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DCD-PRO500

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DCD-PRO500
DCD-PRO500
DUAL CD PLAYER
取扱説明書
株式会社サウンドハウス
〒286-0044 千葉県成田市不動ケ岡 1958
TEL:0476(22)9333 FAX:0476(22)9334
1
2
はじめに
この度は、American DJ 社製の DCD-PRO500 CD プレイヤーをお買い上げ頂き誠に有
り難うございます。DCD-PRO500 は、抜群の耐久性と高性能を兼ね備えデュアルCDプレ
イヤー最新バージョンです。
DCD-PRO500 の性能をフルに発揮させ、末永くお使い頂く為に、ご使用になる前にこの
取り扱い説明書を必ずお読み下さい。尚、お読みになった後は、保証書と一緒に大切に保
管して下さい。
■
ご使用の前に
1.
この取り扱い説明書にしたがって操作して下さい。
2.
水には大変弱いので、雨などがかからないよう充分ご注意下さい。
3.
内部には精密な電子部品が多数実装されています。移動及び輸送時には大きな衝撃が
■
加わらないようにして下さい。
4.
本機の設置場所は直射日光の当たる場所やストーブの直前など、高温になりやすい場
所を避け、なるべく通気性の良い場所で御使用下さい。
5.
定格電圧 AC100V,50/60Hz で御使用下さい。
6.
電源コードは機材への挟みこみ等、無理な力が加わらない様御注意下さい。
7.
信号の入出力端子に、許容範囲を越える異常電圧が加わらない様にして下さい。
8.
故障や感電事故を防止すると共に、性能を維持する為にも、ケースを開けて内部に触
れたりしないでください。修理が必要な時には、販売店もしくは輸入代理店までお問
い合わせ下さい。
3
■
主な機能
■
? 8x オーバーサンプリング 1 ビット D/A コ
ンバーター
? ビート・カウンター
? オート・キュー
? 1/75 秒フレームサーチ
? リアルタイム・キュー
? 4 種スピード・スキャン
? ピッチ・ディスプレイ
? ダイレクト・トラック・アクセス用ボタン
? 20 プログラマブル・トラック
? メモリー可能な 40 キュー・ポイント
? RCA(ピン)コアキシャル・デジタル出力
? フェダーQスタート機能・フェーダース
トップ・連続プレーバック(コントロー
ル端子使用)
? 大型 LCD ディスプレイ
? フェーダーQ スタート・コントロール (a)
? シームレス・ループ
? サンプラー(フォワード/リバース・サン
プリング)
? BOP エフェクト(b)
? フリップ・フロップ(連続プレイバック
可能)( c)
? 60 秒トランスポート保護機能(d )
? スリープモード(e )
? +/−8,12,16% ピッチ値 (調節可能 )
? ジョグシャトル・ピッチベンド:+/− 16%
? メモリーバックアップ設定・接続( f)
? インスタント・スタート(再生ボタンを
押した直後に曲がスタートします)
? 片面にキュー(フラッシュ・スタート・
ボタン) 6 つ付
(a) フェーダーQ スタート・コントロール
この機能は American DJ 製キューシリーズ・ミキサーのフェーダースタートと一緒に使用しま
す。付属の標準のミニプラグを使って CD プレーヤーの DISK 1の出力端子をミキサー後部にあ
る“A ”プレーヤーのコントロール入力端子に接続します。次に付属のもう一つのミニプラグを
使って CD プレーヤーの DISK2 の出力端子をミキサー後部の“ B”プ
レーヤーのコントロール入力端子に接続します。ミキサーのフェーダー
を左右に動かして、DISK1 と DISK2 をそれぞれ再生したり、一時停止
することができます。言い換えれば、ミキサーのクロスフェーダーが左
にあって右に 20 %動かした場合、DISK2 の再生が始まり、ミキサーの
クロスフェーダーが右にあって左に 20%動かしたい場合は DISK1 の再
生が始まります。この機能でスクラッチ同様の効果を得ることができま
す。CD プレーヤーの両サイドに CUE ポイントを保存したら、ミキサ
ーのクロスフェーダーを前後に動かせば、異なった歌やサンプルを素早
く呼び戻すことができます。新しい CUE ポイントは CD プレーヤー上
で(1.19.20 )
、簡単に選ぶことができます。
“Q”START CONTROL は
使いやすく、この機能を使いこなせば音楽に驚くような効果を与えるこ
とができるでしょう。
(b) BOP エフェクト
BOP エフェクトボタンには 2 つの機能が付いています。まず一つめは
Stutter Effect で、サンプラーと同じ音を出します。もうひとつはメモ
リーに入っている最後のキュー・ポイントに戻す機能です。 BOP エフ
ェクトで素晴らしいエフェクトを得ることができ、また簡単に作ることができます。
4
1.
PLAY/PAUSE ボタン( 25 )を押します。すると音楽が再生され、PLAY/PAUSE ボタン
の LED が点灯します(図 3 )
。
2.
BOP エフェクトをおこしたいポイントで IN REAL TIME CUEボタンを (19)を押します。
3.
