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開発生産性とシステム連携に優れた Microsoft® .NET Framework を

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開発生産性とシステム連携に優れた Microsoft® .NET Framework を
JFE 継手株式会社
開 発 生 産 性とシステム 連 携 に優 れた Microsoft® .NET
Framework をベースに、すべての工程をひとめで把握でき
る実績収集システムをスピーディに構築
ソリューション概要
○プロファイル
1935 年創立、長年、日本鋼管継手株式会社
という社名で知られてきた JFE 継手株 式会 社
は、2003 年、JFE グループの創設に伴い現社
名に変更しました。常に製品の改良と開発に努
め、高品質な製品の安定供給を目指すと同時に、
社会的、経済的なニーズに対応した継手を提供
し続け、現在では世界トップ レベルの継手メー
カーに成長しています。この間に蓄積された独
自のノウハウと高度な技術開発力を基に、さら
に資源開発やエンジニアリング分野、新素材分
野をも視野に入れた事業を展開。単にモノを作
るだけではなく、快適な生活環境を総合的に提
供する知識集約型企業への脱皮を図っています。
JFE 継手株式会社は、月産 300 万個にも上る各種配管
用継手を製造する配管システムの専業メーカーです。同
社では、長年の懸案だった生産管理システムのリニュー
アルに着手。その第 1 ステップとして、製造現場の実
績収集システムを Microsoft .NET Framework で構築
しました。リアルタイムの実績データ収集が可能になっ
たことで、作業負荷の削減や社内の仕掛在庫の削減を
実現、社内モチベーション アップや顧客満足度の向上
など、さまざまな場面で成果を上げています。
JFE 継手株式会社 本社
導入背景と経緯
老朽化が進む旧生産管理システムのリニューアル。
リアルタイムで実績データを収集できる新システム構築へ
大手鉄鋼メーカー JFE スチール株式会社のグループ企業 JFE 継手株式
○ソフトウェアとサービス
・Microsoft® .NET Framework
・Microsoft® Visual Studio®
・Microsoft® Visual Basic®
会社 ( 以下、JFE 継手 ) は、金属継手において国内シェア 2 位を占める、
世界トップ レベルの配管システム専業メーカーです。創業以来約 70 年
にわたり、人々の生活基盤である「水、ガス、油」などを輸送するパイ
プをつなぐ継手の開発および製造を行ってきました。配管工事の省力
○メリット
連 携 性 に 優 れ 有 用 な パ ーツが 豊 富 な .NET
Framework を用い、ユーザビリティの高い生
産管理システム構築をスピーディに実現。すべ
ての工程をつなげてひとめでチェックできる新シ
ステムにより、業務の効率化や在庫削減を実現
しました。また .NET Framework のコンポーネ
ントを使うことで、開発が容易になっています。
予想を超える短期開発、移行のスムーズさなど、
その高い開発生産性によって .NET Framework
のグループ全体への波及効果が期待されます。
○ユーザー コメント
「懸案だったリアルタイムの実績データ収集がで
きるようになったことで、作業負荷の軽減、社
内および外注の仕掛在庫の削減、さらに月次 1
万ページに及んだ帳票出力の 7 割が不要にな
り、従来は 1.5 ∼ 2 日かかっていた棚卸し作業
も半日でできるようになるなど、多くの場面で効
率化が図れました。また、データの見える化に
よってスタッフの自覚が促され、それぞれが積極
的にデータ把握に努めるなど、社内の意識改革
が進んでいます」
化や工期短縮を目的としたワンタッチ タイプ継手の開発にいち早く取
り組むなど、時代のニーズに応える商品開発で高度な技術力を発揮し
ています。
こうした実績や月間平均 300 万個もの継手の生産を支えているのが、
同社の生産管理システムです。従来の生産管理システムは、17 年前に
JFE 継手株式会社
業務部
部長
信貴 政則 氏
COBOL によって組まれたもので、鋳物工区、加工工区 ( メッキ、加工、
検査 )、防食工区 ( 塗装、ライニング ) ごとにサーバーを立て、50 台のクライアント PC で管理
