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芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案

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芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
みんなでクリーンアップ
自然にふれる機会の多いまちにしよう
守ろう、自転車のマナー
まちぐるみ!いざというときの安全・安心
歩ける出会える親しめるまち・芝
参加をお待ちします
ランドづくり
公園をだれもが楽しめる広場にしよう
高めよう!住まいの防災力
みんなでつくろう住み続けられるまち
Welcome to 芝
わいわいみんなでコミュニケーション まちの担い手を育てよう
あなたの
芝に愛着を感じるブ
町会・自治会ニューウェーブ 障害があっても暮らしやすいまち 草の根多文化交流
最期まで自分らしく生きられるまち
地域の子どもは地域が育てる
古いマンションの再生 を考えよう
多世代ヘルスケアコミュニティ
つながることで価値を生む新たな情報メディアのデザイン
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案
港区基本計画・芝地区版計画書の策定に向けた提言書
港区芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」
平成 26(2014)年 3 月
芝一丁目 芝二丁目 芝三丁目 芝四丁目 芝五丁目
海岸一丁目 東新橋一丁目 東新橋二丁目 新橋一丁目
新橋二丁目 新橋三丁目 新橋四丁目 新橋五丁目 新橋六丁目
西新橋一丁目 西新橋二丁目 西新橋三丁目 三田一丁目
三田二丁目 三田三丁目 浜松町一丁目 浜松町二丁目 芝大門一丁目
芝大門二丁目 芝公園一丁目 芝公園二丁目 芝公園三丁目
芝公園四丁目 虎ノ門一丁目 虎ノ門二丁目 虎ノ門三丁目
虎ノ門四丁目 虎ノ門五丁目 愛宕一丁目 愛宕二丁目
みんなでつくる
連帯感のでる
住む人も通う人も、誇れる芝地区への 20 の提案
私たちがやらなければいけないことが書いてあります
三千百五十三万六千秒の想い
芝地区の未来をみんなで創りましょう
幸福度プラス 20%・芝
芝地区がきっと楽しくなるアイデア集
手をつないではじめの一歩
幸せの法則
輪、糸をつむぐ
つながり、
みんなで歩む幸せの一歩
はじめに ~私たちの手でつくる
「誰もが安心して、いつまでも住み続けることができるまち」~
港区では 6 年ごとに、
「港区基本計画」を策定しています。これ
にあわせ芝地区総合支所では、芝地区の特性を生かしながら課題
を解決し、芝地区の魅力を高めるための「港区基本計画・芝地区
版計画書」を策定しています。
これは、芝地区の方向性を示す向こう 6 年間の羅針盤のような
もので、災害に強いまちづくりや、活気と賑わいのあるまちづく
り、誰もが安全・安心に住み続けることができるまちづくりなど
を具体化するための計画が年度ごとに示されています。
今回、平成 27 年度から 32 年度を計画期間とする新たな芝地
区版計画書の策定をひかえ私たちは、
「芝地区の未来を見据え、芝
地区のみんなが少しずつ幸せになるために、何ができるか」を念
頭に置きながら、この羅針盤づくりの基礎となる考え方について
議論を重ねてきました。
平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から 3 年。かつ
てないほど大きな災害を経験して、地域のつながりや人と人との
つながりの大切さがあらためて見直されています。こうした背景
のなか、私たちのまわりを振り返ってみると、人と人とのふれあ
いが以前と比べて弱くなってきていること、地域を支える人的資
源も含め、豊富な芝地区の資源が有効に活用されていないのでは
ないかということに気が付きました。
私たちは話し合いを続けるなかで、
「芝地区の豊富な資源をうま
く組み合わせれば、地域の課題もみんなの力で解決できたり、今
まで気づかなかった芝地区の魅力を再発見できたりして、芝地区
に幸せがもたらされるのではないか」と考えました。
「芝地区に幸せをもたらすために、今できることって何?」
、
「仲間と協力してできることもあるよね?」
、
「NPO や専門家も巻
き込めばもっとたくさんの人が幸せを実感できるんじゃない
の?」などなど、たくさんのアイデアを持ち寄り、20 回の会議を
開催して、みんなの力でまとめあげたのが、この
『芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案』です。
芝地区を、今よりもっと幸せにするためには、芝地区に暮らし・
働き・学ぶ皆さん一人ひとりの想いが鍵を握ることになります。
この提言書を片手に、まず自分ができることから始めてみる、
そんなことが幸せなまちづくりの第一歩なのかもしれません。
さあ、いっしょに幸せな芝地区づくりをはじめましょう!
平成 26 年 3 月
<港区芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」>
目次
1 『芝地区を“さらに”幸せにする20の提案』の見方 --2
2 芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案------------5
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
みんなでクリーンアップ---------------------------6
自然にふれる機会の多いまちにしよう----------------8
公園をだれもが楽しめる広場にしよう----------------10
守ろう、自転車のマナー---------------------------12
まちぐるみ!いざというときの安全・安心 ------------14
高めよう!住まいの防災力-------------------------16
歩ける出会える親しめるまち・芝 -------------------18
みんなでつくろう住み続けられるまち----------------20
Welcome to 芝 あなたの参加をお待ちします -----22
わいわいみんなでコミュニケーション----------------24
まちの担い手を育てよう---------------------------26
芝に愛着を感じるブランドづくり -------------------28
町会・自治会ニューウェーブ -----------------------30
障害があっても暮らしやすいまち -------------------32
草の根多文化交流 --------------------------------34
最期まで自分らしく生きられるまち------------------36
古いマンションの再生を考えよう -------------------38
多世代ヘルスケアコミュニティ ---------------------40
地域の子どもは地域が育てる -----------------------42
つながることで価値を生む
新たな情報メディアのデザイン -------------44
3 芝地区地域事業の検討と提案 ---------------------01 芝地区の地域性にあった災害対策の推進--------02 事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進) --03 区民や事業者との協働による快適な公園づくり --04 環境と平和を考え地域の交流を深める事業------05 芝の地域力再発見事業 ----------------------06 区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進 --07 地域コミュニティサポートスタッフの養成------08 芝地区の魅力発掘・発信の推進---------------09 スポーツイベント等をとおした
いわき市の子どもとの交流-----10 高齢者らくらくウォーキング事業 -------------11 福祉カレンダーの作成・配布-----------------12 高齢者の買い物支援 -------------------------
46
47
48
49
50
51
52
53
54
4 芝地区を“さらに”幸せにする20の提案ができるまで --(1) 地区版計画推進部会開催経過 --------------(2) 地区版計画推進部会名簿------------------(3) 地区版計画推進部会メンバー感想 -----------
59
61
62
63
55
56
57
58
参考資料
■ 芝地区版計画に関する区民意識調査報告------------- 68
1
1 『芝地区を“さらに”幸せにする20の提案』の見方
「芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案」は、芝地区区民
参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」が中心になり、議論・
検討し集約した意見をもとに構成されています。
提案のポイントは、
「どうすれば芝地区に幸せがもたらされるか」という視点。
何とか解決したい地域の課題について、芝地区をこうしたいとい
う理想像を思い描き、芝地区の地域資源を最大限に生かしながら、
芝地区をもっとよくするためのアイデアを生み出しました。議論
を重ね生まれた一つひとつのアイデアを取りまとめたのが 20 の
提案です。
アイデアの部分は、
 ひとりから取組めそうなこと
 仲間と一緒に取組むとうまくいきそうなこと
 行政やNPOなど芝地区全体で取組むと良さそうなこと
の3つに分類しました。
また、参考となるような先進事例や関連事項なども、芝地区を
もっとよくするための取組みのヒントとして掲載しています。ま
ずはパラパラと眺めながら、自分でもできそうなことを見つけて
みてください。
芝次郎:芝地区のエコ活動
のキャラクター
ひとりから
ひとりから取組める
芝次郎とその家族
仲間と一緒に
仲間と一緒に取組む
芝地区全体で
芝地区全体で
芝地区全体で取組む
2
●解決したい地域課題
芝地区のちょっと残念なところを
集めました。
●20 の提案
●芝地区に幸せをもたらす提案
みんなで考えた芝地区がもっと幸せになるためのアイデアをま
芝地区に幸せをもたらす予感あふれる、
とめたものです。全部で 20 項目あります。
愛すべき幸せの種たち!
検討段階では、アイデアを付箋に書き出しまとめてきました。
そのプロセスを伝えるためこんなデザインにしました。
■
■
■
地域課題を解決するアイデア
地域の良い点を伸ばすアイデア
地域をさらに良くするアイデア
01 みんなでクリーンアップ
仲間と一緒に
ひとりから
.
.
.
●参考・関連事例
●活用したい地域資源
取組みのヒントになりそうな
芝地区にたくさんある地域資源。これらを上手に組み合わ
先進事例や関連事例を載せました。
せて理想とする芝地区をめざします。
●めざしたい芝地区の姿
こんな芝地区にしたいという理想とする芝地区の姿が描いてあ
ります。
3
芝地区全体で
芝地
区全 体で
4
2
芝地区を“さらに” 幸せにする 20 の提案
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
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13
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20
みんなでクリーンアップ
自然にふれる機会の多いまちにしよう
公園をだれもが楽しめる広場にしよう
守ろう、自転車のマナー
まちぐるみ!いざというときの安全・安心
高めよう!住まいの防災力
歩ける出会える親しめるまち・芝
みんなでつくろう住み続けられるまち
Welcome to 芝 あなたの参加をお待ちします
わいわいみんなでコミュニケーション
5
まちの担い手を育てよう
芝に愛着を感じるブランドづくり
町会・自治会ニューウェーブ
障害があっても暮らしやすいまち
草の根多文化交流
最期まで自分らしく生きられるまち
古いマンションの再生を考えよう
多世代ヘルスケアコミュニティ
地域の子どもは地域が育てる
つながることで価値を生む
新たな情報メディアのデザイン
01 みんなでクリーンアップ
●解決したい地域課題
 公園や道路にはタバコの吸殻やガムのポイ捨
てが見られる。
 芝地区の玄関となる主要な鉄道駅が汚れてい
るのが気になる。
 JR のガード下などは暗くて危なそうに見える
場所があるので改善したい。
 歩道の植え込みには手入れが不十分な場所が
ある。もっときれいにできるのではないか。
 中央区との境界辺りの美化が不十分。河川や緑
地を地域資源としてもっと生かしたい。
●めざしたい芝地区の姿
楽しい!カッコいい!
みんなで美化に取り組める環境づくり
美化に関する取組は、道路や公園等の美化を地域の団体と協定を結んで行
うアドプト活動など、既に多くの取組があります。これらの活動を続け、快
適な環境を維持していくためには、地域に関わる皆さんの参加が必要です。
もっと多くの人が力を合わせていかなければなりません。
JR の駅前やガード下などの雰囲気を改善するためには JR にそのことを
伝えることはもちろんですが、清掃活動を仲間と一緒にきれいなまちをつく
っていく楽しくやりがいのある活動と感じられる仕組みづくりが有効です。
清掃活動をコミュニティの交流の場にする、先駆的な活動を表彰する、カッ
コいいごみ箱を設置するなど、みんなでまちをきれいに保つ雰囲気を醸成す
ることが重要です。
●活用したい地域資源

アドプト活動

町会・自治会

企業の CSR(企業の社会的責任)活動

河川や運河の水辺など環境資源

マイバッグ
6
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
脱・ポイ捨て
アドプト×企業
クリーンアップモデル
表彰制度 PR
一人ひとりがポイ捨てをしな
ければ、まちがきれいになる。
民間企業と連携したアドプト
制度を展開し、美化活動の場
を広げていく。
環状二号線沿いで NPO が試
行した企業と地域の連携によ
る清掃活動を他エリアに広げ
る。
自発的な清掃活動が活発にな
るように、今ある表彰制度を
もっと知ってもらおう。
ゴミ出しはルールを守って
オープンガーデン
美化活動マップ
区民まつりを生かそう
ごみの出し方をみんなが少し
ずつでもきちっとできると気
持ちよいのでは。
参加することが楽しい美化活
動を企画し盛り上げる。
環境美化活動を積極的に行っ
ている場所を表示したマップ
をつくり、活動を PR する。
区民まつりで民間企業が美化
用品を配っていることをもっ
と PR しよう。
あたりまえ清掃
清掃活動=コミュニティの場
タバコマナー
カッコいいゴミ箱
自分の家や職場の周りを掃除
しよう。
清掃活動を地域みんなの活動
の場としよう。
喫煙ルールをみんなで守る習
慣を広めよう。
クール&スマートで、まちに
違和感なく、汚すにはもった
いないゴミ箱を 設置してみ
る。
●参考・関連事例
・芝地区クリーンキャンペーン ~路上喫煙ゼロのまち!~(芝地区総合支所)
・港区優良集積所表彰、港区ごみ減量優良事業者等表彰制度、みなとエコショップ表彰(みなとリサイクル清掃事務所、環境課)
・小布施オープンガーデン(長野県小布施町)
7
02 自然にふれる機会の多いまちにしよう
●解決したい地域課題
 自然環境と親しむ機会が少ない。
 芝地区にも親水公園など自然を感じられる空間
がほしい。
 区内の河川は管理・清掃がしにくく区民として
は何かしたくても関わりにくい。
 ヒートアイランド現象が進んでいることが心
配。
●めざしたい芝地区の姿
限られた都心部の自然環境を生かす、
多様な人々の参加の仕掛け
芝地区には、「自然と親しむ機会が少ない」、「川があるのに汚い」など、
都心部ならではの課題がある一方、
「都心のわりには緑や水に恵まれている」
「公園が多い」などの意見もあります。自然環境がないのではなく、資源が
有効に使われていないことが課題のようです。限られた資源を有効にみんな
が活用するために、NPO 等の専門家の力を借りて、地域資源の価値に気づ
く活動を広めることが必要です。都市型のエコツーリズム(自然体験)を普
及していくことを提案します。
古川に関心を持ってもらうために橋の名前や歴史を伝える表示板を設置
したり、川沿いを歩きたくなるように明るいデザインにしたり、イベントを
行ったりして、いつも人の目があるようにしていくことで、地域資源性を高
●活用したい地域資源

古川

公園

NPO

芝の語り部
めていくことを提案します。
自然を意識する機会が増えることは緑化活動の活発化につながり、さらに
は、ヒートアイランド対策等への効果も期待されます。
8
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
おうちにグリーン
自然とふれあう場
古川で散歩
親水空間
歩きたくなるデザイン
みんなで自宅の緑化に取
り組み、街中に小さな自然
を増やしていく。
芝地区内の自然をテーマ
としてイベントを行い、自
然とふれあうことのでき
る場を増やす。
古川沿いを安心して歩け
るように、古川近くでイベ
ントを行い、いつでも人の
目があるようにしよう。
古川に関心を持ってもら
うきっかけとするため、橋
の名前や歴史の表示板を
設置しよう。
古川に親しみをもっても
らえるよう、川沿いを明る
く歩きたくなるようなデ
ザインにしてみる。
フラワーストリート
自然観察会
プールつりぼり
つみき広場
木道づくり
それぞれの家庭やビルの
道路側を色とりどりの花
で飾ってみよう。
芝地区にある“自然”をテ
ーマに観察会や撮影会、写
生会を開催し、交流する機
会をつくる。
自然に親しむ機会として、
学校プールで魚釣り大会
を開いてみる。
「みなと区民の森」の間伐
材を活用したつみきを用
意して、誰もが遊べる“つ
みき広場”を開こう。
アスファルトの舗装をや
めて、木道や木のチップの
小路をみんなでデザイン
してつくってみたらどう
だろう。
生き物探査
レッドデータブック
カブトムシキングダム
親水河川
古川に住む生物を定期的
に調べてみる。
芝地区の公園などに集まる生
き物の情報を募集して、“芝地
区版レッドデータブック”をみ
んなで発行すれば、環境保護へ
の関心が高まる。
落ち葉で腐葉土をつくり、
カブトムシやクワガタの
幼虫を飼育、成虫がまたそ
こに産卵するサイクルを
つくろう。
古川の川底をさらって、魚
介類を戻し、将来的に親水
河川をめざす。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:環境と平和を考え地域の交流を深める事業(P50)
・港区緑化助成(屋上等、生け垣助成)、グリーンバンク(各総合支所)、港区生物現況調査(環境課)
・港区みどりの街づくり賞、緑のカーテンプロジェクト(環境課)、コミュニティ菜園プロジェクト(芝の家)
・日本橋川・神田川エコツーリズム(東京都千代田区・中央区)、五島エコツーリズム(長崎県五島市)
9
03 公園をだれもが楽しめる広場にしよう
●解決したい地域課題
 子どもが野球やサッカーをできる場所が少な
い。
 公園に人が少なく、何となく寂しい。
 イタリア公園は利活用しにくい。
 芝公園で行われるイベントが少ない。
●めざしたい芝地区の姿
オープンカフェや遊びの教室など
楽しい活動と出会いにあふれる公園づくりを
芝地区には 20 以上の公園・児童遊園があります。これは良い地域資源な
のに生かされていないことが多いようです。なかなか人が集まってきませ
ん。
公園としてどんな使い方ができそうかアイデアを出し合って、地域の皆さ
んの力で実現することを提案します。例えば、案内板等で表示する、子供が
楽しく安全に遊べるスペースをつくる、歩いている人が自然と公園に足を踏
み入れるよう工夫するなど、雰囲気を変えることが必要です。
また、公共空間があるだけではなく、活動が行われるための仕掛けが必要
です。例えば、オープンカフェを作って遊びの教室を行う、さらに、その活
動を人材育成につなげていく等、公共空間を活用した活動を広げていくこと
を期待します。
●活用したい地域資源

公園・児童遊園・緑地

公開空地

芝公園のオープンカフェ

NPO

劇団や大道芸人など
10
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
理想の公園
公園に集まろう
移動カフェ
公園イベント公募
花屋さんの公園
公園がもっと親しみやす
い場所になるように、公園
ごとに「こうなったらいい
な」をみんなで考え、情報
発信する。
在勤者や在学者が利用しや
すい公園イベントを企画し
よう。
ランチタイムやお茶の時
間などに区立芝公園で移
動カフェを開店すればも
っと人が集まる。
公園利用の多様性を広げ
るため、お祭り、遊び方の
教室などの気軽に参加で
きるイベントを公募、開催
する。
公園の管理をまちの花屋さん
にお願いする。その代わりに公
園で花を売ることができるよ
うにしたら、人も集まる。
誰でも憩える公園
芝ピクニックデー
公園カフェ
公園×企業
巨大滑り台
思いっきり遊びたい子ど
もと静かに過ごしたい人
が共存できる公園のしつ
らえを考えてみる。
みんなでお弁当を持って公
園に集まる芝地区ピクニッ
クデーを制定する。
子育てママさんが集まるカ
フェを公園内に設け、公園
に集う人の輪を広げよう。
企業の得意技を有効活用
するために、公園で民間企
業との共催イベントを開
催しよう。
公園利用者を増やすため
に、巨大滑り台など公園に
人を惹きつける施設を設
置する。
青空オフィス
芝大運動会(再掲)
プレーパーク
公園に Wi-Fi を導入。テーブ
ル と ベン チ も用 意す れ ば 青
空オフィスになり、いろいろ
な業種の人が集まってきて、
新 し いコ ミ ュニ ティ が で き
るかも。
公園で運動会やマラソン
など参加型のスポーツイ
ベントを開催し、公園に人
を呼び込む。
子どもたちが安心して思い
っきり遊べるよう、芝地区
内の公園でプレ-パーク事
業を実施する。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:区民や事業者との協働による快適な公園づくり(P49)
・プレーパーク事業(麻布地区・高輪地区・芝浦港南地区総合支所)、お台場海浜マラソン(港区 Kiss ポート財団)
・羽根木プレーパーク(東京都世田谷区)
・武雄市図書館・ブックカフェ(佐賀県武雄市)
11
04 守ろう、自転車のマナー
●解決したい地域課題
 自転車と歩行者の分離ができていない。
 違法駐輪、自転車対策がなされているが十分で
はない。
 ベビーカー・車いすが通りにくい道路がある。
 自転車が歩道に駐輪されていると、体の不自由
な人の通行が難しい。点字ブロックの上に駐輪
する人もいる。
 駐輪場を整備する場所が足りない。
 交通ルールが知られていない。
 交通標識が分かりにくい。
●めざしたい芝地区の姿
乗る人も乗らない人も、
便利で安全に暮らせるさまざまな工夫を
自転車は環境にやさしく、また健康増進にもつながる乗り物です。とても
便利な自転車ですが、利用法を間違えると他の人の迷惑になるだけでなく危
険です。自転車の乗り方については道路交通法に定められています。歩道は
歩行者、車いす、ベビーカーなど、多くの人が通行しますので、配慮が必要
です。自転車に乗る人は、乗り方のルールを守りましょう。
違法駐輪を減らすためには、駐輪場がいろいろな場所に設置されることが
効果的です。新しく建設されるビルには駐輪場の整備をお願いします。また、
整頓された駐輪をすることで、自転車の放置がされにくい雰囲気をつくるこ
とができると思います。自転車シェアリング等により自転車の台数を減らす
工夫も効果が期待できます。
●活用したい地域資源

