度融資のスタートアップ融資対象者に対し確認書を発行した。
また、キャピタル事業(保証債務)で代位弁済した求償権債務の回収を行った。
21 年度
20 年度
対前年度
出
資
先
件数
金額
件数
金額
件数
金額
ファンド関連相談
13
-
7
-
6
-
スタートアップ融資
1
-
6
-
▲5
-
確 認 書 発 行
代弁先企業回収
27
8,875 千円
27
9,061 千円
0
▲186 千円
36
(4) 県制度融資の資金調達・管理(経理課、設備助成課)
中小企業者等に対する融資制度が効果的に運営されるよう、県、民間金融機関との連絡調整
を行い、県の策定した融資計画に基づき、資金の調達・管理業務等を行った。
〔実施状況〕
ア 中小企業制度融資
区
分
借入及び預託額
借 入 利 率
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
82,479,000 千円
1.425%
55,528,000 千円
1.825%
148.5%
-
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
20,135,923 千円
1.425%
21,543,835 千円
1.375%
93.5%
-
イ 産業集積(産業立地)促進融資
区
分
借入及び預託額
借 入 利 率
5 国際化支援(国際経済課)
新規(1) 神奈川県大連サテライトオフィスの運営[受託]
日本でビジネスを展開している中国企業を神奈川県内に誘致するため、中国企業向けに企業
誘致プロモーションを行った。
また、県内中小企業者の中国への進出を支援するため、現地の経済情報の収集、投資環境等
の調査、現地での便宜供与を行った。
ア 海外企業の誘致活動(プロモーション)
内
容
個別企業に対する誘致活動の回数
投資セミナー等でのブース出展、プレゼン回数等
情 報 提 供 の 件 数
21年度(件)
26
7
5
イ 当該都市等に進出又は進出予定の神奈川県内企業の支援活動
内
容
21年度(件)
ビジネス交流会等の企画・実施
1
企業の現地活動への支援
(企業への個別訪問、交流会の企画・実施等)
34
経済情報等の収集及び提供
17
ウ 神奈川県への観光客誘致活動
内
容
情 報 提 供 の 件 数
21年度(件)
11
エ その他
内
容
その他関係企業等との調整等
21年度(件)
118
(2) 国際ビジネス展開の支援
県内中小企業者の海外進出や貿易取引等の国際ビジネス展開を支援するため、情報提供・現
地調査・相談業務を行った。
37
〔実施内容〕
ア 国際投資セミナー等の開催
海外に進出している県内企業やマレーシア工業開発庁東京事務所等と連携して投資説明
会等を開催し、海外各地の投資環境やインフラ等の情報を提供した。
〔実施状況〕
区分
内
容
第1回 マレーシア投資促進セミナー(平成 21 年 9 月 4 日)
第2回 セミナー「中国依存 強める東アジア」(平成 22 年 2 月 3 日)
セミナー「これからの中国進出のポイント」
第3回
(平成 22 年 2 月 5 日)
参加者数
36 名
178 名
102 名
イ 国際ビジネスミッションの派遣
海外進出や貿易取引等の国際ビジネスを推進するため、マレーシアに現地調査ミッショ
ンを派遣した。
〔実施状況〕
区分
内
容
参加者数
第1回 マレーシア・ビジネスミッション(平成 21 年 11 月 2 日~7 日)
17 名
ウ 貿易・投資(海外進出)相談の実施(再掲)
貿易・投資相談に対応するワンストップサービスを行うため、専門アドバイザーを配置
した(相談の実施状況は 5 ページ参照)。
また、相談者のニーズにより適切に対応するため、必要に応じて神奈川県駐在員及びジ
ェトロ等経済関係機関との情報交換等を行った。
エ 海外ミッションの受け入れ
県内への進出調査や商談会等のために来県した海外ビジネスミッションを受け入れた。
〔実施状況〕
区分
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
内
容
JICA 南西アジア人材育成研修ミッション(平成 21 年 7 月 21 日)
英国 NMI ミッション(平成 21 年 11 月 18 日)
ベトナムビジネスミッション(平成 21 年 11 月 18 日)
JICA/・UNIDO 南米人材育成研修ミッション(平成 21 年 12 月 2 日)
JICA/人材育成研修ミッション(平成 22 年 2 月 16 日)
参加者数
8名
4名
2名
5名
8名
(3) 経済情報交流の促進
県内中小企業者等の海外進出を実務や人材面から支援するため、国際人材の養成、駐在員教
育、現地の貿易制度や労働契約等の経済関連情報を提供した。
〔実施状況〕
名
称
県内企業国際化
支援セミナー
(年4回)
内
容
第1回「ネイティブによるビジネス英語スキルアップセミナー
~基本スキル習得ポイント(書く・話す・聞く)~」
(平成 21 年 6 月 24 日)
第2回「アジア・中国の与信管理における注意点と債権回収のポイ
ント」(平成 21 年 7 月 2 日)
38
参加者数
4名
6名
名
称
県内企業国際化
支援セミナー
(年4回)
内
容
参加者数
第3回「会計基準の国際化の対応 国際財務報告基準(IFRS)の特
徴と対応ポイント」(平成 21 年 7 月 9 日)
7名
第4回「ウィーン売買契約(国際物品売買契約に関する国連条約)
の施行ポイントと対応」(平成 21 年 8 月 27 日)
14 名
国際人材養成講座 第1回「初めての国際取引(貿易実務)基本セミナー」
(年4回)
(平成 21 年 5 月 21 日)
31 名
第2回「超サバイバル中国語(初級者・中国赴任・出張者向け)
~20 時間で習得する 200 の単語~」(全 10 回)
(平成 21 年 6 月~7 月のうち 10 日)
第3回「スペシャリスト貿易実務セミナー(基礎導入編)」
(平成 21 年 7 月 28 日)
第4回「グローバルビジネスセミナー」
(平成 21 年 9 月~10 月のうち 4 日)
13 名
21 名
13 名
国際経済ビジネス
第1回「新入社員研修セミナー」(平成 21 年 4 月 9 日)
セミナー
(年4回)
第2回「中国最新ビジネス情報セミナー」(平成 21 年 4 月 27 日)
46 名
92 名
第3回「テクノトランスファーin かわさき 併催シンポジウム」
(平成 21 年 7 月 8 日)
81 名
第4回「経営ノウハウ・技術移転による海外進出成功のポイント」
(平成 21 年 9 月 10 日)
10 名
(4) グローバルビジネス商談会の開催
県内企業と海外企業の連携構築、技術交流、取引促進のため、海外での商談会の開催・展示
会へのカタログ出品を行った。
〔実施状況〕
区 分
カタログ
出
展
商 談 会
商 談 会
内
容
「2009 大連中日貿易投資展示商談会」
(平成 21 年 10 月 27~28 日)
主催:中国国際商会、大連市人民政府
「2009 大連中日貿易投資展示商談会:個別商談会」
(平成 21 年 10 月 27 日)
参加社数
「マレーシア企業との個別商談会」(平成 21 年 11 月 3 日)
6社
2社
2社
(5) グローバルビジネスネットワークセミナー等の運営
県内に進出している外資系企業の相互連携、外資系企業と県内中小企業者等とのネットワー
クの構築やビジネスマッチングを支援するため、県内外資系企業、関連団体等を対象にセミナ
ーを開催した。
