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冷却トラップ - ヤマト科学株式会社

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冷却トラップ - ヤマト科学株式会社
冷却トラップ
CA300/800 型
第1版
l
この度は、ヤマト科学の冷却トラップ CA300/800 をお
買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
l
本器を正しく使っていただくために、お使いの前にこ
の「取扱説明書」と「保証書」をよくお読みください。お
読みになった後は「保証書」とともにいつでも使用でき
るように、大切に保管してください。
警告:取扱説明書本文に出てくる重要警告事項の部
分は製品を使用する前に注意深く読み、よく
理解してください。
目
次
1.安全上の注意 ...........................................................
絵表示の説明 ..........................................................
シンボルマーク一覧 ....................................................
警告・注意 ............................................................
2.各部の名称と働き .......................................................
本体と操作パネル ......................................................
1
1
2
3
4
4
3.ご使用前に ............................................................. 5
据え付けにあたっての注意事項 .......................................... 5
4.据え付け方法 ........................................................... 8
5.運転の仕方 ............................................................. 9
操作方法 .............................................................. 9
CA300 冷却曲線(参考データ) ......................................... 10
CA800 冷却曲線(参考データ) ......................................... 11
6.取扱い上の注意 ........................................................
警告 .................................................................
注意 .................................................................
7.お手入れのしかた ......................................................
日常の点検/お手入れ .................................................
12
12
12
13
13
8.長期間使用しないとき、廃棄するとき .................................... 14
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき ........................... 14
廃棄するときのお願い ................................................. 14
9.困ったときには ........................................................ 15
故障かな?と思ったら ................................................. 15
10.アフターサービスと保証 ............................................... 16
修理を依頼されるとき ................................................. 16
11.仕様 ................................................................. 17
