説明資料 - NEC

mobilestudio™Ⅱ
ご説明資料
2015年10月
日本電気株式会社
1. mobilestudio™とは
2004年に発売のmobilestudio™の後継機種であり、FOMAの64Kbpsデジタル通信サービスを利⽤して⼿軽
に利⽤できる放送局向けのさらに⾼品位なモノラル双⽅向の⾳声中継放送ソリューション製品です。
利⽤イメージ・機能
＜中継現場＞
マイク
＜放送局＞
mobilestudio™Ⅱ
中継機
FOMA
網
MIC IN
お客様のメリット
ISDN
網
ISDNルータ
mobilestudio™Ⅱ
固定機
LANケーブル
ACアダプタ
イヤホン
mobilestudio™Ⅱ 1台を持ち運ぶことで、中継現場へ大掛か
りな機材を運ぶ中継⾞や機材等の⼿配や準備が不要
報道等緊急のライブ中継に迅速に対応可能
mobilestudio™Ⅱ 1台でFOMAサービスエリア内から、
「いつでも」、「どこからでも」、リアルタイムに臨場感あ
る中継が可能
中継場所での事前の回線準備が不要
LINE OUT
N-01E
中継⾞の⼿配や⼤掛かりな機材が不要
FOMAデータ通信製品を利⽤することで、サービスエリア内
であれば、有線回線等を事前に設置する準備が不要
LINE IN
音響機器等
サービスの特徴
•⾼い⾳声品質と臨場感のある放送を実現
⇒ 当社開発のAACコーデック、及びHE-AACコーデックを搭載することで高音質伝送が可能。
•FOMA 64Kbpsデジタル通信網を利⽤することで、広範囲なエリアにて利⽤可能（N-01Eを
利⽤時）
⇒ FOMAのサービスエリア内であれば、中継⾞が⼊れない場所や地下鉄駅構内、地下街やビルの中等、
さまざまな場所から中継可能。また、FOMAプラスエリアにも対応。
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2. 後継機の主な変更点
Point 1: 現⾏機との接続互換性を保ちつつ、新コーデック“HE-AACコーデック”を採用
◆HE-AACコーデックの採用
従来のＡＡＣ方式にSBRと呼ばれる技術を付加する
ことにより、同じサンプリング周波数でも伝送する
音声帯域が拡大され、低ビットレートながら従来よ
りもクリアな音質での中継が可能。
新・旧コーデックを搭載し、現⾏機との接続互換性
あり。
低ビットレート時でも広帯域音声の伝送が可能に！
AAC（SBRなし）
HE-AAC（SBRあり）
SBR: Spectral Band Replication
Point 2: FOMAプラスエリアに対応
◆FOMAプラスエリアの対応
FOMAサービスエリア(2GHz帯)では電波が届きづらい
山間部や都市部の補完として800MHz帯が使用可能。後
継機では、FOMAプラスエリアに対応することで、通信
エリアがさらに拡大。
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FOMAプラスエリア対応で、今まで通信困難だった
場所からの中継が可能に！
3. Q&A
＜現⾏機との互換性について＞
Q. 既にmobilestudio™を使っており、中継機（または固定機）のみを追加したいのですが、
相互接続可能でしょうか？
A. 可能です。中継機増設の場合は必要に応じバッテリーをご購入下さい。
なお、mobilestudio™とmobilestudio™Ⅱの接続の場合は、AACコーデックのみ利⽤可能です。
Q. F2402を持っているのですが使用可能ですか？
A. 使用可能です。なお、この場合はFOMAプラスエリアは非対応となります。
Q. N-01Eは、現⾏機で使⽤可能ですか？
A. 使⽤出来ません。現⾏機では、F2402をそのままお使いください。
Q. ISDNルータ（IP38X/57i, IP38X/58i）を既に所有しているのですが、後継機でも使用可能ですか？
A. 使用可能です。ISDNルータは、後継機でもそのままお使いいただけます。
Q. 現⾏機のバッテリーは使⽤可能ですか？
A. 使用出来ません。Vマウントバッテリーをご用意ください。
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4. 装置仕様
項
（1/2）
mobilestudioTM Ⅱ 仕様
目
マイク⼊⼒/ライン⼊⼒
XLR-3-31×1 （MIC/LINE IN） バランス： 600Ω
2:HOT 3:COLD]
⼊⼒レベル： −20dBm（基準）
マイクboost：＋40dB。ファンタム電源無し。
ライン出⼒
XLR-3-32×1 （LINE OUT）
3:COLD]
出⼒レベル： 0dBm（基準）
インターフェース
USB2.0 ×1 (TYPE-A)
LAN
[1:GND
バランス：600Ω [1:GND 2:HOT
※FOMA端末N-01Eが動作
×1 (RJ-45 100M)
PCMCIA TypeⅡ×1
※FOMA®カードF2402が動作
内蔵スピーカー×1
定格2W
外形寸法
230（W）×210（D）×100（H）mm（突起部除く）
本体カラー
⿊⾊
重量
約 2.5 kg（本体）、約 3.0 kg（ENDURA E-7Sバッテリ実装時）
消費電⼒
約 25 W
電源
Vマウントタイプバッテリ取り付け可能
外部バッテリ接続用端子×1(XLR-4-32) [1:GND 2:NC 3:NC 4:+12
〜+19V]
AC電源駆動
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ACアダプタ経由(CENTER ＋)
音声符号化方式
NEC製オーディオコーデック
オーディオ特性
双方向モノラル
周波数特性 100Hz
セッション管理
接続先指定 6 箇所
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〜
7.5kHz（再生帯域16KHz以内）
4. 装置仕様
項
（2/2）
mobilestudioTM Ⅱ 仕様
目
LCD表示部
20桁×2⾏
外部FOMA®接続
XLR-4-31×1
OUT]
ヘッドフォン出⼒
ミニジャックφ3.5×2 （PH1、PH2）
アクセサ ＡＣアダプタ
リ
肩かけベルト
標準添付
（EXT） [1:GND 2:AUDIO IN 3:GND 4:AUDIO
オプション
ラックマウントキット オプション
キャリングケース
オプション
バッテリ
市販品を利⽤可能（ENDURA CUE-D75にて動作確認済み）
充電器
上記バッテリの充電器を利⽤
USBケーブル
FOMA®
充電機能付USB接続ケーブル02推奨
お問い合わせは、下記へ
日本電気株式会社 キャリアサービス事業部 mobilestudio™担当
E-mail: [email protected]
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5. 参考資料
▌バッテリーについて
 mobilestudio™Ⅱでは、Ｖマウントバッテリーを使用します。
IDX社ホームページより抜粋
http://www.idx.tv/jp/products/product_guide/endura_system/vmount_batteries/cued75.html
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