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平成15年 県政10大ニュースの選定について

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平成15年 県政10大ニュースの選定について
作 成 年 月 日 平成15年12月22日
作成部局課室名 県民政策部知事室広報課
平成15年 県政10大ニュースの選定について
【協議事項】
平成15年 県政10大ニュースの項目の選定について
(施策等が実施された月日順に記載)
項
目
名
1
芸術文化センターや陶芸館など文化基盤の整備と、
芸術文化ソフト先行事業の活発な
展開など 兵庫の文化力を発信
2
障害者支援費制度の開始や声かけ運動などを展開
ユニバーサル社会の実現に向けて
3
統一地方選挙と衆議院議員選挙の実施
4
構造改革特区 15 件認定や相次ぐ特区への企業参入など
地域経済の活性化にはずみ
5
阪神高速延伸、播磨自動車道・蘇武トンネル開通、JR 加古川駅付近高架切替など
県土の基盤づくり進む
6
のじぎく兵庫国体や全国障害者スポーツ大会の開催決定
7
災害医療センター・神戸赤十字病院や県赤十字血液センター、粒子線医療センタ
ーの一般診療など 健康と安心を支える施設などの開設相次ぐ
8
特定地域のディーゼル車運行や産業廃棄物・使用済タイヤ保管などの規制強化
快適環境づくりを推進
9
18 年ぶり優勝の阪神タイガースに県スポーツ特別賞贈呈
10
住宅再建支援制度の実現や国連防災世界会議の開催決定など
震災の教訓踏まえた取り組み進む
21 世紀を担う代表選ばれる
選定基準
① 県民の暮らしに身近で、共感を与えたもの
② 先進的な取り組みで、他に例を見ないもの
③ 県民の将来へ、夢や希望を与えたもの
④ 県政へ大きな影響を与えた事象
⑤ その他、より県政への理解と関心を深めたもの
(6−1)
着々と準備進む
県民に夢と元気
平 成 1 5 年 県 政 1 0 大 ニ ュ ー ス 項 目 内 容
※「●」は各項目の代表項目を表す。
※「○」は各項目の関連項目を表す。
※代表項目(●印)が実施等された月(日)順に記載
項
1
目
名
部局等名
芸術文化センターや陶芸館など文化基盤の整備と、芸術文化ソフト先行 県民政策部
事業の活発な展開など 兵庫の文化力を発信
[ 内
容 ]
●芸術文化センター(仮称)の整備
昨年 10 月の着工以来、建設工事を進めるとともに、ゼネラルマネージャーの設置・
楽団部長の専任化など(財)兵庫県芸術文化協会の体制を充実し、開館記念事業・楽団
設立等の運営準備を推進した。(10/1)
施設整備では、音響重視のホールとして 10 分の1スケールの音響模型での実験を
実施した。
○ふれあいフェスティバル 2003 開催(10/4∼5)
県内各地リレー開催2回目となる全県総合イベント「ふれあいフェスティバル」を、
姫路城世界遺産登録 10 周年及び県立歴史博物館開館 20 周年を記念して、姫路城三の
丸広場と大手前公園などを会場に開催し、2日間で約 40 万人が参加した。
●県立陶芸館(仮称)の建設工事に着手(11/3)
丹波焼をはじめ全県的な陶芸文化の振興、発展を図るとともに、陶磁器を通して人々
の交流を深めるため、陶芸文化の発信基地、交流拠点として整備を推進してきた「県
立陶芸館」(仮称)の建設工事に着手した。
●スーパーキッズ・オーケストラ公演(11/14∼16)
芸術文化センター(仮称)の開館に先駆けたソフト先行事業として、全国から選考
されたメンバーによる「スーパーキッズ・オーケストラ」の公演が県内3カ所で開催
された。
○国際文化フォーラム「外交官から見た日本文化の魅力と文化多様性」の開催(11/25)
河合隼雄文化庁長官が提唱した「関西元気文化圏」の中心事業として開催した。
●「ひょうご舞台芸術」公演「ニュルンベルク裁判」の紀伊國屋演劇賞(団体賞)及び
文化庁「芸術祭優秀賞」
(演劇部門)受賞が決定(12 月)
(ひょうご舞台芸術の芸術祭優秀賞受賞は 22 日 17 時解禁で文化庁が発表)
(6−2)
2
企画管理部
障害者支援費制度の開始や声かけ運動などを展開
ユニバーサル社会の実現に向けて 健康生活部
[ 内
容 ]
○兵庫県老人保健福祉計画(介護保険事業支援計画)の改定(3月)
●障害者支援費制度の開始(4 月∼)
身体・知的障害者の施設や在宅サービスが、従来の措置制度から契約による利用制
度(支援費制度)に移行されることから、支援費制度の円滑な実施に向けた市町等へ
の体制整備やサービスの充実等について計画的な支援を行っている。
