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創立60周年を迎えて 社)岐阜県臨床検査技師会 資料館の展示物の

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創立60周年を迎えて 社)岐阜県臨床検査技師会 資料館の展示物の
発行所
(社)岐阜県臨床検査技師会
発行責任者
北村
顕
編集者
石郷 潮美 ・ 山本 貴子
第 20 号
2011 年 10 月 20 日 発行
金森 妙子 ・ 平塚 弘枝
創立60周年を迎えて
(社)岐阜県臨床検査技師会 会長
北村 顕
社団法人岐阜県臨床検査技師会は、昭和 25 年 11 月 14 日、岐阜県立下呂保健所において有志 25 名が集まり、
「岐
阜県衛生検査技術者会」が産声をあげました。以来、昭和 27 年7月日本衛生検査技術者会岐阜県支部としてスタ
ートしました。その後、日本衛生検査協会岐阜県支部、日本衛生検査技師会岐阜県支部、岐阜県衛生検査技師会、
岐阜県臨床衛生検査技師会、岐阜県臨床検査技師会と改称しながら組織の充実を目指し変遷してきました。平成
5年4月岐阜県の適切な指導を得て、社団法人として名実共に充実した組織へと生まれ変わりました。平成 19 年
4月念願の独立事務所を岐阜市に設置しました。法人改正法に伴い、岐阜県臨床検査技師会は、平成 24 年度まで
に一般社団法人を目指して準備中です。平成 24 年6月に創立 60 周年記念事業を計画しております。
さて、本会は、現在 648 名の会員を有し、
「衛生思想の普及及び啓蒙並びに臨床衛生検査を通じての地域保健事
業への協力を行うとともに、臨床衛生検査に関する技術及び知識の向上を図り、もって公衆衛生の向上と県民の
健康の保持・増進に寄与する」という目的を定款に掲げ、この目的に向かって活動しております。
本会の学術活動としては、春季拡大研修会、秋季拡大研修会、岐阜県医学検査学会を始めとし各部門研修会な
ど年間に約 40~50 回実施しています。
精度保障事業としては、昭和 62 年より精度管理調査事業を実施しています。平成 15 年より本会の中心的事業
として取り組み、参加施設の増加、検体検査頄目の充実、フォトサーベイの充実を目指しています。平成 19 年度
には、日臨技事業に沿って臨床検査データ標準化事業に参加、精度管理データの一元化と共有化を目指してきま
した。三年間の標準化事業を通じて、他施設間のデータ互換性が高まったとして、平成 22 年度には、日臨技精度
保証施設認証制度が発足して全国 364 施設、岐阜県では 11 施設の施設が認証されました。この一連の事業は、継
続事業としています。
当会の公益事業は、岐阜市、高山市、大垣市、多治見市の各地区で開催される市民健康まつりに参加し、各地
区独自の内容で実施しています。また、日臨技協賛事業として『乳がん予防啓発に関する事業』『青尐年への性
感染症およびエイズ予防啓発教育事業』に参加しています。
今後も、県民の皆様に健康の保持・増進に寄与することに会員一同気持ちを新たにして歩みたいと思います。
(社)岐阜県病院協会 「時報」 参与
社)岐阜県臨床検査技師会 資料館の展示物の調査ならびに清掃活動報告
岐阜市民病院 松山 昌史
平成 23 年 9 月 7 日(水)午後 2 時から岐阜医療科学大学 1 号館2階の資料館(廊下展示場所)で展示機器の
調査ならびに機器等の清掃を、北村 顕 会長、平沢 弘行 庶務部長、鈴木 敦 理事、そして私の計 4 名で行って
きました。
私は今回初めての資料館訪問だったため、どんな機器が展示してあるのか興味津々でしたが、手動式の遠心器
や炎光光度計、コールターや東亜の自動血球計数器、1Ch のポータブル心電計など実際にはほとんど見たことも
ないとても古い機器が展示されていて驚きました。それらの機器について、北村会長や平沢庶務部長、同大学の
先生方が懐かしむようにそれらの機器について語っているのは不思議な感じでした。今でこそ 1 台の自動分析機
器で一度に多数の頄目や検体を簡単に測定できますが、単頄目の測定が当たり前であった当時の機器を使って検
査を行っていた諸先輩方の御苦労の様子がよく感じられました。
また、
