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釧路信用金庫ディスクロージャー誌2015年版 全文版(10.8MB)

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釧路信用金庫ディスクロージャー誌2015年版 全文版(10.8MB)
ユニバーサルデザイン
(UD)の考え方に
基づき、
より多くの人へ適切に情報を伝
えられるよう配慮した見やすいユニバー
サルデザインフォントを採用しています。
ごあいさつ/目次
Message
経営理念・基本方針・金庫の概要
経営理念
平素より釧路信用金庫に格別のお引き立てを賜り、誠にあり
がとうございます。
ま
皆さま方に当金庫の経営方針、業務実績、地域貢献活動な
ち
あ
す
この 地 域 を愛し、豊かな未 来を創 造します。
どにつきましてご報告申し上げます。ぜひ、
ご高覧いただき、当
これは、私たちの哲学であり、思想です。釧路信用金庫は、
この地域の人たち
金庫へのご理解を深めて頂ければ幸いに存じます。
の相互扶助精神のもとで生まれ育まれた金融機関です。
ま ち
当金庫は大正14年創業以来、
この地域を営業基盤とする金
私たちは、故郷であるこの地域を心から愛し、地域の発展とそこに住む人達の
融機関として、地域の発展と繁栄のお役に立つ信用金庫をめ
心豊かな未来のために、奉仕を続けることが使命であることを表しています。
ざし、確固たる基盤を築いてまいりました。
これもひとえに皆さま
方のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
本年は、
当金庫の90周年を迎える記念の年であります。今ま
基本方針
でご支援いただいた90年分の感謝を胸に、地域の皆さまから
今まで以上に信頼され、親しまれる金融機関となるよう、皆さま
○質の高い金融サービスの提供に努め、地域社会の繁栄に貢献します。
とともに歩みを進めてまいります。
○業績の向上に努め、健全で信頼される金庫を創ります。
今後とも、変わらぬご支援と一層のご愛顧を賜りますよう心
○確かな能力と豊かな人間性を兼ね備えた、創造的な人材を育成します。
からお願い申し上げますとともに、皆さまの一層のご健勝をお
理事長
祈り申し上げ、
ごあいさつといたします。
○生きがいのある職場を創り、職員の幸せと夢を育てます。
平成27年7月
金庫の概要(平成27年3月31日現在)
Contents
経営理念・基本方針・金庫の概要………………………1
釧路しんきんのトピックス……………………………17
平成26年度事業概況………………………………… 2
金庫の主要な事業内容・各種
サービスのご案内・主な手数料一覧…………18∼19
業績の概要…………………………………………… 3
利用者保護への取組み……………………………… 4
当金庫における苦情処理措置・
紛争解決措置等の概要……………………………… 5
主な商品のご案内………………………………… 20
当金庫のあゆみ・子会社…………………………… 21
店舗一覧・地区一覧…………………………… 22∼23
釧路信用金庫と地域社会……………………… 6∼7
役員 ………………………………………………… 24
リスク管理態勢……………………………………… 8
組織図 ……………………………………………… 25
コンプライアンス態勢・
反社会的勢力への取組みについて…………………… 9
総代会等に関する情報開示……………………26∼27
地域金融円滑化に係る取組みについて……………10
中小企業の経営支援および地域の
活性化のための取組み状況………………… 11∼12
釧路信用金庫のCSR活動………………………13∼15
人材育成……………………………………………… 16
資料編………………………………………… 28∼38
当金庫の自己資本の充実の
状況等について……………………………… 39∼49
不良債権等への対応……………………………… 50
開示項目一覧……………………………………… 51
名 称 / 釧路信用金庫
会 員 数 / 14,
644人
本店所在地 / 〒085-0015
出 資 金 / 702百万円
釧路市北大通8丁目2番地
TEL.0154-23-0111
創 立 / 大正14年5月
店 舗 数 / 18店舗
預 金 / 202,
622百万円
貸 出 金 / 90,
659百万円
職 員 数 / 149人
シンボルマーク
輪の中に、地域のシンボルである丹頂をデザイン化したもので、輪は、地域
とのふれあい、親しみの輪、円満を、丹頂は、大空に向かって力強く、大きく
飛翔する姿を表し、
地元と共に大きく躍動、
躍進する姿を表現したものです。
平成26年度事業概況
事業の方針および金融経済環境
事業の展望および当金庫が対応すべき課題
平成26年度は、三ヵ年計画『釧路信金
「深めるきずな2012」』の最終年度として、
「収益力の強化と強固な経営基盤の確立」
日本政府により
「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」
が策定され、
「地方創生」
が政策の最重要課題として掲げられておりま
を基本方針に掲げ、預金の期中平均残高2,000億円の達成や貸出金の増強を目指すとともに、環境の変化に順応したコンサ
す。この政策の要諦は
「経済再生に向けた地方のビジョンと自発的な行動」
であり、当地域におきましても
「地域の胆力」
が問わ
取組みを推進してまいりました。
こうした中、
当金庫は新たな三ヵ年計画となる
『釧路しんきん
「行動と創造」
2015』
を策定し、
「支援力・営業基盤の強化」
「
、経営
ルティング能力の高い人材育成に取組むなど、
お客さまから信頼され、地域から求められる信用金庫となるべく、各種施策への
昨年度の我が国経済は、一部の大企業や大都市圏に限定されていた経済政策の効果が、地方へ波及することが期待されて
いましたが、消費税増税による消費マインドの低下などから経済指標が悪化し、消費税率10%への引上げが延期されるなど、
一時停滞感が漂いました。ただ、年度の終盤にかけては駆け込み需要の反動減が一巡し、雇用や所得環境の改善、株高による
資産効果などを背景に景気回復に向けた動きが再度加速してまいりました。
一方、当地域におきましても、一部の業種において景況感の改善が進み、主力となる漁業においても魚価が上昇するなど改
れる状況にあると認識しております。
力・内部管理態勢の強化」
「
、組織力・人材力の強化」
、そして
「つなぐ力・総合力の強化」
の四本の柱を基本方針に掲げ、役職員一
丸となって行動することで、
地域経済に好循環をもたらし、
地域社会から必要とされる金融機関であり続けることを目指します。
また、本年は当金庫にとりまして、90周年を迎える記念の年となります。今までご支援いただいた90年分の感謝を胸に地域
から必要とされる信用金庫として存在感を高めてまいりたいと考えております。
善の兆しが現れてきました。
しかしながら、国内経済同様、消費税増税による購買意欲の低下、電気料金の値上げ、そして急激
な円安進行による原料コストの負担増など、依然として厳しい経済状況が続いており、地域全体が景気回復を実感するには至
業績の概要
りませんでした。
業 績
預金につきましては、新しい定期預金
「ほほ笑み」
の発売や、給与振込をはじめとする各種基盤拡充商品の推進を積極的に展
2,000億円を達成することができました。
一方、貸出金につきましては、未だ不安定な経済情勢から資金需要の回復は限定的であり、期末残高で90,659百万円と、前
期比109百万円の減少となりました。
収益面におきましては、経常収益は3,729百万円と前期比187百万円の増加となり、経常費用は資金調達費用や与信関連
費用の減少により、前期比58百万円減少の3,010百万円となりました。この結果、経常利益は前期比246百万円増加の718百
預金積金推移
開した結果、期中平均残高で201,188百万円と前期比3,671百万円増加し、平成26年度の目標でありました期中平均残高
預金積金 2,026億 22百万円
平成27年3月末の総預金は、
2,026億22百万円となり、
金額
では対前年度比16億61百万円の増加、年間増加率は0.82%
と堅調に推移しております。
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
常
収
益
千円
3,567,165
3,592,813
3,520,116
3,541,355
3,729,175
経
常
利
益
千円
439,060
190,032
257,900
471,873
718,454
益
千円
147,042
150,169
188,133
353,152
327,393
額
千円
706,179
705,418
704,783
704,693
702,270
数
口
1,412,359
1,410,836
1,409,567
1,409,387
1,404,541
期
出
純
資
資
利
総
総
口
資
産
額
百万円
7,816
8,280
8,766
9,154
9,569
総
資
産
額
百万円
196,018
199,551
206,167
211,411
213,376
高
百万円
186,559
189,626
195,901
200,961
202,622
高
百万円
97,268
93,526
94,411
90,768
90,659
高
百万円
61,761
52,313
51,846
68,191
47,261
預
貸
有
金
積
出
価
金
金
証
残
残
券
残
単 体 自 己 資 本 比 率
%
13.32
13.77
13.69
13.93
13.87
出 資 1 口 当 たり配 当 金
円
20
20
20
20
20
役
数
人
16
13
14
15
15
う ち 常 勤 役 員 数
人
7
7
7
7
7
員
職
員
数
人
164
154
154
151
149
会
員
数
人
14,581
14,622
14,643
14,660
14,644
貸出金 906億 59百万円
平成27年3月末の総貸出金は、906億59百万円となり、金
額では対前年度比1億9百万円の減少、年間減少率は0.12%
となりました。
950
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
944億円
907億円
906億円
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
900
850
800
0
詳しくは7ページをご覧ください。
自己資本比率推移
純
貸出金推移
経
出
2
平成22年度
2,026億円
1,800
詳しくは6ページをご覧ください。
単 位
2,009億円
1,900
0
◎最近5年間の主要な経営指標の推移
1,959億円
2,000
万円となり、
当期純利益では前期比25百万円減少の327百万円となりました。
当
2,100
自己資本比率 13.87%
バーゼルⅡ
バーゼルⅢ
13.69%
13.93%
13.87%
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
自己資本比率は、金融機関の財務体質の安全性を示す評価
基準であり、国内で業務を行う金融機関においては4%以上の
確保が必要となります。
平成27年3月末の自己資本比率は13.87%と国内基準の
国内基準
4%
4%を上回る水準を維持しております。
詳しくは39∼49ページをご覧ください。
3
当金庫における苦情処理措置・
紛争解決措置等の概要
利用者保護への取組み
顧客説明態勢および相談・苦情等への対応について
当金庫は、
ご利用頂くお客さまを保護するため、
ご説明を要するすべての取引や商品の内容につきましては、
お客さまのご理
解やご経験およびご資産の状況等に応じた適正な情報提供と商品説明を行っております。
1.
与信取引につきましては、
ご契約内容等のご説明およびお客さまのご理解とご納得を得たご契約意思の確認を周知徹底
しております。
2.
預金等の受入れにつきましては、
ご契約内容等を記載した
「商品概要説明書」
等を店頭やロビーに備え置きし、適切な情報提
供や預金保険制度等の重要事項についてのご説明を周知徹底しております。
3.
リスク性金融商品につきましては、
お客さまがその金融商品の仕組みやリスク等の重要事項を十分に理解するに足りるだけ
のご説明をするよう周知徹底しております。
釧路信用金庫 営業推進部
住 所:釧路市北大通8丁目2番地
T E L:0154-23-9020
F A X:0154-24-2707
わせコーナー」
等を通じて申し受けており、公平・誠実な対応と迅速な解決に取組んでおります。
利益相反管理体制について
当金庫は、
当金庫とお客さまとの取引に関して、
お客さまの利益を不当に害することのないよう、法令等および利益相反管理
方針に従い、
利益相反のおそれのある取引を適切に管理しております。
利益相反管理方針の概要
当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、
お客さまとの取引にあたり、本方針および当金庫が定める庫内規則に基づき、
お客さま
の利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理
(以下
「利益相反管理」
といいます。)
し、
もってお客さまの利益を保護するとともに、
お客さ
まからの信頼を向上させるため、次の事項を遵守いたします。
電話、手紙、面談
電話、手紙、面談
5.
東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会
(以下
「東京三弁護士会」
という)
が設置運営する仲裁センター等並びに札幌弁
護士会が設置運営する紛争解決センターで紛争の解決を図ることも可能ですので、営業推進部または上記しんきん相談所へお申し
出ください。なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも可能です。
名称
住 所
電話番号
受付日時
東京三弁護士会
東京弁護士会紛争解決センター
第一東京弁護士会仲裁センター
第二東京弁護士会仲裁センター
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-1-3
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-1-3
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-1-3
03-3581-0031
月∼金(祝日、年末年始除く)
9:30∼12:00、13:00∼15:00
03-3595-8588
月∼金(祝日、年末年始除く)
10:00∼12:00、13:00∼16:00
札幌弁護士会紛争解決センター
〒060-0001
札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会館2階
札幌法律相談センター内
03-3581-2249
011‐251‐7730
月∼金(祝日、年末年始除く)
9:00∼12:00、13:00∼16:00
月∼金(祝日、年末年始除く)
9:30∼12:00、13:00∼17:00
6.
東京三弁護士会の仲裁センター等は、東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、次の
(1)
(
、2)
の方法によ
り、
お客さまのアクセスに便利な東京以外の弁護士会の仲裁センター等を利用することもできます。
なお、
ご利用いただける弁護士会については、
あらかじめ、
東京三弁護士会、
全国しんきん相談所、
または当金庫営業推進部にお尋ね
いただくか、
東京三弁護士会のホームページまたは当金庫ホームページ
(http://www.shinkin.co.jp/kushiro/)
をご覧ください。
お 客 さ ま
関係部署
話し合い
連携
連携
紛争解決
の取次ぎ
紛争解決への対応
紛争解決の
取次ぎ依頼
報告・連絡
検討・見直し
⑴営業店および各部署に責任者をおくとともに、営業推進部がお客さまからの苦情
等を一元的に管理し、適切な対応に努めます。
⑵苦情等のお申し出については事実関係を把握し、営業店、関係部署および営業
推進部が連携したうえ、速やかに解決を図るよう努めます。
⑶苦情等の対応にあたっては、解決に向けた進捗管理を行うとともに、苦情等のお
常務会
申し出のあったお客さまに対し、必要に応じて手続の進行に応じた適切な説明を
行います。
北海道地区しんきん相談所
全国しんきん相談所
⑷お客さまからの苦情等のお申し出は、全国しんきん相談所をはじめとする他の
機関でも受け付けていますので、内容やご要望等に応じて適切な機関をご紹介
いたします。
⑸紛争解決を図るため、弁護士会が設置運営する仲裁センター等を利用することが
できます。その際には、
当該仲裁センター等の規則等も踏まえ、
適切に協力します。
札幌弁護士会
東京三弁護士会
⑹お申し出のあった苦情等を記録・保存し、その対応結果に基づき、苦情等に対応
紛争解決センター
仲裁センター等
する態勢の在り方の検討・見直しを行います。
⑺苦情等への対応が実効あるものとするため、内部監査部門が検証する態勢を整備しています。
⑻苦情等に対応するため、関連規程等に基づき業務が運営されるよう、研修等により金庫内に周知・徹底します。
⑼お客さまからの苦情等は、業務改善・再発防止等に必要な措置を講じることにより、今後の業務運営に活かしてまいります。
紛争解決
︵現地調停・移管調停︶
の申立て
内部監査
検証
営業推進部
(主管部署)
苦情等のお申し出
苦情等のお申し出
営業店
連携
7.
当金庫の苦情等の対応
当金庫は、お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平かつ適切に
対応するため、以下のとおり金融ADR制度も踏まえ、内部管理態勢等
を整備して苦情等の解決を図り、
もって当金庫に対するお客さまの信頼
性の向上に努めます。
⑽苦情等への取組み体制
連携
⑴現地調停
東京三弁護士会の調停人とそれ以外の弁護士会の調停人がテレビ会議システム
等を用いて、
共同して紛争の解決にあたります。
例えば、
お客さまは、釧路弁護士会の仲裁センター等にお越しいただき、当該弁
護士会の調停人とは面談で、東京三弁護士会の調停人とはテレビ会議システム等
を通じてお話いただくことにより、手続きを進めることができます。
⑵移管調停
当事者間の同意を得たうえで、東京以外の弁護士会に案件を移管します。移管
調停が利用可能な弁護士会の仲裁センター等に案件を移管し、当該弁護士会の
仲裁センター等で手続きを進めることができます。
報告・連絡
「個人情報保護宣言
(プライバシーポリシー)
」
として、
当金庫ホームページならびに各営業店の店頭にて公表しております。
受付媒体
適切な説明・
他機関の紹介
4.
個人情報の
「取得」
「利用」
「正確性の確保」
「開示・訂正・利用停止」
「安全管理」
等に係る具体的な取組み方針につきましては、
月∼金
(祝日、12月31日∼1月3日を除く)
9:00∼12:00、13:00∼17:00
話し合い
3.
郵便物等の発送・受領確認について検証方法の手順書を制定し、
個人情報の保護管理を徹底しています。
011-221-3273
月∼金
(祝日、12月31日∼1月3日を除く)
9:00∼17:00
紛争解決
の取次ぎ
利用した個人認証セキュリティシステムによる厳格なパソコン管理を行っています。また、
「コンピューター管理規程」
および
「電磁的記録管理要領」
を制定して、
システムネットワークのセキュリティ管理も徹底しております。
03-3517-5825
受付日時
紛争解決の
取次ぎ依頼
護の周知徹底を図っております。
2.
当金庫で使用されているパソコン全台の適正な運用管理および誤操作による個人情報流出等の防止を図るため、
ICカードを
電話番号
連携
1.
個人情報保護の重要性の観点から常務会直結の
「個人情報保護管理委員会」
を設け、当金庫役職員等における個人情報保
北海道地区しんきん相談所
(一般社団法人北海道信用金庫協会)
〒060-0005 札幌市中央区北5条西5-2-5
苦情等のお申し出
当金庫は、
お客さまからの信頼を第一と考え、
「個人情報保護法」
およびその他の関係法令等を遵守のうえ、個人情報の適切
な管理を行っております。
全国しんきん相談所
(一般社団法人全国信用金庫協会)
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7
苦情等の
お申し出
個人情報保護について
住 所
紛争解決の申立て
1.当金庫は、当金庫がお客さまと行う取引を対象として利益相反管理を行います。
2.当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。
(1)
次に掲げる取引のうち、
お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引
①当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと行う取引
②当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立または競合する相手と行う取引
③当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た情報を不当に利用して行う取引
(2)
①から③のほかお客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引
またこれらを組み合わせることにより管理します。
3.当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、次に掲げる方法その他の方法を選択し、
(1)
対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う部門を分離する方法
(2)
対象取引またはお客さまとの取引の条件または方法を変更する方法
(3)
対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法
(4)
対象取引に伴い、
お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、
お客さまに適切に開示する方法
営業部門から独立した管理部署の設置および責任者の配置を行い、
利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理を一元的
4.当金庫は、
に行います。
また、
当金庫は、
利益相反管理について定められた法令および庫内規則等を遵守するため、
役職員等を対象に教育・研修等を行います。
5. 当金庫は、利益相反管理態勢の適切性および有効性について定期的に検証します。
※お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るた
め、
またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に
行うために利用いたします。
eメー ル:当金庫ホームページ
「ご意見・お問合せ」
投 書 箱:全店に
「お客様の声ポスト」
を設置
受付時間:9時∼17時
(当金庫営業日)
受付媒体:電話、手紙、FAX、eメール、投書箱、面談
4.
当金庫のほかに、一般社団法人全国信用金庫協会が運営する
「全国しんきん相談所」
並びに一般社団法人北海道信用金庫協会が
運営する
「北海道地区しんきん相談所」
をはじめとする他の機関でも苦情等のお申し出を受け付けています。詳しくは上記営業推進
部にご相談ください。
名称
お客さまからのご相談・苦情等につきましては、各店舗に設置の
「お客様の声ポスト」
や、
ホームページ上の
「ご意見・お問合
4
当金庫は、
お客さまからの相談・苦情・紛争等
(以下
「苦情等」
という。)
を営業店または営業推進部で受け付けております。
1.
苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったうえ、内部調査を行って事実関係の把握に努めます。
2.
事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。
3.
苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく改善措置を徹底のうえ、再発防止や未然防止に努めます。苦情等は営業
店または次の担当部署へお申し出ください。
5
釧路信用金庫と地域社会
当金庫の地域経済活性化への取組みについて
当金庫は、釧路・十勝地区を事業区域として、地域の中小企業者や住民が会員となって、お互いに助け合い、お互いに発展し
経済の持続的発展に努めております。
地域のお客さまからお預かりした大切な資金
(預金積金)
は、地域で資金を必要とするお客さまに融資を行って、事業や生活
いった面も視野に入れ、広く地域社会の活性化に積極的に取組んでおります。
ていくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の協同組織金融機関です。
の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地域の中小企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域
◎預金積金残高【2,026億22百万円】
お客さまからお預かりした大切な預金は、皆様から信頼を頂い
ている証です。平成26年度におきましても、信用のバロメーター
とも言える個人預金が1,508億1百万円となりました。当金庫で
は、お客さまの大切な財産を安全に、確実に、お気軽にご利用いた
だけるように、また、目的や期間に応じてご選択いただけるよう各
種預金を取り揃えております。
今後も当金庫は、地域のお客さまの着実な資産づくりのお手伝
いをさせていただくため、新商品の開発やサービスの一層の充実
に向けて努めてまいります。
なお、お取扱いしている主な商品については、20ページをご覧
ください。
預金積金
お客さま
出 資 金
702百万円
うち会員
14,644人
につきましては、
貸出金
(運用)
に関する事項
地域への資金提供の状況
◎貸出金残高【906億59百万円】
当金庫では、
地域の皆様からお預かりしたご預金を、
地域の皆様の
発展にお役に立つよう、幅広く融資することで、地域社会へ還元して
います。預貸率(預金残高に占める貸出金残高の割合)
は、期末値
44.74%、期中平均値42.83%となりました。なお、
お取扱いしている
主な商品については、
20ページをご覧ください。
地公体
27,028
事業者
40,885
個人
22,745
貸出金以外の運用に関する事項
支援サービス
◎有価証券残高【472億61百万円】
ご 融 資
文化的・
社会的貢献
常勤役職員数
店
舗
数
156 人
18 店
当金庫ホームページ
当金庫は、
お客さまのご預金をご融資による運用の他に、
有価証券
等による運用も行っております。
有価証券運用は、国債等を中心に各種のリスクに配慮した安全
な運用に努めております。
預証率
(預金残高に占める有価証券の割合)
は期末値 23.32%とな
りました。
お取引先への支援
http://www.shinkin.co.jp/kushiro/
に掲載しております。
文化的・社会的貢献に関する事項
6
す
(単位:百万円)
徹底した内部経費の節減・効率化の推進を行う一方、積極的に不
「平成26年度地域密着型金融の取組状況」
あ
■貸出金残高構成
今期決算に関する事項
良債権処理を実施しました。平成26年度は、経常利益は7億18百
万円、当期純利益は3億27百万円を計上する決算となりました。
また、自己資本比率は、13.87%と国内基準4%を大きく上回って
おります。なお、詳しくは本誌
(39∼49ページ)
をご覧ください。
ち
※計数は、
平成27年3月末現在のものです。
預金積金に関する事項
地域からの調達
ま
また、金融機能の提供にとどまらず、
「この地域を愛し、豊かな未来を創造します」
という経営理念のもと、文化、環境、教育と
①新春文化講演会の開催
③一店舗一貢献活動
②地域行事への積極的参加
④文化的活動への支援、参画 等
当金庫には、中小企業、個人事業主の方を対象としたお取引先
相互の親睦交流の場として
「愛信会」
があります。経済情報の提供
やお客さま同士の情報交換による取引促進など、お客さま相互の
発展と繁栄のお手伝いをしております。
その他、中小企業診断士、
ファイナンシャルプランナー、農業経営
アドバイザー等の資格を有する職員を擁しており、お客さまへの情
報サービス、相談業務等にお応えしております。
7
リスク管理態勢
コンプライアンス態勢
リスク管理態勢について
コンプライアンスに対する当金庫の方針
金融の自由化、国際化および金融技術が急速に進展する中、金融機関の抱えるリスクは一段と複雑化、多様化していま
す。当金庫はリスク管理を経営の重要課題と位置付け、
リスクの正確な把握と適切なコントロールを基本方針に定め、
リスク
管理体制の強化を図っております。
当金庫のコンプライアンス態勢
各リスクの管理方針
▲
信用リスク
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産
(オフバランス資産を含む)
の価値が減少ないし消失し、損
失を被るリスクをいいます。
当金庫では、内部・外部研修や審査トレーニーの継続的な実施、融資統合システムの導入などを行い、審査機能の強化に
努めております。
▲
市場リスク
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々なリスクファクターの変動により資産・負債から生み出される収益が変動し損失
を被るリスクをいい、金利リスク、為替リスク、価格変動リスクの3つのリスクを管理対象としております。
当金庫では、市場価格の変動に対して効率的かつ適切に対応するため、市場リスクの把握と資産・負債のバランス調節機
能の充実・強化に取組んでおります。
▲
流動性リスク
流動性リスクとは、財務内容の悪化等により必要な資金が確保できず、資金繰りが出来なくなる場合や、資金の確保に通
常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被る資金繰りリスクと、市場の混乱等により市場に
おいて取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被る市場流動性リ
スクがあります。
資金繰り対策としては、資金証券部を資金繰り担当部署とし、日々の資金繰りを管理しており、市場流動性リスクについて
は市場リスクの中で管理しております。
オペレーショナル・リスク
事務リスクとは、事務上のミスや事故、不正事件等の発生により損失を
被るリスクをいいます。
事務部および監査部による営業店への定期的な臨店事務指導や、立ち
入り監査・店内検査等を通して、事務事故の防止と事務水準の向上に努め
ております。
システムリスク
システムリスクとは、
コンピュータシステムのダウン、誤作動、不備ある
いはコンピュータシステムが不正使用されること等により、損失を被るリ
スクをいいます。
当金庫では、
コンピュータ事故防止対策としての安全対策を実施し、障
害発生時の業務継続の対応策として
「コンピュータシステム障害時の緊急
時対応計画」
を制定しております。
8
コンプライアンス統括部署としての
「法務管理部」
は、
コンプライアンス・マニュアルである
「倫理綱領」
の見直し、各種法令等
への適合性検証
(リーガル・チェック)
、営業店への指導、研修の実施等を通じて、組織全体にコンプライアンスの浸透を図り、
ま
た、本部各部署および各営業店においては、
コンプライアンスに係る
「責任者
(部店長)
」
および
「推進責任者」
を配置し、統括部
署との連携を強め、
日常の業務におけるコンプライアンスの徹底を図り、高い倫理観と使命感に基づくコンプライアンス態勢
の整備強化を図っております。
また、
関係法令等を遵守することにとどまることなく、
反社会的勢力との取引排除に向けた施策、
マネー・ローンダリングの防
止等にも積極的に取組みを行っております。
反社会的勢力への取組みについて
反社会的勢力に対する当金庫の基本方針
私ども釧路信用金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断す
るため、
次のとおり
「反社会的勢力に対する基本方針」
を定め、
これを遵守します。
1.
当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、 4.
当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素か
不当要求に対しては断固として拒絶します。
ら警察、暴力追放センター、弁護士などの外部専門機関と
2.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対し、
職員の安全
緊密な連携体制を構築します。
を確保しつつ組織として対応し、
迅速な問題解決に努めます。 5.
当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事
3.
当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・異例な
と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固たる態度
取引および便宜供与は行いません。
で対応します。
反社会的勢力の会員からの排除
▲
事務リスク
当金庫は
「コンプライアンス」
を
「社会的規範や、様々な法令や規則等の厳格な遵守」
として広くとらえ、その徹底を経営上の
最重要課題として位置付けし、誠実公正な業務運営を行いながら、地域社会経済における企業の発展や、そこに住まわれる皆
さまの生活向上に奉仕する社会的責任と公共的使命を全うしていくことを、
常日頃より心掛けております。
法務リスク
法務リスクとは、お客さまに対する過失による義務違反や不適切な取引
慣行から損失を被るリスクをいいます。
法務管理部による、
コンプライアンス委員会の定期開催等を通じ、法務
リスク管理の強化に努めております。
風評リスク
風評リスクとは、マスコミ報道、市場関係者の評判、業務上のトラブル
等、様々な要因から、金庫に対するお客さまからの信頼が悪化し有形無形
の損失を被るリスクをいいます。お客さまからの当金庫に対する信頼を
維持することが不可欠であるとの基本認識に立ち、風評リスクに対する
管理を行っております。
平成19年6月の政府指針
「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」
とそれに基づく行政当局の方針、全国の
都道府県での暴力団排除条例の施行などにより、
信用金庫には反社会的勢力との取引解消に向けたさらなる態勢整備が求めら
れております。
当金庫においては、上記
「反社会的勢力に対する基本方針」
を定め、
さらに預金取引・貸出取引等の各種約款・契約書等に
「暴
力団排除条項」
を導入し、反社会的勢力を取引から排除する対象としておりましたが、その一環として、当局の認可を得て平成
24年8月に定款についても変更いたしました。
これにより、
下記Ⅰのいずれかに該当する者は当金庫の会員となることはできませ
ん。また、
会員が下記Ⅱのいずれかに該当するときは総代会の決議により除名となることがあります。
Ⅰ.当金庫の会員となることができない者
1. 暴力団、
暴力団員、
暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、
暴力団
準構成員、
暴力団関係企業、
総会屋等、
社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能
暴力集団等、
その他これらに準ずる者
(以下これらを
「暴力団員等」
という。)
2.次の各号のいずれかに該当する者
(1)
暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること。
(2)
暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること。
(3)
自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加
える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる
関係を有すること。
(4)
暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をして
いると認められる関係を有すること。
(5)
役員又は経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難される
べき関係を有すること。
Ⅱ.
総代会の決議により除名となることがある場合
1.自ら又は第三者を利用して次の各号のいずれかに該当す
る行為をしたとき。
(1)
暴力的な要求行為
(2)
法的な責任を超えた不当な要求行為
(3)
取引に関して、脅迫的な言動をし、
又は暴力を用いる行為
(4)
風説を流布し、偽計を用い又は威力を用いてこの金庫の信
用を毀損し、又はこの金庫の業務を妨害する行為
(5)
その他前各号に準ずる行為
2.加入申込時に、
「反社会的勢力ではないことの同意書」
でし
ていただく、左記Ⅰの
「1」
および
「2」
のいずれにも該当しな
いことの表明ならびに将来にわたっても該当しないことの
確約に関して虚偽の申告をしたことが判明したとき。
9
中小企業の経営支援および地域の
活性化のための取組み状況
地域金融円滑化に係る取組みについて
地域金融円滑化のための基本方針について
中小企業(小規模事業者を含む。以下同じ)の経営支援に関する取組み方針
当金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の
方針に基づき、
地域金融の円滑化に全力を傾注して取組んでまいります。
1.
取組み方針
地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金の供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金
庫にとって、
最も重要な社会的使命です。
当金庫は、
お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、
これまで同様、
お客さまの抱えている
問題を十分に把握したうえで、
その解決に向けて真摯に取組みます。
2.
金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備
当金庫は、
上記取組み方針を適切に実施するため、
以下のとおり、
必要な態勢整備を図っております。
(1)
態勢整備を図るため、本基本方針および金融円滑化管理方針を理事会において決議し、金融円滑化管理規程、金融円滑化マ
ニュアルを定めるとともに、金融円滑化管理責任者・金融円滑化管理担当者の任命および苦情相談窓口の設置を行っております。
(2)
お客さまへのきめ細かな金融サービスの提供を目的に平成14年度に本部審査部内に
「企業支援グループ」
を立上げ、経営
改善支援や事業計画策定等のお手伝いを行っております。
釧路信用金庫 ご相談窓口
(営業推進部)
(3)
総務部においては、
お客さまへの事業価値を見極める能力
(目利き力) 電話番号
0120-025-946
を向上させる研修等の各種研修を実施しております。
受付時間
9:00∼17:00(当金庫休業日を除く)
®
e-mail
[email protected]
3.
他の金融機関等との緊密な連携
当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客さまから貸付条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機
関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要性が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、
お客さまの同意を得たうえで、
これら
の関係機関と情報の確認・照会を行うなど、
緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。
貸付条件の変更等の実施状況について
1. 中小企業者の方への取組み
貸付条件の変更等の申込を受けた件数
うち、実行した件数
うち、謝絶した件数
うち、審査中の件数
うち、取下げとなった件数
平成26年3月末
3,312件
3,202件
28件
8件
74件
平成27年3月末
3,756件
3,645件
28件
6件
77件
2. 住宅ローンをご利用の方への取組み
貸付条件の変更等の申込を受けた件数
うち、実行した件数
うち、謝絶した件数
うち、審査中の件数
うち、取下げとなった件数
平成26年3月末
48件
41件
2件
̶
5件
平成27年3月末
56件
48件
2件
1件
5件
(注)
地域金融円滑化に係る取組み状況の件数は、
中小企業者等金融円滑化法の施行日である平成21年12月4日から各月末までの累積件数を記しております。
地域密着型金融に関する取組みについて
当金庫では
「質の高い金融サービスの提供に努め、地域社会の繁栄に貢献します。」
を基本方針の一つに掲げており、永年培
われてきた当金庫の姿勢は、地域密着型金融の趣旨と相通じております。今後におきましても地域の特性や利用者のニーズ等
を踏まえた地域密着型金融の諸施策を積極的に展開し、地域社会の繁栄に貢献してまいります。
※具体的な取組み内容はP11∼12をご覧ください。
※
「地域密着型金融推進計画」
の平成27年3月末現在における進 状況はホームページ上に掲載しています。
釧路しんきんホームページURL http://www.shinkin.co.jp/kushiro/
10
地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金の供給は、事業地域が限定された協同組合組織である当金庫に
とって重要な社会的使命ですが、加えて経営課題を抱えたお客さまへの経営支援についても、信用金庫にとって重要な役割
であると考えております。
この経営支援に関する取組み方針の詳細につきましてはP10をご覧ください。
中小企業の経営支援に関する態勢整備の状況
1.当金庫の支援体制
当金庫は、
地域金融円滑化のための基本方針を定め、
お客さまからの資金需要や貸付条件の変更のお申込み、
経営相談等
があった場合には、
お客さまの抱えている課題を十分に把握した上で、
その解決に向けて真摯に取組んでおります。
平成24年11月5日付で中小企業経営力強化支援法に係る経営革新等支援機関の認定を受け、
経営診断業務、
事業計画策
定・実行支援、経営改善計画策定・実行支援、国の認定制度
(中小企業による地域資源を活用した事業活動の促進に関する法
律等)
の認定支援、販路拡大・マーケティング支援、創業支援、事業承継支援、知財戦略支援といった経営支援について、審査
部企業支援グループを統括部署として、
全ての本支店で相談を受付けております。
また、
より実効性のあるコンサルティング機能発揮のため、
中小企業診断士4名、
農業経営アドバイザー18名、
AFP2名、
2級
FP技能士15名を営業店・本部に配置しております。
2.外部支援機関との連携、各種制度の活用
当金庫は外部支援機関や各種制度を積極的に活用して経営支援等に取組んでおります。
機関名
名 称
取組み内容
中小企業基盤整備機構北海道支部
業務連携・協力に関する覚書
専門家派遣
(事業承継)
など
釧路総合振興局
包括連携協定
販路拡大に係る取組みなど
TKC北海道会
中小企業の経営力強化に向けた
取組みに関する覚書
融資商品の開発
研修会への講師相互派遣など
みずほ証券株式会社
顧客紹介に関する覚書
事業承継、M&Aに係る顧客紹介
甲賀伸彦税理士事務所
鈴木圭介税理士事務所
創業及び新事業展開に係る
連携支援に関する覚書
創業および新事業展開支援
経済産業省・外務省
海外展開一貫支援ファストパス制度
海外進出に関する支援
一般社団法人北海道中小企業診断士会
北海道ビジネス創造連携プラットフォーム
専門家派遣など
株式会社日本政策金融公庫
業務連携・協力に関する覚書
創業支援
釧路市・釧路公立大学地域経済研究センタ−・
釧路商工会議所・阿寒町商工会・音別町商工会・
一般社団法人北海道中小企業家同友会釧路支部・
公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター
ミュージックセキュリティーズ株式会社
「くしろ応援ファンド事業に係る連携および
協力に関する基本協定」
の締結
業務提携基本契約を締結
クラウドファンディングを活用した
資金調達および事業展開支援
クラウドファンディングを活用した
資金調達および事業展開支援
これ以外の課題解決に向けた経営支援に関する態勢整備の状況の詳細につきましてはP10をご覧ください。
中小企業の経営支援に関する取組み状況
当金庫は、
中小企業のライフサイクルに応じて、
外部機関等との連携を図りながら、
以下の経営支援に取組んでおります。
1. 創業期・新規事業展開期の支援
創業期・新事業展開期においては、
企業支援グループと営業店が一体となって、
ターゲット選定や販路拡大策の検討などの
マーケティング支援や事業計画の策定など多面的な支援を行っております。
融資面においては、
通常の融資商品に加えて、
釧路商工会議所と連携した無担保・無保証の創業支援資金である
「釧路活性
化貸付」
をご用意、
起業の実現に向けて幅広い資金をご用意しております。
また、
新事業展開時における各種補助事業等の申請支援や、
公的機関の支援コーディネートにも積極的に取組んでおります。
11
中小企業の経営支援および地域の
活性化のための取組み状況
釧路信用金庫のCSR活動
2.成長期における支援
販路拡大支援
(商談会等)
の取組みとして、
昨年度は以下の取組みを行いました。
(1)
静岡県沼津市で開催されました『富士山・東北海道
「食&農」
こだわりの逸品展示会』に特別協力し、お取引先の5社が
参加しました。
(2)
飲食チェーン店との個別商談会を開催し、
お取引先の15社が参加しました。
釧路しんきんは、相互扶助の精神のもとで生まれ育まれた地域の金融機関として、
社会的責任
(CSR:Corporate Social Responsibility)
を自覚し、広く地域社会の活性化に貢献してまいります。
釧路公立大学における寄附講座の開講
「地域金融機関の機能と役割」
というテーマで
「寄附講座」
を開講致
しました。地域経済の活性化への寄与が強く求められる信用金庫の
具体的な役割について、業務内容に即して講義を行いました。また受
講する学生は単位を取得することが可能な講座となっております。
富士山・東北海道
「食&農」
こだわりの逸品展示会
飲食チェーン店との
個別商談会
3.経営改善期・事業再生期における支援
金融円滑化への適切な対応を行うため、
営業店と企業支援グループが連携してお客さまの経営状況の把握を行うと共に、
必要に応じて経営相談・経営指導等の経営支援活動に取組みました。
経営改善支援の実績について
(平成26年4月∼平成27年3月)
期初
債務者数
(A)
正常先
(単位:先数)
うち
(a)のうち期末に (a)のうち期末に
経営改善
債務者区分が
債務者区分が
支援
ランクアップした 変化しなかった
先数
先数
取組み先数
(a)
(b)
(c)
(a)
のうち
再生計画を
策定した
先数
(d)
経営改善
支援
取組み率
再生計画
策定率
8,636
6
4
3
0.1%
0.0%
50.0%
②
407
52
9
42
35
12.8%
17.3%
67.3%
うち要管理先
③
7
1
0
0
1
14.3%
0.0%
100.0%
破綻懸念先
④
124
2
1
1
2
1.6%
50.0%
100.0%
実質破綻先
⑤
67
0
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
破綻先
⑥
24
0
0
0
0
0.0%
0.0%
0.0%
629
55
10
43
38
8.7%
18.2%
69.1%
9,265
61
10
47
41
0.7%
16.4%
67.2%
合 計
した職業体験イベント
「くしろキッズタウン2014」
に
「釧路しんきんくし
ろキッズタウン支店」
として参加いたしました。
くしろキッズタウンという仮想の街で様々な仕事を体験して給料を受
健全な職業観や金銭感覚を身に付けることを目的としたイベントです。
(a)
(
/ A) (b)
(
/ a) (d)
(
/ a)
①
小計
(②∼⑥の計)
北海道コカ・コーラボトリング株式会社と釧路市教育委員会が主催
取り、
タウン内にあるそば店やケーキ店等で買い物が体験できるという、
ランク
アップ率
うちその他要注意先
要注意先
くしろキッズタウンへの参加
販路拡大に向けた各種商談会への参加
取引先の販路拡大を目的として『富士山・東北海道ビジネスマッチン
グ』
に当金庫の取引先も参加しております。
また『飲食店チェーンとのビジネスマッチング』も開催され、取引機
会の拡大をバックアップいたしました。
4.事業承継期における支援
事業承継期における支援の取組みとしましては、中小企業基盤整備機構北海道支部との連携により、同機構の事業承継
アドバイザーを招聘した個別相談会を2回開催、5社の課題解決に向けた支援を行いました。
地域の活性化に関する取組み状況
1.地域経済の活性化を目的に、
釧路市が
「域内循環・域外外貨の獲得・域内連携」
を推進する事業者を認定する制度である
「域内
循環推進事業者」
に、
金融機関として初めて認定されました。
2.
