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第139号(4月30日発行)(3.83MBytes)

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第139号(4月30日発行)(3.83MBytes)
大渕
紀夫議員
︵日本共産党︶
Q バイオマス燃料化施設の現状の
責任はどこにあり誰がどう取るのか
A 責任の所在、法的解釈を
明らかにして早々に解決したい
町政執行方針
実践は
感、そして議会との議論の検証、
問 バイオマス燃料化施設の現在
の問題点と、民間目線、スピード
検討組織の動き方、補助金等他町
円を計上しているが、具体的内容、
問 町立病院の改築基本計画策定
のため、本年度予算に六百八十万
おりととらえている。プログラム
となるが、大枠ではプログラムど
町長 実質公債費比率は、見込み
数値一八・一%より高い一八・九%
プログラムの見直しは
きている。これらのことから、早
の増大などから見込みとは違って
あり、収支バランスは、運営経費
資材は、紙の調達が難しい状況に
託は、より改善を求めている。副
町長 機能改善は、今月中に完了
する見込みである。施設の業務委
改築した池田町立病院にかかわる
定に入る考えである。昨年十月に
具体的な改築にかかわる計画の策
物の基本的な考え方を検討組織と
をまとめ、経営上の資産、病院建
療の必要量、提供すべき医療内容
町長 国の医療政策、道及び東胆
振の医療動向を踏まえ、町内の医
のデータはあるか
の収支見通しを十分検証したうえ
いく。
く対策をたて、早期に取り組んで
るのか
その提示される時期は
問 基本計画の中では基本方針が
出され、具体的な病院の規模、配
諸データは参考にしている。
答弁 クボタの本社と協議中であ
り、今までの町の答弁にも疑義を
答弁 どのような医療が必要か、
診療科、ベッド数、老人保健施設
問 現状は容認できる状況ではな
い。責任がどこにあり誰がどう取
感じている。責任の所在、法的解
町長 TPPによって多岐にわた
り影響は受ける。最も影響を受け
限にとどめるべく、白老牛のブラ
釈を明らかにして、私の責任で
をどうするか、経営形態、病院の
畔のイメージ図が三月末までに作
主防災組織活動の充実、防災協定
表示板を五十カ所程度設置し、自
町長 新規事業として、防災マッ
プの全戸配付、公共施設等の標高
面積等総合的に検討し、とりまと
置図、財政計画等も出されるか。
ンド強化に向け関係団体と連携を
早々に解決したい。
めは年度末まで時間をかけて行う。
成される予定である。調査費も計
の拡大を進める。
食育センターは、各学校へ一時
間以内に配送できる場所であるこ
上され、スピード感を持って進め
問 町内のアイヌの人全員に意見
や考え方を聞くべきと思うが
該当することから、石山工業団地
と、センターの扱いが﹁工場﹂に
町長 土地利用、古式舞踊の公開
など機能を充実させていく過程で
内に考えている。
欠かせない要件であり、より多く
は、アイヌの方々の主体的参画は
られている。
町長 全体のゾーニングや施設配
置等の検討が進められ、ポロト湖
問 象徴的施設と博物館について、
具体的な進捗状況と課題は
るのは畜産業であり、影響を最小
図り協議をしている。
問 防災計画の推進状況と食育推
進センターの建設場所は
問 TPPの地域産業への影響と
町の具体的な対応は
で前倒しするかどうか判断したい。
問 二十三年度実質公債費比率の
予想数値とその評価、懸案事項と
質問
の広報広聴の場を設けたい。
2
議会だより しらおい No.139
ˊᘙឋբ
まちづくりの考え方
まちづくりの考え方
代 表 質 問
まちづくりの考え方
まちづくりの考え方
A 取捨選択し、公約の実現を目指す
問 バイオマス燃料化施設の副資
材の調達と、購入の状況は
問 改善計画がまとまる時期を十
月としているが、少しでも早く実
問 選挙公約のうち、優先実施す
るとした十四項目の内容は
チップダストは約三千八百トン、
廃プラスチックが約九百八十トン、
材の内訳は、水分を含んだ重量で
いるが、この生産に使用した副資
いる。
ついても総点検の実施を計画して
が生じた。一般廃棄物処理全体に
別などについても検討する必要性
町長 燃料化施設の運営効率化を
図るためには、関連してごみの分
施するべきではないか
町長 公約﹁三つの約束と二十三
の政策﹂のうち、二十四年度は人
紙類は約千トンで、町民から回収
町政執行方針
づくりや地域の活性化に重点を置
した雑紙は約百四十トンの見込み
町長 二十三年度の固形燃料の生
産量は、六千三百トンを見込んで
き、十四項目を優先して実施す
である。
業﹂などを実施する。
﹁白老町観光大使任命・PR 事
﹁食材王国ブランド強化事業﹂や、
を首都圏などに発信するための
示板の設置﹂、さらに本町の魅力
画の策定﹂と﹁公共施設の標高表
職員制度﹂導入、﹁白老町防災計
を町政に生かすための﹁地域担当
る会﹂
、
また、町民のさまざまな声
への出前講座﹂
、
﹁小中高校生と語
町長 設置を予定している専門委
員会の検討事項は、これまで終え
を目指すのか
委員会を設置するとしたが、今何
問 燃料化施設の運営の改善を図
るために、外部有識者による専門
な調達に努める。
材の品質の向上と量の確保、安価
物の確保である。引き続き、副資
ては、塩素や不適物を含まない品
ることと、廃プラスチックについ
副資材調達の課題としては、水
分調整に必要な紙類の量を確保す
厳しい町の財政状況を勘案したう
活用策などの意見をまとめていく。
み処理の方法、余剰生成物の有効
具体的には、エネルギー使用の
削減方法や効率的な分別によるご
白老町ホームページアドレス
http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp
事項については随時実施する。
改善計画を示すめどを本年十月
としているが、早期に取り組める
る。十四項目の主な内容は、子供
問 選挙公約と財政運営との整合
性は
を協議する。
えで、継続事業の取捨選択や緊急
構成メンバーは検討中だが、有識
た機能改善後の施設運営の改善策
町長 選挙公約は、民間目線に
立って私の任期中にできると考え
性も考慮しながら、新財政改革プ
者については現在北海道に協力を
た事業を掲げたものであり、大変
ログラムとの整合性を図り公約を
議会だよりは、スペースの都合から質問・答弁の全文を掲載