BOP ボタンを押します。BOP ボタンをどれだけ素早く押すかによって Stutter エフェク
トをつくりだし、断続的にキュー・ポイントに戻します。
(c) FLIP-FLOPCD
プレーヤーの A トラック又は、CD が終わると、 CD プレーヤー B が直ぐに再生し始めます。
1.
フリップ・フロップシングル・トラック
まず始めに、ミキサーのクロスフェーダーを中央の位置にセットします。次に CD プレ
ーヤー A と B を LCD 画面(27 )上でシングル・モード( 1)にします。次に CD プレー
ヤーA にある再生ボタン(25)と CD プレーヤーB にあるキューボタン(15)を押しま
す。プレーヤー A のシングル・トラックが終わると、プレーヤー B が自動的にキューと
再生を始めます。プレーヤー B のトラックが終わると DCD-PRO500 の“フリップ・フ
ロップ”機能が働きプレーヤーA に戻ります。
2.
フリップ・フロップ CD 全体
シングル・トラックのフロップ・フロッピングと同様の手順を踏みますが、両方のプレー
ヤーの LCD 画面( 27)で“シングル・モード”
(1)が点灯していないかどうか必ず確認
して下さい。
3.
フェーダーQ スタート・ミキサーを使って DCD-PRO500 をフリップ・フロップする
“フェーダーQ スタート・コントロールの接続手順に従って下さい。
4.
フェーダーQ スタート・ミキサーを使わずに DCD-PRO500 をフリップ・フロップす
コントロール・ユニットのリアパネルには “コントロール”と書かれた入力端子が 2 つ
付いています。 Side 1を Side 2につなぐステレオ・ミニプラグが付属しています。
(d) 60 秒トランスポート保護
トランスポートが開いた状態で 60 秒以上経過すると自動的に閉じます。
(e) スリープ・モード保護
ポーズまたはキュー・モードに置いて 15 分停止すると、 CD ドライブが自動的にスリープ・モー
ドになります。この機能はレーザーピックアップ・ダイオードを停止させる為、機材の寿命を延
ばすことができます。再スタートさせるには CUE ボタンか、PLAY ボタンを押して下さい。
(f) MEMORY バックアップ
電源が抜かれても、この機能により最後の設定を自動的に保存します。間違ってトランポートを
開けたり電源を落としてもキューポイントは記憶されています。キューのメモリーは新しい CD
を再生するか、または MEMORY ボタン(2)を3- 4秒程押し続けることにより消去されます。
2
■
スイッチについて
1.
SGL/CTN
■
一つのトラックを再生するか、または、全てのトラックを順番に再生するかをこのボ
タンを押して設定します。
2.
OPEN/CLOSE
このボタンでディスクの出入れをします。開く時は押し、閉めるときは再度押します。
ポーズの状態でないとトレイは開きませんのでご注意下さい。
3.
メモリー・キュー
ディスクを入れトレイを閉めてから“MEMORY CUE”ボタンを押します。トラック
を読込む前にディスクのキュー・メモリーを保存します。この時、片面に付き最大 40
個のキュー・メモリーの保存が可能です。LED には“STORE”と表示され、サンプル・
ループまたはキュー・ポイントが保存されていればそれらを呼び出します。
4.
キュー・ボタン 1∼6
7 つのキュー・ポイントをメモリーに保存することができ、1∼6 のキュー・ボタン(4)と
メインのキュー・ボタン(15)が付いています。
4-1 キューの保存: IN/R キューボタンを押すか、ジョグ・ホィールを使い、一時停止
の状態でジョグ・ホイールを時計周りまたは反時計周りに回してフレームを選択し、
使用したいフレームで再生ボタンを押し、キュー・ポイントをセットします。
4-2 メモリー・キュー・ボタンとキュー・インジケーターが点灯して使用したいキュー
ポイントの選択を待ちます。そしてキューボタンがセットされるとメモリー・キュー・
ボタンが自動的に点灯します。
4-3 キューをリセットすれば 1 つ前のキュー・メモリーを呼び出すことができます。
注意:メモリー・インジケーター(メモリー容量)がフルになっている時は CUE1−CUE6
を保存することはできません。
5.
FLIP-FLOP
この機能をオンにすると、(CD プレーヤーがシングル・モードになっている場合)トラ
3
ックが 1 つ終了した時に次の CD をインスタント・スタートさせます。
6.
COUNTER ボタン
BPM モードにおいて、曲のビートに合わせてボタンをタップし、BPM を決めます。
BPM は LCD ディスプレイ(8,33) に表示されます。
7.
BLUE BEAT LED
この LED は対応する CD ユニットから流れる曲のビートに対して点滅します。
8.
BPM ボタン
BPM とピッチの%値の表示を切り替えます。この時アクティブになっている表示が
LCD 画面に表示されます。COUNTER ボタン(6)を使って、モードを変えます。BPM
またはピッチモードが LCD 画面に表示されます(37・38・40)。
9.
