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(案)に対するパブリックコメント結果

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(案)に対するパブリックコメント結果
能勢町学校再編整備に関する基本方針(案)のパブリックコメントに対する
意見と教育委員会の考え方
いただきましたご意見の中には、まちづくりや避難施設など教育委員会所管以外のご意見がありました。
教育委員会としては、所管以外のご意見にはお答えすることができませんので、ご了承くださるようお願い
します。
氏名等の記載のなかったご意見(無記名)は、意見のみを掲載しています。
平成 21 年 11 月
能 勢 町 教 育 委 員 会
意見に対する考え方一覧表
学校の小規模化、少人数学級の増加が見込まれる中で、これからの教育活動面への支障が危惧されています。適正な人数は、一概
に何人とは言えませんが、ある程度の集団の中での学習や活動が展開できることが望ましいことは言うまでもなく、学校の小規模化
は教員数の減少につながり、学校運営や教育活動面に与える影響も少なくはないと考えております。
今後の児童・生徒数の推移から、学校の小規模化がより進むことは避けられないことから、学力の向上や子どもの全面発達の確保
を第一義とし、学校再編、小・中学校それぞれが、学級替えができる規模として、小・中学校を各1校とすることがより望ましいと
考えます。
小・中学校の連携した教育を推進するためには、同一または近隣の敷地で建設することが望ましいと考えます。
考え方①
平成 27 年度までの児童生徒数は、出生数により把握しております。その後の急激な増加はないと見込んでおります。
考え方③
施設の耐震化費用は、現施設規模での改築や補強の費用として試算したものです。
既存の建物規模を縮小しての部分的な耐震対策は難しいと考えます。
能勢町外からの就学は、現行制度のなかでは困難と考えます。
考え方④
再編の主旨から分校などでの対応は考えておりません。
考え方⑥
策定しようとする基本方針は、平成 18 年度の「今後の学校のあり方アンケート調査」の結果や、平成 21 年度の学校教育検討委員
会の答申を踏まえ、能勢町の学校は再編整備することが望ましいとの考えから、教育委員会として基本方針を策定するものです。
学校の再編整備を進めるにあたっては、
「現在使用している校地・校舎を活用する考え方」と、「既存の校地・校舎とは別に新たな
学校を創出する考え方」の二つがあります。学校施設の耐震化が急がれることや、工事中の児童生徒への負担、ユニバーサルデザイ
ンの教育施設を早期に整える必要性から、新しい学校を創出する方が望ましいと考えます。
どのような規模の学校においても、いろいろな課題があると考えます。
考え方⑦
考え方②
考え方⑤
考え方⑧
考え方⑨
基本方針に基づく具体については、説明会などにより周知に努めて参ります。
考え方⑩
できるだけ多くの児童生徒が自己通学できる場所を選定することが一般的であると考えています。
考え方⑪
能勢の教育、子どもの将来を考えて方針を出すものです。
考え方⑫
安全な教育環境の確保には、耐震対策は重要な課題であると考えています。
考え方⑬
あたえられた職務に全力を尽くしていただきたいと思います。
考え方⑭
計画的な取り組みが必要であると考えます。
考え方⑮
番号
1
意
見
意見に対する考え方
(意見内容)
学校の小規模化、少人数学級の増加が見込まれ
西地区と東地区に小中学校を一校ずつ残し、耐震改築を行うことを希望します。
る中で、これからの教育活動面への支障が危惧さ
(理由)
れています。適正な人数は、一概に何人とは言え
児童数の減少が著しい事により、友人関係が難しくなる事やいじめに遭った児童の行き
ませんが、ある程度の集団の中での学習や活動が
場がなくなる、また中学ではクラブが少なくなるなど様々な弊害がある事は確かではあり
展開できることが望ましいことは言うまでもな
ます。これに耐震問題が浮上して益々統廃合の問題が進んできたのだろうと思います。
く、学校の小規模化は教員数の減少につながり、
私もある程度は仕方ないのではと思っていましたが、小、中学校が一校というのはあま
りにひどいと思います。効率は良いのでしょうが、少人数だからできる手厚い教育、学校
学校運営や教育活動面に与える影響も少なくはな
いと考えております。
全体が生徒の事をよく見てくれているという安心感、先生方と保護者との交流、地域の人々
今後の児童・生徒数の推移から、学校の小規模
が学校に出向くことにより地域全体が生徒達を見守る意識の向上、そんな大切な事が、今
化がより進むことは避けられないことから、学力
まで培ってきた良い教育環境が、東地域から学校がなくなることで、なくなってしまって
の向上や子どもの全面発達の確保を第一義とし、
良いのでしょうか。
学校再編、小・中学校それぞれが、学級替えがで
今子ども達は本当に手厚い教育を受けることができ、その恩恵により楽しく学校に通う
ことができています。せめて西と東に小中学校を一校づつ残し、耐震改築を行うことを希
きる規模として、小・中学校を各1校とすること
がより望ましいと考えます。①
望します。子どもの教育は、健全な社会を作るために、効率化してはいけません。子ども
達の明るい未来のために能勢ならではの良い教育環境を残して欲しいと思います。
2
・急いで決定を希望します。孫がいます。
小・中学校の連携した教育を推進するためには、
・今まで誰もが驚く様な新しい土地で、日当たりの良い所。
同一または近隣の敷地で建設することが望ましい
・能勢町全体で、小学校1校、中学校1校。
と考えます。②
・立地場所は、西に小学校、東に中学校。
他のご意見は、事業の具体化の中で参考にさせ
・建物は木造で、ぞう布がけが出来ること。
ていただきます。
・子供はスクールバス。
・大人になっても楽しい思い出が造れるように広い場所、坂がしんどい、階段が多いは×。
1
・小学校と中学校と場所を分けるのは、9年間も同じではつまらない。
3
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
学校再編整備に反対です。
(理由)
町として目指すべき方向が完全に間違っているとしか思えないからです。
単純に学校再編で効率化という目先の事象に囚われています。
確かに町は財政も厳しくあらゆる面で効率化の追求は必要ですが学校再編が与える影響
はこれからの将来に渡って甚大な影響を及ぼすと考えています。
なぜなら、学校再編によりさらに町の人口減と少子化が加速する可能性が否定できない
からです。
今、能勢町の目指すべき方向は町民を増やすことです。それができないなら
広域合併をするしかありません。
私は約15年ほど前に大阪市から移ってきましたが当時、学校が1つしかないなどとい
う状況ならば移住しなかったでしょう。
また、今住まれている方も出て行くことも考える家庭も出てくるはずです。
こうなればますます財政状況が厳しくなる一方です。
逆に考えてください。最近の少子化も少人数クラスによる密度の濃い学習環境の提供が
できている。これを町の売りにすることだってできるのです。
さらに町の土地の値段も大幅に下がっており、この不況下ですから大阪近郊で 1000 万ほ
どで戸建も持てる地域として売り込み人口増を狙うこともできます。
そうなれば学校の必要性はこれまで以上に大きくなります。
能勢町の目指すべき方向は農業だけでなく教育と居住をアピールし、人口増を図ってい
くことです。
加えて、学校再編が本当に効率化するのかという根本的な疑問もあります。
2
スクールバス数台が必要となりますからその維持、管理費は固定費として永久にかかり
ます。
少子化と耐震化を口実とした公共事業の発注が根底にあるのではないかという疑念も持
っています。
町は将来に向けた発展スキームを明確に示すとともに、学校再編を慎重に検討して頂き
たく思います。
4
(意見内容)
ご意見は、今後の学校づくりの参考にさせてい
New=Type の CommunitySchool を!!
ただきます。
この際、小、中、高一貫校として能勢町独創的なものを!!
幼稚園(保育園)も出来得れば近隣に設置する。
尚、長期計画として能勢の地の利、環境を活かして農学部を主とした大学∼大学院の設
置を併行して是非計画して下さい。
(理由)
イ 「地の利と教育の力」を以ってすれば、浄瑠璃の町、能勢町もこの期に及んでの地球環
○
境問題と文化的にも発展してゆきます。子供達も必ず我が町(能勢町)に友達をいっぱ
い連れて戻って来ます。
能勢町として内なるものからの開発、そんな人間的に魅力ある町にしてゆき度い。
ロ 行政・条例・ファイナンス絡みの諸問題は町民団結すれば必ず前向きに事運びます。行
○
政は全般に地方分権化が進む中、方法、手順は多々有るやに想定されます。
一案としては、久佐々小学校+浄瑠璃シアター裏地一面活用する法。子供達は地球の宝、
宇宙の財産を守る次期文明の種人です。
これからは、只稼ぐ事に想いを走らせるよりも、生き甲斐を産む生活共同体に向けての
具現化を是非お願い致します。
5
近年、能勢町における少子化により学校再編の方針が打ち出されていますが、私はこれ
3
意見に対する考え方①と同じ
に反対です。なぜなら、地域の学校は、その地域の防災拠点となるからです。阪神大震災
の時は多くの学校が避難場所になりました。ですから地域に耐震補強された学校は必要で
す。近くに避難場所があればあるいて避難できます。(車の運転できない人も避難できま
す。
)また避難所生活になっても日中は家に帰り、貴重品を持ち出したり、整理できます。
私の母も阪神大震災の時は、夜は避難所で寝むり、日中は家のかたづけをし、次の住む所
をさがしていました。ですから、地域の学校を防災拠点として残してほしいと思います。
そして年一回、防災の日をつくって地域の人を集め、震災、水害等を仮定し、避難所生活
を体験する事で今後何が必要かを考えていってはどうでしょう。
次に、少子化による学級人数の減少についてですが、これは、学校交流授業という形で
行ってはどうでしょうか。算数、国語、理科、社会、英語などの主要教科は少人数で学力
をつけます。その他の教科については、ささゆり号などのバスをつかい、同学年を集め授
業をします。毎日でなくても、週1∼2回でもよいので実施する。
中学校に関しても、週1∼2回でもよいので交流授業をし、放課後の部活も交流させて
はどうでしょうか。
また、地域の小学校はさらに地域に開放し、就学前の子供が学校の図書室に本を借りに
きたり、校庭で遊ぶ時間をもうけたり、小学生と交流したりします。お年寄の人もボラン
ティアでお花の手入れをしたり、校庭で運動したり、子供と交流していきます。
現在、子供達はあるいて学校に行っていますが、地域の人々はそれを見守ってくれてい
ます。そんな地域のつながりを大事にしてはいかがでしょうか。また統廃合になり、学校
までスクールバスとなると、体力、足腰の低下が考えられます。学校が始まる前にしっか
りあるいたり、運動した方が学力のアップにつながるそうです。
またスクールバスになると、バスにのり遅れた子で親が車の運転ができない。すでに親
が仕事に行ってる子供達が学校に行けなくなる事も考えられます。学校が新しくなってバ
リアフリーになっても精神的にまた家庭によっては、建物がバリアフリーでも他の部分に
4
他のご意見は、教育委員会の所管する事務事業
推進の参考にさせていただきます。
いっぱい障害があってもだめなのです。近年、いろんな地域で学校の統廃合が進められて
いますが、じゃあ能勢町もではなくて能勢が全国に先だって新しいシステムを考え、統廃
合ではなくて、地域子供を大切にする学校をマスメディア等を使って発信していくのです。
そうすれば能勢町で子育てしたいと思う人が増え、少子化に歯止めがかかるのではないで
しょうか。
また古い建物を補強しながら大切に使う事は、これからの時代必要です。ヨーロッパの
国々の様に・・・。そしてエコのために・・・。古い本棚、机もリフォームしながら大切
につかっていけたらいいですね。以上、一個人としても意見です。よろしくお願いします。
私の子供達は、土曜日は岐尼小で器械体操をならい、日曜日は田尻小学校でラクビーを
しています。いろんな小学校の子供達が活動していますが、週一回、顔を合わすだけです
がとても仲よく、練習が終ってから自転車で集まって遊んだり、夏休みなどの長期休みな
どでも遊んでいます。こんな様子を見て学校交流授業を思いつきました。新しいシステム
をつくったり、特区にしたりと少子化というマイナスをプラスにかえてはどうでしょうか。
また、今、いろんな小学校のグランド、体育館で野球、ラクビー、卓球、剣道、体操、
いろんな教室や活動が行われています。統廃合で体育館、グランドの数がへれば活動でき
ない所が出てくる事も考えられ、子供達からいろんな機会をうばう事になります。どうか
子供達からその機会をうばわないで下さい。
また、統廃合になれば、今まである小学校を解体するにもすごくお金がかかるし、解体
せずに残しても耐震補強していないので他の施設としても使えず、くちはて景観の面でも、
地域の人にも迷惑になるだけです。
統廃合の問題は、いろんな面で考えないといけない問題です。すぐに答えを出さずに、
何年も話し合って進める問題だと思います。先ずは各小学校、中学校で保護者、先生、地
域の人を集めて説明、意見交換、話しあいをし、いろんな意見を聞くべきです。
保育所の統廃合の時も、保護者を集めての説明、意見交換はなく、当時役員をしていた
5
私は自らの判断でアンケートをとりまとめ、統廃合の話し合いにのぞんでいましたが、話
し合う人の数も少なく、こんな密室で事が決められて良いのか思いました。
どうかもっと地域の人と話し合ってほしいと思います。4人の子供を育てながら日々忙
しくすごしているので文章にまとまりがありませんが、気持ちが伝わればと思い書きまし
た。
6
・今後数十年後まで先を見越して、出生数は現状と同程度の判断であるのか?(能勢町自
体の存続に関わる)
平成 27 年度までの児童生徒数は、出生数により
把握しております。その後の急激な増加はないと
・平成 10 年に 1164 人の生徒数であった子供たちが親世代となり能勢町で子育てするとき
見込んでおります。③
の受け皿としては十分なものか?(ある程度の増加は?)
更なる過疎化につながらないか。
・現状のままでの耐震補強等の試算は現状の施設を全て耐震補強したものなのか?空き教
施設の耐震化費用は、現施設規模での改築や補
室等多くなってきている現状では規模を縮小等考慮して耐震補強する方法は無いのか?
強の費用として試算したものです。既存の建物規
(方針のまま進められたとしても残った施設の利用は?)
模を縮小しての部分的な耐震対策は難しいと考え
ます。④
・能勢町外から通学希望児童の受け入れ等検討できないか?
