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タイルのエコ 再生資源の利用促進

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タイルのエコ 再生資源の利用促進
タイルのエコ
再生資源の利用促進
― 2050 年の CO2 総排出量 80%削減に向けて ー
種
類
概 要
代 表 商 品
LIXIL グループは、低炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現を目指し、「人と地球を考えた
環境美の創造と提供」を追求していきます。
タイル建材事業では、廃土や廃ガラスなどを陶器の原料に再生する取り組みを進めています。
陶磁器屑
タイルなど焼き物の粉砕物。
再資 源化の促 進
2009 年度は、再生原料が 33,763t/ 年で、全窯業
【LIXIL窯業原料の内訳】
原料の約 35%になりました。このうち、社内リサ
イクルは 13,316t/ 年で、製造工程で出るくずはも
ちろん、排水に含まれる粘土まですべて無駄なく
社内
40%
使い切る努力を続けています。残りの 20,447t/ 年
は社外から受け入れている廃棄物で、使用量の多
いものはおもに、採石廃土や窯業廃土、キラなど
社外
60%
です。そのほか、これまで捨てられていたさまざ
まな社会資源についても、タイルをはじめとする
建材商品 の原料として、再生・活用しています。
再生原料
35%
ニューセラフォーラム
サンドロック
細割ボーダー
ピアッツァ
パストラーノ
土色彩生
原石から粉砕・分級工程により主と
採石廃土
してコンクリート用骨材を、製 品 化
する際に最終微粉末として産出さ
れるもの。
ジュースやワインなどに代表され
ガラス廃材
るビンガラスや自動車のフロント
ガラスなどの廃材。
天然鉱物原料
65%
バックドラフト
各 地 方自治 体 の 下 水 処 理 場で 発
下水汚泥焼却灰
社外から受け入 れている窯 業 系再 生原 料の内訳
種
類
窯業廃土
概 要
代 表
生する下水汚泥を焼却した灰。
通常、焼却灰の多くは埋め立てら
れている。
商
品
はるかべくん
タイル原料などを採取する際に発
リサイクル 商品の拡充
生する副産物の原料。
壁タイル、床タイルとも、再生資源を活
従 来 は 再 度 埋 め 戻されてい たも
用した、多数のリサイクル商品を開発、
の。
生産しています。2009 年度のタイルの総
ジオクラシコⅢ
デザレート
タイルやガラスの原料などに使用
26 シリーズ(カタログ外特注品含む)で、
される「珪砂」採取時に、副産物と
全販売面積の約 5%を、エコマーク商品
して発生する微小珪砂。
を除くグリーン調達適合商品(269 シリー
エコマーク商品・
グリーン調達対象品
5%
422 万㎡
グリーン調達対象品
52%
553 万㎡
ズ)を加えると、約 553 万㎡ほどになり、
ロディート
クラシコライン
販売面積の約 57%を占めています。
・掲載内容及び写真・図版の無断転載はかたくお断りします。(許可無く転載・流用した場合、損害賠償が発生します。
)
セラヴィオR
【タイル・建材リサイクル商品販売比率】
販売量は、面積換算で約 975 万㎡ですが、
(財)日本環境協会のエコマーク商品は、
キラ
カサータ
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