また、外資系企業の活動支援のため、税法や労働法等に関するセミナーを開催した。
〔実施状況〕
名
称
外資系企業
フォローアップセミナー
外資系企業等
ネットワーキングセミナー
内
容
外資系企業フォローアップセミナー(平成 21 年 8 月 4 日)
主 催:(財)神奈川産業振興センター、神奈川県、JETRO 横浜
神奈川県外資系企業ネットワーキングセミナー
(平成 21 年 11 月 18 日)
主 催:(財)神奈川産業振興センター、神奈川県、JETRO 横浜
39
参加者数
25 名
181 名
(6) 欧州地域経済交流促進事業[受託]
ビジネスの拡大が予想される海外地域との経済交流の促進及び企業誘致の推進等を図るため、
海外の公的経済機関向けのオフィスの維持管理、ミッション受入等の事業への協力を行った。
管理施設
かながわ グローバルビジネス パートナーシップオフィス
入居機関
フランス駐日オードセーヌ県経済事務所
横浜インドセンター
英国貿易投資総省イングランドジャパンデスク
(7) 海外情報ネットワーク化推進事業
県内中小企業等の国際ビジネスのチャンスを拡大するため、企業ホームページを作成し情報
発信を行った。また、海外企業に県内への進出や貿易取引等の情報を発信するため、インター
ネット上に県内中小企業者リスト等を掲載した。
〔実施内容〕
ア 企業ホームページ掲載事業
県内中小企業者のホームページを作成し、KIPのサーバに掲載した。
掲載企業:44社
イ 電子情報受発信機能強化事業
県内企業の海外取引の拡大に資するため、2つのサイトを運営した。
・カナガワ ワールド トレード ダイレクトリィ(英文、県内中小企業者国際取引情報検索
サイト)
掲載企業:751社
・対中国語圏向け企業誘致プロモーションサイト(中文、企業誘致情報発信サイト)
6 人材育成支援(ベンチャー支援課、経営企画室)
(1) 起業家人材の育成(ベンチャー支援課)
生活関連ビジネスから研究開発型ベンチャーまで、幅広い形態に対応した起業家人材を育成
するためのセミナーを開催した。
ア 起業家セミナーの開催
起業家予備軍の起業への関心を高めるため、起業家の体験に基づく講演等によるセミナ
ーを開催した。
〔実施状況〕
区 分
開催回数
21 年度
2回
20 年度
2回
参加者数
175 名
173 名
前年比(H21/H20)
100.0%
101.2%
開催実績
開 催 日
平成21年7月25日
平成21年8月 1日
開 催 場 所
川崎市産業振興
会
館
神奈川中小企業
センタービル
40
テ ー マ
食で起業
自らをブランド化する方法
参加者数
100 名
75 名
イ ビジネスプラン実践講座の開催
具体的なビジネスプランを有する起業家予備軍等を対象に、プランの具体化に必要な実
践的な知識の習得を目指す、個別指導も交えた実践講座を開催した。
区 分
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
開催回数
参加者数
8回
19 名
8回
20 名
100.0%
95.0%
開催実績等
開催日
テ ー マ
参加者数
平成22年
1月16日
セミナーガイダンス&自己紹介
毎日充実してます!日々奮闘中の先輩起業家によるパネルディスカッ
ション
16 名
1月23日
起業の成功可能性を高めるためのビジネスプラン作成セミナー
17 名
1月30日
いまさら聞けないホームページの基礎知識と明日から使える活用方法
15 名
2月 6日
起業はまず足固めから。最低限知っておきたい開業準備と契約実務
17 名
2月12日
2月13日
第 1 回個別相談 わからないことは専門家に相談してみよう!
15 名
2月20日
金融のプロが指南!帳簿が苦手な方でも使える資金調達術
16 名
2月26日
2月27日
第 2 回個別相談 ビジネスプランをもっと具体的にしよう!
11 名
3月 6日
成果を知っても らおう! み んなのビジネス プラン発 表 会&交流 会
13 名
新規(2) オーダーメイド型研修の実施 (経営企画室)
「中小企業のための省エネルギーセミナー」のアンケート結果を踏まえて、中小企業の経営
者・エネルギー管理者などを対象に、改正省エネ法の要点確認と併せて、KIPが財団法人省
エネルギーセンターから受けた「省エネルギー診断」の診断結果に基づく実践的な講座を開催
した。
開催日時
平成22年
3月19日
内容
講師
財団法人省エネルギーセンター
改正省エネ法の要点解説
省エネ人材育成グループ
ビルの省エネ手法体感講座
鈴木 伸隆 氏
参加者数
21 名
(3) 自主企画研修の実施(経営企画室)
長引く不況の中で、中小企業が必要とする情報の提供、人材の育成を図るため、自主企画に
よる研修を実施した。
新規ア 現場のムダとり実践講座の開催
PEC産業教育センターの協力のもと、現場リーダー等を対象に、工場の現場で“カイゼ
ン”に取り組む体験型・実践型研修を開催した。
また、開催期間中に研修生が行う“自社カイゼン”に関するフォローアップを実施し、
生産性の向上を図った。
41
〔実施状況〕
区分
第1
セッション
第2
セッション
第3
セッション
第4
セッション
第5
セッション
第6
セッション
内
場
内
場
内
場
内
場
内
場
内
場
内
容
容:開校挨拶 山田 日登志 氏、
モラール訓練(平成 21 年 7 月 27 日~28 日)
所:PEC 産業教育センター
容:ムダとり実践研修(平成 21 年 8 月 20 日~21 日)
所:A社(横浜市)
容:ムダとり実践研修(平成 21 年 9 月 7 日~8 日)
所:B社(藤沢市)
容:ムダとり実践研修(平成 21 年 10 月 20 日~21 日)
所:C社(川崎市)
容:ムダとり実践研修(平成 21 年 11 月 19 日~20 日)
所:D社(横浜市)
容:成果発表会(平成 21 年 12 月 17 日)
所:ワークピア横浜
参加者数
17 名(13 社)
16 名(13 社)
16 名(13 社)
16 名(13 社)
16 名(13 社)
247 名
※第 6 セッションの成果発表会は、講座参加企業関係者の他、一般公開により開催した。
〔現場実習の概要〕
開催日
平成21年
8月20日
21日
平成21年
9月 7日
8日
平成21年
10月20日
21日
平成21年
11月19日
20日
受入工場
内容
A社(横浜市)
従業員数56名
(産業用機器・電気機器部品
製造業)
B社(藤沢市)
従業員数120名
(自動車関連治具等製造業)
C社(川崎市)
従業員数40名
(機械要素部品等製造業)
D社(横浜市)
従業員数32名
(精密装置部品等製造業)
工程統合、
一人屋台方式 の提案
活人2名、
活スペース4㎡
レイアウト変更、
活人1名、
作り過ぎのムダ廃除、 活スペース97㎡、
2Sの実施
棚・作業台などの撤去
ラインバランス改善、 活人5名、
セル生産導入
活スペース40㎡
作り過ぎのムダ廃除、
リードタイム短縮、 活人2名
生産管理板作成
〔自社カイゼンの概要〕
参加企業
カイゼン概要
1人屋台方式による、手待ち・運搬のムダ廃除
A社
生産機能の集約化による、運搬のムダ廃除
内製化による、手待ちの廃除
B 社(2 名)
2S・3 定管理による、在庫の削減
C社
組立工程の間締めによる、運搬のムダ廃除
D 社(2 名)
金型・治具の 2S による、探すムダの廃除
E社
生産管理板による、生産工程の効率性向上
2S による、動作のムダ廃除
F社
5S による、動作のムダ廃除
資材の有効活用による、在庫の削減
42
カイゼン効果
カイゼン効果
活人:1.5 人、
活スペース:361 ㎡
