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参考資料2 第1回新潟県海岸漂着物対策推進協議会 主な意見等

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参考資料2 第1回新潟県海岸漂着物対策推進協議会 主な意見等
参考資料2
第 1 回新潟県海岸漂着物対策推進協議会
主な意見等
(河川管理課 田辺委員)
森林、河川等への不法投棄対策が、海岸漂着物の発生抑制対策になると考える。
(上越プラネット 栗田委員)
河川の田畑のゴミが漂着している。また、海岸利用者の不法投棄。直江津中学生にも参加して
もらって海岸清掃をしている。むごい状況。年間の事業では、プラネットでは 2 回やっていて、
市と海岸線美化協議会で数回拾っております。3 月 4 月の海岸線のゴミは、もう本当にすごいです。
処理に困っているものとしては、ハングル語のポリ。流木は一切拾ってないが、家電製品、ガ
スボンベ、サザエの殻、釣り糸、釣り針などが困る。
(佐渡市 児玉委員)
年間を通じてかなりの漂着物が到着する。その中でも、大きな流木、漁網、大きなロープなど
は重機を使った回収となり、また、処分にも費用がかかる。
佐渡は全周が海岸で、どこへでも漂着するというような状態となっておりますので、ぜひ重点
区域以外でも目が届くような対策づくりをお願いしたい。
藻の処理に困っている。自然物ということで回収しないように言っているが、ボランティアか
らすれば、海水浴場等に藻があるという状況を見過ごせないということで、藻を砂浜から回収を
してくる。基本的に藻は、塩分をかなり含んでいることから、焼却炉を傷めるということ、でき
る限り持ち込まないでもらいたいという話はしている。
また、全市一斉清掃とかでやったものを、どさっと来たときに、施設のほうでも処理ができな
いというのが今のところの悩みの種です。
そのほか、流木、魚網、ロープなど。魚網とか流木は処理が困難
(長岡市 金子委員)
寺泊は海水浴場があるので、海水浴場の関係者、産業関係者と市等が協力して、海岸の一般的
なゴミについては対応している。冬期間に漂着するポリタンクは、市が回収し、県から分析の協
力してもらいながら、市で処分している。
(間瀬地区自治会 本間委員)
毎年海の日に岩室地区の中学校 1 校、小学校 2 校生徒含めて、また地元間瀬の住民 300 名ぐら
いの、去年のデータからいうと 500 人ちょっと出て、海岸清掃した。
しかし、掃除したところで次の日荒れていれば、もう元通りの海岸の汚れ。
千曲川、信濃川、大河津分水とそって、山のゴミやその他いろいろなゴミが一端沖へ出て行き、
ちょうど西蒲区、間瀬、角田方面に漂着する。これは潮の流れということでどうにもならない状
態。また、海岸部分が減ってきているなというのを感じている。
最近、困ったのは、漁具、網、ロープ。他に製材。これは、紛失物の関係になり、処理が(手
続的に)難しい。
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(素浜・夏居愛の会 根岸委員)
ちょうど 1 年前から海岸清掃活動を始めた。主に海水浴場。
昨年は、素浜海岸において、機械で大きなゴミを取ってもらった後に、レジンペレットとかプラ
スチックの破片のようなものがたくさんあったので、主にふるいとかで回収した。
海岸には、表面だけでなく、海岸に深く埋まっているものもあり、一人が回収する場合は、畳 2
畳分くらいの広さでも 1 時間ぐらいかかってしまうような状況。
本当はたくさんの人を呼びたいのですけれども、なかなかちょっとその辺の所が声をかけないの
か、さほど人数が集まらないときもあった。
(村松浜自治会 小林委員)
毎年ゴミで悩まされている。昨日も集落で約 70 人ぐらいで海岸清掃をしたが、約 2 トンぐらいの
ゴミを回収した。
重点地域の指定は、基本的には事務局から提案あったものでよいが、今年、村松浜から中村浜、
笹口浜、聖籠、胎内市にかけて、2000 キロワットの風力発電が 10 基稼働しているような海岸につ
いても、重点区域の選定にあたっては、十分配慮頂けるとありがたい。
昨日拾ってみましたゴミも分析してみますと、ゴミ捨てのルールが大体守られていないと感じる。
海岸のゴミは、海岸に遊びにきた人が捨てていくのが3分の2。そして海から流れてくるゴミが約
3分の1ぐらい。
例年の海岸清掃は、中学校と小学校の全生徒が毎年ボランティア活動で実施。
集落には、漁業者、関係者、老人クラブ、様々な社会協議会とか、年間 20 から 30 位の団体、約
1000 人ぐらいの人間がゴミ拾いに追われているというのが実態。
タイヤ、テレビ、冷蔵庫などが困っている。
(新潟海上保安部 長谷川委員)
当局といたしましては、小学校の海浜清掃に協力したり、環境教室を開いて美しい海を守るため
にはどうしたらいいのかという啓発活動は実施している。また、海岸付近を漂流しているような物、
海上交通の安全という面から、プレジャーボートとか或いは貨物船等にぶつかったら危ないものの
処理は、こちらで要請しまして、地元の方に常々お願いしているところ。今後とも海上環境に対す
る小学校、中学校への活動、啓発活動には一所懸命協力していきたいと思っております