TIME ボタン(GO TO TIME)
この TIME ボタンスイッチを使って ELAPSED TIME (再生時間)、 REMAINING
TIME(トラック残り時間)そして TOTAL REMAINING TIME(ディスク残り時間)を
選択します。このボタンを 2 秒間押し続ければ特定の分数(時間)に飛ぶことができ
るのでダイレクト・アクセス・ボタンを使って時間を選択して下さい。
例:CD プレーヤーのディスク 1 を再生している時に、サイド 1 の TIME BUTTON を
2 秒間押し続けると LCD 画面には 00 00 00 と表示されるので、ダイレクト・アクセス・
ボタンを使って時間を選択します。すると自動的に選択した時間に行きます。
10. PROGRAM
このボタンを押すと CD が停止しプログラムモードに入り、「PROGRAM」がディスプ
レイに表示されます。 SKIP ボタンを使ってプログラムするトラックを選択し、
PROGRAM ボタンを使ってプログラムを選択します。30 トラックまでプログラムする
ことができます。PLAY ボタンを押してプログラムを始めます。プログラムモードを解
除するにはユニットが停止しているときにプログラムボタンを 2 秒以上押し続けるか、
ディスクトレイを開く、もしくは電源を切って下さい。
11. ピッチ LED(ピッチ・ボタン)
ピッチ・スライダーをアクティブにするボタンです。
12. ピッチ%
ピッチは±8%、±12%もしくは±16%で変更できます。PITCH LED が点灯するまで
PITCH ボタンを押します。LED が点灯していなければピッチは変更できません。変更
したいピッチ%になるまで PITCH ボタンを押してピッチ%を変更します。ボタンを
押すごとに LCD 画面には現在のピッチ%が表示されます。
13. JOG WHEEL(内部ホイール)
内側のジョグホイールは二つの機能を持っています。
A.このジョグホイールを使って、CD が再生されずにポーズまたはキューポイントで停
止している際にフレーム・サーチ用のコントローラーとして用います。新しいフレ
4
ームのキューポイントを設定するためには、ホイールをまわして PLAY ボタンを押
します。そして CUE ボタンを押してキューポイントに戻ります。
B.ピッチベンド・コントローラーとして使用することもできます。右方向に回すとピ
ッチを 16%まで上げることができ、左方向に回すと-16%まで下げることができます。
ピッチベンドはどれくらいホイールを早く回すかによってその量が決められます。
14. SHUTTLE WHEEL(外側ホイール)
このシャトルを使って早送り 3 倍速、巻き戻し 3 倍速でサーチすることができます。
どちらかの方向にシャトルを回せば回すほどより早くサーチすることができます。
15 CUE
再生している際に CUE ボタンを押すと、元の位置に戻ります。キューポイントを設定
する前にポーズボタンが使われていた場合はその場所がキューポイントになります。
PLAY ボタンと CUE ボタンを交互に押すことにより同じ位置から何度も CD をプレイ
バックすることができます。キューの LED はキューボタンが押されてから CD がはじ
めの位置にリセットされるまで点灯し続けます。LED が点灯したままになっているの
は準備状態であることを示しています。CUE ボタンを押して CD を再生します。CUE
ボタンから手を放すと CUE ポイントへ戻ります。CUE ボタンをタップして BOP
EFFECT を作ることもできます。
16 TRACK ボタン(BACK SKIP)
このボタンを使って再生するトラックを選択します。
17 IN REAL TIME ボタン
このボタンで再生を止めずにキュー・ポイントを設定します。ループの設定にも使い
ます。
18 OUT/EXIT ボタン
ルーピングしている際に終了するポイントを設定します。OUT/EXIT ボタンを押すと
ループが繰り返し再生続けます。ループを停止する際には OUT/EXIT ボタンを再度押
します。
19 TRACK ボタン(FORWARD SKIP)
このボタンを使って再生するトラックを選択します。
20 RELOOP ボタン
ループが作成された後も CD プレイヤーがループモードになっていない時に RELOOP
ボタン( 20 )を押してシームレス・ループを再起動することができます。その時
RELOOP が LCD ディスプレイに表示されます。ループを停止する際は OUT/EXIT ボ
タン(18)を押して下さい。
21 BOP
Stutter エフェクトで最後に使用したキューを再生します。
22 DISK1 選択キー(0∼9)
5
CD ドライブ 1 の“NUMBER KEY”の機能をアクティブにします。
23 NUMBER KEY(0∼9)
このボタンはダイレクト・トラック・アクセスに使用します。また選択した CD の特
定の時間数にジャンプすることができます。
24 DISK2 選択キー(24)
CD ドライブ 2 の“NUMBER KEY”の機能をアクティブにします。
25 PLAY/PAUSE ボタン
このボタンを押すたびに再生→一時停止または一時停止→再生に変わります。
26 (−)PICH BEND
(−)ボタンを押すと再生中に CD の BPM がスロー・ダウンします。再生している 2
枚の CD のビートをマッチさせたり、外部機器で再生中の音源のビートとマッチさせ
ることが可能になります。これは一時的な機能で、ピッチ・ボタンを離すと BPM は自
動的にピッチを選択したスライダー(12)に戻りるということを覚えておいて下さい。