することができないため、要約して掲載しています。
会議録を町立図書館に備えてあるほか、白老町ホームページ
でもご覧になれますので、ぜひご利用ください。
す﹁地域塾の開講﹂や﹁小中学校
たちの心の教育と学力向上を目指
質問
達成していきたいと考えている。
議会だより しらおい No.139
3
願っており、内容がまとまり次第、
議会にも示したい。
■ ■ ■ 質問は要約されています ■ ■ ■
及川
保議員
︵き ぼ う︶
Q 厳しい町財政と選挙公約との整合性は
代 表 質 問
まちづくりの考え方
まちづくりの考え方
山田
和子議員
︵かがやき︶
Q 町立病院を在宅医療の
拠点とする考えは
A 医療スタッフ確保が必須
今後の課題として検討する
問 国保特定健診の受診率にかか
るペナルティと受診率は
問 白老の未来を担う世代にかか
わっていくための民生委員の役割
問 三連携における保健師の戸別
訪問は重要な活動と考えるが、保
度見込み二三・二%で、二十二年
受診率は二十一年度一九・〇%、
二十二年度二一・二%、二十三年
の範囲で加減算する制度である。
者医療制度の支援金を最大一〇%
率等の達成状況により、後期高齢
とし、特定健診・保健指導の実施
関する団体と連携し、本町の児童
関係機関や地域の児童健全育成に
委員は教育機関のほか、児童福祉
のことを専門に担当する主任児童
学校・保育園訪問を実施し、教育
相談を行っている。児童部会では、
安心して暮らせるように見守りや
町長 民生委員は児童委員も兼ね
ており、地域の子供たちが元気に
を期待するが町の見解は
健師の配置数と活動環境は
度の全国平均より一〇・八ポイン
安全と安心のまちづくり
保健・医療・福祉の三連携
町長 健康福祉課で七名が生活習
慣病対策や介護予防事業を、町立
ト減、全道平均より一・四ポイン
・生徒の健全育成に努めている。
町長 評価指標の基準は未定だが、
二十四年度の健診受診率等を基準
業を担当している。
ト減である。受診率向上のため、
民課で一名が国保ヘルスアップ事
る。若い世代からの健康に対する
問 生活習慣病の予防というのに
四十代からの指導には困難性があ
とのかかわりについては民生委員
康づくりや新生児訪問等、若年層
機関との連携を図っている。児童
答弁 保健師一名につき地区割り
で千七百人から二千人を担当し、
未受診者対策を重点的に取り組む。
病院で一名が総合医療相談を、町
保健指導している。
答弁 高齢化率が高いため高齢者
への対応が主となるが、子供の健
か。直接住民の顔の見える保健師
問 保健師の配置数からみて十分
な戸別訪問ができないのではない
活動の重要性の認識は
職員として採用する考えは
協議会に議会での話題を提供し、
た若い女性への妊娠・出産に関す
検討していきたい。
る安全性と不妊への相談支援のほ
答弁 事務職のバックアップ体制
はある。実践部隊である保健師を
意識づけが、長い目で見た成人病
か、乳児健診を行い発達促進と育
まず採用し、その後の課題とする。
予防対策となると思うが
児不安の軽減を図っている。
問 今後の保健師活動に対する期
待と取り組みは
答弁 二十三年度に一名、二十四
年度に一名保健師を採用し、成人
病予防対策、戸別訪問を強化する。
答弁 若いときから食生活・運動
に気をつけることが生活習慣病予
町長 三連携において保健師の重
要性は認識している。関係機関と
問 保健師をバックアップするた
めの事務職・専門職︵栄養士・社
防になる。特に妊産婦に対し指導
情報を共有しながら、社会情勢に
会福祉士・看護師︶の配置と正規
をしている。今後も引き続き若い
町長 思春期の健康教育の推進の
ため、性感染症予防対策や沐浴・
世代に健康の意識づけをしていく。
対応していく。
妊婦体験事業を実施している。ま
答弁 児童・生徒と保健師とのか
かわりは、学校保健師会や母子連
絡調整会議などで行っている。
4
議会だより しらおい No.139
質問
代 表 質 問
まちづくりの考え方
まちづくりの考え方
A アイヌ協会や推進機構への
要望活動を強化する
ている。災害時の職員の役割や行
ら逃げては間に合わないと言われ
の建築物は崩壊。津波は時速四十
され、四メートルでコンクリート
問 津波の高さ五十センチで人は
倒れ、二メートルで木造家屋は流
して要望活動を強化していく。
究推進機構からの支援を当然町と
アイヌ協会やアイヌ文化振興・研
く考えは
答弁 町民がより多く参加する取
り組みをしっかりと工夫をする。
努力と積極的な働きかけをしてい
進機構から博物館に補助して頂く
ヌ協会やアイヌ文化振興・研究推
と議会から提言されている。アイ
問 ﹁地元のアイヌの人たちの意
欲的な事業の参加が期待される﹂
歳入割れにより基金を取り崩し
答弁 道路などの環境整備、雪に
よる除雪費用の増と普通交付税の
問 財政調整基金が底を尽きそう
だが、どのようなわけか
用をもとに利用再編を検討する。
答弁 第三商港区が完成した際に
は白老港全体で既存施設の有効活
できないか
問 漁港区と第一商港区は狭隘化
している。第一商港区を漁港区に
町政執行方針
動について共有認識を持たせるた
問 第三商港区一部供用開始に伴
いチップなどの荷役施設整備は利
賃貸し、総投資額を使用料として
町長 補助金等を活用し施設整備
を行う。施設の完成後は利用者に
給与単価の平均をもとに見直しが
給与をもとに積算根拠としていた
た。二十二年度まで国家公務員の
して給与単価が下がり想定外だっ
町長 試算では一〇一・三%で、
一億千二百万円の不足となる。
問 二十三年度の白老町の行政コ
スト対税収比率と不足額は
めの対策は
用者負担が原則だと思うが
利用者から徴収する。
行われた。地方自治体は全国的に
た。普通交付税算定で昨年と比較
後の支援・指導のあり方は
問 チップダストは風の強さや吹
く方向により広範囲に影響を与え
給与を独自削減しており下がった
が、二十三年度から地方公務員の
答弁 町内会の約七〇%結成でき
た。高齢化が進み組織するのが難
る。周辺の町内会に早く説明し意
しい状況。担当課が足を使い広報
啓蒙し結成率を上げる。
見を取り入れるべきでは
町長 文化庁は博物館を早期に着
手する意向であり、緊密な連携が
きな収入になると思うが
問 各課で補助事業を探して申請
する小さな努力が積み重なれば大
ものと思われる。
不可欠との判断から派遣の要請が
るが、その経過と役割、期間は
あった。期間は二、三年を見込ん
答弁 もっともな話であり、国や
道の補助事業制度を活用し事業計
画を立てるよう全職員に指示して
でいる。