「釧路しんきん地域貢献助成制度」
に基づき、昨年度は3企業、
1団体、
2名の方々を表彰しました。詳細についてはP15を参照
「くしろ応援ファンド事業に係る連携及び協力に関する基本協定」
の締結
地域資源を活用した事業を、地域一体となって支援する事を目的に
立ち上げられ、平成27年3月25日
「くしろ応援ファンド事業に係る連
携及び協力に関する基本協定」
を8機関の間で締結いたしました。
してください。
12
13
地域とのふれあい
釧路しんきん地域貢献助成制度について
この事業は昭和60年度から続いており、優れた技術やサービス等を事業化
札幌交響楽団釧路定期演奏会等への協賛・参画
させた企業を表彰する
「新技術奨励賞」
と、街づくりや教育・文化の振興、自然環
釧路しんきんは、少しでも多くの地域の方々に交響楽団による演奏を聴いていただき、釧路の音楽文化の向上にお役にた
てるよう、毎年継続的に演奏会の実施に協賛・参画しております。
境の保護、社会福祉向上活動を表彰する
「地域貢献奨励賞」
からなっておりまし
たが、平成24年度から、
より当地域の実情に合わせた制度にすることを目的に、
主にビジネスベースで地域のブランド化に貢献している活動を表彰する
「地域
新春文化講演会の開催
のブランド化推進奨励賞」
と、当金庫の営業区域にある大学、高専に在学中の
学生が取組む
「当地ならでは」
や
「学生ならでは」
の発想による研究・開発を助成
昨年度で19回目を迎えた新春文化講演会は、釧路市生涯学習センター
する
「学生研究奨励賞」
の2部門を新たに設け、助成対象者の拡充を図りました。
にて、作詞家・作家・プロデューサーの阿木燿子さんをお招きし、
「幸福への
平成26年度は以下の3企業、
1団体、
2名の方々が受賞されました。
パスポート∼今を豊かにいきるために」
と題して、夫の宇崎竜童さんとの出
会いや詞を作るきっかけ、さまざまなアーティストとの交流のお話や、自分
◎新技術奨励賞
を育てる
「育自」
の大切さなどをご講演頂きました。
株式会社 榎本機械製作所 様
地域行事への積極的な参加
企業の生産工程における課題を解決する特注機械の開発・製作を手掛け加工時間の大幅短縮、人件費削減を可能とす
るほか、加工歩留まり向上を実現しました。また大手メーカーから導入した設備に不要な工程を自社による機械改良によ
釧路しんきんは、釧路港まつり、釧路市民北海盆踊りをはじめ、各地域の
り、
コストの大幅軽減が実現しました。
お祭りなどのイベントに積極的に参加し、地域の人々とのふれあいを大切
にしています。
◎地域貢献奨励賞
株式会社 プロフォーマンス 様
釧路のアイスホッケー振興、中高年層の健康促進等に貢献しています。またアイスホッケーを通じた国際交流を推進す
る
「日本・カナダアイスホッケー国際交流会」
を企画・運営し、
ホッケーの試合以外でもホームステイなどを通じて若者の国
ボランティア活動の実施
際的な草の根交流に貢献しています。
◎平成26年度
「一店舗一貢献活動」
の実施
「一店舗一貢献活動」
とは、営業店・本部が自主的に計画を立て、地域に奉仕する活動です。平成12年度から毎年実施してお
り、各営業店・各部の創意工夫のもと地域の皆さまと一緒に活動しております。
店舗名
貢 献 活 動 内 容
本 店 営 業 部 「益浦山祭り」
への参加
南
支
「橋南西部花街道事業」
への参加 「啄木ゆめ公園」
の草刈および清掃
店
くしろ橋南西ゆめこい倶楽部への参加
(アイスキャンドル)
城 山 支 店
城山商店街通り設置花壇の草刈および清掃・花壇の花の植込
城山商店街の農園整備 「もしりや子供神輿」
および夜の催事への参加
城山商店街イルミネーションの設置
共栄大通支店
共栄大通の清掃 「釧路湿原全国車いすマラソン大会」
の手伝い
春 採 支 店 ひぶな坂の清掃 沿道の植栽作業
愛 国 支 店
愛国支店周辺の公園3ヶ所の清掃
「グループホームくつろぎ」
お祭りのボランティア
「釧路湿原全国車いすマラソン大会」
の手伝い
「海と空のフラワーポートづくり市民協働事業」
への参加
西 港 支 店
「鳥取神社例大祭」
への参加
店舗名
貢 献 活 動 内 容
武 佐 支 店
店舗前メイン通り商店街へ鉢植え配布と美化清掃活動
「はるとりの里祭り」
の手伝い
「釧路町桜祭り」
への参加 セチリ太地区花いっぱい活動
木 場 支 店
「釧路八幡神社例大祭」
への参加
昭 和 支 店
町内会一斉清掃の参加 「間宮杯1/3マラソン大会」
の手伝い
健康お茶の間講演会の開催
への参加 町内花植え整備
弟 子 屈 支 店 「摩周湖クリーンウォーク」
くしろブックシェアリング 様
地域の子供達が自主的に本に触れる機会を増やし、国語力や基礎学力の向上に貢献しています。また昨年度からは「マ
ナビバ事業」として毎週土曜日に釧路町公民館を拠点に読書を核とした小中学生の学習支援事業もスタートさせました。
◎地域のブランド化推進奨励賞
有限会社 渡辺体験牧場 様
平成20年に自社ブランドである
「牛のおっぱいミルク」
を完成させ、
以降シリーズ商品の開発に力を入れ、
基本的に弟子屈
町以外での販売はせず、
地元の菓子製造業者とのコラボレーションによる開発等地域性にこだわった事業を展開しています。
への参加 「阿寒ふるさと祭り」
への参加
阿 寒 支 店 「花いっぱい運動」
阿寒湖畔支店
阿寒湖湖岸散策路の清掃 「阿寒湖盆踊り大会 仮装の部」
への参加
白 糠 支 店
白糠町南大通り商店街の清掃
「公園大通景観グレードアップ事業」
への参加
帯 広 支 店 「鉄南地区パークゴルフ大会」
の運営補助
「フードバレーとかちマラソン大会」
の運営補助
桜ケ岡支店
「白樺台地区沿道花壇 土おこし作業」
への参加
桜ケ岡三五四会
「山神篝火三五四まつり」
の手伝い
帯広西支店
美 原 支 店
美原地区社協
「花いっぱい運動」
への参加
「美原ふれあい祭り」
への参加
本
部
広陵連合町内会帯広市一斉河川清掃参加
「フードバレーとかちマラソン大会」
への参加・応援
地域職業体験イベント
「くしろキッズタウン」
への参加
ぬさまい河畔広場周辺の清掃
◎学生研究奨励賞
釧路公立大学 土田 栞 様
研究テーマ
「マタニティ支援アプリを用いた地域・社会環境へ向けたプロジェクト
【KODO】によるお産に対するジェン
ダー意識の変容期待に関する研究」
自身で開発したスマートフォン向けアプリを公開配布し、産科のある病院までの距離が遠い道内地域や全国に向けて
推進・拡大を図り、お産に対する不安を軽減し、
ジェンダー差を小さくする研究をしています。
釧路工業高等専門学校 機械工学科5年 山田 莉香子 様
研究テーマ
「木造住宅の耐震性向上を目的とするカラマツ間伐材の高強度圧密化建材の開発」
カラマツ間伐材の有効活用を目的に圧密化することで強度の向上と耐朽性向上を図り、圧密化材を適用した場合の耐
震性効果について数値シミュレーションにより確認し、高強度圧密化建材の開発研究をしています。
14
15
人材育成
釧路しんきんのトピックス
地域の皆さまから信頼される職員の育成
平成26年4月
当金庫では、現場でのマンツーマン指導、階層別・職能別の各種集合研修を通じ、高度な業務知識、
ノウハウを身につけ、地
域の皆さまから信頼される
「信用金庫人」
の育成に努めています。
5月
●美原支店で年金相談会開催
●桜ケ岡支店で年金相談会開催
●株式会社日本政策金融公庫と創業支援に特化した
「業務連携・協力に関する覚書」
を締結
6月
●
「信用金庫の日」
献血活動・花いっぱい運動を実施
●第90期通常総代会を開催
年金相談会
●預金期中平残2,
000億円を達成
◎新入職員研修
◎テラー基礎研修
新入職員研修では、金融実務の基礎、
ビジネスマナー、接遇
ロールプレイングを通じて、応対マナー・店頭コミュニケー
応対、
コンプライアンスなど、信用金庫人としての基本的な知
識を身に付けます。
ション能力向上を図り、信頼度・好感度の高いテラー係の養成
を目的に実施しています。
7月
●地域職業体験イベント
「くしろキッズタウン」
に参加
8月
●共栄大通支店開設70周年記念イベントの開催
9月
●城山支店開設50周年記念イベントの開催
●第10回 釧路しんきん杯パークゴルフ大会の開催
第90期通常総代会
●事業承継個別相談会の開催
◎渉外実践研修
◎融資実務研修
店周での実践訓練を通じ、セールスコミュニケーション能力
お客さまへの支援体制を強化するため、経営改善計画書策
の向上を目的に実施しています。
10月
●木場支店・城山支店で
「振り込め詐欺」
被害防止講習会の開催
11月
●特別金利定期預金
「ほほ笑み」
の発売
●年金旅行
「大内宿・日光を巡る旧街道紅葉ラインの旅」
の実施
定支援など様々な融資実務に関する勉強会を開催しています。
●富士山・東北海道ビジネスマッチングの開催
●
「エコノミクス甲子園」
初の釧路根室地区予選大会が開催
若手職員の声
融資係
預金係
平成27年1月
なかむら
かまだ
城山支店
だん
鎌田 弾
平成25年度入庫 釧路公立大学卒
愛国支店
ゆか
平成25年度入庫
北海道武蔵女子短期大学卒
現在、為替やその他預金全般の事務処理を行う業務を
連の手続きを行っています。お客さまのご要望に応え、素
ですが、やりがいのある仕事です。担当業務が変わったば
す。今後は、住宅ローンや事業性融資等の融資案件に携
当業務に慣れ、お客さま、金庫に貢献できるよう精一杯努
早く・正確・丁寧に対応するよう心掛けて業務に励んでいま
わっていき、金庫職員としての幅を広げていけるよう、日々
の努力を欠かさず頑張っていきたいと思います。
担当しています。直接お客さまとお会いする機会は少ない
かりで覚えることが多く、勉強の日々ですが、一日も早く担
力いたします。
●釧路しんきん
「新春文化講演会」
の開催
●飲食チェーン店とのビジネスマッチングの開催
中村 有花
私は融資業務を担当しており、
フリーローンやマイカー
ローンといった消費者ローンを中心に受付から実行まで一
16
城山支店記念イベント
2月
●事業承継個別相談会の開催
3月
●
「くしろ応援ファンド事業」
の協定を締結
エコノミクス甲子園
●株式会社ミュージックセキュリティーズ様と業務提携
●釧路信金の新公式キャラクターを発表
「釧路湿原の妖精たち」
新公式キャラクター
17
金庫の主要な事業内容・各種サービスのご案内
金庫の主要な事業内容
業務の種類
主な手数料一覧
(10)
有価証券、
貴金属その他の物品の保護預り
(11)
振替業
(12)
両替
デリバティブ取引
(有価証券関連デリバティブ取引に該当するものを
(13)
除く。)であって信用金庫法施行規則で定めるもの(
(5)
に掲げる
業務に該当するものを除く。)
(14)
金融等デリバティブ取引
(
(5)
および
(13)
に掲げる業務に該当する
ものを除く。)
5.
国債証券、
地方債証券、政府保証債券その他の有価証券について金融商
品取引法により信用金庫が営むことのできる業務
(左記4により行う業務を除く。)
6.
法律により信用金庫が営むことのできる業務
(1)
保険業法(平成7年法律第105号)第275条第1項により行う保険
募集
(2)
当せん金付証票法の定めるところにより、都道府県知事等からの委託
又は都道府県知事等の承認を得て行われる受託機関からの再委託に
基づき行う当せん金付証票の販売事務等
(3)
高齢者の居住の安定確保に関する法律
(平成13年法律第26号)
の
定めるところにより、高齢者居住支援センターからの委託を受けて
行う債務保証の申込の受付および保証債務履行時の事務等
(債務
の保証の決定および求償権の管理回収業務を除く。)
(4)
電子記録債権法
(平成19年法律第102号)
第58条第2項の定める
ところにより、電子債権記録機関の委託を受けて行う電子債権記録
業に係る業務
金
釧路しんきん
同一店内あて
額
分
金
額
108円
216円
取
の
区
分
金
金
額
取
の
区
立
分
3万円未満
電信扱
1口につき 3万円以上
送 金
普通扱
(送金小切手)
代金取立
普 通 扱
至 急 扱
送金・振込の組戻手数料
送金・振込訂正手数料1口につき
取立手形組戻手数料
108円
インターネット
バンキング
108円
無料
1通につき
立
3万円未満
振込1口につき 3万円以上
送 金 普通扱
(送金小切手)
代
その他手数料
窓口利用
3万円未満
金
他しんきん・
他銀行あて
区
振込1口につき 3万円以上
代
釧路しんきん
本支店あて
の
手形・小切手用紙代金
ATM利用
キャッシュカード利用
現金振込
216円
ATM利用
インターネット
バンキング
現金振込
108円
108円
108円
216円
270円
324円
216円
432円
1口につき
1,080円
同 地
216円
1通につき
隔 地
432円
ATM利用
インターネット
窓口利用
バンキング
キャッシュカード利用
現金振込
378円
432円
324円
540円
540円
648円
486円
756円
1,080円
1口につき
同 地
216円
1通につき
648円
隔 地
864円
1口につき
1,080円
釧路しんきん本支店あて
432円
他しんきん・他銀行あて
756円
窓口利用
キャッシュカード利用
(ただし、
他所取立したものに限る。)
取立手形店頭呈示料
(ただし、
1,080円を超える場合は実費をいただきます。
)
1,080円
1通につき
不渡手形返却料
(ただし、
他所取立したものに限る。
)
約束手形帳
為替手形帳
小切手帳
マル専手形用紙
借入専用手形用紙
1冊
(50枚)1,296円
1冊
(25枚)1,080円
1冊
(50枚)1,296円
1枚
1枚
1,080円
648円
貸金庫利用手数料
(年額)
本店・帯広西
1
2
種
種
愛国・昭和・帯広
1
16,200円
27,000円
種
16,200円
各種証明書発行手数料
預金残高証明書
融資残高証明書
監査法人特定様式
融
取
資
引
証
証
明
明
書
書
1通につき
540円
1通につき
3,240円
1通につき
5,400円
再発行手数料
通
証
C
D
カ
ー
帳
書
ド
1冊
(1枚)
につき
1,080円
※視覚や手などに障がいがありATM操作による振込が困難なお客さまは窓口で振込が可能です。
また、
手数料は上記ATM利用
(現金振込)
でご利用いただけます。
ご来店の際には
「障害者手帳」
をご持参願います。
※インターネットバンキングにはファームバンキング・ホームバンキング・テレホンバンキングを含みます。
※ATM振込について土曜日14:00以降および日曜日、
祝日はATM振込手数料のほかに別途108円の手数料を申し受けます。
各種サービスのご案内
種 類
各手数料記載の金額には、8%の消費税が含まれております。
振込・その他手数料
振込
1.
預金および定期積金の受入れ
2.
資金の貸付けおよび手形の割引
3.
為替取引
4.