2 台の CD プレイヤーを再生しているときにピッチベンド機能を使い、各ディスクのピ
ッチをマッチングさせた後でベースのビートをマッチングさせることができます。ピ
ッチを早めたり遅らせたりして他のプレーヤーに合せることが可能です。他のプレイ
ヤーに対してこの様にピッチを変更することによりビートをマッチングさせることが
できるのです。
27 LCD 画面
すべての機能を画面に表示します。幾つかの角度から見やすいようになっています。
表示アイコンについては次のセクションで説明します。
28 (+)PICH BEND
(+)ボタンを押すと再生中に CD の BPM が一時的に上がります。再生している 2 枚
の CD のビートをマッチさせたり、外部機器で再生中の音源ビートとマッチさせるこ
とが可能になります。これは一時的な機能で、ピッチ・ボタンを離すと BPM は自動的
にピッチを選択したスライダー(12)に戻りることを覚えておいて下さい。2 台の CD
プレイヤーを再生しているときにピッチベンド機能を使って各ディスクのピッチをマ
ッチングさせた後でベースのビートをマッチングさせることができます。ピッチを早め
たり遅らせたりして他のプレーヤーに合せることが可能です。他のプレイヤーに対して、
この様にピッチを変更することによりビートをマッチングさせることができます。
29 PITCH
このボタンで PITCH SLIDER(12) を起動させます。PITCH%は 8%、12%、16%の中
で変更可能です。8%では最小限のピッチ値が、16%では最大限のピッチ値が得られま
す。PITCH ボタンの上の LED はピッチ%を表示します。赤色が点滅している時は 8%、
だんだんと緑色になっていく時は 12%、だんだんと赤くなっていく時は 16%であるこ
とを表しています。
6
■
LCD ディスプレイについて
■
30 PLAY インジケーター
再生の際にインジケーターが点灯します。
31 PAUSE インジケーター
ポーズまたはキューモードの際に PAUSE インジケーターが点灯します。
32 キュー・インジケーター
キュー・ボタンを押すと点灯し、ループを押すと点灯します。
33 PROGRAM インジケーター
モードの選択時と再生時に点灯します。
34 シングル・インジケーター
CD ドライブがシングル再生モードであることを表示し、再生が終わるとキュー・モー
ドに戻ります。シングル・インジケーターがオンになっておらずドライブが連続モー
ドになっていると、ドライブは CD のトラックすべてを再生し、最後のトラックの再
生が終わるとキュー・モードに戻ります。
35 トータル・インジケーター
LCD 画面にトータルが表示されている時は、時間表示(47)には CD 全トラックの残
り時間の総計が表示されます。
36 REPEAT インジケーター(REPEAT1/REPEAT ALL)
一回のみのリピートまたは、連続的にリピートしている間、点灯します。
37 BPM インジケーター
BPM が作動している時に点灯します。
38 PITCH インジケーター
BPM/PITCH メーター(40)には PITCH%値を表示します。
39 LOOP
ループが作動しているときにこのインジケーターが点滅します。 LOOP 再生中は
LOOP インジケーターが点滅します。
40 BPM/PITCH メーター
BPM またはピッチの%値を表示します。これは LCD 画面の BPM(37)又は PITCH
7
(38)に表示されます。
41 サンプルバンク・インジケーター
どのサンプルが保存されているのかを表示します。注意:最後に再生したサンプルは
LCD 画面で点滅します。
42 RELOOP インジケーター
LOOP が作動しているときに表示されます。LOOP 再生中、LCD 画面上では LOOP
が点滅します。
43 トラック・インジケーター
現在再生中またはキューされているトラックを表示します。
44 メモリー残量表示
キュー・メモリーの残量が空かフルかを表示します。
45 再生時間表示
このインジケーターがオンになっている時、時間表示(47)には現在のトラック再生
時間が表示されます。
46 タイム・バー表示
ELAPSED (再生時間)、REMAINING(残り時間)の時間の長さをバーで表示します。
47 タイム・メーター
総再生時間、CD 又はトラックの残り時間を表示します。選択した機能によって表示時
間が変わります。
8
■メインユニット&プレーヤーユニット・リアパネル■
48 DIGITAL 出力端子
この端子でデジタル出力を MD、または CD-R 機器に接続します。
49 POWER CONNECTOR/FUSE
ヒューズ用のフォルダーです。同タイプのヒューズといつでも交換可能です。
50 50 番ヌケ!!!!!
51 REMOTE1&2
付属の 8 ピンケーブルを使ってメインユニットの REMOTE1 とコントロール・ユニッ
ト(48)の REMOTE1 を接続します。REMOTE2 についても同様です。
52 AUDIO 出力 R&L
左右の出力端子です。ピンケーブルを使って外部のミキサー入力に接続します。
53 ドライブ・ユニット・リモート
付属の 8 ピン・ケーブルでメインユニット(51)の REMOTE1 とコントロール・ユニ
ットの REMOTE1 を接続し、ドライブ・ユニットの REMOTE2 とコントロール・ユニ
ットの REMOTE2 を接続します。
54 CONTROL
ミニプラグでコントロール・ユニット後部の CONTROL 出力端子とミキサーのコント
ロール出力端子をつなぎます。フェーダーQ スタート付の全てのミキサーで使用でき
る機能です。
9
■
基本動作
1.