能勢町外からの就学は、現行制度のなかでは困
難と考えます。⑤
・現状のままで分校等での対応は出来ないのか?(方針通り 1 校となった後の対応につい
て。)
再編の主旨から分校などでの対応は考えており
ません。⑥
・平日授業終了後、土日、夏休み等長期休暇、の対応に不安を感じる。
7
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
早急な学校再編整備には反対です。もっと丁寧に地域と対話する中で学校再編は行われ
策定しようとする基本方針は、平成 18 年度の
るべきだと考えます。
「今後の学校のあり方アンケート調査」の結果や、
(理由)
平成 21 年度の学校教育検討委員会の答申を踏ま
基本方針案で示されているように、「能勢町の各学校は長い歴史と伝統を持ち、それぞ
6
え、能勢町の学校は再編整備することが望ましい
れの学校が特色を出しながら学校教育をおこなってきています。また、保護者や地域住民
との考えから、教育委員会として基本方針を策定
の方々の理解や協力のもとに教育活動が展開されており学校が地域に果たして来た役割も
するものです。⑦
大きいものがある」と私も考えます。
だからこそ、基本方針はもっと保護者や地域とていねいに対話し、現在も行われている
少人数の教育が、本当に学力の保障や子どもの全面発達に影響をおよぼしているのかどう
かについて、保護者の方はどう思っているのか、地域の方々や現場の教職員はどう思って
いるのか、たくさんの方々の意見を吸い上げ、検討した上で、提案されるべきだと考えま
す。
もし学校教育検討委員会がその場であったと考えるのであれば、あまりにも少数の方
からの意見しか反映されていないのではないかと考えます。学校教育検討委員の方々は地
域や各組織の代表としてそれぞれの組織で意見を集約し発言されたわけではなく、個人と
して意見を述べられていたはずです。個人としてではなく、それぞれの組織での意見もて
いねいに取り上げながら今後の学校についてどうしていくのかを基本方針として出してい
くべきではないかと思います。
8
(意見内容)
ご意見は、今後の学校づくりの参考にさせてい
長年能勢町に住んでいる我々の思いは、今以上に子供達の豊かな将来を考えております。 ただきます。
各地区の小中学校には 100 年以上の歴史と伝統があり、我々が卒業した母校が廃校になる
ことには断腸の思いであります。しかし、全国各地でもこの様な問題が多く、度々マスコ
ミ等で取り上げられています。皆様方の貴重なご意見は私も同感でありますが、果たして
この意見が子供達にとって最良であるかが疑問視されます。大人たちの意見も大事ですが、
子供達の立場にたった意見も尊重していただきたいと思います。一クラス数名(現在、男
女児童が一人のクラスもあります)では、ドッヂボール、ソフトボール等の団体競技等に
中での個々のコミュニケーションを図ることが難しく、社会人になったときに困るのでは
ないかと危惧されます。メリット、デメリットがあることは当然ですが、デメリットの部
7
分を少しでも無くし、子供達が誇りに思える母校を創り支えていくのが我々の努めであり
ます。
小中学校を同一敷地内に建設することが再編の条件だと思います。
(理由)
① 社会性、協調性が育まれ、高学年が低学年の面倒を見るなど人格形成等にプラスの影
響があると思えます。
② 共働き家庭、子供が急に熱を出した際の迎え等の意見がありますが、現時点において
も両親等が面倒をみられているのではないでしょうか。
③ 政府も含め、これからの社会は緊縮予算の必要があり、箱物、人件費等は削る必要性
が求められていると思えます。
全国に先駆けて模範的な教育活動が実現できるよう期待しています。
9
① 能勢町の小学校は各旧村単位に設置され、それぞれ先人の苦労が積み重なった 130 年の
意見に対する考え方①と同じ
歴史を有している。教育はもとより地域の文化・社会活動の中心的よりどころとして、
町づくり・地域共同の役割を担う欠かせない施設です。これを小人数化と耐震費用のみ
で、一つに統合する考えは安易であり、今後の能勢町の発展、町づくり・地域づくりの
障害になる危険性を指摘したい。少なくとも京都・亀岡文化圏と篠山文化圏に係わる東
西二つの小・中学校を考えるべきである。
国の政治とも係わるが、能勢町の産業の新たな発展・農林業の再生、自然と調和し環
境にやさしい都市住民にも住んでみたいと思われるような町づくりと一体に学校再編
は考えるべきだと思う。
② 方針案では、廃校となる現在の全ての学校施設はどうなるのかがふれられていない。地
ご意見は、今後の学校づくりの参考とさせてい
域のコミュニティ施設に変更するにしても、耐震補強対策なしにはできないとしたら、 ただきます。
地域活動の拠点がなくなり、さびれていくばかりではないか。
③ 妙見山の近くから天王峠まで、山坂を越えてのスクールバス通学が学校教育に支障を与
8
ご意見は、今後の学校づくりの参考とさせてい
えないだろうか。バスの時間に規制されて教育活動が制限されている例は、統合後の西
ただきます。
中にもあったのではないか。ましてや、授業時間の大きく違う小学校で無理ではないだ
ろうか。
④ 何より、
「国家百年の計」に匹敵する大変革を、住民が充分議論する場も与えずに決め
意見に対する考え方⑦と同じ
るやり方は、民主的ではない。平成 16 年の教育構想検討委員会の「現時点での学校統
廃合は時期尚早」との結論が、3・4 年でがらっと変わるような教育行政のあり方は異
常だとしか言いようがない。
各地域・校区単位での説明会を開き、十分時間をかけて周知徹底したうえで、住民と
ともに決定するという手順をふむべきである。いま、政権もかわり、国の教育の考え方
も変わろうとしている時であり、それを見極めた上でも遅くはないと思うのだが。
10
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
小学校・中学校を各一校にする案に反対します。
(理由)
● 住民に対する説明を全くしていないのに、学校を減らすというのはおかしい。
今回の意見募集もすでに結論ありきで、住民の意見はきいた、という形式だけのものに
するつもりではないのか。
● 町に企業を誘致する等、子育て世代の人口が増えるような施策をまずするべきだ。
● 既存施設の耐震工事費と、新設の学校建設費・用地買収費・スクールバス運行費等、予
想される費用を全て住民に明らかにするべきだ。
● 町の将来にも影響する重大な事なので、議員のみで決めるのではなく、絶対に住民投票
をするべきだ。
● 最低でも小学校は徒歩で通える場所にあるべきだ。
● 最近は少人数クラスでの指導が評価されている。
いじめ対策にもクラス替えできる規模にするというのは、納得できない。かえって生徒
9
に目が届かなくなるはず。
小学校・中学校各一校では、9 年間人間関係はほぼ変わらなくなるのではないか。
● 東側に住む者としては、人口が多い西側ばかりを優遇するような偏った施策をされるの
は、非常に不満である。
(東側には保育所すらなくなった。
『できるだけ多くの児童が自
己通学できる場所』となると、西側になることが予想されるため)
11
(意見内容)
意見に対する考え方①②と同じ
東中校区三校には、それぞれ三地域らしい特色があります。西中校区三校には、またそ
れなりの違った西地区らしい地域と学校の特色があります。
再編を考えるとしたら、小学校区としては、せめて東1校・西1校の2小学校。既存の
耐震補強改修工事が最も可能な既存の小学校2校にする案にしてほしい。
中学校は、これまで続けてきた「連携型中高一貫教育」を更に推進していけるように1
中学校にし、府立能勢高校と併設するか、西中学校を改修工事する案にしてほしい。
(理由)
教育委員及び教育委員会は、これまでの『能勢の特色ある教育』を探究・推進・発展さ
せてこられた中核である。
教育委員会は、各学校の様々なとりくみの成果と将来への展望や地域に開かれた学校と
なっている現実を熟知しているはずである。その教育委員会は、町の財政難・児童生徒数
減少・耐震対策の困難課題に対して、学校教育検討委員会の審議の中でも答申が出された
後でも、児童生徒の保護者・能勢町住民の願い・展望を受け止めるべく、この「能勢の教
育」
「能勢地域の特色ある教育の発展」を大事にするという再編審議内容・手順・再編案で
なければならない。
全然大事にしていないやり方である。
検討委員会の答申を優先・尊重し、それを変更するつもりがないというように、各6地
区で日々の子どもたちへの教育に応援・協力・参加活躍してきている住民を、ないがしろ
10
にしているとしか思えない基本方針(案)と、それに対するパブコメのとり方である。大
変腹立たしく、同意しがたい内容である。
「子どもたち・各地域住民の願いをこれ以上は譲れない」と町行政に向かって立ちはだ
かり、
「能勢の特色ある教育」が無くなっていく歯止めをする役になってもらう教育委員会
でなくては困る。
「学校統廃合問題への対策を考え合う」「○○小を守る会の活動へ」「地域と共に学校を
守り、子どもを育てていこう」というようなエンパワメントな実績あるとりくみが行われ、
地域住民・PTA・教職員がいっしょになって「不当な統廃合・再編をくい止めたい。」と
いう活動や地域づくりがある。
もっともっと地域が活性するやり方と工夫で、各区の地域住民と保護者が意識高揚し参
加活動を活発に高めることを、能勢町あげてもっともっとこれらの難問の方策を実行して
いくやり方をすべきである。
児童減少対策委員会を発足し地域住民を増やすために山村留学制度・留学専用住宅地整
備。「学校を守ることは地域を守ることである」「地域を活性させることは地域の学校を活
性させること」というような町行政のとりくみを実行すべきである。
現在も本当に地域それぞれの特徴を生かした地域の学校のとりくみを進めてきているは
ずだ。地域の子ども一人ひとりを大切にして、住民のエンパワメントな活動参加の元、様々
な地域学習・地域活動を積み上げて来ている。活動のつながりと元気さを創造してきてい
る。
全児童数が 6 年後には、小学生 340 人・中学生 250 人にと、いくら減少すると言えども、
教育の適正・効率の課題だけで統廃合問題を議論するのではなく、子どもたちがより良い
楽しい学校生活を送れる真の地域の学校の在り方を進めていくことだと思う。
今まであった各地域の学校がなくなれば、能勢町の各地域の大人組織の元気な活動や活
動の結束力・仲間意識のつながりは、失速していくことは明らかだ。
11
小学生は徒歩通学、中学生も徒歩自転車通学も不可能になる多くの子どもができ、地域
で生活し地域に学び地域の人と交流する子どもたちの権利を奪ってしまうことになりかね
ません。スクールバス通学で長い時間を奪われ、バス時間に毎日拘束される生活が余儀な
くされます。
能勢の子でありながら、◆自分の地域と出会えなくなる、◆自分の地域が見えなくなる、
◆自分の地域を知らなくなる、◆自分の地域で遊ばなくなる、◆自分の地域で活動しなく
なる。地域住民は、この逆で、子どもの姿が見えなくなり、子どもの生活とかけ離れたよ
り疎遠な関係になっていきます。
『能勢の宝である子ども達を、学校・家庭・地域・行政が一体となって育てよう!』
∼おはようと 笑顔ではじまる
のせのあさ∼という能勢のテーマを掲げているでは
ありませんか!どうなるのでしょうか!
最も大切にしていかなければならないことだと思います。
能勢町は更にひどく過疎の町になっていきかねません。
誇れる能勢、自分たちの魅力ある活動、元気ある産業活動の町、
「ふるさと能勢」にして
いけないんじゃないでしょうか!
地域住民・保護者・教職員・町行政が共に一丸となって、今まで進めてきた「開かれた
地域の学校づくり」を更に理解し進めるとりくみや学校再編問題をよくよく考えて、基本
方針(案)を立て直してほしい
12
○「(2)再編後の学校数」に関して
意見に対する考え方①と同じ
「学級替えができる規模」ということですが、2クラス程度の人数では、学級替えをし
ても人間関係はなかなか変わりません。
○「(3)再編の具体」に関して
学校の再編整備を進めるにあたっては、
「現在使
財政難を何につけ理由とされているのであれば、既存の校舎を活用することを、まずは
用している校地・校舎を活用する考え方」と、
「既
考えるべきなのではありませんか。児童生徒数が減っているのであれば、改修などで対応
存の校地・校舎とは別に新たな学校を創出する考
12
すべき。議論をつくした上で、新設やむなしになった場合は、「バリアフリー」ではなく
え方」の二つがあります。学校施設の耐震化が急
「ユニバーサルデザイン」を取り入れるべき。
がれることや、工事中の児童生徒への負担、ユニ
バーサルデザインの教育施設を早期に整える必要
性から、新しい学校を創出する方が望ましいと考
えます。⑧
○
基本方針(案)を、保護者や地域の方々ともっともっと議論し、納得してもらうべき
意見に対する考え方⑦と同じ
ではないでしょうか。私の子どもが通っている歌垣小学校の子どもたちは地域の方々に頻
繁にかかわってもらい、地域のみんなで育ててもらっています。また、少人数ならではの
たいへんきめの細かい教育を受けています。たいへん素晴らしい教育環境だと思っていま
す。
この環境を、住民の納得を得ないで、再編を性急にすすめてしまうのは子どもたちにと
って良くないことだと思います。時間をかけて、大勢の人が賛成のできるものにしていた
だきたいと切に希望します。
今回の意見公募のやり方にも、ひじょうに疑問が残ります。インターネットを使ったり、
役場に行くことの出来る人は限られているので、広く意見を募集できるとは思えません。
能勢町の教育という重大な問題をこんなに簡単に意見募集してしまうことはいけないと思
います。説明会を何度も各地域で開いていただきたいです。
13
「小学校1つ、中学校1つ」という基本方針案に断固として反対します。「将来、小学
校も中学校も人数が減り、このままの学校数で学校耐震化するためには莫大なお金がかか
る。」というだけで学校を1つにしていいものでしょうか。
そもそも、学校はその地域の人と人が繋がっていく中心の役割を果たしてきました。今
ある小学校や中学校にはそれぞれの地域で学校が担ってきた歴史があります。であるから
こそ、充分に地元の意見を聞いていく必要があります。全国には能勢町のような問題を抱
えた自治体は数多くあることでしょう。であれば、結論を急ぐのではなく、よりいい方法
13
意見に対する考え方①と同じ
を考えていく必要があるのではないでしょうか。
今から 23 年前、私は縁あって鹿児島県の奄美大島にある全校児童数わずか6名という超
へき地の嘉徳小学校を我が子達と訪ねた事があります。そこでの教育には本当に驚かされ
ました。朝になると子ども達が集まってきてラジオ体操が始まり、それが終わると予め決
められた順番にマイクの前に座り、「朝読みを始めます。」といって本をよみだすのです。
その声は村中に放送で流されるのです。スポーツは卓球を全員がやっています。小学校2
年生の女の子が大人顔負けのフォームでラリーを続けるのには驚きました。また、全員が
一輪車を自由自在に乗り回すのです。当時、豊中の小学校に通っていた私の娘たちは圧倒
されていました。夕方になると6名の小学生はまた学校に集まってきて、今度は「夕読み
を始めます。」と言って朝と同じことが始まるのです。普段の学習は複式学級の授業で丁
寧にすすみます。みんな大変賢く育っていることに驚かされました。教頭先生に「運動会
とか学芸会とか大変でしょうね。」と質問すると「村の人みんなが参加する村の行事とし
てやるから大変なことはないですよ。みんな楽しみにしています。」ということでした。
23 年前のあの体験から「小さいなら小さいなりに子ども達をのびのびと健やかに賢く育
てることはできるんだ。」ということを私は学びました。
だからこそ、結論を急ぐことなく地元の人達の意見を良く聞いて事を進めるべきだと思い
ます。耐震化の問題は能勢町だけで解決できることではなく、国や大阪府にも力を貸して
もらうべき問題だと思います。そうでなければ、能勢町のような財政規模の小さい自治体
は学校すらまともに持てないことになってしまいます。
ちなみに、23 年前奄美で会った小学校2年生の女の子はあの「平成の歌姫」と言われ独
特の歌唱力で聴く人を魅了している「元ちとせ」なのです。あの小さな小さな超へき地の
学校で、暖かく周囲に見守られながら豊かな自然の中で育ったからこそ今の「元ちとせ」
があるのかもしれません。
以上が私の意見です。
14
14
①(全体を通して)せめて小学校校区ごとの基本方針(案)に対しての説明会・意見交換会の
意見に対すつ考え方⑦と同じ
開催を希望します。地域の学校がなくなるということは大変重要なことなので、後で混
乱が生じないためにも今十分な意見の集約が必要だと思います。このパブリックコメン
トでは、なかなか意見は出しにくいのではと感じます。
②P1 2(1)について
少子化に歯止めをかける施策を、教育委員さんたちは、町政に要望して下さい。
③P2 3(2)について
どのような規模の学校においても、いろいろな
学級替えができる規模の学校にも、いじめや自立心の欠如など、多々の課題がありま
課題があると考えます。⑨
す。両方明記してください。
15
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
左記「再編後の学校数」に書かれている文面すべてが納得できません。
学校再編の必要性は理解できますが、今の東中校区と西中校区は維持し、せめて「小学
校2校」「中学校2校」とすべきです。
(理由)
「再編後の学校数」に書かれている文面は、平成 21 年 8 月、能勢町学校教育検討委員
会が出した「能勢町立小中学校の教育環境について(答申)∼これからの教育環境のある
べき姿∼」の「6.能勢の教育で今後に継承すべき内容」で述べられていることを全く無
視した内容であると考えます。また、これまでの町内小規模校の実践をも否定しているよ
うにも感じます。答申に明記されている「能勢の教育で今後に継承すべき内容」を大切に
するためには、『学校規模を学級替えができる規模、「小学校 1 校」「中学校 1 校」とす
る』必要はありません。
私は、歌垣、岐尼、田尻と22年間教員をした後、教員交流人事制度により 2003 年度か
ら 2005 年度までの3年間、豊中市立小学校勤務を経験しました。 そこで実感したことは
能勢町内に勤務する教職員たちのすばらしい団結力・実践力、小規模校ならではの多様性
15
に富んだ教育内容、きめ細かい指導・・・等々。能勢で勤めているときには分からなかっ
た能勢の良さがはっきりと認識出来ました。
以上の私の体験から、「助け合いや支え合い、高め合いなど多様で豊かな学習環境を確
保するためにも、学校規模を学級替えができる規模、」という考えは誤りであると断言で
きます。1学年10数人の学級でも可能です。見方を変えて言えば、少人数だからこそ「助
け合いや支え合い、高め合いなど多様で豊かな学習環境を確保する」ことが出来るとも言
えます。「人間関係の固定化やいじめなど人間関係の衝突やゆがみ」も、児童生徒数が多
ければ解決する問題ではありません。少人数だからこそ未然に防ぐ指導が出来るのです。
今までの能勢の教員たちはそうしてきました。
能勢からアットホームな学校環境を無くし、能勢の良さが失われたら能勢の学校は全く
魅力のないものになります。都会にはない能勢の教育環境を構築しなければ能勢の人口は
ますます減少するでしょう。
我が子の学校が遠方になればなるほど親としては不便・不安を感じ、能勢町を住みにく
い街と考え、子育て年代層の転出に拍車がかかるでしょう。
以上、能勢町の将来を考えると、「小学校 1 校」「中学校 1 校」とする考えは間違いで
あると明言できます。
16
もう 30 年程も前になりますが岐尼小学校に長男が入学しました。
便利な街で育った私は、
小・中学校とも家からチャイムが聞こえるような所に住んでいました。1 年生になったばか
りの長男が 2 キロ余りもある道のりを歩いて通学しないといけないことが、かわいそうで
たまりませんでした。冬はずっと陰で凍てついている所もありました。そして長い道のり
にはいじめもありました。それでも子ども同士で解決し、かばったり、かばわれたりした
のでしょう。今のように大事件になった事はありませんでした。春の運動会をとっても楽
しみに見に行った私は驚きました。広いグラウンドの 1/3 程の場所に生徒がこじんまりと座
っていました。私は思わず「これから出場する子どもはどこで待ってるの?」と聞きます
16
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
と「何がぁ?これで全部やでぇ∼」と地元の人が言いました。
「ええーっ!!あれでみんな?!
