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Tプロテクション(一般傷害保険) 2014年10月1日~2016

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Tプロテクション(一般傷害保険) 2014年10月1日~2016
普通保険約款および特約
ご契約者の皆様へ
このたびは弊社のTプロテクション(一般傷害保険)をご契約いただきありがとうございま
した。厚くお礼申し上げます。
弊社は、親切丁寧なサービスと万一の際の迅速公正なお支払いをモットーとし、全国ネット
ワークのオンライン・サービスにより、広く皆様のご愛顧をたまわっております。
今後とも、東京海上日動の保険をぜひご愛用くださいますようお願い申し上げます。なお、
ご契約者と被保険者(保険の対象となる方)が異なる場合は内容を被保険者にご説明いただき
ますようお願い申し上げます。
事故受付
サービス
「フリーダイヤル 」
暮らしに関する無料
相談サービス
「フリーダイヤル 」
Sレ
● ご 注 意 ●
1. 保険料払込みの際は、弊社所定の保険料領収証を発行しますので、お確かめください。
2. ご契約手続きから 1 か月を経過しても保険証券が届かない場合は、弊社にお問い合わせく
ださい。お問い合わせに際しましては、保険料領収証番号、保険の種類、保険期間(保
険のご契約期間)および代理店名をご連絡願います。
3. ご契約内容および事故報告内容の確認について
損害保険会社等の間では、傷害保険等について不正契約における事故招致の発生を未
然に防ぐとともに、保険金の適正かつ迅速・確実な支払を確保するため、契約締結およ
び事故発生の際、同一被保険者または同一事故に係る保険契約の状況や保険金請求の状
況について一般社団法人日本損害保険協会に登録された契約情報等により確認を行って
おります。
確認内容は、上記目的以外には用いません。ご不明な点は、弊社にお問い合わせくだ
さい。
● 代理店の役割 ●
代理店は弊社との委託契約に基づき、保険契約の締結・契約の管理業務等の代理業務
を行っております。したがいまして、代理店との間で有効に成立したご契約については
弊社と直接締結されたものとなります。
ご契約の代理店はご契約者の皆様のご契約状況を常に承知いたしております。ご契約
内容についてのお問い合わせ等はご契約の代理店または弊社にお申し出ください。
用語
定義
保険金額 保険証券記載の保険金額をいいます。
補償金等 災害補償規定等に基づき支払われる
補償金または見舞金をいいます。
補償対象 保険証券記載の補償対象者をいいま
者
す。
労災保険 労働者災害補償保険法もしくは船員
法等
保険法またはその他日本国の労働災
害補償法令をいいます。
一般傷害保険普通保険約款
第1章 用語の定義条項
第1条(用語の定義)
この約款およびこの保険契約に付帯された特約
において、下表の用語の意味は、それぞれ次の定
義によります。
用語
定義
医学的他 理学的検査、神経学的検査、臨床検
覚所見
査、画像検査等により認められる異
常所見をいいます。
遺族
労働基準法施行規則第42条にいう遺
族補償を受けるべき者をいいます。
危険
傷害または損害の発生の可能性をい
います。
競技等
競技、競争、興行(*1)または試運転
(*2)をいいます。
(*1) いずれもそのための練習を含み
ます。
(*2) 性能試験を目的とする運転また
は操縦をいいます。
告知事項 危険に関する重要な事項のうち、保
険契約申込書の記載事項とすること
によって当会社が告知を求めたもの
をいいます。(*1)
(*1) 他の保険契約等に関する事項を
含みます。
災害補償 従業員等の業務中および業務外の災
規定等
害等に対し、補償を行うことを定め
た規定をいいます。(*1)
(*1) 従業員等に対し、労災保険法等
の給付のほかに一定の災害補償を行
うことを目的とする労働協約、就業
規則、災害補償規程等を含みます。
自動車等 自動車または原動機付自転車をいい
ます。
乗用具
自動車等、モーターボート(*1)、ゴー
カート、スノーモービルその他これ
らに類するものをいいます。
(*1) 水上オートバイを含みます。
他の保険 この保険契約の全部または一部に対
契約等
して支払責任が同じである他の保険
契約または共済契約をいいます。
治療
医師(*1)が必要であると認め、医師
(*1)が行う治療をいいます。
(*1) 被保険者または補償対象者が医
師である場合は、被保険者および補
償対象者以外の医師をいいます。
通院保険 保険証券記載の通院保険金日額をい
金日額
います。
入院保険 保険証券記載の入院保険金日額をい
金日額
います。
配偶者
婚姻の相手方をいい、婚姻の届出を
していないが事実上婚姻関係と同様
の事情にある者を含みます。
保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。
保険金
この契約に付帯された特約のそれぞ
れに規定する保険金をいいます。
第2章 補償条項
第2条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、補償対象者が日本国内または国外に
おいて急激かつ偶然な外来の事故(*1)によってそ
の身体に傷害を被った場合に、下表の傷害または
損害に対して、この約款およびこの保険契約に付
帯された特約に従い保険金を支払います。
傷害補償型 その補償対象者が被った傷害
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者またはその遺
族に対して補償金等の支払責任を
負担することによって被る損害
(2) (1)の傷害には、身体外部から有毒ガスまたは
有毒物質を偶然かつ一時に吸入、吸収または摂
取した場合に急激に生ずる中毒症状(*2)を含みま
す。ただし、細菌性食中毒およびウイルス性食中
毒は含みません。
(*1) 以下「事故」といいます。
(*2) 継続的に吸入、吸収または摂取した結果生ずる
中毒症状を除きます。
第3条(保険金を支払わない場合−その1)
(1) 当会社は、下表のいずれかに該当する事由によ
って生じた傷害またはその傷害により被った損害
に対しては、保険金を支払いません。
① 保険契約者(*1)、被保険者または補償対象者
の故意または重大な過失
② 保険金を受け取るべき者(*2)の故意または重
大な過失。ただし、その者が保険金の一部
の受取人である場合には、保険金を支払わ
ないのはその者が受け取るべき金額に限り
ます。
③ 補償対象者の自殺行為、犯罪行為または闘
争行為
④ 補償対象者が次のいずれかに該当する間に
生じた事故
ア. 法令に定められた運転資格(*3)を持たな
いで自動車等を運転している間
イ. 道路交通法第65条第1項に定める酒気を
帯びた状態で自動車等を運転している間
ウ. 麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナ
ー等の影響により正常な運転ができない
おそれがある状態で自動車等を運転して
いる間
⑤ 補償対象者の脳疾患、疾病または心神喪失
⑥ 補償対象者の妊娠、出産、早産または流産
−1−
⑦ 補償対象者に対する外科的手術その他の医
療処置。ただし、外科的手術その他の医療
処置によって生じた傷害が、当会社が保険
金を支払うべき傷害の治療によるものであ
る場合には、保険金を支払います。
⑧ 補償対象者に対する刑の執行
⑨ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、
内乱、武装反乱その他これらに類似の事変
または暴動(*4)
⑩ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑪ 核燃料物質(*5)もしくは核燃料物質(*5)によ
って汚染された物(*6)の放射性、爆発性その
他の有害な特性またはこれらの特性による
事故
⑫ ⑨から⑪までの事由に随伴して生じた事故
またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて
生じた事故
⑬ ⑪以外の放射線照射または放射能汚染
② 補償対象者が次に掲げるいずれかに該当す
る間
ア. 乗用具を用いて競技等をしている間。た
だし、下記ウ.に該当する場合を除き、自
動車等を用いて道路上で競技等をしてい
る間については、保険金を支払います。
イ. 乗用具を用いて競技等を行うことを目的
とする場所において、競技等に準ずる方
法または態様により乗用具を使用してい
る間。ただし、下記ウ.に該当する場合を
除き、道路上で競技等に準ずる方法また
は態様により自動車等を使用している間
については、保険金を支払います。
ウ. 法令による許可を受けて、一般の通行を
制限し、道路を占有した状態で、自動車
等を用いて競技等をしている間または競
技等に準ずる方法もしくは態様により自
動車等を使用している間
けい
(2) 当会社は、補償対象者が 頸 部症候群(*7)、腰痛 第5条(それぞれの型の被保険者とその義務)
その他の症状を訴えている場合であっても、それ (1) この保険契約における被保険者は、この保険契
約に付帯される各特約に定めのないかぎり、下表
を裏付けるに足りる医学的他覚所見のないものに
のとおりとします。
対しては、その症状の原因が何であるかにかかわ
傷害補償型 保険証券記載の補償対象者としま
らず、保険金を支払いません。
す。
(*1) 保険契約者が法人である場合は、その理事、取
事業補償型 災害補償規定等に基づいてその補
締役または法人の業務を執行するその他の機関
償対象者またはその遺族に対して
をいいます。
補償金等の支払責任を負担するそ
(*2) 保険金を受け取るべき者が法人である場合は、
の補償対象者の所属する企業等で、
その理事、取締役または法人の業務を執行する
保険証券記載のものとします。
その他の機関をいいます。
(*3) 運転する地における法令によるものをいいま (2) 事業補償型の場合、被保険者は第2条(保険金
す。
を支払う場合)(1)の表の損害に対して支払われた
(*4) 群衆または多数の者の集団の行動によって、全
保険金の全額を、その補償対象者またはその遺族
国または一部の地区において著しく平穏が害さ
に支払わなければなりません。
れ、治安維持上重大な事態と認められる状態を (3) (2)の規定に違反した場合には、被保険者は、
いいます。
既に受領した保険金のうちその補償対象者または
(*5) 使用済燃料を含みます。
その遺族に支払われなかった部分を当会社に返還
(*6) 原子核分裂生成物を含みます。
しなければなりません。
(*7) いわゆる「むちうち症」をいいます。
第6条(他の身体の障害または疾病の影響)
第4条(保険金を支払わない場合−その2)
(1) 補償対象者が第2条(保険金を支払う場合)の
当会社は、補償対象者が下表のいずれかに該当
傷害を被った時既に存在していた身体の障害もし
する間に生じた事故によって被った傷害またはそ
くは疾病の影響により、または同条の傷害を被っ
の傷害により被った損害に対しては、保険金を支
た後にその原因となった事故と関係なく発生した
払いません。
傷害もしくは疾病の影響により同条の傷害が重大
となった場合は、当会社は、その影響がなかった
① 補償対象者が別表1に掲げる運動等を行っ
ときに相当する金額を支払います。
ている間
(2) 正当な理由がなく補償対象者が治療を怠ったこ
とまたは保険契約者、被保険者もしくは保険金を
受け取るべき者が治療をさせなかったことにより
第2条の傷害が重大となった場合も、(1)と同様の
方法で支払います。
第7条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払
額)
事業補償型で他の保険契約等がある場合におい
て、支払責任額(*1)の合計額が、災害補償規定等
に基づいて支払うべき補償金等の額を超えるとき
は、当会社は、下表に掲げる額を保険金として支
払います。
−2−
された場合であっても、第18条(保険契約解除の
効力)の規定にかかわらず、当会社は、保険金を
支払いません。この場合において、既に保険金を
支払っていたときは、当会社は、その返還を請求
することができます。
災害補償規定等に基づい
て支払うべき補償金等の (5) (4)の規定は、(2)に規定する事実に基づかずに発
生した傷害については適用しません。
額から、他の保険契約等
から支払われた保険金ま (*1) 当会社のために保険契約の締結の代理を行う者
が、事実を告げることを妨げた場合または事実
たは共済金の合計額を差
を告げないこともしくは事実と異なることを告
し引いた残額。ただし、
げることを勧めた場合を含みます。
この保険契約の支払責任
第10条(職業または職務の変更に関する通知義務)
額(*1)を限度とします。
(*1) 他の保険契約等がないものとして算出した支払 (1) 保険契約締結の後、補償対象者が保険証券記載
の職業または職務を変更した場合は、保険契約者
うべき保険金または共済金の額をいいます。
または被保険者は、遅滞なく、その事実を当会社
第3章 基本条項
に通知しなければなりません。
(2) 職業に就いていない補償対象者が新たに職業に
第8条(保険責任の始期および終期)
就いた場合または保険証券記載の職業に就いてい
(1) 当会社の保険責任は、保険期間の初日の午後4
た補償対象者がその職業をやめた場合も(1)と同
時(*1)に始まり、末日の午後4時に終わります。
様とします。
(2) (1)の時刻は、日本国の標準時によるものとし
(3) 保険契約者または被保険者が故意または重大な
ます。
過失によって、遅滞なく(1)または(2)の規定によ
(3) 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険料
る通知をしなかった場合において、変更後料率
領収前に生じた事故による傷害またはその傷害に
(*1)が変更前料率(*2)よりも高いときは、当会社
より被った損害に対しては、保険金を支払いませ
は、職業または職務の変更の事実(*3)があった後
ん。
に生じた事故による傷害またはその傷害により被
(*1) 保険証券にこれと異なる時刻が記載されている
った損害に対しては、変更前料率(*2)の変更後料
場合はその時刻とします。
率(*1)に対する割合により、保険金を削減して支
第9条(告知義務)
払います。
(1) 保険契約者または被保険者になる者は、保険契
約締結の際、告知事項について、当会社に事実を (4) (3)の規定は、当会社が、(3)の規定による保険金
を削減して支払うべき事由の原因があることを知
正確に告げなければなりません。
った時から保険金を削減して支払うことについて
(2) 当会社は、保険契約締結の際、保険契約者また
被保険者もしくは保険金を受け取るべき者に対す
は被保険者が、告知事項について、故意または重
る通知をしないで1か月を経過した場合または職
大な過失によって事実を告げなかった場合または
業または職務の変更の事実(*3)があった時から5
事実と異なることを告げた場合は、保険契約者に
年を経過した場合には適用しません。
対する書面による通知をもって、この保険契約を
(5) (3)の規定は、職業または職務の変更の事実(*3)
解除することができます。
に基づかずに発生した傷害またはその傷害により
(3) (2)の規定は、下表のいずれかに該当する場合
被った損害については適用しません。
には適用しません。
(6) (3)の規定にかかわらず、職業または職務の変
① (2)に規定する事実がなくなった場合
更の事実(*3)が生じ、この保険契約の引受範囲
② 当会社が保険契約締結の際、(2)に規定する事
(*4)を超えることとなった場合には、当会社は、
実を知っていた場合または過失によってこ
保険契約者に対する書面による通知をもって、こ
れを知らなかった場合(*1)
の保険契約を解除することができます。
③ 保険契約者または被保険者が、第2条(保
(7) (6)の規定による解除が傷害の発生した後にな
険金を支払う場合)の事故によって補償対
された場合であっても、第18条(保険契約解除の
象者が傷害を被る前に、告知事項について、
効力)の規定にかかわらず、職業または職務の変
書面をもって訂正を当会社に申し出て、当
更の事実(*3)が生じた時から解除がなされた時ま
会社がこれを承認した場合。なお、当会社
でに発生した事故による傷害またはその傷害によ
が、訂正の申出を受けた場合において、そ
り被った損害に対しては、当会社は、保険金を支
の訂正を申し出た事実が、保険契約締結の
払いません。この場合において、既に保険金を支
際に当会社に告げられていたとしても、当
払っていたときは、当会社は、その返還を請求す
会社が保険契約を締結していたと認めると
ることができます。
きに限り、これを承認するものとします。
(*1) 変更後の職業または職務に対して適用されるべ
④ 当会社が、(2)の規定による解除の原因がある
き保険料率をいいます。
ことを知った時から1か月を経過した場合
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保
または保険契約締結時から5年を経過した
険料率をいいます。
場合
(*3) (1)または(2)の変更の事実をいいます。
(4) (2)の規定による解除が傷害の発生した後にな (*4) 保険料を増額することにより保険契約を継続す
① 他の保険契約等か
ら保険金または共
済金が支払われて
いない場合
② 他の保険契約等か
ら保険金または共
済金が支払われた
場合
この保険契約の支払責任
額(*1)
−3−
ることができる範囲として保険契約の締結の際
③ 保険契約者が、次のいずれかに該当するこ
に当会社が交付する書面等において定めたもの
と。
をいいます。
ア. 反社会的勢力(*1)に該当すると認められ
第11条(保険契約者の住所変更)
ること。
保険契約者が保険証券記載の住所または通知先
イ. 反社会的勢力(*1)に対して資金等を提供
を変更した場合は、保険契約者は、遅滞なく、そ
し、または便宜を供与する等の関与をし
の事実を当会社に通知しなければなりません。
ていると認められること。
第12条(保険契約の無効)
ウ. 反社会的勢力(*1)を不当に利用している
下表に掲げる事実のいずれかがあった場合に
と認められること。
は、保険契約は無効とします。
エ. 法人である場合において、反社会的勢力
(*1)がその法人の経営を支配し、または
① 保険契約者が、保険金を不法に取得する目
その法人の経営に実質的に関与している
的または第三者に保険金を不法に取得させ
と認められること。
る目的をもって保険契約を締結した場合
オ. その他反社会的勢力(*1)と社会的に非難
② 傷害補償型で保険契約者以外の者を被保険
されるべき関係を有していると認められ
者とする保険契約について死亡保険金受取
ること。
人を定める場合(*1)に、その被保険者の同意
④ 傷害補償型の場合で、他の保険契約等との
を得なかったとき。
重複によって、被保険者に係る保険金額等
(*1) 被保険者の法定相続人を死亡保険金受取人にす
の合計額が著しく過大となり、保険制度の
る場合を除きます。
目的に反する状態がもたらされるおそれが
第13条(保険契約の失効)
あること。
保険契約締結の後、補償対象者が死亡した場合
⑤ ①から④までに掲げるもののほか、保険契
には、保険契約は効力を失います。
約者、被保険者または保険金を受け取るべ
第14条(保険契約の取消し)
き者が、①から④までの事由がある場合と
保険契約者、被保険者または保険金を受け取る
同程度に当会社のこれらの者に対する信頼
べき者の詐欺または強迫によって当会社が保険契
を損ない、この保険契約の存続を困難とす
約を締結した場合には、当会社は、保険契約者に
る重大な事由を生じさせたこと。
対する書面による通知をもって、この保険契約を
(2) 当会社は、下表のいずれかに該当する事由があ
取り消すことができます。
る場合には、保険契約者に対する書面による通知
第15条(保険契約者による保険契約の解除)
をもって、この保険契約(*2)を解除することがで
保険契約者は、当会社に対する書面による通知
きます。
をもって、この保険契約を解除することができま
す。
① 被保険者が、(1)の表の③ア.からオ.までのいず
第16条(重大事由による解除)
れかに該当すること。
(1) 当会社は、下表のいずれかに該当する事由があ
② 傷害補償型の場合で、被保険者に生じた傷害
る場合には、保険契約者に対する書面による通知
に対して支払う保険金を受け取るべき者が、
をもって、この保険契約を解除することができま
(1)の表の③ア.からオ.までのいずれかに該当す
す。
ること。
① 保険契約者、被保険者または保険金を受け (3) (1)または(2)の規定による解除が傷害の発生し
取るべき者が、当会社にこの保険契約に基
た後になされた場合であっても、第18条(保険契
づく保険金を支払わせることを目的として
約解除の効力)の規定にかかわらず、(1)の表の①
傷害を生じさせ、または生じさせようとし
から⑤までの事由または(2)の表の①もしくは②
たこと。
の事由が生じた時から解除がなされた時までに発
② 被保険者または保険金を受け取るべき者が、
生した傷害(*3)またはその傷害により被った損害
この保険契約に基づく保険金の請求につい
に対しては、当会社は、保険金(*4)を支払いませ
て、詐欺を行い、または行おうとしたこと。
ん。この場合において、既に保険金(*4)を支払っ
ていたときは、当会社は、その返還を請求するこ
とができます。
(4) 事業補償型の場合で、保険契約者または被保険
者が、(1)の表の③ア.からオ.までのいずれかに該当
することにより(1)または(2)の規定による解除が
なされたときには、(3)の規定は、(1)の表の③ア.か
らオ.までのいずれにも該当しない被保険者に生じ
た損害については適用しません。
(*1) 暴力団、暴力団員(*5)、暴力団準構成員、暴力
団関係企業その他の反社会的勢力をいいます。
(*2) その被保険者に係る部分に限ります。
(*3) 傷害補償型の場合で、(2)の規定による解除がな
されたときには、その被保険者に生じた傷害を
−4−
いいます。
(*4) (2)の表の②の規定による解除がなされた場合
には、保険金を受け取るべき者のうち、(1)の表
の③ア.からオ.までのいずれかに該当する者の受
け取るべき金額に限ります。
(*5) 暴力団員でなくなった日から5年を経過しない
者を含みます。
第17条(被保険者による保険契約の解除請求)
(1) 傷害補償型で、被保険者が保険契約者以外の者
である場合において、下表のいずれかに該当する
ときは、その被保険者は、保険契約者に対しこの
保険契約(*1)を解除することを求めることができ
ます。
① この保険契約(*1)の被保険者となることについ
ての同意をしていなかった場合
② 保険契約者または保険金を受け取るべき者に、
第16条(重大事由による解除)(1) の表の①ま
たは②に該当する行為のいずれかがあった場
合
③ 保険契約者または保険金を受け取るべき者が、
第16条(1)の表の③ア.からオ.までのいずれかに該
当する場合
④ 第16条(1)の表の④に規定する事由が生じた場
合
⑤ ②から④までのほか、保険契約者または保険
金を受け取るべき者が、②から④までの場合
と同程度に被保険者のこれらの者に対する信
頼を損ない、この保険契約(*1)の存続を困難と
する重大な事由を生じさせた場合
⑥ 保険契約者と被保険者との間の親族関係の終
了その他の事由により、この保険契約(*1)の被
保険者となることについて同意した事情に著
しい変更があった場合
(2) 保険契約者は、(1)の表の①から⑥までの事由が
ある場合において被保険者から(1)に規定する解
除請求があったときは、当会社に対する通知をも
って、この保険契約(*1)を解除しなければなりま
せん。
(3) 傷害補償型で(1)の表の①の事由のある場合は、
その被保険者は、当会社に対する通知をもって、
この保険契約(*1)を解除することができます。た
だし、健康保険証等、被保険者であることを証す
る書類の提出があった場合に限ります。
(4) (3)の規定によりこの保険契約(*1)が解除された
場合は、当会社は、遅滞なく、保険契約者に対
し、その事実を書面により通知するものとしま
す。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
第18条(保険契約解除の効力)
保険契約の解除は、将来に向かってのみその効
力を生じます。
第19条(保険料の返還または請求−告知義務・職業
または職務の変更に関する通知義務等の場
合)
(1) 第9条(告知義務)(1)により告げられた内容が
事実と異なる場合において、保険料率を変更する
必要があるときは、当会社は、変更前の保険料率
と変更後の保険料率との差に基づき計算した保険
料を返還または請求します。
(2) 職業または職務の変更の事実(*1)がある場合に
おいて、保険料率を変更する必要があるときは、
当会社は、変更前料率(*2)と変更後料率(*3)との
差に基づき、職業または職務の変更の事実(*1)が
生じた時以降の期間(*4)に対し日割をもって計算
した保険料を返還または請求します。
(3) 当会社は、保険契約者が(1)または(2)の規定に
よる追加保険料の支払を怠った場合(*5)は、保険
契約者に対する書面による通知をもって、この保
険契約を解除することができます。
(4) (1)の規定による追加保険料を請求する場合に
おいて、(3)の規定によりこの保険契約を解除でき
るときは、当会社は、保険金を支払いません。こ
の場合において、既に保険金を支払っていたとき
は、当会社は、その返還を請求することができま
す。
(5) (2)の規定による追加保険料を請求する場合に
おいて、(3)の規定によりこの保険契約を解除でき
るときは、当会社は、職業または職務の変更の事
実(*1)があった後に生じた事故による傷害または
その傷害により被った損害に対しては、変更前料
率(*2)の変更後料率(*3)に対する割合により、保
険金を削減して支払います。
(6) (1)および(2)のほか、保険契約締結の後、保険
