...

GI88-4325

by user

on
Category: Documents
24

views

Report

Comments

Description

Transcript

GI88-4325
IBM FlashSystem 840
インストール・ガイド
GI88-4325-00
(英文原典:GI13-2871-00)
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 37 ページの『特記事項』に記載されている一般情報、 ix ページの『安
全と環境に関する注記』に記載されている情報、および DVD に収められている「IBM Environmental Notices and User
Guide」に記載されている情報をお読みください。
本製品およびオプションに電源コード・セットが付属する場合は、それぞれ専用のものになっていますので他の電気機器には
使用しないでください。
本書は、IBM FlashSystem 840、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィ
ケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原典:
GI13-2871-00
IBM FlashSystem 840
Installation Guide
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
トランスレーション・サービス・センター
第1刷 2013.12
© Copyright IBM Corporation 2013, .
目次
図 . . . . . . . . . . . . . . . . . v
表 . . . . . . . . . . . . . . . . . vii
安全と環境に関する注記 . . . . . . . . ix
安全上の注意とラベル . . . . . . . . . . . ix
「警告」の注記 . . . . . . . . . . . . x
の危険通報 . . . . . . . . . . . . . xiii
特別な注意と安全上の注意 . . . . . . . . . xv
静電気に弱い装置の取り扱い . . . . . . . xv
音圧 . . . . . . . . . . . . . . . xvi
環境に関する注記 . . . . . . . . . . . . xvi
本書について . . . . . . . . . . . . xvii
Microsoft Windows コンピューターでのシステム
の初期化 . . . . . . . . . . . . .
Linux コンピューターでのシステムの初期化 .
Apple Macintosh コンピューターでのシステムの
初期化 . . . . . . . . . . . . . .
暗号化を使用しないシステムの初期化 . . . .
Microsoft Windows コンピューターでのシステム
の初期化 . . . . . . . . . . . . .
Linux コンピューターでのシステムの初期化 .
Apple Macintosh コンピューターでのシステムの
初期化 . . . . . . . . . . . . . .
. 21
. 24
. 27
. 29
. 29
. 31
. 33
特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 37
インストールの開始前に . . . . . . . . . . 9
出荷伝票の確認 . . . . . . . . . . . . . 10
ハードウェアの取り付け . . . . . . . . . . 11
サポート・レールの取り付け . . . . . . . 11
エンクロージャーの取り付け . . . . . . . 15
管理ポートのイーサネット・ケーブルの接続 . . 16
ファイバー・チャネル、FCoE、または InfiniBand
のケーブルの接続 . . . . . . . . . . . 17
電源コードの接続 . . . . . . . . . . . 18
商標 . . . . . . . . . . . . . . . .
電波障害自主規制特記事項 . . . . . . . .
Federal Communications Commission (FCC)
statement . . . . . . . . . . . . .
Industry Canada compliance statement . . . .
Australia and New Zealand Class A Statement .
European Union Electromagnetic Compatibility
Directive . . . . . . . . . . . . .
Germany Electromagnetic Compatibility Directive
People's Republic of China Class A Statement .
Taiwan Class A compliance statement . . . .
Taiwan Contact Information . . . . . . .
VCCI クラス A 情報技術装置 . . . . . .
一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA) 表
示 . . . . . . . . . . . . . . .
Korean Communications Commission Class A
Statement . . . . . . . . . . . . .
Russia Electromagnetic Interference Class A
Statement . . . . . . . . . . . . .
第 3 章 システムの初期化 . . . . . . . 21
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . 45
関連 Web サイト . . . . . . . . .
資料、ヘルプ、および技術支援の入手方法.
.
.
.
.
. xvii
. xvii
第 1 章 計画 . . . . . . . . . . . . . 1
計画 . . . . . . . . . . . . . .
ハードウェアの計画 . . . . . . . .
管理 GUI の Web ブラウザー設定の確認.
第 2 章 ハードウェアの取り付け
.
.
.
. 1
. 1
. 5
. . . . 9
暗号化ライセンスを使用するシステムの初期化
© Copyright IBM Corp. 2013,
.
.
.
.
. 39
. 39
. 39
. 40
. 40
. 40
41
. 42
. 42
. 42
. 43
. 43
. 43
. 43
. 21
iii
iv
FlashSystem 840: インストール・ガイド
図
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
ラック・マウント・レールおよびねじ . . . .
レール・スプリングの取り付け . . . . . .
ラック前面の穴の位置 . . . . . . . . .
ヒンジ・ブラケットを開く . . . . . . .
ヒンジ・ブラケットを閉じて後部ねじを取り付
ける . . . . . . . . . . . . . . .
エンクロージャーの挿入 . . . . . . . .
管理ポート・コネクター . . . . . . . .
インターフェース・カード . . . . . . .
電源コネクターの位置 . . . . . . . . .
キャニスター LED . . . . . . . . . .
USB ポート . . . . . . . . . . . .
© Copyright IBM Corp. 2013,
12
13
13
14
15
16
17
17
18
19
23
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
状況
USB
状況
USB
状況
USB
状況
USB
状況
USB
状況
LED および識別
ポート . . .
LED および識別
ポート . . .
LED および識別
ポート . . .
LED および識別
ポート . . .
LED および識別
ポート . . .
LED および識別
LED
. .
LED
. .
LED
. .
LED
. .
LED
. .
LED
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
23
25
26
28
28
31
31
33
33
35
35
v
vi
FlashSystem 840: インストール・ガイド
表
1.
2.
3.
ヘルプ、サービス、および資料に関する IBM
Web サイト . . . . . . . . . . . . xvii
エンクロージャーの管理ポートのイーサネット
接続 . . . . . . . . . . . . . . . 1
ファイバー・チャネル・ポートの接続 . . . . 2
© Copyright IBM Corp. 2013,
4.
5.
6.
7.
ファイバー・チャネル・ポートの接続 .
InfiniBand ポートの接続 . . . . . .
スイッチの情報 . . . . . . . .
TCP/IP ポートおよびサービスのリスト .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
2
3
3
4
vii
viii
FlashSystem 840: インストール・ガイド
安全と環境に関する注記
遠隔通信環境の適性: 本製品は、いかなる方法でも直接的または間接的に公共通信
ネットワークのインターフェースに接続されることを意図していません。
注意および危険の注記の例を以下に示します。
注意:
注意は、中程度または軽度のけがを引き起こす可能性がある危険があることを示し
ます。 (C001)
危険
危険の注記は、生命の危険または重傷を引き起こす可能性がある危険があること
を示します。 (D002)
翻訳された注意または危険の注記を探すには以下の方法があります。
1. それぞれの注意または危険の注記の最後にある識別番号を探してください。 上
記の例では、(C001) と (D002) が識別番号です。
2. ・ハードウェアに付属の「」とユーザー資料を用意してください。
3. システムで一致する識別番号を探してください。。そして、安全上の注意に関す
るトピックを再確認し、必ずその資料の記述に従ってください。
安全上の注意とラベル
この製品を使用する前に、安全上の注意および安全上の注意のラベルを再確認して
ください。
PDF ファイルを表示するには、Adobe Reader が必要です。これは、Adobeの Web
サイトから無料でダウンロードできます。
www.adobe.com/support/downloads/main.html
IBM® Systems Safety Notices
この資料には、IBM Systems 製品に関する安全上の注意が、英語およびその他の言
語で記載されています。システムの計画、インストール、操作、または保守を行う
担当者はすべて、ここに記載されている安全上の注意を十分に理解している必要が
あります。作業を始める前に、関連の安全上の注意をお読みください。
注: 「IBM Systems Safety Notices」の資料は、2 つのセクションから編成されてい
ます。ラベルが付いていない「危険」と「注意」の注記は、「Danger and caution
notices by language (言語別の危険と注意の注記)」セクションで言語別にアルファベ
ット順で編成されています。ラベルが付いている「危険」と「注意」の注記は、
「Labels (ラベル)」セクションでラベル参照番号別に編成されています。
IBM 資料では、以下の注記が使用されます。これらの注記は、潜在的な危険性の重
大度の高いものから順にリストされています。
© Copyright IBM Corp. 2013,
ix
「危険」の注記の定義
人身への致命的または重大な危険の可能性が存在する状況に対して、注意を
呼びかけるための特別な注意書き。
「注意」の注記の定義
既存の何らかの条件によって人間に危険をもたらす可能性のある状況、また
は何らかの危険な手法のために発生する可能性のある危険な状況について注
意を呼びかけるための特別な注意書き。
注: これらの注記に加えて、潜在的な危険性を警告するために製品にラベルが貼ら
れている場合があります。
各国語に翻訳された注記の検索
それぞれの安全の注記には識別番号が付いています。この識別番号を使用すれば、
それぞれの言語における安全の注記を確認することができます。
翻訳された注意または危険の注記を探すには以下の方法があります。
1. 製品資料で、それぞれの注意または危険の注記の最後にある識別番号を探してく
ださい。以下の例では、(D002) および (C001) を識別番号とします。
危険
危険の注記は、生命の危険または重傷を引き起こす可能性がある危険があるこ
とを示します。 (D002)
注意:
注意は、中程度または軽度のけがを引き起こす可能性がある危険があることを示
します。 (C001)
2. 「IBM Systems Safety Notices」を開きます。
3. 該当する言語で、対応する識別番号を探します。安全上の注意に関するトピック
を再確認し、必ずその資料の記述に従ってください。
注: この製品は、IEC 60950-1、ならびに必要に応じて IEC 60950-1 に基づく関連の
国別標準に準拠するように、設計、テスト、および製造されています。
「警告」の注記
この注意は必ずお読みください。
各注記の終わりにある括弧で囲んだ参照番号、例えば (C003) を使用して、その注
記に対応する翻訳文を「」で見つけてください。
注意:
バッテリーにはリチウムが含まれています。 爆発の可能性を回避するために、バッ
テリーを燃やしたり、充電したりしないでください。
次のことはしないでください。水に投げ込む、あるいは浸す。100°C (華氏 212 度)
以上に過熱する。修理または分解する。 (C003)
x
FlashSystem 840: インストール・ガイド
18-32 kg (39.7-70.5 lbs)
32-55 kg (70.5-121.2 lbs)
55 kg ( 121.2 lbs)
svc00146
注意:
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
(27)
安全と環境に関する注記
xi
注意:
ラックを再配置する際は、ラック・キャビネットの上部からコンポーネントを取り
外すと、ラックの安定度が増します。設置済みのラック・キャビネットを室内ある
いは建物内で再配置する場合は、必ず以下の一般ガイドラインに従ってください。
v ラック・キャビネットの最上部から順番に装置を取り外して、ラック・キャビネ
ットの重量を軽減します。可能であれば、ラック・キャビネットを受け取ったと
きの元の構成に戻します。この構成が不明な場合は、以下の予防措置を順守して
ください。
– 32U 以上の位置にあるすべての装置を取り外します。
–
最も重い装置がラック・キャビネットの最下部に取り付けられていることを
確認します。
– ラック・キャビネットの 32U レベルより下に取り付けられている各装置の間
に空の U レベルがないことを確認します。
v 再配置するラック・キャビネットが一組のラック・キャビネットの一部である場
合は、該当のラック・キャビネットをその組から切り離します。
v 再配置するラック・キャビネットに取り外し可能なアウトリガーが提供されてい
る場合、キャビネットを再配置する前にそれらを再取り付けする必要がありま
す。
v 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。
v 選択した経路が、装置を取り付けたラック・キャビネットの重量に対応できるか
を確認します。装置を取り付けたラック・キャビネットの重量については、ラッ
ク・キャビネットに付属の資料を参照してください。
v すべてのドアの開口部が少なくとも 760 x 230 mm 以上であることを確認しま
す。.
