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第183期 ニッケレポート

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第183期 ニッケレポート
2013
第183期末(平成24年12月1日〜平成25年11月30日)
“声”を明日につなげる
第7回ニッケピュアハートイラスト大賞 藤城 真生さん(大賞受賞作品)
トップインタビュー
“声”を明日につなげる
ニッケグループ代表
日本毛織株式会社 取締役社長
Q
第183期を振り返って総括をお願いします。
売体制の統合再編による営業強化と効率化を図るとと
もに、ASEAN地域(マレーシア・タイ)での事業展開を
推進しました。人とみらい開発事業では、太陽光発電に
当連結会計年度における経済環境は、国内では年度後
よるソーラー売電事業(「ニッケまちなか発電所」)に参
半の円安、株高傾向や、それに伴う景気の緩やかな回復
入し、資産の有効活用と収益拡大を図りました。また、地
が見られましたが、世界的には景気の減速懸念により不
域 密 着 型 の 介 護 施 設 を 積 極 的 に 展 開 し ま し た。コ ン
透明な状況で推移しました。
シューマー事業では、通信事業やキッズランド事業等に
このような環境下、ニッケグループでは、
「 ニッケグ
おいて積極的に拠点数を拡大しました。また、ホビーク
ループ中長期ビジョン
(NN120ビジョン)
」に基づいて、
ラフト事業として新たにスタンプインク事業へ参入し
顧客価値の創造や生産性の向上に取り組んでまいりま
ています。
した。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、
2013年 度 は、
NN120第2次 中 期 経 営 計 画
(2013
売上高は976億77百万円で前年比0.3%の増収、
〜2015年)の初年度として、最終年度
(2015年度)の
営業利益は55億96百万円で前年比4.8%の増益、
経営目標達成に向けた足掛かりを確固とする一年と位
経常利益は60億23百万円で前年比11.5%の増益、
置付け、事業運営体制の見直しにより経営の効率性や機
当期純利益は33億46百万円で前年比2.6%の増
動性を高めるとともに、各事業にて将来を見据えた施策
を実施しました。衣料繊維事業や産業機材事業では、販
1
益となりました。
TOP I NTE RV I E W
Q
社長が抱かれている今期そしてNN120ビジョン
達成に向けた展望をお聞かせください。
企業においても、先行き不透明な経営環境の中で、シ
ンプルで真に有効な組織体制や施策が求められます。
2014年度は、NN120ビジョンの目標達成に向けて、
ニッケグループでは、創立120周年
(2016年)の節
これらの課題をグループ全員で共有の上、実践してまい
目に向けて「ニッケグループ中長期ビジョン
(NN120
ります。
ビジョン)」を策定し、グループの目指す方向性を明確化
した上で、着実な成長に向けた各種施策を推進してきま
した。その結果、リーマンショックにより一旦落ち込ん
だ業績を回復の軌道に乗せ、昨年度までの4期連続で増
Q
最後に、株主様に向けてメッセージを
お願いいたします。
収増益を達成させることができました。更に、
「NN120
2014年度は、中期経営計画最終年度である2015年
第2次中期経営計画」の2年目となる2014年度は、最終
度の目標達成に向けての準備期間であり、飛躍の年でも
年度の2015年度目標である
「連結売上高1,000億円
あります。
NN120ビジョンの実現と経営目標の達成を
以上、連結営業利益70億円以上」の達成に向けて、利益
目指し、上記施策に全力で取り組みます。
体質の基盤強化や、海外事業の拡大と収益向上、新事業
「人と地球に「やさしく、あったかい」企業グループを
の創出と新商品の開発強化などに注力することにより、
目指す」との経営理念のもと、グループ全員が「情熱と誇
「売上高1,000億円、営業利益60億円」の増収増益を計
画しています。
りをもってチャレンジ」の気概を持って不断の努力を重
ね、グループ一丸となって着実な成長と企業価値の向上
に邁進してまいります。
Q
第184期に向けた意気込みを好きな言葉
(座右の銘)になぞらえて決意表明ください。
今後とも皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願
い申し上げます。
中国の古典・易経に
「易簡にして天下の理得たり」とい
う言葉があります。
「易簡」とは簡易のことで、簡潔、分かりやすいという
意味です。物事を簡潔にすることによって、世の中のい
ろいろな事象の原理、原則が理解できるようになるとい
う教えですが、企業経営においてこの言葉を常に念頭に
置いています。
物事を簡潔にすることは、簡単にできるものではなく、
相当な努力が必要です。事の要点・本質を単刀直入に直
視し、真理を掴んだ上で、相手に伝えることができるよ
うにならなければなりません。
2
財務ハイライト
Fi nanc i al H i gh l i gh ts
連結売上高の推移
連結営業利益・経常利益・営業利益率の推移
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
100,000
100,000
84,831
100,000
100,000 84,831
84,831
84,831
87,659
87,659
97,357
97,357
97,677
97,677
97,357
97,357
97,677
97,677
経常利益
経常利益
営業利益率
営業利益率
経常利益
経常利益
(単位:
%)
(単位:
%)
営業利益率
営業利益率
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