12.配線図 ............................................................... 18
CA300 ................................................................ 18
CA800 ................................................................ 19
13.交換部品表 ........................................................... 20
14.危険物一覧 ........................................................... 21
1 . 安全上の注意
絵表示の説明
絵表示について
この取扱説明書および商品には、安全にお使いいただくためのいろ
いろな絵表示をしています。その内容を理解することなく誤った取
り扱いをすることによって生じる内容を、次のように区分しており
ます。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
注意
人が死亡または重傷(注 1)を負う恐れがある内容を示しています。
人が軽傷(注 2)を負う恐れおよび物的損害(注 3)を受ける恐れがある
内容を示しています。
(注 1)重傷とは、けが、感電、骨折、中毒などの後遺症が残るものおよび
治療に入院や長期通院を要するものをいう。
(注 2)軽傷とは治療に入院や長期通院を要さないけがや感電などをいう。
(注 3)物的損害とは設備・機器や建物等の財産にかかわる損害をいう。
絵表示の意味
この絵表示は、「警告」(「注意」を含む)を促す事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な警告内容を表記しています。
この絵表示は禁止事項を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な禁止内容を表記しています。
この絵表示は、必ず実行してほしい事柄を示しています。
この絵表示の近くに、具体的な指示内容を表記しています。
1
1.安全上の注意
シンボルマーク一覧
警 告
警告一般
高電圧注意
高温注意
駆動部注意
爆発注意
注意一般
感電注意
やけど注意
空焚き注意
水漏れ注意
水専用
劇毒物注意
火気禁止
分解禁止
接触禁止
アース線接続
水平設置
電源プラグを抜く
注 意
禁 止
禁止一般
強 制
強制一般
2
定期点検
1.安全上の注意
警告・注意
警告
引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のある雰囲気中では絶対に使用しないでください。
本器は防爆構造ではありませんので、火災・爆発の原因となります。
危険物一覧(P.21)を参照してください。
アース線を必ず接続してください。
必ずアース線を正しく接続してください。漏電による感電、火災の原因となります。
異常時の使用禁止
万が一、煙が出ている、変な臭いがする等の場合はすぐに電源を切り、配電盤や電源コンセン
トから外してください。火災、感電の原因となります。
電源コードを束ねて使用しないでください。
電源コードを束ねて使用すると、過熱し、火災の原因となります。
電源コードを傷めないでください。
電源コードを無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりして傷めないでください。火災、感
電の原因となります。
引火性、可燃性溶液の使用時は、十分な換気を行ってください。
引火性、可燃性溶液(エタノール等)は室温(溶液によっては、それ以下)で放置しますと気
化し、スイッチ等の点火源により発火、爆発の恐れがあります。使用にあたっては、十分な換
気を行ってください。
分解、改造しないでください。
本器は絶対に分解、改造しないでください。故障、火災、感電等の事故の原因となります。
注意
雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに電源を切ってください。故障、火災、感電の原因となります。
冷却コイル、トラップ槽の凝縮液には触れないでください。
運転中および運転後しばらくは冷却コイルやトラップ槽の凝縮液は低温になりますので触れる
と凍傷になります。絶対に触らないでください。
冷却フィンに素手で触れないでください。
保守作業時に冷却フィンに素手で触れないでください。冷却フィンは鋭利なため手を切る恐れ
があります。
3
2 . 各部の名称と働き
本体と操作パネル
CA300/800
ノズル付蓋
コントローラ
製造番号銘板
定格銘板
通風口
電源スイッチ
(漏電ブレーカ)
キャスター
ドレインホース
(CA800は
右側面)
冷凍機異常
冷凍機スイッチ
入
電源コード
切
冷凍機異常ランプ
冷凍機スイッチ
名称
電源スイッチ(漏電ブレーカ)