v すべての装置、棚、ドロワー、ドア、およびケーブルが固定されていることを確
認します。
v 4 つのレベル・パッドが一番上の位置に引き上げられていることを確認します。
v 移動中、ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットが取り付けられて
いないことを確認します。
v 傾斜が 10 度を超えるスロープは使用しないでください。
v ラック・キャビネットを新しい場所に移動したら、以下の手順を実行します。
– 4 つのレベル・パッドを下ろします。
– ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットを取り付けます。
– ラック・キャビネットから装置を取り外した場合は、最下部から順番に再取り
付けします。
v 再配置場所までの距離が長い場合、ラック・キャビネットを受け取ったときの構
成に戻します。ラック・キャビネットを元の梱包資材または同等の梱包資材で梱
包します。また、レベル・パッドを下げ、キャスターを持ち上げてパレットから
離して、ラック・キャビネットをパレットにボルトで止めます。
(R002)
xii
FlashSystem 840: インストール・ガイド
注意:
v
ラックは、エンクロージャーとしての使用を意図していないため、エンクロージ
ャーに必要とされる保護強度は備えていません。
v ラック内部に取り付けられる機器は、専用のエンクロージャーがあることを前提
にしています。(R005).
注意:
ラックと同じ平面になるまでスタビライザー・ブラケットを締め付けます。(R006)
注意:
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。 (R007)
注意:
ラックに取り付けられた装置を棚として使用する場合を除いて、ラックに取り付け
られた装置の上には物を置かないでください。(R008)
注意:
ラックが、他のラックと結合できるよう設計されている場合は、同じモデルのラッ
ク同士のみを結合する必要があります。(R009)
の危険通報
ご使用のシステムの危険通報は必ずお読みください。
各注記の終わりにある括弧で囲んだ参照番号、例えば (C003) を使用して、その注
記に対応する翻訳文を「」で見つけてください。
安全と環境に関する注記
xiii
危険
システムで作業する場合は、以下の予防措置を守ってください。
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電圧および電流は危険です。 感電を
防ぐために次の事項を守ってください。
v IBM から電源コードが提供されている場合、このユニットへの電源の接続
は、IBM 提供の電源コードのみを使用してください。その他の製品には、
IBM 提供の電源コードを使用しないでください。
v 電源機構アセンブリーを開いたり、保守したりしないでください。
v 雷雨の間はケーブルの接続や切り離し、または本製品の設置、保守、再構成を
行わないでください。
v 製品が複数の電源コードを備えている場合があります。 危険な電圧をすべて
除去するには、すべての電源コードを切り離してください。
v すべての電源コードは正しく配線され接地されたコンセントに接続してくださ
い。 システムの定格プレートに従い、コンセントが正しい電圧と相回転を提
供していることを確認してください。
v この製品に接続する機器があれば正しく配線されたコンセントに接続してくだ
さい。
v 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
v 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電
源もオンにしないでください。
v 取り付けおよび構成手順で特別に指示されている場合を除いて、装置のカバー
を開く場合はその前に、必ず、接続されている電源コード、通信システム、ネ
ットワーク、およびモデムを切り離してください。
v ご使用の製品または接続された装置の取り付け、移動、またはカバーの取り外
しを行う場合には、次の手順の説明に従ってケーブルの接続および切り離しを
行ってください。
ケーブルの切り離し手順:
1. すべての電源を切ります (別の指示がない場合)。
2. 電源コードをコンセントから取り外します。
3. 信号ケーブルをコネクターから取り外します。
4. すべてのケーブルを装置から取り外します。
ケーブルの接続手順:
1. すべての電源を切ります (別の指示がない場合)。
2. すべてのケーブルを装置に接続します。
3. 信号ケーブルをコネクターに接続します。
4. 電源コードをコンセントに接続します。
5. 装置の電源を入れます。
v システムの内部および周辺に鋭利な先端、角、およびジョイントが存在する可
能性があります。 装置を取り扱う場合は、手や指に怪我をしないよう注意し
てください。 (D005)
危険
xiv
FlashSystem 840: インストール・ガイド
重量のある装置を扱う場合、取り扱いを誤ると身体傷害または装置損傷が発生す
るおそれがあります。 (D006)
危険
ラックの総重量は、227 Kg を超えます。専門の移動業者に依頼してください。
(R003)
危険
ラックが適切にパッケージされていなかったり、提供されたパレット上部にしっ
かりと固定されていない場合は、フォーク・トラックでラックを移送しないでく
ださい。(R004)
危険
主保護接地 (アース):
このシンボルは、ラックのフレーム上に表示されています。
保護接地伝導体は、その地点で終端されている必要があります。公認または認証
された閉ループ・コネクター (リング・ターミナル) を使用して、ボルトまたは
スタッドによって止め座金でフレームにしっかりと固定されている必要がありま
す。コネクターは、ボルトまたはスタッド、止め座金に適合する適切なサイズで
あり、使用される導線の定格、およびブレーカーの定格が考慮されている必要が
あります。フレームが確実に保護接地伝導体に電気的に結合されることを意図し
ています。ボルトまたはスタッドに入る終端伝導体および止め座金が接触する穴
は、金属同士の接触を考慮に入れ、いかなる非導電性材料も排除する必要があり
ます。保護接地伝導体のすべては、この主保護接地終端、または
れた地点で終端する必要があります。(R010)
でマークさ
特別な注意と安全上の注意
ここでは、・システムに適用される特別な安全上の注意を説明しています。これら
の注意は、付属の標準の安全上の注意を補い、提供される機器に関連した特殊な問
題に対処します。
静電気に弱い装置の取り扱い
静電気の影響を受けやすい装置の取り扱い方法を正しく理解します。
重要: 静電気は、電子デバイスやご使用のシステムを損傷するおそれがあります。
損傷を防ぐには、静電気に弱い装置を、取り付け準備が整うまで、帯電防止袋に入
れておいてください。
安全と環境に関する注記
xv
静電気の放電の可能性を減らすには、以下の予防措置を守ってください。
v 動きを制限する。 動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。
v デバイスは、端またはフレームをつかんで慎重に扱う。
v はんだ接合部分、ピンまたは露出したプリント回路に触らない。
v デバイスを、他人が触れて、損傷しかねないところに放置しない。
v デバイスがまだ帯電防止袋の中にあるうちに、システム装置の塗装されていない
金属部分に少なくとも 2 秒触れさせる。 (このアクションによって、パッケージ
と人の体から静電気が除かれます。)
v デバイスは、パッケージから取り外して、下に置かないで、直接 ・システムに取
り付ける。デバイスを下に置く必要があるときは、その帯電防止袋の上に置きま
す。 (デバイスがアダプターの場合は、コンポーネントを横にします。) デバイス
を ・システムのカバーまたは金属のテーブルの上に置かないでください。
v 寒い天候のときは、ヒーターで室内の湿度が下がり、静電気が増えるので、デバ
イスの取り扱いにはさらに慎重を要する。
音圧
重要: 場所の状況によっては、サービス・オペレーション中に音圧が 85 dB(A) を
超えることがあります。 そのような場合、適切な聴覚保護具を着用してください。
環境に関する注記
この資料には、IBM Systems 製品に必要なすべての環境に関する注記が、英語およ
び他の言語で記載されています。
IBM Systems Environmental Notices and User Guide、Z125-5823 資料には、制限、
製品情報、製品のリサイクルと廃棄、バッテリー情報、フラット・パネル・ディス
プレイ、冷却材、および水冷却装置システム、外部電源機構、および安全データ・
シートの記述が含まれています。
PDF ファイルを表示するには、Adobe Reader が必要です。 AdobeWeb サイト か
ら無料でダウンロードできます。
xvi
FlashSystem 840: インストール・ガイド
本書について
この資料には、出荷品の解梱および IBM FlashSystem 840 の取り付けに関する説明
が記載されています。
関連 Web サイト
以下の Web サイトには、 FlashSystem™ 840または関連製品あるいはテクノロジー
に関する情報があります。
情報のタイプ
Web サイト
IBM ストレージ製品のテクニカル・サポ www.ibm.com/storage/support/
ート
IBM エレクトロニック・サポート登録
www.ibm.com/support/electronicsupport
資料、ヘルプ、および技術支援の入手方法
ヘルプ、サービス、技術支援、または IBM 製品に関する詳しい情報が必要な場合
は、IBM がさまざまな形で提供している支援をご利用いただけます。
情報
IBM では、IBM 製品や有料サービスに関する情報、製品の実装や使用法に関する支
援、保守サポートの中断や修正、および最新の技術情報を取得できるページを Web
上に設けています。詳しくは、表 1を参照してください。
表 1. ヘルプ、サービス、および資料に関する IBM Web サイト
Web サイト
Address
全世界の連絡先のディレクトリー
http://www.ibm.com/planetwide
FlashSystem 840 のサポート
www.ibm.com/storage/support/
®
IBM System Storage および IBM
TotalStorage 製品のサポート
www.ibm.com/storage/support/
注: 使用可能なサービス、電話番号、および Web リンクは、予告なしに変更される
場合があります。
ヘルプとサービス
サポートにお電話いただく前に、ご使用の IBM カスタマー番号をお手元に用意し
てください。米国またはカナダでは、1 (800) IBM SERV に連絡してヘルプとサー
ビスを依頼できます。それ以外の国または地域では、連絡先の番号については
http://www.ibm.com/planetwide を参照してください。
米国またはカナダから連絡する場合は、「ストレージ」オプションを選択してくだ
さい。担当者が、お客様の問題の内容に応じて、電話の転送先、すなわちストレー
ジ・ソフトウェアまたはストレージ・ハードウェアのどちらかを決定します。
© Copyright IBM Corp. 2013,
xvii
米国またはカナダ以外の国から連絡する場合は、支援を求める際に「ハードウェ
ア」オプションを選択する必要があります。製品に関するサービスについて IBM