○県庁本庁舎に「オストメイト対応トイレ」を整備(9月)
●「障害のある方への声かけ運動」推進会議の開催(9/25)
障害のある方の自立と社会参加を社会全体で支えることを目指して、視覚障害者や
車いす使用者をはじめとする障害のある方が、外出時等において手助けを必要とする
場合に、県民誰もが気軽に声をかけて、手助けを行う運動を広く県民に呼びかけるた
めのアピールを採択した。
3
統一地方選挙と衆議院議員選挙の実施
[ 内
21 世紀を担う代表選ばれる
企画管理部
議会事務局
容 ]
21 世紀に入って初めての選挙となり、新世紀を担う代表が選ばれた。投票率は県議会
議員選挙で 44.60%、衆議院議員総選挙で 59.11%となった。
●統一地方選挙実施
・県議会議員選挙・神戸市議会議員選挙(4/13)
県議会議員選挙では、現職 70 名、元職3名、新人 20 名の計 93 名が当選した。
(任
期開始 6/11)
・市町長・市町議会議員選挙(4/27)
●衆議院議員総選挙実施(11/9)
○インターネット県議会中継の開始(11 月∼)
4
産業労働部
構造改革特区 15 件認定や相次ぐ特区への企業参入など
地域経済の活性化にはずみ 農林水産部
[ 内
容 ]
●構造改革特区計画の認定(第1回認定
4月)
構造改革特区計画の第1回認定式が4月 21 日に首相官邸で行われ、首相から各特
区の代表に認定書が手渡された。平成 15 年は国が3回の認定申請受付を実施し、本
県内で 15 件の構造改革特区計画が認定された。
〔認定式の開催概要〕
第1回認定申請(第1弾):4月 21 日(本県内の認定数6件)
(第2弾):5月 23 日(本県内の認定数5件)
〃
第2回認定申請
:8月 29 日(本県内の認定数1件)
第3回認定申請
:11 月 28 日(本県内の認定数3件)
○「先端医療産業特区」に指定されているポートアイランド(第2期)にこれまで約 50
社の医療関連企業が進出した。
●「自然産業特区」(淡路島北部)で企業が農業に参入(11 月)
農業生産法人以外の法人への農地等の貸付けを容認する特例措置を活用し、県内で
初めて企業が野菜づくりに参入した。
(6−3)
5 阪神高速延伸、播磨自動車道・蘇武トンネル開通、JR 加古川駅付近高架切替など 県土整備部
県土の基盤づくり進む
[ 内
容 ]
●播磨自動車道供用(3/29)
播磨JCT∼播磨新宮IC
L=12.8 ㎞
●阪神高速北神戸線全線開通(4/28)
今回供用:有馬口∼西宮山口JCT L= 5.3 ㎞
●JR山陽本線等加古川駅付近連続立体交差事業 山陽本線高架切替完了(5/26)
●阪神高速神戸山手線一部供用(8/26)
白川JCT∼神戸長田
L=7.3 ㎞
○「西播磨くらしの道整備指針」を策定(9月)
○高速道路ロードプライシング(社会実験)《播但連絡道路》の実施(9/1∼11/30)
実験参加者に社会実験回数券を事前に販売し、実験期間中の通勤通学に播但連絡道
路を利用してもらうことにより、国道 312 号から播但連絡道路への利用転換を促進し
て、国道 312 号の朝夕の渋滞緩和を図る。
○国道 312 号日高南バイパス開通(9/28)
城崎郡日高町∼養父郡八鹿町
L=2.3 ㎞
●国道 482 号村岡道路「蘇武トンネル」開通(11/8)
城崎郡日高町∼美方郡村岡町
L=5.7 ㎞
トンネル延長 3,692m
○国道 372 号天引道路「天引トンネル」開通(11/22)
兵庫県篠山市∼京都府船井郡園部町
L=3.9 ㎞
今回供用:L=2.1 ㎞、トンネル延長 636m
6
のじぎく兵庫国体や全国障害者スポーツ大会の開催決定
着々と準備進む
[ 内
容 ]
●「のじぎく兵庫国体」の開催決定(7/8)
(財)日本体育協会理事会において、開催決定書が井戸知事に交付され、平成 18 年の
第 61 回国民体育大会「のじぎく兵庫国体」の兵庫県開催が、正式に決定された。
・阪神甲子園球場(始球式)でのPR(7/2)
・開催決定報告会の開催(7/8)
・神戸ウイングスタジアムでのPR(7/12)
・のじぎく兵庫国体実行委員会の設立(7/15)
・国体PRバス出発式(三宮∼倉敷間高速バス)(7/18)
●第6回全国障害者スポーツ大会の開催決定(7/8)
・同大会実行委員会の設立(7/15)
(6−4)
企画管理部
健康生活部
7 災害医療センター・神戸赤十字病院や県赤十字血液センター、粒子線医療センタ 健康生活部
ーの一般診療など 健康と安心を支える施設などの開設相次ぐ 病 院 局
[ 内
容 ]
●粒子線医療センターの一般診療開始(4月∼)
治療効果が極めて高く副作用が少ないなどQOL(生活の質)の面からも優れた放