12,000
12,000
12,000
12,000
87,659
87,659
9,000
9,000
5.4
5.4
75,000
75,000
9,000
9,000
5.4
5.4
50,000
50,000
6,000
6,000
75,000
75,000
50,000
50,000
6,000
6,000
25,000
25,000
3,000
3,000
25,000
25,000
3,000
3,000
00
00
POi n t
00
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
(10/11
) )
(10/11
(10/11
) )
(10/11
(11/11
) )
(11/11
(11/11
) )
(11/11
(12/11
) )
(12/11
(12/11
) )
(12/11
00
(13/11
) )
(13/11
POi n t
(13/11
) )
(13/11
円安進行によるコストアップ、市況低迷などの厳しい環境により、衣
料繊維事業と産業機材事業が苦戦したものの、人とみらい開発事業と
コンシューマー事業が順調に推移し、全体では増収となりました。
連結当期純利益
1株当たり当期純利益の推移
当期純利益
1株当たり当期純利益
当期純利益 ・
1株当たり当期純利益
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
当期純利益
当期純利益
円)
(単位:
円)
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益 (単位:
5,000
5,000
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
40.13
40.13
5,000
5,000
4,000
4,000
4,000
4,000
26.81
3,000
3,000 26.81
26.81
3,000
3,000 26.81
2,000
2,000
2,000
2,000
1,000
1,000
1,000
1,000
00
00
POi n t
2,148
2,148
40.13
40.13
3,102
3,102
3,102
3,102
50
50
(単位:
円)
(単位:
円)
42.98
42.98
44.16
44.16
42.98
42.98
44.16
44.16
3,261
3,261
3,346
3,346
3,261
3,261
3,346
3,346
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
(10/11
) )
(10/11
(11/11
) )
(11/11
(11/11
) )
(11/11
(12/11
) )
(12/11
(12/11
) )
(12/11
(13/11
) )
(13/11
5.7
5.7
5.8
5.8
5.5
5.5
5.7
5.7
5,056
5,056
5,337
5,337
4,733
4,733
4,942
4,942
5,596
5,596
第182期
第182期
第183期
第183期
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
(10/11
) )
(10/11
(11/11
) )
(11/11
(11/11
) )
(11/11
66
66
44
22
第181期
第181期
(10/11
) )
(10/11
88
6,023
6,023 4 4
5,596
5,337
5,401
5,337
5,401 5,596
6,023
6,023 2 2
5,401
5,401
第180期
第180期
2020 円)
(単位:
(単位:
円)
2020
1515
1010
(13/11
) )
(13/11
5.5
5.5
5,056
5,056
4,942
4,942
(単位:
円)
(単位:
円)
中間
中間
3030
2020
00
5.8
5.8
4,733
4,733
4,617
4,617
配当金の推移
中間
中間
1515
1010
00
4,617
4,617
(単位:
%)
(単位:
8%)
8
(12/11
) )
(12/11
(12/11
) )
(12/11
(13/11
) )
(13/11
00
00
(13/11
) )
(13/11
衣料繊維事業におけるコストアップの影響や、産業機材事業における産
業向け機械等の不振の影響があったものの、人とみらい開発事業におけ
る不動産開発物件や介護事業の新規施設の収益化、およびコンシューマー
事業における新規事業の利益貢献により、全体では増益となりました。
4040
3030
2020
1010
2,148
2,148
(10/11
) )
(10/11
5050
4040
円安進行に伴う為替差益計上により営業外収支が上振れしたため、経
常利益・当期利益においても各々予想を上回り、増益となりました。
3
営業利益
営業利益
(単位:
百万円)
(単位:
百万円)
営業利益
営業利益
期末
期末
期末
期末
18
18
18
18
18
18
18
18
18
18
10
10
18
18
10
10
18
18
10
10
18
18
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
1010
55
55
00
00
POi n t
88
88
88
88
88
88
88
88
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
第180期
第180期
第181期
第181期
第182期
第182期
第183期
第183期
(10/11
) )
(10/11
(10/11
) )
(10/11