活人:1.5 人、
活スペース:158 ㎡
活人:0.6 人、
活スペース:39 ㎡
年間効果:280 時間、
活スペース 35 ㎡
活人:1 人、
活スペース:1㎡
年間効果:52 時間、
活スペース 12 ㎡、
在庫削減:400 万円
G社
H社
I社
J社
K社
L社
M社
標準作業組み合わせ票による、手待ちのムダ廃除
工程の間締めによる、動作・運搬のムダ廃除
生産機能の集約化による、手待ち・運搬のムダ廃除
3 定管理による、在庫の削減
ラインバランス見直しによる、
仕掛在庫の削減・手待ちのムダ廃除・リードタイムの短縮
2S による、スペースの有効活用
業務見直しによる、リードタイムの短縮
管理板による、資材在庫の削減
ストアの設置による、移動のムダ廃除
工程の見直しによる、手待ちのムダ廃除
作業台の間締めによる、動作のムダ廃除
作業台の間締めによる、動作・手待ちのムダ廃除
2S による、在庫の削減
活人:2 人、
活スペース:20 ㎡
活人:3 人
活人:2 人、
活スペース 4 ㎡
年間効果:111 万円、
活スペース:15 ㎡
活人:1 名、
活スペース:1,900 ㎡
活人:1 人、
活スペース:9 ㎡
活人:3.7 人、
活スペース:40 ㎡
在庫削減:21 万円
新規イ 中小企業者のための省エネセミナーの開催
財団法人省エネルギーセンターの協力のもと、経費削減に直結する「省エネルギー」に
ついて、「総論」「工場の省エネ」「ビルの省エネ」の3部構成のセミナーを開催した。
〔実施状況〕
開催日
内容
平成 21 年 中小企業のための省エネ講座①
7 月 3 日 「省エネルギー入門」
中小企業のための省エネ講座②
平成 21 年
「中小規模工場における省エネル
8 月 21 日
ギーの基礎」
中小企業のための省エネ講座③
平成 21 年
「ビル建物における省エネルギー
8 月 28 日
の基礎」
合
計
43
講師
(財)省エネルギーセンター
省エネ人材育成グループ
鈴木 伸隆 氏
(財)省エネルギーセンター
国民活動総括部部長
布施 征男氏
(財)省エネルギーセンター
省エネ人材育成グループ
三角 治洋氏
参加者数
40 名
26 名
15 名
81 名
Ⅲ 支援機関との連携・協働の推進
1 地域連携(経営総合相談室・ベンチャー支援課)
(1) 県産業技術センターとの組織的連携の推進
ものづくり系中小企業の支援ニーズに対応するため、中小企業者を経営面から支援するKI
Pと技術面から支援する県産業技術センターが組織的レベルで連携し、経営と技術の一体的支
援を推進した。
〔実施内容〕
ア かながわ中小企業総合支援委員会の運営
中小企業の視点に立った迅速・柔軟かつ効率的な経営と技術に関する支援のあり方を検
討するとともに、KIP及び県産業技術センターが実施する事業についての助言を得るた
め、「かながわ中小企業総合支援委員会」を開催した。
かながわ中小企業総合支援委員会
開催月日
開催場所
第4回
平成21年
7月28日
インフォーマル 平成21年
ミーティング 11月11日
第5回
平成22年
3月25日
連携推進会議
開催月日
平成21年 7月9日
平成22年 2月3日
テ
ー
マ
・新たな活動等
神奈川県庁 ・連携事業の昨年度の実績と今年度の予定
・今後の経営と技術の総合支援について 等
・昭和精工㈱工場見学
昭和精工㈱
・新旧委員による意見交換 等
・県庁の組織改編と産業部門の新規事業及び重
点事業
・平成22年度KIPの新規事業及び重点事業
神奈川中小
・平成22年度産業技術センターの新規事業及
企業センタ
び重点事業
ービル
・重点連携事業について
・今後の経営と技術の総合支援のあり方につい
て
開催場所
テ
ー
マ
第4回かながわ中小企業総合支援委員会の開催内
神奈川県庁
容について
パシフィコ 第5回かながわ中小企業総合支援委員会の開催内
横
浜 容について
イ 経営と技術の総合支援窓口の運営〔再掲 6 ページ参照〕
ウ 経営と技術の出前相談の実施
中小企業者等からの求めに応じ、KIP職員と県産業技術センター職員が連携して現場
に出向き、経営と技術に関する課題に対して、適切な助言と情報提供を実施した。
〔実施状況〕
区
分
相 談 件 数
21 年度
134 件※
20 年度
200 件
前年比(H21/ H20)
67.0%
※ KIP職員、マネージャー、県産業技術センター尾上町駐在および地域力連携拠点事業で実
施した件数の合計。
44
(2) 地域支援機関との連携
県内中小企業者等のKIP支援事業の活用を促進するため、県や商工会議所・商工会等の地
域支援機関と情報交換等を行う連携会議を開催した。
また、地域の中小企業支援の中核となる商工会議所等と連携事業を実施した。
〔実施内容〕
ア 連携会議等の開催
県、中小企業地域支援機関及び新事業創出支援機関(地域プラットフォーム構成機関)
との連携を強化するため会議等を開催した。
(ア) 中小企業地域支援機関連携促進会議の開催(経営総合相談室)
〔実施状況〕
開催月日
開催場所
テ
ー
マ
神奈川中小 ・各支援機関の平成21年度重点事業について
平成21年
企業センタ ・産業振興センター新中期経営計画について
9月18日
ービル
・今後の連携強化に向けた意見交換 等
(イ) 地域プラットフォーム推進会議の開催(ベンチャー支援課・新事業展開支援課)
〔開催実績〕
開催月日
開催場所
テ
ー
マ
・各支援機関の平成21年度新規・重点事業につ
平成21年
いて
8月 4日
・今後の推進会議、分科会運営についての意見交
換等
神奈川中小
インキュベート機関連携会議(分科会)
企業センタ
平成21年
・インキュベーションマネジャー(IM)の研修
ービル
12月16日
について(事例発表)
・IMの有効活用について
平成22年
知的財産分科会
3月10日
・企業経営における知的資産の評価について
イ 土曜経営相談サテライトステーションの設置〔再掲 7 ページ参照〕)
ウ 経営と技術の出前相談の実施〔再掲 44 ページ参照〕
45
2 全国連携(関係室課)
(1) 全国の支援機関との交流・連携
国及び他都道府県の支援機関の会議等に参加し、情報交換・交流強化を図った。
〔実施内容〕
ア (独)中小企業基盤整備機構等全国の支援機関が開催する会議への参加
〔実施状況〕
主催:(財)中小企業総合研究機構
会
議
名
開 催 日
中小企業活性化支援東ブロック会議 平成 21 年 11 月 19 日、20 日
開催場所
神奈川県
イ 関東ブロック中小企業支援機関連絡協議会等への参加
〔実施状況〕
関東ブロック中小企業支援機関連絡協議会
会
議
名
中小企業支援機関連絡協議会総会
取引振興支援機関担当者会議
企画・総務及び商業活性化合同会議
設備貸与担当者会議
下請取引改善協力委員会議
支援センター担当者会議
中小企業支援機関連絡協議会総会
開 催 日
平成 21 年 6 月 11 日、12 日
平成 21 年 7 月 2 日、 3 日
平成 21 年 11 月 5 日、 6 日
平成 21 年 11 月 12 日
平成 21 年 11 月 16 日
平成 22 年 2 月 18 日、19 日
平成 22 年 3 月 4 日
開催場所
茨城県
東京都
茨城県
新潟県
東京都
群馬県
東京都
五都府県中小企業振興機関経営問題連絡会議
会
議
名
中小企業支援機関連絡協議会総会
開 催 日
平成 21 年 11 月 12 日、13 日
46
開催場所
愛知県
Ⅳ KIPの活動を支える事業の展開
1 中小企業センタービル運営・管理(総務課)
(1) 事務室等の提供