上記1∼3の業務に付随する次に掲げる業務その他の業務
(1)
債務の保証又は手形の引受け
(2)
有価証券((5)
に規定する証書をもって表示される金銭債権に該
当するものおよび短期社債等を除く。)の売買(有価証券関連デリ
バティブ取引に該当するものを除く。)又は有価証券関連デリバ
ティブ取引
(投資の目的をもってするものに限る。)
(3)
有価証券の貸付け
(4)
国債証券、地方債証券若しくは政府保証債券
(以下、「国債証券等」と
いう。)
の引受け
(売出しの目的をもってするものを除く。)
並びに当
該引受に係る国債証券等の募集の取扱いおよびはね返り玉の買取り
(5)
金銭債権の取得又は譲渡およびこれに付随する業務
(除く商品投
資受益権証書の取得・譲渡に係る付随業務)
(6)
短期社債等の取得又は譲渡
(7)
次に掲げる者の業務の代理
株式会社日本政策金融公庫、独立行政法人住宅金融支援機構、
日本銀行等
(8)
次に掲げる者の業務の代理又は媒介
(内閣総理大臣の定めるもの
に限る。)
イ 金庫
(信用金庫および信用金庫連合会)
(9)国、地方公共団体、会社等の金銭の収納その他金銭に係る事務
の取扱い
主な手数料一覧 内 容・特 色
外貨両替
米ドルの両替を行っております。
キャッシュサービス
当金庫のキャッシュカードで、全国の信用金庫、郵便局および全国の提携金融機関のキャッシュコーナーで現金のお引出し等がご利用いただけます。
しんきんゼロネットサービス
当金庫のキャッシュカードで、全国の信用金庫ATMでの入出金が一定時間内は手数料無料でご利用いただけます。
自動支払
公共料金、税金、各種クレジット代金等がご指定の預金口座から自動的に支払われます。
ATM利用手数料
〈釧路しんきん〉のカードによるお引き出し・お預け入れ*
〈他しんきん〉のカードによるお引き出し・お預け入れ*
〈他金融機関〉のカードによるお引き出し
給与振込
毎月のお給料やボーナスが、
ご指定の預金口座へ自動的に振り込まれます。
ATM振込
ATMで全国の金融機関へ簡単にお振込ができます。同じ振込先へ繰り返しお振込になる場合に便利です。
年金自動受取
年金の支給日にご指定の預金口座へ自動的に振り込まれます。当金庫で年金をお受取りの方は、優遇金利商品などがご利用いただけます。
自動振込
毎月決められた日に一定の金額を、お客さまの預金口座から自動的にご指定の口座へお振り込みいたします。家賃や月謝のお支払い、仕送りなどに大変便利です。
為替
全国の金融機関を結ぶオンラインにより、迅速で確実な振込や送金、手形・小切手等の代金取立ができます。
貸金庫・保護預り
重要書類や貴重品などを安全に保管し、盗難や災害からお守りいたします。
夜間金庫
お店の売上金などを営業時間外や休日にお預かりして、翌営業日にご指定の預金口座へ入金いたします。
インターネットバンキングサービス
インターネット接続のパソコンや携帯電話から、残高照会や振込などがご利用いただけるサービスです。
為替自動振込手数料
ファームバンキング・ホームバンキングサービス
専用ソフトまたは専用端末等を使って、残高照会や振込などがご利用いただけるサービスです。
テレホンバンキングサービス
残高照会、入出金明細照会などが通話料無料でご利用いただけるサービスです。
ファームバンキング手数料
ホームバンキング手数料
テレホンファクシミリサービス(アンサーシステム)
お客さまのファックスに、振込入金などのお取引内容を自動的にお知らせするサービスです。
デビットカードサービス
お買物の際など、現金の代わりに当金庫のキャッシュカードで代金のお支払いができるサービスです。J-Debit加盟店でご利用できます。
公共債の窓口販売
国債の窓口販売を行っております。
スポーツ振興くじの取扱
スポーツ振興くじ
(toto)
の当せん金の払戻業務を本店、木場支店でお取扱いしております。
損害保険の窓口販売
当金庫の住宅ローンをお申込みのお客さまを対象とした、長期火災保険、債務返済支援保険、標準傷害保険等をお取扱いしております。
生命保険の窓口販売
個人年金保険、
ガン保険、終身保険、医療保険をお取扱いしております。
投資信託の窓口販売
お客さまの資産運用ニーズにお応えするため、本店にてお取扱いしております。
しんきん電子債権記録サービス
手形・指名債権
(売掛債権等)
の問題を克服した新たな金銭債権です。
平 日
土曜日 14:00まで
平 日 18:00まで
土曜日 14:00まで
平 日 18:00まで
土曜日 14:00まで
無 料
無 料
108円
土曜日 14:00以降
日曜・祝日
平 日 18:00以降
土曜日 14:00以降
日曜・祝日
平 日 18:00以降
土曜日 14:00以降
日曜・祝日
108円
108円
216円
※お預け入れは、
平日18:00までとなっております。
なお、店舗によっては営業時間が異なりますのでご注意ください。
その他手数料
自己宛小切手発行手数料
マル専当座開設手数料
夜間金庫使用手数料
夜間預金金庫専用入金帳発行手数料
テレホンファクシミリサービス
(アンサーシステム)
利用手数料
インターネットバンキング手数料
(専用ソフト不要)
専用端末他
専用端末又はパソコン他
WEB-FB
(主に法人)
1枚につき
1件につき
1契約につき月額
1冊につき
基本料金
(月額)
度数料金
(1明細)
基本料金
(契約時)
振込
(1件あたり)
基本料金
(月額)
基本料金
(月額)
基本料金
(月額)
(月額)
(主に個人・個人事業主) 基本料金
WEBバンキング
でんさいネット手数料
貯蓄預金スウィングサービス手数料
取引明細検索手数料
不動産担保設定取扱手数料
非事業性
1∼100枚
窓口両替・硬貨
101∼1,000枚
整理手数料
(1件につき)
1,001枚以上
1∼20枚
21∼100枚
両替機利用手数料
101∼1,000枚
(1回につき)
1,001枚以上
基本料金
(月額)
1回につき
1枚につき
設定1回につき
540円
5,400円
27,000円
5,400円
1,080円
10円
1,080円
ATM利用
(現金振込)
の手数料と同額
2,160円
1,080円
2,160円
無料
(法人は基本料金月額1,080円)
1,080円
108円
108円
21,600円
無料
324円
648円
無料
100円
200円
300円
※上記以外にも、様々なサービスがご利用いただけます。詳しくは本支店窓口にお問い合わせください。
18
19
主な商品のご案内
当金庫のあゆみ・子会社
主な預金
当金庫のあゆみ
種 類
特 色
平 成
定期預金
定期積金
スーパー定期
大口定期預金
金融市場の金利動向に応じて、当金庫が金利を独自に設定いたします。
1,000万円以上のまとまった資金運用に適しています。
期日指定定期預金
最長3年お預かりする1年複利の定期預金です。
お預け入れ後1年を経過すると、1カ月前のご連絡でいつでもお引き出しができます。個人の方のみご利用できます。
変動金利定期預金
金融市場の金利動向を反映し、預入期間中でも6カ月ごとに金利が変動する定期預金です。
また、個人の方に限り、3年もの
(半年複利)
もご用意しております。
18年 4月 市街地信用組合法の制定により
スーパー積金
目的に合わせた資金づくりのために、毎月一定額を積み立てる預金です。払込金額は5,000円以上です。
普通預金等からの自動振替による払込もできます。
19年 8月 鳥取支所を開設
消費税専用スーパー定期積金
消費税を納付する目的で毎月一定額を積み立てる預金で、法人・個人事業主の方がご利用できます。
(おさめるくん)
当座預金
商取引の決済口座として小切手・手形をご利用いただけます。
普通預金
給与や年金の自動受取、公共料金や税金等の自動支払などお財布や家計簿代わりに便利です。
普通預金と定期預金・定期積金を一冊の通帳にセットした預金です。まとまった資金が必要なときなど、
定期預金・定期積金の90%以内かつ300万円までの自動融資がセットされていますので大変便利です。
総合口座
決済用預金
(普通預金無利息型)
「無利息、要求払い、決済サービスを提供できること」
という3つの要件を満たす預金です。
預金保険制度により全額保護されます。
※上記のほか貯蓄預金・通知預金・納税準備預金・積立定期預金・各種財形預金などをご用意しております。
詳しくは窓口へお気軽にお問い合わせください。
主な個人向け融資
種 類
特 色
住宅の新築・増改築、中古住宅購入、住宅ローンの借換えなどにご利用いただけます。
お客さまのご要望にお応えできるよう様々な商品をご用意しております。
カードローン
お買い物や急な出費など、限度額の範囲内でご利用いただけます。
マイカーローン
自家用車・自動二輪車の購入、車検・修理費用、運転免許取得資金などにご利用いただけます。
大学院・大学・短大・専修学校等の入学金、授業料など就学に係る費用にご利用いただけます。
お子さまが就学中はカードローン方式でご利用いただき、卒業後は証書貸付形式に移行するリレー形式となります。
(ご利用開始時より証書貸付形式のものもございます。)
フリーローン
お使いみちの制限が無く、消費・生活・レジャー資金などご自由にご利用いただけます。
一般 融 資
割引手形
特 色
一般商業手形および商取引による電子記録債権を割引いたします。
手形貸付
仕入資金など短期運転資金をご融資いたします。
証書貸付
設備資金など長期資金をご融資いたします。
当座貸越
極度額の範囲内で当座決済資金をご融資いたします。
経営改善支援資金〈アシスト〉
事業資金としてご利用いただけます。当金庫の営業区域内で事業を行っている法人および個人事業主で業歴1年以上を
有し、確定した決算書および申告書を提出可能な方が対象です。
釧路活性化貸付
開業または開業後に必要となる事業資金としてご利用いただけます。
釧路商工会議所の新規開業資金融資制度の推薦を受けられる方が対象です。
※商品利用にあたっての留意事項
設立認可
(初代組合長 飯田要次郎)
10月 釧路市真砂町において事業開始
信用金庫の商品・サービスは会員でない方もご利用いただけます。
ただし、
ご融資には、
ご融資対象の限られているものや、不動産担保・保証など一定の基準を満たす必
要があるものもございます。
また、年収や借入金の合計などによって融資金額が制限される場合や、変動金利商品のようにお客さまの予想に反して金利が上下する商
品、
金利と別に保証料が必要な場合もございます。詳しくは窓口へお気軽にお問い合わせください。
(店外ATM)
を開設
1年 7月 釧路フィッシャーマンズワーフ出張所
(店外ATM)
を開設
8月 釧路市役所出張所
(店外ATM)
を開設
2年 7月 イトーヨーカドー釧路店出張所
(本店)
3年 1月 サンデーバンキングの開始
昭 和
釧路信用組合と改組
5月 第5代理事長に山本壽福就任
4年 11月 木場支店を開設
愛国支店を新築移転
25年 4月 弟子屈支所を開設
6年 10月 流動性預金の金利自由化
26年 10月 信用金庫法の制定により釧路信用金庫と改組
7年 5月 営業地区に音更町・芽室町・中札内村・更別村を編入
営業地区に釧路村・標茶町・弟子屈町を編入
28年 4月 南支店を開設
5月 第2代理事長に合林亀造就任
30年 6月 営業地区に阿寒町・鶴居村・白糠町・音別町を編入
37年 7月 阿寒支店を開設
38年 5月 阿寒湖畔支店を開設
39年 5月 川湯出張所を開設
(昭和44年10月支店に昇格)
12月 城山支店を開設
44年 5月 営業地区に厚岸町・浜中町を編入
11月 駅前支店を開設
46年 11月 春採支店を開設
47年 5月 第3代理事長に森山吾郎就任
営業地区に帯広市・幕別町・池田町・
豊頃町・浦幌町を編入
49年 12月 本店を釧路市北大通8丁目2番地
(現店舗)
に新築移転
51年 2月 預金業務のオンラインスタート
52年 12月 愛国支店を開設
55年 7月 西港支店を開設
56年 5月 第4代理事長に原裕就任
主な事業者向け融資
種 類
14年 5月 産業組合法による有限責任釧路信用組合
42年 11月 白糠支店を開設
住宅ローン
教育ローン
20
大 正
金融市場の金利動向に応じて、当金庫が金利を独自に設定いたします。
また個人の方に限り、3年以上のものについては半年複利の商品もご用意しております。
8月 桜ケ岡支店を開設
11月 南支店を新築移転
(店外ATM)
を開設
12月 ぴあざフクハラ星が浦店出張所
9年 10月 帯広支店を開設
(店外ATM)
を開設
10年 3月 釧路公立大学出張所
(旧釧路サティ店)
出張所
(店外ATM)
を開設
6月 イオン釧路店
(店外ATM)
を開設
11年 12月 太平洋記念みなみ病院出張所
(店外ATM)
を開設
12年 3月 スーパーフクハラ武佐店出張所
(ジャスコ)
出張所
(店外ATM)
を開設
9月 イオン釧路昭和SC
(店外ATM)
を開設
13年 1月 釧路労災病院出張所
(初の
「バリアフリーATM」
を設置)
4月 昭和支店を開設
「共栄大通支店」
に変更
9月 鳥取支店の名称を
(店外ATM)
を開設
10月 コーチャンフォー釧路店出張所
を開設
14年 12月 釧路空港出張所(店外ATM)
15年 10月 印鑑照合システムの導入
16年 4月 川湯支店を弟子屈町役場川湯支所内に移転
6月 初代会長に山本壽福就任
第6代理事長に佐藤優就任
17年 9月 本店リニューアル
10月 釧路市水道事業会計指定金融機関
18年 5月 愛国支店リニューアル
「バリアフリーATM」
を設置
9月 釧路労災病院に
57年 7月 美原支店を開設
(バリアフリー店舗)
19年 10月 美原支店リニューアル
60年 7月 両替商の業務取扱開始
(店外ATM)
を開設
21年 9月 コープさっぽろ星が浦店出張所
8月 武佐支店を開設
62年 8月 関連会社
「釧信ビジネス株式会社」
設立
子 会 社
● 名 称 / 釧信ビジネス株式会社
● 本 店 所 在 地 / 〒085‐0015
釧路市北大通8丁目2番地
TEL.
(0154)
23‐9031
人材派遣業務等
● 主な業務内容 / 事務処理代行業務、
● 設 立 年 月 日 / 昭和62年8月25日
● 資 本 金 / 10,000千円
● 当金庫の出資比率 / 100%
コープさっぽろ中央店出張所
(店外ATM)
を開設
22年 10月 弟子屈支店リニューアル
(店外ATM)
を開設
23年 6月 トライアル益浦店出張所
24年 3月 営業地区に本別町・士幌町・上士幌町・鹿追町・足寄町・
陸別町・清水町・新得町・大樹町・広尾町を編入
6月 駅前支店を本店営業部に、川湯支店を弟子屈支店に統合
(駅前出張所
(店外ATM)
、川湯出張所
(店外ATM)
を開設)
(バリアフリー店舗)
10月 帯広西支店を開設
11月 中小企業経営力強化支援法に係る経営革新等
支援機関の認定を受ける
25年 6月 第7代理事長に佐藤禎一就任
21
店舗一覧・地区一覧
充実の店舗ネットワークです。
(平成27年6月30日現在)
1
H イオンモール釧路昭和
本店営業部
〒085-0015 釧路市北大通8丁目2番地
1(0154)23-0111
2
L コープさっぽろ星が浦店
城山支店
ATM
〒085-0831 釧路市住吉2丁目4番8号
1(0154)41-7237
4
E 釧路公立大学
●
B ぴあざフクハラ星が浦店
●
ATM
春採支店
〒085-0813 釧路市春採3丁目6番8号
1(0154)41-3312
6
愛国支店
●
桜ケ岡支店
ATM
店 舗一覧
ATM
美原支店
〒085-0065 釧路市美原4丁目1番7号
1(0154)36-4121
10
武佐支店
至網走
昭和支店
G スーパーフクハラ武佐店
ATM
P 川湯出張所
F 太平洋記念
●
3 城山支店
10 武佐支店
15
■阿寒湖畔支店
ATM
5 春採支店
J コーチャンフォー釧路店
●
至硫黄山
M コープさっぽろ中央店
ATM
セブンイレブンさん●
帯広支店
〒080-0018 帯広市西8条南18丁目2番6号
1(0155)25-5516
18
帯広西支店
〒080-2469 帯広市西19条南2丁目28番14号
1(0155)34-1166
22
白糠支店
〒088-0301 白糠郡白糠町東1条南2丁目2番地25
1(01547)2-2164
17
宮脇書店さん
16
16
■白糠支店
N トライアル益浦店
阿寒支店
〒085-0467 釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目7番3号
1(0154)67-2811
●
サッポロ
ドラッグストアーさん
白糠支店
至砂湯
弟子屈支店
阿寒湖畔支店
白糠駅
ハミングロード
●
郵便局
●
郵便局●
春駒通
〒085-0218 釧路市阿寒町新町2丁目3番2号
1(0154)66-3236
15
●
白糠町役場
8 桜ケ岡支店
〒088-3211 川上郡弟子屈町中央1丁目4番20号
1(015)482-2168
14
国道240・241号線
ATM
●
ATM
●
釧路市阿寒町
阿寒湖温泉支所
阿寒湖畔支店
みなみ病院
ATM
木場支店
遊覧船
のりば
阿寒の森ホテル
あかん遊久の里鶴雅さん
あかん湖鶴雅ウイングスさん あかん鶴雅別荘 花ゆう香さん
●
鄙の座さん
●
ひな
●
阿寒湖
漁協さん●
至釧路
(弟子屈町役場川湯支所内)
〒088-0622 釧路郡釧路町木場1丁目11番地19
1(0154)37-9188
13
14
■阿寒支店
D 市役所
川湯小●
〒084-0910 釧路市昭和中央3丁目3番35号
1(0154)55-4128
12
国道391号線
国道
240
号線
阿寒支店
●
●
〒085-0813 釧路市春採7丁目30番12号
1(0154)46-1221
11
●
1 本店営業部
2 南支店
K 釧路空港
阿寒町
●
行政センター
至釧路
4 共栄大通支店
ATM
〒085-0805 釧路市桜ケ岡4丁目4番8号
1(0154)91-3232
9
郵便局
●
12 木場支店
O 駅前出張所
西港支店
〒084-0906 釧路市鳥取大通5丁目4番7号
1(0154)52-1366
8
ATM
A イトーヨーカドー釧路店
● 弟子屈
町役場
13
■弟子屈支店
C イオン釧路店
I 釧路労災病院
ATM
〒085-0057 釧路市愛国西1丁目5番11号
1(0154)36-2505
7
ATM
6 愛国支店
〒085-0035 釧路市共栄大通3丁目2番20号
1(0154)23-1681
5
弟子屈
小学校
●
弟子屈●
高校
7 西港支店
ATM
共栄大通支店
JR
ましゅう駅
●
●
南支店
国道
243
号線
弟子屈支店
9 美原支店
11 昭和支店
〒085-0841 釧路市南大通4丁目1番8号
1(0154)41-1196
3
ATM
店外ATMコーナー
地区一覧
釧路労災病院1階
イトーヨーカドー釧路店地下1階
I
B
ぴあざフクハラ星が浦店
J
コーチャンフォー釧路店
C
イオン釧路店1階
K
釧路空港1階
D
釧路市役所1階
L
コープさっぽろ星が浦店
E
釧路公立大学2階
M
コープさっぽろ中央店
F
太平洋記念みなみ病院1階
N
トライアル益浦店
G
スーパーフクハラ武佐店
O
駅前出張所
H
イオンモール釧路昭和
P
川湯出張所
A
弟子屈町
陸別町
上士幌町
(阿寒町) 鶴居村
本別町
士幌町
池田町
清水町
白糠町
釧路市
大樹町
広尾町
17 帯広支店
18 帯広西支店
16 白糠支店
17
■帯広支店
浜中町
釧路町
厚岸町
1 ∼ 11
豊頃町
更別村
標茶町
(音別町)
浦幌町
幕別町
帯広市
中札内村
北海道
ホテルさん
足寄町
音更町
芽室町
帯広支店
15 阿寒湖畔支店
新得町
鹿追町
13 弟子屈支店
本店 1
支店 10
12 木場支店
帯広西支店
いっきゅうスーパーさん
●
●
洋服の青山さん
白樺通
小関内科医院さん
●
●
はるやまさん
14 阿寒支店
18
■帯広西支店
23
役 員
組織図
(平成27年6月16日現在)
(平成27年6月16日現在)
総
理 事 長
佐藤 禎一
代
会
委 員 会
理 事 会
コンプライアンス委員会
リスク管理委員会
常 務 会
理
監 事 会
常勤監事
渡邊 敏昭
常務理事
佐藤 道雄
常務理事
人事運営委員会
長
個人情報保護
管理委員会
専務理事
監 事
専務理事
事
常務理事
森村 好幸
常勤理事
非常勤理事
監 査 部
事 務 部
審 査 部
白 糠 支 店
阿寒湖畔支店
阿 寒 支 店
弟 子 屈 支 店
木 場 支 店
甲賀 伸彦
帯 広 西 支 店
事
帯 広 支 店
監
昭 和 支 店
濱屋 重夫
三原 克也
資 金 証 券 部
事
事
武 佐 支 店
監
理
(職員外理事)
美 原 支 店
(員外監事)
吉田 潤司
桜 ケ 岡 支 店
鳥村 一男
事
西 港 支 店
常勤監事
理
(職員外理事)
愛 国 支 店
大西 雅之
春 採 支 店
事
共栄大通支店
理
城 山 支 店
(職員外理事)
店
村井 順一
支
事
営 業 推 進 部
理
南
(職員外理事)
本 店 営 業 部
24
曽宇 恭久
伊藤 義典
総 務 部
事
常勤理事
法 務 管 理 部
理
(職員外理事)
青沼 直樹
経 営 企 画 部
常勤理事
25
総代会等に関する情報開示
1. 総代会制度について
信用金庫は、会員同士の
「相互信頼」
と
「互恵」
の精神を基本理念に、会員1人1人の意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。
したがっ
て、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。
しかし、当金庫では、会員数が
たいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて
総代が選任されるまでの手続きについて
はじめに地区を5区の選任区域に分け、選任区域ごとに総代の定数を定める
総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。
したがって、総代会は、総会と同様
に、会員1人1人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善
に取組んでおります。
①総代選考委員の選任
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから総代選考委員を委嘱
総代選考委員の氏名を店頭に掲示
②総代候補者の選考
総代会は、会員1人1人の意見を適正に反映するための開かれた制度です。
総代選考委員が総代候補者を選考
会 員
理事長に報告
総代候補者
● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
③総代の選任
● ● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
26
五明 正吉⑥
矢澤 武彦④
佐藤 正樹④
佐藤 雅美①
中村 圭佐④
濁沼 英一⑦
竹腰 純一⑥
山辺 文彰⑥
小坂 典行④
梅木 勝⑩
高橋 好一⑥
前田 政満⑥
9
9
阿部フミ子 ⑥
加納 則好④
釧路和商
(協)
理事長
山口 和泉③
星 正敏③
8
登坂 康弘③
4区
弟子屈町・
標茶町・厚岸町・
浜中町地区
佐藤 洋司⑥
長谷 寿人⑤
残間 順雄⑧
佐藤 達朗②
総代の属性別構成比
加納 吉裕⑤
藤田 文明③
5%
小澤 由明③
佐藤 厚⑧
久保下雅司⑧
白幡 博⑥
相澤 長秀⑤
鈴木 全③
横地 敏光②
原田 眞則①
新妻 緊市①
三國 伸也①
阿部 信之⑤
坂野 賀孝④
伊貝 正志②
長谷川 渉②
鈴木 一浩①
高山 明博①
砂田 伸行⑧
今 靖夫⑧
青田 敏治③
玉垣 範夫③
遠藤 貢②
江花 孝②
遠藤 敏②
富樫 孝之①
平松 雄介①
阪口 廣明④
横田 正弘③
猫塚 弘久③
佐々木 尚②
須藤 隆昭①
中山 勝範⑤
竹ヶ原三喜男①
黒田 秀紀③
米本 富夫②
13
11
法人・法人代表者
94%
辻谷 智之③
小泉 裕②
高梨 雅幸①
■年代別
5区
釧路市阿寒町・
鶴居村・白糠町・
釧路市音別町・
十勝地区
40代 5%
70代以上
50代
23%
20%
60代
52%
曽我部喜市⑤
長濱 勇②
個人1%
事業主
松橋 主幸⑧
釧路市/鉄北・愛国・鳥取・大楽毛・釧路町地区
※業種別の構成比は、法人・
法人代表者、個人事業主に限る
■職業別
個人
佐渡 正幸②
本田 秀樹①
松田 勝義①
8
︶
34
菅原 隆三①
定数 ︵現総代数
34
3区
安藤 純博⑥
天方 智順⑤
選任区域
梁瀨 之弘①
小松 隆一④
︶
説明事項
1.
