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広島市ICTビジョン アクションプログラム2014

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広島市ICTビジョン アクションプログラム2014
広島市ICTビジョン アクションプログラム 2014
平成 26 年 6 月
広
島
市
目
次
1
広島市ICTビジョン
アクションプログラム 2014 の位置付け ............. 1
2
アクションプログラムの推進体制 ........................................ 1
3
平成 26 年度ICT関係予算額 ........................................... 1
4
平成 26 年度ICTによる取組 ........................................... 2
(1) 市民が主体的に行動するための「ICT力」の向上 ......................... 2
ア 市民の「ICT力」の向上 .............................................. 2
イ 「公民館ICTまちづくりプロジェクト」の推進 .......................... 3
(公民館の地域のICT活動拠点としての機能強化)
ウ 子どもの「ICT力」の向上と学校ICT化の推進 ........................... 4
エ 「ICT力」向上による障害者や高齢者の社会参画の促進 .................. 5
(2) ICT利活用の「広島モデル」の構築 ..................................... 8
ア ICT利活用による社会の課題解決に向けた取組の推進 .................... 8
イ ICT利活用による地域経済活性化に向けた取組の推進 ................... 10
(3) 市民が利便を実感できる環境に優しい「e-市役所」の実現 ................ 13
ア 市民の視点に基づく行政サービスの提供 ............................... 13
イ 市民が身近に感じ分かりやすい電子市役所(My「e-市役所」)の実現 ..... 15
ウ 徹底した無駄の排除による業務改革の推進 ............................. 16
エ ICT利活用により環境に優しい市役所を目指す「ICTグリーンオフィス」の推進 ... 19
(4) 安全・安心にICTを利活用するための「ネットワーク環境」の構築 ........ 21
ア 情報通信インフラの整備促進 ......................................... 21
イ 情報セキュリティ対策の推進 ......................................... 22
ICTとは、情報通信技術のことです。同義語として、IT(Information Technology の略)
がありますが、本市では、情報通信技術の利活用を推進する上で、コミュニケーション
の重要性を明確にするため、コミュニケーション(Communication)の頭文字Cが入った
「ICT」を使用しています。
1
広島市ICTビジョン
アクションプログラム 2014 の位置付け
本市では、平成 22 年 10 月に、平成 27 年度までの 6 年間を計画期間とする「広島市
ICTビジョン 2010-2015」(以下「ICTビジョン」という。)を策定しました。さらに、
ICTビジョンを推進するため、具体的な実行計画である「広島市ICTビジョン
アク
ションプログラム」(以下「アクションプログラム」という。)を毎年度策定することに
しており、平成 26 年度も本市が取り組むICT施策全体を取りまとめました。なお、この
アクションプログラムは、原則として1PMO審査に付されたものを対象にしています。
※取組内容のうち、予算額が付されていないものは、複数年度に渡るため平成 26 年度の経費支出がない又は当該事業
が指定管理業務に含まれているため、事業費の算出が困難な事業
2
アクションプログラムの推進体制
市長、2CIOを中心とした「広島市ICTビジョン推進本部」を設置し、全庁を挙げて
ICTビジョンの推進を図ります。また、ICTビジョンの推進に当たっては、CIO及びPM
Oを中心としたICTマネジメントを実施し、コストやリスクに十分配慮しながら、最小
の経費で最大の効果を上げられるよう取組を進めます。
広島市ICTビジョン推進体制
広島市ICTビジョン推進本部
市 長
副市長
各局区等の長
指導
アドバイザリー・
ボード
CIO
・
助言・提言
支援
助言
・
・
調整
提言
次長・部長
指導
・
PMO
支援
・
調整
各施策担当課
企画総務局
情報政策部
ICT施策の実施
3
平成 26 年度ICT関係予算額
58億9,739万1千円
1
【PMO】
(Program Management Office の略)ICTマネジメントを推進する部署。本市では企画総務局情報政策部
【CIO】
(Chief Information Officcer の略)最高情報責任者
2
1
4
平成 26 年度ICTによる取組
(1)
ア
市民が主体的に行動するための「ICT力」の向上
市民の「ICT力」の向上
市民が、ICT機器の操作能力やネット犯罪対策等に関する知識、電子メディアとの
上手な付き合い方など、ICT社会の中でくらしていくために必要な「ICT力」を身に付
け、主体的にICTを利活用できるようになることを目指します。
(ア) 目標
① 市民のインターネット利用率を平成 26 年度に 69%、平成 27 年度に 70%となる
よう促進を図ります。【企画総務局情報政策課】
② 公民館、市民交流プラザ等で開催されるICTに関連する研修会、講演会等の参
加者数を平成 26 年度に 11,600 人、平成 27 年度に 12,000 人とします。
【市民局生涯学習課】
③ 地域ポータルサイト「こむねっとひろしま」を活用して、ホームページを開
設した地域数を平成 26 年度に 60 地域、平成 27 年度に 71 地域とします。
