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二輪車の交通事故防止

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二輪車の交通事故防止
二輪車の交通事故防止
1 人身交通事故の発生状況
事故件数
死者数
15
1,200
12
1,000
16
12
14
12
11
800
9
9
9
10
8
600
400
6
905
807
716
948
779
831
865
988
5
12
8
1,048
957
989
6
4
952
200
2
2
0
1月
2月
0
3月
4月
5月
事故件数
※
※
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
死者数
平成23年から平成27年における発生月別(過去5年間の累計)
二輪車が当事者となった事故件数とその事故によって生じた二輪車の死者数
2 特徴
過去5年間で二輪車が当事者となった人身事故のうち
二輪車の死者数は8月が最多
・二輪車の死者数は8月が最多
となっています。
ただし、8月以外にも、
・5月、7月、10月といった行楽シーズンも
5月、7月、10月といった行楽シーズンも
事故死者数が多く注意が必要
です。 また、二輪車の交通事故については、
単独事故が多い
・単独事故が多い
・カーブを走行中の事故が多い
といった特徴があります。
二輪車の危険な走行を動画で確認したい方はこちら
実写版危険予知トレーニング ~二輪車事故にご注意を!!~
※ 下記URLをクリックしていただくと、一般社団法人日
本自動車連盟静岡支部ホームページへリンクします。
3
二輪車やライダーの特性
☆ 二輪車の特性
○ バランスを取って走行する乗り物であり
バランスを崩すと、ハンドルを取られたり
転倒の原因になる
○ ブレーキが前後輪を別々に操作する必要がある
(※車種によっては前後輪同時に作動するものもあり。)
☆
ライダーの特性
○ 路面の凹凸などへの注意が必要となり、視界が路面中心となりやすい
○ 相手からは自分の姿がしっかり見えていると思っている
☆
四輪車からどのように見られているか
○ 車体が小さいため遠くに見えたり速度が低速に見られる
○ 特に、夜間は見落とされやすい
事故防止のポイント
○
○
○
○
○
なるべく遠方や左右を意識した目配りを
カーブの手前では十分に減速、安全速度で走行を
ブレーキはハンドルを切らない状態で使用を
順序良くシフトチェンジしてエンジンブレーキの上手な使用を
相手は自分に気づいていないかもしれないという気持ちで運転を
静岡県は伊豆方面や富士山周辺などツーリングで
にぎわう地域がたくさんあります。
ライダーのみなさんは、ルールを守って
安全・快適なツーリングにご協力お願いします。
4
プロテクターを着用しましょう
二輪車の乗員が受ける被害は、
・相手車両に頭部又は上半身が衝突する第1次衝撃
・衝突後、路面等に転倒する第2次衝撃
があり、特に
・路面等に転倒する第2次衝撃が致命傷となる
可能性が高くなります。
二輪車は、ライダーの体がむき出しになっていることから、交通事故に遭っ
たとき、四輪車のように車体やシートベルトで身体が守られておらず、無防備
な胸部・腹部へのダメージが致命傷となってしまうことがあります。
バイク用品店等では、ジャケット式やエアーバック式など、様々なタイプの
プロテクターが販売されているので、ヘルメット同様、自分にあったプロテク
ターの着用をお願いします。
二輪車用プロテクターの一例(エアーバック式)
○展開構造
・
衝突、転倒などでライダーとバイク
が引き離されると、エアバッグが膨張
する
・ 胸部、脊髄部へプロテクターを装着
することで衝突時の衝撃が緩和されま
す。
○ 内部構造
二輪車と乗員が離れ、ワイヤーに力が加わると、キーボックスからキーボール
が抜け、エアバッグが作動する。
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