あれで全校生徒!?」
・・・。ずっと 1 学年 550 人位の中で育った団塊の世代の私は本当にほ
んほうに驚きました。そして思いました。
『こんないなかで・・・そしてこんな少ない人数
の中で育っても、学力はつかない。それにあの長い通学路・・・
「なんとか転校・・という
より、なんとか引っ越せないだろうか・・・」
』と。長男の家に嫁ぎ、夫は全く転居など・・・
よその土地で暮らすことなどさらさら思っていない中、私はしばらくひとりからまわりし
ていました。
その 2 年後に長女が入学、とりわけ小さい体の女の子の足で、またこの道を歩かせなけ
ればいけない・・・よう歩くかしら・・・大丈夫かしら・・・と、長男の時とは又、別の
心配がありました。その 4 年後には二男が入学しました。しかしその時には通学に対する
心配はもうありませんでした。なぜなら上の 2 人は親の心配をよそに、暑いとか寒いとか
言いながらも元気に通学していたのです。長女は暑い夏の帰り道、そのころ山田にあった
たばこ屋さんの店先の井戸水を「おばちゃ∼ん、水のませてね∼」と寄り、水とすいかも
もらったり、その道すがら秋にはザクロやグミを食べながら帰ったわ・・・となつかしそ
うに話します。電車・タクシーそしてお店も近くにある都会で育った私よりはるかにずっ
とずっと自然を肌で感じ、楽しい思い出がいっぱいあるのだろうと今ではうらやましく思
っています。ある年の秋、遊びに来ていた私の母に長男が彼岸花をいっぱい摘んで帰って
来ました。その花は母の大好きな花でした。もう 85 歳になる母ですが、毎年その季節にな
ると「鼻の頭にいっぱい汗をかいてまっ赤な彼岸花を両手にかかえて持って帰ってきてく
れたわ∼」となつかしそうに、そして嬉しそうに話します。
長男が入学したころに思っていた『こんないなかの学校で・・・』と言う私の思い上が
りと能勢という土地に対しての失礼な思いはもうとっくに消えていました。
それは少人数のクラスで先生が 1 人ひとりに本当にていねいに関わって下さり、その子
の個性を伸ばす教育をして下さったからにほかなりません。長男が 5 年か 6 年の時、大変
17
な雪が降り、担任がみんなにプラスチックのミニソリを買って下さり、学校の裏山ですべ
らせてもらったらしく、帰宅した長男がまっ赤に上気させた顔で「今日、学校でスキーし
てん!!」と声をはずませて話していました。長女が 1 年の時、春のうららかな陽ざしの中、
岐尼ン田に小さな行列がありました。バイクを止めて見ますと、あぜ道を大きなお茶びん
を持った担任と子ども達が楽しそうな声をあげて歩いていました。理科の授業だったので
しょうか・・・。その時のことを先日娘に話しますと「あ∼あの時は先生がみんなにアメ
を 1 つずつくれはってん。めっちゃうれしかった∼!!」とニコニコして言いました。
長男が 6 年になり、中学校に入学と同時に転校しないといけないクラスメイトがいて、
卒業式も近い早春の日、親も一緒に大野山へ行きました。その時、先生が「今、みんなが
○○にしてやれることは大きな声で歌をうたって送り出してやることや。さあ!みんな、
大きい声で歌えよ∼!」と輪になり、うちは後の 2 人の子どもも一緒に行き、クラスのお母
さん達も一緒に大きな声で歌いました。長男は目をパチパチさせて、涙をこらえながら歌
っていました。
二男が何か足にけがをしていた時のことです。担任に“はだしのゲン”を順番に借りて
は持って帰り、読んでいました。いつか参観日に行ったとき、優しい担任は「本、見たい
から今日お母さん来てはるから残りの本、みんな乗せてもろて帰り・・」と言って下さっ
てました。文集もたくさん作っていただき、親の気づかなかった子どもの鋭い思いが書か
れてありとても心が傷みましたが、それで二男の気持ちに気づき、深く反省したこともあ
りました。そのたくさんの文集は今も大切にしまってあります。いつかあの子たちに子ど
もができたら出してやろうと思っています。
そして、ある時は誰かが登校途中に車にひかれで死んでいるタヌキを持って来たそうで、
担任はまず解剖して理科の勉強をしたあと、給食室の人にたのんでタヌキ汁を作ってもら
い、みんなで話していました。大切な命の学習なのですね。
そんな学校は子どもだけではなく、親である夫や私も楽しくて運動会はもちろんのこと、
18
いろんな行事を見学に行きました。給食試食会も毎年参加させていただき、脱脂粉乳にコ
ッペパンの時代とは全くちがう、手巻きずしなど給食室の方たちの心のこもったおいしい
給食をいただき、偶然にもお行儀の悪い先生に会い、クレームを言ったこともありました。
他校の先生が 6 年生と一緒に作った卒業記念公演を二男と観に行った時は、その地域の
いろんな年令の方も寒い中、熱心に観に着ておられ、岐尼だけではない、能勢町の先生は
本当に子どもに、そして地域に深く関って子どもを育てて下さっているのだと、その劇の
すばらしい出来栄えと共に深く感動しました。
平和のつどいでパネラーとして出て下さる生徒さん、そしてもう社会人になられた若い
人たちの深い考え、思いには毎年感心させられますし、その子たちのかつての担任や学校
の先生が聞きに来て下さり、会えるのを当人たちも楽しみにしていますし、久しぶりに再
会した教え子の成長ぶりがまぶしかった・・と、二男の担任だった先生はおっしゃって下
さいました。
今、3 人の子どもたちは東京の大企業でバリバリ働いているわけではありません。しかし、
岐尼小、西中を卒業し、大学へ進み、大学の先生などに「お前と話してたらホッとする。
これはきっとまわりの誰もが感じていると思う」と言われたと聞いた時はとても嬉しいで
した。子どもは人さまが育てて下さるーと、私は思っています。まさに私の子どもは、こ
のすばらしい自然の中でいろんな個性を持った先生たちに見守られ、育てていただいたこ
とが心の豊かな人になったのだと、ずっと思っています。私は教育者でもないし、ただ自
分が神戸という都市から能勢に嫁いできて、3 人の子どもを育てたというだけの母親です。
しかし、こんなに豊かな自然の中をスクールバスで通わせるなんてなんともったいない
ことかと思います。
教育環境について(答申)の 7 再編の今後の方向性についての中の「よく学べる原則」
とあるのは本当にそうなのでしょうか。私は理想ばかり言っているのでしょうか。現実が
見えてないでしょうか。
たしかに、今、子育てをしていませんので現実は見えてないか
19
もしれませんね。
そして、今回の方針案はたくさんの先生や識者が深く考えられ、時代の流れと共に苦渋
の案だったのだと思います。しかし、能勢町に小・中学校 1 校だけ・・という形になって、
未来の子どもたちは私の子どものように豊かな楽しい思い出をいっぱい作れるのでしょう
か、深くていねいに先生に関わって育てていただけるのでしょうか・・・。
そんなことを思ってペンをとりました。長文になり申しわけございませんでした。
17
(意見内容)
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
基本方針は、大まかな本筋だけのまとめであるため、これ以上の具体策を明記できない
とは思うが、検討委員会から出された答申の趣旨を十分に考慮し、また、個別計画を策定
する場合には、個々具体的な議論・検討がされるように望みます。
特に、学校教育のあり方の方向性であるが、学校(特に小学校)は、地域の活動の核と
なる町づくりの大きな問題であるため、小学校の再編後の地域の活性化についても、併せ
て地域活性化計画等の方針を示す必要があると思います。
以下、気が付いた点を列記いたします。
・基本方針は、大筋賛成いたします。しかし、具体策についての方向が見えないので、
「これだけでは何とも言えない。」というのが本音である。
・耐震化の問題で、新たに学校を作る点ですが、残った旧校舎や学校施設の管理や処分
方法はどうするのか?
後の利用に係る経費等の試算に基づいた方向付けなのかが疑
問である。
どこかの学校を存続させて改修すると、決着が付かないための結論のようにも感じま
す。どこかの学校を新しい学校にするための増改築費や残った学校の処分方法や経費
と、新校建設経費との対比も試算すべきである。(検討されていたらいいですが)
・スクールバスなどの通学手段というだけの表現であるが、これも、これからの議論だ
とは思うが、通常の送迎計画以外の、早退や遅刻などの対応などがはっきりしない。
20
・町長の発言にもありましたが、能勢ブランドの全国一の学校を作りたいとのことであ
りますが、気持ちは十分賛同いたしますが、それを目指すには、冒頭に書いた、地域
の活性化が一番重要だと思います。小学校がなくなった地域をいかに新しい学校を通
じて活気を取り戻すかが、日本一にするポイントだと思います。
今までの小学校に関わってきた多くの人たちの思いや、思い出を引き継ぎ、学校を中
心に活動をしてきた各種団体の今後の方針をしっかり定めないと、地域(能勢町)は
しぼんでしまいます。地域の自治会、同窓会、体育連盟、子ども会、老人会等々。こ
れらの行く末も学校と併せて方向付けをする必要があると思います。
以上、思いついた意見を列記させていただきました。当然、同じことは議論し尽くされ
ていることと思いますが、能勢町の将来を左右する問題ですので、参加させていただきま
した。
個々具体的な個別計画の際には、地域性の意見も多々あると思いますので、パプコメも
そうですが、住民アンケートや、地域集会など、形式的な手続きにならないよう、本当の
民意を反映した計画になるようお願いいたします。
(理由)
・基本方針だけでは、具体的な行く末が見えない。
・少なくとも、それぞれの課題について、もう少し具体的なポイントを明記しないと、
コメントのしようがない。
「別途○○計画等で議論する。」とか、「○○委員会で策定する。」・・・など。
18
今回、小中学校の統合についての意見公募がありましたが、非常に残念に思います。
公募の後、2 回ほど公募についてチラシが入っていましたが、まったくその通りだと思い
ます。
1.基本方針(案)が示されていない。余りにも形式的に住民の意見を聞きますよと言う、
パフォーマンスだけになっているのではないでしょうか?
21
基本方針に基づく具体については、説明会など
により周知に努めて参ります。⑩
2.本来は、基本方針も一緒に公募に添付すべき。
3.児童が減っているのは、住民も認識している。だから、これから、どう言う施策を立て
て児童を増やして行くのかが、まったく分からない。
4.なぜ、児童が減って来たのか分析されたのか?
5.児童が、減ったのは若い世代が能勢町を離れていったからではないでしょうか?
6.なぜ、若い世代が能勢町から離れて行ったのでしょうか?
7.一言で言って魅力がないからではないでしょうか?
1)職がない
2)不便(財政がないからと、縮小ばかり)
8.その一つが小中学校の統合になるのではないでしょうか?
1)地域に、小学校がないのに若い人が能勢町で家庭をもつでしょうか?
9.能勢町は、典型的な高齢化行政区となり、益々税収が減っていき、負のスパイラルにな
って行く。
などなど、将来に希望が持てないのは非常に残念です。
だから、どうすればいいのでしょうか?
自分なりに考えてみました。
1.まず、生活の基盤となる職があること。
1)企業誘致
2)今、見直されている農業を生かした産業の拡大
2.空家が増えていますが、その空家に若い人達が来てくれる施策を構築する。
3.立地条件に恵まれている。
大阪、兵庫、京都に囲まれている。
具体的に、案が示せなくてすみません。
これから、統合の話を進めていくには、もっと多くの住民の意見を聞く必要があると思
22
います。特に若い世代に・・・
小中学校の統合ありきで話を進めるのでは無く、将来の展望を見据えた上で、議論して
いただきたいと思います。
19
小中学校各1校、同一敷地内に新設するという基本方針について
① 中学校はともかく小学校まで1校にするのは論理的には最もかもしれませんがあまり
意見に対する考え方①と同じ
にも乱暴すぎます。せめて小学校は東西2校にすべきではないでしょうか。耐震の問題
からいっても東郷小は活かせるのではないですか?中学校は見識を広める為にも新し
い、多くの生徒と触れ合い、活発な部活動を進める為にも1校は致し方ないかもしれな
い。でも本来なら最低小中ともに東西1校にして欲しい所です。
② 街中で行われている建て替えは同一敷地内で行われているようでした(茨木市内の高校
など)。その間運動場が使用できない、騒音など問題も多いと思いますが、身近な例を
参考に、既存の施設の問題(耐震が問題なら撤去→その費用は??)も平行して考える
べきだと思います。
③ 新たな土地で多くの児童が通える範囲となると山地ではなく平地の多くの田畑をつぶ
すことになります。耕作放棄地が多いからといっても都会から近郊の里山である能勢に
対する農業への期待度は高く(新規就農者や物産センターなど)貴重な資源を奪い、し
かも閉校した後の無残な校舎があちこちに残るのは町づくり、子供への教育の観点から
いっても再考すべきではないでしょうか。
④ 能勢町でたった1校になると、災害などで避難すべき時にはどうするのですか。
最後に2歳児の子育てに追われた普通の主婦にはこの書式やすべての議事録をチェックし
て事細かに意見することは難しいです。広く一般に意見を聞く気がないのだと言うことが
よくわかります。同年代の子供を持つ母親が集まると諦めの声しか聞こえません。そんな
体制では能勢の未来は見えないと思います。まずはそこから変えて頂く事を希望します。
23
意見に対する考え方⑧と同じ
20
中学校一つ、小学校一つは、能勢町住民にとって大問題です。各地域・校区・団体など
意見に対する考え方⑩と同じ
の意見を十分聞き、決めていってほしいと思います。
一人一人が、地域が、校区が、いろいろな団体が、町づくりを含めて考え合意と納得で
決めてください。
私は、今のところこの案には、理解できないところがたくさんあるので賛成できません。
21
○方針全体について
意見に対する考え方⑦と同じ
(意見内容)
町内各地区の住民の意見を先に聞いてから方針をまとめるべきであったのではないか。
既にある程度まとまったものに対し意見を述べて、どれだけ考慮していただけるのかと
疑問に思う。
パブチックコメントを募った以上、意見の内容によって、方針を大きく変える勇気も持
つべきである。
(理由)
「地元に学校があるから(能勢に)帰ってきたが、学校がないのに帰って来ないだろう」
という話しをよく聞く。 統廃合問題は、
「能勢町に住みたい」と皆が、特に若い世代が思
える町づくりと両輪で考えないといけないのではないか。その為にも、是非、各地区に出
向いて住民と膝をつき合わせて生の声を聞いて欲しい。
○再編後の学校数(ページ 2、項目 3)
意見に対する考え方①と同じ
(意見内容)
「小規模化に人間関係の固定化やいじめなどの衝突やゆがみに対応しにくい構造的な課
題がある」とあるが、その根拠はいったい何なのか理解できない。
人間関係の固定化やいじめなどは、コミュニケーション力が低下している最近の社会で
はおとなも子どもも集団の大小に関係なくおこっている問題である。
又、
「学級替えができる」と言っても 2 クラス程度で、同じ所で小中一貫教育で 9 年間、
24
高まで行けば 12 年間を過ごすのであり、その中での対応に限界があるのは小規模校と同様
である。
(理由)
自分の子どもが小規模の小学校で過ごし、西中学校へ行ったが、人間関係の固定化やい
じめ等の問題は中学校のほうに多くあった。人数が少ない中で 6 年間を過ごす間に、子ど
もたちは、人とうまくつながる方法やみんなで仲よくする方法、その中で自分の感情をコ
ントロールする方法を自然に身につけていく。又、少人数の中で大切に一人ひとりが愛情
をかけて手をかけて育ててもらうので、子どもたちも人に優しくできるし、人を大切にす
ることができるのだと思う。
○再編の具体(ページ 2、項目 3−3)
意見に対する考え方⑧と同じ
(意見内容)
学校教育検討委員会の報告の中の「5」で耐震診断対象になっていない学校の建物もある
はずで、その内容を町民に対し明確にし、今ある施設に耐震工事をしてどの程度費用がか
かるのか示して欲しい。
教育は中身であり、建物で決まるものではない。安全であれば古いものを大切に使うこ
とも子どもたちにとっての教育になると思う。
(理由)
新たな学校を創出するということは、今あるすべての学校の建物を無駄にするというこ
とである。歴史があり、思い出が詰まった学校を、1 つでも多く残し使ってほしい。そうい
うやり方、生き方を、子どもたちに伝えていくべきだと思う。
○(ページ 3、項目 3−4)
意見に対する考え方⑩と同じ
(意見内容)
一地区からのみの現在使用されている通学バスでも、かなり制約があり、配車ミスや忘
れられていて車が来ないこともあるのに、広域から一ヶ所の学校への通学バス利用には無
25
理があると思われる。
特に小学生には心身ともに負担が大きく、人や自然と触れ合うこともなく長時間バスに
乗っての通学は好ましくない。
具体的な配車について路線や時間等、全ての地区に一定の人数を想定して町民に示して
ほしい。
(理由)
13 年間通学バスで通う中学生を見て来たが、子どもたちは全く通学バスについていい思
い出は持っていない。自分の足で歩くか、せめて自転車で通える範囲に中学校はあってほ
しいし、小学校なら尚のことである。子どもたちの学習、遊ぶ時間、クラブ活動に支障な
く通学バスが対応できるとは思えない。それができるなら、今の通学バスも子どもたちの
クラブ活動にも支障のないよう対応しないとおかしいのではないか。子どもたちは統廃合
によりバス通学を余儀なくされたのである。
22
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
再編後の学校数について、
「小学校 1 校」
「中学校 1 校」の部分
・小学校 1 校はやめてほしい。
(理由)
・小規模校のよさを見直してほしい。塾ですら、個別指導のところが増えてきている。学
力競争をあおる塾ですら小人数指導のメリット、大切さを認識しているのになぜ統廃合
する必要があるのか。
・歩いてかよえる所に小学校があることで、体をきたえられ、自然とふれ合い認識能力を
高めていけるのに、バス通学では都市の子どもより教育環境が劣ってしまう。21 世紀は
自然を深く認識する子が求められるのに、みすみすすばらしい教育条件をなぜ放棄して
しまうのかわからない。
23
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
26
小学校 1 校化は反対します。
(理由)
小学校一校化する事で、地域、地区が衰退していかないか。
子どもが地域に愛着が無くなるのではないか。
スクールバスでの登下校に不安があります。必ずスクールバスで登下校できるとは限ら
ない。親の負担が増える。
24
学校が各地域から無くなる事について、一般住民に対してこの様な不親切な尋ね方で良
意見に対する考え方⑩と同じ
いのでしょうか。いくら町議会議員の住民代弁者があると申せ、町民各位を、無視した進
め方はないのではないか・・・と思います。少なくとも各地区住民に事詳細に現状報告な
り、他府県等の実情や歴史的に名が残る塾の役割等含めて報告し、今後に向けた議論を展
開し、その後計画立案するのが順序ではないかと思われますが、如何なものか・・・。
25
小中 1 校にするという話を町議会議員さんより始めて聞き驚いています。
意見に対する考え方①と同じ
能勢町の未来を決める大切な問題を上部だけで簡単に決定されていいものでしょう
か・・・
子供達は地域の人達と共に成長するのが一番良いと思います。
住民全体の問題として、地域の意見を聞く場を持つべきと思います。
(最小限 東、西地区に小、中各 1 校希望します。
)
26
各地域よりある従来の小学校、中学校は、残したほうがよい。それに 1 校(小中)にす
意見に対する考え方①と同じ
るというのは早すぎる結論ではないか。小学校にしても中学校にしても、通学するのは難
しいと思うし、スクールバスにしても登下校に間にあうとは限らないと思われる。
もって複数というか、小学校と中学校が従来の形で、小中 1 校ではなく、小中 3 校とか
の話はでて来ないのだろうか。
27
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
能勢町に小学校一つ、中学校一つの案、絶対反対「絶対反対」です。
27
これから情勢もどう変わるかしれない中、こんな大事業は、住民全部に意見を聞き、何
度も検討するべきで、急ぐ事は絶対反対です。
たくさん出来る廃校は如何に
(理由)
歌垣小学校は統合の必要はないと思います。
小学校は小規模、家から近い学校が良い、教育がよく行きとどき、立派に育てればどん
な所に出ても立派に羽ばたく事が出来ると思います。
統合すれば登校、下校に体力を使い運動勉強に実が入らない。
現在老齢化が進み、自分たちの事だけ考え、先はどうでもいいと言う様な人たちが見受
けられますが、そうではなく子供達をもっと元気よく安全に暮らせる様にするのが地域の
大人の務めと思います。
むづかしいでしょうが、最善の町の活性化を考えて頂きたいです。
28
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
少子化、今後の人口推計、学校耐震化に伴う財政負担等の状況は理解できるが、町内 1
小学校 1 中学校への統合は極端で納得できない。
小学校については、東地区及び西地区に各 1 校として再編すべきと思う。
(理由)
性急な決論は、町民の理解を得られない。せめて小学校は町内 2 校とし、地域の連帯、
コミュニティの育成確保は堅持すべきである。
29
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
○学校数について(小学校)
・久佐々小・岐尼小・東校区に一校・合わせて三校を残すべきだと考えています。
○基本方針(案)に多くの住民が驚いています。住民の声を聞き、今回の方針を、再検討
をしていただきたいと考えています。
28
(理由)
学校は学びの場だけでなく、地域の交流の場として大きな役割を果たしています。今回、
小学校一校、中学校一校という案が出されましたが、子どもの数から考えて西能勢地域と
考えられます。少子高齢化で子どもの数が減り、いたしかたない決断だと思いますが、そ
のことが能勢の未来にどんな大きな影響をもたらすか、大きな不安を抱いています。ます
ます、若者が能勢から、特に東校区からいなくなってしまうのではないでしょうか。保育
所もなくなり、大変不便を感じていると聞いています。能勢の宝として子どもを育てたい
とのぞむ能勢町であるなら、その子ども達を産み育てる若い世代が住みたいと望む町をつ
くっていくことが大切だと考えます。できれば現状のまま学校を存続させていただきたい
ですが、せめて、東校区から学校がなくなってしまわないよう、ご検討下さい。
30
全国的に少子化の時代となり、わが町も学校再編を考えねばならぬ時期だと思いますが、
意見に対する考え方①と同じ
今迄に施設が次から次へとなくなってしまい、ついに学校迄かと思うと大変残念です。
せめて一番大切な子供教育の施設だけは現状維持を頂きたく思います。
農村の後継者を育てる為にも近場での学校でありたく、現在の児童数に合わせて一番多
い学校に、東地区に 1 ヶ所、西地区に 1 ヶ所は最低限必要だと思います。閑疎化されない
よう、次の世代を育てて下さるよう願います。
いろいろな事情が山積みされている事でしょうが、よろしくお願い致します。
31
学校再編には反対です。
意見に対する考え方①と同じ
お金がないから町内で 1 校ではおかしいと思います。
本当に子供たちの事を考えているのでしょうか。将来的に学校のない地域に子育て世代
が住もうと思うでしょうか。
地域によっては、過疎化、高齢化がよけいに進まないかと心配です。
基本方針案では、小規模校のデメリットばかりが強調されているように思います。小規
模校を大きなメリットとして生かす方法を考えてほしいです。人数が多いと授業が成り立
29
たない事もあると聞きます。
今の学校は、子供たちが楽しく通い、親が安心して通わせる事の出来る学校だと思って
います。
結論を急がないで下さい。現場を見、現場の話を聞き、校区単位等での住民への説明、
意見交換、話し合いの場をもうけてほしいです。
小学生の間は、自分で歩いて通える学校が望ましいと思います。
32
ページ 1、項目 1 はじめに
意見に対する考え方⑦と同じ
検討委員会とは・・・?