にお電話いただく際は、以下の「ハードウェア」に関するガイドラインに従ってく
ださい。
ハードウェア・オプション
シリアル番号と該当する 4 桁のマシン・タイプを提供します。
米国およびカナダでは、ハードウェア・サービスおよびサポートは、1 日 24 時間
週 7 日当日対応に拡張できます。基本保証は翌営業日対応 1 日 9 時間 週 5 日で
す。
オンラインでのヘルプの入手
IBM Web サイトで、製品、ソリューション、パートナー、およびサポートに関する
情報を検索することができます。
製品、サービス、およびパートナーに関する最新情報を見つけるには、IBM Web サ
イト () をご覧ください。
依頼する前に
ご連絡いただく前に、以下の手順を実行して、必ずお客様自身で問題の解決を試み
てください。
IBM サポートに電話する前に問題を解決するためのヒントをいくつか以下に示しま
す。
v ケーブルがすべて接続されていることを確認します。
v すべての電源スイッチをチェックして、システムおよびオプション装置の電源が
オンになっていることを確認します。
v システム資料のトラブルシューティング情報を使用します。インフォメーショ
ン・センターのトラブルシューティング・セクションには、問題の診断に役立つ
手順が記載されています。
v IBM Support Web サイト ()で、テクニカル情報、ヒント、および新規デバイス・
ドライバーを調べるか情報を要求します。
資料の使用
IBM ストレージ・システムに関する情報は、製品に付属の資料に記載されていま
す。
インフォメーション・センターの他に、資料には、印刷された文書、オンライン文
書、README ファイル、およびヘルプ・ファイルがあります。診断方法について
は、トラブルシューティング情報を参照してください。トラブルシューティング手
順には、更新されたデバイス・ドライバーまたはソフトウェアのダウンロードが必
要な場合があります。 IBM は Web 上に、最新の技術情報を入手したり、デバイ
ス・ドライバーおよび更新をダウンロードできるページを設けています。これらの
ページにアクセスするには、 に進み、説明に従ってください。一部の資料は、IBM
Publications Center から入手することもできます。
xviii
FlashSystem 840: インストール・ガイド
サポート・ライン・オファリングの登録
マシンの使用方法や構成方法に関する質問がある場合は、IBM サポート・ライン・
オファリングに登録して、専門家による回答を入手してください。
システムに提供されている保守は、ハードウェア・コンポーネントの問題や、シス
テム・マシン・コードの障害があるときにサポートを提供します。場合によって
は、システムによって提供されている機能の使用や、システムの構成方法に関する
専門家のアドバイスが必要になることがあります。IBM サポート・ライン・オファ
リングを購入すると、システムの導入時に、また将来的に、この専門家によるアド
バイスにアクセスできます。
可用性およびご購入については、お近くのIBM 営業担当員または IBM サポートに
お問い合わせください。
本書について
xix
xx
FlashSystem 840: インストール・ガイド
第 1 章 計画
計画
ハードウェアの計画
システムに必要なネットワーク・インフラストラクチャーおよびストレージ・ネッ
トワーク・インフラストラクチャーを提供するための計画。
ケーブル接続の計画
エンクロージャーへのケーブル接続のセットアップを計画します。
以下の表を使用して、ご使用のシステムのケーブル接続の詳細を記録することがで
きます。
管理ポートの接続
各キャニスターには、管理 GUI にアクセスするためのイーサネット・ポートが装備
されています。
表 2. エンクロージャーの管理ポートのイーサネット接続
キャニスター
管理ポート
キャニスター 1
のイーサネット管
理ポート
スイッチ:
キャニスター 2
のイーサネット管
理ポート
スイッチ:
ポート:
速度:
ポート:
速度:
インターフェース・カードの接続
重要: 冗長性を強化し、パフォーマンスを向上するために、各ホストを両方のキャ
ニスターに接続する必要があります。
各キャニスターは、オプションのファイバー・チャネル・インターフェース・カー
ドを 2 枚サポートします。 8 Gb の FC カードは 4 つのポートをサポートしま
す。16 Gb のカードは 2 つのポートをサポートします。
注: マルチパスをサポートするために、SFP トランシーバーをペアで取得し、導入
する必要があります。
© Copyright IBM Corp. 2013,
1
表 3. ファイバー・チャネル・ポートの接続
ファイバー・チャネ
ル・ポート 1
ファイバー・チャネ
ル・ポート 2
ファイバー・チャネ
ル・ポート 3 (8 Gb
の FC のみ)
ファイバー・チャネ
ル・ポート 4 (8 Gb
の FC のみ)
キャニスタ スイッチ
ー 1 のフ またはホ
スト:
ァイバー・
チャネル・ ポート:
カード 1
速度:
(左)
キャニスタ スイッチ
ー 1 のフ またはホ
スト:
ァイバー・
チャネル・ ポート:
カード 2
速度:
(右)
キャニスタ スイッチ
ー 2 のフ またはホ
スト:
ァイバー・
チャネル・ ポート:
カード 1
速度:
(左)
キャニスタ スイッチ
ー 2 のフ またはホ
スト:
ァイバー・
チャネル・ ポート:
カード 2
速度:
(右)
各キャニスターは、オプションの Fibre Channel over Ethernet (FCoE) インターフェ
ース・カードを 2 枚サポートします。各カード上には 4 つのポートがあります。
注: マルチパスをサポートするために、SFP トランシーバーをペアで取得し、導入
する必要があります。
表 4. ファイバー・チャネル・ポートの接続
FCoE ポート 1
スイッチ
キャニスタ またはホ
ー 1 の
スト:
FCoE カー
ポート:
ド 1 (左)
速度:
スイッチ
キャニスタ またはホ
ー 1 の
スト:
FCoE カー
ポート:
ド 2 (右)
速度:
2
FlashSystem 840: インストール・ガイド
FCoE ポート 2
FCoE ポート 3
FCoE ポート 4
表 4. ファイバー・チャネル・ポートの接続 (続き)
FCoE ポート 1
FCoE ポート 2
FCoE ポート 3
FCoE ポート 4
スイッチ
キャニスタ またはホ
ー 2 の
スト:
FCoE カー
ポート:
ド 1 (左)
速度:
スイッチ
キャニスタ またはホ
ー 2 の
スト:
FCoE カー
ポート:
ド 2 (右)
速度:
各キャニスターは、オプションの InfiniBand インターフェース・カードを 2 枚サ
ポートします。各カード上には 2 つのポートがあります。
表 5. InfiniBand ポートの接続
InfiniBand ポート 1
キャニスター 1 の
InfiniBand カード 1
(左)
キャニスター 1 の
InfiniBand カード 2
(右)
キャニスター 2 の
InfiniBand カード 1
(左)
キャニスター 2 の
InfiniBand カード 2
(右)
InfiniBand ポート 2
スイッチま
たはホスト
:
ポート:
スイッチま
たはホスト
:
ポート:
スイッチま
たはホスト
:
ポート:
スイッチま
たはホスト
:
ポート:
表 6. スイッチの情報
IPv4 アドレス
IPv6 アドレス
MAC アドレス
物理ロケーション
スイッチ 1
スイッチ 2
スイッチ 3
スイッチ 4
第 1 章 計画
3
電源の計画
エンクロージャー内の 2 つの電源機構のそれぞれを、メイン電源の別々の供給ライ
ンに接続するよう計画します。
ラックの右側 (背面から見た場合) にある電源コードを、10.0/5.0A 50/60 Hz で範囲
100-127V/200-240V の AC 電源を供給する給電部に接続するよう計画します。各電
源機構では 900 ワットが必要です。 2 つの給電部を使用することによって、電源
の冗長性が得られます。
注: 2 つの電源機構はそれぞれ異なる回路に配置することをお勧めします。
重要: 電源コードが、メイン電源の切断に使用されます。ソケット・コンセントが
装置の近くにあり、簡単にアクセスできることを確認してください。
TCP/IP の要件
インストールを計画する場合、システムの TCP/IP アドレス要件、およびその他の
サービスにアクセスするための要件を考慮する必要があります。さらに、イーサネ
ット・アドレス割り振りの計画と、イーサネット・ルーター、ゲートウェイ、およ
びファイアウォールの構成の計画も行う必要があります。
表 7. TCP/IP ポートおよびサービスのリスト
サービス
トラフィックの方
向
Protocol
ポート
サービス・
タイプ
コール・ホーム用の E メール (SMTP) 通知とイ
ンベントリー・レポート
アウトバウンド
TCP
25
オプション
SNMP イベント通知
アウトバウンド
UDP
162
オプション
Syslog イベント通知
アウトバウンド
UDP
514
オプション
IPv4 DHCP (ノード・サービス・アドレス)
アウトバウンド
UDP
68
オプション
IPv6 DHCP (ノード・サービス・アドレス)
アウトバウンド
UDP
547
オプション
ネットワーク・タイム・サーバー (NTP)
アウトバウンド
UDP
123
オプション
コマンド行インターフェース (CLI) アクセス用
SSH
インバウンド
TCP
22
必須
GUI アクセス用 HTTPS
インバウンド
TCP
443
必須
リモート・ユーザー認証サービス - HTTP
アウトバウンド
TCP
16310
オプション
リモート・ユーザー認証サービス - HTTPS
アウトバウンド
TCP
16311
オプション
リモート・ユーザー認証サービス - Lightweight
Directory Access Protocol (LDAP)
アウトバウンド
TCP
389
オプション
Wake On LAN
インバウンド
N/A
N/A
必須
IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスの両方がサポートされています。
構成と管理のため、各キャニスター上のイーサネット管理ポートに IP アドレスを
割り振る必要があります。これは管理 IP アドレスと呼ばれます。 IPv4 および
IPv6 の両方が同時に作動している場合、それぞれのプロトコルのアドレスが必要で
す。
エンクロージャーは、SNMP、syslog、または E メールによってイベント通知が行
われるように構成できます。通知を構成するには、SNMP エージェント、syslog IP
4
FlashSystem 840: インストール・ガイド
アドレス、または SMTP E メール・サーバー IP アドレスに、すべての管理アドレ
スからアクセスできることを確認する必要があります。
他のデバイスを見つけるために、システムはネーム・サーバーを使用しません。デ
バイスの数値 IP アドレスを提供する必要があります。 デバイスを見つけるには、
そのデバイスに固定 IP アドレスがなければなりません。
管理 GUI の Web ブラウザー設定の確認
管理 GUI にアクセスするには、ご使用の Web ブラウザーがサポートされ、適切な
設定が使用可能になっていることを確認する必要があります。
始める前に
管理 GUI では、以下の Web ブラウザーがサポートされます。
v Mozilla Firefox 23
v Mozilla Firefox Extended Support Release (ESR) 17
