平成25年度下水処理場脱水汚泥収集運搬業務委託（セメント）

平成２５年度下水処理場脱水汚泥収集運搬業務委託（セメント）
仕様書
第１節
一般事項
（趣旨）
第１条
この仕様書は，東部下水処理場，牟礼浄化苑および庵治浄化セン
タ ー（ 以 下「 下 水 処 理 場 」と 言 う 。）の 脱 水 汚 泥 の 収 集 運 搬 業 務 を 適 正 か
つ，円滑に実施するため，業務の内容等を定めるものである。
（業務の履行義務）
第２条
受託者は，下水処理場において発生した脱水汚泥を適切に収集運
搬できるよう，廃棄物の処理及び清掃に関する法律，契約書，仕様書，
下 水 道 維 持 管 理 指 針（ 日 本 下 水 道 協 会 ），そ の 他 関 係 図 書 に 基 づ き ，環 境
を十分考慮し，最も安全な方法により業務を履行するとともに，業務の
完了については，受託者が財政上および法律上のすべての責任を負わな
ければならない。
（業務の内容）
第３条
(１ )
ア
業務の内容は，次のとおりとする。
脱水汚泥収集運搬業務
下水処理場から脱水汚泥の焼成（セメント資源化）処分業務を
行う施設または中間処理（最終処分を焼成（セメント資源化）処分する
も の に 限 る 。） 業 務 を 行 う 施 設 ま で 。
(２ )
マニフェスト等の記入業務
（業務管理）
第４条
受託者は，いかなる場合でも業務に必要な従業員などを確保し，
委託業務に支障を来さないよう努めるとともに，従業員の労務管理，安
全管理，保健衛生管理等に十分注意を払わなければならない。
（関係法令の遵守）
第５条
受託者は，業務の履行に当たり，下水道法，廃棄物の処理及び清
掃に関する法律，関連各県産業廃棄物処理等指導要領，その他関係法令
を遵守し，業務の円滑な進行を図り，誠実かつ完全な履行をするととも
に，これらの法令等の適用運営は受託者の負担と責任において行わなけ
ればならない。
（労働関係法規の遵守および適正な雇用条件の確保）
第６条
受託者は，業務の履行に当たり，労働基準法，労働安全衛生法ほ
か労働関係法規を遵守するとともに，従事労働者に係る適正な雇用条件
の確保に努めなければならない。
(１ )
所定労働時間については，労働基準法に基づき，工事の施工や業
務の実施に当たっては，就労の実態を踏まえ，完全週休２日制の導入や
１日の労働時間を縮減する等，法定労働時間の週４０時間（特例措置の
適用を受ける事業にあっては，週４４時間）を遵守すること。
ま た ，時 間 外 ，休 日 お よ び 深 夜（ 午 後 １ ０ 時 か ら 翌 日 の 午 前 ５ 時 ま で ）
に，労働させた場合においては，同法に定める率の割増賃金を支払うこ
と。
(２ )
雇 入 れ の 日 か ら 起 算 し て ６ か 月 間 継 続 勤 務 し ，全 労 働 日 の ８ 割 以 上
出 勤 し た 労 働 者 に 対 し て ，最 低 １ ０ 日 の 年 次 有 給 休 暇 を 付 与 す る こ と 。い
わ ゆ る パ ー ト タ イ ム 労 働 者 に つ い て も ，所 定 労 働 日 数 に 応 じ て 年 次 有 給 休
暇を付与すること。
(３ )
労働者の雇入れに当たっては，賃金，労働時間その他の労働条件
を明示した書面を交付すること。
(４ )
賃金は毎月１回以上，一定の期日にその全額を直接，労働者に支
払 う こ と 。支 払 の 遅 延 等 の 事 態 が 起 こ ら な い よ う 十 分 配 慮 す る こ と 。賃 金
に つ い て は ，最 低 賃 金 法 の 定 め る と こ ろ に よ り 最 低 賃 金 額 以 上 の 額 を 支 払