するクライアント サーバー システムでした。また、ホストの販売管理システムとも連携しており、
受発注から生産管理までをカバーしてきました。
「弊社の継手の生産工程は 10 以上あり、アイテム数も 1 万を超えるため、システムにかかる負
荷も相当なものがあります。現場の 24 時間生産体制をずっと支えてきたシステムですが、老朽
化が進み、さらに保守期限も切れてしまい、いつ止まってもおかしくない状態でした」。
そう語るのは JFE 継手株式会社 業務部 部長 信貴 政則 氏です。従来の生産管理システムでは、
実績収集、仕掛管理など手作業が多いこと、各工程のレスポンスが悪く処理待ちが多いことなど、
課題が山積していました。
「メーカーとして欠品は許されませんので、基本的には在庫販売になり、常時 4,000 ∼ 5,000 ア
イテムを管理していますが、それでもまれに欠品してしまうことがあります。その場合、現場に納
期を確認して一刻も早くお客様へ納期の回答をしなければいけません。対応が遅れれば納期ク
レームを発生させる危険性もあり、スピーディに納期を確認、回答できる新システムへの移行が
JFE 継手株式会社
業務部
部長
信貴 政則 氏
急務でした。そこで、JFE スチール株式会社の IT 改革推進部の協力を得ながら、営業、生産管理、
原価管理など約 10 人が参加する『生産管理システム再構築チーム 』を社内に発足、生産管理シ
ステムのリニューアルに取り組むことになったのです」( 信貴 氏 )。
JFE 継手株式会社
システム構築
えられました。いくつかの選択肢がある中で、.NET Framework を採用
ミッション クリティカルな生産管理システムの短期構築
を可能にした .NET Framework によるシームレスで柔
軟な開発環境
した経緯について、JFE システムズ株式会社 開発本部 関西開発センター
第 2 開発グループ 主任部員 ( 主席課長 ) 塩崎 健一 氏はこう説明します。
「弊社では Java を扱うスタッフが多いので Java で開発することもできた
のですが、今回は工程と工程を結ぶシステム連携が多いこと、またタッチ
顧客満足度向上につながる生産管理システムと
パネル方式の採用を重視したこともあり、Java よりも開発ツールが豊富
はどうあるべきか。本プロジェクト チームに参
な .NET Framework の開発環境に魅力を感じました。.NET Framework
加した営業、生産管理、工場管理、品質管理、
をベースにしたシステムであれば、Microsoft® Visual Studio® を使える
原価管理の各部門代表者は、外部環境や販売
ので開発生産性が高いですし、タッチ パネル入力の開発においても豊富
環境の問題点を把握し目標を定めたうえで、ビ
な ActiveX コントロールを活用して操作性の良い画面が作れると判断し
ジネス要件やシステム要件を明らかにしていきま
たのです」
。
した。
「顧客満足度の向上を図るには、スピーディな
納期回答に加えて、品質を保証するトレーサビ
リティが不可欠です。いつ生産したのか、どの
.NET Framework は 2002 年の登場以来、非常に多くのユーザーに利
JFE 継手株式会社
業務部 工程商品室
室長
柿花 英志 氏
用され、現在では多くの企業の中で .NET Framework 上で開発したア
プリケーションが稼働しています。その大きなメリットがさまざまなシステ
ムやデバイスとの容易な接続連携で、たとえば、.NET Framework をコ
ロットをどの機械で加工し、誰が検査したのか
アとするクラス ライブラリ群や、Visual Studio を使った統合開発環境
を確実に追及できるしくみ作りが必要だと考え
の活用が可能です。業界標準のアプリケーション連携プロトコルである
ました」( 信貴 氏 )。
XML Web サービス対応機能や堅固なセキュリティ機能も用意されてお
日報も従来は手書きで作成していたため、入力
り、.NET Framework で開発した .NET 対応アプリケーションは、これ
や修正、収集の手間がかかり、データとして利
らのテクノロジを自動的に活用できます。さらに、.NET アーキテクチャー
用できる状態になるまで相応の時間を要してい
を利用した入力端末は、Web ベースのリッチ クライアント方式で、クラ
ました。
「適正在庫の維持、製造リード タイムの短縮、
品質向上。仕掛品も含めた部材の実績データ
収集の取りこぼしを解決しない限り、計画精度