射療法の一つである「粒子線治療」について、陽子線治療の一般診療を開始した。
●新兵庫県赤十字血液センターの開設(7/8)
県民医療に不可欠な血液製剤のより一層の安全性と安定供給の確保を図るととも
に、隣接する兵庫県災害医療センターの後方支援施設として災害時の輸血用血液の円
滑な供給体制を整備するため開設した。
●兵庫県災害医療センター・神戸赤十字病院の開設(8/1)
阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害に対応できるよう、兵庫県災害救急
医療システムの中核機能を担い、災害時における医療の提供及び平常時における救急
医療の提供を行うため、兵庫県災害医療センターを神戸赤十字病院との一体的整備に
よって神戸東部新都心に開設した。
8 特定地域のディーゼル車運行や産業廃棄物・使用済タイヤ保管などの
規制強化 快適環境づくりを推進
[ 内
健康生活部
容 ]
●「産業廃棄物等の不適正な処理の防止に関する条例」制定(3/17)、施行(12/15)
○大規模事業者に温室効果ガスの排出抑制計画の作成等を義務付け(3/17)
○「ひょうごエコタウン構想」の承認(4/25)
「地域におけるゼロ・エミッション構想推進のためのエコタウンプラン」として経
済産業省、環境省から共同承認を受けた。
●「環境の保全と創造に関する条例」改正(10/10 改正条例公布)
二酸化窒素及び浮遊粒子状物質に係る大気環境基準の達成に向け、阪神東南部地域
において、排出基準に適合しない大型自動車の運行を規制する。
9
県民政策部
18 年ぶり優勝の阪神タイガースに県スポーツ特別賞贈呈
県民に夢と元気
[ 内
容 ]
○阪神南地域で「元気アップひょうご阪神プロジェクト」を展開
○阪神タイガース優勝記念・神戸パレード開催(11/3)
阪神タイガース星野監督、コーチ、選手等が、元町から三宮に至るルートをパレー
ドし、雨天にもかかわらず 25 万人が沿道に集まった。
●阪神タイガースに「兵庫県スポーツ特別賞」を贈呈(12/2)
今シーズンのセ・リーグを制覇した阪神タイガースの活躍は、地元兵庫の活性化と
震災からの復興をめざす県民に夢と元気を与えたとして、県スポーツ特別賞を贈呈し
た。
(6−5)
10
住宅再建支援制度の実現や国連防災世界会議の開催決定など
震災の教訓踏まえた取り組み進む
[ 内
容 ]
●住宅再建支援制度の実現に向け取り組む
県では、全国的な住宅再建支援制度の早期実現に向けて、全国知事会等関係団体と
連携して取り組んできた結果、政府の平成 16 年度予算案に、
「居住安定支援制度」と
して盛り込まれ、公的支援への道が拓かれた。
一方、本年5月に「兵庫県被災者住宅再建支援制度調査会」を設置して、県単独の
住宅再建共済制度の実現可能性について検討しており、来年1月に得られる予定の検
討状況報告を踏まえて、制度実現に向けた具体的な検討を加えるとともに、全国へ向
けても実現可能な制度を提案したいと考えている。(調査会開催:第1回 5/13、第2
回 7/24、第3回 9/17、第4回 11/6)
・全国知事会が緊急決議(7/17)〔都道府県の新たな拠出と国庫負担案〕
・自然災害議連が、知事会の考え方に沿った法案化の検討を決定(7/25)
・全国議長会が「自然災害被災者に対する住宅再建支援制度の創設等に関する決議」
を採択(7/30)
・全国知事会(井戸知事対応)が、制度実現について、政府及び国会議員等に緊急要
望(8/8)
・内閣府が平成 16 年度予算の概算要求に、
「居住確保支援策を含めた被災者生活再建
支援の拡充」を盛り込む(8/28)
・兵庫県議会が、
「自然災害被災者に対する住宅再建支援制度の早期創設を求める意見
書」を、全会一致で採択(10/9)
・全国知事会が、制度内容及び都道府県拠出金に対する地財措置等について政府及び
国会議員等に緊急要望(10/9)
・地方6団体連名で、政府及び国会議員等に緊急決議(11/19)
・兵庫県議会が、
「住宅再建支援制度の創設等による自然災害被災者支援制度の確立を
求める意見書」を、全会一致で採択(11/26)
・自然災害議連が総会を開催、住宅再建支援制度の創設に関する決議を採択(12/10)
・平成 16 年度政府予算案閣議決定(予定)(12/24)
●国連防災世界会議の開催決定(12/12)
国連総会において、平成 17 年1月に国連防災世界会議を兵庫県で開催することが
正式に決定された。
(6−6)
企画管理部
総
括
部
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