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環境活動レポート 2015 年度

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環境活動レポート 2015 年度
環境活動レポート
2016 年度
対象期間
発行
改訂
2015 年 6 月~2016 年 5 月
2016 年11月21 日
2017 年 02 月 16 日
目
次
1.ご挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.3
2.会社概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.4
3.環境への取り組み
3-1.環境方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.5
3-2.取り組み体制・・・・・・・・・・・・・・・・P.6
3-3.責任及び権限・・・・・・・・・・・・・・・・P.7
4.中期環境目標(2014 年度から 2018 年度)・・・・・P.8
5.2016 年度の実績
・・・・・・・・・・・・・・・・P.9
6.環境活動の取り組み
6-1.環境活動の取り組み内容と結果・・・・・・・・P.14
6-2.次年度の取り組み内容・・・・・・・・・・・・P.18
7.環境法規等要求事項と遵守状況
7-1.主な適用法令と遵守状況・・・・・・・・・・・P.19
7-2.環境関連法規への違反、訴訟等の有無・・・・・P.19
8.代表者による評価と見直し・・・・・・・・・・・・・P.20
9.事業所所在地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.21
2 / 22
1. ご挨拶
地球のくうきを主材料として使わせていただいている川上産業は、
くうきに恩返しすることが最大の CSR 活動であると信じています。
そこで 『くうきとともだち®』 をスローガンに掲げ、美しいくうき
の維持~大気汚染防止と CO2 削減~に努めています。
日本固有の環境問題であるダイオキシン汚染が深刻だった時代は、
オレンジプチ®※1の普及に因り、焼却炉で合流した他のゴミから出る
ダイオキシンの発生を抑えました。
ダイオキシン問題が鎮静化して以降は、CO2 削減のため、 「軽量化」
「再生原料化」 「工場分散化」 に努めてまいりました。
川上産業ではこれからも、
「ご使用して頂くことで、被包装物を護るだ
けでなく、同時に環境をも護る事のできる商品」
を常に模索し続け
ます。
※1活性フェロキサイド(酸化鉄系燃焼触媒)を含有したプチプチで燃焼促進機能があり、焼
却炉内におけるダイオキシンの生成抑制に作用する。日本国内のダイオキシン問題収束に
伴い、2015 年販売を終了した。
3 / 22
2.会社概要
● 商号
川上産業株式会社
● 代表者
代表取締役社長
● 資本金
9,930 万円
● 所在地
東京本社
川上 肇
〒102-0076 東京都千代田区五番町 6 番地 2 ホーマットホライゾンビル 4F
TEL:(03)3288-3231(代表) FAX:(03)3288-3232
※他事業所の所在地については、P.21-P.22 を参照のこと。
● 環境担当 環境管理責任者
品質・環境保証室 次長 安竹 伯吉
TEL:(052)445-8631(代表)
e-mail:[email protected]
● 事業内容 気泡シート、気泡ボードの製造、販売
● 事業規模 売上高
● 沿革
132 億円(2016 年度)
従業員数
470 名
延床面積
43,138 m2
生産量
18,321t
1968 年
創業
1976 年
川上産業株式会社 設立。名古屋、東京、大阪、福岡営業所開設
1977 年
プチプチ®メーカーとして、アイチ化成(株)設立。
その後東京化成(株)
(後に関東ファブ(株)に社名変更)
、大阪化成(株)
設立。
●
1996 年
名古屋本社ビル完成。
1999 年
(株)トーモクのプラパール®事業を継承。
2004 年
関東ファブ(株)が川上産業(株)に営業譲渡。
2005 年
アイチ化成(株)、大阪化成(株)が川上産業(株)に合併。
2015 年
登記上の本店を名古屋から東京に移し、東京と名古屋に本社機能を置く。
対象範囲 全組織・全活動・全従業員を対象とする。
4 / 22
3.環境への取り組み
3-1.環境方針
川上産業株式会社
代表取締役
5 / 22