【市民局市民活動推進課】
(イ) 取組内容
a
市民のICT利活用能力向上の支援
引き続き公民館を拠点にICTまちづくりボランティアが中心となって、IC
Tを活用したサービス等をあまり利用したことがない市民もその利便を感じる
ことができるよう、防災情報メール配信サービスの利用、図書館システムでの蔵
書検索・貸出予約方法などを紹介する「ICT生活お役立ち術講座」や、ICT
を敬遠しがちな高齢者等にも分かりやすい、より日常生活に密着したテーマを内
容とする「ワンポイント講座」を開催します。【市民局生涯学習課】
また、町内会等を対象に、ホームページを簡単に作成できるシステム「こむ
ねっとひろしま」を提供し、地域のホームページの開設・運営を支援します。
現在、
「こむねっとひろしま」を活用して、ホームページを開設している地域
(概ね小学校区単位)数は、49 地域(平成 26 年 3 月末現在)です。引き続き、
職員が地域に出向いて操作方法等を説明する出前講座を積極的に開催するなど
して、ホームページの開設地域を拡大します。
【市民局市民活動推進課】
(予算額 146 万 7 千円)
2
「こむねっとひろしま」の活用により開設された地域のホームページ
b
その他
事業名
取組内容
公民館等におけるパソコン活用支援
主管課
市民局生涯学習課
インターネット接続のためのセキュリティ対策を維持管理します。
イ 「公民館ICTまちづくりプロジェクト」の推進(公民館の地域のICT活動拠
点としての機能強化)
公民館を地域のICT活動の拠点として機能強化し、ボランティアの支援を得なが
ら、市民のICT利活用能力の向上や地域のまちづくり活動の活性化を目的とする
「公民館ICTまちづくりプロジェクト」を推進し、ICTによって活性化した地域を増
やします。
(ア) 目標
ICTを活用して地域のまちづくり活動を支援した回数を平成 26 年度に 89 回
平成 27 年度に 92 回とします。【市民局生涯学習課】
(イ) 取組内容
a
ICTまちづくりボランティアによるまちづくり活動支援等
ICTまちづくりボランティアが、地域団体や市民活動団体等のICTを利活
用したまちづくり活動を支援し、住民自らが地域の情報を発信したり、住民相互
の情報交換を活発化することにより、地域コミュニティの活性化を図ります。
また、平成 26 年 3 月末現在、ICTまちづくりボランティアとして 296 人の方
に登録していただいており、引き続きICT指導者として技術的な支援を行うため
に必要となる情報や技術を習得するための研修会を実施しスキルアップを図る
など、その育成と活動の支援に取り組みます。【市民局生涯学習課】
3
b
その他
事業名
取組内容
ウ
公民館等におけるパソコン活用支援
主管課
市民局生涯学習課
インターネット接続のためのセキュリティ対策を維持管理します。(再掲)
子どもの「ICT力」の向上と学校ICT化の推進
ICTを利活用する能力や電子メディアとの上手な付き合い方など、ICT社会の中
で暮らしていくために必要な「ICT力」を身に付けた子どもを増やすとともに、I
CTを利活用した「わかる授業」、
「考える授業」の実現など、学校ICT化を着実
に進めます。
(ア) 目標
①
「ICT力」が身に付いたと思う小・中学生の割合が平成 26 年度に 90%、平
成 27 年度に 90%以上となるよう促進を図ります。【指導第一課、指導第二課】
②
「教員のICT活用指導力」の全ての項目において肯定的な回答をした教員の
割合が平成 27 年度まで毎年度 90%となるよう促進を図ります。
【教育委員会指導第
一課、指導第二課】
③
電子メディアに関する啓発事業に参加した人数が平成 26 年度に 30,200 人、
平成 27 年度に 30,500 人とします。【教育委員会育成課】
(イ) 取組内容
a
特別支援教育におけるタブレット端末の活用にかかる調査・研究<新規>
モデル校 19 校及び特別支援学校にタブレット端末を整備し、特別支援教育に
おける効果的な活用についての調査・研究を行います。
【教育委員会特別支援教育課】
(予算額 345 万 1 千円)
b
その他
事業名
取組内容
事業名
取組内容
教育委員会情報ネットワークの運用管理
主管課
教育委員会総務課
グループウェアや校務支援システムなどの情報ネットワークシステムを運用しま
す。
(予算額 3 億 2,192 万 2 千円)
電子メディアと子どもたちとの健全な関係づくり
の推進
主管課
教育委員会育成課
国立・公立・私立の小学校、中学校等と連携し、ノー電子メディアデー推進事業
に取り組むとともに、電子メディアに関する講習会を実施できるインストラクタ
ーを養成するために講座を開催し、保護者等に対して電子メディアに関する講習
会を開催します。(予算額 232 万 1 千円)
4
エ
「ICT力」向上による障害者や高齢者の社会参画の促進
障害者や高齢者の「ICT力」の向上を支援するため、社会参画する障害者や高齢
者を増やします。
(ア) 目標
①
高齢者のインターネット利用率を平成 26 年度に 28%、平成 27 年度に 30%
となるよう促進を図ります。【企画総務局情報政策課】
②
障害者向けICT講習会の受講者数を平成 27 年度まで毎年度 166 人とします。
【健康福祉局障害自立支援課】
③
視覚障害者ICT利活用支援ボランティアの年間利用回数を平成 27 年度まで
毎年度 900 回とします。【健康福祉局障害福祉課】
④
本市ホームページ掲載の3バリアフリーマップへのアクセス数を平成 26 年度
に 4,200 件、平成 27 年度に 4,400 件とします。【健康福祉局健康福祉企画課】
(イ) 取組内容
a 音声ガイド付き動画の配信等
日本IBM東京基礎研究所及び広島市立大学と連携協定を締結し、ICT利活用
による障害者の社会参画の促進につながる取組を進めています。引き続き、視
覚障害者のインターネットの閲覧を支援するために、広島市が公開しているイ
ンターネット動画に音声ガイド(副音声)を付けて配信する仕組みを整備し、
アクセシビリティの向上を図ります。【企画総務局広報課、情報政策課】
また、視覚障害者に公文書を送付する際に点字文書の同封や音声コードを貼
付するサービスを行っていますが、引き続き、対象文書を順次拡大していきま