中小企業支援機関や関係団体等の活動拠点として、事務室を提供した。
また、起業支援の一環としてインキュベートルームを提供した。
〔実施内容〕
ア 貸事務室の運営
(施設内容)
・貸 室 数:42室
〔利用状況〕
区
分
利 用 件 数
収 入 金 額
入
居
率
・貸 室 面 積:3,696.70㎡
21 年度
494 室
234,482 千円
100.0%
20 年度
476 室
224,280 千円
96.3%
前年比(H21/H20)
103.8%
104.5%
103.8%
イ インキュベートルームの提供(18、19 ページ参照)
(施設内容)
・区 画 数:15区画(7階)
〔利用状況〕
区
分
入 居 数
入 居 率
※
21 年度
14 室
93.3%
20 年度
12 室
80.0%
前年比(H21/H20)
116.7%
116.6%
インキュベートルーム入居企業が、センタービル内の他の事務室に移転する場合
は、家賃の減額措置(30%減)を実施している。
※ 平成 22 年3月末現在の状況は次のとおり。
企 業 名
移転年月日
A社
平成 17 年 3月 1日
B社
平成 19 年 12 月 10 日
C社
平成 20 年 7月 7日
D社
平成 20 年 10 月 6日
B社
ウ 貸会議室等の運営
入館者をはじめとする中小企業関係団体・中小企業等の活動に役立てるため、貸会議
室及び催し物等に活用できる多目的ホールを提供した。
(施設内容)
施 設 名
特別会議室 A
特別会議室 B
第 1 会議室
面 積
63.0 ㎡
58.0 ㎡
84.0 ㎡
定 員
20 人
22 人
39 人
47
施 設 名
第 2 会議室
第 3 会議室
多目的ホール
面 積
180.0 ㎡
94.0 ㎡
372.0 ㎡
定 員
93 人
36 人
220 人
〔利用状況〕
区
会議室
多目的
ホール
合 計
分
利用件数
収入金額
利用件数
収入金額
利用件数
収入金額
21 年度
1,096 件
31,064 千円
156 件
11,051 千円
1,252 件
42,115 千円
20 年度
1,077 件
34,373 千円
148 件
12,855 千円
1,225 件
47,228 千円
前年比(H21/H20)
101.8%
90.4%
105.4%
86.0%
102.2%
89.2%
エ 駐車場の運営
入館者及び外来の中小企業者等の利便を図るため、駐車場を提供した。
(施設内容)
・立体駐車場
〔利用状況〕
区
時 間
月 極
合 計
62台収容
分
利用件数
収入金額
契約台数
(3/31 現在)
収入金額
21 年度
13,047 件
9,014 千円
14,948 千円
13,239 千円
112.9%
収入金額
23,962 千円
23,481 千円
102.0%
39 台
20 年度
13,360 件
10,242 千円
前年比(H21/H20)
97.7%
88.0%
36 台
108.3%
新規(2) 環境経営の推進
「待ったなし」の状況にある地球温暖化対策を率先実行することにより二酸化炭素排出量
・エネルギーコストの削減を図るとともに、そのプロセスを公開することにより中小企業へ
の波及を図った。
・ 財団法人省エネルギーセンターによる省エネ診断を平成21年11月2日に受診し、診
断結果に基づいて空調機温度設定の調整や運転時間の短縮に取り組んだ。
・ 神奈川県中小企業団体中央会主催の「エコアクション21入門セミナー」に参加し、情
報を収集した。
2 保養施設運営・管理
(1) 万葉荘の運営(総務部万葉荘)
商店街関係者をはじめとする中小企業従事者や高齢者等が気軽に利用できる保養施設「万葉荘」
を運営した。
(施設内容)
客室数
29 室
宿泊定員
144 人
〔利用状況〕
区
分
利 用 者 数
施
設
内
容
大風呂、岩風呂、家族風呂、大広間 (90 人)、
椿の間(40 人)、会議室(90 人)、駐車場 (40 台)、万緑窯
21 年度
24,248 人
20 年度
28,189 人
48
前年比(H21/H20)
86.0%
〔実施状況〕
商店街等との利用提携契約の締結
区
分
21 年度
新規契約件数
74 件
20 年度
57 件
各種フェア実施状況
フ ェ ア 等 の 名 称
料理長のおすすめ料理(しゃぶしゃぶ・陶板焼)
き)
料理長のおすすめ料理(あわび踊り焼き)
今朝取れ地魚フェア
夏休み特別企画「ミニ子ども広場」
累
計
566 件
開催期間
5月
利用人数
94 人
6月
69 人
7月
23 人
7/25~ 8/23
料理長のおすすめ料理(伊勢海老一品料理)
料理長のおすすめ料理(カニづくしコース)
9月
11/22~12/22
計
1,805 人*
47 人
70 人
2,108 人
*「夏休み特別企画 ミニ子ども広場」利用人数は期間中の宿泊者数を計上
新規(2) エネルギー経費10%削減プログラム
財団法人省エネルギーセンターによる省エネルギー診断を平成21年11月17日に受け、
診断結果に基づいて空調機温度設定の調整等について取り組んだ。
3 円滑な組織運営
(1) 組織体制の整備(総務課)
平成21年6月策定の「新中期経営計画」の着実な推進を図るため、組織体制の整備と人員
配置を行った。
ア 組織改革(59 ページ参照)
平成20年度以前に中小企業センターに統合された団体の職員及び神産貿職員の融合を
図るとともに、県派遣職員の漸減に対応した効率的・合理的な組織を形成するため組織改
革を行った。
イ 人員配置(平成22年3月末現在)(60、61 ページ参照)
・常 勤 役 員:理事長、専務理事
・職
員:事務局長以下99名(万葉荘22名を含む)
・外部専門家:マネージャー等80名
(2) 情報ネットワークの整備(総務課)
業務の効率化を図り顧客満足度を向上させるため、各所属が業務別に保有していた「債権管
理システム」「相談管理システム」等の顧客データを一元化・共有する「統合顧客データベー
ス」の構築に着手した。
同時に、個別のデータベースについても、それぞれの実情を踏まえて見直し・再構築を行う。
※ 統合顧客データベースについては、平成22年4月1日から仮稼働。
49
(3) 事業評価の実施(経営企画室)
KIPの実施事業を客観的に評価し適正な改善を行うため、学識経験者、業界団体代表、地
域支援機関代表等で構成する事業評価委員会を設置し、事業評価を実施した。
・委員構成:久 保
均 氏(日本ミーテック㈱代表取締役、Natural Essay 代表)
髙 木 紀世子 氏(KIP理事・前シュロフ㈱代表取締役社長)
田 中 則 仁 氏(神奈川大学経営学部国際経営学科教授)
原 田 恒 敏 氏(公認会計士、前新日本有限責任監査法人横浜事務所長)
・第1回事業評価委員会 平成22年2月15日(月)10:00~17:00
委 員:4名
会 場:神奈川中小企業センタービル6階「大研修室」
内 容:KIP概要説明等(中期経営計画、各室課事業等)
・第2回事業評価委員会 平成22年2月24日(水)13:00~17:00
委 員:4名
会 場:神奈川中小企業センタービル6階「特別研修室」
内 容:事業見直し、意見交換等
(4) 会員組織の運営(国際経済課)
KIPを「お客さまの声を聞き、お客さまの視点に立った事業活動をする」組織とするため
に、神産貿の会員組織・会員活動を引き継いで平成20年度に設置した会員組織“KIP会”
の円滑かつ活発な運営を推進した。
KIP会会員企業数:606社(平成21年度末現在、前年比48社増)
558社(平成20年度末現在)
(内訳)
工 業 部 会
392社
食 品 部 会
60社
