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当金庫の概要 - 鹿児島相互信用金庫

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当金庫の概要 - 鹿児島相互信用金庫
営業レポート
S O S H I N
D I S C L O S U R E
2012
折橋真理子「早朝の桜島」
1
2
3
4
5
6
8
21
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環境問題への取組み・サークル活動
35
36
37
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80
81
皆様には日頃より私ども鹿児島相互信用金庫をご愛顧、お引き立ていただきまして、
誠にありがとうございます。ここに、当金庫第81期業務の概況と決算についてご報告す
るにあたり、心から厚く御礼を申し上げます。
さて、昨年度のわが国経済は東日本大震災等の影響を大きく受け、厳しい状況での
スタートとなりました。年度中盤からは、サプライチェーンの復旧に伴う企業活動の回復
や各種の復興政策効果などにより、一部景気は持ち直しに転じたものの、円高や海外
経済の減速等の影響を受けました。そして、震災前から続いているデフレ、原材料の
高止まり等により、持ち直しの動きは後退しました。
一方、鹿児島県におきましては、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業いたしました。
開業当初の利用率こそ低迷したものの、年間を通じて関西・中国地方などからの観光客
が大幅に増加しました。観光関連産業を中心に新幹線全線開業の波及効果が現れてお
ります。しかし、地域の大部分と他業種は依然として「売上高」
「損益」の両面におい
て苦しい局面に立たされ、中小零細企業は厳しい経営環境に置かれていると言えます。
このような厳しい経営環境の中での23年度の業務展開となりましたが、積極的な業
務推進を図ってまいりました結果、一応の目標を達成することが出来ました。しかし、
その中で課題が残りました。本業である貸出収入に一番力を傾注しているところですが、
資金需要の低迷が続き、併せて貸出金利競争の激化が予想以上に厳しく、貸出残高
は36億円増加したにもかかわらず、貸出収入は減少を余儀なく強いられました。今年も
更に環境の変転はないと思いますので、地道な取り組みを続けてまいります。
併せて地域の活性化、取引先企業の育成支援活動の一環として、本業同様に積極
的に取り組んでまいりましたビジネスマッチングや、TOBO会の組織で展開してまいりまし
た海外貿易の促進は、多方面に実を結んで成果を収めることが出来ました。これらの
活動においては、金庫自身それなりの自信も芽生えてきておりますので、更に勉強を重ね
て地域の産業の育成・支援に役立つよう努力してまいります。
とりわけ何といたしましても、金庫経営の最大の仕事は取引先企業の繁栄無くしてあ
り得ません。このため、企業の永続的な発展育成・支援に経営資源を投下して努力を
傾注しているところです。低迷している経済環境、併せて県内外の大手資本の進出拡
大等による競争激化は、益々取引先の経営に多大な影響を与えております。また、来
年3月に終了します金融円滑化法を見据えての支援等、引き続き取引先の課題解決に最
大の努力をしてまいります。
最後に私どもは従来以上に人と人との触れ合いを大切にし、地域のコミュニケー
ションを高めて、
「そうしん」らしい信用金庫の経営を目指してまいります。そして、高い
志を持って地域経済の活力ある発展に貢献するという使命を果たし、地域社会から信
頼される金庫を目指し、役職員一体となって努めてまいりますので、今後とも倍旧のご支
援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
ごあいさつ
1
当金庫の概 要
基本方針
経営方針
重富海岸より桜島(姶良市)
2
当金庫の概要
2012 SOSHIN DISCLOSURE
新長期計画(6カ年)
のグランドデザイン
当金庫の概要
3
当金庫の概 要
組織図
(平成24年6月末現在)
人事課
人事研修部
研修課
メンタルヘルス室
営業企画課
個人営業課
営業開発部
監事会
法人営業課
そう倶楽部室
兼海外貿易相談室
外国為替課
営業推進1部
理 事
監事
営業統括部
常勤監事
営業推進2部
営業推進3部
営業推進4部
審査部
企業支援部
常勤理事
常務理事
専務理事
副理事長
長
理事長
会
理事会
総代会
融資部
債権管理部
総合企画部
常務会
審査1課~4課
審査5課
企業支援課
融資課
調査課
債権管理課
企画課
秘書室
コンプライアンス室
経営管理部
リスク統括室
資産査定課
常勤理事会
資金証券課
経理部
証券管理課
主計課
文書管理室
総務部
事務開発部
庶務課
管財課
システム課
システム推進課
事務集中課
事務集中部
事務管理課
事務効率推進室
監査部
4
当金庫の概要
検査室
監査室
2012 SOSHIN DISCLOSURE
役員等
國生 賢 森 俊秋 稲葉 直寿 河野 道康
●役員一覧●
理 事 長
稲葉 直寿
人事研修部
(総担 統 括・
当
役
員)森 俊秋
専務理事(総合企画部・経営管理部・経理部・総務
部・事務開発部・事務集中部担当役員)河野 道康
専務理事(審査部・融資部・債権管理部・企業支援
部・営業開発部・営業推進部担当役員)國生 賢
審査部・融資部・企業支援
常務理事(部・債権管理部担当役員)汾陽 俊一
常務理事(総務部・事務開発部・事務集中部・総合
企画部・経営管理部・経理部担当役員)秋葉 重登
営業開発部担当役員兼
常務理事(営 業 統 括 部 長)賦句 辰治
副理事長
常勤理事 (経
営 管 理 部 長) 原之園眞作
常勤理事 (人
事 研 修 部 長) 下窪 洋一
常勤理事 (事
務 開 発 部 長) 上野 裕司
理事相談役 秋葉 重貴
理
事 中村 耕治
常 勤 監 事 梅木 哲
監
事 菅 唯志
監
事 本坊松一郎
監
事 鉾之原大助
監
事 津曲 貞利
(員外監事)
●会計監査人●
監査法人
北三会計社
(平成₂₄年 ₆ 月末現在)
職員数
₂₀年 ₃ 月末
₂₁年 ₃ 月末
₂₂年 ₃ 月末
₂₃年 ₃ 月末
₂₄年 ₃ 月末
男
子
₅₂₅
₅₃₃
₅₃₁
₅₁₆
₅₂₄
女
子
₂₃₀
₂₄₀
₂₃₅
₂₁₅
₂₀₅
₇₅₅
₇₇₃
₇₆₆
₇₃₁
₇₂₉
合 計
当金庫の概要
5
当金庫の概 要
総代会
総代会制度について
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員 1 人ひとりの意見を最大の価値とす
る協同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、 1 人 1 票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫
の経営に参加することとなります。しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。
そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用し
ております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがっ
て、総代会は、総会と同様に、会員 1 人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、総代構成のバランス等に配
慮し、選任区域ごとに総代候補者を選定する総代選考委員会を設け、会員の中から適正な手続により選任された総代
により運営されます。
さらに、当金庫では、総代会に限定することなく、お客様満足度調査や役職員による日々の訪問活動など、日常
の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取り組んでおります。
総代会は、会員1人ひとりの意見を適正に反映するための開かれた制度です。
会員
理事会
選考委員
1
理事会の議決に基づき
理事長が選考委員を委
嘱し、選考委員の氏名
を店頭提示
2
選考基準に基づき総代
候補者を選考
総代会
会員の総意を適正に
反映するための制度
決算に関する事項、
理事・監事の選任等
重要事項の決定
総代候補者
3
理事長は、総代候補者氏
名を店頭提示し、所定の
手続を経て、会員の代表
として総代を委嘱
総代
総代とその選任方法
⑴総代の任期・定数
総代の任期は 3 年です。
総代の定数は、150人以上180人以内で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
⑵総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準に基づき、次の 3 つの手続を経て選任されます。
①会員の中から総代候補者選考委員を選任します。
②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考します。
③その総代候補者を会員が信任します(異議申立ができます)。
⑶総代候補者選考基準
①資格要件
・当金庫の会員であること
②適格要件
・地域における信望が厚く、総代として相応しい人物であること
・金庫との取引が良好であり、かつ、事業者の場合は経営内容が良好であること
・金庫の経営理念をよく理解していること
6
当金庫の概要
2012 SOSHIN DISCLOSURE
第81期通常総代会の開催
平成24年 6 月22日、第81期通常総代会が開催され、次
の報告事項および決議事項が原案どおり承認されました。
(総代総数167名/出席総代数126名、委任状によるもの
41名)
⑴報告事項
第81期(平成23年 4 月 1 日から平成24年 3 月31日まで)
業務報告、貸借対照表および損益計算書の内容報告の件
⑵決議事項
第 1 号議案 剰余金処分案承認の件
第 2 号議案 会員除名の件
第 3 号議案 定款一部変更の件
第 4 号議案 監事改選の件 第 5 号議案 退任役員に対する退職慰労金贈呈の件
総代のみなさま
● 1 区 定員/30名 総代数/29名
貴 島 清 文
竹 下 豪 修
徳 永 進
辻 英 臣
倉 内 正 和
壽 福 時 彦
峯 元 時 秀
中 西 伸 一
髙 橋 正 博
吉 崎 和 穂
黒 木 一 正 村 上 敦 務
篤 俊 治
田 中 秀 文
寺 田 昭 博
田 中 幸 夫
髙 井 良 郎
武 田 將 之
林 勢 至
井 上 德 光
前 田 夫
中 森 進
上 村 道 芳
中 原 雪 男
池 水 尚 夫
野 添 正 文
山 下 三 秀
武 盛 秀 幸
有 嶋 隆 司
● 2 区 定員/37名 総代数/35名
福 重 康 雄
永 井 秀之伸
柳 元 丘
九万田 敏
重 久 政 純
了徳寺 隆
江 藤 正 幸
上久保 操
白男川八洲人
永 里 髙 志
中 村 功
末 永 悟
三 谷 純 夫
内 村 孝 幸
上 村 考 宏
新 原 義 弘
楊 忠 銀
米 森 節 夫
柴 田 良 孝
木 原 利 幸
水 口 照 美
西 山 十九男
黒 木 義 人
堂 下 博 司
有 村 吉 朗
大竹山 健
迫 田 英 介
立 石 一 則
総代会の模様
(地区、支店別、五十音順、敬称略) 平成24年 6 月22日現在
平
池
野
三
澤 正
田 耕
村 宅 正
幸
一
寛
寿
藤 山 敏 己
宮 下 隆 雄
中 間 有 敏
● 3 区 定員/35名 総代数/35名
本 坊 松一郎
松 元 要
松 野 保 男
中 村 信 行
水 溜 政 典
下 園 満
鎮 守 良 卓
岩 﨑 益 男
森 千 秋
出 口 時 冶
宇 都 建 夫
福 永 明
橋 口 良 一
山 口 準 三
今 村 次 典
岩 﨑 孝 和
君 野 建 也
原 田 哲
小 寺 登
池 田 眞 也
大 園 貴 文
中 里 洋 一
加 藤 政 光
來 仙 隆 洋
徳 留 和 馬
特 手 祐 治
丸 山 悟
小 川 千 昭
藤 岡 芳 政
水 元 保
村 山 謙 一
小 川 清 洋
濵 田 信 行
鶴 長 親 雄
田 﨑 純 一
● 4 区 定員/45名 総代数/42名
鎌 田 善 政
楠 田 茂 男
藤 田 和 仁
吉 留 一 幸
山 﨑 恭 一
久 徳 博 文
髙 山 卓 爾
下小野田 隆
木 村 哲 志
永
次 雄
黒 田 清 忠
下 茂 政 美
米
堂
後
濵
前
佐
田
鶴
佐
宮
河
三
髙
岩
嶽
丸 五 男
園 健 二
藤 博 孝
田 恭 亮
田 定 幸
多 章 二
口 奎之介
田 代志哉
藤 正 己
田 芳 男
本 正 男
浦 優
恵
切 重 則
野 廣 一
松 元 俊 文
松 岡 富士雄
中 窪 照 男
兒 島 隆 典
谷 口 芳 久
山 下 幸 一
西ノ原 文 男
池 田 徹
延 時 憲 人
中 村 幸 郎
川 畑 一 哉
下ノ堀
史
坂 元 士 郎
長 岡 雄 一
川 原 俊 幸
● 5 区 定員/27名 総代数/26名
田 中 実
平 野 哲 寛
松 田 博 正
小 城 年 久
山 口 公 彌
堀之内 庄 二
伊 達 研 造
田 中 純 貴
堂 園 喜 明
押 野 典 生
木 原 清八郎
藤 田 護
堀 昭 一
元 勇
山田島 稔
里 村 定 夫
若 松 和 成
福 井 清 信
鉾之原 大 助
石 橋 正 澄
花 田 岩 美
松 本 昭 博
中 俣 知 大
八 汐 昭 盛
田 島 賢 一
松 山 睦 裕
「個人情報保護法に基づき、上記情報(氏名)は当金庫総代に係る目的以外に使用いたしません。」
当金庫の概要
7
当金庫の考 え 方
内部統制基本方針
当金庫では、法令等遵守・リスク管理等の内部統制に関する態勢の整備を進めてきましたが、複雑化・多様化の
一途をたどる金融環境のもと、財務諸表の信頼性確保ならびに事故防止の観点から、業務処理における相互牽制態
勢や法令等遵守態勢の一層の強化につとめています。
当金庫は、内部統制システムに関する基本的な考え方を、信用金庫法および信用金庫法施行規則に基づき定めて
います。
■内部統制基本方針
当金庫は、信用金庫法第₃₆条第 ₅ 項第 ₅ 号及び同法施行規則第₂₃条の規定に基づき、継続的に内部統制システム
の整備を進め、その実効性を確保するため「内部統制基本方針」を定めています。
本方針では、理事に委任することなく理事会が決定しなければならない重要な業務執行について、整備すべき態
勢及び事項ごとに明らかにするとともに、あわせてさらに強固な態勢を築くため「コンプライアンス部門」「リス
ク管理部門」及び「内部監査部門」ならびに「監事」が担う役割等についても定めています。
Ⅰ 理事会の決定する事項
₁.理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合する
ことを確保するための態勢
⑴法令等遵守の徹底を業務の健全性及び適切性を確保する
ための最重要課題の一つとして位置付け、「法令等遵守
方針」及び「コンプライアンス規程」を定めるとともに、
役職員が遵守すべき行動指針を含む具体的な手引書とし
て「コンプライアンス・マニュアル」を制定する。また、
有効なコンプライアンスを実現させるための具体的な実
践計画として、事業年度ごとに「コンプライアンス・プ
ログラム」を策定する。
⑵法令等遵守に関する事項の総括事務を行うコンプライア
ンス部門を設置するとともに、法令等遵守に係る経営上
重要な事項の協議または決定を行う機関としてコンプラ
イアンス委員会を設置する。また、本部各部室及び各営
業店にコンプライアンス・オフィサー(管理者)とコン
プライアンス担当者を配置し、コンプライアンス部門と
の連携を図る。さらに、コンプライアンス上疑義のある
行為等を知った場合に、所属部室店の上司を介さず、直
接コンプライアンス部門の担当役員または部門長に報
告・相談を行うことができるホットラインを設置する。
₂.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する
態勢
⑴理事の職務の執行に係る情報については、文書管理規程
及び情報資産保護管理規程(セキュリティーポリシー)
に基づき、文書または電磁的媒体に記録し、適切に保
存・管理する態勢を構築する。
⑵理事及び監事がこれらの文書等を常時閲覧できる態勢を
構築する。
₃.損失の危険の管理に関する規程その他の態勢
⑴適正なリスク管理を実現するため、「リスク管理方針」
及び「リスク管理規程」をリスク管理の基本規程として
制定し、リスクカテゴリーごとにそれぞれのリスクの特
性等に応じた管理規程等を制定する。
⑵当金庫全体のリスクを一元的に管理するため、「リスク
管理規程」に基づきリスク管理委員会とALM委員会を
設置し、委員会においては、リスク管理及びALMに関
する重要な事項について協議を行う。さらに、リスクカ
テゴリーごとに主管部署等を設置し、リスク管理の実効
性確保及び相互牽制機能の強化を図る。
8
当金庫の考え方
₄.理事の職務の執行が効率的に行われることを確保する
ための態勢
⑴「理事会」を意思決定・監督機関と位置づけ、運営及び
付議事項等を定めた「理事会規程」を制定する。
⑵効率的な職務執行態勢の確立を図るため、経営組織、職
務分掌及び職務権限に関する諸規程を制定する。
⑶全役職員が共有する経営方針、長期経営計画及び年度ご
との事業計画書を制定する。
⑷理事の職務の執行が効率的に行われているかどうかが金
庫外からも確認できるように、経営関連情報の開示を適
時・適切に行い経営の透明性を高める。
₅.監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた
場合における当該職員に関する事項
監事がその職務を補助すべき職員の配置を求めた場合
は、協議のうえ、監査の対象となるべき業務等について十
分な検証能力を有する者を配置する。
₆.監事の職務を補助すべき職員の理事からの独立性に関
する事項
⑴監事の職務を補助すべき職員が、当該監査業務に関し
て、理事の指揮命令を受けることなく監事に従う態勢を
構築する。
⑵監事の職務を補助すべき職員が、人事異動及び考課等人
事権の行使により実質的に理事からの独立性が損なわれ
ることのない態勢を構築する。
₇.理事及び職員が監事に報告をするための態勢、その他
の監事への報告に関する態勢
⑴次に定める事項について、理事が事態認識後直ちに監事
に報告する態勢を構築する。ただし、監事が出席した会
議等で報告・決議された事項は対象としない。
①理事会で決議された事項
②当金庫に著しい損害を及ぼすおそれのある事項
③経営状況に関する重要な事項
④内部監査状況及びリスク管理に関する重要な事項
⑤重大な法令・定款違反
⑥公益通報の状況及び内容
⑦その他コンプライアンス上重要な事項
⑵前項②から⑦に関する重大な事実を認識した場合には、
職員が監事に直接報告できる態勢を構築する。
₈. その他監事の監査が実効的に行われることを確保する
ための態勢
⑴監事が作成する監査計画に基づく監査の実施に対し、理
事及び職員が協力する態勢を構築する。
2012 SOSHIN DISCLOSURE
⑵監事監査の適正性及び信頼性を確保するため、監事の金
庫からの独立性が維持される措置を講ずる。
9.当金庫及びその子法人等における業務の適正を確保す
るための態勢
⑴当金庫の子会社・関連会社等が行う業務が法令等遵守、
顧客保護等及びリスク管理の観点から適切なものとなる
よう、当金庫の関係部署等が定期的にモニタリングする
等の措置を講ずる。
⑵当金庫と当金庫の子会社・関連会社等との取引が、弊害
防止措置等の遵守やアームズ・レングス・ルールの遵守
の観点から、適切なものとなるようコンプライアンス統
括部門や内部監査部門が定期的にモニタリングする等の
措置を講ずる。
Ⅱ コンプライアンス部門の役割
⑴コンプライアンス部門は、当金庫におけるコンプライアン
スの状況を定期的にまたは必要に応じてコンプライアンス
委員会に報告するとともに、必要に応じ理事会に付議また
は報告する。
⑵コンプライアンス部門は、理事会およびコンプライアンス
委員会の指揮命令により、また自ら当金庫のコンプライア
ンスの維持、改善のための措置を講ずる。
Ⅲ リスク管理部門の役割
⑴リスク管理部門は、当金庫におけるリスクの状況を定期的
にまたは必要に応じてリスク管理委員会に報告するととも
に、必要に応じ理事会に付議または報告する。
⑵リスク管理部門は、理事会及びリスク管理委員会の指揮命
令により、また自ら当金庫のリスク管理の維持、改善のた
めの措置を講ずる。
Ⅳ 内部監査部門の役割
⑴内部監査部門は、法令等遵守態勢及びリスク管理態勢の有
効性及び適切性についての監査を行い、その結果を理事会
及び監事に報告するとともに、必要に応じて改善すべき事
項の改善方法を提言し、その実施状況を検証する。
⑵内部監査部門は、当金庫の子会社・関連会社等の業務につ
いても監査を行う。
Ⅴ 監事の役割等
⑴監事は、職務を適切に遂行するため、理事、会計監査人、
内部監査部門の管理者、コンプライアンス統括部門の管理
者及び子会社の取締役等との密接な連携を図り、定期的な
情報交換を行う等、適正な監査の実施に努める。
⑵監事は、当金庫の子会社・関連会社等の業務についても監
査を行う。
⑶監事は、理事会、リスク管理委員会、コンプライアンス委
員会その他重要な会議に出席のうえ、必要と認める場合に
は意見を述べなければならない。
⑷監事は理事の職務の執行に係る情報を閲覧することができ
る。
⑸監事は理事及び職員に対して、監査に必要な事項の報告を
求めることができる。
⑹監事は、当金庫のコンプライアンス態勢及びその運用に問
題があると認める時は、意見を述べるとともに、改善策の
策定を求めることができる。
サンセットブリッジ(南さつま市)
当金庫の考え方
9
当金庫の考 え 方
リスク管理について
リスク管理態勢
IT技術の進歩や市場経済のグローバル化により、金融におけるビジネスモデルは多様化し、リスクはますます増
大しています。
このような金融環境下で、当金庫は金融機関としての高い信頼性を維持するため、リスク管理を最重要課題と位
置づけ、リスクに対応するリスク管理態勢を構築し、経営の健全性の確保を図っています。
経営に関する様々なリスクを信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナルリスク(事務リスク、
システムリスク、イベントリスク、風評リスク、法務リスク)、顧客保護等管理、自己資本管理に分類し、各々に
主管部を定め、リスク全体をリスク管理委員会で統合的な管理を行い、統合的リスク管理態勢の充実・強化に努め
ています。
リスク管理態勢組織図
理事会
金融円滑化取組
推進チーム
監事会
ALM委員会
リスク管理委員会
(事務局/総合企画部)
(事務局/経営管理部)
金融円滑化
自己資本
顧客保護等
信用リスク
総合企画部
経営管理部
融資部
オペレーショナルリスク
市場リスク
流動性リスク
経理部
事務リスク システムリスク イベントリスク 風評リスク
法務リスク
事務集中部
経営管理部
事務開発部
総務部
本 部 ・ 営 業 店 ・ 関 連 会 社
監査部
千本桜並木(霧島市隼人町)
10
当金庫の考え方
総合企画部
2012 SOSHIN DISCLOSURE
各リスクの管理態勢
市場リスク管理について
信用リスク管理について
当金庫では、信用リスクが経営に最も影響を与えるリスク
の一つと位置づけ、与信取引に係るリスクを的確に認識・評
価し、適切なリスク管理を行うことによって、資産の健全性
の維持と向上に努めております。また、厳格な自己査定の実
施により、リスクを適正に把握し、健全な資産の管理・充実
を図り、信用リスク管理態勢の整備に取り組んでいます。
当金庫では、市場リスクを適正に把握し、当金庫の経営体力・特
性を十分認識した上で、リスク・プロファイルに見合った適切な収益
の確保に向け、市場リスク管理態勢の整備・確立に努めています。
流動性リスク管理について
当金庫では、市場流動性の状況を適切に把握し対応するとともに、
当金庫の資金調達・運用構造に即した適切かつ安定的な資金繰り
のため、流動性リスク管理の充実に取り組んでいます。
オペレーショナルリスク管理について
金庫業務の内部プロセス・人・システムが不適切であること、若しくは機能しないこと、または外的要因により被る損失が、金庫
業務の健全性に影響を与えることを認識し、統合的なリスク管理を行うとともに、オペレーショナルリスクを事務リスク、システムリスク、
イベントリスク、法務リスク、風評リスクの 5 つに分類し、それぞれのリスクごとに管理態勢を構築し、適切に管理しリスクの極小化に
取り組んでいます。
事務リスク管理について
当金庫は、常に事務リスクの発生の危険度を把握し、厳正
な事務処理に努めています。また、複雑化する業務に適切に
対処するため、検証態勢・研修・指導の強化とともに、機械
化・本部集中化による事務処理の効率化を図り、事務リスク
管理態勢の充実に努めています。
イベントリスク管理について
当金庫は、犯罪又は風水害、地震等の自然災害等偶発
的に発生する事件や事故等に対し、お客様と役職員等の生
命の安全を最優先して、業務の円滑化及び環境・施設構築
物の保全を図り、営業体制を確保するため、リスクの軽減、
発生防止に努めています。
システムリスク管理について
当金庫は、経営方針・経営計画に従い、金庫の情報資
産保護のために管理態勢を整備し、適切なシステム管理を行っ
ています。システムの安定稼働はもとより、情報漏洩や不正
使用を防止するため安全管理に関する規程を整備し、厳格な
情報管理を徹底するとともにリスク管理態勢の充実に努めてい
ます。また、業務のIT化が進展するなか、コンピュータシステ
ムが障害で停止した場合、その影響の重大性から、システム
の安全性・信頼性を維持するため、「システムの障害対策要
領」に基づきシステム機能喪失の極小化に努めています。
法務リスク管理について
風評リスク管理について
当金庫は、法令等遵守方針、行動憲章、マニュアル、プ
ログラム等に基づき、コンプライアンス(法令等遵守)態勢の
整備・充実を行い、適切な法務リスク管理につとめています。
また、各種取引や訴訟等から生じる法務リスクへの対応とし
て、相互牽制態勢やリーガルチェック等の適切な管理により、
リスクの未然防止、極小化に努めています。
当金庫は、経営の健全性を維持し、かつ適切な情報開示
に努めることにより、お客さまの信頼の獲得に努めるとともに、
風評リスクは、直接、間接を問わず、当金庫の経営に大きな
打撃を与えかねないことを十分認識して、風評リスクの未然防
止に努めています。
自己資本管理について
顧客保護等管理について
当金庫は、業務の健全性および適切性の観点に立ち、直
面するリスクに見合った十分な自己資本の確保、並びに正確
な自己資本比率算出のための、自己資本管理態勢の整備・
確立に努めています。
当金庫は、お客さまの自由な意思を尊重し、その資産・情報およ
びその他の利益の保護、並びに利便の向上を図ることが、金庫業務
の健全性・十分性の観点から極めて重要であることを認識し、顧客
説明管理態勢、顧客サポート等管理態勢、顧客情報管理態勢、外
部委託管理態勢、利益相反管理態勢を定めて、適切な管理に努め
ています。
当金庫の考え方
11
当金庫の考 え 方
コンプライアンス(法令等遵守)態勢について
