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データヘルス計画ご説明資料(2014年10月)

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データヘルス計画ご説明資料(2014年10月)
データヘルス計画
ご説明資料
2014年10月
合同会社 カルナヘルスサポート
TEL
092・263・4381
FAX
〒812-0024 福岡県福岡市博多区綱場町1-16-5
092・263・4390
Mail: [email protected]
1.カルナヘルスサポートとは
<設立目的>
生活習慣病(糖尿病・糖尿病予備軍・メタボリックシンドローム)を対象に、日本型Disease Management(疾病管理)を行う
ことにより,通院脱落防止,医療者と患者信頼関係構築支援および,診療支援を行い,生活習慣病の発症予防(一次予防),早期発
見・早期治療,合併症発症予防および重篤化防止(二,三次予防)の実現を目的とする事業です。
<沿革>
カルナヘルスサポートは、九州大学の大学発ベンチャーとして平成18年に設立されました。
<取締役>
・井口登與志(九州大学先端融合レドックスナビ研究拠点 教授)
・小林邦久(福岡大学筑紫病院 内分泌糖尿病内科 教授)
・中島直樹(九州大学病院MIC 教授)
・砂原和仁(東京海上日動メディカルサービス健康プロモーション事業部部長)
・日山富士代(カルナヘルスサポート 代表取締役)
<主な業務内容>
・特定保健指導(年間約2,500件)・生活習慣病重症化予防(年間3,000件)
・特定健診データベース提供(年間6万件)・特定健診保健指導データ電子化(年間13,000件)
・糖尿病疾病管理研究(10年継続)
<主な取引先>
・福岡県内の医師会(5) ・東京都内の医師会 (1)
・ほか福岡県内の病院、クリニック、健診機関 約200施設
・健康保険組合(3)・国保(1)
・東京の健康保険組合(1) ・経済産業省 ・総務省
©
LLC Carna Health Support
1
2-1.カルナヘルスサポートの実績
3)
年
学会発表
学会名称
演題
2007年
第50回日本糖尿病学会年次学術集会
糖尿病外来連携パスを使った、かかりつけ医への情報提供方法の開発
2007年
第51回日本糖尿病学会年次学術集会
糖尿病罹患前および糖尿病罹患集団における疾病管理プロセスサイクルの検証
2007年
第51回日本糖尿病学会年次学術集会
糖尿病治療におけるガイドライン普及方法の開発
2008年
第52回日本糖尿病学会年次学術集会
コーチング理論を応用した患者コミュニケーションツールの開発
2008年
第52回日本糖尿病学会年次学術集会
糖尿病疾病管理における業務アルゴリズムについて
2009年
第47回日本糖尿病学会九州地方会
通院服薬者における特定健診・保健指導制度の課題と対策
2009年
第47回日本糖尿病学会九州地方会
行動識別センサーの生活習慣改善指導への応用
2010年
第53回日本糖尿病学会年次学術集会
通院服薬者における特定健診・保健指導制度の課題と対策
2010年
第53回日本糖尿病学会年次学術集会
行動センサを用いた生活習慣指導法の開発
2010年
第48回日本糖尿病学会九州地方会
診療所における保健指導と専門事業者による保健指導の効果比較
2010年
第48回日本糖尿病学会九州地方会
糖尿病腎症クリティカルパスの検討
2011年
第54回日本糖尿病学会年次学術集会
糖尿病疾病管理の成果速報(6年間の実証)
2011年
第54回日本糖尿病学会年次学術集会
加速度センサーの糖尿病疾病管理への適用
2011年
第49回日本糖尿病学会九州地方会
特定保健指導の2年間連続実施による効果の変化について
2012年
第55回日本糖尿病学会年次学術集会
6年間の糖尿病疾病管理実証試験で発生した課題とその解決方法
2012年
第55回日本糖尿病学会年次学術集会
加速度センサーの糖尿病疾病管理への適用
2013年
第57回日本糖尿病学会年次学術集会
受診勧奨におけるアプローチ手法の違いによるコスト対効果について
2
2-2.カルナヘルスサポートの実績
4)
論文、書籍