す。【健康福祉局障害福祉課】(予算額 147 万 4 千円)
音声ガイド付き動画イメージ図
3
【バリアフリー】高齢者、障害者等が社会生活を送る上で障壁となるものを取り除くこと。
5
b バリアフリーマップの公開
公共施設等のバリアフリー設備の整備状況を、マップ形式でホームページに公
開して市民に情報提供しており、平成 26 年度も引き続き、掲載施設の追加等を
行います。また、より使いやすいシステムとするため、市民向けの地図情報シス
テム「ひろしま地図ナビ」へ統合します。
【健康福祉局健康福祉企画課】
(予算額 561 万円)
c
その他
事業名
取組内容
身体障害者へのパソコン等給付
主管課
健康福祉局障害福祉課
引き続き視覚障害者・上肢機能障害者等のバリアフリー化を推進し、社会参加の
促進を図るため、在宅でICTの利活用に初めて取り組む場合、10 万円以内のパ
ソコン等(同時に購入するプリンタを含む。
)を1割の自己負担で給付します。
(10
万円を超えるパソコン等については、超える部分は全額自己負担となります。
)
(予算額 162 万円)
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
視覚障害者ICT利活用支援ボランティア養成・派遣
主管課
健康福祉局障害福祉課
視覚障害者のパソコン利用の拡大を図るため、視覚障害者の自宅等に訪問してパ
ソコンの操作指導等ができる人材として、ICT利活用支援ボランティアの養成に
取り組むとともに、養成したICT利活用支援ボランティアによる訪問指導を実施
します。
〔ボランティア 61 人(平成 26 年 3 月末現在)〕
(予算額 917 万 2 千円)
広島市視覚障害者情報センター運営
主管課
健康福祉局障害福祉課
視覚障害者に対してパソコンの利活用支援や日常生活用具等の情報提供支援を行
います。
(予算額 434 万 3 千円)
インターネットテレビ電話による手話相談支援の
実施
主管課
健康福祉局障害福祉課
市役所本庁と各区役所に設置しているテレビ電話等を活用し、聴覚障害者の自宅
等と本庁間、本庁と各区役所間において、手話による相談支援を行います。
(予算額 11 万 2 千円)
事業名
取組内容
事業名
取組内容
障害者情報提供ホームページの運用管理
主管課
健康福祉局障害福祉課
障害者団体の活動実績やイベント情報等、障害者の生活に関連する情報を提供す
るホームページの運用・管理を行います。(予算額 96 万 2 千円)
身体障害者社会参加促進事業(パソコン教室の開催)
主管課
健康福祉局障害福祉課
在宅障害者の社会的能力の向上を図るため、パソコン教室を開催し、障害者の社
会活動への参加と自立を促進します。
〔受講予定者数〕50 人(予算額 103 万 8 千円)
6
事業名
取組内容
事業名
取組内容
4
障害者情報バリアフリー推進事業
(ICT講習会の開催)
主管課
健康福祉局
障害自立支援課
障害者の情報へのアクセスのバリアフリー化を促進し、情報通信の利便を享受で
きる環境づくりを進めるため、障害者を対象としたICT講習会を実施します。
〔受講予定者数〕195 人(予算額 1,026 万 1 千円)
4
タブレット型PCを活用した療育活動
主管課
こども未来局
こども・家庭支援課
こども療育センターでの療育活動の充実を図るため、タブレット型PCを活用し
て療育を実施します。(予算額 10 万 4 千円)
【タブレット型PC】液晶ディスプレイに直接指先で触れることで操作することができる機能を持つ携帯パソコンの
こと。
7
(2)
ICT利活用の「広島モデル」の構築
ア
ICT利活用による社会の課題解決に向けた取組の推進
平和や環境・エネルギー、交通、医療の分野などにおいて、社会の課題解決に向
けたICT利活用を着実に進めます。
(ア) 目標
平和記念式典等のインターネット中継へのアクセス数を平成 27 年度まで毎年
度 5,900 件とします。【市民局市民活動推進課】
(イ) 取組内容
a
高齢者地域支え合いモデル事業の実施
民生委員や地区社会福祉協議会、老人クラブ、町内会などの様々な主体が自主
的に行っている高齢者の見守り活動等で得た個別の情報をICT等の利活用に
より集約し、モデル地域の地域包括支援センターが、その情報を基に、各主体の
自主性を尊重しながら、活動等の調整や迅速・的確なアドバイスを行います。
【健康福祉局高齢福祉課】
(予算額 396 万 6 千円)
b
5
スマートコミュニティの推進
西風新都において、都市のイメージを高め企業誘致や雇用の創出につなげると
ともに、利便性が高く、先導的なまちの実現を目指すことを目的とし、当面はエ
ネルギーと交通を対象にスマート化を進めます。その一環として、手軽で環境に
優しい乗り物である 6超小型モビリティの活用とその効率的な運用を行う交通シ
ステムの構築をめざし、実際に公道上を走行する実証実験等を行います。また、
エネルギーのスマート化について、石内東地区において平成 25 年度に実施された
事業化可能性調査の結果等を踏まえ、立地予定の大型商業施設を核とした事業展
開を検討します。なお、教育等の他の社会インフラについても、将来、エネルギ
ーや交通のスマート化により構築されたICTネットワークを活用することを視
野に入れ、検討を行います。
【都市整備局西風新都整備部、環境局温暖化対策課、企画総務局情報政策課】
(予算額 989 万 8 千円)
5
【スマートコミュニティ】ICTなど先端技術を活用してエネルギー、交通、教育、安全・安心など個々のスマート
化と相互連携により、効率的で持続可能な社会システムのこと。
6
【超小型モビリティ】自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動手段となる1~2
人乗り程度の車両のこと。
8
c
その他
企画総務局情報政策課
事業名
7
デジタルサイネージ推進事業
主管課
企画総務局総務課
経済観光局観光企画担当
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
本市が運営するデジタルサイネージに市政情報、観光情報、防災・緊急情報等を
配信するとともに、民間事業者が運営するデジタルサイネージに市政情報等を配
信できるよう、民間事業者のサイネージと連携し、効率的、効果的な情報配信を
図ります。