コンプライアンス態勢
当金庫は地域金融機関として社会的責任と公共的使命を自覚し、地域社会の皆様から寄せられる信頼にお応え
し、これまで以上の金融サービスを提供していく立場から、コンプライアンスを最重要課題と位置づけ、役職員一
丸となって取組んでいます。
コンプライアンスの具体的な実践計画として、毎年「コンプライアンス・プログラム」を策定し、役職員の研修・
勉強会の実施・コンプライアンスに関する規程やマニュアルの整備などを行い、また、その実施状況をチェックす
るなどしてコンプライアンス態勢の強化に取組んでいます。
コンプライアンス態勢図
理事長
(常勤理事会)
報告
答申
懲戒委員会
監事会
理事会
報告
付議
コンプライアンス委員会
コンプライアンス統括部署
経営管理部
相談
顧問弁護士
(営業統括部)
営業店・本部(コンプライアンス・オフィサー)
大川島海岸海水浴場(阿久根市)
12
当金庫の考え方
2012 SOSHIN DISCLOSURE
法令等遵守方針
₁ .当金庫は、信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を十分認識し、地域社会の負託に応え、健全な金
庫運営に努めて、社会から揺るぎない信頼を確保する。
₂ .当金庫は、法令やルールを厳格に遵守すると共に、社会的規範に従い誠実且つ公正な企業活動を遂行
する。
₃ .当金庫は、経営情報を公正かつ適時適切に開示し、透明な経営に徹する。
₄ .当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は断固排除する。
そうしん行動憲章
₁ .そうしんは、社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。
₂ .そうしんは、質の高い金融および非金融サービスの提供等を通じて、地域経済・地域社会の発展に貢
献してまいります。
₃ .そうしんは、法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に従い、誠実かつ公正な業務運営を遂行して
まいります。
₄ .そうしんは、経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュニケー
ションの充実を図ります。
₅ .そうしんは、役職員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保します。
₆ .そうしんは、環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。
₇ .そうしんは、社会と共に歩む「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動に取り組みます。
₈ .そうしんは、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除します。
金融商品に係る勧誘方針
当金庫は、「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、下記の事項を遵
守し、勧誘の適正の確保を図ることとします。
₁ .当金庫は、お客さまの知識、経験および財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目
的に照らして、適正な情報の提供と商品説明をいたします。
₂ .金融商品の選択・ご購入は、お客さまご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、
お客さまに適正な判断をしていただくため、当該商品の重要事項について説明をいたします。
₃ .当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことの
ないよう、研修を通じて役職員の知識の向上に努めます。
₄ .当金庫は、お客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。
₅ .金融商品の販売等に係る勧誘について、ご意見やお気づきの点がございましたら、窓口までお問い合
わせください。
※当金庫は、確定拠出年金運営管理機関として、確定拠出年金法上の「企業型年金に係る運営管理業務の
うち運用の方法の選定及び加入者等に対する提示の業務」及び「個人型年金に係る運営管理機関の指定
もしくは変更」に関しても本勧誘方針を準用いたします。
当金庫の考え方
13
当金庫の考 え 方
個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)
当金庫は、お客様からの信頼を第一と考え、個人情報の適切な保護と利用を図るために、個人情報の保護に関す
る法律(平成₁₅年法律第₅₇号)及び金融分野における個人情報保護に関するガイドライン、その他の関係法令等を
遵守するとともに、個人情報保護のための内部管理体制(コンプライアンス・プログラム)の継続的な改善に努め
ます。また、個人情報の機密性・正確性に努めます。
1
個人情報とは
本プライバシーポリシーにおける「個人情報」とは、「住所・氏名・電話番号・生年月日」等、特定の個
人を識別することができる情報をいいます。
2
個人情報の取得・利用目的について
⑴個人情報の取得
当金庫は、あらかじめ利用の目的を明確にして個人情報の取得をします。また、金庫業務の適切な業務
運営の必要から、お客様の住所・氏名・電話番号、性別、生年月日などの個人情報の取得に加えて、融資
のお申込の際には、資産、年収、勤務先、勤続年数、ご家族情報、金融機関でのお借入れ状況など、金融
商品をお勧めする際には、投資に関する知識・ご経験、資産状況、年収などを確認させていただきます。
●お客様の個人情報は
①預金口座のご新規申込書等、お客様にご記入・ご提出いただく書類等に記載されている事項
②営業店窓口係や営業担当者等が口頭でお客様から取得した事項
③当金庫ホームページ等の「お問い合わせ」、等の入力事項
④各地手形交換所等の共同利用者や個人信用情報機関等の第三者から提供される事項
⑤その他一般に公開されている情報等から取得しています。
⑵個人情報の利用目的
・当金庫は、次の利用目的のために個人情報を利用し、それ以外の目的には利用しません。また、お客様
にとって利用目的が明確になるよう具体的に定めるとともに、取得の場面に応じ、利用目的を限定する
よう努めます。
・お客様本人の同意がある場合、もしくは法令等により開示が求められた場合等を除いて、個人情報を第
三者に開示することはございません。
【利用目的】
①各種金融商品の口座開設等、金融商品やサービスの申込の受付のため
②法令等に基づくご本人様の確認等、金融商品やサービスをご利用いただく資格等の確認のため
③預金取引や融資取引等における期日管理等、継続的なお取引における管理のため
④融資のお申込や継続的なご利用等に際しての判断のため
⑤適合性の原則等に照らした判断等、金融商品やサービスの提供にかかる妥当性の判断のため
⑥与信事業に際して当金庫が加盟する個人信用情報機関に個人情報を提供する場合等、適切な業務の遂
行に必要な範囲で第三者に提供するため
⑦他の事業者等から個人情報の処理の全部または一部について委託された場合等において、委託された
当該業務を適切に遂行するため
⑧お客様との契約や法律等に基づく権利の行使や義務の履行のため
⑨市場調査、並びにデータ分析やアンケートの実施等による金融商品やサービスの研究や開発のため
⑩ダイレクトメールの発送等、金融商品やサービスに関する各種ご提案のため
⑪提携会社等の商品やサービスの各種ご提案のため
⑫各種お取引の解約やお取引解約後の事後管理のため
⑬その他、お客様とのお取引を適切かつ円滑に履行するため
14
当金庫の考え方
2012 SOSHIN DISCLOSURE
【法令等による利用目的の限定】
①信用金庫法施行規則第110条等により、個人信用情報機関から提供を受けた資金需要者の借入金返済
能力に関する情報は、資金需要者の返済能力の調査以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
②信用金庫法施行規則第111条等により、人種、信条、門地、本籍地、保健医療または犯罪経歴につい
ての情報等の特別の非公開情報は、適切な業務運営その他の必要と認められる目的以外の目的に利
用・第三者提供いたしません。
⑶ダイレクト・マーケティングの中止
当金庫は、ダイレクトメールの送付や電話等での勧誘等のダイレクト・マーケティングで個人情報を利
用することについて、お客様から中止のお申し出があった場合は、当該目的での個人情報の利用を中止し
ます。中止を希望されるお客様は、16ページ下記のお問い合わせ先までお申出下さい。
3
個人情報の正確性の確保について
お客様の個人情報を正確、かつ可能な限り最新のものとするよう適切な管理に努めます。
4
個人情報の開示・訂正等、利用停止等について
⑴開示
お客様ご本人またはその代理人からご本人に関する個人情報の開示請求があったときは、原則として遅
滞なく開示します。但し、次の場合はご請求の個人情報の全部または一部について開示しないことがあり
ます。
①当金庫の業務遂行に著しい支障を及ぼす場合
②お客様ご本人または第三者の生命、身体、財産その他の利益を害する恐れのある場合
③他の法令に違反することとなる場合
⑵訂正
お客様からご本人の個人情報の訂正のご請求があったときは、必要な調査のうえ、個人情報に誤りがあ
ること、その他訂正などを必要とする事由がある場合に訂正をします。
⑶利用停止または消失
お客様から、お客様の個人情報の利用停止または消去のご請求があったときは、必要な調査のうえ、利
用停止または消去を必要とする理由がある場合に利用停止または消去し、その旨をお客様にご通知いたし
ます。
⑷手数料
お客様から、個人情報の利用目的の通知または開示等のご請求について、所定の手数料をお支払いいた
だきます。
千本イチョウ
(垂水市)
当金庫の考え方
15
当金庫の考 え 方
5
個人情報の利用目的及び開示等のご請求手続きについて
本人または代理人からの個人情報の利用目的及び開示等のご請求は、所定の申請書に必要書類を添付し、
所定の手数料をお納めのうえ、お客様担当の営業店次長または営業開発部宛ご提出下さい。
なお、電話あるいはFAXでのご照会・ご請求には応じられない場合がありますことをご了解くださいます
ようお願い申し上げます。
6
個人情報の安全管理について
当金庫は、お客様の個人情報の漏洩、滅失、または毀損の防止その他の個人情報の安全管理のため、個人
データの安全管理措置を講じます。
また、個人情報への不正アクセスまたは紛失、破壊、改ざん、漏洩等の危険に対し、組織面及び技術面で
安全対策を講じます。
●リンクについて
当金庫のウェブサイトには、外部サイトへのリンクがあります。リンク先のウェブサイトは当金庫が運営
するものではありませんので、お客様の個人情報等の保護についての責任はリンク先にあります。
●クッキーについて
当金庫のHPではクッキーを使用していますが、クッキーによる個人のサイト利用の取得は行っておりま
せん。
(クッキーとは)
クッキーとは、お客様がウェブサイトにアクセスする際、お客様のパソコン等のウェブブラウザに一定の
情報を格納し、再度お客様が当金庫のウェブサイトをご利用いただくことを容易にする技術です。クッキー
を読むことができるのは設定したウェブサイトのみです。お客様が接続されたその時のみ有効であり、また、
お客様の氏名・Eメールアドレスなど個人を特定する情報は含まれていません。
7
委託について
当金庫は、例えば、次のような場合に、個人データの取扱いの委託を行っています。また、委託に際しま
しては、お客様の個人情報の安全管理が図られるよう委託先を適切に監督いたします。
・キャッシュカード発行・発送に関わる事務
・定期預金の期日案内等の作成・発送に関わる事務
・ダイレクトメール発送に関わる事務
・情報システムの運用・保守に関わる業務
8
個人情報保護に関する質問・苦情・異議申し立てについて
当金庫は、個人情報の取扱いに係るお客様からの苦情処理に適切に取組みます。
なお、当金庫の個人情報の取扱いに関するご質問・苦情の申し立てにつきましては、下記の当金庫窓口相
談室までご連絡下さい。
■鹿児島相互信用金庫 お客様窓口相談室(受付時間/営業日の午前 9 時から午後 6 時)
住所/〒890-0062 鹿児島市与次郎一丁目 6 番30号
電話番号/フリーダイヤル0120-197-005
FAX /099(259)5227 Eメールアドレス/[email protected]
16
当金庫の考え方
2012 SOSHIN DISCLOSURE
地域密着型金融の取組みについて
地域密着型金融については、「地域社会の繁栄に奉仕する」という金庫の基本方針に沿って推進しており、また
新長期6カ年計画(平成₂₁年度~平成₂₆年度)の3つの基本理念のひとつとして位置付けて、中長期的な視点に立っ
て金庫全体で取り組んでおります。
平成₂₃年度においては、以下のような取組みを行いました。
お取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮
創業・新事業開拓支援
☑
◦お客さまに対するコンサルティング機能を強化するための研修として、外部講師による医療をテーマと
した「いっぺこっぺ塾」を3回開催。農業関係融資への取り組みについて外部専門家が営業店を訪問す
る職員向けの出前講座を開催。
◦「医業経営コンサルタント」及び「農業経営アドバイザー」の資格取得者の育成。
◦農水畜産物生産者及び食品加工業者とバイヤーによる「食&アグリビジネス交流会」の開催。
成長段階企業支援
☑
◦お客様の販路拡大支援として、「そうしんうまかもん市」を2回開催。
◦小さな地産・地消支援事業を4カ店で開催。
◦海外への事業展開支援として、海外トレードミッション「そうしんTOBO会」を中国大連へ広島信金と
の合同ミッションで開催。
経営改善支援
☑
◦経営改善へのコンサルタント機能の発揮を目的として企業支援部を設置し、当金庫、企業経営者、税理
士が対象企業の経営会議に参加して、経営改善に取り組む。定期的な経営会議は₄₀先で開催。
事業再生支援
☑
◦経営再建計画による抜本的な事業再生手法としての資本性借入金への取組み。
◦職員のレベル向上の目的で外部講師による「経営改善支援講座」を開催。
事業承継支援
☑
◦若手経営者に対する「後継者のための事業承継セミナー」を開催。
地域の面的再生への積極的な参画
☑
地域活性化支援
◦県内農水産物の生産者及び食品加工業者等の販路拡大支援として、「かごしま北薩摩まるごと食・観商
談会」アグリマッチングを出水市で開催。また、県や地元金融機関と連携した「かごしまの逸品商談会」
に参加。
☑
持続可能な地域経済への貢献
◦PFIへの取組みは1件で₃₅₈百万円を実行。
◦NPO法人等への融資実績は4件で₃₂百万円を実行。
☑
企業PRと人材確保支援
◦地元企業のPRや人材確保の支援と、新社会人となる前の大学生の「就業力」アップの支援を目的に、
産学連携事業として「3日間社長のカバン持ち体験」を開催。
◦大学生の「就業力」アップの支援を目的に、「就活支援フォーラム」を開催。
金融教育活動支援
☑
◦小学生の金融知識の向上を目的とする「“ハローキッズ”マネースクール」を開催。
◦鹿児島県の「かごしま子育て支援パスポート事業」に協賛し、子育て応援定期積金の取扱いを継続。
当金庫の考え方
17
当金庫の考 え 方
地域や利用者に対する積極的な情報発信
情報発信
☑
取引先の経営者を対象に、リーダーシップやマネジメント能力の啓発の機会として、「そうしん経営者
アカデミー」を6ヶ月にわたり開講。
景気動向調査結果や、お取引先の新製品・新事業等をまとめた「そうしんビジネスレポート」を年 4 回
発行。
地域貢献活動情報の営業店ロビーでの紹介や、ホームページやディスクロージャー誌を活用して情報を
発信。
池田湖畔と開聞岳(指宿市)
18
当金庫の考え方
2012 SOSHIN DISCLOSURE
地域金融円滑化のための基本方針
鹿児島相互信用金庫は、地域経済の発展に寄与するため、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を
安定的に供給し、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取組んでまいります。
1
取組み方針
地域の中小企業および個人のお客様への安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関で
ある信用金庫にとっては、最も重要な社会的使命です。
私どもは、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、
お客様の抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取組みます。
2
金融円滑化措置の適切な実施に向けた態勢整備
当金庫は、上記取組み方針を適切に実施するため、次のとおり必要な態勢整備を図っております。
①金融円滑化推進チームの設置
本部に、金融円滑化統括管理責任者として担当役員を、また関係各役員・部長等による「金融円滑化推
進チーム」を設置いたしました。
②お客さまへのきめ細やかな経営改善支援を行うための態勢整備
事業資金・住宅ローンご利用のお客様のご相談に適切に対応するため、全営業店に相談窓口(事業円滑
化相談デスク、ローン返済相談デスク)を設置しました。
また、ご返済計画見直しに係る意見・要望・苦情へ対応するための窓口(金融円滑化ホットライン)を
本部(営業開発部)に設置しました。
③金融円滑化措置の適切な実施のための周知と、事業価値の見極め(目利き力)向上のための研修等
支店長説明会において、全営業店長に対し一層の相談・支援を強化し、地域金融の円滑化に全力を傾注
して取組むよう徹底しました。
④その他
本取組みに対し適切な対応を図るため、条件変更案件の本部報告、謝絶案件等の事務取扱の改正など、
管理態勢を一層強化しました。
3
他の金融機関等との緊密な連携
当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客さまから貸付条件の変更等の申出があった場合な
ど、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客
様の同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金
融の円滑化に努めてまいります。
お客さまからの貸付条件の変更等に関するご相談は、次の窓口をご利用ください。
●事業円滑化相談デスク
鹿児島相互信用金庫 全店に事業性融資への相談対応窓口を設置
【担当者】支店長、次長、融資担当
●ローン返済相談デスク
鹿児島相互信用金庫 全店に住宅ローン、消費者ローンの相談対応窓口を設置
【担当者】次長、融資担当
●金融円滑化電話相談窓口(ご返済計画見直し等に係るご意見・ご要望・苦情)
鹿児島相互信用金庫 本部(営業開発部) フリーダイヤル ₀₁₂₀-₁₉₇-₀₀₆
※受付時間は午前 ₉ 時から午後 ₆ 時までです。(当金庫の窓口休業日は除きます。)
当金庫の考え方
19
当金庫の考 え 方
当金庫における苦情処理措置・紛争解決措置等の概要
当金庫は、お客様からの相談・苦情・紛争等(以下「苦情等」という。)を営業店または営業開発部で受け付けています。
1
2
3
ター等を利用することもできます。
なお、ご利用いただける弁護士会については、あらかじめ、東京三
弁護士会、全国しんきん相談所または当金庫営業開発部にお尋ね
いただくか、東京三弁護士会のホームページまたは当金庫ホーム
ページ
(http://www.kasosin.com)
をご覧ください。
⑴現地調停
東京三弁護士会の調停人とそれ以外の弁護士会の調停人がテ
レビ会議システム等を用いて、共同して紛争の解決にあたります。
例えば、お客さまは、鹿児島県弁護士会の仲裁センター等に
お越しいただき、当該弁護士会の調停人とは面談で、東京三弁
護士会の調停人とはテレビ会議システム等を通じてお話しいた
だくことにより、手続きを進めることができます。
⑵移管調停
当事者間の同意を得たうえで、東京以外の弁護士会に案件を
移管します。
例えば、
鹿児島県弁護士会の仲裁センター等に案件を移管し、
当
該弁護士会の仲裁センター等で手続きを進めることができます。
苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったうえ、内
部調査を行って事実関係の把握に努めます。
事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、
迅速・公平にお申し出の解決に努めます。
苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく改善
措置を徹底のうえ、再発防止や未然防止に努めます。
苦情等は営業店または次の担当部署へお申し出ください。
受付窓口
住 所
電話番号
受 付日時
受付媒体
鹿児島相互信用金庫 営業開発部
〒₈₉₀︲₀₀₆₂ 鹿児島市与次郎一丁目 ₆ 番₃₀号
₀₁₂₀︲₁₉₇︲₀₀₅
平日 午前 ₉ :₀₀ ~午後 ₆ :₀₀
電話、手紙、面談
※お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るため、また、お客さまとのお取
引を適切かつ円滑に行うために利用いたします。
4
当金庫のほかに、一般社団法人全国信用金庫協会が運営する「全
国しんきん相談所」
をはじめとする他の機関でも苦情等のお申し出
を受け付けています。詳しくは上記営業開発部へご相談ください。
全国しんきん相談所【一般社団法人全国信用金庫協会】
住 所 〒₁₀₃︲₀₀₂₈ 東京都中央区八重洲 ₁ ︲ ₃ ︲ ₇
電話番号 ₀₃︲₃₅₁₇︲₅₈₂₅
受 付 日 月~金(祝日、₁₂月₃₁日~ ₁ 月 ₃ 日を除く)
時
間 午前 ₉ :₀₀ ~午後 ₅ :₀₀
受付媒体 電話、手紙、面談
5
ま
経営管理部
報告・連絡
検討・見直し
検討・見直し
コンプライアンス委員会
紛争解決の
報告・連絡
全国しんきん相談所
取次ぎ
顧客満足推進室
内部監査
弁護士会仲裁センター等
紛争解決の申し立て
報告・連絡
苦情等のお申し出
検証
営業統括部(各営業推進部)・営業開発部
連携
東京三弁護士会の仲裁センター等は、東京都以外の各地のお客さ
まにもご利用いただけます。その際には、次の⑴、⑵の方法により、
お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会の仲裁セン
関係部署
さ
紛争解決の
熊本県弁護士会 紛争解決センター
〒₈₆₀︲₀₀₇₈ 熊本市京町 ₁ 丁目₁₃︲₁₁
₀₉₆︲₃₂₅︲₀₉₁₃
月~金(祝日、年末年始除く)
午前 ₉ :₀₀ ~午後 ₅ :₀₀
連携
営 業 店
客
取次ぎ依頼
名 称
住 所
電話番号
受 付 日
時
間
お
適切な説明・他機関の紹介
鹿児島県弁護士会 紛争解決センター
〒₈₉₂︲₀₈₁₅ 鹿児島市易居町 ₂ 番 ₃ 号
₀₉₉︲₂₂₆︲₃₇₆₅
月~金(祝日、年末年始除く)
午前₁₀:₀₀ ~午後 ₄ :₀₀
紛争解決への対応
名 称
住 所
電話番号
受 付 日
時
間
話し合い
第二東京弁護士会 仲裁センター
〒₁₀₀︲₀₀₁₃ 東京都千代田区霞が関 ₁ ︲ ₁ ︲ ₃
₀₃︲₃₅₈₁︲₂₂₄₉
月~金(祝日、年末年始除く)
午前 ₉ :₃₀ ~午後₁₂:₀₀ 午後 ₁ :₀₀ ~午後 ₅ :₀₀
苦情等のお申し出
名 称
住 所
電話番号
受 付 日
時
間
連携
第一東京弁護士会 仲裁センター
〒₁₀₀︲₀₀₁₃ 東京都千代田区霞が関 ₁ ︲ ₁ ︲ ₃
₀₃︲₃₅₉₅︲₈₅₈₈
月~金(祝日、年末年始除く)
午前₁₀:₀₀ ~午後₁₂:₀₀ 午後 ₁ :₀₀ ~午後 ₄ :₀₀
話し合い
名 称
住 所
電話番号
受 付 日
時
間
報告・連絡
当金庫の考え方
東京弁護士会 紛争解決センター
〒₁₀₀︲₀₀₁₃ 東京都千代田区霞が関 ₁ ︲ ₁ ︲ ₃
₀₃︲₃₅₈₁︲₀₀₃₁
月~金(祝日、年末年始除く)
午前 ₉ :₃₀ ~午後₁₂:₀₀ 午後 ₁ :₀₀ ~午後 ₃ :₀₀
⑴営業店および各部署に責任者を配置するとともに、経営管理部
がお客さまからの苦情等を一元的に管理し、適切な対応に努め
ます。
⑵苦情等のお申し出については事実関係を把握し、営業店、関係
部署および営業開発部が連携したうえ、速やかに解決を図るよ
う努めます。
⑶苦情等の対応にあたっては、解決に向けた進捗管理を行うとと
もに、苦情等のお申し出のあったお客さまに対し、必要に応じて
手続きの進行に応じた適切な説明を営業店、関係部署および営
業開発部が連携して行います。
⑷お客さまからの苦情等のお申し出は、
「全国しんきん相談所」を
はじめとする他の機関でも受け付けていますので、内容やご要
望等に応じて適切な機関をご紹介いたします。
⑸紛争解決を図るため、弁護士会が設置運営する仲裁センター等
を利用することができます。その際には、当該仲裁センター等
の規則等も踏まえ、適切に協力します。
⑹お申し出のあった苦情等を記録・保存し、その対応結果に基づ
き、苦情等に対応する態勢の在り方の検討・見直しを行います。
⑺苦情等への対応が実効あるものとするため、内部監査部門が検
証する態勢を整備しています。
⑻苦情等に対応するため、関連規程等に基づき業務が運営される
よう、研修等により金庫内に周知・徹底します。
⑼お客さまからの苦情等は、業務改善・再発防止等に必要な措置
を講じることにより、今後の業務運営に活かしていきます。
⑽苦情等への取組態勢
苦情等の
20
名 称
住 所
電話番号
受 付 日
時
間
当金庫の苦情等の対応
当金庫は、お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平かつ適
切に対応するため、以下のとおり金融ADR制度も踏まえ、内部管
理態勢等を整備して苦情等の解決を図り、もって当金庫に対する
お客様の信頼性の向上に努めます。
お申し出
6
東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下「東京
三弁護士会」という)が設置運営する仲裁センター、鹿児島県・熊
本県弁護士会が設置運営する紛争解決センター等で紛争の解決
を図ることも可能ですので、営業開発部または上記全国しんきん
相談所へお申し出ください。なお、弁護士会に直接申し立ていた
だくことも可能です。
7
2012 SOSHIN DISCLOSURE
信用金庫と信金中央金庫
●信用金庫取引先の海外進出支援
122
30
32.43
7,531
0.68
24
24
当金庫の考え方
21
当金庫の概 要
地域貢献ディスクロージャー
〈そうしん〉の地域社会貢献とその取組み
~地域に、あなたに、元気発信~
〈そうしん〉の地域経済活性化への取組みについて
〈そうしん〉は、鹿児島県本土および種子島等を営業地区として、地元の中小企業者や住民が
会員となって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されてい
る相互扶助型の金融機関です。
