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2010 年
10月21日改訂(新様式第1版)
承認番号:20600BZZ01196A01
機械器具51 医療用嘴管及び体液誘導管
高度管理医療機器
中心循環系血管造影用カテーテル
10688104
ダイモン親子カテーテルキット
再使用禁止
【警告】
・本品は、血管造影を目的とするカテーテルである。
・カテーテルの操作は慎重に行い、操作中に少しでも抵抗を
・本品はエチレンオキサイドガス滅菌済み品であり開封後ただ
ちに使用できる。
感じたら操作を中断し、X線透視下でその原因を確認する
こと。[そのまま操作を継続すると血管損傷、カテーテル
【操作方法又は使用方法】
破損の可能性がある。]
・5Fr未満の細径カテーテルは、過度なトルク操作をする
・セルジンガー法又はシース法にて血管を確保し、ガイドワイ
と結節を形成し、破断の原因になる可能性がある。特に血
ヤーを先行させ、X線透視下で目的血管にカテーテルを進め
管の蛇行が大きい症例では、ねじれが生じやすい為、ガイ
る。
・目的血管を選択したら、血管造影剤をコネクターより注入し、
ドワイヤーを併用してトルク操作を行うこと。
目的血管を造影する。
・自動注入器(インジェクター)で薬液、造影剤を注入する
ときは、必ずカテーテル最大耐圧以下で使用すること。[最
大耐圧を超えて注入すると、カテーテル破損の原因とな
【使用上の注意】
る。]
・重要な基本的注意
1 )カテーテルが破損する危険性があるため、形状加工を目的
として故意に加熱したり、屈曲しないこと。やむを得ず形
【禁忌・禁止)】
状加工をする場合は、医師の責任において行うこと。また
・再使用禁止
加工後は、当初の強度(破断強度、耐圧等)やその他の特
・再加工禁止[切断や操作不能になる恐れがある。]
性が維持されない場合があるので、特に注意して使用する
(次の患者には適用しないこと
こと。
・血管造影検査の適用禁忌となる患者
2 )カテーテルをシース・血管に挿入する際は、形状部をガイ
【組成・形状・構造等】
ドワイヤーに沿わせながらゆっくり伸ばすこと。形状部が
・親カテーテル
折れるとトルクが伝わらず、無理な操作の原因になる。
3 )薬剤、器材を併用する場合は、それらの取扱い説明書も確
認し、本品に影響がないよう、注意して使用すること。
4 )使用の前にコネクター部のゆるみがない事を確認すること。
材質:ポリアミド、ポリエチレン
・相互作用
子カテーテルを挿入している際には、子カテーテルが破断する
・子カテーテル
おそれがあるので、親カテーテルの活栓の操作を行わないこと。
・不具合
本品の使用に伴い、以下のような不具合の可能性がある。
カテーテルシャフトの破損
材質:ポリアミド、ポリエチレン
カテーテル抜去困難
カテーテルによるガイドワイヤーの破損
・逆止弁
・有害事象
本品の使用に伴い下記のような有害事象の可能性がある。
・血管穿孔
・内膜剥離
・血管損傷
・血管攣縮
・穿刺部の血腫
・感染症
・その他の注意
本品は、ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ−2−
包装開封後はすぐに使用し、使用後は処分して下さい。
エチルヘキシル)を使用している。
万一、包装が破損または汚損している場合は、使用しないで
【性能、使用目的、効能又は効果】
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下さい。
【作動・動作原理】
本品は、親カテーテル、子カテーテル及び逆止弁より構成さ
れ、親カテーテルを目的血管に挿入後、親カテーテル内に子
カテーテルを挿入し、目的の血管に到達後コネクターより薬
液(造影剤等)を注入することにより、目的血管の造影を可
能にする。
先端に成形された二次元又は三次元形状は、目的血管を選択
する補助機能を有する。
【貯蔵方法及び有効期間等】
・貯蔵方法
水ぬれに注意し、高温多湿及び直射日光を避け保存すること。
・有効期間
製造後3年[自己認証(当社データ)による]
(使用期限は製品ラベルに記載)
【包装】
1 本/箱入り、2本/箱入り、5本/箱入り。
1 セット/箱入り、2セット/箱入り。
【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称及び住所等】
<製造販売業者>
〒333−0816
埼玉県川口市差間3−32−14
シルックス株式会社
電話番号:048−290−5278
<製造業者>
シルックス株式会社
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