お客様係社長
3.環境への取り組み
3-2.取り組み体制
代表取締役 社長
(川上 肇)
環境管理責任者
(安竹 伯吉)
品質・環境保証室
(環境事務局)
各事業所長
製造部
東
京
本
社
( 4)
小
笠
原
寛
明
名
古
屋
本
社
(15)
佐
藤
香
菜
子
札
幌
事
業
所
( 8)
中
原
汐
里
福
岡
営
業
所
( 6)
落
合
央
人
広
島
営
業
所
( 2)
山
口
慎
一
大
阪
営
業
所
(17)
鳥
井
伸
子
松
本
出
張
所
( 1)
高
橋
三
千
代
滋
賀
営
業
所
( 2)
田
中
潤
北
陸
営
業
所
( 4)
( 4)
佐
橋
和
夫
名
古
屋
本
社
営
業
所
(16)
静
岡
営
業
所
(28)
横
浜
営
業
所
(48)
東
京
本
社
営
業
所
(48)
北
関
東
営
業
所
(79)
高
崎
営
業
所
(40)
仙
台
営
業
所
(56)
福
岡
工
場
(12)
加
古
川
工
場
(45)
名
古
屋
工
場
( 9)
厚
木
工
場
( 5)
高
崎
工
場
(16)
環
境
管
理
推
進
責
任
者
栃
木
工
場
( 5)
仙
台
工
場
間接
営業部
小
森
智
山
中
昭
房
佐
藤
香
菜
子
※()内は 2016 年 5 月現在の従業員数
6 / 22
3.環境への取り組み
3-3.責任及び権限
担当
代表者
環境管理
責任者
品質・環境
保証室
事業所長
環境管理推進
責任者
各部門
責任及び権限
①
②
③
④
⑤
環境活動レポートを承認する。
環境への取り組みを実施するために必要な人員、設備、費用等を準備する。
環境管理システムの見直しを行う。
環境方針の見直しを行う。
環境管理責任者を任命する。
① 環境内部監査を実施する。
② 環境内部監査の結果を基に、システムの見直し(マネジメントレビュー)
を行い、全事業所環境報告会議にて報告する。
③ 環境活動レポートを作成し、代表者の承認を得る。
④ 環境方針の見直しの原案を作成する。
⑤ 環境管理推進責任者を教育する。
⑥ 全事業所環境報告会議を実施する。
① 顧客要求事項の見直しを行う。
② 環境負荷化学物質に関する情報の全社統括管理を行う。
③ 全社の環境関連の問い合わせ対応を行う。
①
②
③
④
⑤
環境活動計画を立案する。
環境活動計画の実施状況を確認し、未実施項目については実施を指示する。
環境内部監査の結果を基に、各部署に改善を指示する。
環境関連法規の遵守を指示する。
協力会社の環境監査を実施する。
①
②
③
④
⑤
各事業所の環境報告会議を実施する。
担当事業所の環境管理状況を把握し、推進する。
環境関連法規(条例、地域協定等)の見直しを行い、結果を事業所長へ報告する。
従業員の環境教育を行う。
環境に関する近隣の苦情を受け付け、環境活動計画書兼実施記録に記載す
る。
①
②
③
④
⑤
環境活動計画を実施する。
部門内の環境教育と環境活動を啓蒙する。
防火、防災等緊急時対応を準備する。
廃棄物の分別と適正処理を推進する。
構内作業者への環境活動への協力を要請する。
7 / 22
4.中期環境目標(2014 年度から 2018 年度)
№
内容
2014 年度
~2016 年度
「エコハーモニー®」の販売により、700t-CO2/年の削減
を目指す。
2017 年度
~2018 年度
「バイオプチ®」の販売により、30t-CO2/年の削減を目
指す。
目標1
目標2
エコアクション 21 環境経営システムを継続する。
目標3
環境法規と当社が同意した協定等を遵守し、違反・苦情ゼロを目指す。また、
地域社会とのコミュニケーションを充実させる。
目標 4-1)
製品生産重量当たりの二酸化炭素排出量を、2013 年度を基準として毎年1%
低減する。
目標 4-2)
製品生産重量当たりの産業廃棄物の排出量を、2013 年度を基準として毎年
1%低減する。
目標 4-3)
水の使用量は 27,000m3/年 を維持する。
目標 4-4)
PRTR 法や化審法に代表される国内の化学物質に関する法令、及び RoHS 指
令、REACH 規制等の諸外国の法令にて使用を制限されている化学物質の不使
用を継続する。
目標 4-5)
事業活動に使用する物品や消耗品のグリーン購入比率を、全事業所で 60%以
上とする。
※対象物品:事務用品を対象とする。
目標 5
環境教育と啓蒙活動を推進し、エコアクション 21 環境経営システムを全社員
に浸透させ、環境意識の向上を図る。
8 / 22
5.2016 年度の実績
目標1.