OPEN/CLOSE
■
?
電源を入れた時のみ操作することができます。
?
OPEN/CLOSE(2)ボタンを押してディスクト
レイの開閉を行います。このボタンはメイン・
ユニット/コントロール・ユニットの両方に付い
ています。PLAY ボタン(25)を押すとディス
クトレイは自動で閉まります。
?
トレイが 60 秒以上開いていると自動的に閉じ
て一時停止状態になります。誤って
OPEN/CLOSE(2)が押してしまっても支障が
ないように再生中にトレイを開けることはで
きません。まず、再生を止めてから
OPEN/CLOSE ボタンを押して下さい。
2.
ディスクのローディング
?
ディスクの端を持ちながらディスクトレイに
ゆっくり挿入します。
?
ディスクの光沢面には触れないで下さい。
?
12cmCD の 場 合 は 外 側 の 線 に あ わ せ て 、
8cmCD の場合は内側の線にあわせて置きます。
警告:
3.
?
トレイの上には異物をのせたり、一度にディスクを一枚以上載せないでください。
?
電源がオフの時にむりやりトレイを押さないで下さい。故障の原因となります。
トラックの選択
?
聞きたい曲の番号ボタン(23)を直接押して選びます。
?
TRACK ボタン(16&19)を一回押すと、前後のトラックを選べます。
?
TRACK ボタンを押し続けるとトラックを早く変えることができます。
?
再生している最中に新しいトラックを選択すると、サーチが終わった時から再生
が開始されます。
4.
5.
中央の番号キー(23)によるトラック選択
?
まず、白いボタンを押してどのディスクにするかを選択します(22・24)。
?
番号キーを押してトラックを選択します。
?
次に再生ボタン(25)を押し、選んだトラックを再生します。
再生の開始
?
10
ポーズまたはキューの状態で PLAY/PAUSE ボタン(25)を押すと再生を開始します。
6.
?
この時、PLAY インジケーター(30)が点灯します。
?
再生が開始されたポイントはキューポイントとして自動的にメモリーされます。
?
CUE ボタン(15)を押すとそのキューポイントに戻ることができます。
プレイバックの停止
二つの方法で再生を停止することができます
1)再生中に PLAY/PAUSE ボタン(25)を押すとポーズモードになります。
2)再生中に CUE ボタンを押すと再生が開始されたポイントに戻ります。
7.
ポーズ
・再生とポーズを交互に切り替える時に PLAY/PAUSE ボタン(25)を押します。
・ポーズモードに入ると PAUSE インジケーター(31)が点灯します。
1)プレーヤーは CUE や PAUSE の操作を終えた後、再生待機状態になります。
2)PLAY/PAUSE ボタンを押すと、再生がスタートし、CUE ポイントがメモリーに
保存されます。
3)もう一度 PLAY/PAUSE ボタンを押すとポーズ・モードになります。
4)再度 PLAY/PAUSE ボタンを押すと、再生が再び始まり、新しい CUE ポイントが
メモリーに保存されます。
8.
オート・キュー
ディスクがローディングされている時、最初の音源(トラック 1 の頭部分)がキュー
ポイントになります。再生ボタンを押す前にトラックが変更された場合は、そのポイ
ントが新しいキューポイントになります。プレイバック中に一時停止にした場合もま
た、そのポイントが新しいキュー・ポイントとなります。
9.
フレームサーチ
最初にポーズしてからジョグホイールを使ってスタート・ポイントを設定します。ジ
ョグホイールを使うとそのモニター機能で何を再生しているのか聞くことができます。
スタート・ポイントを設定した後、PLAY を押して次に CUE を押し、出力を再度ミュ
ートします。
10. スキャニング(早送り/早戻し)
シャトルホイールを左右に回転させてスキャニングを実行します。ホイールを回転さ
せる度合いによって 6 段階のスピードで実行できます。
11
11. シームレス・ループプレイ
シームレス・ループとは音が途切れない状態でループできるシステムを言います。
二つのポイント間で継続したループを作成することができます。
1)PLAY/PAUSE ボタン(22)を押して CD を再生します。PLAY/PAUSE ボタン
の LED が点灯します。
2)IN REAL TIME CUE ボタン(19)を押し
ます。すると LOOP のポイントが設定され
INR CUE ボタンの LED が点灯します。
(Fig5)
3)OUT/EXIT ボタン(21 )を押して LOOP
の終了ポイントを設定します。INR CUE
と OUT EXIT LED はシームレス・ルー
プが起動すると点滅します。
ループが作動している時
LCD ディスプレイで LOOP インジケーターが点
灯します。
ループを停止する際は OUT/EXIT ボタン(21)を
再度押して下さい。LED の点滅が止まり点灯した
ままになります。通常のプレイモードに戻ります。
(Fig6)
ループを再度プレイする際
RELOOP ボタン(23)を押します。INR CUE ボタンと
OUT/EXITボタンの LED が再度点滅し始めシームレス・ル
ープが起動していることを知らせます。
12. ループの編集
?
