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別紙1(PDF形式:251KB)

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別紙1(PDF形式:251KB)
別紙
迎賓館の施設に係る参観料の徴収に関する内閣府令第2条の規定に基づき、及び同令を実施するため、
参観の対象となる施設及び参観の認められる年齢並びに参観料の額を定める告示(案)に対する意見募集の結果と対応
御意見の概要
回
答
○ 全体に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
京都迎賓館での調度等で使われている伝統技能は派手さはな
く長年積み重ねられた緻密な技術が魅力なので、その技術の素
一般公開時には、京都迎賓館の紹介 DVD を随時放映し、参観前
に自由に鑑賞できるようにします。また、各部屋にてパネル等を
晴らしさを知らない観光客がさらっと見ただけでは値打ちがわ
かりにくい。有料であればそういう人に限ってつまらなかった
活用した伝統技能等の説明を行います。
さらに、多数の参観者が見込まれる時期(ゴールデンウィー
というクレームになりがちと予測します。そうならないために
も、先に短時間でも DVD を見ていただいて学ぶ、技術について
ク、夏休み及び11月を予定)を自由参観方式とし、それ以外の
時期はガイドツアー方式のみの参観とすることで、より詳しい解
の詳しいガイドをするなど、見せ方の工夫が必要だと思いま
す。
説を聞きながらの参観ができるようにいたします。
こうした工夫を施すことで、より充実した参観が可能となるよ
観光ツアーで終わるのか、それともそれぞれの伝統技能への
深い造詣を持って満足してもらえるのか、ご考慮をお願いしま
う、一般公開を行う予定です。
す。
試験参観で実施された方式のようなガイドツアーではガイド
一般公開時の公開方法は、多数の参観者が見込まれる時期(ゴ
を聞きたい人が群がり、壁や調度に傷がつきかねません。ガイ
ド代を払った人にはレシーバーをつけて解説が聞こえるなどの
ールデンウィーク、夏休み及び11月を予定)を自由参観方式、
それ以外の時期をガイドツアー方式といたします。
装置も必要。
よって、ガイドツアー参加者と自由参観者が混在することはあ
りませんので、試験公開時のような混雑やガイドの聞こえにくさ
等は、解消される予定です。
入場方法も、当日整理券だけでは遠方の方、お年寄りには厳
しすぎます。事前申込と当日整理券との併用が望ましいです。
一般公開時には、参観者の受付方法として、事前申込みと当日
受付を併用する予定です。
よって、遠方の方等幅広い方々に参観していただけるようにな
るものと考えています。
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セキュリティ上、本人証明提示その際の録画と各所防犯カメ
ラも必須にしてもいいと思います。もちろん金属探知器、手荷
別紙
参観ルートでは、防犯カメラを設置します。さらに、参観者に
対して事前に金属探知機及び手荷物検査を実施いたします。ま
物検査も。
た、職員による巡回や警備員等の配置により、快適に参観してい
設立以来 11 年間、一般参観の際に大切に守ってきた京都迎賓 ただけるよう、環境を整えてまいります。
館、通年参観によって傷ついたり安全が損なわれたりしないこ
とを切に希望します。
迎賓館参観は以前は無料でしたが、なぜ徴収するのですか。
京都迎賓館については、迎賓施設として国賓等の接遇に対応す
これらの建物は国の所有物であり国民の税金から運用されてい
るはずです。徴収すると言うことは税金の二重取りではないで
るために必要な経費とともに、今回の参観の通年化に対応するた
めに必要な経費の予算措置も検討してまいります。
すか。納得がいきません。
徴収に関する条例何々とあるが一般には分からないのでまず
これに加え、参観に対応するために必要な経費については、応
益負担の考えから、参観者から参観料を徴収することとさせてい
条例を公開しほしいです。
これからも全施設を一般公開される記事を見ましたので、ぜ
ただいているものです。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
ひ参観料徴収の条例に関する記事合わせて公開してほしい。
また、「徴収に関する条例」と御意見いただいている条文につ
いては、本告示案の根拠となっている「迎賓館の施設に係る参観
料の徴収に関する内閣府令第2条」のことを示していらっしゃる
かと思いますが、こちらについては、4月19日に制定され、官
報のホームページにも掲載されておりますので、そちらを御参照
ください。
○ 告示案第一項(参観の対象となる施設)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
そもそも迎賓施設であり、観光施設ではないところに今回の
迎賓館については、魅力ある施設として多くの国民及び外国人
急な通年参観実施への無理があると思います。大切なのは賓客
の安全が今回の通年参観によって脅かされないこと!迎賓館と