・「日本型」Disease Managementカルナプロジェクトにおける糖尿病 地域医療連携クリティカルパス
小林邦久、中島直樹、井口登與志、西田大介、田中直美、布川圭子、高柳涼一、名和田新 Diabetes Journal35(3):26-29,2007
・糖尿病-地域医療連携パスをもちいた糖尿病疾病管理
小林邦久 地域医療連携パスの作成術・活用術 診療ネットワークづくりをめざして 岡田晋吾編:医学書院34-44,2007
・特定健診審査制度によって変わる健診
中島直樹 新医療 34:90-93,2007
・特定健康診査/保健指導制度時代に対応する日本型Disease Management事業に開発
中島直樹、小林邦久、井口登與志、西田大介、田中直美、布川圭子、副島秀久、高柳涼一、名和田新 医学情報 27:47-55,2007
・地域連携クリニカルパスを用いた糖尿病
中島直樹 日本クリニカルパス学会雑誌 9:629-636,2007
・Japanese model of Disease Management
Nakashima N,Kobayashi K,Nishida D,Tanaka N,Nakazono H,Hoshino A,Soejima H,Takayanagi R,Nawata H:A Medinfo2007
part2,1174-1178,2007
・糖尿病のディジーズ・マネジメント-カルナプロジェクト中島直樹、小林邦久、井口登與志、西田大介、田中直美、副島秀久、高柳涼一、名和田新 Diabetes Journal35:161-165,2007
・特定健診制度時代における糖尿病医療専門スタッフの役割とICTシステムの動向
中島直樹 第27回医療情報学連合大会 論文集 46-51,2007
・特定健診制度における階層化ロジックの検証
中島直樹、小林邦久、井口登與志、西田大介、田中直美、高柳涼一、名和田新 第27回医療情報学連合大会 論文集133-138,2007
・これでわかる特定健診制度
中島直樹、奥真也 編
名和田新、大江和彦 監修:じほう社2007
3
データヘルス計画について
©
LLC Carna Health Support
4
3-1.
データヘルス計画とは
≪データヘルス計画とは≫
平成25年6月に閣議決定した日本再興戦略のなかの「国民の健康寿命の延伸」を目指す新たな取り
組みとして、すべての健康保険組合等の保険者がレセプト等のデータ分析、それに基づく加入者の健
康保持増進のための事業として位置づけられたものである。
レセプトデータと健診データを分析し、データに基づき費用対効果の高い取り組みを企画・立案し、
事業主と連携・協力し、各被保険者へ働きかけ、その結果を検証し、効果の高い取り組みを実施して
いく 。
高齢化や生活習慣病の増加に伴う医療費の高騰が社会問題となっており、特定健診やレセプト情報を活用すること
で保健事業を費用対効果の高いものにしてくことが狙い。
データヘルスの推進に関する政府の方針
●日本再興戦略:(平成25年6月14日 閣議決定)
健康保険法等に基づく厚生労働大臣指針(告示)を今年度中に改正し、全ての健康保険組合に対し、レセプト等のデータの分析、それに基
づく加入者の健康保持増進のための事業計画として「データヘルス計画(仮称)」の作成・公表、事業実施、評価等の取組を求めるとともに、
市町村国保が同様の取組を行うことを推進する。
●健康・医療戦略:(平成25年6月14日)
保険者によるレセプト等データの分析・利用が全国展開されるよう国による支援や指導を行うことを検討する。具体的には、①加入者の健
康づくりや予防活動の促進が保険者の本来業務であることを周知、②医療費分析システム利用を促進するとともに、医療費分析に基づく事
業に関して国が定める指針の内容を充実させる等により、保険者の取組を促進する。被用者保険に関しては、「健康保険法に基づく保健事
業の実施等に関する指針」を今年度中に改訂し、平成26年度中には、全ての健康保険組合に対しレセプト等のデータの分析、それに基づく
事業計画「データヘルス計画(仮称)」の作成・公表、事業実施、評価等の取組を求める。
(出典:厚生労働省保険局保険課)
©
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5
3-2.