ループの終了ポイントのみを編集できます。
?
シームレス・ループを編集するためにはまず
シームレス・ループを起動しなければなりま
せん。
?
もしシームレス・ループが作られていない場
合、上記の方法に従ってまずシームレス・ル
ープを作って下さい。シームレス・ループが
作った後、RELOOP ボタンを押してシームレ
ス・ループのモードに入ります。OUT EXIT
ボタンを押してループのキュー・ポイントより通常のプレイに戻ります。これに
よりシームレス・ループ・モードを無効にして、ループのエンディング・ポイン
12
トを編集することができます。
?
新しいループのエンディング・ポイントを編集する場合は、
OUT/EXIT ボタン(18)
をもう一度押します。
?
ループを短めにするには:トラックの始めの方で OUT/EXIT ボタン(18)を押し
ます。
?
ループを長めにするには:トラックの後の方で OUT/EXIT ボタン(18)を押します。
13. 時間表示
時間表示の通常の再生においては TIME ボタン(9)を押すと、ディスプレイが次の情
報のうち、どれかを表示します。
1)再生時間(45)
2)トラックの残り時間(36)。トラックが 34 を越えている場合は“.....”が表示さ
れます。
3)ディスクの残り時間(35)
14. ピッチ・ベンディング
?
(+)PITCH BEND ボタンまたは(−)PITCH BEND ボタンを押すとスピード
が可変します。スピードの変化はどのくらいボタンが押されているかに比例して
変わります。例えば、PITCH BEND (+)ボタンがずっと押されていた場合、ス
ピードは増加しつづけます。
?
ピッチは+/08%, +/-12%,+/-16%の割合で可変します。変更したピッチ値(%)
を確認して下さい。
?
再生しているときジョグ・ホイールを使って一時的にピッチをベンドすることが
できます。時計回りにホイールを回すとスピードが上がり、逆回りに回すとスピ
ードが落ちます。内側のジョグホイールを回すスピードによってピッチベンド
の%値が変わります。
15. トラック・プログラム・プレー
?
最大 20 トラックまでプログラムすることができ、あらゆる順番で再生することが
可能です。
?
トラックをメモリーにプログラムするには:
1)PAUSE モード又は CUE モードであることを必ず確認して下さい。
2)PROG ボタン(10)を押してプログラムモードにします。PROG ボタン上のプロ
グラム・インジケーターLED が点灯し、また LCD ディスプレイ(27) 上のプログラ
ム・インジケーター(33)も点灯します。
3)番号ボタン(23)を使ってトラックを選択し、もう一度 PROG ボタン(4)を押
してトラックをメモリーに保存します。
4)このプロセスは最高 19 回まで繰返します(最大 20 トラックまでプログラム可能)。
PROG のボタンを押し続けると LCD ディスプレイがプログラムされているトラッ
13
クを表示します。
5)PLAY ボタン(25)を押してプログラムされたトラックを再生します。
6)プログラムをキャンセルするには、PROG ボタン(10)を 2 秒以上押し続けて下さい。
16. キューポイントの設定
?
キューポイントとは曲が始まる場所のことです。CD や曲のどの部分にもキューポ
イントを設定することができます。
?
ディスク 1 枚につき 7 つのキューポイントが設定可能です。
?
キューポイントは”CUE BUTTON”1 ∼6(4)と IN R./CUE BUTTON(17)で
設定保存することができます。
?
キューポイント設定には 2 通りの方法があります。
1.
CD 再生中に IN R./CUE BUTTON(17)を押します。音楽を中断することなくキ
ュ ー ポ イ ン ト の 設 定 が で き ま す 。 キ ュ ー ボ タ ン ( 15 ) を 押 す と 、 IN
R./CUEBUTTON(17)を押したところに戻ります。そしてここで設定したキュ
ーポイントをキューボタン(1∼6)に保存設定ができます。IN R./CUE BUTTON
(17)を押してキューポイントを設定した後に MEMORY CUE BUTTON(3)
を押してください。MEMORY CUE の LED インジケーターが赤く点灯します。
次に 6 つのキューボタン(4)の内の一つを押し、指定したキューポイントをメモ
リーに保存します。キューボタン(4)のどれか一つを押すと、そのボタンが短く
点滅して点灯にかわり、赤いメモリー・キューLED が消えます。
2.
ジョグ・シャトル(13)を使ってキュー・ポイントを設定することもできます。
CD が一時停止になっている時にジョグ・ホイール(13)を左右に回して(=巻き
戻したり早送りする)スタートのビートを探してください。設定したい場所が見
つかったら、PLAY BUTTON(25)をたたいてキューポイントを設定します。キ
ューポイントを設定したら、MEMORY CUE BUTTON(3)を押してください。
MEMORY CUE の LED インジケーターが赤く点灯し、メモリーを設定する準備
が整ったことを知らせます。6 つのキューボタン(4)の内の一つを押し、指定し
たキューポイントをメモリーに保存します。キューボタン(4)のどれか一つを押
すと、その選択したボタンが短く点滅して点灯に変わり、赤いメモリー・キュー
LED が消えます。
?