冷凍機スイッチ
冷凍機異常ランプ
機能
電源スイッチです。主電源の入/切を行います。
このスイッチを「入」にするとスイッチが点灯し冷凍機が作
動します。
冷凍機が過負荷時に点灯します。
4
3 . ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
1 .アースを必ず接続してください。
・ 漏電による感電事故をさけるために必ずアース線(電源コードの緑の芯線)を接地線ま
たは接地端子部に接続してください。
・ アース線はガス管や水道管には絶対に接続しないで下さい。火災の原因となります。
・ アース線は電話線のアースや避雷針には絶対に接続しないで下さい。火災や感電の原因
となります。
・ 分岐コンセントは発熱などの原因となり危険ですので、使用しないでください。
接地型コンセントのご使用をお勧めします
2極タイプコンセントをご使用の場合
接地型コンセント
電源プラグ
G
2極タイプ
コンセント
G
アース端子がない場合
アース線
標準外付属品の接地アダプタを電源プラグに
この場合は第 3 種接地工事が必要となります
差込み、コンセント側の極性を確認の上、接
のでお買い上げの販売店または当社営業所
続してください。また、接地アダプタのアー
にご相談ください。
ス線(緑色)は、電源設備側のアース端子に
接続してください。
2 .据え付け場所にご注意ください。
特に次のような場所への設置は、しないでください。
・凸凹した床面、汚れた床面
・可燃性ガス、腐食危険性ガスの発生しているところ
・周囲温度が 5℃以下又は、35℃以上になるところ(CA300)
・周囲温度が 5℃以下又は、30℃以上になるところ(CA800)
・温度差のはげしいところ
・湿気の多いところ
・直射日光の当たるところ
・ 振動の多いところ
製品の周囲は下図の範囲以上でスペースを空けてください。
40 ㎝以上
(背面)
本体
20cm 以上
5
20cm 以上
3.ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
警告
3 . 引火性、爆発性のあるガス雰囲気中での使用禁止
引火性、爆発性のあるガスの雰囲気中では、絶対に使用しないでください。本器は防爆構造
ではありませんので、スイッチの「入」、「切」のとき及び動作中にアークの発生を伴い、火災・
爆発の原因となります。
CA
爆発性ガス
4 . 改造はしないでください
5 . 本体を傾けないこと
本器には冷凍機が搭載されています。本
体を横に倒したり、傾けての移動は行わ
ないでください。
故障の原因になりますのでお客様による
改造は絶対にしないでください。
CA
CA
改造
6
2.ご使用前に
据え付けにあたっての注意事項
注意
6 . 電源は専用のコンセントに
電気容量に適合した専用の電源をご使用ください。
電気容量:
CA300 型
CA800 型
AC100V
AC100V
50/60Hz
50/60Hz
6A
10A
分岐コンセントによるタコ足配線やコードリールを用いた延長配線を使用すると電圧低下による冷
凍能力低下の原因となります。
7 . 据え付けは
不意の地震や衝撃等により、本器が倒れたり、動いたりしてけがをするおそれがあります。
人通りの多い場所をさけるなどの安全防止策を講じることをお勧めします。
本器は空冷式冷凍機を使用していますので、装置からの排熱があります。排熱により周囲温
度が高くならないように換気が十分な場所、または空調された場所で使用してください。周
囲温度が高くなると運転効率が低下し冷却能力が低下します。さらに冷凍機などが高温・高
圧運転になり故障の原因にもなります。
8 . 電源コードの取扱いについて
電源コードは束ねて使用しないでください。束ねて使用すると過熱し、火災の原因となりま
す。
電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードを机や椅子の下に敷いたり、ものにはさんだりして傷をつけないでください。
火災・感電の原因となります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけないでください。コードの被覆が焦げて、火
災・感電の原因となります。
電源コードが傷んだら(芯線の露出、断線など)すぐに本体の電源を切り、元電源を切って販
売店に電源コードの交換を依頼してください。そのままにしておきますと火災、感電の原因
となります。
電源コードを適正なコンセントに接続してください。
7
4 . 据え付け方法
(1) キャスターのストッパーのロックを解除してく
ださい。
キャスターのストッパーのレバーを押し上げる
とロックが解除されます。
(本体前面のキャスター2 個のみがストッパー
付です)
ロック解除
(2) 据え付け場所へ移動させてください。
* 段差がある場所を移動させますと、キャスター
に過度の衝撃が加わり、破損する恐れがありま
す。このような場合は持ち上げて移動してくだ
さい。