[新三ヵ年計画]
釧路しんきん
「行動と創造」
2015の件
2.平成27年度事業計画の件
3.創業90周年記念事業の件
石田 博司⑥
千葉 國史⑧
定数 ︵現総代数
決議事項
議案第1号 第91期剰余金処分案承認の件
議案第2号 定款第15条に基づく会員除名の件
島本 幸一⑥
三原 克也⑦
小川 一典⑦
︶
26
金安 伸一⑥
釧路市/
橋北地区
定数 ︵現総代数
伊木 繁樹⑥
2区
選任区域
川合 隆俊⑧
選任
区域
平成27年6月16日開催の第91期通常総代会において次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり承認されました。
釧路市/橋南・春採地区
︶
●金庫の理念をよく理解し、金庫との取引も良好であること。
●地域の情報に通じ、金庫に対する協力者であること。
●事業者の場合は、経営内容が良好であること。
●その他総代選考委員が適格と認めた人。
1区
定数 ︵現総代数
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映す
る重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代選任規程に基づき、次の3つの手続き
を経て選任されます。
①会員の中から総代選考委員を選任する。
②その総代選考委員が総代候補者を選考する。
③その総代候補者を会員が信任する
(異議があれば申し立てる)
。
選任区域
(2)総代の選任方法
3.
第91期通常総代会の決議事項
26
総代の氏名を店頭に掲示
総代の氏名(平成27年6月現在)敬称略、順不同。氏名後ろの丸数字は総代の就任回数です。
●当金庫の会員であること。
●満75歳未満であること。
●総代として相応しい見識を有している人物であること。
●良識をもって正しい判断ができる人であること。
報告事項
報告事項第1号 第91期業務報告、貸借対照表および
損益計算書の内容報告の件
報告事項第2号 第91期事業年度監査報告の件
b.再選考を行わず欠員
理事長は選任された候補者に総代を委嘱
︶
選考基準
総 代
定数 ︵現総代数
総 代
a.他の総代候補者を選考
(氏名を店頭に掲示)
選任区域
・ 総代の定数は70人以上90人以内で、会員数に応じて各
選任区域ごとに定められております。
・ 総代の任期は3年です。
・ 総代の重任は妨げないものとします。
・ 総代の定年は75歳とします。
ただし、任期の途中で年齢が満75歳に達した場合は、その
任期の満了をもって終るものとします。
なお、平成27年3月31日現在の総代数は88名で、会員数は
14,644人です。
a、bいずれかを選択
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
● ● ● ●● ● ● ●
決算に関する事項、
理事・監事の選任等
重要事項の決定
異議のあった総代候補者が
選任区域の総代定数の2分の1未満
● ● ●
会員の総意を適正に
反映するための制度
● ● ● ● ●
総代会
2. 総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
異議のあった総代候補者が
選任区域の総代定数の2分の1以上
● ● ● ● ● ●
理事会
● ● ●
①理事会の議決
に基 づき理 事 長
が総代選考委員
を委嘱し、総代選
考委員の氏名を
店頭掲示
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
● ● ● ● ● ●
選任区域の会員数の3分の1以上の会員から異議の
申出があった総代候補者
会員から異議がない場合または選任区域の会員数の
3分の1未満の会員から異議の申出があった総代候補者
③理事長は、総代候補者氏名を
店頭掲示し、所定の手続きを経
て、会員の代表として総代を委嘱
● ● ● ● ● ● ●
②選考基準に基づき
総代候補者を選考
異議申出期間:公告後2週間以内
● ●
総代選考委員
掲示した旨を北海道新聞に公告
● ● ● ●
総代候補者の氏名を1週間店頭に掲示
山浦 祥治⑦
小林 一之⑤
川村 利明⑥
山根 政義③
宮坂 寿文⑥
藤田 陽一⑥
川岸 哲夫③
■業種別
サービス業 他
33%
濱名喜久雄②
貴戸 政則②
運送業 5%
製造業 8%
建設業
33%
卸・小売業
21%
27
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎貸借対照表
(単位:百万円)
平成26年3月末
平成27年3月末
資料編
決算の状況
29
貸借対照表
剰余金処分計算書
連結決算対象子会社について
報酬体系について
営業の概況
34
業務粗利益および業務粗利益率
資金運用収支の内訳
受取利息および支払利息の増減
預金
35
流動性、定期性、譲渡性、その他預金の平均残高
定期預金の残高
貸出金
預け金
45,169
69,312
当座預金
8,884
7,742
有価証券
68,191
47,261
普通預金
79,546
84,051
国債
33,319
12,918
貯蓄預金
1,303
1,244
地方債
20,599
18,736
通知預金
10
129
社債
10,902
10,145
定期預金
102,207
100,186
株式
450
422
定期積金
7,047
7,266
その他の預金
1,960
2,000
33
22
2,919
5,038
90,768
90,659
割引手形
1,006
797
手形貸付
13,015
15,388
証書貸付
69,181
66,013
当座貸越
7,565
8,459
その他資産
925
878
給付補塡備金
その他の証券
36
28
155
10
7
164
73
67
未収収益
237
214
払戻未済金
5
7
24
22
払戻未済持分
0
0
2,486
2,393
職員預り金
38
47
リース債務
建物
1,019
933
土地
1,231
1,239
資産除去債務
その他の負債
5
4
231
216
役員退職慰労引当金
無形固定資産
38
42
債務保証損失引当金
ソフトウェア
14
18
睡眠預金払戻損失引当金
その他の無形固定資産
23
23
偶発損失引当金
前払年金費用
153
121
債務保証
繰延税金資産
397
166
負債の部合計
(純資産の部)
リース資産
その他の有形固定資産
555
341
△ 695
△ 633
△ 413
△ 481
出資金
普通出資金
利益剰余金
利益準備金
0
0
12
22
29
27
555
341
202,256
203,806
704
702
704
702
7,886
8,165
704
特別積立金
6,700
7,000
純資産の部合計
213,376
52
140
7,460
評価・換算差額等合計
211,411
51
114
704
その他有価証券評価差額金
資産の部合計
4
60
7,181
当期未処分剰余金
37
5
59
その他利益剰余金
会員勘定合計
商品有価証券の平均残高
有価証券の取得価格・時価および評価損益
146
78
業種別の貸出金残高および貸出金の総額に占める割合
預証率の期末値および期中平均値
60
前受収益
使途別の貸出金残高
有価証券の種類別の平均残高
80
未払法人税等
債務保証見返の担保別内訳
有価証券の種類別の残存期間別残高
未払費用
22
628
41
貸出金の担保別内訳
有価証券
未決済為替借
33
548
600
(うち個別貸倒引当金)
預貸率の期末値及び期中平均値
その他負債
62
貸倒引当金
固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高
借入金
202,622
600
債務保証見返
手形貸付、証書貸付、当座貸越および割引手形の平均残高
借用金
200,961
信金中金出資金
未決済為替貸
有形固定資産
総資産経常利益率および総資産当期純利益率
預金積金
2,832
その他の資産
利鞘
平成27年3月末
3,419
貸出金
損益計算書
平成26年3月末
(負債の部)
(資産の部)
現金
(単位:百万円)
負債及び純資産の部合計
481
460
8,591
8,867
563
701
563
701
9,154
9,569
211,411
213,376
貸借対照表記載上の注記
注1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
(定額法)
、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については原則として決
2.有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
算日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は主として移動平均法により算定)
、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により
行っております。
なお、
その他有価証券の評価差額については、
全部純資産直入法により処理しております。
(リース資産を除く)
の減価償却は、
定率法
(ただし、
平成10年4月1日以後に取得した建物
(建物附属設備を除く。)
については定額法)
を採用しております。
3.有形固定資産
また、
主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 10年∼39年
その他 5年∼20年
4. 無形固定資産
(リース資産を除く)
の減価償却は、
定額法により償却しております。
なお、
自金庫利用のソフトウェアについては、
金庫内における利用可能期間
(5年)
に基づいて償却しております。
29
資 料
「有形固定資産」
中のリース資産の減価償却は、
リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、
リー
5. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
ス契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
6. 外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を付しております。
7. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下
「破綻先」
という。)
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者
(以下
「実質破綻先」
という。)
に係る債権については、
以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状
況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者
(以下
「破綻懸念先」
という。)
に係る債権については、
債権額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込
額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、審査部
(営業関連部署)
が資産査定を実施し、
当該部署から独立した監査部
(内部監査部署)
が査定結果を監査しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額しており、その金額は2,048百万円であります。
8. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、
退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。なお、
数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。
数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数
(主として9年)
による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から損益処理して
おります。
(信用金庫等)
により設立された企業年金制度
(総合設立型厚生年金基金)
に加入しており、
当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない
9. 当金庫は、複数事業主
ため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。
なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項
(平成26年3月31日現在)
年金資産の額 1,549,255百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
最低責任準備金の額との合計額 1,738,229百万円
差引額 △188,974百万円
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合
(平成26年3月分)
0.0688%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高210,459百万円及び別途積立金21,485百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年
10カ月の元利均等定率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、特別掛金13百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、
上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しません。
(信用金庫等)
により設立された企業年金制度
(連合設立型確定給付企業年金基金)
に加入しており、当該年金制度の第1給付部分について、当金庫の拠出に対応する
10. 当金庫は、複数事業主
年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度の第1給付部分への拠出額を退職給付費用として処理しております。
(当該年金制度は、第1給付部分
(共通給付部分)
と第2給付部分
(事業所給付部分)
とで構成されております。)
なお、当該企業年金制度の第1給付部分の直近の積立状況及び第1給付部分の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①第1給付部分の積立状況に関する事項
(平成26年3月31日現在)
年金資産の額 31百万円
年金財政計算上の数理債務額 31百万円
差引額 △0百万円
②第1給付部分全体に占める当金庫の掛金拠出割合
(平成26年3月分)
2.163%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高4百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間20年の元利均等定率償却であり、当金庫は、
当事業年度の財務諸表上、特別掛金0百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた加入者1人あたりの掛金額を掛金拠出時の拠出対象者の人数に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一
致しません。
11. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。
負債計上を中止した預金について、
預金者からの払戻請求に備えるため、
将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り、
必要と認める額を計上しております。
12. 睡眠預金払戻損失引当金は、
13. 偶発損失引当金は信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込額を計上しております。
必要と認める額を計上しております。
14. 債務保証損失引当金は、保証債務の履行に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、
15. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
16. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 2,035百万円
17. 子会社の株式の総額 10百万円
18. 子会社に対する金銭債務総額 14百万円
19. 有形固定資産の減価償却累計額 4,130百万円
20. 貸出金のうち、破綻先債権額は234百万円、延滞債権額は2,359百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下
「未収利息不計上貸出金」
という。)
のうち、法人税法施行令
(昭和40年政令第97号)
第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第
4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
3カ月以上延滞債権はございません。
21. 貸出金のうち、
なお、
3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
22. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は373百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った
貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は2,966百万円であります。
23. 破綻先債権額、延滞債権額、
から23.
に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
なお、20.
これにより受け入れた銀行引受手形、
商業手形、
荷付為替手形及び買入外国為替は、
売却又は
(再)
担
24. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。
保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、
797百万円であります。
25. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券 200百万円
担保資産に対応する債務
預 金 335百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保として、預け金10,000百万円を差し入れております。
また、その他の資産には、保証金3百万円が含まれております。
中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は100百万円であります。
26.「有価証券」
27. 出資1口当たりの純資産額6,813円7銭
28. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。
このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理
(ALM)
をしております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。
また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。
これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、為替の変動リスク、
市場価格の変動リスクに晒されております。
一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されているほか、
変動金利の預金については、
金利の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当金庫は、信用リスク管理規程及び信用リスクに関する管理諸規程等に従い、
貸出金について、
個別案件ごとの与信審査、
与信限度額、
信用情報管理、
保証や担保の設定、
問題債権へ
の対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。
30
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
これらの与信管理は、
各営業店のほか審査部により行われ、
また、
定期的にリスク管理委員会や常務会、
理事会を開催し、
審議・報告を行っております。
有価証券の発行体の信用リスクに関しては、
資金証券部において、
信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。
②市場リスクの管理
当金庫は、
市場リスク管理規程に定められた基本方針に基づき、
ALMや金利感応度分析等によって金利、
為替、
市場価格の変動リスクを管理しております。
リスク管理方法や手続等の詳細は、市場リスク管理規程及び市場リスクに関する管理諸規程等に明記されており、定期的にリスク管理委員会や常務会、理事会を開催し、実施状況の
把握・確認、
今後の対応等の協議を行っております。
(ⅰ)
市場リスクに係る定量的情報
当金庫において、
主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
「預け金」
「
、有価証券」
のうち債券、
「貸出金」
「
、預金積金」
であります。
当金庫では、
これらの金融資産及び金融負債について、
「預け金」
のうち仕組預金及び
「有価証券」
のうち債券につきましては保有期間1∼6ヶ月、過去10年の観測期間で計測さ
れる99パーセンタイル値、その他の金融商品につきましては保有期間1年、過去5年の観測期間で計測される99パーセンタイル値を用いた時価の変動額を市場リスク量とし、
金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。
当事業年度末現在、
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた時価は、
1,260百万円減少するものと把握しております。
当該変動額は、
金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、
金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておりません。
また、
金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、
算定額を超える影響が生じる可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫は、
ALMを通して、
適時に資金管理を行うほか、
市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、
流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用して
いるため、
異なる前提条件等によった場合、
当該価額が異なることもあります。
なお、
金融商品のうち預け金、
貸出金、
預金積金については、
簡便な計算により算出した時価に代わる金額を開示しております。
29. 金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります
(時価等の算定方法については
(注1)
参照)
。なお、時価を把握することが極めて困難と認め
られる非上場株式等は、
次表には含めておりません
(
(注2)
参照)
。
また、
重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
時 価
16,714
30,439
90,659
△633
90,026
209,324
202,622
202,622
金
融
資
産
計
(1)
預 金 積 金(※1)
金
融
負
債
計
差 額
−
△65
2,832
69,246
2,832
69,312
(1)
現 金
(2)
預 け 金(※1)
(3)
有 価 証 券
満期保有目的の債券
そ の 他 有 価 証 券
(4)
貸 出 金(※1)
貸 倒 引 当 金(※2)
17,401
30,439
687
−
92,265
212,185
202,679
202,679
2,239
2,861
57
57
(※1)
預け金、
貸出金、
預金積金の
「時価」
には、
「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」
を記載しております。
(※2)
貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(注1)
金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)現金
現金については、
時価は帳簿価額と等しいことから、
当該帳簿価額を時価としております。
(2)預け金
満期のない預け金については、
時価は帳簿価額と近似していることから、
当該帳簿価額を時価としております。
満期のある預け金のうち、仕組預金のものは、取引金融機関から提示された価格を時価としており、その他のものにつきましては、市場金利
(LIBOR、
スワップ金利)
で割り引い
た現在価値を時価に代わる金額として記載しております。
(3)有価証券
株式は取引所の価格、
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、
公表されている基準価格によっております。
自金庫保証付私募債は、
残存期間に基づく区分ごとに、
元利金の合計額を市場金利
(LIBOR、
スワップ金利)
で割り引いた価額を時価としております。
なお、
保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については30.から31.に記載しております。
(4)貸出金
貸出金は、以下の①∼③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出結果を時価に代わる金額として記載
しております。
①破綻懸念先債権、
実質破綻先債権及び破綻先債権等、
将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、
貸借対照表中の貸出金勘定に計上している額
(貸倒引当金控
除前の額。以下
「貸出金計上額」
という。)
② ①以外のうち、
変動金利によるものは貸出金計上額
③ ①以外のうち、
固定金利によるものは、
残存期間に基づく区分ごとに、
元利金の合計額を市場金利
(LIBOR、
スワップ金利)
で割り引いた価額
金融負債
(1)預金積金
預金積金は、
以下の①と②の合計額を時価に代わる金額として記載しております。
①要求払預金については、
決算日に要求された場合の支払額
(帳簿価額)
②定期性預金については、
残存期間に基づく区分ごとに、
元利金の合計額を市場金利
(LIBOR、
スワップ金利)
で割り引いた価額
(注2)
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
貸借対照表計上額
子会社株式
(※1)
非上場株式
(※1)
組合出資金
(※2)
合 計
10
84
13
107
(※1)
子会社株式及び非上場株式については、
市場価格がなく、
時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
(※2)
組合出資金のうち、
組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。
(注3)
金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
預
け
金(※1)
有
価
証
券
満期保有目的の債券
そ の 他 有 価 証 券 のうち
満 期 が あ る も の
貸
出
合
金( ※ 2 )
計
1年以内
55,812
2,100
1,500
600
25,033
82,945
(単位:百万円)
1年超5年以内
5年超10年以内
11,438
27,210
46,204
10,915
5,152
16,118
47,834
12,778
18,268
1,000
17,993
6,554
12,500
19,215
8,300
10年超
−
5,490
337
(※1)
預け金のうち、
流動性預け金は
「1年以内」
に含めております。
(※2)
貸出金のうち、
破綻先、
実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、
償還予定額が見込めないもの、
期間の定めがないものは含めておりません。
31
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
(注4)
借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
預
合
金
積
(単位:百万円)
1年以内
1年超5年以内
178,508
178,508
金(※)
計
5年超10年以内
22,972
22,972
̶
̶
10年超
̶
̶
(※)
預金積金のうち、要求払預金は
「1年以内」
に含めて開示しております。
満期保有目的の債券
(単位:百万円)
時価が貸借対照表計上額
を 超
え る も
の
時価が貸借対照表計上額
を 超 え な い も の
合
国
地
社
そ
小
国
地
社
そ
小
計
方
の
方
の
貸借対照表計上額
債
債
債
他
計
債
債
債
他
計
時価
11,602
4,311
100
300
16,313
199
−
−
200
400
16,714
12,055
4,544
100
303
17,003
198
−
−
200
398
17,401
貸借対照表計上額
取得原価
差額
452
233
0
3
689
△1
−
−
△0
△1
687
その他有価証券
(単位:百万円)
貸借対照表計上額が
取 得 原 価を超えるもの
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
合
株
債
そ
小
株
債
そ
小
計
種 類
国
地
社
国
地
社
の
の
方
方
式
券
債
債
債
他
計
式
券
債
債
債
他
計
298
21,234
917
11,283
9,033
3,613
25,146
28
4,353
198
3,142
1,012
910
5,292
30,439
264
20,536
904
10,888
8,743
3,348
24,148
29
4,371
199
3,155
1,016
921
5,321
29,470
差額
34
698
13
394
289
265
997
△0
△17
△1
△13
△3
△10
△29
968
31. 当事業年度中に売却したその他有価証券
株
債
そ
合
国
地
社
の
方
式
券
債
債
債
他
計
売却益の合計額
53
532
220
239
71
−
586
548
46,335
31,298
11,107
3,929
−
46,883
売却損の合計額
10
26
26
−
−
−
37
32. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付
けることを約する契約であります。
これらの契約に係る融資未実行残高は、29,744百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが27,057百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これ
らの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が
付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に
(半年毎に)
予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に
応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
(単位:百万円)
33. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
有価証券償却
減価償却費
役員退職慰労引当金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
625
11
41
38
95
812
△341
471
繰延税金負債
前払年金費用
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
その他の業務収益
その他経常収益
償却債権取立益
株式等売却益
その他の経常収益
経常費用
(単位:百万円)
売却額
(単位:千円)
平 成
25年度
平 成
26年度
3,541,355
2,751,368
1,894,833
160,130
678,356
18,047
401,997
205,989
196,008
252,023
876
231,628
19,518
135,966
9,972
104,575
21,418
3,069,482
126,833
122,275
4,259
77
221
268,343
67,118
201,225
12,094
―
11,379
―
715
2,232,518
1,228,673
953,374
50,470
3,729,175
2,671,527
1,808,677
158,141
686,683
18,025
391,169
206,869
184,299
552,036
1,651
532,684
17,700
114,441
18,297
53,459
42,684
3,010,720
118,535
115,219
3,041
62
211
276,098
68,703
207,394
27,947
―
26,780
―
1,167
2,223,021
1,195,844
973,421
53,755
科 目
30. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
これらには、
「国債」
「
、地方債」
「
、社債」
「
、株式」
「
、その他の証券」
が含まれております。以下、
31.