v Microsoft Internet Explorer (IE) 8 および 9
v Google Chrome 28
最新バージョンの Java™ もインストールしておく必要があります。
IBM は、製品が依存する機能がベンダーによって削除されたり無効にされたりして
いない限り、より高いバージョンのブラウザーをサポートします。ブラウザー・レ
ベルが製品の認定バージョンより高い場合、お客様サポートでは、使用法関連およ
び不具合関連の保守要求を受け付けます。オペレーティング・システムおよび仮想
化環境の場合と同様に、IBM サポートがラボで問題を再現できない場合、製品に不
具合が存在するかどうかを判別するために、認定されたブラウザー・バージョンで
問題を再現するようにお客様に求める場合があります。製品の機能上の動作に影響
しない、ブラウザー間またはブラウザーのバージョン間の表面的な差異に関する不
具合は、受け付けられません。製品内で問題が特定された場合、不具合は受け付け
られます。ブラウザーの問題が特定された場合、IBM では、永続的な解決策が入手
可能になるまでの間お客様が実装できる、可能な解決策または次善策を調査する場
合があります。
手順
Web ブラウザーを構成するには、以下の手順を実行します。
1. Web ブラウザーで JavaScript を使用可能にします。
Mozilla Firefox の場合:
a. Firefox ブラウザー・ウィンドウのメニュー・バーで、「ツール」 > 「オプ
ション」をクリックする。
b. 「オプション」ウィンドウで、「コンテンツ」をクリックする。
c. 「JavaScript を有効にする」を選択する。
d. 「OK」をクリックする。
e. ブラウザーを最新表示する。
第 1 章 計画
5
Microsoft Windows XP または Windows 7 上で実行された Microsoft Internet
Explorer (IE) の場合:
a. Internet Explorer で、「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリッ
クする。
b. 「セキュリティの設定」をクリックする。
c. 「インターネット」をクリックして、インターネット・ゾーンを選択する。
d. 「レベルのカスタマイズ」をクリックする。
e. 「スクリプト」セクションまでスクロールダウンし、「アクティブ スクリプ
ト」の「有効にする」をクリックする。
f. 「OK」をクリックして「セキュリティの設定」を閉じる。
g. 「はい」をクリックして、ゾーンの変更を確認する。
h. 「OK」をクリックして、「インターネット オプション」を閉じる。
i. ブラウザーを最新表示する。
Windows Server 2008 上で実行された Microsoft Internet Explorer (IE) の場合:
a. Internet Explorer で、「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリッ
クする。
b. 「セキュリティー」をクリックします。
c. 「信頼済みサイト」をクリックします。
d. 「信頼済みサイト」ダイアログで、管理 GUI の Web アドレスが正しいこと
を確認し、「追加」をクリックします。
e. 「信頼済みサイト」ダイアログに正しい Web アドレスが追加されたことを
確認します。
f. 「信頼済みサイト」ダイアログで「閉じる」をクリックします。
g. 「OK」をクリックする。
h. ブラウザーを最新表示する。
Google Chrome の場合:
a. Google Chrome ブラウザー・ウィンドウのメニュー・バーで、「設定」をク
リックする。
b. 「詳細設定を表示」をクリックする。
c. 「プライバシー」」セクションで、「コンテンツの設定」をクリックする。
d. 「JavaScript」セクションで、「すべてのサイトで Javascript の実行を許可
する」を選択する。
e. 「OK」をクリックする。
f. ブラウザーを最新表示する。
2. Web ブラウザーの Cookies を有効にします。
Mozilla Firefox の場合:
a. Firefox ブラウザー・ウィンドウのメニュー・バーで、「ツール」 > 「オプ
ション」をクリックする。
b. 「オプション」ウィンドウで、「プライバシー」を選択する。
c. 「Firefox に」を「記憶させる履歴を詳細設定する」に設定する。
6
FlashSystem 840: インストール・ガイド
d. 「サイトから送られてきた Cookie を保存する」を選択して Cookies を有効
にする。
e. 「OK」をクリックする。
f. ブラウザーを最新表示する。
Microsoft Internet Explorer の場合:
a. Internet Explorer で、「ツール」 > 「インターネット オプション」をクリッ
クする。
b. 「プライバシー」をクリックする。「設定」の下にあるスライダーを最下部
まで移動して、すべての Cookies を許可する。
c. 「OK」をクリックする。
d. ブラウザーを最新表示する。
Google Chrome の場合:
a. Google Chrome ブラウザー・ウィンドウのメニュー・バーで、「設定」をク
リックする。
b. 「詳細設定を表示」をクリックする。
c. 「プライバシー」」セクションで、「コンテンツの設定」をクリックする。
d. 「Cookie」セクションで、「ローカルへのデータ設定を許可する」を選択す
る。
e. 「OK」をクリックする。
f. ブラウザーを最新表示する。
3. スクリプトを有効にして、コンテキスト・メニューを使用不可にするか置換しま
す (Mozilla Firefox のみ)。
Mozilla Firefox の場合:
a. Firefox ブラウザー・ウィンドウのメニュー・バーで、「ツール」 > 「オプ
ション」をクリックする。
b. 「オプション」ウィンドウで、「コンテンツ」をクリックする。
c. 「JavaScript を有効にする」の横の「詳細設定」をクリックする。
d. 「コンテキストメニューを無効化または変更する」を選択する。
e. 「OK」をクリックして「詳細設定」ウィンドウを閉じる。
f. 「OK」をクリックして「オプション」ウィンドウを閉じる。
g. ブラウザーを最新表示する。
第 1 章 計画
7
8
FlashSystem 840: インストール・ガイド
第 2 章 ハードウェアの取り付け
レールのセットアップ、システム・ハードウェアの取り付け、ケーブルの接続、お
よびシステムの電源オンの方法について説明します。
インストールの開始前に
FlashSystem 840 の取り付けを開始する前に、発注品を梱包から取り出し、内容を確
認してください。
システムの取り付けを開始し、取り付け手順に従います。発注品を検査し、ハード
ウェア・コンポーネントについて把握し、環境要件が満たされていることを確認し
ます。次に、ハードウェアを取り付け、データ・ケーブルと電源コードを接続しま
す。取り付けが終了したら、管理 GUI にアクセスしてシステムを初期化します。
必要な工具
システムの取り付けには、マイナス・ドライバーと 2 本のイーサネット・ケーブル
が必要です。
以下の情報について理解します
v 装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。 フル搭載
されたエンクロージャーの重量は約 26 kg (57 lbs) です。 エンクロージャーを
持ち上げてラックに取り付ける場合またはラックからエンクロージャーを取り外
す場合は、少なくとも 2 人で作業する必要があります。
18-32 kg (39.7-70.5 lbs)
32-55 kg (70.5-121.2 lbs)
55 kg ( 121.2 lbs)
svc00146
注意:
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
(27)
また、機器を満載したラックは重いので注意してください。
危険: 重量のある装置を扱う場合、取り扱いを誤ると身体傷害または装置損傷が
発生するおそれがあります。 (D006)
v システムの電源をオンにする手順がこの製品で使用する指示と多少異なっている
場合でも、以下の予防措置を守ってください。
© Copyright IBM Corp. 2013,
9
危険
システムで作業する場合は、以下の予防措置を守ってください。
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電圧および電流は危険です。 感
電を防ぐために次の事項を守ってください。
– IBM から電源コードが提供されている場合、このユニットへの電源の接続
は、IBM 提供の電源コードのみを使用してください。その他の製品には、
IBM 提供の電源コードを使用しないでください。
– 電源機構アセンブリーを開いたり、保守したりしないでください。
– 雷雨の間はケーブルの接続や切り離し、または本製品の設置、保守、再構成
を行わないでください。
– 製品が複数の電源コードを備えている場合があります。 危険な電圧をすべ
て除去するには、すべての電源コードを切り離してください。
– すべての電源コードは正しく配線され接地されたコンセントに接続してくだ
さい。 システムの定格プレートに従い、コンセントが正しい電圧と相回転
を提供していることを確認してください。
– この製品に接続する機器があれば正しく配線されたコンセントに接続してく
ださい。
– 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
– 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の
電源もオンにしないでください。
– 取り付けおよび構成手順で特別に指示されている場合を除いて、装置のカバ
ーを開く場合はその前に、必ず、接続されている電源コード、通信システ
ム、ネットワーク、およびモデムを切り離してください。
– ご使用の製品または接続された装置の取り付け、移動、またはカバーの取り
外しを行う場合には、次の手順の説明に従ってケーブルの接続および切り離
しを行ってください。
ケーブルの切り離し手順:
1. すべての電源を切ります (別の指示がない場合)。
2. 電源コードをコンセントから取り外します。
3. 信号ケーブルをコネクターから取り外します。
4. すべてのケーブルを装置から取り外します。
ケーブルの接続手順:
1. すべての電源を切ります (別の指示がない場合)。
2. すべてのケーブルを装置に接続します。
3. 信号ケーブルをコネクターに接続します。
4. 電源コードをコンセントに接続します。
5. 装置の電源を入れます。
– システムの内部および周辺に鋭利な先端、角、およびジョイントが存在する
可能性があります。 装置を取り扱う場合は、手や指に怪我をしないよう注
意してください。 (D005)
出荷伝票の確認
システムと一緒にパッキング・リストが提供されます。リストに記載されているす
10
FlashSystem 840: インストール・ガイド
べてのコンポーネントを受け取ったことを確認してください。
ボックスごとに出荷伝票があります。出荷伝票に記載されている品目とボックス内
の品物が一致し、注文したすべてのオプション品目が含まれていることを確認しま
す。発注品によっては、出荷物に追加品目が含まれている場合があります。
__ v
エンクロージャー