何度も審議が行われて来たようですが、現存の保護者の意見をはじめ、広く住民から
意見を求めるのが、この形、
“パブリックコメント”と言うことに納得がいきません。
大切な大切な子どもの教育の場所。学校。
それにつながる、地域住民との位置は、今のままであるべきだと思います。
義務教育の時期は、成長過程でも本当に大切な時。自らの足で登下校することは大切。
多くのことを学びます。小学校を中心に地域の活動も盛んにする・・・。
『子どもが減ったから』
『予算がないから』という理由で子どもの学舎を減らさないで
欲しい。
入学してはじめて、この小規模校の良さを知った方がたくさんいらっしゃいます。私
は、この小学校に通わせたくて、能勢に残りました。
学校には満足です。が、公共交通面等々の暮らしにくさの方が不満です。一人でも多
く能勢で子育てする人々が増えるように他面での努力、改善の方が問題ではないでしょ
うか?
皆の意見を、もっとゆっくり、じっくり聞いていただきたいです。
ページ 2、項目 2 再編後の学校数
意見に対する考え方①と同じ
(意見内容)
30
「小学校 1 校」に、反対です。
希望は、現存のまま。
(理由)
我が子は、既に、小規模校に通っておりますが、人間関係の固定化でのいじめや、人
間関係の衝突やゆがみはありません。
学校生活内での先生の努力があることはもちもん、子どもの保護者、地域の人々との
連携が素晴らしいからです。
少人数だから、難しいのではなく、少人数だから、
『あ、うんの呼吸』で、大人たちが
子どもたちの成長をみています。先生とスクラムを組み、非常に良い方向に向いていま
す。
小規模化の問題点として、それらの理由をあげられるのは、どうかと思います。
問題発生したとしても、先生と保護者、地域のスクラムで改善していけると信じます。
子どもは、徒歩で通学し、そこで多くのものを学びます。学校は徒歩通学可能な場所
にあって欲しい。
ページ 3、項目 その他の条件整備
できるだけ多くの児童生徒が自己通学できる場
(意見内容)
所を選定することが一般的であると考えていま
○できるだけ多くの児童生徒が自己通学できる場所・・・と、ありますが、平成 27 年まで
す。⑪
の児童生徒数の推移からしましても、久佐々・岐尼小学校(現在の)校区辺りに決定な
のでしょうか・・・。
能勢町に 1 校と言うのは、校区が広すぎます。東中校区(現在の)の私たちにとっては、
こちらの地域が益々減退していく一方だと、淋しい思いです。
(理由)
特に、小学生の子どもは、自ら歩いて通学できることを強く望みます。毎日の積み重ね
が、子どもの体力、気力を向上させ、登校班グループの中で、上下関係の社会性も身につ
31
きます。この時間は、校外での貴重な時間です。これも勉強、子どもを育てることに大切
な役割を果たしています。
子どもが少ない、校舎が地震に耐えられないという理由で、徒歩通学できる小学校をな
くさないで欲しいと思います。
ページ 3、項目 その他の条件整備
(意見内容)
○防災上、できるだけ安全が確保できる場所・・・と、ありますが、現在ある小学校・中
学校は、私たち、能勢町民の災害避難場所に指定されているはずです。
私たちの避難場所は、どうなるのでしょうか?
地震に耐えない建物のままですか?
(理由)
「学校施設耐震診断状況と、改築等に係る費用」の資料からも、危険性が高いことはよ
くわかります。
改築の際、今と同様の校舎面積は必要でないと思われますので、減築等々で費用を削減
することは出来ないでしょうか?“ワンフロアで、仕切りだけ(壁はない)で区切られた
教室”の学校も存在するようです。
費用が足りないなら、府や国からひっぱってくる・・・そうしてでも、今の学校を、そ
の場所に残して欲しいです。
能勢町の人口を減らしては、税収もありません。納税者層を増やし、子どもを増やし、
子育てしやすい能勢町であって欲しい!このままでは・・・人が残りません。
33
ページ
すべて、項目
全般にわたって
能勢の教育、子どもの将来を考えて方針を出す
(意見内容)
ものです。⑫
学校整備の理由が 2 つあることはわかるが、能勢町としてどちらの考えを重視している
のかが曖昧。能勢町の未来に不安がつのる。
32
(理由)
能勢の教育、子どもの将来を考えて方針を出されているのか、財政的な危機を考えての
方針なのか。この 2 つの理由は、別にして考えること(方針)が必要ではなかったか、と
思われる。なぜなら、「お金がない」と言われれば、理想や夢は描けないから。
また、財政に関して言えば、なぜ学校だけの整備に言及されるのかがわからない。能勢
町の予算で無駄なものはないのか、必要以外の出費はないのか、などの検証がなされてい
るのか、町民の一人としてわかるような形で示されたことがあるのだろうか。
能勢の発展を考えるのであれば、住民を増やす手立てこそが緊急課題ではないか。この
方針では、今後まったく住民が増えないことを前提としているように読めるが、そのよう
なことを前提として考えるならば、能勢町住民としては、今後ずっと能勢町に住み続ける
ことができるのかどうかさえ、とても不安になる。
ページ 1、項目
児童生徒数の推移
意見に対する考え方③と同じ
(意見内容)
今の子どもの人数の推移であるなら、今後まったく住民が増えないことを前提としてい
ることに疑問。
(理由)
もっと住民を増やすことが先決ではないか。子どもが減少するということは、住民も減
ることになると思う。このような数字を前提に方針を出してもいいのか。
ページ 2、項目 2
安全な教育環境の確保には、耐震対策は重要な
(意見内容)
課題であると考えています。⑬
耐震工事などの整備についての内容が入るのは、不適切
(理由)
能勢の教育方針として出すべきではないか。耐震工事と教育方針をいっしょに出す意義
がわからない。教育を大事にしていない。教育は「未来への先行投資」である。
33
また、学校の耐震工事は、学校で学ぶ子どもたちだけのことではない。その地域の避難
所としての場所確保である。能勢町には、大きな谷がたくさんある。もし、その谷が崩れ
て通行不能になったとき、能勢町に1つの避難場所では対応できないのではないか。また、
多くの住民が避難所での生活を余儀なくされたとき、1つの学校で対応できるのだろうか。
能勢町の面積は広い。地震による対応策がどこまで具体化されているかわからないが、一
住民としては心もとない。
地震対策についての方針も出すべきである。というか、耐震工事については、教育方針
とは切り離して考えるべきである。
今回は、教育方針だけの論議とすべきである。
ページ 2、項目 3
意見に対する考え方①と同じ
(意見内容)
基本方針には反対である。
(理由)
能勢町は、大きな谷がいくつかあり、それぞれに集落があり、微妙に違う地域の文化が
ある。その集落・文化で生活してきた歴史があり、人々がいる。能勢町にたった1つの学
校で、それぞれのよさを生かし、能勢のさまざまな歴史を引き継いでいく子どもたちを育
てていけるのか疑問である。今、それぞれの学校で子どもたちや教員は、自分が生活する
地域を大切に思う人から学び、その思いを教員が受け継ぎ、次代を育てる教育をめざして
とりくんでいる。特に、地域の行事は、学校(特に小学校)の教職員がいっしょになって
造っている。一つの学校になれば、大勢で盛り上がるだろうが、どこにでもあるような行
事になってしまい、能勢独自の文化がなくなってしまうのではないか、と思われる。
能勢町の少人数ではあるが、きめ細かい教育活動・地域密着型の教育を進めてきている
(答申)。また、大阪府内で唯一の小・中・高の連携教育や中高一貫教育のとりくみも成
功している。これらの特長を生かし、また豊かな自然環境を生かした教育活動をすること
34
を前面に出し、能勢町への移住を勧めることを能勢町として、早急にとりくむべきである。
田舎への移住、農業や林業への転職等が多くの雑誌や新聞などで特集を組まれるなど、
多くの人が田舎や自然への興味・関心を呼ぶこの頃である。また、休日ともなると、能勢
方面への車の渋滞が起こる状況でもあり、能勢への移住を希望する人も多いのではないか、
と思われる。
能勢町の未来を考えたとき、この方針では、先行きが不安になる。
34
①学校再編整備のみならず、町行政全般に言えることであるが、住民に対する情報提供が
意見に対する考え方⑦と同じ
少ないことである。今回の学校再編問題にしても 10 回も検討委員会で検討されてもその
経過について余りにも情報が少なく結果として、住民の無関心となっている。各校区や
地域で十分な説明会を開催するべきではないか。又、意見のある人はメール、Fax、
様式はホームページで見て下さい・・・。これでは、住民全体に意見を聞いているので
はなく、単なるパフォーマンスでしかない。本当に住民の意見を聞こうという姿勢、熱
意が感じ取れない。
②小学校は少なくとも東、西最低 1 校ずつ存続し、新築時には、1Fは小学校、2Fは体育
館、3Fは多目的ルームとし、学校と地域の機能を一体化させるなど検討していただきた
い。既にこの様な方式を取り入れて成功している市町もあると聞いている。住民の判断
材料として、他市町の事例を住民に情報提供することも大事ではないか。
(理由)
従来、学校と地域との一体化の中で子どもは成長していったものである。社会教育、
学校教育の概念を超越した環境の中で、子どもは成長しているのである。学校教育とい
う狭い側面から教育を捉えるのではなく、産業、福祉、経済等々、町行政の未来像、町
づくりとの係わりの中から総合的に教育を考えていく必要がある。生涯学習の観点から
みれば、学校教育は子どもにとってほんの一部分であり、地域あるいは総合行政との係
わりの中から教育を考えることが重要と思う。従って、社会教育委員の会の存在が大き
35
意見に対する考え方①と同じ
な意味をもつと思われるが、教育委員会からどの様な諮問をされたのかもお聞きしたい。
35
耐震工事や人事面においても、町内に小学校・中学校各一校となるのは仕方ないと思い
意見に対する考え方⑦と同じ
ます。
新設校がどこになるのかわかりませんが、開校前に、学校の教育方針、それに伴うやく
そく事、規則などを職員はもとより、教育委員会も保護者も、地域の皆さんもよく周知し、
町民皆で子ども達を育てていく、そのような体制にならなければ・・・と考えます。
また学校協議会は、PTAの代表や校長など各地区の代表が出席されていたにもかかわ
らず、立場は個人としての参加ということになっていて、会議の間は、保護者の意見をき
くこともその場を設けることもせず、このような用紙で意見を聞くのは、納得いきません。
もっとゆっくり考えたかったです。
36
教育委員会は、再編案を周知徹底したのでしょうか。地域の学校がなくなるという重大
意見に対する考え方⑦と同じ
な再編案を少なくとも、各校区に出向いて説明する責務があります。そこで、出された意
見をさらに時間をかけて検討して、町民・保護者・教職員の合意をつくりだすことが求め
られているのではないでしょうか。
能勢町の未来がかかっている教育、慎重に進めていってほしいと考えます。
37
(意見)
意見に対する考え方①と同じ
小・中学校の統廃合。安上がりの教育環境で済ませることは能勢町の将来にとっては大
変危険です。
(理由)
平成 21 年の各小中学校の児童・生徒数と平成 30 年の児童・生徒数の推計から東西両中
学校とも1/2 以下の小規模校になるとし、能勢町内で小・中1校の方針を出されています。
確かに学校教育関係はそれで効率的・合理的な教育の運営が出来るかもしれません。
しかし、小中学生が1/2以下になることは、その保護者、家族も今の1/2の以下になっ
ていることで、主になる町の納税もいなくなることを想定されていることでしょうか。
36
高齢者が残り、若者が住みにくい町、小中学校の子どもを持つ親は、放課後クラブも近
くに無い。保育所も無い。働くことも出来ない。その為か、住みにくい町でなく便利な市
内にと、ますます町外に出ていってしまう。結果的には能勢町に住めない住みにくい所な
り便利な都会ですむようになる。今回の学校再編整備計画は、ますます地元に帰れない状
況をまさに描いて能勢町の将来に不安を感じます。
大阪都心から1時間の通勤圏内にある恵まれた自然環境のなかで、若い世代がのびのび
暮らせる魅力ある能勢町つくりだすことが先決です、安上がりの教育環境で済ませること
は能勢町の将来にとっては大変危険です。
せめて、能勢町の今後のことを考えれば、東地区の文化、西地区の文化の継承も含め、
小・中学校の子どもを持つ保護者が安心して教育を受けさすことが出来る環境として、両
地区で小・中学校とも各 1 校を既存の中学校で残していくべきと考えます。
38
1.地域住民・保護者に説明会を開催いただきたい。地域の方々や、父兄も、今回の基本方
意見に対する考え方⑦と同じ
針の内容を聞いていないと思います.