「エコハーモニー®」の販売により、700t-CO2/年の削減を目指す。
2013 年度
(基準)
2016 年度
目標
-
700
実績
693
1,294
判定
-
○
活動項目
エコハーモニー®の
販売による
CO2 削減(t- CO2)
※エコハーモニー®はあまり使われない有色再生原料を複数ブレンドしたプチプチ®で、再生原料を一切使用しな
い気泡緩衝材に比べて CO2 排出量を約 34%削減できます。
目標2.エコアクション 21 環境経営システムを継続する。
活動項目
2016 年度
2016 年に全事業所の中間審査を受審する。
取組結果
システム継続中。
目標3.環境法規と当社が同意した協定等を遵守し、違反・苦情ゼロを目指す。また、地域社会
とのコミュニケーションを充実させる。
活動項目
2016 年度
環境法規と協定の遵守状況を把握・評価する。
9 / 22
取組結果
違反ゼロ。クレーム無し。
5.2016 年度の実績
目標4-1)製品生産重量当たりの二酸化炭素排出量を、2013 年度を基準として 3%削減する。
環境負荷
項目
全事業所合計
(㎏-CO 2 /生産量
(t))
2016 年度
2013 年度
(基準)
目標
実績
535
519
515
実績
判定
〇
※営業所・間接部門を
含む
CO2
100%
97.0%
96.3%
仙台工場
479
469
429
○
工
場
別
実
績
(
㎏
栃木工場
505
500
497
〇
高崎工場
1,030
1002
936
○
厚木工場
488
550
533
〇
- CO 2 /
2013 年度を 100 とした比率
(%)
名古屋工場
559
535
519
○
加古川工場
338
334
339
×
福岡工場
364
349
363
×
工場合計
511
496
497
100%
97.0%
97.1%
9,686
-
9,431
生
産
量
(
t
)
)
2013 年度を 100
とした比率(%)
総排出量(全事業所)
(t-CO2)
※1.
×
-
CO2 排出量の計算は、基準年と比較するにあたり係数を統一するため、2012.1.24 公表の電力会社毎の実排
出係数を用いている。
中部電力(0.473)
、関西電力(0.311)、九州電力(0.385)、東京電力(0.375)、東北電力(0.429)(kg- CO2/
kWh)
※2.