いる。
町長 六年間で七千五十五万五千
円である。今年度も二千八十五万
問 これまでアイヌ民族博物館に
出してきた補助金の総額は
答弁 地域に説明し実施計画に町
民の意見を反映できるようにする。
問 アイヌ施策を効果的に発展さ
せるとして文化庁に職員を派遣す
問 町内会の自主防災組織結成率
と結成するに当たっての課題や今
から五十キロで、津波が見えてか
町長 今年度は全職員を対象に防
災教育を四回開催予定している。
質問
円を提案した。
議会だより しらおい No.139
5
西田
子議員
︵民 の 会︶
Q 博物館への支援要請は
代 表 質 問
まちづくりの考え方
まちづくりの考え方
A いきいき4♥6にカラオケ再開
問 本年の大雪による白老町の被
害総額と地元企業への今後の支援
率は二ポイント増の二三・二%に
り、二十三年度の特定健診の受診
病重症化予防対策事業を行ってお
のため、未受診者対策と生活習慣
事業で国保特定健診の受診率向上
からは、国の補助を受けた二カ年
町長 各種健診受診者をふやす取
り組みを進めている。二十三年度
問 保健・福祉・医療の三連携に
よる疾病予防事業の考え方は
いては、現在のところ雪害による
さらに、その他の事業所施設につ
るよう要請しているところである。
農業被害についても災害認定され
ていることから、町内で発生した
の雪害を踏まえ、支援策を検討し
生。北海道としても、全道各地で
家において千四百万円の被害が発
月末に発生した大雪では、畜産農
被害総額一億九百万円、また、二
町長 一月に発生した記録的な大
雪により、畜産農家を中心に十件、
り、教科指導等の計画作成に当
むための言語活動が重視されてお
教育長 新学習指導要領において、
思考力・判断力・表現力をはぐく
書館のあるべき姿は
校図書館︶が重要である。学校図
学び、研さんできる環境整備︵学
いて、みずからがいつでも調べ、
開花させるためには、学校内にお
学力や、豊かな人間性をはぐくみ
問 国際化や情報技術の進展など、
社会の変化が著しい中で、確かな
教育執行方針
なる見込みである。今後もあらゆ
たっては、﹁学校図書館を計画的
対策は
る機会をとおし町民の健康増進の
支援制度がないことから、今後は、
町政執行方針
ための普及啓発に努める。
に利用し、その機能の活用を図り、
えている。
導できる人材の配置が必要ととら
が常に開館されていることと、指
十分発揮させるためには、図書館
などが考えられ、これらの役割を
そして、﹁地域住民の文化施設﹂
所﹂
、
﹁教員のサポートセンター﹂
習 ・ 情 報 セ ン タ ー ﹂、﹁ 心 の 居 場
き姿とは、
﹁読書センター﹂や﹁学
らえている。学校図書館のあるべ
要性は益々高まっていくものとと
が配慮すべき事項とされ、その重
活動や読書活動を充実すること﹂
児童生徒の主体的・意欲的な学習
融資制度も含め調査を進める。
質問
問 高齢者が健康で暮らせる長寿
社会の実現に向けて、閉じこも
り防止対策に取り組むとあるが、
二十年度からの利用者数減少が著
しい、総合保健福祉センター利用
状況についての見解は
答弁 二十年度から二十一年度に
かけ、一万七千人の利用者が減少、
浴室施設使用料の見直しが原因と
考えるが、カラオケルームの再開
についても財源確保のもと考えて
いきたい。
町長 閉じこもり対策については、
余りお金をかけないで知恵を出し
ていかなければならないと考えて
いる。二十四年度には、カラオケ
機能を総合保健福祉センターに設
A 図書館司書や
ボランティアの配置が必要
6
議会だより しらおい No.139
質問
置する考えである。
Q 学校図書館のあるべき姿とは
氏家
裕治議員
︵公 明 党︶
Q 高齢者の閉じこもり対策は
Q 特別養護老人ホームの
定員増と施設の拡充は
A 現場の声を聞き、
再度考えたい
問 改定される国の介護保険サー
ビスの内容と、廃止・縮小される
で暮らせるよう、町内の特別養護
れて安心して楽しく三世代が笑顔
設に入所でき、家族や知人に囲ま
るが、高齢者が住み慣れた地の施
問 介護保険事業計画では町外の
施設利用を図ってもらうとしてい
町長 現場の声を聞きながら、庁
内で再度考えていきたい。
至っている。
とも総合的に勘案してここまでに
ろいろな施設のサービス水準のこ
答弁 介護保険料の負担、特別養
護老人ホームだけでなく町内のい
第五期介護保険事業計画
介護保険サービス
サービス、保険料等のしわ寄せは
を図るべきでは
老人ホームの定員増、施設の拡充
町長 二十四時間対応の定期巡
回・随時対応サービスや、複合型
Q 町立病院の改築と新しい病院像は
の課題である。
示す。具体的な改築年次は、今後
像を﹁町立病院改築基本計画﹂で
上の試算を行い、目指すべき病院
A ﹁病院改築基本計画﹂で示す
改築年次は今後の課題
町立病院の現状と将来像
問 病院会計の収支と一般会計か
らの財源︵繰入金︶充当は
考えなければならない。町民のニ
にとって負担がかからない方法も
ればならない現状にある。利用者
町長 今やるとしたら、対象者が
高額を払ってサービスを受けなけ
町長 国の医療政策を見通し、道
内・東胆振医療圏の医療動向を踏
問 病院の二十五年度改築と新し
い病院像の考えと取り組みは
円で、この額が赤字額である。
般会計からの繰入金は八億一千万
からの交付税が五億六千万円。一
からの三年間で十億六千万円。国
ある。公約でもあり、町民の望み
町長 地域医療の原点に立ち返り、
いろいろな手法、運営のやり方が
新しい病院が待ち望まれるが、町
町民の声を聴きつつ、町長がみず
しいと思う。意識の大改革を行い、
い。町立病院の歩む道は今後も厳
新しい病院づくりを手がけてほし
問 建物や病院機能の再編だけで
なく、医療機能を見直すなど、町
ーズに合って負担も少なくという
まえ、病院スタッフ・有識者の意
でもあると思っている。一日も早
民から喜ばれ信頼される我が町の
考えの中で進めていく。
見聴取を行い、白老町における医
い実現を目指したい。
町長 繰入金を除いた実質的赤字
額となる医業損失は、平成二十年
問 特別養護老人ホームへの入所
待機者は現在何名いるのか
療の必要量、提供すべき医療内容
長の決意は
から先頭に立って、一日でも早い
答弁 町内の二施設に約二百三十
一名、町外の施設に約百二十二名
について取りまとめた上で、経営
供すべきと思うが
以上、官民挙げて態勢を整備し提
サービスを町民の選択にさらした
業計画でも位置づけている。行政
問 二十四時間訪問介護サービス
は町長の公約であり、介護保険事