自転車屋さん

PTA

町会・自治会
12
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
歩いて減らす
健康維持や地域の魅力の発見
が期待できる「歩く」ことの
よさを広めることによって、
自転車に乗らず歩く習慣(週
間)をつくる。
芝地区全体で
自転車マナーを覚える
マナー指導
道路×デザイン
学校で自転車に関するマナー
を教える機会を増やしてもら
おう。
駐輪場の整理員にタバコのポ
イ捨て指導など もしてもら
い、まちの美化につなげる。
自転車と歩行者 や車いすの
人、ベビーカーを押す人など
がそれぞれ安全に利用できる
道路環境をみんなで考え、デ
ザインしよう。
指導員さんパワーアップ
放置自転車 NO
新築ビルに駐輪場
違法駐輪の防止効果を高める
ため、出勤時間帯に重点的に
駐輪指導員を配置する。
地域一体となった“放置自転
車 NO キャンペーン”を実施
する。
新築のビルには駐輪場を設け
てもらうよう、地域からお願
いする。
自転車講習
自転車シェアリング
自転車を販売するときに、自
転車屋さんに交通ルールやマ
ナーを説明してもらおう。
自転車の台数を 減らすため
に、自転車シェアリングを流
行らせ、友人やご近所で自転
車をシェアしよう。
●参考・関連事例
・港区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例(土木施設管理課)
・自転車シェアリング社会実験(芝浦港南地区総合支所)
・リサイクル自転車の販売(シルバー人材センター)
・区民交通傷害保険(自転車賠償責任プラン)(各総合支所)
13
05 まちぐるみ!いざというときの安全・安心
●解決したい地域課題
 昼間人口が多いため、みんなが安全に避難でき
るかが心配。
 昼夜間人口に配慮した防災対策、企業の防災対
策がどうなっているのかわからないことが不
安。災害が発生した場合に誰がリーダーになる
のかわからないことが不安。
 災害時に、欲しい情報にたどり着くことが難し
い。特に転入して間もない人は、地域の防災用
施設を知らないことが多い。
 障害者は災害時に援護が必要になるが、援助が
必要な地域住民の情報を集めることが難しい。
地域住民の名簿も災害時に活用することが難
●めざしたい芝地区の姿
担い手を育て、まちぐるみで地域防災力を高める
企業と住民との連携
芝地区は昼間人口が多いので、大地震等の災害が発生した時は在住者だけ
ではなく、在勤・在学者についても考えねばなりません。まずは、地域住民
が防災知識を持っていることが大事です。ところが、全戸配布されたハザー
ドマップが全員には知られていないという現実もあります。
インシデント・コマンド・システム(ICS:緊急災害対応システム)は地
域の防災力を高めるために期待できる仕組みです。ただし、その基盤となる
のは戸建て住宅なら隣近所、マンションならフロア単位などの地域コミュニ
ティです。避難時に助けが必要な人など、近所の人なら知っている情報もあ
しい。安否確認のための方法の確立が課題。
り、地域の防災情報拠点となる「人」を増やしていくことも必要です。町会・
 消防車が入れない住宅密集地区があるので改
自治会などと協力し、小さな単位の防災ネットワークを築くことが有効で
善が必要。
す。
また、芝地区には企業が多く立地しています。事業継続計画(BCP) に
●活用したい地域資源

企業、商店、在勤者、寺院

町会・自治会、地域防災協議会

消防団

近隣住民との信頼関係
取り組んでいる企業は増えています。事業継続計画(BCP)は企業の事業継
続のための計画であり、地域を含めた計画とすることは現時点では難しそう
です。しかし、企業にも在勤者にも地域の一員として、防災に関わる担い手
になってもらうことを期待します。
14
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
防災情報メール
防災ピクニック
ICS×地域
芝地区全体で
支援者登録
太陽光・LED 街灯
街路灯が災害時にも確実に点
灯するように、街路灯の停電
対策を講じてみよう。また明
るい太陽光・LED の街路灯を
設置するなど、避難するとき
に迷わないような対策を考え
る。
港区防災情報メールを多くの
人に利用 しても らえる よう
に、サービスの内容やアプリ
の入手方法などをさまざまな
機会を使って伝えよう。
サバイバルキャンプや防
災ピクニックなど、楽しみ
ながら親子で防災につい
て考える機会をつくる。
災害発生時には地域として
組織的に動ける体制をつく
るために、ICS の理解を深め
る勉強会などを開催してみ
よう。
災害時に高齢者や障害者の支援に
協力できる「在学・在勤者」を事
前に登録しておき、災害発生時に
は地域ぐるみで対応する仕組みを
つくろう。
防災リストアップ
避難しやすいように、コンビ
ニエンスストアなど活用で
きる拠点をしらべたり、「災
害時にどんなことができる
かリスト」をつくろう。
耐震診断
避難ビル
子どもハザードマップ
災害時に一人ひとりができる
ことを増やすために、多言語で
災害情報を提供したり、子ども
と一緒に子ども目線のハザー
ドマップをつくろう。
よく見える標識
建築物耐震診断等の助成
を活用してもらうよう、古
いビルのオーナーなどに
地域から働きかける。
いざというときの避難場所を
増やすために、災害時に住民の
一時避難を受け入れることが
可能な民間ビルに申し出ても
らえるよう働きかける。
オフィス内備蓄
車座防災塾
災害時に避難しやすい道
帰宅困難者などを減らす
ために、事業所には自ら電
気や水、食糧などを確保す
るよう働きかけよう。
隣近所と一緒にいざとい
うときの行動などを知っ
てもらう防災塾を開く。
電線類の地 中化や 沿道の建
物をセット バック してもら
うなどにより、災害時の避難
路の確保を検討する。
避難所までの誘導標識を設置
するときは蛍光塗料を用いる
など、夜間の災害でも安心して
避難できるような方策を検討
する。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:芝地区の地域性にあった災害対策の推進(P47)、事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)(P48)
・災害時における港区と介護事業者との要介護高齢者等の支援に関する協定(高齢者支援課)、大震災時における飲料水使用協定(防災課)
・建築物耐震化支援事業(都市計画課)
15
06 高めよう!住まいの防災力
●解決したい地域課題
 芝地区には、古い建物や、高齢者が多く住んで
いる建物が多い。
 集合住宅では、力を合わせないと震災を乗り切
れない。
 高層の集合住宅では、エレベーターが止まると
生活が難しい。階段を使っての移動や物資の運
搬は高齢者同士では助け合えない。
 旧来のコミュニティでは、共助の仕組みがある
が、新しい集合住宅では仕組みがない場合があ
る。
 集合住宅居住者と周辺居住者のつながり、コミ
ュニティが少ない。
●めざしたい芝地区の姿
自助共助で住まいの防災力を高める
地震などの災害はいつ起きるか分かりません。港区の多くの方が住む集合
住宅は比較的堅牢な建物ですが、例えば震災時、建物には被害が無くても、
電気、水道等のライフラインが停止すれば、生活に大きな影響が生じます。
エレベーターが止まればとても不便な生活を強いられます。こうした時に
は、集合住宅などのコミュニティにより助けあって暮らすことが必要になり
ます。
町会・自治会と集合住宅管理組合はそれぞれ防災対策に取り組んでいま
す。集合住宅が多い芝地区では、地域と集合住宅あるいは業務ビルとが連携
し、情報を共有すれば、さらに地域防災力を高めることにつながります。
災害は地震だけではありません。芝地区では津波や高潮による被害も心配
です。地域との連携の中で、避難可能なビルを決めておくなど、まちぐるみ
の防災連携を提案します。
●活用したい地域資源

民生・児童委員

町会・自治会、消防団、地域防災協議会

地域のコミュニティ、日ごろの信頼関係構築
16
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
芝地区全体で
仲間と一緒に
ひとりから
安全性の確認
ご近所ネット
双方向支援リスト
耐震助成
災害時の対策を具体的に考え
られるように、建築物耐震診断
などの助成制度を活用し、自分
が住んでいる家の安全性を確
認してみよう。
いざというときにより安心でき
るように、既存の地域組織に協
力してもらい、集合住宅として
災害時の共助の仲間に加わる仕
組みづくりを進める。
災害時に援助が必要な人と
助ける人、双方向のリストを
地域内で準備するなど、いざ
というときに円滑な対応が
可能となる仕組みをつくろ
う。
港区耐震改修促進計画と関
連の助成制度を活用しても
らう。
防災訓練=コミュニティ育成
ICS×町会・自治会
お隣マンション防災訓練
情報コーディネート
地域の防災訓練に参加するこ
とで、避難所の場所や機能、災
害対策について理解できる。マ
ンション住民も一緒に訓練に
参加するよう呼びかける。
災害発生時に組織的に動け
る体制をつくるために、ICS
の理解を深める勉強会など
を町会・自治会内で開催す
る。
大規模な集合住宅と近隣の
住民が一緒に行う防災訓練
を企画、実施しよう。
地域の各団体が持っている
情報の共有と団体同士の連
携を進めよう。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:芝地区の地域性にあった災害対策の推進(P47)
・高層住宅防災資器材助成(防災課)、防災アドバイザー派遣(各総合支所)、建築物耐震化支援事業(都市計画課)
17
07 歩ける出会える親しめるまち・芝
●解決したい地域課題
 誰もがブラブラ歩きたくなるような駅前の魅
力づくりや、回遊性のあるまちづくりを進める
必要がある。
 駅周辺をおしゃれにする(美化だけでなく見た
目・まち並みのデザインの工夫が十分ではな
い)。
●めざしたい芝地区の姿
歩いて楽しめるまちづくりを働きかける
おしゃれなお店や魅力あるスポットを基点に、点を線に、線を面にしてい
くことで、魅力的な雰囲気をつくっていくことを提案します。サラリーマン
が多いことは芝地区の特徴ですが、歩いて楽しめるまちづくりを進めること
によって、地域の別の側面に出会う機会を増やすことができます。
まちの雰囲気づくりには、例えば「食」の視点が効果的です。マルシェ(市
場)を誘致したり、区民まつりで各国料理が楽しめるアトラクションはとて
も良いのでこれを定期的に開催したり、ソフトな仕掛けによって芝地区全体
に人が回遊できることが理想的です。歩くことで地域とふれあい、地域に愛
着を感じる人が増えることにつながります。また、いろいろな人が来れば、
おしゃれなお店がさらに増え、よりまちの魅力が高まっていくことが期待で
きます。
●活用したい地域資源

商店会

大使館

テレビ局

まち歩きガイド
18
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
マイおすすめコース
まちにオープンカフェ
芝地区全体で
チャレンジ店舗
デザイナーエリア
歩行者空間
環状二号線の歩道を活用し
て、まちを活性化するアイデ
アを地域の住民や企業など
多くの人に参加してもらい
企画、実施する。
ブラブラ歩きをしながらラ
ンチやディナーを楽しむ私
のおすすめコースを持つ。
まちに賑わいを生み、地域
の魅力を高めることが期待
できるオープンカフェを地
域で企画し、実施しよう。
商店街の空き店舗を若手芸
術家のアトリエや若手料理
人のチャレンジ店舗などと
して活用し、まちの魅力づ
くりを図る。
雑貨やアクセサリーなど
のお店が集まるエリアを
つくり、デザインやおしゃ
れに関心のある人を集め
てまちの活性化を狙う。
口コミネットワーク
タウンセンター
店めぐり回遊ルート
賑わいマルシェ
おしゃべりポケット
素敵なお店やいい人に出会
えたら、自分だけのものにし
ないで情報をシェアすれば、
一つひとつの情報の点がい
ずれ線になる。
ストリートに合わせたお店
が並ぶようオーナーとテナ
ントを結ぶマネジメントの
仕組みをつくろう。
歩いて楽しめるまちにするた
めに、お店をつなぐ回遊ルート
をつくり、そこを中心にイベン
トを開催したり、お洒落なお店
を誘致しよう。
「食」をテーマとしたイベン
トはみんなが楽しめる。賑わ
いづくりにつながるマルシェ
(市場)をまちに呼ぼう。
ちょっと立ち止まっておし
ゃべりしたり、まち歩きをし
ている人が休憩できるよう
な、人が滞留できるスペース
を歩道につくる。
○○国お料理ウィーク
道路のユニバーサルデザイン
各国料理が楽しめるイベン
トを定期的に開催してみよ
う。
障害がある人でも外出し
やすい道路や交通ネット
ワークを整備しよう。
●参考・関連事例
・縁台の里親制度(芝の家)
・上野谷中アートリンク(東京都台東区)、オープンカフェ事業(東京都新宿区)、まち旅博覧会(福岡県久留米市)
19
08 みんなでつくろう住み続けられるまち
●解決したい地域課題
 生活に必要な店舗(買い回り品店)が少なく住
みづらい。
 地域によって住民が少ない。
 ちぃばす便のルートが不便に感じる。
●めざしたい芝地区の姿
住み続けられる地域をつくるため、
みんなで考え、行動する
地域に愛着をもって住む人が増えれば、まちは大切にされ、美しく、輝く
まちになっていくことと思います。そのためには、地域に定住し、住み続け
る人を増やしていくことが必要です。地域に愛着をもって住み続ける人を増
やしていくキャンペーンを実施することを提案します。若者が地域で独立し
て世帯を形成し、次世代を生み出すには単身者向けの住宅も重要です。地域
に多様な住宅があることが求められます。住まいのこと、住み続けるために
備えるべき地域の条件について話し合う場を設けることを期待します。
●活用したい地域資源

商店会

学生

まちづくり組織
20
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
いきいきプラザ
商店出店の働きかけ
パパ・ママショップ
高齢者の買い物支援事業が人
と人の関係づくりにつながる
よう、利用者と支援者の裾野
を広げる。
欲しいものが身近で手に入
り便利に暮らせるように、日
用品店の出店を自分たちで
働きかけてみる。
子育て世代が商店街に集ま
るように、子育て世代が必要
なもの販売するお店を子育
て世代に参加してもらって
企画・運営してみよう。
ラクラク移動術
芝商生徒と考える
家族向けマンション
新鮮・芝市
都営バスや地下鉄、ちぃばすなど
交通網は整っているので、乗り継
ぎなどを工夫してラクラク移動
できるプランを集め広める。
芝商業高校の生徒と活気あ
る商店街にするための作戦
会議を開こう。
長く住み続けられる住宅を
増やすために、ワンルームマ
ンションを改装して家族向
けマンションにするための
方法を研究する。
商店会の協力を得て、日本各
地の新鮮な食材を共同で仕入
れ、シェアする仕組みをつく
れないか。
朝市
地域で暮らしやすくなり、コミュ
ニケーションの場やまちの賑わ
いづくりにつながる「朝市」を商
店街でやってみる。
お買い物マップ
移動販売
食料品や日用品が買えるお
店の情報などを載せた芝地
区内のお買い物マップをつ
くる。
買い物が便利になるし、商店
街の PR にもなるので、商店
街の移動販売を計画してみよ
う。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:地域コミュニティサポートスタッフの養成(P53)、高齢者の買い物支援(P58)
・公田町団地あおぞら市(神奈川県横浜市)
21
まちづくり協議会
地域住民で組織されるまち
づくり協議会の活動など、ま
ちづくりの取組を広く PR
する。
居心地のよいまち
住み続けたい人が増えるよう
に、自然の生態系に配慮した、
人にとっても居心地のよい場
所を増やす。
09 Welcome to 芝 あなたの参加をお待ちします
●解決したい地域課題
 人と人との交流が少なく、都会で住むルールが
わからない。在住者・在勤者・在学者のつなが
りが希薄となっている。
 初めて参加する人にとって、地域活動への参加
は負担が重く、敷居が高いと感じられる 。
 コミュニティがあることを周知するためのメ
ディアにはお金が必要。広報は情報量が限られ
る。
 出会いに必要な個人情報は管理が厳重で、アプ
ローチが難しい。
●めざしたい芝地区の姿
地域に参加していなかった人に
地域参加の機会をつくる
豊かなまちづくりを進めるには地域に参加する機会に多様性があること
が大切です。
例えば、シニア世代の経験を生かした専門性のあるボランティア、企業を
退職した人による地域貢献会社の起業、社会人となった一人暮らしの人のボ
ランティア活動、学生による芝会議の開催、大学を利用していろいろなサー
クルに参加できるようにする等、いろいろな参加の場を作り、それをつない
でいくことが大切です。
 社会貢献意識の高い人は多いかもしれないが、
そして、地域の担い手となる人材を発見し、育成し、地域への愛着をもっ
資源化されていない。地域活動の現場では人材
て活動に参加する人を増やしていくことで、豊かなまちづくりを進めていき
や場所等の地域の資源が足りない。
ます。そして、まちづくりにかかわる活動の情報を発信(メディア化)して
いくことで、さらに参加を促し、さらに魅力を高めていくことを提案します。
●活用したい地域資源

地域サークル

区民協働スペース

NPO

芝の家
22
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
名店ガイド
地元の人が地元の名店を一杯
やりながら案内する会など、
同好の士の集まりによる活動
を発掘、支援する。
学生・芝会議
初めまして芝まち歩き
学生による芝会議など、若者
が参加しやすい内容の地域
活動を数多く行い、若者の参
加の場をつくろう。
地域に興味を持ってもらい、
新旧住民の交流の場となるよ
うに、転入した人向けのまち
歩きを企画する。
芝版 SNS
知らない人とつながるのは何と
なく不安。安心して参加できるよ
うな芝地区限定の SNS(ソーシ
ャルネットワークサービス)につ
いて検討してみよう。
地域のことを早く理解しても
らえるように、転入した人向
けの地域案内誌(多言語版)
を作成、配布する。
SNS 活用
いろいろ人材交流
地域づくりにいろいろな人に参加
してもらえるように、チラシ、メ
ール、フェイスブックなど多様な
メディアを活用して呼びかけ
よう。
町会・自治会や NPO、ご近所イ
ノベータなど、芝地区で独自に活
動している人たちを広く紹介した
り、活動団体同士が交流できるよ
う支援しよう。
地域ケア×若者
コミュニティの形成と雇
用の問題を同時に解決す
るため、地域ケアを若者に
任せる。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:芝の地域力再発見事業(P51)、地域コミュニティサポートスタッフの養成(P53)
・地域限定 SNS「Nextdoor」(アメリカ)
23
多言語ガイド
10 わいわいみんなでコミュニケーション
●解決したい地域課題
 多世代間の出会いの機会が少ないので、友だち
関係・コミュニティが発生しにくい。
 趣味のサークルは数多くある。仲間を増やした
いがその方法が分からない。
 若い人に向けた生活の知恵や知識を伝えたい
が、その機会が少ない。
 民生・児童委員のなり手が少なく、地域と連携
できているのか不安がある。
 地域活動は担い手が少なく、活動が大変になっ
ている。
 PTA 活動は良い活動だが仕事が多く、地域貢献
の余裕がない。
 地域の活動をコーディネートできる人がほし
い。
●活用したい地域資源

町会・自治会、ママ友、商店会

PTA(保育園・幼稚園・学校で築く友人関係)

民生・児童委員、地域のおまつり

芝の家、ご近所イノベータ

いきいきプラザ
●めざしたい芝地区の姿
参加して、出会って、
みんなで体験をシェアする場をつくる
身近なところに、みんなで一緒に活動できる場がたくさんあったら、まち
づくりの取組は広がっていくのではないかと思います。
例えば、学校の空き教室を利用した集まれる場所づくり、まちでの運動会
なども効果的だと思います。テーマ型のコミュニティづくりも有効だと思い
ます。例えば、芝会議の部会をどんどん増やしていく等。また、ラジオ体操
を行う場所の近くのお店で朝食を出してもらって、体操と朝ごはんをセット
にすれば、出勤前の在勤者や学生と住民との交流を促進することにつながる
のではないでしょうか。夜は、夜回りをした後にみんなで晩酌をすることで
コミュニケーションを図るのは如何でしょうか。
多様な出会いを生み出すコミュニケーションの場をつくり出していきま
しょう。
24
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
ふれ愛まつりで
芝会議のメンバーがふれ愛まつり
や区民まつりで面白い人を探しネ
ットワークを広げるなど、まつりを
出会いの場として生かす。
子ども参加型
大人になったときに地域の担
い手として育つよう、子ども
のころから地域の活動に触れ
る。
朝食(あさがゆ)会
芝地区全体で
芝・de・婚カツ
空き教室利活用
芝地区で出会い、暮らす人が
増えるように、地域で「婚活」
を支援してみよう。
学校の空き教室を利用した集
いの場づくりや、まちぐるみ
での運動会などみんなが参加
しやすい企画をたくさん考え
て実施しよう。
得意技ネットワーク
手仕事屋
芝会議部会
地域のいろいろな得意技を持
った人を募り、この得意技が
発揮できるような機会を取り
持つ仕組みをつくる。
シャツの刺繍やボタン付けな
ど、世界に一つの服をアレン
ジ。高齢者の就労や、若い親
との交流、子育て相談などの
場にしよう。
芝会議が出会いの場となるよ
うに芝会議の部会を増やす。
しゃべり場
まちなか図書館
いろいろな世代が集まり、アレ
コレおしゃべりができる“しゃ
べり場”を芝地区につくってみ
る。運営は地域のおばちゃんた
ちに任せてみる。
商店街の空き店舗などをリフ
ォームして、不要な本を持ち
寄って区民が運営する“まち
なか図書館”をつくろう。
朝はラジオ体操をして終了後にみん
なで朝ごはんを、夜は夜回りをしたあ
とみんなで一杯など、一日一度はみん
なが顔を合わせる 機 会 を つ く ろ
う。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:芝の地域力再発見事業(P51)
・青少年対策三田地区委員会「三田地区まちぐるみ運動会」、Come On 虎ノ門、リトルトーキョー、ヒルズブ!、Hills Breakfast(東京都港区)
・うちの実家「夜の茶の間ネットワーク」(新潟県新潟市)、港南台タウンカフェ(神奈川県横浜市)
25
11 まちの担い手を育てよう
●解決したい地域課題
 港区在住、在勤、在学者みんなが地域の担い手
になってほしい。
 国籍や年齢問わず、多様な人々が集って地域の
担い手となってほしい。
 地域交流拠点として「芝の家」があるが認知度
が低いため、もっと活用されるようにしたい。
 単身者は地域に関わるきっかけを見つけにく
い。
●めざしたい芝地区の姿
地域に踏み出すきっかけをつくり、人材を発掘する
得意分野で地域に参加する機会を増やすことを提案します。それぞれの出
番をつくるための一人ひとりが得意なことを自ら発信する活動を展開する
のもよい方法です。できることとやりたいことをマッチングしていく仕組み
づくりも効果があるのではないでしょうか。それを実現するための NPO や
大学と連携した研修・講座を開催するというのはどうでしょう。PTA は P(保
護者)と T(先生)だけのことが多いのですが、地域の多くの人が関わるこ
とで人材発掘の場になることが期待されます。多世代で、多様な場所、多様
な目的で参加できる場所を増やし、担い手となる人材を発掘することを提案
します。
●活用したい地域資源