(村上市 土田委員代理)
当市は海岸線が長く海岸線が 50 キロぐらいある。本当にたくさん漂着している。
特に冬場は、ポリタンクとか。
これまでの取組は、やはり地元の住民、地元小中学校、企業とかボランティアの団体からご協力
をいただいた。市は処分したり、集積する用具とか、ゴミ袋とかを支給。
地域的にもいろんな岩場があったり、砂浜の地域があったり、また瀬波温泉ということで、温泉
地もある。
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(新潟市 瀧澤委員)
いわゆるポイ捨てゴミ、こういう小さなゴミが多いという感じがする。
漂流物で船が新潟の海岸近くまで来たということで、昨年度は 2 隻ほど処分した。
重点地区というようなことで地区を見るのがいいのか、それともゴミの処理にかかる特に経費的
な問題とかそういうところを見るのがいいのか。いずれにしても小さな積もり積もったゴミについ
ても、ご配慮いただきたい。
市ではボランティア清掃等行って頂くと、清掃活動に対する助成・支援をしている。
年間大体 10 万人ぐらいの方がトータル的には海岸も含めてゴミ清掃に参加されるような状況で、
理解が深まってきているのかなと思っている。
(出雲崎町 渡辺委員代理)
町では、5 月の連休や海水浴時期に、協賛して、海岸清掃している。
海水浴シーズンにつきましては、7 月中旬から 8 月中旬にかけまして、毎週、職員の方で各課応
援して 20 名程度で海水浴場の掃除をする。夏場浜に行きますと、ペットボトルとかカップラーメン
やらプラスチックが非常に多い。河川の影響か。
(柏崎市 小俣委員代理)
市の海岸線では、大部分、海水浴ができるので、観光にからむ海岸清掃には、力を入れている。
ボランティアグループとか、ビーチバレーする人たちも清掃をしたりしている。
6 月の 1 週目が全市一斉のクリーンデーもある。
市では、不法投棄美化協力委員として 72 人にお願いしていて、自分の手持ち区域の中で月に2
回パトロールしてもらい、海岸に不法投棄があるどうか、自分で回収できるものはその都度回収
してもらっている。
(上越市 川上委員代理)
5月9日、全市一斉クリーン活動ということで、この日を中心に各町内会単位で清掃活動を行っ
ている。
観光客は、もうきれいになったあとの状態を見てるが、われわれ地元に住んでいる者、海岸のそ
ばに住んでいるという理由だけで、住民の皆様に負担を掛けているなというのが実感。海岸を持っ
ているというだけでその町内の方々は、市街地の庁内の数倍、数十倍の面積のごみを拾わなければ
いけない。それも天気のいいときばかりではない。一晩すれば元に戻ってしまうということで、こ
の地元の方々のご負担をいかに減らしていくか考える必要がある。
長野県のお客様の多い場所。海岸をお持ちでないところの方々からも考えていただく必要がある。
(胎内市 森委員代理)
市内の海岸線の5区ともも熱心に活動している。
漂着しているごみで困っているものは流木。直径5センチ以上の流木ですと、焼却場の処理能力を
超えてしまう。あと、ポリ容器も3~4年毎年のように漂着しておりますけれども、胎内市、去年
統計していたら一番数多かったみたいで、400 個以上漂着している。
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(糸魚川市 渡辺委員代理)
ごみが上流から流れてきている。マナーの低下といった側面も大変強いので、環境教育が非常に
大事になってくる。ここでの取り組みが教育委員会、小学校、中学校、また保育園、幼稚園などに
十分伝わるような仕組みづくりというのも必要。
ある時、大きな流木があって、やむを得ず燃やしてしまったら、国や県の方からひどく怒られた。
じゃあそれを困ったときにどうすればいいかといったところが不十分ではないか。この海岸は誰が
管理しているかが、住民の方によくわからない。役割を明確にして海岸漂着物に対して対応してい
く必要がある。
(新発田市 坂場委員代理)
市の場合、主に海水浴場で、年に1回、今年も6月に予定している。陸上自衛隊の助けもいただ
いて、清掃に当たっている。それとは別に毎年4月の上旬に街場のほうで大クリーン作戦として、
町内会が中心になって、道端のごみなどを拾う活動をしている。
しかし、クリーン作戦の翌日からもうごみのぽい捨てがあるという状況がなくならない。
平場
にあったごみが川をつたってそれが漂着する。このことからもごみのぽい捨てはだめだというよう
な啓発が重要。
(聖籠町 安達委員代理)
聖籠町においては海岸線が3キロぐらいしかないので、大したごみの量ではないが、今回もポリ
容器なんかも 40~50 個あった。その中に強酸性の内容物の入ったものも流れ着いており、県のほう
で検査をしていただいて、町が処理をしている。
町の海岸では、釣り客が大変多い。本来であれば入ってはいけない場所に釣り客が無断で入ると
いう状況になっていて、そういった方々が捨てていくごみが多い。
本当に海岸に携わるそういう釣り客、それから漁師、そういった人たちも含めていろんな教育を
していく必要があると思います。
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