工場別の目標については、2013 年度を基準として 3%削減することを基本とするが、事業内容を鑑みて適宜
設定した。
10 / 22
5.2016 年度の実績
目標4-2)製品生産重量当たりの産業廃棄物の排出量を、2013 年度を基準として 3%削減す
る。
2016 年度
2013 年度
環境負荷
項目
判定
(基準)
目標
実績
産業廃棄物の排出
量(kg/t)
実績
25.2
24.4
20.3
○
※営業所・間接部門を含む
2013 年度を 100 とした
比率(%)
廃棄物
工
場
別
実
績
(kg/t)
100%
97.0%
80.7%
仙台工場
4.2
20.0
15.3
〇
栃木工場
28.9
28.0
25.0
○
高崎工場
29.9
29.0
30.5
×
厚木工場
37.7
25.0
23.1
○
名古屋工場
22.7
14.0
16.7
×
加古川工場
20.3
18.7
14.3
○
福岡工場
6.7
5.7
9.2
×
工場合計
24.0
23.3
19.4
2013 年度を 100
とした比率(%)
100%
97.0%
80.7%
457
-
373
〇
総排出量(t)
※
-
工場別の目標については、2013 年度を基準として 3%削減することを基本とするが、事業内容を鑑みて適宜設
定した。
11 / 22
5.2016 年度の実績
目標 4-3)水の使用量は 27,000m3/年を維持する。
環境負荷
目標
実績
28,005
27,000
19,386
○
仙台工場
670
800
801
×
栃木工場
8,690
8,000
5,171
○
高崎工場
3,439
3,370
2,451
○
厚木工場
1,755
1,900
1,808
〇
名古屋工場
8,643
9,000
4,690
○
加古川工場
1,902
1,853
1,801
○
福岡工場
1,834
1,920
1,691
○
工場合計
26,933
26,843
18,413
〇
上水使用量(m3)
※営業所・間接部門を含む
水
m3
工
場
別
実
績
(
)
※
2016 年度
2013 年度
(基準)
項目
実績
判定
工場別の目標については、2013 年度を基準として 3%削減することを基本とするが、事業内容を鑑みて適宜設
定した。
目標 4-4)PRTR 法や化審法に代表される国内の化学物質に関する法令、及び RoHS 指令、
REACH 規制等の諸外国の法令にて使用を制限されている化学物質の不使用を継続
する。
製品
項目
2016 年度
全製品
規制化学物質の不使用
対応
目標 4-5)事業活動に使用する物品や消耗品のグリーン購入比率を、全事業所で 60%以上とす
る。
※対象物品:事務用品を対象とする。
資源
グリーン購入
2013 年度
(基準)
2016 年度
目標
-
60
実績
47
70
判定
-
○
項目
グリーン商品
購入比率(%)
(全事業所)
12 / 22
5.2016 年度の実績
目標5.環境教育と啓蒙活動を推進し、エコアクション 21 環境経営システムを全社員に浸透さ
せ、環境意識の向上を図る。
活動項目
2016 年度 取り組み結果
全事業所環境報告会議を開催し、
環境活動実績の周知と、環境意
識の向上を図る。
① 全事業所環境報告会議を開催し、活動実績と対策
の情報を共有している。
② 緊急時の対応訓練として、災害時の避難訓練を実
施した。
③ 新入社員研修の一環として環境教育を行い、当社
の取り組みを周知した。
13 / 22
6.環境活動の取り組み
6-1. 環境活動の取り組み内容と結果
基本方針 1. お客様にご提供する環境包材を通じて、環境配慮を推進します。
対象商品
活動内容
結果
エコハーモニー®
再生原料から生まれたカラープチプチ「エコハーモニ
ー®」の拡販営業を推進し、更なる CO2 削減を推進す
る。
(エコハーモニー®は再生原料の含有率が高い為、再生原
料を使用していない他の商品に比べ、製品重量 1 ㎏当たり
1.27 ㎏の CO2 削減となる。
)
○
基本方針 2. 環境保全活動を推進するために、環境管理システムを構築し、継続的な改善を図
ります。
対象
活動内容
結果
環境管理システム
の構築
エコアクション 21 環境経営システムを全事業所で維持し
続ける。
○
基本方針 3. 環境に関わる法規制及び、顧客要求事項を遵守するとともに、地域社会とのコミ
ュニケーションを図ります。
対象
活動内容
結果
法令遵守
環境法規と協定の内容を整理し、且つ遵守状況を把握・