PTA、地域の学校

芝の家、交流の場としての公園

NPO

町会・自治会
26
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
人材発掘
入門・地域活動
公園のラジオ体操を活発に行
い、PR する。参加した人の中
から地域の担い手となる人材
を探そう。
退職後、すんなり地域活動に取
り組めるよう、退職前の人を対
象に地域活動入門講座やお試
し体験会などを実施する。
芝公園での大運動会など、多
くの人が参加できるイベント
に企画段階からさまざまな人
に関わってもらい、人材発
掘・育成の場として活用する。
一人一品運動
ラジオ体操隊長
シニア×子育て
つなぎ役さん
自分の趣味や特技をPR する活
動を展開してみよう。
地域を担う人材のトレーニン
グとして、ラジオ体操隊長を
決めて継続的にラジオ体操を
実践する。
定年退職後のシニアが PTA
活動をサポートするなど、子
育て世代を他世代が助け交流
する場をつくろう。
地域の担い手やつなぎ役を育て
る場をつくる。
芝大運動会(再掲)
ラジオ体操×企業
ラジオ体操に在勤者も参加し
てもらおう。ラジオ体操の後に
参加者同士が話し合う時間を
設け、企業のCSR のアイデア
につなげる。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:地域コミュニティサポートスタッフの養成(P53)
・チャレンジコミュニティ大学(明治学院大学、高輪地区総合支所)
・横浜大人塾(神奈川県横浜市)、地域活動人材養成事業(東京都足立区)、新たな公共プロジェクト(東京都文京区)、
東京都美術館とびらプロジェクト(東京都台東区)、一人一品運動(みちくさ小道)(岡山県総社市)
27
連携の輪
互いに人材を補い合い、活動が活発
になるように、町会と PTA、町会
と学校、町会とNPO など連携の輪
を広げる工夫をする。
12 芝に愛着を感じるブランドづくり
●解決したい地域課題
 「芝」は、区外の人にはあまり知られていない
のが残念だ。
 芝地区には有名な観光スポットがたくさんあ
るのに、それが芝地区にあることが知られてい
ないことが残念。
●めざしたい芝地区の姿
芝の魅力を再発見し、地域愛を高めていく
芝地区の魅力を高めていくには、芝に住んでいる人々が「芝地区」を誇り
に思えるようにすることが大切です。「芝」の魅力を意識できれば多くの人
が地域活動に参加することでしょう。芝の魅力が知られていないことはもっ
たいないです。芝を、自由が丘、下北沢、吉祥寺のように有名にしましょう。
芝エビをもっと売り出す、広告代理店の新人研修として芝のブランディン
グについて検討してもらう等、もっと芝の PR をしていく運動を広げていく
ことを提案します。
●活用したい地域資源

芝会議の各部会

伝統工芸士、老舗のお店、商店会

港区観光協会
28
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
老舗アピール
キッズガイドツアー
新人研修
インターナショナル芝プレス
多言語ガイド養成
芝にたくさんある老舗を観光
資源として広くPR する。
子どものときから芝のまちを知って
もらえるように、地域で小・中学生
を対象とした観光ガイドツアーを実
施してみよう。将来的には Jr.観光ガ
イドを育てる。
広告代理店の新人研修とし
て、芝地区の魅力倍増作戦に
ついて提案してもらう。
芝地区の歴史などを各国の言
葉で世界に発信する NPO を
立ち上げよう。
2020 年東京オリンピック・
パラリンピックの開催に向け
て、地域で多言語ガイドの養
成を進める。
五輪で魅力
放送局×芝
芝名物
芝の語り部育成
芝アワード
2020 年東京オリンピック・パラ
リンピック開催の機会を利用し
て、まちの魅力づくりのために企
業や商店が連携して取組み気運
を盛り上げよう。
例えば芝エビが芝発祥だった
ことを売り出すなど、芝地区
にたくさんある放送局に協力
してもらい、芝地区をもっと
PR してもらう。
地域のネットワークや産学連携の
輪が広がるように、大学や企業と
協働で芝地区の名物を開発する。
芝地区の魅力・発信力を高め
るために、芝の語り部の育成
をさらにすすめるとともに裾
野を広げてみる。
芝地区の魅力を高めるため、
芝地区に貢献した人やグルー
プ、企業の活動を表彰する制
度をつくろう。
昔話
芝人名鑑
芝検定
地元の中学生をインタビュア
ーにして、古くから芝地区に
いる人の話を集めてよう。
芝地区で活躍する人を広く集
め、芝人名鑑をつくり発信しよ
う。
芝地区をもっと知ってもらうた
めに、芝地区の地勢や文化・歴史、
人物、老舗など、芝地区ものしり
検定制度をつくってみる。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:芝地区の魅力発掘・発信の推進(P54)
・港区観光ボランティアガイド(産業振興課)
・I amsterdam(オランダ)、BARCELONA BATEGA!(スペイン)
29
13 町会・自治会ニューウェーブ
●解決したい地域課題
 町会・自治会に加入している若い人が少ないた
●めざしたい芝地区の姿
若い人、子育てファミリーが町会を身近に感じて
め、高齢化が進んでいる。
参加する仕掛けづくり
 町会・自治会の役割や必要性があまり知られて
いない。
 まちを良くしようとする活動を知ろうとしな
い人がいる。
長年にわたり地域活動を中心的に支えてきた町会・自治会も、最近は担い
手不足が課題となってきています。町会・自治会には若い人がなかなか参加
しないことについて、例えば、ヒップホップダンスコンテスト、ハロウィン
 町会・自治会役員のやる気に応えるようなお手
パーティー、赤ちゃんファミリーを招待する会、地域の若者に防災士の資格
伝いをしたいと思っても関わり方が分からな
取得を支援する等、若い人が魅力を感じるような町会・自治会活動を増やし
い。
たら参加してくれるのではないでしょうか。大学が町会・自治会を研究対象
 住民が少なく規模が小さい町会がある。
にすれば学生と町会との関係ができ、町会・自治会活動が活性化するのでは
ないでしょうか。町会・自治会と他の団体との連携を広げることを提案しま
す。また、若い人に町会・自治会に入ってもらおうとするのではなく、町会・
自治会が若い人の住まいや仕事を紹介するなど、若い人を支援すれば自ずと
若い人の町会・自治会への加入が進むのではないでしょうか。
●活用したい地域資源

町会・自治会

大学生、高校生
30
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
ご近所紹介
町会・自治会ロゴ
赤ちゃんデビュー
町会・自治会喝
若い人に町会・自治会活動に参加
してもらう代わりに、若い人の住
まい探しや職探し、見合い相手探
しなどで若い人を支援する。
町会・自治会ごとにロゴや幟
(旗)をつくったり、会員募
集ポスターをデザインする。
町会・自治会で赤ちゃんをお
祝いする会を開催しよう。
地域にある大学に町会・自治会を
研究対象としてもらい、学生が町
会活動に参加することで活動の
活発化や改善提案を受けよう。
人材交流
踊る町会・自治会
互いに人材を補い合い、活動が活
発になるように、町会と PTA、
町会と学校、町会とNPO など連
携の輪を広げる工夫をしよう。
町会・自治会活動に若者の参加が
増えるように、例えばヒップホッ
プダンスコンテスト、ハロウィン
パーティーなど、若い人が魅力を
感じるような活動を実践しよう。
加入特典
防災士の資格取得の支援な
ど、町会・自治会にできるこ
とで若い人にメリットになる
ことを提案する。
●参考・関連事例
・カフェ槇塚(大阪府堺市)
・ベイタウン祭り(千葉県千葉市美浜区)
31
町会・自治会パワーアップ
大作戦
町会同士が垣根を越えて一緒に
イベントを行ったり、防災・防犯
活動がしやすくなる仕組みがあ
ると町会も元気になるかも。
14 障害があっても暮らしやすいまち
●解決したい地域課題
 障害があっても見た目はわからない場合もある。
 障害を認めたくなく、外に出たくない場合もあ
る。
 さまざまな人と交わることが気配りにつながる。
 点字ブロックは視覚障害者には有用なものだ
が、高齢になり足が弱くなるとつまづき危ない
こともある。
 民生・児童委員のなり手が少なく、地域と連携
できているのか不安がある。
●めざしたい芝地区の姿
地域が支える誰もが便利に暮らせるまちづくり
障害があっても暮らしやすいまちづくりは、みんなが障害者のことを理解
することからはじまります。
聴覚障害、内部障害等、見た目では分からない障害もあります。
専門性の高い NPO 等と協働しながら、身体障害、知的障害、精神障害、
さまざまな障害についての理解を深める機会を増やすことを提案します。
そして、障害のある人が地域の一員として参加しやすいまちづくりを進め
ていきましょう。
●活用したい地域資源

地域生活支援センター、民生・児童委員

障害保健福祉センター

町会・自治会

病院、医療系の専門学校

障害者福祉団体、NPO
32
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
障害を学ぶ
アートで交流
キッズサポーター
障害に対する理解を深め、みんな
で支えあって安心して暮らせる
地域をつくるために、車いす体験
など障害について学ぶ機会に参
加しよう。
障害者が地域に参加する機会にな
るので、障害者のアート作品を紹
介する機会をつくり、みんなでア
ートを楽しみながら交流しよう。
子どものうちから障害に対する
理解を深めることができるよう
に、小・中学生を対象とした障害
者サポートボランティアを育て
よう。
脱マナー違反
地域医療ネット
地域ぐるみ
みんなが交通マナーを守れ
ば、誰もが安全に移動しやす
いまちになる。
病院と町会・自治会とが連携
し、障害者を地域で支える仕
組みづくりに取り組もう。
地域、障害者の家族や障害者
を支える会をつくり、みんな
で支えあう地域をめざそう。
内部障害を知る
ユニバーサルデザイン
イベント
外見からはわからない障害等が
あることをもっとみんなに知っ
てもらい、だれもが安心できるま
ちづくりを進めよう。
障害がある人も気兼ねなく参
加できるイベントを企画しよ
う。
●参考・関連事例
・港区交通バリアフリー基本構想(土木課)
・ベてるの家(北海道浦河町)、カプカプひかりが丘(神奈川県横浜市)
・エイブル・アート・ジャパン(東京都千代田区)
33
制度アナウンスメント
障害があっても暮らしやすい地域
となるように、障害に応じた制度
があることをもっとわかりやすく
お知らせし、制度を利用しやすい
ようにする工夫をしよう。
区役所内連携
担当の部署だけでなく、あらゆる
部署の区職員が障害者福祉に関す
る知識を習得する機会をつくれ
ば、セーフティネットの網の目が
細かくなることが期待できる。
15 草の根多文化交流
●解決したい地域課題
 地域の外国人のことを知らない人が多い。
 外国人居住者も地域活動に参加してほしい。
参加しやすい環境づくりが必要。
 芝地区内にある大使館ともっと交流したい。
 芝地区在住の外国人と触れ合う機会を増やし
たい。
●めざしたい芝地区の姿
草の根で進める外国人の地域活動の場づくり
外国で暮らすことになったときに、近所の人がやってきて地域のことを教
えてくれると安心します。日本で暮らすことになった外国人にも同様の支援
をすると喜ばれるのではないでしょうか。草の根の異文化交流の取組を広げ
ていくことを提案します。
お互いに教えあう場づくりも必要です。芝地区には外国の大使館が多く立
地しているので、大使館の人と仲良くなって、地域で多文化交流の輪を広げ
ていくことも有効な取組です。
*芝地区管内にある大使館(平成 26 年 1 月 1 日現在)
イタリア、オーストラリア、オランダ、コソボ、ジャマイカ、チリ、ナイジェリア、
●活用したい地域資源

大使館、国際交流協会

外国人住民が多いこと

Minato Monthly(英字広報紙)
ハンガリー、ボツワナ、モザンビーク
34
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
シバクッキング
国際くらぶ
漫画・de・ルール
ミニ交換留学生
外国人の友だちを増やし、国際理
解を深めることができるように、
地域で各国の料理教室を開くな
ど、草の根レベルの多文化交流に
取り組もう。
キッズクラブ、ユースクラブ
等世代・年代別の親睦会組織
をつくる。
外国人を交えたご近所づきあいがス
ムーズになるように、日本のしきた
りや生活ルールを分りやすく伝える
ための漫画をつくる。
子どものときから国際交流の機
会に恵まれるよう、大使館の協力
で外国語教室を開催したり、ミニ
交換留学制度を充実するなど、地
域として教育環境の国際化をめ
ざす。
御用聞き
日本文化アワー
外国人にどんなサポートが必
要か尋ねる。
日本語を知る会、茶道や芸術
など、日本文化に触れる会を
芝で行う。
本当に必要な情報が届くように、外国
人と一緒にメルマガや情報誌をつくっ
てみる。2020 年東京オリンピック・
パラリンピックを見据えて、外国人観
光客に向けて芝をPRしたらどうか。
ホストファミリーサポート
外国語メニュー
家庭での国際交流を広げるため、
ホームステイの受入経験者同士
が協力して、ホームステイを支援
する仕組みを考えてみよう。
2020 年東京オリンピック・パラリ
ンピックに向けて、芝地区の飲食店
のメニューの英語化や写真化を支援
する。
インターナショナルエディター
多国籍子育て拠点
国際学童保育、多国籍な子育
て支援拠点、留学相談拠点な
どを増やす。
●参考・関連事例
・外国人向けウェルカムパックの作成、港区国際交流会議、大使館実務者連携会議、外国人との情報コミュニケーション事業(国際化・文化芸術担当)
・小さな国際交流(三田の家有限責任事業組合)
・あーすフェスタかながわ(神奈川県)
35
16 最期まで自分らしく生きられるまち
●解決したい地域課題
 備えがあっても老後への不安感がある。なるべ
く長く自宅で暮らしていきたい。
 家に閉じこもり、地域活動に参加しない人がい
る。
 区内の高齢者施設は入所希望者が多く希望し
ても入所できるとは限らない。
 住民の健康状態・経済状況はさまざまで、すべ
てを行政が担うことは難しくなっている。
 近所に、本人も家族も気軽に相談できるかかり
つけ医がいない。介護と医療が連携したシステ
ムを充実してほしい。
●めざしたい芝地区の姿
自分で決めてコミュニティで支える地域医療と福祉
人生の最期の時を介護施設や病院で迎える人が多くなっています。昔は自宅
で最期を迎える人が多かったはず。超高齢化社会になった今、自宅が終の住ま
いになり、地域で最期を迎え、家族知人に看取られる、そういう選択のできる
まちづくりを提案します。成熟社会においては、自分の死について自分らしく
準備し、生前からエンディングをデザインできる仕組みも求められています。
そのためには、訪問医療や在宅介護サービスの充実は勿論、生活を支える多
様性あるサービスと、たくさんの人によって支えられながら暮らせる地域づく
りが必要です。地域の病院やクリニックが連携した面的な訪問診療の仕組みが
あれば、病気になっても自宅で暮らすことができます。医療機関や社会福祉法
人と地域とが協力し、訪問介護や訪問診療往診の仕組みを充実していくことを
提案します。
●活用したい地域資源

隣近所のコミュニティ

高齢者相談センター、いきいきプラザ

シルバー人材センター

医師会、社会福祉法人

医療系の専門学校

NPO
36
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
エンディングノート
高齢学セミナー
お住まい訪問
高齢者地域コトハジメ
安心して人生の最期を迎えるこ
とができるように、人生を自分ら
しく締めくくるためのエンディ
ングノートをつくることを流行
らせよう。
地域の大学や専門学校の協力
を得て、高齢期を快適に暮ら
すための方法を真剣に考える
講座を開催しよう。
小学生が高齢者を訪問する。
そのことを芝メディアで取り
上げる。
ニーズにあった福祉の仕組みが
できるように、医療機関や社会福
祉法人と地域が協力し、訪問介護
や訪問診療の仕組みづくりにつ
いて検討する場を設ける。
ホームドクター
芝インタビュー
ご近所高齢者住宅
自分たちでホームドクターを
発掘する。
閉じこもりがちな高齢者の社会参加
を促す人を養成する。例えば、
「昔の
こと思いだし」出前サービスで感動
を呼び五感を呼び覚ましてもらう。
シルバーハローワーク
(再掲)
最期を看取ってくれる友だちづ
くりにつながる可能性もあるの
で、芝地区に立地している事業所
へ高齢者に仕事を提供してもら
うよう、地域から働きかける。
空き家活用
ひとり暮らし高齢者など、なかな
か部屋を借りられない人と地域の
空き物件をつなぐ仕組みを考えよ
う。
●参考・関連事例
・NPO 自立支援センターふるさとの会(東京都台東区)
・柏プロジェクト(千葉県柏市)、長崎市在宅 Dr・ネット(長崎県長崎市)
37
自宅の近くにあり、生活環境
を変えずに住める簡易なグル
ープホームなどの居住システ
ムを考える。
17 古いマンションの再生を考えよう
●解決したい地域課題
 港区には古いマンションが多く、高齢者が多く
暮らしている。
 マンションの建替えは合意形成等が大変で、な
かなか進まない。
 古いマンションは賃貸住戸が増えて、住民の移
動が激しく、交流が進まない。
 オートロックのマンションには地域の人も入
れず、地域の情報が届かない、また、マンショ
ン内の様子が地域に伝わらない。
●めざしたい芝地区の姿
古いマンションのハードとソフトをリ・デザイン
地域の資源として生かす工夫
芝地区には古いマンションが多く、これからは建替えや改修が大きな課題に
なってくると思います。建替えについては合意形成が難しいことが課題です。
マンションの中に、普段からいろいろなことを気楽に話し合える場があれば、
自然に課題を共有することができるのではないでしょうか。マンションの中の
ことについての話し合いから、居住者同士の交流が広がり、さらに地域のこと
へと視野が広がっていくことを期待します。
 古いマンションを廃墟にしない仕組みが必要。
●活用したい地域資源

マンション自治会

民生・児童委員
38
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
居住者ネット
マンションの建替えには合意形成が
不可欠。普段から話し合える関係を
つくるために、管理組合を主体とし
た居住者ネットワークを構築する仕
組みを考えよう。
茶話会
マンション再生について話しや
すくなるように、茶話会、落語会、
食事会などマンション住民同士
が気楽に話し合える場を設ける
ことを広めよう。
語り部
リノベマンション
昔のことを聞き出して本にして
プレゼントしたり、特技や趣味を
発表できる場所を提供して交流
のきっかけをつくる。
地域活性化のために古いマンショ
ンをリノベーションし、若手企業
家や未来の芸術家などが集まる共
同住宅として活用しよう。
テーマ型マンション
マンション管理塾
リノベコンテスト
住民同士のコミュニケーション
を図りやすくするように、防災や
防犯、高齢者の見守り、子育てな
どテーマ性をもったマンション
を普及させよう。
マンション管理組合向けのコ
ミュニティ形成あるいはコミ
ュニティ再構築のための講座
を開催する。
古いマンションの再生・リフ
ォームコンテストを区が主催
する。
窓口づくり
○○マンション診断
地区計画
課題のある個々のマンション
に対して、具体的にどんな支
援ができるか情報提供する。
隣接するマンションとの共同
建替えを地区計画にする。
日ごろの付き合いが円滑になった
り、建替え時の紛争を防ぐために、
大規模マンションの管理会社には
あらかじめ地域との窓口を設けて
もらい、周囲との関係づくりを整
えよう。
●参考・関連事例
・NPO 横浜マンション管理組合ネットワーク(神奈川県横浜市)
39
18 多世代ヘルスケアコミュニティ
●解決したい地域課題
 ひとり暮らし高齢者に必要なことはそれぞれ
異なるので、細かい対策ができない。
 認知症の人にどう関わればよいのかわからな
い。
●めざしたい芝地区の姿
若い人が参加した
地域で元気に住み続けるための仕掛けをつくる
歳をとっても地域で暮らし続けるには、いろいろな人がお互いに支えあうこ
 健康面や災害時に備えた見守りが難しい。
 高齢者の介護は町会・自治会では難しい。
とが必要です。人生のベテランである高齢者に若者が頼るような、多世代が交
 閉じこもりの高齢者がいる。
 地域の活動に気おくれして、なかなか参加でき
れません。例えば、早起きの高齢者がなかなか朝起きられない若者にモーニン
ずにいる高齢者がいる。
 さまざまなプログラムがあるのに参加しない
人が多い。
 元気な高齢者の中に、地域の困りごとを解決す
流できる仕組みがあれば、お互いの問題を解決するきっかけが見つかるかもし
グコールをする仕掛けをつくること。いざというときには高齢者が若者にサポ
ートしてもらうことにつながるかもしれません。互いに見守り見守られる関係
を構築することで安心して暮らせる地域ができると思います。
そのためには、世代を超えた関係づくり、地域の人々の関係づくり、専門職
るスキルを持っている人がいても知られてい
との関係づくりなど、多様性ある関係づくりが大切で、そのきっかけとなるよ
ない。
うな仕掛けをたくさんつくることが効果的だと思います。
●活用したい地域資源