地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客様に
貸出を行って、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小
企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域経済の持続的発展に努めております。ま
た、金融機能の提供にとどまらず、地域の行事への参加や文化振興及び奉仕活動を行い、広く地
域社会の活性化に積極的に取り組んでおります。
鹿児島相互信用金庫
預金積金について
預金積金残高/500,112百万円
〈そうしん〉では、地域のお客さまの着実な資産形成のお手
伝いをさせていただくため、様々な商品をご用意し、サービ
スの一層の充実に努めております。
※お取扱商品のご案内…28ページ
※残高等の計数状況……48ページ 地域のお客さま・
会員のみなさま
会員数/89,001人
会員数/83,594人
4,422百万円
出資金残高/
出資金残高/3,753百万円
本店営業部/鹿児島市泉町2番3号
預金積金
出資金
本部/鹿児島市与次郎一丁目6番30号
創立/昭和6年2月16日
常勤役職員数/740人
店舗数/58店舗(代理店2店舗)
22
当金庫の概要
2012 SOSHIN DISCLOSURE
〈そうしん〉の貸出金運営についての考え方
当金庫は、地域金融機関として地域の中小企業や地域社会の繁栄に貢献することが信用
金庫の使命であると考えております。貸出にあたっては、より多くのご利用をいただくた
めに、小口多数取引をコンセプトに県内の中小企業や個人の幅広い資金需要に積極的に取
り組み、的確で迅速に対応することを基本姿勢としております。
貸出審査に際しましては、皆様の大事な資金が地域社会、企業経営に有効に活用される
よう安全性、健全性、成長性等厳正に審査しております。
これからも貸出資産の健全性の堅持、向上に努め地域金融機関としての理念実現に邁進
してまいります。
貸出金について
お取引先への
支援等について
貸出金残高/329,236百万円
預金積金に占める貸出金の割合/65.8%
事業者/240,023百万円 個人/89,213百万円
お客さまからお預入れいただいた預金積金につきまして
は、お客さまの様々な資金ニーズにお応えし、地域経済の
活性化に資するために、円滑な資金供給を行う形でお客
さまや地域社会に還元しております。
※お取扱商品のご案内…29ページ
※残高等の計数状況…49~51ページ
貸出金
平成2年より実施している『TOBO会』貿易ミ
ッションにおいて、中国やタイなど海外の企業と
お取引先とのビジネスマッチングのための商談
会を企画運営し、お取引先の新市場進出の
サポートを行っております。
地域のお客さま・
会員のみなさま
支援サービス
貸出金以外の運用について
有価証券残高/86,045百万円
貸出金以外の資金は、預金積金の払い戻しに対応するため、
信金中央金庫に預けたり、有価証券(株式や国債等)で運用
しています。有価証券については、適切なリスク管理のも
とに分散投資しています。
※残高等の計数状況…52~53ページ
地域との
つながりについて
地域活性化に向けた取組みとして「そうしんまち
づくり振興基金」を平成2年に創設し、毎年まちづく
り事業へのお手伝いをさせていただいております。ま
た「そう倶楽部」を活動主体として、三紘会やブレーン
21、杉の子会、万年青(おもと)会、パールレディ会
などの組織活動を活発に行っています。
※文化的・社会的貢献活動
…24~26ページ
当金庫の概要
23
当金庫の概 要
文化・社会貢献活動
地域の暮らしの中でそうしんは金融機関としての本体の業務だけでなく、地域の行事への参加や、文化振興及び奉仕活
動等に積極的に取り組んでいます。
杉の子会活動
社会貢献活動
各事業所の若い職員の方々と「杉の子農園」
「歳末募金活動」など
様々な活動を行い、
青少年の育成と地域活性化に取り組んでいます。
社会貢献活動の一環として、
「健康&医療セミナー」や「街頭募金」
など様々な活動を行っております。
杉の子会新社会人のためのセミナー
健康&医療セミナー
スキー&スノボツアー
街頭募金
地域行事への参加
県下一斉清掃作業
鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」に女神輿としての参加や、
「おはら祭り」、その他各地域で行われる行事に積極的に参加し、
「そうしん」の元気な姿を見て頂き、地域の活性化に努めていま
す。
地域貢献活動の一環として、県下一斉清掃作業活動を実施しておりま
す。鹿児島市内および本部職員は、鹿児島市と協力してサマーナイト大
花火大会会場の清掃、地方支店においては、各地域での清掃活動を行っ
ております。
おぎおんさぁ
県下一斉清掃作業
おはら祭り
サマーナイト花火大会清掃作業
信用金庫の日
24
当金庫の概要
全店で一斉に毎月第 ₂ 木曜日に早朝清掃作業を行っています。
2012 SOSHIN DISCLOSURE
公益信託
「公益信託そうしんまちづくり振興基金」は、平成 ₂ 年₁₀月創設以来多くの方々に利用していただいています。₂₁年間
の助成実績は₂₆₅件₉₇,₆₁₇千円となりました。今後も、鹿児島県内における「まちづくり」に関する諸事業の実施や活動
に対する助成を行うことで、地域の振興と明るく豊かな地域社会の発展に貢献してまいります。
平成₂₃年度も多くの問い合わせがあり、₁₃件₂,₉₅₆千円の助成をさせていただきました。
下与倉ふるさとを守る会 手洗場設置事業
(日置市)300千円
本団体はこれまで下与倉地域にある耕
作放棄地や水路の伐採を行うなど環境
保全を図る活動や水路沿いに花など植
えたりし景観作物の管理作業を行うな
どしています。また四季を通じて農業体
験や川遊び体験、貸農園をするなど、集
落外の人たちとの交流を深め地域の共
同産画に参加してもらえるような活動
を行っています。
長島信ちゃん会 長島フラワーロード事業
(長島町)100千円
長島町では豊かな海や山の美しい自然
を生かしながら景観づくりを推進しよう
と、平成₁₉年 ₄ 月に「長島町ふるさと景
観条例」を施行、
「石積と花の町長島町」
をテーマに町民の誇れるまちづくりに取
り組んでいる最中であり、その景観づく
りの中心は、国道や県道約₄₀キロを花で
繋ぐ「ぐるっと一周フラワーロード」事業
を展開中です。
弥五郎どん保存会 弥五郎どん大傘補修事業
(曽於市)200千円
弥五郎どん祭りは曽於市大隅の岩川八
幡神社の祭りを言い、毎年₁₁月 ₃ 日に
開催されます。弥五郎どん祭りは昭和
₆₃年、県無形民俗文化財に指定され、
県下三大祭りの一つに数えられ、歴史と
郷土文化の誇り高きお祭りで、₉₀₀年も
の歴史があり、県内外から₁₀万人前後
の人出があります。
市比野温泉杯サッカー大会実行委員会 市比野温泉杯サッカー大会事業
(薩摩川内市)100千円
青少年の健全育成と地域活性化及び地
域振興の一環として昭和₆₁年に樋脇町
商工会青年部が主催し、市比野温泉杯
サッカー大会が始まりました。₂₅年間継
続し市比野温泉街の活性化に大きく貢
献しています。
とうごう天神梅マラソン大会実行委員会 とうごう天神梅マラソン大会
(薩摩川内市)200千円
本大会は「臥竜梅とフルーツの里とうご
う」の豊かな自然を楽しんでもらい、参
加者と市民のふれあい・交流を通じて、
地域の活性化や特産品のPR、販売促
進を図ることを目的としており、例年 ₁
月の最終日曜日に開催し、市内外より
約₈₀₀名のランナーが参加します。
いりきファミリーハイキング実行委員会 第23回いりきファミリーハイキング事業
(薩摩川内市)100千円
「いりきファミリーハイキング」は昭和₆₁年に
旧入来町商工会青年部が主催し、今回で₂₃
回目となります。地域活性化と国の重要伝統
的建造物群保存地区に選定された入来麓の
武家屋敷群の町並みを歩いてもらうことで広
く知ってもらい、ウォーキング後、参加者と地
元住民とのふれあいでは毎回₄₀₀名を超える
人で賑わっています。
荒川太鼓育成会 荒川太鼓新調事業
(いちき串木野市)400千円
荒川太鼓は平成₁₄年に串木野の“さの
さ太鼓”
をもとに児童 ₆ 名と保護者や先
生方と、荒川小学校の教育活動の一環
として始まりました。現在は荒川小児童
₅₃名、中学生(荒川小卒業生)₄ 名、大
人₄₈名で活動を行っています。
照島を元気にする会
12月イルミネーション設置事業
(いちき串木野市)250千円
吹上浜の北端に位置するいちき串木野市に「照島」という
小さな島があり、本団体はその照島地区の活性化の為、各
公民館の親睦を深め以前のように元気な照島を取り戻す
為、平成₂₁年₁₁月より活動しており、イルミネーション設置
事業は地域の活性化へとつながっています。
郡山地域まちづくりワークショップ
案内板設置事業
(鹿児島市)500千円
本団体は市民が新しい鹿児島市づくりへの熱い思いを発揮でき
るように、地域の市民が主体となって運営する「地域づくりワーク
ショップ」を設置し、それぞれの地域課題の解決に向けたアイデ
アや地域プランを作成し、これを基に事業を実施する事より、市
民主体の協働によるまちづくりを推進する事を目的に設立され
ております。
肝付町商工会 やぶさめ軽トラ市
(肝付町)300千円
地域の農林水産物の地産地消及び商店
街の活性化を図るために、軽車両を利
用した定期的な市を開催。生産者や商
工業者等の相互の交流を目的として毎
月第 ₁ 日曜日に開催しています。地元
でとれた新鮮な野菜や果物、魚介類や
特産品等が販売され沢山の人出で賑わ
います。
納官小和太鼓育成会 太鼓張替事業
(中種子町)200千円
種子島の納棺小学校にある本格的な和
太鼓隊です。活動は「町文化祭」をはじ
め地元の神社の祭り、六月灯などの校
区内行事、町及び郡内の行事にも積極
的に参加し地域に根差した文化活動の
高揚に寄与しています。
柊野ひがん花祭り実行委員会 柊野ひがん花祭り事業
(さつま町)136千円
薩摩郡さつま町の柊野校区総出による
村おこしイベント「ひがん花祭り」は、少
子高齢化により人口減少が進んでいく
中、この校区の良さを知ってもらい交流
人口を増やしたいとの願いから始まっ
たものです。案内用ののぼり旗を製作
し₂,₀₀₀人近い来訪者で賑わいました。
錦江やまんなか協議会 やまんなか音楽会INはなぜ事業
(錦江町)170千円
錦江町の町おこしグループ「錦江やまん
なか協議会」は花瀬川石畳の上で手作
りコンサート「やまんなか音楽会INはな
ぜ」を開催しました。会場は₅,₀₀₀個のロ
ウソクなどでライトアップされ、詰めか
けた住民は光と音の競演の幻想的な雰
因気に浸りました。
当金庫の概要
25
当金庫の概 要
組織会・組織会活動
三 紘 会
ブレーン“21”
商店主や会社経営者の方々が会員となって構成されており、会員
相互間の連携を深め、親睦を図るとともに、会員自身が健全な発
展をするために、講演会、研修会やボウリング大会などを行ってい
ます。
「₂₁世紀へ挑戦する経営者集団」として昭和₆₀年 ₁ 月に結成され
た若手経営者の異業種交流の場です。研修会、委員会を精力的に
開催し、₂₁世紀の鹿児島を担う熱意が溢れています。
そう倶楽部は、そうしんが運営する組織会の集合体です。
組織会名称
26
当金庫の概要
対象となるお客様
組織会の目的
三紘会
(信ちゃん会)
事業主
当庫と取引のある経営者の集まりであり、会員相互の健全な発展を期して研
鑽と親睦を図ることを目的としています。
ブレーン₂₁
若手経営者
若手経営者の会であり、異業種交流・研修会・講演会・経済視察等を通じて情
報交換や見識を高め、研鑽し合い発展することを目的としています。
パールレディ会
女性・婦人の層
女性専用のサークルで講演会や観劇会を通じて知識・教養を高め、趣味やス
ポーツを通じて会員相互の交流の場とすることを目的としています。
杉の子会
勤労者・ヤング層
働く若い人達が教養を身につけ感性豊かな社会人に成長することをサポート。
おもと会
年金受給者
ライフワーク・人的交流・生きがい
信ちゃん友の会
金庫OB会
親睦会・生きがい
ゴルフ会
ゴルフ愛好者
ゴルフを通して親睦を図る。
杉の子会
万年青(おもと)会
パールレディ会
カルチャーセミナーにスポーツ、ボランティア、
クリスマスイベントetc…。人生は若いうちに思
いっきり楽しむもの。
「Young Core鹿児島杉の子会」は鹿児島の青
少年をサポートしています。
シルバー世代同士明るく楽しい仲間づくりをし
ていただくために組織され、ゲートボール、グ
ランドゴルフ等を通じてお付き合いの輪を広げ
ております。
女性の交流の場として、趣味やスポーツを通して、
新しい交流の場、新しい友人との出会いをお手伝
いするために作られたもので、講演会、観劇会、バ
レーボール大会など、会員のニーズに応えるとと
もに時代にマッチした催しを行なっております。
2012 SOSHIN DISCLOSURE
2011年トピックス
●平成23年 3 月の九州新幹線全線開業を商流拡大の機ととらえ、更なる北薩摩地域の振興とPRの為、また出水市・阿久
根市・長島町の農畜産物・水産物生産者及びこれらの食品メーカーの皆様の販路拡大支援を行うため、仕入・販売業者
の皆様との商談会 そうしん「かごしま北薩摩まるごと食・観商談会」を開催致しました。
北薩摩地域の特徴的で魅力ある食材の生産業者37社が出店し、バイヤーなど来場者約800人の方々に自社製品のPR等を
行いました。
個別商談会、フリー商談会では活発な商談が行われ、また、同地域の観光資源の掘り起こしのため、食と観光がリンク
した同地域の観光PRを図りました。
◆そうしん「かごしま北薩摩まるごと食・観商談会」
◆個別商談会
●鹿児島相互信用金庫は鹿児島国際大学の「就業力育成プロジェクト」と連携し、新社会人となる前の大学生の「就業力」
アップの支援と地元中小企業のPRや人材確保の支援を目的に、『 3 日間社長のカバン持ち体験』を開催致しました。
本事業は、就職活動を行おうとする学生が、地元中小企業の経営者等の“カバン持ち”をすることで一日中行動を共に
し、企業トップの行動や発言に直接触れ、その体験をもとに「自己の将来の“キャリアデザイン”」を考えるインターシッ
プとして実施するものです。
研修受入企業20社、学生23名の参加を頂き、参加学生には企業研修終了後に研修報告書を作成し、報告会にて発表を行
いました。
◆「3日間社長のカバン持ち体験」
◆「3日間社長のカバン持ち体験」報告会
●ビジネスレポートの発行
●中小企業動向調査結果
●お取引先の新製品、新事業等をレポートしています。
当金庫の概要
27
業務内容・ 取 扱 商 品 の ご 案 内
預金業務
28
業務内容・取扱商品のご案内
2012 SOSHIN DISCLOSURE
融資業務
(平成24年7月末現在)
3ヶ月以上8年以内
最短
6ヶ月以上7年以内
300
50万円以上200万円以内
購入
3ヶ月以上8年以内
6ヶ月以上8年以内
6ヶ月以上8年以内
1年以上7年以内
3ヶ月以上15年以内
業務内容・取扱商品のご案内
29
業務内容・ 取 扱 商 品 の ご 案 内
信託代理・相談業務
鹿児島相互信用金庫は、金融の自由化やお客様のニーズの多様化が進むなか、より一層のサービスの拡充をめざして、
「しんきん信託銀行の代理店として信託業務の取扱い」・「年金相談会」・「電話相談サービス・電話による情報提供サービ
ス」に取り組んでおります。
サービス名
サービスの内容
信 託 代 理 店 業 務
土地信託・公益信託・特定贈与信託等の窓口となっています。
し ん き ん 健 康 相 談 「健康・医療・介護・栄養」の電話相談サービス、電話による情報提供サービスを行なっています。
ダイヤルサービス
年
金
相
談
県内各支店で専門の担当者が相談会を開催し、基本的なご質問・ご相談にお答えします。
証券業務
鹿児島相互信用金庫は、お客様の資産形成にお役に立てるよう、預金の他に国債・投資信託・私募債を取扱っておりま
す。有利で便利な商品サービスを提供し、お客様のニーズに積極的に取り組んでまいります。
サービス名
サービスの内容
国 債 の 窓 口 販 売
長期利付国債・中期利付国債・個人向け国債を販売しています。
投資信託の窓口販売
お客様の資産運用ニーズにお応えする幅広いタイプの投資信託を品揃えしています。
私募債の受託業務
私募債の受託業務を通じ、法人のお客様の資金調達をお手伝いします。
国際業務
鹿児島相互信用金庫は、中小企業の皆様の海外とのお取引や個人の皆様の海外へのご旅行、ビジネスをお手伝いするた
め外国為替業務を行なっております。さらに、地域の皆様の国際化の一助としまして平成 ₂ 年より毎年海外トレードミッ
ションTOBO会を開催しております。
サービス名
貿 易 取 引
30
サービスの内容
輸入
輸入信用状(L/C)の発行、輸入手形の決済、輸入ユーザンスの供与等の業務をお取扱いしています。
輸出
輸出手形の買取・取立等の輸出金融業務をお取扱いしています。
外国為替関連保証
スタンドバイ・クレジットの発行、入札保証等の業務をお取扱いしています。
イ ン パ ク ト ロ ー ン
外貨建事業資金のご融資です。お使い道が自由で為替リスクヘッジなどにご利用できます。
外
国
送
金
海外への送金、海外からの送金の受取り、外国小切手の取立等の業務をお取扱いしています。
外
貨
預
金
外貨建でお預かりする預金で、外貨普通預金・外貨定期預金をお取扱いしています。
外
貨
両
替
外国通貨の売買と旅行小切手の買取をお取扱いしています。
外 貨 宅 配 サ ー ビ ス
世界₃₆通貨の現金と ₆ 通貨の旅行小切手をご自宅、勤務先までお届けします。
貿 易 相 談 窓 口
海外との取引等について、海外トレードミッションで培ったノウハウで適切なアドバイスを行なっています。
海 外 進 出 支 援
新たに海外進出を計画している、又は既に進出しているお客様への海外ビジネス支援を行なっています。
業務内容・取扱商品のご案内
2012 SOSHIN DISCLOSURE
その他の業務
サービス名
代
保
理
険
窓
サービスの内容
業
販
業
務
日本銀行歳入代理店及び国債代理店業務
地方公共団体の公金取扱業務等
務
住宅ローン関連の長期火災保険・債務返済支援保険・海外旅行保険・個人年金保険・一時払終身保険・
がん保険・医療保険
スポーツ振興くじ払戻業務
サッカーくじ当選金払戻し
確 定 拠 出 年 金 業 務
個人型年金の運用関連業務
和気神社の藤棚(霧島市牧園町)
業務内容・取扱商品のご案内
31
業務内容・ 取 扱 商 品 の ご 案 内
サービス業務
内国為替取扱手数料一覧表
店内振込
普 通 送 金 手 数 料
本支店為替
₁ 枚につき
₃ 万円未満 ₁ 件につき
振
込
手
数
料
(電信扱)
(文書扱)
・窓口扱
・テ レ ホ ン バ ン キ ン グ
₃ 万円以上
₁ 件につき
₁₀₅円
会 員
₂₁₀円
非会員
₃₁₅円
他行為替
₆₃₀円
₃₁₅円
₆₃₀円
₅₂₅円
₈₄₀円
₁₀₅円
₃₁₅円
₃₁₅円
₅₂₅円
お
₄₂₀円
振 込
₃ 万円未満 ₁ 件につき
E B による振込手数料
無 料
₃ 万円以上 ₁ 件につき
₃ 万円未満 ₁ 件につき
₁₀₅円
₁₀₅円
₄₂₀円
₃ 万円以上 ₁ 件につき
₂₁₀円
₃₁₅円
₆₃₀円
₃ 万円未満 ₁ 件につき
₅₂円
₁₀₅円
₃₁₅円
₃ 万円以上 ₁ 件につき
₁₀₅円
₂₁₀円
₅₂₅円
現 金
A T M による
振 込 手 数 料
カード
手形・小切手等
自 店
代金取立
普通扱
₂₁₀円
同一交換内
本 支 店
₂₁₀円
₄₂₀円
₆₃₀円
(直送)₆₃₀円
₈₄₀円
₈₄₀円
お 預 り ₁ 枚 に つ き
至急扱
御
入
金
₁
枚
に
つ
き
無 料
₂₁₀円
その他の手数料
送金・振込の組戻・返却料
₁ 枚につき
₆₃₀円
取
料
₁ 枚につき
₆₃₀円
取 立 手 形 店 頭 呈 示 料
₁ 枚につき
不
渡
手
形
返
却
料
₁ 枚につき
₆₃₀円
異
議
申
立
手
数
料
₁ 枚につき
₂,₁₀₀円
立
手
形
組
戻
業務内容・取扱商品のご案内
₆₃₀円
(但し₆₃₀円を超える費用を要する場合はその実費とします)
※記載の金額には ₅ %の消費税が含まれています。 ※EBとは、インターネット、パソコンバンキングサービス等のことです。
※店内振込とは自店にある預金口座(普通預金・当座預金・その他)
に通帳又は入金帳(普通預金・当座預金)
なしで入金することです。
32
他 行
(平成₂₄年 ₇ 月末現在)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
その他の業務
小切手・手形用紙発行手数料
手形の種類
小
切
自動受取 給与振込、各種年金振込等
発行単位
手
金 額
帳
₁ 冊(₅₀枚)
₆₃₀円
約
束
手
形
帳
₁ 冊(₅₀枚)
₈₄₀円
為
替
手
形
帳
₁ 冊(₂₅枚)
₃₁₅円
₁ 枚につき
₅₂₅円
マ ル 専 手 形 用 紙
現金自動設備設置台数 ATM………₁₂₁台
貸金庫利用手数料
年間手数料
本
店
貸
金
庫
支
店
貸
金
庫
(大きさによって金額が異なります)
注)小切手帳・約束手形帳の署名判登録の場合は ₁ 回につき、登録手数料₅,₂₅₀円が
かかります。
マル専手形用紙は発行のつどマル専手形口座開設手数料₃,₁₅₀円がかかります。
各種発行手数料
区 分
発行単位
自 己 宛 小 切 手 発 行
₁ 枚につき
₅₂₅円
残 高 証 明 書 発 行
₁ 通につき
制定用紙 ₄₂₀円
制定外用紙₁,₀₅₀円
通 帳 ・ 証 書 再 発 行
₁ 冊( ₁ 通)につき
₁,₀₅₀円
I C キ ャッ シ ュ カ ード 発 行
₁ 枚につき
₁,₀₅₀円
生体認証ICキャッシュカード
生 体 情 報 登 録 料
₁ 枚につき
₅₂₅円
磁気キャッシュカード再発行
₁ 枚につき
₁,₀₅₀円
ICキャッシュカ ード 再 発 行
₁ 枚につき
₁,₀₅₀円
生体認証ICキャッシュカード
生 体 情 報 再 登 録 料
₁ 枚につき
₅₂₅円
株 式・ 出 資 払 込 金
保管証明書発行手数料
₁ 通につき
₃,₁₅₀円
小型₅,₆₇₀円から大型₁₅,₇₅₀円まで
各種ございます。
小型₅,₀₄₀円から大型₉,₄₅₀円まで
各種ございます。
夜間金庫利用手数料
金 額
₁
カ
月
手
数
料
₁ 契約について₂,₁₀₀円
キャッシュカードサービス
全国金融機関キャッシュカード
キャッシングサービス
VISAカード・JCBカード・DCカード・UFJカード・ニコ
スカード・UCカード・セディナカード・OMCカード・CF
カード・イオンクレジットサービス・ジャックスカード・セ
ゾンカード・トヨタファイナンス・オリックスクレジット・オ
リコカード・全日信販・エポスカード・イズミヤカード・ゆ
めカード・ポケットカード・U C Sカード・ライフカード・
ニッセンGE・コスモ石油・ダイナースクラブカード・住友
生命カード・ひまわりカード・フコク生命カード・アプラス
カード・楽天銀行スーパーローン・モビット・シティックス
カード・NCカード
口座振替による自動支払
各種公共料金、クレジット代金等
その他サービス
貸金庫・夜間金庫・リースのご案内・しんきんふれ愛ネッ
ト情報サービス・手形・小切手署名判印刷サービス・フ
リーダイヤルサービス(
₀₁₂₀-₁₉₇-₀₀₅)
デビットカードサービス・鹿児島ネットサービス(口座振
替)
・為替自動振込・ネット口座振替受付サービス・しん
きん携帯電子マネーチャージサービス
EBサービス
アンサーサービス・ホームバンキングサービス・ファーム
バンキングサービス・テレホンバンキングサービス・イン
ターネットバンキングサービス・モバイルバンキングサー
ビス・パソコンバンキングサービス
CD・ATM利用手数料
営業時間 ₇ :₀₀
カード
平 日
当金庫及び他信金の
キャッシュカード利用
土・日・祝日
他行の
キャッシュカード利用
土・日・祝日
平 日
₈ :₀₀
₈ :₅₀
₁₀₅円
₁₈:₀₀
無料
₁₉:₀₀
₂₁:₀₀
₂₂:₀₀
₂₃:₀₀
₁₀₅円
₁₀₅円
₂₁₀円
₁₀₅円
₂₁₀円
₂₁₀円
●当金庫が南日本銀行、鹿児島信用金庫、奄美大島信用金庫、一部の農協と共同設置した店舗外のCD・ATMの時間中( ₈:₅₀ ~ ₁₈:₀₀)の利用料は無料です。
当金庫のキャッシュカードをお持ちのお客様は、以下のコンビニATMをご利用いただけます。
ファミリーマート サンクス
ローソン
●南日本銀行、
鹿児島信用金庫、
奄美大島信用金庫と提携してる共同キャッシュコー
ナーのATMは、
平日の時間中
( ₈ :₅₀~₁₈:₀₀)
は無料でご利用いただけます。
●その他のATMでは金融機関所定の手数料がかかります。
●店舗によってはご利用いただけないATMもございますので、ご確認ください。
●ご利用可能時間についてはATM設置店により異なります。
●法人カードはご利用いただけません。
セブン⊖イレブン
●平日/ ₇ :₀₀ ~ ₂₃:₀₀(手数料 ₁₀₅円)
●土曜/ ₇ :₀₀ ~ ₂₂:₀₀(手数料 ₁₀₅円)
●日曜・祝日/ ₈ :₀₀ ~ ₂₂:₀₀(手数料 ₁₀₅円)
●ATM設置店により営業時間が異なる場合がございますので、
ご確認ください。
●法人カードはご利用いただけません。
(平成₂₄年 ₇ 月末現在)
業務内容・取扱商品のご案内
33
取扱商品の ご 案 内
お勧め商品
お使いみちは自由
ライフサポート
(フリーローンタイプ)
①運転免許証などご本人を確認させ
ていただく書類だけで、簡単にお
申込が可能です。
②お使いみちは自由
(ただし、事業性資金は対象外です)
③ご融資額/₁₀万円以上₃₀₀万円以内
( ₁ 万円単位)
④ご融資期間/ ₆ ヶ月以上 ₇ 年以内
⑤インターネット仮申込が可能です!
エコ関連ローン
①環境に配慮した資金にご利用いた
だける、 ₃ つのエコ関連ローンを
取り揃えました。
・エコカーライフプラン
・エコローン
・エコリフォームプラン
②金利は各ローンで異なります。
③環境に配慮した資金使途であるか
確認させていただきます。
④個別商品の内容は、営業店までお
問い合わせください。
プチドリーム
①女性心をしっかりサポートする、
女性専用カードローン。
②専業主婦の方もご利用可能。
③運転免許証などご本人を確認させ
ていただく書類だけで、簡単にお
申込が可能です。
④お使いみち自由
(事業性資金は対象外です)
⑤ご契約極度額/₉₉万円以下
⑥うれしい割引特典も!
そうしんの住宅ローンが新しくなりました
「住まいるいちばんプラス」
①土地・建物の評価額の₁₀₀%までご
融資可能
本人が居住する土地・住宅の購入・
新築および増改築資金や住宅ロー
ンの借換資金にご利用頂けます。
②ご融資金額
₁₀万円以上₆,₀₀₀万円以内
( ₁ 万円単位)
③お借入期間最長₃₅年まで可能
個人事業者や中小零細企業の皆さまへ
そうしん「活力融資」
(パート 1 ∼パート 4 )
①融資取引がはじめての中小企業、
個人事業者の方で審査基準を満た
す方
②ご融資金額
有担保の場合:₁,₅₀₀万円以内
無担保の場合: ₅₀₀万円以内
③ご融資利率
パート ₁ からパート ₄ でそれぞれ異
なりますので、お問い合せ下さい。
④ご融資期間・返済方法
₅ 年以内で元金(元利)均等返済
もしくは期日一括返済
お子様の未来の夢づくりをサポートします!!
子育て支援プラン
●子育て家庭支援のため、「子育て支
援プラン」実施中!