評価し違反ゼロを目指す。地域社会への貢献活動を積極
的に展開していく。
○
14 / 22
6.環境活動の取り組み
地域社会とのコミュニケーション活動
~
その 1
ペットボトルキャップとコンタクトレンズ容器回収に取り組んでいます。~
川上産業では全事業所でペットボトルのキャップを集め、回収したキャップをリサ
イクルして世界のこどもたちにワクチンを届ける「エコキャップ」の取組みを 2011
年度から行っています。
2015 年度までに、累計 294,844 個のキャップを集め、370 人分のワクチンが届
けられました。また、環境負荷軽減の取組みとして、ペットボトルのキャップをリサイ
クル原料として、プラパール®に一部使用しています。
また、2014 年度より「アイシティ eco プロジェクト」にも参加しています。
(https://www.eyecity.jp/eco/)
「アイシティ eco プロジェクト」とは、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回
収し、リサイクルする運動です。
使い捨てコンタクトレンズケースはゴミとして焼却すると 1 ㎏あたり 3.15 ㎏の CO2
が発生します。これを回収し、リサイクル原料として再利用されています。2016 年度
は 850 個(0.85 ㎏)のコンタクトレンズ容器を回収し、CO2 排出を 2.7 ㎏抑えまし
た。
更に、リサイクルにより再資源化した対価は、アイシティから財団法人日本アイバン
ク協会に寄付され、視力を再び取り戻したいと願う方たちのために役立てられています。
15 / 22
6.環境活動の取り組み
地域社会とのコミュニケーション活動
~
エコマークアワード 2015
その 2
銅賞を受賞しました。~
エコマークアワードは、日本環境協会が 2010 年度に創設した表彰
制度です。
環境配慮商品の普及に関する優れた事例を広く公表するとともに、
エコマーク商品等のより一層の普及拡大を通じて、持続可能な社会の実
現に寄与することを目的としています。
(公益財団法人
日本環境協会
エコマーク事務局 HP より)
当社は「ループプチ®」と「ループリサイクル®」
、及びこれまでの再
生原料使用の過程と発想を評価していただき、エコマークアワード
2015 において銅賞という栄誉ある賞を受賞いたしました。
<選考委員会評価コメント>
川上産業株式会社は、通常一度の使用で廃棄されるプチプチ®(包装用気泡緩衝
材)を回収して、再度プチプチにリサイクルする仕組みを構築している。引越し・
運送業者、建築メーカー、家電メーカーでの利用状況などをリサーチの上、地域
ごとに、商品の回収→再生→製品化→使用というネットワーキングに取り組み、
地産地消のリサイクルのループを確立している。また、通常、有色の廃プラスチ
ックは有効的にマテリアルリサイクルされることが少ないなか、リサイクルの発
想を変えることで、そのままの色を活かして製品開発を進めており、資源循環の
優良事例として広く推奨したい取り組みである点が評価された。
自社製品に限らず、お客様で使用済みとな
ったポリオレフィン包材(プチプチ®やプラ
パール®、ポリ袋、ストレッチフィルム等)
を回収し、色や材質によって分別したあと
再生原料メーカーに送り、再利用可能な原
料に再ペレット加工を行います。
この再ペレット化した原料を購入し、それを用いて製品(エコハーモニー®やプチプチ®、
プラパール®)を製造し、再び同じお客様にお買い上げいただきます。ご使用後のプチプ
チ®が、生まれ変わってまたお客様のもとへ。このリサイクルを、
「ループリサイクル®」
と名付けました。
ご使用後のプチプチ®が、生まれ変わってまたお客様のもとへ。
このリサイクルを、
「ループリサイクル®」と名付けました。
16 / 22
6.環境活動の取り組み
基本方針 4. 事業活動のあらゆる領域で、地球環境に与える影響を認識し、環境負荷の低減を
図り、汚染の予防に努め、次の項目について重点的に取り組みます。
4-1)二酸化炭素排出量の削減。
(低炭素社会への対応)
対象
エネルギー
購入電力
ガソリン
活動内容
結果
1. モーターのインバータ化を推進する。
△
継続中
2. 製造設備の断熱化を推進する。
(製造現場への熱拡散防止)
△
継続中
3. エアコンに設定温度のシールを貼る。
○
4. 事務所窓に断熱シートを貼る。
○
5. 事務所蛍光灯本体にアルミ反射シートを貼り、業務に支障のな
い範囲で消灯する。また、昼休みの消灯を徹底する。
○