観光客にこれまで以上に広く公開することとしました。また、こ
のような形で日本の歴史・文化の魅力に接する機会を設けること
して使われなくなったら本末転倒です!参観可能場所は従来通
りパブリックな会議等に制限すべきです。
は、我が国が目指す「観光立国」の実現にも寄与するものと考え
ております。
このため、京都迎賓館についても、赤坂迎賓館同様、国賓等の
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接遇に支障のない範囲で可能な限り公開することとしたもので
す。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
告示案の「一 参観の対象となる施設」の「京都市に置かれ
る」は「京都府に置かれる」と記載したほうが適当であると思
本案では、内閣府本府組織規則の第四十八条(京都事務所の位
置)で「京都事務所は、京都市に置く。」と記載されていること
います。理由は、平成28年4月19日付け内閣府大臣官房迎
賓館運営の在り方検討室「迎賓館の施設に係る参観料の徴収に
から、表記を合わせるため「京都市」と記載しております。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
関する内閣府及び告示(案)に関する意見募集の結果につい
て」の別紙2で示されている告示案では「東京都に置かれる」
と記載されているから。
○ 告示案第二項(参観の認められる年齢)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
告示案の「小学生及びこれに相当する者」には特別支援学校
の小学部の生徒は含まれるのでしょうか。また「高校生及びこ
告示案第二項中の「小学生及びこれに相当する者を除く。」
は、「十二歳以上の者」を補足する記載となっており、特別支援
れに相当する者」には特別支援学校の高等部の生徒、中等教育
学校の生徒は含まれるのでしょうか。現場での裁量に任せるの
学校の小学部は学校教育法上の小学校に当たるので、「小学生及
びこれに相当する者」には、告示案第二項中の「小学生及びこれ
は適当ではないと思いまし、窓口で無用な混乱が生じることを
避けるためにも、本告示で明示的に規定していただきたいと思
に相当する者」には特別支援学校の小学部の生徒も含まれます。
また、同様に「高校生及びこれに相当する者」には特別支援学校
います。
の高等部及び中等教育学校の生徒も含まれます。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
なお、参観料については、告示案第三号に該当する方(身体障
害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳を提示した場
合、本人及びその付添人(付添人が2人以上の場合は1人に限
る。))は免除することとしております。
○ 告示案第三項(参観料の額)に対する御意見
○ 御意見に関する当府の考え方
団体料金を設定するなら、集団になった時ならではの混雑、
調度に触るなどの迷惑行為への注意徹底を呼びかける機会を、
参観料については、参観の実施に係る経費のほか、4月下旬か
ら5月上旬に行った試験公開のアンケート結果、有識者の意見、
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入場前に作って欲しいです。しかし、ガイドツアーにまで団体
料金、必要でしょうか。18 才以上 1300 円でいいのでは?
赤坂迎賓館の参観料等を総合的に勘案して設定したものです。
また、参観者に対しては、京都迎賓館 HP への注意事項等の掲
以上の考慮をしていただけるのなら、ご提案の料金設定は妥
当かと考えます。
載や、玄関や参観ルートにて注意事項を記載したパネルの設置、
職員の巡回や警備員による迷惑行為への注意喚起により、参観時
京都迎賓館について、これまでの一般公開の方式を拡大し、
賓客来訪時以外の通年公開に踏み切っていただくのは、大変有
意義で有難いことと思いますが、参観料がやや高いのでは、と
思います。
ガイドサービスがつく場合は案の程度でもやむを得ないと思い
のマナーを周知いたします。
よって、本告示案については、原案のとおりとします。
さらに、参観ルート内にはソファを設ける等、より快適に参観
ができる環境となるよう、充実化を進めております。
ますが、自由参観の場合は、もう少し低額(18 歳以上で 500~700
円)が適切のように思います。
参観の範囲が限定され、休憩場所がないといった、これまで
の一般公開と同様の方式の場合、受益に応じた負担はもう少し
低額が望ましいと思うからです。外国人も含めた参観者拡大の
ため、ご一考願えないかと思います。
参観料の額面について、迎賓館赤坂離宮と同程度に設定され
ており妥当だと思う。
京都の観光に資するため、京都国立博物館や二条城など関連す
る近隣の国公立・民間施設との間で、割引や優待・共同企画な
どの提携を行うことも今後検討してほしい。
注)いただいた御意見は、誤字脱字を除きすべて原文としております。
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