いきいきプラザ、高齢者相談センター

社会福祉協議会

医療系の専門学校等

シルバー人材センター

ふれあい相談員
40
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
転ばぬ先のおつきあい
プロ・de・制度説明
シニアサポーター登録制度
高齢者見守り
高齢になって介護が必要になる
前に地域との関係をつくってお
けば、長く地域で暮らすことがで
きる。いろいろな人と知り合える
場を用意しよう。
地域と医療機関、社会福祉団体と
の連携のきっかけにもなるので、
病院や福祉施設に協力してもら
い、高齢者向け制度等のセミナー
を企画しよう。
高齢者を訪問する際に役立つ資格
をつくり、ヘルスケアコミュティに
ついての研修を行う。修了者をシニ
アサポーターなどとして認定して
地域で活躍する仕組みをつくろう。
見守りがあれば孤独死を防ぐこと
ができる。NPOや社会福祉団体と
地域とが連携して、ひとり暮らしの
高齢者を見守る仕組みをつくる。
モーニングコール
担い手活用
シルバーハローワーク(再掲)
高齢者による若者向けモーニン
グコールサービスを行い、若者に
は高齢者の見守りをしてもらう
など、地域でできるギブ&テイク
の仕組みをたくさん考えてみよ
う。
生きがいづくりになるのと同時
に、互いに支えあう友人を増やす
ことにもつながるので、元気な高
齢者は地域の担い手としてどんど
ん活用しよう。
最期を看取ってくれる友だちづく
りにつながる可能性もあるので、
芝地区に立地している事業所に高
齢者に仕事を提供してもらえるよ
うに地域から働きかける。
街の社交場 愚痴Bar
伝える・伝わる
相談機能
高齢者の就労機会を増やすため、
サラリーマンや OL 相手の飲食店
の運営を任せてみる。朝と昼は家
庭的な定食屋、夜は仕事の愚痴を
聞いてもらえる。
困ったときに「ちょっと助けて」
と言える地域づくりをみんなで行
う。
いざというときに相談を受けてく
れる場があれば安心して暮らすこ
とができる。高齢者向けの相談機
能をもった地域拠点を増やそう。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:高齢者らくらくウォーキング事業(P56)、福祉カレンダーの作成・配布(P57)、高齢者の買い物支援(P58)
・いきいき百歳体操(高知県高知市)
・幸手団地ヘルスケアコミュニティ(埼玉県幸手市)
41
19 地域の子どもは地域が育てる
●解決したい地域課題
 子どもが遊べる場所が少ない。
 地域の子どもを知る機会がない。
 保育園に空きが無く入園するのが大変。
●めざしたい芝地区の姿
お子様歓迎な地域づくりで
子育て環境を充実させる
みんなで子育てを見守る雰囲気をつくっていくことで、安心して子育てので
きる環境づくりをすすめていくことを提案します。地域全体で子育てをすれ
ば、芝地区は子育てのしやすいまちになると思います。マンションでの子供会、
学生やシニアボランティアに地域での子育て支援に参加してもらう等。
子どものころから、いろいろな人に見守られて育った人は、多様性あるライ
フスタイルを理解し、バリアフリーな地域づくりの担い手になることが期待さ
れます。
●活用したい地域資源

元気な高齢者

放課 GO→、民生・児童委員

保育系の専門学校等
42
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
ひとりから
芝地区全体で
商店・de・学びの場
子ども歓迎店
子ども見守り
芝の語り部×学校
地域の子育てにつながるきっかけ
にもなるので、商店やオフィスを
活用した講座など、地域の中で子
どもたちの学びの場を提供しよ
う。
子どもと一緒に入りやすいお店
の情報を収集、紹介することで、
地域に親子でいられる場所を増
やそう。
毎日安心して登下校できるのと
同時に、子どもたちと地域の関係
づくりにつながるよう、地域で登
下校を見守る。
郷土を学ぶ学習に芝の語り部に参
加してもらったり、地域に住む高
齢者に学校の先生をサポートして
もらうなど、地域全体で学校を見
守る。
CSR
マンション子ども会
子育てサポーター
見守り、託児所設置、学習の機会
提供など CSR(企業の社会的責
任)として地域の子育てに関わっ
てもらう方法を考えよう。
マンション内コミュニティの形
成やマンションと地域との関係
づくりに効果が期待できるので、
マンションでの子ども会を増や
そう。
シニア世代を対象とした子育
てサポーター養成講座を開催
する。
通学路に花だん
放課 GO→
通学路に花だんをつくり、地域の
人と小学生で花を植える。水やり
などを通学時間帯に行い、見守り
も兼ねたらよい。
放課 GO→は子どもにとって
居心地がよいことをPRし
て、もっと利用してみよう。
子育て支援型ボランティア
シニアから子どもまで、多世代の
交流や地域の活性化にもつながる
ので、学生やシニアボランティア
を子育て支援にどんどん活用す
る。
●参考・関連事例
芝地区地域事業:区民や事業者との協働による快適な公園づくり(P49)、芝の地域力再発見事業(P51)、区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進(P52)、
芝地区の魅力発掘・発信の推進(P54)、スポーツイベント等をとおしたいわき市のこどもとの交流(P55)
・港区こぞって子育て懇談会(子ども家庭支援センター)
・鳳雛塾(佐賀県佐賀市)、ミニ・ミュンヘン(ドイツ)、ミニ・立川(東京都立川市)、とさっ子タウン(高知県高知市)
43
20 つながることで価値を生む 新たな情報メディアのデザイン
●解決したい地域課題
 情報が多すぎて、自分の知りたい情報が手に入
らない。
 例えば、身近なクリニックが少ないとの声があ
るが、情報量が大病院に比べて少ないことに要
因がある。
 行政情報を配信するメルマガがあるが、あまり
読まれていないのではないか。
 広報が届いていないという人がいる。新聞だけ
でなく、駅、いきいきプラザ、郵便局、浴場等
で広報は手に入るので、みんなに手に取っても
●めざしたい芝地区の姿
一人ひとりにきちんと届く、メディアのデザイン化
情報が足りないという声のある一方、情報が多すぎて知りたい情報が見つか
らないという声もあります。情報を分かりやすく整理し、必要な人にきちんと
届くよう発信していくことが必要です。
情報社会において、誰もが自分で必要な情報を検索できる能力を身につけて
いることも必要です。情報ツールを使いこなすための講座など、学ぶ場も有効
です。
地域で、必要な情報がきちんと流れていくような仕組みをつくっていくため
には、情報の受発信両面からの工夫が必要です。
らいたい。
●活用したい地域資源