から二一%に改定される。
料の負担割合が現行の二〇%負担
六十五歳以上の方が納付する保険
酬は全体で一・二%引き上げられ、
者が判断することになる。介護報
分が二段階に分割され、今後事業
いデイサービスは、現在の時間区
サービスが新設される。利用の多
質問
の方が入所を待っている。
議会だより しらおい No.139
7
質問
前田
博之議員
ɟᑍឋբ
介護保険・町立病院
介護保険・町立病院
一 般 質 問
バイオマス・食育推進センター
バイオマス・食育推進センター
A 収入と支出の数値は確認した
そのようになっている
は千六百万円の減額、合わせて
約三千九百万円の増加、歳入で
四年度、二十三年度対比で経費が
営で消えてしまった。さらに二十
七千五百万円の税金がずさんな運
歳出七千二百万円、合わせて一億
問 二十一年から三年間の歳入欠
陥見込みは、歳入一億三百万円、
減効果額が見込めない状況である。
町長 エネルギー使用量の増加や
単価の上昇、目標の生産量に達し
度末の実際の効果見込み額は
八億九百万円としたが、二十三年
よるごみ処理費削減効果額を約
問 登別市との広域処理からバ
イオマス処理に移行することに
案を受けて機能改善を行い、だめ
の責任となるのは当然であり、提
断した場合、それ以降は戸田町長
善策を求め、そのことを含めて決
有識者の専門委員会を設置し、改
長が庁舎内に検討委員会、外部の
課題解決に向かうべきである。町
因究明を明確にして整理し、町が
クボタの賠償責任、機能不全の原
員会設置で検討するとしているが、
問 課題解決に向けて、庁舎内に
検討会議、外部の有識者の専門委
私の使命だと思っている。
で、効率よく改善していくことが
は考えていない。それを引き継い
ていないが、すべて個人の責任と
た現状については任期中に解決し
しい問題だと思う。前町長が進め
町長 担当課から説明を受け、問
題があることは認識している。難
どのように思っているか
任は重い。戸田町長はこのことを
はルールである。地域と行政はま
問 町長の基本姿勢として、町民
主役のまちづくり、自治基本条例
八十食まで減少すると予想される。
答弁 食数二十五年度千三百五十、
三十年度千百十五、五十年度六百
の将来見通しは
る見込みと推計されるが、生徒数
八十一人、生徒数が百二十人にな
問 一月一日現在、ゼロ歳から九
歳まで九百十人、二十三年生まれ
答弁 業者選定を行い、議会、町
民等関係者に協議の場を設けたい。
考えは
べきと思うが。今後の町民対応の
に耳を傾け、町民に丁寧に説明す
設が今なぜ必要なのか、町民の声
坪、畑にすると一反半の大きな施
千五百平方メートル、四百五十五
明不足と手順の間違い。床面積
時間三十分の審議で原案賛成多数
明もなく、提案説明から七日、三
臨むと理解してよろしいか
の規模を半分にし、町立病院を優
述べた。公約からして、センター
だ距離があり、仕組みを根本的か
で採決された。大事なことは、説
五千五百万円の税金負担となっ
であった場合は責任を取る覚悟で
バイオマス事業の現況と
今後の対応
ている。飴谷前町長がバイオマ
二億三千万円経費が超過し、税金
町長 覚悟ということは、当然気
持ちの中には事業を成功させると
先するべきではないか
ないことなどから、当初試算の削
ス燃料化施設を運営して三年で
が持ち出されている。この数字に
いう強い意志の中で、専門委員会
町民負担が軽減されると判断した。
助メニューがついた経緯があり、
食、防災、食育機能も合わせて補
このたびの食育推進センターは給
町長 町立病院も計画を進め、高
率の補助ができればやりたいが、
つ大胆に変えなければならないと
間違いないか
の意見を聞いて方向性を出したい。
仮( 食)育推進センターの
経緯と町民説明
答弁 そのようになっている。収
入と支出の数字は確認した。
問 二億三千万円の超過負担、機
械設備の不調のため、施設の大き
な負担を税金にツケを回すという
問 ︵仮︶
食育推進センターの建設
は、約十三億円を超える大型事業
安易な方法で、飴谷前町長は結果
にもかかわらず、議会に一切の説
的に責任逃れをしたと言っても過
言ではない。町民に財政再建の危
8
議会だより しらおい No.139
質問
機感をあおり、超過税を付加、責
質問
松田
謙吾議員
Q 施設運営して3年で2億3,000万円の
税の超過持ち出しで間違いないか
一 般 質 問
安
安心
心・
・安
安全
全
A 特定健診の受診率向上・保健指導の充実で
疾病予防対策の充実を図る
課題をどうとらえているか
問 ﹁健康・医療・福祉施策推進
方針﹂取り組みの三年間の成果と
町長 病院の役割は、健康づくり
に積極的に参画、予防医療の充実
応できる施設にすべきと思うが
改築時に福祉・医療が総合的に対
護の支援強化﹂のために町立病院
時間訪問介護サービスと家庭内介
況か、また町長の目指す﹁二十四
問 三連携における町立病院の役
割と在宅介護への対応はできる状
想は大きく持ち、予算、スタッフ
しを支える施設と思っている。理
が採算性が課題となる。町立病院
サービス向上のため指定は可能だ
設の協議はない。町として介護
ス﹂が創設されたが、現時点で開
応の定期巡回・随時対応サービ
町長 国の﹁地域包括ケアシステ
ム﹂実現のための﹁二十四時間対
安心・安全な暮らしと健康に
程度の達成となる。しかし高齢化
など五点挙げている。
町長 制度の変化もあり比較でき
ない項目もあるが、全体的に四割
暮らす医療・福祉の充実
の進展、診療報酬の改定により国
ていきたい。
る。今後は保健指導を重点的に進
めていく。
等白老町の実情にあった病院にし
Q インフルエンザ予防接種の
推進員の設置を図るべきと思うが
町長 二十年から健康づくりサポ
子供への対応も必要では
ーターを中心に三連携推進事業の 取り組みを実施しており、今後も
A 予防対策も重要と考え検討していく
問 ﹁中学生までの医療費無料
化﹂は、財源が整えばぜひ実施す
ヒブワクチン四〇%、肺炎球菌ワ
町長 二十三年度の接種状況は、
子宮頸がんワクチンは八五・六%、
定期接種化の考えは
問 子宮頸がん・ヒブ・小児用肺
炎球菌ワクチンの接種状況と課題、
予防も重要と考え検討していく。
であり予算で優先していきたい。
算している。医療費無料化は公約
町長 現制度から中学生まで助成
を拡大すると総額約五千万円と試
も必要では
のインフルエンザ予防接種の対応
べきと思うが、事業経費の試算は。
別に把握し、戸別訪問などきめ細
クチンは四二・五%となっている。