データヘルス計画の考え方
事業計画はPDCAサイクルで実施
(出典:厚生労働省保険局保険課)
©
LLC Carna Health Support
6
3-3. データヘルス計画の特徴
(出典:厚生労働省保険局保険課)
©
LLC Carna Health Support
7
3-4. データヘルス計画のスケジュール
レセプト等のデータ分析にもとづく保健事業計画(データヘルス計画)の策定および
実施、糖尿病性腎症患者重症化予防事業が求められています。
日本再興戦略-JAPAN is BACK- 中短期工程表 より抜粋
成長戦略中短期工程表<http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/koutei_jpn.pdf>
8
Disease Management(疾患管理)
について
©
LLC Carna Health Support
9
4-1.
Disease Management(疾患管理)の概念について
本プログラムの特徴は「策定」と「実施」を分離するのではなく、「実施」を行いながら効果測定・再評価を
行い、計画に対し修正をかけていくところにあります。(診察ごとに修正(階層化)を行います。)
レセプト 健診データ
Health DB
Identification
(特定)
Ⅰ データ分析・スクリーニ
ング・計画立案支援サービス
【Identification(特定)】
現状分析から対象者を特定する。
【Assessment(評価)】
特定された対象者を重篤度等で評価する。
リスクの判定(再判定)
Risk3!!
Assessment
(アセスメント)
働きかけ内容の決定
Ⅱ Disease
Management介入
サービス
【Stratification(階層化)】
評価に応じて介入内容を決定する。
Stratification
(階層化)
Continuous
Reassessment
(再アセスメント)
【Intervention(介入)】
階層化で決定された介入項目を実際に行う。
Disease Management会社 Critical Path
働きかけ
・行動変容
・バイタルサインの変化
・検査値の変化
・知識の変化
(会員) ・通院行動の変化
Intervention
(働きかけ)
【Measurement(効果測定)】
医療費・検査値・行動変容を測定する。
【Continuous Assessment(再評価)】
測定された新しいデータで再評価を行う。
Measurement
(効果測定)
効果判定
©
LLC Carna Health Support
10
4-2.
Disease Management(疾患管理)の概念について
以下の疾患を対象とします。
・高血圧症
・脂質異常症
・肥満
・糖尿病
糖尿病腎症(1期:腎症前期~4期:腎不全期)
糖尿病神経障害
糖尿病足病変
動脈硬化性疾患(肝動脈硬化症、脳血管障害、下肢閉塞性動脈硬化)
糖尿病網膜症(単純網膜症、増殖前網膜症、増殖網膜症)
©
LLC Carna Health Support
11
4-3.Disease Management(疾患管理)の概念について
~特定
対象者の特定
健康課題、事業目的の明確化、目標設定
ステップ1: 健診結果とレセプト情報の解析→加入者の健康状態や性別・年齢などを分類
Ⅴ.ジェネリック医薬品
Ⅰ.疾病管理
高緊急度
ステップ2:
分類を元にリス
クマッピング
健康状態
全体イメージ
①糖尿病
④高血圧症
⑤脂質異常症
⑦口腔ケア
Ⅲ.子育て支援サービス
受診勧奨
Ⅳ.特定保健指導
保健指導
健
②CKD(腎不全透析予防)
③心不全
⑥脳卒中
Ⅱ.高齢者に対する
見守りサービス
Ⅵ.禁煙推進事業
Ⅶ.健康維持イベント等
常
0〜10歳
20歳
30歳
40歳
50歳
60歳
ステップ3: リスクマップを元に各種介入施策を立案
介入施策
70歳
75歳
具体的施策の立案
実施内容
期待する効果
Ⅰ.疾病管理
対象疾患
①糖尿病、②CKD(腎不全透析予防)、③心不全、④高血圧症、⑤脂質異常症、⑥脳卒中、⑦口腔
ケア
疾患毎の介入を行い、重篤化を防止することで医療費の増加抑制を行う
。