広報みなと、芝地区地域情報誌

ホームページ、口コミ、掲示版

ご近所イノベータ
44
地域課題を 解決
地域の良い点を
地域をさらに良
するアイデア
伸ばすアイデア
くするアイデア
●芝地区に幸せをもたらす提案
仲間と一緒に
芝地区全体で
ひとりから
口コミ伝達
芝新聞
シニア IT 講座
多世代編集員
近隣住民同士の口コミによる
情報伝達手段を検討しよう。
芝新聞など、情報を絞り込み
分かりやすく伝わるような地
域独自の情報媒体をつくる。
シニア向けのインターネット講
座やスマートフォン講座を開催
し、参加した人がお互いに教えあ
うことで、情報を受ける技術を高
めよう。
利用者目線のアイデアが盛り込め
るように、広報紙や地域情報誌の
編集に、高校生や大学生、シニア
などさまざまな人に参加してもら
う。
伝わる手法
テーマ型広報
芝ダイアリー
窓口定期点検
行政情報の発信に地域の
NPO や専門家を巻き込もう。
結婚、出産、子どもの入園や入学
など、人生の節目をテーマとした
広報紙や地域情報誌を作ってみる
など、ポイントとなるタイミング
で効果的な情報を発信できる仕掛
けを考えよう。
世代別に必要な情報を網羅した
行政情報が一元化されたツール、
例えば芝ダイアリーや芝地区手
帳などをつくる。
住民のニーズに合わせ、分か
りやすいように区役所の窓
口区分をときどき見直して
みる。
●参考・関連事例
・県民手帳(各県)
・ベイタウンニュース(千葉県美浜区ベイタウン自治会連合会)
45
3
芝地区地域事業の検討と提案
地域の魅力をより高め、地域の課題や特性に応じて芝地区総合支所
が独自に取組んでいる「地域事業」に対して、区民参画組織・芝会
議「地区版計画推進部会」が中心となり、事業の展開や今後の方向
性や考え方についての意見を示しています。
ページの構成は左側に「事業概要」、「事業の実績」、右側にそれに
対する「地域事業への意見」として「意見・認識」と「提案」を表
示しています。
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
芝地区の地域性にあった災害対策の推進
事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)
区民や事業者との協働による快適な公園づくり
環境と平和を考え地域の交流を深める事業
芝の地域力再発見事業
区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進
地域コミュニティサポートスタッフの養成
芝地区の魅力発掘・発信の推進
スポーツイベント等をとおしたいわき市の子どもとの交流
高齢者らくらくウォーキング事業
福祉カレンダーの作成・配布
高齢者の買い物支援
46
01 芝地区の地域性にあった災害対策の推進
●地域事業への意見
●事業概要
古くからのまち並みと高層マンション等が隣接する
【意見・認識】
芝地区の現状を踏まえ、地域住民相互間や地域住民と事
芝地区には外国人来訪者も多く、多言語による対策が必要です。
業者・在勤者等が災害時に連携・協力し、互いに助け合
芝地区に多い働き盛りの単身の居住者が事業に参加できていま
う仕組みをつくるため、
「地域防災出前講座の開催」
「防
せん。
災勉強会」等、地域の防災力向上へ向けた取組を支援し
ます。
(まちづくり担当)
●事業の実績
芝地区区民参画組織・芝会議「まちづくり部会」に
おいて企画・立案した、地域の防災力向上に向けた事
業を推進しています。平成 25 年度は、防災勉強会「東
日本大震災にどう立ち向かったか-緊急災害対応シス
テム(ICS)を学ぶ-」、「現地での診療から見えるも
の-放射能と子どもの健康-」を開催する他、メンバ
ーが講師となって出前講座や防災体験ツアーを開催し
ました。芝地区で災害が発生したとき、住民として何
をすべきかの行動を実践してもらうために、東日本大
震災後 3 年を迎えた被災地の現在の様子や地域コミュ
ニティに関する情報を学び、どのような発信が有効か
を検討してきました。
【提案】
外国人来訪者の多い地区で外国人向けに災害時対策を検討する
と、安全性が高まります。
講演会や勉強会の開催時間や内容を工夫し、芝地区に多い単身の
働き盛りの方の参加を促します。
47
02 事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)
●地域事業への意見
●事業概要
震災時における従業員の一斉帰宅の抑制等、事業者の
防災対策の取組を進めると同時に、地域の一員として救
護・救援活動(共助)の役割を担ってもらえるよう、セ
ミナーの実施等により普及・啓発を図ります。
(協働推進課)
【意見・認識】
防災上の事業者ネットワークがあれば、もっと有効な取組が期待
できます。
企業の本社が多いので、防災対策セミナーは継続的に行う必要が
あります。
【提案】
●事業の実績
平成 24 年度 セミナー2回実施(田町、新橋)
【講演】
1 事業者の震災対策及び事業継続計画(BCP)
2 港区の震災対策の取組
【防災模擬演習】
大規模地震対応模擬訓練(事業継続計画(BCP)作成演習)
事業者に対して、帰宅困難者対策は BCP 対策の一環であること
を周知することで、防災対策の推進を図ります。
企業に対して、地域の防災訓練にも積極的に参加してもらうよう
働きかけます。
平成 25 年度 セミナー2回実施(浜松町、新橋)
【講演】
1 港区における災害リスクとその影響
2 事業継続計画(BCP)作成の考え方
【防災模擬演習】
地震発生直後のあなたが取るべき行動のシミュレーション
48
03 区民や事業者との協働による快適な公園づくり
●地域事業への意見
●事業概要
区民や来街者に親しまれるにぎわいのある公園とす
【意見・認識】
るため、区立芝公園内に無料休憩スペース(オープンカ
巡回指導では、他の人に迷惑をかけないで遊ぶように指導します
フェ)を設置するとともに、公園利用のマナー向上のた
が、ボール遊びなどは人によってルールの解釈に温度差があります。
め巡回指導を行います。
(協働推進課)
公園の草花には、ガーデニングの専門家による管理が必要です。
【提案】
危険度を尺度にしてみんなで考え、公園の利用ルールを共有化し
●事業の実績
区立芝公園のにぎわいを創出する事業の一環とし
て、無料休憩スペース設置及び飲料提供(オープンカ
フェ)を実施しました。また、利用者が多い時間帯は、
公園内の巡回・利用指導等を実施し、利用者が公園を
安心して利用できるようにしました。
平成 24 年度は、年末年始を除く午前 9 時から午後 8
時まで無料休憩スペースを設置し、20,007 人の利用
がありました。
ます。
地域住民の協力を得られる公園で事業を進められるよう、実施場
所を再検討します。
自然やスポーツ、音楽に触れることのできるイベントを行い、住
民だけでなく「人が集まる仕組みづくり」を進めます。
区の花や木、街路樹も含めて親しまれる公園づくりのため、植物
等の名前が分かるよう、ラベルや二次元バーコードの活用を提案し
ます。
平成 25 年度も同様の取組を行っています。
49
04 環境と平和を考え地域の交流を深める事業
●地域事業への意見
●事業概要
平和の灯がともり、大規模な緑が残る公園のある芝
【意見・認識】
地区の子どもとその保護者、地域の高齢者が、自然体
親子のふれあいも目的のひとつであるため、親も行きたい場所を
験や農作業体験をとおして世代間交流を図るととも
選ぶ必要があります。子どもだけで参加できるようにするために
に、自然の大切さや自然を守る活動の役割を学びます。
は、引率体制を整える必要があり実現は難しい状況にあります。
また、戦争に巻き込まれた世界中の子どもたちの暮
らし等をとおして平和の大切さを学びます。さらに展
参加した人の満足度が高く、子どもスタッフも育っていますが、
事業が知られておらず、参加者を募ることが難しい状況です。
示会や報告会を開催し、地域で環境と平和を考え交流
する機会を広げます。
【提案】
(まちづくり担当)
企画のアイデアを広げることで、親子がもっと参加したくなる事
業になることが期待できます。
地方での民泊は人気があるので、地域の人と交流できるような宿
●事業の実績
平成 25 年度は茨城県阿見町での環境活動(農作業体
泊場所を選び、地域交流を進めます。
多文化共生の学びをテーマとして、交流先を海外にすると、地域
に役立つ人材育成も目的とすることができます。
験 3 回)や(特)JHP・学校をつくる会の学生ボランテ
ィアの協力を得た平和ワークショップ、ジ・アース&ピ
ースコンサートを実施しました。
50
05 芝の地域力再発見事業
●地域事業への意見
●事業概要
芝地区のまち並みを生かした交流の拠点を設け、地
域に暮らす区民等の交流を促進します。日常の困りご
とや地域の課題を交流の拠点に持ち寄りながら共に解
決に向けて取組むコミュニティづくりを進めます。
また、地域住民、事業者、大学等が連携・協力して、
地域の交流と支え合いによる「地域の見守り」により、
子どもや高齢者が安心して暮らすことができる地域づ
くりを推進します。
(協働推進課)
【意見・認識】
芝の家は場所がわかりにくく、また、何をやっているかあまり知
られていないため、気軽に入りづらいように見えています。
利用者はお客様という感覚で来場することが多いですが、地域コ
ミュニティづくりに利用者を巻き込むことができるスタッフの役
割が重要と認識されています。
持ち寄り昼食会「もぐもぐ」では人が集まり、コミュニティが活
性化しました。
【提案】
まず「芝の家」お手伝いスタッフを募集し、その中から企画力の
ある人を発掘します。
●事業の実績
芝地区総合支所と慶應義塾大学の連携による「芝地区
の新たなコミュニティ創造に向けた連携協力に関する
協定」に基づき、平成 20 年 10 月に事業拠点「芝の家」
を芝 3 丁目に設置し、ボランティアスタッフが中心とな
り、様々な活動を通じて、新たなコミュニティづくりを
学生がスタッフとして積極的に参加し、彼らのネットワークが広
がることで、大学が継続的に運営に関われることが期待できます。
子育て世代のママ友・パパ友が集まりの場として利用することか
ら、親世代が小・中学生向けの魅力的な活動の企画・実践ができる
ように促します。
虎ノ門・新橋付近はオフィス街だからこそ、コミュニティ拠点が
増えることで、地域力が高まることが期待できます。
進めています。
51
06 区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進
●事業概要
地域の課題を地域で解決する仕組みづくりを進める
には、芝地区に住み、働き、学ぶ区民の交流を促進し、
地域への愛着をより一層深めてもらうことが重要で
す。昔ながらの遊びや地域の文化・伝統等を次の世代
へ伝承する取組等を進め、子ども同士や大人と子ども
の交流を促進します。
「芝会議」や「芝の家」、「プラザ神明」といった
地域の様々な主体と連携し、より地域に根ざした活動
を行っています。地域のルールづくりについては、昔
から伝わる江戸しぐさ等を活用し、芝地区で守ってほ
しいルール「芝しぐさ」の作成・普及活動を行ってい
ます。
(協働推進課)
●地域事業への意見
【意見・認識】
「芝しぐさ」は地域の円滑なコミュニティの形成に有用ですが、
あまり知られていません。
芝会議・地域コミュニティ部会は活発に動いていますが、コミュ
ニティ形成のサポートは手応えがなく、また、地域イベントには人
が集まっていますが、集まった人同士がつながるところまでには至
っていません。
区民の交流を促進するため、年配の方が小学生等にさまざまなこ
とを教える機会を増やすことが求められています。
【提案】
●事業の実績
芝地区区民参画組織・芝会議「地域コミュニティ部会」
において企画・立案した活動を推進しています。平成
24 年度は、「世代を超えた、ふれ合い、思いやり」を
テーマに活動し、延べ 400 名が参加しました。
「芝しぐさ」はできて終わりとするのでなく、どのような効果が
あるのか明確にすることや、もっと広める仕組みづくりを検討し、
地域ルールの普及を進めます。
平成 25 年度は「広げよう、世代を超えた、ふれ合い・
思いやり」をテーマに、平成 24 年度に完成した「芝し
ぐさ」の普及や古川についての勉強会を開催し、地域へ
の愛着を深める活動を行っています。
52
07 地域コミュニティサポートスタッフの養成
●地域事業への意見
●事業概要
芝地区の潜在的な地域力を引き出し、地域の課題を
【意見・認識】
地域で解決するコミュニティづくりを継続的に行うた
めには、地域での核となる人材が必要です。慶應義塾
今後、講座修了生が活動を継続するための支援が必要となってい
ます。
大学との連携により運営しているコミュニティづくり
の実践の場である「芝の家」等で講座を開催し、地域
【提案】
のコミュニティづくりや人と人とをつなぐ役割を果た
す人材を養成します。
養成講座を色々な場所で実施し、地域コミュニティサポートスタ
ッフを増やします。
(協働推進課)
養成講座修了生が実践した活動を発表する機会をつくり、活動を
継続できるよう支援します。
住民や様々な団体と交流を進めることができる人を地域に育成
●事業の実績
し、大使館や事業所、他地域との交流を進めます。
平成 24 年度は人材育成プログラム事例の調査・分析
を行い、芝地区の地域特性に合ったカリキュラムを構築
しました。
平成 25 年度は講座名を「ご近所イノベータ養成講座」
として開講し、20 名が修了しました。修了生は、「本
の交換会」や、食材を持ち寄って料理を作りみんなで食
べる「朝市切符」等の活動を続けています。
53
08 芝地区の魅力発掘・発信の推進
●事業概要
地域の歴史に詳しい人を巻き込んで、地域資源の発掘
や芝地区の魅力アップにつながる語り部養成、芝地区ブ
ランドづくり等、地域住民がまちの魅力を認識でき、そ
れを広く発信・共有していけるような機会をつくりま
す。
(協働推進課)
●事業の実績
芝地区区民参画組織・芝会議「まちの魅力発掘部会」
において企画・立案した事業を実践しています。
平成 24 年度は、芝地区の魅力を発信する「芝の語り
部」の皆さんが計 13 回のツアーガイドを実施しました。
「第 5 期まちの語り部養成講座」として、基本講座・
スキルアップ講座を実施し、9 人が修了しました。
芝地区のブランド化と題してまちの魅力の創造につ
いて検討し、「芝緑 東京タワーが見えるまち」をキャ
ッチフレーズとし、周知の検討を行っています。
平成 25 年度も同様の取組を実践し、語り部養成講座
を 4 人が修了しました。
また、まちの魅力を広く発信するために 10 のまち歩
きコースを作成しました。平成 26 年 1 月末までに、前
年度を大きく上回る 22 回のまち歩きツアーを実施しま
した。
●地域事業への意見
【意見・認識】
「芝地区」がどこなのか、あまり知られていません。また、増上
寺と東京タワーが有名なので他のものの魅力が知られていないと
考えられています。東京でのオリンピック開催が決まったので、外
国人向けに芝の魅力を発信することも考えられます。
【提案】
め組や芝エビなど芝とつながりのあるものや旧町名で「芝地区」
を周知していきます。
地域の学校と一緒に芝の魅力を発信するツールを開発します。
外国人・子ども・若者、他者からの視点で芝の魅力・資源を教え
てもらう機会を設けます。
語り部メンバーのレベルアップと人数を増やす等、ガイドツアー
実施体制づくりを進めます。
車いすの人でも参加できるまち歩きツアーや、植物に焦点をあて
たツアー等、多様なツアーを作っていきます。
子ども向けのまち歩きツアーを実施し、学校のカリキュラムの中
で子どもガイドを養成することで、子どもたちに芝地区の魅力を伝
えます。
54
09 スポーツイベント等をとおしたいわき市の子どもとの交流
●事業概要
地域の団体と連携し、東日本大震災で大きな被害を受
けた福島県いわき市の子どもを招き、スポーツ等を一緒
に楽しむ中で、芝地区といわき市の子どもの交流を深め
ます。
子どもを中心とした相互交流により、お互いの視野を
広げ、心豊かな子どもたちの育成を支援するとともに、
復興支援の一翼を担い、自治体間の絆を深めます。
(まちづくり担当)
●地域事業への意見
【意見・認識】
いわき市との交流はいつまでも続けるのか、児童が主体の事業で
すが小学校との日程調整ができていないこと、の 2 点が課題と考え
られます。
【提案】
これからも、男女を問わず一緒に楽しめる競技を通して地域間交
流を深めます。
●事業の実績
平成 24・25 年度は地域の関係団体やスポーツ団体
と連携し、芝地区内の子どもたちといわき市の子ども
たちがスポーツを通して交流を図りました。
平成 24 年度
9 月 15 日 75 人(タグラグビー教室、ラグビー観戦)
9 月 16 日 80 人(ミニ運動会、交流ドッジボール大会)
平成 25 年度
10 月 26 日 70 人(タグラグビー教室、ラグビー観戦)
10 月 27 日 70 人(ミニ運動会、交流ドッジボール大会)
55
10 高齢者らくらくウォーキング事業
●事業概要
高齢者を対象に、ポールを使用し足腰に負担がかか
らない方法でウォーキングを行います。
「芝の語り部」の案内により、地域の歴史や文化を
伝える建物等を巡り、芝地区の魅力の再発見や低下し
がちな体力の維持・向上、地域での孤立の防止に取り
組みます。
また、福島県いわき市を訪問し、いわき市の高齢者と
交流を深めます。
(区民課)
●地域事業への意見
【意見・認識】
他地区の人が参加者の多くを占め、芝地区在住者の参加が少ない
ことが課題と考えられています。
高齢者が運動に親しむ事業としてとらえると、民間でできる事業
であり、行政による公的サービスが必要なのかが問われています。
【提案】
男女ともに参加できる楽しい事業なので、芝の語り部(芝地区の
魅力発掘・発信の推進)とともに古川の散歩コースや歴史を学ぶコ
ース等、新規のコースを作ります。
高齢者だけではなく、家族にも案内し、家族と参加できるよう、
●事業の実績
知り合いがいなくても参加しやすい体制を整えます。
平成 24・25 年度は各 8 回の講座を 3 クール実施し
ました。各クール 8 回の中で、ノルディックウォーキ
ングの特徴、効果、道具の使い方を学び、公園や広場で
のウォーキングの基礎練習、技術指導も併せて行いまし
た。
平成 25 年度は講座の他、10 月にいわき市を訪問し、
地域の高齢者と交流しました。
56
11 福祉カレンダーの作成・配布
●事業概要
●地域事業への意見
区民等から公募した芝地区の季節の風景写真や、芝地
区内の高齢者向け施設、子育て支援施設等の案内を載せ
たカレンダーを作成し、ひとり暮らし高齢者を対象に職
員や保育園児が各戸配付します。また、地域の方には芝
地区内の施設で配付します。
(管理課)
●事業の実績
平成 25 年度は、芝地区の季節の風景写真の公募に、
75 点のすばらしい作品を応募いただきました。
カレンダーには応募いただいた風景写真のほか、芝
地区にある保育園・子ども中高生プラザ・いきいきプ
ラザ等の施設案内を掲載しました。
作成したカレンダーは芝地区総合支所職員や保育園
児等が 11 月から 12 月にかけて、約 1,000 人のひとり
暮らし高齢者を各戸訪問し、配付しました。
【意見・認識】
タワーマンション等ではオートロックのために入館できず、直接
顔を合わせることが難しい場合があります。
カレンダーの写真を募集していることが区民にあまり知られて
いません。
【提案】
カレンダー配付と、ふれあい相談員との連携の仕組みづくりを進
め、終わった月のカレンダー用紙を高齢者が自ら区役所に持参し粗
品と交換することで、高齢者の安否確認、セーフティネットとして
活用することが期待できます。
タワーマンションで、住民が安否確認等の会話をしながらカレン
ダーを配付し、災害時や日常の援助が必要な方の把握に活用しま
す。
子育て中の親へも配付することで、地域での孤立化対策に活用し
ます。
保育園児と一緒に配る活動は他の保育園にも広げ、高齢者と子ど
もの交流につなげます。
カレンダー用写真撮影会を開催する等、「高齢者らくらくウォー
キング事業」や「芝の語り部」とのコラボレーション企画が考えら
れます。
カレンダーには、高齢者向けの有意義な情報も掲載し、区役所等
で手に入るようにします。
57
12 高齢者の買い物支援
●事業概要
近所に日用品のお店が少ない、重いものを運ぶことができ
ない等、買い物に困っている地域のひとり暮らし高齢者等に
対して、気軽に利用できる買い物支援サービスを実施します。
商店会等と連携し、いきいきプラザ等の施設で注文品を受
け渡すサービスや、購入品を一緒に自宅まで運ぶ同行支援等
を通じて、高齢者の外出の機会を増やすとともに、コミュニ
ケーションを図りながら、高齢者の日常の困りごとに関する
相談に乗る等、高齢者が住み慣れた地域で日常生活をいきい
きと過ごすことができるように支援します。
(まちづくり担当)
●地域事業への意見
【意見・認識】
買い物支援事業は会場に行ける人しか利用できないので、対象が
限られています。
【提案】
対象を高齢者に絞らず、こども服やおもちゃのバザーも同時に開
催する等、世代間が交流できるイベントを実施することで、賑わい
が生まれ、多世代交流の場としての活用が期待できます。
高齢者は料理をすることが大変な場合もあるので、総菜を販売す
●事業の実績
平成 24 年度は虎ノ門いきいきプラザ、民生・児童委
員、ふれあい相談員等との連携を図り、第 2・4 土曜日
に虎ノ門いきいきプラザで開催しました。
る等、高齢者に必要なサービスの提供を基本に、高齢者とお話ので
きる買い物支援販売員の養成、各いきいきプラザを巡回しての開催
等によって、民間の宅配との違いを生かし、地域で高齢者の日常生
活を支援します。
登録者 57 人、実施回数 17 回、予約販売 42 件、同
行支援 29 件で、事業効果を上げるために即日販売コー
ナーを設置し、234 件の利用がありました。
平成 25 年度は 8 月から第 1・3 水曜日に神明いきい
きプラザで開始するとともに、虎ノ門いきいきプラザ
では毎週土曜開催とし、事業を拡充しました。
58
4
芝地区を“さらに”幸せにする 20 の提案ができるまで
■地区版計画推進部会
平成 18 年 4 月、区役所・支所改革により芝地区総合支所が誕
生しました。区役所・支所改革では、
「より便利に、より身近に、
より信頼される」区役所をめざし、区民が身近な場所で多様なサ
ービスが受けられる体制づくりとともに、地域の課題を地域の皆
さんとともに解決する仕組みづくりが進められています。
地域の皆さんと芝地区総合支所が地域の課題を抽出し解決し
ていく仕組みとして、同年 5 月には「芝会議」が発足し、現在は
「まちの魅力発掘部会」
「まちづくり部会」
「地域コミュニティ部
会」「地区版計画推進部会」の4つの部会で活動しています。
「地区版計画推進部会」は、平成 27 年度を計画期間初年度と
する港区基本計画・芝地区版計画書の策定に向けた提言のために
編成され、平成 26 年 3 月の提言書提出に向けて平成 25 年 4
月から活発な議論を続けてまいりました。メンバーは、芝地区在
住者を対象に無作為抽出で行われた募集に対して応諾された皆
さんと、芝会議の各部会から推薦された皆さんです。地区版計画
推進部会の 18 人のメンバーは、バックグラウンドの多様性に富
み、この一年間、幅広い視野を持って芝地区の将来について検討
を続けてまいりました。
持続していくにはまず人が住んでいることが大切です。在住者、
在勤者が混ざり合って地域社会を構成していることが芝地区の
個性といえ、このことを前提にまちづくりを進めていくことが必
要です。子どもが伸び伸びと地域で遊びまわることができ、ひと
り暮らしの高齢者が孤立することがない地域社会、地域で守られ
てきた歴史や文化、伝統が次の世代に引き継がれる地域社会、多
様性に富んだ芝地区の個々のエリアの特性に基づいたまちづく
りなど、芝の良さを伸ばし、持続していくことが求められます。
そして、東日本大震災は忘れてはならない経験です。今後いつ
起こるともわからない大震災に対して、芝地区として十分に備え
ることは、安心して住み続けられるために必要です。
こうしたことから、私たちは、芝地区の将来像を、引き続き「誰
もが安心して、いつまでも住み続けることができるまち」としま
した。
芝地区の現況(平成 26 年 3 月 1 日現在
0
昼間人口・世帯総数・単身世帯数は平成 22 年 10 月 1 日)
100,000
200,000
昼間人口
夜間人口
65歳以上人口
■芝地区の将来像
芝地区は在勤者の多い地区です。これは大都市中心部の利便性
の高い地区に位置する芝地区の特性といえます。しかし、地域が
外国人数
400,000
388,819
37,860
0
5,000
10,000
15,000
7,217
2,632
世帯総数
うち単身世帯数
59
300,000
21,256
10,551
20,000
■1 年間の活動概要
平成 25 年 4 月 16 日の区民参画組織・芝会議「全体会」がメ
ンバーの初顔合わせでした。その後、リーダーと 3 人の世話人を
決め部会のメンバーにより主体的に運営されてきました。
部会の進め方は主にワークショップ形式で、3 つ程度のテーブ
ルに分かれてグループ討議を行いました。月に 1~2 回のペース
で部会を開催し、1 年間に 20 回の部会を開催しました。
最初は、
「芝地区のいいところ」
「もうひと頑張りなところ」
「も
っと良くするためには」、というテーマで議論をはじめました。
すると、芝地区には地域資源がたくさんあり、それらをつないで
いくことで、より良い芝地区にしていくことができるのではない
かということに気づきました。(右図参照)
課題を解決するためのアイデア、より良くしていくためのアイ
デアを出し合い、テーマごとに括って整理し、そこにさらにアイ
デアを盛り込むことを繰り返し、20 項目の提案として取りまと
めました。また、12 ある芝地区総合支所地域事業については、
担当職員との意見交換を行い、より良くするための提案を加えま
した。
芝地区を良くするためのアイデアには、ひとりから取組めるこ
と、仲間と一緒に取組むこと、芝地区全体で取組むことに分けら
れます。区民協働による多様な取組が生まれてきそうな素敵な提
言書になりました。
芝地区を“さらに”幸せにするサイクル
地域で活動する「場」を見つける(あるいはつくる)、そして、そ
こでの「活動」が増え、それを「メディア」が取り上げ、参加す
る「人」がさらに増え、より多様な場の使い方や活動につながる
60
(1)
回 数
地区版計画推進部会開催経過
月
日
主
な
内
容
1
4 月 16日(火)
第 1 回全体会
港区基本計画・芝地区版計画の概要説明
2
5 月 14日(火)
芝地区版計画についての説明、質疑応答
3
6 月 11日(火)
グループワーク「芝地区のいいところ・もうひと頑張りなところ」「もっと良くするためには」
4
7 月 2 日(火)
グループワーク「にぎわうまち(コミュニティ・産業分野)」
5
7 月 16日(火)
グループワーク「かがやくまち(まちづくり・環境)」
6
8 月 6 日(火)
グループワーク「はぐくむまち(高齢者、子育て、障害者、外国人等)」
7
9 月 3 日(火)
「検討内容のまとめ」を基にしたグループワークによる内容の検討
8
9 月 17日(火)
9
10 月 8 日(火)
芝地区地域事業の説明と意見交換
10
10 月 22 日(火)
提言に向けた意見・提案の集約
11
11 月 12 日(火)
提言に向けた意見・提案の集約
12
11 月 26 日(火)
第 2 回全体会
13
12 月 3 日(火)
提言に向けた意見・提案の集約
14
12 月 17 日(火)
集約された提言の確認、提案の追加
15
1 月 21日(火)
提言書案の確認、意見・提案の追加
16
2 月 4 日(火)
提言書案の見直し
17
2 月 18日(火)
提言書案の見直し
18
3 月 4 日(火)
提言書案の見直し・確定
19
3 月 18日(火)
第 3 回全体会
20
3 月 26日(水)
各地区区民参画組織提言式
提言のまとめ方についての検討
ワークショップ「少子化対策」
世話人・チームリーダー決定
他自治体の基本計画提言書事例紹介
グループワーク「提言のまとめに対する追加事項の検討」
芝地区地域事業の説明
中間報告
区民アンケートの結果を基にした検討
提言書完成報告
61
(2)
地区版計画推進部会名簿
NO
氏名
1 阿部節彌
世話人
2 阿部敏明
3 五十嵐晃一
4 今村芳恵
5 上杉香代子
6 大野雅朗
7 岡田格朗
リーダー
8 菊間理恵
9 坂倉杏介
世話人
10 佐野靖夫
11 鈴木善子
12 鈴木喜雄
13 前田真実
世話人
14 増田由明
15 山岸美代子
16 山野井惠子
17 渡部秀昭
18 渡邊三千代
(五十音順・敬称略)
62
(3)
地区版計画推進部会メンバー感想
リーダー 岡 田 格 朗
「天の時・地の利・人の和。この 3 要素が揃う時、大業は初め
て成し遂げられる」これは、畏敬する今は亡き松下幸之助さんの
至言です。私は、いつもこの言葉を頭に浮べながら人生を歩んで
きました。
12 年前に港区芝地区へ転居した私は、多くの方と知り合い、
お世話になり、過ごしてきました。また、当地は自然、社会、産
業、交通などたくさんの恵まれた条件が揃っており、大きな不満
もなく好きな棲家と考えてもおりました。
然し、「このままで当地が、住む人にも、通う人にも親しまれ
誇れる芝地区」かと言うには、もっと計画的に改善すべきことが
残っているとも感じていました。
折しも、新たに芝地区版計画策定部会に参画する機会(天の時)
があり、芝地区全体を深く知り(地の利)、また、多くの優れた
メンバーを仲間として得ること(人の和)ができました。そして、
何故かそのリーダーに推され微力を傾注しております。
今般、1 年余りの長日月を掛け、メンバ―の皆さんのご尽力に
より創られたこの提言書が、「時・利・和」の集大成として、芝
地区の明日を創ることの一助になれば幸甚と願っています。
世話人 阿 部 節 彌
初めての参加で、この部会の進め方が会社で行う企画や問題解
決の進め方、掘下げの深さなどとの違いに、かなり面食らいまし
た。
63
部会を通して、色んな意見や考えをお持ちのメンバーと知り合
うことができ、会社とは違うものの見方での議論など楽しい経験
でした。
また、港区&芝地区についても色々と知ることができ、これか
ら住み続けるものにとって、有意義でした。
芝地区の特徴として、ワンルームマンションの住民が多く昔か
らの住民は再開発などで芝地区を離れて少なくなっていること、
また、昼間人口(在勤・在学)が極端に多いことなどを知りまし
た。芝地区をより良いまちにするためには、住民主体・住民コミ
ュニティ主体での活動はもとより、企業・学校(在勤・在学)と
住民の協働が非常に重要なこと、また、課題の難しさから専門に
活動している NPO との協働も必要と感じました。
提言は、参加したメンバーの思いやきづきを中心に検討され、
学ぶことが少なくない部会活動でした。
世話人 坂 倉 杏 介
前回から引き続いて、地区版計画推進部会に参加させていただ
きました。会議のメンバーと進行方法が大きく変わり、世代や立
場の多様性と発言機会が格段に増えたことで、前向きで深い議論
ができたと感じています。
また今回は期間が短く、限られた時間のなかで数多くの検討を
行う必要がありましたが、その分チームの結束力が高まり、密度
の高い議論になったようです。ここでまとめた 20 の提言は、規
模や実現性はまちまちのいわばアイデア集ですが、いずれも「本
当に実現させたい」とわくわくできる提案ばかりです。
阿
また 20 の提言は、それぞれ独立しているのではなく、お互い
にオーバーラップしています。ひとつの課題にひとつの施策が対
応するのではなく、複数の政策メニューが連動して相乗効果をあ
げていけるような柔軟な政策設計が必要だということも、今回の
会議に参加して得られた大きな気づきでした。