(3) 据え付け場所が決まったらキャスターのストッ
パーのレバーを押し下げてロックしてくださ
い。
ロック
ストッパー
キャスター
(4) ドレン栓の確認
ドレン栓がはずれてないことを確認してく
ださい。
ドレン栓
ドレンホース
(5)電源プラグの接続
漏電ブレーカ、冷凍機スイッチが「切」になっているこ
とを確認して電源プラグをコンセントに差し込んでく
ださい。
8
5 . 運転の仕方
操作方法
トラップする液が水系の場合は、以下の手順で運転してください。
酸や有機溶剤系の場合は、ガラスコンデンサセット(標準外付属品)をご使用ください。
操作方法はガラスコンデンサセット付属の取扱説明書をご覧ください。
1. 電源スイッチの投入
右側面にある電源スイッチを「入」にしてくだ
さい。
入
2. 冷凍機の
冷凍機スイッチを「入」にしてください。
スイッチが点灯し、冷凍機が作動します。
* 運転初期や周囲環境温度などにより冷凍機
の起動音が高くなる場合がありますが異常
ではありません。
冷 凍 機 異 常 冷 凍 機ス イ ッ チ
入
切
3. ノズル付蓋のセット
① トラップパッキンやノズル付蓋に傷やゴミ等
が付着していないことを確認してください
* 傷やゴミ等があるとトラップ槽内の真空度
が悪くなります。
② ノズル付蓋をトラップパッキンの上に「IN」、
「OUT」のノズル方向を確認しながら静かにの
せてください。
* トラップパッキンに十分密着していないと
真空漏れを起こす原因となります。
4. 真空ホースの接続
ノズル付蓋の「IN」側は真空装置と、「OUT」側は
真空ポンプとそれぞれ真空ホースで接続してくだ
さい。
* ノズル付蓋のノズルには「IN」側と「OUT」
側があります。接続を逆にしないでくださ
い。
* 真空ホースは付属品ではありません。別途、
ホース内径 12mm または 15mm の真空ホースを
手配してください。
真空ポンプを「入」にしてください。真空装置で
発生した蒸気をトラップ槽内で補集します。
① 装置を停止してください。
② ノズル付蓋の「IN」
「OUT」のノズルから真空ホ
ースをはずしてください。
③ 真空ポンプを「切」にしてください。
④ トラップ内の氷を自然解氷、または湯水をかけ
て溶かしてください。とけたらドレン栓を抜い
てすべて排出してください。
注意:真空ポンプのオイル逆流防止のために真空
ポンプスイッチは大気圧に戻した後「切」
にしてください。
5. 真空ポンプの運転
6. 運転の終了
冷 凍 機 異 常 冷 凍 機ス イ ッ チ
入
切
9
5.運転の仕方
CA300 冷 却 曲 線 ( 参 考 デ ータ )
温度(℃)
■エタノール 3リットル
条件
30
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
・100V
室温
トラップ内にエ
タノール 3 l を入
れたときの液温
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150
時間(分)
■トラップ冷却部(表面)
温度(℃)
50Hz
20℃
条件
40
30
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
・100V
室温
室温
50Hz
35℃
20℃
冷却コイルの表面温度
0
10
20
30
40
50
60
時間(分)
10
5.運転の仕方
CA800 冷 却 曲 線 ( 参 考 デ ー タ )
温度(℃)
■エタノール 3リットル
30
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
条件
・100V 50Hz
室温 20℃
トラップ内にエ
タノール 3 l を入
れたときの液温
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150
時間(分)
温度(℃)
■トラップ冷却部(表面)
40
30
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
条件
・100V
室温
室温
50Hz
30℃
20℃
冷却コイルの表面温度
0
10
20
30
40
50
60
時間(分)
11
6 . 取扱い上の注意
警告
1 . 引火性、可燃性溶液の取り扱いについて
本器は防爆構造ではありません。本器で取扱う試料に関して、爆発性物質、可燃性物質、
さらにそれらを含有する物質の取り扱いは、特にご注意ください。引火性、可燃性溶液は
室温(溶液によっては、それ以下)で放置すると気化し、スイッチ等の点火源により発火、
爆発の恐れがあります。使用にあたっては十分な換気を行ってください。
(P.21「14.危険
物一覧」をご覧ください)
2 . 異常時の使用禁止/処置について
万が一何らかの原因で煙が出てくる、変な臭いがするなどの場合は、すぐに本体の電源を
切り、元電源を切って販売店またはヤマト科学営業所に点検を依頼してください。そのま