安心の子供を産み
育てる環境
かく対応していく。各種がん検診
接種率向上のため個人通知、乳児
導の充実を図る。特定健診は地区
ていく。定期接種は公的助成の継
の検討をしている。
また予防医療の観点から、子供へ
については折り込みチラシ、個別
は
勧奨、電話勧奨等により疾病予防
健診での啓発、学校の協力に努め
町長 各種検診受診者増と国保特
定健診の受診率向上と特定保健指
を図る。
具体策、各種がん検診の推進状況
問 推進方針の重点的な取り組み
と、医療費抑制・疾病予防事業の
生かし健康増進に努める。
健康サポーターの育成と町民力を
問 町民との協働による三連携の
取り組みと、地域ごとの町民健康
の役目は町民の健康と安心の暮ら
保医療費は毎年三%以上伸びてい
答弁 現在の病院スタッフの状況
では在宅介護の対応は厳しい。
質問
答弁 インフルエンザは罹患者が
多いことから国において定期接種
続を国・道に要請する。
議会だより しらおい No.139
9
質問
吉田
和子議員
Q 医療費抑制と疾病予防事業の具体策は
一 般 質 問
公共交通
公共交通・
・学校教育
学校教育
A 地域間幹線バスに接続できる
デマンドバスとして再度協議会で検討する
公共交通網の
確立と考え方
問 超高齢社会にあって、事業目
標は単に買い物や通院だけでなく、
高齢者の外出、ひきこもり対策、
世間とのつながりなど生活、健康
学校教育の現状と施策
問 全国学力テストで得られた結
果の内容と対策は。また教育執行
方針で学力向上を重視しているが、
分野まで担う具体性が必要では
町の児童生徒に必要な学力は
る。授業の充実・学習環境整備・
クル活動も重点が置かれるだろう。
家庭学習の習慣化を三つの柱とし
町長 新制度は地域間幹線バスに
接続することを目的とした新たに
で、二十三年度事業を断念した。
教育長 本町の児童生徒は特に思
考力・判断力・表現力に課題があ
二十四年度に協議会を再開して、
て取り組んでいる。だが知的側面
あり、その調査が行われている。
がその実態を掌握できない部分が
たかを調査している。現場管理者
関して不適切な勤務実態がなかっ
教育長 道内全教職員を対象にし
た服務調査で、勤務時間の順守に
ないのか
査報告は町教育委員会の権限では
ているが、そのねらいは何か。調
問 現在、北海道教育委員会が現
場に乗り込んで勤務実態調査をし
たちと接する時間をつくっていく。
・部活の休息日を改善して、子供
勤務になっている。事務の簡素化
教育長 忙しくなっているのは確
かである。一日三時間程度の超過
精神的ゆとりをなくしていないか
希薄になっていないか。先生方が
問 子供とともに遊び、学ぶ喜び、
わかる喜びを教える教育の原点が
むことが大切と考えている。
だけを特化してとらえず、協調・
実施に向けて協議を進めていく。
感動する心と健康・体力をはぐく
財政を勘案して計画を進めていく。
答弁 今まで通院や買い物が主
だったが、これからは健康やサー
質問
問 新制度を活用する際にクリア
しなければならない課題は
町長 従来の補助対象者は地域の
協議会だったが、新制度では一般
乗合事業者か町が事業者となった
自家用有償運送者になった。今後
きめ細かな運行をするには一般乗
合事業者の許可が必要となった。
問 交通不便地域にデマンドバス
やタクシーを導入するには、町内
を知り尽くした町内運輸業者に協
力を求めるべきだが、既に協議に
入っているのか
答弁 モデル地域を指定して試験
運行を進めたいが、今まで補助対
象が協議会だったことから、新た
A 確かに忙しくなっているが、改善して
子供たちと接する時間をつくっていく
運行されるバス系統の計画が必要
新制度のかかわりはどうか
問 地域公共交通計画を昨年つ
くったが制度が変わった。計画と
質問
な計画で国との折衝が先である。
Q 子供とともに遊び、学ぶ喜びを教える
教育の原点が希薄になっていないか
10
議会だより しらおい No.139
斎藤
征信議員
Q 地域公共交通の制度が改定されたが
新しい制度とのかかわりは
一 般 質 問
観
観光
光振
振興
興
A 観光の両輪である白老の文化・温泉
そして芸術をジョイントできるイベントを
を構築できないか
宿泊施設で披露いただける仕組み
問 アイヌの方々で、その優れた
舞踊や楽器演奏、昔語りを町内の
助金などで支援していきたい。
動発表の場、ネットでの紹介、補
育成事業を行っている。今後も活
国や道の補助金を活用した継承者
業や生活館事業での活動場所提供、
町長 アイヌの方々の優れた活動
が持続・発展するため、イオル事
ての振興策は
活動は町の宝と考えるが、町とし
問 舞踊、表現活動、刺しゅうや
木彫り工芸など、文化伝承、創作
あり、文化芸術の振興に取り組ん
文化振興に努めている。町にとっ
町長 白老町文化団体連絡協議会、
まなびあいバンク登録者の会への
問 町内の芸術活動で活躍する団
体、個人への町としての評価は
差別化を図る。
成講座を再度実施し、他地域との
また、しらおい温泉マイスター育
事業を行い、温泉活用促進を図る。
科学的に検証する温泉健康づくり
町長 二十四年度には、温泉が健
康や予防にどの程度効果があるか
えるが
テーマにした温泉活用も必要と考
%以上削減した町もある。健康を
た結果、後期高齢者医療費を四〇
み、モニター十六名に対し実証し
問 道内外で、温泉を町民の健康
に役立てる取り組みが各地にて進
ていきたい。
温泉をジョイントできるイベント
しつつ進め、アイヌ文化、芸術、
いる。さまざまな環境整備を協力
コミュニティーは可能性を秘めて
町長 温泉と文化伝承をあわせた
観光の確立を考える。飛生アート
信できる我が町で、このようなイ
イヌ文化、温泉、そして芸術を発
を集めるまでに成長している。ア
大会で五千人、その翌年は二万人
名でビエンナーレを開催し、プレ
問 兵庫県西宮市船坂地区では、
町内会の協力のもと、芸術家十五
て文化芸術における貴重な財産で
問 飛生アートコミュニティーが
もたらす地域振興の可能性への見
お問い合わせ
議会事務局 82−6620
が考えられる。町としても協力し
りませんでした。
さらに多面的な観光振興
答弁 町内に存在する文化振興団
体、伝承者の方々と協議したい。
でいきたい。
町長 町内に点在する観光資源を
結びつけ、誘客数と滞在時間の向
解は
ベントが開催できないか
問 アイヌ文化施設と並び温泉と
いう観光資源が存在するが、観光
上を図る。特に白老地区と虎杖浜
町長 特に昨年の飛生芸術祭では、
道内外から約千四百名の来場者を