(予算額 615 万 2 千円)
平和記念式典のインターネット中継
主管課
市民局市民活動推進課
企画総務局情報政策課
平和記念式典の模様をインターネットで生中継し、平和のメッセージを全世界に
発信します。その映像は、本市ホームページの「ひろしまムービーチャンネル」
で配信するとともに、デジタルサイネージや広島P2ウォーカーを活用して、平
和に関する情報として発信します。
(予算額 101 万 8 千円)
ひろしま市民活動支援総合情報システム
「ひろしま情報a-ネット」の運用管理
主管課
市民局市民活動推進課
市民の自主的な活動を支援するため、ボランティア、文化、スポーツ、生涯学習
等に関する情報やまちづくり市民交流プラザ等の施設概要、催し物情報等をイン
ターネットにより提供します。
(予算額 350 万 7 千円)
平和記念資料館ホームページ及びデータベースの
運用
主管課
市民局平和推進課
平和記念資料館のホームページで、原爆・平和に関する情報を発信するとともに、
平和記念資料館が収蔵する資料をデータベース化して保存・管理し、順次インタ
ーネットで公開します。(予算額 1,830 万 2 千円)
海外でのWeb会議システムによる被爆体験証言
主管課
市民局平和推進課
海外と平和記念資料館とをインターネット回線で結ぶ会議システムを利用して、
被爆体験証言を配信します。〔都市数〕12 都市(予算額 59 万 8 千円)
Kids情報送信サービス事業(メール配信事業)
主管課
こども未来局
こども・家庭支援課
(公財)ひろしまこども夢財団が実施する「Kids☆めるまが」を利用し、小学
生以下の子を持つ保護者等を対象に、子育てに役立つ教室・講演会や子ども向け
イベント情報等の本市における子育て支援情報を登録会員の携帯電話やパソコン
にメール配信します。
〔登録者数〕13,007 人(平成 26 年 3 月末)
(予算額 103 万 7 千円)
事業名
取組内容
7
「ひろしま森づくりコミュニティネット」ホーム
ページの運用管理
主管課
経済観光局農林整備課
森づくりの支援制度、イベント掲示板、森林ボランティア団体等の活動紹介など
市の森づくり情報を共有できるホームページ「ひろしま森づくりコミュニティネ
ット」を運用します。(予算額 95 万 1 千円)
【デジタルサイネージ】表示と通信にデジタル技術を活用し、画面等に映像や情報を表示する広告媒体のこと。
9
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
防災行政無線システムの運用管理
主管課
消防局防災課
災害時等の有線回線途絶時においても情報の収集・伝達が可能な無線システムで、
本市の防災関係部局間を結ぶ固定系、市民に防災情報等を一斉に伝達する同報系、
本市職員が情報収集等に活用する移動系で構成される無線システムを運用しま
す。
(予算額 7,529 万 1 千円)
防災情報メール配信システム運用管理
主管課
消防局防災課
避難勧告等の緊急かつ重要な防災情報等を、あらかじめ登録された携帯電話やパ
ソコン等に、電子メールにより配信する防災情報メール配信システムを運用しま
す。
(予算額 160 万 8 千円)
消防通信指令管制システムの運用管理
主管課
消防局警防課
市民からの 119 番通報を受信し、消防・救急隊を迅速に出動させるシステムを運
用します。このシステムは、車両位置動態管理システム、音声合成指令システム
や大規模災害対応システムなどを取り入れており、災害活動に必要な情報を一体
的に管理、活用することができます。(予算額 1 億 7,859 万 2 千円)
救急現場における画像伝送システムの運用管理
主管課
消防局救急課
救急車と市内 4 病院に整備した画像伝送システムを運用し、救命率の向上を図り
ます。
(予算額 1,851 万 1 千円)
市立病院総合情報システムの運用管理
主管課
地方独立行政法人広島
市立病院機構
「医療の質の向上」
、「患者サービスの向上」、
「経営の効率化」といった医療に求
められる時代の要請に対応するため、電子カルテを中心とした病院総合情報シス
テムを導入しています。引き続きシステムの安定稼働及び円滑な運用管理を推進
するとともに、院内の運用改善や業務の運用変更及び制度改正に対応するために
必要なシステムの充実を図ります。
広島市立舟入市民病院総合医療情報システムの運用
管理
主管課
地方独立行政法人広島
市立病院機構
オーダリングシステムにより、各部門システムへ電子的に情報伝達を行う総合医
療情報システムを導入しています。病院の特色等を踏まえて、電子カルテシステ
ムの導入を検討します。
広島市立リハビリテーション病院総合医療情報シ
ステムの運用管理
主管課
地方独立行政法人広島
市立病院機構
広島市民病院、安佐市民病院と同様に電子カルテを中心とした総合医療情報シス
テムを導入しています。引き続きシステムの安定稼働及び円滑な運用管理を推進
するとともに、院内の運用改善や業務の運用変更及び制度改正に対応するために
必要なシステムの充実を図ります。
10
イ
ICT利活用による地域経済活性化に向けた取組の推進
多様な産業分野において、地域経済活性化に向けたICT利活用を着実に進めます。
(ア) 目標
①
デジタルサイネージコンテンツ数(累計)を平成 26 度に 2,500 件、平成 27
年度に 3,000 件とします。
【企画総務局情報政策課】
ICTを利活用し8産学公民が連携した実験的な取組数を平成 27 年度まで毎年
②
度 3 件とします。【企画総務局情報政策課】
(イ) 取組内容
a
広島発高齢者見守り支援システム開発プロジェクトの実施
市内企業と市立大学、市民病院等が連携して市立大学のシーズ(9みみスイッ
チ)を核とした生活リズム等を測定する製品を開発するとともに、その製品を
高齢者が使用することにより得られる情報を、家族や地域の見守り者、高齢者
本人、医療機関が活用し、見守りや健康管理を行うシステムを開発します。
こうした製品の開発を通じて高度なものづくり技術を有する自動車関連産業
や、ICT系企業の医療・福祉関連分野への参入を促進します。
【経済観光局ものづくり支援課】
(予算額 1,046 万 4 千円)
b
その他
企画総務局情報政策課
事業名
デジタルサイネージ推進事業
主管課
企画総務局総務課
経済観光局観光企画担当
取組内容
事業名
取組内容