6. レーザープリンタは退社時に電源をオフにする。注意シールを
貼る。
○
7. 使用頻度の低いカラープリンタは、使用の都度電源を入れる。
○
8. 給湯室、トイレ、応接室は不在時消灯と換気扇オフを徹底する。
○
エコドライブの注意ステッカーを配布し、全車に貼る。
○
4-2)廃棄物の削減及び再資源化の推進。
(循環型社会への対応)
対象
全製品
一般廃棄物
産業廃棄物
活動内容
結果
廃棄物の分別を行い、データ把握の精度向上と削減を図る。
○
1. ごみの分別と置場の識別表示を行う。
○
2. 事務用消耗品や洗剤類は、中身の交換、詰め替えタイプに移行
する。
○
3. 乾電池を充電タイプに変更する。
○
4. 全営業所にプラスチックくず回収ボックスを設け工場へ持込
み、再原料化する。
○
17 / 22
6.環境活動の取り組み
4-3)排水量の削減。
(水資源の保全)
対象
水
活動内容
結果
1. 製造装置の水漏れチェックを毎週行い、必要箇所を修理する。
○
2. 給湯室の蛇口近くに使用後にきちっと閉まっているかの注
意ステッカーを貼る。
○
3. トイレ洗浄タンク内にペットボトルを投入し、水使用量を削減す
る。
○
4. ト イ レ 掃 除 の 際 は ホ ー ス を 使 用 せ ず 、じ ょ う ろ に て 使 用
量を制限する。
○
4-4)環境に有害な化学物質を、「入れない・使わない・出さない」
。
対象
活動内容
結果
全製品
PRTR 法や化審法に代表される国内の化学物質に関する法令、及び
RoHS 指令、REACH 規制等の諸外国の法令にて使用を制限されて
いる化学物質の不使用を継続する。
○
4-5)環境にやさしい購買の推進。
対象
活動内容
結果
グリーン
商品
事務用品、事務消耗品のグリーン購入比率の情報を共有し、環境に
やさしい購買の推進を啓蒙する。
容易に集計できる体制を準備する。
○
基本方針 5.環境教育等を推進し、全従業員の意識と知識の向上を図ります。
対象
活動内容
結果
教育
環境教育と啓蒙活動を推進し、エコアクション 21 環境管理システ
ムを全従業員に浸透させる。
○
6-2. 次年度の取組み内容
2017 年度は、2016 年度の取り組みを継続するとともに、社用車のエコカーへの切
り替えを検討する。また、一部事業所において導入している自動消灯システムを、全事
業所に展開する。
更に、2016 年度までは「エコハーモニー®」を環境包材として取り組んできたが、
2017 年度からは新たな環境包材としてバイオマスプラスチックを使用した「バイオプ
チ®」の販売に取り組む。
18 / 22
7.環境法規等要求事項と遵守状況
7-1. 主な適用法令と遵守状況
主な適用法令
要求事項
確認日 2016 年 5 月 15 日
評価
エネルギーの使用の
定期報告書、中長期計画書の提出。
合理化に関する法律
容器包装リサイクル
再商品化実施の委託。
法
産 廃 保 管場 所 の表 示、産 廃 業 者と の 契約 と 許可 証 の
廃棄物の処理及び清
確 認 、マ ニ フ ェス ト の運 用 管 理、年 間の 産 廃排 出 量
掃に関する法律
の報告。
○
○
○
騒音・振動規制法
特定施設の届出、規制基準の遵守。
○
PRTR 法
SDS の入手。
該当化学物質の使用量の把握。
使用量が 1,000 ㎏/年を超える場合は届出を行う。
○
工業用水法
井戸使用の届出、年間揚水量の報告。
○
浄化槽法
保守点検、掃除、定期検査の実施、記録の保管。
○
悪臭防止法
規制地域での事故時の対応。
○
フロン排出抑制法
該当施設把握と簡易点検・定期点検の実施。
適正な廃棄処理。
○※
家電リサイクル法
適正な廃棄処理。
○
小型家電リサイクル
適正な廃棄処理。
法
PRTR 法や化審法に代表される国内の化学物質に関する
法令、及び RoHS 指令、REACH 規制等の諸外国の法令
顧客要求事項
にて使用を制限されている化学物質の不使用を継続す
る。
○
○
※2016 年エコアクション 21 中間審査において、第一種特定製品の簡易点検が未実施であることに指摘を
受け、2016 年 2 月より実施。
7-2. 環境関連法規への違反、訴訟等の有無
フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律に関して、一部対応が不十分
であったため、是正を行った。
その他過去 3 年間において環境に関する、苦情、訴訟等の指摘は無かった。