(11/11
) )
(11/11
(11/11
) )
(11/11
(12/11
) )
(12/11
(12/11
) )
(12/11
(13/11
) )
(13/11
(13/11
) )
(13/11
利益水準に応じて持続的に配当水準を引き上げていくことを基本方針
としております。今期につきましては、前期に引き続き年間配当を
18円とさせていただきました。
連結財務諸表
C o ns o l i dat e d Fi nanc i al S tate me nts
連結貸借対照表(要旨)
(単位:百万円)
当期末
科 目
前期末
資 産 の 部
65,988
65,215
固定資産
66,942
52,577
有形固定資産
39,697
33,973
無形固定資産
622
661
投資その他の資産
平成25年11月30日 現在
前期末
平成24年11月30日 現在
負 債 の 部
流動資産
資産合計
当期末
科 目
平成25年11月30日 現在 平成24年11月30日 現在
26,622
17,942
132,931
117,792
流動負債
固定負債
負債合計
31,917
23,527
30,126
17,619
55,445
47,746
純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
70,798
5,791
895
68,867
343
835
77,485
132,931
70,046
117,792
(注)記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結損益計算書(要旨)
科 目
(単位:百万円)
当期
前期
平成24年12月 1 日 から
平成25年11月30日 まで
平成23年12月 1 日 から
平成24年11月30日 まで
97,677
97,357
売上原価
75,331
74,877
売上総利益
22,346
22,480
16,749
17,142
5,596
5,337
営業外収益
1,160
841
営業外費用
733
777
6,023
5,401
特別利益
582
3,689
特別損失
1,222
3,978
5,384
5,113
法人税等
1,955
1,712
少数株主損益調整前当期純利益
3,428
3,401
81
139
3,346
3,261
売上高
販売費及び一般管理費
営業利益
経常利益
税金等調整前当期純利益
少数株主利益
当期純利益
(注)記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。
連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
科 目
当期
(単位:百万円)
前期
平成24年12月 1 日 から
平成25年11月30日 まで
平成23年12月 1 日 から
平成24年11月30日 まで
営業活動による
キャッシュ・フロー
6,180
5,397
投資活動による
キャッシュ・フロー
△ 10,104
△ 3,740
財務活動による
キャッシュ・フロー
2,158
1,505
現金及び現金同等物に
係る換算差額
125
72
現金及び現金同等物の
増減額(△は減少)
△ 1,640
3,235
現金及び現金同等物の
期首残高
13,525
10,247
新規連結に伴う現金及び
現金同等物の増加額
102
50
連結除外に伴う現金及び
現金同等物の減少額
―
△7
11,986
13,525
現金及び現金同等物の
期末残高
(注)記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。
4
部門別事業概況
衣料繊維事業
売上高構成比
42%
売 上 高
■ 売上高・営業利益の推移(単位:百万円)
売上高
営業利益
412億64百万円
(前期比1.4%減)
営業利益
14億48百万円
(前期比13.8%減)
◦ウール(天然繊維)を主素材とした衣料用の素材・商品の開発・製造・卸売り
【売上】
41,857
1,680
第182期
(12/11)
41,264
1,448
第183期
削減という厳しい環境が影響して減収。
●売
糸は、期初からの円安と原毛価格の乱高下、 ● 一
般企業向け制服素材は、通信会社、大手私
市況低迷による受注伸び悩みにより減収。
鉄、地方銀行、百貨店制服等の大口受注があ
● 学 校向け制服素材は、入学商戦向けの出荷
るも中小口物件の更改低調により減収。
も前期並み、来年度の商戦に向けての早期 ● 一
般衣料向け素材は、百貨店アパレル向け
備蓄の受注も前年並みに出荷され、ほぼ前
の受注低迷により微減収。
期並み。
●海
外向け事業は、欧米向けに高品質レディ
● 官 公庁向け制服素材は、難燃作業服分野で
ス素材の拡販に注力も受注の増加には至ら
の新規受注など好材料はあるものの、予算
ず減収。
【利益】急激な円安と原毛高によるコストアップに加え、商況の悪化で価格転嫁が十分に図れず、
採算が悪化したため減益。
(13/11)
産業機材事業
売上高構成比
19%
売 上 高
■ 売上高・営業利益の推移(単位:百万円)
売上高
営業利益
652
20,363
第182期
(12/11)
522
18,234
第183期
(13/11)
182億34百万円
(前期比10.5%減)
営業利益
5億22百万円
(前期比19.9%減)
◦ウールから化合繊、糸から紐・フェルト・不織布の開発・製造・卸売り
◦産業用機器の設計・製造・販売
◦環境・エネルギーシステムの設計・施工・メンテナンス
【売上】
競争に対して新製品を適切に投入したこと
●産
業用資材は、PM2.5の影響により空調用
が功を奏し、全体で増収。
フィルターが好調に推移したほか、自動車 ● 産 業向け機械・計測器は、ソーラーや海外
向け資材でも回復を見せ始めたが、家電向
ファクトリーオートメーションなどの機器