うこと。
(５ )
労働保険はもとより，労働者の福祉の増進のため健康保険および
厚生年金保険は法令に従い加入すること。なお，健康保険および厚生年
金保険の適用を受けない労働者に対しても，国民健康保険および国民年
金に加入するよう指導すること。
（業務上の留意事項）
第７条
受託者は委託者の脱水機の運転業務に支障を来さないよう，委託
者の勤務時間内に脱水汚泥を積み込み，搬出しなければならない。ただ
し，委託者の指示があったときには，この限りでない。
（施設の保全）
第８条
委託者の既設構造物を汚染し，またはこれらに損害を与えたとき
は，受託者の責任と費用負担で復旧しなければならない。
（安全管理）
第９条
受託者は，業務の履行に当たり，常に細心の注意を払い労働安全
衛生法，労働基準法，その他関係法令を遵守し，公衆および従業員の安
全を図らなければならない。
２
作業従事者はヘルメット，安全靴等を着用し，安全に作業を実施する
とともに，もし，人身事故などが発生した場合は，速やかに委託者に報
告しなければならない。
（下水処理場内の運転）
第１０条
下水処理場内の運転については徐行運転とし，アスファルト，
コンクリート等を損傷しないよう，十分注意を払わなければならない。
（事故防止）
第１１条
受託者は，火気の取扱い，関係者以外の立入りについて十分注
意し，事故のないよう努めなければならない。
（緊急事態発生時の処置）
第１２条
受 託 者 は , 大 雨 ，台 風 ，重 大 事 故 等 の 緊 急 事 態 に 備 え て 非 常 呼 び
出 し に 応 じ ら れ る 連 絡 体 制 を 確 立 し ，所 要 の 人 数 を 直 ち に 現 場 に 配 置 し ，
応急処理その他適切な処置がとれるよう準備をしておかなければならな
い。
（収集運搬の変更）
第１３条
委託者は，受託者が行う収集運搬業務が環境上または安全上適
切 で な い と 判 断 し た と き は ，収 集 運 搬 方 法 の 変 更 を 求 め る こ と が で き る 。
また，受託者はこれに従わなければならない。
（検収）
第１４条
脱水汚泥量の検収は，脱水汚泥貯留ホッパ重量計の指示により
行うものとする。また積込量および積込時間は委託者の指示によるもの
とする。
（マニフェスト）
第１５条
委託者は，脱水汚泥の搬出の都度，マニフェストに必要事項を
記入して受託者に交付する。
（資格を要する業務）
第１６条
受託者は，法令等で規定する資格を必要とする業務には，常時
有資格者を従事させなければならない。
（疑義等の解釈）
第１７条
受託者は仕様書に定める事項について疑義等が生じた場合は，
両者協議の上，決定する。
（業務の履行期間）
第１８条
業務の履行期間は平成２５年４月１日から平成２６年３月３１
日までとする。
（汚泥の搬出期間）
第１９条
汚泥の搬出期間は平成２５年４月１日から平成２６年１月３
１日までのうち，委託者が指定する期間，数量とする。また，平成２６
年３月３１日までは履行確認期間とする。
（内部公益通報制度）
第２０条
売買，貸借，請負その他の契約を上下水道局との間で締結し専
ら当該契約に係る業務，事務等の履行中において，法令等に違反する事
実が生じ，または生じるおそれがあると思料するときは，高松市の内部
公益通報制度により通報することができます（同制度における通報方
法：電子メールまたは書面を高松市公正職務審査会に提出（原則として
提 出 者 の 氏 名 を 明 ら か に す る 必 要 が あ り ま す 。） ⇒ メ ー ル ア ド レ ス ：
[email protected]
書 面 提 出 の 場 合 の 宛 先：総