老人ホームや老健施設等の施設入居期間を短くすることで、医療費の増
加抑制を行う。
Ⅱ.高齢者に対する見守りサービス
⑧独居老人見守りサービス
ウェアラブルセンサーや画像解析等により、独居老人に対する自立支援をこなう。また、同時にコ
ールセンターや看護師派遣による介護予防も実施する。
⑨認知症予防
テレビ電話やコールセンター、フィットネス等の地域施設を利用し、認知症予防を行う。
Ⅲ.子育て支援サービス
⑩病児保育
病児を抱えた家庭へ看護師を派遣することで、女性の働きやすさを支援する。
女性の生産性向上。
⑪特定保健指導判定基準にもとづく40歳以上の対象者への生活習慣予防を目的とした指導
・生活習慣病の予防・改善に関わる行動変容
・腹囲、BMI、血糖、脂質、血圧に関する値の改善とリスク減少
Ⅴ.ジェネリック医薬品
⑫差額通知
医療費の増加抑制
Ⅵ.禁煙推進事業
⑬喫煙による健康被害の情報提供
喫煙リスク減少および健康増進
Ⅶ.健康維持イベント等
⑭WEB等を使った健康を維持することの重要性の啓蒙、および健康イベント参加(無料)によるイン
ポピュレーションアプローチによる健康状態の維持・増進
センティブ付与
© LLC Carna Health Support
Ⅳ.特定保健指導
12
4-4.
Disease Management(疾患管理)の概念について
~評価(アセスメント)①
Step1
特定された対象者を点数化します(例
緊急度
最大
大
中
検査結果
・国際基準HbA1c8.4以上もしくは
血糖値160以上
・尿蛋白2+以上またはeGFR50未満
・国際基準HbA1c6.9以上8.4未満
もしくは血糖値130以上160未満
・国際基準HbA1c6.2以上6.9未満
もしくは血糖値110以上130未満
糖尿病)
点数
検査項目ごとに重みを付け、検査数値を点数化します。
点数が高いほど状態が悪いこと意味します。
単位
10点
小
mg/dl
レベル2
130≦血糖値<160(可)
レベル3
160≦血糖値(不可)
血糖値(食後) mg/dl
140≦血糖値<180(良)
180≦血糖値<220(可)
220≦血糖値(不可)
血圧(収縮期) mmHg
130≦血圧(収縮期)<140 *
140≦血圧(収縮期)<180
180≦血圧(収縮期)
血圧(拡張期) mmHg
80≦血圧(拡張期)<85
85≦血圧(拡張期)<110
110≦血圧(拡張期)
HbA1c
※2013年4月からNGSP値
%
6.2≦HbA1c<6.9(良)
6.9≦HbA1c<8.4(可)
8.4≦HbA1c(不可)
中性脂肪 mg/dl
-
150≦中性脂肪
-
LDLコレステロール mg/dl
-
100≦LDLコレステロール
(冠動脈疾患あり)
6点
3点
HDLコレステロール mg/dl
-
HDL≦40
-
尿素窒素
mg/dl
-
22.0≦尿素窒素
-
クレアチニン
mg/dl
-
1.1≦男性クレアチニン
0.7≦女性クレアチニン
-
尿酸
-
7.0≦尿酸(男性)
mg/dl
-
5.5≦尿酸(女性)
-
AST
IU/dl
-
33≦AST
-
IU/dl
-
42≦ALT(男性)
27≦ALT(女性)
-
γ-GTP
0点
120≦LDLコレステロール
(冠動脈疾患なし)
ALT
・国際基準HbA1c6.2未満もしくは血
糖値110未満」
レベル1
110≦血糖値<130(良)*
糖尿病以外は診断基準
血糖値(空腹時) 尿中アルブミン
(クレアチニン換算値)
尿中蛋白定量
(クレアチニン比)
IU/dl
-
47≦γ-GTP
-
mg/g・CRE
-
30≦尿中アルブミン(クレアチニン換算値)<300
300≦尿中アルブミン(クレアチニン換算値)
g/日
-
尿定性(+)≦尿中蛋白定量(クレアチニン比)<1.0
1.0≦尿中蛋白定量(クレアチニン比)
22≦BMI<25
25≦BMI
-
cm
85≦男性ウエスト *
-
-
90≦女性ウエスト *
-
-
BMI
ウエスト
-
Step2
3つの行動から、以下の3項目を評価します
①通院状況
②必要な検査の実施状況
(各疾患のガイドラインから、必要な検査が行われているかを確認します)
③薬コンプライアンスの状況
(処方日数と通院間隔が一致しているかを確認します。)
13
4-5.