今回の資料館訪問は岐臨技としては 3 年ぶりであったため展示機器等は埃まみれで清掃は大変でしたが、
きれいに拭き取って 1 つずつデジタルカメラで撮影してきました。今後、主な機器については岐臨技のホームペ
ージに掲載したいと思います。
最後に、岐阜医療科学大学におきましては、山城 光 俊先生および服部 高幸 先生をはじめとする諸先生方な
らびに職員の方々の日頃の岐臨技の活動に対するご理解とご協力のおかげで岐臨技資料館が成り立っているもの
であると感謝しております。これからも資料館が同大学において継続して運営して頂けるように願っております。
平成23年度
「全国地方自治体保健所等の青少年エイズ対策推進プログラム」に参加して
岐阜県西濃保健所
山本 初津恵
日臨技では毎年公益事業の推進を図るためがん制圧月間啓発活動や HIV
予防啓発事業などを推し進めてきましたが、特に今年度からは年間を通じ
青尐年を対象とした STI 予防啓発事業として手上げ方式による委託事業を
掲げており、講演会などを対象とした事業を内容としています。そこで、
今までのような街頭活動では認められないことから、県内の中高生を対象
として出前講座を企画する事が出来ればとこの研修に参加することとしま
した。対象は全国の保健所等に勤務する保健師が中心で、臨床検査技師 7
名を含む 37 名が参加しました。研修内容は以下のようで、初日は講義とロ
ールプレイを用いた検査相談を行いました。その後感染者の立場から講評
をえました。二日目は予防対策の企画から広報についての講義とグループ
ワークを行い事例について検討をしました。エイズ問題は世の中の関心から消えてしまったような昨今ですが、
この間にも HIV は着々と広がり続け、現在 HIV に感染しながら生きて いる人が 3,000~3,600 万人と推定されて
おり、被害はアフリカで最も著しくなっています。日本国内では、世界に比べれば桁違いに尐ないのですが、毎
年新たに HIV に感染する人や新たにエイズを発症する人の数は増え続けており、2008 年に新たに感染した人と発
症した人は、合わせて 1,557 人で、過去最高になっています。また、日本人の性行動は急速に変わってきており、
性経験を持つ年齢が若年化し、不特定多数と性経験を持つ者もかなり見られ、性行動の内容も多様化してきてい
ます。エイズ流行の触媒となりうる性感染症も増えてきており、その中でもあまり症状のでないクラミジア感染
症などの増加が憂慮されています。若い世代ではコンドームの使用は普及してきていますが、その理由は、使用
の目的が避妊であって、性感染症やエイズ予防は念頭にはないということです。正しい知識の普及は対策の基本
で、今後もあらゆる手段を通じて普及広報活動を強化しなければならないと思います。
研修日程 第一日目
第一部 エイズの基礎
① 世界と日本のエイズ/STD 流行の最新の状況について
木原正博(京都大学大学院医学研究科教授)
第二部 MSM エイズ予防対策
② MSM エイズ予防対策の事例紹介
鬼塚哲郎(MASH 大阪代表、京都産業大学教授)
第三部 エイズ予防検査・相談
③ 地方自治体におけるエイズ検査プログラムの現状と意義及び改善の視点
木原正博(京都大学大学院医学研究科教授)
④ 対象者に配慮したエイズ検査・相談
岐阜県バージョン
1. 対象者に配慮したエイズ検査・相談:HIV 感染者の立場から
藤原良次(特定非営利活動法人 りょうちゃんず理事長)
2. ロールプレイ(感染やセクシャリティーに配慮した検査相談のあり方)
藤原良次(特定非営利活動法人 りょうちゃんず理事長)
栗栖茂 (特定非営利活動法人 りょうちゃんず)
第二日目
第四部 青尐年エイズ予防対策 木原雅子(UNAIDS 共同センター長、京都大学大学院医学研究科准教授)
① エイズ予防対策の企画(ソーシャルマーケティング)
② 費用対効果の高い青尐年対策の事例紹介
第五部 ワークショップ
③ グループワーク(効果的な青尐年エイズ対策の企画)
④ 発表および意見交換
23年度 秋季拡大研修会(飛騨地区担当)
予 告
日時: 11 月20日 午前 9 時30分より
会場: 飛騨世界文化センター(食遊館棟) 大会議室
平成 23 年度 再入会・新入会会員のご紹介
(敬称略)
会員番号
氏
名
地
区