__ v 2 本の電源ケーブル
__ v レール・キットおよびねじ
__ v 2 個のバッテリー・モジュール
__ v インストール・ポスター
__ v 資料パック。この資料パックには、資料と、システムの初期化に使用する USB
フラッシュ・ドライブが含まれています。オプションの暗号化機能を購入した
場合は、追加の USB ドライブが含まれています。
__ v ネットワーク・ケーブル
SFP トランシーバーなど、他の品目がシステムに付属している場合もあります。
ハードウェアの取り付け
レールのセットアップ、システム・ハードウェアの取り付け、ケーブルの接続、お
よびシステムの電源オンの方法について説明します。
サポート・レールの取り付け
エンクロージャーを取り付ける前に、最初にサポート・レールを取り付ける必要が
あります。
手順
サポート・レールを取り付けるには、以下のステップを実行します。
1. ラック・マウント・レールおよびねじを見つけます ( 12 ページの図 1)。 レー
ル・アセンブリーは、ラック・キャビネットに取り付ける必要がある 2 つのレ
ールから構成されます。
第 2 章 ハードウェアの取り付け
11
v3500168
図 1. ラック・マウント・レールおよびねじ
2. ラック・マウント・レールには U 字形のボルト (図 1 を参照) が取り付けられ
ている場合があります。これはレールの取り付け前に取り外す必要がありま
す。 U ボルトがある場合は、その U ボルトをレールに固定している 2 つの
ナットを取り外して、そのボルトを取り外します。
3. レールの 1 つに貼り付けられているスプリングを取り外します。
4. 各レールの外側にスプリングを取り付けます。
a. レール上の止め金具にスプリングの円状の端を取り付けます ( 13 ページの図
2を参照)。
b. スプリングを引っ張りながら、レール上のタブにスプリングのフック状の端
を取り付けます。
12
FlashSystem 840: インストール・ガイド
v3500067
図 2. レール・スプリングの取り付け
5. ラック・キャビネットの前面で、サポート・レールを取り付けるラック内に 2
個の標準ラック・ユニット (2U) 分のスペースが確保されていることを確認し
ます。 図 3 は、前部の取り付け用の穴の位置が示された 2 ラック・ユニット
を示したものです。
1
2
v3500162
3
図 3. ラック前面の穴の位置
v 1 上段のレール・マウント・ブラケット・ピン
第 2 章 ハードウェアの取り付け
13
v 2 ラック・マウント用のねじ穴
v 3 下段のレール・マウント・ブラケット・ピン
注: 各レールの前面ブラケットと背面ブラケットには、それぞれ 2 個の中サイ
ズのブラケット・ピンが付属しています。中サイズのブラケット・ピンは、19
インチの IBM ラック・キャビネットへの取り付け用です。IBM 製ではないラ
ック・キャビネットにストレージ・エンクロージャーを取り付ける場合は、レ
ールの前部と後部にある中サイズのブラケット・ピン・セットを、レール・キ
ットに含まれる、より小さなブラケット・ピンまたはより大きなブラケット・
ピンに交換しなければならない場合があります。
6. レールの両端で、タブ 1 をつかんでしっかりと 引き、ヒンジ・ブラケット
を開きます (図 4を参照)。
v3500116
1
図 4. ヒンジ・ブラケットを開く
7. レール・ブラケットの穴を、前面と背面のラック・キャビネット・フランジ上
の穴に位置合わせします。ラック・キャビネットの内側でレールの位置が合っ
ていることを確認します。
14
FlashSystem 840: インストール・ガイド
tms00038
8. レールの後部で、2 つのブラケット・ピンをラック・フランジの穴に押し込
み、後部のヒンジ・ブラケットを閉めてレールをレール・キャビネット・フラ
ンジに固定します (図 5を参照)。
図 5. ヒンジ・ブラケットを閉じて後部ねじを取り付ける
9. レールの前部で、2 つのブラケット・ピンをラック・フランジの穴に押し込
み、前部のヒンジ・ブラケットを閉めてレールをレール・キャビネット・フラ
ンジに固定します (図 5を参照)。
10. 上側のマウント・ピンと下側のマウント・ピンの間に M5 ねじを取り付けて、
レールの後部をラック後部のフランジに固定します (図 5 を参照)。
11. ステップ 7 (14 ページ) から 10 を繰り返して、反対側のレールをラック・キャ
ビネットに固定します。
エンクロージャーの取り付け
エンクロージャーの設置場所計画に従って、エンクロージャーをラックに取り付け
ます。
第 2 章 ハードウェアの取り付け
15
このタスクについて
注意:
この部品または装置の重量は 18 kg から 32 kg の間です。この部品または装置を
安全に持ち上げるには、2 人必要です。 (C009)
v ラックの安定性を確保するために、ラックの下部から順に取り付けます。ラック
の上部から下に向けて空にします。
重要: エンクロージャーとバッテリー・モジュールは別々に出荷されます。バッテ
リー・モジュールは、エンクロージャーをラックに取り付けた後に取り付ける必要
があります。
手順
エンクロージャーを取り付けるには、以下のステップを実行します。
tms00021
1. エンクロージャーの位置をラック・キャビネットの前面に合わせます。
図 6. エンクロージャーの挿入
2. エンクロージャーが完全に挿入されるまで、レールに沿って注意深くエンクロー
ジャーをラックにスライドさせます(図 6 を参照)。
注: レールは、部分的に挿入されたエンクロージャーを保持するようには設計さ
れていません。 エンクロージャーは常に、完全に挿入された位置でなければな
りません。
3. エンクロージャーの両側面にあるラック・マウントねじ穴にねじを取り付けて、
エンクロージャーをラックに固定します。
4. 2 つのバッテリー・モジュールを取り付けます。
管理ポートのイーサネット・ケーブルの接続
システム上の管理ポートへのイーサネット・ケーブルの接続方法について説明しま
す。
16
FlashSystem 840: インストール・ガイド
このタスクについて
システム管理の接続の冗長性を確保するために、イーサネット・ケーブルは、エン
クロージャー内のそれぞれのキャニスターの管理ポートに接続してください。
次の図は、各キャニスターの管理ポート・コネクターの位置を示しています。
図 7. 管理ポート・コネクター
1 管理ポート・コネクター
手順
イーサネット・ケーブルを各キャニスターの管理ポートに接続します。
ファイバー・チャネル、FCoE、または InfiniBand のケーブルの
接続
ファイバー・チャネル (FC)、Fibre Channel over Ethernet (FCoE)、または
InfiniBand のケーブルをシステムに接続する方法について説明します。
このタスクについて
エンクロージャーには 4 枚のインターフェース・カード (キャニスターごとに 2
枚) が装備されています。次の図に示すように、インターフェース・カードはエン
クロージャーの背面パネル上にあります。
注: ご使用のシステムのインターフェース・カードの外観は、ここに示すものと異
なる場合があります。
図 8. インターフェース・カード
1 インターフェース・カード
2,3 インターフェース・カードのポート LED
第 2 章 ハードウェアの取り付け
17
v FC インターフェース・カードには 4 つのポートがあります。8 Gb カードの場
合、カードごとに 4 つすべてのポートがサポートされます。 16 Gb カードの場
合、カードごとに左の 2 つのポートのみがサポートされます。
v FCoE インターフェース・カードには 4 つのポートがあります。
v InfiniBand インターフェース・カードには 2 つのポートがあります。
次のようにして、システム上のインターフェース・カードにケーブルを接続しま
す。
v FC または FCoE ケーブルを接続する場合は、適切な SFP トランシーバーをポ
ートに差し込んでから、ケーブルをその SFP トランシーバーに接続します。
v InfiniBand ケーブルを接続する場合は、ケーブルを直接インターフェース・カー
ド上のポートに接続します。
電源コードの接続
電源コードの接続とシステムの電源オンの方法について説明します。
このタスクについて
システムの電源をオンにするには、以下の手順を実行します。
注: 電源機構が 1 つしか接続されていない場合でもシステムは動作しますが、この
構成は推奨されません。提供されている電源コードを使用して、各電源機構を給電
部に接続します。可能であれば、各電源コードをそれぞれ別の回路に接続してくだ
さい。
次の図に、電源機構上の電源コネクターの位置を示します。
図 9. 電源コネクターの位置
1,2 電源コネクター
手順
1. 2 本の電源コードをシステム上の 2 つの電源コネクターに接続します。
2. 2 本の電源コードを正しく接地された電源コンセントに差し込みます。電源
LED がオンになり、明滅した後に点灯したままになるまで待ちます。この処理
には最大 10 分かかる場合があります。
次の図は、システムの始動後にシステムの状況を表示する、エンクロージャーの
背面パネルにあるキャニスター LED を示しています。各キャニスターには、こ
18
FlashSystem 840: インストール・ガイド
れらの LED が 1 組ずつあります。
図 10. キャニスター LED
1 キャニスター電源 LED
2 キャニスター状況 LED
3 キャニスター・アクティビティー LED
4 キャニスター識別 LED
5 チェック・ログ LED
6 キャニスター障害 LED
3. システムの電源オン自己診断テスト (POST) が完了したら、各キャニスター上の
LED は次のように表示されます。
v 両方のキャニスターの緑色の電源 LED がオンになります。
v 両方のキャニスターの緑色の状況 LED が明滅します。
v 両方のキャニスターのオレンジ色のチェック・ログ LED およびキャニスター
障害 LED が両方ともオフになります。
第 2 章 ハードウェアの取り付け
19
20
FlashSystem 840: インストール・ガイド
第 3 章 システムの初期化
新規システムを取り付け、電源をオンにしたら、新規システムを使用するためにそ
の初期化を行う必要があります。
暗号化ライセンスを購入している場合は、そのライセンスを使用してシステムを初
期化できます。あるいは、暗号化を使用せずにシステムを初期化することもできま
す。
暗号化ライセンスを使用するシステムの初期化
暗号化ライセンスを使用してシステムを初期化する方法について説明します。
システムを初期化するには、提供された 3 つの USB フラッシュ・ドライブを使用
します。システムを初期化したら、管理 GUI にアクセスして構成手順を完了しま
す。
注: 管理 GUI を使用するにはサポートされる Web ブラウザーが必要です (サポー
トされる Web ブラウザーのリストについては、『計画』の章に記載されている
Web ブラウザーの要件を参照してください)。
新規システムを初期化する手順は、ご使用のコンピューターのオペレーティング・
システムによって異なります。
Microsoft Windows コンピューターでのシステムの初期化
Microsoft Windows コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属
の USB フラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Microsoft Windows 7 (64 ビット) または XP (32 ビット) に対して有