2.現状のままで、交流授業などで、少人数の弊害を補えないか?
意見に対する考え方①と同じ
3.新しい建物を建てても、むだと思う。耐震構造の学校を町内で、小学校・・1校、中学
校・・1校建設しても、いざい災害の時に全町民を収容出来ない。又、遠い避難所にお年
寄りが行けない。
4.耐震構造を元に学校を再編するのは、おかしいと思う。
意見に対する考え方⑬と同じ
5.長期展望をかかげ、学校運営を考えるならば、学校再編成以前に、能勢町内の活性化を
考えるべきと思います。
39
基本方針(案)に同意できません。
意見に対する考え方①と同じ
1.はじめに
歴史と伝統の教育活動は、もともと小規模ならではのもので、
「しかし」と改めて懸念
するものでしょうか?厳しい財政のもと、6 校の小学校がどうしても存続不可能なのでし
37
ょうか?そうなら、そこを論点として話し合わないといけないと思います。きめ細かな 6
小学校のそれぞれの良さを認めた検討委員会の審議だったのに、なぜこの答申になるの
かなと不思議です。
2.
(1)
能勢町外には、能勢のような学校にきたい人がたくさんいるはずです。
「きっと能勢な
ら元気になれるのに」と思う子がたくさんいます。
3.
(2)
小規模が人間関係のゆがみに対応しにくいと理由づけて(私はそう考えませんが)小
学校 1 校、中学校 1 校にしてどうするのですか?どんな大きな学校になるのですか?学
級替えがどれほどできるのですか?中途半端な規模で人間関係のゆがみに対応できると
は思いません。地域に育ってこそ人間関係の築き方を学べるのだと思います。
3.
(3)
一見、素敵に思える新しい学校、バリアフリー。大きな箱にまとめられた子どもたち
が本当に幸せになるのかなあ。とても不安なのです。
3.
(4)
歩いたり、自転車で通うような便利さは、スクールバスには望めるはずはなく、きっ
とさまざまな場面で困ります。親が車を使うか、それができない子はあきらめるのでし
ょうか。なんだか不公平が生じそうです。
*こどもたちの未来をきめるこんな大事なことをこんな形できめてしまってはいけない
と思います。ものすごく責任を感じます。
*自分の母校が小学校も中学校もなくなるかもしてないことをどれだけの子どもたちが
知っていますか?知る機会をあたえられていますか?意見をいうことができますか?
自分たちの将来を考えることを若い人たちが考える機会をつくってください。
*本当にこの方向でいいのか、とにかくとてもとても不安なのです。素晴らしい校舎が
38
こどもを育てるのではありません。人が子どもを育てるだと思っています。限られた
先生がとてつもなく広い校区のこどもたちを相手に十分なことをと疲れ切ってしまう
ことがおこりませんか?あるいは、妥協してしまうことがおこりませんか?
*学校をひとつにすることで、なくなってしまうことが多すぎます。
40
間もなく 80 才になろうとする私ごときがこんな途轍もない大きくむずかしい問題に意見
意見に対する考え方①と同じ
をのべる等は、笑止千万を承知の上で少しのべさせて頂きます。
◎お年を召された方々は母校への愛着は一入で涙ぐみながら口をそろえて「事情はどうで
あろうともなんとか廃校にならない方法はないものか」とのことでした。
◎私は基本方針(案)はすべてその通りであると思います。しかし、小学校 1、中学校 1
の場合、ほとんどの施設が西地区に片寄って設けられている現状を思います時、せめて
教育ゾーンを東地区(能勢高農場周辺等)にもって来てほしい気持で一ぱいです。なの
に 3 の(5)その他の条件整備の項に(出来るだけ多くの児童生徒が自己通学出来る場所
を検討)とのことは、人口密度の高さから言っても西地区が有望なわけです。
3 の(4)には遠距離通学となる児童生徒には、スクールバス等通学手段を確保するの
項があるのです。同じ能勢町に住み、能勢を愛する東地区の住民にも開発の布石となるよ
い計画をと願うばかりです。
41
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
再編の話は折り込みチラシ一枚だけで知らせるなんて、新聞を取ってない家は、知らさ
れたのでしょうか?もっと町民間で議論を深めるべきです。
①既存の小学校、中学校を存続する。
②小規模農業を維持し、都市部から通いの農業希望者との交流、グリーンツーリズム、都市
向けに広かれた貸農園で、能勢の自然と小さな農的暮らしをアピール、将来的住民を作る
きっかけにする。
(理由)
39
①峠の向こうの小・中学に通わざるを得なしなると、子、親、地域住民にとって学校は増々
疎遠なものになり、子育てしにくい能勢町には、ますます子育て世代がいなくなり、それ
は能勢町が衰退の坂道をまっしぐらにころげ落ちてゆくのに拍車をかける決定的な要因
になるだけのように思えます。たぶん能勢町住民はあまり知らないでいるように思います
が、実は能勢町は全国的に有名な町なのです。ダイオキシンでわたしは横浜に長年住んで
いましたが、横浜の人も東京の人も能勢町の名はダイオキシンで知っていました。能勢は
この「知名度」を逆手にとってエコロジカルな小さな住みよい町として世間に打って出な
いとただの不便なだけの田舎として、能勢の子供は大人になったら出て行ってもここで子
育てしたいとは決して帰ってこないでしょう。
②大阪市内に一時間で行ける所にあるので、住民の声をもっと集めて、もっと住みよい、
子育てしやすい町にしていけば、能勢に住みたい人は絶対いっぱい出てくると思います。
けれど、もし学校が二つになったらわたしの子供には、ここで子育てしろとはかわいそ
うで言えません。
42
小学校をつぶすな
意見に対する考え方①と同じ
43
能勢に生まれ、能勢で学び、能勢で仕事をしている私にとって、今回の「1 小学校、1 中
意見に対する考え方①と同じ
学校」の基本方針案は賛成することは出来ません。その理由をいくつか述べたいと思いま
す。
①小学校が、それぞれの地域(旧村)にあってこそ、その村が存在していくものです。そ
の村から、小学校の灯が消えることは、その村の灯が消えることになります。学校があ
って、そこに通う子どもたちの声を聞き、姿をみることで。心の安らぎを感じるもので
す。さらに、わが子どもが成長し家庭を持ち、その子が、また、母校に通えるその場を、
私たちは、保障しなければなりません。小学校がないのに、どうして、今の村に家に住
むように言えるでしょうか。近くに、小学校が無い中で、そのようなことは言えません。
こども・親の目・日々の生活の場から遠く離れた場所での小学校にすぎません。
「おらが村
40
の小学校」ではないのです。
②既存の小学校は、それぞれの村・地域の特性を持ち続けています。それぞれの村の子ど
もです。行政的には、「能勢の子どもです。」しかし、それは、行政が便利的につくった
ものです。それぞれの小学校は、百数十年の校風をもってきています。それを、統合し
て「能勢小学校」で、何を学ぶのですか。地域の村の何を学ぶのですか。何を親として
教えるのですか。私には理解できません。私が、親として、今までの村の中で多くの人
たちから学び、知らされてきたこと見聞してきたことをどのように伝えていけばいいの
ですか。子どもの日々の学ぶ成長する場・小学校が見えてこそ伝えることができます。東
郷の子に、峠を2つも3つも超えたところの地域・村のことを学んでも、何の意味がある
のですか。その地域の学ぶ内容は、他府県、他国の学習内容と同じようにしかとらえる
ことできないと思います。
③今回の方針案を読みますと、今まで学んできた小学校のそれぞれの教育環境、教育内容
そのものが、間違っていた。私は、その間違っていた内容を学び、そして、我が子に間
違っている小学校に通わせていたのだとしか、読み取ることができません。私自身は、
そのようにとることは決してしたくないのです。野間が好きで、東郷小学校が大好きで、
わが子にも通わせてきました。当然、私の孫も通わせたいです。通えるための諸条件を
私は、確保することが、私の使命です。村の良き伝統を伝えていこうと思っています。
そんな思いがあってこそ、野間神社の祭り、
「盆の市」や、野間中の「天王さんの 24 日
盆」等の諸行事を仲間と共に復活したのです。それもこれも、
「我が村の子は、全て私た
ちの子どもです。
」子どもが少子化になっても、たった一人でも、私の村の子どもです。
天王小学校ですら、今まで、少ないなりに村の小学校を存続してきたではありませんか。
ただ、
「耐震化」だけの理由で、既存の小学校を廃止して、一校を新たに建設する意味が、
どうしても理解できません。確かに数年後には全校生が、数十人になると聞いています
が、それでもいいです。その少人数のマイナーな面を、今、やっておられる「小・中・
41
高一貫教育の中でのいろんな学習環境の場で、我が孫、我が村の子を学ばせたいです。1
校になっての効果は期待できません。一度なくした校風は、二度と戻ってきません。親
が、子が学んできた「東郷小学校の校風」で、学ばせたいです。そして、3 小学校一つに
なった「東中学校」で学び、
「能勢高校」にかよわせるその環境を、親として、保障させ
たいです(これはエゴかもしれませんが、そのように思われてもかまいません)
。今ある
環境の中で、より創意工夫することで、学習諸条件を克服していけると思います。今ま
でもしてきましたし、今後とも、続けていると信じています。
まだまだ、言い出せば限りはないです。今回のようなやり方で、進められていくことに
は、賛成できません。もっと多くの生の住民の声を聞く場を確保してください。早急に結
論を求めないでください。文面に失礼なことを書いたかもしれませんが、村の中の小学校
を存続させたいがための一念から書かせてもらいました。
44
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
「能勢町学校再編整備に関する基本方針(案)
」に反対します。
行財政や学校運営の面では、
「1 小学校」
「1 中学校」という結論に達したことはある程度
理解できます。しかし、今後の能勢町の発展を考えた場合、少子高齢化はますます進み、
地域活性化とは逆の方向に向かっていくだろうと考えるからです。
(理由)
私は東能勢小学校に勤める教師です。5年前に高山小学校が東能勢小学校に統合され、
高山地区の児童はバス及びタクシーで登校することになりました。私が赴任した3年前に
は10名いた高山地区児童は今年度は3人で来年度2人、再来年度は1人になります。そ
して、その下の子は高山地区には今3歳の子がいるだけと聞いています。
では、高山地区の若い所帯はどこに行ったのでしょうか?希望が丘等に家を買われ移り
住まわれたのです。保護者はやはり友達が多い所で育てたいと思われたのです。また、児
童もバス・タクシーの登下校を望まないのです。交通費は全額豊能町が負担しています。し
42
かし、行き帰りの時間を決められ、友達と自由に交遊できないことをすごく嫌がっていま
す。
能勢町の少子化の問題は、全町自然公園化計画や都市計画、また農業政策が原因なのか
もしれません。しかし、自然豊かな能勢で生きたいという若者がいないわけでもありませ
んから、いずれ、人口も増える時期が訪れると考えます。積極的に人を呼び戻し、集める
政策を出し、またそのような活動を町として支援してください。
小中学校の保護者・児童生徒も、学校生活での学習やクラブ活動等を考えると、たくさん
の友達がいる方がいいでしょう。それを選択するでしょう。しかし、それはさらに能勢町
全体の少子化に拍車をかけることに繋がるでしょう。どこに小中学校ができるのか分かり
ませんが、その近くに移住する人や能勢町から離れる人が増えることにつながるでしょう。
高山地区がそうであるように・・・。
小規模で学ぶ子どもたちには、苦労があるかもしれません。しかい、長い目で能勢町を
見て、将来の能勢町を築く子どもたちに、スクールバスで自由を奪うことをせず、各地域
での地域教育力に信頼と期待を持ち、金銭的には厳しいのかもしれませんが、余裕を持た
せてあげてください。小学校の登下校は徒歩で通える範囲、中学校の登下校は自転車で通
える範囲にしてください。スクールバスは保護者の余裕も児童の余裕も奪ってしまうでし
ょう。人はタイムスケジュール通りには動けないことも多いのです。自家用車が登下校を
サポートする学校は安全面でも危険です。
目先の要望や利益に左右されない長期探訪に立った結論を望みます。
また、これから能勢で住みたいという人の立場も考えてください。土地建物の値段は都
市部よりも安いけれど、学校はスクールバスとなれば、二の足を踏んでしまうのではない
でしょうか。近くに学校があり、地域コミュニティがあり、子どもたちの集まりがあり、
小規模ながら現状のような豊かな教育実践が積まれていることこそ、魅力ではないでしょ
うか。
43
若者の中には、農業を目指す人も少なからずいます。贅沢はできないけれど、安全な職
を求める傾向は全国的に顕著です。決して能勢町の未来が暗いものだとは思っていません。
学校が近くにないのは、これから子育てもしようという若者には決定的に魅力がありま
せん。歩いていって「遊ぼう」と誘い合える今の環境を壊さないでください。切に要望い
たします。
45
学校は地域の文化の中心地だから安易に廃校にすべきでないという考え方も分かります
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
が、これ程の児童・生徒数の減少では、やはり、新しく発想の転換をしなければならないと
思います。天王能統廃合の折にも論議されましたが子どもの数を増やすというのは現実的
には夢物語で各地の里親制度も行きづまりのようです。むしろ新しい魅力いっぱいの学校
を作って「能勢の学校はいいから帰ろう。転居しよう。
」と思ってもらえるようにがんばる
方がいいと思います。なんといっても能勢の魅力は自然の中の校舎。東と西からの中間点
の名月峠か大阪峠のあたりに広い土地を確保して雑木林の中のマイナスイオン空気いっぱ
いの中に校舎があれば素敵です。校舎は出石や篠山の学校みたいなログハウス風の木造で、
奇をてらうデザインでなく、雨漏りなどしない頑丈で長持ちするものがいいです。整理整
頓のできた教室で勉強するために細かいことですが、思い切った多くの個々の収納ボック
スなどもよろしく。
「My机」制度など考えられたらいいかな?通学路は既存の道路ではな
く西地区、東地区から専用道で、将来、能勢の名所になるような並木道をつくってほしい
です。能勢の良いところはなんといっても給食。事項式で行事や季節を考えた地産地消の
給食は最大の魅力です。ということで基本的には(案)に賛成です。1学級20∼25名
で、学校数を減らす変わり教職員数は多く、地域の人たちが様々な形で関わっている学校
が出来たらいいなと思います。
46
能勢町の豊かな自然と豊かな地域の人々の中で、各小・中学校の子ども達が伸び伸びと大
きく育ってこられたこと、能勢町教育委員会のご尽力の深さに敬意を表します。私は隣接
の豊能町で教職員として勤めている者ですが、能勢町の長い歴史の中で培われた『地域の
44
意見に対する考え方①と同じ
よさ』
『子どものよさ』を活かしながらの教育実践に幾度となく感銘を受けてきました。
この度、小学校・中学校がそれぞれ1校になるかもしれないと聞きました。とてもショッ
クを受けております。大阪府・豊能町の行政的な面など色々な問題があるのは理解できます
が、このままでは近い将来、子ども達や住民が能勢の各地域から姿を消してしまうことは
明白です。そうなれば能勢町全体が力を失ってしまいます。
また、これまでの素晴らしい『能勢の教育』『地域を生かした教育』『自分の住んでいる
地域を愛する教育』とその教育を支えた教職員は〔能勢の宝〕
〔大阪府の宝〕です。その宝
を是非残していただきたい。教職員の方々の働く場所を無くさないでいただきたい。否応
なく学校を統廃合しようとする方針に断固反対します。
47
もう少し現場の状況を見て考えてほしいと思います。新しく決まっても実際に動くのは
現場なのでこのままだと現場が苦労するのが目に見えています。
48
あたえられた職務に全力を尽くしていただきた
いと思います。⑭
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
能勢町の学校統廃合には反対です。
(理由)
各地域のコミュニティセンターとしての役割を学校は担っていると思う。地域に学校が
なくなるとその地域の活気がなくなっていくと思う。そうなるとますますその土地から人
が離れていってしまうのではないかと思うので反対します。
49
(意見内容)
計画的な取り組みが必要であると考えます。⑮
中学校が町に一つとなるとスクールバスに頼らざるを得ないがクラブ活動や放課後の諸
活動に制約が多くなる。
(理由)
時間はかからないだろうがバスの時間を考えると放課後の行事や取り組みが制限され
る。
50
充分な論議がなされないうちに突然「小学校1校」
「中学校1校」を同一敷地にとはなん
45
意見に対する考え方①と同じ
たることか思いました。子ども達の通学方法などを考えた時すごく無理があると思います。
せめて小学校は中の谷と西の谷に1校ずつにすべきだと思います。
51
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