3月31日まで)の議会への公文書開示請求はあ
補助、みんなの基金などを活用し、
施策の中での位置づけは
地区、文化と温泉が観光の両輪で
平成23年度(平成23年4月1日から平成24年
質問
ある。
集め、観光の観点からも注目に値
する。地域内の連携を図ることに
より、他の観光資源との相乗効果
議会だより しらおい No.139
11
も想定され、地域振興に資すると
期待される。
白老町情報公開条例に基づく公文書の開示状況
広地
紀彰議員
Q アイヌ文化・温泉
・芸術の連携でまちを元気に
࠺୭࢚୆ુහտ֥ٛ
年度を目標年度として、水道事業
上位計画である第五次白老町総
合計画との整合性を図り、三十三
ジョンを策定することとした。
ための方策を示した白老町水道ビ
道事業の目指すべき方向と実現の
た。この状況のなか、本町でも水
に北海道水道ビジョンが策定され
ウ、導水管・送水管・配水管の総
の老朽化が進んでいる。
り、虎杖浜第2浄水場は設備など
設・設備ともに老朽化が進んでお
イ、白老・虎杖浜第一浄水場の施
している。
当たる九千百立米と横ばいで推移
に対して、二十二年度は約八割に
施設合計一万千百七十四立米計画
③ 水道施設の現状
ア、水源施設の平均取水量は、三
向になると予測される。
水量、一日平均有収水量も減少傾
立米と減少しており、一日最大給
に、二十二年度は六千六百九十三
② 給水量の実績と予測
一日平均給水量は、平成十二年
度の七千四百五十七立米をピーク
時の対策
○老朽施設・老朽管の更新、災害
水質管理の強化
○水源の保全と水質汚染事故防止、
②実現するための方策
○運営基盤強化と水道技術の継承
確保・供給
5 目指すべき方向
① 基本理念・目標
○安全で安心な水道水の安定的な
ることで経営の圧迫が予想される。
業債利息・償還金の割合が高くな
制を導入した。しかし二十五年度
二十三年度には基本料金の二段階
水道基本料金の一律三百円の減額、
民負担軽減のため、二十二年度に
4 財政収支の見通し
公営企業として独立採算を基本
に安定した経営を続けてきた。住
建設厚生常任委員会は、﹁白老町
の現状と課題、今後の経営の方向
延長は二十八万五千六百九十九キ
調査を行い、その結果を定例会三
月会議で報告した。
水道事業の指針として、二十三年
1 策定の趣旨と計画の位置づけ
平成二十一年度に水道法に基づ
く監督権限が国から道へ移譲され、
④ 課題
ア、人口減少や節水意識の高まり
三億六千八百三十万円、老朽管
6 計画期間内の事業費と財源
①老朽化施設等更新改良事業
12
議会だより しらおい No.139
水道ビジョン﹂について所管事務
性と施策など基本的な考え方を示
ロメートルだが、布設後数年経過
○健全な財政の維持、料金収納率
などにより今後も需要の減少が予
更新事業十億三千万円、合計
懇談会」は実施する予定です。
(直通)
(直通)
平成21年度より5月に開催してきました「議
会報告会」について、開催方法や報告内容を再
度検討した結果、中止することとなりました。
請願や陳情は、町民の皆さんの要望を反映させる
一つの方法です。
請願は憲法により国民の基本的権利として保障さ
れ、未成年者、法人、外国人にも認められています。
(陳情も同様に扱われます)
「議会報告会」中止のお知らせ
■ ■ ■ 議会に要望したいとき ■ ■ ■
からの白老浄水場の改修計画や企
したものである。
しており、老朽化による漏水や管
の向上、水道料金の検討、水道技
杖浜第一浄水場を、また平成三年
測されるが、経営の効率化、適切
十三億九千八百三十万円。
術の継承
の折損事故が頻発している。
に虎杖浜第二浄水場を完成︵計画
な水運用、適正な施設規模の見定
に白老浄水場を、四十六年には虎
給水人口二万七千三百人、一日最
めが必要である。
②危機管理マニュアルを作成し、
大給水量一万三百立米︶させた。こ
機械設備更新、白老・虎杖浜第一
水の安定供給を確保するべき。
れにより森野地区と飛生地区を除
の施設補修と白老浄水場の浄水設
③管理対策として白老浄水場の取
②五年後には、適正料金の検討。
備︵ろ過池︶更新が必要である。
水口整備に努めるべき。
イ、水源施設の水質管理対策、老
ウ、老朽管の計画的更新、災害時
朽化施設対策、並びに浄水施設の
3 水道事業の現状分析と課題
① 給水人口の実績と予測
平成九年度の二万千九百三人を
ピークに、二十二年度は一万九千
の事故未然防止対策が必要である。
くほぼ全域で給水が可能となった。
三百六十八人と減少しており、今
7 意見
①有水率の目標を明確にすべき。
後も減少するものと予測される。
なお、9月に開催を予定しております「議会
お問い合わせは議会事務局まで
議会事務局 TEL
−
−
FAX
2 水道事業の概要
白老町の水道事業は、昭和四十
二年に創設許可を受け、四十四年
白老町水道ビジョン
ࢩ༭࢖ಶુහտ֥ٛ
広報広聴常任委員会は、出前トー
クなど広報広聴活動を行い、その
結果を定例会三月会議で報告した。
1 常任委員会
●出前トーク
︹御用聞きわらびとの懇談︺
高齢化社会を見据え、内閣府補
助事業により起業準備中の、地域
会員制相互扶助の有償ボランティ
3 建設厚生分科会
建設厚生分科会は、胆振東部森
林管理署及び御用聞きわらびとの
懇談を実施した。
ア組織である。
2 総務文教分科会
総務文教分科会は、都市総合開
発株式会社︵町民温水プール指定
管理予定者︶との懇談を実施した。
●活動報告
︹胆振東部森林管理署との懇談︺
昭和二十二年に白老営林署が開
設され、平成十一年より胆振東部
を依頼し、有償ボランティア会
日常生活に困難な方が一時間千
円の﹁わらび利用券﹂でサービス
●活動報告
平成二十二年四月より苫小牧市
日新温水プールを指定管理者とし
て管理運営している。
協会員の方々からは、地域の活
性化や観光客への対応も含めて、
設しヨガ、健康体操などを実施し
ル教室の充実、またスタジオを開
は、民間ノウハウを生かしてプー
まで落ち込んでいた。指定管理後
十一年度には九万人を切るところ
休養林、インクラの滝及び周辺整
施予定である。また、ポロト自然
測量及び設計、二十四年同工事実
水源地︶と森野の治山工事の実施
流出にかかる毛白老川︵取水場の
いる。二十三年の豪雨による土砂
白老町を含め、約六万三千ヘク
タールを二十八名体制で管理して
べきではないか。本来は行政が行
利用料金を安く設定しているが、
経営安定のため料金設定を再考す
たサービスを目指している。
回りや昼食会、茶話会など充実し
行、入退院の手伝い、留守宅の見