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8.代表者による評価と見直し
評価実施日
環境方針
2016 年度目標
環境方針 1
エコハーモニー拡販によ
お客様にご提供する「環境包材」を
る CO2 削減量。
通じて、環境配慮を推進します。
700t-CO2
2016 年 9 月 26 日
結果
1,294
t-CO2
代表者の評価と指示
○
環境方針 2
目標達成を確認した。
来年度も継続すること。
環境保全活動を維持するた
環境保全活動を推進するために、環
全地区のシステムの教育
システム
境管理システムを構築し、継続的な
活動を充実。
構築中
○
改善を図ります。
め、事務局の体制と、ドキ
ュメントの強化を継続する
こと。
環境方針 3
環境に関わる法規制及び、顧客要求
事項を遵守するとともに、地域社会
とのコミュニケーションを図りま
遵守状況を把握・評価
違反・苦情
違反ゼロを目指す。
ゼロ
○
法令遵守を継続すること。
す。
環境方針 4-①
二酸化炭素排出量の削減。
(低酸素社
会への対応)
環境方針 4-②
廃棄物の削減及び再資源化の推進。
(循環社会への対応)
環境方針 4-③
排水量の削減。
(水資源の保全)
環境方針 4-④
環境に有害な化学物質を「入れな
い・使わない・出さない」
。
環境方針 4-⑤
環境に配慮したグリーン購入の推
進。
前回よりも削減できている
製造部門の生産量当たり
の CO2 排出量を、2013
2.9%
年度を基準として 3%削
削減
が、目標をクリアしていな
×
い、引き続き指標が上昇し
ている工場を重点に対策す
減する。
ること。
製品生産量当たりの産業
廃棄物の排出量を、
2013 年度を基準として
19%削減
○
目標達成を確認した。
来年度も継続すること。
3%削減する。
27 千 m3 /年を維持す
19.4
3
る。
千 m /年
欧州規正法の該当物質の
不使用を
不使用を継続。
継続
事務用品のグリーン購入
比率を 60%以上を維持。
環境方針 5
東地区の従業員を主体に
環境教育活動を推進し、全従業員の
教育し、環境意識の向上
意識と知識の向上を図ります。
を図る。
70%
教育活動を
継続
○
○
○
○
目標達成を確認した。
来年度も継続すること。
不使用を継続し、顧客要求
事項に対応すること。
目標達成を確認した。
来年度も継続すること
全事業所の環境教育を継続
すること。
前回の代表者見直しにおける指示と取り組み内容
【指示】
CO2 排出量の指標が目標をクリアしていない。引き続き指標が上昇している工場を重点に対策する。
【取り組み】
一番指標の高い高崎工場において、製造ラインの縮小により契約電力を下げたため、昨年と比べ指標が下がった。
また高崎以外の工場においても、製造設備の断熱化、モーターのインバータ化、省エネタイプのコンプレッサー
の導入、デマンド計によるピーク時管理、自動消灯システムの導入を推進している。
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9.事業所所在地
東京本社営業所
〒102-0076
東京都千代田区五番町 6-2 ホーマットホライゾンビル 4F
TEL:03-3288-3231(代) FAX:03-3288-3232
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-tokyo.html
名古屋本社/名古屋本社営業所
〒453-0818
愛知県名古屋市中村区千成通 2-50
TEL:052-483-1031(代) FAX:052-483-3351
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-nagoya.html
横浜営業所
〒231-0058
神奈川県横浜市中区弥生町 1-2 サンクレスト伊勢佐木 4F
TEL:045-260-2981(代) FAX:045-260-2980
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-yokohama.html
大阪営業所
〒541-0057
大阪府大阪市中央区北久宝寺町 4-3-5 本町サミットビル 5F
TEL:06-6245-2851(代) FAX:06-6245-2850
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-osaka.html
静岡営業所
〒420-0054
静岡県静岡市葵区南安倍 1-3-10 大成住宅ビル 704 号