生活産業部会
31社
KEEP部会
46社
物 産 部 会
30社
賛 助 会 員
29社
貿易繊維部会
52社
ビジネス・チャンス開拓研究会
90社
合
計
730社※
※部会重複企業124社を含む。
〔実施内容〕
・会議、セミナー等の開催
名
称
内
容
運営委員会、総会、交流会(平成 21 年 6 月 19 日)
会 議 等
第 1 回「新入社員研修セミナー」(平成 21 年 4 月 9 日)
セミナー等
企業連携促進・
情報交換会議
(4テーマ
年12回)
第1回「第 17 回 企業経営者情報交換会議
『18 年の経営から学んだこと~経営で一番大切なことは何
なのか?~』」(平成 21 年 5 月 20 日)
第2回「第 67 回 人事・総務担当者交流会
『中小企業の新卒採用について~最近の人事事情を考える
~』」(平成 21 年 5 月 21 日)
第3回「第 58 回 女性管理職・中堅社員交流会
『台湾とお茶~これで仕事もがんばれます~』」
(平成 21 年 6 月 17 日)
第4回「第 68 回 人事・総務担当者交流会
『社内教育の効果を根付かせるためには~教育効果の定着
を阻害する問題点~』」(平成 21 年 7 月 17 日)
50
参加者数
68 名
46 名
19 名
13 名
11 名
14 名
企業連携促進・
情報交換会議
(4テーマ
年12回)
第5回「第 18 回 企業経営者情報交換会議
『18 年の経営から学んだこと~経営で一番大切なことは何
なのか?~』」(平成 21 年 7 月 22 日)
34 名
第6回「第 59 回 女性管理職・中堅社員交流会」
『ディスカッション他』(平成 21 年 9 月 11~12 日)
9名
第7回「第 19 回 企業経営者情報交換会議
『未来を拓く創意と情熱の企業経営』」
(平成 21 年 10 月 14 日)
第8回「第 69 回 人事・総務担当者交流会
『2020 年の人事・総務を考える』」
(平成 21 年 11 月 13~14 日)
第9回「第 60 回 女性管理職・中堅社員交流会
『ディスカッション他』」(平成 21 年 12 月 9 日)
14 名
13 名
11 名
第 10 回「第 20 回 企業経営者情報交換会議
『本業一筋腹八分』」(平成 22 年 1 月 20 日)
17 名
第 11 回「第 70 回 人事・総務担当者交流会
『クラウドコンピューティングと人事・総務業務への活用の方向性』」
(平成 22 年 2 月 19 日)
20 名
第 12 回「第 61 回 女性管理職・中堅社員交流会」
『同時通訳者としてみた遠くて近い日韓関係』
(平成 22 年 3 月 24 日)
10 名
・「KIP会ひろば」発行
区
分
8月、10月、1月
・メルマガ配信
区
分
4月~3月
号
第4号~6号
発行部数
600 部
号
第 150 号~177 号
配 信 数(3 月末現在)
22,525 件
新規ア KIP会トップセミナーの開催
KIP会会員をはじめとする県内中小企業の経営層に、「経済」「経営」「政治」「健
康」「地球温暖化対策」などに関する最新の情報をタイムリーに提供することを目的とする
セミナーを12月から開催した。
〔実施状況〕
開催日
テーマ
平成 21 年
12月17日
KIP 会トップセミナー①
「ムダに気付けば経営を変えられる」
PEC 産業教育センター
所長 山田 日登志氏
278 名
平成 22 年
3月 5日
KIP 会トップセミナー②
「鳩山政権と今後の政局の行方」
毎日新聞社特別編集委員
岸井 成格氏
117 名
講師
合
計
参加者数
395 名
新規イ KIP会勉強会の開催
類似する課題を抱える県内中小企業の新たなネットワークを構築することを目的として、K
IP会会員企業をはじめとする県内中小企業の経営者・管理者の皆さまを対象に、県内中小企業
によく見られる「課題」の解決や「弱点」の克服につながる実践的かつ実効性の高い情報を提供
する勉強会を開催した。
51
〔実施状況〕
開催日
内容(テーマ)
講師
平成 22 年
「販路開拓と営業力強化の進め方」
1月22日 (テーマ:不況に勝ち抜く販路開拓)
2月 2日
2月12日
経営士 佐藤 富夫氏
19 名
「財務面から経営力を強化する」
(テーマ:経営力を強めるための財務
を知る(資金力の充実))
経営士 小林 登雄氏
19 名
「販路開拓と営業力強化の進め方」
(テーマ:下請企業の販路開拓の方法)
経営士 高橋 栄一氏
25 名
経営士 阿部
10 名
「販路開拓と営業力強化の進め方」
(テーマ:小売・サービス業における
販路開拓と IT 活用)
「財務面から経営力を強化する」
(1)(テーマ:財務分析で経営力を知り
2月18日
改善を考える)
(2)(テーマ:計画的に財務構造を改善
する)
「中小企業のネット活用塾プレセミナ
ー」
(テーマ:インターネット集客術~自
2月26日
力でできる簡単ノウハウ・使
えるインフラ(システム回り)
とは~)
3月 2日
「財務面から経営力を強化する」
(テーマ:財務改善計画の作成)
合
一部新4
参加者数
計
満氏
経営士 小島 條太郎氏
経営士 石黒 不二夫氏
19 名
飄現舎 木村
剛氏
夢現舎 飯田 公司氏
30 名
経営士 小林 登雄氏
経営士 小島 條太郎氏
経営士 石黒 不二夫氏
9名
131 名
職員の能力開発(総務課)
県派遣職員の漸減に対応したマネジメント層の育成のための研修、KIPへの帰属意識の醸成
や職員のスキルアップのための研修等を行った。
〔実施内容〕
ア 中小企業大学校の研修への参加
KIP職員の能力向上のために、中小企業大学校が実施する各種研修課程に参加した。
研修カテゴリー
日 数 21 年度 20 年度 前年比(H21/H20)
20) 150.0%
5 日間
6人
4人
-
4 日間
0人
4人
中 小 企 業 経 営 支 援
33.3%
3 日間
1人
3人
-
2 日間
1人
0人
200.0%
5 日間
2人
1人
-
地 域 経 済 活 性 化 支 援
4 日間
0人
1人
-
2 日間
2人
0人
400.0%
中 小 企 業 施 策 普 及
2 日間
4人
1人
91.7%
その他(中小企業経営診断セミナー) 1 日間
11 人
12 人
103.8%
計
27 人
26 人
52
イ 外部機関による各種研修等への参加
KIP職員の能力向上のために、外部の研修機関が実施する専門研修に参加するととも
に、関係機関が団体職員等を対象に実施する各種研修に参加した。
実 施 機 関
日 数 参加人数
研修・講座等の内容
神 奈 川 県
1日間
5人
神奈川県商工労働部新採用・転入等職員研修
神奈川県公益法人
等連絡協議会
(株)PEC 産業教育
セ ン タ ー
1日間
2人
充実したセカンドライフに備えて
1日間
3人
特例民法法人の適用する会計基準と新公益法
人への移行対応について
1日間
3人
今後求められる公益法人のあり方
1日間
4人
部下を伸ばすコーチング
2 日間
×6 回
1人
トヨタ生産方式と作業改善実践トレーナー養
成講座
ウ 内部研修・勉強会の実施
職員のモラール向上を図るための研修を実施した。
実 施 機 関
日
数
対象
研修・講座等の内容
神奈川中小企業センタービル 1 日間×4 回 全職員 事故・不祥事防止に関する研修
内
万
葉
荘
1 日間
全職員 事故・不祥事防止に関する研修
新規5
公益財団法人移行認定へ向けての取組(総務課・経理課・経営企画室)
平成 20 年 12 月 1 日に施行された「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」に