以上の手順を繰り返していき、各 CD につき最大 6 つのキュー・ポイントを保存
設定することができます。6 つすべてのキュー・ポイントの保存が完了したら同じ
CDを再生して下さい。
?
6 つ全てのキュー・ポイントの保存が完了したら同じ CD をトレーに置きます。
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これでCD再生中に音楽を遮ることなく、6 つあるキューポイントの 1 つからスタ
ートさせることができます。
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キューが 6 つのキュー・ボタン(4)の中の 1 つにセットされると、あるボタンの
LED が赤く点灯します。これはキューがそのボタンのメモリーに保存されたこと
を表しています。
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キュー・ボタン(4)に保存できるのは、キューポイントまたはサンプル・ループ
のどちらか 1 つだけであることを覚えておいてください。キュー・ポイントの時
にはボタンが点灯し、サンプル・ループの時にはLCD画面上に 1∼6 の番号が表
示されます。
17. キューの再保存/サンプルループ・メモリー機能
DCD-PRO500 はディスク一枚につき、プログラム可能なキューポイントを最大 6 つま
で保存しておくことができます。
片面に最大 40 のキューポイントを保存することができます。
CD ドライブ 1 枚につき、40 ものサンプル・ループまたはキューポイントを組み合わ
せて保存することができます。DCD-PRO500 全体では合計 80 のサンプル・ループと
キュー・ポイントが保存可能です。
ディスクが入っていない時にこれらのポイントを呼び出すには:
1.
DCD-PRO500 の電源を入れ、使用するトレイを開きます。
2.
呼び出したいキューポイントを保存した CD を CD トレイの上にのせます。この
時絶対に CD トレイは閉めないで下さい。また、必ず最初にメモリーを保存した
ところに同じ CD を置いてください。
3.
CD トレイを開けたまま、MEMORY CUE BUTTON(3)を押します。すると LED
が点灯します。
4.
CD トレイが閉まります。
5.
LCD 画面上の”Store”という表示が点滅します。
6.
サンプルまたはキュー・ポイントが 1∼6 番のキュー・ボタンでディスクにプログ
ラムされたことを LCD 画面に表示します。キュー・ポイントについては点灯し、
サンプル・レートについては LCD 画面に表示して知らせます。
18. 番号キーの使用
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このボタンを使えば、トラックをダイレクトに選択することができます。TRACK
BUTTON(16 と 19)を使わずに直接トラックに飛ぶことができるのです。
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このキーを使うにはまず WHITE BUTTON DISK1(22)または WHITE BUTTON
DISK2(24)のどちらかを押し、使用するディスクを選択します。
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使用したいディスクを選択し終わったら、ジャンプしたいトラックの番号を入力
してください。
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入力したトラック番号は LCD 画面(27)の TRACK SECTION(43)に表示されます。
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PLAY BUTTON(再生ボタン)を押すと、LCD 画面(27)の TRACK SECTION
(43)に表示されたトラックからスタートします。
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19. GO TO TIME 機能の設定方法:
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ダイレクト・トラックアクセス機能と似ていますが(上記の番号キーの項目参照)
、こ
の機能では特定のトラックにジャンプするのではなく、特定の時間(分)にジャンプす
ることができます。インデックスのついていない CDR や CD を聞く時に便利です。
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CD の特定の時間にジャンプするには、CD を”一時停止”、”キュー”または”再
生”モードにします。
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TIME BUTTON(9)を2秒間以上押し続けてください。これで”GO TO TIME”
機能がアクティブになります。
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コントロール・ユニットの中央にある番号キー(23)を使って、スタートさせた
い分数(時間)を入力します。
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CD が指定した時間に飛びます。
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PLAY BUTTON(再生ボタン 25)を押して、特定した時間からスタートさせます。
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”GO TO TIME”機能をアクティブにしてから 3 秒以内に特定の時間を入力しない
場合、この機能はオフになります。
20. 内蔵サンプラーを使用する:
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最大 2.6 秒のループ/サンプルをプログラムすることが可能です。
?
サンプル/ループを設定する方法は:
1.
ループを初期化します(ルーピングの項目参照)。
2.
メモリー・キュー・ボタンを押します(3)。メモリー・キューの LED インジケー
ターが赤く点灯します。
3.
ループを保存したいキュー・ボタン(4)を(6 つある内の 1 つ)選び、ボタンを
押してください。赤く点灯していたメモリー・キューの LED インジケーターが消
えてループの保存が完了したことが選択した LED 画面に表示されます。
4.
LCD 画面(27)には、その前に選んだキュー・ボタン(4)に対応したループ番
号 1∼6(41)が表示されます。プログラムしたループが、どのキュー・ボタン(4)
に保存されているのかを表示します。
5.
これで、CD 再生中でも、CD ドライブが一時停止になっていても、プレーヤーに
CD が入っていなくてもこのサンプルを呼び出すことができます。
6.