Disease Management(疾患管理)の概念について~
階層化①
アセスメントの結果から介入内容・介入強度を決定します
Step2
Step1
健診結果
点数
Step3
レセプト分析
通院/未通院
未通院
介入方法
必要な検査
薬コンプライアンス
―
―
月に2回電話
悪い
第2優先
・服薬指導 (病気と薬の関係、服薬の必要性を説明します。)
月に2回電話
(通院中断防止、食事、運動指導)
良い(薬なし含む)
第4優先
・セカンドオピニオンを提出
(必要な検査リストを対象者へ渡し、主治医へ相談するよう勧めます。
通院中断防止、服薬、食事、運動指導)
月に1回電話
悪い
第3優先
・服薬指導 (病気と薬の関係、服薬の必要性を説明します。)
(通院中断防止、食事、運動指導)
月に1回電話
良い(薬なし含む)
第5優先
・教授カンファレンスにて、検査・服薬内容をチェックしたうえで
問題が無ければ食事、運動指導を行います。
実施なし(不明)
悪い
第1優先
・受診開始指導 (医療機関予約までを行います。)
(服薬、食事、運動指導)
通院中
実施あり
月に1回電話
14
4-6.
Disease Management(疾患管理)の概念について
~介入①
案内通知・・・・・1回
初回面接予約・・・1回
初回面接(電話)・1回
面接(3種)・・・2回
フォロー電話・・・・3回
手紙・・・・・・・・5回
教授カンファレンス・2回
報告書・・・・・・2種
1か月目
2か月目
・遠隔(タブレット面接)
3か月目
4か月目
6か月目
【手紙】
電話内容をまとめたも
のをお手紙として患者
様へお送りします。
・セカンドオピニオン
がある場合は同封しま
す。
【手紙】
電話内容をまとめた
ものをお手紙として
患者様へお送りしま
す。
【フォロー電話】
・目標の達成状況確認
・知識の確認
・教育
・通院状況、病院での
検査結果、医師の指示、
服薬の確認
・セカンドオピニオン
の実施有無と状況確認
【最終面接】
・目標の達成状況確認
・知識の確認
・教育
・通院状況、病院での検査
結果、医師の指示、服薬の
確認
・セカンドオピニオンの必
要性評価
保者様へは、各患者ご
との詳細と、全体の集
計をご報告します。
【手紙】
電話内容をまとめたも
のをお手紙として患者
様へお送りします。
必要時、専門医カン
ファレンス
©
報告書
・目標の達成状況確
・目標の達成状況確認 認
・知識の確認
・知識の確認
・教育
・教育
・通院状況、病院での ・通院状況、病院で
検査結果、医師の指示、 の検査結果、医師の
服薬の確認
指示、服薬の確認
・セカンドオピニオン ・セカンドオピニオ
の必要性評価
ンの実施有無と状況
確認
(患者様用・保険者様用)
3
種
【中間面接】
最終面接 ★
手紙
【手紙】
電話内容をまとめた
ものをお手紙として
患者様へお送りしま
す。
フォロー電話
手紙
フォロー電話
手紙
・初回面接で決めた
目標の達成状況確認
・知識の確認
・教育
・通院状況、病院で
の検査結果、医師の
指示、服薬の確認
5か月目
種
3
【フォロー電話】
【フォロー電話】
・電話面接
※決定方法はスライド「④面接について」参照ください。
中間面接 ★
【手紙】
面接内容をまとめたものを
冊子として患者様へお渡し