まで同様であります。
種 類
◎損益計算書
33
267
3
304
166
34. 会計方針の変更
企業会計基準第26号
「退職給付に関する会計基準」
(以下、
「退職給付会計基準」
という。)
及び企業会計基準適用指針第25号
「退職給付に関する会計基準の適用指針」
(以下、
「退職給付適用
指針」
という。)
を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて当事業年度より適用し、
退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、
退
職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、
割引率の決定方法をデュレーションアプローチへ変更しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影
響額を利益剰余金に加減しております。この結果、当事業年度の期首の前払年金費用が28百万円減少し、利益剰余金が20百万円減少しております。なお、当事業年度の経常利益及び税引
前当期純利益への影響は軽微であります。
資金調達費用
預金利息
給付補塡備金繰入額
借用金利息
その他の支払利息
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
外国為替売買損
国債等債券売却損
国債等債券償却
その他の業務費用
経費
人件費
物件費
税金
(単位:千円)
429,692
326,879
35,604
15,615
39
100
51,452
471,873
―
―
―
5,462
5,462
―
―
466,410
85,900
27,357
113,257
353,152
128,612
―
―
481,765
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
株式等償却
その他資産償却
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
その他の特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
繰越金
(当期首残高)
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した繰越金
当期未処分剰余金
平 成
26年度
365,117
243,829
1,908
10,839
―
―
108,540
718,454
30
―
30
22,898
398
22,500
―
695,586
181,634
186,558
368,193
327,393
153,820
△20,280
133,540
460,933
損益計算書記載上の注記
注1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
64千円
2.子会社との取引による収益総額
子会社との取引による費用総額 65,931千円
3.出資1口当たり当期純利益金額 232円89銭
以下の資産について減損損失を計上しております。
4.当期において、
地 域
釧路市内
主な用途
営業用店舗1ヶ所
合 計
種 類
土 地
建 物
減損損失
―千円
22,500千円
22,500千円
営業用土地・店舗については、
営業店
(本店営業部、
各支店)
毎に継続的な収支の
把握を行っていることから各営業店を、
グルーピングの最小単位としております。
営業利益減少によるキャッシュ・フローの低下等により、資産グループ1ヶ所の
帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額22,500千円を
「減損損失」
とし
て特別損失に計上しております。なお、当期の減損損失測定に使用した回収可能
価額は使用価値であります。使用価値は、将来キャッシュ・フローを4.0%で割り引
いて算定しております。
◎剰余金処分計算書
科 目
当期未処分剰余金
(単位:円)
平成25年度
平成26年度
481,765,054
460,933,893
積立金取崩額
90,000
2,423,000
利益準備金限度超過取崩額
90,000
2,423,000
328,034,705
327,996,784
28,034,705
27,996,784
剰余金処分額
普通出資に対する配当金
(年4%)
特別積立金
300,000,000
300,000,000
繰越金
(当期末残高)
153,820,349
135,360,109
平成27年6月16日開催の第91期通常総代会で承認を得た貸借対照表、損益計算書および剰余金処分計算書は、信用金庫
法第38条の2第3項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
平成26年度における貸借対照表、損益計算書および剰余金処分計算
書(以下、
「財務諸表」という。)の適正性、
および財務諸表作成に係る内部
監査の有効性を確認しております。
32
平 成
25年度
科 目
平成27年6月17日 釧路信用金庫 理事長
33
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎資金運用収支の内訳
■ 連結決算対象子会社について
(単位:百万円、
%)
当金庫では、子会社は当信用金庫グループの財政状態および経営成績に関する合理的な判断を誤らせない程度に重要性
が乏しいと認められるため、連結財務諸表は作成しておりません。
平均残高
平成25年度
資
■ 報酬体系について
1. 対象役員
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象役員」
は、常勤理事および常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として
支払う
「基本報酬」
および
「賞与」
、在任期間中の職務執行および特別功労の対価として退任時に支払う
「退職慰労金」
で構成されております。
(1)
報酬体系の概要
【基本報酬および賞与】
非常勤を含む全役員の基本報酬および賞与につきましては、総代会において、理事全員および監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定
しております。
そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、当金庫の
理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額および賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。
【退職慰労金】
退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。
なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規程で定めております。
a.
決定方法 b.
支払手段 c.
決定時期と支払時期
(2)
平成26年度における対象役員に対する報酬等の支払総額
金
運
勘
定
202,131
205,779
2,751
2,671
1.36
1.29
金
89,075
86,181
1,894
1,808
2.12
2.09
う
ち
預
け
金
49,475
60,422
160
158
0.32
0.26
券
62,970
58,574
678
686
1.07
1.17
定
197,592
201,256
126
118
0.06
0.05
金
197,517
201,188
126
118
0.06
0.05
金
30
25
0
0
0.25
0.25
ち
金
有
価
調
ち
う
証
達
預
勘
金
ち
積
借
用
(注)
1.資金運用勘定は、
無利息預け金の平均残高
(平成25年度67百万円、
平成26年度71百万円)
を控除して表示しております。
2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◎利 鞘
資
132
総
(単位:%)
金
運
金
用
調
達
資
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象職員等」
は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の
報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務および財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成26年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。
原
金
資
金
資
役
役
そ
取
務
総
資
総
収
益
平成26年度
2,624,534
2,552,991
2,751,368
用
126,833
118,535
引
等
収
支
133,654
115,070
益
401,997
391,169
引
引
業
等
等
務
収
費
収
用
268,343
276,098
支
239,928
524,089
そ
の
他
業
務
収
益
252,023
552,036
そ
の
他
業
務
費
用
12,094
27,947
益
2,998,117
3,192,151
1.48
1.55
務
務
粗
粗
利
益
利
率 (
%
)
1.29
率
1.17
1.13
鞘
0.19
0.16
産
資
経
産
常
当
利
期
純
益
利
益
(単位:%)
平成25年度
平成26年度
率
0.22
0.33
率
0.16
0.15
◎受取利息および支払利息の増減
取
う
う
う
支
ち
貸
ち
預
ち
有
払
う
ち
う
2,671,527
費
(注)1.業務粗利益率=業務粗利益÷資金運用勘定平均残高×100
2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
34
平成25年度
達
取
他
用
1.36
(注)
総資産経常
(当期純)
利益率=
〔経常
(当期純)
利益÷総資産
(債務保証見返を除く)
平均残高〕
×100
(単位:千円)
調
取
務
の
業
業
金
務
役
運
回
(単位:千円)
平成25年度
◎業務粗利益および業務粗利益率
支
平成26年度
◎総資産経常利益率および総資産当期純利益率
受
収
価
利
(注)
1.
対象職員等には、
期中に退任・退職した者も含めております。
2.
「同等額」
は、
平成26年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。
3.
平成26年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。
用
利
平成25年度
<訂正とお詫び>平成25年度の資金調達原価率が相違していたことが判明致しましたので、
訂正してお詫び申し上げます。
2. 対象職員等
運
平成26年度
出
う
支払総額
金
平成25年度
貸
資
区 分
(3)
その他
「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に重要な影
響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」
(平成24年3月29日付金融庁告示第22号)
第3条第1項第3号および第5号に該当
する事項はありませんでした。
資
平成26年度
ち
う
対象役員に対する報酬等
(注)
1.
対象役員に該当する理事は6名、
監事は1名です
(期中に退任した者を含む)
。
2.
上記の内訳は、
「基本報酬」
98百万円、
「賞与」
8百万円、
「退職慰労金」
26百万円となっております。
「退職慰労金」
は、
当年度中に支払った退職慰労金
(過年度に繰り入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。
3.
使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。
平成25年度
う
資
(単位:百万円)
用
利回り
利 息
平成26年度
金
残高による増減
利率による増減
△ 3,792
57,017
△ 86,403
6,562
△ 79,841
△ 6,940
△ 44,668
△ 51,608
△ 59,433
△ 26,722
△ 86,156
△ 4,360
60,412
56,052
27,696
△ 29,685
△ 1,989
72,087
△ 22,540
49,547
△ 54,643
62,970
8,326
4,129
△ 38,483
△ 34,353
11,453
△ 19,751
△ 8,298
4,144
△ 38,485
△ 34,340
11,478
△ 19,751
△ 8,273
12
2
14
△ 14
―
△ 14
金
証
借
利率による増減
60,810
金
け
利
残高による増減
息
出
価
預
ち
利
券
息
積
金
用
平成26年度
金
純増減
純増減
(注)
1.残高及び利率の増減要因が重なる部分については、
残高による増減要因に含めております。
2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◎流動性、定期性、譲渡性、その他預金の平均残高
平成25年度
流
動
う
定
譲
そ
合
性
ち
有
期
預
利
息
性
預
預
(単位:百万円)
平成26年度
金
86,375
金
71,414
75,096
金
110,187
110,331
89,904
う
ち
固
定
金
利
定
期
預
金
103,516
103,251
う
ち
変
動
金
利
定
期
預
金
8
13
金
―
―
954
952
197,517
201,188
の
渡
他
性
の
預
預
金
計
(注)
1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
3.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
35
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎定期預金の残高
定
(単位:百万円)
期
預
平成25年度
平成26年度
金
102,207
100,186
固
定
金
利
定
期
預
金
102,194
100,173
変
動
金
利
定
期
預
金
13
13
他
―
―
そ
の
◎手形貸付、証書貸付、当座貸越および割引手形の平均残高
手
証
当
割
合
形
書
座
引
貸
貸
貸
手
付
付
越
形
計
業
10,479
70,496
67,921
6,648
6,910
915
870
89,075
86,181
貸
出
金
90,768
90,659
固
定
金
利
63,513
65,265
変
動
金
利
27,255
25,394
◎預貸率の期末値および期中平均値
末
平
預 貸 率
残
残
45.16
44.74
45.09
42.83
(単位:百万円)
平成25年度
金
庫
預
価
金
積
証
動
586
0.6
59
626
0.7
業
16
765
0.8
17
761
0.8
鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業
6
494
0.5
6
590
0.7
業
353
5,755
6.3
362
6,584
7.3
電 気 、ガ ス 、熱 供 給 、水 道 業
1
1
0.0
―
―
―
12
35
0.0
13
43
0.1
便
業
57
1,944
2.1
59
1,826
2.0
、 小
売
業
364
9,140
10.0
361
8,525
9.4
金
融
業
、 保
険
業
24
2,183
2.4
22
2,172
2.4
動
産
業
128
5,698
6.2
123
5,055
5.6
業
5
125
0.1
6
95
0.1
学術研究、専門・技術サービス業
40
840
0.9
37
663
0.7
宿
泊
業
26
2,382
2.6
24
2,032
2.2
飲
食
業
159
1,138
1.2
155
1,095
1.2
生 活 関 連 サ ー ビ ス 、娯 楽 業
80
1,186
1.3
81
1,085
1.2
教 育 、学 習 支 援 業
9
101
0.1
9
94
0.1
祉
94
5,288
5.8
95
4,717
5.2
そ の 他 の サ ー ビ ス
124
1,544
1.7
126
1,556
1.7
1,670
42,782
47.1
1,672
40,885
45.1
29.8
24,825
27.3
14
27,028
23,160
25.5
7,491
22,745
25.1
合
計
9,269
90,768
100.0
9,177
90,659
100.0
平成26年度
金
2,912
2,723
券
―
150
産
―
―
証
12,537
18,194
信
用
39,714
計
90,768
平成
26年度
平成
25年度
平成
26年度
11,824
4,516
―
―
―
―
33,319
12,918
8,972
2,855
1,191
5,672
―
―
20,599
18,736
社
債
301
400
1,813
2,021
1,419
4,175
4,706
2,541
2,660
1,007
―
―
―
―
10,902
10,145
39,442
株
式
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
450
422
450
422
90,659
外 国 証 券
100
401
609
603
―
200
―
―
500
300
229
―
―
―
1,438
1,505
その他の証券
―
―
―
509
179
532
―
―
696
1,283
―
―
605
1,208
1,480
3,533
―
―
―
―
157
111
険
―
―
保
証
398
229
信
用
―
―
555
341
方
◎有価証券の種類別の平均残高
国
地
方
短
期
社
社
株
外
国
そ
の
合
(単位:百万円、
%)
証
他
の
証
構成比
備
資
金
35,956
39.6
33,950
37.4
運
転
資
金
54,811
60.4
56,708
62.6
90,768
100.0
90,659
100.0
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
債
31,483
22,338
債
17,987
21,375
債
―
―
債
9,749
10,591
式
341
426
券
2,660
1,396
券
計
747
2,446
62,970
58,574
平成25年度
平成26年度
◎預証率の期末値および期中平均値
平成26年度
設
計
平成
25年度
4,584
産
貸出金残高
合 計
平成
26年度
2,400
券
構成比
平成
25年度
7,623
―
貸出金残高
平成
26年度
13,464
平成26年度
平成25年度
平成
25年度
5,338
20
◎使途別の貸出金残高
平成
26年度
2,400
金
計
平成
25年度
611
―
保
平成
26年度
4,416
―
用
平成
25年度
185
他
会 ・ 信
平成
26年度
2,400
の
計
平成
25年度
201
そ
協
平成
26年度
2,400
111
証
平成
25年度
期間の定めの
ないもの
10年超
100
137
保
7年超10年以下
1,199
産
用
(単位:百万円)
5年超7年以下
1,999
動
信
3年超5年以下
1,213
不
1年超3年以下
債
(単位:百万円)
平成25年度
証
団
債
◎債務保証見返の担保別内訳
価
共
1年以下
保
動
公
◎有価証券の種類別の残存期間別残高
地
有
方
商品有価証券の平均残高
該当ございません。
国
積
計
15
15,884
金
福
7,584
17,138
預
、
体
15,804
庫
療
貸
人
22,712
金
賃
個
地
険
当
品
小
保
業
、 郵
―
用
信
業
―
会 ・ 信
通
業
他
計
報
売
の
協
設
輸
そ
証
林
卸
14,264
保
、
運
19,800
用
業
建
産
合
36
55
動
信
合
3.7
業
不
合
3,357
◎有価証券に関する指標
◎貸出金の担保別内訳
有
構成比
117
(注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
(注)
1.預貸率=
[貸出金÷
(預金積金+譲渡性預金)]
×100
2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
当
貸出先数
3.9
医
(単位:%)
構成比
3,568
物
平成26年度
平成25年度
貸出先数
(単位:百万円、
%)
平成26年度
貸出金残高
117
不
平成26年度
平成25年度
貸出金残高
業
情
(単位:百万円)
平成25年度
分
漁
(注)
国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◎固定金利および変動金利の区分ごとの貸出金の残高
区
造
農
平成26年度
11,014
種
製
(単位:百万円)
平成25年度
◎業種別の貸出金残高および貸出金の総額に占める割合
預
証
率
(単位:%)
末
残
33.93
23.32
平
残
31.88
29.11
(注)1.預証率=
〔有価証券÷
(預金積金+譲渡性預金)〕
×100
2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
37
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
当金庫の自己資本の充実の状況等について
◎有価証券の取得価格・時価及び評価損益
1.売買目的の有価証券
該当ございません。
定性開示目次
2.満期保有目的の債券
(単位:百万円)
平成26年度
平成25年度
種 類
国
地
時価が貸借
対照表計上額を
超えるもの
方
社
そ
の
小
国
地
時価が貸借
対照表計上額を
超えないもの
方
社
そ
の
小
貸借対照表
計上額
時 価
貸借対照表
計上額
差 額
時 価
Ⅰ.
単体開示事項
差 額
債
11,701
12,149
447
11,602
12,055
452
債
6,389
6,635
246
4,311
4,544
233
債
100
100
0
100
100
0
他
432
470
38
300
303
3
計
18,623
19,355
732
16,313
17,003
689
債
100
99
△0
199
198
△1
債
―
―
―
―
―
―
債
―
―
―
―
―
―
他
500
499
△0
200
200
△0
計
600
599
△0
400
398
△1
合 計
19,223
19,955
732
16,714
17,401
687
(注)
1.時価は、
期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の
「その他」
は外国証券です。
3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含まれておりません。
4.その他有価証券
(単位:百万円)
平成26年度
平成25年度
貸借対照表
計上額
取得原価
貸借対照表
計上額
差 額
取得原価
式
133
120
13
298
264
34
債
券
36,780
35,963
817
21,234
20,536
698
債
15,023
14,930
92
917
904
13
債
11,612
11,199
412
11,283
10,888
394
9,832
312
9,033
8,743
289
7
3,613
3,348
265
国
地
方
社
債
10,144
他
586
579
小
計
37,500
36,662
837
25,146
24,148
997
株
式
222
237
△ 15
28
29
△0
債
券
9,750
9,766
△ 16
4,353
4,371
△ 17
債
6,494
6,499
△5
198
199
△1
債
2,598
2,607
△9
3,142
3,155
△ 13
そ
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えないもの
の
国
地
方
社
そ
の
小
合 計
債
657
659
△1
1,012
1,016
△3
他
1,395
1,423
△ 27
910
921
△ 10
計
11,368
11,427
△ 59
5,292
5,321
△ 29
48,868
48,090
778
30,439
29,470
968
(注)
1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格に基づいております。
2.上記の
「その他」
は外国証券及び投資信託等です。
3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含まれておりません。
38
41
(3)
信用リスクに関する項目 ………………………………………………… 41
(2)
自己資本調達手段の概要 ……………………………………………………… 46
(4)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針
(4)
信用リスクに関する項目 ……………………………………………………… 46
及び手続の概要 ……………………………………………………………… 43
(5)
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
(3)
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(5)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
46
46
(6)
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 ………… 44
リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 ………………… 46
(6)
証券化エクスポージャーに関する事項 …………………………… 44
(7)
証券化エクスポージャーに関する事項 …………………………………… 46
44
(8)
オペレーショナル・リスクに関する事項 …………………………………… 46
(7)
オペレーショナル・リスクに関する事項
……………………………
(8)
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに
(9)
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに
45
……………………
(9)
銀行勘定における金利リスクに関する事項
45
関するリスク管理の方針及び手続の概要
………………………
Ⅰ.
単体開示事項
関するリスク管理の方針及び手続の概要 ……………………………… 46
(10)
銀行勘定における金利リスクに関する事項 …………………………… 46
Ⅱ.
連結開示事項
…………………………………
40
Ⅰ.
単体開示事項
平成25年度
平成26年度
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
子 会 社・子 法 人 等 株 式
10
10
非
上
場
株
式
84
84
組
合
出
資
金
4
13
計
99
107
………………………………………
47
Ⅱ.