本市が運営するデジタルサイネージに市政情報、観光情報、防災・緊急情報等を
配信するとともに、民間事業者が運営するデジタルサイネージに市政情報等を配
信できるよう、民間事業者のサイネージと連携し、効率的、効果的な情報配信を
図ります。
(予算額 615 万 2 千円(再掲)
)
「広島P2ウォーカー」
(http://p2walker.jp/)
主管課 企画総務局情報政策課
による平和と観光の情報発信
携帯電話やパソコン等のモバイル端末を利用して、平和と観光に関する情報をそ
の場で入手できるサービス「広島P2(ピーツー)ウォーカー」を運用します。
(予算額 90 万 8 千円)
8
【産学公民】
「産」は民間企業等、「学」は大学、専門学校等、「公」は国、地方公共団体及びその関係団体、「民」は
市民、NPO等を指す。
9
【みみスイッチ】外耳の動きを光学式距離センサー等で計測し、その計測結果をもとにコンピュータに情報を提供する
常時装用型コマンド入力装置。
11
事業名
取組内容
山陰・山陽スマート観光プロジェクト<新規>
主管課
企画総務局情報政策課
広域的な観光振興を図るため、中国総合通信局、他の市町、ICT関連事業者と
共同して、携帯情報端末等による情報通信技術を活用した観光情報の提供を行い
ます。(予算額 82 万 5 千円)
企画総務局情報政策課
事業名
高速道路等における道路・観光情報の提供
主管課
経済観光局観光企画担当
道路交通局道路計画課
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
西日本高速道路㈱との包括的相互協力協定を活用して、道路・交通情報や、観光・
産業振興等に関する情報を高速道路サービスエリア内にあるデジタルサイネージ
等で発信するなど、高速道路利用者の利便性向上と利用促進、広島への観光客の
誘致等を図る取組を進めます。
観光施設等への公衆無線LANの整備
主管課
経済観光局
観光プロモーション担当
市内の観光施設等に外国人旅行者でも簡単に使える屋内型の無料公衆無線LAN
環境を整備し、満足度を高めます。(予算額 166 万 1 千円)
産業情報システム(「広島市の産業」ホームページ
を含む。
)の運用管理
主管課
経済観光局経済企画課
広島市内の企業が保有する技術等をインターネットを通じて発信し、販路拡大や
技術交流等を支援します。(予算額 801 万 7 千円)
ICTと異分野の融合によるイノベーション促進
事業
主管課
経済観光局
ものづくり支援課
広島県と共同で設立した「ひろしまIT融合フォーラム」を運営し、ICT企業
と医療・福祉、農業等の異分野の企業とを組み合わせて新たな価値を創造する「I
T融合」の取り組みを促進します。(予算額 250 万円)
「ひろしまナビゲーター」ホームページの運用管理
主管課
経済観光局
観光プロモーション担当
魅力的な観光情報を国内外に発信するため、観光ホームページ「ひろしまナビゲ
ーター」を運用します。(予算額 1,388 万 7 千円)
メールマガジン「ひろしまファンクラブ」の発行
主管課
経済観光局
観光プロモーション担当
広島の観光情報やイベント、広島が登場する作品やゆかりある人々を毎週木曜日
にメールで紹介します。<毎週木曜日発行>
12
(3)
市民が利便を実感できる環境に優しい「e-市役所」の実現
ア
市民の視点に基づく行政サービスの提供
ICT利活用により、市民の視点に基づく行政サービスの提供に努め、行政サービ
スに対する市民の満足度向上を目指します。
(ア) 目標
①
住民窓口に関連する新たな業務システムの運用を平成 26 年度に開始し、利便
性の向上を図ります。
【企画総務局情報システム課、各情報システム主管課】
②
電子申請利用件数を平成 26 年度に 116 万件、平成 27 年度に 117 万件としま
す。【企画総務局情報システム課】
(イ) 取組内容
a
住民窓口業務(市税、国民健康保険・国民年金、後期高齢者医療保険、介
護保険、福祉)システムの運用
平成 24 年度から再構築に着手しており、平成 26 年度から運用開始します。
新しいシステムでは、各種手続きの際の提出書類の簡略化など市民の負担の軽
減を図るとともに、市税、国民健康保険料、介護保険料等の徴収金について、
納付者の利便性及び収納率の向上を図るため、コンビニ店舗で収納する方法を
導入します。
【財政局税制課、健康福祉局健康福祉企画課、介護保険課、保険年金課、会計室】
(予算額 4 億 9,688 万 8 千円)
b
コンビニ証明書発行システムの構築<新規>
証明書を取得する機会を増やし、市民の利便性を向上するため、休日・夜間
における証明書の交付、身近な場所における証明書の交付が実現できるよう、
平成 28 年 1 月の個人番号カードの交付に合わせ、コンビニ店舗で証明書を交付
するシステムの構築に着手します。
【企画総務局総務課】
(予算額 296 千円)
c
社会保障・税番号制度に対応したシステムの改修
社会保障・税番号制度に対応するため、共通基盤、住民記録システム、市税
システム等の改修を行います。
【企画総務局情報システム課、各情報システム主管課】
(予算額 3 億 6,872 万 4 千円)
13
d
市立図書館コンピュータシステムの再構築
図書の貸出・返却などの窓口業務の効率化や不正持出の防止を図るため、I
Cタグを導入するとともに、システムの再構築を行います。
【市民局生涯学習課】
(予算額 5,826 万 1 千円)
c
その他
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
公文書館デジタル・アーカイブスの構築
主管課
企画総務局公文書館
市民等からの照会に対してニーズにあった資料を迅速に提供するため、公文書館
が収集した写真や文書等の資料をデジタル化し、コンピュータで管理・検索する
デジタル・アーカイブスを構築するとともに、公開可能な資料については、市民
が直接インターネットで閲覧できるようデータ化を進めます。
(予算額 488 万 4 千円)
市民向け統合型地理情報システム(ひろしま地図
ナビ)の機能充実等
主管課
企画総務局情報政策課
平成 24 年 10 月に「ひろしま地図ナビ」を導入し、施設、都市計画、防災などの
地図情報を一体的な情報としてインターネットで効率的に入手できるようになり