の向上が見込めないことは明らかでした。そこ
イアント サーバー型と同一の GUI 環境を実現できるので、クライアント
JFE システムズ株式会社
開発本部 関西開発センター
第 2 開発グループ
主任部員 ( 主席課長 )
塩崎 健一 氏
で、システムのリニューアルの第 1 ステップとし
サーバー利用者も操作に戸惑うことはありません。
.NET Framework を活用したソリューションをいくつか検討した結果、株
式会社富士通ビジネスシステムの「WebAS Component Framework」
を用 いての 開 発 が 決 定しました。WebAS Component Framework
は、.NET Framework を土台にした Web アプリケーション開発の生産
て、まず実績収集システムの構築に取りかかることにしたのです」( 信貴
性向上を実現するフレームワークであり、.NET Framework に用意されて
氏 )。
いるツールやプロトコルなどに加えて、生産管理などに必要なシステム開
工程管理を担当している JFE 継手株式会社 業務部 工程商品室 室長 柿
発を支援するベース プログラム ( 共通モジュール群 )、ツール、ドキュメ
花 英志 氏は、正確な実績データを把握できるシステムの必要性について
ント ( 方式設計書など ) をはじめ、あらかじめ機能ごとに用意されている
次のように説明します。
コンポーネントを組み合わせることで、スピーディで柔軟な開発を行うこ
「従来の実績データ収集は、ホスト コンピューターによるバッチ処理を行
とができます。
う関係上、修正の反映までにタイム ラグがありました。既に古くなってい
「操作性、レスポンス、インターフェイスなどを比較した場合、WebAS
るデータを見てお客様に納期の回答をすることになり、実際には 1 ∼ 2
Component Framework が最も優れていましたし、生産管理における
日の納期遅れになるケースも少なくなかったのです。そこで、新しい実績
実績も十分でした」( 信貴 氏 )。
収集システムでは、精度の高い現場の実績データをリアルタイムで自動的
工区ごとにシステム要件が異なること、またリスク分散を図る目的もあり、
に収集できることを第一に考えました」。
開発工程をずらしながら、工区ごとに並行して開発を進めることになりま
また、現場にいる 400 人の作業員のうち約 250 人が入力作業を行いま
した。2007 年 5 月、まず鋳物工区の設計からスタート。鋳物工区は小ロッ
すが、キーボード入力にはある程度の習熟が必要なため必ずしも効率的
ト生産には不向きな大容量設備のため、品質トレーサビリティの観点か
な方法とはいえません。
ら鋳造ロットごとの識別管理が必要となります。また、加工工区と防食
「そこで現場での入力にはパートのスタッフでも気軽に操作ができるタッ
工区は小容量多台数の変種変量に対応したバケット単位の識別管理を行
チ パネル方式の導入を希望しました。また、100 台近くの端末からの入
わなければなりません。各工区の特性に合わせた実績データ収集のしく
力がスムーズに行えるレスポンス性の高さと、24 時間操業を支える安定
稼働も必須事項です」( 信貴 氏 )。
み作りが必要でした。
「さらに、老朽化したネットワークや設備のインターフェイスも見直し、IT
プロジェクト チームがまとめたこれらの提案を受け、現状分析や要件定
基盤自体を再構築しました。それによって、250 人が使う 100 台近くの
義作業からシステム構築、保守までを担当したのは、JFE グループの JFE
クライアントにおいても高レスポンス、安定稼働を実現しています」( 塩
システムズ株式会社です。今回の実績収集システム構築はゼロ ベースか
崎 氏 )。
らの開発になるため、採用する開発環境によっては時間を要することも考
本システムは、共通データベース (DB) サーバーとアプリケーション (AP)
JFE 継手株式会社
図 2 タッチ パネル方式のインターフェイス
図 1 .NET Framework をベースに開発した実績収集システムの概要
サーバー、そして約 100 台のタッチ パネル方式のクライアント PC から
( 塩崎 氏 )。
構成されます。現場の造型機、加工機、計量器などから収集された生産
半年以上が経過した現在も、システムはトラブルなく順調に稼働していま
実績データは、共通 DB サーバーに蓄積され、各クライアント PC にお
す。ねらいどおり、製造現場の情報をリアルタイムで自動的に収集し、そ