サンプル保存にあたってループが長すぎる場合は保存しているキューポイントで
キュー・ボタンが点灯します。
注意:キューやサンプルを呼び出す時(再生時)には必ずメモリー・キューがオフに
なっているか確認してください。確認しないとプログラムしたサンプルを誤って
消去してしまう事があります。
21. サンプルの呼び出し
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LCD 画面(27)上のループ番号(41)と対応しているキュー・ボタン(4)を押
すと、その特定のループを再生します。
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その特定のキュー・ボタン(4)を繰り返し押すだけで、気軽にループに行くこと
が出来ます。
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このサンプルは連続ループあるいはシングル・ループのどちらにおいても再生するこ
とが出来ます。 SGL/CTN BUTTON(1)を押せば、ループの再生モードを選べます。
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シングル・モードではループを一度再生し、曲を遮ることなく即座に現在再生中
の CD に戻ります。CD が再生されていなければ曲が止まります。
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連奏モードでは、シングル・モードに設定するか曲を、または BOP ボタンを押し
て現在再生中の CD に戻るまでサンプルを再生します。
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サンプルは LCD 画面(27)に”SINGLE”(34)と表示されていない場合、止め
ない限り連続再生されます。
22. サンプル・リバース再生
再生中のサンプルをリバースさせたい時にはジョグ・シャトル(14 )を反時計周りに
回して下さい。
通常の再生に戻したい時はジョグ・シャトル(14)を時計周りに回します。
サンプルは、リバース再生モードにおけるすべての通常機能に対応します。
(例)シングル/連続/ピッチ/ピッチベンド・プレイ
23. フラッシュ・スタート−キュー・ボタン:
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CD 再生中、いかなるサンプル・ループやキュー・ポイントも曲を遮ることなく即
座に呼び出すことができます。
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キュー・ボタン 1∼6(4)のいずれかを押せば、サンプルが曲を遮ることなく即座
に再生を始めます。
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音楽再生中にキュー・ボタン 1∼6(4)のいずれかを押せば、1∼6 のボタンが点
灯している間に、曲を遮ることなく即座にトラックの再生を始めます。
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DCD-PRO500 の両面で再生されている 2 種類のビートをマッチングさせることが
できる機能です。
■
BPM とのマッチング
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BPM の 2 つの曲を合せる事で、ビート・マッチングが完了します。
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まず、DCD-PRO500 の片面のトラックを再生します。
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BPM BUTTON(8)を押すと、LCD 画面(27)に BPM を表示します。
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BPM は BPM METER(40)に表示されます。
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トラック再生中にビートに対して COUNTER BUTTON( 6 )を強く叩き、 BPM
■
METER(40)に BPM が表示されるまで叩きます。
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ミックスしたいトラックに対して上記の手順を繰り返します。
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PITCH BUTTON(11)を押してユニットの両サイドにピッチをエンゲージします。
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BPM METER(40)には、ピッチ%値ではなく BPM が表示されていているかどうか
必ず確かめます。
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PITCH SLIDER(12)を使って、両方のユニットに同じ BPM が表示されるまでピッ
チを調節します。
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BPM はおおよその値で表示されますので、ピッチの微妙な変動を調節するには PITCH
BEND BUTTONS (26・28)を使用する必要があります。
■
電源を切る前に
■
CD プレーヤーを使った後電源を切る前には必ず、OPEN/CLOSE ボタンを使ってトレイ
を閉めて下さい。
トレイ保護の為に:60 秒経ってもトレーを閉めない時は、トレーが自動的に閉まり一時停
止の状態になります。
警告:電源オフ時に、無理矢理トレイを閉めないでください。
*ディスク・トレイが開いている時はスイッチを切らないでください。
*OPEN/CLOSE ボタンを使ってディスク・トレイを閉めてから、電源を切ってください。
■
CD について
■
1.CD 取扱上の注意:
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CD の表面に直接触れたり、油や埃などが付着しないようにしてください。ディス
クが汚れている場合は乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
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ベンゼン、シンナー、水、レコード・スプレー、静電気防止剤、シリコン製布等
でディスクを拭かないで下さい。
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常にディスクの取扱いには気を付け、表面を傷つけないようにします。ディスク
をトレーから取り出す時などは特に気を付けてください。
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ディスクを折り曲げないようにして下さい。
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熱を発するものに近づけないようにして下さい。
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ディスク中央の穴を広げたりしないで下さい。
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ボールペンや鉛筆など先端の尖ったものでディスクのラベル面(印刷面)に書き
こまないで下さい。
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ディスクを冬の戸外などの寒い場所から暖かい場所に持ち込むと結露がおこりま
すが、決してドライヤー等で乾かしたりしないで下さい。
2.CD 保管に際しての注意
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ディスクを聞いた後は、常にプレーヤーからディスクを取出して下さい。
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ディスクは専用のケースに入れて保管し、汚れや損傷を避けて下さい。
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次のような場所にディスクを置かないで下さい:
a)長時間、直射日光があたる場所
b)埃っぽい場所や湿度が高い場所
c)室内ヒーター等の熱のあたる場所
CD がプレーヤーに入ったままでリモートを切っている場合は、電源ケーブルをつないで電
源を入れ CD を取り出します。
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