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全ページ - 百五銀行

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全ページ - 百五銀行
平成 21 年 3 月期ディスクロージャー誌
百五銀行の
あらまし
2009
(平成 20 年 4 月 1 日∼平成 21 年 3 月 31 日)
企 業 理 念
百五銀行の使命
信用を大切にする社会をささえます。
百五銀行の経営
公明正大で責任ある経営をします。
私たちの行動
良識ある社会人として誠実に行動します。
FRONTIER BANKING
目 次
に込めた意味
百五銀行の現状
当 行 の 創 立 125 周 年 を 機 に 、
はじめに/当行の概要
1
頭取からのメッセージ
2
中期経営計画(2007年4月∼2010年3月)について
4
業績ハイライト(単体ベース)
6
資産の健全性(単体ベース)
10
CSRの取組みについて
14
個人のお客さまへの商品・サービス
18
環境への取組み
地域社会への貢献
従業員の成長/株主の皆さまへ
コーポレート・ガバナンスの強化
コンプライアンスへの取組み
リスク管理への取組み
メントとして定めた「 FRONTIER
BANKING」は、
“最先端の銀行業
務を切り拓く”
ことを意味します。
当行が将来にわたって社会的
に価値ある存在であるために、
法人のお客さまへの商品・サービス
“もっと身近に、もっと便利に、もっと安全に”
新 し い コ ー ポ レ ート ス テ ート
20
24
26
28
29
30
31
最 先 端 の ビ ジ ネ ス マ イ ンド に
よってお客さまのご期待にお応え
することができる、創造力あふれる
銀行でありたいという決意を表明
した
“企業の宣言”
です。
百五銀行の概要
主要な業務の内容
商品・サービス一覧
店舗一覧
現金自動設備(ATM)一覧
各種手数料等
子会社
役員
組織
当行のあゆみ
33
34
40
42
44
45
46
47
48
資料編
資料編(財務データ)
自己資本の充実の状況等
開示項目一覧
50
85
121
本冊子は、銀行法第21条に基づいて作
成したディスクロ−ジャ−資料
(業務及び
財産の状況に関する説明書類)
です。
THE HYAKUGO BANK, LTD.
中間ディスクロージャー誌 2008
は じ め に
百
五
銀
行
の
現
状
日頃より百五銀行をご利用、お引き立ていただき、まことにありがとうございます。
皆さまの当行に対するご理解を一層深めていただくため、本年もディスクロージャー
は
じ
め
に
当
行
の
概
要
誌「百五銀行のあらまし 2009」を作成いたしました。
本冊子では、最近のトピックスを交えながら、当行の企業理念、経営方針、営業の内
容や最近の業績の推移などについて、できるだけわかりやすく幅広く、ご紹介させてい
ただくことに努めました。
当行は、真にお客さまから頼りにされる銀行となるため、地域に根ざした活動を着
実に果たしていきたいと考えております。
今後とも一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申しあげます。
当行の概要
名 称
株式会社 百五銀行
(平成21年3月31日現在)
本 店
三重県津市岩田21番27号
創 立
明治11(1878)年11月19日
設 立
明治11年12月4日
代 表 者
取締役頭取 上田 豪
従 業 員 数
2,391人
店 舗 数
102か店・28出張所・2駐在員事務所
三重県
本支店
85
出張所
28
愛知県
支 店
14
その他都府県 支 店
3
海外
駐在員事務所 2
店舗外 CD・ATM
180か所
コ ン ビ ニ AT M
(イーネット・セブン銀行)
22,268か所
資 本 金
200億円
総 資 産
4兆567億円
預 金 残 高
3兆6,284億円
貸 出 金 残 高
2兆4,764億円
単体自己資本比率
10.73% (国内基準)
連結自己資本比率
10.99% (国内基準)
格 付 け
A--/安定的/A-2(スタンダード&プアーズ)
A+(格付投資情報センター)
発 行 済 株 式 数
261,225千株
環境に関する国際規格
ISO14001(本店ビル、事務センターおよび情報センター)
※代表者は、平成21年6月25日現在
ディスクロージャー誌 2009
1
頭取からのメッセージ
就任ごあいさつ
平素より格別のご高配を賜り、誠に
ありがとうございます。
このたび、取締役頭取に就任いたし
ました。
明治11年の創立以来130年にわたり
受け継がれてきた「堅実経営」をはじ
めとした良き伝統を大切にしながら、
「真にお客さまから頼りにされる銀行」
となることをめざし、新しい分野、新
しい業務に積極的に取り組む考えで
す。また、急激な景気後退の影響を受
け、この地域の経済もたいへん厳しい
状 況 が 続 い て おりま す。このような
環境下ですが、全役職員が一丸となり、
地域のお客さまにさまざまな金融サー
ビスをご提供することで、地域経済の発展に全力を尽くす所存でございます。
皆さま方におかれましては、引き続き、変わらぬお引き立てを賜りますよう
お願い申しあげます。
平成21年7月
取締役頭取
2
THE HYAKUGO BANK, LTD.