施 設 名
分 類
700129
山 田
房 子
岐阜地区
自宅会員
新入会
214432
清 水
愛 子
岐阜地区
医療法人社団誠広会 岐阜中央病院
再入会
700220
北 野
紘 美
岐阜地区
医療法人社団誠広会 岐阜中央病院
新入会
700125
山岡 可奈子
岐阜地区
株式会社 東海細胞研究所
新入会
700126
石 川
裕 子
岐阜地区
株式会社 東海細胞研究所
新入会
700124
日比野 智博
岐阜地区
株式会社 東海細胞研究所
新入会
700261
中 田
英 里
岐阜地区
山内ホスピタル
新入会
700320
尾 関
美 乃
岐阜地区
独立行政法人国立病院機構長良医療センター診療部研究検査科
新入会
700382
平 野
未 佳
岐阜地区
社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院
新入会
700383
田
誠
岐阜地区
社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院
新入会
700385
鎌 田
千 晶
岐阜地区
社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院
新入会
700647
早 野
沙 織
岐阜地区
岐阜県総合医療センター 臨床検査部
新入会
701661
安 藤
航 平
岐阜地区
岐阜県総合医療センター 臨床検査部
新入会
700973
平 松
純 子
岐阜地区
公立学校共済組合東海中央病院
新入会
700974
安 藤
僚 祐
岐阜地区
公立学校共済組合東海中央病院
新入会
214501
坪井 裕美子
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
再入会
701388
廣瀬
あゆみ
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
新入会
701389
田 内
里 奈
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
新入会
214547
戸 谷
仁 美
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
再入会
701607
水 野
加 織
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
新入会
701606
米 玉 利
準
岐阜地区
岐阜大学医学部附属病院
新入会
701390
児 島
有 沙
岐阜地区
医療法人社団幸紀会安江病院
新入会
701562
関 谷
明 香
岐阜地区
岐阜市民病院
新入会
214622
竹 原
佳 代
岐阜地区
岐阜市民病院
再入会
701815
太 田
真 由
岐阜地区
岐阜勤労者医療協会みどり病院 医療技術科
新入会
701977
畑 中
佑 惟
岐阜地区
朝日大学歯学部附属 村上記念病院
新入会
214270
岩 井
実 環
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
邉
(敬称略)
会員番号
氏
名
地
区
施 設 名
分 類
700128
平 田
幸 也
西濃地区
株式会社 メディック
新入会
210419
加 納
浩 子
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
214351
富 田
一 人
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
214480
中 島
理 恵
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
214516
伊 藤
仁 美
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
214546
奥村 友佳子
西濃地区
株式会社 メディック
再入会
700127
永 縄
暁 実
西濃地区
株式会社 メディック
新入会
700853
北洞 久美子
西濃地区
大垣市民病院医療技術部診療検査科
新入会
700852
吉 田
知 代
西濃地区
大垣市民病院医療技術部診療検査科