効です。この手順は、新規コントロール・エンクロージャーを初期化する場合にの
み使用します。
手順
システムを初期化するには、以下のステップを実行します。
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
© Copyright IBM Corp. 2013,
21
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
– 日時を自動設定するための Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP
アドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の 3 つの USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つ
けます。
注: システム用に暗号化ライセンスを購入した場合、3 つの USB フラッシ
ュ・ドライブがシステムに付属しています。 3 つの USB フラッシュ・ドライ
ブにはすべて、初期化ツールと、暗号鍵の生成に使用されるスクリプトが含ま
れています。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 初期化ツールを開始するには、USB フラッシュ・ドライブを開き、
InitTool.bat をダブルクリックします。 初期化ツール ウィザードが開始され
ます。
5. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
6. 「暗号化」ページで、「はい」を選択して、システム用に暗号化をアクティブ
にするためのライセンスを購入済みであることを示します。
7. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
8. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
9. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
します。 23 ページの図 11 に、USB ポートの位置を示します。
22
FlashSystem 840: インストール・ガイド
tms00033
2
1
図 11. USB ポート
1,2 USB ポート
図 12. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
10. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 12 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
11. システムを初期化したら、USB フラッシュ・ドライブをキャニスターから取り
外します。 USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに再
挿入します。
12. 「バックアップ・ドライブ (Backup Drive)」ページで、ご使用のコンピュータ
ーによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出されます。ドライブの
ターゲット位置が示されます。鍵を含む USB フラッシュ・ドライブの追加コ
ピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。
重要: 鍵の保護対策として、USB フラッシュ・ドライブのコピーを少なくとも
3 つ用意することが重要です。その鍵の追加コピーを他の種類のストレージに
も作成する必要があります (同じシステムに鍵を保管しても意味がありませ
ん。鍵が必要になる事態が生じた場合、そのシステムはロックされてしまうた
めです。) 保護 (暗号化) が有効になっている FlashSystem 840 をアンロックす
るには鍵が必要なため、鍵のコピーをすべて失うと、FlashSystem 840 内のすべ
てのデータを失うことになります。鍵は、少なくともデータと同程度の復元対
策を行って保管する必要があります。
13. ご使用のコンピューターによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出
されます。ドライブのターゲット位置が示されます。
第 3 章 システムの初期化
23
14. ターゲットの USB フラッシュ・ドライブを選択します。複数の USB フラッ
シュ・ドライブが検出された場合、「ターゲット」ドロップダウン・メニュー
から USB フラッシュ・ドライブを選択します。「コピー」をクリックしま
す。 USB フラッシュ・ドライブがコピーされると、そのドライブはターゲッ
ト位置から削除されます。
15. 新規のターゲットを選択するか別の USB フラッシュ・ドライブを挿入して、
「コピー」をクリックします。システムの初期化に使用された USB フラッシ
ュ・ドライブのコピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。少なくとも
2 つのコピーを作成したら、「次へ」をクリックします。
16. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。 システム
管理 GUI が表示されます。
17.
ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインしま
す。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
18. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
Linux コンピューターでのシステムの初期化
Linux コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属の USB フ
ラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Red Hat Enterprise Server 5 または Ubuntu デスクトップ 11.04 に有
効です。この手順は、新規コントロール・エンクロージャーを初期化する場合にの
み使用します。
手順
システムを初期化するには、以下のステップを実行します。
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
24
FlashSystem 840: インストール・ガイド
– 日時の自動設定のために Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP ア
ドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の 3 つの USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つ
けます。
注: システム用に暗号化ライセンスを購入した場合、3 つの USB フラッシ
ュ・ドライブがシステムに付属しています。 3 つの USB フラッシュ・ドライ
ブにはすべて、初期化ツールと、暗号鍵の生成に使用されるスクリプトが含ま
れています。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 端末ウィンドウを開きます。
5. USB フラッシュ・ドライブのルート・ディレクトリーを指定します。 これは
通常、/media/ ディレクトリーにあります。自動マウント・システムを使用し
ている場合、mount コマンドを入力することでルート・ディレクトリーを指定
することができます。
6. 次を入力します。sh InitTool.sh 初期化ツール ウィザードが開始されます。
7. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
8. 「暗号化」ページで、「はい」を選択して、システム用に暗号化をアクティブ
にするためのライセンスを購入済みであることを示します。
9. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
10. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
1
2
tms00033
11. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
します。 図 13 に、USB ポートの位置を示します。
図 13. USB ポート
1,2 USB ポート
第 3 章 システムの初期化
25
図 14. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
12. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 14 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
13. 「バックアップ・ドライブ (Backup Drive)」ページで、ご使用のコンピュータ
ーによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出されます。ドライブの
ターゲット位置が示されます。鍵を含む USB フラッシュ・ドライブの追加コ
ピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。
重要: 鍵の保護対策として、USB フラッシュ・ドライブのコピーを少なくとも
3 つ用意することが重要です。その鍵の追加コピーを他の種類のストレージに
も作成する必要があります (同じシステムに鍵を保管しても意味がありませ
ん。鍵が必要になる事態が生じた場合、そのシステムはロックされてしまうた
めです。) 保護 (暗号化) が有効になっている FlashSystem 840 をアンロックす
るには鍵が必要なため、鍵のコピーをすべて失うと、FlashSystem 840 内のすべ
てのデータを失うことになります。鍵は、少なくともデータと同程度の復元対
策を行って保管する必要があります。
14. ご使用のコンピューターによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出
されます。ドライブのターゲット位置が示されます。
15. ターゲットの USB フラッシュ・ドライブを選択します。複数の USB フラッ
シュ・ドライブが検出された場合、「ターゲット」ドロップダウン・メニュー
から USB フラッシュ・ドライブを選択します。「コピー」をクリックしま
す。 USB フラッシュ・ドライブがコピーされると、そのドライブはターゲッ
ト位置から削除されます。
16. 新規のターゲットを選択するか別の USB フラッシュ・ドライブを挿入して、
「コピー」をクリックします。システムの初期化に使用された USB フラッシ
ュ・ドライブのコピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。少なくとも
2 つのコピーを作成したら、「次へ」をクリックします。
17. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。 システム
管理 GUI が表示されます。
18.
ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインしま
す。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
26
FlashSystem 840: インストール・ガイド
19. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
Apple Macintosh コンピューターでのシステムの初期化
Apple Macintosh コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属の
USB フラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Apple MacOS X 10.7 に対して有効です。この手順は、新規コントロ
ール・エンクロージャーを初期化する場合にのみ使用します。
手順
システムを初期化するには、以下のステップを実行します。
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
– 日時の自動設定のために Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP ア
ドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の 3 つの USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つ
けます。
注: システム用に暗号化ライセンスを購入した場合、3 つの USB フラッシ
ュ・ドライブがシステムに付属しています。 3 つの USB フラッシュ・ドライ
ブにはすべて、初期化ツールと、暗号鍵の生成に使用されるスクリプトが含ま
れています。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 端末ウィンドウを開きます。
5. USB フラッシュ・ドライブのルート・ディレクトリーを指定します。 ルー
ト・ディレクトリーは通常、/Volumes/ ディレクトリーにあります。
6. 次を入力します。sh InitTool.sh 初期化ツール ウィザードが開始されます。
第 3 章 システムの初期化
27
7. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
8. 「暗号化」ページで、「はい」を選択して、システム用に暗号化をアクティブ
にするためのライセンスを購入済みであることを示します。
9. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
10. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
2
1
tms00033
11. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
します。 図 15 に、USB ポートの位置を示します。
図 15. USB ポート
1,2 USB ポート
図 16. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
12. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 16 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
13. 「バックアップ・ドライブ (Backup Drive)」ページで、ご使用のコンピュータ
ーによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出されます。ドライブの
28
FlashSystem 840: インストール・ガイド
ターゲット位置が示されます。鍵を含む USB フラッシュ・ドライブの追加コ
ピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。
重要: 鍵の保護対策として、USB フラッシュ・ドライブのコピーを少なくとも
3 つ用意することが重要です。その鍵の追加コピーを他の種類のストレージに
も作成する必要があります (同じシステムに鍵を保管しても意味がありませ
ん。鍵が必要になる事態が生じた場合、そのシステムはロックされてしまうた
めです。) 保護 (暗号化) が有効になっている FlashSystem 840 をアンロックす
るには鍵が必要なため、鍵のコピーをすべて失うと、FlashSystem 840 内のすべ
てのデータを失うことになります。鍵は、少なくともデータと同程度の復元対
策を行って保管する必要があります。
14. ご使用のコンピューターによって USB フラッシュ・ドライブが自動的に検出
されます。ドライブのターゲット位置が示されます。
15. ターゲットの USB フラッシュ・ドライブを選択します。複数の USB フラッ
シュ・ドライブが検出された場合、「ターゲット」ドロップダウン・メニュー
から USB フラッシュ・ドライブを選択します。「コピー」をクリックしま
す。 USB フラッシュ・ドライブがコピーされると、そのドライブはターゲッ
ト位置から削除されます。
16. 新規のターゲットを選択するか別の USB フラッシュ・ドライブを挿入して、
「コピー」をクリックします。システムの初期化に使用された USB フラッシ
ュ・ドライブのコピーを少なくとも 2 つ作成する必要があります。少なくとも
2 つのコピーを作成したら、「次へ」をクリックします。
17. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。 システム
管理 GUI が表示されます。
18.
ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインしま
す。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
19. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
暗号化を使用しないシステムの初期化
ご使用のコンピューターによってシステムを初期化する方法について説明します。
システムを初期化するには、提供された USB フラッシュ・ドライブを使用しま
す。システムを初期化したら、管理 GUI にアクセスして構成手順を完了します。
注: 管理 GUI を使用するにはサポートされる Web ブラウザーが必要です (サポー
トされる Web ブラウザーのリストについては、『計画』の章に記載されている
Web ブラウザーの要件を参照してください)。
新規システムを初期化する手順は、ご使用のコンピューターのオペレーティング・
システムによって異なります。
Microsoft Windows コンピューターでのシステムの初期化
Microsoft Windows コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属
の USB フラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
第 3 章 システムの初期化
29
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Microsoft Windows 7 (64 ビット) または XP (32 ビット) に対して有
効です。この手順は、新規コントロール・エンクロージャーを初期化する場合にの
み使用します。
手順
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
– 日時の自動設定のために Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP ア
ドレス
– アラートの通知送信用に Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバー
の IP アドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つけま
す。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 初期化ツールを開始するには、USB フラッシュ・ドライブを開き、
InitTool.bat をダブルクリックします。 初期化ツール ウィザードが開始され
ます。
5. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
6. 「暗号化」ページで、「いいえ」を選択して、システムで暗号化をアクティブ
にするためのライセンスがないことを示します。
7. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
30
FlashSystem 840: インストール・ガイド
8. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
2
1
tms00033
9. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
します。 図 17 に、USB ポートの位置を示します。
図 17. USB ポート
1,2 USB ポート
図 18. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
10. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 18 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
11. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。システム
管理 GUI が表示されます。
12. ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインします。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
13. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
Linux コンピューターでのシステムの初期化
Linux コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属の USB フ
ラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
第 3 章 システムの初期化
31
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Red Hat Enterprise Server 5 または Ubuntu デスクトップ 11.04 に有
効です。この手順は、新規コントロール・エンクロージャーを初期化する場合にの
み使用します。
手順
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
– 日時の自動設定のために Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP ア
ドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つけま
す。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 端末ウィンドウを開きます。
5. USB フラッシュ・ドライブのルート・ディレクトリーを指定します。 これは
通常、/media/ ディレクトリーにあります。自動マウント・システムを使用し
ている場合、mount コマンドを入力することでルート・ディレクトリーを指定
することができます。
6. 次を入力します。sh InitTool.sh 初期化ツール ウィザードが開始されます。
7. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
8. 「暗号化」ページで、「いいえ」を選択して、システムで暗号化をアクティブ
にするためのライセンスがないことを示します。
9. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
10. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
32
FlashSystem 840: インストール・ガイド
2
1
tms00033
11. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
します。 図 19 に、USB ポートの位置を示します。
図 19. USB ポート
1,2 USB ポート
図 20. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
12. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 20 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
13. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。システム
管理 GUI が表示されます。
14. ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインします。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
15. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
Apple Macintosh コンピューターでのシステムの初期化
Apple Macintosh コンピューターで新規システムを初期化するには、発注品に付属の
USB フラッシュ・ドライブ初期化ツールを使用します。
始める前に
v この手順は、エンクロージャーの物理的な取り付けの完了後に開始します。
第 3 章 システムの初期化
33
v 初期化手順を実行するには、コンピューターが必要です。コンピューターには
USB ポートが必要です。
v コンピューターがシステムとネットワーク接続されていない場合は、システムの
管理に使用するコンピューターを使用してください。サポートされているブラウ
ザーを開始し、システムに指定した管理アドレスをブラウザーに指定します。
このタスクについて
この手順は、Apple MacOS X 10.7 に対して有効です。この手順は、新規コントロ
ール・エンクロージャーを初期化する場合にのみ使用します。
手順
1. システムの構成に使用する情報を収集します。
v システムの管理に使用する IP ネットワーク・アドレスが必要です。
– IP アドレス
– サブネット・マスク
– ゲートウェイ
v その他の情報はオプションですが、追加機能を使用可能にする場合に役立ち
ます。
– 日時の自動設定のために Network Time Protocol (NTP) サーバーの IP ア
ドレス
– アラートの自動通知を送信するための Simple Mail Transfer Protocol
(SMTP) サーバーの IP アドレス。このコール・ホーム機能を有効にする
と、システムはシステム・ヘルスおよび障害を IBM に通知します。
2. 発注品に付属の USB フラッシュ・ドライブを資料パックの中から見つけま
す。
3. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
4. 端末ウィンドウを開きます。
5. USB フラッシュ・ドライブのルート・ディレクトリーを指定します。 ルー
ト・ディレクトリーは通常、/Volumes/ ディレクトリーにあります。
6. 次を入力します。sh InitTool.sh 初期化ツール ウィザードが開始されます。
7. 「タスク」ページで、「はい」を選択して新規システムを構成します。既にシ
ステムの初期化が済んでいても、システムにアクセスできない場合は、「いい
え」を選択します。「いいえ」を選択すると、追加のオプションが選択できる
ようになります。詳しくは、手順: スーパーユーザー・パスワードをリセットす
るまたは手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照
してください。
8. 「暗号化」ページで、「いいえ」を選択して、システムで暗号化をアクティブ
にするためのライセンスがないことを示します。
9. 「管理 IP」ページで、「IP アドレス」、「サブネット・マスク」、および
「ゲートウェイ」に情報を入力します。「適用して次へ」をクリックします。
10. 先に進む前に、システムの電源がオンになっていることを確認します。
11. USB フラッシュ・ドライブをコンピューターから取り外します。USB ドライ
ブを左側のキャニスターのポートに挿入して、システムを初期化できるように
34
FlashSystem 840: インストール・ガイド
2
1
tms00033
します。 図 21 に、USB ポートの位置を示します。
図 21. USB ポート
1,2 USB ポート
図 22. 状況 LED および識別 LED
1 キャニスター状況 LED
2 キャニスター識別 LED
12. 初期化が完了すると、青色の識別 LED がオフになり、キャニスターの状況
LED が点灯して、キャニスターがクラスター化されたことを示します。この処
理には最大 3 分かかる場合があります。 図 22 に、背面パネル上の状況 LED
および識別 LED の位置を示します。
13. システムの初期化が正常に完了したら、「完了」をクリックします。システム
管理 GUI が表示されます。
14. ユーザー名 superuser およびパスワード passw0rd を使用してログインします。
注: パスワードの 0 は数字のゼロです (英字の O ではありません)。
15. 画面上の指示に従って、システムのセットアップを開始します。
第 3 章 システムの初期化
35
36
FlashSystem 840: インストール・ガイド
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合
があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM
の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービス
に言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能
であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を
侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用す
ることができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を
保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実
施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ
せは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
日本アイ・ビー・エム株式会社
法務・知的財産
知的財産権ライセンス渉外
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM お
よびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提
供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むす
べての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっ
ては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限
を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的
に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随
時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を
行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のた
め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ
ん。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありま
せん。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うこと
のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま
す。
© Copyright IBM Corp. 2013,
37
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプロ
グラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の
相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする
方は、下記に連絡してください。
IBM Corporation
Almaden Research
650 Harry Road
Bldg 80, D3-304, Department 277
San Jose, CA 95120-6099
U.S.A.