今回の会議のような、創造的で主体的な議論が地域に広がり、
地域の未来を自分たちで考え、自分たちで実行できるような風土
と仲間づくりにつながっていくことを願ってやみません。
「協」という漢字が部会の会議において大変重要ではないかと
感じられた。
「力」という漢字を 3 個プラスしたのが「協」。力を
合わせていかなければならない土台とみる。「協力」「協同」「協
賛」「協会」この熟語の力で素晴らしい多くの案が出され、それ
を皆で討論してまとまっていった。次に皆が調子を合わせている
ことも随所で見受けられた。無駄な時間の浪費もなく、道草もせ
ず「協調」
「妥協」
「不協和音」。この熟語は会議には欠かせない。
最後に相談をしたり、皆で話し合ってテーマをまとめる熟語が
「協議」
「協商」
「協定」
「協約」。このように普段何気なく使われ
ている「協」という字を改めて見直した。人が集まり「協」。会
議を開き「協」。イベントを開催し「協」。多方面においてお世話
になる「協」の漢字を書いてみてください。最初にプラスと書い
て横に力を 3 個書く。
世話人 前 田 真 実
本年度初めて芝会議に参加させていただきました。日常生活の
中で感じていることを、同地区にお住いの皆様と共有できる大変
貴重な機会でした。また、大都会東京の都心部で、地域のネット
ワークをわずかながらでも築くことができたのは、自分でも予期
していなかったことで嬉しく驚いています。
日本には、地域活動という概念があまり根づいていないように
思いますが、この芝会議を通して、都心部でも地域コミュニティ
が存在し、それに何らかの貢献をする素晴らしさを、芝地区に広
めていけたらと思いました。
本年度は初めての参加で、右も左もわからないままひととおり
の経験をさせていただく形となりましたが、本年度の経験を活か
して今後も問題意識を持ち、微力でもお役に立てたらと思います。
64
部
敏
明
五 十 嵐 晃 一
この 1 年、地区版計画推進部会では意見の違いを超えて自分達
のまちづくりをするため、熱心な議論を積み重ねてきました。
現在、原発が止まり、環境・エネルギーに大きな影響を及ぼし
ています。
このような中で、近い将来起こりうる首都直下型大地震、東海
大地震などに今、どのように対応していくのかが問われています。
今言われているのは、まず自分でしなければならないこと、次
いでコミュニティでしなければならないこと、そして公助・港区
(東京都・国)ができることを分かりやすく、常時発信していく
ことの大切さです。
しかし、今後ますます進む高齢化社会においては、種々対応し
「もっと地域のことを知りたい」「近所の友だちがほしい」と
ていくことは大変難しいことと思います。もちろん、立場・見方
思っていたところに部会のお話をいただきました。
によって優先順位が違います。私は、若い方と女性の考えを優先
参加することで、港区のこと、芝地区のことが少しずつわかり、
して取り組んできました。
芝地区に愛着がもてるようになりました。
将来共、子供が安心して暮らせる街であることを願っています。
広報みなとを毎回、今まで以上に目を通すようになり、区で行
われる催しに興味をもったり、町を歩きながらも色々なところに
今 村 芳 恵
気をとめ、町並みや人の動き、お店やビル、公園、施設の一つひ
芝会議のまちづくり部会のメンバーとして地区版計画推進部
とつを関心をもって眺めるようになりました。
会に参加しました。まちづくり部会では、防災と環境という視点
今では少しでも地域のお役に立ちたいと思い、提言書にかかわ
で「芝」を考えていますが、本部会では、あらゆる問題・課題に
ったものとして“ひとりから取り組めそうなこと”からまずはじ
多面的に、かつ、自由に話し合うことができ大変有意義でした。 めていきます。
住民一人一人、問題意識も関心もまちへの愛着の度合いも異なり
みなさんで芝地区を“もっと”幸せでいっぱいにしていきまし
ます。その中で共通する課題を取り上げ、皆で語りあったことは、 ょう。
明日の芝を創っていくための大事な一歩だと思います。
また、芝地区に訪れる人は多いのですが、「芝」というまちを
大 野 雅 朗
意識して来る人は少ないでしょう。東京タワーや増上寺があるま
数年前に参加した「みなとタウンフォーラム」で提案した項目
ちという以上の特徴がない。地区全体をカバーするイメージがな
の内のいくつかを再提案させていただきました。そのときはある
いのです。芝地区を魅力的にすることで、多くの人が訪れ、多世
人物の抵抗に遭い、言いたいことのほとんどが却下されてしまい
代の人が住みやすく、住み繋げるまちであって欲しい。願いです。 ました。幸い、今回は取り上げていただいた項目があり、数年越
そのためには、次の半世紀を担っていく若い人たちに、このよう
しの胸のつかえがやや取れた感じの一年でした。
な議論にもっと積極的に参加して欲しいと痛切に感じ、そのため
会議のまとめ方は表現がやや玉虫色になりパンチ力に欠けた
の仕掛けを作ることが、次の大きな課題だと思っています。
点がありますが、周囲の状況から見て仕方ないと思います。今後
は現在進行中であろう港区基本計画・実施計画との整合性や、芝
上 杉 香 代 子
地区以外の 4 地区とのバランスを考えてできる事から実施の方
港区に引っ越して 2 年。東京生まれではありますが、港区のこ
向に進むことを強く希望いたします。
ともあまり知らずにいました。
古い真空管型のコンピュータおやじが、過去のことをあれこれ
65
喋り、聞き苦しい点が多々あったと思いお詫び申し上げます。メ
いのだろうと思いました。――情報の行き違い。これほど資源を
ンバーの若い方々の色々な意見を聞けて参考になる点が多く「我
大謝々」です。
無駄にしているものはないと考えます。従来のものを効率よく調
整することなしでは、新しいことは輝けないことを実感しました。
そのためもっと地域の実情を深く学ばなければと痛切に感じて
いる次第です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
菊
間 理 恵
今回の地区版計画推進部会に参加して、港区は財政が豊かなこ
とがわかりました。
しかし、少子高齢化が進み港区もその流れの中にあるわけで、
財政力ある今だからこそ、より人が集まり、より住みやすく、よ
り働きやすく、より豊かになるような政策を、実行していただけ
るよう期待します。
最後に、世代を超えてたくさんの方々とお話ができ、とても感
謝しています。
ありがとうございました。
野 靖 夫
昨年 4 月より、芝会議まちづくり部会、ご縁があって地区版計
画推進部会にも参加させていただきました。東日本大震災以来、
生まれ育った地域の中で、何かできないだろうかと考えることが
多くなり、特に防災面で何一つ知らない自分に気づいたときに
「広報みなと」を見て応募したのがきっかけでした。さまざまな
方々と出会い、お話しを伺ううちに、これまでとは違った世界・
価値観に、なにより真面目で真剣な仕事ぶりに大きく触発されま
した。
区役所の仕事は多岐にわたり、自分自身ほとんど内容を知らな
かったことに茫然としました。それと同時に、なんてもったいな
鈴
木 喜 雄
部会に参加し長い時間議論を重ねて提言書を完成できた事に
達成感を感じた。
今後の課題として、区、私たちがどの様に行動していくのか、
検証していくことが望ましい。例えば芝地区クリーンキャンペー
ンで 芝地区生活安全・環境美化活動推進協議会など既存の団体
と一緒に綺麗な芝地区になるよう努力していきたい。
最後にマニュアルを作成するにあたり区職員の皆様の協力無
しには完成する事が出来なかったので感謝したい。
佐
66
増
田 由 明
私はまちの魅力発掘部会で活動していますが、今回地区版計画
推進部会に参加してみて、港区や芝地区が抱えている諸問題に全
く無知であったことに気付かされました。地区版部会のメンバー
との議論の中で、行政と住民が一体となってやるべきこと、やれ
ること、現存する組織との連携等、色々と考えさせられました。
これからもまちの魅力発掘部会の一員として、芝の魅力の発
掘・発信をやりながら、社会貢献の視点を取り入れていきたいと
思うようになりました。例えば車椅子の方を史跡めぐりにご案内
するとか、古川沿いにある史跡めぐりをしながら古川の現状を区
民の方に知っていただくツアーの企画をする等です。
渡 邊
さらに、芝地区で地域に密着し活動していくことを目標として
まちの魅力発掘部会の仲間と色々な新しい企画を考えていきた
いと思っています。
交通が便利な街、歴史と現在が交差する街、港区芝地区につい
てもっと知りたい、住んで間もない私でも役に立てるかなと思い
参加しました。
緑が多く、少し目をつぶればそれなりにキレイな街、防災マッ
プは無料で届き、月 3 回新聞に折り込まれる広報みなとで街の情
報も届く、さらに無料検診案内等々、芝地区に越してくる前の所
ではどれもなかったものです。そんなすばらしい港区に何の問題
があるのか?というのが正直な気持ちでした。
ところが、皆さんの意識の高さに圧倒されてしまいました。街
の景観にしても防災にしても目線が違う。ここに住む自分達だけ
でなく、この街に働く人、外国の方など 全ての人の事と街の理
想の未来を考えて提言をまとめていく…。皆さんの意見を聞き感
心するばかりでした。部会メンバーの方々と意見交換ができたこ
と、大変感謝しています。
まずは、これからこの提言書に載った中で個人で出来ることを
積極的に行うつもりです。ありがとうございました。
山 野 井 惠 子
○今まで知らなかった港区を知った。
○人工的でないほんとうの自然を残すことの難しさがなんとな
く理解できた。
○福祉に対して、サポートより自立を充実させてほしい。
○ちぃばすのルートまだ利用していないのですが私にとって便
利になったようです。
これからも地区版を見守って行きたいと思います。
渡
部 秀 昭
昨年の 4 月から芝地区の課題と将来像について議論・検討を行
ってきました。
私は芝に住んで 37 年。この会議に出るまでは芝地区について
知らないことが多かったのではと思っています。色々な人が住み、
地区ごとに様々な問題点を抱えています。ただ今後の芝地区の大
きな問題点は少子高齢化に尽きるのではと考えます。
港区基本計画に掲げる 3 分野「かがやくまち」
「にぎわうまち」
「はぐくむまち」にすべく自分勝手の問題として検討、議論しま
した。20 の提言の中で具体的なことも抽象的なこともありまし
た。これから議論を進めることとなる我がまち芝をより良くする
ため、今後も参加し具現化していきたいと思います。
67
三 千 代
参考資料
■ 芝地区版計画に関する区民意識調査報告
1.調査の背景と目的
2.調査の概要
区は、区民により身近な場所で、区民の多様なニーズを把握し、責任を
●調査対象
港区芝地区内に住民登録する満 20 歳以上の人
持って地域の実情を踏まえた施策を展開していくため、平成 18 年 4 月、
「区
●標本数
1,200 標本(有効発送数
役所・支所改革」を実施し、芝、麻布、赤坂、高輪、芝浦港南の各総合支
●標本抽出
住民基本台帳からの無作為抽出
所を設置しました。
●調査方法
郵送法
●調査期間
平成 25 年 10 月 1 日(火)~10 月 31 日(木)
ある「港区基本計画(平成 21 年度~26 年度)」の計画期間が終了すること
●有効回収数
27.2%
から、社会経済情勢や新たな財政収支の見通しを踏まえた次期「港区基本
●調査項目
計画・芝地区版計画書(平成 27 年度~32 年度)」を策定する予定です。港
・調査回答者の状況
平成 26 年度は、区の行財政運営を推進する際の指針となる最上位計画で
1,178)
区基本計画は、全区的な計画である「分野別計画」と総合支所別の「地区
性別、年齢、職業、居住地域、家族構成、同居者、同居者の年齢、居住
版計画」から構成されており、芝地区の「芝地区版計画」では、地区の将
形態、居住年数、住みよさ、定住意向
来像を「誰もが安心して、いつまでも住み続けることができるまち」と掲
・調査回答者の意識
げ、その実現に向け、地域の魅力をより高め、地域の課題や特性に応じて
地域事業の状況(認知度、期待度、参加意向、自由意見)
芝地区総合支所が独自に取組むべき「地域事業」を計上しています。
福祉サービスの利用状況
港区基本計画
分野別計画
(基本 構 想 3 分野 6 基本 政策 )
平成
27 年 度
平成
平成
28 年度 29 年度
平成
平成
平成
30 年 度 31 年度 32 年 度
前 期
(実施計画)
後 期
整合
芝 地区
麻 布地 区
地区版計画書
赤坂 地区
高 輪地 区
芝浦 港南 地 区
地域事業
(年次計画)
後 期
見 直し
本調査は、芝地区にお
地域での交流状況(程度、信頼度、参加している地域活動、地域活動等
住まいの方を対象に、地
に参加しない理由)
域事業や地域の課題につ
地域事業への参画意向
いてのご意見やご要望を
地域の課題(テーマ、具体的意見)地区版計画推進部会への要望、情報
お聞きし、新たな「芝地
の入手方法、住民参加の呼びかけ方法
区版計画」策定のための
注)質問に応じ、単回答(SA)や複数回答(MA)で回答を求めた。
資料として活用すること
を目的としました。
68
3.調査の結果
問 1 性別
無回答
2.8%
問1.あなたの性別をお答えください。(SA)
設問
男性
女性
無回答
合計
件数
122
190
9
321
構成比
38.0%
59.2%
2.8%
100.0%
男性
38.0%
女性
59.2%
問 2 年齢
問2.あなたの年齢をお答えください。(SA)
設問
20~24 歳
25~29 歳
30~34 歳
35~39 歳
40~44 歳
45~49 歳
50~54 歳
55~59 歳
60~64 歳
65~69 歳
70~74 歳
75~79 歳
80 歳以上
無回答
合計
件数
15
31
38
32
32
24
24
22
28
20
17
15
22
1
321
成比
4.7%
9.7%
11.8%
10.0%
10.0%
7.5%
7.5%
6.9%
8.7%
6.2%
5.3%
4.7%
6.9%
0.3%
100.0%
75~79歳
4.7%
80歳以上
6.9%
無回答
0.3%
70~74歳
5.3%
30~34歳
11.8%
65~69歳
6.2%
60~64歳
8.7%
55~59歳
6.9%
50~54歳
7.5%
69
20~24歳
4.7%
25~29歳
9.7%
35~39歳
10.0%
45~49歳
7.5%
40~44歳
10.0%
問 3 職業
その他
2.8%
問3.ご職業についてお答えください。(SA)
設問
自営業主・家族従業
会社員・団体職員・公務員
アルバイト・パートタイマー
家事専業
学生
無職
その他
無回答
合計
件数
58
129
27
48
6
42
9
2
321
無回答
0.6%
構成比
18.1%
40.2%
8.4%
15.0%
1.9%
13.1%
2.8%
0.6%
100.0%
学生
1.9%
自営業主・家族
従業
18.1%
無職
13.1%
家事専業
15.0%
会社員・団体職
員・公務員
40.2%
アルバイト・パー
トタイマー
8.4%
問 4 居住地域
問4.現在お住まいの地域をお答えください。(SA)
設問
芝
海岸1丁目
東新橋
新橋
西新橋
三田1~3丁目
浜松町
芝大門
芝公園
虎ノ門
愛宕
無回答
合計
件数
110
16
12
24
12
84
10
12
10
27
3
1
321
芝公園
3.1%
構成比
34.3%
5.0%
3.7%
7.5%
3.7%
26.2%
3.1%
3.7%
3.1%
8.4%
0.9%
0.3%
100.0%
虎ノ門
8.4%
愛宕
0.9%
無回答
0.3%
芝
34.3%
芝大門
3.7%
浜松町
3.1%
海岸1丁目
5.0%
三田1~3丁目
26.2%
西新橋
3.7%
70
新橋
7.5%
東新橋
3.7%
問 5 家族構成
⑤その他
3.4%
問5.家族構成についてお答えください。(SA)
設問
①単身世帯
②夫婦のみの世帯
③2世代(親と子)の世帯
④3世代(親と子、孫)の世帯
⑤その他
合計
件数
81
91
124
14
11
321
④3世代
(親と子、孫)の
世帯
4.4%
構成比
25.2%
28.3%
38.6%
4.4%
3.4%
100.0%
①単身世帯
25.2%
③2世代
(親と子)の
世帯
38.6%
②夫婦のみの
世帯
28.3%
問 6 同居者
0%
問6.問5で3~5とお答えいただいた方にお伺いします。ご一緒に住まわれてい
る方はどなたですか。当てはまるもの全てに○を付けてください。(MA)
設問
配偶者
子
親
兄弟・姉妹
親せき
友人・知人
合計
回答者数
件数
94
105
45
13
3
4
264
149
20%
40%
配偶者
構成比
63.1%
70.5%
30.2%
8.7%
2.0%
2.7%
177.2%
80%
63.1%
子
70.5%
親
30.2%
兄弟・姉妹
71
60%
8.7%
親せき
2.0%
友人・知人
2.7%
100%
問 7 同居者の年齢
問7.問5で2~5とお答えいただいた方にお伺いします。ご一緒にお住まいの方
0%
の年齢は何歳ですか。当てはまるもの全てに○を付けてください。(MA)
設問
1歳未満(乳児)
1~5歳(幼児・未就学児)
6~12 歳(小学生)
13~15 歳(中学生)
16~19 歳(未成年)
20~64 歳
65 歳以上
合計
無回答
回答者数
件数
11
32
16
9
20
155
59
302
17
240
構成比
4.6%
13.3%
6.7%
3.8%
8.3%
64.6%
24.6%
125.8%
7.1%
1歳未満(乳児)
20%
13~15歳(中学生)
16~19歳(未成年
6.7%
3.8%
8.3%
64.6%
65歳以上
72
80%
13.3%
20~64歳
無回答
60%
4.6%
1~5歳(幼児・未就学児)
6~12歳(小学生)
40%
24.6%
7.1%
100%
問 8 居住形態
問8.現在のお住まいについてお答えください。(SA)
設問
持家(一戸建て)
持家(マンション)
借家(一戸建)
民間の賃貸マンション・アパート
都営住宅・区営住宅・区立住宅
UR(旧公団)・公社の賃貸住宅
社宅・公務員宿舎
寮・寄宿舎・住み込み・間借り
その他
無回答
合計
件数
55
107
4
95
18
12
17
6
6
1
321
寮・寄宿舎・住
み込み・間借り
1.9%
構成比
17.1%
33.3%
1.2%
29.6%
5.6%
3.7%
5.3%
1.9%
1.9%
0.3%
100.0%
その他
1.9%
無回答
0.3%
持家
(一戸建て)
17.1%
社宅・公務員宿舎
5.3%
UR(旧公団)・公
社の賃貸住宅
3.7%
持家
(マンション)
33.3%
都営住宅・区営住
宅・区立住宅
5.6%
民間の賃貸マン
ション・アパー ト
29.6%
借家(一戸建)
1.2%
問 9 居住年数
問9.現在の芝地区への居住年数についてお答えください。(SA)
設問
1年未満
1年以上3年未満
3年以上5年未満
5年以上 10 年未満
10 年以上 20 年未満
20 年以上 30 年未満
30 年以上
合計
件数
27
59
45
46
44
19
81
321
1年未満
8.4%
構成比
8.4%
18.4%
14.0%
14.3%
13.7%
5.9%
25.2%
100.0%
30年以上
25.2%
3年以上
5年未満
14.0%
20年以上
30年未満
5.9%
10年以上
20年未満
13.7%
73
1年以上
3年未満
18.4%
5年以上
10年未満
14.3%
やや住みにくい
8.1%
住みにくい
0.9%
問 10 住みよさ
普通
12.1%
問 10.芝地区の住みよさについてどのようにお考えですか。(SA)
設問
件数
住みよい
134
41.7%
まあまあ住みよい
119
37.1%
普通
39
12.1%
やや住みにくい
26
8.1%
3
0.9%
321
100.0%
住みにくい
合計
住みよい
41.7%
構成比
まあまあ住みよい
37.1%
「住みよい」と考えている人は、134 人、41.7%、「まあまあ住みよ
い」と感じる人は、119 人、37.1%となっており、あわせて約 8 割の
人が住みよさに関し、肯定的な回答を示しています。
転居する予定
3.1%
できれば
転居したい
1.9%
問 11 定住意向
問 11.今後も港区に住み続けようとお考えですか(SA)
設問
件数
構成比
永住したい
136
42.4%
当分の間は住みたい
152
47.4%
6
1.9%
転居する予定
10
3.1%
わからない
17
5.3%
321
100.0%
できれば転居したい
合計
わからない
5.3%
永住したい
42.4%
当分の間は
住みたい
47.4%
「永住したい」と考えている人は、136 人、42.4%、「当分の間は住
みたい」と考えている人は、152 人、47.4%となっており、あわせて
約 9 割の人が住み続けたいと考えています。
74
問 12 地域事業(認知度、期待度、参加意向)
問 12.現在、芝地区総合支所では、芝地区版計画に基づき、独自に事業(地域事業)を実施してい
ます。項目を選んで○を付けてください。
(1)認知度
質問 事業をご存じでしたか。(SA)
設問
はい
いいえ 無回答
合計
①芝地区の地域性にあった災害対策の推進
97
208
16
321
30.2%
64.8%
5.0% 100.0%
②事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)
75
223
23
321
23.4%
69.5%
7.2% 100.0%
③区民や事業者との協働による快適な公園づくり
101
202
18
321
31.5%
62.9%
5.6% 100.0%
④環境と平和を考え地域の交流を深める事業
75
227
19
321
23.4%
70.7%
5.9% 100.0%
⑤芝の地域力再発見事業
123
180
18
321
38.3%
56.1%
5.6% 100.0%
⑥区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進
66
237
18
321
20.6%
73.8%
5.6% 100.0%
⑦地域コミュニティサポートスタッフの養成
58
242
21
321
18.1%
75.4%
6.5% 100.0%
⑧芝地区の魅力発掘・発信の推進
91
209
21
321
28.3%
65.1%
6.5% 100.0%
⑨スポーツイベント等をとおしたいわき市の子どもとの交流
55
246
20
321
17.1%
76.6%
6.2% 100.0%
⑩高齢者らくらくウォーキング事業
74
228
19
321
23.1%
71.0%
5.9% 100.0%
⑪福祉カレンダーの作成・配布
51
253
17
321
15.9%
78.8%
5.3% 100.0%
⑫高齢者の買い物支援
76
230
15
321
23.7%
71.7%
4.7% 100.0%
0%
20%
30.2%
23.4%
31.5%
23.4%
40%
60%
64.8%
69.5%
62.9%
70.7%
38.3%
20.6%
56.1%
73.8%
80%
100%
5.0%
7.2%
5.6%
5.9%
5.6%
5.6%
はい
いいえ
18.1%
28.3%
17.1%
23.1%
15.9%
23.7%
75.4%
65.1%
76.6%
71.0%
78.8%
71.7%
6.5%
無回答
6.5%
6.2%
5.9%
5.3%
4.7%
地域事業の認知度は、「⑤芝の地域力再発見事業」が 123 人、38.3%と最も高く、次いで、「③区民や事業者との協働による快適な公園づくり」101
人、31.5%、「①芝地区の地域性にあった災害対策の推進」97 人、30.2%となっています。
75
(2)期待度
質問 期待度(SA)
設問
①芝地区の地域性にあった災害対策の推進
②事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)
③区民や事業者との協働による快適な公園づくり
④環境と平和を考え地域の交流を深める事業
⑤芝の地域力再発見事業
⑥区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進
⑦地域コミュニティサポートスタッフの養成
⑧芝地区の魅力発掘・発信の推進
⑨スポーツイベント等をとおしたいわき市の子どもとの交流
⑩高齢者らくらくウォーキング事業
⑪福祉カレンダーの作成・配布
⑫高齢者の買い物支援
期待でき
どちらとも
期待でき
る
いえない
ない
135
42.1%
121
37.7%
149
46.4%
111
34.6%
115
35.8%
94
29.3%
107
33.3%
127
39.6%
122
38.0%
113
35.2%
98
30.5%
141
43.9%
110
34.3%
112
34.9%
84
26.2%
111
34.6%
113
35.2%
133
41.4%
124
38.6%
104
32.4%
111
34.6%
111
34.6%
115
35.8%
95
29.6%
6
1.9%
13
4.0%
16
5.0%
23
7.2%
21
6.5%
19
5.9%
14
4.4%
17
5.3%
16
5.0%
23
7.2%
37
11.5%
15
4.7%
無回答
合計
0%
70
21.8%
75
23.4%
72
22.4%
76
23.7%
72
22.4%
75
23.4%
76
23.7%
73
22.7%
72
22.4%
74
23.1%
71
22.1%
70
21.8%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
20%
40%
60%
42.1%
37.7%
34.3%
34.9%
46.4%
34.6%
35.8%
26.2%
34.6%
35.2%
80%
100%
1.9% 21.8%
4.0%
23.4%
5.0%
22.4%
7.2%
23.7%
6.5%
22.4%
5.9%
23.4%
4.4%
23.7%
期待できる
29.3%
33.3%
41.4%
38.6%
どちらともいえない
期待できない
無回答
39.6%
32.4%
5.3%
22.7%
38.0%
34.6%
5.0%
22.4%
35.2%
30.5%
43.9%
34.6%
35.8%
29.6%
7.2%
23.1%
11.5%
22.1%
4.7%
21.8%
地域事業の期待度は、「③区民や事業者との協働による快適な公園づくり」が 149 人、46.4%と最も高く、次いで、「⑫高齢者の買い物支援」141 人、
43.9%、「①芝地区の地域性にあった災害対策の推進 135 人、42.1%となっています。
76
(3)参加意向
質問 参加したいと思う または 関心がありますか(SA)
設問
参加した
参加した
ことがあ
い
関心はな
無回答
合計
い
る
①芝地区の地域性にあった災害対策の推進
②事業者向け防災対策の推進(帰宅困難者対策の推進)
③区民や事業者との協働による快適な公園づくり
④環境と平和を考え地域の交流を深める事業
⑤芝の地域力再発見事業
⑥区民の交流をとおした地域ルールづくりの推進
⑦地域コミュニティサポートスタッフの養成
⑧芝地区の魅力発掘・発信の推進
⑨スポーツイベント等をとおしたいわき市の子どもとの交流
⑩高齢者らくらくウォーキング事業
⑪福祉カレンダーの作成・配布
⑫高齢者の買い物支援
17
5.3%
8
2.5%
0
0.0%
14
4.4%
9
2.8%
3
0.9%
1
0.3%
2
0.6%
1
0.3%
3
0.9%
0
0.0%
0
0.0%
0%
131
40.8%
105
32.7%
146
45.5%
98
30.5%
100
31.2%
86
26.8%
98
30.5%
120
37.4%
94
29.3%
68
21.2%
77
24.0%
92
28.7%
95
29.6%
116
36.1%
92
28.7%
124
38.6%
128
39.9%
148
46.1%
135
42.1%
118
36.8%
140
43.6%
164
51.1%
158
49.2%
137
42.7%
78
24.3%
92
28.7%
83
25.9%
85
26.5%
84
26.2%
84
26.2%
87
27.1%
81
25.2%
86
26.8%
86
26.8%
86
26.8%
92
28.7%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
321
100.0%
20%
5.3%
2.5%
40%
60%
40.8%
32.7%
29.6%
36.1%
45.5%
4.4%
2.8%
0.9%
0.3%
30.5%
31.2%
26.8%
30.5%
28.7%
80%
100%
24.3%
28.7%
25.9%
38.6%
26.5%
39.9%
26.2%
46.1%
42.1%
26.2%
27.1%
参加したことがある
参加したい
関心はない
無回答
0.6%
0.3%
37.4%
29.3%
36.8%
43.6%
25.2%
26.8%
0.9% 21.2%
51.1%
26.8%
24.0%
49.2%
26.8%
28.7%
42.7%
28.7%
地域事業への参加は、「①芝地区の地域性にあった災害対策の推進」17 人、5.3%が最も高くなっています。参加希望については「③区民や事業者と
の協働による快適な公園づくり」が 146 人、45.5%と最も高く、次いで、「①芝地区の地域性にあった災害対策の推進」131 人、40.8%、「⑧芝地区の魅
力発掘・発信の推進」120 人、37.4%となっています。
77
問 12 地域事業への自由意見(主なもの)
事業名
①芝地区の地域性に
あった災害対策の推
進
②事業者向け防災対
策の推進(帰宅困難者
対策の推進)
③区民や事業者との
協働による快適な公
園づくり
④環境と平和を考え
地域の交流を深める
事業
⑤芝の地域力再発見
事業
⑥区民の交流をとお
した地域ルールづく
りの推進
⑦地域コミュニティ
サポートスタッフの
養成
⑧芝地区の魅力発
掘・発信の推進
自由意見
 芝エリアの住民にとっては非常に気になるところ。是非完成した取組みを期待したい。
 芝地区は単身の働き盛りの方も多いと思うので、そういう方々が参加してくれるのか?参加できる時間帯なのか。
 事業所や在勤者が多い地域だと思うので、災害時に住民と共に協働する仕組みは必要だと思います。
 働いていて時間がないので今は参加できないが時間が、合ったら参加したい。
 事業所の方々が芝地区にいらっしゃる時間は在住者よりも長いのではないかと思うので有効だと思う。
 新橋は通勤、通学客の多い駅なので充分な対策を行うことを期待している。
 救護救援は参加したい。
 利用したことがあるが、とても居心地が良く、係の方も優しく接してくださり、公園の雰囲気がとても良いと感じました。
 場所柄にぎわうよりも人が少なくて落ち着ける公園だと思うので、今以上のものはいらないと思う。
 犬をリードなしで遊ばせる人がいなくなり、利用指導の効果があると感じている。
 コンテンツ力を高める為に民間のカフェなどと協力して、芝ならではの高い文化水準を示してほしい。
 芝の特性を生かせているし、とても素敵な取組みだと思う。
 子どもに対する農作業体験、自然体験のみ賛成する。
 環境のことは本当に良く知っておきたい。
 芝の家のようなところが虎ノ門付近にも出来ると嬉しいです。オフィス街ゆえ、そのような施設が少なすぎる。
 子ども達の為に大切な取組みだと思います。
 芝の家は 2、3 回行ったことがあるが、いつも同じ人が出入りして初めての人は入りにくい。もっとこのようなコミュニティ
ハウスが増えると良い。
 新・旧住民の交流には、時間が必要なようです。
 自分が参加したいとは思わないが、小学生などにさまざまなことを年長の方が教える機会があるのは良いことだと思う。