員がサービスの提供を行うもの
駅売店の早期再開に対する考え方
ている。さらに2階ギャラリーを
備、白老森林フォーラムなど町民
うべき事業であると思われ、補助
十二年度の同プールの利用者は約
二十三年度からの森林・林業再
生プランは、地域における雇用の
で、家事手伝い、外回り、外出同
や、生活弱者への貸付制度に対す
利用してマシンジム︵ルームラン
と深くかかわっている。二十五年
の検討が必要である。
森林管理署となった。
る町のセーフティーネット確立に
ナー、ウォーキングマシン︶を設
度より特別会計から一般会計とな
プールの開設当時は十八万人の
利用者があったが、年々減少し二
ついて、また、民間買い物バスへ
置するなど子供から高齢者まで幅
り管理運営のあり方が変わる。
議員の役割﹂をテーマに、有意義
の助成等々これからのまちづくり
広い年齢層が利用できるよう工夫
町の現状を知る上で大変貴重な
時間であったことは言うまでもな
十三万八千人まで回復し、二十三
創出と経済の活性化に貢献するた
な出前トークとなった。
についての考え方が各議員に対し
されている。このことにより、二
く、改めて町民目線での今後のま
年度においても二十二年度を上回
め、民有林と国有林の連携をはじ
4 小委員会の活動
議会広報第一三八号の編集・発行
組織である。
介護サービスを受けられない隙
間にいる人たちが待ち望んでいた
て問われたものと考える。
ちづくりについて、心新たな一年
る状況である。
政と地域の連携が今後重要となる。
定などの支援を行うなど、森林行
めとして市町村森林整備計画の策
の出発を迎えることができたもの
と考える。
白老町民温水プールにおいても、
平成九年に開設し、十七年度の四
万九千人をピークに年々減少して
いる。同プールも二十四年四月よ
り同社が指定管理者となることと
なり、民間ノウハウを生かした経
営運営で利用者の増加を期待する。
議会だより しらおい No.139
13
NPO 法人白老消費者協会
議会を構成するメンバーも新し
くなり、﹁まちづくりについての
出前トーク / 分科会 2団体と懇談
陳情審査結果報告
議会において、総務文教・建設厚生常任委員会に審査附託された2件の陳情について、
各委員会での審査の内容と結果をお知らせします。
平成23年
陳情第3号
白老町庁舎エレベーター設置要望に関する陳情書
提出者 白老町障がい者団体連絡協議会
会長 堂前 文男
◎審査委員会
総務文教常任委員会
◎陳情の内容
白老町庁舎にはエレベーターが設置されておら
ず、二階での所用や議会の傍聴等に困難な状況が
続いている。障がい者の暮らしやすい地域づくり
を推進するとともに、議会への容易な傍聴も困難
である現状をまず改革するよう、白老町庁舎への
エレベーター設置を要望する。
◎庁舎の状況
総合案内窓口を町民課に設置して対応している
が、二階での所用には職員の手を借りるしかなく、
大変不便な状況にある。
平成24年
陳情第1号
◎審査の結果
趣旨採択すべきものと決定
◎審査意見
必要性は重要と理解するものの、設置工事に多
額の費用が必要なことや構造上の安全性問題、他
の改修箇所、建築基準法の問題とその実現性も含
めて、今すぐに、改修までは言及できないと判断
される。
願意においては当然配慮されるべき事案と理解
する。今後において願意を含め、「誰にも優しい
まちづくり」にあたっては、陳情団体と継続的・
定期的に連携を図り、障がい者に配慮した検討が
されるよう望むものである。
白老町町内会連合会に対する公金支出について
支出内容の精査に関する陳情書
提出者 林 充紀
◎審査委員会
建設厚生常任委員会
◎陳情の内容
① 白老町町内会連合会(以下「町連合」)主催
の研修会について公金の私的流用の嫌疑がある。
町連合が主催する研修会に公金が支出されてい
るが、当該研修会は広報「げんき」ほかで参加者
募集が行われておらず、結果的に公金の私的流用
に当たるのではないか。
② 町連合参加の町内会が神社に対し行っている
寄附行為についての町連合の説明がおかしい点が
ある。
町連合は、本寄付行為が個人単位であるから問
題ないと説明しているが、町内会ベースの支出で
あり、日本国憲法で保障された「信教自由の侵
害」の疑いがあるのではないか。
◎審査の結果
不採択すべきものと決定
◎審査意見
①について
当該研修事業は公的性格をおび、自治振興や住
民福祉に資するものであることに一定の理解はで
きる。
当該研修会の参加募集が町広報に掲載されてい
ないことは事実であるが、各町内会長をとおして
案内がなされ、参加が想定されているのは、地域
住民の代表として研修成果を生かせる者であるこ
とも理解できる。
まず単位町内会にて議論を尽くし、それで問題
があるとなれば、町行政に対し監査請求を行うほ
うが、陳情者の願意を生かす方法ではないか。
②について
申し立てのとおり、神社寄附行為の違憲訴訟が
提訴された事件は存在するが、本件とは異なる内
容であった。
また、議会は直接町内会を調査する権限を持っ
ていない。さらに憲法判断は町議会になじまない
ものである。
議会だより しらおい No.139
14
▼後期高齢者医療事業特別会計予
▼一般会計予算︵賛 ・否2︶注2
▼国民健康保険事業特別会計予算
▼住民基本台帳法の一部を改正す
係条例の整理に関する条例の制定
▼スポーツ基本法の施行に伴う関
◎定例会三月会議
花輪千代明氏︵字萩野︶
小野千恵子氏︵字竹浦︶
▼選挙管理委員の選挙
◎定例会三月会議
幸子氏︵日の出町︶
部を改正する条例の制定
▼白老町消防手数料徴収条例の一
条例の制定
▼白老町税条例の一部を改正する
正する条例の制定
に向けた支援策の充実を求める意
▼基礎自治体への円滑な権限移譲
の確立等を求める意見書
▼国民が安心できる公的年金制度
る意見書
▼公共下水道事業特別会計 補 正 予
坂下
西田
広地
吉谷
小西
山田
本間
前田
及川
注1
○
○
○
○
●
●
○
○
○
○
○
○
○
○
注2
○
○
●
●
○
欠
○
○
○
○
○
○
○
○
注3
○
○
●
●
○
欠
○
○
○
○
○
○
○
○
注4
○
○
●
●
○
欠
○
○
○
○
○
○
○
○
「○」賛成、「●」反対、「除」除斥、「棄」棄権、「遅」遅刻、「退」早退、「欠」欠席
賛否が分かれたものを掲載。
松田
︻平成二十四年度予算︼
・否2︶・・・・・注3
例の一部を改正する条例の制定
光博氏︵末広町︶
の助成に関する条例の一部を改正
◎定例会三月会議
見書
栄子氏︵若草町︶