基づく公益財団法人認定を平成 22 年度前半に受けるため、認定に向けた課題整理・申請書類作成
作業等を行った。
〔実施状況〕
・平成 21 年 11 月~
課題整理
公益財団法人移行後の定款(目的、事業内容、機関等)等の検討
・平成 22 年 1 月~
申請書類作成準備
・平成 22 年 3 月 26 日 定款及び諸規程案、最初の役員等選任案、最初の評議員選考方法等
議決(平成 21 年度第2回定時理事会及び第3回評議員会)
※必要に応じ、新日本有限責任監査法人からアドバイスを受けながら作業を進めた。
53
Ⅴ その他の事業
1 企業再生(再生支援協議会)(国受託事業)
経営状況が悪化し、地域経済や雇用への影響が懸念される中小企業者の再生への取組を促進す
るため、「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法」に基づいて設置されている
中小企業再生支援協議会において、中小企業支援の施策や人材、ノウハウ等を総合的に活用しな
がら、きめ細かな支援を行った。
(1) 全体会議の開催
社団法人神奈川県商工会議所連合会をはじめとする県内の中小企業支援機関を委員とする全
体会議を開催し、支援業務部門が実施する業務に対する助言・指導を行ったほか、関係機関
相互の連携を促進した。
・開催回数:年1回
〔実施状況〕
開催月日
開催場所
平成 21 年 6 月 16 日
内
神奈川中小企業
センタービル
容
参加機関
・平成20年度再生支援業務の事業報告
・平成21年度再生支援業務の事業計画
24 機関
24 名
*全体会議会長は2機関兹務、当センターは理事長、専務理事の2名参加。
*参加機関には2関係機関からのオブザーバーを含む。
(2) 支援業務部門による企業再生の支援
ア 専門家の配置
再生支援業務を効果的に実施するため、支援業務部門に統括責任者及び統括責任者補佐
を配置した。
・統括責任者(再生プロジェクトマネージャー) :1名
・統括責任者補佐(再生担当マネージャー) :7名
イ 再生相談(第1次対応)
支援業務部門のマネージャー及び事務局員が企業再生の相談に応じた。
〔実施状況〕
区
分
平成 21 年度
平成 20 年度
前年比(H21/H20)
一次対応企業
107 社
69 社
155.1%
数
ウ 再生支援(第2次対応)
協議会が再生支援を行うことが適当と認めた企業に弁護士や公認会計士、税理士、中小
企業診断士などの専門家を含めた個別支援チームを編成し、経営改善計画の策定や実行を
支援した。
〔実施状況〕
区
分
計画策定開始企業数
計画策定完了企業数
平成 21 年度
平成 20 年度
前年比(H21/H20)
22 社
12 社
8社
6社
275.0%
200.0%
2 地域力連携拠点(地域力連携拠点)(国受託事業)
小規模企業を含む中小企業の経営力向上、創業・再チャレンジ、事業承継といった今日的な課
題に対応するため、平成20年4月に設置した『地域力連携拠点』において、中小企業支援に実
績を有するコーディネーターを中心に地域支援機関等との連携により、幅広い支援を行った。
54
〔実施内容〕
(1) 経営力の向上支援事業の実施
〔支援内容〕
・経 営 革 新:経営革新計画承認企業のフォローアップ。
・地 域 資 源 活 用:地域資源を活用したブランド戦略を展開。
・農 商 工 等 連 携:農商工連携研究会を設置し、農産品の発掘、加工特産品の開発、販路開
拓等を展開。
・商店街の活性化:旧TMO等の活動をフォローアップ。商店街等の活性化事業、空き店
舗活用事業等の実施。
〔実施状況〕
経営革新計画承認企業のフォローアップ巡回訪問
区
分
21 年度
20 年度
訪問件数
96 件
82 件
企業数
90 社
72 社
前年比(H21/H20)
117.1%
125.0%
専門家派遣
区
分
訪問件数
企業数
21 年度
54 件
11 社
20 年度
30 件
4社
前年比(H21/H20)
相談会
区
21 年度
20 年度
5回
48 名
1回
9名
前年比(H21/H20)
500.0%
533.3%
21 年度
20 年度
9回
(内再委託 1 回)
333 名
(内再委託 33 名)
3回
(内再委託 2 回)
85 名
(内再委託 64 名)
391.8%
(内再委託 51.6%)
21 年度
20 年度
前年比(H21/H20)
5回
(内再委託 5 回)
6回
(内再委託 6 回)
5回
(内再委託 5 回)
6回
(内再委託 6 回)
100.0%
(内再委託 100%)
21 年度
20 年度
実施回数
10 回
11 回
参加者数
13 名
14 名
前年比(H21/H20)
90.9%
92.9%
21 年度
10 社
20 年度
1社
前年比(H21/H20)
1000.0%
分
開催回数
参加者数
セミナー
区
分
開催回数
参加者数
研究会
区
分
地域資源活用
農商工等連携
マッチング事業
区
分
施策活用実績
区
分
支援企業数
55
180.0%
275.0%
前年比(H21/H20)
300.0%
(内再委託 50%)
100.0%
(内再委託 100%)
(2) 創業、事業再生及び再チャレンジ支援事業の実施
〔支援内容〕
創業支援:金融機関等と連携した創業セミナー、相談会の開催、専門家派遣によるフォロー
アップ。
〔実施状況〕
専門家派遣
区
分
訪問件数
企 業 数
セミナー
区 分
開催回数
参加者数
21 年度
10 件
(内再委託 10 件)
2社
(内再委託 2 社)
20 年度
2件
(内再委託 2 件)
2社
(内再委託 2 社)
21 年度
8回
(内再委託 3 回)
延 681 名
(内再委託延 372 名)
20 年度
3回
(内再委託 2 回)
延 101 名
(内再委託延 90 名)
前年比(H21/H20)
500.0%
(内再委託 500%)
100.0%
(内再委託 100%)
前年比(H21/H20)
266.7%
(内再委託 150%)
674.3%
(内再委託 413.3%)
(3) 事業承継支援事業の実施
〔支援内容〕
・ 金融機関等と連携した事業承継セミナー、相談会、専門家派遣によるフォローアップ。
・ 事業承継のニーズ・シーズに係る情報収集、開業希望者等とのマッチングの実施。
〔実施状況〕
専門家派遣
区
分
21 年度
訪問件数
企業数
セミナー
区 分
前年比(H21/H20)
21 件
20 年度
15 件
4社
3社
133.3%
20 年度
5回
(内再委託 1 回)
234 名
(内再委託 70 名)
前年比(H21/H20)
160.0%
(内再委託-%)
145.3%
(内再委託-%)
21 年度
開催回数
8回
参加者数
340 名
マッチング事業
区 分
回
数
参加者数
21 年度
20 年度
-
-
1回
2名
140.0%
前年比(H21/H20)
-
-
(4) 拠点間連携事業の実施
県下8拠点が参加する連絡会議の開催。支援事業に係る情報交換。
〔実施状況〕
地域力連携拠点連絡会議
区 分
21 年度
20 年度
3回
回
数
3回
47 名
参加者数
56 名
56
前年比(H21/H20)
100.0%
119.1%
3 新現役チャレンジ支援(新現役チャレンジ支援神奈川事務局)(国受託事業)
大企業等の退職者及び近く退職を控えるシニア人材を「新現役」と位置づけ、新現役の
有する豊富な技術・ノウハウを地域・中小企業に活かすため、平成20年4月に設置した
『神奈川事務局』において、新現役人材の発掘・確保やスキルアップ等を図り、地域力連