人材の入れ替わりがあるので継続性を持たせるには厳しい気もする。
もっと地域にリーダー的な人を育成し、町のよさをPRする、大使館との交流もできないか。
養成するだけでなくその後の活動成果はどうなっているのか公表した方がよいのではないか。
芝地区は住んでいる人たちの移動が多いところなので昔の芝地区に関する知識、情報が受け継がれにくいところがあるように
感じる。地区の歴史を後世に伝えていく為にもこのような事業は必要だと思う。
 車椅子の人でも参加できるまち歩きツアーをやってほしい。
 増上寺をはじめ歴史的なものもたくさんあるし、芝商店街もとても頑張っていると思うので、芝地区の発展の為に是非力を入
れていただきたい。
78
⑨スポーツイベント
等をとおしたいわき
市の子どもとの交流
⑩高齢者らくらくウ
ォーキング事業
⑪福祉カレンダーの
作成・配布
⑫高齢者の買い物支
援


















歩くことは大切だから道を色々知り、もっと効率よく動けるようになりたい。
オリンピックなどをひかえて観光客獲得は重要な取組みだと思う。
福島県いわき市の人たちに港区の魅力が、港区の人たちにいわき市の魅力がそれぞれ伝わるような事業であってほしい。
イベントの内容によってお手伝いできるようなことがあれば参加してみたいです。
地域の小学校とも連絡を密にお願いします。行事が重なる。
目的を持って、体を動かすことは大事なことだと思う。
高齢者ご本人だけではなく家族の方にも案内されると助かるのではないでしょうか。
病気の予防という面での高齢者の体力強化には賛成する。
30 代ですが参加したいです。
一度歩いたら飽きる。
ご高齢の方が多いと思うので良い取組みだとは思う。「芝っこ」らしくて素敵だと思う。
これは嬉しいです。町のことをよりよく知るきっかけになると思うから。
一人暮らしの高齢者との接点という点で大切な活動だと感じます。
一人暮らし高齢者だけでなく配布してほしい。
一人暮らし世帯ではないが、高齢者向けのものならば区役所などで手に入るようにして欲しい。
これから高齢化が進んできて、子だけでは親の身の回りの世話はしづらいので、このような事業があるとありがたい。
日中、高齢者のみになってしまう世帯も入れて欲しい。
高齢者ご本人だけではなく家族の方にも案内されると助かるのではないでしょうか。
79
無回答
4.0%
問 13 福祉サービスの利用状況
問 13.現在、区の福祉サービス(子ども関係、障害者関係、高齢者関係など)を
利用していますか。(SA)
設問
はい
いいえ
無回答
合計
件数
62
246
13
321
はい
19.3%
構成比
19.3%
76.6%
4.0%
100.0%
いいえ
76.6%
問 14 利用サービス
問 14.問 13 で、「はい」とお答えになった方にお聞きします。どのようなサービスを利用していますか。

ヘルパー

一時保育(子ども)

高齢者助成(タクシー券など)

子ども中高生プラザ、子ども家庭支援センター

デイサービス

児童館

妻がデイサービス及び(週二日)日々の介護を(週5時間)受けています

あっぴい

私は年の割合には元気の方らしく区の福祉サービスとして週一回一時間家事

保育園
の手伝いに大変安い料金で来てくれて大助かりです。

学齢児機能訓練、重度障がい児日中一時支援、障害者移動支援

介護人なのでごみ収集などその他、都・区などにお世話になっています。

みなと保健所の支援センターなど

紙おむつ給付

妊娠出産時家庭ホームヘルプサービス、Pokke、みなとほっとルーム

現在利用していません。が、ぎっくり腰になったとき掃除のサービスを受け

認可保育園
ました。

私立幼稚園の助成、医療助成
風呂券、バス・電車券、その他いろいろの催し会に参加させていただいてい

乳幼児医療証
る。(バス旅行、演芸会)

子どもの医療証、児童手当

いきいきプラザ

芝の家で遊んだことがある。

障害者関係(あいはーと・みなとの利用、みなと障がい者福祉事業団の利用

とらトピア2階のスポーツフロアでスタッフの方の指導の下、夫ともども、

など)
ウォーキングマシンや、バイオステップなどを利用

都営交通無料パス、港区コミュニティバス「ちぃばす」乗車券、他

障害保健福祉センターで手話を習っている。

障害者手帳

生活保護

こんにちは赤ちゃん訪問、うさちゃんクラブ
80
0%
20%
40%
家族
問 15 相談相手
設問
家族
近隣の友人
町会・自治会の人
その他友人や会社の人
区役所
近所づきあい・交流はない
相談する人はいない
合計
無回答
回答者数
件数
261
52
33
88
52
19
14
519
6
321
構成比
81.3%
16.2%
10.3%
27.4%
16.2%
5.9%
4.4%
161.7%
1.9%
100%
16.2%
町会・自治会の人
10.3%
その他友人や会社の人
27.4%
区役所
16.2%
近所づきあい・交流はない
5.9%
相談する人はいない
無回答
80%
81.3%
近隣の友人
問 15.生活の面で困ったときに、相談する人はどのような人ですか。当てはまるも
の全てに○を付けてください。(MA)
60%
4.4%
1.9%
困った時の相談相手は「家族」が 261 人、81.3%でもっと高く、次
いで「その他友人や会社の人」88 人、27.4%、「近隣の友人」と「区
役所」が 52 人、16.2%となっています。
近所づきあい・
交流はない
18.1%
問 16 近隣との交流
問 16.近所の住民との近所づきあい・交流はどの程度ありますか。(SA)
設問
互いに家を行き来し、生活面で親しく協力し合う程度
緊急時の連絡先を知る程度
お土産やおすそわけをする程度
立ち話をする程度
顔を合わせれば挨拶を交わす程度
近所づきあい・交流はない
無回答
合計
件数
28
7
39
50
131
58
8
321
構成比
顔を合わせれば
挨拶を交わす
程度
40.8%
8.7%
2.2%
12.1%
15.6%
40.8%
18.1%
2.5%
100.0%
無回答
2.5%
互いに家を行き
来し、生活面で
親しく協力し合う
程度
8.7%
緊急時の連絡先
を知る程度
2.2%
お土産やおすそ
わけをする程度
12.1%
立ち話をする
程度
15.6%
近隣との交流は、「顔を合わせれば挨拶を交わす程度」が 131 人、
40.8%でもっと高く、次いで「近所づきあい・交流はない」58 人、18.1%
となっています。
81
無回答
2.5%
問 17 信頼度
全く頼りに
していない
24.9%
問 17.近所の住民に対する期待・信頼についてお答えください。(SA)
設問
頼りにしている
ある程度頼りにしている
あまり頼りにしていない
全く頼りにしていない
無回答
合計
件数
21
85
127
80
8
321
構成比
6.5%
26.5%
39.6%
24.9%
2.5%
100.0%
頼りにしている
6.5%
ある程度頼りに
している
26.5%
あまり頼りにして
いない
39.6%
近所の住民に対する信頼度は、
「あまり頼りにしていない」が 127 人、
39.6%でもっと高く、次いで「ある程度頼りにしている」85 人、26.4%、
「全く頼りにしていない」80 人、24.9%となっています。
82
問 18 参加している地域活動
問 18.地域・コミュニティにおける活動のうち、参加している活動について、
当てはまるもの全てに○を付けてください。(MA)
設問
町会・自治会の役員活動等(管理・運営)
地域(町会・自治会等)で開催される祭り、催事等への
参加
PTA 活動
ボランティア・NPO・地域活動等
行政が主催するテーマ別のコミュニティ活動
スポーツ・趣味・娯楽等
その他の団体による活動
特に地域・コミュニティにおける活動に参加していない
合計
無回答
回答者数
0%
構成比
町会・自治会の役員活動等(管理・運営)
39
12.1%
地域(町会・自治会等)で開催される祭り、催事等への参加
84
26.2%
PTA 活動
6
19
13
37
17
180
395
15
321
1.9%
5.9%
4.0%
11.5%
5.3%
56.1%
123.1%
4.7%
ボランティア・NPO・地域活動等
件数
行政が主催するテー マ別のコミュ ニティ活動
スポー ツ・趣味・娯楽等
その他の団体による活動
20%
60%
80%
100%
12.1%
26.2%
1.9%
5.9%
4.0%
11.5%
5.3%
特に 地域・コミ ュニティにおけ る活動に 参加していない
無回答
40%
56.1%
4.7%
参加している地域活動で最も多いのは、
「地域(町会・自治会等)で
開催される祭り、催事等への参加」が 84 人、26.2%で、次いで「町会・
自治会の役員活動等(管理・運営)」39 人、12.1%、
「スポーツ・趣味・
娯楽等」37 人、11.5%となっています。一方、「特に地域・コミュニ
ティにおける活動に参加していない」人は、180 人、56.1%となって
います。
83
問 19 地域活動に参画していない理由
問 19.問 18 で、「特に地域・コミュニティにおける活動に参加していない」とお答
えになった方にお聞きします。その理由はどのようなものですか。当てはまるもの
全てに○を付けてください。(MA)
設問
活動を知らなかった
時間がとれない
活動内容が分かり難い
他のメンバーと打ち解けられるか不安
参加の方法が分からない
活動内容が身近なものではない
活動に関心が無い
その他
合計
無回答
回答者数
件数
85
92
32
21
51
43
37
11
372
3
180
0%
20%
40%
活動を知らなかった
構成比
時間がとれない
47.2%
51.1%
17.8%
11.7%
28.3%
23.9%
20.6%
6.1%
206.7%
1.7%
活動内容が分かり難い
100%
51.1%
17.8%
11.7%
参加の方法が分からない
28.3%
活動内容が身近なものではない
23.9%
活動に関心が無い
無回答
80%
47.2%
他のメンバーと打ち解けられるか不安
その他
60%
20.6%
6.1%
1.7%
地域活動等に参画していない理由は、「時間がとれない」が 92 人、
51.1%で最も高く、次いで「活動を知らなかった」85 人、47.2%とな
っています。「活動に関心が無い」人は、37 人、20.6%となっていま
す。
84
無回答
12.1%
問 20 地域事業への参画意向
問 20.芝地区の地域事業に関する計画づくりや実施について参画のご意向はお
持ちですか。(SA)
設問
参画している
参画したい
参画したくない
参画できない
わからない
無回答
合計
件数
14
45
33
87
103
39
321
参画している
4.4%
参画したい
14.0%
構成比
参画したくない
10.3%
わからない
32.1%
4.4%
14.0%
10.3%
27.1%
32.1%
12.1%
100.0%
参画できない
27.1%
問 21 地域事業へ参画しない理由
0%
問 21.問 20 で、「参画したくない」「参画できない」とお答えになった方にお聞きし
ます。その理由はどのようなものですか。当てはまるもの全てに○を付けてくださ
い。(MA)
設問
活動を知らなかった
時間がとれない
活動内容が分かり難い
他のメンバーと打ち解けられるか不安
参加の方法が分からない
活動内容が身近なものではない
活動に関心が無い
その他
合計
無回答
回答者数
件数
28
82
20
14
23
18
31
15
231
1
120
20%
活動を知らなかった
40%
16.7%
他のメンバーと打ち解けられるか不安
11.7%
参加の方法が分からない
19.2%
活動内容が身近なものではない
15.0%
活動に関心が無い
25.8%
その他
無回答
100%
68.3%
活動内容が分かり難い
23.3%
68.3%
16.7%
11.7%
19.2%
15.0%
25.8%
12.5%
192.5%
0.8%
80%
23.3%
時間がとれない
構成比
60%
12.5%
0.8%
地域事業への参画意向は、「わからない」103 人、32.1%が最も高く、次いで、「参画できない」87 人、27.1%となっています。「参画している」人
は、14 人、4.4%と最も低い割合になっています。
地域事業に参画していない理由は、「時間がとれない」が 82 人、68.3%で最も高く、次いで「活動に関心がない」31 人、25.8%となっています。
85
問 22 地域の課題
問 22.お住まいの地域にとって課題とお考えになっていること、またお困りになっ
ていること、または必要性が高いとお考えの取組みは何ですか。当てはまるテー
マ全てに○を付け、具体的なご意見をご記入ください。(MA)
設問
地域コミュニティづくり
地域の防犯
地域の防災
まち・環境の美化
地域交通
バリアフリー
環境保全・緑化
都市の再開発やまちづくり
商店街・産業の活性化
高齢者施策
子ども施策
障害者施策
歴史・文化
健康づくり・保健
生涯学習・スポーツ
国際化
その他
合計
無回答
回答者数
件数
58
90
90
75
44
45
53
59
92
75
68
22
32
47
54
34
15
953
60
321
0%
20%
地域コミュニティづくり
構成比
18.1%
28.0%
28.0%
23.4%
13.7%
14.0%
16.5%
18.4%
28.7%
23.4%
21.2%
6.9%
10.0%
14.6%
16.8%
10.6%
4.7%
296.9%
18.7%
40%
28.0%
地域の防災
28.0%
まち・環境の美化
13.7%
バリアフリー
14.0%
環境保全・緑化
16.5%
都市の再開発やまちづくり
18.4%
商店街・産業の活性化
28.7%
高齢者施策
23.4%
子ども施策
21.2%
6.9%
10.0%
健康づくり・保健
14.6%
生涯学習・スポーツ
国際化
その他
無回答
100%
23.4%
地域交通
歴史・文化
80%
18.1%
地域の防犯
障害者施策
60%
16.8%
10.6%
4.7%
18.7%
地域事業の課題への関心は、「商店街・産業の活性化」が 92 人、28.7%と最も高く、次いで、「地域の防犯」
、「地域の防災」が 90 人、28.0%、「ま
ち・環境の美化」、「高齢者施策」75 人、23.4%と続いています。
86
問 22 地域の課題への具体的意見(主なもの)
テーマ