貴意の小規模校に係る表現の多数は少人数であるが故の負の部分に焦点されています。
特に3−(1)にある「学校数縮小による再編」の貴意事由の学力の向上及び子どもの全
面発達を恰も小規模校のシステムが大きく阻害しているという表現には到底同意できませ
ん。
(理由)
学習の指導が徹底されていて、所謂習熟度別の授業が実施できております。そのため児
童個々の学力はわたくしの知るなかでは、著しく突出していると考えます。
52
能勢町の小中学校が「小学校1校」
「中学校1校」となることについてできるだけ多くの
意見に対する考え方①と同じ
児童生徒が自己通学できる場所を検討され、スクールバスなどの通学手段を確保というこ
とだが町内に1校となるとどうしても遠距離から通学せざるを得ない児童生徒が出てく
る。地域とのつながりを大切にしてきたことを思うと、バスへ遠くへ通い地域とのつなが
りが薄くなることが心配だ。親世代が能勢町から外へ出ることに拍車がかかるだろうこと
が想像される。
地域に学校がなくなると地域の灯が消えたようになってしまうのではないか。天王にお
いても、子どもたちの一番好きな場所、子どもたちが一番集まる場所は学校だと誇れる学
校で育つ子ども達こそ自尊感情の強い子ども対なのではないか。小さくても学校が大好き、
地域が大好きといえる子どもを育てたいと日々がんばっている。
53
●新しい学校をつくる母体と教職員について
①
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
学校づくりの母体と構想をしかりと創るべき、教育委員会と町が主導となるなら専門
チームが必要。現在の仕事と掛け持ちでは無理ではないか。中途半端なスタートで新学
校の子どもや教職員をつぶしてはならない。それほどの大変なエネルギーが必要である
46
改革である。
とりわけ、6小学校が1校になるというのは全国的にも例が少ないのではないか。視
察、研修などをするとともに、無理という判断であれば1校にするというのを撤回する
必要もあるのではないか。
②
新学校の校長や教頭は強いリーダーシップが必要となる。少なくとも1年以上前に決
定し、研修する必要があるのではないか。また、教職員についても早めに決定しておく
のはどうか。
③
教員にもリーダーシップが必要となる。前年の3月末に人事が決定するのでは遅すぎ
るのではないか。
人事ヒアリングをするのは校長か、教委か。町を去る教職員の赴任先も含めて大変な
時間を要すると考えられる
④
3年の生徒と進路懇談をする中で「高校にいったら信頼できる先生いるやろか?」と
いった不安を聞いた。教職員の名前までは言わなくとも新中学校については「必ず半分
ずつ先生も新学校に行くから心配しなくていいよ」とか、新小学校については「必ずど
の小学校からも3人ずつは先生が行くからね」など、言えるといいなと思う。
「その先生
はだれ?」と聞かれると、返答に困るのだが・・・。
●つなぎの教育・児童生徒の安全について
①
子どもたちが安心して新学校でスタートを切るためには、その数年から1年前に「つ
なぎの教育」をしておくことが大事だと思う。
「新学校になったから不登校になった。いじめにあった。
」ということを絶対に避けな
ければならない。また、それは教委主導で行なうのか。そうであれば教委のスタッフの
人数で大丈夫なのか。
②
現在、児童生徒の安全のために、教職員やPTA、警備員などで、登下校の見守りを
しているが、通学路が変わってしまう新学校については、今以上の安全確保が必要であ
47
る。
峠道や車両通行の多い道路で児童生徒が交通事故に遭い死亡したり、また教職員が交
通立ち番などで時間をとられすぎ、本務に支障をきたしたりする事態を避けなくてはな
らない。
信号機の設置、歩道の増設、車両の幅を増やす、保護者送迎用車スペースやロータリ
ーの設置、警備員の増員などハード面を充実させることを望みたい。
③
①②で述べたことへの対応のため新学校では、町独自の教職員を必要配置し手厚い体
制をとるべきではないか。定数+1∼2人のレベルではすまないような気がする。
(最後に)
再編は避けられないという前提で意見を書きましたので、少しもやもやした気分でもあ
ります。無くなる学校のことを思うと喪失感が先にたつのが本音です。しかし、どういう
学校であれ、児童生徒の安全や安心が確保できて通学でき、教職員が安心して(去就も含
めて)勤められる学校であれば、どのような形でもよいと私自身に言い聞かせ書きました。
現場の細かい意見などを、うまくとり入れながら、新しい学校をつくる母体づくりを進
めて下さればと思います。
54
該当箇所
意見に対する考え方①と同じ
2 ページ、項目 3(1)
「学力の向上や子どもの全面発達を保証する教育環境の確保を第一義」とするなら、現
行の小規模校こそが、子どもの全面発達を保障することにつながるのではないかと思いま
す。
項目 3(4)
スクールバスによる遠距離通学は子どもにとっては大きな負担になると思います。地域
に住むものとして地域の子どもたちが全てバスに毎日長時間揺られて通学しないといけな
い事態になるのは大変しんどく、何とか避けたいという思いです。
48
55
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
児童数減少と校舎の建て替えのために町内の小学校が一つに統合されるという動きがあ
るようですが、一校だけにするということは、様々な問題が生じるように思います。
(理由)
・広い能勢町で通学がますます不便になるのではないでしょうか。
・地域と連携して子ども達を育てるという良さが薄れるように思われます。
56
(意見内容)
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
今後、再編の具体案が公表され、今後も活発な意見交流の場を継続して行政側と市民側
の間で実施してくださることを期待しております。行政側からは、答申を公表することに
よって、住民への説明責任説明を果たされたかもしれませんが、やや物足りなさを感じて
います。
(理由)
再編整備する機会があるというのは、プラスでとらえています。少子化が進む能勢町へ
人を呼び込む好機です。実現可能、不可能を問わず、
“夢のある、子どもが大切される学校
がある能勢”を大々的にアピールすべきだと思います。人口が少ない能勢だからこそ老若
男女問わず意見に耳を傾けて下さるようお願いいたします。
“能勢で子育てをしたい”と思
える再編整備を期待しております。
57
(意見内容)
意見に対する考え方①と同じ
項目 3(2)
(4)
他のご意見は、今後の参考にさせていただきま
・東の谷1、西の谷1の小学校2校、中学校1校の計3校にすると、スクールバスも含め
て考えられる。小学校が自転車で通える中学校と同じようには出来ない(時間、安全面
で)点から考えると上記が望ましい。
・一つの体育館を小中と同時に使用はできない。どこかの学校を見てきて(視察)検討し
ているんでしょうね?10クラスでもぎりぎり、5年後可能かどうか(週3時間)
49
す。
項目 3(3)
・小と中が違うからけじめがつけられる。「中学校になったら・・・」ワクワクもドキドキも
夢も・・・なくなると思います。私学でなく公立で9年間も続くことはしんどいです。今で
も大変なのに余計だらける感じがします。
(同一敷地内も?連携はいいが・・・)
西中の体育館も要望を出したにも関わらず聞く耳を持たないために現在の変な体育館
(つぶれる。ドアが閉まらない。雨漏りなど)が出来ている。今回も現場の意見が通らな
かったら、また、格好だけの中身のない変なものになってしまうのは目に見えています。
聞く耳持っているんでしょうか?他市と比べて遅れている行政だからこそ「現場の声」を
聞かないとあかんのじゃないのかな?「だから能勢は!」と言われてどんどん引っ越して
いく家庭が増えているんですよ。何とかしようと思いませんか一緒に。
58
・子どもの通学時間や方法が心配です。西中では天王の生徒が4名クラブに入っています
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
がクラブによって事情があるので大変そうです。全員が伸び伸びと安心して様々な活動
に参加できる体制を組んで頂きたいです。
・小中と同じ場所に・・・ということですが、運動場、体育館は分けて頂きたいです。子
どもの放課後の遊び、体育授業、クラブに支障をきたすことは見えています。よろしく
お願いします。
・1小1中ができるまでにこまめに情報を出して頂き、学校の意見をよく聞いて頂きたい
です。今回のようなやり方では住民の方の理解も得られないと思います
59
項目
再編後の学校数
意見に対する考え方①と同じ
いつも子どもたちに温かいご支援を頂きありがとうございます。しかし、残念ながら今
回貴教育委員会が示されました学校再編基本方針案はこれまでの温かい支援を覆す様な内
容で検討委員会が発足された時点で不安は感じてはいたものの、驚きや戸惑いを感ぜずに
はおれません。
「子どもは能勢の宝」と謳ってきた能勢町です。それだけにこの案には大き
な矛盾を感じます。子どもは地域に守られ地域の中で育つものと信じてきました。この案
50
は地域で子育てをする保護者にとって安心できるものなのでしょうか。財政難、耐震対策、
そして何より児童数の激減。それらは目の当たりに突きつけられた現実として十分理解で
きます。けれども、子どもの立場、子を持つ保護者の立場や思いを考えるとこの示された
案には人を育てる町としての、また、教委としての「優しさ」を感じません。子どもが減
るから学校を小中各一校に・・・。そうなれば、子どもが育つ目の前の身近な地域は希薄
な存在になってしまわないでしょうか。これから大きく育っていく幼い小学校にとって、
また、地域を見据え我が育つ地域を愛していこうとする小学生や中学生にとっては、この
広い能勢に各一校という案には無理を感じます。
「学校の小規模化が人間関係上の構造的な
課題を生じさせる。多様で豊かな学習環境を確保するため小中各一校」という考え方は、
今まで地域の特色を生かした教育活動を学校ごとに親も子どもも一緒になり創り上げてき
た能勢として悲しささえ感じます。子どもがおり、学校が地域にあってこそ、地域も育ち
活性化するということを大切にしていただき、どうか学校再編に向けて、時間をかけ地域
の声を聞きながら再考していただきますよう切にお願い致します。
60
項目2
ご意見は、今後の参考にさせていただきます。
(意見内容)
また、助け合いや支え合い、高め合いなど多様で豊かな学習環境を確保するためにも、
学校規模を学級替えが出来る規模、
「小学校1校」
「中学校1校」とする。
」
このことですが、何年先には、児童生徒数が減少支障人数規模の学校規模になっていく
ことで小学校1校、中学校1校の規模は、妥当であると思いますが、学級替えが出来ない
状況が起こる可能性があることを危惧します。
(理由)
平成 30 年には、中学校全体においては、1学年60人程度で3学年全体でも 170 人規模
の学校となることが見込まれると答申に書かれていますが、子どもたちが中学校生活を過
ごす中でクラブ活動は大切な活動であり、心身共に鍛えられた場所であります。この規模
51
では、野球、サッカー、バレーボールなどの集団球技の部などは、試合ができる人数が集
まらなくクラブとして成り立たないことが予想されます。
(今でも、西中のサッカーは部員
が少なく試合ができない人数のようです。
)
そうなることで子どもたちの選択肢は狭まり自由な活動ができないと思われます。自分
にあったクラブがないため、私立に進学していく子どもたちが増え、クラス替えができな
い学年も出てくると思われます。
学校を再編することも大切ですが、子ども達が増えていくような対策も一方で必要である
と思います。
61
項目
3(2)
意見に対する考え方①と同じ
小中学校の小規模化は『人間関係の固定化やいじめなどの人間関係の衝突やゆがみに対
応しにくい構造的な課題がある』とは思いません。むしろ、小規模、少人数により、子ど
もたちの生活に教師が深く丁寧にしぶとく向き合い、子ども達を支え、集団づくりを進め
てきたのが、これまでの能勢の教育の姿であったはずです。また、近年、学校現場では複
雑化してきた子どもの課題に対応するべく、国や大阪府に加配教員の配置を要望し、でき
るだけ子どもの集団を少人数化させ、きめ細かく指導を進めてきました。このこととして、
今回の学校再編整備に関する基本方針(案)は、その方向性そのものが、現状と矛盾する
ものとなっており、子どもの実態や現在の学校現場の様子、指導効果や学習効果について
十分に論議を重ねてきたものとは思えません。
また、
『学級替えが出来る規模』も学校再編の理由にあげられていますが、今後の子ども
の出生数からみると再編したとしても将来的に学級替えが出来る規模にはならない可能性
は大いにあります。10年後、20年後、30年後という長期のスパンで考えていく必要
があります。また、そもそも学級替えによって子どもの人間関係が改善するという考え方
は一面的なものであり机上の一般論です。能勢町の学校では、仲間を育む人権教育を何よ
り大切な柱とし、子どもたちに、人間関係における様々な課題と正面から向き合わせてき
52
ました。能勢町の少人数の学級規模をマイナス面としてとらえ学級替えができる、できな
いに関わらず、たとえ子どもが一人であっても、全国に誇れる、人権・平和・環境・共生の教
育を効果的に積み重ねてきたことです。
今一度、これまでの能勢町における少人数規模の教育効果を十分に検証していただき、
多角的、多面的に教育の、また学校の未来を考えるため、教育現場や保護者、地域の意見
を、時間をかけて求めていく必要性を感じます。今回の再編についての検討は、もう一度
白紙からスタートしていただくことを求めます。
62
・能勢に住み、久佐々小学校を卒業した自分にとってどんな理由があっても母校がなくな
意見に対する考え方①と同じ
ることは残念でなりません。人数は少なくなっていることは分かりますが、校区の広さ
から言うとこれ以上校区が広くなって通学距離が伸びるのは厳しいと感じます。バスを
走らせてバスで通学といっても時間的な拘束も増えます。それがいいとはとても思えま
せん。
・それぞれの地域に学校があり、それぞれの学校が地域の中心になっています。能勢は特
にその特長が強いことが大人になって改めて感じました。そのそれぞれの学校をなくし
て1つにしてしまうことは納得できません。
・あと、小中学校が1つになることは能勢町内に住んでいてもあまり聞こえてきません。
多くの町民が「気がついたら1つになっていた」なんてことにならないようにもう少し
時間をかけてほしいと思います。
63
項目
3(1)
意見に対する考え方①と同じ
学力の向上や子どもの全面発達を保障する教育環境の確保を第一義とし、学校数を縮小
して再編することとする。
(理由)
それぞれの地域に根ざした学校で、地域の環境や人とのつながりを大切にした教育を進
めていくことこそが、子どもたちのあらゆる側面の発達に、つながっていくのだと思いま
53
す。それぞれの地域の良さを失うことにつながる学校数縮小、再編は失うものが大きすぎ
ます。また、現在のそれぞれの学校での決め細やかな教育を、今後引き続き、さらに発展
させていくことこそが、一人一人の子どもたちに対する決め細やかな教育を可能にする学
習環境を確保することにつながるのだと思います。
64
項目(再編後の学校数)
意見に対する考え方①と同じ
(意見内容)
小中学校の小規模化が、人間関係の固定化やいじめなど人間関係の衝突やゆがみに対応
しにくい構想的な課題がある・・・という考え方をもとに学校数を決めていることに納得
が行かない。
(理由)
そもそも「小規模校では教育環境が悪い(課題がある)
」とばかり方針には書かれている
が、小規模校のほうが教育環境にはよい面も多くあり、
(もちろん課題もないとはいえない
が・・・)反対に地域のよさを生かさず、広範囲に1校とした時の課題の方が大きくなる
と感じている。検討委員会でも田尻小の報告があったり、天王小でのさまざまな実践を見
ていただいたりして、小規模校のよさ、小規模だからこそできる教育があるにもかかわら
ず・・・・。そのことを否定するかのような再編だと考えている。大阪には小規模校が少
なくなり財政や他の問題で課題があるのかもしれないが、日本全国には小規模校で豊かな
教育をしているところがたくさんある。能勢町もこれまで創ってきた教育を大切にしてい
くべきだし、そのためにはこのような考えをもとにした再編は考え直してほしい。
54
番号
65
意
見
意見に対する考え方
(意見内容)
3.基本方針
(1)再編の考え方
児童数は少なくなってきているが、小規模ならではの教育を行ってきている。再編す
るのではなく、各学校の取り組みを大事にしてほしい。
(理由)
(1)学校は、地域の中心的な役割を果たしている。運動会・学習発表会、地域との交流等、
地域の方々に支えられ、子ども達の成長を見守って頂いている。その学校が、校区か
らなくなるのはさびしいことである。又、今まで小規模ならではの能勢の教育を行っ
てきている。現状を維持してほしいと願う。
66
小規模校のよさ=能勢らしさを生かした学校作りを!