まにしておきますと火災・感電の原因となります。お客様による修理は危険ですから、絶
対にしないでください。
注意
1.
最大トラップ容量について
本器 CA300/800 の水系の最大トラップ容量は約 0.9Kg/0.8 ㎏です。それ以上の量が本器に
入りますと「IN」「OUT」のノズルが詰まることがありますのでご注意ください。
2 . 上に乗らないでください
本器の上に乗らないでください。倒れたり、こわれたりしてけがや故障の原因となります。
3 . ものを置かないでください
本器の上にものを置かないでください。落下して、けがの原因となります。
4 . 雷が鳴り始めたら
雷が鳴り始めたら、すぐに本体の電源を切り、元電源も切ってください。そのままにして
おきますと落雷による火災の原因となります。
5 . 夜間及び長時間停止する時
夜間及び長時間、装置を停止させる場合は電源スイッチを“切”にしてください。
12
7 . お手入れのしかた
日常の点検/お手入れ
製品を安定してご使用いただくため、日常の保守点検をお願いします。
警告
●点検やお手入れをする場合には、必要な時以外は必ず電源コードを外してください。
●機器が常温に戻ってからおこなってください。
●機器は絶対に分解しないでください。
●冷却フィンに素手で触れないでください。
注意
●汚れは、よく絞った柔らかい布で、拭き取ってください。ベンジン、
シンナー、クレンザーなどでふいたり、たわしでこすったりしないで
ください。変形、変質、変色などの原因になります。
ベンジン
クレンザー
シンナー
1 ヶ月ごとに
漏電ブレーカ機能を点検してください。
・ 電源コードを接続し、通電された状態でテストし
ます。
・ まず漏電ブレーカを「入」の状態にします。次に
漏電ブレーカの赤いテストボタンをボールペンな
どの先で押して漏電ブレーカが切れれば正常で
す。
テストボタン
冷却フィンの清掃
冷却フィンが目詰まりしますと冷却性能が低下します。また冷凍機の故
障の原因にもなります。目詰まり状態は周囲環境や、使用時間によって
異なりますので使用条件に合わせて、定期的に掃除してください。
・ 通風口カバー取付ネジ(4 本)を緩めて通風口カバーを本体からはず
し、表面についたゴミを掃除機などで取り除いてください。
・ 清掃が終了したら逆の手順で取り付けてください。
清掃時にはフィンを潰さないように注意してください
13
CA
8 . 長期間使用しないとき、廃棄するとき
長期間使用しないとき、あるいは廃棄するとき
注意
警告
長期間使用しないとき
廃棄するとき
●電源を切って電源コードを外してください。 ●子供が遊ぶような所に放置しないでください。
●通常は粗大ゴミ扱いで処分してください。
廃棄するときのお願い
地球環境の保全にご配慮ください
・ 廃棄するときは環境保全の観点から可能な限り解体され、分別廃棄またはリサイクルされるこ
とをお願いします。本装置の主要構成部品および使用材料は下記の通りです。
主要部品名
材質
外装部の主要構成部品
筐体
ボンデ鋼板、メラミン樹脂焼付塗装
内槽、蓋
ステンレススチール
銘板類
ポリエステル(PET)樹脂フィルム
コーナー
アルキルベンゼンスルファイド樹脂(ABS 樹脂)
トラップパッキン
シリコンゴム
SUS304
電気系の主要部品
スイッチ、リレー類
樹脂、その他の複合品
電源コード及び、配線材料その他
合成ゴム皮覆、銅、ニッケル等の複合品
冷凍器系の主要部品
冷凍機ユニット
鉄および合成油他
冷却フィン
アルミ及び銅
配管系の主要構成部品
ドレンホース
天然ゴム
ドレン栓
ポリアセタール
ドレン栓ホルダー
ボンデ鋼板、メラミン樹脂焼付塗装
パイプカバー
ポリウレタンスポンジ
パイプ
銅管
冷凍機封入冷媒
冷媒
R404A
HFC23
冷媒の処理は専門業者にご依頼ください
14
9 . 困ったときには
故障かな?と思ったら
こんな時には
症状
ご確認ください
スイッチを入れても起動し
ない
●電源ケーブルが確実にコンセントに接続されていますか
●停電していませんか
●漏電ブレーカが「切」になっていませんか
温度が下がらない
●冷却フィンが目詰まりしていませんか
●冷却液の熱負荷が大きくないですか
●周囲温度が高くないですか
(30℃もしくは、35℃を超えている)
●通風口周辺がふさがれていませんか
ランプ点灯時には
異常サイン
冷凍機異常ランプ点灯
原因
冷凍機の過負荷です
処置の仕方
直ちに電源を切り、異常の原因「こんな時には
(温度が下がらない)参照」を取り除き、しば
らくした後電源を再投入してください。
再び異常ランプが点灯する場合はサービスコー
ルしてください。
◆ 以上のいずれにも該当しない場合は、ただちに電源スイッチを切り元電源を切った後、お買い
上げの販売店またはヤマト科学営業所までご連絡ください。
15
1 0 . アフターサービスと保証
修理を依頼されるとき
修理を依頼されるときは
万一異常が発生しましたら、ただちに運転を中止して電源スイッチ(漏電ブレーカー)を切り、電源プ
ラグ(コード)を抜いて、お買い上げの販売店または、ヤマト科学営業所までご連絡ください。