1.地域コミュニ
ティづくり




2.地域の防犯

3.地域の防災






4.まち・環境の美
化







具体的意見
団地住まいですが、とにかく住民同士の付き合いがない。隣の人の国籍や、名前、家族、職業など全く知ることが出来ない。表
札名がなく、ポストの名だけでは、なかなか難しい。名簿作りも出来ない。コミュニティの活動も全く元気がない。
地元が東京ではないので根無し草的な気分になることがあり、なにかしら関わりは持ちたい。
マンションに住んでおりますが、町会や地域の催事に関心のない人が多く、私は一人で活動に参加してますが皆さんに関心を持
ってもらう方法に悩んでいる。
お祭りなどに参加しています。
教えることやできることがあれば興味がある方が集うことで新しいコミュニティが生まれ、地域に密着したグループが生まれる。
教室を開催して欲しい。
私はタワーマンションに住んでいますが住人との交流があまりありません。マンション内の組合ではコミュニティ作りのためコ
ンサートなどを開き交流を促進する努力をしています。
隣近所の付き合いが希薄な現状、お互いに助け合い、お声掛けにつながることを推進する具体的な何かがあればと。定期的パト
ロールするだけで抑止力があると思う。
最近住んでいるマンションで居住者名簿を作り始めました。入れ替わりが激しいし、個人情報保護法のこともあって現在隣りに
誰が住んでいるか男か女かも分かりません。でも管理人が把握できれば安心です。
夜間の不審者に対する見回り、声かけなど。
どのような年代の方が住んでいるのか不明ですが、自分にできる範囲で協力したいです。
地域には相当古いマンションもあり、住人もコミュニケーションがない様子である。防災意識の個々の確認が必要と思う。
何がおきるか分からないので自分でも最低限のものは用意しておきたい。長期間になる場合の地域の取組みは絶対必要だと思う。
高いビルが多いので課題として必要性が高いものに上げました。より多くの住民が避難場所などの多くの情報を把握できる仕組
み作りが必要なのかと思いました。
マンションの防災訓練のときの出席率が低く心配です。大所帯のマンションですから住人の日頃からの協力体制は不可欠です。
理事会の方々が努力してくれています。エレベーターについては関心度が高いです。
美化活動などあればボランティアとして参加するのも良いと思いますが、どのようにしたら良いか分からず参加できずにいます。
ほとんどゴミも無く地域の皆さんが自宅のまわりだけでなく近隣まで綺麗にしてくださっています。継続していきたいものです。
他に比べよく出来ている。
それなりに対策が行われていると思う。
区の条例である「歩きタバコ」の禁止について強化される取組み(例えば会社員の通勤時間帯のパトロールや区内企業への啓発
活動など)。
地域住民以外の人が多く利用する道路や広場、公園が汚れていると悲しくなります。ゴミ拾いを心がけていますが、例えば商店
と連携してゴミの処理の方法を楽しく出来るような方法があると良いかも知れません。打ち水プロジェクトもあると良い、他地
区に比べるとこの地区はきれいだと思います。
緑化は大切なのですが住宅より飲食店が多いので各店に植木鉢でも良いから置いてもらうようにしてはいかがですか。
87
 ちぃバスは良い施策だと思うが、実際の動線にあわない。新橋駅へのより直接的なルートが欲しい。
 現在の巡回バス路線でほぼ良いのでは。
5.地域交通
 幸い交通には恵まれており、ありがたいと思う。老人になって周囲に迷惑をかけないように自覚しないと。自転車のマナーは守
らない人が多い。
 ちぃばすの本数やルートが増えると良い、またもう少し遅い時間まであると便利。
 病気になり三ヶ月入院し、足の筋肉が弱くなり、毎日歩く練習、我が家はバリアフリー。しかし歩くことは出来ても腿の筋肉に
力が入らなく、マンションの階段や、段差のあるところを歩いて、筋力をつける努力をしている。バリアフリーは必要か考えて
いる。
 車椅子を毎日利用していないと分からないと思うが、段差、高低差、歩道の傾斜がひどい。建物内はバリアフリー化が進んでい
6.バリアフリー
るが外はとても歩きにくい。
 老人になっても自分で努力が必要だと思う。私自身は階段になると右側に手すりがないと登れない。だから杖は持たないと。老
人と自分の体力を自覚すること。
 歩道の段差解消を進めて欲しい。
 車椅子の方や足の不自由な方々がどんどん街へ出て行くことができるよう推進してください。
 現在はたばこ、自転車、ゴミ投げ捨てなど少しは改善されたようですが、まだまだマナーがよくない。企業や区などの緑化の努
力を見るとホッとする。
 一般の街としては環境も良く緑も多い。
7.環境保全・緑化  街路樹の成長が悪いように思います。排気ガスのせいでしょうか。緑はもっと増やして欲しいと思います。商店街には花壇など
を増やすための助成をしたらどうでしょう。地下鉄出入り口などを緑化すると良いと思います。
 町全体として花を植えるなどの計画があると良い。
 小さくても良いので公園があって地域の人で花壇作りなどできると楽しそうです。
 教育施設・飲食街・スポーツ施設・公園・図書館・公共施設などたくさんあるので恵まれていると思う。土日は人間が少ないのが
8. 都 市の 再 開 発
特徴。飲食店は休みもある。
やまちづくり
 住民の為の商店が減少して、買い物難民になっている。スーパーの誘致が必要。
 芝を地域だけでなく、他地域に向けて発信する街づくりを検討して欲しい。例えばゆるきゃら、芝名物をつくるなど。
 大型スーパーもないが、商店街も特に無く、飲食店ばかりで生活するには少し不便だと思います。ぜひ、町の活性化は図って欲
しい。
9.商店街・産業の
 オフィス街のためか土日祝日は休みになる商店が多い。
活性化
 出店的な物などを皆でやる。
 芝商店街をもっと活気のある商店街にして欲しい。スーパーが活気づけば変わると思う。
 昼間、私が仕事に出てしまうと車椅子の両親が家に取り残されることになるので心配。
 お年寄りも年々増え地域の皆様が優しい気持ちを持って欲しい。
10.高齢者対策
 他区と比べると充実していると思います。
 一人住まいの方への手厚い支援、家族がいても昼は一人で過ごす高齢者にも目を向けて欲しい。
 生きていて良かったと思う街づくり。
88
11.子ども施策
12.障害者対策
13.歴史・文化
14.健康づくり・
保健
15.生涯学習・ス
ポーツ
16.国際化
 高齢になって一番困っていることは色々な電化製品や、携帯、パソコンの使い方が解らず、不便しています。電化製品のお店は
売るだけでなく教室をお店でやっていただければ、お店の人とのつながりも出来て安心して何でも相談して、必要なものを購入
できると思います。
 大変良くやってくれていると思います。年寄りの人はだんだん外出するのが億劫になるものです。何か集まりに参加してよかっ
た、等を思えばリピーターになるのではないか。
 高齢者だけでなく集える施設にする必要があるのでは。
 幼稚園が近くにない。
 区は本当に細やかに対応してくださっています。いろいろなサービスが増えすぎて、それが当たり前だと思っている今の若い親
世代に少々腹が立ちます。
 他区と比べると充実していると思います。
 発達障害の子どもが将来の可能性を広げられるように療育の充実がされると良い。子どもが著名人や文化に触れる機会を障害児
にも広げて欲しい。
 高齢者、子ども、障害者と分けないで一緒に集えることが望ましいのでは。
 子どもがスポーツに興味を持てる環境づくりを進めて欲しい。
 子供がのびのび遊べる広い場所をつくってあげたい。道路で鬼ごっこはかわいそうに思います。
 いきいきと働ける施設があると良い。障害者の皆さんがどう感じられるかわからないが、土日にそのような施設が稼動している
と平日働く人もボランティアできそう。
 企業が多い港区だからこそ障害者が働くことの出来る機会の創設がされると良い。
 歴史は古いと思うのでもっと史跡ツアーのようなイベントに力を入れるべき。
 子ども達に解りやすく歴史を伝える工夫をしていただきたい、リリースは多いので役立てて欲しい。
 港区スポーツセンターに時々行って水泳をしたりしています。フィットネス授業もあるようですが私は今になって、ラジオ体操
を教えていただけないかと願っております。
 病院へ行けば老人で溢れている。自分のからだは自分でなるべく守るようにと思う。読み書き、会話、手足の運動、食事。8 割は
自分の行いの果てに結果となって現れていると思う。
 高齢者福祉施設の中にも、一般の高齢者も行くことができ簡単なスポーツができれば良いと思う。
 子どもから高齢者も参加できるラジオ体操をしてみては?そこから顔見知りが出来、コミュニティーに発展するかも。
 保険医療費節約の為にも老人の予防医療が必要、特にジムなどの基本的な体力づくりで寝たきり防止を。
 30 代、60 代でもどちらも一緒に参加できるイベントを作って欲しい。
 いきいきプラザなどにある講座は高齢者の集まりに成っている。全世代が交われる内容を企画して欲しい。
 いきいきプラザで 50、60 歳以上でなく、年齢フリーの英会話教室をやって欲しい。
 大使館が多いので、わかりあう機会、理解を深めるイベントがあれば参加したい。
 大使館の数が多いように、訪れる外国人、移住している外国人の方が多い地区の為その方達とのコミュニティ作りや外国人の優
しい街づくりが必要なのかと思います。
89
問 23 地区版計画推進部会での検討事業・テーマ(主なもの)
問 23. 芝地区では、区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」を設置し、次期「芝地区版計画」の策定に向け、区への提言をまとめるための検討を行っています。「地区
版計画推進部会」で検討してほしい事業、テーマ等の提案がありましたらご記入ください。
アイデア
事業
自分が住んでいる町がふるさとに思えるようなホッとする場所になるような街づくり、隣人同士互いに交流したりできる、お祭りやイベン
トを開催して欲しい。
事業
地域の人が喜んで参加できる寿司祭りのようなものを計画してはどうでしょう。食べることは楽しく地域の人の顔も解り自然と会話も弾
み、地域のつながりも出来ると思います。
事業
集合住宅居住者とその地域周辺の人が交流できる事業を検討して欲しい。このような事前の交流機会があるといざというときに安心だと思
う。
事業
小さな子どもがいると参加できない行事があるので、小さな子どもが一緒でも参加できる行事(地域の歴史、文化に触れられる散歩、コン
サートなど)を土日に開催して欲しい。
テーマ
災害時の対策をシッカリと立てておいて欲しい。
事業
週末に、災害発生時にどう避難するのかや、実際にどのような感じになるのか等体験できると良い。
事業
防災という課題がもっとも気になるテーマ。高層ビルが多い港区に住む中で防災についての情報、知識を教える会がもっとあるといいと思
いました。
事業
集合住宅の管理組合で年一度消防訓練を行っております。一時的ではありますが交流の場となっており、身近なところからの呼びかけを少
しでも多くして欲しい。
事業
集合住宅居住者や管理組合が、災害に備えてやっておくべきことの詳細がわかるような冊子を作ったりして欲しい。(単身居住だとセミナ
ーなどに出ることは難しいと思うので)
事業
災害対策について、どうすればいいのか何をしているのか全く伝わってこない、情報の発信方法について改めて検討して欲しい。
事業
歩道や公園の掃除イベントが土日にあれば子連れで参加したい。
テーマ
妊婦や子供に優しい街づくりをしてほしい。
テーマ
高齢化に対応した数十年先の街づくりを考えて対策を立てて欲しい。一方で近代化を、一方で高齢者の街づくりを並行して立案する。
事業
芝地区のみならず他地区との連携による麻布十番祭りのような人が集まるイベント企画。
事業
高齢者の一人世帯、60 歳以上のイベントは充実していると思うけれど、昼間、高齢夫婦だけになる世帯も何かしらのサービスが欲しい。
30 歳代の私が両親(車椅子)をつれて参加できるようなイベントをして欲しい。
事業
子どもが地域の社会や経済活動に触れる行事を開催してほしい。中学生からワンデーインターンシップや金融を体験的に学べる場を提供し
て欲しい。
事業
近くに大きな病院はあるが、開業医が少なく、土日休みの私は一日かけて大病院に行くことになる。土曜日に空いている医院(内科)がほ
しい。銭湯がたくさんあるので、港区の銭湯を利用しやすい手形をつくるとか。
事業
芝の家のような場所がもっとあっても良いと思う。子育て中のお母さんが少しでも楽になれるように、そういうところで少し子どもの相手
をしてもらったり、遊んでもらえると、すごく助かるし、息抜きになる。
90
問 24 情報の入手方法
問 24.あなたは、区政や区の手続き等に関し、区や芝地区総合支所が発信して
いる情報をどのように入手していますか。主なもの 3 つまでに○を付けてください。
(MA)
設問
広報みなと
芝地区総合支所が発行している地域情報誌「芝地区地域情報
誌」
回覧板
掲示板
知人から
タウン誌やミニコミ誌
町会・自治会などの団体の集まり
区役所に直接問合せ
港区ホームページ
区が発行している印刷物(パンフレット・ちらし等)
その他
合計
無回答
回答者数
件数
構成比
215
67.0%
77
24.0%
27
65
32
9
25
26
85
72
15
648
22
321
8.4%
20.2%
10.0%
2.8%
7.8%
8.1%
26.5%
22.4%
4.7%
201.9%
6.9%
0%
20%
40%
広報みなと
タウン誌やミニコミ誌
8.4%
20.2%
10.0%
2.8%
町会・自治会などの団体の集まり
7.8%
区役所に直接問合せ
8.1%
港区ホームページ
26.5%
区が発行している印刷物
(パンフレット・ちらし等)
その他
無回答
100%
24.0%
掲示板
知人から
80%
67.0%
芝地区総合支所が発行している地域情報誌
「芝地区地域情報誌」
回覧板
60%
22.4%
4.7%
6.9%
情報の入手手法は、「広報みなと」が 215 人、67.0%と最も高く、次いで、「港区ホームページ」85 人、26.5%、「芝地区総合支所が発行している地
域情報誌『芝地区地域情報誌』」が 77 人、24.0%となっています。
91
問 25 住民参加の呼びかけ方法
問 25.区や芝地区総合支所から住民参加の呼びかけとして、どのような方法が
適当であるとお考えですか。効果の高いと思うもの 3 つまでに○を付けてください。
(MA)
設問
広報みなと
芝地区総合支所が発行している地域情報誌「芝地区地域
情報誌」
回覧板
掲示板
知人から
タウン誌やミニコミ誌
町会・自治会などの団体の集まり
区役所に直接問合せ
港区ホームページ
区が発行している印刷物(パンフレット・ちらし等)
その他
合計
無回答
回答者数
件数
構成比
214
66.7%
85
26.5%
43
75
12
19
38
4
94
84
31
699
24
321
13.4%
23.4%
3.7%
5.9%
11.8%
1.2%
29.3%
26.2%
9.7%
217.8%
7.5%
0%
20%
40%
広報みなと
13.4%
掲示板
23.4%
3.7%
5.9%
町会・自治会などの団体の集まり
区役所に直接問合せ
11.8%
1.2%
港区ホームページ
29.3%
区が発行している印刷物
(パンフレット・ちらし等)
その他
無回答
100%
26.5%
回覧板
タウン誌やミニコミ誌
80%
66.7%
芝地区総合支所が発行している地域情報誌
「芝地区地域情報誌」
知人から
60%
26.2%
9.7%
7.5%
住民参加への呼びかけ方法として効果が高いと思うものについては、
「広報みなと」が 214 人、66.7%と最も高く、次いで、
「港区ホームページ」94
人、29.3%、「芝地区総合支所が発行している地域情報誌『芝地区地域情報誌』」が 85 人、26.5%となっています。
92
自由記入欄
問






芝地区総合支所の取組みやその他の地域の課題についてなど、ご意見がござ
いましたら、ご自由にご記入ください。

最近港区は他府県よりの転入者の増加が有り、その反面、地元住人の転出
もあり、新旧の住民の考え方の温度差の大きさを感じる。
仕事が忙しく直接参加がなかなかできないが地域情報誌の発行や「芝の
家」運営などとても重要な活動と考えます。ぜひ続けてください。
私は街づくりは些細なことから実が結び大きな力となると思います。それ
が街づくりの基本。コンピューターなどの便利なものが大いに活用される
中、人と人のかかわりが希薄に。それでは街づくりも形だけ。(印刷物や
回覧)昔の人が井戸端会議をしたように人と人とが新たなコミュニケーシ
ョンして今、皆が何に関心有、どうしたいか何を望んでいるか生で公の場
所を大いに活用して 20 代の集まり、30 代の集まり 40 代の集まり、50~
60 代の集まり、そして孫の年代の集まりと、関心のあるイベントをして
いく活動を望んでいます。
先日配布されましたハザードマップはとても参考になりました。ありがと
うございました。これからもっと地域のことを知って、いろんな企画に参
加していきたいと思っています。
私はマンションの住人で今まであまり地域のことに関心が無く過ごして
きましたが、高齢になったり、病気をすると地域が大切だと感じました。
一番困ったことは地域の商店がわからなく、買い物が出来なくて困りまし
た。高齢になると身近な地域の商店が大切です。地域の商店が高齢者の相
談にのっていただけば、高齢者も住みやすくなり、地域のつながりも出来
ると思います。
おかげさまで皆様の努力により住みよい町となっていることに満足です。
防災訓練も行い、また、私は近所(町会の方)とのおつきあいもあり、今
のところ幸福です。パートで働いている為、時間が無く、行事に参加でき
ません。魚・肉・野菜など個人商店での買い物に慣れていた為パック製品
がいまだに不慣れです。以前のように新橋駅内にあった京急のようなスー
パーがあったらと高齢の方は話しております。松坂屋もなくなり買い物難
民です。生涯学習、スポーツ施設は充実しており、(新しくスポーツセン
ターが出来るのが楽しみです)もっと活用したいと思っています。
93





時間が取れたらすべてにおいて参加したいと思っています。今年になり何
件か孤独死があり、自分も含め課題だと思います。民生委員の方も努力し
ていますが港区だけの問題ではなく困ったものです。皆様の努力感謝して
います。
正直、芝地区の活動内容などは今回のこの意識調査の封書で初めて色々知
りました。転入者にはもちろん、もう少し地域住民にこうした内容が自然
と伝わる方法を検討していただければと思います。
ボランティアに興味があるのですが、募集をあまりしていない気がします。
普通の土日休みのサラリーマンができる単発のボランティアなどがあれ
ば、どんどん web 募集などを行って欲しいです。
子どもが安心して公園で遊べる、見守る目を強化して欲しい、みなとパト
ロールの方が回ってくださっているが、公園の滞在時間は 5~10 分程度。
公園にはいろいろな人が集まってくるところなので、不審な人の相談が出
来るような、子どもを見守る体制でいてくださると、事件や事故も減って
いくのではと思います。よろしくお願いします。
退職して今まで学んできたことがいかせられるような(カウンセリング、
いけばな、パソコンなど)情報を発信して欲しい。母の介護をしてきたこ
とで、こうして欲しいという要望を語る場があったらいいなと思います。
取組みや事業を知らないことが多く、情報を入手できていないことを痛感
いたしました。関心があるもの、要望したいことなどあっても、どのよう
な方法で、アクセスしていいか、わからないために、表現できていない、
伝達しきれていない、場合が多いです。芝地区は住みよいので、ずっと可
能な限り住み続けたいと思っており、より地域事業の計画や実施に関心を
持っていきたいと考えております。参加の必要がある取組みを知らない、
参加の仕方がわからない、こういった活動がされているのかわからないな
ど参加意欲はあっても参加できない現状があります。
港区基本計画・芝地区版計画書の策定に向けた提言書
平 成 26( 2014) 年 3 月
港区芝地区区民参画組織・芝会議「地区版計画推進部会」
94
脱・ポイ捨て
プ
ゴミ出しはルールを守って
タバコマナー
あたりまえ清掃
表彰制度 PR 区民まつりを生かそう
アドプト×企業 オープンガーデン 清掃活動=コミュニティの場
カッコいいゴミ箱 おうちにグリーン フラワーストリート 生き物探査
クリーンアップモデル
自然とふれあう場
美化活動マッ
自然観察会
レッ
カブトムシキングダム 親水空間 つみき広場 親水河川 歩きたくなるデザイン 木道づくり 理想の公園 誰でも憩える公園 公
園に集まろう 芝ピクニックデー 青空オフィス 移動カフェ 公園カフェ 芝大運動会 公園イベント公募 公園×企業 花屋さんの公園 巨大滑り台 プレーパ
ーク 自転車シェアリング 歩いて減らす 自転車マナーを覚える 指導員さんパワーアップ 自転車講習 マナー指導 放置自転車 NO 道路×デザイン 新築ビルに駐
輪場 防災情報メール 防災ピクニック 防災リストアップ 耐震診断 オフィス内備蓄 ICS×地域 避難ビル
車座防災塾 支援者登録 子どもハザードマップ
太陽光・LED 街灯 よく見える標識 災害時に避難しやすい道 安全性の確認 防災訓練=コミュニティ育成 ご近所ネット ICS×町会・自治会 双方向支援リスト お隣
マンション防災訓練 耐震助成 情報コーディネート マイおすすめコース 口コミネットワーク まちにオープンカフェ タウンセンター
チャレンジ店舗
店めぐり回遊ルート ○○国お料理ウィーク デザイナーエリア 賑わいマルシェ 歩行者空間 おしゃべりポケット 道路のユニバーサルデザイン いきいきプラザ
ラクラク移動術 お買い物マップ 商店出店の働きかけ 芝商生徒と考える パパ・ママショップ 家族向けマンション 朝市 新鮮・芝市 移動販売 まちづくり協議会
居心地のよいまち 名店ガイド 学生・芝会議 芝版 SNS 地域ケア×若者 初めまして芝まち歩き SNS 活用 多言語ガイド いろいろ人材交流 ふれ愛まつりで 子ど
も参加型 朝食(あさがゆ)会 シニア×子育て しゃべり場 芝・de・婚カツ 手仕事屋
まちなか図書館 空き教室利活用 芝会議部会 人材発掘 一人一品運動 ラジオ
ドデータブック
古川で散歩
プールつりぼり
体操×企業 ラジオ体操隊長
入門・地域活動
得意技ネットワーク
連携の輪
つなぎ役さん
老舗アピール
五輪で魅力
キッズガイドツアー
放
芝人名鑑 インターナショナル芝プレス 芝の語り部育成 芝検定 多言語ガイド養成 ご近所紹介 町会・自
治会ロゴ 人材交流 加入特典 赤ちゃんデビュー 町会・自治会パワーアップ大作戦 町会・自治会喝 踊る町会・自治会 脱マナー違反 障害を学ぶ アート
で交流 地域医療ネット 内部障害を知る キッズサポーター 地域ぐるみ ユニバーサルデザインイベント 制度アナウンスメント 区役所内連携 シバクッキング
御用聞き 国際くらぶ 日本文化アワー ホストファミリーサポート 漫画・de・ルール インターナショナルエディター 外国語メニュー ミニ交換留学生 多国籍
子育て拠点 エンディングノート ホームドクター 高齢学セミナー 芝インタビュー 空き家活用 お住まい訪問 シルバーハローワーク 高齢者地域コト
ハジメ ご近所高齢者住宅 居住者ネット 語り部 茶話会 リノベマンション テーマ型マンション 窓口づくり マンション管理塾 ○○マンション診断 リノベコン
テスト 地区計画 転ばぬ先のおつきあい プロ・de・制度説明 モーニングコール 街の社交場 愚痴Bar シニアサポーター登録制度 担い手活用 伝える・伝わる 高
齢者見守り 相談機能 商店・de・学びの場 子育て支援型ボランティア 子ども歓迎店 CSR 通学路に花だん 子ども見守り マンション子ども会 芝の語り
部×学校 放課 GO→ 子育てサポーター 口コミ伝達 伝わる手法 芝新聞 テーマ型広報 シニア IT 講座 芝ダイアリー 多世代編集員 窓口定期点検
送局×芝
芝アワード
新人研修
昔話
芝名物
Fly UP