します。患者様へは、支援
毎のお手紙をファイリング
するためのファイルを初回
面接時にお渡しします。
手紙
健診結果・レセプトから抽
出された問題点に対して行
動目標を設定します。
1.健診の受診
2.通院の必要
3.検査の実施
4.薬
(禁忌、服薬状況)
5.食事習慣改善
6.運動習慣改善
フォロー電話
手紙
初回面接(電話面接)
初回面接予約(電話)
案内通知(手紙)
【初回面接】
面接の方法については、3種類より選択
・対面面接
LLC Carna Health Support
・セカンドオピニオンが
ある場合は郵送します。
必要時、専門医カン
ファレンス
15
参考≫ 面接方法について
患者様の状況に合わせて、対面・遠隔・電話による面接をご案内します。
さらに、患者様のご希望に応じて、実際に行う面接方法を決定します。
病状に応じて、対面・遠隔(タブレット端末)・電話面接の3種類をご用意しています。
対面面接 実施基準
電話面接 実施基準
遠隔面接 実施基準
・血糖コントロール
HbA1C 8.4以上かつ2か月連続上昇
・血糖コントロール
HbA1C7.4以上かつ2か月連続上昇
・合併症状況
糖尿病腎症の病気が進行
糖尿網膜症、動脈硬化性疾患、糖尿病神
経障害、足病変等の新規発症
・合併症状況
糖尿病腎症、糖尿尿網膜症、動脈硬化性
疾患、糖尿病神経障害、足病変がある
・合併症状況
なし
・本人のやる気低下
看護師の判断
・本人のやる気低下
看護師の判断
患者様が
選択
・本人のやる気低下
看護師の判断
・血糖コントロール
HbA1C7.0以上かつ2か月連
続上昇
患者様が
選択
・専門医カンファレンスで指示が出た場合
・専門医カンファレンスで指示が出た場合
・専門医カンファレンスで指示が出た場合
測定も実施します。
・自己血糖測定
・血圧
・体重
など
看護師
患者
患者
看護師
自宅・会社などで実施できます。
患者側の端末に教育資料も表示可能です。
※panasonic社
遠隔会議システム導入
©
LLC Carna Health Support
看護師
患者
自宅・会社などで実施できます。
事前に資料を郵送し、電話でお話ししながら進
めます。
16
4-7.
Disease Management(疾患管理)の概念について
~介入②
主治医へ以下資料を発送
(手紙)
・治療計画立案(セカンドオピニオンとして必要時提案)
・教育内容報告
・合併症聞き取り内容報告
・生活習慣聞き取り内容報告
診察
結果受領
・患者を通じて結果を受領
診察から
5日
医療機関にて
診察から
25日
カルナの看護師
担当看護師
1か月1サイクルとし、
効果判定・再評価を実施します
介入
(電話、メール、遠隔面接)
・教育指導
・合併症聞き取り
・生活習慣聞き取り
患者
カルナの看護師
診察から
20日
診察から
15日
分析
・結果の評価
・教育指導内容立案
・合併症症状聞き取り計画立案
・専門医カンファレンス)
医師・看護師
17
4-8.
Disease Management(疾患管理)の概念について
~効果測定と再評価(アセスメント)
① 検査値・行動変容を測定
②測定された新しいデータで再評価
18
その他
©
LLC Carna Health Support
19
5-1.