・お子様の数に応じた金利上乗せ、
金利優遇等を行っております。
①ハローキッズ元気積金
②ハローキッズ元気プラン積立
③子育てすくすく応援プラン
④子育て応援住宅プラン
※詳細は営業店までお問い合わせく
ださい。
※上記の他にも必要書類、諸条件等がございます。営業店までお問い合わせ下さい。また、条件によっては、ご希望にそえない場合もありますので、その際はご了承ください。
34
取扱商品のご案内
2012 SOSHIN DISCLOSURE
環境問題への取組み
鹿児島相互信用金庫は、郷土の豊かな自然環境の保全に努め、これらを将来の世代によりよ良く引き継いでいく社会的
責任があると認識し、積極的に環境問題に取組んでいます。
ISO14001(環境マネジメントシステム)取得へ向けた取組みを開始しました。
平成₂₅年 ₅ 月の認証取得を目指し、平成₂₄年 ₄ 月にマネジメントシステムの構築を開始しました。認証取得範囲は本
部ビル(鹿児島市与次郎一丁目)のみですが、営業店についてはこのノウハウを活用し全店で取組んでまいります。
営業活動における環境負荷の低減に努めています。
エコ素材(森林認証用紙・リサイクルペーパー)
および、環境に配慮した植物性大豆油インキを使用した預金通帳・証書
を導入しています。
ハイブリッドカーをはじめとする環境対応自動車を導入しています。
(営業用車両
「電動スクーター」
も導入しています。)
クールビズを実施しています。
金融業務を通じ、地域の環境保全活動を支援しています。
環境保全に寄与する、エコローン商品の発売
省エネ家電購入資金を目的とした「エコローン」、環境対応自動車の購入資金を目的とした「エコ・カーライフプラ
ン」、また環境にやさしいリフォーム資金を目的とした「エコリフォームプラン」を発売しております。
役職員が環境問題への意識の向上に努めています。
ペットボトルキャップ回収運動を実施しています。
ペットボトルキャップを回収し再資源化することで、焼却処分に伴うCO2 の発生を抑制しています。またNPO法人エ
コキャップ推進協会を通じ、再資源化で得た資金で世界の子供たちにワクチンを寄贈しています。平成₂₄年 ₄ 月末現
在で₁₁₁万個(約₁,₃₉₆人分のワクチン)を回収しました。
サークル活動
▲軟式野球部
▲卓球部
▲テニス部
▲ラグビー部
▲サッカー部
▲ボート部
▲バレーボール同好会
▲如水会(釣同好会)
▲音楽同好会
▲マラソン同好会
取扱商品のご案内
35
沿革
2012 SOSHIN DISCLOSURE
当金庫の動き
一般社会の動き
平成24年 7 月
「そうプラザ いずみ」オープン
平成24年 4 月
「高見馬場支店」新装オープン
平成24年 4 月
鹿児島市与次郎一丁目に新本部ビル落成
平成23年 7 月
平成23年 3 月
創立80周年
平成23年 2 月
「原良支店」環境配慮型店舗として新築移転オープン
平成21年11月
「吉野支店」新築移転オープン
リーマンショック
平成19年10月
ゆうちょ銀行設立
平成18年11月
平成18年 7 月
平成18年 3 月
「新大小路支店」
「城北支店」オープン
平成17年 7 月
平成16年 3 月
リサイクルシステム運営開始
平成13年 2 月
2000年問題
平成12年 1 月
2000円札発行
平成11年 9 月
台湾大地震発生
平成11年 3 月
平成11年 1 月
平成10年 2 月
長野オリンピック開催
平成 9 年 7 月
香港、中国へ返還
平成 8 年 6 月
外国為替業務南支店で取扱開始
平成 7 年 4 月
平成 7 年 3 月
地下鉄サリン事件発生
平成 7 年 1 月
阪神淡路大震災発生
平成 6 年 7 月
向井千秋さんスペースシャトルで宇宙へ
平成 6 年 6 月
平成 5 年 8 月
本店増築落成
平成 4 年11月
テレビコマーシャル開始
平成 4 年 9 月
不況深刻化、大型景気対策を発動
平成 3 年12月
ソ連邦消滅
湾岸戦争( 1 月∼ 2 月)多国籍軍勝利
創立60周年
平成 3 年 2 月
平成 2 年12月
公益信託「そうしんまちづくり振興基金」を創設
平成 2 年10月
平成 2 年 8 月
平成元年 4 月
消費税実施
昭和64年 1 月
昭和天皇崩御
昭和63年12月
第 3 次オンラインスタート
昭和63年 5 月
昭和63年 3 月
青函トンネル開通
昭和62年 4 月
国鉄民営化
創立50周年
昭和56年 2 月
外貨両替業務開始
昭和53年 5 月
預金量1,000億円突破
昭和50年12月
普通預金オンライン開始
昭和50年11月
昭和50年 7 月
沿革
千円・5 千円・1 万円の新札発行
成田空港開港
沖縄海洋博覧会開催
昭和45年 6 月
昭和45年 3 月
日本銀行との当座取引開始
虹の松原(大崎町)
昭和59年12月
昭和59年11月
コンピューター FACOM230-25導入
イラク、クウェート侵攻
平成元年10月
預金量3,000億円を突破
預金量2,000億円突破
8・6 豪雨災害、鹿児島を襲う
平成 4 年 8 月
預金量4,000億円突破
外国為替業務本店で取扱い開始
ユーロ
(欧州統一通貨)
スタート
平成10年12月
インターネットにホームページ開設
私募債募集と管理業務開始
36
米国同時多発テロ事件
平成13年 2 月
投信窓販業務開始
龍門の滝(姶良市加治木町)
イラク戦争
創立70周年
本部LAN開始
パノラマパーク西原台
(南大隅町根占)
西原パノラマパーク
(錦江町根占)
九州新幹線開業
平成14年 3 月
平成13年 9 月
さつまオレンジ鉄道(阿久根市)
鹿児島県北部豪雨災害
平成16年 2 月
平成15年 3 月
新人事制度の導入
東日本大震災 九州新幹線全線開業
平成20年 9 月
「そうプラザ 川内」オープン
川内信用金庫と合併
ロンドンオリンピック
日本万国博覧会開催
昭和42年 6 月
昭和42年 4 月
鹿児島市と谷山市が合併
昭和39年10月
東京オリンピック開催
預金量100億円突破
昭和39年 8 月
鹿児島杉の子会発会
昭和39年 1 月
新本店(現本店)新築落成
昭和38年12月
昭和30年 9 月
ニッケル50円硬貨誕生
昭和30年 4 月
アルミ 1 円硬貨誕生
鹿児島企業信用金庫と合併
昭和30年 1 月
信用金庫法施行により
「鹿児島相互信用金庫」
と改称
昭和26年10月
ルース台風襲来
昭和26年 4 月
500円札登場
鹿児島相互信用組合と改称
昭和25年 2 月
保証責任鹿児島相互信用購買利用組合と改称
昭和22年 6 月
昭和22年 4 月
6・3・3 制の実施
昭和10年10月
NHK鹿児島放送局開局
保証責任鹿児島相互信用利用組合と改称
昭和10年 4 月
有限責任鹿児島種苗信用利用組合創立
昭和 6 年 2 月
金融恐慌世界に蔓延
資
料
●財務諸表
貸借対照表
損益計算書
剰余金処分計算書
会計監査人の監査
財務諸表の正確性に係る内部監査の有効性を
確認した旨の代表者署名
40
43
43
43
43
●経営指標
平成23年度の事業概況
業務粗利益、業務粗利益率
資金運用収支の状況
役務取引等収支の状況
その他業務収支の状況
業務純益
最近 5 年間の主要な経営指標の推移
資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回
受取利息及び支払利息の増減
総資金利鞘
預貸率
預かり資産残高
総資産利益率
経費の内訳
退職給付制度の概要
退職給付費用等
役職員の報酬体系について
44
44
44
44
44
44
45
45
45
46
46
46
46
46
46
46
47
●預 金
預金科目別残高
財形貯蓄残高
定期預金金利種類別残高
預金種類別平均残高
預金者別預金残高
役職員 1 人当たり・ 1 店舗当たり預金残高
48
48
48
48
48
48
●貸 出
貸出金科目別平均残高
貸出金科目別残高
貸出金業種別残高・構成比
貸出金金利種類別残高
貸出金使途別残高
49
49
49
50
50
編
消費者ローン・住宅ローン残高
役職員 1 人当たり・ 1 店舗当たり貸出金残高
貸出金担保別残高
債務保証見返担保別残高
会員、会員外別貸出金残高
代理貸付機関別残高
貸倒引当金残高
貸出金償却額
リスク管理債権の引当・保全状況
金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況
50
50
50
50
50
50
50
50
51
51
●有価証券
保有有価証券の種類別残高・平均残高
商品有価証券の種類別残高・平均残高
売買目的有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
預証率
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券
公共債引受額
公共債ディーリング実績
オフバランス取引の状況
運用目的の金銭の信託
満期保有目的の金銭の信託
その他の金銭の信託
有価証券の残存期間別残高
52
52
52
52
52
53
53
53
53
53
53
53
53
53
●為 替
内国為替取扱金額
外国為替取扱高
外貨建資産残高
54
54
54
●子会社等
金庫及びその子会社等の概況
子会社等の状況
連結貸借対照表
連結損益計算書
連結剰余金計算書
連結後のリスク管理債権
事業の種類別セグメント情報
連結会計年度における主要な経営指標の推移
55
55
55
58
58
58
58
59
資料編 目次
37
資料編 目 次
●自己資本比率規制(通称:バーゼルⅡ)における情報公開
自己資本比率規制(通称:バーゼルⅡ)についてのご説明
60
Ⅰ.単体における事業点度の開示事項
62
⑴自己資本の構成に関する事項
62
【自己資本調達手段の概要】
62
【オペレーショナル・リスクに関する事項】
62
⑵自己資本の充実度に関する事項
【自己資本の充実度に関する評価方法の概要】
⑶信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
【リスク管理の方針及び手続の概要】
64
65
65
ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
65
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
66
【標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項】
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
【信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑸派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
【派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑹証券化エクスポージャーに関する事項
イ.オリジネーターの場合
66
66
66
66
67
67
67
67
ロ.投資家の場合
67
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
67
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
67
③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無
68
④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
68
【証券化エクスポージャーに関する事項】
⑺出資等エクスポージャーに関する事項
68
68
イ.貸借対照表計上額及び時価
68
ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
68
ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
68
ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
69
【銀行勘定における信用金庫法施行令第11条第 5 項第 3 号に規定する出資その他これに類する
エクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑻金利リスクに関する事項
【銀行勘定における金利リスクに関する事項】
資料編 目次
64
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
⑷信用リスク削減手法に関する事項
38
63
63
69
69
69
2012 SOSHIN DISCLOSURE
Ⅱ.連結における事業点度の開示事項
70
⑴自己資本の構成に関する事項
70
【自己資本調達手段の概要】
70
【オペレーショナル・リスクに関する事項】
70
⑵自己資本の充実度に関する事項
【自己資本の充実度に関する評価方法の概要】
⑶信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
【リスク管理の方針及び手続の概要】
71
71
72
72
73
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
73
ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
73
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
74
【標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項】
⑷信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
【信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑸派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
【派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑹証券化エクスポージャーに関する事項
イ.連結グループがオリジネーターの場合
74
74
74
74
75
75
75
75
ロ.連結グループが投資家の場合
75
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
75
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
75
③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無
76
④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
76
【証券化エクスポージャーに関する事項】
76
⑺出資等エクスポージャーに関する事項
76
イ.連結貸借対照表計上額及び時価
76
ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
76
ハ.連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額
76
ニ.連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額
77
【銀行勘定における信用金庫法施行令第11条第 5 項第 3 号に規定する出資その他これに類する
エクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要】
⑻金利リスクに関する事項
【銀行勘定における金利リスクに関する事項】
77
77
77
資料編 目次
39
決算の状況
財務諸表
貸借対照表
(単位:百万円)
期別
科目
平成22年度
平成23年度
(平成23年 3 月末) (平成24年 3 月末)
(単位:百万円)
期別
科目
預
買
金
け
入
金
銭
有
銭
の
価
債
信
証
国
地
方
社
株
有
無
8,502
8,880
金
88,715
88,000
権
−
−
託
1,000
1,000
券
80,050
債
4,464
5,291
金
149,894
160,740
貯
蓄
預
金
1,708
1,711
86,045
通
知
預
金
193
231
定
期
預
金
307,520
307,020
5,937
5,875
定
期
積
金
20,159
21,432
債
40,602
41,385
そ の 他 の 預 金
5,386
3,684
債
25,835
31,343
金
3,500
3,500
金
3,500
3,500
債
1,957
1,755
金
325,635
329,236
用
借
そ
89
133
510
515
給 付 補 塡 備 金
26
26
未 払 法 人 税 等
17
19
益
444
313
金
50
46
払 戻 未 済 持 分
6
4
486
6,604
7,266
手
形
貸
付
22,049
19,997
証
書
貸
付
283,184
288,274
前
当
座
貸
越
13,797
13,697
払
147
外 国 他 店 預 け
104
71
取 立 外 国 為 替
44
75
産
3,276
2,898
未 決 済 為 替 貸
73
92
信 金 中 金 出 資 金
1,612
1,612
資
負
用
未
形
148
他
未 決 済 為 替 借
手
替
入
の
引
払
費
受
収
戻
リ
未
務
622
金 融 派 生 商 品
0
1
そ の 他 の 負 債
189
209
金
378
378
退 職 給 付 引 当 金
2,679
2,623
役員退職慰労引当金
149
172
373
372
賞
ー
済
与
ス
引
債
当
前
払
費
用
21
18
そ の 他 の 引 当 金
未
収
収
再評価に係る繰延税金負債
益
835
829
金 融 派 生 商 品
0
1
そ の 他 の 資 産
731
343
産
11,334
13,630
建
物
2,013
4,664
土
地
6,961
7,448
形
固
定
資
債
務
保
750
701
8,178
7,185
507,293
516,803
金
4,283
4,422
金
4,283
4,422
金
12,228
12,782
証
負債の部合計
(純資産の部)
出
資
普
利
通
益
出
剰
資
余
リ
ー
ス
資
産
622
486
利
金
4,205
4,283
建
設
仮
勘
定
1,491
432
その他利益剰余金
8,022
8,499
その他の有形固定資産
245
599
特
別
積
立
7,440
7,740
産
41
55
(目
的
積
立
ソ フ ト ウ ェ ア
4
18
その他の無形固定資産
37
36
形
固
定
資
延
税
金
資
産
3,729
3,068
債
務
保
証
見
返
8,178
7,185
△6,749
△5,545
△4,576) (
△3,757)
523,865
534,602
倒
引
当
資産の部合計
決算の状況
借
割
他
500,112
金
5,280
の
489,326
預
5,441
為
金
預
そ の 他 の 証 券
国
積
通
金
(うち個別貸倒引当金)
40
金
座
繰
貸
預
普
2,159
出
(平成23年 3 月末) (平成24年 3 月末)
当
2,233
外
そ
金
式
貸
平成23年度
(負債の部)
(資産の部)
現
平成22年度
(
益
準
備
金
金) (
当期未処分剰余金
−) (
−)
582
759
計
16,512
17,205
その他有価証券評価差額金
△925
△436
会
員
勘
定
合
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
−
−
土 地 再 評 価 差 額 金
984
1,030
評 価・ 換 算 差 額 等 合 計
59
594
純資産の部合計
16,571
17,799
負債及び純資産の部合計
523,865
534,602
2012 SOSHIN DISCLOSURE
貸借対照表の注記事項
(注)1 .記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2 .有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子
会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券の
うち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平
均法により算定)、 時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法によ
る原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全
部純資産直入法により処理しております。
3 .有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、 信託財産として運用されている
有価証券の評価は、時価法により行っております。
また、有価証券運用以外を主目的とする金銭の信
託において、信託財産を構成している有価証券の評価は、上記 2 .
と同じ方法により行っております。
4 .有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年 4 月 1 日以後に取得
した建物(建物附属設備を除く。)及び平成23年 4 月 1 日以降に新しく取得した事務所等に係る資
産については定額法)を採用しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 7 年∼50年
その他 3 年∼25年
5 .無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫
利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間( 5 年)
に基づいて償却しております。
6 .所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」(及び「無形固定資産」)中の
リース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額に
ついては、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは
零としております。
7 .外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を付しております。
8 .貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る
債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、
以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にない
が、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、
「破綻懸念先」という。)に係る
債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、そ
の残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。上記以外
の債権については、 過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上し
ております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から
独立した二次査定部会が資産査定を検証し、さらに自己査定検証部会が検証した自己査定結果に
基づいて引当金額を算定しております。算定した引当金額について経営管理部が検証し監査部が
監査を行い、上記の引当を実施しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額
及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直
接減額しており、その金額は22,313百万円であります。
9 .賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当
事業年度に帰属する額を計上しております。
10.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方法は
以下のとおりであります。
数理計算上の差異…各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法
により按分した額を費用処理しております。
当金庫は、 複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)
に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、
当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。
なお、 当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並
びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項(平成23年 3 月31日現在)
年金資産の額
1,358,815百万円
年金財政計算上の給付債務の額
1,630,641百万円
差引額
▲271,826百万円
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成23年 3 月分)
0.6245%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高255,938百万円であります。
本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10カ月の元利均等償却であり、当金庫は、
当事業年度の財務諸表上、特別掛金140百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算
定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しません。
11.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、内規に基づく当事業年度
末要支給額を計上しております。
12.その他の引当金は、周年事業引当金、睡眠預金引当金及び責任共有制度引当金であります。
13.周年事業引当金は、周年記念事業の事業費の支出に備えるため、内規に基づく当事業年度末要
引当額を計上しております。
14.睡眠預金引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将
来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り、必要と認める額を計上しております。
15.責任共有制度引当金は、平成19年10月 1 日に信用保証協会との責任共有制度が開始されたことに
伴い、
信用保証協会への負担金の支払いに備えるため将来の負担金支払見込額を計上しております。
16.外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 「銀行業におけ
る外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監
査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法について
は、 外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替ス
ワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外
貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
17.消費税及び地方消費税の会計処理は税込方式によっております。
18.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額
40百万円
19.子会社等の株式又は出資金の総額
10百万円
20.子会社等に対する金銭債権総額
−百万円
21.子会社等に対する金銭債務総額
19百万円
22.有形固定資産の減価償却累計額
6,954百万円
23.有形固定資産の圧縮記帳額
748百万円
24.貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等の一部については、所有権移転外ファイ
ナンス・リース契約により使用しております。
25.貸出金のうち、破綻先債権額は463百万円、延滞債権額は11,418百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和
40年政令第97号)第96条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支
援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
26.貸出金の中に 3 ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上遅延して
いる貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
27.貸出金のうち貸出条件緩和債権額は3,901百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
28.破綻先債権額、延滞債権額、 3 ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は15,782
百万円であります。
なお、25.
から28.
に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
29.ローン・パーティシペーションで、 平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度委員会報
告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の事業年度末残高
の総額は、4,078百万円であります。
30.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき、金融取引として処理しております。これに
より受入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保と
いう方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は7,128百万円であります。
31.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産 該当ありません
担保資産に対応する債務 該当ありません
上記のほか、為替決済、日銀歳入及び日銀当座貸越、市税収納保証等の取引の担保として定期預
金10,007百万円、有価証券1,499百万円を差し入れております。
32.土地の再評価に関する法律(平成10年 3 月31日公布法律第34号)に基づき、 事業用の土地の再
評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債勘定に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上
しております。
再評価を行った年月日 平成10年 3 月31日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法…土地の再評価に関する法律施行令(平成10年 3 月
31日公布政令第119号)第 2 条第 3 号及び同条第 4 号に定める地方税法(固定資産税評価額)
と地価税法
(路線価等)
に基づいて、奥行価格補正等合理的な調整を行って算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額と当
該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額1,937百万円
33.借入金は、 他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金で
あります。
34.出資 1 口当たりの純資産額 2,012円27銭
35.金融商品の状況に関する事項
⑴金融商品に対する取組方針
当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。
このため、金利変動による不利な影響が生じないように、ALM委員会において資産及び負債の
総合的管理を行っております。
⑵金融商品の内容及びそのリスク
当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。
また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推
進目的で保有しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場
価格の変動リスクに晒されております。
一方、金融負債は主としてお客さまからの預金であり、流動性リスクに晒されております。
また、変動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されております。
⑶金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当金庫は、貸付規程及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、個別案件ご
との与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管
理に関する体制を整備し運営しております。
これらの与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、また、定期的に経営陣による審査
会、リスク管理委員会、理事会が開催され、審議・報告が行われております。
有価証券の発行体の信用リスクに関しては、経理部において、信用情報や時価の把握を定期
的に行うことで管理しております。
②市場リスクの管理
金利リスクの管理
当金庫は、ALM委員会によって金利の変動リスクを管理しております。
ALM委員会規程において、資産・負債の構成内容を総合的に管理し、その最適組み合わせ
を実現し、 適正利益を安定的に確保するために経営全般に亘る具体的方策を決定すること
としており、必要ある場合は理事会に付議・報告することとしております。
総合企画部において統合的リスク管理表によるリスク量の計量化を行うと共に、金融資産及
び負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリン
グを行い、月次ベースでALM委員会に報告しております。
為替リスクの管理
当金庫は、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理しております。
価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有については、リスク管理委員会の監督の下、余裕資金
運用基準等に基づき行われております。このうち、経理部では、市場運用商品の購入を行っ
ており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リス
クの軽減を図っております。経理部で保有している株式等の多くは、 純投資目的で保有して
いるものであり、投資先の市場環境や財務状況などをモニタリングしています。
これらの情報
は経理部を通じ、ALM委員会及びリスク管理委員会において定期的に報告されております。
市場リスクに係る定量的情報
当金庫において、 主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
「預け金」、
「有価証券」のうち債券、
「貸出金」、
「預積金」、
「借用金」であります。
当金庫では、これらの金融資産及び金融負債について、保有期間 1 年、過去 5 年の観測期
間で計測される99パーセンタイル値を用いた時価の変動額を市場リスク量とし、金利の変動
リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。
当該変動額の算定にあてっては、対象の金融資産及び金融負債をそれぞれ金利期日に応じ
て適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を用いております。
なお、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、金利以外
のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた時価
は、1,089百万円減少するものと把握しております。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリス
ク変数との相関を考慮しておりません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生
じる可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫は、
流動性リスク管理要領により、
適時に資金管理を行うほか、
資金調達手段の多様化、
市
場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、
流動性リスクを管理しております。
⑷金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているた
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち貸出金については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を開示し
ております。
36.金融商品の時価等に関する事項
平成24年 3 月31日における貸借対照表計上額、 時価及びこれらの差額は、 次のとおりであります
(時価の算定方法については(注 1 )参照)。なお、 時価を把握することが極めて困難と認められる
非上場株式等は、次表には含めておりません((注 2 )参照)。
決算の状況
41
決算の状況
また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
貸借対照表計上額
88,000
⑴預け金
⑵有価証券
売買目的有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
⑶貸出金(* 1 )
貸倒引当金(* 2 )
−
39,935
45,880
329,236
△5,477
323,758
497,574
500,112
3,500
503,612
金融資産計
⑴預積金
⑵借用金
金融負債計
(単位:百万円)
時価
差額
88,896
896
−
40,833
45,880
−
898
−
324,909
500,520
500,413
3,413
503,826
1,150
2,945
300
△86
213
(* 1 )貸出金の「時価」には、
「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」を記載しております。
(* 2 )貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(注 1 )金融商品の時価等の算定方法
金融資産
⑴預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価と
しております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に信金中金定
期預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。
⑵有価証券
株式は取引所の価格、 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっており
ます。投資信託は公表されている基準価格によっております。
なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については37.
から39.
に記載しております。
⑶貸出金
貸出金は、以下の①∼④の方法により算出し、その算出結果を時価に代わる金額として記載して
おります。
①破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難
な債権については、貸借対照表中の貸出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以
下「貸出金計上額」という。)の合計額から貸出金に対応する個別貸倒引当金を控除した価額
②①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額
③①以外のうち、割引手形・手形貸付・当座貸越については残存期間が短期間であるため貸出
金計上額
④①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合
計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率(過去 3 ヶ月の新規実行金利の実績値
平均)で割り引いた価額
金融負債
⑴預金積金
要求性預金については、 決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしておりま
す。また、定期性預金の時価は、一定期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引い
て現在価値を算定しております。その割引率は、 過去 3 ヶ月の新規預入金利の実績値平均の利
率を用いております。
⑵借用金
借用金のうち、変動金利によるものは、短期で市場金利を反映し、また、当金庫の信用状態は実行
後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価
額を時価としております。固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該借用金の元利
金の合計額を、同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。
(注 2 )時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、 金融商品の
時価情報には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
子会社・子法人等株式(*)
関連法人等株式(*)
非上場株式(*)
合 計
貸借対照表計上額
10
5
214
229
(*)子会社・子法人等株式、関連法人等株式及び非上場株式については、市場価格がなく、時価
を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
(注 3 )金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1 年以内
預け金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のうち満期があるもの
貸出金(*)
合 計
42,000
7,652
4,049
3,603
59,530
109,183
1 年超
5 年以内
43,000
31,207
11,990
19,216
49,322
123,529
5 年超
10年以内
3,000
42,225
22,895
19,330
76,295
121,520
10年超
−
999
999
−
120,058
121,057
(*)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めな
いもの、期間の定めがないものは含めておりません。
(注 4 )借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1 年以内
預金積金(*)
借用金
合 計
480,231
−
480,231
1 年超
5 年以内
19,806
1,500
21,306
5 年超
10年以内
75
2,000
2,075
10年超
−
−
−
(*)預金積金のうち、要求性預金は「 1 年以内」に含めております。
37.有価証券の時価、 及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」
「地方債」
「社債」
「外国証券」
「株式」
「その他の証券」が含まれております。以下、39.