ました。平成 26 年度は、バリアフリーマップの「ひろしま地図ナビ」への統合等、
利便性の向上を図ります。(予算額 266 万 9 千円)
電子申請システムの運用管理
主管課
企画総務局情報システム課
インターネットを利用し、市民がいつでもどこでも申請・届出などを行えるシス
テムを運用します。(予算額 222 万 8 千円)
市税電子申告システムの運用・管理
主管課
財政局市民税課
インターネットを利用して市税の申告等ができる市税電子申告システム(eLTAX)
を適切に運用・管理します。(予算額 1,128 万円)
ひろしま公共施設予約サービスの運用管理
主管課
市民局市民活動推進課
公共施設の空き状況の確認や、予約の申し込みなどをインターネットを利用して
行うことができるひろしま公共施設予約サービスシステムを運用します。また、
予約可能施設の拡大、使用許可手続きの見直し等を検討します。
(予算額 388 万 8
千円)
事業名
取組内容
事業名
取組内容
視覚障害者あて公文書に係る点字サービス事業の
推進
主管課
健康福祉局障害福祉課
視覚障害者に公文書を送付する際、点字文書を同封するサービス事業を推進しま
す。
(予算額 147 万円 4 千円)
公文書の音声コード化普及・啓発事業
主管課
健康福祉局障害福祉課
視覚障害者に公文書を送付する際、音声コードを添付するサービス事業を推進し
ます。
14
事業名
取組内容
インターネットテレビ電話による手話相談支援の
実施
主管課
健康福祉局障害福祉課
市役所本庁と各区役所に設置しているテレビ電話等を活用し、聴覚障害者の自宅
等と本庁間、本庁と各区役所間において、手話による相談支援を行います。(予算
額 11 万 2 千円(再掲)
)
イ
市民が身近に感じ分かりやすい電子市役所(My「e-市役所」)の実現
ICT利活用により、積極的な情報提供や広報・広聴機能の充実に努め、市民の市
政に対する理解度の向上を目指します。
(ア) 目標
広島市が発信している市政情報により、市政に対する理解が進んだと思った市
民の割合を平成26年度に46%、平成27年度に50%とします。【企画総務局広報課】
(イ) 取組内容
a
多様なメディアを活用した情報発信
広島市ホームページについて、より使いやすいホームページとなるよう平成
27 年 3 月にリニューアルを行い、スマートフォンに対応させるとともに、掲載項
目の見直しやコンテンツの拡充等を図ります。また、情報の拡散能力に優れた10フ
ェイスブックや11ツイッターなどの12ソーシャルメディアの更なる活用を図りま
す。【企画総務局広報課】(予算額 7,081 万 6 千円)
また、ホームページのほか、携帯電話やデジタルサイネージ、CATV、You
Tube等、特性に応じた効果的・効率的な市政情報の発信に努めます。
【企画総務局情報政策課】
(予算額 647 万 1 千円)
b
その他
事業名
取組内容
公民館ICTまちづくりプロジェクト
主管課
市民局生涯学習課
公民館を地域のICT活動拠点として機能強化することで、市民のICT利活用能力
の向上を図るとともに、地域課題の解決や地域の情報発信などコミュニティ及び
まちづくり活動の活性化を図ります。
〔ICTまちづくりボランティア〕296 人(再掲)
事業名
取組内容
本会議等のインターネット生中継
主管課
議会事務局秘書広報室
議会の活動状況をタイムリーに情報提供するため、インターネットによる本会議
等の生中継を行います。(予算額 212 万 6 千円)
10
【フェイスブック】友達や同僚、同級生、近所の人たちと交流を支援するサービス。
【ツイッター】個々のユーザーが「ツイート」(tweet)と呼ばれる 140 文字以内の「つぶやき」を投稿し、そのユーザー
をフォローしているユーザーが閲覧できるサービス。
12
【ソーシャルメディア】インターネット等を活用して利用者が自ら情報を発信するメディアの総称。
11
15
ウ
徹底した無駄の排除による業務改革の推進
ICT利活用により、徹底した無駄の排除による業務改革の推進を図り、申請・届
出・交付等の手続において事務処理にかかる時間の短縮を目指します。
(ア) 目標
① バックオフィス・システム(文書管理、財務会計、人事・給与、庶務)の再
構築等を平成 24 年度に完了させます。(平成 24 年度目標達成)
【企画総務局法務課、人事課、財政局財政課、会計室】
②
フロントオフィス・システム(市税、福祉等)の再構築を平成 26 年度当初
に完了させます。
【財政局税制課、健康福祉局健康福祉企画課、介護保険課、保険年金課】
③
以前から運用していたホスト型システム(財務会計、住民基本台帳等)を、
サーバを中心としたシステムに再構築することにより、年間運用経費を平成 27
年度までに平成 22 年度決算額よりも 30%(約 4 億 9,000 万円)以上削減しま
す。【企画総務局情報政策課、情報システム課、各情報システム主管課】
(イ) 取組内容
a ICTマネジメントの推進
組織全体として最適な情報システムの調達及び維持管理を実現できるよう、
CIO・PMOによるICT関連予算の審査に取り組むとともに、本市の情報
システムの改修等を計画的・効率的に進めることができるよう専門的な観点か
ら支援等を行います。
また、災害等の発生に備えて、業務を継続するための情報システムのバック
アップ体制の構築及び情報システムが停止した際の復旧優先順位や手順、要員
配置等を定めた「情報システムに係る継続・復旧計画」に基づき、事前対策や訓
練等を行います。
【企画総務局情報政策課】
(予算額 1,051 万 5 千円)
b
情報システム再構築の推進
本市の情報システムは、財務会計システムや住民基本台帳システムなど本市の
基幹的業務を担う「基幹系システム」(ホスト型システム 48 システム)、インタ
ーネットとの接続が可能な13庁内LANに接続した「庁内LAN系システム」(42
システム)、これらのシステムとは別に独立して運用している「個別システム」
(99 システム)の合計 189 システムで構成されています。
(システム数は、平成
22 年 4 月 1 日現在)
これらの情報システムのうち、特に「基幹系システム」の中で、以前から運用
13
【庁内LAN】市役所庁舎内及び庁舎間を結ぶ情報通信ネットワークのこと。
16
しているホスト型システムについては、度重なる改修及び長年の運用によるシス