け資材等の減収が大きく、全体では減収。
関連が売上げに寄与したが、前期後半の受
● 生 活用資材は、ラケットスポーツ用品は海
注減と前期における電源・計測器事業から
外受注の増加により、釣糸は市場の値下げ
の撤退が影響し減収。
【利益】昨年は好調に推移した株式会社ニッケ機械製作所における産業向け機械の反動や、アン
ビック株式会社の自動車向け、OA関係の不振により減益。
※前期の売上高および営業利益については6事業を4事業に置き換えたものですので、公表しているものと数値が異なっております。
5
Ope r at i ng Res u lt s
人とみらい開発事業
売上高構成比
17%
売 上 高
■ 売上高・営業利益の推移(単位:百万円)
売上高
3,865
14,327
第182期
(12/11)
営業利益
4,247
16,200
第183期
(13/11)
162億円
(前期比13.1%増)
営業利益
42億47百万円
(前期比9.9%増)
◦
「街づくり」を主眼とした地域共生型のサービス提供および不動産開発
【売上】
徒数減少もレッスン料値上げにより前期並み。
●商
業施設運営事業は、
「 ニッケコルトンプラ
ゴルフ練習場・ゴルフコースは、メガソーラー
ザ」が、併設シネマの客足回復や、衣料品の販
発電所建設に備えたゴルフコースの閉鎖、お
売が婦人服を除き好調、商業施設運営業務の
よび天候不順による来場者の減少により、大
新規受託が寄与して微増収。一方の「ニッケ
幅減収。
護事業は、既存施設の利用者数・客単価増に
パークタウン」は、近隣ショッピングセンター ● 介
加え、新規開業拠点が売上げに寄与したため、
の新規オープン等の影響があったにも関わら
大幅な増収。
ず、前期並みを維持。
●不
動 産 事 業 は、新 規 土 地 賃 貸 の 開 始 や ソ ー ● ア
ミューズメント事業はカラオケ部門の不振
ラー売電事業の開始により、全体として増収。
や、テナント入居ビルの耐震工事に伴う休業
●ス
ポーツ事業は、テニススクールでは受講生
等が大きく影響して減収。
【利益】不動産事業における愛知県稲沢・弥富の不動産開発物件の収益化、および前期に開所した
ニッケ介護村、複合施設・有料老人ホーム「ニッケあすも一宮」、通所介護施設「つどい一
宮」の運営が軌道に乗り増益。
コンシューマー事業
売上高構成比
22%
売 上 高
■ 売上高・営業利益の推移(単位:百万円)
売上高
20,810
営業利益
21,978
907
604
第182期
(12/11)
第183期
(13/11)
219億78百万円
(前期比5.6%増)
営業利益
9億7百万円
(前期比50.2%増)
◦消費財の流通・小売
◦拠点開発による地域ニーズに対応した商品・サービスの提供
【売上】
売台数の増加が全期間で売上げに寄与して増収。
●寝
装事業は、災害用備蓄毛布の販売が堅調に推移 ● キッズランド事業は、既存3施設が集客を伸
するも、需要としては一巡した状況にあり減収。
ばしたことにより増収。
● 貿 易代行事業は、コンテナの輸入設置事業 ● ビ デオレンタル事業は、各店舗の努力が売
が好調で、大幅な増収。
上げに寄与したことにより増収。
● 100円ショップ向け卸売事業は、新商品の ● 個 人向け保険代理店を営む株式会社ニッ
開発と新規取引先の開拓により増収。
トーファミリーが、また、各種スタンプイン
●携
帯電話販売事業は、スマートフォン市場の拡
クなどの製造・販売を営む株式会社ツキネ
大と、前期に行った新規出店・移転増床に伴う販
コが、それぞれ加わり売上げに寄与。
【利益】新規事業(コンテナ、ビデオレンタル、アイスクリームショップ、キッズランド)、および新規
連結会社の事業(スタンプインクの製造・販売、個人向け保険代理店)の利益貢献により増益。
6
各事業本部の抱負
衣料繊維事業本部
2013
(平成25)年12月より衣料
繊維事業本部長を担当しています
島津貞敏です。
当事業本部では、
グローバル生
衣料繊維事業本部長
産体制の強化を図ります。
島津 貞敏
前期にマレーシアへ集約統合し
た梳毛生産を軌道に乗せ、国内外生産体制の一層の効
率化を図ります。
また、期初にグループの売糸事業の統合再編を行い、
経営の機動性と効率性の向上を図っています。テキス
タイル事業につきましても、販売体制の再構築を進め、
収益力の向上を目指します。
お客様に満足を提供する
「売れるもの作り」を徹底す
るため、マーケティングを強化するとともに、開発人材
を更に投入し、顧客ニーズに沿った独自性、優位性のあ
る素材を開発していきます。
人とみらい開発事業本部
産業機材事業本部
2013
( 平 成25)年12月より産
業機材事業本部長を担当してい
ます迫間満です。
当事業本部では、3つの重点施
産業機材事業本部長
策を推し進めます。
迫間 満
一つ目は「成長への取り組み」
です。FAシステムの設計開発においては、お客様とのリ
レーションシップ戦略により取引先の拡大を図ります。
また、
ソーラーなどを扱うエネルギー事業についても、
グループ内で培った技術・ノウハウを活用し事業展開に
繋げます。海外事業では、昨年度に進出したタイを中心
にビジネス拡大を目指します。
二つ目は「構造改善」です。期初にフェルト・不織布の
販売体制の統合再編を行い、経営の効率化や営業強化
を図っていますが、今後も引き続き筋肉質な事業基盤
を構築し、
しっかりとした利益体質を確立します。
三つ目は「技術力・開発力の強化」です。常に新しいも
のを市場へ提供すべく、
ニッケ研究開発センターとの連
携を強化し、
新商品の開発に取り組みます。
コンシューマー事業本部
人とみらい開発事業本部長の富田一弥で
コンシューマー事業本部長の富田一弥です。
す。
当事業本部では、
今期も引き続き事業の拡大
当事業本部では、今期も引き続き太陽光発
と収益の向上に取り組んでまいります。
電による売電事業と介護事業に重点的に取