まで同様であ
ります。
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
時価が貸借対照表
計上額を超えるもの
時価が貸借対照表
計上額を超えないもの
合 計
42
決算の状況
種類
国 債
地 方 債
社 債
外国証券
小 計
国 債
地 方 債
社 債
外国証券
小 計
貸借対照表計上額
4,491
25,439
5,926
372
36,229
−
1,742
−
1,962
3,705
39,935
時価
4,661
26,118
6,101
465
37,347
−
1,738
−
1,747
3,486
40,833
差額
170
678
174
93
1,117
−
△4
−
△214
△218
898
その他有価証券
(単位:百万円)
種類
株 式
債 券
国 債
貸借対照表計上額が
地方債
取得原価を超えるもの
社 債
その他の証券
小 計
株 式
債 券
国 債
貸借対照表計上額が
地方債
取得原価を超えないもの
社 債
その他の証券
小 計
合 計
貸借対照表計上額
401
38,002
1,384
14,203
22,414
806
39,210
1,528
3,002
−
−
3,002
2,139
6,670
45,880
取得原価
337
37,056
1,326
13,729
22,000
792
38,187
2,037
3,020
−
−
3,020
2,660
7,717
45,904
38.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額
株 式
債 券
国 債
地方債
社 債
その他の証券
合 計
差額
63
945
58
474
413
13
1,023
△508
△17
−
−
△17
△520
△1,046
△23
(単位:百万円)
86
3,291
−
2,232
1,058
−
3,377
売却益の合計額
売却損の合計額
−
32
−
29
3
−
32
32
3
−
3
0
−
36
39.減損処理を行った有価証券
その他有価証券で時価のあるもののうち、 当該有価証券の時価が取得原価に比べ著しく下落して
おり、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもっ
て貸借対照表計上額とするとともに、 評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」
という。)
しております。
当事業年度における減損処理額は73百万円(株式73百万円)であります。
減損処理基準…時価のある有価証券につきましては、期末日の時価の下落率が50%以上の場合
は、すべて減損処理を行っております。また、時価の下落率が30%以上50%未満の著しい下落
については、回復の可能性があると認められる銘柄を除いて減損処理を行っております。
時価を把握することが極めて困難と認められる株式につきましては、期末日の実質価額が当該
株式を取得した時のそれと比較して50%程度以上下落した場合は減損処理を行っております。
40.運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
500
当事業年度の損益に
含まれた評価差額
41.満期保有目的の金銭の信託
貸借対照表
計上額
満期保有目的
の金銭の信託
500
−
(単位:百万円)
時価
500
差額
−
うち時価が貸借
対照表計上額を
超えるもの
うち時価が貸借
対照表計上額を
超えないもの
−
−
(注)有価証券以外を主目的としているため、時価は移動平均法による原価法に基づいております。
42.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受け
た場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けること
を約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は29,864百万円であります。このう
ち契約残存期間が 1 年以内のものが24,023百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのも
のが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約
の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申
し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられており
ます。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定
期的に(半年毎に)予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約
の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
43.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、
それぞれ以下のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
6,022百万円
退職給付引当金
740百万円
その他有価証券評価差額金
370百万円
その他
835百万円
繰延税金資産小計
7,973百万円
評価性引当額
△4,710百万円
繰延税金資産合計
3,263百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
194百万円
繰延税金負債合計
194百万円
繰延税金資産の純額
3,068百万円
(追加情報)
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法
律」
(平成23年法律第114号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために
必要な財源の確保に関する特別措置法」
(平成23年法律第117号)が平成23年12月 2 日に公布
され、平成24年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税率の引下げ及び復興特別法人税
の課税が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使
用する法定実効税率は従来の31%から、平成24年 4 月 1 日に開始する事業年度から平成26年
4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については29%に、平成27年 4
月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については28%となります。
この税率変更により、繰延税金資産は285百万円減少(繰延税金負債は20百万円減少)
し、その
他有価証券評価差額金は 7 百万円減少、法人税等調整額は257百万円増加しております。再評
価に係る繰延税金負債は48百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
44.追加情報
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、「会計上の変更及び
誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21年12月 4 日)及び「会計上の変更及
び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第24号平成21年12月 4 日)
を適用しております。なお、「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委
員会報告第14号)に基づき、 当事業年度の「貸倒引当金戻入益」及び「償却債権取立益」は「その
他経常収益」に計上しております。
2012 SOSHIN DISCLOSURE
損益計算書
(単位:百万円)
平成22年度
平成23年度
期別
科目
(H22.4.1∼H23.3.31) (H23.4.1∼H24.3.31)
経
常
収
益
12,521
13,223
資 金 運 用 収 益
10,881
10,596
貸 出 金 利 息
9,339
9,090
預 け 金 利 息
523
430
有価証券利息配当金
968
1,019
その他の受入利息
50
55
役 務 取 引 等 収 益
1,223
1,217
受 入 為 替 手 数 料
597
581
その他の役務収益
626
636
そ の 他 業 務 収 益
162
117
外 国 為 替 売 買 益
22
20
国債等債券売却益
75
32
国債等債券償還益
1
5
その他の業務収益
63
58
そ の 他 経 常 収 益
252
1,291
株 式 等 売 却 益
13
−
償 却 債 権 取 立 益
−
260
金銭の信託運用益
6
4
貸倒引当金戻入益
−
619
その他の経常収益
232
406
経
常
費
用
12,141
12,132
資 金 調 達 費 用
835
588
預
金
利
息
669
432
給付補塡備金繰入額
33
23
借 用 金 利 息
131
132
その他の支払利息
0
0
役 務 取 引 等 費 用
842
893
支 払 為 替 手 数 料
149
150
その他の役務費用
693
742
そ の 他 業 務 費 用
13
23
国債等債券売却損
0
3
国債等債券償還損
9
18
国 債 等 債 券 償 却
−
−
その他の業務費用
3
1
経
費
8,543
8,543
人
件
費
5,200
5,249
物
件
費
3,183
3,061
税
金
158
232
そ の 他 経 常 費 用
1,906
2,084
貸倒引当金繰入額
253
−
貸 出 金 償 却
1,001
1,598
株 式 等 売 却 損
23
32
株 式 等 償 却
344
73
金銭の信託運用損
2
0
そ の 他 資 産 償 却
−
0
その他の経常費用
281
379
経
常
利
益
379
1,090
特
別
利
益
327
75
固 定 資 産 処 分 益
17
1
貸倒引当金戻入益
−
−
償 却 債 権 取 立 益
224
−
その他の特別利益
85
73
特
別
損
失
92
88
固 定 資 産 処 分 損
12
16
減
損
損
失
0
0
その他の特別損失
79
71
税 引 前 当 期 純 利 益
614
1,076
法人税、住民税及び事業税
35
35
法 人 税 等 調 整 額
151
405
当
期
純
利
益
428
636
繰 越 金(当 期 首 残 高)
132
120
土地再評価差額金取崩額
22
1
当 期 未 処 分 剰 余 金
582
759
損益計算書の注記事項
(注)1 .記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2 .子会社との取引による収益総額 0百万円
子会社との取引による費用総額 52百万円
3 .出資 1 口当たり当期純利益金額 74円25銭
4 .その他の経常収益、その他の経常費用について
・その他の経常収益は、時効預金の繰入額406百万円であります。
・その他の経常費用には、時効預金の払戻額255百万円、責任共有制度の支払額78百万
円、周年事業繰入額20百万円を含んでおります。
剰余金処分計算書
期別
科目
(単位:百万円)
平成22年度
平成23年度
(H22.4.1∼H23.3.31)(H23.4.1∼H24.3.31)
当 期 未 処 分 剰 余 金
582
759
積
立
金
取
崩
額
−
−
剰
余
金
処
分
額
462
624
準
備
金
78
139
普通出資に対する配当金
83
85
300
400
120
134
利
特
益
別
積
立
金
繰 越 金(当 期 末 残 高)
会計監査人の監査
平成22年度及び平成23年度の貸借対照表、損益計算書及び
剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条の 2 の規定に基づ
き、監査法人北三会計社の監査を受けております。
財務諸表の正確性に係る内部監査の有効性
を確認した旨の代表者署名
平成23年度における貸借対照表、損益計算書及
び剰余金処分計算書(以下、「財務諸表」という。)の
適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効
性を確認しております。
平成24年6月25日
鹿児島相互信用金庫
理事長
決算の状況
43
決算の状況
経営指標
平成23年度の事業概況
1 .金融経済環境
世界経済においては、いわゆるリーマンショックから緩やかな回
復基調がみられたものの、ギリシャに端を発した欧州の債務問題
によるカントリーリスクの波及により、先進国は経済政策として軒並
み金融緩和策への転換を迫られました。また、これまで高い成長
を続けてきた新興国も落ち着き、世界経済はけん引役不在の状況
となっております。
一方、日本経済は長引くデフレや円高傾向が続いているうえ、
不透明な政治情勢等もあり、低成長が続いております。今後、昨
年の東日本大震災に伴う復興需要が期待されるものの、原発事故
に伴う電力不足が産業界に及ぼす影響も懸念されるところです。
鹿児島においては、労働人口・事業所数の減少、少子高齢
化の進展などにより、生産活動や雇用情勢は厳しい状況が続い
ております。なお、九州新幹線全線開業により、観光産業等へは
好影響が期待されるところです。
2 .預積金残高・貸出金残高
預積金は、東日本大震災や景気低迷による将来への不安から、
消費を手控えて貯蓄を増やそうとする動きなどを反映して、期末
残高は前年度末比10,786百万円増加し、500,112百万円となりま
した。
貸出金は、事業資金において小口資金の獲得を推進したこと
や、個人向けにおいて消費者ローン・住宅ローンのニーズに対応
したことで残高が順調に増加し、期末残高は前年度末比3,601百
万円増加し、329,236百万円となりました。
業務粗利益、業務粗利益率
業
4 .今後の課題
6 カ年計画の基本理念のもと、今年度も様々な事業を展開しな
がら、適正な収益を確保するとともに、コスト削減もすすめて自己
資本を増強いたします。経営管理態勢においては、コンプライア
ンス重視の金庫風土を確立するために、顧客保護、苦情トラブル
及び反社会的勢力の管理態勢の充実を図り、リスク管理の強化
にも取り組みます。
内部統制については、継続的に内部統制システムの整備を進め、
その実効性を確保するために
「内部統制基本方針」
を定めております。
本方針では、理事に委任することなく理事会が決定しなければならな
い重要な業務執行について、整備すべき態勢を事項ごとに明らかに
するとともに、さらに強固な態勢を築くために、コンプライアンス部門、リス
ク管理部門、内部監査部門、並びに監事が担う役割等についても定
めており、当該基本方針の実効性の確保に一層努めてまいります。
また、お客様の多様化する課題を理解し、それを解決する能
力の向上を図るために長期的な視野にたって意欲・情熱のある
「人財」の育成を行います。
平成24年度は「感動と挑戦」をテーマに、「そうしん」ならで
はの感動を呼び起こす独自性の発揮により、地域、お客様、会員
との強い絆と信頼を築き、地域の活性化、持続的発展を支援い
たします。
44
決算の状況
務
益
10,578
10,427
支
10,048
10,009
役 務 取 引 等 収 支
381
324
そ の 他 の 業 務 収 支
148
93
2.13
2.06
資
業
務
粗
金
利
運
用
粗
利
収
益
率
(注)業務粗利益率=業務粗利益÷資金運用勘定平均残高×100
資金運用収支の状況
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
資
金
運
用
収
益
10,881
資
金
調
達
費
用
833
587
資
金
運
用
収
支
10,048
10,009
10,596
(注)資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(平成22年度 1 百万円、平成23年度
1 百万円)を控除して表示しております。
役務取引等収支の状況
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
役
役
3 .損益状況
損益においては、利回りの低下による影響で貸出金利息、預
積金利息ともに減少しました。また、短期市場金利の低下による
預け金利息の減少等により、業務純益は1,992百万円、当期純利
益は636百万円となりました。
自己資本比率は、「その他有価証券の評価差損を控除しない」
とする自己資本比率規制の一部弾力化後で7.36%となりました。
(単位:百万円、%)
平成23年度
平成22年度
役
益
1,223
1,217
受 入 為 替 手 数 料
務
取
597
581
その他の受入手数料
626
636
務
用
842
893
支 払 為 替 手 数 料
149
150
その他の支払手数料
506
545
その他の役務取引等費用
187
196
務
381
324
取
取
引
引
引
等
等
等
収
費
収
支
その他業務収支の状況
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
そ
そ
益
162
外 国 為 替 売 買 益
の
他
業
務
収
22
20
国 債 等 債 券 売 却 益
75
32
国 債 等 債 券 償 還 益
1
5
そ の 他 の 業 務 収 益
63
58
の
用
13
23
外 国 為 替 売 買 損
−
−
国 債 等 債 券 売 却 損
0
3
国 債 等 債 券 償 還 損
9
18
国 債 等 債 券 償 却
−
−
他
業
務
費
そ の 他 の 業 務 費 用
そ
の
他
業
務
収
支
3
1
148
93
業務純益
(単位:百万円)
平成22年度
業
117
務
純
益
2,624
平成23年度
1,992
2012 SOSHIN DISCLOSURE
最近 5 年間の主要な経営指標の推移
19年度
(平成20年 3 月末)
経
常
収
益
13,223
895
△1,468
185
379
1,090
759
364
331
428
636
高
469,258
465,477
476,995
489,326
500,112
高
315,391
319,494
320,485
325,635
329,236
高
96,668
85,304
80,432
80,050
86,045
額
3,878
4,055
4,205
4,283
4,422
数
7,756千口
8,110千口
8,410千口
8,567千口
8,845千口
10円
10円
10円
10円
10円
期
純
利
(又は当期純損失(△))
益
積
金
有
価
証
出
残
券
資
出
残
金
残
総
資
総
口
出 資 に 対 す る 配 当 金
(出資 1 口500円当たり)
職
員
純
総
単
数
資
産
資
体
産
自
己
資
本
比
(平成24年 3 月末)
12,521
当
出
(平成23年 3 月末)
13,234
益
金
(平成22年 3 月末)
平成23年度
22年度
13,436
常
利
(又は経常損失(△))
貸
(平成21年 3 月末)
21年度
14,199
経
預
(単位:百万円)
20年度
755人
773人
766人
731人
729人
額
14,680
14,331
15,955
16,571
17,799
額
509,641
502,861
513,937
523,865
534,602
率
7.13%
6.23%
7.31%
7.44%
7.36%
資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回
(単位:百万円、%)
平成23年度
平成22年度
平均残高
資
金
運
用
利息
利回り
平均残高
利息
利回り
勘
定
496,281
10,881
2.19
504,360
10,596
2.10
う
ち
貸
出
金
325,624
9,339
2.86
328,535
9,090
2.76
う
ち
預
け
金
89,609
523
0.58
89,677
430
0.47
う ち 買 入 金 銭 債 権
−
−
−
−
−
−
券
79,250
968
1.22
84,324
1,019
1.20
定
488,965
833
0.17
499,821
587
0.11
金
486,375
703
0.14
497,303
455
0.09
金
3,589
131
3.67
3,518
132
3.76
う
資
ち
金
う
う
有
調
ち
価
達
預
ち
証
勘
金
借
積
用
(注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成22年度388百万円、平成23年度398百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成22年度1,000百万円、
平成23年度1,000百万円)及び利息(平成22年度 1 百万円、平成23年度 1 百万円)を、それぞれ控除して表示しております。
受取利息及び支払利息の増減
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
残高による増減 利率による増減
受
取
利
純増減
残高による増減 利率による増減
純増減
息
184
△527
△343
155
△440
△285
う
ち
貸
出
金
138
△386
△248
77
△325
△248
う
ち
預
け
金
69
△116
△47
5
△98
△93
う ち 買 入 金 銭 債 権
う
支
ち
有
価
払
う
う
ち
ち
証
利
預
金
借
積
用
−
−
−
−
−
−
券
△64
△25
△89
66
△15
51
息
32
△479
△447
△6
△239
△245
金
33
△474
△441
△4
△243
△247
金
3
△4
△1
△3
3
0
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含めて表示しております。
決算の状況
45
決算の状況
総資金利鞘
資
金
運
金
総
用
調
達
資
利
原
金
価
利
2.19
2.10
総 資 産 経 常 利 益 率
0.07
0.20
1.88
1.80
総 資 産 当 期 純 利 益 率
0.08
0.11
鞘
0.31
0.30
平成23年度
貸 出 金 期 末 残 高(A)
325,635
329,236
預
高(B)
489,326
500,112
(A)/(B)
66.54
65.83
期 中 平 均
66.94
66.06
貸
(注)預貸率=
末
率
残
経費の内訳
信
平成23年度
人
件
費
5,200
5,249
物
件
費
3,183
3,061
金
158
232
8,543
8,543
税
合 計
(単位:百万円)
平成23年度
平成22年度
資
(単位:百万円)
平成22年度
貸出金
×100
預金積金+譲渡性預金
預かり資産残高
投
(注)総資産経常(当期純)利益率
経常(当期純)利益
×100
総資産平均残高(債務保証見返を除く)
(単位:百万円、%)
期
平成23年度
率
平成22年度
預
平成22年度
回
預貸率
金
(単位:%)
平成23年度
平成22年度
資
総資産利益率
(単位:%)
託
2,424
2,303
個
人
年
金
保
険
9,967
11,832
個
人
向
け
国
債
17,992
16,064
30,383
30,199
合 計
退職給付制度の概要
鹿屋バラ園(鹿屋市)
当金庫の退職給付制度は、退職一時金制度と確定給付企業年金制度を採用しています。
また、複数の信用金庫等により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)、全国信用金庫厚生年金基金にも加入して
おります。
退職給付費用等
(単位:百万円)
平成22年度
期 首 退 職 給 付 引 当 金 残 高(A)
期
首
−
521
527
6
利
息
費
用
72
71
△1
数
運
理
勤
計
用
務
算
上
そ
退
退
収
債
の
費
益
務
差
用 (B)
処
異
(△)
理
処
理
の
職
給
職
掛
付
給
金
費
用
付
等
そ
支
支
17
1
6
6
0
額
70
46
△24
他
0
0
0
計 (C)
653
634
△19
払
額
219
175
△44
額
500
514
14
払
の
16
額
他
−
−
−
720
690
△30
用 (E)
−
−
−
期末退職給付引当金残高(A−B+C−D+E)
2,679
2,623
△56
退 職 給 付 引 当 金 取 崩 額 計(D)
期
46
決算の状況
−
−
用
去
金
△67
費
待
年
2,679
務
期
払
2,746
増減
勤
過
前
平成23年度
末
前
払
年
金
費
2012 SOSHIN DISCLOSURE
役職員の報酬体系について
1 .対象役員
当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象役員」は、常勤理事及び常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、
職務執行の対価として支払う「基本報酬」及び「賞与」、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う「退職
慰労金」で構成されております。
⑴報酬体系の概要
【基本報酬及び賞与】
非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最
高限度額を決定しております。
そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞ
れ勘案し、当金庫の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額及び賞与額につきましては、監事の協議に
より決定しております。
【退職慰労金】
退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。
なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規程で定めております。
a.決定方法 b.支払手段 c.決定時期と支払時期
⑵平成23年度における対象役員に対する報酬等の支払総額
区 分
対 象 役 員 に 対 す る 報 酬 等
(単位:百万円)
支払総額
160
(注)1 .対象役員に該当する理事は10名、監事は 1 名です(期中に退任した者を含む)。
2 .上記の内訳は、「基本報酬」130百万円、「賞与」 7 百万円、「退職慰労金」23百万円となっております。
なお、
「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金分を除く)と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。
3 .使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。
⑶その他
「信用金庫法施行規則第132条第 1 項第 6 号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は
財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」
(平成24年 3 月29日付金融庁告示第22号)
第 3 条第 1 項第 3 号及び第 5 号並びに第 2 項第 3 号及び第 5 号に該当する事項はありませんでした。
2 .対象職員等
当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員、当金庫の主要な連結子法
人等の役職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要
な影響を与える者をいいます。
なお、平成23年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。
(注)1 .対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
2 .「主要な連結子法人等」とは、当金庫の連結子法人等のうち、当金庫の連結総資産に対して 2 %以上の資産を有する会
社等をいいます。なお、平成23年度においては、該当する会社はありませんでした。
3 .「同等額」は、平成23年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。
4 .平成23年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。
決算の状況
47
決算の状況
預 金
預金科目別残高
(単位:百万円、%)
当座預金
普通預金
通知預金
定期預金
定期積金
外貨預金
その他
合 計
平成22年度
(構成比)
4,464
(0.91)
149,895
(30.63)
193
(0.03)
307,520
(62.84)
20,159
(4.11)
225
(0.04)
6,867
(1.40)
489,326
平成23年度
(構成比)
5,291
(1.05)
160,746
(32.14)
231
(0.04)
307,033
(61.39)
21,432
(4.28)
229
(0.04)
5,147
(1.02)
500,112
財形貯蓄残高
(単位:百万円)
平成22年度
403
平成23年度
413
定期預金金利種類別残高
(単位:百万円)
平成22年度
平成23年度
固 定 金 利 定 期 預 金
307,458
306,970
変 動 金 利 定 期 預 金
61
49
そ
−
−
307,520
307,020
の
他
合 計
預金種類別平均残高
(単位:百万円)
平成22年度
流
動
性
う
定
ち
期
預
有
利
性
息
預
金
154,132
161,783
金
149,956
144,535
金
329,888
333,043
う ち 固 定 金 利 定 期 預 金
309,388
313,130
う ち 変 動 金 利 定 期 預 金
58
55
そ
預
の
他
計
譲
平成23年度
渡
性
預
2,354
2,476
486,375
497,303
金
合 計
−
−
486,375
497,303
(注)1 .流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 .定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
預金者別預金残高
(単位:百万円、%)
個人
法人
金融機関
公金
合 計
平成22年度
(構成比)
352,071
(71.95)
118,966
(24.31)
3,204
(0.65)
15,083
(3.08)
489,326
平成23年度
(構成比)
355,937
(71.17)
124,176
(24.82)
2,945
(0.58)
17,052
(3.40)
500,112
役職員 1 人当たり・ 1 店舗当たり預金残高
(単位:百万円)
平成22年度
48
決算の状況
役
職
1
店
員
舗
1
人
当
当
た
た
り
り
預
預
金
金
残
残
平成23年度
高
659
675
高
8,436
8,622
2012 SOSHIN DISCLOSURE
貸 出
貸出金科目別平均残高
(単位:百万円)
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
合 計
平成22年度
6,245
22,859
281,983
14,536
325,624
平成23年度
6,049
21,404
286,922
14,158
328,535
貸出金科目別残高
(単位:百万円)
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
合 計
平成22年度
6,604
22,049
283,184
13,797
325,635
平成23年度
7,266
19,997
288,274
13,697
329,236
貸出金業種別残高・構成比
業種区分
製
貸出先数
造
農
業、
林
漁
設
報
信
貸出先数
貸出金残高
構成比
577
28,247
8.67
567
28,330
8.60
263
2,698
0.82
315
3,386
1.02
業
232
15,621
4.79
234
15,761
4.78
業
通
構成比
業
電 気・ ガ ス・ 熱 供 給・ 水 道 業
情
貸出金残高
平成23年度
業
鉱 業、 採 石 業、 砂 利 採 取 業
建
(単位:百万円、%)
平成22年度
業
21
2,370
0.72
21
2,480
0.75
1,470
38,768
11.90
1,524
38,670
11.74
6
135
0.04
8
104
0.03
31
904
0.27
35
848
0.25
運
輸
業、
郵
便
業
208
12,316
3.78
209
12,418
3.77
卸
売
業、
小
売
業
1,540
33,066
10.15
1,534
33,068
10.04
金
融
業、
保
険
業
42
4,109
1.26
48
4,348
1.32
業
317
23,787
7.30
353
26,032
7.90
業
27
1,477
0.45
32
1,386
0.42
学 術 研 究、 専 門・ 技 術 サ ー ビ ス 業
57
776
0.23
82
1,293
0.39
宿
泊
業
94
7,370
2.26
93
7,060
2.14
飲
食
業
561
7,578
2.32
593
7,219
2.19
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業、 娯 楽 業
275
12,560
3.85
312
12,712
3.86
業
17
1,970
0.60
19
2,170
0.65
祉
214
16,895
5.18
247
18,325
5.56
ス
756
17,543
5.38
695
14,499
4.40
計
6,708
228,198
70.07
6,921
230,119
69.89
不
動
物
教
育、
医
そ
産
品
賃
学
療
の
他
貸
習
支
・
の
援
福
サ
ー
ビ
小
地
20
10,082
3.09
23
9,903
3.00
個 人(住 宅・ 消 費・ 納 税 資 金 等)
方
公
共
団
体
30,102
87,354
26.82
30,249
89,213
27.09
合 計
36,830
325,635
100.00
37,193
329,236
100.00
(注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
決算の状況
49
決算の状況
貸出金金利種類別残高
(単位:百万円)
平成22年度
債務保証見返担保別残高
平成23年度
固
定
金
利
貸
出
金
159,078
160,057
当
変
動
金
利
貸
出
金
166,557
169,178
有
325,635
329,236
動
合 計
(単位:百万円)
平成22年度
金
庫
預
価
金
積
証
金
61
263
券
−
−
産
−
−
不
動
産
6,388
5,348
そ
の
他
−
−
信 用 保 証 協 会・ 信 用 保 険
保
貸出金使途別残高
(単位:百万円、%)
平成22年度
設
運
備
転
資
資
残
金
高
145,574
構 成 比
44.70
45.48
高
180,060
179,492
構 成 比
55.29
54.51
325,635
329,236
残
金
平成23年度
合 計
証
信
用
合 計
149,744
員
費
住
者
宅
ロ
ロ
ー
ー
ン
ン
47,593
18,742
(単位:百万円)
平成23年度
役職員1人当たり貸出金残高
438
444
1店舗当たり貸出金残高
5,614
5,676
(単位:百万円)
平成22年度
当
有
金
庫
預
価
金
証
動
決算の状況
金
平成23年度
4,742
4,524
券
0
0
産
203
289
220,202
218,938
不
動
産
そ
の
他
−
−
信 用 保 証 協 会・ 信 用 保 険
38,369
39,300
保
証
51,067
55,085
信
用
11,050
11,096
325,635
329,236
合 計
50
積
平成23年度
307,319
外
18,316
18,929
325,635
329,236
310,307
(単位:百万円)
平成22年度
48,894
役職員 1 人当たり・ 1 店舗当たり貸出金残高
貸出金担保別残高
(単位:百万円)
代理貸付機関別残高
信
平成22年度
186
7,185
(単位:百万円)
平成23年度
15,895
172
8,178
員
合 計
消
267
1,120
平成22年度
会
平成22年度
345
1,210
会員、会員外別貸出金残高
会
消費者ローン・住宅ローン残高
平成23年度
金
中
央
金
庫
平成23年度
6,255
5,094
日 本 政 策 金 融 公 庫
(国 民 生 活 事 業)
1,305
1,105
日 本 政 策 金 融 公 庫
(農 林 水 産 事 業)
1,244
744
日 本 政 策 金 融 公 庫
(中 小 企 業 事 業)
97
72
34,710
29,355
住 宅 金 融 支 援 機 構
そ
の
他
合 計
1,198
850
44,812
37,220
貸倒引当金残高
(単位:百万円)
平成22年度
平成23年度
一
般
貸 倒 引 当
(対前年増減)
金
2,173
(△439)
1,787
(△385)
個
別
貸 倒 引 当
(対前年増減)
金
4,576
(△68)
3,757
(△818)
6,749
(△507)
5,545
(△1,204)
合 計
(対前年増減)
貸出金償却額
(単位:百万円)
平成22年度
1,001
平成23年度
1,598
2012 SOSHIN DISCLOSURE
リスク管理債権の引当・保全状況
区 分
破
綻
延
先
滞
債
債
権
権
3 カ 月 以 上 延 滞 債 権
貸 出 条 件 緩 和 債 権
合 計
(単位:百万円)
残 高
(A)
平成22年度
担保・保証
(B)
588
貸倒引当金
(C)
536
保全率(%)
(B+C)/A
52
100.00%
100.00%
平成23年度
463
413
49
平成22年度
12,976
3,994
4,474
65.26%
平成23年度
11,418
3,659
3,624
63.79%
平成22年度
−
−
−
−
平成23年度
−
−
−
−
平成22年度
3,067
631
199
27.08%
平成23年度
3,901
834
248
27.77%
平成22年度
16,632
5,161
4,725
59.44%
平成23年度
15,782
4,907
3,922
55.95%
(注)1 .「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。
①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立てがあった債務者
②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者
③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者
④会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
2 .「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金のうち次の 2 つを除いた貸出金です。なお、「資本性借入金」を含みます。
①上記「破綻先債権」に該当する貸出金
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金
3 .「 3 カ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。
4 .「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った
貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しない貸出金です。
5 .なお、これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが
損失となるものではありません。
6 .「担保・保証額」は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。
7 .「貸倒引当金」については、リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、貸借対照表の残高より少なくなっています。なお、「貸倒引
当金」には「資本性借入金」を含みます。
8 .「保全率」はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒引当金を設定している割合です。
金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況
開示残高
(a)
区 分
保全額
(b)
(単位:百万円)
保全率
担保・保証等による
貸倒引当金(d) (b)/(a)
回収見込額(c)
金 融 再 生 法 上 の
不
良
債
権
平成22年度
16,751
9,994
5,250
4,743
平成23年度
15,906
8,954
4,979
3,975
56.29%
36.38%
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
平成22年度
2,364
2,364
1,724
640
100.00%
100.00%
平成23年度
2,192
2,192
1,466
726
100.00%
100.00%
平成22年度
11,319
6,799
2,894
3,904
60.06%
46.34%
平成23年度
9,812
5,678
2,678
3,000
57.87%
42.05%
平成22年度
3,067
830
631
199
27.08%
8.17%
平成23年度
3,901
1,083
834
248
27.77%
8.10%
平成22年度
317,322
平成23年度
320,853
平成22年度
334,074
平成23年度
336,760
危
要
正
険
管
常
債
理
債
合 計
債
権
権
権
59.66%
引当率
(d)/(a−c)
41.24%
(注)1 .「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2 .「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性
の高い債権です。
3 .「要管理債権」とは、「 3 カ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。
4 .「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」、「要管理債権」以外の債権を
いいます。
5 .「金融再生法上の不良債権」における「貸倒引当金」には、正常債権に対する一般貸倒引当金を除いて計上しております。
6 .「危険債権」の開示残高、貸倒引当金には、「資本性借入金」を含みます。
決算の状況
51
決算の状況
有価証券
保有有価証券の種類別残高・平均残高
有価証券残高
(単位:百万円、%)
平成22年度
構成比
国
地
方
有価証券平均残高
平成22年度
構成比
平成23年度
構成比
債
5,937
7.41
5,875
6.82
国
債
40,602
50.72
41,385
48.09
地
短 期 社 債
(単位:百万円、%)
平成23年度
方
構成比
債
6,657
8.40
5,864
6.95
債
36,623
46.21
41,397
49.09
−
−
−
−
−
−
−
−
社
債
25,835
32.27
31,343
36.42
短 期 社 債
社
債
27,117
34.21
28,545
33.85
株
式
2,233
2.78
2,159
2.50
株
式
3,108
3.92
2,739
3.24
外 国 証 券
3,066
3.83
2,935
3.41
外 国 証 券
2,756
3.47
2,910
3.45
その他の証券
2,374
2.96
2,344
2.72
その他の証券
2,986
3.76
2,866
3.39
合 計
80,050
100.00
86,045
100.00
合 計
79,250
100.00
84,324
100.00
商品有価証券の種類別残高・平均残高
売買目的有価証券
該当ありません
該当ありません
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
平成22年度
種類
国
時価が貸借対照表計上額を
超えるもの
地
方
社
そ
の
小
国
時価が貸借対照表計上額を
超えないもの
地
方
社
そ
の
小
貸借対照表計上額
時価
平成23年度
差額
貸借対照表計上額
時価
差額
債
4,460
4,599
138
4,491
4,661
170
債
21,258
21,692
433
25,439
26,118
678
債
6,818
7,016
197
5,926
6,101
174
他
464
641
177
372
465
93
計
33,002
33,948
946
36,229
37,347
1,117
債
−
−
−
−
−
−
債
2,997
2,945
△52
1,742
1,738
△4
債
−
−
−
−
−
−
他
1,999
1,779
△219
1,962
1,747
△214
4,996
4,724
△271
3,705
3,486
△218
37,998
38,673
674
39,935
40,833
898
計
合 計
(注)1 .時価は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。
2 .上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
3 .時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表に含めておりません。
その他有価証券
(単位:百万円)
平成22年度
種類
取得原価
差額
差額
246
211
35
401
337
63
債
券
29,138
28,605
533
38,002
37,056
945
債
1,476
1,437
39
1,384
1,326
58
地 方 債
国
11,666
11,501
165
14,203
13,729
474
社
債
15,995
15,667
328
22,414
22,000
413
他
652
642
9
806
792
13
計
30,038
29,459
578
39,210
38,187
1,023
の
小
株
式
1,762
2,323
△561
1,528
2,037
△508
債
券
7,700
7,772
△72
3,002
3,020
△17
債
−
−
−
−
−
−
地 方 債
4,678
4,730
△52
−
−
−
国
貸借対照表計上額が取得原価
を超えないもの
社
そ
小
の
債
3,021
3,042
△20
3,002
3,020
△17
他
2,326
2,836
△509
2,139
2,660
△520
11,789
12,932
△1,143
6,670
7,717
△1,046
41,827
42,392
△565
45,880
45,904
△23
計
(注)1 .貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
2 .上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
3 .時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表に含めておりません。
決算の状況
取得原価
式
そ
52
貸借対照表計上額
株
貸借対照表計上額が取得原価
を超えるもの
合 計
貸借対照表計上額
平成23年度
2012 SOSHIN DISCLOSURE
預証率
(単位:百万円、%)
平成22年度
平成23年度
80,050
86,045
預 金(期 末 残 高)(B)
489,326
500,112
証
率
期末(A/B)
16.35
17.20
期 中 平 均
16.29
16.95
平成22年度
先 物 外 国 為 替 取 引
(単位:百万円)
平成23年度
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
10
10
関
非
連
法
上
人
等
場
株
式
5
5
株
式
209
214
224
229
合 計
国
方
府
保
(単位:百万円)
平成22年度
平成23年度
貸 借 対 照 表 計 上 額
500
500
当事業年度の損益に含まれた
評
価
差
額
−
−
満期保有目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成22年度
政
運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成22年度
公共債引受額
地
95
デリバティブ取引
1.金利関連取引
2.通貨関連取引
3.株式関連取引
4.債券関連取引
5.商品関連取引
6.クレジットデリバティブ取引
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券
平成22年度
平成23年度
121
以下については当金庫は該当ございません。
(注)1 .預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。
2 .国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
有価証券
×100
3 .預証率=
預金積金+譲渡性預金
子 会 社・ 子 法 人 等 株 式
(単位:百万円)
契約金額・想定元本額
有 価 証 券(期 末 残 高)(A)
預
オフバランス取引の状況
証
平成23年度
債
−
−
債
100
100
債
366
348
466
448
合 計
平成23年度
貸 借 対 照 表 計 上 額
500
500
時
価
500
500
差
額
−
−
うち時価が貸借対照表計上額を超えるもの
−
−
うち時価が貸借対照表計上額を超えないもの
−
−
(注)有価証券以外を主目的としているため、時価は移動平均法による原価法に基づ
いております。
公共債ディーリング実績
その他の金銭の信託
該当ありません
該当ありません
有価証券の残存期間別残高
1 年以下
国
地
債
方
債
短 期 社 債
社
債
株
式
外 国 証 券
その他の証券
合 計
(単位:百万円)
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10年以下
10年超
期間の定め
のないもの
合 計
平成22年度
110
133
326
1,907
3,458
−
−
平成23年度
3
391
148
1,834
3,497
−
−
5,937
5,875
平成22年度
5,471
5,856
5,181
3,745
20,347
−
−
40,602
平成23年度
3,635
5,281
4,285
6,996
21,186
−
−
41,385
平成22年度
−
−
−
−
−
−
−
−
平成23年度
−
−
−
−
−
−
−
−
平成22年度
2,934
8,373
9,165
1,894
3,468
−
−
25,835
平成23年度
3,460
10,367
9,707
4,635
3,172
−
−
31,343
平成22年度
−
−
−
−
−
−
2,233
2,233
平成23年度
−
−
−
−
−
−
2,159
2,159
平成22年度
−
689
177
501
400
1,299
−
3,066
平成23年度
400
635
−
501
400
999
−
2,935
平成22年度
46
150
295
−
101
−
1,781
2,374
平成23年度
154
134
253
−
−
−
1,801
2,344
平成22年度
8,562
15,204
15,145
8,049
27,775
1,299
4,014
80,050
平成23年度
7,652
16,811
14,395
13,967
28,257
999
3,961
86,045
決算の状況
53
決算の状況
為 替
内国為替取扱金額
【仕向】
(単位:百万円)
平成22年度
送
代
金
取
貿
易
輸
出
輸
入
易
合 計
外
平成22年度
736,370
737,669
送
立
33,630
32,183
代
(単位:件、千米ドル)
平成22年度
(単位:百万円)
平成23年度
金
外国為替取扱高
貿
【被仕向】
金
取
金
767,179
778,230
立
6,396
6,450
外貨建資産残高
(単位:千米ドル)
平成23年度
件
数
611
718
金
額
24,674
43,529
件
数
83
116
金
額
5,411
7,833
件
数
528
602
金
額
19,263
35,696
件
数
1,277
1,215
52,056
金
額
49,565
件
数
1,888
1,933
金
額
74,239
95,585
平成22年度
外
貨
建
資
平成23年度
産
1,908
平成23年度
2,680
行人岳より
(長島町)
54
決算の状況
2012 SOSHIN DISCLOSURE
子会社等
金庫及びその子会社等の概況
当金庫グループは当金庫とそうしんビジネスサービス株式会社ならび南九州サービス株式会社で構成されており、信用金庫業
務を中心に、事務処理代行業務などの金融サービスを提供しております。
平成23年度の連結決算においては、当金庫とそうしんビジネスサービス株式会社との取引を相殺消去したことにより、単体の
決算に比べて経常収益が 2 百万円、経常費用が 5 百万円それぞれ減少しております。その結果、経常利益は1,093百万円、当期純
利益は640百万円となりました。自己資本比率は、「有価証券の評価損を基本的項目(Tier 1 )より控除しない」とする自己資本
比率規制の一部弾力化により、7.36%となりました。
鹿児島相互信用金庫
そうしんビジネスサービス株式会社
連結対象子会社
南九州サービス株式会社
持分法適用関連法人
本支店・出張所/58ケ店
代理店/2ケ店
子会社等の状況
会社名
所在地
主要業務内容
設立年月日
資本金
そうしんビジネスサービス
株
式
会
社
鹿児島市与次郎一丁目 6 番30号 現金等の精算整理業務
昭和63年 6 月10日
10
南九州サービス株式会社
鹿児島市泉町 2 番 3 号
現金・有価証券・文書等の
輸送に関する業務請負
昭和59年 3 月 1 日
10
預
銭
有
の
資
有
産 の 部
国
の
形
資
固
定
資
金
3,500
3,500
他
負
債
1,954
1,756
託
1,000
1,000
リ
ー
ス
債
務
−
−
賞
与
引
当
金
378
378
券
80,048
86,044
金
325,635
329,236
退 職 給 付 引 当 金
2,682
2,625
替
148
147
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
149
172
373
372
産
3,276
2,899
そ の 他 の 引 当 金
再評価に係る繰延税金負債
4,664
土
地
6,961
7,448
債
設
仮
勘
定
1,491
432
出
リ
ー
ス
資
産
622
486
利
その他の有形固定資産
245
599
会
41
55
ソ フ ト ウ ェ ア
4
18
その他の無形固定資産
37
36
3,729
債
務
保
倒
金
証
引
合 計
産
務
保
証
合 計
建
税
500,092
の
13,630
延
489,311
そ
2,013
資
用
金
借
11,334
定
積
−
物
固
金
96,880
産
形
平成23年度
−
建
繰
貸
為
他
−
97,218
純資産の部
無
証
出
外
そ
信
価
貸
債
負債の部
金
%
−
権
現 金 及 び 預 け 金
銭
50
%
(平成23年 3 月末) (平成24年 3 月末)
平成23年度
(平成23年 3 月末) (平成24年 3 月末)
金
100
平成22年度
(単位:百万円)
平成22年度
入
百万円
(単位:百万円)
連結貸借対照表
買
当庫議決権 子会社等の
比率
議決権比率
資
750
701
8,178
7,185
507,277
516,785
金
4,283
4,422
金
12,242
12,799
計
16,526
17,222
その他有価証券評価差額金
△925
△436
益
員
剰
勘
余
定
合
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
−
−
土 地 再 評 価 差 額 金
984
1,030
3,068
評 価・ 換 算 差 額 等 合 計
59
594
少
資
産
見
返
8,178
7,185
−
−
金
△6,749
△5,545
合 計
16,585
17,816
523,863
534,602
負債及び純資産の部合計
523,863
534,602
当
数
株
主
持
分
決算の状況
55
決算の状況
連結貸借対照表の注記事項
(注)1 .記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2 .有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子
会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証券の
うち時価のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移
動平均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法
による原価法又は償却原価法により行っております。なお、 その他有価証券の評価差額について
は、全部純資産直入法により処理しております。
3 .有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、 信託財産として運用されている
有価証券の評価は、時価法により行っております。
また、有価証券運用以外を主目的とする金銭の信
託において、信託財産を構成している有価証券の評価は、上記 2 .
