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水管理ユニットニュース
1390 年(西暦 2011 年)
第1号
 ペイバンド農村生産協同組合に水管理ユニットが設立されました
モルダッド 23 日(西暦 8 月 14 日)、ペイバンド農村生産協同組合の臨時総会が開かれ、組合定款の改正が行われました。この改正により、組合の中に水管理
ユニットが設立されることになります。
水管理ユニットは、ペイバンド農村生産協同の灌漑についての専門組織で、昨年から今年にかけて設立された 36 の水利グループのリーダーで構成されます。
今後は、水管理ユニットが、各水利グループへの水配分を決定したり、RWCや農業局との交渉などを行うことになります。水管理ユニットを中心として計
画的な灌漑を行えば、今まで以上の面積を灌漑することが期待できます。
 水管理ユニットの評議員が決まりました
シャハリバール 23 日(西暦 9 月 14 日)、水管理ユニットの部会が開かれました。部会には、26 人の水利グループリーダーのほか、来賓としてアッガラ県のゴ
ルジン所長、ジャッバリ技師が出席しました。
今回の部会の目的は、評議委員長と 4 人の評議員を選ぶことで、出席者による選挙を行いました。選挙の結果は次の通りです。(敬称略)

評議委員長
Ayyub Morad Bazmouneh

LC 代表評議員
Hassan Chabok

RC 代表評議員
Yousef Mohammad Alegh

CC 代表評議員
Karim Berdi Amani Gharanjik

調整池代表評議員
Nour Mohammad Saghar
 水利グループから灌漑要望書が提出されました
シャハリバール 30 日(西暦 9 月 21 日)までに、20 の水利グループから灌漑要望書が提出されました。これは、各水利グループが予定するバハマン月(2012 年
1 月 21 日~2 月 19 日)からの灌漑面積を調査するためのものです。20 の水利グループの要望をまとめると以下の結果となりました。要望面積が非常に多いの
で、要望通りの灌漑を行うことは難しいと思われますが、少しでも要望に近づけるために、みなさんが協力しあい無駄のない灌漑を行う必要があります。

バハマン月(西暦 1 月 21 日~2 月 19 日)
1,181.09 ha

エスファンド月(西暦 2 月 20 日~3 月 20 日)
1,154.77 ha

ファルバルディン月(西暦 3 月 21 日~4 月 20 日)
850.56 ha

オルデベヘシュト月(西暦 4 月 21 日~5 月 21 日)
94.20 ha
 ゴレスタン州水公社との交渉
水利グループから灌漑要請書が提出された後、ゴレスタン州水公社との調整会議を 9 月 27 日に開催しました。当会議にはホセイニ氏、ロトフィ氏(以上水
公社)、モスタファルー氏、ガンナード氏、ロスタミ氏(以上農業局)、廣瀬チーフアドバイザー、田港専門家(以上 JICA)が出席しました。交渉の結果、
ゴルガン川からのオンタイム取水や調整池に溜めるための取水以外で、旱魃年には 100 万トン、平年には 200~300 万トンの水をプロジェクトに配分する事
が決定されました。
 冬から春の灌漑計画を決めるワークショップが始まりました
シャハリバール 23 日(西暦 9 月 14 日)の水管理ユニットの部会の後、今度の冬から春の灌漑計画を決めるためのワークショップが開催されました。このワー
クショップは、これから毎月 1 回(デイ月(西暦 12 月 22 日~1 月 20 日)は 2 回)開かれ、全部で 6 回行われる予定です。第 1 回のワークショップには、RWC
から、バイラリ技師も参加しました。ワークショップの今後の予定は以下の通りです。

第 2回
メヘル月 20 日(西暦 10 月 12 日)

第 3 回 アバーン月 18 日(西暦 11 月 9 日)
ゴルガン川からの取水可能量に関する検討
1 ヘクタール当たりの水の配分量、
目標灌漑面積の検討

第 4 回 アザール月 16 日(西暦 12 月 7 日)
水利グループへの水の配分計画

第 5 回 デイ月 14 日(西暦 1 月 4 日)
水利グループの灌漑の順番の検討

第 6回
第 4 回、第 5 回で検討した灌漑計画を実行する
デイ月 28 日(西暦 1 月 18 日)
ための方法の検討 (2 次水路へ配分する水のコントロール、水管理ユニット内部の役割分担など)
 水管理ユニット評議会開催
ペイバンド農村生産共同組合の水管理ユニット評議会は現時点で 2 回開催されました。第 1 回会議は 2011 年 9 月 21 日(水)JICA 事務所で開催されました。同
会議ではモデルサイツ選定指標、水管理ユニット執行マネージャーの資格、各水利グループが提出する灌漑要請書の必要性、改良型灌漑方法の実施(各グループ
に 1 名)、調整池西側ブロックの灌漑の必要性等の議題について議論されました。決定事項としては、モデルサイツを CC ブロックで 2 グループ、LC と RC ブロ
ックにそれぞれ 1 グループが設定されることとなり、(全体では、従来のパイロットサイトの 3 グループを加え)モデル水利グループの数は 7 つになります。2011
年 9 月 28 日(水)開催の第 2 回評議会では評議会の副議長、書記および評議員を選定しました。当会議には水管理ユニットの基本的なニーズについても話し合
いや検討がなされました。
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