ご連絡いただきたい内容
● 製品の形式名
● 製造番号
● お買い上げ年月日
保証書または本器に取り付けてある銘板(P.4 参照)をご覧ください
● 故障の内容(できるだけ詳細に)
サービスマンがお伺いした折には、保証書を必ずご提示ください。
保証書(別に添付してあります)
● 保証書はお買い上げの販売店あるいは、ヤマト科学営業所からお渡ししますので、
「販売店名、お買い
上げ日」等の記入をお確かめの後、大切に保管してください。
● 保証期間は、お買い上げいただいた日から1ヵ年です。保証書の記載内容により、無料修理いたし
ます。
● 保証期間経過後の修理については、お買い上げの販売店あるいは、当社営業所にご相談ください。
修理によって機能が維持できる場合は、お客様のご要望により有料で修理いたします。
補修用部品の最低保有期間
本器の補修用部品の最低保有期間は、製造打ち切り後 7 年です。
なお、補修用部品とは、その製品の性能を維持するために必要な部品です。
16
1 1 . 仕様
CA300/800 本体仕様
型式
方式
性能
※1
除湿容量
最低到達温度※2
最低温度到達時間
冷凍機
構成
CA300
CA800
直接トラップまたはガラストラップ(標準外付属品)
最大 0.9Kg(水系)
最大 0.8 ㎏(水系)
−45℃
20min
空冷式 300W
冷媒
冷却コイル
蓋
R404a
R404a/R23
内径 90mm SUS304
SUS304 外径 17.6 ノズル付
水槽材質
水槽寸法
容量
使用周囲温度
外形寸法
(幅×奥行×高さ mm)
重さ
電源
規格
-80℃
30min
空冷式 350W×2
SUS304 円筒形
φ 153×高さ 235mm
約 4l(液量 3l)
5∼35℃
5∼30℃
284×404×700
405×455×850
約 32Kg
AC100V 50/60Hz
付属品
6A
約 54 ㎏
AC100V 50/60Hz
10A
取扱説明書、保証書
※1
※2
性能は室温 23℃、定格電源電圧 50Hz、無負荷、蓋付の時の値です。
最低到達温度は、冷却コイル表面の温度です。
標準外付属品(CA300/800 共通)
品名
ガラスコンデンサーセット OCA10 型
商品コード
特長
221487
酸・有機溶媒系の溶媒補集
ゴム管用異径管
接続口径が異なる場合使用
真鍮
φ 30× φ 18
242185
真鍮
242186
SUS
φ 18× φ 12
φ 30× φ 18
SUS
φ 18× φ 12
241497
します
241496
SUS 製蓋
200000
17
トラップ槽の蓋
1 2 . 配線図
CA300
青
AC100V
ELB
C1
③
TM
⑩ SW ①
1
⑪
②
④
X1
⑤
X2
3
3
EL
①
1
4
C2
⑥
C3
⑦
CM
2
3
X3
1
記号
ELB
部品名
漏電ブレーカ
記号
X3
部品名
PTC 始動リレー
SW
TM
EL
X1
X2
冷凍機スイッチ
端子台
異常ランプ
リレー
過負荷リレー
PS
C1
C2
C3
FM
CM
圧力スイッチ
運転コンデンサ(FM)
運転コンデンサ(CM)
始動コンデンサ
ファンモータ
コンプレッサモーター
18
FM
茶
PS
2
X1-b
⑧
赤
12.配線図
CA800
AC100V
ELB
P
①
TM
⑥
1
X3
②
2
③
SW
③
⑤
3
C4
⑬
4
X4
5
FM
⑦
X2
EL
⑧
X2
X3
X4-1
X1
OVR2
⑪
X1
X4-2
⑫
⑮
3
1
C
⑭
PS
⑩
⑨
⑯
TM 7m
C1
C2
C3
3
S
2
R
3
RF2
2
S
C
3
1
OVR1
記号
部品名
記号
部品名
ELB
SW
P
EL
X1,2
X3,4
漏電ブレーカ
冷凍機スイッチ
端子台
異常ランプ
始動リレー
リレー
PS
OVR1,2
C1,3
C2,4
TM
FM
RF1,2
圧力スイッチ
過負荷リレー
運転コンデンサ
始動コンデンサ
タイタイムリレー
ファンモータ
冷凍機
19
RF1
R
1 3 . 交換部品表
CA300
部 品 名
コード No.
仕
様
メ
ー
カ
パッキン
CA300-30150
シリコン
ヤマト科学
冷凍機ユニット
3-01-003-6005
100V/300W
キャピラリー
3-07-002-0004
内径Φ0.8×外形Φ1.8
ヤマト科学
冷凍機スイッチ
2-01-027-0005
HLN215A
フ ジ ソ ク
異常ランプ
2-09-006-0001
BN-5701
サトーパーツ
漏電ブレーカ
2-06-000-0019
FG32R/15-30MA15A
富 士 電 機
リレー
2-05-008-0003
AP3124K
松
ドレンホース
3-04-001-6022
Φ6×Φ18
ヤマト科学
端子台
2-07-023-001
MO11-OFX
ドレン栓
CA300-40200
ポリアセタール
UF-NS300L-YL
4P
ヤマト科学
下
東 洋 技 研
ヤマト科学
CA800
部 品 名
コード No.