契約者が書面をもって保険契約の条件の変更を当
会社に通知し、承認の請求を行い、当会社がこれ
を承認する場合において、保険料を変更する必要
があるときは、当会社は、変更前の保険料と変更
後の保険料との差に基づき計算した、未経過期間
に対する保険料を返還または請求します。
(7) (6)の規定により、追加保険料を請求する場合
において、当会社の請求に対して、保険契約者が
その支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料
領収前に生じた事故による傷害またはその傷害に
より被った損害に対しては、保険契約条件の変更
の承認の請求がなかったものとして、この保険契
約に適用される普通保険約款および特約に従い、
保険金を支払います。
(*1) 第10条(職業または職務の変更に関する通知義
務)(1)または(2)の変更の事実をいいます。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された保
険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用されるべ
き保険料率をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、第
10条(1)または(2)の変更の事実が生じた時以降
の期間をいいます。
(*5) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求
をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払
がなかった場合に限ります。
第20条(保険料の返還−無効または失効の場合)
(1) 保険契約が無効の場合には、当会社は、保険料
の全額を返還します。ただし、第12条(保険契約
の無効)の表の①の規定により保険契約が無効と
なる場合には、保険料を返還しません。
(2) 保険契約が失効となる場合には、当会社は、未
経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返
還します。ただし、この契約に付帯された特約に
−5−
規定する死亡保険金を支払うべき傷害によって補
償対象者が死亡した場合には、保険料を返還しま
せん。
第21条(保険料の返還−取消しの場合)
第14条(保険契約の取消し)の規定により、当
会社が保険契約を取り消した場合には、当会社
は、保険料を返還しません。
第22条(保険料の返還−解除の場合)
(1) 下表の規定により、当会社が保険契約を解除し
た場合には、当会社は、未経過期間に対し日割を
もって計算した保険料を返還します。
① 第9条(告知義務)(2)
② 第10条(職業または職務の変更に関する通知
義務)(6)
③ 第16条(重大事由による解除)(1)
④ 第19条(保険料の返還または請求−告知義
務・職業または職務の変更に関する通知義
務等の場合)(3)
(2) 第15条(保険契約者による保険契約の解除)の
規定により、保険契約者が保険契約を解除した場
合には、当会社は、保険料から既経過期間に対し
別表2に掲げる短期料率によって計算した保険料
を差し引いて、その残額を返還します。
(3) 第16条(2)の規定により、当会社がこの保険契
約(*1)を解除した場合には、当会社は、未経過期
間に対し日割をもって計算した保険料を返還しま
す。
(4) 第17条(被保険者による保険契約の解除請求)
(2)の 規 定 に よ り 、 保 険 契 約 者 が こ の 保 険 契 約
(*1)を解除した場合には、当会社は、保険料から
既経過期間に対し別表2に掲げる短期料率によっ
て計算した保険料を差し引いて、その残額を返還
します。
(5) 第17条 (3)の規定により、被保険者がこの保険
契約(*1)を解除した場合には、当会社は、保険料
から既経過期間に対し別表2に掲げる短期料率に
よって計算した保険料を差し引いて、その残額を
保険契約者に返還します。
(*1) その被保険者に係る部分に限ります。
第23条(事故の通知)
(1) 補償対象者が第2条(保険金を支払う場合)の
傷害を被った場合は、保険契約者、被保険者また
は保険金を受け取るべき者は、その原因となった
事故の発生の日からその日を含めて30日以内に事
故発生の状況および傷害の程度を当会社に通知し
なければなりません。この場合において、当会社
が書面による通知もしくは説明を求めたときまた
は補償対象者の診断書もしくは死体検案書の提出
を求めたときは、これに応じなければなりませ
ん。
(2) 補償対象者が搭乗している航空機または船舶が
行方不明となった場合または遭難した場合は、保
険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき
者は、その航空機または船舶が行方不明となった
日または遭難した日からその日を含めて30日以内
に行方不明または遭難発生の状況を当会社に書面
により通知しなければなりません。
(3) 保険契約者、被保険者または保険金を受け取る
べき者が、正当な理由がなく(1)もしくは(2)の規
定に違反した場合、またはその通知もしくは説明
について知っている事実を告げなかった場合もし
くは事実と異なることを告げた場合は、当会社
は、それによって当会社が被った損害の額を差し
引いて保険金を支払います。
第24条(保険金の請求)
(1) 当会社に対する保険金請求権は、この保険契約
に付帯された特約に定める時から、それぞれ発生
し、これを行使することができるものとします。
(2) 被保険者または保険金を受け取るべき者が保険
金の支払を請求する場合は、その保険金の支払に
ついて規定している特約に規定する書類のうち当
会社が求めるものを提出しなければなりません。
(3) 被保険者に保険金を請求できない事情がある場
合で、かつ、保険金の支払を受けるべき被保険者
の代理人がいないときは、下表に掲げる者のいず
れかがその事情を示す書類をもってその事実を当
会社に申し出て、当会社の承認を得たうえで、被
保険者の代理人として保険金を請求することがで
きます。
① 被保険者と同居または生計を共にする配偶
者(*1)
② ①に規定する者がいない場合または①に規
定する者に保険金を請求できない事情があ
る場合には、被保険者と同居または生計を
共にする3親等内の親族
③ ①および②に規定する者がいない場合また
は①および②に規定する者に保険金を請求
できない事情がある場合には、①以外の配
偶者(*1)または②以外の3親等内の親族
(4) (3)の規定による被保険者の代理人からの保険
金の請求に対して、当会社が保険金を支払った後
に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当
会社は、保険金を支払いません。
(5) 当会社は、事故の内容または傷害もしくは損害
の程度等に応じ、保険契約者、被保険者または保
険金を受け取るべき者に対して、(2)に掲げるもの
以外の書類もしくは証拠の提出または当会社が行
う調査への協力を求めることがあります。この場
合には、当会社が求めた書類または証拠を速やか
に提出し、必要な協力をしなければなりません。
(6) 保険契約者、被保険者または保険金を受け取る
べき者が、正当な理由がなく(5)の規定に違反し
た場合または(2)、(3)もしくは(5)の書類に事実と
異なる記載をし、もしくはその書類もしくは証拠
を偽造しもしくは変造した場合は、当会社は、そ
れによって当会社が被った損害の額を差し引いて
保険金を支払います。
(*1) 第1条(用語の定義)の規定にかかわらず、法
律上の配偶者に限ります。
第25条(保険金の支払時期)
(1) 当会社は、請求完了日(*1)からその日を含めて
30日以内に、当会社が保険金を支払うために必要
な下表の事項の確認を終え、保険金を支払いま
す。
−6−
① 保険金の支払事由発生の有無の確認に必要
な事項として、事故の原因、事故発生の状
況、損害または傷害発生の有無および被保
険者に該当する事実
② 保険金が支払われない事由の有無の確認に
必要な事項として、保険金が支払われない
事由としてこの保険契約において定める事
由に該当する事実の有無
③ 保険金を算出するための確認に必要な事項
として、損害の額(*2)または傷害の程度、事
故と損害または傷害との関係、治療の経過
および内容
④ 保険契約の効力の有無の確認に必要な事項
として、この保険契約において定める解除、
無効、失効または取消しの事由に該当する
事実の有無
⑤ ①から④までのほか、他の保険契約等の有
無および内容、損害について被保険者が有
する損害賠償請求権その他の債権および既
に取得したものの有無および内容等、当会
社が支払うべき保険金の額を確定するため
に確認が必要な事項
(2) (1)の確認をするため、下表に掲げる特別な照
会または調査が不可欠な場合には、(1)の規定にか
かわらず、当会社は、請求完了日(*1)からその日
を含めて下表に掲げる日数(*3)を経過する日まで
に、保険金を支払います。この場合において、当
会社は、確認が必要な事項およびその確認を終え
るべき時期を被保険者または保険金を受け取るべ
き者に対して通知するものとします。
① (1)の表の①から④までの事項を確認するた
めの、警察、検察、消防その他の公の機関
による捜査結果または調査結果の照会(*4) 180日
② (1)の表の①から④までの事項を確認するた
めの、医療機関、検査機関その他の専門機
関による診断、鑑定等の結果の照会 90日
③ (1)の表の③の事項のうち、後遺障害の内容
およびその程度を確認するための、医療機
関による診断、後遺障害の認定に係る専門
機関による審査等の結果の照会 120日
④ 災害救助法が適用された災害の被災地域に
おける(1)の表の①から⑤までの事項の確認
のための調査 60日
⑤ (1)の表の①から⑤までの事項の確認を日本
国内において行うための代替的な手段がな
い場合の日本国外における調査 180日
(3) (1)および(2)に掲げる必要な事項の確認に際し、
保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべ
き者が正当な理由なくその確認を妨げ、またはこ
れに応じなかった場合(*5)には、これにより確認
が遅延した期間については、(1)または(2)の期間
に算入しないものとします。
(4) (1)または(2)の規定による保険金の支払は、保
険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき
者と当会社があらかじめ合意した場合を除いて
は、日本国内において、日本国通貨をもって行う
ものとします。
(*1) 被保険者または保険金を受け取るべき者が第24
条(保険金の請求)(2)および(3)の規定による
手続を完了した日をいいます。
(*2) 保険価額を含みます。
(*3) 複数に該当する場合は、そのうち最長の日数と
します。
(*4) 弁護士法に基づく照会その他法令に基づく照会
を含みます。
(*5) 必要な協力を行わなかった場合を含みます。
第26条(補償対象者への支払を証する書類)
(1) 事業補償型で、当会社がこの約款およびこの保
険契約に付帯された特約の規定に基づき保険金を
支払う場合は、 被保険者は下表に掲げる書類のい
ずれかを、 保険金を受領した日からその日を含め
て30日以内または当会社が書面で承認した猶予期
間内に当会社に提出しなければなりません。
① 補償対象者またはその遺族が保険金の請求
内容について了知していることが確認でき
る書類
② 補償対象者またはその遺族が被保険者から
金銭を受領したことが確認できる書類
③ 被保険者が補償対象者またはその遺族に金
銭を支払ったことが確認できる書類
(2) (1)の表の①から③までの書類に故意に事実と
異なる記載をし、 もしくは事実を記載しなかった
場合、 その書類を偽造しもしくは変造した場合、
または(1)の義務に違反した場合は、被保険者は
既に受領した保険金を当会社に返還しなければな
りません。
第27条(当会社の指定する医師が作成した診断書等
の要求)
(1) 当会社は、第23条(事故の通知)の規定による
通知または第24条(保険金の請求)の規定による
請求を受けた場合は、傷害の程度の認定その他保
険金の支払にあたり必要な限度において、保険契
約者、被保険者または保険金を受け取るべき者に
対し当会社の指定する医師が作成した補償対象者
の診断書または死体検案書の提出を求めることが
できます。
(2) (1)の規定による診断または死体の検案(*1)の
ために必要とした費用(*2)は、当会社が負担しま
す。
(*1) 死体について、死亡の事実を医学的に確認する
ことをいいます。
(*2) 収入の喪失を含みません。
第28条(時効)
保険金請求権は、第24条(保険金の請求)(1)に
規定する時の翌日から起算して3年を経過した場
合は、時効によって消滅します。
第29条(代位)
(1) 傷害補償型で、当会社が保険金を支払った場合
であっても、被保険者またはその法定相続人がそ
の傷害について第三者に対して有する損害賠償請
求権は、当会社に移転しません。
(2) 事業補償型で、損害が生じたことにより被保険
者が損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得した
場合において、当会社がその損害に対して保険金
を支払ったときは、その債権は当会社に移転しま
−7−
す。ただし、移転するのは下表の額を限度としま
す。
① 当会社が損害の 被保険者が取得した債権の
額の全額を保険 全額
金として支払っ
た場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の
額から、保険金が支払われ
ていない損害の額を差し引
いた額
(3) (2)の表の②の場合において、当会社に移転せ
ずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に
移転した債権よりも優先して弁済されるものとし
ます。
(4) 保険契約者および被保険者は、当会社が取得す
る(2)または(3)の債権の保全および行使ならびに
そのために当会社が必要とする証拠および書類の
入手に協力しなければなりません。このために必
要な費用は、当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互
間の求償権を含みます。
第30条(保険契約者の変更)
(1) 保険契約締結の後、保険契約者は、当会社の承
認を得て、この保険契約に適用される普通保険約
款および特約に関する権利および義務を第三者に
移転させることができます。
(2) (1)の規定による移転を行う場合には、保険契
約者は書面をもってその事実を当会社に申し出
て、承認を請求しなければなりません。
(3) 保険契約締結の後、保険契約者が死亡した場合
は、その死亡した保険契約者の死亡時の法定相続
人にこの保険契約に適用される普通保険約款およ
び特約に関する権利および義務が移転するものと
します。
第31条(保険契約者が複数の場合の取扱い)
(1) この保険契約について、保険契約者が2名以上
である場合は、当会社は、代表者1名を定めるこ
とを求めることができます。この場合において、
代表者は他の保険契約者を代理するものとしま
す。
(2) (1)の代表者が定まらない場合またはその所在
が明らかでない場合には、保険契約者の中の1名
に対して行う当会社の行為は、他の保険契約者に
対しても効力を有するものとします。
(3) 保険契約者が2名以上である場合には、各保険
契約者は連帯してこの保険契約に適用される普通
保険約款および特約に関する義務を負うものとし
ます。
第32条(契約内容の登録)
(1) 当会社は、この保険契約締結の際(*1)、下表の
事項を協会(*2)に登録することができるものとし
ます。
① 保険契約者の氏名、住所および生年月日
② 被保険者の氏名、住所、生年月日および性
別
③ 死亡保険金受取人の氏名
④ 保険金額、入院保険金日額、通院保険金日
額および被保険者の同意の有無
⑤ 保険期間
⑥ 当会社名
(2) 各損害保険会社は、(1)の規定により登録された
被保険者について、他の保険契約等の内容を調査
するため、(1)の規定により登録された契約内容を
協会(*2)に照会し、その結果を保険契約の解除ま
たは保険金の支払について判断する際の参考にす
ることができるものとします。
(3) 各損害保険会社は、(2)の規定により照会した結
果を、(2)に規定する保険契約の解除または保険金
の支払について判断する際の参考にすること以外
に用いないものとします。
(4) 協会(*2)および各損害保険会社は、(1)の登録内
容または(2)の規定による照会結果を、(1)の規定
により登録された被保険者に係る保険契約の締結
に関する権限をその損害保険会社が与えた損害保
険代理店および犯罪捜査等にあたる公的機関から
その損害保険会社が公開要請を受けた場合のその
公的機関以外に公開しないものとします。
(5) 保険契約者または被保険者は、その本人に係る
(1)の登録内容または(2)の規定による照会結果に
ついて、当会社または協会(*2)に照会することが
できます。
(*1) この保険契約が継続契約である場合には、保険
契約継続の場合とします。
(*2) 一般社団法人日本損害保険協会をいいます。
第33条(被保険者または補償対象者が複数の場合の
約款の適用)
被保険者または補償対象者が2名以上である場
合は、それぞれの被保険者または補償対象者ごと
にこの約款の規定を適用します。
第34条(訴訟の提起)
この保険契約に関する訴訟については、日本国
内における裁判所に提起するものとします。
第35条(準拠法)
この約款に規定のない事項については、日本国
の法令に準拠します。
別表1 第4条(保険金を支払わない場合−その
2)の表の①の運動等
山岳登はん(*1)、リュージュ、ボブスレー、ス
ケルトン、航空機(*2)操縦(*3)、スカイダイビン
グ、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機(*4)搭
乗、ジャイロプレーン搭乗その他これらに類する
危険な運動
(*1) ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登
山用具を使用するものをいいます。
(*2) グライダーおよび飛行船を除きます。
(*3) 職務として操縦する場合を除きます。
(*4) モーターハンググライダー、マイクロライト
機、ウルトラライト機等をいい、パラシュート
型超軽量動力機(*5)を除きます。
(*5) パラプレーン等をいいます。
別表2 短期料率表
−8−
短期料率は、年料率に下記割合を乗じたものと
します。
既経過期間 割合(%)
7日まで ……………………………… 10
15日まで ……………………………… 15
1か月まで …………………………… 25
2か月まで …………………………… 35
3か月まで …………………………… 45
4か月まで …………………………… 55
5か月まで …………………………… 65
6か月まで …………………………… 70
7か月まで …………………………… 75
8か月まで …………………………… 80
9か月まで …………………………… 85
10か月まで …………………………… 90
11か月まで …………………………… 95
1年まで ……………………………… 100
死亡保険金、後遺障害保険金および
重度後遺障害介護一時金支払特約
(略称:死亡・後遺障害・重度介護一時金)
第1条(死亡保険金の支払)
(1) 当会社は、補償対象者が普通約款(*1)第2条
(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接
の結果として、事故の発生の日からその日を含め
て180日以内に死亡した場合は、この特約および
普通約款の規定に従い、下表のとおり死亡保険金
を支払います。
傷害補償型 保険金額の全額(*2)を死亡保険金受
取人に支払います。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者またはその遺
族に対して支払う補償金等を、 保
険金額の全額(*2)を限度に、被保険
者に支払います。
(2) 傷害補償型において、第6条(死亡保険金受取
人の変更)(1)または(2)の規定により被保険者の
法定相続人が死亡保険金受取人となる場合で、そ
の者が2名以上であるときは、当会社は、法定相
続分の割合により死亡保険金を死亡保険金受取人
に支払います。
(3) 傷害補償型において、第6条(8)の死亡保険金
受取人が2名以上である場合は、当会社は、均等
の割合により死亡保険金を死亡保険金受取人に支
払います。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 既に支払った後遺障害保険金がある場合は、保
険金額から既に支払った金額を控除した残額と
します。
第2条(後遺障害保険金の支払)
(1) 当会社は、補償対象者が普通約款第2条(保険
金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結果
として、事故の発生の日からその日を含めて180
日以内に後遺障害(*1)が生じた場合は、この特約
および普通約款の規定に従い、下表のとおり後遺
障害保険金を支払います。
傷害補償型 後遺障害補償額を被保険者に支払
います。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者に対して支払
う補償金等を、 後遺障害補償額を
限度に、被保険者に支払います。
(2) (1)の後遺障害補償額は、次の算式によって算
出した額とします。
別表1に掲げる各
等級の後遺障害に
後遺障害
保険金額 ×
=
対する保険金支払
補償額
割合
(3) (1)の規定にかかわらず、補償対象者が事故の
発生の日からその日を含めて180日を超えてなお
治療を必要とする状態にある場合は、当会社は、
事故の発生の日からその日を含めて181日目にお
ける被保険者および補償対象者以外の医師の診断
に基づき後遺障害の程度を認定して、(2)のとおり
算出した額を後遺障害補償額とします。
(4) 別表1の各等級に掲げる後遺障害に該当しない
後遺障害であっても、各等級の後遺障害に相当す
ると認められるものについては、身体の障害の程
度に応じ、それぞれその相当する等級の後遺障害
に該当したものとみなします。
(5) 同一事故により、2種以上の後遺障害が生じた
場合には、当会社は、保険金額に下表の保険金支
払割合を乗じた額を後遺障害補償額とします。
① 別表1の第1級から第5級までに掲げる後
遺障害が2種以上ある場合は、重い後遺障
害に該当する等級の3級上位の等級に対す
る保険金支払割合
② ①以外の場合で、別表1の第1級から第8
級までに掲げる後遺障害が2種以上あると
きは、重い後遺障害に該当する等級の2級
上位の等級に対する保険金支払割合
③ ①および②以外の場合で、別表1の第1級
から第13級までに掲げる後遺障害が2種以
上あるときは、重い後遺障害に該当する等
級の1級上位の等級に対する保険金支払割
合。ただし、それぞれの後遺障害に対する
保険金支払割合の合計の割合が上記の保険
金支払割合に達しない場合は、その合計の
割合を保険金支払割合とします。
④ ①から③まで以外の場合は、重い後遺障害
の該当する等級に対する保険金支払割合
(6) 既に後遺障害のある補償対象者が普通約款第2
条の傷害を受けたことによって、同一部位につい
て後遺障害の程度を加重した場合は、保険金額に
次の割合を乗じた額を後遺障害補償額とします。
別表1に掲げ
る加重後の後
既にあった後遺
遺障害に該当
障害に該当する
適用する
−
=
する等級に対
等級に対する保
割合
する保険金支
険金支払割合
払割合
(7) (1)から(6)までの規定に基づいて、当会社が支
払うべき後遺障害保険金の額は、保険期間を通
−9−
じ、保険金額をもって限度とします。
(*1) 治療の効果が医学上期待できない状態であっ
て、補償対象者の身体に残された症状が将来に
おいても回復できない機能の重大な障害に至っ
たものまたは身体の一部の欠損をいいます。以
下この特約において同様とします。
第3条(重度後遺障害介護一時金の支払)
(1) 当会社は、第2条(後遺障害保険金の支払)の
後遺障害保険金を支払う場合において、後遺障害
割合が78%以上であるときには、この特約および
普通約款の規定に従い、下表のとおり重度後遺障
害介護一時金を支払います。
傷害補償型 重度後遺障害介護補償額を被保険
者に支払います。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者に対して支払
う補償金等を、 重度後遺障害介護
補償額を限度に、 被保険者に支払
います。
(2) (1)の重度後遺障害介護補償額は、保険証券記
載の重度後遺障害介護一時金額に後遺障害割合を
乗じた額とします。
(3) (1)および(2)の後遺障害割合とは、保険金額に
対する、第2条の規定による後遺障害補償額の割
合をいいます。
(4) (1)の重度後遺障害介護一時金の支払は、保険
期間を通じ、1回に限ります。
第4条(死亡の推定)
補償対象者が搭乗している航空機または船舶が
行方不明となった場合または遭難した場合におい
て、その航空機または船舶が行方不明となった日
または遭難した日からその日を含めて30日を経過
してもなお補償対象者が発見されないときは、そ
の航空機または船舶が行方不明となった日または
遭難した日に、補償対象者が普通約款第2条(保
険金を支払う場合)の傷害によって死亡したもの
と推定します。
第5条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
金請求権は、下表に規定する時から、それぞれ発
生し、これを行使することができるものとしま
す。
① 傷害補償型において、死亡保険金について
は、補償対象者が死亡した時
② 傷害補償型において、後遺障害保険金およ