通信事業やキッズランド事業では、新規出店
人とみらい開発事業本部長
り組んでまいります。
や既存店の増床移転により事業の拡大を推進
コンシューマー事業本部長
富田 一弥
太陽光発電による売電事業では、グループ
します。
内不動産の更なる活用を視野に入れ、
「 ニッケまちな
生活流通事業では、前期に参入したスタンプインク
か発電所」の拠点拡大を推進します。
事業を軌道に乗せ、
ホビークラフト事業を拡大させると
介護事業では、
「ニッケ介護村」のサービス施設の充
ともに、
既存事業においても、
新規顧客の開拓や新商品
実や周辺地域へのサテライト施設の設置など、地域密
着型の介護サービスを積極的に展開します。
7
の開発に注力します。
また、
「ニッチでリッチ」な分野にお
いて、
業務提携やM&A等による事業拡大を推進します。
グループ会社紹介
〜アカツキ商事株式
会社〜
アカツキ商事の紹介
日本の繊維産業を 100 年以上にわたってリードし続けるニッケグループの一員として 1967(昭和 42)年創業以来、
私たちはユニフォームの専門商社として、テキスタイルとその衣料製品とともに、全国大小アパレルメーカー様を中
心としたテキスタイルの販売を要とし、徹底した品質管理、安定供給、高品質の保証と実践を行う事でお客様との間
に安心と信頼を築いてきました。また、時代が変化し独自性をもった商社の姿が求められる中で、弊社もユニフォー
ムの素材専門商社ではなく、ユニフォーム総合商社へと進化すべく改革・改善を重ね、企画から納品・アフターフォ
ローまで、一貫したサービスをご提供できる体制を築いてきました。現在では、テキスタイルのサプライヤーとして
の姿だけでなく、生産機能を持たないアパレルメーカー様や小売り業者様を支える役割も担っています。
アカツキ商事のイチオシ商品
スクール
ビジネス
2 nd
実用性の高いカラーバリエーションでオフィス・サービスユニフォーム素材を
小ロット短納期にて対応いたします。(新たに彩美色も加えました。)
イタリア・イギリス製他、こだわりの上質素材を使用した、セミオーダーの
スーツのご提案。用途、体型に合わせたスタイルをご提案いたします。
アカツキ商事では、スクールユニフォームに汎用
性の高いチェック柄から他に無いモノ、アカツキ
の 独 自 性 が 表 現 出 来 る モ ノ と し て、タ ー タ ン
チェックの本場=スコットランドに目を向け、
・
・』をキーワードに 1998(平
『本物を纏う喜びを・
成 10)年 4 月スコットランドのタータンメーカー
「ロキャロン社」とライセンス及びタータンチェッ
クデザインの契約を締結しました。今年で 16 年目
と な り、累 計 で 約 90 校 の 学 校 が 採 用 さ れ、
LOCHCARRON Tartan を身に纏っています。
医療通販
エアーマスク
除菌消臭加湿器Dew「デュウ」
二酸化塩素排出で除菌消臭
次亜塩素酸水で除菌消臭
首からかけるだけで見えない
ウイルス・菌をシャットアウ
トする新しい除菌消臭商品。
超音波振動が微細でやさしいミストを
発生。お部屋に浮遊するさまざまな菌
にミストが付着し空気を除菌消臭します。
医療通販の業界への参入について
医療分野への参入は、1998(平成 10)年大阪支店からスタート。
当初は、新規ルート拡販として、医療業界にターゲットを絞り活動開始。しかし、歴史ある
業界のため苦戦を強いられました。暗中模索の中、全国約100万人の就労ナース向け職域
通販媒体に出会いました。その後、病院に、「癒し・笑い・元気」が出る商材を供給するこ
とをミッションとして、商品開発を検討しました。白衣、シューズサンダル、その他医療雑
貨を提案、供給し現在に至ります。
将来の夢∼全国のどこの病院においても、弊社のオリジナル商品に出会えるようになるまで
今後も商品の開発を続け、夢の実現を図っていきます。
フォーマル
紳士フォーマルスーツの既製品を協力工場にて生産し、
年間約 6 万着の販売をしています。最近の冠婚葬祭で
は、「婚」と「葬」で同じ服を着用しない傾向が強く
なっています。特に「婚」にあたる服が多岐にわたっ
ており、今後の新商品開発への課題となっております。
また、新たな戦略として『Yukiko Kimijima』ブラン
ドにて展開を始めました。日本を代表するオートクチ
ュールのブランド「Kimijima」(故君島一郎氏)の
アトリエ部門を支えていた由紀子夫人のブランドです。
<会社概要>
社 名:アカツキ商事株式会社 創 業:1967(昭和 42)年 11 月
住 所:東京都墨田区両国 2 丁目1番 3 号
HP アドレス:http://www.as-as.co.jp
8
ニッケ温故知新
ニッケパークタウン(旧 加古川工場)
兵庫県加古川市加古川町寺家町にあるニッケパーク
タウンは、ニッケが経営する大型複合ショッピングセ
ンターで、1984(昭和59)年2月に開業しました。
JR神戸線加古川駅より西へ徒歩5分程の場所にある
この施設は、実はニッケ加古川工場の一部だったこと
をご存知でしょうか。
ニ ッ ケ は1896( 明 治29)年12月 に 創 設 さ れ、
1899
(同32)年5月に加古川工場の操業を開始しま
した。加古川工場は赤毛布・ラシャの製造で受注量を増
やし、第2工場が1908(同41)年4月に竣工し、大量生
産が可能となりました。その後、第3工場が1911(同
44)年8月に竣工し、梳毛紡績一貫体制を整えました。
以後、1919(大正8)年5月までに第6工場が竣工し、
その後、対岸の兵庫県加古川市米田町船頭にある印南
工場と統合され加印東工場となり、それから分離・統合
され1976
(昭和51)年12月に印南工場加古川事業所
となりました。
1984(昭和59)年2月には敷地の一部
がニッケパークタウンとなり、他の敷地は関連企業が
工場や倉庫などにして利用してきました。この一帯は
一世紀の歴史を刻む倉庫や壁などが独特のレトロな景