携拠点や地域支援機関等と連携して、中小企業の支援ニーズに即したマッチングを実施し
た。
(1) 地域協議会の開催
神奈川県における新現役活用のための協議を行うために、地域力連携拠点、経営者団体など、
新現役のマッチングに関わる機関を委員とする協議会を開催した。
〔実施状況〕
区
分
回
数
参加者数
21 年度
2回
36 名
20 年度
2回
40 名
前年比(H21/H20)
100.0%
90.0%
(2) 人材活用・発掘委員会の開催
神奈川県における新現役活用のための協力・連携を推進するために、地域力連携拠点、経営
者団体など、新現役のマッチングに関わる機関を委員とする委員会を開催した。
〔実施状況〕
区
分
回
数
参加者数
21 年度
2回
35 名
20 年度
2回
46 名
前年比(H21/H20)
100.0%
76.1%
(3) フォーラムの開催
神奈川県における新現役活用促進の基盤となる新現役と企業等との交流を活発化するため、
神奈川事務局に登録する新現役を対象とするフォーラムを開催した。
〔実施状況〕
区
分
回
数
参加者数
21 年度
2回
182 名
20 年度
3回
317 名
前年比(H21/H20)
66.7%
57.4%
(4) 交流サロンの開催
神奈川事務局に登録する新現役を専門別などによりグループ分けした分科会を設け、新現
役相互の連携を深めるため、情報交換・交流を行った。
〔実施状況〕
区
分
回
数
参加者数
21 年度
4回
217 名
20 年度
4回
235 名
前年比(H21/H20)
100.0%
92.3%
(5) 新現役の登録
フォーラムやセミナーの参加者に登録を呼びかけたほか、新聞等への掲載など各種広報活動
を行うことより、新現役の登録を推進した。
57
〔実施状況〕
・新現役登録者数:917名(うち144名の登録削除あり)
平成21年度登録者数
区 分
登録者数
21 年度
332 名
20 年度
164 名
前年比(H21/H20)
202.4%
(6) 新現役と企業等のマッチング
新現役を活用するため企業等とのマッチングを推進した。
〔実施状況〕
区 分
ニーズ件数
マッチング件数
21 年度
458 件
448 件
20 年度
94 件
68 件
前年比(H21/H20)
487.2%
658.8%
4 緊急雇用創出事業(地域力活用センター)(県受託事業)
県から「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」を受託し、新規に失業者を雇用して、県内企業
の支援ニーズの把握や支援制度の普及等に取り組んだ。
〔実施状況〕
(1) ベンチャー企業等発掘調査事業
県内のベンチャー企業等の現状、支援ニーズ等を把握するための調査を実施し、その結果を
取りまとめるとともに、県内ベンチャー企業等を紹介する冊子を作成した。
・実
施
期
間:平成21年6月~平成22年3月
・実
施
体
制:統括コーディネータ1名、事務統括1名、発掘調査員14名
・アンケート調査の実施:県及びKIPの支援策等を活用した企業等 1,468社に送付、
うち回答 374件(回答率:25.5;%)
・ヒアリング調査の実施:アンケート回答企業のうち、305社
・ベンチャー企業紹介用冊子の作成:400部
(2) かながわ中小企業障害者雇用普及相談事業
県内中小企業を訪問し、平成20年12月に公布された「障害者の雇用の促進等に関する法
律の一部を改正する法律」の改正内容や障害者雇用制度等について周知を図るとともに、障害
者雇用の促進を図った。
・実 施 期 間:平成21年9月~平成22年3月
・実 施 体 制:コーディネータ2名、普及相談員19名
・訪問相談の実施:障害者の法定雇用率が適用される県内中小企業等(常用労働者56人
以上) 2,489社
(3) 中小企業活性化推進員配置事業
県内中小企業を訪問し、県やKIP等の中小企業支援施策の紹介や中小企業支援施策への意
見等についてヒアリングを行うとともに、雇用機会の掘り起こしを行った。
・実 施 期 間:平成21年10月~平成22年3月
・実 施 体 制:統括指導員1名、推進員10名
・企業訪問の実施:県内中小企業等 1,068社
58
■ 組
織
1 組 織 図
(平成 22 年 3 月 31 日現在)
理 事 会
会
長
理
専
事
務
監
事
長
理
事
評
常 務 兹 事 務 局長
総
議
員
務
会
部
企画・経営支援部
総
務
課
経
理
課
万
葉
荘
経
営
企
画
室
経営総合相談室
経営改善支援課
事 業 化 支 援 部
事 業 化 支 援 室
ベンチャー支援課
新事業展開支援課
事 業 振 興 部
設
備
助
成
課
取
引
振
興
課
県
湘
産 業 貿 易 部
央
南
支
支
所
所
国
際
経
済
課
販
路
促
進
課
山
下
町
支
所
神奈川経済貿易事務所
地域力活用センター
地域力連携拠点
新現役チャレンジ支援神奈川事務局
神奈川県中小企業再生支援協議会
59
2 職
員
(平成 22 年 3 月 31 日現在)
事
務
局
常務兹事務局長
構成職員数
1
(産業貿易部長兹務)
総
務
部
次
長
長
(総務課長兹務)
総
務
部
総
経
万
総
務
務
理
葉
部
課
課
荘
計
企画・経営支援部長
(経営企画室長兹務)
経 営 企 画 室
経営総合相談室
経営改善支援課
企画・経営支援部
企画・経営支援部計
事業化支援部長
次
長
(ベンチャー支援課長兹務)
事業化支援室
事業化支援部
3
5
5
14
1
1
4
14
1
(設備助成課長兹務)
1
設 備 助 成 課
取 引 振 興 課
支
所
7
8
3
20
長
(国際経済課長兹務)
国 際 経 済 課
販 路 促 進 課
支
所
神奈川経済貿易事務所
1
地域力連携拠点
4
4
1
1
11
1
(1)
新現役チャレンジ支援神奈川事務局
3
産 業 貿 易 部 計
担 当 部
地域力活用センター計
合
1
新事業展開支援課
事 業 振 興 部 計
次
地域力活用センター
7
4
22
35
ベンチャー支援課
事 業 振 興 部 長
次
長
産 業 貿 易 部
1
4
4
事 業 化 支 援 部 計
事 業 振 興 部
1
計
長
4
99
※( )は兹務職員数
60
3 外部専門家
(平成 22 年 3 月 31 日現在)
部
局
職
企画・経営支援部
専
門
名
相
談
配置人数
員
企画・経営支援部計
事業化支援部
12
マ ネ ー ジ ャ ー
4
インキュベートマネージャー
1
マーケティングアドバイザー
1
ビジネスコーディネータ
27
知的財産戦略統括コーディネータ
1
事 業 化 支 援 部 計
事業振興部
34
発 注 開 拓 専 門 員
10
取引マッチングコーディネーター
1
債 権 管 理 調 査 員
2
事 業 振 興 部 計
産業貿易部
貿
易
13
相
談
員
産 業 貿 易 部 計
地域力連
携拠点
地域力活用
セ ン タ ー
新現役チ
ャレンジ
支援
12
1
1
応援コーディネーター
2
チーフナビゲーター
1
ナ ビ ゲ ー タ ー
9
地域力活用センター計
統
括
責
12
任
者
1
統 括 責 任 者 補 佐
7
再生支援協議会
再生支援協議会計
合
計
61
8
80
4 役
員
(平成 22 年 3 月 31 日現在)
氏
名
所 属 団 体 名
会 長
神 谷 光 信
(財)神奈川産業振興センター
理事長
前 田 重 一
(財)神奈川産業振興センター
専務理事
上 島 保 則
(財)神奈川産業振興センター
理 事
森
洋