び重度後遺障害介護一時金については、補
償対象者に後遺障害が生じた時または事故
の発生の日からその日を含めて180日を経過
した時のいずれか早い時
③ 事業補償型において、災害補償規定等に基
づく補償金等について被保険者の支払が確
定した時
(2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表2
に掲げる書類とします。
第6条(死亡保険金受取人の変更)
(1) 傷害補償型において、保険契約締結の際、保険
契約者が死亡保険金受取人を定めなかった場合
は、被保険者の法定相続人を死亡保険金受取人と
します。
(2) 傷害補償型の場合、保険契約締結の後、補償対
象者が死亡するまでは、保険契約者は、死亡保険
金受取人を変更することができます。
(3) (2)の規定による死亡保険金受取人の変更を行
う場合には、保険契約者は、その事実を当会社に
通知しなければなりません。
(4) (3)の規定による通知が当会社に到達した場合
には、死亡保険金受取人の変更は、保険契約者が
その通知を発した時にその効力を生じたものとし
ます。ただし、その通知が当会社に到達する前に
当会社が変更前の死亡保険金受取人に保険金を支
払った場合は、その後に保険金の請求を受けて
も、当会社は、保険金を支払いません。
(5) 保険契約者は、(2)の死亡保険金受取人の変更
を、法律上有効な遺言によって行うことができま
す。
(6) (5)の規定による死亡保険金受取人の変更を行
う場合には、遺言が効力を生じた後、保険契約者
の法定相続人がその事実を当会社に通知しなけれ
ば、その変更を当会社に対抗することができませ
ん。なお、その通知が当会社に到達する前に当会
社が変更前の死亡保険金受取人に保険金を支払っ
た場合は、その後に保険金の請求を受けても、当
会社は、保険金を支払いません。
(7) (2)および(5)の規定により、死亡保険金受取人
を被保険者の法定相続人以外の者に変更する場合
は、被保険者の同意がなければその効力は生じま
せん。
(8) 傷害補償型において、死亡保険金受取人が補償
対象者が死亡する前に死亡した場合は、その死亡
した死亡保険金受取人の死亡時の法定相続人(*1)
を死亡保険金受取人とします。
(9) 保険契約者は、死亡保険金以外の保険金につい
て、その受取人を被保険者以外の者に定め、また
は変更することはできません。
(*1) 法定相続人のうち死亡している者がある場合
は、その者については、順次の法定相続人とし
ます。
第7条(死亡保険金受取人が複数の場合の取扱い)
(1) この保険契約について、死亡保険金受取人が2
名以上である場合は、当会社は、代表者1名を定
めることを求めることができます。この場合にお
いて、代表者は他の死亡保険金受取人を代理する
ものとします。
(2) (1)の代表者が定まらない場合またはその所在
が明らかでない場合には、死亡保険金受取人の中
の1名に対して行う当会社の行為は、他の死亡保
険金受取人に対しても効力を有するものとしま
す。
第8条(準用規定)
この特約の定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
− 10 −
別表1 後遺障害等級表
等級
後遺障害
第1級 (1) 両眼が失明したもの
保険金
支払割合
第4級 (1) 両眼の矯正視力が0.06以下 69%
になったもの
等級
保険金
支払割合
100%
そ
(2) 咀 しゃくおよび言語の機能
を廃したもの
(3) 神経系統の機能または精神
に著しい障害を残し、常に介
護を必要とするもの
(4) 胸腹部臓器の機能に著しい
障害を残し、常に介護を必要
とするもの
(5) 両上肢をひじ関節以上で失
ったもの
(6) 両上肢の用を全廃したもの
(7) 両下肢をひざ関節以上で失
ったもの
(8) 両下肢の用を全廃したもの
第2級 (1) 1眼が失明し、他眼の矯正 89%
視力(視力の測定は万国式試
視力表によるものとします。
以下同様とします。)が0.02
以下になったもの
(2) 両眼の矯正視力が0.02以下
になったもの
(3) 神経系統の機能または精神
に著しい障害を残し、随時介
護を必要とするもの
(4) 胸腹部臓器の機能に著しい
障害を残し、随時介護を必要
とするもの
(5) 両上肢を手関節以上で失っ
たもの
(6) 両下肢を足関節以上で失っ
たもの
第3級 (1) 1眼が失明し、他眼の矯正 78%
視力が0.06以下になったもの
そ
(2) 咀しゃくまたは言語の機能
を廃したもの
(3) 神経系統の機能または精神
に著しい障害を残し、終身労
務に服することができないも
の
(4) 胸腹部臓器の機能に著しい
障害を残し、終身労務に服す
ることができないもの
(5) 両手の手指の全部を失った
もの(手指を失ったものと
は、母指は指節間関節、その
他の手指は近位指節間関節以
上を失ったものをいいます。
以下同様とします。)
後遺障害
そ
(2) 咀 しゃくおよび言語の機能
に著しい障害を残すもの
(3) 両耳の聴力を全く失ったも
の
(4) 1上肢をひじ関節以上で失
ったもの
(5) 1下肢をひざ関節以上で失
ったもの
(6) 両手の手指の全部の用を廃
したもの(手指の用を廃した
ものとは、手指の末節骨の半
分以上を失い、または中手指
節関節もしくは近位指節間関
節(母指にあっては指節間関
節)に著しい運動障害を残す
ものをいいます。以下同様と
します。)
(7) 両足をリスフラン関節以上
で失ったもの
第5級 (1) 1眼が失明し、他眼の矯正
視力が0.1以下になったもの
(2) 神経系統の機能または精神
に著しい障害を残し、特に軽
易な労務以外の労務に服する
ことができないもの
(3) 胸腹部臓器の機能に著しい
障害を残し、特に軽易な労務
以外の労務に服することがで
きないもの
(4) 1上肢を手関節以上で失っ
たもの
(5) 1下肢を足関節以上で失っ
たもの
(6) 1上肢の用を全廃したもの
(7) 1下肢の用を全廃したもの
(8) 両足の足指の全部を失った
もの(足指を失ったものと
は、その全部を失ったものを
いいます。以下同様としま
す。)
第6級 (1) 両眼の矯正視力が0.1以下に
なったもの
そ
(2) 咀 しゃくまたは言語の機能
に著しい障害を残すもの
(3) 両耳の聴力が耳に接しなけ
れば大声を解することができ
ない程度になったもの
(4) 1耳の聴力を全く失い、他
耳の聴力が40cm以上の距離で
は普通の話声を解することが
できない程度になったもの
(5) 脊柱に著しい変形または運
動障害を残すもの
− 11 −
59%
50%
等級
後遺障害
(6) 1上肢の3大関節中の2関
節の用を廃したもの
(7) 1下肢の3大関節中の2関
節の用を廃したもの
(8) 1手の5の手指または母指
を含み4の手指を失ったもの
第7級 (1) 1眼が失明し、他眼の矯正
視力が0.6以下になったもの
(2) 両耳の聴力が40cm以上の距離
では普通の話声を解すること
ができない程度になったもの
(3) 1耳の聴力を全く失い、他
耳の聴力が1m以上の距離で
は普通の話声を解することが
できない程度になったもの
(4) 神経系統の機能または精神
に障害を残し、軽易な労務以
外の労務に服することができ
ないもの
(5) 胸腹部臓器の機能に障害を
残し、軽易な労務以外の労務
に服することができないもの
(6) 1手の母指を含み3の手指
または母指以外の4の手指を
失ったもの
(7) 1手の5の手指または母指
を含み4の手指の用を廃した
もの
(8) 1足をリスフラン関節以上
で失ったもの
(9) 1上肢に偽関節を残し、著
しい運動障害を残すもの
(10) 1下肢に偽関節を残し、著
しい運動障害を残すもの
(11) 両足の足指の全部の用を廃
したもの(足指の用を廃した
ものとは、第1の足指は末節
骨の半分以上、その他の足指
は遠位指節間関節以上を失っ
たものまたは中足指節関節も
しくは近位指節間関節(第1
の足指にあっては指節間関
節)に著しい運動障害を残す
ものをいいます。以下同様と
します。)
(12) 外貌に著しい醜状を残すも
の
こう
(13) 両側の 睾 丸を失ったもの
第8級 (1) 1眼が失明し、または1眼
の矯正視力が0.02以下になっ
たもの
(2) 脊柱に運動障害を残すもの
(3) 1手の母指を含み2の手指
または母指以外の3の手指を
失ったもの
保険金
支払割合
42%
等級
後遺障害
(4) 1手の母指を含み3の手指
または母指以外の4の手指の
用を廃したもの
(5) 1下肢を5cm以上短縮した
もの
(6) 1上肢の3大関節中の1関
節の用を廃したもの
(7) 1下肢の3大関節中の1関
節の用を廃したもの
(8) 1上肢に偽関節を残すもの
(9) 1下肢に偽関節を残すもの
(10) 1足の足指の全部を失った
もの
第9級 (1) 両眼の矯正視力が0.6以下に
なったもの
(2) 1眼の矯正視力が0.06以下
になったもの
さく
(3) 両眼に半盲症、視野狭 窄 ま
たは視野変状を残すもの
(4) 両眼のまぶたに著しい欠損
を残すもの
(5) 鼻を欠損し、その機能に著
しい障害を残すもの
そ
34%
− 12 −
(6) 咀 しゃくおよび言語の機能
に障害を残すもの
(7) 両耳の聴力が1m以上の距
離では普通の話声を解するこ
とができない程度になったも
の
(8) 1耳の聴力が耳に接しなけ
れば大声を解することができ
ない程度になり、他耳の聴力
が1m以上の距離では普通の
話声を解することが困難であ
る程度になったもの
(9) 1耳の聴力を全く失ったもの
(10) 神経系統の機能または精神
に障害を残し、服することが
できる労務が相当な程度に制
限されるもの
(11) 胸腹部臓器の機能に障害を
残し、服することができる労
務が相当な程度に制限される
もの
(12) 1手の母指または母指以外
の2の手指を失ったもの
(13) 1手の母指を含み2の手指
または母指以外の3の手指の
用を廃したもの
(14) 1足の第1の足指を含み2
以上の足指を失ったもの
(15) 1足の足指の全部の用を廃
したもの
(16) 外貌に相当程度の醜状を残
すもの
(17) 生殖器に著しい障害を残す
もの
保険金
支払割合
26%
保険金
支払割合
第10級 (1) 1眼の矯正視力が0.1以下に 20%
なったもの
(2) 正面視で複視を残すもの
等級
後遺障害
そ
(3) 咀 しゃくまたは言語の機能
に障害を残すもの
てつ
(4) 14歯以上に対し歯科補 綴 を
加えたもの
(5) 両耳の聴力が1m以上の距
離では普通の話声を解するこ
とが困難である程度になった
もの
(6) 1耳の聴力が耳に接しなけ
れば大声を解することができ
ない程度になったもの
(7) 1手の母指または母指以外
の2の手指の用を廃したもの
(8) 1下肢を3cm以上短縮した
もの
(9) 1足の第1の足指または他
の4の足指を失ったもの
(10) 1上肢の3大関節中の1関
節の機能に著しい障害を残す
もの
(11) 1下肢の3大関節中の1関
節の機能に著しい障害を残す
もの
第11級 (1) 両眼の眼球に著しい調節機
能障害または運動障害を残す
もの
(2) 両眼のまぶたに著しい運動
障害を残すもの
(3) 1眼のまぶたに著しい欠損
を残すもの
てつ
(4) 10歯以上に対し歯科補 綴 を
加えたもの
(5) 両耳の聴力が1m以上の距
離では小声を解することがで
きない程度になったもの
(6) 1耳の聴力が40cm以上の距
離では普通の話声を解するこ
とができない程度になったも
の
(7) 脊柱に変形を残すもの
(8) 1手の示指、中指または環
指を失ったもの
(9) 1足の第1の足指を含み2
以上の足指の用を廃したもの
(10) 胸腹部臓器の機能に障害を
残し、労務の遂行に相当な程
度の支障があるもの
15%
保険金
支払割合
第12級 (1) 1眼の眼球に著しい調節機 10%
能障害または運動障害を残す
もの
(2) 1眼のまぶたに著しい運動
障害を残すもの
てつ
(3) 7歯以上に対し歯科補 綴 を
加えたもの
(4) 1耳の耳殻の大部分を欠損
したもの
ろっ
(5) 鎖骨、胸骨、 肋 骨、肩甲骨
または骨盤骨に著しい変形を
残すもの
(6) 1上肢の3大関節中の1関
節の機能に障害を残すもの
(7) 1下肢の3大関節中の1関
節の機能に障害を残すもの
(8) 長管骨に変形を残すもの
(9) 1手の小指を失ったもの
(10) 1手の示指、中指または環
指の用を廃したもの
(11) 1足の第2の足指を失った
もの、第2の足指を含み2の
足指を失ったものまたは第3
の足指以下の3の足指を失っ
たもの
(12) 1足の第1の足指または他
の4の足指の用を廃したもの
(13) 局部に頑固な神経症状を残
すもの
(14) 外貌に醜状を残すもの
第13級 (1) 1眼の矯正視力が0.6以下に 7%
なったもの
さく
(2) 1眼に半盲症、視野狭 窄 ま
たは視野変状を残すもの
(3) 正面視以外で複視を残すも
の
(4) 両眼のまぶたの一部に欠損
を残しまたはまつげはげを残
すもの
てつ
(5) 5歯以上に対し歯科補 綴 を
加えたもの
(6) 胸腹部臓器の機能に障害を
残すもの
(7) 1手の小指の用を廃したも
の
(8) 1手の母指の指骨の一部を
失ったもの
(9) 1下肢を1cm以上短縮した
もの
(10) 1足の第3の足指以下の1
または2の足指を失ったもの
(11) 1足の第2の足指の用を廃
したもの、第2の足指を含み
2の足指の用を廃したものま
たは第3の足指以下の3の足
指の用を廃したもの
等級
− 13 −
後遺障害
保険金
支払割合
第14級 (1) 1眼のまぶたの一部に欠損 4%
を残し、またはまつげはげを
残すもの
てつ
(2) 3歯以上に対し歯科補 綴 を
加えたもの
(3) 1耳の聴力が1m以上の距
離では小声を解することがで
きない程度になったもの
(4) 上肢の露出面に手のひらの
大きさの醜いあとを残すもの
(5) 下肢の露出面に手のひらの
大きさの醜いあとを残すもの
(6) 1手の母指以外の手指の指
骨の一部を失ったもの
(7) 1手の母指以外の手指の遠
位指節間関節を屈伸すること
ができなくなったもの
(8) 1足の第3の足指以下の1
または2の足指の用を廃した
もの
(9) 局部に神経症状を残すもの
注1 上肢、下肢、手指および足指の障害の規定中
「以上」とはその関節より心臓に近い部分をい
います。
注2 関節等の説明図
等級
死
後遺障害
ろっ
後障
介一
時
護金
亡
遺害
7.死亡保険金受取人(死亡
保険金受取人を定めなか
った場合は、被保険者の ○
法定相続人)の印鑑証明
書(傷害補償型の場合)
8.被保険者の印鑑証明書
○
○
9.補償対象者の戸籍謄本
○
10. 法 定 相 続 人 の 戸 籍 謄 本
(傷害補償型で死亡保険
○
金受取人を定めなかった
場合)
11.委任を証する書類および
委任を受けた者の印鑑証
○
○
○
明書(保険金の請求を第
三者に委任する場合)
12.被保険者が費用を負担す
ることまたは支払ったこ
とおよびその金額を証明 ○
○
○
する書類(事業補償型の
場合)
13.その他当会社が普通約款
第25条(保険金の支払時
期)
(1)に定める必要な事
項の確認を行うために欠
くことのできない書類ま ○
○
○
たは証拠として保険契約
締結の際に当会社が交付
する書面等において定め
たもの
注 保険金を請求する場合には、○を付した書類の
うち当会社が求めるものを提出しなければなり
ません。
入院保険金および手術保険金支払特約
(略称:入院および手術保険金)
別表2 保険金請求書類
1.保険金請求書
2.保険証券
3.当会社の定める傷害状況
報告書
4.公の機関(やむを得ない
場合には、第三者)の事
故証明書
5.死亡診断書または死体検
案書
6.後遺障害の程度を証明す
る被保険者および補償対
象者以外の医師の診断書
死
後障
亡
○
○
遺害
○
○
介一
時
護金
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
第1条(入院保険金および手術保険金の支払)
(1) 当会社は、補償対象者が普通約款(*1)第2条
(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接
の結果として、入院(*2)した場合は、その期間に
対し、この特約および普通約款の規定に従い、下
表のとおり入院保険金を支払います。
傷害補償型 入院補償額を被保険者に支払いま
す。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者に対して支払
う補償金等を、 入院補償額を限度
に、被保険者に支払います。
(2) (1)の入院補償額は、次の算式によって算出し
た額とします。
入院保険金
入院した日数
×
= 入院補償額
日額(*3)
(*4)
(3) (1)の期間には、臓器の移植に関する法律第6
条(臓器の摘出)の規定によって、同条第4項で
− 14 −
(ⅴ) 抜歯手術
ⅱ.先進医療(*12)に該当する診療行為(*13)
(*7) 1事故に基づく傷害に対して(6)に規定する①
および②の手術を受けた場合は、①の算式によ
ります。
(*8) 普通約款第2条の傷害を被り、その直接の結果
として入院している間をいいます。
(*9) 次のいずれかの法律に基づく医療保険制度をい
います。
ⅰ.健康保険法
ⅱ.国民健康保険法
ⅲ.国家公務員共済組合法
ⅳ.地方公務員等共済組合法
ⅴ.私立学校教職員共済法
ⅵ.船員保険法
ⅶ.高齢者の医療の確保に関する法律
(*10)手術を受けた時点において、厚生労働省告示
に基づき定められている医科診療報酬点数表を
いいます。以下この特約において同様としま
す。
(*11)歯科診療報酬点数表(*14)に手術料の算定対象
として列挙されている診療行為のうち、医科診
療報酬点数表においても手術料の算定対象とし
て列挙されている診療行為を含みます。
(*12)手術を受けた時点において、厚生労働省告示
に基づき定められている評価療養のうち、別に
主務大臣が定めるものをいいます。ただし、先
入院保険金日額 ×
10
= 手術補償額
進医療ごとに別に主務大臣が定める施設基準に
適合する病院または診療所において行われるも
② ①以外の手術の場合
のに限ります。
入院保険金日額 ×
5
= 手術補償額
(*13)治療を直接の目的として、メス等の器具を用
いて患部または必要部位に切除、摘出等の処置
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
を施すものに限ります。ただし、診断、検査等
の特約において同様とします。
を直接の目的とした診療行為ならびに注射、点
(*2) 自宅等での治療が困難なため、病院または診療
滴、全身的薬剤投与、局所的薬剤投与、放射線
所に入り、常に医師の管理下において治療に専
照射および温熱療法による診療行為を除きま
念することをいいます。以下この特約において
す。
同様とします。
(*14)手術を受けた時点において、厚生労働省告示
(*3) 保険証券記載の入院保険金日額をいいます。以
に基づき定められている歯科診療報酬点数表を
下この特約において同様とします。
いいます。
(*4) 180日を限度とします。ただし、いかなる場合 第2条(保険金の請求)
においても、事故の発生の日からその日を含め (1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
て180日を経過した後の入院は、入院補償額の
金請求権は、下表に規定する時から、それぞれ発
算出に含めません。
生し、これを行使することができるものとしま
(*5) 医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給
す。
付関係各法の適用があれば、医療の給付として
① 傷害補償型において、次のいずれかの時
されたものとみなされる処置を含みます。
ア. 入院保険金については、補償対象者が被
(*6) 次のいずれかに該当する診療行為をいいます。
った普通約款第2条(保険金を支払う場
以下この特約において同様とします。
合)の傷害の治療を目的とした入院が終
ⅰ. 公的医療保険制度(*9)における医科診療報
了した時または事故の発生の日からその
酬点数表(*10)に、手術料の算定対象とし
日を含めて180日を経過した時のいずれ
て列挙されている診療行為(*11)。ただし、
か早い時
次に掲げるいずれかに該当するものを除き
イ. 手術保険金については、補償対象者が普
ます。
通約款第2条の傷害の治療を直接の目的
(ⅰ) 創傷処理
とした手術を受けた時
(ⅱ) 皮膚切開術
②
事業補償型において、災害補償規定等に基
(ⅲ) デブリードマン
づく補償金等について被保険者の支払が確
(ⅳ) 骨または関節の非観血的または徒手的
定した時
な整復術、整復固定術および授動術
定める医師により「脳死した者の身体」との判定
を受けた後、その身体への処置がされた場合であ
って、その処置が同法附則第11条に定める医療給
付関係各法の規定に基づく医療の給付としてされ
たものとみなされる処置(*5)であるときには、そ
の処置日数を含みます。
(4) 補償対象者が入院補償額の算出に含められる期
間中にさらに入院保険金の支払原因となる傷害を
被った場合においても、当会社は、重複しては入
院保険金を支払いません。
(5) 当会社は、補償対象者が事故の発生の日からそ
の日を含めて180日以内に病院または診療所にお
いて、普通約款第2条の傷害の治療を直接の目的
として手術(*6)を受けた場合は、下表のとおり手
術保険金を支払います。ただし、1事故に基づく
傷害について、1回の手術に限ります(*7)。
傷害補償型 手術補償額を被保険者に支払いま
す。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者に対して支払
う補償金等を、 手術補償額を限度
に、被保険者に支払います。
(6) (5)の手術補償額は、次の算式によって算出し
た額とします。
① 入院中(*8)に受けた手術の場合
− 15 −
(4) 当会社は、(1)から(3)までの規定にかかわらず、
入院保険金および手術保険金支払特約第1条(入
院保険金および手術保険金の支払)の入院補償額
の算出に含められる期間中の通院は、通院補償額
の算出に含めません。
(5) 補償対象者が通院補償額の算出に含められる期
間中にさらに通院保険金の支払原因となる傷害を
被った場合においても、当会社は、重複しては通
別表 保険金請求書類
院保険金を支払いません。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
1. 保険金請求書
の特約において同様とします。
2. 保険証券
(*2) 病院もしくは診療所に通い、または往診によ
3. 当会社の定める傷害状況報告書
り、治療を受けることをいいます。ただし、治
4. 公の機関(やむを得ない場合には、第三者)
療を伴わない、薬剤、診断書、医療器具等の受
の事故証明書
領等のためのものは含みません。以下この特約
5. 傷害の程度または手術の内容を証明する被保
において同様とします。
険者および補償対象者以外の医師の診断書
6. 入院日数を記載した病院または診療所の証明 (*3) 保険証券記載の通院保険金日額をいいます。
(*4) 90日を限度とします。ただし、いかなる場合に
書類
おいても、事故の発生の日からその日を含めて
7. 被保険者の印鑑証明書
180日を経過した後の通院は、通院補償額の算
8. 委任を証する書類および委任を受けた者の印
出に含めません。
鑑証明書(保険金の請求を第三者に委任する
(*5) ギプス、ギプスシーネ、ギプスシャーレ、シー
場合)
ネその他これらに類するものをいいます。
9. 被保険者が費用を負担することまたは支払っ
たことおよびその金額を証明する書類(事業 第2条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
補償型の場合)
金請求権は、下表に規定する時から、それぞれ発
10. その他当会社が普通約款第25条(保険金の支
生し、これを行使することができるものとしま
払時期)(1)に定める必要な事項の確認を行う
す。
ために欠くことのできない書類または証拠と
して保険契約締結の際に当会社が交付する書
① 傷害補償型において、補償対象者が被った
面等において定めたもの
普通約款第2条(保険金を支払う場合)の
傷害の治療を目的とした通院が終了した時、
通院保険金の支払われる日数が90日に達し
通院保険金支払特約
た時または事故の発生の日からその日を含
(略称:通院保険金)
めて180日を経過した時のいずれか早い時
② 事業補償型において、災害補償規定等に基
第1条(通院保険金の支払)
づく補償金等について被保険者の支払が確
(1) 当会社は、補償対象者が普通約款(*1)第2条
定した時
(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接 (2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表2
の結果として、通院(*2)した場合は、その日数に
に掲げる書類とします。
対し、この特約および普通約款の規定に従い、下 第3条(準用規定)
表のとおり通院保険金を支払います。
この特約の定めのない事項については、この特
傷害補償型 通院補償額を被保険者に支払いま
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
す。
用します。
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
いてその補償対象者に対して支払 別表1 ギプス等の常時装着により通院をしたもの
う補償金等を、通院補償額を限度
とみなす部位
に、被保険者に支払います。
(2) (1)の通院補償額は、次の算式によって算出し 1.長管骨または脊柱
2.長管骨に接続する上肢または下肢の3大関節部
た額とします。
分。ただし、長管骨を含めギプス等(*1)を装着し
通院保険金
通院した日数
た場合に限ります。
×
= 通院補償額
日額(*3)
(*4)
ろっ
3.