人数の少ない学年集団の中で、わが子が育ちましたが、学校行事の度に力をつけてもら
ったと思っています。
小学校も中学校もクラスがえを経験できないというデメリットもありますが、一人一人
が生かされた教育という点では満足しています。小規模校ながら、特色のある、地域の学
校、高齢化に向けて、伝統や、知恵を伝えていく場を残してほしいです。
併行して、住みやすい町作り、若い人達の流出を防ぐ工夫、子ども達が誇りに思える町
{のせ}になるような行政を希望します。
67
小学校を統廃合し町立 1 校にそしてスクールバスを運行する。中学校も同じくスクール
バスを運行し給食を提供してはいかがでしょうか。よろしくお願いします。
68
1 と 2 の(1)について
自然豊かなこの能勢の地が大好きで一生をここで過ごしたいと思っている。まわりを見
わたしても、老人だけの淋しそうな暮らしをみると、ほんとうにこのままでいいのだろう
55
かと思う。みんなそれぞれの家で息子や娘に帰って来てほしいと腹をわって、話をしてい
るのだろうか?今までの情報すらきちんと町民はもちろんのこと町から出ている人に十分
伝えられていないし、こんなわずかな期間に村の存続や一生を左右するような話を地域や
家庭ですらすることはむずかしい。学校が果たしてきた役割が大きいと書いてあるように、
学校が 1 校になることは、村の過疎化にますます拍車をかけることにもなりかねない。今
まで高校で町外に出ることが多かったが、中学校やいや小学校からも町外に出ることにも
なりかねない。
検討委員会では、一部の人の発言が大きく、一個人の発言はしにくいような状況もあっ
たように思う。本音では、学校を残したいと思っているのに、耐震補修の大きな金額など
の財政面や誰が決めたのか適正規模の人数等の話やどんな学校づくりをしたらいいかに目
が向き、新しい学校をつくったら何とかなると思っているようにしか思えない。この減少
を食い止めようとする町づくり(ふるさと能勢の地にもどってくる“かえる”作戦、親の
声を子どもに伝えるふるさと便り、物産センターのような農業の活性化、新商品の開発、
大学や企業の呼び込み、里親制度、旧家の紹介や販売など)の声には至らないし、連携で
きていない。近隣の市からの転入生もあるように能勢のような環境で育てたいと思ってい
る人に呼びかけるルートすらない。その想いに応えるべき町のサービスも悪い。
3 の(4)について
能勢の豊かな自然の中で、五感を働かせながら通学してきた子どもたち。登校途中や下
校後の遊びや生活を通して培われた感性や情緒面などが、バス通学により奪われてしまう。
5 について
昔も今も、能勢は、生活する場としては、けっして便利な所ではない。条件整備を重ん
じたり進みすぎたりすると失われるものがあるのを知っているから、不便でも能勢ならで
はの生活を大切にしてきたところがあるのだろう。6 校区それぞれの地域のぬくもりや勢い
がまだまだ可能性を残していると思う。ほんまになくなってもいいのか?この時期を何と
56
か乗り切る町づくりの策を練りましょう。
69
教育委員会の皆様、日頃の取組みには敬意を表する者です。
11/11 の新聞折り込みを見落とし、パブリックコメント募集のこと、2 日程前に地域で耳
にしました。意見提出様式も用意できず、このような用紙で申し訳ございませんが、〆切
が 24 日とのことでこれで意見を提出させて頂きます。
能勢町学校再編整備の基本方針で町内の児童生徒数の推移(減少)やそれを取りまく環
境等の変化に伴い出されている案は理解したうえで、もう少し町民に説明する機会を設け
て頂きたく思います。
ゴミ回収のときは、地域、区で説明会が行われ参加したものです。
今回、急なことで仕事の都合で間際に知ることとなりました。あまりの町民への説明不
足に対して意見を申し上げるものです。
子どもたちは、町の未来を担う大切な宝です。私の子どもも町内で義務教育を終え、今
は在席しておりませんが、学校から少し離れたものでも大切な問題と思っております。
国内の他事上を見ても、住民の声全てが通る案などなく、困難なこととは思いますが、1
つの学校に遠方からスクールバスで通うことへの住民の安心で切る細かい説明を質問を受
ける形でもして頂きたいとお願い申し上げます。
70
・学校の縮小を考える前に、人口を増やす方法を考えるべきではないか。
工業の誘致や農産業の発展など町の活性化を計画してほしい。また他市で生活している
子どもを能勢に住ませるべきである。
・町長・議員・教育委員会・職員の近所で子どもや孫が能勢町に住み、徒歩で学校に通っ
ているのか。ほとんどが高齢者の世帯である。独身の時は通勤できていても結婚したら
能勢を離れる子どもが多すぎる。能勢に残って居る者の通勤は決して楽ではない。2∼3
時間の通勤時間を要する者・朝 5 時に家を出ている者など現実に居る。そういった者が
町税を払い、能勢町に住まず親だけ能勢で生活している家庭の分も含め、地域の行事を
57
守り、様々な問題に直面している。町長には失礼だが、今の子育て世代の意見を良く聞
いているか疑問である。三世代同居の家庭でも、祖父母世代は、小学校の合併は賛成し
ているようである。ただ単に「孫が一人二人のクラスでは可愛そうだ」という理由であ
る。親世代は教育面・安全面・社会性などこれから身に付けることの重要性を考え、少
人数でも地域の学校(徒歩通学)を希望している。先にも述べたように、子育て世代が
少ない能勢町で子どもの未来を考えているこの子育て世代の意見を十分聞いてほしい。
※先日のコーラス交流会出町長は「私の任期ないに必ず解決します。
」と言い切っていたが、
そんな簡単な問題ではないと思う。また、あの冒頭の町長の挨拶は「統廃合が決定して
いる」と受け止められ、この連休にこのパブリックコメント意見を書こうと思っていた
者が、
「無意味」と判断し出さなくなってしまった事を知ってほしい。
71
突然の小中 1 校の案に戸惑っている。どこで決まったのか。こんな意見を求める形では、
意見はだしにくい。区で集会を開くべきである。このまま小中 1 校は許せない。能勢町民
を馬鹿にしている。
72
能勢町の今後に大きく影響する問題です。基本方針案の説明会を小学校区毎にまずは開
催すべきです。こんな大きな問題をこのままやろうとしている教育委員会の姿勢に不信を
抱きます。
住所氏名は記入しないのは色々事情があるからです。だからといって意見を無視しない
でください。会が開催されれば、その場で意見を言わせていただきます。
73
(意見内容)
小学校は東と西に 1 校ずつが良いと思う。
(理由)
通学が小学校は大変だと思う。
中学校は 1 校で良いと思う。
74
(意見内容)
58
1.もっとじっくり町民の意見を聞くこと。
2.町の将来像と合わせて考えるべき。
3.もっと統合する時のメリット、デメリットを提示すべき。
(理由)
問題点
1.11 月 24 日〆は早すぎる。
2.10 年、20 年後の町の将来像を町として考えているかわからない。
3.耐震費用だけでなく、学校職員の職場がなくなったり、失業する人が出たりするのでは
ないか?
75
全国どこの地方でも同じような悩みをかかえていると思うが、失敗も成功も含め、いろ
いろな実際の統廃合の事例を町民に知らせてほしい。又、メリット、デメリットについて
もまとめて知らせてほしい。
76
(意見内容)
能勢町を考える日を(何月何日)と 1 日もうけてその日に淨るりシアターなどに集まっ
てもらってそこで自由に意見を言ってもらって、その日にこれない人はパブリックコメン
トを出してもらって、それは皆の前で読みあげると言うのはどうでしょう。
(理由)
パブリックコメントの公開について、どのようにされるのか信用出来ません。
77
(意見内容)
母校がなくなるのは絶対嫌だから!!
(理由)
思い出のある母校がなくなるのは嫌だし、悲しい気持になってしまうから。
78
(意見内容)
反対
59
(理由)
その小学校のどくとくな事業などがあるから
79
80
3 つある学校は 1 つにするといった行動をとるといいと思います。
(質問内容)
1 つにしなくていいと思います。
(理由)
自分の母校だった学校がつぶれてしまうなんて悲しいから。
81
(質問内容)
小学校を東に 1 校、西に 1 校。
(理由)
東と西を一緒にしたら、各地域から学校に通うのが遠くなるから。せめて、西・東に 1
校ずつにする方が良いとおもう。
82
(意見内容)
小学校は、まとめて!
中学校はそのままで!
(理由)
人数の少ない小学校が多いから。中学校は、距離のことを考えて(通学の)
83
せめて 4 つにする!!
先を考えろ!!
84
良い人数にふりわけられるように。学校も 6 つぶして1つにするんじゃなくて 3 つぐら
いにすると良いと思う
85
項目3(2)
1再編後の学校
現在の極小規模校となっているのは、天王小と田尻小である。この学校に現在人間関係
の固定化やいじめ、ゆがみが存在するようなニュアンスに受け止められる文言である。果
60
たしてこの2校だけに現在、人間関係の固定化やいじめが存在しているのであろうか?極
小規模校では他校にはない個々一人ひとりに対応した豊かな教育環境が提供でき、教育の
理想に近い教育実践が数多く存在している。人数が少ない学校では全校のたて割り活動、
他校との連携、教育活動質の高さ、フットワークの軽さ、より豊かな授業の展開、個別指
導の充実、宿題の量の多さ、地域との連携教育など3(2)で書かれている内容にならな
い努力や工夫が多く存在している。よって3(2)のような見解を教育委員会が持ってい
ることにすごく悲しく、切ない思いでいっぱいだ。極小規模校が、能勢町の教育の先端を
荷負い、能勢町はもとより、広く府内全国に発信している現状を考える時にこの矛盾さを
どうとらえたらいいのか悩むところである。子どもたちの成長の様子、表現力の豊かさ、
地域と共に歩む人格の形成、学力、環境教育、体育学習及び体力づくり等の現状や実践内
容をもっと吟味していただきたい。よって3(2)の項目は基本方針から削除すべきであ
り、極小規模校の現実とあまりにもかけ離れている見解であると認識している。
86
よって3(2)の前段の現状はあくまで現状の実態とそぐわない見解であり、現に極小
規模の子達や親たちは現況に満足して下さっている話も常に聞いている。また、全国各地
には極小規模校が多数存在し、この少人数教育で培った教育のノウハウが大規模、中規模
校の教育実践に生かされてきたのは教育史の中で実証されている事実である。
後段の「助け合い」「支え合い」「高め合い」が多様な学習環境は、大きな学校でも小さ
な学校でも必ずできる内容でもある。小さな学校は暮らす規模ではなく、クラスを超えた
人間関係の豊かなつながりがあり、児童のみならず、教職員、保護者、地域の人々との人
間関係は、むしろ、大きな学校の児童よりも豊かで、たくましく、育っていると感じてい
る。
よって、このような理由により、小一、中一の方針へ結論を急ぐことにも大きな疑問を
持たざるを得ず、再考を願います。再編計画の見直しを強く求めます。
87
(意見内容)
61
広い校区をバスにすると、とても遠くなってしまう子どもたちも出てくる。広い能勢を
1校にするのには無理があるのではないか。
(理由)
子どもに大きな負担をかけてしまうのではないか。それがとても心配だ。
88
(意見内容)
耐震診断結果を大きな理由とするのはおかしい。能勢町に小中1校だけはひどすぎる。
東からはスクールバスが出るにしても遠すぎて、子どもがかわいそうである。せめて、東
西に1校ずつは必要である。
(理由)
耐震補強の補助金が出るはずである。
東から西地区は遠すぎるし、地域学習もできなくなり、地域との関係が切れてしまう。
89
・それぞれの地域文化(運動会、とんど、お祭り)と学校は常に結びついていた。その関
係が難しくなる。どう存続していくのか。
・
「子どもが自分で通えてこその学校」という考えの家庭が能勢を離れることへの危惧。さ
らに人数が減る一因とならないように充分な改善策と将来への展望が必要。
その他
・学校現場の混乱は目に見えている。充分な行政からのサービス、施設の充実は言うまで
もなく、人員の充分な配置にも考慮願いたい。
90
小学校6校を1校に、中学校2校を1校に統廃合するということは、多くの児童・生徒
が遠距離通学となります。スクールバスなど通学手段を確保するということですが、下校
については小学1年生から中学3年生までの児童・生徒が不便を感じることのないよう、ど
んなシステムで運行されるのか、また、家庭、子どもの事情で個々の遅刻、早退にも対応
できるのか、そこが一番心配するところです。
又、参観や懇談、運動会や学習発表会など学校行事に保護者が参加するときの足の確保
62
はどのようにされるのですか。学校に充分な駐車場を確保するということですが、平成2
7年の推計で小学校340人、中学校260人の児童・生徒を同一敷地内に収容した上で充
分な駐車場を確保できるような土地が本当にあり確保できる見込ですか。
91
能勢町の活性化を考えるならば、学校は地域の中心である。子どもがいるから地域に「灯
り」がある。学校がなくなれば当然地域の「火」が消えてしまう気がする。先日、田尻小
で学習発表会があり、児童数が少ない中でも素晴らしい発表ができたと自信を持って言え
る。
自分の発表を見てもらおうと隣家のお年寄りに声をかけに行き、家族と供に見てもらっ
た子供の素直な姿があった。
「見に来てね」という言葉かけに喜んでもらえ、立派な発表だ
ったと感心をされていたと聞く。
小さな喜びであるが、こういう出来事の一つ一つが子どもを成長させ豊かな人間に成長
させ地域の小さな活性化、つながりになっていくのではないか。
小規模校には、人間関係の固定化、いじめのゆがみに対応しにくい課題があると基本方
針にはあるがそんなことは絶対にない。再編すればいじめがなくなるのか?いじめが起こ
るのは心の問題である。
1小1中校になれば友達との輪、休み中なども友達との輪は遠くにならざるを得なくな
る。共働きの親も増え、遊びに行くにも遠くなりそうな気がする。遠距離通学なども増え、
スクールバス対応とあるが不登校児童などが増加する傾向になりそうな心配がある。1小
1中が能勢町のためになるのか。ますます能勢町には人が住まなくなるだろう。学校地域
の拠点である。
92
(意見内容)
小・中それぞれ1校というのは課題がたくさんあり、反対である。
(理由)
・通学バスを走らせるということだが、広い地域の児童を集めるには時間がかかると思わ
63
れる。短時間で集めるには、バスの台数が必要である。
・バスで登下校をすると、登校・下校の時間が決まってしまうので、不登校気味の児童が
バスに間に合わなかったとき、校区が広いので今までのように迎えに行くという対応が
できない。また、放課後の補充学習も時間が限られてしまう。
今まで学力をつけるために少しの時間も工夫して努力をしてきたが、限られた時間内で
はそれも保障できないことが考えられる。
今まで大切にしてきたことは何なのか。
・校区ごとに身近な地域学習を大切にしてきたが、能勢町全体になるとあまりにも範囲が
広すぎて意識の高まりが難しい。また、体験もたくさん取り入れてきたが、行動範囲が
限られてくる。
・保育所(幼稚園)から中学校まで(ともすれば高校まで)の9年間(12年間)同じ集
団で生活することになるので、集団作りをしていく上で望ましくない。現状だと、少な
くても中学校で新しい出会いがあり、そこでステップアップできることもある。
・地域の深いつながりを持つ中で、保護者や地域の方の大きな協力も得てきたと思うが、
あまりにも校区が広く大人の意識を一つにまとめていくのもかなり難しいだろう。
・家庭訪問をはじめ、あまりにも校区が広く、児童・保護者に対する日々のきめ細かな対応
にはかなり難しいと考えられる。
93
(意見内容)
学校の統廃合に反対です。
(理由)
・
『予算面の問題』という点について
新しい敷地の購入・建物の建築費用・今の学校の解体費用などに予算を費やすなら、今
の学校の耐震工事にあてたほうが、有効だと考える。もし、今の校舎が残されるなら、
犯罪の温床になる恐れがあり、耐震工事をしないままで残すとすると、これはまた矛盾
64
する話だ。耐震工事には、補助金が出されると聞いている。実際に、必要と考えられる
費用を全部洗い出せば、どちらが本当にお金がかかるのかを示してほしい。
)
・
『少人数での人間関係のむずかしさ』という点について
小学校・中学校という9年間という長い時期を、同じメンバーで、しかも同じ敷地内で
過ごすことの方が、問題が大きいと考える。新しい環境で、新しいメンバーと出会う中
で、少し背伸びをし、違う自分にチャレンジするチャンスもつくれる。さらに、高校ま
でを含めた12年間、また就学前をふくめると、14∼15年間という長い時期を、同
じメンバーで過ごすと考えると、人間関係はますます難しくなると予想される。
・
『スクールバスでの通学』という点について
“毎日自分の足で歩く”ということが日課であるということは、体力面を鍛えること
にもなり、ひいては、精神面を鍛えることにもなる。
“まいにち”ということに勝るもの
はない。いくら、体力を鍛える取り組みをいくら取り入れても、やはり、
“毎日”に、勝
るものはない。そういう環境を取り上げないでほしい。
94
基本方針(案)を配りもせず、パブコメを募るという能勢の実態にそぐわないやり方に
は不快感を覚えました。あわせて、統廃合以前の町として「これからの能勢どうしていこ
う」というビジョンが示されてからの統廃合の提案だと思いますがそれがないのも順番が
違うと思います。
私は現状をみるとき、統廃合も仕方ないとおおむね賛同はしている者ですが、こんなや
り方では地域からの気持ち良い賛同は得られ難いと思います。
95
基本的な認識や方向性については、一定理解ができます。しかし、時間がかかりすぎる
ことが問題の一つであると思います。
(更なる学齢期児童生徒の流出)学校再編が実施でき
た時には1学年複数クラスが設置できるのか、それが継続していけるのか。スピードと能
勢町としての総合的な計画の一部として学校再編があるのではないでしょうか。
能勢町としてのビジョンを明らかにして、住民が将来像を描けて安心して暮らしていく
65
ことが大切だと思います。
再編していくことには賛成です。
今の時代には必要なことだと考えます。
96
・小学校から中学校まで同じ集団で過ごすことに不安を感じる。せめて中学校では2校の
小学校が集まって気分を新しく切り替えるきっかけとしてほしい。
・私の住んでいる地域に学校特に小学校がなくなるというのは活気が無くなることだと思
います。地域からの子どもの声がなくなり、小学校の行事がなくなり、
“地域で子どもを
育てていく”という雰囲気がなくなり、大変さびしいことです。地域で子どもを育て、
子どもから元気を地域にもらうような町にしたい。小中学校が町に1つというのは町が
どんどんさびれていくように感じます。
97
厳しい財政状況の中、耐震を考えると統廃合もやむを得ないかと思います。が、学校が
小規模化が人間関係の構造的課題につながり、大規模化が解決につながるとは言えません。
今までの学校の取組みの良さが生かせる統合になってほしい。できれば、西の谷、東の谷
に1校ずつは残してほしい。
98
項目 3(3)再編の具体
(意見内容)
小中学校を同一の敷地内にすることのメリット、デメリットについて、もう少し熟考を
要するのではないか?本来、小学校、中学校は別々の居行く活動があり、それぞれの種種
のカリキュラムの中で、日々の教育活動が営まれている。連携はメリット面もあるが、お
互いのスタンスがはっきりしまいと共倒れになるケースも多々ある。現在、小中高一貫教
育のメリット面だけが紙面に出て研究会でも報告されているが、デメリット面は、今の中
学校の現状に大きくあらわれている。
(理由)
子どもの荒れ、形が先行した授業、教職員の多忙感、学力低下、校内で中心になってコ
66
ーディネートすべき教員が、連携のためにかり出され、本来行なうべきであるその勤務校
の教育活動に専念できなくなっている現状もある。連携教育は外からみるとメリットが多
いように思われるが、まず基本は小は小なりに、中は中なりに高校は高校なりに学力、体
力、知力を付けるために専念し、この基本の達成を最優先して+αとして、効果的にお互
いのメリットが期待できるゆとりがあって行うものであると考える。これも能勢高の絶大
なバックアップのおかげで成立している面が多く、これは、いわば高校の先生方が府下の
高校の先生と違う動きの中で生徒たちの育成のために努力されている結果と考えられる。
よって、現状の中学校の課題克服のために町も行政も現場も住民も改善に努めるべきであ
り、中学校の現状を小学生に見せるに絶える校風にしていくことに最大の努力を集める必
要があるように感じる。よって小学生に希望が持てる中学校教育のあり方を本気で考えて
いく必要があると思う。よって、小中が同じ敷地内は連携面、予算面の考えが大きく反映
された案であると考えられるが、小中の敷地は離すべきだと思うし、ひっつけることで暗
黙の連携が強いられる形となるのでやめた方がいい。
あくまでも、小学校は小学校、中学校は中学校、独自の校種の特性を吟味し、教育活動
を展開すべきである。
さらに、小一、中一にしぼる根拠をクラス替えができるという理由をあげているのもよ
くわからない。クラス替えがあるないより、大きい学校は大きい学校、小さい学校は小さ
い学校なりに知恵を出し合って教育活動を展開してきた能勢町の現状を参考にしていくの
なら、小一、中一も再考せざるを得ないと考える。現状のままを望むが、現状が無理なら
具体には、小3、中1ではだめなのか?東に1校、西に1校、天王小1校、中は1つ。
いきなりの小1中1にしていくのは、地域を大切にしてきた能勢の教育の良さが、継承
していきにくい。能勢らしい教育ができなくなるというのが、現場の声を認識しているの
で、小1中1でどんな教育の未来を描いているのか、もう少しその中身を示していただき
たい。
67
99
・再編整備当たって、オープンであってほしい。
・3(2)は、小規模だから、クラス替えができるから・・・。という考えは偏っていると思
う。
100
項目 3(2)
(意見内容)
小学校は西と東に1校ずつ、2校にして、中学校は1校にする方が望ましい。
(理由)
・組替えができるようにといっても、小中9年間同じなら、人間関係も2組では変化にと
ぼしい。小学校の間は、地域に学ぶ機会も地域を知り、自らのくらしを見つめることも
必要だと思うが、町内1校になってしまうと総合学習や教材学習でその地域と出会うこ
とはすくなくなるだろう。小学校はせめて西地区に1校、東地区に1校設置してほしい。
9年間の「人間関係の固定化」の方が、子どもにとって最悪な場合もある。中学校から
は新たな自分となり気持ちを前向きにして、新しい仲間と供に学ぶことができよう。
・地域にとっても、小学校がなくなることはさみしいことだが、それは2校になるのなら、
まだ、地域の教育力がのこると思う。
101
(意見内容)
①小1、中1、同一敷地って、どこにそんな広大な敷地があるのか?それも中央にどうい
う方法で決めるのか
②自己通学といっても、歩道、自転車(車道)の安全は守れるのか。
③給食を考えているようだが、能勢の味を生かせるのか。
(地産地消)
④それぞれの地区の活性化に問題はないのか
⑤当然、教職員の人数調整になると思うが、本人の意見を尊重できるのか?