特定保健指導の実績としてのカウントについて
本提案は、データヘルス計画に対するものですが、特定保健指導の実績にカウントすることが可能です。
特定保健指導は以下の特徴があります。
① 行動目標を設定すること
② 記録をもとに指導すること(A支援)
③ 遠隔の面接も可能(厚労省の認可が必要)
本プログラムでは、健診・レセプト解析から以下のような問題点を持った対象者が抽出されます。
・状態は悪いにもかかわらず、病院に行っていない人
・医療機関は適正に検査しているが、本人の服薬状況が悪く、重篤化している。等々
このような対象者に対し、「定期的な受診」「服薬の習慣化」「食事」「運動」を行動目標に設定すること
で特定保健指導としての要件を満たします。(当社で国への報告用XML作成可能です。)
保険者さまにおかれましては、予防域から治療域まで継続性のある指導が可能になること、特定保健指導と
データヘルス計画の予算化しやすい方で実施できることなどのメリットがあります。
重症化予防事業としての予算化が難しい場合(特に26年度)は、特定保健指導
として実施しカウントすることが可能です。
©
LLC Carna Health Support
20
5-2.
服薬中の特定保健指導について
標準的な健診・保健指導プログラム【確定版】平成19年4月
26ページ
標準的な健診・保健指導プログラム【改訂版】平成25年4月
34ページ
本提案は、データヘルス計画に対するものですが、
服薬中の者であっても特定保健指導の実績にカウントすることが可能です。
©
LLC Carna Health Support
21
5-3.個人情報保護①
従業員に対する個人情報保護に関する研修及び教育
・新規雇用時は、個人情報保護覚書を締結し、社内の担当者が教育を実施しています。内容は、個人情報保護法の基
礎知識、個人情報に纏わるリスクや事故事例、当社の体制についてです。
・全従業員に対して毎年個人情報保護に関する注意喚起を行っています。
22
5-4.個人情報保護②
本事業においては、対象者の同意取得および個人情報保護に関して、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱
いのためのガイドライン」 に準拠する。本院への同意に関しては、不同意の場合の不利益の排除、事業中途てでの離脱による不
利益の排除、危険性が無いことの説明、個人情報の取扱に関する説明を予めおこない、同意を文書で得ます。
また、保険者との間にも予め個人情報保護契約を締結します。
・本事業における個人情報保護の考え方 本研究において、個人情報保護を実行し、維持します。
1. 適切な個人情報の収集、利用及び提供
2. 個人情報の安全管理措置
3. 法令及び規範の遵守
4. コンプライアンス・プログラムの継続的改善
・本事業で個人情報保護対象と考えられる情報 個人情報とは、個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日
その他の記述、または個人別に付された番号、記号その他の符号、画像若しくは音声により当該個人を識別できるもの(当 該情
報のみでは識別できないが、他の情報と容易に照合することができ、それにより当該個人を識別で きるものを含む。)と定義し
ます。 本事業においては、患者氏名・患者住所・患者電話番号・被保険者記号・被保険者番号などがそれに該当します。
・本事業における特徴 情報の非対称性への配慮については、透析開始想定日など、患者との情報の非対称性を考慮し、患者の不
利益になることは保険者(費用の支払者)に対しても情報を提供しない。
・個人情報保護のための対策や情報の運用方法 下記項目に関し、「個人情報保護規定(セキュリティーポリシー、フプライバ
シーポリシー含む)」を策定し、これに基づき運用する。
○相互牽制体制 ○内部監査 ○規定・マニュアル ○セキュリティー管理体制 ○システム管理体制
○データ管理体制 ○ネットワーク管理体制 ○職務分担の明確化
○システムオペレーション管理 ○トラブル管理 〇移管管理 ○顧客等のデータ保護 ○不正使用 防止
○コンピュータウイルス等 ○外部委託業務のリスク管理体制
○防犯・防災・バックアップ○防犯対策 ○コンピュター犯罪・事故等 ○防災対策 ○バックアッ プ
○コンテンジェンシープランの策定
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参考≫
厚労省 データヘルス事例集で紹介された
協会けんぽ福岡支部との事業について
平成26 年度予算概算要求の概要
第4章 データに基づく保健事業の展開
-1 意識づけプログラム 事例13.全国健康保険協会福岡支部
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カルナヘルスサポートのこれまでのサービス実績項目
診察ごとに以下の介入を実施します
患者へのアプローチ
①
②
今月の
あなたの
HbA1c
検査結果を早期に知らせる支援
診察後数日でHbA1cの結果を知らせる。
治療意欲を継続させることにつながる。
低血糖時の対
処法について、
資料をお送り
しますね
理解度チェック・教育資料提供
アルゴリズムに沿った質問を行い
知識理解度を確認し不足しているところを教育する。
低 血 糖 の対 応
低 血 糖 が 続く と 、けい れ ん や 昏睡 と いった 症 状 が
現 れ て 、 その ま まにし て お く と生 命 に危険 な 状 態
になります。低血糖の症状や対処の仕方について、あ
らかじめ知っておくことが大切です。
インスリン注射や血糖を
下げる薬で治療中のかたは
低血糖に注意しましょう!
