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分解しないもの

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分解しないもの
○EM ボカシ
米ぬかともみがら、EM1 号と糖蜜を混ぜて発酵させたものです。
または、ホーム ○密封式バケツ容器 中にしきりが付いていて、発酵液が底に貯まるような構造。
発酵液を取り出せるようコック(蛇口)が付いたものが便利。
※EM ボカシを自ら作る場合
○EM1号(EM 菌液)
、糖蜜
○米ぬか
○もみがら
※分解しないもの(堆肥にならないもの)
ビニール袋、ラップ、アルミ容器、アルミ箔、つまようじ、割りばし、タバコの吸殻、
ペット用砂、シート、新聞紙、チューインガム!とうもろこしの芯、梅干しや果物の
固い種、肉の骨。
※堆肥に向かないもの
塩分を多量に含むもの(漬物・塩辛など)、腐ってしまった生ごみ。
※分解に時間がかかるもの
たまねぎの茶色い皮、すいかやメロンの皮(小さく切る)。
ごみ減量キャラクター
エコアちゃん
EM菌を活用した生ごみ堆肥づくりは、2段階の作業により堆肥として活用出来ます。
第1段階:生ごみを EM ボカシと混ぜ、密封保存できる専用バケツで処理する過程
(この段階の生ごみは、発酵してはいるものの、形状は変わらずそのままでは堆肥として
使うことが出来ません。
)
第2段階:土と合わせ熟成させる過程
(土の中の微生物やボカシの微生物により分解され、堆肥化されます。
)
☆ステップ1
専用バケツでの処理過程☆
新聞紙
① 専用バケツを備え付ける
専用バケツを備え付け、バケツ内の目皿の上
に新聞紙を敷き、EM ボカシを敷く。
※新聞紙を敷くことで目詰まりを防ぐとと
もに、液肥が濾過され、生ごみの残渣等が
入るのを防ぐ。
※新聞紙を敷いた上にネットの袋をバケツ
の内側に入れ、その中に EM ボカシを敷い
ても良い。後で、ボカシあえを取り出すと
きネットごと取り出せて、便利です。
② 生ごみと EM ボカシを入れる
生ごみは十分に水を切るとともに、速やかに
専用バケツに入れ、EM ボカシをふりかける。
しゃもじなどで EM ボカシが混ざるようか
きまぜ、生ごみを押して内部の空気をおしだす
ようにする。専用バケツのフタで密封する。
③ 発酵液を取り出す
生ごみを投入してから1週間程度で、バケツ
の底に発酵液が、たまり始めますので、その都
度取り出し、発酵液の使い方を参考に使用して
ください。(※発酵液は酢のような臭いがしま
す。)容器に生ごみが8分目になるまで、②か
ら③の行程を繰り返す。
④ 発酵続ける
さらに直射日光を避け、密封し、1(夏)~2
(冬)週間程発酵を続ける。
不快でない臭い(漬け物のような臭い)であ
れば、できあがりです(※できたものを「ボカ
シあえ」といいます。)
。
バケツの内側に
ネットを使う
のも便利
EMボカシ
生ごみは水切
りし、新鮮な
うちに投入
容器の8分目
ほどまで投入
を継続
EM
ボカシ
EM ボカシを
ふりかけ
よく混ぜる
発酵液を
取り出す
直射日光を避
け1~2週間
発酵継続
※発酵液は液肥
などに利用可能
これで、できたものを「ボカシあえ」といいます。
生ごみの形はほとんどかわりません。
漬け物のような臭いがします。
ワン ツー スリー
◎庭や畑に埋める
※ 数週間おくと分解し堆肥と
して使えます。
更に長くおくことにより
形がなくなり完熟の堆肥
となります。
土
※ 堆肥になる期間は気象や土
土とよく混ぜ
合わせます
壌条件により変わります。
うね間や株間に
☆ステップ2
土と合わせ熟成させる☆
ステップ1の「ボカシあえ」
(※生ごみをEMボ
カシで数週間処理したもの)は、下記により土と
混ぜることによって、土壌微生物などによって急
速に分解し、堆肥になります。
◎庭や畑のうねの間に埋める方法
① 植木の近くや野菜のうねの間等の土に穴を
掘りボカシあえを埋める
② ボカシあえは土とよく混じるように入れ、
土をかぶせる。
③ 数週間後には分解し堆肥となっている。
※ 直接植物の根にふれないように離して
埋める。ボカシあえが酸性であること
や、急速に分解する際に嫌気的になり、
根腐れを起こす場合がある。
※ 動物が掘り起こす場合があるので、土を
十分かけることや動物が近づけないよ
うにする必要がある。
土+ボカシあえ
土と混ぜ埋める
(生ごみ+EM ボカシ)
◎プランターを活用
ビニールなどで覆う
土
赤玉土などのごろ土
土
ボカシあえ
(土とよく混ぜた生ごみ
◎コンポスターを活用
土と生ごみ
(ボカシあえ)を交互に
入れていきます。
臭いや虫には
畑の土等をかぶせると
効果的!!