TEL:054-205-3121(代) FAX:054-205-3120
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-shizuoka.html
松本出張所
〒390-0841 長野県松本市渚1丁目6番15号
カワセビル205
TEL:0263-28-4257 (代) FAX:0263-28-4257
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-matumoto.html
広島営業所
〒733-0003
広島県広島市西区三篠町 2-4-22NK ビル 3F
TEL:082-836-7431(代) FAX:082-836-7430
地図: http://www.putiputi.co.jp/company/map-hiroshima.html
仙台営業所
〒983-0841
宮城県仙台市宮城野区原町 1-3-43 アクス原ビル 103 号
TEL:022-292-6261(代) FAX:022-292-6260
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-sendai.html
北陸営業所
〒920-0025
石川県金沢市駅西本町 3-16-33
TEL:076-222-8411(代) FAX:076-222-8421
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-hokuriku.html
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9.事業所所在地
滋賀出張所
〒523-0891
滋賀県近江八幡市鷹飼町 650-1 洗心ビル 301 号
TEL:0748-32-0292(代) FAX:0748-32-0292
札幌事業所
〒065-0041
北海道札幌市東区本町 1 条 10 丁目 1-10
TEL:011-374-1601(代) FAX:011-374-1683
仙台工場
〒989-2421
宮城県岩沼市下野郷字新関迎 10-2
TEL:0223-25-6781(代) FAX:0223-25-6780
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-sendai.html
栃木工場/北関東営業所
〒329-0114
栃木県下都賀郡野木町大字野木 922-2
TEL:0280-57-4982(代) FAX:0280-57-4989
地図: http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-tochigi.html
厚木工場
〒243-0424
神奈川県海老名市社家 721
TEL:046-238-2431(代) FAX:046-238-2434
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-atsugi.html
高崎工場/高崎営業所
〒370-0886 群馬県高崎市下大島町 615
TEL:027-340-2371(代) FAX:027-340-2370
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-takasaki.html
名古屋工場
〒490-1213
愛知県あま市乙之子百歩 15
TEL:052-445-8631(代) FAX:052-445-8630
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-nagoya.html
加古川工場
〒675-0025
兵庫県加古川市尾上町養田字養田開拓 1533-1
TEL:0794-21-0141(代) FAX:0794-21-0167
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-f-kakogawa.html
福岡工場/福岡営業所
〒811-2114
福岡県糟屋郡須惠町上須惠 1356-1(新原工業団地内)
TEL:092-957-0037(代) FAX:092-957-0038
地図:http://www.putiputi.co.jp/company/map-fukuoka.html
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