と同じ方法により行っております。
4 .有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年 4 月 1 日以後に取得
した建物(建物附属設備を除く。)及び平成23年 4 月 1 日以降に新しく取得した事務所等に係る資
産については定額法)を採用しております。なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 7 年∼50年
その他 3 年∼25年
5 .無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫
利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間( 5 年)
に基づいて償却しております。
6 .所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」(及び「無形固定資産」)中の
リース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額に
ついては、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは
零としております。
7 .外貨建資産・負債は、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
8 .貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る
債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、
以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にない
が、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、
「破綻懸念先」という。)に係る
債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、そ
の残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。上記以外
の債権については、 過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上し
ております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から
独立した二次査定部会が資産査定を検証し、さらに自己査定検証部会が検証した自己査定結果に
基づいて引当金額を算定しております。算定した引当金額について経営管理部が検証し監査部が
監査を行い、上記の引当を実施しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額
及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直
接減額しており、その金額は22,313百万円であります。
9 .賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当
連結会計年度に帰属する額を計上しております。
10.退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及
び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方
法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異…各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)
による定額法により按分した額を費用処理しております。
当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業
年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫並びに連結される子会社及び子法人
等の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠
出額を退職給付費用として処理しております。
なお、 当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫並びに連
結される子会社及び子法人等の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項(平成23年 3 月31日現在)
年金資産の額
1,358,815百万円
年金財政計算上の給付債務の額
1,630,641百万円
差引額
▲271,826百万円
②制度全体に占める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の掛金拠出割合(平成23年 3 月
分) 0.6245%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高255,938百万円であります。
本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10ヵ月の元利均等償却であり、当金庫並び
に連結される子会社及び子法人等は、当連結会計年度の財務諸表上、特別掛金140百万円を費
用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算
定されるため、上記②の割合は当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の実際の負担割合
とは一致しません。
11.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、内規に基づく当連結会計
年度末要支給額を計上しております。
12.その他の引当金は、周年事業引当金、睡眠預金引当金及び責任共有制度引当金であります。
13.周年事業引当金は、周年記念事業の事業費の支出に備えるため、内規に基づく当連結会計年度
末要引当額を計上しております。
14.睡眠預金引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将
来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り、必要と認める額を計上しております。
15.責任共有制度引当金は、平成19年10月 1 日に信用保証協会との責任共有制度が開始されたことに
伴い、
信用保証協会への負担金の支払いに備えるため将来の負担金支払見込額を計上しております。
16.当金庫の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 「銀行
業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会
業種別監査委員会報告第25号)
に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法に
ついては、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為
替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の
外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
17.当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税の会計処理は税込方式
によっております。
18.当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額
40百万円
19.子会社等の株式又は出資金の総額(連結子会社及び連結子法人等の株式又は出資金を除く) −百万円
20.有形固定資産の減価償却累計額
6,954百万円
21.有形固定資産の圧縮記帳額
748百万円
22.連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、 電子計算機等の一部については、 所有権移転外
ファイナンス・リース契約により使用しております。
23.貸出金のうち、破綻先債権額は463百万円、延滞債権額は11,418百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和
40年政令第97号)第96条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事
由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支
援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
24.貸出金の中に 3 ヵ月以上延滞債権額はありません。
なお、3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上遅延して
56
決算の状況
いる貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
25.貸出金のうち貸出条件緩和債権額は3,901百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
26.破綻先債権額、延滞債権額、 3 ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は15,782
百万円であります。
なお、23.
から26.
に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
27.ローン・パーティシペーションで、 平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度委員会報
告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の連結会計年度末
残高の総額は、4,078百万円であります。
28.手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき、金融取引として処理しております。これに
より受入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保と
いう方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は7,128百万円であります。
29.担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産 該当ありません
担保資産に対応する債務 該当ありません
上記のほか、為替決済、日銀歳入及び日銀当座貸越、市税収納保証等の取引の担保として定期預
金10,007百万円、有価証券1,499百万円を差し入れております。
30.土地の再評価に関する法律(平成10年 3 月31日公布法律第34号)に基づき、 事業用の土地の再
評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」として負債勘定に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上
しております。
再評価を行った年月日 平成10年 3 月31日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法…土地の再評価に関する法律施行令(平成10年 3 月
31日公布政令第119号)第 2 条第 3 号及び同条第 4 号に定める地方税法(固定資産税評価額)
と地価税法
(路線価等)
に基づいて、奥行価格補正等合理的な調整を行って算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額1,937百万円
31.借入金は、 他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金で
あります。
32.出資 1 口当たりの純資産額 2,014円24銭
33.金融商品の状況に関する事項
⑴金融商品に対する取組方針
当グループは、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。
このため、金利変動による不利な影響が生じないように、ALM委員会において資産及び負債の
総合的管理を行っております。
⑵金融商品の内容及びそのリスク
当グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。
また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推
進目的で保有しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場
価格の変動リスクに晒されております。
一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されております。また、変
動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されております。
⑶金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当グループは、貸付規程及び信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、個別案
件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与
信管理に関する体制を整備し運営しております。
これらの与信管理は、各営業店のほか審査部により行われ、また、定期的に経営陣による審査
会、リスク管理委員会、理事会が開催され、審議・報告が行われております。
有価証券の発行体の信用リスクに関しては、経理部において、信用情報や時価の把握を定期
的に行うことで管理しております。
②市場リスクの管理
金利リスクの管理
当グループは、ALM委員会によって金利の変動リスクを管理しております。
ALM委員会規程において、資産・負債の構成内容を総合的に管理し、その最適組み合わせ
を実現し、 適正利益を安定的に確保するために経営全般に亘る具体的方策を決定すること
としており、必要ある場合は理事会に付議・報告することとしております。
総合企画部において統合的リスク管理表によるリスク量の計量化を行うと共に、金融資産及
び負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリン
グを行い、月次ベースでALM委員会に報告しております。
為替リスクの管理
当グループは、為替の変動リスクに関して、個別の案件ごとに管理しております。
価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有については、リスク管理委員会の監督の下、余裕資金
運用基準等に基づき行われております。このうち、経理部では、市場運用商品の購入を行っ
ており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リス
クの軽減を図っております。経理部で保有している株式等の多くは、純投資目的で保有してい
るものであり、投資先の市場環境や財務状況などをモニタリングしています。
これらの情報は
経理部を通じ、ALM委員会及びリスク管理委員会において定期的に報告されております。
市場リスクに係る定量的情報
当金庫において、 主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
「預け金」、
「有価証券」のうち債券、
「貸出金」、
「預積金」、
「借用金」であります。
当金庫では、これらの金融資産及び金融負債について、保有期間 1 年、過去 5 年の観測期
間で計測される99パーセンタイル値を用いた時価の変動額を市場リスク量とし、金利の変動
リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。
当該変動額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負債をそれぞれ金利期日に応じ
て適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を用いております。
なお、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、金利以外
のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた時価
は、1,089百万円減少するものと把握しております。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリス
ク変数との相関を考慮しておりません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生
じる可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当グループは、流動性リスク管理要領により、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多
様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理して
おります。
⑷金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているた
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち貸出金については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を開示し
ております。
34.金融商品の時価等に関する事項
平成24年 3 月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりでありま
す(時価の算定方法については(注 1 )参照)。なお、 時価を把握することが極めて困難と認められ
2012 SOSHIN DISCLOSURE
る非上場株式等は、次表には含めておりません((注 2 )参照)。
また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
貸借対照表計上額
88,000
⑴預け金
⑵有価証券
売買目的有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
⑶貸出金(* 1 )
貸倒引当金(* 2 )
−
39,935
45,880
329,236
△5,477
323,758
497,574
500,092
3,500
503,592
金融資産計
⑴預積金
⑵借用金
金融負債計
時価
その他有価証券
(単位:百万円)
差額
88,896
896
−
40,833
45,880
−
898
−
324,909
500,520
500,393
3,413
503,806
1,150
2,945
300
△86
213
(* 1 )貸出金の「時価」には、
「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」を記載しております。
(* 2 )貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(注 1 )金融商品の時価等の算定方法
金融資産
⑴預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価と
しております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に信金中金定
期預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。
⑵有価証券
株式は取引所の価格、 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっており
ます。投資信託は公表されている基準価格によっております。
なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については35.
から37.
に記載しております。
⑶貸出金
貸出金は、以下の①∼④の方法により算出し、その算出結果を時価に代わる金額として記載して
おります。
①破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難な
債権については、連結貸借対照表中の貸出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。
以下「貸出金計上額」
という)
の合計額から貸出金に対応する個別貸倒引当金を控除した価額
②①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額
③①以外のうち、割引手形・手形貸付・当座貸越については残存期間が短期間であるため貸出
金計上額
④①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合
計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率(過去 3 カ月の新規実行金利の実績値
平均)で割り引いた価額
金融負債
⑴預金積金
要求性預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしてお
ります。また、定期性預金の時価は、一定期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り
引いて現在価値を算定しております。その割引率は、 過去 3 ヶ月の新規預入金利の実績値平均
の利率を用いております。
⑵借用金
借用金のうち、変動金利によるものは、短期で市場金利を反映し、また、当金庫及び連結される子
会社及び子法人等の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、 時価は帳簿価額と近似
していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、一定の
期間ごとに区分した当該借用金の元利金の合計額を、同様の借入において想定される利率で割
り引いて現在価値を算定しております。
(注 2 )時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、 金融商品の
時価情報には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
非上場株式(* 1 )
(* 2 )
合 計
連結貸借対照表計上額
214
214
(*)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められること
から時価開示の対象とはしておりません。
(注 3 )金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1 年以内
預け金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のうち満期があるもの
貸出金(*)
合 計
42,000
7,652
4,049
3,603
59,530
109,183
1 年超
5 年以内
43,000
31,207
11,990
19,216
49,322
123,529
5 年超
10年以内
3,000
42,225
22,895
19,330
76,295
121,520
10年超
−
999
999
−
120,058
121,057
(*)貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めな
いもの、期間の定めがないものは含めておりません。
(注 4 )借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1 年以内
預金積金(*)
借用金
合 計
480,211
−
480,211
1 年超
5 年以内
19,806
1,500
21,306
5 年超
10年以内
75
2,000
2,075
10年超
−
−
−
(*)預金積金のうち、要求性預金は「 1 年以内」に含めております。
35.有価証券の時価、 及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」
「地方債」
「社債」
「外国証券」
「株式」
「その他の証券」が含まれております。以下、37.
まで同様であ
ります。
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
時価が連結貸借対照表
計上額を超えるもの
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
合 計
種類
国 債
地 方 債
社 債
外国証券
小 計
国 債
地 方 債
社 債
外国証券
小 計
連結貸借対照表計上額
4,491
25,439
5,926
372
36,229
−
1,742
−
1,962
3,705
39,935
時価
4,661
26,118
6,101
465
37,347
−
1,738
−
1,747
3,486
40,833
差額
170
678
174
93
1,117
−
△4
−
△214
△218
898
(単位:百万円)
種類
株 式
債 券
国 債
連結貸借対照表計上額が
地方債
取得原価を超えるもの
社 債
その他の証券
小 計
株 式
債 券
国 債
連結貸借対照表計上額が
地方債
取得原価を超えないもの
社 債
その他の証券
小 計
合 計
連結貸借対照表計上額
401
38,002
1,384
14,203
22,414
806
39,210
1,528
3,002
−
−
3,002
2,139
6,670
45,880
時価
337
37,056
1,326
13,729
22,000
792
38,187
2,037
3,020
−
−
3,020
2,660
7,717
45,904
36.当連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
株 式
債 券
国 債
地方債
社 債
その他の証券
合 計
86
3,291
−
2,232
1,058
−
3,377
差額
63
945
58
474
413
13
1,023
△508
△17
−
−
△17
△520
△1,046
△23
(単位:百万円)
売却益の合計額
売却損の合計額
−
32
−
29
3
−
32
32
3
−
3
0
−
36
37.減損処理を行った有価証券
その他有価証券で時価のあるもののうち、 当該有価証券の時価が取得原価に比べ著しく下落して
おり、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもっ
て連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当連結会計年度の損失として処理(以下「減
損処理」という。)
しております。
当連結会計年度における減損処理額は73百万円(株式73百万円)であります。
減損処理基準…時価のある有価証券につきましては、期末日の時価の下落率が50%以上の場合
は、すべて減損処理を行っております。また、時価の下落率が30%以上50%未満の著しい下落
については、回復の可能性があると認められる銘柄を除いて減損処理を行っております。時価
を把握することが極めて困難と認められる株式につきましては、期末日の実質価額が当該株式
を取得した時のそれと比較して50%程度以上下落した場合は減損処理を行っております。
38.運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
運用目的の金銭の信託
500
当連結会計年度の損益に
含まれた評価差額
−
39.満期保有目的の金銭の信託
連結貸借対照表
計上額
満期保有目的
の金銭の信託
(単位:百万円)
時価
500
500
差額
うち時価が連結
貸借対照表計上額
を超えるもの
うち時価が連結
貸借対照表計上額
を超えないもの
−
−
−
40.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受け
た場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けること
を約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は29,864百万円であります。このう
ち契約残存期間が 1 年以内のものが24,023百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのも
のが必ずしも当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の将来のキャッシュ・フローに影響を
与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、及びその他相
当の事由があるときは、 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等が実行申し込みを受けた融
資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時
において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に(半年毎に)
予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保
全上の措置等を講じております。
41.当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。
退職給付債務
△3,489百万円
年金資産(時価)
733百万円
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務(債務の減額)
△2,755百万円
△ 1 百万円
86百万円
44百万円
連結貸借対照表計上額の純額
△2,625百万円
前払年金費用
−百万円
退職給付引当金
△2,625百万円
42.追加情報
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律」
(平成23年法律第114号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財
源の確保に関する特別措置法」
(平成23年法律第117号)が平成23年12月 2 日に公布され、 平成24
年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税率の引下げ及び復興特別法人税の課税が行われ
ることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率
は従来の31%から、平成24年 4 月 1 日に開始する連結会計年度から平成26年 4 月 1 日に開始する
連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等については29%に、平成27年 4 月 1 日に開始する連
結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については28%となります。この税率変更により、
繰延税金資産は285百万円減少(繰延税金負債は20百万円減少)
し、その他有価証券評価差額金は
7 百万円増加し、法人税等調整額は257百万円増加しております。再評価に係る繰延税金負債は48
百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。
43.追加情報
当連結会計年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、「会計上の変更
及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21年12月 4 日)及び「会計上の変
更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第24号平成21年12月 4
日)を適用しております。なお、「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制度
委員会報告第14号)に基づき、 当連結会計年度の「貸倒引当金戻入益」及び「償却債権取立益」は
「その他経常収益」に計上しております。
決算の状況
57
決算の状況
連結損益計算書
(単位:百万円)
期別
科目
経
常
金
運
用
(H22.4.1∼H23.3.31) (H23.4.1∼H24.3.31)
益
12,506
13,221
収
益
10,881
10,596
貸
出
金
利
息
9,339
9,090
預
け
金
利
息
523
430
有価証券利息配当金
968
1,019
その他の受入利息
50
55
1,209
1,215
そ の 他 業 務 収 益
162
117
そ の 他 経 常 収 益
252
1,291
12,125
12,127
経
常
資
金
費
調
用
用
835
588
息
669
432
給付補塡備金繰入額
33
23
預
達
金
借
用
費
利
金
利
息
131
132
その他の支払利息
0
0
役 務 取 引 等 費 用
842
893
そ の 他 業 務 費 用
13
23
費
8,528
8,429
そ の 他 経 常 費 用
1,906
2,192
貸倒引当金繰入額
253
−
その他の経常費用
経
1,653
2,192
経常利益(又は経常損失)
380
1,093
特
益
349
76
固 定 資 産 処 分 益
17
1
貸 倒 引 当 金 戻 入 益
−
−
償 却 債 権 取 立 益
224
−
そ の 他 の 特 別 利 益
別
利
(H22.4.1∼H23.3.31)(H23.4.1∼H24.3.31)
−
−
資 本 剰 余 金 増 加 高
−
−
増資による優先出資の発行
−
−
自己優先出資処分差益
−
−
資 本 剰 余 金 減 少 高
−
−
配
金
−
−
自己優先出資消却額
−
−
資 本 剰 余 金 期 末 残 高
−
−
利 益 剰 余 金 期 首 残 高
11,873
12,242
利 益 剰 余 金 増 加 高
450
640
益
450
640
子会社清算によるもの
−
−
利 益 剰 余 金 減 少 高
81
83
当
当
当
期
期
純
失
−
−
金
81
83
利 益 剰 余 金 期 末 残 高
12,242
12,799
配
純
利
損
当
連結後のリスク管理債権
(単位:百万円)
平成22年度
破
綻
延
先
滞
債
債
平成23年度
権
588
463
権
12,976
11,418
3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権
−
−
貸 出 条 件 緩 和 債 権
3,067
3,901
計
16,632
15,782
108
75
92
88
固 定 資 産 処 分 損
12
16
失
0
0
連結会社は、信用金庫業務以外に一部の事業を営んでいま
すが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であ
別
減
損
損
損
そ の 他 の 特 別 損 失
79
71
税金等調整前当期純利益
637
1,081
法人税、住民税及び事業税
35
35
法 人 税 等 調 整 額
151
405
当
450
640
(又は税金等調整前当期純損失)
期
純
利
(又は当期純損失)
益
連結損益計算書の注記事項
(注)1 .記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2 .出資 1 口当たり当期純利益金額 72円43銭
3 .その他の経常収益、その他の経常費用について
・その他の経常収益には、時効預金の繰入額406,798千円、金銭信託運用益4,684千円を
含んでおります。
・その他の経常費用には、貸出金償却1,598,279千円、時効預金の払戻額255,064千円、株
式等償却・売却損106,042千円、 退職給付費用84,571千円、 責任共有制度の支払額
78,141千円、周年事業引当繰入額等69,920千円を含んでおります。
4 .その他の特別利益、その他の特別損失について
・その他の特別利益には、周年事業引当金の取崩69,211千円、備品受贈益4,432千円、土
地再評価差額金1,802千円を含んでおります。
・その他の特別損失には、80周年記念事業費用67,821千円、震災支援見舞金4,000千円を
含んでおります。
決算の状況
平成23年度
失
特
58
平成22年度
資 本 剰 余 金 期 首 残 高
利益剰余金の部
役 務 取 引 等 収 益
(単位:百万円)
期別
科目
資本剰余金の部
資
収
平成23年度
平成22年度
連結剰余金計算書
事業の種類別セグメント情報
るため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりませ
ん。
2012 SOSHIN DISCLOSURE