いて、日次および月次処理、トラッキング、進捗管理などをリアルタイム
れを見て 250 人がタッチ パネルで入力作業を行うというスタイルがすっ
で行うことができます。
かり定着しました。
「タッチ パネル方式については『操作がとても簡単になった 』と現場から
導入効果
Java に慣れ親しんだ開発者にも快適な開発環境を提供。
当初の予想を超える成果を上げた実績収集システム
の反応も良く、
『移行には少なくとも 1 か月はかかる』という当初の予想
を裏切り、1 週間ほどで誰もが使いこなせるようになりました。使い方へ
の問い合わせもほとんどありませんでした」( 信貴 氏 )。
キーボード入力とは異なり、キー操作に熟練していないパートのスタッフ
2008 年 4 月、ひと足早く鋳物工区の実績収集システムがカット オー
バー。それを皮切りに、6 月には加工工区、8 月には防食工区と、同社
でも容易に入力操作ができるため、現場の作業効率は飛躍的に向上しま
した。
の実績収集システムは順調に稼働していきました。月産 300 万個分の実
「日報を手書きする必要がなくなったうえ、修正もリアルタイムで行えるの
績データ収集と各工区をつなぐ大規模システムの構築であることを考えれ
で、日報作成におけるスタッフの負荷がかなり軽減されました。進捗管
ば、システム設計から約 1 年でのカット オーバーは非常にスピーディな
理でも、リアルに部品の所在地別の情報が見えるようになったおかげで、
開発といえるでしょう。
現場に出向いて現物を確認する必要がなくなり、おそらく 15% 以上は省
「.NET Framework のコンポーネントや、WebAS Component Framework
力化できたのではないかと感じます」( 信貴 氏 )。
に用意されているツールなどを活用することで、鋳物工区のシステムを
こうした「データの見える化」によって、それぞれが自覚的にデータ把握に
Microsoft® Visual Basic® で効率的に開発できました。さらに、鋳物工
努めるなど、社内の意識改革も進んでいるといいます。
区のシステムで構築した部品を再利用して、加工工区や防食工区のシステ
「パッとひとめでわかるので、気軽にアクセスして現状把握しようという気
ムを開発しましたので、開発生産性はかなり高くなっていると思います」
持ちになるようです。また、以前のシステムでは実績データをいったん帳
( 塩崎 氏 )。
票出力して、そのデータを Microsoft® Excel® に入力して活用していまし
タッチ パネル システムの開発では、入力ミスを防止するために前工程の
たが、今回のシステムでは最初からデータ化されており、それまで月次 1
情報を引き継いで選択できるようにするなど、ユーザビリティの向上を図
万ページほどあった帳票出力の 7 割を削減できました。このペーパーレ
りました。
ス化は想定外の成果でした」( 信貴 氏 )。
「 その 際 には、.NET Framework に 用 意されてい るツール や 部 品、
我々メーカーでは、出荷の際に検査成績書を現品に添付します。同社で
Microsoft® Windows® に用意されているドライバーなどが役立ちまし
は通常、出荷指示を行うのは 14 時頃、製品をトラックに積み込むのは
た。今回のシステムは、内容的には Java でも開発可能かとも思います
17 時頃で、約 3 時間のうちに検査成績書を現品に添付しなければなり
が、用意されているツールや部品が多く、統合環境で開発できる .NET
ません。従来は各工区の検査結果を集約した後、手書きで検査成績書
Framework の簡便さやスピードには大変満足しています。また、Java に
に記入する手間がかかり、2 ∼ 3 人での作業となっていました。しかし、
慣れた開発者でも技術的な面での戸惑いがなかったことも印象的でした」
今回のシステム化によって、どういう工程で生産されてきたのか全工程が
JFE 継手株式会社
専用工具不要の一般配管用ステンレス鋼管用ワンタッチ
継手。漏れ検知スリーブを内蔵、安心で確実なスピーディ
施工が可能。
ポリブテン管および架橋ポリエチレン管用ワンタッチ継手。 消火、空調、雨水配管などに使用できるハウジング形管
管の切断後、差し込むだけのスピーディ施工が可能。また、 継手。可とう型と固定型があり、その他、エルボ、チー
外筒に透明樹脂を採用、接続状況がひとめで確認できる。 ズなど豊富な品揃えで多様な要望に対応可能。
図 3 JFE 継手の製品群