肋 骨・胸骨。ただし、体幹部にギプス等(*1)を
(3) 補償対象者が通院しない場合においても、骨
装着した場合に限ります。
じん
折、脱臼、 靱 帯損傷等の傷害を被った別表1に掲 (*1) ギプス、ギプスシーネ、ギプスシャーレ、シー
げる部位を固定するために被保険者および補償対
ネその他これらに類するものをいいます。
象者以外の医師の指示によりギプス等(*5)を常時 注1 1. から3. までの規定中 「長管骨」、
「脊
装着したときは、その日数について、(1)の通院を
柱」、
「 上肢または下肢の3大関節部分」および
したものとみなします。
(2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表に
掲げる書類とします。
第3条(準用規定)
この特約の定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
− 16 −
ろっ
「 肋 骨・胸骨」については、注2の図に示すと
ころによります。
注2 関節等の説明図
ろっ
傷害休業保険金
就業不能
傷害休業
×
=
日額(*2)
期間
補償額
(3) 普通約款第25条(保険金の支払時期)(1)の規定
にかかわらず、就業不能期間が1か月以上継続す
る場合には、当会社は、被保険者または保険金を
受け取るべき者の申し出によって、保険金の内払
をおこないます。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 保険証券記載の傷害休業保険金日額をいいま
す。
第2条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それ
ぞれ次の定義によります。
別表2 保険金請求書類
用 語
定 義
① 就業不能 補償対象者が第1条(傷害休業保
険金の支払)(1)の傷害を被った時
1. 保険金請求書
に就いていた業務または職務を果
2. 保険証券
たす能力をまったく失っている状
3. 当会社の定める傷害状況報告書
態をいいます。ただし、次のいず
4. 公の機関(やむを得ない場合には、第三者)
れかに該当する場合は除きます。
の事故証明書
ア. 補償対象者が第1条(1)の傷害
5. 傷害の程度を証明する被保険者および補償対
を被った時に就いていた業務
象者以外の医師の診断書
または職務の一部に従事した
6. 通院日数を記載した病院または診療所の証明
場合
書類
イ. 補償対象者がその教育、訓練
7. 被保険者の印鑑証明書
または経験により習得した能
8. 委任を証する書類および委任を受けた者の印
力に相応するアと異なる業務ま
鑑証明書(保険金の請求を第三者に委任する
たは職務に従事した場合
場合)
ウ. 補償対象者の就業不能の原因
9. 被保険者が費用を負担することまたは支払っ
となった傷害が治癒したと医
たことおよびその金額を証明する書類(事業
師(*1)の診断にもとづき認定
補償型の場合)
した日以降
10. その他当会社が普通約款第25条(保険金の支
エ. 補償対象者が死亡した日以降
払時期)(1)に定める必要な事項の確認を行う
② 免責期間 就業不能が開始した日から起算し
ために欠くことのできない書類または証拠と
て、継続して就業不能である保険
して保険契約締結の際に当会社が交付する書
証券記載の日数をいいます。ただ
面等において定めたもの
し、免責期間には、①アおよびイの
日数を算入しません。
傷害休業保険金支払特約
③ てん補期 免責期間終了日の翌日から起算し
(略称:傷害休業保険金)
間
て保険証券記載の期間をいいま
す。
④ 就業不能 てん補期間における補償対象者の
第1条(傷害休業保険金の支払)
期間
就業不能の日数をいいます。
(1) 当会社は補償対象者が普通約款(*1)第2条(保
険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接の結 (*1) 被保険者または補償対象者が医師である場合
果として事故の発生の日からその日を含めて180
は、被保険者および補償対象者以外の医師をい
日以内に就業不能になった場合は、この特約およ
います。以下この特約において同様とします。
び普通約款に従い、下表のとおり傷害休業保険金 第3条(就業不能の再発)
を支払います。
(1) 第1条(傷害休業保険金の支払)(1)および第2
条(用語の定義)の表の①ウの規定にかかわらず、
傷害補償型 傷害休業補償額を被保険者に支払
免責期間を超える就業不能が終わった日からその
います。
日を含めて30日以内にその就業不能の原因となっ
事業補償型 被保険者が災害補償規定等に基づ
た傷害によって再び就業不能となった場合に限
いてその補償対象者に対して支払
り、当会社は、再発した就業不能の期間を傷害休
う補償金等を、傷害休業補償額を
業補償額の算出に含みます。ただし、再発した就
限度に、被保険者に支払います。
業不能については新たに免責期間およびてん補期
(2) (1)の傷害休業補償額は、次の算式によって算
間を適用しません。
出した額とします。
− 17 −
(2) 免責期間を超える就業不能が終わった日からそ
の日を含めて30日を経過した後にその就業不能の
原因となった傷害によって再び就業不能となった
場合には、当会社は、再発した就業不能の期間は
傷害休業補償額の算出に含めません。
第4条(就業不能の期間の重複)
当会社は、補償対象者が保険期間中傷害休業補
償額の算出に含められる期間内に、更に傷害休業
保険金の支払原因となる傷害を被った場合であっ
ても、当会社は、重複しては傷害休業保険金を支
払いません。この場合においては、後の傷害につ
いてはその傷害を被った日に就業不能になったと
みなし、新たに免責期間およびてん補期間を適用
します。
第5条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
金請求権は、下表のいずれかに該当した時から発
生し、これを行使することができるものとしま
す。
① 傷害補償型において、補償対象者の就業不
能が終了した時
② 傷害補償型において、補償対象者の就業不
能の期間がてん補期間を超えて継続した場
合は、てん補期間が終了した時
③ 傷害補償型において、補償対象者が、てん
補期間の初日からてん補期間の末日までの
就業不能中に死亡した場合は、補償対象者
が死亡した時
④ 事業補償型において、災害補償規定等に基
づく補償金等について被保険者の支払が確
定した時
(2) 第1条(傷害休業保険金の支払)(3)の規定に基
づき保険金の内払を行う場合は、(1)および普通
約款第24条(保険金の請求)(1)の規定にかかわら
ず、当会社に対する保険金請求権は、就業不能期
間が1か月に達した時ごと、または医師の診断が
あった時に発生し、これを行使することができる
ものとします。
(3) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表に
掲げる書類とします。
第6条(準用規定)
この特約の定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
8.当会社が補償対象者の症状または治療内容等
について医師に照会し説明を求めることにつ
いての同意書
9.補償対象者が死亡した場合には、死亡診断書
または死体検案書
10.被保険者が費用を負担することまたは支払っ
たことおよびその金額を証明する書類(事業
補償型の場合)
11.その他当会社が普通約款第25条(保険金の支
払時期)(1)に定める必要な事項の確認を行う
ために欠くことのできない書類または証拠と
して保険契約締結の際に当会社が交付する書
面等において定めたもの
事業主費用担保特約
(略称:事業主費用)
第1条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、この特約が付帯された普通約款等
(*1)により死亡・後遺障害保険金(*2)を支払う場
合には、被保険者が臨時に負担する費用(*3)に対
して、この特約および普通約款等の規定に従い、
事業主費用保険金を支払います。
(2) (1)の費用とは、下表に掲げる費用で、社会通
念上妥当と認められる費用をいいます。ただし、
死亡・後遺障害保険金(*2)の支払原因となった事
故の発生の日からその日を含めて180日以内に必
要とした費用に限ります。
① 葬儀費用、香典、花代、弔電費用等の補償
対象者の葬儀に関する費用
② 遠隔地で事故が発生した際の補償対象者の
捜索費用、移送費用等の救援者費用
③ 事故現場の清掃費用等の復旧費用
④ 補償対象者の代替のための求人または採用
等に関する費用
⑤ その他死亡・後遺障害保険金(*2)の支払事由
に直接起因して負担した費用
(3) (2)において、補償対象者の遺族または補償対
象者に支払う費用は100万円を限度とします。
(*1) 普通約款(*4)または特約をいいます。以下この
特約において同様とします。
(*2) 死亡保険金または後遺障害保険金をいいます。
(*3) 補償対象者に系列会社の従業員等または派遣
労働者が含まれている場合には、その系列会社
別表 保険金請求書類
またはその派遣労働者の派遣元が一時的に支払
った費用のうち被保険者が負担する費用を含み
ます。
1.保険金請求書
(*4) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
2.保険証券
の特約において同様とします。
3.当会社の定める傷害状況報告書
4.公の機関(やむを得ない場合には、第三者) 第2条(事業主費用保険金の支払額)
第1条(保険金を支払う場合)(1)の事業主費用
の事故証明書
保険金の支払は、保険証券記載の事業主費用保険
5.被保険者の印鑑証明書
金額を限度とします。
6.傷害の内容および就業不能を証明する被保険
第3条(この特約の被保険者)
者および補償対象者以外の医師の診断書
7.入院日数または通院日数を記載した病院また (1) この特約の被保険者は、保険証券記載の事業主
費用担保特約の被保険者とします。
は診療所の証明書類
(2) 保険証券に事業主費用担保特約の被保険者の記
− 18 −
載がない場合は、保険契約者(*1)をこの特約の被
保険者とします。
(*1) 保険契約者が連合体である場合は、その構成員
のうち、補償対象者が所属する組織(*2)または
補償対象者と雇用関係のある事業主(*2)をいい
ます。以下この特約において同様とします。
(*2) 補償対象者に派遣労働者が含まれている場合
には、派遣労働者の派遣先の組織または事業主
をいいます。
第4条(事故の通知)
(1) 被保険者が第1条(保険金を支払う場合)(1)の
費用が発生することを知った場合は、保険契約
者、被保険者または事業主費用保険金を受け取る
べき者は、普通約款第23条(事故の通知)に規定
する事項のほか、他の保険契約等(*1)の有無およ
び内容(*2)について、遅滞なく当会社に通知しな
ければなりません。
(2) 保険契約者、被保険者または事業主費用保険金
を受け取るべき者は、(1)のほか、当会社が特に必
要とする書類または証拠となるものを求めた場合
には、遅滞なく、これを提出し、また当会社が行
う損害の調査に協力しなければなりません。
(3) 保険契約者、被保険者または事業主費用保険金
を受け取るべき者が正当な理由がなく(1)または
(2)の規定に違反した場合は、当会社は、それに
よって当会社が被った損害の額を差し引いて事業
主費用保険金を支払います。
(*1) 第1条(1)の費用に対して保険金または共済金
を支払うべき他の保険契約または共済契約をい
います。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金または共済
金の支払を受けた場合には、その事実を含みま
す。
第5条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
金請求権は、第1条(保険金を支払う場合)(1)の
費用を負担した時から発生し、これを行使するこ
とができるものとします。
(2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表に
掲げる書類とします。
第6条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払
額) (1) 他の保険契約等(*1)がある場合において、支払
責任額(*2)の合計額が、(2)に規定する支払限度額
を超えるときは、当会社は、下表に掲げる額を事
業主費用保険金として支払います。
① 他の保険契約等 この保険契約の支払責任額
(*1)から保険金 (*2)
または共済金が
支払われていな
い場合
② 他の保険契約等 (2)に 規 定 す る 支 払 限 度 額
(*1)から保険金 から、他の保険契約等(*1)
または共済金が から支払われた保険金また
支払われた場合 は共済金の合計額を差し引
いた残額。ただし、 この保
険契約の支払責任額(*2)を
限度とします。
(2) 支払限度額は、他の保険契約等(*1)がないもの
とした場合の支払責任額(*2)が最も高い保険契約
または共済契約の支払責任額(*2)とします。
(*1) 第1条(保険金を支払う場合)(1)の費用に対し
て保険金または共済金を支払うべき他の保険契
約または共済契約をいいます。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した
支払うべき事業主費用保険金または共済金の額
をいいます。
第7条(代 位)
(1) 第1条(保険金を支払う場合)(1)の費用につい
て、被保険者が損害賠償請求権その他の債権(*1)
を取得した場合において、当会社がその費用に対
して事業主費用保険金を支払ったときは、その債
権は当会社に移転します。ただし、移転するの
は、下表の額を限度とします。
① 当会社が、被保 被保険者が取得した債権の
険者が負担した 全額
第1条(1)の費
用全額を事業主
費用保険金とし
て支払った場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の
額から、事業主費用保険金
が支払われていない被保険
者 が 負 担 し た 第 1 条 (1) の
費用の額を差し引いた額
(2) (1)の表の②の場合において、当会社に移転せ
ずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に
移転した債権よりも優先して弁済されるものとし
ます。
(3) 保険契約者および被保険者は、当会社が取得す
る(1)または(2)の債権の保全および行使ならびに
そのために当会社が必要とする証拠および書類の
入手に協力しなければなりません。このために必
要な費用は、当会社の負担とします。
(4) 普通約款第29条(代位)の規定はこの特約にお
いて適用しません。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互
間の求償権を含みます。
第8条(重大事由による解除の特則)
(1) 当会社は、保険契約者または被保険者が、普通
約款第16条(重大事由による解除)(1)の表の③ア.か
らオ.までのいずれかに該当する場合には、保険契
約者に対する書面による通知をもって、この特約
(*1)を解除することができます。
(2) (1)の規定による解除が費用の発生した後にな
された場合であっても、(1)の解除の原因となる事
由が生じた時から解除がなされた時までに発生し
た事故による費用に対しては、当会社は、保険金
を支払いません。この場合において、既に保険金
を支払っていたときは、当会社は、その返還を請
求することができます。
(3) (1)の規定による解除がなされた場合には、(2)の
規定は、普通約款第16条(1)の表の③ア.からオ.まで
のいずれにも該当しない被保険者に生じた費用に
ついては適用しません。
(*1) 被保険者が該当する場合には、その被保険者に
− 19 −
(3) (1)および(2)の規定にかかわらず、加入または
請求のいかんを問わず、公的医療保険制度または
労働者災害補償制度で負担されるべき費用に対し
ては、従業員入通院費用保険金を支払いません。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 以下この条において「事故の発生の日」といい
別表 第5条(保険金の請求)
(2)の保険金請求書類
ます。
(*3) 補償対象者に系列会社の従業員等または派遣
1. 保険金請求書
労働者が含まれている場合には、その系列会社
2. 保険証券
またはその派遣労働者の派遣元が一時的に支払
3.被保険者が費用を負担することまたは支払っ
った費用のうち被保険者が負担する費用を含み
たことおよびその金額を証明する書類。
ます。
ただし、次の金額の保険金請求分を除きます。
(*4) 自宅等での治療が困難なため、病院または診療
(1) 死亡保険金を支払う場合・・・・・・・10万円
所に入り、常に医師の管理下において治療に専
(2) 後遺障害保険金を支払う場合
念することをいいます。
ア.後遺障害の程度による支払割合が70%
(*5) 病院もしくは診療所に通い、または往診によ
以上の場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5万円
り、治療を受けることをいいます。ただし、治
イ.後遺障害の程度による支払割合が40%
療を伴わない、薬剤、診断書、医療器具等の受
以上70%未満の場合・・・・・・・・・・・3万円
領等のためのものは含みません。
4. 被保険者の印鑑証明書
5. 委任を証する書類および委任を受けた者の印 (*6) 賃金台帳、給与振込明細書等の客観的な書類で
費用の支出および金額が確認できる場合に限り
鑑証明書(保険金の請求を第三者に委任する
ます。
場合)
6. その他当会社が普通約款第25条(保険金の支 第2条(従業員入通院費用保険金の支払額)
第1条(保険金を支払う場合)(1)の従業員入通
払時期)(1)に定める必要な事項の確認を行う
院費用保険金の支払は、下表の金額の合計額を限
ために欠くことのできない書類または証拠と
度とします。
して保険契約締結の際に当会社が交付する書
面等において定めたもの
① 保険証券記載の「入院費用保険金日額」×
入院実日数
② 保険証券記載の「通院費用保険金日額」×
従業員入通院費用保険金支払特約
通院実日数
(略称:従業員入通院費用)
第3条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それ
第1条(保険金を支払う場合)
ぞれ次の定義によります。
(1) 当会社は、補償対象者が、普通約款(*1)第2条
用 語
定 義
(保険金を支払う場合)の傷害を被り、その直接
① 入院実日数 補 償 対 象 者 が 実 際 に 第 1 条
の結果として、事故の発生の日(*2)からその日を
(保険金を支払う場合)(1)の表
含めて180日以内に、下表のいずれかに該当した
の①に該当した日数をいいま
場合、被保険者が臨時に負担する費用(*3)に対し
す。
て、この特約および普通約款の規定に従い、従業
② 通院実日数 補償対象者が実際に第1条(1)
員入通院費用保険金を支払います。
の表の②に該当した日数をい
① 入院(*4)した場合
います。
② 通院(*5)した場合
③ 公 的 医 療 保 次のいずれかの法律に基づく
(2) (1)の費用とは、下表に掲げる費用で、社会通
険制度
医療保険制度をいいます。
念上妥当と認められる費用をいいます。ただし、
ア. 健康保険法
事故の発生の日からその日を含めて180日以内に
イ. 国民健康保険法
必要とした費用に限ります。
ウ. 国家公務員共済組合法
エ. 地方公務員等共済組合法
① 補償対象者へのお見舞に関する費用
オ. 私立学校教職員共済法
② 遠隔地で事故が発生した際の補償対象者の
カ. 船員保険法
捜索費用、移送費用等の救援者費用
キ. 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関
③ 事故現場の清掃費用等の復旧費用
する法律
④ 補償対象者の代替のための求人、採用、雇
入等に関する費用
⑤ 補償対象者の代替者に支払う給与(*6)
⑥ その他補償対象者が(1)の表の①または②に
該当したことに直接起因して、被保険者が
負担した費用
係る部分に限ります。
第9条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款等の規定を
準用します。
− 20 −
④ 労 働 者 災 害 次のいずれかの法律に基づく
補償制度
災害補償制度または法令によ
って定められた業務上の災害
を補償する他の災害補償制度
をいいます。
ア. 労働者災害補償保険法
イ. 国家公務員災害補償法
ウ. 裁 判 官 の 災 害 補 償 に 関 す
る法律
エ. 地方公務員災害補償法
オ. 公 立 学 校 の 学 校 医 、 学 校
歯科医及び学校薬剤師の
公務災害補償に関する法
律
第4条(この特約の被保険者)
(1) この特約の被保険者は、保険証券記載の従業員
入通院費用保険金支払特約の被保険者とします。
(2) 保険証券に従業員入通院費用保険金支払特約の
被保険者の記載がない場合は、保険契約者(*1)を
この特約の被保険者とします。