連結会計年度における主要な経営指標の推移
平成19年度
(平成20年 3 月末)
連
結
経
常
収
(単位:百万円)
平成20年度
(平成21年 3 月末)
平成21年度
(平成22年 3 月末)
平成22年度
(平成23年 3 月末)
平成23年度
(平成24年 3 月末)
益
14,186
13,424
13,220
12,506
13,221
連
結
経
常
利
益
(又は連結経常損失(△))
897
△1,467
186
380
1,093
連
結
当
期
純
利
益
(又は連結当期純損失(△))
762
1,837
331
450
640
連
結
純
資
産
額
14,693
14,345
15,969
16,585
17,816
連
結
総
資
産
額
509,638
502,859
513,935
523,863
534,602
連
結
自
己
資
本
比
率
6.23%
7.14%
7.32%
7.44%
7.36%
上場高原のコスモス(出水市)
決算の状況
59
自己資本比率規制
(通称:バーゼルⅡ)
についてのご説明
1
自己資本比率規制(BIS規制)とは、
自己資本比率規制(BIS規制)とは、国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する国際統一基準の
ことで、バーゼル合意とも言います。
BIS規制では、G10諸国を対象に、自己資本比率の算出方法や最低基準等が定められました。
国内のみで営業を行う金融機関は国内基準の 4 %、海外に営業拠点をもつ金融機関は国際基準の 8 %
が適用され、当金庫の場合は、国内基準の 4 %が適用されることになります。
「そうしん」 の自己資本比率は、平成24年 3 月末現在7.36%で基準をクリアしております。
2
バーゼルⅡ(新BIS規制)とは、
これまで用いられてきた自己資本比率規制が改正され、平成19年 3 月末より適用が開始されました。
この新しく改正された自己資本比率規制を 「バゼールⅡ(新BIS規制)」 といいます。
3
それに伴い、どう変わったのか。
これにより、金融機関の自己資本の状況等について、より詳細に記載するようになりました。
これまでの開示内容より詳しく記載することで預金者保護を図ることが目的であり、全ての信用金庫、
銀行が行っております。
彼岸花と桜島(姶良市)
60
自己資本比率規制(通称:バーゼルⅡ)についてのご説明
2012 SOSHIN DISCLOSURE
4
バーゼルⅡ(新BIS規制)の内容について
①第 1 の柱(最低所要自己資本比率)
旧規制(BIS規制)
自己資本
信用
リスク
4%
※国内基準行(信用金庫)
取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が
損失を被るリスクのことです。
旧規制では、単一の計算方式しかありませんでしたが、
新規制では、各信用金庫(銀行)が下記2つの手法のう
ちから、自らに適する手法を選択することとなりました。
●「標準的手法」⇒現行規制を一部修正した方式
●「内部格付手法」 ⇒内部格付を利用して借り手のリス
クをより精密に反映する方式
当金庫は、標準的手法を選択しております。
これによりリスク・ウェイトがより精緻になります。
バーゼルⅡ(新BIS規制)
自己資本(現行のまま)
オペレーショナル・
信用
+
リスク
リスク
4%
※国内基準行(信用金庫)
事務事故、システム障害、不正行為等で損失が生じるリ
スクのことです。
下記の手法のうちから、自らに適する手法を選択するこ
ととなりました。
●基礎的手法並びに粗利益配分手法
⇒粗利益を基準に計測する方法
●先進的計測手法
⇒過去の損失実績等をもとに計測する方法
当金庫は、基礎的手法を選択しております。
リスク・アセット=1年間の粗利益×15%の直近
3年間の平均値÷8%
②第 2 の柱(金融機関の自己管理と監督上の検証)
信用金庫(銀行)自身が、第 1 の柱(最低所要自己資本比率)の対象となっていないリスク(銀行勘
定の金利リスク、信用集中リスク等)も含めて主要なリスクを把握した上で、経営上必要な自己資本額
を検討するようになりました。
③第 3 の柱(市場規律)
開示の充実を通じて市場規律の実効性を高めることを目的としています。
そのため、自己資本比率とその内訳、各リスクのリスク量とその計算手法等についての情報開示が求
められています。
5
用語解説
▶リスク・アセット
リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リスクの大きさに応じて掛け目を乗じ、再評価し
た資産金額のことです。
▶リスク・ウェイト
債権の危険度を表す指標。自己資本比率規制で総資産を算出する際に、保有資産ごとに分類して用い
ます。
▶金利リスク
市場における一般的な金利水準の変動に伴って当該金融資産の価値が変動するリスクのことをいいます。
自己資本比率規制(通称:バーゼルⅡ)についてのご説明
61
バーゼルⅡに対応した開示
(単体)
Ⅰ
単体における事業年度の開示事項
⑴自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項 目
出
平成22年度
資
う
−
金
−
−
利
益
準
備
金
4,283
4,422
特
別
積
立
金
7,740
8,140
高)
120
134
損
−
−
16,428
17,120
金
他
[基
的
永
(当
有
価
本
久
期
証
先
末
券
的
優
の
出
−
資
備
越
積
4,422
準
の
累
4,283
本
そ
非
金
資
繰
ち
平成23年度
残
評
価
項
差
目]
(A)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額
自
一
般
己 資 本
負
貸
倒
引
当
780
779
金
2,173
1,787
債
性
資
本
調
達
手
段
等
3,500
3,200
負
債
性
資
本
調
達
手
段
−
−
3,500
3,200
期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資
補
完
的
[補
項
完
自
己
目
不
的
資
本
算
項
総
額
入
△274
−
(B)
6,179
5,767
(B)](C)
目]
[(A)
+
額
22,607
22,887
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
3,098
3,648
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
−
−
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
2,000
2,500
−
−
△3,098
△3,648
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化
エクスポージャー及び信用補完機能を持つI/Oストリップス
(告 示 第 247 条 を 準 用 す る 場 合 を 含 む。)
控
除
項
[控
目
除
リスク・アセット等
自
己
資
資
産 (オ
オ
フ ・
算
項
目
額
[( C )
本
ン ・
バ
計]
−
ラ
−
22,887
275,477
283,774
ス
単
体
自
・
i
己
ア
e
資
セ
r
本
ッ
1
ト
比
比
率
等
等
項
目)
5,938
ク
引
項
21,207
T
取
−
22,607
6,912
ス
ス
ン
(D)
( D )]( E )
21,354
体
ン
額
目
単
ラ
入
オ ペ レ ー シ ョ ナ ル・ リ ス ク 相 当 額 を 8 % で 除 し て 得 た 額
[リ
バ
不
303,743
310,919
率(A
計](F)
/
F)
5.40%
5.50%
(E
/
F)
7.44%
7.36%
(注)1 .「信用金庫法第89条第 1 項において準用する銀行法第14条の 2 の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当かどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。
2 .平成22年度及び平成23年度については、自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、「その他有価証券の評価差損」を基本的項
目から控除しておりません。なお、「その他有価証券の評価差損」の額(平成22年度925百万、平成23年度436百万)を控除して計算した場合には、自己資本比率は平成22
年度7.13%、平成23年度7.22%となります。
【自己資本調達手段の概要】
自己資本は、主に基本的項目(Tier 1 )と補完的項目(Tier 2 )で構成されています。自己資本は、当金庫が積み立てているもの
以外に、基本的項目では地域のお客様からお預かりしている出資金で、補完的項目では生命保険会社等から借入れている期限付劣後
ローンで構成されています。
【オペレーショナル・リスクに関する事項】
⑴リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫は、オペレーショナル・リスクを事務リスク、システムリスク、イベントリスク、風評リスク、法務リスクを含む幅広いリ
スクと考え、それぞれのリスクについて管理体制や管理方法に関するリスク管理要領を定め、リスクを認識し評価しております。ま
た、これらのリスクに関しては、顕在化の未然防止及び発生時の極小化に努めるとともに、リスク管理委員会で統合的に管理し、必
要に応じて理事会等に付議、報告することで経営陣への報告態勢を整備しております。
リスクの計測に関しましては、基礎的手法を採用しております。
⑵オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫は基礎的手法を採用しております。
62
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
⑵自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
リスク・アセット
平成23年度
所要自己資本額
リスク・アセット
所要自己資本額
イ. 信 用 リ ス ク ア セ ッ ト・ 所 要 自 己 資 本 の 額 合 計
282,389
11,295
289,712
11,588
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとの
エ
ク
ス
ポ
ー
ジ
ャ
ー
281,979
11,279
288,881
11,555
金
−
−
−
−
我が国の中央政府及び中央銀行向け
−
−
−
−
外国の中央政府及び中央銀行向け
1
0
8
0
け
−
−
−
−
我 が 国 の 地 方 公 共 団 体 向 け
−
−
−
−
現
国
際
決
済
銀
行
等
向
外国の中央政府等以外の公共部門向け
27
1
24
0
国
け
41
1
41
1
地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 向 け
−
−
0
0
際
開
発
銀
行
向
我 が 国 の 政 府 関 係 機 関 向 け
29
1
81
3
地
−
−
−
−
方
三
公
社
向
け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
20,006
800
20,247
809
け
110,939
4,437
117,876
4,715
中 小 企 業 等 向 け 及 び 個 人 向 け
2,787
法
人
抵
当
不
動
三
権
産
月
等
付
取
向
住
得
等
ロ
事
2,602
69,682
ン
7,446
297
7,032
281
向
け
43,250
1,730
37,116
1,484
41
業
等
1,097
43
1,030
14
0
18
0
信 用 保 証 協 会 等 に よ る 保 証 付
1,661
66
1,842
73
立
上
65,061
ー
形
取
以
宅
延
未
済
滞
手
株式会社企業再生支援機構等による保証付
出
資
上
②証
記
券
証
エ
以
ク
26,980
1,079
29,056
1,162
409
16
830
33
−
−
−
−
証 券 化(オ リ ジ ネ ー タ ー 以 外)
409
16
830
33
化)
−
−
−
−
③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)
の う ち、 個 々 の 資 産 の 把 握 が 困 難 な 資 産
−
−
−
−
ロ. オ ペ レ ー シ ョ ナ ル ・ リ ス ク
21,354
854
21,207
848
ハ.単 体 総 所 要 自 己 資 本 額(イ + ロ)
303,743
12,149
310,919
12,436
再
証
タ
外
ー
−
証
ー
ャ
−
ち
ネ
ジ
192
−
再
ジ
ー
−
4,822
−
ち
リ
ポ
−
216
化)
(う
化(オ
ス
−
5,420
ー)
(う
券
化
−
等
券
券
(注)1 .所要自己資本の額=リスクアセット× 4 %
2 .「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3 .「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行
向け」から「法人等向け」(国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4 .当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
<オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法>
粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
5 .単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額× 4 %
【自己資本の充実度に関する評価方法の概要】
自己資本の充実度に関しまして、自己資本比率については、国内基準である 4 %を上回っており経営の健全性・安全性を保ってお
ります。なお、将来の自己資本の充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益
による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
63
バーゼルⅡに対応した開示
(単体)
⑶信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
<地域別、業種別及び残存期間別>
地域区分
業種区分
期間区分
国
内
国
外
地区別合計
製
貸出金、コミットメント及び
その他のデリバティブ以外
のオフ・バランス取引
債 券
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
526,118
534,924
334,074
336,760
71,842
77,659
22
32
1,935
1,378
3,633
3,337
−
−
2,598
2,298
−
−
−
−
529,751
538,262
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
1,935
1,378
業
31,119
33,050
29,255
29,213
590
2,611
−
−
160
88
業
3,295
4,043
3,295
4,043
−
−
−
−
19
18
業
16,041
16,192
16,041
16,192
−
−
−
−
64
61
2,371
2,494
2,371
2,494
−
−
−
−
−
−
業
44,006
44,756
40,609
40,642
3,317
4,032
−
−
440
454
電 気 ・ ガ ス・
熱 供 給・ 水 道 業
682
618
142
105
500
499
−
−
−
−
農
造
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
エクスポージャー
区分
業、
林
漁
鉱 業、 採 石 業、
砂 利 採 取 業
建
設
情 報 通 信 業
1,148
1,195
914
857
99
202
−
−
0
−
運 輸 業、 郵 便 業
12,818
13,183
12,587
12,759
99
299
−
−
99
97
226
卸 売 業、 小 売 業
36,634
38,118
34,964
34,842
1,500
3,104
0
0
418
金 融 業、 保 険 業
107,644
108,623
4,329
4,648
11,687
13,590
0
1
14
10
業
26,063
28,431
26,008
28,075
−
301
−
−
191
13
不
動
産
物 品 賃 貸 業
1,498
1,407
1,492
1,401
−
−
−
−
−
2
学 術 研 究、 専 門・
技 術 サ ー ビ ス
1,176
1,717
1,161
1,701
−
−
−
−
−
−
宿
泊
業
7,407
7,085
7,405
7,084
−
−
−
−
21
15
飲
食
業
8,736
8,456
8,736
8,456
−
−
−
−
154
96
生活関連サービス業、
娯
楽
業
13,531
13,997
13,528
13,988
−
−
−
−
38
17
教育業、学習支援業
2,009
2,203
2,009
2,203
−
−
−
−
−
−
祉
18,473
19,565
18,466
19,565
−
−
−
−
−
−
その他のサービス
医
療、
福
19,101
16,449
19,035
16,382
−
−
−
−
118
100
国・地方公共団体等
66,742
65,050
10,098
9,734
56,643
55,316
−
−
−
−
175
個
そ
の
人
81,620
82,366
81,620
82,366
−
−
−
−
192
他
27,626
29,253
−
−
−
−
21
30
−
−
529,751
538,262
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
1,935
1,378
149,699
134,819
86,552
72,487
7,500
6,517
22
32
業種別合計
1
年
以
下
1 年超 3 年以下
87,156
71,931
26,118
21,531
12,886
14,265
−
−
3 年超 5 年以下
45,773
55,316
31,282
34,153
14,195
13,912
−
−
5 年超 7 年以下
40,237
54,793
31,609
36,347
8,628
15,445
−
−
7 年 超 10 年 以 下
10
年
超
69,745
71,537
39,714
42,720
29,930
28,817
−
−
118,365
126,767
117,066
125,768
1,299
999
−
−
期間の定めのないもの
18,773
23,096
1,730
3,750
−
−
−
−
残存期間別合計
529,751
538,262
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
(注)1 .オフ・バンランス取引は、デリバティブ取引を除きます。
2 .「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3 .業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
4 .上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体
的には現金、有形・無形固定資産、繰延税金資産等が含まれます。
64
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
【リスクの管理の方針及び手続きの概要】
信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を被るリスクをいいます。当金庫では、信用リスクを
当金庫が管理すべき最重要リスクのひとつであるとの認識にたち、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「信用リスク管理
要領」を制定し、役職員にその理解と遵守を促すとともに信用リスクを的確に認識する管理態勢を構築しています。また、信用リス
クの評価について、当金庫では厳格な自己査定を実施しております。信用リスク管理状況について、リスク管理委員会で協議検討を
行うとともに、必要に応じて常勤理事会等において経営陣に対する報告をする態勢を構築しております。貸倒引当金は、「資産自己
査定基準」及び「償却・引当基準」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基に算定するとともに、
その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
期首残高
(単位:百万円)
当期減少額
当期増加額
目的使用
期末残高
その他
平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度
一般貸倒引当金
2,612
2,173
2,173
1,787
−
−
2,612
2,173
2,173
1,787
個別貸倒引当金
4,644
4,576
4,576
3,757
760
584
3,883
3,992
4,576
3,757
合 計
7,256
6,749
6,749
5,545
760
584
6,496
6,165
6,749
5,545
ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
貸出金償却
期末残高
その他
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
業
128
123
123
336
24
16
104
106
123
農 業、 林 業
23
21
21
7
4
0
19
20
21
273
375
375
193
3
0
269
375
−
−
−
−
−
−
−
業
2,687
2,443
2,443
2,003
355
318
電 気 ・ ガ ス・
熱供給・水道業
−
−
−
−
−
−
製
造
漁
業
鉱 業、 採 石 業、
砂 利 採 取 業
建
設
平成22年度
平成23年度
336
82
19
7
−
8
375
193
327
332
−
−
−
−
−
2,332
2,124
2,443
2,003
430
956
−
−
−
−
−
−
情 報 通 信 業
26
27
27
20
−
−
26
27
27
20
−
−
運輸業、郵便業
67
23
23
20
0
−
67
23
23
20
−
−
卸売業、小売業
386
263
263
113
206
113
179
149
263
113
73
109
−
金融業、保険業
1
3
3
4
−
−
1
3
3
4
3
業
143
481
481
78
8
56
134
424
481
78
28
7
物 品 賃 貸 業
1
4
4
24
−
3
1
1
4
24
−
61
学術研究、専門・
技術サービス業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
不
動
産
宿
泊
業
55
102
102
246
−
2
55
99
102
246
5
−
飲
食
業
72
69
69
55
12
8
60
60
69
55
26
5
生活関連サービス業、
娯
楽
業
383
368
368
281
15
5
368
362
368
281
3
12
教育業、学習支援業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
医 療、 福 祉
8
7
7
−
0
7
8
−
7
−
−
14
その他のサービス
120
99
99
88
28
25
92
73
99
88
−
34
国・地方公共団体等
個
人
合 計
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
261
161
161
282
99
23
162
137
161
282
21
35
4,644
4,576
4,576
3,757
760
584
3,883
3,992
4,576
3,757
1,001
1,598
(注)1 .当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。
2 .業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
65
バーゼルⅡに対応した開示
(単体)
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定めるリスク・ウェイト区分
(%)
自
己
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成22年度
格付有り
平成23年度
格付無し
格付有り
格付無し
0%
743
107,059
308
104,130
10%
59
16,911
48
19,237
20%
101,028
226
101,985
525
35%
−
21,275
−
20,086
50%
8,647
1,391
13,056
1,392
75%
−
82,908
−
88,754
100%
252
189,257
1,068
188,207
150%
182
271
266
330
350%
−
−
−
−
−
−
−
−
資
本
控
除
合 計
530,215
539,397
(注)1 .格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2 .エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
【標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項】
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 4 つの機関を採用しています。なお、エクスポージャーの種類ごとに適
格格付機関の使い分けは行っておりません。
・R&I(株式会社格付投資情報センター) ・Moody’s(ムーディーズ・インべスターズ・サービス・インク)
・JCR(株式会社日本格付研究所) ・S&P(スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシス)
⑷信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エ ク ス ポ ー ジ ャ ー
適格金融資産担保
平成22年度
平成23年度
12,725
12,542
(単位:百万円)
保 証
平成22年度
51,106
クレジット・デリバティブ
平成23年度
50,011
平成22年度
−
平成23年度
−
(注)当金庫グループは、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
【信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
信用リスク削減手法とは、当金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には預金担保、有価証券担保、
保証などが該当します。当金庫では、融資の取上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、さまざ
まな角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な位置付けとして認識しております。従って、
担保又は保証に過度に依存しないような融資の取上げ姿勢に徹しております。ただし、与信審査の結果、担保又は保証が必要な場合
には、お客様へ十分説明しご理解をいただいたうえで、ご契約をいただくなど適切な取扱いに努めております。当金庫が扱う担保に
は、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、民間保証等がありますが、
その手続きについては、金庫が定める「事務取扱要領」及び「担保評価規程」等により適切な事務取扱及び適正な評価を行っており
ます。
また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替等に関して、お客様が期限の利益を失われた場合には、当
該与信取引の範囲において、預金相殺を用いる場合があります。この際、信用リスク削減方策の一つとして、金庫が定める「事務取
扱要領」や各種約定書等に基づき、法的に有効である旨を確認の上、事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。
なお、バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、保証等が該当します。保証に関す
る信用度の評価のうち、「社団法人しんきん保証基金による保証」については当金庫が採用している格付機関が付与している格付に
より判定をしております。また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種
類に偏ることなく分散されております。
66
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
⑸派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
与
信
式
カレントエクスポージャー方式
カレントエクスポージャー方式
額
0
1
グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
−
−
グ
相
ロ
当
額
ス
の
再
算
構
出
築
に
コ
用
い
ス
る
ト
方
平成23年度
の
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案する前の与信相当額
平成22年度
①派
生
商
5
5
外 国 為 替 関 連 取 引
2
5
2
5
株
②長
関
関
連
連
式
関
合
平成23年度
5
利
引
平成22年度
5
金
取
平成23年度
計
金
品
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案した後の与信相当額
取
取
連
取
引
−
−
−
−
引
−
−
−
−
引
2
0
2
0
貴 金 属(金 を 除 く) 関 連 取 引
−
−
−
−
その他コモディティ関連取引
−
−
−
−
ク レ ジ ッ ト・ デ リ バ テ ィ ブ
−
−
−
−
期
−
−
−
−
5
5
5
5
決
済
期
間
取
引
合 計
【派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
外国為替関連取引は、全て先物為替予約であり、取引相手は信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫であることから、リスク
については問題ありません。
有価証券関連取引については、余裕資金運用基準に定めている投資枠内での取引に限定するとともに、万一、取引相手に対して担
保の追加提供をする必要が生じたとしても、提供可能な資産を十分保有しており、全く心配ありません。以上により当該取引にかか
る市場リスク及び信用リスクともに、適切なリスク管理に努めております。
なお、リスク管理態勢の次なるステップとして、金庫全体のリスク許容限度内で配賦されたリスク資本による統合リスク管理につ
いては、現在、その態勢構築を目指し準備を進めております。
また、長期決済期間取引は該当ありません。
⑹証券化エクスポージャーに関する事項
イ.オリジネーターの場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項)
該当ありません。
ロ.投資家の場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項)
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
a.証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く)
(単位:百万円)
平成22年度
オンバランス取引
平成23年度
オフバランス取引
オンバランス取引
オフバランス取引
証券化エクスポージャーの額
964
−
1,135
−
合 同 運 用 金 銭 信 託
500
−
500
−
C
464
−
635
−
D
O
b.再証券化エクスポージャー
該当ありません。
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
a.証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く)
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
己
平成22年度
所要自己資本の額
平成23年度
平成22年度
平成23年度
オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引
20%
−
−
−
−
−
−
−
−
50%
786
−
872
−
15
−
17
−
100%
−
−
−
−
−
−
−
−
150%
177
−
263
−
10
−
15
−
350%
自
(単位:百万円)
エクスポージャー残高
資
本
合 計
控
除
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
964
−
1,135
−
26
−
33
−
(注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト× 4 %
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
67
バーゼルⅡに対応した開示
(単体)
b.再証券化エクスポージャー
該当ありません。
③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無
該当ありません。
④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ありません。
【証券化エクスポージャーに関する事項】
⑴リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当金庫の証券化取引における役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資家として行う証券化取引については、
有価証券投資の一環としてとらえ、リスク認識については、裏付資産の状況、適格格付機関が付与する格付け情報、時価評価、市場
動向等により把握するとともに、必要に応じてリスク管理委員会に諮り、適切なリスク管理に努めております。また、証券化商品へ
の投資は、当金庫が定める「余裕資金運用基準」に基づき、種類別保有限度額、格付による 1 銘柄あたりの保有限度額、リスク量限
度枠などの基準内での取引に限定し運用・管理を行っております。
一方、オリジネーターとして保有している証券化エクスポージャーはありません。
⑵自己資本比率告示第249条第 4 項第 3 号から第 6 号まで(自己資本比率告示第254条第 2 項及び第302条の 4 第 1 項において準用す
る場合を含む。)に規定する体制の整備及びその運用状況の概要
証券化商品(再証券化商品を含む。)への投資にあたっては、当金庫の「余裕資金運用準備」において、事前に当該商品およびそ
の裏付資産に係る市場の状況や当該商品に関するモニタリングに必要な各種情報が継続的に入手可能であること等を確認し、裏付資
産の状況・パフォーマンス、内包されるリスク等の分析を行うこととし、また、保有する証券化商品(再証券化商品を含む。)につ
いては当金庫の「時価会計基準」において半期ごとにモニタリングを行い、状況(時価、評価損益、裏付資産に係る情報等)につい
て理事長まで報告する体制としています。
⑶証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
当金庫は標準的手法を採用しております。
⑷証券化取引に関する会計方針
当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「有価証券等の時価会計基準」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計
に関する実務指針」に従った適正な処理を行っております。
⑸証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 4 機関を採用しています。なお、投資の種類
ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。
・R&I(株式会社格付投資情報センター)
・JCR(株式会社日本格付研究所)
・Moody’s(ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク).