テムの複雑化や、情報システム間での非効率なデータ連携、特定の技術を使用し
たハードウェア・ソフトウェアへの依存等、多くの課題を抱えています。
こうした課題を解決するため、平成 20 年 9 月に「広島市情報システムの高度
化基本方針」を策定し、この基本方針に基づき、現在の14大型汎用機から15サー
バを中心とした情報システムに切り替えるなど、本市すべての情報システムの
「再構築」に取り組み、平成 26 年度に完了することとしています。
情報システムの再構築により、行政事務の効率化を図るとともに、ワンストッ
プサービスの導入や住民票等の交付手段の充実など行政サービスの向上を図り
ます。
【企画総務局情報政策課、情報システム課、各情報システム主管課】(予算額 3 億 6,972 万 5 千円)
【 再構築前のイメージ 】
ホスト型システム
ホスト型システム(財務
会計、住民基本台帳
など
庁内LAN上または個別で
運用しているシステム
庁内LAN
上で運用し
ているシス サーバ
テム
庁内LANシステム
(電子メール、スケ
ジュール管理等
サーバ
大型汎用機
業務端末
【 再構築後のイメージ 】
サーバ
個別
システム
サーバ
連携サーバ
サーバ
可搬記録媒体での
データ連携
庁内LANパソコン
サーバ(庁内LAN)を中心にしたシステム
パソコン
サーバ
サーバ
データ交換
フロントオフィス
システムパソコン
庁内LANパソコン
(バックオフィスシステムパソコン)
再構築の概要
c
その他
事業名
取組内容
ホスト型システムの運用管理
主管課
全局
市税システムや国保年金システムなど大型汎用機で運用しているホスト型システ
ムの運用保守や制度改正によるシステム改修等を行います。
(予算額 22 億 8,055 万
7 千円)※他ページ掲載分を含む
事業名
取組内容
事業名
取組内容
戸籍事務処理システムの運用管理
主管課
企画総務局総務課
戸籍事務の迅速化と行政サービスの向上を図るため、戸籍事務処理システムの運
用保守・改修を行います。(予算額 6,634 万 4 千円)
住民記録システムの運用管理
主管課
企画総務局総務課
住民票の発行時間を短縮するなど行政サービスの向上を図るため、住民記録シス
テムの運用保守・改修を行います。(予算額 6,409 万 6 千円)
14
【大型汎用機】組織の基幹業務をはじめ、様々な用途に使用できる大型コンピュータのこと。ホストコンピュータ又は
メインフレームともいう。
15
【サーバ】クライアントに対して何らかのサービスを提供するコンピュータのこと。
17
事業名
取組内容
住民基本台帳ネットワークシステムの運営
主管課
企画総務局総務課
行政機関等に対する本人確認情報の提供や市町村の区域を越えた住民基本台帳に
関する事務処理を行うため、住民基本台帳ネットワークシステムを運営します。
(予算額 3,827 万 9 千円)
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
庁内LANの運用管理
主管課
企画総務局情報システム課
多様化・増大する行政ニーズに対応するとともに、国や他の自治体との情報交換、
市民への情報提供等を支援し、高度情報通信社会にふさわしい行政の推進を図る
ため、庁内LANを運用します。
(予算額 4 億 8,628 万 4 千円)
電子申請システムの運用管理
主管課
企画総務局情報システム課
インターネットを利用し、市民がいつでもどこでも申請・届出などを行えるシス
テムを運用します。(予算額 222 万 8 千円(再掲))
電子調達システムの運用管理
主管課
財政局物品契約課
工事及び物品等の調達事務の効率化・迅速化及び入札制度の透明性・公平性の向
上等を図るため、電子調達システムの運用保守・改修を行います。
(予算額 1 億 845
万 2 千円)
事業名
取組内容
ひろしま公共施設予約サービスの運用管理
主管課
市民局市民活動推進課
公共施設の空き状況の確認や、予約の申し込みなどをインターネットを利用して
行うことができるひろしま公共施設予約サービスシステムを運用します。また、
予約可能施設の拡大、使用許可手続きの見直し等を検討します。(予算額 388 万 8
千円(再掲)
)
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
水道料金オンラインシステムの運用管理
主管課
水道局営業課
水道料金オンラインシステムの運用管理を行うことにより、水道料金等の徴収業
務やメーター管理に係る事務の効率化を図ります。
(予算額 3,272 万 4 千円)
教育事務処理システムの運用管理
主管課
教育委員会学事課
学齢簿、就学援助等、私立幼稚園就園奨励費、公立幼稚園授業料の他、市立高等
学校授業料等の徴収管理を行うため、教育事務処理システムの運用保守及び改修
を行います。
(予算額 2,660 万 8 千円)
情報システムの運用管理
主管課
全局
本市で利用している情報システムの運用管理等を行います。
(予算額 27 億 4,279 万
2 千円)※他ページ掲載分を含む
事務事業用の情報機器の導入
主管課
全局
一般事務等において、パソコン等の情報機器を導入し、事務の効率化を図ります。
(予算額 1 億 8,630 万円)※他ページ掲載分を含む
18
事業名
取組内容
公益的法人に係る情報システムの運用管理及び事
務事業用の情報機器の導入
主管課
全局
公益的法人が利用している情報システムの運用管理等を行うとともに、一般事務
等において、パソコン等の情報機器を導入し、事務の効率化を図ります。(予算額
2 億 8,520 万 9 千円)※他ページ掲載分を含む
エ
ICT利活用により環境に優しい市役所を目指す「ICTグリーンオフィス」の
推進
ICT利活用により、市役所が率先して環境に優しい執務環境(グリーンオフィス)
づくりに取り組み、16温室効果ガス排出量の削減を目指します。
(ア) 目標
①
Web会議の開催によるCO2 排出削減量を平成 26 年度に 4,500 ㎏とします。
17
【企画総務局情報システム課】
②
サーバを集約化する情報システム数と電気消費削減量を平成 27 年度までに
23 システム、232kWh とします。【企画総務局情報政策課】
(イ) 取組内容
a 統合用サーバの運用
1台のサーバ上で複数の情報システムの稼働を可能とする仮想化技術を用い