急にお
なかが
すく
こんなことありませんか?
低血糖の症状です!!
③
合併症の早期発見支援
アルゴリズムに沿った質問を行い
合併症の初期症状を聞き取る。
メディカルコールセンター
(アウトバウンド型)
手や足がしびれ
ることはありま
せんか
力が抜ける
冷や汗をかく
どきどきする
手がふるえる
低血糖になりやすいとき
・
食事がいつもより遅くなったり、量が少なすぎたとき
・
激しい運動をしたあと
・
薬や注射の時間・量を間違えたとき
・
空腹時に入浴したとき
・
下痢のとき
・
アルコールを飲んだとき
・
血糖に影響を及ぼす他の薬を飲んだとき
低血糖症状があらわれたら・・・
・いつも砂糖やブドウ糖を持っておこう!
・糖尿病手帳を持っておこう!
1.すぐに砂糖 10g~20g を食べるか、ジュースを飲む。
④
通院中断を防止支援
診察予定日を確認する。
前回の未受診の場合は受診を勧める。
明後日は診察
日ですね。
患者
胸が
こんな症状に気づいたら、すぐに対処が必要です
ジュースはブドウ糖や砂糖を含むものを選びましょう。
ブドウ糖や砂糖を含まない飲料もあるので、あらかじめ内容を確認
しておきましょう
資料:低血糖時の
対処法について
※ベイスン・グルコバイ・セイブルを使っている方は、ブドウ糖でないと
効果がありません! ブドウ糖は薬局で購入できます。
2.症状がよくならないときはすぐ医療機関に連絡する
3.意識がないときはすぐに救急車を呼ぶ
4.家族や職場の方にも低血糖について知ってもらいましょう。
カルナプロジェクト
医療機関へのアプローチ
⑤
治療計画の立案支援
医療機関へクリティカルパスを提供する。
複雑な糖尿病ガイドラインをパス(治療計画)に落とし込むことで、主
治医は受診日に必要な検査を把握することができ、必要な検査を行うこ
とが可能。
クリティカルパス
の提供
主治医
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参考≫
カルナヘルスサポートのこれまでの成果
現在も継続中(9年目)
期間:2004年~2010年
対照群15名 介入群15名
※同一医療機関にて糖尿病治療中
患者へのアプローチ
・ 通院脱落率
予約日受診率(脱落傾向)
・ HbA1c
25%以上低下
介入群は有意に改善
脱落傾向がある患者も
介入をすることで脱落率を
0にできた.
・ 知識理解度
この内容は、2010年糖尿病学会地方会に
て発表し推薦演題教育部門賞を受賞した。
10%上昇
医療機関へのアプローチ
左記項目は特に実
施率が向上した項
目である。
・ 検査実施率
20%上昇
※検査項目:クレアチニン、尿蛋白、PWV/ABI、振
動覚検査等の24項目。
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