務局人事課内高松市公正職務審査会）
※高松市の内部公益通報制度について定めた「高松市職員の倫理およ
び公正な職務の執行の確保に関する条例」と同条例の施行規則（いずれ
も総務局人事課所管）は，契約監理課ホームページに掲載しています。
第２節
特記事項
（収集運搬の条件）
第２１条
１
２
収集運搬の条件は，次のとおりとする。
東部下水処理場
１
廃棄物の種類
汚泥（消化脱水汚泥）
水分 ７５から８０％程度
有機分６０から７０％程度
２
汚泥発生量
４．５～６ｔ／ｈ程度
３
汚泥搬出量
通常３５ｔ／日程度
総量 ５，７６２ｔ
４
汚泥収集場所
高松市東部下水処理場内
高松市屋島西町２３６６－６
５
運搬区間
６
搬出設備
７
汚泥収集日
８
汚泥収集時間
（予定）
東部下水処理場
高松市屋島西町２３６６－６ から
脱 水 汚 泥 の 焼 成（ セ メ ン ト 資 源 化 ）処 分 業 務 を
行 う 施 設 ま た は 中 間 処 理（ 最 終 処 分 を 焼 成（ セ メ
ント資源化）処分するものに限る。）業務を 行 う
施設 まで。
脱水汚泥貯留ホッパ ４基
形式 角錘形ホッパ
容量
1-№ 1,2： １ ５ ｔ ／ 2-№ 1,2： ２ ０ ｔ
ホッパ底部までの最低地上高
1-№ 1,2： ３ .７ ｍ ／ 2-№ 1,2： ４ .２ ｍ
ホッパ下の最低道幅
1-№ 1,2： ４ .６ ｍ ／ 2-№ 1,2： ４ .１ ｍ
平成２５年４月１日から平成２６年１月３１日
までのうち，委託者が指定する期間で，原則毎日
搬出（土日祝祭日を除く）
通常時
午前８時３０分から午後５時００分
牟礼浄化苑
１
廃棄物の種類
汚泥（消化脱水汚泥）
水分 ７８から８１％程度
有機分７０から７７％程度
２
汚泥搬出量
通常２０ｔ／週程度
総量 ５４２ｔ （予定）
３
４
３
汚泥収集場所
運搬区間
５
搬出設備
６
汚泥収集日
７
汚泥収集時間
高松市牟礼浄化苑内
高松市牟礼町牟礼２６３３－１
牟礼浄化苑
高松市牟礼町牟礼２６３３－１ から
脱 水 汚 泥 の 焼 成（ セ メ ン ト 資 源 化 ）処 分 業 務 を
行 う 施 設 ま た は 中 間 処 理（ 最 終 処 分 を 焼 成（ セ メ
ント資源化）処分するものに限る。）業務を 行 う
施設 まで。
脱水汚泥貯留ホッパ ２基
形式 角錘形ホッパ
容量
ホッパ底部までの最低地上高
ホッパ下の最低道幅
７ｔ／基
３．３８ｍ
３．８ｍ
平成２５年４月１日から平成２６年１月３１日
までのうち，委託者が指定する期間で，原則週２
回搬出搬出（土日祝祭日を除く）
通常時
午前８時３０分から午後５時００分
庵治浄化センター
１
廃棄物の種類
汚泥（消化脱水汚泥）
水分 ８１から８４％程度
有機分８３から８９％程度
２
汚泥搬出量
通常４ｔ／週程度
総量
９６ｔ （予定）
３
汚泥収集場所
高松市庵治浄化センター内
高松市庵治町６３９２－６
４
５
運搬区間
搬出設備
庵治浄化センター
高松市庵治町６３９２－６ から
脱 水 汚 泥 の 焼 成（ セ メ ン ト 資 源 化 ）処 分 業 務 を
行 う 施 設 ま た は 中 間 処 理（ 最 終 処 分 を 焼 成（ セ メ
ント資源化）処分するものに限る。）業務を 行 う
施設 まで。
脱水汚泥貯留ホッパ １基
形式 角錘形ホッパ
容量
ホッパ底部までの最低地上高
ホッパ下の最低道幅
６ｔ／基
３．７０ｍ
３．４ｍ
６
汚泥収集日
７
汚泥収集時間
平成２５年４月１日から平成２６年１月３１日
までのうち，委託者が指定する期間で，原則週１
回搬出（土日祝祭日を除く）
通常時
午前９時００分から午後４時３０分