新入会
700897
鈴木 沙絵子
西濃地区
大垣市民病院医療技術部診療検査科
新入会
701146
安 藤
理 恵
中濃地区
社会医療法人厚生会 総合木沢記念病院
新入会
701145
柴
裕
中濃地区
社会医療法人厚生会 総合木沢記念病院
新入会
214716
桂 川
晃 一
中濃地区
JA岐阜厚生連 中濃厚生病院
再入会
701484
縄 田
次 朗
中濃地区
JA岐阜厚生連 中濃厚生病院
新入会
701563
三 宅
雅 哉
中濃地区
美濃市立美濃病院
新入会
236169
平 松
敦 子
東濃地区
社会医療法人厚生会 多治見市民病院
再入会
700244
斎 藤
富 美
東濃地区
社会医療法人厚生会 多治見市民病院
新入会
700381
佐 々木
法子
東濃地区
社会医療法人厚生会 多治見市民病院
新入会
700751
立 川
将 也
東濃地区
JA岐阜厚生連 東濃厚生病院
新入会
700246
鈴 木
麻 予
東濃地区
岐阜県立多治見病院
新入会
700245
中 川
亜 紀
東濃地区
岐阜県立多治見病院
新入会
701609
中
涼
東濃地区
岐阜県立多治見病院
新入会
701933
長谷部 雅也
東濃地区
岐阜県立多治見病院
新入会
214377
熊 﨑
幸 代
飛騨地区
県立下呂温泉病院
再入会
701387
柘植 沙恵子
飛騨地区
県立下呂温泉病院
新入会
701485
伊 藤
大 樹
飛騨地区
県立下呂温泉病院
新入会
214591
都竹 多恵子
飛騨地区
高山赤十字病院
再入会
701109
杉
飛騨地区
高山赤十字病院
新入会
草
藪
山
希
病理・細胞検査合同研究会
日時:9月11日(日)14:00~
場所:岐阜社会保険病院
細胞診検査研究班 副班長
一般財団法人総合保健センター 澤野 晴夫
9月11日(日)14時から岐阜社会保険病院において病理・細
胞検査合同研究会が開催されました。
今回は細胞診症例検討会と「OSNA 法」の現状と運用状況について
シスメックス株式会社の方と、岐北厚生病院の金森妙子さんに講演
して頂きました。
細胞診症例検討会では、各施設から症例を集め、参加者がそれぞ
れ検鏡し判定しました。
検鏡後に解説があり自分の判定が正しかったかが確認できますので、
経験年数の長い方から新人の方までどなたでも勉強になりました。
講演会では「OSNA 法」という皆さんも聞きなれない検査方法の
話をしていただきました。
これはリンパ節の癌細胞を遺伝子増幅法を原理とし自動分析機を用いて検出する新しい方法です。
県内では、講演していただいた岐北厚生病院さんが初めて導入され活躍しているそうです。
従来は標本を作成して診断していた病理検査に自動分析機での判定も加わり、将来はどんな病理・細胞検査室に
変貌していくか本当に楽しみです。
病理・細胞検査合同研究会は、基礎から最新情報まで知る事の出来る有意義な会ですので、たくさんの方の参加
をお待ちしています。
久美愛厚生病院 「夏休み親子の職業体験」 を開催して
JA岐阜厚生連 久美愛厚生病院 永井 正信
先般、8 月 20 日(土)久美愛厚生病院において、コメディカル部門企画、主催にて小学校 5・6 年生から中学校
1・2 年生及び父兄を対象に「夏休み親子の職業体験」を開催しました。
コメディカル部門は、薬局、放射線科、検査科、栄養科、リハビリテーション科、看護部門の協力得て子供た
ちに病院内でしか見られない機械、装置の見学や実際に触れる体験を実施して頂きました。また、看護部門は、
「手
洗いによる感染予防対策について」をテーマに手洗いの重要性を学んで頂きました。
本開催は、昨年に続いて 2 回目の開催となりますが親子含め昨年を上回る 50 名余りの参加者が得られ大変好評
でした。
検査科は、簡易的に血液型を調べる体験を実施しました。実際に技師が子供たちの耳朶から血液採取した後、
自身でその血液と試薬を混ぜて凝集の有無を確認する血液型判定体験をして頂きました。子供たちにとって血液
型を調べることが面白く興味津々の様子でした。さらにを顕微鏡で覗いて赤血球、白血球、血小板などを観察し
たり、心エコーでは、自身の心臓を技師に描出しもらい、心臓内の形や弁の動きを観察する体験をして頂きまし
た。また、日頃見ることのない人体に寄生するアニサキス、回虫、広節列頭条虫などの寄生虫標本の観察をして