(*1) 保険契約者が連合体である場合は、その構成員
のうち、補償対象者が所属する組織(*2)または
補償対象者と雇用関係のある事業主(*2)をいい
ます。以下この特約において同様とします。
(*2) 補償対象者に派遣労働者が含まれている場合に
は、派遣労働者の派遣先の組織または事業主を
いいます。
第5条(事故の通知)
(1) 被保険者が第1条(保険金を支払う場合)(1)の
費用が発生することを知った場合は、保険契約
者、被保険者または従業員入通院費用保険金を受
け取るべき者は、普通約款第23条(事故の通知)
に規定する事項のほか、他の保険契約等(*1)の有
無および内容(*2)について、遅滞なく当会社に通
知しなければなりません。
(2) 保険契約者、被保険者または従業員入通院費用
保険金を受け取るべき者は、(1)のほか、当会社が
特に必要とする書類または証拠となるものを求め
た場合には、遅滞なく、これを提出し、また当会
社が行う損害の調査に協力しなければなりませ
ん。
(3) 保険契約者、被保険者または従業員入通院費用
保険金を受け取るべき者が正当な理由がなく(1)
または(2)の規定に違反した場合は、当会社は、
それによって当会社が被った損害の額を差し引い
て従業員入通院費用保険金を支払います。
(*1) 第1条(1)の費用に対して保険金または共済金
を支払うべき他の保険契約または共済契約をい
います。
(*2) 既に他の保険契約等(*1)から保険金または共済
金の支払を受けた場合には、その事実を含みま
す。
第6条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
金請求権は、第1条(保険金を支払う場合)(1)の
費用が発生した時から発生し、これを行使するこ
とができるものとします。
(2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表に
掲げる書類とします。
第7条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払
額)
他の保険契約等(*1)がある場合において、支払
責任額(*2)の合計額が、第1条(保険金を支払う
場合)(1)の費用の額を超えるときは、当会社は、
下表に掲げる額を従業員入通院費用保険金として
支払います。
① 他の保険契約等 この保険契約の支払責任額
(*1)から保険金 (*2)
または共済金が
支払われていな
い場合
② 他の保険契約等 費用の額から、他の保険契
(*1)から保険金 約等(*1)から支払われた保
または共済金が 険金または共済金の合計額
支払われた場合 を 差 し 引 い た 残 額 。 た だ
し、この保険契約の支払責
任額(*2)を限度とします。
(*1) 第1条(1)の費用に対して保険金または共済金
を支払うべき他の保険契約または共済契約をい
います。
(*2) 他の保険契約等(*1)がないものとして算出した
支払うべき従業員入通院費用保険金または共済
金の額をいいます。
第8条(代 位)
(1) 第1条(保険金を支払う場合)(1)の費用につい
て、被保険者が損害賠償請求権その他の債権(*1)
を取得した場合において、当会社がその費用に対
して従業員入通院費用保険金を支払ったときは、
その債権は当会社に移転します。ただし、移転す
るのは、下表の額を限度とします。
① 当会社が、被保 被保険者が取得した債権の
険者が負担した 全額
第1条(1)の費
用全額を従業員
入通院費用保険
金として支払っ
た場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の
額から、従業員入通院費用
保険金が支払われていない
被保険者が負担した第1条
(1)の 費 用 の 額 を 差 し 引 い
た額
(2) (1)の表の②の場合において、当会社に移転せ
ずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に
移転した債権よりも優先して弁済されるものとし
ます。
(3) 保険契約者および被保険者は、当会社が取得す
る(1)または(2)の債権の保全および行使ならびに
そのために当会社が必要とする証拠および書類の
入手に協力しなければなりません。このために必
要な費用は、当会社の負担とします。
(4) 普通約款第29条(代位)の規定はこの特約にお
いて適用しません。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互
− 21 −
間の求償権を含みます。
第9条(重大事由による解除の特則)
(1) 当会社は、保険契約者または被保険者が、普通
約款第16条(重大事由による解除)(1)の表の③ア.か
らオ.までのいずれかに該当する場合には、保険契
約者に対する書面による通知をもって、この特約
(*1)を解除することができます。
(2) (1)の規定による解除が費用の発生した後にな
された場合であっても、(1)の解除の原因となる事
由が生じた時から解除がなされた時までに発生し
た事故による費用に対しては、当会社は、保険金
を支払いません。この場合において、既に保険金
を支払っていたときは、当会社は、その返還を請
求することができます。
(3) (1)の規定による解除がなされた場合には、(2)の
規定は、普通約款第16条(1)の表の③ア.からオ.まで
のいずれにも該当しない被保険者に生じた費用に
ついては適用しません。
(*1) 被保険者が該当する場合には、その被保険者に
係る部分に限ります。
第10条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
別表 保険金請求書類
1.保険金請求書
2.保険証券
3.被保険者が費用を負担することまたは支払
ったことおよびその金額を証明する書類
4.当会社の定める傷害状況報告書
5. 公 の 機 関 (や む を 得 な い 場 合 に は、 第 三
者)の事故証明書
6.傷害の程度または手術の内容を証明する被
保険者および補償対象者以外の医師の診断
書
7.入院または通院日数を記載した病院または
診療所の証明書類
8.委任を証する書類および委任を受けた者の
印鑑証明書(保険金の請求を第三者に委任
する場合)
9.その他当会社が普通約款第25条(保険金の
支払時期)(1)に定める必要な事項の確認を
行うために欠くことのできない書類または
証拠として保険契約締結の際に当会社が交
付する書面等において定めたもの
使用者賠償責任担保特約
(略称:使用者賠償責任)
第1条(使用者賠償保険金の支払)
当会社は、被保険者の被用者が業務上の事由
(*1)により被った身体の障害について、被保険者
が法律上の損害賠償責任を負担することによって
支払うべき損害賠償金に相当する額(*2)が、下表
の金額の合算額を超える場合に限り、その超過額
(*3)に対して、この特約および普通約款(*4)の規
定に従い、使用者賠償保険金を支払います。
① 労災保険法等により給付されるべき金額(*5)
② 自動車損害賠償保障法に基づく責任保険契
約(*6)または自動車損害賠償保障事業により
支払われるべき金額
③ 次のいずれかの金額
ア.被保険者が法定外補償規定を定めて
いる場合は、被保険者がその規定に基
づき被用者またはその遺族に支払うべ
き金額
イ.被保険者が法定外補償規定を定めて
いない場合は、この特約が付帯された
保険契約に付帯された他の特約の保険
金(*7) の支払により法律上の損害賠償
責任を免れる金額
(*1) 通勤途上(*8)を含みます。
(*2) 以下この特約において「損害賠償責任額」とい
います。
(*3) 以下この特約において「正味損害賠償金額」と
いいます。
(*4) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*5) この金額には「特別支給金」を含みません。
(*6) 責任共済契約を含みます。
(*7) 同一の被保険者について被用者への法定外補償
として保険金または共済金を支払う他の保険契
約または共済契約が締結されている場合は、そ
の保険契約または共済契約により支払われる保
険金または共済金を含みます。
(*8) 労災保険法等の取扱いに準拠します。
第2条(使用者費用保険金の支払)
当会社は、第1条(使用者賠償保険金の支払)
の身体の障害について、被保険者が法律上の損害
賠償責任の解決のために支出する下表の費用(*1)
を、この特約および普通約款の規定に従い、使用
者費用保険金として被保険者に支払います。
① 被保険者が当会社の書面による同意を得て
支出した訴訟、和解、調停または仲裁に要
した費用(*2)
② 被保険者が当会社の書面による同意を得て
支出した示談交渉に要した費用
③ 被保険者が他人から損害の賠償を受けるこ
とができる場合において、第12条(災害の発
生)(1)の表の④の規定により、その権利の保
全または行使に必要な手続を講じるために
当会社の書面による同意を得て支出した必
要または有益な費用
④ 第13条(損害賠償請求解決のための協力)(1)
の規定により被保険者が当会社の要求に従
い、協力するために要した費用
(*1) 以下この特約において「使用者費用」といいま
す。
(*2) 弁護士報酬を含みます。
第3条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、それ
ぞれ次の定義によります。
− 22 −
用語
定義
① 職業性疾病 労働基準法施行規則第35条に列
挙されている疾病のうち、被用
者が長期間にわたり業務に従事
することにより、有害作用が蓄
積し、発病したことが明白なも
のをいいます。ただし、下記の
疾病をのぞきます。
ア.長期間にわたる長時間の
業務その他血管病変等を著
しく増悪させる業務による
脳出血、くも膜下出血、脳
梗塞、高血圧性脳症、心筋
梗塞、狭心症、心停止(*1)
もしくは解離性大動脈瘤ま
たはこれらの疾病に付随す
る疾病
イ.人の生命にかかわる事故
への遭遇その他心理的に過
度の負担を与える事象を伴
う業務による精神および行
動の障害またはこれに付随
する疾病
② 身体の障害 傷害または疾病をいい、これら
に起因する後遺障害(*2)または
死亡を含みます。
③ 賃金
労働の対価として被用者が受け
る賃金、給料、手当、賞与その
他金銭をいいます。
④ 派遣労働者 労働者派遣事業を行う者から派
遣され、被保険者(*3)の指揮ま
たは命令を受けて、被保険者
(*3)の業務に従事する者をいい
ます。
⑤ 被用者
補償対象者のうち、事業場にお
いて被保険者に使用され、賃金
を支払われる者および派遣労働
者をいいます。
⑥ 法定外補償 被用者に対し、労災保険法等の
規定
給付のほかに一定の災害補償を
行うことを目的とする労働協
約、就業規則、災害補償規程等
をいいます。(*4)
(*1) 心臓性突然死を含みます。
(*2) 治療の効果が医学上期待できない状態であっ
て、補償対象者の身体に残された症状が将来に
おいても回復できない機能の重大な障害に至っ
たものまたは身体の一部の欠損をいいます。
(*3) 第8条(この特約の被保険者)(2)の規定を適用
する場合は、第8条(2)で規定する保険契約者
をいいます。
(*4) 被用者の業務中および業務外の災害等に対し、
補償を行うことを定めた規定を含みます。
第4条(責任限度額)
(1) 当会社が、被保険者に使用者賠償保険金として
支払う正味損害賠償金額は、1回の災害(*1)につ
いて保険証券記載の免責金額(*2)を超える部分と
し、かつ保険証券記載の保険金額をもって限度と
します。
(2) 当会社が、被保険者に使用者費用保険金として
支払う使用者費用は、その全額とします。ただ
し、第2条(使用者費用保険金の支払)の表の①
および②の費用については、正味損害賠償金額が
保険証券記載の1回の災害に適用する保険金額を
超える場合は、当会社は、次の算式により算出さ
れる金額のみに対して、保険金を支払います。
第2条の表の
保険金額
保険金
= ①および②の ×
の額
正味損害賠償金額
費用の合計額
(3) (1)または(2)の規定中「1回の災害」とは、発
生の日時、場所を問わず同一の原因から発生した
一連の災害をいい、その最初の災害が発生した時
にすべての災害が発生したものとみなします。
(*1) 被用者が、業務上の事由によって被った身体の
障害をいいます。以下この特約において同様と
します。
(*2) 支払保険金の計算にあたって損害の額から差し
引く金額をいいます。
第5条(年金給付の場合の調整)
労災保険法等により給付される額が年金をもっ
て定められている場合は、その年金部分について
は、下表のいずれかに該当する額をもって、第1
条(使用者賠償保険金の支払)の表の①の金額と
します。ただし、労災保険法等の受給権者が受給
すべき年金の総額から下表の金額を控除した残額
の全部または一部が被保険者の損害賠償の履行に
あたり考慮された場合は、その考慮された部分に
相当する年金の額を下表の①または②に加算した
額をもって第1条の表の①の金額とします。
① 労災保険法等の受給権者が前払一時金(*1)の
給付を請求することができる場合は、被保
険者の損害賠償責任額が確定した時に、被
保険者が労災保険法等により損害賠償の履
行を猶予されている金額および年金または
前払一時金の支給により損害賠償の責めを
免れた金額の合計額
② ①以外の場合においては、労災保険法等の
受給権者が、被保険者の損害賠償責任額が
確定した時までに既に受領した年金の総額
(*1) その年金にかかる前払一時金をいいます。以下
この特約において同様とします。
第6条(保険金を支払わない場合−その1)
(1) 当会社は、下表の事由によって被用者が被った
身体の障害(*1)については、保険金(*2)を支払い
ません。
① 保険契約者もしくは被保険者(*3)またはこれ
らの事業場の責任者の故意
② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
③ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、
内乱、武装反乱その他これらに類似の事変
または暴動(*4)
④ 核燃料物質もしくはこれによって汚染され
た物(*5)の放射性、爆発性その他の有害な特
性の作用またはこれらの特性。核燃料物質
には、使用済燃料を含みます。
⑤ 石綿または石綿を含む製品の発がん性その
他の有害な特性(*6)
− 23 −
⑥ 石綿の代替物質またはその代替物質を含む
製品が有する⑤と同種の有害な特性(*6)
(2) (1)の表の⑤および⑥については、業務上疾病
担保特約を付帯している場合も保険金を支払いま
せん。
(3) 当会社は、下表の身体の障害については、保険
金を支払いません。
① 風土病による身体の障害
② 職業性疾病による身体の障害
(*1) これらの事由がなければ発生または拡大しなか
った身体の障害を含みます。
(*2) 使用者賠償保険金または使用者費用保険金をい
います。以下この特約において同様とします。
(*3) 保険契約者または被保険者が法人であるとき
は、その理事、取締役または法人の業務を執行
するその他の機関とします。
(*4) この約款においては、群衆または多数の者の集
団の行動によって、全国または一部の地区にお
いて著しく平穏が害され、治安維持上重大な事
態と認められる状態をいいます。
(*5) 原子核分裂生成物を含みます。
(*6) 直接であるか間接であるかにかかわりません。
第7条(保険金を支払わない場合−その2)
(1) 当会社は、下表のいずれかに該当する損害賠償
金または使用者費用については、保険金を支払い
ません。
① 被保険者と被用者またはその他の第三者と
の間に損害賠償に関する契約がある場合ま
たは法定外補償規定がある場合は、その契
約または規定がなければ被保険者が負担し
なかったであろうと認められる損害賠償金
または費用
② 被保険者が個人の場合は、その被保険者と
住居および生計をともにする親族が被った
身体の障害に対して負担する損害賠償金ま
たは費用
(2) 当会社は、休業補償または傷病手当について労
働基準法または船員法が定める補償対象期間の最
初の3日までの休業に対する損害賠償金について
は、保険金を支払いません。
(3) 当会社は、労災保険法等によって給付を行った
保険者が費用の徴収を行うことにより、被保険者
が負担する金額については、保険金を支払いませ
ん。
第8条(この特約の被保険者)
(1) この特約の被保険者は、保険証券記載の使用者
賠償責任担保特約の被保険者とします。
(2) 保険証券に使用者賠償責任担保特約の被保険者
の記載がない場合は、保険契約者(*1) およびそ
の下請負人(*2)をこの特約の被保険者とします。
(*1) 保険契約者が連合体である場合は、その構成員
のうち、補償対象者が所属する組織または補償
対象者と雇用関係のある事業主をいい、補償対
象者に系列会社の従業員等が含まれている場合
には、その従業員等と雇用関係のある系列会社
をいいます。
(*2) 数次の請負による場合の請負人を含みます。
第9条(保険期間と支払責任の関係)
当会社は、身体の障害が普通約款第8条(保険
責任の始期および終期)(1)の保険期間中に生じた
場合に限り、保険金を支払います。
第10条(災害の防止)
保険契約者または被保険者は、自己の費用で労
働基準法等に定める安全および衛生に関する規定
ならびにその他災害の防止に関する法令を守らな
ければなりません。
第11条(調査)
(1) 当会社は、保険期間中いつでも保険契約者また
は被保険者の事業場、災害防止のための安全衛生
に関する施設および労働条件等の調査を行い、か
つ、その不備の改善を保険契約者または被保険者
に請求することができます。
(2) 当会社が(1)の調査を行う場合、保険契約者ま
たは被保険者は、当会社が要求する報告および協
力を行わなければなりません。
第12条(災害の発生)
(1) 災害が発生したことを保険契約者または被保険
者が知った場合は、保険契約者または被保険者
は、下表の①から⑥までに規定するすべての事項
を履行しなければなりません。
① 災害発生の日時、場所および状況、身体の
障害を被った被用者の住所・氏名および身
体の障害の程度、また、損害賠償の請求を
受けたときは、その内容を遅滞なく当会社
に書面により通知すること。
② 他の保険契約等(*1)の有無および内容(*2)を
遅滞なく当会社に書面により通知すること。
③ 災害の拡大を防止または軽減するため自己
の費用で必要な措置を講ずること。
④ 被保険者が第三者に対して、損害賠償の請
求(*3)をすることができる場合は、その権利
の保全または行使に必要な手続をすること。
⑤ 損害賠償の請求の全部または一部を承認し
ようとするときは、あらかじめ当会社の承
認を得ること。
⑥ 損害賠償の請求についての訴訟を提起しよ
うとするとき、または提起されたときは、
ただちに当会社に書面により通知すること。
(2) 保険契約者または被保険者が正当な理由なく
(1)に規定する義務に違反した場合は、当会社は、
損害の額から下表の①から③までの金額を差し引
いて保険金を支払います。
① (1)の表の①、②または⑥に規定する義務に
違反したときは、それによって当会社が被
った損害の額
② (1)の表の③または④に規定する義務に違反
したときは、損害の発生または拡大を防止
することができたと認められる額
③ (1)の表の⑤に規定する義務に違反したとき
は、被保険者に法律上の損害賠償責任がな
いと認められる額
(3) 保険契約者または被保険者は、災害が発生した
ことを知った場合は、その災害と同種の災害の発
生を防止するため、自己の費用で必要な措置を講
じなければなりません。保険契約者または被保険
− 24 −
者が正当な理由なくこの義務に違反したときは、
当会社は、損害の発生または拡大を防止すること
ができたと認められる額を差し引いて保険金を支
払います。
(*1) 第1条(使用者賠償保険金の支払)の損害また
は第2条(使用者費用保険金の支払)の費用に
対して保険金または共済金を支払うべき他の保
険契約または共済契約をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*2) 既に他の保険契約等から保険金または共済金
の支払を受けた場合は、その事実を含みます。
(*3) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相
互間の求償を含みます。以下この特約において
同様とします。
第13条(損害賠償請求解決のための協力)
(1) 当会社は、必要と認めたときは、被保険者に代
わって自己の費用で被害者による損害賠償請求の
解決に当たることができます。この場合におい
て、被保険者は、当会社の求めに応じ、その遂行
について当会社に協力しなければなりません。
(2) 被保険者が正当な理由なく(1)の協力の要求に
応じない場合は、当会社は、それによって当会社
が被った損害の額を差し引いて保険金を支払いま
す。
第14条(保険金の請求)
(1) この特約にかかる保険金の当会社に対する保険
金請求権は、判決、調停もしくは裁判上の和解ま
たは被保険者と被害者との間の書面による合意の
いずれかによって被保険者の損害賠償責任の有無
および第1条(使用者賠償保険金の支払)の損害
賠償責任額が確定した時から発生し、これを行使