⑥何年計画で進める予定なのか?
⑦児童生徒の心身面のケアはできるのか
68
(理由)
①各地区の中央になければ多くの課題が・・・。
②同一敷地になると、徒歩、自転車、マイクロバス、自家用車・・・登下校が心配。警備
員の派遣は必然で教師対応には無理がある。
③自校炊飯で。
④小・中学校がなくなることで、寂しい区にならないのか。
⑤職員の異動が強制的になり退職の選択にさせてしまわないか。
⑥もう少し具体的に計画案がほしい。
⑦統合ということで、児童生徒の心身面のケアにどう対応していくのかを聞きたい。
102
項目 3(1)再編の考え方
学力向上や子どもの全面発達を保証する教育環境の確保を第一義とし、学校数を縮小し、
再編することとする。あるが ⇒
小学校1、中学校1と再編することで保障されるのか
疑問に思う。学力向上はむしろ、小規模であっても十分できることではないか。
項目 3(2)再編後の学校数
小中学校の小規模化には、人間関係の固定化やいじめなど人間関係の衝突やゆがみに対
応しにくい・・・とあるが
⇒
同一敷地内に小1、中1にすることが課題解決になるの
か、現状で、中学校へ行けば新しい友を・・・と変化を見せる子どももいるはず。9年間
同じ集団となると考えてしまう。
(5)その他
できるだけ多くの児童生徒が自己通学できる場所を検討するとあるが
⇒
この時点
で、すでに、東地域は見捨てられてしまったと考えざるを得ない。多人数優先、強いもの
が勝ちですか?能勢の教育は、弱者(一人を大切にする)
(地域から学ぶ)を大切にしてき
たはずです。基本方針(案)の最初から弱者切りすては納得できません。
以上から是非とも地域ごとの説明会を開き、生の声を聞いてもらいたい。
69
103
項目 3(1)
(2)
(意見内容)
①学力の向上や子どもの全面発達・・・
縮小するからといって学力向上や発達が保障されるとは限らない。
②学級替えができる規模「小 1 校」
「中 1 校」とする。
豊かな学習環境を確保するために 1 校ずつにする必要はないと考える。
(理由)
①小人数で決め細やかな指導をするためには、人数が少ないほうが落ち着いて取組めるの
ではないでしょうか。また他校があるほうが比較して競争心も出てくると感じます。
②人間関係の固定化はありますが、落ち着いて取組めている学級であれば 6 年間ないし 3
年間ずっと同じでも心配なことはないし、子どもの中にもなじめにくい、不安を抱えて
大きな学校 1 校となるとつらいと思う子もいると思います。せめて西と東に 1 校ずつで
よいのではないでしょうか。でも地域に学校がなくなる、子どもが大きくなって母校に
帰ることができないというのはあまりにもさみしすぎます。
104
(意見内容)
学力の向上や子どもの全面発達を保証する教育環境の確保を第一義とし、そのために学
校数を縮小して再編することに反対します。
(理由)
能勢町には従来より小規模校がいくつかあります。それぞれに地域と深い結びつきを持
ち、特色ある教育活動を推進してきました。学力向上や集団づくりについても、小規模校、
へき地校等の良さを生かした決め細やかなとりくみがなされてきています。効率面を優先
させた再編では、地域にとっても子ども達にとっても、失うものが多すぎるのではないで
しょうか。
105
(意見内容)
70
現状のままの学校が望ましい。
(中学校 2 校、小学校 6 校)
(理由)
能勢も地域が広く、その場所により特色がある。地域に根ざした教育、今までの伝統を
受け継ぐためにも現状のままの学校が必要である。
106
項目
基本方針(案)
・パブリックコメントの募集を新聞に入れるということは、新聞を取っておられない家庭
には届かない。だから広報に載せるとか、はさむとかして全家庭に知らせてほしかった。
また要項とか意見用紙をほしいと思っても、ホームページからダウンロードすることに
ついてもパソコンがないとできないし、役場まで行く足がない家庭は?と考えると2週
間ではとても短いので、もう少し期間を伸ばしてほしかった。だから意見の公開はぜひ
広報などで全家庭に知らせてほしい。
・地域の学校がなくなるということはとてもさびしいものだ。それぞれ大事にしてきた地
域学習ができなくなってしまう。また地域で大事に見守ってきた子どもたちの安全につ
いてもとても不安を感じる。本当に地域のことを考えるのなら今のままの学校でおいと
いてほしい。それが無理ならば、西に1、東に1(小学校)にしてほしい。町民あって
の行政ですし、本当に能勢町のことを考える行政をしてほしい。これからも行政と町民
が一緒になってあたたかいまちづくりができるようにしていってほしいと願っていま
す。
107
項目 3(2)
小規模校ならではの子どもたちどうしの人間関係づくりやコミュニケーションを大事に
してきた能勢町の教育だと考えてきたので校区が広がり、小学校、中学校が1校になるの
はとても残念です。ぜひ、統廃合をせず今までのままの能勢町の教育を続けてほしいです。
108
(意見内容)
低学年を各分校あつかいにして中学年、高学年を1つに統合する流れも視野に入れて頂
71
きたい。
(理由)
1人1人を大事に取り組んできた能勢教育の中で特に低学年には家のまわりの地域をし
っかり学習し、生活の力をつける分校思考が良いと考えます。
109
学校の統廃合には反対です。
学校は地域の基盤であり、学校の統廃合が進めば、能勢の過疎化、少子化が加速するこ
とは、明らかだからです。
本当に載せの教育のことを考えているのならば若者が能勢から離れないような魅力的な
町造りを進めてほしいものです。
110
基本方針を出すにあたってもっと学校現場や地域住民の声を聞いてもらいたい。また広
報にものせず、全戸配布もしないで、このような意見を求めるやり方は、非常に不親切で
乱暴なやり方である。そもそも、学校を減らすよりも先に、能勢町は人口を増やすための
具体的な案を持っているのか?こんなことでは、ますます能勢から若い人たちが出て行っ
てしまう。
子どもの学力についても少人数できめ細かく、手厚く見ていける小規模校の方がよいし、
人間関係のトラブルが多いのも大きな学校の方である。基本方針にはクラス替えがないと
具合が悪いというようなことが書かれていたが、何を根拠に言っているのかわからない。
小規模校にこそ、能勢の良さや他にはない本当の教育があるのに、結局のところ財政上の
理由だけで統廃合を進めようとしているようにしか見えない。厳重に抗議申し上げる。
111
・町行政として平成21年から平成30年までの児童生徒数の推移が書かれているが、町
として人口を増やすための施策がこの基本方針の中に盛り込まれていない。都市計画の
あり方、市街化調整区域の見直し、農業の勉強で人を呼ぶ方法、企業誘致、教育機関の
誘致など、まだまだ実現可能な施策が出されていない中で児童数の減少のみを再編計画
の基本的理由としてあげ、小一、中一の学校にしてしまうのはあまりにも納得ができな
72
い。
・基本方針(案)の流れをそのままふんでいけば平成35年、平成40年にはさらに人が
減る計算となり、能勢で暮らす人永住する人が増々へり最終的には能勢町から、小学校
も中学校も、なくなってしまうことにならないか?だから、学校の数、児童の数を議論
するのと同時に人口をいかにふやし、又転出者をへらさないかに、もっと町民の知恵を
結集する施策が必要であると痛感する。
112
学校再編整備に反対します。
児童の減少も厳しい財政状況も今まで町が人口を増やす方策をとってこなかったことに
原因があると思います。能勢町の未来像をどう描いておられるのでしょうか?
「小中学校の小規模化には、人間観関係の固定化やいじめなどの人間関係のゆがみに対応
しにくい」と言われますが、小中学校で9年間も同じ仲間で過ごすことこそ懸念されてい
ることになるのではないでしょうか?
「学級替えができる規模」ということですが、再編成時には学級替えができる人数では
ないでしょう。固定された人間関係が構築され、閉塞感で子どもたちののびのびとして学
校生活など望めません。
「通学区域が全町域」になることから、家族との連携もとりにくくなり、家庭訪問する
にしてもたいへんな時間を費やします。スクールバスの通学では、時間的な制約があり、
個別指導や放課後学習ができません。また、教育活動においても、物理的なことで支障を
きたしてくることでしょう。
教育委員会は、どんなビジョンをもって今回の方針をだされたのでしょう?新聞の折込
なんかで、町民にこんな大事な問題を知らせたつもりになっていいはずありません。もっ
と丁寧な手立てがいるはずです。
113
2 ページ項目(1)
(2)
(3)
「学力の向上や子どもの全面発達を保障する教育環境の確保を第一議とし」とあるが、学
73
力向上に向けては、これまでに小規模だからこそできる様々な実践を積み上げてきている
し、地域性や地域の力も、大きな力となってきたが、このことが「小1.中1」に再編される
ことにより大きく損なわれることが懸念される。また耐震問題やバリアフリーに関しても
これまでに課題を積み残し改善されていないにもかかわらず、今回の基本方針案に、再編
の事由として挙げられているのは再編に向けたプラス材料として盛り込まれているように
考えられる。
また学級替えができる規模が助け合いや支え合い高め合いなど多様で豊かな学習環境を
確保できるとあるが、同じ集団で6年ないし、3年間過ごすことでより高い集団を作るこ
ともできるし、これまでにも小小小中連携といったつながりで小規模のマイナス点を補う
工夫もされてきた。
11 月 11 日に出された基本方針案に至るまでは多くの時間を費やし地域や学校、有識者の
意見が本案に盛り込まれていると思うが、この基本方針案が出されてから2週間という短
い期間とパブリックコメントという手法での地域、住民の意見を吸い上げるのは十分では
ないと考える。135年といわれる能勢の学校の歴史を思うと、本案の跡も十分に時間を
かけ再編後の子ども・学校・保護者・地域のありかたを十分に考えた上で動き出さないと、
これまでに培ってきた能勢の人権を中心に捉えた教育が失われてしまう恐れを感じる。現
実的に少子化が加速する中であるが今一度、十分に時間をかけ、多くの人々の声を聴く中
で基本方針を出して頂きたい。
114
意見内容(1)
(2)
(3)
1.学校数を減らすことよりお先に能勢町の人口を増やすことを考えるべきでないか。
2.今でも、通学距離が遠いと思う子どもたちがいるのに毎日通う学校をさらに遠くする
ことはスクールバスを確保したところで解決できない問題がある。
3."能勢離れ“をすすめることになるのは目にみえている。(親や地域の"学校離れ”だけ
ではすまない。
74
(理由)
能勢は住みにくい〔働くところがない、近くに店がない、病院がない、通学に不便、バ
ス代、電車代が高い上に本数が少ない、車がないと動けない等々〕と思っている者にとっ
ては、能勢を離れる良い口実ができたというようなもの、歴史や伝統というものも、つな
がりももはや何も力もない、持たない。能勢の行く末が心配だ。
115
(意見内容)
現状で良いが、再編するなら、「小学校は東西それぞれ1校」「中学校は1校」のすべき
(理由)
基本方針(案)本文の「小中学校の小規模化には、人間関係の固定化やいじめなど人間関係
の衝突やゆがみに対応しにくい構造的な課題がある。」というのには納得できない。小規模
化した学校には、学年や男女関係なく子ども同士の結びつきが深まり、人間形成に重要な
異年齢集団、いわゆる縦の関係が構築されやすく、卒業後も長年に亘る強い絆が形成され
やすい。いじめや不登校が頻発しているのは、むしろ大規模のほうではないか。
また、学級替えについて、確かに学級替えには子どもの友人関係に大きなインパクトを
与えるが、学校再編の理由にはならないと思う。されならこれまで学級替えがない町内の
学校の教育はよくなかったのか。1校にしても将来学級替えができない人数になったら、
全廃するとでも言うのか。
学校は規模ではない。大きければ大きなりに、小さければ小さいなりに工夫して、立派
な人間を形成することが基本であり、立派な先生さえいてくだされば素晴らしい教育が展
開されるものと信じます。
ただ、中学校はクラブ活動等を考えると1校が望ましいと思う。
116
もし「子どもの数が少なくなったから能勢町で一校」というのであれば、本当にそれでい
いのでしょうか。能勢の子どもたちにとって今後どうすればいいかという論議が十分され
ていないまま今回の話は進んでいるようにおもいます。統廃合するにせよ、しないにせよ、
75
十分に議論して慎重に進めていくべきでは、ないでしょうか。
117
(意見内容)
基本方針の再検討を要望します。
(理由)
能勢町の学校は地域とのつながりが他市に比べても強く、それが様々な面でプラスにな
っています。そういう面を何とか残してほしいと考えます。町内に小中学校が1校ずつと
いうのはあまりに急な少々むちゃな方針ではないでしょうか、子どもたちの登下校、放課
後の生活時間等についても不安心配があります。現状のままというのが難しいのは理解で
きますが、もう少し別のやり方はないでしょうか。
118
(意見内容)
学校施設の耐震対策や財政状況を考えると「小学校1校」「中学校1校」もやむを得ないか
もしれないが再編後の学校数や児童生徒の通学を考えると東西に一つずつの小中学校が望
ましい。
(理由)
小学校の小規模化には、人間関係の固定化やいじめなど人間関係の衝突やゆがみに対応
しにくい構造的な課題があるという方針が出されたが」
、現在までの小規模には当てはまら
ないことも多い。また遠距離通学となると下校時間にしばられ、放課後に遊ぶこともでき
ないように思う。できるだけ自己通学できる範囲での学校配置にしてほしい。
119
広い地域である能勢町に小中学校が1つになるということは能勢町のコミュニティ機能
が失われることを意味すると思われます。従来より学校は地域との密接なつながりを持っ
ていました、その状況を無視してはいけないと思います。
もしも基本方針とおりになれば、ますます能勢町の過疎化は進むことでしょう。目先の
対応のみに終始されるような気がします。したがいまして、能勢町全体で小中学校を1つ
にすることについては反対します
76
120
学校規模を学級替えができる規模「小学校1校」「中学校1校」とするということなのです
が、このままの考え方でいくと、いずれ学級替えできなくなる時がくると思います学校数
を減らすにはもう少し話し合いが必要だと思います。現場の意見があまり含まれていない
気がします。
121
地域に根ざした教育をするためには、地域に学校がなくてはならないと思います。もっ
と地域の方々の意見に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。
122
子ども達にとって、小規模の学校というよりは、中規模の方が、刺激もあり、自立を促
すと思いますが(大規模も充分教師がいればいいが)ぞれぞれの学校の良さ、今まで培われて
きた学校の文化が、損なわれると思うと残念です。
77
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