◎プランターを活用する場合
① プランターの底に赤玉土などのごろ土を数
㎝程度の厚さに入れる。
② ボカシあえと土(園芸用などの土)を入れ、
良く混ぜる。
③ 更に土をかぶせ、適度な水分を保つため、
ビニールなどで覆う。
④ 1月以上経過すると、ボカシあえは分解し、
黒い堆肥となり、種や苗を植えることが、
出来るようになります。
◎コンポスターを活用する場合
① 底にEMボカシを数㎝程度敷き詰め、ボカ
シあえを入れる。
② 時々畑の土を入れ、サンドイッチ状に入れ
ていく。
③ 時々スコップなどで、かき混ぜると分解が、
早まる。※臭いがする場合があるが、畑の
土をかぶせることによって、解消されます。
④ コンポスターが、いっぱいになってから、
1年から2年程度置くことによって、黒く
良質な完熟の堆肥になります。
EM ボカシ ○EM バケツに生ごみと EM ボカシを入れ、発
生ごみ
酵させる過程を省略し、直接コンポスターに
生ごみを入れ、EM ボカシをふりかけてもよ
い。
○この場合 EM バケツでの発酵中に出る液を活
用出来ない。発酵液を液肥や洗浄剤として利
用する必要のない方はこの方法が簡便で手
間がかかりません。
米ぬかともみがらで作る場合の原材料
米ぬか
4kg
8kg
12kg
16kg
20kg
もみがら
1kg
2kg
3kg
4kg
5kg
水
0.5 ㍑
1㍑
1.5 ㍑
2㍑
2.5 ㍑
EM1 号
8ml
15ml
23ml
30ml
38ml
糖蜜
8ml
15ml
23ml
30ml
38ml
①必要な水量の 1/3 程度のお湯(60℃前後)に上記分量の糖蜜を入れ良く溶かす
②残りの分量の水を入れ 45℃以下にし、EM 菌(EM1 号)を入れよく混ぜる。
③分量の米ぬかともみがらを良く混ぜ合わせ後、②の溶解液をじょうろ等で均一にか
け、良く混ぜる。
(団子状に丸めて、ホロリと崩れる位の固さが目安)
④厚手のビニール袋に入れ、空気を追い出すように押し、ひもで密封し、更に米袋など
に入れ、冷暗所に1ヶ月程度保存。夏場は 20 日程度で熟成する。甘酸っぱい発酵臭
があれば、完成です。(白い菌子状のカビは良性ですが、黒いカビが出た場合は失敗
なので処分する。
)
⑤ボカシを長期保存する場合は、陰干しし、良く乾燥させてから保存する。
※ペットボトルの蓋1杯(7ml)を目安とすると量りやすい。
EM バケツでの発酵時にでる液(発酵液)は、原液または 500 倍程度に薄め、トイ
レやお風呂場などの洗浄用に使うことが出来ます。 また、500~1000 倍程度に薄め、
植物の液肥として活用することが出来ます。
EM 生ごみ発酵液(液肥)活用の目安
希釈倍率
場 所
用 途
使用量
使用方法
浴 槽
50~100mℓ
使用後に入れて、追焚きする
洗濯機
20~50mℓ
洗濯する毎に入れる
便器の中・回り
適 量
随 時
水タンク(キャップ2杯)
20~50mℓ
2~3回/週
汲み取り貯留槽
20~50mℓ
随 時
庭
池・金魚鉢
20~50mℓ
随 時
室 内
革製品のカビ
適 量
10 日おきに
カーペット・畳
軽く湿る程度
1~2ヶ月間1~2回/週
下駄箱
適 量
適 時
台 所
三角コーナー流し
適 量
随 時
風呂場
黒カビ
適 量
随 時
ペット
ペットのトイレ
適 量
随 時
室 内
加湿器
適 量
随 時
洗面所
洗面排水
適 量
随 時
台所全体・冷蔵庫
適 量
随 時
排水口
適 量
随 時
ペット
ペット・体臭
適 量
ブラッシング時
トイレ
トイレ室内
適 量
拭き掃除時にスプレー
風呂場
原 液
トイレ
関係
室 内
10~50 倍
200~500 倍
500 倍
台所
まわり
500~1000 倍
庭・畑
庭木・花・野菜
適 量
植物に直接液肥をかけず、
根本にかけてやる
1~2回/週
1000 倍
庭
播種・移植
適 量
1回
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