▼特別養護老人ホーム事業特別会
する条例の制定
◎定例会三月会議
▼専決処分の報告︵損害賠償の額
▼こころの健康を守り推進する基
大渕
算︵賛
▼公共下水道事業特別予算
る法律の施行に伴う関係条例の整
理に関する条例の制定
▼学校給食特別会計予算
▼港湾機能施設整備事業特別会計
▼白老町乳幼児等医療費の助成に
正博氏︵緑丘︶
作田 政次氏︵日の出町︶
毛笠 道雄氏︵字萩野︶
▼選挙管理委員補充員の選挙
▼墓園造成事業特別会計予算
▼白老町児童デイサービス事業条
▼介護保険事業特別会計予算︵賛
予算
◎定例会二月会議
関する条例並びに白老町重度心身
計予算
▼安心できる介護保険制度に関す
算︵第二号︶
の決定︶
斎藤
定例会一・二・三月会議
∼こんなことが決まりました∼
◎定例会一月会議
▼一般会計補正予算 第(十号 )
︵賛 ・否2︶・・・・・・注1
▼一般会計補正予算 第(十一号 )
・否2︶・・・・・・・・注4
号︶
▼介護老人保健施設事業特別会計
する条例の制定
▼水道事業会計補正予算︵第二
◎定例会三月会議
予算
▼白老町立図書館条例の一部を改
粂田
平松
塚原
村上
▼一般会計補正予算︵第十 二 ・ 十
▼水道事業会計予算
障害者及びひとり親家庭等医療費
三・十四号︶
▼国民健康保険病院事業会計予算
▼港湾機能施設整備事業特 別 会 計
▼定期監査の結果報告
▼白老町営住宅条例の一部を改正
▼国民健康保険事業特別会 計 補 正
補正予算︵第二号︶
本法の制定を求める意見書
▼後期高齢者医療事業特別 会 計 補
▼墓園造成事業特別会計補 正 予 算
▼財政的援助団体等の監査の結果
◎定例会三月会議
正予算︵第三号︶
︵第一号︶
報告
▼北海道開発局の存続を求める意
▼例月出納検査の結果報告
▼議員の派遣承認
▼議決事項の変更
見書
▼介護保険事業特別会計補 正 予 算
内容の精査に関する陳情書︵提出
︵第二号︶
◎定例会三月会議
者
林充紀氏︶
不採択
▼陳情第三号 町庁舎エレベータ
ー設置要望に関する陳情書︵提出
▼所管事務調査結果報告︵建設厚
生・広報広聴常任委員会︶
吉田
11
▼北海道市町村総合事務組合規約
の変更
者 白老町障がい者団体連絡協議
会 堂前文男会長︶
趣旨採択
氏家
11
予算︵第五号︶
11
▼陳情第一号 白老町町内会連合
会に対する公金支出について支出
▼特別養護老人ホーム事業 特 別 会
計補正予算︵第一号︶
▼介護老人保健施設事業特 別 会 計
補正予算︵第一号︶
▼水道事業会計補正予算︵第三号 )
▼国民健康保険病院事業会 計 予 算
︵第一号︶
議会だより しらおい No.139
15
12
6月19∼21日の予定です
問い合わせ先
82-6620
定例会6月会議
■日時 6月15日㈮ 10時 議案説明会
19日㈫ 10時 一般質問
20日㈬ 10時 一般質問
21日㈭ 10時 一般議案等
22日㈮ 10時 予備日
■会場 役場議会議事堂
*変更になることもありますので、詳しい日程は議会
事務局までお問い合わせください。
℡82−6620(直通)
傍聴お待ちしていま∼す
ૣ݈঩ၳͬ෻ັ̱̞̳̀͘
■定例会・委員会等
︻1月︼
6日 議会運営委員会
定例会1月会議
全員協議会
広報広聴小委員会
日 全員協議会
日 議会運営委員会
定例会1月会議
日 広報広聴小委員会
︵出前トーク︶
日 建設厚生常任委員会
日 総務文教常任委員会
19 13
︻2月︼
建設厚生常任委員会
6日 議会運営委員会
定例会2月会議
登別・白老議会議員研修会
日 建設厚生分科会
建設厚生常任委員会
日 建設厚生委員会協議会
日 建設厚生常任委員会
日 議会運営員会
総務文教常任委員会
総務文教委員会協議会
総務文教分科会
日 全員協議会
︻3月︼
定例会3月会議
1日 議案説明会
2日 議案説明会
議会運営委員会
6日 議会運営委員会
広報広聴小委員会
日 定例会3月会議
議会運営委員会
日 定例会3月会議
議会運営委員会
日 定例会3月会議
日 定例会3月会議
建設厚生委員会協議会
日 議員会研修会
議会運営委員会
広報広聴小委員会
日 予算等審査特別委員会
日 予算等審査特別委員会
日 予算等審査特別委員会
議会運営委員会
日 議会運営委員会
■視察対応
︻2月︼
10
7日 南部後志町村正副議長会
名
8日 滋賀県守山市議会
9名
日 宮崎県高千穂町議会 8名
平成24年4月30日発行
▼﹁春はあけぼの やうやう白
くなりゆく山際 少しあかりて
紫だちたる雲の細くたなびきた
る﹂有名な﹁枕草子﹂の冒頭の
一節。この広報が手元に届くこ
ろは、長かった冬から解放され
て、さわやかな若葉の山際に目
を奪われているころか▼町長も
議員も若返った中での初の予算
議会である三月会議が終わった。
例年、新年度予算が決まったと
ころで広報広聴常任委員会主催
で開催してきた﹁議会報告会﹂
を中止し、今後は議員個々の責
任で町民への﹁説明責任﹂を果
たすことに決めた▼原油高騰は
一休止した模様だが、まだ灯油
もガソリンも高値のままだ。国
会での消費税増税の論議は休止
しそうもない▼明るいニュース
一つ。町立病院の内科常勤医師
が確保できて医師四名体制がで
きた。念願の外科医師一名増の
五名体制まであと一息らしい。
関係者の努力に敬意を表したい。
病院の健全運営のため一層の粘
りを期待したい▼町財政の再建
を含め、町民にとっても行政に
とっても試練はまだまだ続く。
乗り越える町民の力こそ﹁元気
まち﹂の元気の由来だ。
︵四月十一日 記 斎藤征信︶
白老町議会広報広聴小委員会
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議会だより しらおい No.139
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議会では、第3次議会改革の取り組みとして、傍聴
される方が会議の内容を理解しやすいよう、議案の貸
し出しや審議資料の配付をしています。ぜひご利用く
ださい。
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定例会6月会議
定例会5月会議
■日時 5月31日㈭ 10時 一般議案等
■会場 役場議会議事堂
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聴に来てください
皆さん議会傍
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