・S&P(スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシス)
⑺出資等エクスポージャーに関する事項
イ.貸借対照表計上額及び時価
区 分
上
非
場
上
株
場
貸借対照表計上額
式
株
(単位:百万円)
平成22年度
式
平成23年度
時 価
貸借対照表計上額
時 価
等
3,077
3,077
3,001
3,001
等
2,410
2,410
1,915
1,915
5,488
5,488
4,917
4,917
合 計
ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
区 分
(単位:百万円)
平成22年度
売
却
益
売
却
償
平成23年度
13
0
損
23
32
却
344
73
ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
平成22年度
評
68
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
価
損
益
(単位:百万円)
平成23年度
△1,030
△953
2012 SOSHIN DISCLOSURE
ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成22年度
評
価
損
益
平成23年度
−
−
【銀行勘定における信用金庫法施行令第11条第 5 項第 3 号に規定する出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクス
ポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価、残高の限度額管理及びリスク量の
計測による把握によって行い、その管理については、設定された残高限度枠、リスク限度枠、損失限度枠の遵守状況を担当役員に定
期的に報告しております。また、運用状況についてはALM委員会に諮るとともに、リスク管理の状況についてはリスク管理委員会
を通じて適切なリスク管理に努めております。なお、株式関連商品への投資は、有価証券の投資方針に定める投資枠内での取引に限
定するとともに、基本的には債券投資のヘッジ資産として位置づけており、ポートフォリオ全体のリスク・バランスに配慮した運用
を心がけております。
一方、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、その他の出資金に関するリスク管理の状況については、財務諸表や運用報
告を基にしたモニタリングを実施するとともに、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。
なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「有価証券等の時価会計基準」及び日本会計士協会の「金融商品会
計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。
⑻金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
金利リスクに関して内部管理上使用した
金 利 シ ョ ッ ク に 対 す る 損 益・ 経 済 価 値 の 増 減 額
平成23年度
6,004
1,089
(注)金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショックにより発生するリスク量を
見るものです。当金庫では、金利ショックを99%タイル金利(保有期間 1 年、過去 5 年の観測期間で計測される金利変動の99パーセンタイル値)他により銀行勘定の金利
リスクを算出しております。
【銀行勘定における金利リスクに関する事項】
⑴リスク管理の方針及び手続きの概要
金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫においては、
双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク(BPV)の計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュ
レーションによる収益への影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALM管理システムや証券管理システムにより定期的
に計測を行い、ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣への報告を行うなど、資産・負債の最適化に向けたリ
スク・コントロールに努めております。
⑵内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。
・計測手法
預貸金は「ラダー計算方式」、有価証券は「GPS」計算方式
・コア預金
対 象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等)
算定方法:①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差引いた残高、③現残高の50%相当額、以上の 3
つのうち最小の額を上限
満 期: 5 年以内(平均2.5年)
・金利感応資産・負債
預貸金、外国為替取引、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債
・金利ショック幅
99%タイル金利
・リスク計測の頻度
月次(前月末基準)
バーゼルⅡに対応した開示(単体)
69
バーゼルⅡに対応した開示
(連結)
Ⅱ
連結における事業年度の開示事項
⑴自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項 目
出
平成22年度
資
金
うち非累積的永久優先出資及び非累積的永久優先株
利
そ
益
の
他
[基
剰
有
価
本
証
余
券
的
の
金
評
価
項
差
目]
損
(A)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額
一
般
負
自
己 資 本
補
貸
倒
当
4,283
4,422
−
−
12,159
12,714
−
−
16,442
17,137
780
779
金
2,173
1,787
3,500
3,200
債
性
資
本
調
達
手
段
等
負
債
性
資
本
調
達
手
段
−
−
期 限 付 劣 後 債 務 及 び 期 限 付 優 先 出 資
3,500
3,200
完
的
[補
項
完
自
引
平成23年度
己
目
不
的
資
本
算
項
総
額
入
△275
−
(B)
6,179
5,767
(B)](C)
目]
[(A)
+
額
22,622
22,904
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
3,098
3,648
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
−
−
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
2,000
2,500
連 結 の 範 囲 に 含 ま れ な い も の に 対 す る 額 の50 % 相 当 額
−
−
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として
用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
−
−
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化
エクスポージャー及び信用補完機能を持つI/Oストリップス
(告 示 第 247 条 を 準 用 す る 場 合 を 含 む。)
−
−
△3,098
△3,648
控
除
項
[控
目
除
リスク・アセット等
自
己
資
資
産 (オ
オ
フ ・
算
項
目
額
[( C )
本
ン ・
バ
計]
−
ラ
−
22,904
275,475
283,773
ス
連
結
自
・
i
己
ア
e
資
セ
r
本
ッ
1
ト
比
比
率
等
等
項
目)
5,938
ク
引
項
21,187
T
取
−
22,622
6,912
ス
ス
ン
(D)
( D )]( E )
21,328
結
ン
額
目
連
ラ
入
オ ペ レ ー シ ョ ナ ル・ リ ス ク 相 当 額 を 8 % で 除 し て 得 た 額
[リ
バ
不
303,715
310,899
率(A
計](F)
/
F)
5.41%
5.51%
(E
/
F)
7.44%
7.36%
(注)1 .「信用金庫法第89条第 1 項において準用する銀行法第14条の 2 の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当かどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。
2 .平成22年度及び平成23年度については、自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、「その他有価証券の評価差損」を基本的項
目から控除しておりません。なお、「その他有価証券の評価差損」の額(平成22年度925百万、平成23年度436百万)を控除して計算した場合には、連結自己資本比率は平
成22年度7.14%、平成23年度7.22%となります。
【自己資本調達手段の概要】
自己資本は、主に基本的項目(Tier 1 )と補完的項目(Tier 2 )で構成されています。自己資本は、当金庫グループが積み立てて
いるもの以外に、基本的項目では地域のお客様からお預かりしている出資金で、補完的項目では生命保険会社等から借入れている期
限付劣後ローンで構成されています。
【オペレーショナル・リスクに関する事項】
⑴リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫グループは、オペレーショナル・リスクを事務リスク、システムリスク、イベントリスク、風評リスク、法務リスクを含む
幅広いリスクと考え、それぞれのリスクについて管理体制や管理方法に関するリスク管理要領を定め、リスクを認識し評価しており
ます。また、これらのリスクに関しては、顕在化の未然防止及び発生時の極小化に努めるとともに、リスク管理委員会で統合的に管
理し、必要に応じて理事会等に付議、報告することで経営陣への報告態勢を整備しております。
リスクの計測に関しては、基礎的手法を採用しております。
⑵オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫グループは基礎的手法を採用しております。
70
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
⑵自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
リスク・アセット
平成23年度
所要自己資本額
リスク・アセット
所要自己資本額
イ. 信 用 リ ス ク ア セ ッ ト・ 所 要 自 己 資 本 の 額 合 計
282,387
11,295
289,711
11,588
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとの
エ
ク
ス
ポ
ー
ジ
ャ
ー
281,978
11,279
288,880
11,555
-
-
-
-
現
金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
-
-
-
-
外国の中央政府及び中央銀行向け
1
0
8
0
け
-
-
-
-
我 が 国 の 地 方 公 共 団 体 向 け
国
際
決
済
銀
行
等
向
-
-
-
-
外国の中央政府等以外の公共部門向け
27
1
24
0
国
け
41
1
41
1
地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 向 け
-
-
0
0
我 が 国 の 政 府 関 係 機 関 向 け
3
際
開
発
銀
行
向
29
1
81
け
-
-
-
-
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
20,006
800
20,247
809
け
110,939
4,437
117,876
4,715
中 小 企 業 等 向 け 及 び 個 人 向 け
2,787
地
方
法
三
公
人
抵
当
不
動
三
権
産
月
社
等
付
取
向
住
得
宅
等
ロ
事
2,602
69,682
ン
7,446
297
7,032
281
向
け
43,250
1,730
37,116
1,484
41
業
等
1,097
43
1,030
14
0
18
0
信 用 保 証 協 会 等 に よ る 保 証 付
1,661
66
1,842
73
立
上
65,061
ー
形
取
以
向
延
未
滞
済
手
株式会社企業再生支援機構等による保証付
出
資
上
②証
記
券
証
化
券
エ
以
ク
26,980
1,079
29,057
1,162
409
16
830
33
-
-
-
-
-
証 券 化(オ リ ジ ネ ー タ ー 以 外)
409
16
830
33
化)
-
-
-
-
③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)
の う ち、 個 々 の 資 産 の 把 握 が 困 難 な 資 産
-
-
-
-
ク
21,328
853
21,187
847
ロ )
303,715
12,148
310,899
12,435
ロ.オ
ペ
レ
ー
証
再
シ
券
証
ョ
ナ
タ
外
ー
-
ち
ー
ャ
192
-
(う
ネ
ジ
-
4,821
-
再
ジ
ー
-
216
化)
ち
リ
ポ
-
5,418
ー)
(う
化(オ
ス
-
等
券
ル・リ
ハ.連 結 総 所 要 自 己 資 本 額 ( イ
+
ス
(注)1 .所要自己資本の額=リスクアセット× 4 %
2 .「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3 .「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行
向け」から「法人等向け」(国際決済銀行等向け」を除く)においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4 .当金庫グループは、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
<オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法>
粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
5 .連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額× 4 %
【自己資本の充実度に関する評価方法の概要】
自己資本の充実度に関しまして、自己資本比率については、国内基準である 4 %を上回っており経営の健全性・安全性を保ってお
ります。なお、将来の自己資本の充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益
による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
71
バーゼルⅡに対応した開示
(連結)
⑶信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
<地域別、業種別及び残存期間別>
地域区分
業種区分
期間区分
国
内
国
外
地区別合計
製
貸出金、コミットメント及び
その他のデリバティブ以外
のオフ・バランス取引
債 券
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
526,116
534,921
334,074
336,760
71,842
77,659
22
32
1,935
1,378
3,633
3,337
−
−
2,598
2,298
−
−
−
−
529,749
538,259
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
1,935
1,378
業
31,119
33,050
29,255
29,213
590
2,611
−
−
160
88
業
3,295
4,043
3,295
4,043
−
−
−
−
19
18
業
16,041
16,192
16,041
16,192
−
−
−
−
64
61
2,371
2,494
2,371
2,494
−
−
−
−
−
−
業
44,006
44,756
40,609
40,642
3,317
4,032
−
−
440
454
電 気 ・ ガ ス・
熱 供 給・ 水 道 業
682
618
142
105
500
499
−
−
−
−
農
造
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
エクスポージャー
区分
業、
林
漁
鉱 業、 採 石 業、
砂 利 採 取 業
建
設
情 報 通 信 業
1,148
1,195
914
857
99
202
−
−
0
−
運 輸 業、 郵 便 業
12,826
13,200
12,587
12,759
99
299
−
−
99
97
226
卸 売 業、 小 売 業
36,634
38,118
34,964
34,842
1,500
3,104
0
0
418
金 融 業、 保 険 業
107,644
108,623
4,329
4,648
11,687
13,590
0
1
14
10
業
26,063
28,431
26,008
28,075
−
301
−
−
191
13
不
動
産
物 品 賃 貸 業
1,498
1,407
1,492
1,401
−
−
−
−
−
2
学 術 研 究、 専 門・
技 術 サ ー ビ ス
1,176
1,717
1,161
1,701
−
−
−
−
−
−
宿
泊
業
7,407
7,085
7,405
7,084
−
−
−
−
21
15
飲
食
業
8,736
8,456
8,736
8,456
−
−
−
−
154
96
生活関連サービス業、
娯
楽
業
13,531
13,997
13,528
13,988
−
−
−
−
38
17
教育業、学習支援業
2,009
2,203
2,009
2,203
−
−
−
−
−
−
祉
18,473
19,565
18,466
19,565
−
−
−
−
−
−
その他のサービス
医
療、
福
19,091
16,439
19,035
16,382
−
−
−
−
118
100
国・地方公共団体等
66,742
65,050
10,098
9,734
56,643
55,316
−
−
−
−
175
個
そ
の
人
81,620
82,366
81,620
82,366
−
−
−
−
192
他
27,626
29,243
−
−
−
−
21
30
−
−
529,749
538,259
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
1,935
1,378
149,699
134,817
86,552
72,487
7,500
6,517
22
32
業種別合計
1
年
以
下
1 年超 3 年以下
87,156
71,931
26,118
21,531
12,886
14,265
−
−
3 年超 5 年以下
45,773
55,316
31,282
34,153
14,195
13,912
−
−
5 年超 7 年以下
40,237
54,793
31,609
36,347
8,628
15,445
−
−
7 年 超 10 年 以 下
10
年
超
69,745
71,537
39,714
42,720
29,930
28,817
−
−
118,365
126,767
117,066
125,768
1,299
999
−
−
期間の定めのないもの
18,771
23,094
1,730
3,750
−
−
−
−
残存期間別合計
529,749
538,529
334,074
336,760
74,441
79,958
22
32
(注)1 .オフ・バランス取引は、デリバティブ取引を除きます。
2 .「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3 .業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
4 .上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体
的には現金、有形・無形固定資産、繰延税金資産等が含まれます。
72
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
【リスクの管理の方針及び手続きの概要】
信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫グループが損失を被るリスクをいいます。当金庫グループで
は、信用リスクを当金庫グループが管理すべき最重要リスクのひとつであるとの認識にたち、与信業務の基本的な理念や手続き等を
明示した「信用リスク管理要領」を制定し、役職員にその理解と遵守を促すとともに信用リスクを的確に認識する管理態勢を構築し
ています。また、信用リスクの評価について、当金庫グループでは厳格な自己査定を実施しております。信用リスク管理状況につい
て、リスク管理委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて常勤理事会等において経営陣に対する報告をする態勢を構築してお
ります。貸倒引当金は、「資産自己査定基準」及び「償却・引当基準」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸
倒実績率を基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
期首残高
(単位:百万円)
当期減少額
当期増加額
目的使用
期末残高
その他
平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度 平成22年度 平成23年度
一般貸倒引当金
2,612
2,173
2,173
1,787
−
−
2,612
2,173
2,173
1,787
個別貸倒引当金
4,644
4,576
4,576
3,757
760
584
3,883
3,992
4,576
3,757
合 計
7,256
6,749
6,749
5,545
760
584
6,496
6,165
6,749
5,545
ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
貸出金償却
期末残高
その他
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
平成22年度
平成23年度
業
128
123
123
336
24
16
104
106
123
農 業、 林 業
23
21
21
7
4
0
19
20
21
273
375
375
193
3
0
269
375
−
−
−
−
−
−
−
業
2,687
2,443
2,443
2,003
355
318
電 気 ・ ガ ス・
熱供給・水道業
−
−
−
−
−
−
製
造
漁
業
鉱 業、 採 石 業、
砂 利 採 取 業
建
設
平成22年度
平成23年度
336
82
19
7
−
8
375
193
327
332
−
−
−
−
−
2,332
2,124
2,443
2,003
430
956
−
−
−
−
−
−
情 報 通 信 業
26
27
27
20
−
−
26
27
27
20
−
−
運輸業、郵便業
67
23
23
20
0
−
67
23
23
20
−
−
卸売業、小売業
386
263
263
113
206
113
179
149
263
113
73
109
−
金融業、保険業
1
3
3
4
−
−
1
3
3
4
3
業
143
481
481
78
8
56
134
424
481
78
28
7
物 品 賃 貸 業
1
4
4
24
−
3
1
1
4
24
−
61
学術研究、専門・
技術サービス業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
不
動
産
宿
泊
業
55
102
102
246
−
2
55
99
102
246
5
−
飲
食
業
72
69
69
55
12
8
60
60
69
55
26
5
生活関連サービス業、
娯
楽
業
383
368
368
281
15
5
368
362
368
281
3
12
教育業、学習支援業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
医 療、 福 祉
8
7
7
−
0
7
8
−
7
−
−
14
その他のサービス
120
99
99
88
28
25
92
73
99
88
−
34
国・地方公共団体等
個
人
合 計
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
261
161
161
282
99
23
162
137
161
282
21
35
4,644
4,576
4,576
3,757
760
584
3,883
3,992
4,576
3,757
1,001
1,598
(注)1 .当金庫グループは、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。
2 .業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
73
バーゼルⅡに対応した開示
(連結)
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定めるリスク・ウェイト区分
(%)
自
己
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成22年度
格付有り
平成23年度
格付無し
格付有り
格付無し
0%
743
107,059
308
104,130
10%
59
16,911
48
19,237
20%
101,028
226
101,985
525
35%
−
21,275
−
20,086
50%
8,647
1,391
13,056
1,392
75%
−
82,908
−
88,754
100%
252
189,256
1,068
188,205
150%
182
271
266
330
350%
−
−
−
−
−
−
−
−
資
本
控
除
合 計
530,213
539,394
(注)1 .格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2 .エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
【標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項】
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 4 つの機関を採用しています。なお、エクスポージャーの種類ごとに適
格格付機関の使い分けは行っておりません。
・R&I(株式会社格付投資情報センター) ・Moody’s(ムーディーズ・インべスターズ・サービス・インク)
・JCR(株式会社日本格付研究所) ・S&P(スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシス)
⑷信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エ ク ス ポ ー ジ ャ ー
適格金融資産担保
平成22年度
12,725
平成23年度
12,542
(単位:百万円)
保 証
平成22年度
51,106
クレジット・デリバティブ
平成23年度
50,011
平成22年度
−
平成23年度
−
(注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
【信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
信用リスク削減手法とは、当金庫グループが抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には預金担保、有価証
券担保、保証などが該当します。当金庫グループでは、融資の取上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の
資質など、さまざまな角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な位置付けとして認識して
おります。従って、担保又は保証に過度に依存しないような融資の取上げ姿勢に徹しております。ただし、与信審査の結果、担保又
は保証が必要な場合には、お客様へ十分説明しご理解をいただいたうえで、ご契約をいただくなど適切な取扱いに努めております。
当金庫グループが扱う担保には、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、
民間保証等がありますが、その手続きについては、金庫が定める「事務取扱要領」及び「担保評価規程」等により適切な事務取扱及
び適正な評価を行っております。
また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替等に関して、お客様が期限の利益を失われた場合には、当
該与信取引の範囲において、預金相殺を用いる場合があります。この際、信用リスク削減方策の一つとして、金庫が定める「事務取
扱要領」や各種約定書等に基づき、法的に有効である旨を確認の上、事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。
なお、バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、保証等が該当します。保証に関す
る信用度の評価のうち、「社団法人しんきん保証基金による保証」については当金庫グループが採用している格付機関が付与してい
る格付により判定をしております。また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポー
ジャーの種類に偏ることなく分散されております。
74
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
2012 SOSHIN DISCLOSURE
⑸派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
与
信
式
カレントエクスポージャー方式
カレントエクスポージャー方式
額
0
1
グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
−
−
グ
相
ロ
当
額
ス
の
再
算
構
出
築
に
コ
用
い
ス
る
ト
方
平成23年度
の
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案する前の与信相当額
平成22年度
①派
生
商
5
5
外 国 為 替 関 連 取 引
2
5
2
5
株
②長
関
関
連
連
式
関
合
平成23年度
5
利
引
平成22年度
5
金
取
平成23年度
計
金
品
担保による信用リスク削減手法の効果を
勘案した後の与信相当額
取
取
連
取
引
−
−
−
−
引
−
−
−
−
引
2
0
2
0
貴 金 属(金 を 除 く) 関 連 取 引
−
−
−
−
その他コモディティ関連取引
−
−
−
−
ク レ ジ ッ ト・ デ リ バ テ ィ ブ
−
−
−
−
期
−
−
−
−
5
5
5
5
決
済
期
間
取
引
合 計
【派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
外国為替関連取引は、全て先物為替予約であり、取引相手は信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫であることから、リスク
については問題ありません。
有価証券関連取引については、余裕資金運用基準に定めている投資枠内での取引に限定するとともに、万一、取引相手に対して担
保の追加提供をする必要が生じたとしても、提供可能な資産を十分保有しており、全く心配ありません。以上により当該取引にかか
る市場リスク及び信用リスクともに、適切なリスク管理に努めております。
なお、リスク管理態勢の次なるステップとして、金庫全体のリスク許容限度内で配賦されたリスク資本による統合リスク管理につ
いては、現在、その態勢構築を目指し準備を進めております。
また、長期決済期間取引は該当ありません。
⑹証券化エクスポージャーに関する事項
イ.連結グループがオリジネーターの場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項)
該当ありません。
ロ.連結グループが投資家の場合(信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項)
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
a.証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く)
(単位:百万円)
平成22年度
オンバランス取引
平成23年度
オフバランス取引
オンバランス取引
オフバランス取引
証券化エクスポージャーの額
964
−
1,135
−
合 同 運 用 金 銭 信 託
500
−
500
−
C
464
−
635
−
D
O
b.再証券化エクスポージャー
該当ありません。
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
a.証券化エクスポージャー(再証券化エクスポージャーを除く)
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
己
平成22年度
所要自己資本の額
平成23年度
平成22年度
平成23年度
オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引
20%
−
−
−
−
−
−
−
−
50%
786
−
872
−
15
−
17
−
100%
−
−
−
−
−
−
−
−
150%
177
−
263
−
10
−
15
−
350%
自
(単位:百万円)
エクスポージャー残高
資
本
合 計
控
除
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
964
−
1,135
−
26
−
33
−
(注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト× 4 %
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
75
バーゼルⅡに対応した開示
(連結)
b.再証券化エクスポージャー
該当ありません。
③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無
該当ありません。
④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ありません。
【証券化エクスポージャーに関する事項】
⑴リスク管理の方針及びリスク特性の概要
当金庫グループにおける証券化取引の役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資家として行う証券化取引につ
いては、有価証券投資の一環としてとらえ、リスク認識については、裏付資産の状況、適格格付機関が付与する格付け情報、時価評
価、市場動向等により把握するとともに、必要に応じてリスク管理委員会に諮り、適切なリスク管理に努めております。また、証券
化商品への投資は、当金庫グループが定める「余裕資金運用基準」に基づき、種類別保有限度額、格付による 1 銘柄あたりの保有限
度額、リスク量限度枠などの基準内での取引に限定し運用・管理を行っております。
一方、オリジネーターとして保有している証券化エクスポージャーはありません。
⑵自己資本比率告示第249条第 4 項第 3 号から第 6 号まで(自己資本比率告示第254条第 2 項及び第302条の 4 第 1 項において準用す
る場合を含む。)に規定する体制の整備及びその運用状況の概要
証券化商品(再証券化商品を含む。)への投資にあたっては、当金庫グループの「余裕資金運用基準」において、事前に当該商品
及びその裏付資産に係る市場の状況や当該商品に関するモニタリングに必要な各種情報が継続的に入手可能であること等を確認し、
裏付資産の状況・パフォーマンス、内包されるリスク等の分析を行うこととし、また、保有する証券化商品(再証券化商品を含む。)
については、当金庫グループの「時価会計基準」において半期ごとにモニタリングを行い、状況(時価、評価損益、裏付資産に係る
情報等)について理事長まで報告する体制としています。
⑶証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
当金庫グループは標準的手法を採用しております。
⑷証券化取引に関する会計方針
当該取引にかかる会計処理については、当金庫グループが定める「有価証券等の時価会計基準」及び日本公認会計士協会の「金融
商品会計に関する実務指針」に従った適正な処理を行っております。
⑸証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 4 機関を採用しています。なお、投資の種類
ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。
・R&I(株式会社格付投資情報センター)
・JCR(株式会社日本格付研究所)
・Moody’s(ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク).
・S&P(スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシス)
⑺出資等エクスポージャーに関する事項
イ.連結貸借対照表計上額及び時価
区 分
上
非
場
上
株
場
連結貸借対照表計上額
式
株
(単位:百万円)
平成22年度
式
平成23年度
時 価
連結貸借対照表計上額
時 価
等
3,077
3,077
3,001
3,001
等
2,408
2,408
1,914
1,914
5,486
5,486
4,915
4,915
合 計
ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
区 分
(単位:百万円)
平成22年度
売
却
益
売
却
償
平成23年度
13
0
損
23
32
却
344
73
ハ.連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額
平成22年度
評
76
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
価
損
益
(単位:百万円)
平成23年度
△1,030
△953
2012 SOSHIN DISCLOSURE
ニ.連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成22年度
評
価
損
益
平成23年度
−
−
【銀行勘定における信用金庫法施行令第11条第 5 項第 3 号に規定する出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクス
ポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要】
上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価、残高の限度額管理及びリスク量の
計測による把握によって行い、その管理については、設定された残高限度枠、リスク限度枠、損失限度枠の遵守状況を担当役員に定
期的に報告しております。また、運用状況についてはALM委員会に諮るとともに、リスク管理の状況についてはリスク管理委員会
を通じて適切なリスク管理に努めております。なお、株式関連商品への投資は、有価証券の投資方針に定める投資枠内での取引に限
定するとともに、基本的には債券投資のヘッジ資産として位置づけており、ポートフォリオ全体のリスク・バランスに配慮した運用
を心がけております。
一方、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、その他の出資金に関するリスク管理の状況については、財務諸表や運用報
告を基にしたモニタリングを実施するとともに、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。
なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫グループが定める「有価証券等の時価会計基準」及び日本会計士協会の「金
融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。
⑻金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
平成22年度
金利リスクに関して内部管理上使用した
金 利 シ ョ ッ ク に 対 す る 損 益・ 経 済 価 値 の 増 減 額
平成23年度
6,004
1,089
(注)金利リスクは、連結グループの保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショックにより発生するリスク
量を見るものです。当金庫グループでは、金利ショックを99%タイル金利(保有期間 1 年、過去 5 年の観測期間で計測される金利変動の99パーセンタイル値)他により銀
行勘定の金利リスクを算出しております。
【銀行勘定における金利リスクに関する事項】
⑴リスク管理の方針及び手続きの概要
金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫グループに
おいては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク(BPV)の計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュ
レーションによる収益への影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALM管理システムや証券管理システムにより定期的
に計測を行い、ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣への報告を行うなど、資産・負債の最適化に向けたリ
スク・コントロールに努めております。
⑵内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。
・計測手法
預貸金は「ラダー計算方式」、有価証券は「GPS」計算方式
・コア預金
対 象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等)
算定方法:①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差引いた残高、③現残高の50%相当額、以上の 3
つのうち最小の額を上限
満 期: 5 年以内(平均2.5年)
・金利感応資産・負債
預貸金、外国為替取引、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債
・金利ショック幅
99%タイル金利
・リスク計測の頻度
月次(前月末基準)
バーゼルⅡに対応した開示(連結)
77
店舗一覧
キャッシュコーナー
平 日
土曜・日曜・祝日
視覚障がい者
対応
♠
♥
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♠
♥
♥
♠
♠
♠
視覚障がい者対応
♠ハンドセット方式
♣キーボード方式
♥触覚記号方式
78
店舗一覧
振込
2012 SOSHIN DISCLOSURE
キャッシュコーナー
平 日
土曜・日曜・祝日
視覚障がい者
対応
振込
♠
♠
♠
♠
♣
♠
♠
♠
♠
♥
♠
♠
♠
♥
♥
♠
♠
♠
♠
平成24年7月末現在
店舗一覧
79
店外CD・ATM一覧表
設置場所
シ ー サ イ ド パ ー ク 小 川
鹿
児
島
市
役
所
鹿 児 島 地 域 振 興 局
山
形
屋
マ ル ヤ ガ ー デ ン ズ
天 文 館 リ バ テ ィ ハ ウ ス
J R 鹿 児 島 中 央 駅
ボ
サ
ド
出
張
所
そ う し ん 本 部 ビ ル
鹿
児
島
県
庁
草
牟
田
出
張
所
鹿 児 島 市 伊 敷 支 所
ホームマートニシムタ伊敷店
タ イ ヨ ー 伊 敷 団 地 店
パ ー ル ラ ン ド 病 院
大
峯
流
通
団
地
コ ー プ か ご し ま 田 上 店
ダ イ エ ー 鹿 児 島 谷 山 店
イ オ ン モ ー ル 鹿 児 島
タ イ ヨ ー 坂 之 上 店
桜 島 フ ェ リ ー タ ー ミ ナ ル
指
宿
市
役
所
コ ー プ か ご し ま 指 宿 店
プ ラ ッ セ だ い わ 指 宿 店
サ ザ ウ ィ ン 加 世 田 店
グ ラ ー ド 伊 集 院 店
神
村
学
園
い ち き 串 木 野 市 役 所
ス ー パ ー セ ン タ ー 串 木 野 店
だ
い
わ
串
木
野
店
薩
摩
川
内
市
役
所
プ ラ ッ セ だ い わ 川 内 店
コ ー プ か ご し ま 川 内 店
ラ
ー
ク
ス
川
内
店
川 内 駅 き や ん せ ふ る さ と 館
タ
イ
ヨ
ー
永
利
店
上
川
内
出
張
所
川 内 中 央 向 田 出 張 所
そ
う
プ
ラ
ザ
川
内
市
比
野
記
念
病
院
プ ラ ッ セ だ い わ 宮 之 城 店
阿
久
根
市
役
所
出
水
市
役
所
長
島
町
役
場
加
治
木
温
泉
病
院
スーパーセンターニシムタ姶良店
姶
良
市
役
所
イ
オ
ン
姶
良
S
C
イ オ ン 隼 人 国 分 S C
霧
島
市
役
所
き り し ま 国 分 山 形 屋
コ ー プ か ご し ま 国 分 店
タ イ ヨ ー 国 分 新 町 店
フレスポ国分ジャングルパーク
サ ン ポ ー ト し ぶ し ア ピ ア
サ ン キ ュ ー 西 志 布 志 店
プ ラ ッ セ だ い わ 鹿 屋 店
サ
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キ
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寿
店
池
田
病
院
コ ー プ か ご し ま 鹿 屋 店
鹿
屋
地
域
振
興
局
ベ ス ト 電 器 鹿 屋 本 店
垂
水
市
役
所
2012 SOSHIN DISCLOSURE
住 所
鹿児島市小川町21-12
鹿児島市山下町10-30
鹿児島市小川町 3 -56
鹿児島市中町10-15
鹿児島市呉服町 6 - 5
鹿児島市千日町15-15
鹿児島市中央町 1 - 1
鹿児島市呉服町 5 -17
鹿児島市与次郎 1 - 6 -30
鹿児島市鴨池新町10- 1
鹿児島市草牟田 1 - 4 -16
鹿児島市伊敷 5 -15- 1
鹿児島市伊敷台 2 丁目27-11
鹿児島市西伊敷 3 - 2 - 2
鹿児島市犬迫町2253
鹿児島市西別府町2941-40
鹿児島市田上町3738
鹿児島市南栄 5 -10-51
鹿児島市東開町 7
鹿児島市坂之上 6 丁目23- 2
鹿児島市桜島横山町61- 4
指宿市十町2424
指宿市十二町44
指宿市西方1675
南さつま市加世田内山田243
日置市伊集院町徳重239
いちき串木野市下名4460
いちき串木野市昭和通133- 1
いちき串木野市東塩田町211
いちき串木野市下名5630
薩摩川内市神田町 3 -22
薩摩川内市矢倉町4213- 1
薩摩川内市中郷町 1 丁目19- 2
薩摩川内市原田町16- 1
薩摩川内市鳥追町 1 - 1
薩摩川内市永利町712
薩摩川内市御陵下町26-51
薩摩川内市向田本町10-15
薩摩川内市西向田町11-25
薩摩川内市樋脇町市比野2938
薩摩郡さつま町宮之城屋地1508
阿久根市鶴見町200
出水市緑町 1 - 3
出水郡長島町鷹巣1875- 1
姶良市加治木町木田4714
姶良市脇元 8
姶良市宮島町25
姶良市東餅田336
霧島市隼人町見次1229
霧島市国分中央 3 -45- 1
霧島市国分中央 3 - 7 -17
霧島市国分府中町 1 -53- 1
霧島市国分新町980
霧島市国分広瀬 2 - 4 - 1
志布志市志布志町志布志 3 -24- 1
志布志市志布志町安楽100- 1
鹿屋市白崎町 4 - 1
鹿屋市寿 7 -494- 1
鹿屋市下祓川町1854
鹿屋市札元 2 -3785- 1
鹿屋市打馬 2 -16- 6
鹿屋市王子町3973- 3
垂水市上町114
視覚障がい者対応/♠ハンドセット方式 ♣キーボード方式 ♥触覚記号方式
80
店外CD・ATM一覧表
取 扱 時 間
平 日
土曜・日曜・祝日
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
9 :00∼18:00
9 :00∼18:00
10:00∼20:00
土・日・祝 10:00∼19:00
10:00∼20:00
土・日・祝 10:00∼19:00
9 :00∼21:00
土・日・祝
9 :00∼17:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
9 :00∼17:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
8 :45∼18:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
8 :50∼18:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
10:00∼21:00
土・日・祝 10:00∼19:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
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土・日・祝
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土・日・祝 10:00∼17:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝
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土・日・祝
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土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝
9 :00∼17:00
9 :30∼21:00
土・日・祝
9 :30∼19:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
9 :00∼17:00
10:00∼19:00
土・日・祝 10:00∼17:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
9 :00∼17:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝
8 :50∼19:00
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土・日・祝
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土・日・祝
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8 :00∼21:00
土・日・祝
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8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
9 :30∼20:00
土・日・祝
9 :30∼17:00
9 :00∼19:00
9 :00∼18:00
9 :00∼17:00
8 :00∼19:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
10:00∼21:00
土・日・祝 10:00∼19:00
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土・日・祝
9 :30∼17:00
10:00∼20:00
土・日・祝 10:00∼17:00
9 :00∼18:00
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土・日・祝 10:00∼19:00
10:00∼21:00
土・日・祝 10:00∼19:00
9 :00∼18:00
土・日・祝
9 :00∼17:00
9 :00∼21:00
土・日・祝 9 :00∼19:00
10:00∼21:00
土・日・祝 10:00∼19:00
10:00∼19:00
土・日・祝 10:00∼17:00
10:00∼20:00
土・日・祝 10:00∼19:00
10:00∼21:00
土・日・祝 10:00∼19:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
10:00∼19:00
土・日・祝 10:00∼17:00
9 :00∼19:00
10:00∼18:00
土・日・祝 10:00∼17:00
8 :00∼21:00
土・日・祝
8 :50∼19:00
視覚障がい者対応
♠
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平成24年 7 月末現在
(平成24年6月末現在)
本部
81
本店営業部
〒892-0822
鹿児島市泉町2番3号
TEL.099-223-5111
本 部
〒890-0062
鹿児島市与次郎一丁目6番30号
TEL.099-259-5222
インターネットホームページ URL
www.kasosin.com
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