することができるものとします。
(2) この特約にかかる保険金の請求書類は、別表に
掲げる書類とします。
第15条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払
額)
他の保険契約等がある場合において、支払責任
額(*1)の合計額が、損害の額または費用の額を超
えるときは、当会社は、使用者賠償保険金および
使用者費用保険金ごとにそれぞれ下表に掲げる額
を支払います。
① 他の保険契約等 この保険契約の支払責任額
から保険金また (*1)
は共済金が支払
われていない場
合
② 他の保険契約等 損害の額または費用の額か
から保険金また ら、他の保険契約等から支
は共済金が支払 払われた保険金または共済
われた場合
金の合計額を差し引いた残
額。ただし、 この保険契約
の支払責任額(*1)を限度と
します。
(*1) 他の保険契約等がないものとして算出した支払
うべき保険金または共済金の額をいいます。
第16条(代 位)
(1) 損害または費用が生じたことにより被保険者が
損害賠償請求権その他の債権(*1)を取得した場合
において、当会社がその損害または費用に対して
保険金を支払ったときは、その債権は当会社に移
転します。ただし、移転するのは、下表の額を限
度とします。
① 当会社が損害の 被保険者が取得した債権の
額または費用の 全額
額の全額を保険
金として支払っ
た場合
② ①以外の場合
被保険者が取得した債権の
額から、保険金が支払われ
ていない損害の額または費
用の額を差し引いた額
(2) (1)の表の②の場合において、当会社に移転せ
ずに被保険者が引き続き有する債権は、当会社に
移転した債権よりも優先して弁済されるものとし
ます。
(3) 保険契約者または被保険者は、当会社が取得す
る(1)または(2)の債権の保全および行使ならびに
そのために当会社が必要とする証拠および書類の
入手に協力しなければなりません。このために必
要な費用は、当会社の負担とします。
(*1) 共同不法行為等の場合における連帯債務者相互
間の求償権を含みます。
第17条(先取特権)
(1) 損害賠償請求権者は、被保険者の当会社に対
する保険金請求権(*1)について先取特権を有しま
す。
(2) 当会社は、下表のいずれかに該当する場合に、
保険金の支払を行うものとします。
① 被保険者が損害賠償請求権者に対してその
損害の賠償をした後に、当会社から被保険
者に支払う場合。ただし、被保険者が賠償
した金額を限度とします。
② 被保険者が損害賠償請求権者に対してその
損害の賠償をする前に、被保険者の指図に
より、当会社から直接、損害賠償請求権者
に支払う場合
③ 被保険者が損害賠償請求権者に対してその
損害の賠償をする前に、損害賠償請求権者
が(1)の先取特権を行使したことにより、当
会社から直接、損害賠償請求権者に支払う
場合
④ 被保険者が損害賠償請求権者に対してその
損害の賠償をする前に、当会社が被保険者
に保険金を支払うことを損害賠償請求権者
が承諾したことにより、当会社から被保険
者に支払う場合。ただし、損害賠償請求権
者が承諾した金額を限度とします。
(3) 保険金請求権(*1)は、損害賠償請求権者以外の
第三者に譲渡することはできません。また、保険
金請求権(*1)を質権の目的とし、または(2)の表
の③の場合を除いて差し押さえることはできませ
ん。ただし、(2)の表の①または④の規定により被
保険者が当会社に対して保険金の支払を請求する
ことができる場合を除きます。
(*1) 第2条(使用者費用保険金の支払)の使用者費
用に対する保険金請求権を除きます。
− 25 −
第18条(普通約款の適用除外)
普通約款の下表の規定は適用しません。
① 第2条(保険金を支払う場合)
② 第3条(保険金を支払わない場合−その1)
③ 第4条(保険金を支払わない場合−その2)
④ 第5条(それぞれの型の被保険者とその義
務)
⑤ 第6条(他の身体の障害または疾病の影響)
⑥ 第7条(他の保険契約等がある場合の保険
金の支払額)
⑦ 第23条(事故の通知)
⑧ 第27条(当会社の指定する医師が作成した診
断書等の要求)
⑨ 第29条(代位)
第19条(普通約款の読み替え)
この特約については、普通約款を下表のとおり
読み替えて適用します。
箇所
読み替え前
読み替え後
① 第8条 (保険 傷害またはそ 身体の障害に
責任の始期お の傷害により よる損害
よび終期)(3) 被った損害
② 第9条 (告知 第2条 (保険 身体の障害に
義務)(3)の表 金を支払う場 よる損害の発
の③
合) の事故に 生前
よって補償対
象者が傷害を
被る前
③ 第9条(4)
傷害
損害
④ 第9条(5)
傷害
身体の障害に
よる損害
⑤ 第16条(重大 傷害
損害
事由による解
除)(1)の表の
①
⑥ 第16条(3)
傷害の発生し 身体の障害の
た
発生した
⑦ 第16条(3)
傷害(*3)また 身体の障害に
はその傷害に よる損害
より被った損
害
⑧ 第19条(保険 事故による傷 身体の障害に
料の返還また 害またはその よる損害
は請求−告知 傷害により被
義務・職業ま った損害
たは職務の変
更に関する通
知義務等の場
合)(7)
⑨ 第24条(保険 傷害もしくは 身体の障害も
金の請求)(5) 損害の程度等 しくは損害の
程度等
箇所
⑩ 第25条(保険
金の支払時
期)(2)の表の
③
読み替え前
読み替え後
( 1 ) の 表 の ③ 損害賠償請求
の 事 項 の う の原因となる
ち、 後遺障害 事由もしくは
の内容および 事実が過去の
その程度を確 事例・判例等
認 す る た め に鑑みて特殊
の、 医療機関 である場合ま
に よ る 診 断 、たは1回の災
後遺障害の認 害により多数
定に係る専門 の被用者が身
機関による審 体の障害を被
査等の結果の った場合にお
照会 120日 い て ( 1 ) の 表
の①から④ま
での事項を確
認するために
行う専門機関
による鑑定等
の結果の照会
180日
第20条(重大事由による解除の特則)
(1) 当会社は、保険契約者または被保険者が、普通
約款第16条(重大事由による解除)(1)の表の③ア.か
らオ.までのいずれかに該当する場合には、保険契
約者に対する書面による通知をもって、この特約
(*1)を解除することができます。
(2) (1)の規定による解除が第2条(使用者費用保険金
の支払)に規定する費用の発生した後になされた
場合であっても、(1)の解除の原因となる事由が生
じた時から解除がなされた時までに発生した身体
の障害による費用に対しては、当会社は、使用者
費用保険金を支払いません。この場合において、
既に使用者費用保険金を支払っていたときは、当
会社は、その返還を請求することができます。
(3) (1)の規定による解除がなされた場合には、(2)の
規定は、普通約款第16条(1)の表の③ア.からオ.まで
のいずれにも該当しない被保険者に生じた第2条
に規定する費用については適用しません。
(*1) 被保険者が該当する場合には、その被保険者に
係る部分に限ります。
第21条(準用規定)
この特約の定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
別表 保険金請求書類
1. 保険金請求書
2. 保険証券
3. 当会社の定める傷害状況報告書
4. 公 の 機 関 ( や む を 得 な い 場 合 に は 、 第 三
者)の事故証明書
5. 被用者の死亡に伴う保険金請求の場合は、
死亡診断書または死体検案書
6. 被用者の後遺障害に伴う保険金請求の場合
は、障害の程度を証明する医師の診断書
− 26 −
つ、下表の要件を全て満たすものをいいます。
① 偶然かつ外来によるもの
② 労働環境に起因するもの
③ その原因が時間的および場所的に確認でき
るもの
ただし、補償対象者が長期間にわたり業務
に従事することにより、その業務特有の性
質または状態に関連して有害作用が蓄積し
発生したことが明らかなもの(*3)、または疲
労の蓄積もしくは老化によるもの、精神的
ストレスを原因とするもの(*4)、かぜ症候群
は除きます。
(3) 業務に起因して生じた症状の発症の認定は、医
師(*5)の診断によります。
(4) 業務に起因して生じた症状については、その発
症を事故と、医師(*5)の診断による発症の日を事
故の発生の日として普通約款およびこの保険契約
に付帯された特約を適用します。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 使用者賠償責任担保特約を除きます。
(*3) 振動性症候群、腱鞘炎、負傷によらない業務上
の腰痛、粉じんを飛散する場所における業務に
よるじん肺症またはじん肺法に規定するじん肺
死亡のみ担保特約
と合併したじん肺法施行規則第1条各号にかか
げる疾病をいいます。
(使用者賠償責任担保特約用)
(*4) ストレス性胃炎等をいいます。
(略称:死亡のみ担保(使用者賠責)) (*5) 被保険者または補償対象者が医師である場合
には、被保険者および補償対象者以外の医師を
第1条(保険金を支払う場合)
いいます。
当会社は、この特約により、被保険者の被用者 第2条(使用者賠償責任担保特約が付帯された場合
が業務上の事由(*1)により死亡した場合に限り、
の取扱い)
使用者賠償責任担保特約に規定する保険金を支払
当会社は、この特約が付帯された保険契約に使
います。
用者賠償責任担保特約が付帯された場合には、使
(*1) 通勤途上(*2)を含みます。
用者賠償責任担保特約第6条(保険金を支払わな
(*2) 労災保険法等の取扱いに準拠します。
い場合−その1)(3)の表の②の規定を適用しませ
第2条(準用規定)
ん。
この特約に定めのない事項については、この特 第3条(準用規定)
約の趣旨に反しないかぎり、一般傷害保険普通保
この特約に定めのない事項については、この特
険約款および使用者賠償責任担保特約の規定を準
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
用します。
7. 被用者の休業に伴う保険金請求の場合は、
被保険者の休業証明書(賃金不払を証する
もの)
8. 被保険者が法定外補償規定を定めている場
合は、その法定外補償規定(写)
9. 損害賠償金額および使用者費用を証明する
書類
10. 使用者賠償保険金請求の場合は、被保険者
が損害賠償責任を負担することを示す判決
書、調停調書もしくは和解調書または被保
険者と被害者の間の示談書
11. 使用者賠償保険金請求の場合は、被保険者
が法律上の損害賠償金を弁済したことおよ
びその金額を証明する書類
12. 使用者賠償保険金請求の場合は、被保険者
が保険金の請求をすることについて被害者
の承諾があったことおよびその金額を証明
する書類
13. その他当会社が普通約款第25条(保険金の
支払時期)(1)に定める必要な事項の確認を
行うために欠くことのできない書類または
証拠として保険契約締結の際に当会社が交
付する書面等において定めたもの
業務上疾病担保特約
(略称:業務上疾病担保)
天災危険担保特約
(略称:天災危険担保)
第1条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、この特約により、普通約款(*1)第2
条(保険金を支払う場合)(1)の傷害には、業務に
起因して生じた症状を含むものとして、普通約款
およびこの保険契約に付帯された特約(*2)に従い
保険金を支払います。ただし、死亡保険金、後遺
障害保険金および重度後遺障害介護一時金支払特
約第1条(死亡保険金の支払)の死亡保険金を除
きます。
(2) (1)の業務に起因して生じた症状は、補償対象
者の業務遂行に伴って発生した労働基準法施行規
則別表第1の2のうち第2号以降に該当し、か
第1条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、この特約により、一般傷害保険普通
保険約款第3条(保険金を支払わない場合−その
1)(1)の表の⑩および⑫の規定にかかわらず、下
表に掲げる事由のいずれかによって生じた傷害に
対しても、保険金を支払います。
① 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
② ①の事由に随伴して生じた事故またはこれ
らに伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故
(2) 当会社は、この特約により、使用者賠償責任担
保特約第6条(保険金を支払わない場合−その
− 27 −
1)(1)の表の②の規定にかかわらず、地震もしく
は噴火またはこれらによる津波によって被用者が
被った身体の障害に対しても、保険金を支払いま
す。
第2条(保険金の支払時期)
当会社は、一般傷害保険普通保険約款第25条
(保険金の支払時期)(2)の表の⑤の次に、⑥とし
て次のとおり追加して適用します。
「
⑥ 災害対策基本法に基づき設置された中央防
災会議の専門調査会によって被害想定が報
告された首都直下地震、東海地震、東南
海・南海地震またはこれらと同規模以上の
損害が発生するものと見込まれる地震等に
よる災害の被災地域における(1)の表の①か
ら④までの事項の確認のための調査 365日
」
細菌性食中毒等担保特約
(略称:細菌性食中毒等担保)
② 勤務会社の施設内にいる間および勤務会社
の施設と勤務会社の他の施設との間を合理
的な経路および方法により往復する間
③ 取引先との契約、会議(*5)等のために、取引
先の施設内にいる間および取引先の施設と
住居または勤務会社との間を合理的な経路
および方法により往復する間
(*1) 通勤途上を含みます。
(*2) 個人事業主を含みます。以下この特約において
同様とします。
(*3) 補償対象者が役員をつとめる企業等をいいま
す。以下この特約において同様とします。
(*4) 補償対象者の休暇中を除きます。
(*5) 会食を主な目的とするものを除きます。
死亡保険金および
後遺障害保険金のみの支払特約
(略称:死亡・後遺障害のみ)
当会社は、この特約により、死亡保険金、後遺
障害保険金および重度後遺障害介護一時金支払特
約に規定する保険金については、死亡保険金およ
び後遺障害保険金のみを支払うものとします。
第1条(普通約款の読み替え)
当会社は、普通約款(*1)第2条(保険金を支払
う場合)(2)の規定を次のとおり読み替えて適用し
ます。
入院保険金および
「(2) (1)の傷害には、身体外部から有毒ガスまたは
有毒物質を偶然かつ一時に吸入、吸収または摂 手術保険金支払日数延長特約(365日用)
取した場合に急激に生じる中毒症状(*2)を含みま
(略称:入院日数延長365日)
す。 」
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ 第1条(用語の定義)
の特約において同様とします。
この特約において、下表の用語の意味は、次の
第2条(保険金を支払わない場合)
定義によります。
当会社は、この保険契約に特定感染症危険「後
用語
定義
遺障害保険金、入院保険金および通院保険金」担
入院保険金 入院保険金および手術保険金支払
保特約または特定感染症危険「後遺障害保険金、
支払事由
特約第1条 (入院保険金および手
入院保険金、通院保険金および葬祭費用保険金」
術保険金の支払)(1)に規定する入院
担保特約が付帯されている場合には、その特約の
保険金の支払事由をいいます。
規定に従い保険金を支払うべき特定感染症による
第2条(保険金を支払う場合)
中毒症状に対しては、保険金を支払いません。
(1) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
第3条(普通約款との関係)
の発生の日からその日を含めて180日以内に入院
この特約に規定していない事項については、こ
保険金支払事由に該当することとなった場合に
の特約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定
は、入院保険金および手術保険金支払特約第1条
を準用します。
(入院保険金および手術保険金の支払)(1)の規定
のとおり入院保険金を支払います。
就業中のみの危険担保特約
(2) 入院保険金および手術保険金支払特約第1条
(略称:就業中のみ担保)
(2)に規定する入院した日数については365日を限
度とします。ただし、いかなる場合においても、
(1) 当会社は、この特約により、補償対象者がその
事故の発生の日からその日を含めて365日を経過
職業または職務に従事している間(*1)に被った傷
した後の入院は、入院補償額の算出に含めませ
害に限り、保険金を支払います。
ん。
(2) 補償対象者が企業等の役員(*2)である場合は、 (3) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
(1)の補償対象者がその職業または職務に従事し
の発生の日からその日を含めて365日以内に入院
ている間とは、役員としての職務に従事している
保険金および手術保険金支払特約第1条(5)に規
間(*1)で、かつ下表に掲げるいずれかに該当する
定する手術を受けた場合には、手術保険金を支払
間をいいます。
います。
① 勤務会社(*3)の就業規則等に定められた正規
の就業時間中(*4)
− 28 −
第3条(入院保険金および手術保険金支払特約の読
み替え)
この特約については、入院保険金および手術保
険金支払特約を下表のとおり読み替えて適用しま
す。
箇所
読み替え前
読み替え後
第 2 条 ( 保 険 180日
365日
金 の 請 求 )( 1 )
の表の①ア.
入院保険金および
手術保険金支払日数延長特約(1,000日用)
(略称:入院日数延長1,000日)
第1条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、次の
定義によります。
用語
定義
入院保険金 入院保険金および手術保険金支払
支払事由
特約第1条 (入院保険金および手
入院保険金および
術保険金の支払)(1)に規定する入院
手術保険金支払日数延長特約(730日用)
保険金の支払事由をいいます。
(略称:入院日数延長730日)
第2条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
第1条(用語の定義)
の発生の日からその日を含めて180日以内に入院
この特約において、下表の用語の意味は、次の
保険金支払事由に該当することとなった場合に
定義によります。
は、入院保険金および手術保険金支払特約第1条
(入院保険金および手術保険金の支払)(1)の規定
用語
定義
のとおり入院保険金を支払います。
入院保険金 入院保険金および手術保険金支払
支払事由
特約第1条 (入院保険金および手 (2) 入院保険金および手術保険金支払特約第1条
(2)に規定する入院した日数については1,000日を
術保険金の支払)(1)に規定する入院
限度とします。ただし、いかなる場合において
保険金の支払事由をいいます。
も、事故の発生の日からその日を含めて1,000日
第2条(保険金を支払う場合)
を経過した後の入院は、入院補償額の算出に含め
(1) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
ません。
の発生の日からその日を含めて180日以内に入院 (3) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
保険金支払事由に該当することとなった場合に
の発生の日からその日を含めて1,000日以内に入
は、入院保険金および手術保険金支払特約第1条
院保険金および手術保険金支払特約第1条(5)に
(入院保険金および手術保険金の支払)(1)の規定
規定する手術を受けた場合には、手術保険金を支
のとおり入院保険金を支払います。
払います。
(2) 入院保険金および手術保険金支払特約第1条 第3条(入院保険金および手術保険金支払特約の読
(2)に規定する入院した日数については730日を限
み替え)
度とします。ただし、いかなる場合においても、
この特約については、入院保険金および手術保
事故の発生の日からその日を含めて730日を経過
険金支払特約を下表のとおり読み替えて適用しま
した後の入院は、入院補償額の算出に含めませ
す。
ん。
箇所
読み替え前
読み替え後
(3) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
第 2 条 ( 保 険 180日
1,000日
の発生の日からその日を含めて730日以内に入院
金 の 請 求 )( 1 )
保険金および手術保険金支払特約第1条(5)に規
の表の①ア.
定する手術を受けた場合には、手術保険金を支払
います。
第3条(入院保険金および手術保険金支払特約の読
通院保険金対象期間延長特約
み替え)
(1,000日用)
この特約については、入院保険金および手術保
(略称:通院対象期間延長1000日)
険金支払特約を下表のとおり読み替えて適用しま
す。
第1条(用語の定義)
箇所
読み替え前
読み替え後
この特約において、下表の用語の意味は、次の
第 2 条 ( 保 険 180日
730日
定義によります。
金 の 請 求 )( 1 )
の表の①ア.