神奈川県中小企業団体中央会会長
理 事
小 林
賢
神奈川県商工労働部長
理 事
冨 田 幸 宏
湯河原町長
理 事
重 見 憲 明
川崎商工会議所副会頭
理 事
河 本 洋 次
相模原商工会議所会頭
理 事
木 村 忠 昭
横須賀商工会議所会頭
理 事
川 合 富 雄
(協)横浜総合卸センター理事長
理 事
関 戸 昌 邦
神奈川県商工会連合会会長
理 事
佐々木 謙 二
(社)神奈川県商工会議所連合会会頭
理 事
引 地 孝 一
神奈川県信用保証協会会長
理 事
和 田 義 盛
(社)神奈川県商店街連合会会長
理 事
八 幡 敬 和
(社)神奈川県経営診断協会理事長
理 事
中 島 信 明
(社)神奈川県工業協会会長
理 事
鷲 尾 和 行
横浜商工会議所常務理事
理 事
山 代
(株)ケイエスピー常務取締役
理 事
岩 崎 幸 雄
u-Kanagawa推進協議会会長
理 事
秋 山 佳 彦
(社)神奈川ビルヂング協会会員
理 事
山 本 組 雄
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
理 事
簑 原 利 憲
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
理 事
五十嵐 和 夫
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
理 事
高 木 紀世子
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
監 事
伊 藤
仁
元神奈川県出納長
監 事
虷 澤
力
公認会計士
節
62
5 評 議 員
(平成 22 年 3 月 31 日現在)
氏
名
所 属 団 体 名
廣 瀬 直 己
神奈川県工業振興協議会副会長
野 並
豊
神奈川県中堅工業協議会会長
増 田
篤
かながわモデル工場協議会会長
岡 本 康 英
神奈川県商業振興協議会副会長
山 本 道 昌
(協)横浜市中小食品スーパー連合理事長
南 出 健 一
神奈川県異業種グループ連絡会議議長
井 上
勉
神奈川県信用組合協会会長
斎 藤 寿 臣
神奈川県信用金庫協会会長
後 藤 次 郎
(社)横浜銀行協会専務理事
久 妻 芳 朗
日本政策金融公庫横浜支店長兹中小企業事業統轄
鈴 木
弘
(株)商工組合中央金庫横浜支店長
川 原
保
日本政策金融公庫横浜支店長兹国民生活事業統轄
村 松 信 二
信金中央金庫関東営業第1部長
前 角 典 男
厚木商工会議所異業種交流福祉グループ幹事
山 本 雄太郎
神奈川県市長会常務理事(兹)事務局長
栗 原 匡 賢
神奈川県町村会常任理事(兹)事務局長
花 田 英 一
(独)雇用・能力開発機構神奈川センター統括所長
椎 野 栄 一
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
高 橋 保 一
(財)神奈川産業振興センターKIP会副代表
馬飼野 信 一
神奈川県産業技術センター所長
63
6 理事会開催状況
臨時理事会
区
日
分
時
書面表決書提出者
審議事項
内
容
平成 21 年 6 月 1 日
理事 24 名
第 1 号議案-役付役員の互選について
臨時理事会
区
日
分
時
書面表決書提出者
審議事項
第 1 回 定時理事会
区
分
日
時
場
出
所
席
者
審議事項
内
容
平成 21 年 9 月 11 日
理事 24 名
第 1 号議案-評議員の選任について
内
容
平成 21 年 5 月 27 日
神奈川中小企業センタービル 13 階 第二会議室
理事 18 名(書面表決 6 名) 監事 2 名
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
第5号議案
第6号議案
第7号議案
平成20年度事業報告書(案)について
平成20年度決算諸表(案)について
財団法人神奈川産業振興センター新中期経営計画(案)について
平成21年度事業計画書(変更案)について
平成21年度収支補正予算書(案)について
財団法人神奈川産業振興センター規程の改正(案)について
財団法人神奈川産業振興センター評議員の選任について
64
第 2 回 定時理事会
区
日
分
時
場
出
席
内
容
平成 22 年 3 月 26 日
所
神奈川中小企業センタービル 13 階 第二会議室
者
理事 12 名(書面表決 10 名) 監事 2 名
報告事項
(1)財団法人神奈川産業振興センター規程の改正に係る専決について
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
第5号議案
第6号議案
審議事項
平成21年度収支補正予算(案)について
財団法人神奈川産業振興センター規程の改正(案)について
平成22年度事業計画(案)について
平成22年度収支予算(案)について
平成22年度長期借入金借入限度額(案)について
公益認定の申請について(案)
・公益法人移行後の定款(案)について
・公益法人移行後の諸規程類の制定及び改正(案)について
・公益法人移行後の最初の役員の選任について(案)
・公益法人移行後の最初の代表理事、業務執行理事の選任につ
いて(案)
第7号議案 公益法人移行後の最初の評議員の選任方法について(案)
・財団法人神奈川産業振興センター最初の評議員選考委員会設
置規程(案)について
・最初の評議員選考委員会委員の選任について(案)
・公益法人移行後の最初の評議員候補の選任について(案)
65
7 評議員会開催状況
第 1 回 評議員会
区
日
分
時
場
所
内
平成 21 年 5 月 27 日
神奈川中小企業センタービル 13 階 第二会議室
出 席 者
評議員 13 名(書面表決 6 名)
諮問事項
諮問第1号
諮問第2号
諮問第3号
諮問第4号
諮問第5号
諮問第6号
平成20年度事業報告書(案)について
平成20年度決算諸表(案)について
財団法人神奈川産業振興センター新中期経営計画(案)について
平成21年度事業計画書(変更案)について
平成21年度収支補正予算書(案)について
財団法人神奈川産業振興センター規程の改正(案)について
第 2 回 評議員会
区
分
日
時
書面表決書提出者
諮問事項
容
内
容
平成 21 年 6 月 1 日
評議員 20 名(書面表決 20 名)
理事の選任について
第 3 回 評議員会
区
日
分
時
場
出
席
内
容
平成 22 年 3 月 26 日
所
神奈川中小企業センタービル 13 階 第二会議室
者
評議員 13 名(書面表決 5 名)
報告事項
諮問事項
(1)公益法人移行後の最初の評議員の選任方法について
・財団法人神奈川産業振興センター最初の評議員選考委員会設置規程
について
・最初の評議員選考委員会委員の選任について
・公益移行後の最初の評議員候補について
(2)財団法人神奈川産業振興センター規程の改正に係る専決について
諮問第1号 平成21年度収支補正予算(案)について
諮問第2号 財団法人神奈川産業振興センター規程の改正(案)について
諮問第3号 平成22年度事業計画(案)について
諮問第4号 平成22年度収支予算(案)について
諮問第5号 平成22年度長期借入金借入限度額(案)について
諮問第6号 公益認定の申請について(案)
・公益法人移行後の定款(案)について
・公益法人移行後の諸規程類の制定及び改正(案)について
・公益法人移行後の最初の役員の選任について(案)
66
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