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~地球温暖化および国立公園制度の調査~

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~地球温暖化および国立公園制度の調査~
~地球温暖化および国立公園制度の調査~
日本では地球温暖化を強く実感することはあまりないと思います。
しかし、ヒマラヤをはじめとする世界の極地では、地球温暖化による影響が顕著に確認
されています。
イムジャ氷河湖
1960年代にでき、現在は、東京ドーム32個分が
すっぽりと入るまでに拡大した。
ツラギ氷河湖
左が1990年・右が2007年
写真:宇宙航空研究開発機構
2

アフリカ大陸で万年雪を戴く高峰への
登山および氷河の融解調査を行います。
ケニア山
(5,199m)
キリマン
ジャロ
(5,895m)
ルウェンゾ
リ(5,109m)
3
名称
説明
キリマンジャロ
タンザニア北部にある山で、標高5,895m。アフリカ大陸の最高
峰。山域がキリマンジャロ国立公園に指定されている。
なお野口は約20年前の1990年12月に17歳でキリマンジャロに登
頂している。
ケニア山
ケニア共和国中央にそびえる山。標高は5,199 mで、ケニア最高
峰であり、アフリカ大陸でもタンザニアのキリマンジャロにつ
ぎ、第2位。赤道直下に位置するにもかかわらず、氷河を戴いて
いる。
ルウェンゾリ
アフリカ中部、ウガンダとコンゴ民主共和国の国境に位置する
小規模だけれども壮観な眺めを持つ山地。
最高峰の標高は5109mである。ルウェンゾリの山頂付近は赤道直
下にもかかわらず万年雪を冠している。
4
• 公園管理局へのイン
タビュー
• 現場のレンジャーへ
のヒアリング
• 実地調査
国立公園制度の
調査
国内における制
度改善の必要性
の醸成
•
•
•
•
写真展の開催
講演会
執筆
テレビ出演
• レポート作成
• 会議等を通じた現場
のレンジャーとの知
見の共有
• 環境省をはじめ関係
各所への働きかけ
我が国の国立公
園制度への応用
5
国立公園名
訪問目的
ブウィンディ・インペ
ネトレイブル国立公園
ウガンダで最も小さい国立公園のひとつで、マウンテン・ゴリラが生
息することで有名。豊かな生態系があり、345種類の鳥類が記録され
ている。ブエンディ国立公園では、生物多様性のありかたを学ぶ。ま
たゴリラの生態系およびゴリラ保護の管理体制を中心にヒアリングを
行う。
ビクトリア湖
ウガンダ国境に位置するビクトリア湖はアフリカ最大の湖。このビク
トリア湖では、外来種問題が指摘されており、現地の漁業組合の方に
ビクトリア湖の現状を伺う。
マサイマラ国立保護区
公園管理機関(Kenya Wildlife Service) のリチャード・オバンダ
氏からケニアの国立公園のあり方やレンジャー制度、密猟問題等の話
を伺う。
NGOマラ・コンサーバンシーの事務所にて代表の方にインタビュー。
最新のレンジャーの制度、課題、展望を伺う。
ナックル湖
100万羽を超えるフラミンゴの大群を通して野生動物の生態を観察。
ケニア野生生物公社(KWF)ナクル湖国立公園隊員訪問。
ンゴロンゴロ保全地域
レンジャーと歩くウォーキングサファリを通じて、新たな形のエコ
ツーリズムを探る。
6
8月16日
日本発
8月19日から27日
ルウェンゾリ山登山および氷河の調査
8月28日から29日
ブウィンディ・インペネトレイブル国立公園調査
9月1日から7日
マサイマラ国立保護区およびナクル湖国立公園調査
9月2日から9月4日
ケニア山登山および氷河の調査
9月5日から9月6日
ビクトリア湖調査
9月7日から9日
マサイマラ国立保護区視察
9月10日から11日
ナックル湖視察
9月12日から17日
キリマンジャロ山登山および調査
9月19日から21日
ンゴロンゴロ国立公園調査
9月24日
帰国
7
アフリカ遠征プロジェクトにおいて、活動の模様は、テレビ、雑誌、新聞、インター
ネット、写真展などの多用な媒体にて伝えていきます。
以前、開催した写真展の模様
ヒマラヤにて
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