ひとめでわかるようになり、しかも入力が容易になったことから 1 名での
着手することになります。
対応が可能になりました。
今回のシステム開発全般を担った JFE システムズ株式会社の塩崎 氏は、
また、工程管理においては欠品をどれだけ少なくできるかが鍵になります
が、最近は複数の部品を組み合わせて作る製品が多くなっており、対応
が難しくなっていたといいます。
次のように語ります。
「.NET Framework を用いたシステム構築により、精度の高い実績デー
タをリアルタイムに収集して DB に蓄積。多様なデータの『見える化』を
「弊社の場合、多いものでは 10 種類くらいの部品を組み合わせることが
実現しました。これで JFE 継手さんにおける生産管理の基盤システムの
あり、そうすると欠品を恐れてどうしても仕掛部品を多めに作ってしまう
構築はできたと判断しています。私たちも従来の Java による開発に加え
ので、なかなか在庫削減に至りませんでした。しかし新しいシステムでは、
て、.NET Framework による開発ノウハウを得ることができましたので、
組み合わせ部品がすぐにわかり、どんな複雑な組み合わせであっても、
今後は蓄積した開発ノウハウを活かし、作った部品をうまく再利用しな
どの部品が何個必要か瞬時に判断できますから、欠品を出さずに在庫を
がら、たとえば遠隔地の工場のデータもリアルタイムに収集できるように
減らすという理想的な成果が得られるようになりました」( 柿花 氏 )。
するなど、同社の他のシステムにも適用していく予定です。また、JFE グ
結果、工場全体では仕掛在庫が 15%、外注の仕掛在庫も 30% は削減
ループ内でも同様のニーズがありますので、グループ各社の生産現場にも
できました。
.NET Framework による開発を水平展開していきたいと考えています」。
「不良品が出た場合も、すばやく原因を追及できるトレーサビリティ機能
ができましたので、お客様から求められたときに迅速な報告ができるだけ
でなく、
さらなる品質向上に役立てることが可能になりました」( 信貴 氏 )。
また、本件のプロジェクト リーダーである JFE 継手の信貴 氏も数年先を
見据え、以下のように抱負を語ります。
「2 ∼ 3 年以内には資材購買へのインターフェイスを整えて、より適正に
発注できるシステムや、タイムリーに受注につなげるシステムを構築する予
今後の展望
定です。こうした一連のシステム化によって、お客様から『対応が良くなっ
.NET Framework の拡張性と連携性の豊かさを
フルに活かし次のステップへ。
JFE グループ内におけるシステム構築の水平展開が進行中
た 』という評価を受けられるよう、これからもいっそう努力していきたい
と思います」。
.NET Framework の活用により、ユーザビリティが高くミッション クリ
ティカルな実績収集システムの構築を実に短期かつスムーズに実現した
こうして同社のシステム改善の第一歩、実績収集システムの構築は大成
JFE 継手株式会社。エンタープライズ システムの開発環境として、その
功に終わりました。今後はさらなる品質向上、顧客ニーズへの迅速な対
生産性の高さを証明した .NET Framework は、JFE グループの中で今後
応を目指し、.NET Framework をフルに活用して新たなシステム開発に
ますます活用されていくに違いありません。
導入についてのお問い合わせ
本ケーススタディは、インターネット上でも参照できます。http://www.microsoft.com/japan/showcase/
本ケーススタディに記載された情報は制作当時 (2009 年 3 月) のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
本ケーススタディは情報提供のみを目的としています。Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
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■インターネット ホームページ http://www.microsoft.com/japan/
■マイクロソフト カスタマー インフォメーションセンター 0120-41-6755
(9:30 ∼ 12:00、13:00 ∼ 19:00 土日祝日、弊社指定休業日を除く)
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