観を形成していましたが、総合病院の建設地に決まり、
2016
(平成28)年秋頃には地域医療の新たな拠点に
▲ ニッケパークタウン
(旧 加古川工場)
生まれ変わる予定になっています。
ニッケパークタウンは「地域コミュニティの場」、
「地
域の利便性の向上」を目的にショッピングセンターと
してスタートし、1997
(平成9)年9月に「リバーサイ
ド館」、1999(平成11)年7月に「煉瓦館」、2004(平
成16)年11月には専門店街をリニューアルし、
「 ニッ
ケレポス」をオープンするなど拡張を続けてきました。
今年で30周年を迎えるニッケパークタウンでは、
「30
年のご愛顧に対して感謝の気持ちを伝える30周年」と
位置付け、
「 ありがとうから、笑顔ひろがる。
」をキャッ
チフレーズに記念企画を展開します。
3月には姫路の
製菓専門学校
「学校法人みかしほ学園」とタイアップし、
巨大バースデーケーキを作成し、誕生祭を盛り上げる
予定です。
今後も地域社会に根ざし、加古川市の商業・文化を担
▲ 大正4年ごろの加古川工場
9
▲ 加古川工場に行幸啓の
昭和天皇皇后両陛下
う施設を目指してまいります。お近くにお越しの際は
是非お立ち寄りください。
CSRの取組み
スポーツ支援事業
加古川マラソンを応援しています
ニッケグループはCSR活動の一環として、兵庫県加古川市にて2013
(平成25)年12月23日
(月・祝)に開催され
ました「第25回加古川マラソン記念大会」に特別協賛しました。今回の加古川マラソン大会は、加古川市が
「ふれあ
い・情熱・市民の和」をテーマに市民参加型のイベントとして開催し、招待選手にダイハツの木﨑良子選手、ゲストラ
ンナーによしもとクリエイティブ・エージェンシーの和泉修氏と
冨好真氏をお迎えし、43都道府県から5,399名のランナーが参加
しました。年末開催ということもあり、国内での「ラストラン」
として
位置付けているランナーも多く、当日は晴天に恵まれ、
例年は寒さ厳
しい気候も今回は和らぎ、絶好のコンディション下での大会となり
ました。
ニッケグループでは、1990(平成2)年開催の第1回大会から特
別協賛企業として本大会運営に協力しており、ニッケ発祥の地であ
る加古川市の市民の健康増進、スポーツ振興に寄与することで社会
貢献になりうるとの考えから、継続して協賛を行ってまいります。
文化支援事業
「第7回
」を実施しました
ニッケグループでは、
2013
(平成25)年8月1日から9月13日まで、
ニッケピュアハートイラスト大賞を実施しました。第7回目となる今回は、
年齢の枠を設けずに
『ツキネコのスタンプインクを使って羊を描こう!』
をテーマに、輪ゴムや段ボール、牛乳パックなど身近にある素材を使って
自由な発想で描いた心温まる羊のイラストを募集いたしました。応募総数
942通の中から、審査委員長のおもちゃコンサルタントマスター山口裕
美子先生の立ち会いの下、厳正なる審査を行い、大賞1名・優秀賞5名・佳作
10名・入選34名の合計50名の受賞者が決定しました。
▲ 表彰式風景 藤城 真生さん(大賞受賞)
大賞・優秀賞受賞者を対象に11月30日に表彰式を開催しました。当日
はニッケ一宮事業所、大成毛織(株)での工場見学会およびニッケ創作工房内の見学会も行いました。ニッケグループ
では、社会に貢献する企業としての使命と責任を果たすため、文化支援事業を行っており、その取り組みの一環とし
てこの企画に取り組んでおります。たくさんのご応募ありがとうございました。
大賞・優秀賞
受賞者
大 賞:藤城 真生さん 小学生(千葉県)
優秀賞:立花 佑夏さん 小学生未満(千葉県)・吉川 咲希さん 小学生(大阪府)・酒井 優実さん 中学生以上(大阪府)
白井 理穂さん 中学生以上(兵庫県)・髙橋 裕子さん 中学生以上(兵庫県)
10
ト ピ ッ ク ス .1
「ニッケまちなか発電所明石土山」が開業しました
2013(平成25)年9月末にて閉鎖した「ニッケ
ゴルフ倶楽部土山コース」の跡地活用として取り組ん
でまいりました太陽光発電事業「ニッケまちなか発電
所明石土山」が竣工し、第1期工事分は2013(平成
25)年10月1日より、第2期工事分は2014(平成
26)年2月1日より稼動を開始いたしました。
ニ ッ ケ ま ち な か 発 電 所 明 石 土 山 は、 敷 地 面 積
221,685.06㎡(67,059.73坪)に太陽光パネル
54,852枚を設置し、16,817kWの発電出力を誇る
西日本でも有数の大規模太陽光発電所です。また、当
発電所の年間発電量を環境効果に置き換えると
3,850世帯の電力を賄い、5,733tのCO2排出量削
減効果があります。
また、当発電所では六甲山牧場の協力を得て敷地の
一部で羊3頭を放牧しています。当発電所の敷地は
元々、ニッケの創業者である川西清兵衛が牧羊業を営
▲ ニッケまちなか発電所明石土山
んだ土地です。1912(明治45)年には「日本毛織
土山緬羊飼育場」を開設。その後、昭和30年代まで
牛の牧場として利用され、そして、ゴルフ場となりま
した。そのような経緯を経て、当該敷地は年間日照時
間が長く、送電用高圧電線も近くにあるということか
ら太陽光発電に取り組むことになりました。
羊を飼育することで、太陽光パネルが広がる無機質
な空間に癒し効果をもたらすと同時に、羊が草を食む
ことで敷地内の除草効果にも期待しています。
朝夕の厩舎からの出し入れや掃除などは近隣住民に
お手伝いいただくなど、地域住民との交流も生まれて
います。地元の小中学校の児童生徒らの施設見学など
も今後検討していく予定です。
ニッケグループでは、当発電所を含め11箇所の拠
点において太陽光発電システムの導入を進めており、
今後も全国の事業拠点において順次発電所の設置検討
▲ 日本毛織土山緬羊飼育場
11
を進めてまいります。
ト ピ ッ ク ス .2
ニッケ協賛、 六甲山牧場“シープレース”を開催しました!