連結開示事項
(1)
自己資本の充実度に関する事項 ……………………………………
(2)
信用リスクに関する事項
…………………………………………………
41
42
主な種類別の期末残高
………………………………………………
42
2.一般貸倒引当金、
個別貸倒引当金の期末残高
42
43
4.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 … 43
(3)
信用リスク削減手法に関する事項 ………………………………… 44
及び期中の増減額 ………………………………………………………
3.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 …………
(5)
証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………………
44
44
象となる会社
(資本控除となる非連結子会社等)
のうち、規制上の所要自
46
48
(2)
自己資本の充実度に関する事項
(3)
信用リスクに関する事項 ……………………………………………………… 49
1.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 49
2.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 49
3.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 ……………… 49
4.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 ……… 49
(4)
信用リスク削減手法に関する事項 ………………………………………… 49
……………………………………………
(5)
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
49
49
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 49
(7)
(8)
銀行勘定における金利リスクに関する事項 …………………………… 49
リスクに関する事項 ………………………………………………………………
(6)
証券化エクスポージャーに関する事項
(6)
銀行勘定における出資等又は
株式等エクスポージャーに関する事項
(1)自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対
己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額 …
1.信用リスクに関するエクスポージャー及び
リスクに関する事項 …………………………………………………………
(単位:百万円)
(1)
自己資本の構成に関する開示事項
定量開示目次
(4)
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
5.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券
合
(1)
連結の範囲に関する事項 ……………………………………………………… 46
……………………
(2)
自己資本の充実度に関する評価方法の概要 (1)
自己資本の構成に関する開示事項
差 額
株
貸借対照表
計上額が
取得原価を
超えるもの
……………………………………………… 40
(1)
自己資本調達手段の概要 自己資本の構成に関する開示目次
3.子会社・子法人等株式および関連法人等株式
時価の把握できる子会社・子法人および関連法人等株式は該当ございません。
種 類
Ⅱ.
連結開示事項
……………………………
(7)
銀行勘定における金利リスクに関する事項
……………………
45
46
…………………………………
39
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
自己資本の充実度に関する評価方法の概要
自己資本調達手段の概要
当金庫の自己資本は、地域のお客さまからお預かりしている出資金、利益剰余金、一般貸倒引当金コア資本算入額で構成されております。
◎自己資本の構成に関する開示事項 <単体自己資本比率>
項 目
平成25年度
コア資本に係る基礎項目
(1)
8,563
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
704
うち、出資金及び資本剰余金の額
7,886
うち、利益剰余金の額
28
うち、外部流出予定額
(△)
―
うち、上記以外に該当するものの額
281
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
281
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
―
うち、適格引当金コア資本算入額
―
適格旧資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
―
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、
―
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
8,844
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
コア資本に係る調整項目
(2)
38
無形固定資産
(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
の額の合計額
―
うち、のれんに係るものの額
38
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
―
繰延税金資産
(一時差異に係るものを除く。)
の額
―
適格引当金不足額
―
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
―
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
111
前払年金費用の額
―
自己保有普通出資等
(純資産の部に計上されるものを除く。)
の額
―
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
―
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
―
信用金庫連合会の対象普通出資等の額
―
特定項目に係る10パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
―
特定項目に係る15パーセント基準超過額
―
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
―
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
149
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
自己資本
8,695
自己資本の額
(
(イ)
−
(ロ)
)
(ハ)
リスク・アセット等
(3)
56,815
信用リスク・アセットの額の合計額
△ 1,635
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
―
(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
うち、無形固定資産
―
うち、繰延税金資産
―
うち、前払年金費用
△ 1,635
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
―
うち、上記以外に該当するものの額
5,573
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
―
信用リスク・アセット調整額
―
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 62,388
自己資本比率
13.93%
自己資本比率
(
(ハ)
/
(ニ)
)
40
(単位:百万円)
経過措置による
不算入額
平成26年度
経過措置による
不算入額
◎自己資本の充実度に関する事項
8,839
702
8,165
27
―
151
151
―
―
平成26年度
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
イ.信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計
56,815
2,272
58,272
2,330
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
58,444
2,337
59,890
2,395
999
39
1,006
40
9,089
363
11,175
447
法人等向け
17,350
694
17,160
686
中小企業等向け及び個人向け
16,334
653
16,318
652
抵当権付住宅ローン
1,824
72
1,560
62
不動産取得等事業向け
3,060
122
2,469
98
561
22
348
13
12
0
8
0
―
―
―
―
出資等
740
29
1,619
64
出資等のエクスポージャー
740
29
1,619
64
―
―
―
―
上記以外
8,470
338
8,223
328
他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー
2,726
109
2,726
109
信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の額に算入されなかった部分に係るエクスポージャー
600
24
600
24
1,637
65
1,169
46
上記以外のエクスポージャー
―
―
0
0
②証券化エクスポージャー
―
―
―
―
ソブリン向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
―
8,991
42
―
42
―
―
―
―
88
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
130
(単位:百万円)
平成25年度
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
自己資本の充実度に関しまして、自己資本比率は国内基準である4%を上回っており、経営の健全性・安全性を充分保っております。また、当金庫は、各エクスポー
ジャーが一分野に集中する事無く、
リスク分散が図られていると評価しております。
一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として
考えております。なお、収支計画については、貸出金計画に基づいた利息収入や市場環境を踏まえた運用収益など、足元の状況を十分に踏まえた上で策定された極め
て実現性の高いものであります。
3ヵ月以上延滞等
取立未済手形
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
8,861
58,272
△ 1,635
―
―
―
△ 1,635
―
5,600
―
―
63,873
13.87%
1.自己資本比率の算出方法を定めた
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照ら
(注)
し自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)
」
に基づき算出しております。
なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
<訂正とお詫び>
平成25年度の経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額および内訳が相違していたことが判明致しましたので、訂正してお詫び申し上げます。
重要な出資のエクスポージャー
特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー
3
0
10
0
―
―
―
―
△ 1,635
△ 65
△ 1,635
△ 65
⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額
2
0
5
0
⑦中央清算機関関連エクスポージャー
0
0
1
0
5,573
222
5,600
224
62,388
2,495
63,873
2,554
③複数の資産を裏付とする資産
(所謂ファンド)
のうち、
個々の資産の把握が困難な資産
④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
⑤ 他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
ロ.オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
ハ.単体総所要自己資本額
(イ+ロ)
(注)
1.
所要自己資本額=リスク・アセット×4%
2.
「エクスポージャー」
とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3.
「ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
地方公共団体金融機構、
我が国の政府関係機関、
国際開発銀行、
信用保証協会及び農林漁業信用基金のことです。
4.
「3ヵ月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、
「法人等向け」
においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5.
当金庫は、
基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。
オペレーショナル・リスク
相当額
(基礎的手法)
の算定方法
粗利益
(直近3年間のうち正の値の合計額)
×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
6.
単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
信用リスクに関する項目
1. リスク管理の方針及び手続の概要
信用リスクとは、取引先の財務状況の悪化などにより、当金庫の資産の価値が減少ないし消滅し損失を受けるリスクのことをいいます。
当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、安全性、公共性、流動性、成長性、収益性の5原則に則った厳正な与信判断を行
うべく、与信業務の普遍的かつ基本的な理念・指針・規範等を明示した
「クレジットポリシー」
を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスク管理を徹
底しております。
信用リスクの評価は、小口多数取引の推進によるリスク分散の他、与信ポートフォリオ管理として自己査定による債務者区分別、業種別、
さらには与信集中によるリス
クの抑制のため大口与信先の管理など、
さまざまな角度からの分析に注力しております。
また、信用リスクの計測にあたっては、予想デフォルト率、予想回収率のデータを整備しており、
リスク計量をベースとした統合リスク管理態勢を視野に入れた準備を進
めております。一連の信用リスク管理の状況についてはリスク管理委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会といった経営陣に対する報告態勢
を整備しております。
貸倒引当金は、
「資産査定に関する規程」
及び
「償却・引当金計上に関する規程」
に基づき、
自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基に算定する
とともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。
2. リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の機関を採用しております。なお、
エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。
◆ フィッチレーティングスリミテッド
(Fitch)
(Moody’
s)
◆ 株式会社格付投資情報センター
(R&I) ◆ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
◆ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
(S&P)
◆ 株式会社日本格付研究所
(JCR)
41
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎信用リスクに関する事項
3.
業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
1. 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
<業種別>
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、
コミットメント及び
その他のデリバティブ以外
のオフ・バランス取引
業種区分
平成
25年度
製
造
平成
26年度
平成
25年度
債 券
平成
26年度
平成
25年度
平成
26年度
平成
25年度
平成
25年度
3ヵ月以上延滞
エクスポージャー
デリバティブ取引
平成
26年度
平成
25年度
4,962
3,658
3,436
1,104
1,403
―
―
18
38
業
692
743
692
743
―
―
―
―
0
―
業
782
776
782
776
―
―
―
―
27
24
鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業
517
598
494
590
―
―
―
―
―
―
6,644
7,357
6,114
6,857
499
499
―
―
84
業
、
林
漁
建
設
業
―
213
86
金
融
業
、
保
険
業
55,702
78,828
2,214
2,201
8,232
7,168
―
―
19
―
業
6,154
5,342
5,823
5,142
300
200
―
―
199
97
業
154
95
125
95
―
―
―
―
―
―
学 術 研 究 、専 門・技 術 サ ー ビ ス 業
933
753
933
753
―
―
―
―
338
277
宿
泊
業
2,390
2,039
2,390
2,039
―
―
―
―
102
16
飲
食
業
1,270
1,224
1,270
1,224
―
―
―
―
52
46
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 、娯 楽 業
1,294
1,182
1,290
1,178
―
―
―
―
32
0
業
103
96
103
96
―
―
―
―
―
―
祉
5,676
5,069
5,676
5,069
―
―
―
―
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス 業
1,579
1,618
1,569
1,578
―
―
―
―
1
7
国 ・ 地 方 公 共 団 体 等
78,340
58,452
24,826
27,028
53,514
31,423
―
―
―
―
個
人
21,923
21,567
21,923
21,567
―
―
―
―
37
36
他
8,790
9,685
6
19
―
―
―
―
―
―
計
211,238
213,108
91,220
90,982
65,556
42,701
―
―
1,128
684
(注)
1.オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除きます。
2.
「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3.
上記の
「その他」
は、
裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
具体的には現金、投資信託、
その他資産、有形固定資産、繰延税金資産が含まれます。
4.
CVAリスク及び中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
5.
当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しております。
6.
業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
債
券
(単位:百万円)
3,613
2,100
5,002
5,187
6,421
11,775
25,230
9,286
25,184
14,271
―
合計
平成
25年度
平成
26年度
9,517
90,768
90,659
―
65,452
42,621
2.
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合 計
42
当期増加額
当期減少額
目的使用
その他
6
30
20
1
―
電 気・ガ ス・熱 供 給・水 道 業
―
―
―
7
―
―
―
―
―
7
―
―
情
業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
報
通
信
1
―
8,944
27
―
200
21,394
24
―
200
22,663
17
7
8,685
7,502
20
7
9,314
9,235
30
7
8,944
12,704
30
1
9,573
12,214
45
―
業
14,506
業
設
18
売
15,069
―
建
7
小
25,033
―
7
、
22,642
―
7
業
貸 出 金
―
20
売
平成
26年度
―
業
卸
平成
25年度
―
険
0
平成
26年度
―
、 保
―
平成
25年度
―
業
―
平成
26年度
―
融
―
平成
25年度
―
金
802
平成
26年度
―
―
802
平成
25年度
―
45
1,850
平成
26年度
―
鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業
93
1,968
平成
25年度
―
28
2,658
平成
26年度
209
71
2,777
平成
25年度
3
64
業
期間の定めの
ないもの
1
28
便
7年超
3
45
郵
5年超7年以下
1
93
、
3年超5年以下
0
93
業
1年超3年以下
209
100
輸
1年以下
3
業
運
<残存期間別>
3
売
―
合
3
、 小
―
の
―
業
業
―
そ
―
―
売
―
福
―
―
卸
―
、
10
9
52
―
療
9
9
―
―
医
9
7
0
―
援
10
―
0
100
支
―
―
0
902
習
16
―
0
100
、 学
10
9
―
802
育
9
9
林
―
1
教
9
7
、
0
44
貸
平成
26年度
0
2
賃
平成
25年度
0
38
品
平成
26年度
0
148
物
平成
25年度
業
960
産
平成
26年度
便
172
動
平成
25年度
、 郵
861
不
平成
26年度
業
業
信
平成
25年度
輸
情
通
平成
26年度
運
電 気 ・ガ ス・ 熱 供 給 ・ 水 道 業
報
平成
25年度
貸出金償却
期末残高
その他
27
業
漁
4,904
平成
26年度
目的使用
業
造
農
平成
26年度
当期減少額
当期増加額
業
製
業
農
期首残高
業種区分
(単位:百万円)
業
99
80
80
35
20
38
79
41
80
35
―
―
業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
学術研究、専門・技術サービス業
109
88
88
72
45
2
64
86
88
72
33
―
宿
業
329
39
39
16
290
37
38
1
39
16
―
―
業
10
11
11
11
3
0
7
10
11
11
―
―
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 、娯 楽 業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
教 育 、 学 習 支 援 業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
祉
1
―
―
―
―
―
1
―
―
―
―
―
そ の 他 の サ ー ビ ス 業
3
3
3
2
―
―
3
3
3
2
0
―
国 ・ 地 方 公 共 団 体 等
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
個
人
31
34
34
39
6
1
25
32
34
39
1
―
合
計
792
413
413
481
447
171
344
241
413
481
35
1
不
物
動
品
貸
泊
飲
医
産
賃
食
療
、
福
(注)
1.
当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しております。
2.
業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
4.
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定める
リスク・ウェイト区分
(単位:百万円)
合 計
平成25年度
格付適用有り
平成26年度
平成25年度
格付適用無し
平成26年度
平成25年度
平成26年度
95,618
88,241
―
―
95,618
10%
9,177
9,193
―
―
9,177
9,193
20%
45,698
55,635
101
101
45,597
55,534
35%
5,270
4,506
―
―
5,270
4,506
50%
7,159
7,493
6,279
6,742
880
750
75%
20,550
20,363
―
―
20,550
20,363
100%
26,982
27,129
800
800
26,182
26,329
150%
124
76
―
―
124
76
250%
655
467
―
―
655
467
1,250%
―
―
―
―
―
―
その他
―
―
―
―
―
―
合 計
211,238
213,108
7,181
7,644
204,057
205,463
0%
88,241
(注)
1.
格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
3.
コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、
CVAリスク及び中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
(単位:百万円)
信用リスク削減手法とは、金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には、預金担保、保証などが該当します。当金庫では、融資の取
期末残高
要な場合には、
お客さまへの十分な説明とご理解をいただいた上でご契約いただく等、適切な取扱に努めております。
平 成 2 5 年 度
283
281
―
283
281
平 成 2 6 年 度
281
151
―
281
151
平 成 2 5 年 度
792
413
447
344
413
平 成 2 6 年 度
413
481
171
241
481
平 成 2 5 年 度
1,075
695
447
628
695
平 成 2 6 年 度
695
633
171
523
633
上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、
さまざまな角度から可否の判断をしております。また、判断の結果、担保又は保証が必
当金庫が扱う担保には、
自金庫預金積金、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、民間保証等がありますが、その手続きについ
ては、金庫が定める
「貸出業務取扱規程」
及び
「不動産担保評価要領」
等により、適切な事務取扱及び適正な評価を行っております。
また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証に関して、
お客さまが期限の利益を失われた場合には、当該与信取引の範囲において、預金相殺を用い
る場合があります。この際、信用リスク削減方策の一つとして、金庫が定める
「貸出業務取扱規程」
や各種約定書に基づき、法的に有効である旨を確認のうえ事前
の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。
なお、
バーゼルⅢで定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、保証として釧路市、釧路町、弟子屈町、白糠町、一般社団法人しん
きん保証基金、その他担保預金等が該当します。そのうち保証に関する信用度の評価については、釧路市、釧路町、弟子屈町、白糠町は政府保証と同様、一般社
団法人しんきん保証基金は法人向けエクスポージャーとして適格格付機関が付与している格付により判定をしております。
また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に隔たることなく分散されております。
43
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
適格金融資産担保
保 証
クレジット・デリバティブ
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
2,368
2,161
10,053
9,312
―
―
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(注)
当金庫は、
適格金融資産担保について簡便手法を用いております。
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに
関するリスク管理の方針及び手続の概要
上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価及び時価から一定のストレス幅と各銘柄の感応度によるリスク計
測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの適切性をリスク管理委員会で検証・検討し、定期的あるいは必要に応じて、常務会・理事会において報
告する態勢を整備しております。
一方、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、その他ベンチャーファンド又は、投資事業組合への出資金に関しては、当金庫が定める
「有価証券等運用
規程」
及び
「資産査定事務取扱規程」
などに基づいた適正な運用・管理を行っております。また、
リスクの状況は財務諸表や運用報告を基にした評価による定期
的なモニタリングを実施するとともに、その状況については適宜経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。
なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める
「有価証券会計処理規程」
及び日本公認会計士協会の
「金融商品に関する実務指針」
に従った、適
正な処理を行っております。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の
リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
派生商品取引には、
市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、
取引相手方が支払い不能になることにより損失を受ける可能性のある信用リスクが
内包されております。
◎銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
1.
貸借対照表計上額及び時価等
(単位:百万円)
市場リスク管理は、
ALM上行った派生商品取引の時価評価額を把握することによって行い、
取引相手先の金融機関から入手した時価評価額と検証をし、
リスク管理
平成25年度
状況を取りまとめ、
定期的に常務会に報告しております。信用リスクは派生商品取引先を特定し、
カレントエクスポージャー方式により与信限度額を設定し管理して
貸借対照表計上額
おります。以上により市場リスク及び信用リスクについては、
当金庫の定める
「デリバティブ取引取扱規程」
により適切なリスク管理に努めております。
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
与 信 相 当 額 の
算出に用いる方式
カレントエクス
ポージャー方式
カレントエクス
ポージャー方式
グ ロ ス 再 構 築
コ ス ト の 額
409
936
グロス再構築コストの額
及びグロスのアドオン合
計額から担保による信用
リスク削減手法の効果を
勘案する前の与信相当額
を差し引いた額
担保による信用リスク削減
手法の効果を勘案する前の
与
信
相
当
額
4
12
4
12
4
12
4
12
(Ⅱ)
金利関連取引
―
―
―
―
(Ⅲ)
金関連取引
―
―
―
―
(Ⅳ)
株式関連取引
―
―
―
―
(Ⅴ)
貴金属
(金を除く)
関連取引
―
―
―
―
(Ⅵ)
その他コモディティ関連取引
―
―
―
―
(Ⅶ)
クレジット・デリバティブ
―
―
―
―
―
―
―
―
4
12
4
12
①派生商品取引合計
―
(注)
グロス再構築コストの額は、
0を下回らないものに限っております。
担保の種類別の額/該当する項目がありません。
与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの種類別
想定元本額/該当する項目がありません。
信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレ
ジット・デリバティブの想定元本額/該当する項目がありません。
担保による信用リスク削減
手法の効果を勘案した後の
与
信
相
当
額
平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度
(Ⅰ)
外国為替関連取引
―
(単位:百万円)
②長期決済期間取引
合 計
当金庫は証券化取引を行っておりません。
オペレーショナル・リスクに関する事項
貸借対照表計上額
時 価
627
627
1,702
1,702
非 上 場 株 式 等
701
701
710
710
1,329
1,329
2,412
2,412
場
株
式
合
計
(注)1.時価は、
期末日における市場価格等に基づいております。
2.投資信託の裏付資産のうち、
出資等エクスポージャーに該当する分は、
一括して
「上場株式等」に含めております。
3.「非上場株式等」
には、
時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式、
子会社株式、
その他資産勘定に計上している信金中央金庫普通出資金等が含まれます。
2.
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
平成25年度
(単位:百万円)
平成26年度
売
却
益
104
53
売
却
損
15
10
却
0
―
償
(注)損益計算書における損益の額を記載しております。
3.
貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
評
証券化エクスポージャーに関する事項
時 価
等
上
◎派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
平成26年度
価
損
益
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
―
―
4.
貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
評
価
損
益
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
―
―
1. リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫では、
オペレーショナル・リスクを
「業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること、
または外生的な事象により損失を被るリスク」
と定
義しています。当金庫はオペレーショナル・リスクについて、事務リスク、
システムリスク、法務リスク、風評リスクの各リスクを含む幅広いリスクと考え、管理体
制や管理方法に関するリスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリスクを認識し、評価しております。
リスクの計測に関しましては、当面、基礎的手法を採用することとし、態勢を整備しております。
また、
これらリスクに関しましては、
リスク管理委員会におきまして協議・検討するとともに、必要に応じて経営陣による常務会・理事会において報告する態勢
を整備しております。
2. オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫は基礎的手法を採用しております。
44
銀行勘定における金利リスクに関する事項
1. リスク管理方針及び手続の概要
金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫においては、双方ともに定期的な評
価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク
(パーセンタイル値)
の計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュレーションによ
る収益の影響度、更には新商品等の導入による影響など、ALM管理システム等により定期的に計測を行い、
リスク管理委員会で協議・検討するとともに、必
要に応じて経営陣へ報告を行うなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。
45
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎銀行勘定における金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
運用勘定
調達勘定
金利リスク量
区 分
平成25年度
貸
出
有
価
証
券
預
け
コ ー ル ロ ー ン
そ
の
運 用 勘 定 合
282
667
0
―
―
950
期
求
達
勘
性
払
の
平成25年度
預
預
定
合
金
金
他
計
平成26年度
8
―
0
8
7
―
0
7
(注)
1.
銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの
(例えば、貸出金、有価証券、預金等)
が、金利ショックにより
発生するリスク量を見るものです。
当金庫では、金利ショックを99パーセンタイル値として銀行勘定の金利リスクを算出しております。
2.
要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求払預金のうち、
引き出されることなく長期間金融機関に
滞留する預金をコア預金と定義し、
当金庫では、普通預金等の額の50%相当額を0∼5年の期間に均等に振り分けて
(平均2.5年)
リスク量を算定しています。
3.
銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
銀行勘定の金利リスク
(942百万円)
=運用勘定の金利リスク量(950百万円)―調達勘定の金利リスク量(7百万円)
2. 内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
金利リスクの前提は、以下の定義に基づいて算定しております。
◆金利感応資産・負債
◆計測手法
預貸金、
有価証券、
預け金、
その他の金利・期間を有する資産・負債
金利ラダー方式
◆コア預金
対 象:流動性預金全般
(当座、普通、貯蓄等)
算定方法:①過去5年の最低残高
②過去5年分の最大年間流出量を現残高から
差引いた残高
◆金利ショック幅
99パーセンタイル又は1パーセンタイル値
◆リスク計測の頻度
四半期毎
③現残高の50%相当額
以上3つのうち最小の額を上限
満 期:5年以内
(平均2.5年)
連結における事業年度の開示事項
連結の範囲に関する事項
1.連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団
(以下
「連結グループ」
という。)
に属する会社と連結財務諸表の用語、様式および作成方法に
関する規則に基づき連結の範囲に含まれる会社との相違点
当金庫の連結自己資本比率算出上の対象会社は
「釧信ビジネス株式会社」
です。
「釧信ビジネス株式会社」
は、当信用金庫グループの財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を誤らせない程度に重要性が乏しいと認められるため、
連結財務諸表は作成しておりません。
2.連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
うち、出資金及び資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額
(△)
該当ありません。
4.連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれないもの及び連結グループに属しない会社であって会計連結範囲に含まれるものの
名称、貸借対照表の総資産の額及び純資産の額並びに主要な業務の内容
会社の名称 : 釧信ビジネス株式会社
主要な業務内容 : 事務処理代行業務、人材派遣業務
総資産の額 : 14百万円
―
―
うち、為替換算調整勘定
―
―
うち、退職給付に係るものの額 ―
―
コア資本に係る調整後少数株主持分の額
―
―
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
281
151
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
281
151
うち、適格引当金コア資本算入額
―
―
適格旧資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
―
―
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
―
―
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
―
―
少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
―
―
8,845
8,992
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
コア資本に係る調整項目(2)
無形固定資産
(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
の額の合計額
38
―
42
―
―
―
―
―
38
―
42
―
繰延税金資産
(一時差異に係るものを除く。)
の額
―
―
―
―
適格引当金不足額
―
―
―
―
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
―
―
―
―
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
―
―
―
―
111
―
88
―
自己保有普通出資等
(純資産の部に計上されるものを除く。)
の額
―
―
―
―
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
―
―
―
―
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
―
―
―
―
信用金庫連合会の対象普通出資等の額
―
―
―
―
特定項目に係る10パーセント基準超過額
―
―
―
―
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
―
―
―
―
うち、
モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
―
―
―
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
―
―
―
―
特定項目に係る15パーセント基準超過額
―
―
―
―
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
―
―
―
―
うち、
モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
―
―
―
―
うち、繰延税金資産
(一時差異に係るものに限る。)
に関連するものの額
―
―
―
―
149
130
8,696
8,861
うち、のれんに係るもの
(のれん相当差額を含む。)
の額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
退職給付に係る資産の額
自己資本
リスク・アセット等
(3)
信用リスク・アセットの額の合計額
56,805
58,262
△ 1,635
△ 1,635
うち、無形固定資産
(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
―
―
うち、繰延税金資産
―
―
うち、退職給付に係る資産
―
―
△ 1,635
△ 1,635
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
うち、上記以外に該当するものの額
純資産の額 : 10百万円
5.連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要
制限等はありません。
連結子会社は親会社である釧路信用金庫に従属する業務を営んでおり、
自己資本調達手段の概要等についても当金庫と同じ内容であるため、以下の開示項目
については
「単体における事業年度の開示事項」
(40∼46ページ)
をご参照ください。
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
証券化エクスポージャーに関する事項 オペレーショナル・リスクに関する事項
8,166
―
自己資本の額
(
(イ)
−
(ロ)
)
(ハ)
3.金融業務を営む関連法人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び主要な業務の内容
702
7,887
コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等
: 事務処理代行業務、人材派遣業務等
信用リスクに関する項目 経過措置による
不算入額
8,840
704
27
主要な業務内容
: 釧信ビジネス株式会社
8,563
―
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
自己資本調達手段の概要
平成26年度
28
:1社
経過措置による
不算入額
うち、上記以外に該当するものの額
連結子会社の数
主要な連結子会社の名称
(単位:百万円)
平成25年度
コア資本に係る基礎項目
(1)
942
1,019
銀 行 勘 定 の 金 利リスク
定
要
そ
調
項 目
金利リスク量
区 分
平成26年度
302
724
0
―
―
1,027
金
等
金
等
他
計
◎自己資本の構成に関する開示事項〈連結自己資本比率〉
―
―
5,573
5,600
信用リスク・アセット調整額
―
―
オペレーショナル・リスク相当額調整額
―
―
62,378
63,863
13.94%
13.87%
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
連結自己資本比率
連結自己資本比率
(
(ハ)
/
(ニ)
)
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有す
(注)1.自己資本比率の算出方法を定めた
る資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」
に基づき算出しております。
なお、
当金庫
グループは国内基準を採用しております。
銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 銀行勘定における金利リスクに関する事項
◎その他金融機関等
(自己資本比率告示第五条第七項第一号に規定するその他金融機関をいう。)
であって信用金庫又は信用金庫連合会の子法人等である
もののうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額に関しましては、当金庫は、対象となる会社はありません。
46
47
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
◎自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
イ.信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計
56,805
2,272
58,262
2,330
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
58,434
2,337
59,880
2,395
999
39
1,006
40
9,089
363
11,175
447
法人等向け
17,350
694
17,160
686
中小企業等向け及び個人向け
ソブリン向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
16,334
653
16,318
652
抵当権付住宅ローン
1,824
72
1,560
62
不動産取得等事業向け
3,060
122
2,469
98
561
22
348
13
12
0
8
0
3ヵ月以上延滞等
取立未済手形
―
―
―
―
出資等
730
29
1,609
64
出資等のエクスポージャー
730
29
1,609
64
―
―
―
―
8,470
338
8,223
328
2,726
109
2,726
109
600
24
600
24
1,637
65
1,169
46
上記以外のエクスポージャー
―
―
0
0
②証券化エクスポージャー
―
―
―
―
3
0
10
0
―
―
―
―
△ 1,635
△ 65
△ 1,635
△ 65
⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額
2
0
5
0
⑦中央清算機関関連エクスポージャー
0
0
1
0
5,573
222
5,600
224
62,378
2,495
63,863
2,554
株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付
重要な出資のエクスポージャー
上記以外
他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通出資等に
該当するもの以外のものに係るエクスポージャー
信用金庫連合会の対象普通出資等であってコア資本に係る調整項目の額に
算入されなかった部分に係るエクスポージャー
特定項目のうち調整項目に算入されない部分に係るエクスポージャー
③複数の資産を裏付とする資産
(所謂ファンド)
のうち、個々の資産の把握が困難な資産
④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
ロ.オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
ハ.連結総所要自己資本額
(イ+ロ)
1.所要自己資本額=リスク・アセット×4%
(注)
2.
「エクスポージャー」
とは、
資産
(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3.
「ソブリン」
とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、国際開発銀行、信用保証協会及び農林漁業信用基金の
ことです。
4.
「3ヵ月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関
向け」、
「法人等向け」
においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5.
当金庫グループは、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。
オペレーショナル・リスク
相当額
(基礎的手法)
の算定方法
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)
×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%
◎信用リスクに関する事項
1.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
<業種別>
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメント及びその他の
デリバティブ以外のオフ・バランス取引
業種区分
債 券
3ヵ月以上延滞
エクスポージャー
デリバティブ取引
平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度
製
造
業
農
業
、
林
業
漁
業
鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業
建
設
業
電 気・ガ ス・熱 供 給・水 道 業
情
報
通
信
業
運 輸 業 、 郵 便 業
卸 売 業 、 小 売 業
金 融 業 、 保 険 業
不
動
産
業
物
品
賃
貸
業
学術研究、
専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生活関連サービス業、娯楽業
教 育 、学 習 支 援 業
医
療
、
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス 業
国・地 方 公 共 団 体 等
個
人
そ
の
他
合
計
4,904
692
782
517
6,644
861
172
2,777
9,573
55,702
6,154
154
933
2,390
1,270
1,294
103
5,676
1,569
78,340
21,923
8,790
211,228
4,962
743
776
598
7,357
960
148
2,658
8,944
78,828
5,342
95
753
2,039
1,224
1,182
96
5,069
1,608
58,452
21,567
9,685
213,098
3,658
692
782
494
6,114
2
38
1,968
9,314
2,214
5,823
125
933
2,390
1,270
1,290
103
5,676
1,569
24,826
21,923
6
91,220
3,436
743
776
590
6,857
1
44
1,850
8,685
2,201
5,142
95
753
2,039
1,224
1,178
96
5,069
1,578
27,028
21,567
19
90,982
1,104
―
―
―
499
802
100
802
200
8,232
300
―
―
―
―
―
―
―
―
53,514
―
―
65,556
1,403
―
―
―
499
902
100
802
200
7,168
200
―
―
―
―
―
―
―
―
31,423
―
―
42,701
38
―
24
―
52
―
―
0
86
―
97
―
277
16
46
0
―
―
7
―
36
―
684
18
0
27
―
84
―
―
―
213
19
199
―
338
102
52
32
―
―
1
―
37
―
1,128
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
(注)
1.オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除きます。
2.
「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3.
上記の
「その他」
は、
裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
具体的には現金、投資信託、
その他資産、有形固定資産、繰延税金資産が含まれます。
4.
CVAリスク及び中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
5.
当金庫グループは、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しております。
6.
業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
<残存期間別>
(単位:百万円)
1年以下
貸 出 金
債
券
1年超3年以下
3年超5年以下
5年超7年以下
平成
25年度
平成
26年度
平成
25年度
平成
26年度
平成
25年度
平成
26年度
平成
25年度
22,642
25,033
15,069
14,506
12,214
12,704
9,235
3,613
2,100
5,002
5,187
6,421
11,775
25,230
平成
26年度
7年超
期間の定めの
ないもの
平成
25年度
平成
26年度
平成
25年度
7,502
22,663
21,394
8,944
9,286
25,184
14,271
―
合計
平成
26年度
平成
25年度
平成
26年度
9,517
90,768
90,659
―
65,452
42,621
2.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額、
3.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等については、
単体における事業年度の開示と同額です
(42・43ページをご参照ください)
4.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定める
リスク・ウェイト区分
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
250%
1,250%
その他
合 計
平成25年度
合 計
95,618
9,177
45,698
5,270
7,159
20,550
26,972
124
655
―
―
211,228
平成26年度
88,241
9,193
55,635
4,506
7,493
20,363
27,119
76
467
―
―
213,098
(単位:百万円)
格付適用有り
平成25年度
平成26年度
―
―
101
―
6,279
―
800
―
―
―
―
7,181
―
―
101
―
6,742
―
800
―
―
―
―
7,644
格付適用無し
平成25年度
平成26年度
95,618
9,177
45,597
5,270
880
20,550
26,172
124
655
―
―
204,047
88,241
9,193
55,534
4,506
750
20,363
26,319
76
467
―
―
205,453
(注)
1.
格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
3.コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、
CVAリスク及び中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。
◎信用リスク削減手法に関する事項/◎派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項/◎証券化エクス
ポージャーに関する事項/◎銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項/◎銀行勘定における金利リスク
に関する事項については、単体における事業年度の開示と同額です
(44∼46ページをご参照ください)
48
49
資 料
KUSHIRO SHINKIN Disclosure 2015
不良債権等への対応
信用金庫法施行規則に基づく開示項目
当金庫では、不良債権の発生を最小限に抑え、貸出資産の健全性を高めるため、審査態勢の強化に努めるとともに、
信用リスク管理態勢の充実を図っております。
◎リスク管理債権の引当・保全状況
区 分
破
綻
延
先
滞
債
権
債
権
3 カ 月 以 上 延 滞 債 権
貸 出 条 件 緩 和 債 権
合
計
(単位:百万円)
残高
(A)
平
平
平
平
平
平
平
平
平
平
成
成
成
成
成
成
成
成
成
成
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
5
6
5
6
5
6
5
6
5
6
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
担保・保証
(B)
貸倒引当金
(C)
329
163
2,005
1,888
―
―
459
187
2,794
2,238
113
71
297
408
―
―
83
39
495
519
443
234
2,312
2,359
―
―
1,036
373
3,792
2,966
保全率
(B+C)
(
/ A)
100.0%
100.0%
99.6%
97.3%
―
―
52.3%
60.6%
86.7%
93.0%
■項目の説明
(注)「破綻先債権」
1.
とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未
収利息を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)
のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。
①更生手続開始の申立てがあった債務者
②再生手続開始の申立てがあった債務者
③破産手続開始の申立てがあった債務者
④特別清算開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
とは、
未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。
2.「延滞債権」
①上記
「破綻先債権」
に該当する貸出金
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金
3.「3カ月以上延滞債権」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。
とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利
4.「貸出条件緩和債権」
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない貸出金です。
5. なお、
これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全
てが損失となるものではありません。
6.「担保・保証額」
は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。
については、
リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、貸借対照表の残高より少なくなっています。
7.「貸倒引当金」
8.「保全率」
はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒引当金を設定している割合です。
◎金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況
開示残高
(a)
区 分
金 融 再 生 法 上 の
不
良
債
権
破産更生債権及び
こ れらに 準 ず る 債 権
危
要
正
険
管
常
債
理
債
債
合
権
権
権
計
平
平
平
平
平
平
平
平
平
平
平
平
成
成
成
成
成
成
成
成
成
成
成
成
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
5
6
5
6
5
6
5
6
5
6
5
6
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
3,805
2,978
1,555
937
1,213
1,667
1,036
373
87,666
88,168
91,472
91,147
保全額
(b)
3,292
2,760
1,555
937
1,193
1,595
542
226
担 保 保 証
による回 収
見 込 額( c )
2,795
2,239
1,213
749
1,122
1,302
459
187
(単位:百万円)
貸倒引当金
(d)
496
521
341
188
71
293
83
39
保全率
(b)
(
/ a)
86.5%
92.7%
100.0%
100.0%
98.4%
95.7%
52.3%
60.6%
引当率
(d)
(
/ a-c)
49.1%
70.5%
100.0%
100.0%
78.6%
80.3%
14.4%
21.0%
■項目の説明
(注)1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
とは、
破産手続開始、
更正手続開始、
再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及
びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」
とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない
可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」
とは、
「3カ月以上延滞債権」
及び
「貸出条件緩和債権」
に該当する貸出金をいいます。
4.「正常債権」
とは、
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
「
、危険債権」
「
、要管理債権」
以外の債権
をいいます。
◎貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
42ページをご覧ください。
◎貸出金償却の額
(単位:千円)
区 分
貸
50
出
金
平成25年度
償
却
35,604
平成26年度
1,908
開 示 項 目
掲載頁
1 金庫の概況及び組織に関する事項
①事業の組織
②理事・監事の氏名及び役職名
③事務所の名称及び所在地
25
24
22∼23
2 金庫の主要な事業の内容
3 金庫の主要な事業に関する事項
18
2
(1)直近の事業年度における事業の概況
(2)直近の5事業年度における主要な事業の状況
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④出資総額及び出資総口数
⑤純資産額
⑥総資産額
⑦預金積金残高
⑧貸出金残高
⑨有価証券残高
⑩単体自己資本比率
⑪出資に対する配当金
⑫役員数
(うち常勤役員数)
⑬職員数
⑭会員数
(3)直近の2事業年度における事業の状況
①主要な業務の状況を示す指標
ア. 業務粗利益及び業務粗利益率
イ. 資金運用収支、役務取引等収支及びその
他業務収支
ウ. 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平
均残高、利息、利回り及び資金利鞘
エ. 総資産経常利益率
オ. 総資産当期純利益率
カ. 受取利息及び支払利息の増減
2
4 金庫の事業の運営に関する事項
①リスク管理の態勢
②コンプライアンスの態勢
③中小企業の経営の改善及び地域の
活性化のための取組の状況
④金融ADR制度への対応
5 金庫の直近の2事業年度における財産の状況
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその
合計額
①破綻先債権に該当する貸出金
②延滞債権に該当する貸出金
③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金
(4)次に掲げるものに関する取得価額又は
契約価額、時価及び評価損益
①有価証券
②金銭の信託
③規則第102条第1項第5号に掲げる取引
34∼35
35∼36
③貸出金等に関する指標
ア. 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引
手形の平均残高
イ. 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸
出金の残高
ウ. 預貸率の期末値及び期中平均値
エ. 貸出金の担保別内訳、債務保証見返の
担保別内訳
オ. 使途別の貸出金残高
カ. 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額
に占める割合
36∼37
37
8
9
11∼15
5
29∼33
50
39∼49
38
該当ございません
該当ございません
(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
42
(6)貸出金償却の額
50
(7)金庫が貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分
計算書又は損失金処理計算書について
会計監査人の監査を受けている場合にはその旨
33
(8)財務諸表の適正性及び
財務諸表作成に係る内部監査の有効性の確認・
署名
33
6 報酬体系について
34
「自己資本比率規制 第3の柱」に
基づく開示項目
開 示 項 目
該当ございません
掲載頁
損益計算書及び剰余金処分計算書
(1)貸借対照表、
又は損失金処理計算書
(3)自己資本の充実の状況
②預金に関する指標
ア. 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金そ
の他の預金の平均残高
イ. 固定金利定期預金、変動金利定期預金及
びその他の区分ごとの定期預金の残高
④有価証券に関する指標
ア. 商品有価証券の種類別の平均残高
(国債、地方債、短期社
イ. 有価証券の種類別
債、社債、株式及び外国証券その他の証
券の区分をいう。)
の残存期間別の残高
(国債、地方債、短期社
ウ. 有価証券の種類別
債、社債、株式及び外国証券その他の証
券の区分をいう。)
の平均残高
エ. 預証率の期末値及び期中平均値
開 示 項 目
掲載頁
1 単体における事業年度の開示事項
①定性的な開示事項
②自己資本の構成に関する開示事項
③定量的な開示事項
40∼46
2 連結における事業年度の開示事項
①定性的な開示事項
②自己資本の構成に関する開示事項
③定量的な開示事項
46∼49
金融再生法に基づく開示項目
開 示 項 目
金融再生法開示債権
掲載頁
50
51
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