て、サーバの集約化を推進し、電気消費量の削減を図ります。
【企画総務局情報政策課】
(予算額
541 万円)
b バックオフィス・システムの運用
平成 24 年度に運用開始したバックオフィス(文書管理、人事・給与、庶務事
務、財務会計)システムにより、18電子決裁等による紙使用量の削減や事務効率
の向上を図ります。【企画総務局法務課、人事課、財政局財政課】(予算額 1 億 2,812 万 7 千円)
c
その他
事業名
取組内容
テレワークの実施
主管課
企画総務局人事課
子育てや介護等の課題を抱えている職員などの家庭生活の充実、多様な就労形態
の提供、業務効率の向上を目的として、市職員のテレワークを実施します。
16
【温室効果ガス】赤外線を吸収し再放出する大気中の気体のこと。京都議定書(平成 9 年京都で開催された気候変動枠
組条約第 3 回締約国会議で採択された気候変動枠組条約の議定書)では、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイ
ドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六ふっ化硫黄が温室効果ガスとして削減対象になっている。
17
【Web会議】インターネット回線などを利用して、離れた拠点間で映像や音声、データ等を共有しながら行う会議のこ
と。
18
【電子決裁】市役所における文書の決裁をコンピュータ上で電子的に行うもの。
19
事業名
取組内容
19
19
ペーパーレス会議、Web会議の開催
主管課
企画総務局情報システム課
紙の使用量削減や業務効率の向上を目的として、会議室などでペーパーレス会議
を実施するとともに、Web会議システムを整備して職員の移動に伴う時間や公
用車の燃料使用量の削減に取り組んでいます。(予算額 235 万 3 千円)
【ペーパーレス会議】会議資料を紙に印刷せず、パソコンやプロジェクターに表示して行う会議のこと。
20
(4)
安全・安心にICTを利活用するための「ネットワーク環境」の構築
ア
情報通信インフラの整備促進
国の補助制度等を活用し、企業等と連携し情報通信インフラの整備の促進を目指
します。
(ア) 目標
地上デジタルテレビ放送を受信するために辺地共聴施設の新設・改修等を完了
した組合を平成 23 年度に 100%とします。(平成 23 年度目標達成)
【企画総務局情報政策課】
(イ) 取組内容
a
観光施設等への公衆無線LANの整備
スマートフォン等の携帯情報端末の急速な普及に伴い、海外から訪れる旅行者
にとって、必要な情報を必要なときに入手できる無料公衆無線LAN環境へのニ
ーズは非常に高くなっています。観光庁の調査によると、外国人旅行者が旅行中
に困ったことの第1位は「無料公衆無線LAN環境がない」ことでした。このこ
とを受け、市内の観光施設等に外国人旅行者でも簡単に使える屋内型の無料公衆
無線LAN環境を整備し、満足度を高めます。今年度は紙屋町シャレオ中央広場、
まんが図書館に設備を追加します。
【経済観光局観光プロモーション担当】
(予算額
b
166 万 1 千円)
その他
事業名
取組内容
事業名
取組内容
事業名
取組内容
携帯電話用鉄塔等の維持管理
主管課
企画総務局情報政策課
平成 23 年度に湯来町多田局、可部町綾ヶ谷に設置した携帯電話基地局の維持・管
理を行います。(予算額 151 万 1 千円)
消防救急デジタル無線の整備
主管課
消防局警防課
消防救急無線は、電波の有効利用の観点から、電波法の改正により、平成 28 年 5
月末までにデジタル化することが義務付けられたため、本市の消防救急無線のデ
ジタル化を他市町と共同で実施します。
防災行政無線システムの運用管理
主管課
消防局防災課
災害時等の有線回線途絶時においても情報の収集・伝達が可能な無線システムで、
本市の防災関係部局間を結ぶ固定系、市民に防災情報等を一斉に伝達する同報系、
本市職員が情報収集等に活用する移動系で構成される無線システムを運用しま
す。
(予算額 7,529 万 2 千円)(再掲)
21
20
イ
情報セキュリティ対策の推進
本市情報システムに対する情報セキュリティ対策の強化や市民の情報セキュリ
ティに関する意識の向上などにより、ICTを安全に利活用できる市民の数を増やし
ます。
(ア) 目標
セキュリティ対策を行っている市民の割合を平成 26 年度に 85%、平成 27 年
度に 90%となるよう促進を図ります。【企画総務局情報政策課】
(イ) 取組内容
a
情報セキュリティ対策の強化
「広島市情報セキュリティポリシー」に基づき、本市の情報セキュリティ対策
について、一層の充実・強化を図るため、情報セキュリティ監査を実施するとと
もに、職員を対象とした集合研修を実施します。
また、サイバーテロの発生を未然に防止するとともに、発生した場合の被害の
拡大防止等の的確な対応を図るために、警察等関係機関と情報交換を行うなど連
携を図っていきます。【企画総務局情報政策課】(予算額 262 万 5 千円)
b
電子メディアとの健全な関係づくり
本市、保護者、事業者及び市民が一体となって、インターネット等の電子メデ
ィアを正しく活用できる青少年の育成を図るため、引き続き、電子メディアに関
する講習会の開催や啓発活動等を行います。
また、ネット上でのいじめ等の早期発見・早期対応の強化を図るためのネット
パトロールについて、専門業者によるパトロールを導入し、職員によるパトロー
ルと併用します。【教育委員会育成課】(予算額 478 万 2 千円)
c
その他
事業名
取組内容
公民館ICTまちづくりプロジェクト
主管課
市民局生涯学習課
公民館を地域のICT活動拠点として機能強化することで、市民のICT利活用能力
の向上を図るとともに、地域課題の解決や地域の情報発信などコミュニティ及び
まちづくり活動の活性化を図ります。
〔ICTまちづくりボランティア〕296 人(再掲)
事業名
取組内容
20
公民館等におけるパソコン活用支援
主管課
市民局生涯学習課
インターネット接続のためのセキュリティ対策を維持管理します。(再掲)
【情報セキュリティ】情報資産が安全に管理され、適切に利用できるようにされた状態のこと
22
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