新聞やテレビでも放映されましたが“ニッケまちなか発電所明石土山”では、
“う~らん・う~りん・う~るん”の羊3
兄弟がニッケPRと除草を頑張っています。彼らの故郷
「六甲山牧場」で、
2013
(平成25)年10月27日に“シープ
レース”が開催され、当社は特別協賛をいたしました。
台風の影響が心配されましたが、当日は晴天に恵まれ
爽やかな秋晴れとなり、たくさんのお客様にご来場い
ただきました。レースも大盛況で、レース場の周りには
小さなお子様からご高齢の方まで300名以上の観戦者
が大歓声でレースを応援してくださり、午前・午後各先
着200名様の羊券は、あっという間に無くなりました。
レースの途中で立ち止まる羊たちの姿も微笑ましく、
会場を大いに盛り上げてくれました。
ト ピ ッ ク ス .3
雅楽演奏で仕事始め
ニッケグループは2014(平成26)年の仕事始め、新年祝賀式に大阪楽所から奏者をお招きし、雅楽の生演奏を行
いました。これは2013(平成25)年2月より当社グループが
「鵜殿のヨシ原」の環境保全とバイオ燃料化事業を支援
しており、その保全活動啓蒙の一環で実現したものです。祝賀式では3名の
奏者、笙(しょう)
・龍笛
(りゅうてき)
・篳篥
(ひちりき)の
「三管」による生演
奏が披露されました。
ユネスコの無形文化遺産にも指定されている雅楽の主旋律を奏でる篳篥
には蘆舌(ろぜつ)と呼ばれるリードが不可欠ですが、宮内庁式部職楽部が
唯一認定する原材料は鵜殿で採れるヨシです。
「鵜殿のヨシ原」
はいま、
新名
神高速道路の建設で危機に瀕しています。
当社グループは、
伝統文化に欠か
せない「鵜殿のヨシ原」
の保全活動に貢献いたします。
▲ 新年祝賀式 雅楽生演奏風景
12
工場見学会
株 主 様 を対象に施設見学会を
開催いたしました
レンガ造りのニッケ印南工場(兵庫県加古川市米田町)と
メガソーラー施設 ニッケまちなか発電所明石土山(兵庫県加古郡稲美町、同明石市)
2013(平成25)年10月16日(水)、22日(火)の二日間、株主優待カタログ2013で参加申込を募った株主優待見学を実施
しました。
印南工場見学は過去3回開催しておりますが、今回は新たに新規事業としてスタートしたメガソーラー施設「ニッケまちなか
発電所明石土山」も見学コースに組み入れました。
16日は11名(男性5名・女性6名)、22日は20名(男性11名・女性9名)の
計31名の株主様にご参加いただき、岡山・奈良・愛知・大阪・兵庫からお越しい
ただきました。
今回は小型バスを用意し、JR加古川駅を発着点とし、まずは印南工場へ。途
中、バスの車窓より、社宅付近の介護施設・パークタウン・病院予定地などを紹
介し、印南工場へ向かいました。
印南工場では、映像による工場紹介の後、場内見学へと移りました。織絨か
ら整理など主に学校、企業や官公庁向けユニフォーム(制服)素材の製造現場
を一通り見ていただき、給水塔・施設課事務所・NHK撮影ロケで使われた建
物・表門会議室展示品などをご見学いただきました。1919(大正8)年の創業
▲ ニッケ印南工場
当時の姿をとどめ、いまも現役として有効活用されているレンガ造りの工場
が整然と立ち並んだ様子に感嘆の声が上がりました。
続いて、次の見学地である「ニッケまちなか発電所明石土山」へ向かいまし
た。旧ニッケゴルフ倶楽部土山コースの跡地に作られたこのメガソーラー施
設では、ゴルフ場運営の際にはクラブハウスとして利用されていた管理棟に
て展示パネルを用いて施設全体の説明を行い、当該施設で飼育している羊3
頭をお披露目しました。株主の皆様にも喜んでいただき、羊の名前を呼ばれて
は羊に触れられる光景が見られました。敷地の南側に設置されている展望
デッキでは、遙か遠くまで広がるソーラーパネルの壮大な景色に感慨深い様
子でした。
ご参加いただきました株主様からは、
「 今回の施設見学に満足している」、
「今後も参加型の多様なイベントを期待している」と言う意見も多く頂戴し、
今後もニッケグループを紹介する株主優待を提案してまいります。
▲ ニッケまちなか発電所明石土山
13
会社情報(平成25年11月30日現在)
C o r p o r at e P ro f i l e
会社概況
主な関係会社
社
名
日本毛織株式会社(通称社名:ニッケ)
アカツキ商事株式会社 東京都墨田区両国2丁目1番3号
設
立
1896年(明治29年)12月3日
株 式 会 社 ナ カ ヒ ロ 大阪市中央区瓦町3丁目3番10号
資 本 金
6,465,692,900円
アンビック株 式 会 社 兵庫県姫路市城東町180番地
従業員数
711名(連結4,604名)
株式会社ニッケ機械製作所 兵庫県加古川市加古川町寺家町269番地の1
毛糸・毛織物その他各種繊維製品製造加工販売、
青島日毛織物有限公司 中国山東省青島市城陽区双元路青大工業園
営業品目
ショッピングセンター、
スポーツ事業、賃貸事業
当社グループ
ホームページ