用語
定義
通院保険金 通院保険金支払特約第1条 (通院
支払事由
保険金の支払)(1)または(3)に規定
する通院保険金の支払事由をいい
ます。
第2条(保険金を支払う場合)
(1) 当会社は、この特約により、補償対象者が事故
の発生の日からその日を含めて180日以内に通院
− 29 −
保険金支払事由に該当することとなった場合に
は、通院保険金支払特約第1条(通院保険金の支
払)(1)の規定に従い通院保険金を支払います。
(2) 通院保険金支払特約第1条(2)の規定にかかわ
らず、当会社は、いかなる場合においても、事故
の発生の日からその日を含めて1,000日を経過し
た後の通院は、通院補償額の算出に含めません。
第3条(通院保険金支払特約の読み替え)
この特約については、通院保険金支払特約を下
表のとおり読み替えて適用します。
箇所
読み替え前
読み替え後
第 2 条 ( 保 険 180日
1,000日
金 の 請 求 )( 1 )
の表の①
法人契約特約
(略称:法人特約)
(2) 普通約款(*2)第8条(保険責任の始期および終
期)(3)の規定およびその他の特約(*3)に定める保
険料領収前に生じた事故の取扱いの規定は、(1)の
暫定保険料に適用するものとします。
(*1) 保険証券記載の暫定保険料をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*2) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。
(*3) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
の特約をいいます。
第2条(通 知)
保険契約者は、通知日(*1)までに、毎月一定日
における補償対象者数その他の当会社の定める事
項を、当会社に通知しなければなりません。
(*1) 保険証券記載の通知日をいいます。
第3条(保険料の精算)
(1) 当会社は、第2条(通知)の規定による通知に
基づき算出された保険料と既に領収した保険料に
過不足がある場合は、その差額を精算します。
(2) 第2条の規定による通知に脱漏があった場合
は、保険期間終了後であっても、保険契約者はこ
れに対応する保険料を支払わなければなりませ
ん。
第4条(準記名式契約特約の適用除外)
当会社は、この特約により、その他の特約(*1)
における補償対象者の増員または減員に関する条
文(*2)を適用しません。
(*1) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
の特約をいいます。
(*2) 保険期間の中途において補償対象者が増員また
は減員となる場合には、保険契約者は、遅滞な
く、その員数を当会社に通知しなければならな
いことが規定されている条文をいいます。
第1条(保険金の支払)
当会社は、この特約により、他の特約(*1)の規
定にかかわらず、他の特約(*1)において被保険者
に支払うことが規定されている保険金についても
死亡保険金受取人に支払います。
(*1) この特約が付帯された保険契約に付帯されてい
る他の特約をいいます。
第2条(補償対象者が下請負人または下請負人の構
成員等である場合の保険金の支払)
(1) 補償対象者が下請負人、下請負人の構成員また
は派遣労働者である場合において、被保険者の法
定相続人以外の者を死亡保険金受取人に定めたと
きには、死亡保険金受取人は、被保険者に代わっ
て受け取った保険金(*1)の全額を被保険者または
保険料不精算特約
その法定相続人に支払わなければなりません。こ
の場合において、被保険者またはその法定相続人
(人数の通知に関する特約用)
に保険金(*1)の全額または一部が支払われていな
(略称:不精算(人数))
いときは、当会社は、その支払われなかった部分
について当会社に返還をうけ、被保険者または法
定相続人に直接支払うことができるものとしま 第1条(人数の通知に関する特約の読み替え)
当会社は、この特約により、人数の通知に関す
す。
る特約第1条(暫定保険料)の規定を次のとおり
(2) (1)の場合で、死亡保険金受取人は、被保険者
読み替えて適用します。
またはその法定相続人の保険金受領書を当会社に
「
提出しなければなりません。
(3) (1)の下請負人は、数次の請負による場合の請 第1条(保険料)
(1) 保険契約者は、保険契約締結と同時に、保険料
負人を含みます。
(*1)を当会社に支払わなければなりません。
(*1) 死亡保険金を除きます。
第3条(死亡保険金、後遺障害保険金および重度後 (2) 普通約款(*2)第8条(保険責任の始期および終
期)(3)の規定およびその他の特約(*3)に定める保
遺障害介護一時金支払特約の適用除外)
険料領収前に生じた事故の取扱いの規定は、(1)の
死亡保険金、後遺障害保険金および重度後遺障
保険料に適用するものとします。
害介護一時金支払特約第6条(死亡保険金受取人
(*1) 保険契約締結時に把握可能な最近の会計年度ま
の変更)(9)の規定は適用しません。
たは過去1年間の補償対象者数(*4)その他の事
項に基づき算出した保険証券記載の保険料をい
人数の通知に関する特約
います。以下この特約において同様とします。
(略称:人数通知)
(*2) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。
(*3) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
の特約をいいます。
第1条(暫定保険料)
(1) 保険契約者は、保険契約締結と同時に暫定保険 (*4) 初年度契約の場合は、補償対象者となるべき者
の人数とします。
料(*1)を当会社に支払わなければなりません。
− 30 −
された書類等を当会社に提出しなければなりませ
」
第2条(人数の通知に関する特約の適用除外)
ん。
当会社は、この特約により、人数の通知に関す (2) 当会社は、(1)の書類等に基づき算出された保険
る特約第2条(通知)および第3条(保険料の精
料と既に領収した暫定保険料に過不足がある場合
算)の規定を適用しません。
は、その差額を精算します。
第3条(準用規定)
(3) (1)の規定による通知に脱漏があった場合は、
この特約に定めのない事項については、この特
保険期間終了後であっても、保険契約者はこれに
約の趣旨に反しないかぎり、一般傷害保険普通保
対応する保険料を支払わなければなりません。
険約款およびこの保険契約に付帯される他の特約 第6条(準用規定)
の規定を準用します。
この特約の定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款の規定を準
用します。
全員付保式契約特約
(略称:全員付保式特約)
第1条(保険金を支払う場合)
当会社は、下欄記載の者全員を補償対象者と
し、この特約および普通約款(*1)の規定に従い保
険金を支払います。
保険料不精算特約
(全員付保式契約特約用)
(略称:不精算(全員))
第1条(全員付保式契約特約の読み替え)
当会社は、この特約により、全員付保式契約特
約第2条(暫定保険料)の規定を次のとおり読み
替えて適用します。
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
「
の特約において同様とします。
第2条(保険料)
第2条(暫定保険料)
(1) 保険契約者は、保険契約締結と同時に暫定保険 (1) 保険契約者は、保険契約締結と同時に保険料
(*1)を当会社に支払わなければなりません。
料(*1)を当会社に支払わなければなりません。
(2) 普通約款第8条(保険責任の始期および終期) (2) 普通約款第8条(保険責任の始期および終期)
(3)の規定およびその他の特約(*2)に定める保険
(3)の規定およびその他の特約(*2)に定める保険
料領収前に生じた事故の取扱いの規定は、(1)の保
料領収前に生じた事故の取扱いの規定は、(1)の暫
険料に適用するものとします。
定保険料に適用するものとします。
(3) (1)の暫定保険料とは、売上高、請負金額、賃 (3) (1)の保険料とは、保険契約締結時に把握可能
な最近の会計年度または過去1年間の売上高、請
金または補償対象者数等に基づき算出したものを
負金額、賃金または補償対象者数(*3)等に基づい
いいます。
て算出したものをいいます。
(4) 当会社は、保険金を支払う場合において、既に
領収した暫定保険料が、相当の理由なく、(3)の規 (4) 当会社は、保険金を支払う場合において、既に
領収した保険料が、相当の理由なく、(3)の規定に
定により算出された保険料に対し、不当に不足し
より算出された保険料に対し、不当に不足してい
ていた場合には、その不足する割合により削減し
た場合には、その不足する割合により削減して保
て保険金を支払うことができます。
険金を支払うことができます。
(*1) 保険証券記載の暫定保険料をいいます。以下こ
(*1) 保険証券記載の保険料をいいます。以下この特
の特約において同様とします。
約において同様とします。
(*2) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
(*2) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
の特約をいいます。
の特約をいいます。
第3条(補償対象者証明)
保険契約者は、被保険者または保険金を受け取 (*3) 初年度契約の場合は、補償対象者となるべき者
の人数をいいます。
るべき者が保険金の支払を受けようとする場合
」
は、補償対象者が第1条(保険金を支払う場合)
の下欄記載の者であることおよびその職名等を証 第2条(全員付保式契約特約の適用除外)
当会社は、この特約により、全員付保式契約特
明する書類を提出しなければなりません。
約第5条(保険料の精算)の規定を適用しませ
第4条(保険金額等)
ん。
その他の特約(*1)に規定する保険金額等は、同
一職名等の各補償対象者について同一とし、1補 第3条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特
償対象者について保険証券記載の金額とします。
約の趣旨に反しないかぎり、一般傷害保険普通保
(*1) この特約が付帯された保険契約に付帯される他
険約款およびこの保険契約に付帯される他の特約
の特約をいいます。
の規定を準用します。
第5条(保険料の精算)
(この欄は、保険証券に添付された特約の
内容をご確認ください。)
(1) 保険契約者または被保険者は、保険契約終了後
遅滞なく、保険料を算出するために必要な売上
高、請負金額、賃金または補償対象者数等が記載
− 31 −
約者は、その全額を一時に払い込まなければなり
ません。
(2) 当会社は、保険契約者が第7条の表の①または
②の規定による追加保険料の支払を怠った場合
第1条(保険料の分割払)
(*1)は、保険契約者に対する書面による通知をも
当会社は、この特約により、保険契約者が年額
って、この保険契約を解除することができます。
保険料(*1)を保険証券記載の回数に分割(*2)して (3) 第7条の表の①の規定による追加保険料を請求
払い込むことを承認します。
する場合において、(2)の規定によりこの保険契約
(*1) この保険契約に定められた総保険料をいいま
を解除できるときは、当会社は、保険金を支払い
す。以下この特約において同様とします。
ません。この場合において、既に保険金を支払っ
(*2) 年額保険料を保険証券記載の回数に分割した金
ていたときは、当会社は、その返還を請求するこ
額を「分割保険料」といいます。以下この特約
とができます。
において同様とします。
(4) 第7条の表の②の規定による追加保険料を請求
第2条(分割保険料の払込み)
する場合において、(2)の規定によりこの保険契約
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第
を解除できるときは、当会社は、職業または職
1回分割保険料を払い込み、第2回目以降の分割
務の変更の事実(*2)があった後に生じた事故によ
保険料については、払込期日(*1)に払い込まなけ
る傷害に対しては、変更前料率(*3)の変更後料率
ればなりません。ただし、当会社が特に承認した
(*4)に対する割合により、保険金を削減して支払
場合(*2)には、保険契約締結の後、第1回分割保
います。
険料を保険料相当額の集金手続を行いうる最初の (5) 第7条の表の③の規定により、追加保険料を請
集金日から10日以内に払い込むことができます。
求する場合において、当会社の請求に対して、保
(*1) 保険証券記載の払込期日をいいます。以下この
険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、
特約において同様とします。
その追加保険料を領収する前に生じた事故による
(*2) 一定した集金日の定めがあり、集金者が保険料
傷害または損害に対して保険契約条件の変更の承
相当額を集金する保険契約についてのみ承認す
認の請求がなかったものとして、この保険契約に
るものとします。
適用される普通約款(*5)および特約に従い、保険
第3条(分割保険料領収前の事故)
金を支払います。
(1) 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険契 (*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求
約者が第2条(分割保険料の払込み)の規定に従
をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払
い第1回分割保険料を払い込まない場合は、その
がなかった場合に限ります。
分割保険料を領収する前に生じた事故による傷害 (*2) 普通約款第10条(職業または職務の変更に関す
または損害に対しては、保険金を支払いません。
る通知義務)(1)または(2)の変更の事実をいい
ただし、下表のすべてに該当する場合は、当会社
ます。
は、第1回分割保険料が払い込まれたものとして (*3) 変更前の職業または職務に対して適用された保
その傷害または損害に対して保険金を支払いま
険料率をいいます。
す。
(*4) 変更後の職業または職務に対して適用されるべ
① 傷害または損害が発生した日が、第1回分
き保険料率をいいます。
割保険料の払込の期日(*1)以前である場合
(*5) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
② 保険契約者が、第1回分割保険料をその保
の特約において同様とします。
険料の払込の期日までに払い込むことの確 第6条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
約を行った場合
(1) 当会社は、下表のいずれかに該当する場合に
③ 当会社が②の確約を承認した場合
は、この保険契約を解除することができます。
(2) (1)の表の②の確約に反して、保険契約者が第
① 払込期日後1か月を経過した後も、その払
1回分割保険料の払込の期日までにその保険料の
込期日に払い込まれるべき分割保険料の払
払込みを怠った場合は、当会社は、保険契約者に
込みがない場合
対して、既に支払った保険金の返還を請求するこ
② 払込期日までに、その払込期日に払い込ま
とができます。
れるべき分割保険料の払込みがなく、かつ、
(*1) 第1回分割保険料の集金手続を行いうる最初の
その翌月の払込期日(*1)において、次回払込
集金日から10日以内の日をいいます。以下この
期日に払い込まれるべき分割保険料の払込
特約において同様とします。
みがない場合
第4条(分割保険料不払の場合の免責)
(2) (1)の規定による解除は、保険契約者に対する
保険契約者が第2回目以降の分割保険料につい
書面による通知をもって行い、解除の効力は、下
てその分割保険料を払い込むべき払込期日後1か
表の時から、それぞれ将来に向かってのみ生じま
月を経過した後もその払込みを怠った場合は、当
す。
会社は、その払込期日後に生じた事故による傷害
① (1)の表の①による解除の場合は、その分割
または損害に対しては、保険金を支払いません。
保険料を払い込むべき払込期日
第5条(追加保険料の払込み)
② (1)の表の②による解除の場合は、次回払込
(1) 当会社が第7条(保険料の返還または請求)の
期日
規定による追加保険料を請求した場合は、保険契
一般傷害保険保険料分割払特約
(略称:分割払(団体))
− 32 −
(*1) 以下この条において「次回払込期日」といいま
す。
第7条(保険料の返還または請求)
下表に掲げるいずれかの事由により保険料の返
還または請求を行う場合には、当会社は、普通約
款の保険料の返還または請求に関する規定にかか
わらず、その事由ごとに下表のとおり保険料を返
還または請求します。
保険料の返還
事由
または請求方法
① 普通約款第9条(告 変更前の保険料率と
知 義 務 )(1) に よ り 告 変 更 後 の 保 険 料 率 と
げられた内容が事実 の差に基づき計算し
と異なる場合におい た保険料を返還また
て 、 保 険 料 率 を 変 更 は請求します。
する必要があるとき
② 職 業 ま た は 職 務 の 変 変 更 前 料 率 (*2) と 変
更 の 事 実 (*1) が あ る 更 後 料 率 (*3) と の 差
場合において、保険 に基づき、職業また
料率を変更する必要 は職務の変更の事実
があるとき
(*1) が 生 じ た 時 以 降
の 期 間 (*4) に 対 し 計
算した保険料を返還
または請求します。
③ ① お よ び ② の ほ か 、変 更 前 の 保 険 料 と 変
保 険 契 約 締 結 の 後 、更 後 の 保 険 料 と の 差
保険契約者が書面を に基づき計算した保
もって保険契約の条 険料を返還または請
件 の 変 更 を 当 会 社 に 求します。
通知し、承認の請求
を行い、当会社がこ
れを承認する場合に
おいて、保険料を変
更する必要があると
き
④ 保険契約が失効とな 未経過期間に対応す
る場合
る保険料と未払込分
割 保 険 料 (*5) と の 差
額を返還または請求
します。ただし、死
亡保険金、後遺障害
保険金および重度後
遺障害介護一時金支
払特約第1条(死亡
保 険 金 の 支 払 )(1) の
死亡保険金を支払う
べき傷害によって補
償対象者が死亡した
場合は、死亡保険金
を支払うべき事由に
対応しない保険料の
未経過期間分を除き、
その保険金が支払わ
れるべき補償対象者
の保険料は返還しま
せん。
事由
保険料の返還
または請求方法
未経過期間に対応す
る保険料と未払込分
割 保 険 料 (*5) と の 差
額を返還または請求
します。
⑤ 次に掲げるいずれか
の規定により、この
保険契約が解除とな
った場合
ア. 第 5 条 ( 追 加 保
険料の払込み)
(2)
イ. 普 通 約 款 第 9 条
(告知義務)(2)
ウ. 普 通 約 款 第 10 条
(職業または職務
の変更に関する
通知義務)(6)
エ. 普 通 約 款 第 15 条
(保険契約者によ
る保険契約の解
除)
オ. 普通約款第16条
(重大事由による
解除)
(1)または(2)
カ. 普 通 約 款 第 17 条
(被保険者による
保険契約の解除
請求)(2)
キ. 普 通 約 款 第 17 条
(3)
⑥ 第6条(分割保険料 既に払い込まれた既
不払の場合の保険契 経過期間に対応する
約 の 解 除 )(1) の 規 定 保 険 料 は 返 還 し ま せ
に よ り 、 こ の 保 険 契 ん。
約が解除となった場
合
(*1) 普通約款第10条(1)または(2)の変更の事実をい
います。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された
保険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用される
べき保険料率をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、普
通約款第10条(1)または(2)の変更の事実が生じ
た時以降の期間をいいます。
(*5) 年額保険料から既に払い込まれた保険料の総
額を差し引いた額をいいます。
第8条(準用規定) この特約に定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款およびこの
保険契約に付帯された特約の規定を準用します。
一般傷害保険保険料分割払特約(一般用)
(略称:分割払(個人))
第1条(保険料の分割払)
当会社は、この特約により、保険契約者が年額
保険料(*1)を保険証券記載の回数に分割(*2)して
払い込むことを承認します。
(*1) この保険契約に定められた総保険料をいいま
− 33 −
す。以下この特約において同様とします。
(*2) 年額保険料を保険証券記載の回数に分割した金
額を「分割保険料」といいます。以下この特約
において同様とします。
第2条(分割保険料の払込み)
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第
1回分割保険料を払い込み、第2回目以降の分割
保険料については、払込期日(*1)に払い込まなけ
ればなりません。
(*1) 保険証券記載の払込期日をいいます。以下この
特約において同様とします。
第3条(分割保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、第2条
(分割保険料の払込み)の第1回分割保険料を領
収する前に生じた事故による傷害または損害に対
しては、保険金を支払いません。
第4条(分割保険料不払の場合の免責) 保険契約者が第2回目以降の分割保険料につい
てその分割保険料を払い込むべき払込期日後1か
月を経過した後もその払込みを怠った場合は、当
会社は、その払込期日後に生じた事故による傷害
または損害に対しては、保険金を支払いません。
第5条(追加保険料の払込み)
(1) 当会社が第7条(保険料の返還または請求)の
規定による追加保険料を請求した場合は、保険契
約者は、その全額を一時に払い込まなければなり
ません。
(2) 当会社は、保険契約者が第7条の表の①または
②の規定による追加保険料の支払を怠った場合
(*1)は、保険契約者に対する書面による通知をも
って、この保険契約を解除することができます。
(3) 第7条の表の①の規定による追加保険料を請求
する場合において、(2)の規定によりこの保険契約
を解除できるときは、当会社は、保険金を支払い
ません。この場合において、既に保険金を支払っ
ていたときは、当会社は、その返還を請求するこ
とができます。
(4) 第7条の表の②の規定による追加保険料を請求
する場合において、(2)の規定によりこの保険契約
を解除できるときは、当会社は、職業または職
務の変更の事実(*2)があった後に生じた事故によ
る傷害に対しては、変更前料率(*3)の変更後料率
(*4)に対する割合により、保険金を削減して支払
います。
(5) 第7条の表の③の規定により、追加保険料を請
求する場合において、当会社の請求に対して、保
険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、
その追加保険料を領収する前に生じた事故による
傷害または損害に対して保険契約条件の変更の承
認の請求がなかったものとして、この保険契約に
適用される普通約款(*5)および特約に従い、保険
金を支払います。
(*1) 当会社が、保険契約者に対し追加保険料の請求
をしたにもかかわらず相当の期間内にその支払
がなかった場合に限ります。
(*2) 普通約款第10条(職業または職務の変更に関す
る通知義務)(1)または(2)の変更の事実をいい
ます。
(*3) 変更前の職業または職務に対して適用された保
険料率をいいます。
(*4) 変更後の職業または職務に対して適用されるべ
き保険料率をいいます。
(*5) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
第6条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
(1) 当会社は、下表のいずれかに該当する場合に
は、この保険契約を解除することができます。
① 払込期日後1か月を経過した後も、その払
込期日に払い込まれるべき分割保険料の払
込みがない場合
② 払込期日までに、その払込期日に払い込ま
れるべき分割保険料の払込みがなく、かつ、
その翌月の払込期日(*1)において、次回払込
期日に払い込まれるべき分割保険料の払込
みがない場合
(2) (1)の規定による解除は、保険契約者に対する
書面による通知をもって行い、解除の効力は、下
表の時から、それぞれ将来に向かってのみ生じま
す。
① (1)の表の①による解除の場合は、その分割
保険料を払い込むべき払込期日
② (1)の表の②による解除の場合は、次回払込
期日
(*1) 以下この条において「次回払込期日」といいま
す。
第7条(保険料の返還または請求)
下表に掲げるいずれかの事由により保険料の返
還または請求を行う場合には、当会社は、普通約
款の保険料の返還または請求に関する規定にかか
わらず、その事由ごとに下表のとおり保険料を返
還または請求します。
保険料の返還
事由
または請求方法
① 普通約款第9条(告 変更前の保険料率と
知 義 務 )(1) に よ り 告 変 更 後 の 保 険 料 率 と
げられた内容が事実 の差に基づき計算し
と異なる場合におい た保険料を返還また
て 、 保 険 料 率 を 変 更 は請求します。
する必要があるとき
② 職 業 ま た は 職 務 の 変 変 更 前 料 率 (*2) と 変
更 の 事 実 (*1) が あ る 更 後 料 率 (*3) と の 差
場合において、保険 に基づき、職業また
料率を変更する必要 は職務の変更の事実
があるとき
(*1) が 生 じ た 時 以 降
の 期 間 (*4) に 対 し 計
算した保険料を返還
または請求します。
− 34 −
保険料の返還
または請求方法
③ ① お よ び ② の ほ か 、変 更 前 の 保 険 料 と 変
保 険 契 約 締 結 の 後 、更 後 の 保 険 料 と の 差
保険契約者が書面を に基づき計算した保
もって保険契約の条 険料を返還または請
件 の 変 更 を 当 会 社 に 求します。
通知し、承認の請求
を行い、当会社がこ
れを承認する場合に
おいて、保険料を変
更する必要があると
き
④ 保険契約が失効とな 未経過期間に対応す
る場合
る保険料と未払込分
割 保 険 料 (*5) と の 差
額を返還または請求
します。ただし、死
亡保険金、後遺障害
保険金および重度後
遺障害介護一時金支
払特約第1条(死亡
保 険 金 の 支 払 )(1) の
死亡保険金を支払う
べき傷害によって補
償対象者が死亡した
場合は、死亡保険金
を支払うべき事由に
対応しない保険料の
未経過期間分を除き、
その保険金が支払わ
れるべき補償対象者
の保険料は返還しま
せん。
事由
事由
保険料の返還
または請求方法
未経過期間に対応す
る保険料と未払込分
割 保 険 料 (*5) と の 差
額を返還または請求
します。
⑤ 次に掲げるいずれか
の規定により、この
保険契約が解除とな
った場合
ア. 第 5 条 ( 追 加 保
険料の払込み)
(2)
イ. 普 通 約 款 第 9 条
(告知義務)(2)
ウ. 普 通 約 款 第 10 条