仕
様
メ
ー
カ
パッキン
CA300-30150
シリコン
ヤマト科学
冷凍機スイッチ
2-01-027-0005
HLN215A
フ ジ ソ ク
異常ランプ
2-09-006-0001
BN-5701
サトーパーツ
漏電ブレーカ
2-06-000-0019
FG32R/15-30MA15A
富 士 電 機
ドレンホース
3-04-001-6022
Φ6×Φ18
ヤマト科学
ドレン栓
CA300-40200
ポリアセタール
ヤマト科学
コンプレッサ
3-01-006-0005
C-2SN350LOR
ヤマト科学
オイルセパレータ
3-19-000-0003
OUB-1-S-3
ヤマト科学
圧力スイッチ
3-18-000-0006
VFP-F 口一付け
不 二 工 機
コンデンサ
CA800-30140
ファンモータ
3-01-006-0006
チャージバルブ
3-25-001-0002
ドライヤ
3-20-003-6002
KC-10432
端子台
2-07-023-001
MO11-OFX
リレー
2-05-008-0002
AP3124K
松
リレー
2-05-000-0035
LY2F
オ ム ロ ン
タイムリレー
2-05-000-0053
ADX11134
松
下
ソケット
2-05-008-1004
AP3822K
松
下
真空ホース
3-04-001-6022
φ6×φ18
ヤマト科学
HFC23/R404A
ヤマト科学
SE4-CO41NP
サ
ン
ヨ
ヤマト科学
20
名 光 機 器
4P
AC100V
東 洋 技 研
下
1 4 . 危険物一覧
本器は爆発性物質、可燃性物質、さらにそれらを含有する物質雰囲気中では絶対に使用
しないでください。
爆発性の物
爆発性物質
①ニトログリコ−ル、ニトログリセリン、ニトロセルロ−ズ、その他の爆発性の硝酸エ
ステル類
②トリニトロベンゼン、トリニトロトルエン、ピクリン酸、その他の爆発性のニトロ化
合物
③過酢酸、メチルエチルケトン過酸化物、過酸化ベンゾイル、その他の有機過酸化物
発火性の物
金属「リチウム」、金属「カリウム」、金属「ナトリウム」、黄りん、硫化りん、赤りん、
セルロイド類、炭化カルシウム(別名カ−バイド)、りん化石灰、マグネシウム粉、ア
ルミニウム粉、マグネシウム粉及びアルミニウム粉以外の金属粉、亜ニチオン酸ナトリ
ウム(別名ハイドロサルファイト)
①塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸アンモニウム、その他の塩素酸塩類
③過酸化カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化バリウム、その他の無機過酸化物
④硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、その他の硝酸塩類
⑤亜塩素酸ナトリウム、その他の亜塩素酸塩類
⑥次亜塩素酸カルシウム、その他の次亜塩素酸塩類
引 火 性 の 物
可 燃 性 物 質
酸 化 性 の 物
②過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、その他の過塩素酸
塩類
①エチルエ−テル、ガソリン、アセトアルデヒド、塩化プロピレン、二硫化炭素、その
他の引火点が零下 30 度未満の物
②ノルマルヘキサン、酸化エチレン、アセトン、ベンゼン、メチルエチルケトン、その
他の引火点が零下 30 度以上 0 度未満の物
③メタノ−ル、エタノ−ル、キシレン、酢酸ペンチル(別名酢酸アミル)、その他の引
火点が 0 度以上 30 度未満の物
④灯油、軽油、テレピン油、イソペンチルアルコ−ル(別名イソアミルアルコ−ル)、
酢酸、その他の引火点が 30 度以上 65 度未満の物
可燃性のガス
水素、アセチレン、エチレン、メタン、エタン、プロパン、ブタン、その他の
温度 15 度、1 気圧において気体である可燃性の物をいう
(労働安全衛生施行令第 6 条別表第一より)
21
責任範囲
この取扱説明書に記載された取扱方法を必ず厳守して本器をご使用ください。
万一、取扱説明書に記載されている以外の内容でご使用され、事故又は故障が
発生した場合、ヤマト科学株式会社は一切の責任を負いません。
この取扱説明書で禁止している事項は、実施しないでください。
思わぬ事故や故障を起こす原因となることがあります。
お知らせ
●この取扱説明書の内容は、将来予告なく変更することがあります。
●落丁、乱丁本はお取替えいたします。
取扱説明書
冷却トラップ
CA300/800
第1版
2001 年 11 月 1 日
改定
2002 年 5 月 20 日
ヤマト科学株式会社
〒103-8432
東京都中央区日本橋本町二丁目 1 番 6 号
カスタマーサポートセンター
(フリーダイヤル)0120-405525
http://www.yamato-net.co.jp
22
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