江陰日毛紡績有限公司 中国江蘇省江陰市顧山鎭北国老鍚張路96号
http://www.nikke.co.jp
取締役、監査役および執行役員
長
佐
藤
光
由
取 締 役 専 務 執 行 役 員
瀬
野
三
郎
取 締 役 常 務 執 行 役 員
藤
原
典
取 締 役 常 務 執 行 役 員
迫
間
満
取 締 役 常 務 執 行 役 員
富
田
一
弥
社
外
取
締
役
竹
村
治
社
外
取
締
役
宮 武 健 次 郎
社
外
取
締
役
大
江
眞
幸
取
主な事業所
締
役
社
常
勤
監
査
役
栗
原
信
邦
本
店 神戸市中央区明石町47番地
常
勤
監
査
役
犬
伏
康
郎
本
社 大阪市中央区瓦町3丁目3番10号
社
外
監
査
役
荒
尾
幸
三
東
京
支
社 東京都中央区八丁堀1丁目2番8号
社
外
監
査
役
丹
羽
繁
夫
印
南
工
場 兵庫県加古川市米田町船頭440番地
執
行
役
員
萩
原
修
一宮第1・第2事業所 愛知県一宮市今伊勢町本神戸字河原1番地
執
行
役
員
宇
野
友
則
岐
場 岐阜県各務原市鵜沼各務原町8丁目7番地
執
行
役
員
山
本
唯
義
ニッケ パ ークタウン 兵庫県加古川市加古川町寺家町173番地1
執
行
役
員
島
津
貞
敏
ニッケコルトンプラザ 千葉県市川市鬼高1丁目1番1号
執
行
役
員
大
藪
宏
昌
阜
工
14
株式情報(平成25年11月30日現在)
S to c k I nf o r mati o n
株式の概況
8,509名
192,796,000株
88,478,858株
株主数
発行可能株式総数
発行済株式総数
株 主 メモ
事
業
年
度 毎年12月1日から翌年11月30日まで
定 時 株 主 総 会 2月下旬
金融機関
29.4%
個人・その他
35.4%
株主総会・期末配当金基準日 11月30日
中 間 配 当 金 基 準 日 5月31日
証 券 コ ー ド 3201
所有者別
株式分布
公
告
方
金融商品取引業者
0.3%
法 電子公告
http://www.nikke.co.jp/ir/koukoku/index.html
(電子公告できない場合は神戸新聞に掲載します。)
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
外国法人等
15.1%
その他国内法人
19.8%
同
株主名
所有株式数(株)
電 話( 通 話 料 無 料 ) 0120-094-777
(土・日・祝祭日を除く9:00〜17:00)
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
6,779,190
株式会社三菱東京UFJ銀行
3,728,417
株式会社みずほ銀行
3,728,000
株式会社三井住友銀行
3,728,000
日清紡ホールディングス株式会社
2,763,000
帝人株式会社
2,105,000
株式会社竹中工務店
2,000,000
なお、
三菱UFJ信託銀行全国本支店でもお取次ぎいたします。
日本生命保険相互会社
1,965,285
0120-684-479(大阪証券代行部)
ニッケ従業員持株会
1,670,772
大株主
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
1,475,000
※当社の保有する自己株式12,709,498株は上記の表には含めておりません。
連
絡
先 〒541-8502 大阪市中央区伏見町3丁目6番3号
三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
1. 株主様の住所変更、買取・買増請求その他各種お手続きにつきま
しては、原則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)
で承ることとなっておりますので、口座を開設されている証券会
社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)で
はお取り扱いできませんのでご注意ください。
2. 特
別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきまして
は、
三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、
上記
特別口座の口座管理機関
(三菱UFJ信託銀行)
にお問合せください。
電話(通話料無料) 0120-244-479(本店証券代行部)
ホームページアドレス http://www.tr.mufg.jp/daikou/
3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支
払いいたします。
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