(職業または職務
の変更に関する
通知義務)(6)
エ. 普 通 約 款 第 15 条
(保険契約者によ
る保険契約の解
除)
オ . 普通約款第16条
(重大事由による
解除)
(1)または(2)
カ. 普 通 約 款 第 17 条
(被保険者による
保険契約の解除
請求)(2)
キ. 普 通 約 款 第 17 条
(3)
⑥ 第6条(分割保険料 既に払い込まれた既
不払の場合の保険契 経過期間に対応する
約 の 解 除 )(1) の 規 定 保 険 料 は 返 還 し ま せ
に よ り 、 こ の 保 険 契 ん。
約が解除となった場
合
(*1) 普通約款第10条(1)または(2)の変更の事実をい
います。
(*2) 変更前の職業または職務に対して適用された
保険料率をいいます。
(*3) 変更後の職業または職務に対して適用される
べき保険料率をいいます。
(*4) 保険契約者または被保険者の申出に基づく、普
通約款第10条(1)または(2)の変更の事実が生じ
た時以降の期間をいいます。
(*5) 年額保険料から既に払い込まれた保険料の総
額を差し引いた額をいいます。
第8条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款およびこの
保険契約に付帯された特約の規定を準用します。
一般傷害保険保険料支払に関する特約
(略称:一時払支払猶予)
第1条(保険料の払込み)
保険契約者は、この保険契約の保険料を、保険
契約締結の後、保険料相当額の集金手続を行いう
る最初の集金日から10日以内に払い込むものとし
ます。
− 35 −
第2条(保険料領収前の事故)
① 保険契約申込書の受領ならびに保険証券等
(1) 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険契
の発行および交付
約者が第1条(保険料の払込み)の規定に従い保
② 保険料の収納および受領または返戻
険料を払い込まない場合は、その保険料を領収す
③ 保険契約の内容の変更の承認または保険契
る前に生じた事故による傷害または損害に対して
約の解除
は、保険金を支払いません。ただし、下表のすべ
④ 保険契約上の規定に基づく告知または通知
てに該当する場合は、当会社は、保険料が払い込
に係る書類等の受領およびその告知または
まれたものとしてその傷害または損害に対して保
通知の承認
険金を支払います。
⑤ 保険金請求権等の譲渡の通知に係る書類等
の受領およびその譲渡の承認または保険金
① 傷害または損害が発生した日が、保険料の
請求権等の上の質権の設定、譲渡もしくは
払込の期日(*1)以前である場合
消滅の通知に係る書類等の受領およびその
② 保険契約者が、保険料を保険料の払込の期
設定、譲渡もしくは消滅の承認
日までに払い込むことの確約を行った場合
⑥ 保険契約に係る変更手続き完了のお知らせ
③ 当会社が②の確約を承認した場合
の発行および交付または保険証券に対する
(2) (1)の表の②の確約に反して、保険契約者が保
裏書等
険料の払込の期日までに保険料の払込みを怠った
⑦ 保険の対象その他の保険契約に係る事項の
場合は、当会社は、保険契約者に対して、既に支
調査
払った保険金の返還を請求することができます。
⑧ 事故発生もしくは損害発生の通知に係る書
(*1) 第1回分割保険料相当額の集金手続を行いうる
類等の受領または保険金請求に関する書類
最初の集金日から10日以内の日をいいます。以
等の受領
下この特約において同様とします。
⑨ 損害の調査、損害の査定、保険金等の支払
第3条(保険料不払の場合の保険契約の解除)
および保険証券記載の保険会社の権利の保
当会社は、保険契約者が第1条(保険料の払込
全
み)の規定に従い保険料を払い込まない場合は、
⑩ その他①から⑨までの事務または業務に付
保険契約者に対する書面による通知をもって、こ
随する事項
の保険契約を解除することができます。
第3条(幹事保険会社の行為の効果)
第4条(保険契約解除の効力)
この保険契約に関し幹事保険会社が行った第2
第3条(保険料不払の場合の保険契約の解除)
条(幹事保険会社の行う事項)の表に掲げる事項
の規定による解除の効力は、保険期間の初日に遡
は、保険証券記載の全ての保険会社がこれを行っ
及してその効力を生じます。
たものとみなします。
第4条(保険契約者等の行為の効果)
訴訟の提起に関する特約
この保険契約に関し保険契約者等が幹事保険会
社に対して行った通知その他の行為は、保険証券
訴訟の当事者となる保険契約者、被保険者また
記載の全ての保険会社に対して行われたものとみ
は保険金を受け取るべき者が、日本国以外の国籍
なします。
を有し、かつ、日本国外に居住する者である場合
または日本国外に主たる事務所を有する法人もし
初回保険料の口座振替に関する特約
くは団体である場合には、一般傷害保険普通保険
(継続契約用)
約款第34条(訴訟の提起)の規定にかかわらず、
日本国外の裁判所に訴訟を提起することができま
(略称:初回保険料口座振替)
す。
共同保険に関する特約
(略称:共同保険特約)
第1条(独立責任)
この保険契約は、保険証券記載の保険会社によ
る共同保険契約であって、保険証券記載の保険会
社は、保険証券記載のそれぞれの保険金額または
引受割合に応じて、連帯することなく単独別個
に、保険契約上の権利を有し、義務を負います。
第2条(幹事保険会社の行う事項)
保険契約者が保険契約の締結に際しこの保険契
約の幹事保険会社として指名した保険会社は、保
険証券記載の全ての保険会社のために下表に掲げ
る事項を行います。
第1条(特約の適用)
(1) この特約は、保険契約の締結の際に、当会社と
保険契約者との間に、あらかじめ初回保険料(*1)
を口座振替の方法により払い込むことについて合
意がある場合に適用します。
(2) この特約は、下表に規定する条件をいずれも満
たしている場合に適用します。
① 指定口座(*2)が、提携金融機関(*3)に、保険
契約締結の時に設定されていること。
② この保険契約の締結および保険契約者から
当会社への当会社所定の損害保険料口座振
替依頼書の提出が、保険期間の初日の属す
る月の前月末日までになされていること。
③ この保険契約が、当会社と締結していた傷
害保険の継続契約(*4)であること。
(*1)この保険契約に保険料分割払特約が適用されて
− 36 −
いる場合には第1回分割保険料とします。以下
この特約において同様とします。
(*2) 保険契約者の指定する口座をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
(*3) 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携して
いる金融機関等をいいます。以下この特約にお
いて同様とします。
(*4) 当会社と締結していた保険契約と保険契約者が
同一であり、かつ、その保険契約の保険期間の
末日(*5)を保険期間の初日とする契約をいいま
す。
(*5) その保険契約が午後12時に終了する場合には、
その翌日とします。
第2条(初回保険料の払込み)
(1) 初回保険料の払込みは、初回保険料払込期日
(*1)に、指定口座から当会社の口座に振り替える
ことによって行うものとします。
(2) 初回保険料払込期日が提携金融機関の休業日に
該当し、指定口座からの口座振替による初回保険
料の払込みがその休業日の翌営業日に行われた場
合には、当会社は、初回保険料払込期日に払込み
があったものとみなします。
(3) 保険契約者は、初回保険料払込期日の前日まで
に初回保険料相当額を指定口座に預け入れておか
なければなりません。
(*1) 提携金融機関ごとに当会社の定める期日をいい
ます。以下この特約において同様とします。
第3条(初回保険料払込み前の事故)
(1) 第2条(初回保険料の払込み)の規定による初
回保険料の払込みが行われなかった場合には、保
険契約者は、初回保険料を初回保険料払込期日後
1か月以内に当会社の指定した場所に払い込まな
ければなりません。
(2) 当会社は、保険契約者が払込期限(*1)までに初
回保険料を払い込んだ場合には、普通約款(*2)お
よびこの保険契約に付帯された特約に定める保険
料領収前に生じた事故の取扱いに関する規定を適
用しません。
(3) (2)の規定により、被保険者が初回保険料払込
み前の事故による損害または傷害に対して保険金
の支払を受ける場合には、保険契約者は、その支
払を受ける前に、初回保険料を当会社に払い込ま
なければなりません。
(*1) 初回保険料払込期日後1か月を経過した日をい
います。以下この特約において同様とします。
(*2) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
の特約において同様とします。
第4条(解除−初回保険料不払の場合)
(1) 当会社は、払込期限を経過した後も、初回保険
料の払込みがない場合には、この保険契約を解除
することができます。
(2) 当会社は、(1)の解除を行う場合には、保険契約
者に対する書面によりその事実を通知します。こ
の場合の解除は、保険期間の初日から将来に向か
ってその効力を生じます。
第5条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特
約の趣旨に反しないかぎり、普通約款およびこの
保険契約に付帯された特約の規定を準用します。
企業等の災害補償規定等特約
(略称:企業等災害補償)
第1条(用語の定義)
この特約にいう災害補償規定等とは、保険契約
者が従業員等の業務中および業務外の災害等に対
し、遺族補償を行うことを定めた規定をいいま
す。
第2条(死亡保険金の支払)
(1) 当会社は、この特約により、普通約款等(*1)の
規定にかかわらず、保険契約者を死亡保険金受取
人とします。ただし、保険契約者が企業等の連合
体の場合には被保険者の所属する企業等とし、こ
の場合には本特約の規定において「保険契約者」
とあるのは「被保険者が所属する企業等」と読み
替えて適用します。
(2) (1)において当会社が支払うべき死亡保険金の
額は、普通約款等の規定に従います。ただし、下
表に掲げる金額 (*2)を限度とします。
① 保 険 金 の 請 求 書 類 が 遺 族 補 償 額 (*3) の 範
第 4 条 ( 保 険 金 の 請 囲 内 で 、 受 給 者 (*4)
求)の表の①の場合 が 了 知 し て い る 保 険
金の請求額
② 保険金の請求書類が 受給者が保険契約者
第4条の表の②の場 から受領した金銭の
合
額
③ 保険金の請求書類が 保険契約者が受給者
第 4 条 の 表 の ③ の 場 へ支払った金銭の額
合
(3) (1)および(2)の規定にかかわらず、保険契約者
が第4条の書類を提出できない場合には、当会社
は被保険者の法定相続人を死亡保険金受取人とし
ます。
(4) (3)において当会社が支払うべき死亡保険金の
額は、普通約款等の規定にしたがいます。ただ
し、遺族補償額(*2)(*3)を限度とします。
(*1) この特約が付帯された普通保険約款または特約
をいいます。以下この特約において同様としま
す。
(*2) 他の保険契約等(*5)があり、同一の事故に対し
て、既に保険金または共済金が支払われている
場合は、他の保険契約等(*5)によって支払われ
た金額を控除した残額をいいます。
(*3) 災害補償規定等に規定する遺族補償に充てられ
る金額をいいます。
(*4) 災害補償規定等の受給者をいいます。以下この
特約において同様とします。
(*5) 災害補償規定等に対して保険金または共済金
を支払う他の保険契約または共済契約をいいま
す。以下この特約において同様とします。
第3条(保険料の返還)
第2条(死亡保険金の支払)(2)ただし書または
同条(4)ただし書により死亡保険金の支払額を減
額する場合には、既に払い込まれた保険料のう
ち、その減額分に対応する保険料を保険契約者に
返還します。
第4条(保険金の請求)
保険契約者が死亡保険金の支払を請求する場合
− 37 −
は、普通約款等に定められた書類の他に、下表に
掲げる書類のいずれかを提出しなければなりませ
ん。
① 受給者が保険金の請求内容について了知し
ていることを証する書類
② 受給者が保険契約者から金銭を受領したこ
とを証する書類
③ 保険契約者が受給者に金銭を支払ったこと
を証する書類
条件付戦争危険等免責に関する
一部修正特約
(略称:条件付戦争危険免責一部修正)
害支払特約(*1)別表1の第7級に掲げる保険金支
払割合を乗じた額以上の額(*2)が後遺障害補償額
となる場合のみ、後遺障害支払特約第2条(後遺
障害保険金の支払)の規定にしたがい後遺障害保
険金を支払います。
(*1) 死亡保険金、後遺障害保険金および重度後遺障
害介護一時金支払特約をいいます。以下この特
約において同様とします。
(*2) この額の算出には、後遺障害支払特約第2条
(7)の規定は適用しません。
入院保険金支払限度日数変更特約
(略称:入院支払限度日数変更(30日))
第1条(用語の定義)
この特約において、下表の用語の意味は、次の
定義によります。
用語
定義
入院保険金支払 入院保険金および手術保険金
限度日数
支払特約第1条 (入院保険金
および手術保険金の支払)(2)に
⑨ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内
規定する入院保険金を支払う
乱、武装反乱その他これらに類似の事変または
限度とする日数をいいます。
暴動(*4)。ただし、これらに該当するかどうか
にかかわらず、テロ行為(政治的、社会的、宗 第2条(入院保険金支払限度日数の変更)
教的もしくは思想的な主義もしくは主張を有す
当会社は、この特約により、入院保険金および
る団体もしくは個人またはこれと連帯するもの
手術保険金支払特約第1条(入院保険金および手
がその主義または主張に関して行う暴力的行動
術保険金の支払)(2)の規定にかかわらず、入院保
をいいます。)を除きます。
険金支払限度日数は30日とします。
」 第3条(入院保険金および手術保険金支払特約の読
み替え)
(2) 当会社は、普通約款第3条(1)の表の⑨以外の
この特約については、入院保険金および手術保
規定およびこの保険契約に付帯された他の特約
険金支払特約を下表のとおり読み替えて適用しま
に、普通約款第3条(1)の表の⑨と同じ規定があ
す。
る場合には、その規定についても(1)と同様に読
み替えて適用します。
箇所
読み替え前
読み替え後
(*1) 一般傷害保険普通保険約款をいいます。以下こ
第2条(保険 第2条(保険 第2条(保険
の特約において同様とします。
金の請求)(1)の 金 を 支 払 う 場 金 を 支 払 う 場
第2条(この特約の解除)
表の①ア.
合)の傷害の 合)の傷害の
当会社は、第1条(戦争危険等免責の一部修
治療を目的と 治療を目的と
正)(1)により読み替えた普通約款第3条(保険金
した入院が終 した入院が終
を支払わない場合−その1)(1)の表の⑨のただし
了した時
了した時、入
書の危険が著しく増加しこの保険契約の引受範囲
院保険金の支
(*1)を超えることとなった場合は、保険契約者に
払われる日数
対する48時間以前の予告により、この特約を解除
が30日に達し
することができます。
た時
(*1) 保険契約を引き受けできる範囲として保険契約
の締結の際に当会社が交付する書面等において
通院保険金支払限度日数変更特約
定めたものをいいます。
(略称:通院支払限度日数変更(30日))
第3条(特約解除の効力)
第2条(この特約の解除)の規定により当会社
がこの特約を解除する場合には、将来に向かって 第1条(用語の定義)
のみ第1条(戦争危険等免責の一部修正)(1)およ
この特約において、下表の用語の意味は、次の
び(2)の読み替えはなかったものとします。
定義によります。
用語
定義
後遺障害等級限定補償特約
通院保険金支払 通 院 保 険 金 支 払 特 約 第 1 条
(通院保険金の支払)(2)に規定
(略称:後遺障害等級限定(第7級以上)) 限度日数
する通院保険金を支払う限度
とする日数をいいます。
当会社は、この特約により、保険金額に後遺障
第1条(戦争危険等免責の一部修正)
(1) 当会社は、この特約に従い、普通約款(*1)第3
条(保険金を支払わない場合−その1)(1)の表の
⑨の規定を次のとおり読み替えて適用します。
「
− 38 −
第2条(通院保険金支払限度日数の変更)
当会社は、この特約により、通院保険金支払特
約第1条(通院保険金の支払)(2)の規定にかかわ
らず、通院保険金支払限度日数は30日とします。
第3条(通院保険金支払特約の読み替え)
この特約については、通院保険金支払特約を下
表のとおり読み替えて適用します。
箇所
読み替え前
読み替え後
第2条(保険 通院保険金の 通院保険金の
金の請求)(1)の 支 払 わ れ る 日 支 払 わ れ る 日
表の①
数が90日に達 数が30日に達
した時
した時
− 39 −
MEMO
MEMO
東京海上日動のサービス体制なら安心です
<東京海上日動のお客様向けサービス>
東京海上日動安心110番(事故受付センター)
○受付時間 : 24時間365日
○ご連絡先 : フリーダイヤル 0120-119-110 "事故は119番−110番”
(携帯電話・自動車電話・PHS・衛星電話からもご利用いただけます。)
※ご連絡をいただく際には必ず証券番号をお手元にご用意ください。
●事故の受付・ご相談
事故のご連絡・ご相談をフリーダイヤルにて承ります。
いざというとき、全国どこからでもご利用いただけます。
デイリーサポート
暮らしに関する無料相談サービス
介護・健康に関するご相談から暮らしのインフォメーションまで、あなたのデイリーライフをサポート
します。*1
●内容:①介護保険制度やケアプランに関するご相談、各種介護関連事業者のご案内等介護全般に関す
るご相談
②介護の仕方や介護保険制度、各種介護関連事業者等の介護に関する様々な情報のご提供
③看護師による健康に関するご相談
④身の回りの法律に関するご相談*2
⑤身の回りの税金に関するご相談*2
⑥公的年金等の社会保険に関するご相談*2
⑦グルメ・レジャー・冠婚葬祭等暮らしの様々な情報のご提供
●受付時間:①④⑥ 平日午前9時∼午後5時 ③ 24時間365日 ⑤ 平日午後2時∼午後4時 ⑦ 平日午前10時∼午後4時
(※①④⑤⑥⑦は、いずれも土曜・日曜・祝日・年末年始を除きます。)
●お問い合わせ
①④⑤⑥⑦ フリーダイヤル 0120-285-110
(携帯電話・自動車電話・PHS・衛星電話からもご利用いただけます。)
② ホームページアドレス http://www.kaigonw.ne.jp/
③ フリーダイヤル 0120-262-772
(携帯電話・自動車電話・PHS・衛星電話からもご利用いただけます。)
*1 ご相談の対象は、保険期間中にご相談内容の事柄が発生しており、かつ現在に至るまで保険契約が
継続している場合で、ご契約者(法人は除きます。)、被保険者(保険の対象となる方をいい、法人
は除きます。)、またはご契約者もしくは被保険者の配偶者・親族(以下相談対象者といいます。)
に日本国内で発生した身の回りの事象(事業活動等を除きます。)とし、相談対象者のうちのいず
れかの方からの直接の相談に限ります。
*2 弁護士・社会保険労務士等のスケジュールとの関係でご回答までに数日かかる場合があります。
※各サービスは、弊社提携会社を通じてご提供します。
※サービスメニューは、予告なく変更となる場合があります。なお、一部の地域では、ご利用いただけない
サービスもありますので、あらかじめご了解ください。
※サービスのご利用にあたっては、提携会社の担当者が、
「お名前」
「証券番号」
「ご連絡先」等を確認させてい
ただきますのでご了承願います。
<経営・労務サポートサービス>
使用者賠償責任担保特約をセットした契約では、以下のサービスをご利用いただけます。
利用方法や詳細については、「経営・労務サポートサービス サポートブック」をご参照ください。
ストレスチェックサービス
●内容:WEB上で従業員の皆様のストレスチェックを実施できます。回答終了後、従業員の皆様ご本
人に結果がフィードバックされるので、従業員の皆様自身のストレスへの気付きを促すことが
できます。2015年12月以降にサービスをご利用いただく場合には、検査の実施者となる産業
医様等に結果を提供できます。また、事業者様には、集団的に分析した結果を提供できます。
ストレスチェックの検査項目は、厚生労働省が使用を推奨している「職業性ストレス簡易調査
票(57項目)」を使用しています。
●ご利用にあたっての主な注意点:
・ストレスチェックの検査項目等は、今後の法令の改正動向に応じて変更となる場合があります。
・本サービスのご提供は、保険期間中に1回までとさせていただきます。
メンタルケア・ホットライン
●内容:従業員のメンタルヘルスケア・カウンセリングサービスにより、下記のような悩み・ご相談に
お応えします。
○メンタル面が原因での休職・退職が増えてきた
○相談先がない、わからない
○メンタル面やうつ病で悩んでいる従業員がいる
専門のカウンセラーがご相談者等のプライバシーを守りながら対応いたします。誰にも知られ
ることなく、気軽に悩みをご相談いただけ、問題の早期解決にもつながりますので、職場環境
の改善と従業員の心の健康づくりにもつながります。
●ご利用メニュー:
①電話相談(健康医療相談含む)
・カウンセリング
<電話相談、精神科医による電話相談(予約制)、電話・対面カウンセリング(予約制)>
②WEB相談
●ご利用にあたっての主な注意点:
・本サービスのご提供にあたり取得した情報は、希死念慮者等の緊急時対応を含め、開示することはで
きません。
・本サービスには、労働安全衛生法で定める産業医の職務は含まれません。
・本サービスのご提供については、診療の代替ではなく、あくまで指導、助言に限定されており、効果
を保障するものではありません。
・電話・対面カウンセリングについては、保険期間中に1人5回までとさせていただきます。
休業職場復帰サポート
●内容:メンタルヘルス不調者が初めて発生した場合に、専門スタッフが電話等で1時間程度一般的な
職場復帰に向けた準備の考え方についてアドバイスを行います。
●ご利用にあたっての主な注意点:
・本サービスのご提供は、保険期間中に1回までとさせていただきます。
・個別の相談ケースやストレスチェック実施の義務化に向けたサポートは対象外です。
労務トラブル防止セミナー
●内容:セクハラやパワハラ等のハラスメントや賃金や解雇による労務トラブル等が発生した場合に、
社会保険労務士等の専門家を派遣し、再発を防止するための各種セミナー等を開催します。
<セミナーメニュー(例)>
・ハラスメント防止セミナー
・メンタルヘルス対策セミナー
・労務監査実践セミナー
●ご利用にあたっての主な注意点:
・本サービスのご提供は、保険期間中に1回までとさせていただきます。
・日時、場所については、ご希望に添えない場合がございます(提供できない場合もございます。)。
経営支援・診断サービス
●内容:公的助成金、労務リスク、就業規則、事業承継などに関する簡易診断を行います。
また、診断結果に基づく社会保険労務士等の専門家の訪問による相談・アドバイスを実施しま
す。
項目
サービス内容
助成金診断
厚生労働省関連の公的助成金に関する受給可能性を診断します。
労務リスク診断
労働基準監督署の立ち入り調査の対策としてポイントとなる項目を診断し
ます。
就業規則診断
就業規則が現行法に適合したものであるか診断します。
事業承継診断
事業承継に関し現状を把握し、課題を診断します。
●ご利用にあたっての主な注意点:
・専門家の訪問による相談・アドバイスは、初回のみ無料です。
法律・税務・労務ホットライン
●内容:法律・税務・労務に関するご相談に、弁護士、税理士、社会保険労務士等の専門家がお応えし
ます。
項目
サービス内容
法律相談
お取引先との契約トラブルなど法律に関するご相談を弁護士等がお応えし
ます。
税務相談
事業承継に関する自社株評価額対策や相続対策など税務に関するご相談を
税理士等がお応えします。
労務相談
職場でのトラブルなど人事労務に関するご相談を社会保険労務士等がお応
えします。
※各サービスは、弊社提携会社を通じてご提供します。
※サービスメニューの内容は、予告なく変更・中止となる場合があります。なお、一部の地域では、ご利用
いただけないサービスもありますので、あらかじめご了解ください。
特約正式名称
略 称
死亡・後遺障害・重度介護一時金
入院および手術保険金
通
院
保
険
金
傷 害 休 業 保 険 金
事
業
主
費
用
従 業 員 入 通 院 費 用
使 用 者 賠 償 責 任
死亡のみ担保(使用者賠責)
業 務 上 疾 病 担 保
天 災 危 険 担 保
細 菌 性 食 中 毒 等 担 保
就 業 中 の み 担 保
死 亡 ・ 後 遺 障 害 の み
入 院 日 数 延 長 3 6 5 日
入 院 日 数 延 長 7 3 0 日
入院日数延長1,000日
通院対象期間延長1000日
法
人
特
約
人
数
通
知
不 精 算 ( 人 数 )
全 員 付 保 式 特 約 * 1
不 精 算 ( 全 員 )
分 割 払 ( 団 体 )
分 割 払 ( 個 人 )
一 時 払 支 払 猶 予
(
略
称
な
し
)
共 同 保 険 特 約
初 回 保 険 料 口 座 振 替
企 業 等 災 害 補 償
条件付戦争危険免責一部修正*2
後遺障害等級限定(第7級以上)
入院支払限度日数変更(30日)
通院支払限度日数変更(30日)
特約正式名称
ページ
死亡保険金、後遺障害保険金および重度後遺障害介護一時金支払特約
9
入院保険金および手術保険金支払特約
14
通院保険金支払特約
16
傷害休業保険金支払特約
17
事業主費用担保特約
18
従業員入通院費用保険金支払特約
20
使用者賠償責任担保特約
22
死亡のみ担保特約(使用者賠償責任担保特約用)
27
業務上疾病担保特約
27
天災危険担保特約
27
細菌性食中毒等担保特約
28
就業中のみの危険担保特約
28
死亡保険金および後遺障害保険金のみの支払特約
28
入院保険金および手術保険金支払日数延長特約(365日用)
28
入院保険金および手術保険金支払日数延長特約(730日用)
29
入院保険金および手術保険金支払日数延長特約(1,000日用)
29
通院保険金対象期間延長特約(1,000日用)
29
法人契約特約
30
人数の通知に関する特約
30
保険料不精算特約(人数の通知に関する特約用)
30
全員付保式契約特約
31
保険料不精算特約(全員付保式契約特約用)
31
一般傷害保険保険料分割払特約
32
一般傷害保険保険料分割払特約(一般用)
33
一般傷害保険保険料支払に関する特約
35
訴訟の提起に関する特約
36
共同保険に関する特約
36
初回保険料の口座振替に関する特約(継続契約用)
36
企業等の災害補償規定等特約
37
条件付戦争危険等免責に関する一部修正特約
38
後遺障害等級限定補償特約
38
入院保険金支払限度日数変更特約
38
通院保険金支払限度日数変更特約
38
*1 この特約がセットされている場合、保険証券に添付された特約の内容をご確認ください。
*2 保険証券上に表示がない場合でもこの特約が自動的にセットされます。
●この約款・特約に記載されている「午後12時」とは24時間表記でいう24時をさします。
この「普通保険約款および特約」は、既に販売を停止した特約も掲載されております。
お問い合わせ先
07A1-GJ05-07167-201507
D14-41610(1)修増201508
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