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第36号 - 株式会社 富士飼料

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第36号 - 株式会社 富士飼料
ちくさんスナップショット
平成 26 年 5 月
第 36 号
株式会社富士飼料
【1.01 の法則と 0.99 の法則】
上記法則をご存知でしょうか。1.01 に 365 を乗算させた結果と、同じように 0.99 に 365 を乗算させた結果を比べ
ると明らかな違いが出る、というものです。1.01 と 0.99 はたった 0.02 の違いです。しかし、それを積み重ねていく
と結果的に大きな差が出てきます。
1.01 の 365 乗は約 38。逆に 0.99 の 365 乗は約 0.03 となり、なんと元の数より小さくなってしまうのです!
「1.00」をベースとして考えた時、ちょっとした努力や成長(1.01)でも 365 日積み重ねると大きな力になりま
す。逆にちょっとサボって(0.99)積み重ねていくと何も生み出さないばかりか、力が衰えていきます。この法則は
人生の教訓としても興味深いですね。
弊社はお客様のご意見ご要望を実現できるよう、人員・設備・環境を少しずつ整えております。今後厳しい嵐(外
的要因)がきてもそれに打ち勝てるよう、お客様に頼りにされるよう、「1.01^365」の気持ちで精進し、成長して参
ります。
【営業担当:二瓶洋一】
【乳牛】 代用乳のご紹介!
ここ数ヵ月、脱脂粉乳の値上げが
続いており、各社、代用乳関係は軒
並み大幅な値上げとなっておりま
す。
そこで代用乳を使わず、搾った乳
を飲ませた方が安いのでは?と考え
る方も出てくると思います。現在乳
価は約 100 円/k、代用乳は 20kg 袋
で約 11000 円∼(キロ単価 550 円~)
ですが、200g(110 円~)で 7 倍希釈
などと薄めて使う為、代用乳を使っ
た方が安く上がります。代用乳は、
バランスよく配合され子牛にとって
も栄養価の高いミルクとなっている
為、子牛を大きくする為には必要不
可欠な飼料となります。
今回は当社取扱商品の、「優優ミ
ルク」をご紹介します。
TDN は 110%、CP は 24%でアミ
ノ酸であるリジン、メチオニンを発
育促進の為に添加。オレガノエキ
ス、初乳粉末、中鎖脂肪酸、ラクト
フェリン生菌剤を下痢予防で添加。
スプレードライ製法により溶かす作
業もスムーズに出来るようになって
おります。是非一度お試しください
ませ。
【宮城県北担当:松浦卓也】
積雪 130 センチ!バーンは軟らかめで滑り
【養豚】PED 感染の拡大について 子豚が感染すると高い確率で死ぬ豚流行性下痢(PED)の拡大が収まりませ
ん。
昨年 10 月に沖縄県で 1 例目が確認され、いったん減少傾向となりました
が、3 月には九州で急速に拡大。その後全国に広がり、農林水産省のまとめ
では、感染が確認された地域は 33 道県を超えました。子豚を中心にこれま
で PED で死んだ豚の総数は、1996 年の流行で死んだ約 4 万頭を大きく上回
り、10 万頭を超えています。
PED は糞などで経口感染し、発症すると下痢を起こしたり餌を食べなく
なったりします。成長した豚は感染しても自然に治ることが多いが、母豚が
感染すると乳の出が悪くなり子豚の成長に影響します。
PED は都道府県に届け出をする義務があるものの、殺処分までは求めら
れていません。しかし感染した豚が出た養豚農家の被害は甚大です。PED
のまん延による生産性低下は「命取り」になりかねません。
ウイルスは豚の移動や農場への車の出入りなどによって広がります。防疫
体制が非常に高い農場でも発生が見られる為、発生した経路や感染原因はま
だ明らかではなく、ワクチンの効果的な使用を心がけるとともに、車や作業
に使う器具などの洗浄、消毒を徹底しなければなりません。
当社に於いても防疫徹底を行い、お客様にご迷惑を掛けぬ様細心の注意を
払っております。早々の収束を願うばかりです。
【営業担当:二瓶洋一】
【子牛不足対策支援】 全国的に子牛不足が深刻になっているようです。宮城県の子牛市場で
も H20 年 3 月の出荷頭数が 2073 頭だったのに対して H26 年 3 月は
1470 頭とおよそ 3 割減。それに伴い子牛価格は高騰し、肥育農家に大
きな影響を与えています。
対策として、農水省は 2014 年度から、肉用牛の繁殖農家が雌牛を増
やした際の支援を手厚くし、子牛の確保に向けて繁殖農家の支援を拡充
することを決めました。10 頭以上を飼養する農家が増頭する場合、1頭当たり8万円を支払う奨励金の対象を拡大。
育種価の高い牛向けに1頭当たり 10 万円の奨励金も新設しました。また、各奨励金の対象には、繁殖経営だけでな
く肥育農家の一貫経営、酪農と繁殖の複合経営も追加になりました。
厳しい状況が続きますが、このような制度、弊社 DS 事業なども活用し、難局を乗り越えていきましょう。
【大崎流通センター:佐藤研治】
【早めの暑熱対策に取り組みましょう】 今年も間もなく暑い夏がやってきます。家畜の生産性を落とす事のないよう、暑熱対策に取り組みましょう。湿度が高
くなる 6 月頃からの対策が効果的です。
牛が快適に過ごせる気温は泌乳牛:5∼20℃、肉牛:5∼25℃といわれています。この気温を超えると暑熱ストレスに
より、発情微弱化や受胎率低下、乳量と乳質の低下等の悪影響が出て生産性が損なわれてしまいます。
暑熱対策として換気扇や扇風機による送風、屋根の遮熱や日よけネット・散水による環境対策、また毛刈りや削蹄、新
鮮で冷たい水やビタミンミネラルの給与、牛体の汚れ落とし等の飼養管理が必要となってきます。
今年も、毎年好評の暑熱対策用飼料 『アイス』 を販売します。早めの対策で猛暑を乗り切っていきましょう。
【宮城県南担当:斎藤勉】
【社員紹介】新入社員歓迎バーベキューを行いました! 4 月某日、「新入社員歓迎 BBQ」を行いました。これは、当社新入社員はもちろん、スタッフの家族(恋人含む)参加
の当社恒例イベントです。互いの仕事を労いつつ、おいしいお酒とバーベキューに舌鼓を打ちました。
社員団らんの貴重な場で、お互いの理解の為にも継続していきたいイベントです。
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