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができま
すが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、
IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれ
と同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定された
ものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値
が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一
部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があ
ります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要がありま
す。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公
に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行
っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の
要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それら
の製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回
される場合があり、単に目標を示しているものです。
表示されている IBM の価格は IBM が小売り価格として提示しているもので、現行
価格であり、通知なしに変更されるものです。卸価格は、異なる場合があります。
本書はプランニング目的としてのみ記述されています。記述内容は製品が使用可能
になる前に変更になる場合があります。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。よ
り具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品
などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであ
り、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎませ
ん。
著作権使用許諾:
38
FlashSystem 840: インストール・ガイド
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を
例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されていま
す。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラット
フォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプ
リケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式
においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することが
できます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを
経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、
利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。
サンプル・プログラムは特定物として現存するままの状態で提供されるものであ
り、いかなる保証も提供されません。 IBM は、お客様の当該サンプル・プログラ
ムの使用から生ずるいかなる損害に対しても一切の責任を負いません。
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示さ
れない場合があります。
商標
IBM、IBM ロゴ、および ibm.com® は、International Business Machines Corp. の米
国およびその他の国における商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞ
れ IBM または各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リスト
については、Web www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlにある『Copyright and trademark
information』をご覧ください。
Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴは、Adobe Systems Incorporated の
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft、Windows、および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国および
その他の国における商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合が
あります。
電波障害自主規制特記事項
本セクションでは、アメリカ合衆国およびその他国における電波障害自主規制特記
事項またはステートメントについて説明します。
Federal Communications Commission (FCC) statement
This explains the Federal Communications Commission's (FCC’s) statement.
This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class A
digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to
provide reasonable protection against harmful interference when the equipment is
operated in a commercial environment. This equipment generates, uses, and can radiate
radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the
instruction manual, might cause harmful interference to radio communications.
特記事項
39
Operation of this equipment in a residential area is likely to cause harmful
interference, in which case the user will be required to correct the interference at his
own expense.
Properly shielded and grounded cables and connectors must be used in order to meet
FCC emission limits. IBM is not responsible for any radio or television interference
caused by using other than recommended cables and connectors, or by unauthorized
changes or modifications to this equipment. Unauthorized changes or modifications
could void the user's authority to operate the equipment.
This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the
following two conditions: (1) this device might not cause harmful interference, and (2)
this device must accept any interference received, including interference that might
cause undesired operation.
Industry Canada compliance statement
This Class A digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
Cet appareil numérique de la classe A est conform à la norme NMB-003 du Canada.
Australia and New Zealand Class A Statement
Attention: This is a Class A product. In a domestic environment this product might
cause radio interference in which case the user might be required to take adequate
measures.
European Union Electromagnetic Compatibility Directive
This product is in conformity with the protection requirements of European Union
(EU) Council Directive 2004/108/EC on the approximation of the laws of the Member
States relating to electromagnetic compatibility. IBM cannot accept responsibility for
any failure to satisfy the protection requirements resulting from a non-recommended
modification of the product, including the fitting of non-IBM option cards.
Attention:This is an EN 55022 Class A product. In a domestic environment this
product might cause radio interference in which case the user might be required to
take adequate measures.
Responsible Manufacturer:
International Business Machines Corp.
New Orchard Road
Armonk, New York 10504
914-499-1900
European community contact:
IBM Deutschland GmbH
Technical Regulations, Department M372
40
FlashSystem 840: インストール・ガイド
IBM-Allee 1, 71139 Ehningen, Germany
Tele: +49 7032 15-2941
Email: [email protected]
Germany Electromagnetic Compatibility Directive
Deutschsprachiger EU Hinweis: Hinweis für Geräte der Klasse A EU-Richtlinie
zur Elektromagnetischen Verträglichkeit
Dieses Produkt entspricht den Schutzanforderungen der EU-Richtlinie 2004/108/EG zur
Angleichung der Rechtsvorschriften über die elektromagnetische Verträglichkeit in den
EU-Mitgliedsstaaten und hält die Grenzwerte der EN 55022 Klasse A ein.
Um dieses sicherzustellen, sind die Geräte wie in den Handbüchern beschrieben zu
installieren und zu betreiben. Des Weiteren dürfen auch nur von der IBM empfohlene
Kabel angeschlossen werden. IBM übernimmt keine Verantwortung für die Einhaltung
der Schutzanforderungen, wenn das Produkt ohne Zustimmung der IBM verändert bzw.
wenn Erweiterungskomponenten von Fremdherstellern ohne Empfehlung der IBM
gesteckt/eingebaut werden.
EN 55022 Klasse A Geräte müssen mit folgendem Warnhinweis versehen werden:
"Warnung: Dieses ist eine Einrichtung der Klasse A. Diese Einrichtung kann im
Wohnbereich Funk-Störungen verursachen; in diesem Fall kann vom Betreiber verlangt
werden, angemessene Mabnahmen zu ergreifen und dafür aufzukommen."
Deutschland: Einhaltung des Gesetzes über die elektromagnetische Verträglichkeit
von Geräten
Dieses Produkt entspricht dem "Gesetz über die elektromagnetische Verträglichkeit von
Geräten (EMVG)." Dies ist die Umsetzung der EU-Richtlinie 2004/108/EG in der
Bundesrepublik Deutschland.
Zulassungsbescheinigung laut dem Deutschen Gesetz über die elektromagnetische
Verträglichkeit von Geräten (EMVG) (bzw. der EMC EG Richtlinie 2004/108/EG)
für Geräte der Klasse A
Dieses Gerät ist berechtigt, in übereinstimmung mit dem Deutschen EMVG das
EG-Konformitätszeichen - CE - zu führen.
Verantwortlich für die Einhaltung der EMV Vorschriften ist der Hersteller:
International Business Machines Corp.
New Orchard Road
Armonk,New York 10504
Tel: 914-499-1900
Der verantwortliche Ansprechpartner des Herstellers in der EU ist:
IBM Deutschland GmbH
Technical Regulations, Abteilung M372
特記事項
41
IBM-Allee 1, 71139 Ehningen, Germany
Tele: +49 7032 15-2941
Email: [email protected]
Generelle Informationen:
Das Gerät erfüllt die Schutzanforderungen nach EN 55024 und EN 55022 Klasse
A.
People's Republic of China Class A Statement
Taiwan Class A compliance statement
Taiwan Contact Information
This topic contains the product service contact information for Taiwan.
f2c00790
IBM Taiwan Product Service Contact Information:
IBM Taiwan Corporation
3F, No 7, Song Ren Rd., Taipei Taiwan
Tel: 0800-016-888
42
FlashSystem 840: インストール・ガイド
VCCI クラス A 情報技術装置
これは、VCCI協会表示について説明しています。
一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA) 表示
jjieta1
一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA) 表示 (20 A/相以下)
jjieta2
一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA) 表示 (20 A/相を超える)
Korean Communications Commission Class A Statement
This explains the Korean Communications Commission (KCC) statement.
Russia Electromagnetic Interference Class A Statement
This statement explains the Russia Electromagnetic Interference (EMI) statement.
特記事項
43
rusemi
44
FlashSystem 840: インストール・ガイド
索引
日本語, 数字, 英字, 特殊文字の
順に配列されています。なお, 濁
音と半濁音は清音と同等に扱われ
ています。
[タ行]
注意
注記 ix
安全 ix
韓国語
ドイツ
ix
環境に関する注記
危険の注記 xiii
イーサネット
(FCC) 39
Industry Canada 40
People's Republic of China
17
Taiwan
一般社団法人 電子情報技術産業協会
(JEITA) 表示 43
インストール 9
エンクロージャー 16
音圧
安全上の注意 xvi
[カ行]
環境に関する注記
危険 ix
FCoE
40
41
Federal Communications Commission
ix
ix, xvi
危険の注記 xiii
技術支援 xvii
警告の注記 x
構成
Web ブラウザー
設定 5
© Copyright IBM Corp. 2013,
electronic emission notice 39
Fibre Channel over Ethernet 17
Germany electronic emission compliance
statement 41
43
[ハ行]
H
ファイバー・チャネル 17
ブラウザー
参照: Web ブラウザー
help
[ヤ行]
IEC 60950-1 ix
InfiniBand 17
要件
TCP/IP
4
K
Korean electronic emission statement
[ラ行]
ラベル
レール
ix
11
43
N
New Zealand electronic emission
statement 40
C
Canadian electronic emission notice
contact information
Taiwan 42
D
Deutschsprachiger EU Hinweis
xvii
I
[サ行]
システムの初期化
Apple Macintosh 27, 33
Linux 24, 31
Micosoft Windows 21
Microsoft Windows 30
出荷伝票 11
商標 39
情報ヘルプ xvii
図表とテーブル
ケーブル接続表 1
静電気に弱い装置 xv
接続
管理ポートのイーサネット・ケーブル
17
電源コード 18
17
Federal Communications Commission (FCC)
G
42
42
VCCI 協会
17
FCC (Federal Communications Commission)
electronic emission notice 39
Deutschsprachiger EU Hinweis
European Union (EU) 40
x
安全上の注意 ix
音圧 xvi
安全上の注意のラベル
FC
43
43
41
ニュージーランド
ix
40
F
ix, xvi
電波障害自主規制特記事項
[ア行]
警告の注記
conformance statement
ix
環境
安全
European Union (EU), EMC Directive
41
E
EMC statement, People's Republic of
China 42
40
P
People's Republic of China, electronic
emission statement 42
T
Taiwan
電子放出に関する注意 42
contact information 42
TCP/IP
要件 4
45
U
USB フラッシュ・ドライブ
システムの初期化
暗号化 21, 24, 27
Apple Macintosh
Linux
33
31
Microsoft Windows
30
W
Web サイト
xvii
Web ブラウザー
構成 5
要件
46
5
FlashSystem 840: インストール・ガイド
部品番号: 00DJ121
GI88-4325-00
(1P) P/N: 00DJ121
Printed in Japan
Fly UP