もらいました。
全体の職業体験終了後に子供たちに、今後の進路に夢を「叶える」手助けとして、若い新人技師に「医療技術職
を目指した理由や就職時の感想について」を発表して頂く「高山市キャリア講座」を開設したが、今回の体験を
通じて医学、医療に関心を持ち、将来の住民の安心安全のための地域医療の人材確保に繋がることに大いに期待
したいと思います。
~一般社団法人申請に向けての進行状況について~
法人対応部 部長 鈴木 敦
平成25年11月30日の法人化移行申請期限に
向けて、技師会として準備を進めております。会員の
皆様に現在の進行状況について、経過報告をします。
一般社団法人に向けての定款変更の案を岐阜県医
療整備課に提出して内容の修正をしてもらいました。
8月末に医療整備課より問題な箇所等の指摘された
定款変更の案の修正が、返ってきました。修正できる
箇所は修正しまして、他に議論が必要な箇所が幾つか
ありますので、北村会長、牛丸監事と相談し、各理事
の方々に内容の確認をしてもらいました。再度、県医
療整備課に再提出して内容の確認をしてもらうとこ
ろです。最終的に県医療整備課よりOKが取れました
ら、会員の皆様に内容の確認をして頂きたいと思いま
す。そして平成23年度第2回定期総会の場において、
一般社団法人申請に向けての定款変更の案の承認を
頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
また、岐阜県臨床検査技師会の規程についても、変更しないといけない部分がありますので、項次、作成してい
きます。
当初の予定どおり、電子申請の登録手続きも終え、県より手続き完了の返事まちとなっております。
以上、9月末における一般社団法人申請に向けての進行状況となります。ご不明な点や質問等ありましたら、何
なりと問い合わせ頂きたいと思います。
施設紹介
JA岐阜厚生連 岐北厚生病院
検 査 科
三 輪 洋 嗣
岐北厚生病院は岐阜県厚生農業組合連合会が 1951 年(昭和 26
年)8 月に岐阜市北部の山県市(旧山県郡高富町)に開設いたし
ました。当院の診療圏として山県市(人口 29700 人)と岐阜市北
部・関市・美濃市の一部の地域医療を担っています。
開院当初は内科・外科・産婦人科の 3 科、病床数も 30 床、医師
5 名でスタートしましたが、今日の同病院は病床数一般病床 256
床、療養病 60 床。診療科は内科、外科、整形外科、泌尿器科な
ど 22 診療科、訪問看護ステーションなど設置されています。最
初、山県病院として開設されましたが、その後、昭和 47 年岐北
病院、昭和 57 年に岐北総合病院と改め、現在、岐北厚生病院と名称が変更されました。
本院の特色として地元山県医師会をはじめとして、岐阜市北部の開業医との病診連携事業を積極的に推進してお
り、又、地域医療を担いながら先々代の院長が、30 年以上前から乳癌の早期発見と治療に力を注がれ現在も受け
継がれています。今年 3 月には、一般外来の診察室とは別に乳癌治療専門の「乳腺センター」が開設され、検査業
務も検体検査や生理検査の業務の他に乳腺外来エコー・乳腺検診エコー・乳腺ドックエコー・検診センター等、女
性技師の検査科外の出向が多く勤務体制も乳腺検査が中心となっています。
検査科は検体検査(一般検査、血液検査、生化学検査、免疫検査、細菌検査、病理検査・輸血検査)生理検査、検
診業務に従事し院内の各種委員会にも参画しています。
検査技師は正職員 10 名(男性 4 名 女性 6 名)
、パート職員 3 名(全て女性)で検査業務に携わっています。
地域医療の中核病院として病院理念の下、検査科は自己研鑽を図り、高い専門性を維持する事に努め患者様への接
遇・サービスの向上を忘れず病院診療機能が円滑に稼働するよう、又、迅速な検査情報の提供と病院の方針に沿っ
た検査科運営を目指していきたいと考えています。
〔病院の理念〕
1 医療活動を通じ健やな町づくりに貢献
2 地域連携の積極推進により利用者にとって最良に医療を実践
3 常に病院運営の刷新を図り、
「愛され、信頼される病院」を実現
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