中間ディスクロージャー誌 2008
百
五
銀
行
の
現
状
東海屈指の金融サービス業としてあらゆるニーズにお応えするために
頭
取
か
ら
の
メ
ッ
セ
ー
ジ
金融界全体で再編、統合が進んでいることに加え、足下の景気が急速に悪化するなど、経営環
“攻め”
と
“スピード”
を行動指針とし、営業力の
境が厳しさを増すなか、当行は、平成19年4月から、
強化、愛知県戦略の強化、チャネル利便性の向上、商品力の強化などを基本戦略に掲げた中期経
営計画「温故革新 2009」に取り組んでおります。
中期経営計画の2年目となる平成20年度におきましては、営業基盤および業容の一層の拡大を
図るため、愛知県内において、4月に刈谷支店、5月に春日井支店を開設いたしました。今後も引き
続き店舗網の充実に努めてまいります。
また、当行では、偽造・盗難キャッシュカードによる不正利用からお客さまのご預金をお守りす
「指静脈認証」による生体認証機能を付加
るための対策を積極的に進めており、平成20年4月から
できる
「百五ICキャッシュカード」の取扱いを開始いたしました。さらに、8月からは、平成18年6月
に 導 入した 偽 造・盗 難 キャッシュカ ード に よ る 不 正 な 払 戻し 取 引 を 検 知 す る「 ATM の 異 常
取引検知システム」の機能強化と振り込め詐欺などの犯罪防止を目的として、
「異常取引・不正利用
口座検知システム」を導入いたしました。
」につきましては、当行は企業経営そのものと考え、多方面にわたる
「CSR(企業の社会的責任)
企業活動を推進しております。その一環といたしまして、紙・電気の使用量削減に取り組んでいる
ほか、平成20年10月には、津市白山町の青山高原ウィンドファーム付近に設けた「百五の森」にお
いて、当行役職員およびその家族190名が参加し、2回目の森林づくり活動を行いました。今後に
つきましても、環境負荷の軽減に継続的に努めてまいります。また、
「財団法人石水会館」が計画
している新博物館建設事業に対し、寄付を実施いたしました。博物館建設により、地域住民の皆さ
まに憩いの場が提供されることで、地域文化の振興や地域の活性化など、地域社会に幅広く貢献
できるものと考えております。
ディスクロージャー誌 2009
3
中期経営計画( 2007 年 4 月∼ 2010 年 3 月)について
温 故 革 新 2009
基本方針:東海屈指の金融サービス業としてあらゆるニーズにお応えする
行動指針:
“攻め”
と
“スピード”
基本戦略
“攻める”体制への変革 ∼三重県でより強く、愛知県でより高く、そして全てにより速く∼
営業力の強化
愛知県戦略の強化
チャネル利便性の向上
●
法人・個人営業体制の
変革
●
経営資源のさらなる
投入
●
休日ローン相談会の
充実
●
支社の再編
●
事業性貸出の増強
●
自動機稼動時間延長
統合的リスク管理態勢の高度化
商品力の強化
●
商品開発体制の強化
●
新商品開発の
スピードアップ
コンプライアンス態勢の強化
経営基盤強化
● リスク・リターンマネジメントの高度化
● コンプライアンス態勢のさらなる強化
● グループ全体での総合力強化
● バーゼルII への対応
● 顧客保護・適切性の確保
● 次期基幹系システムの安定稼動
数値目標
業務粗利益
役務取引等利益
業務純益
総貸出金平残
総預金平残
OHR
670億円以上
100億円以上
240億円以上
2兆4,000億円
3兆8,000億円
62%台
定性目標
真 に お 客 さ ま か ら 頼 りに さ れ る 銀 行
4
THE HYAKUGO BANK, LTD.
中間ディスクロージャー誌 2008
百
五
銀
行
の
現
状
中期経営計画目標に対する取組みと成果
法人営業においては、営業店の提案営業を支援するとともに各行員の知識・能力向
営業力の強化
中
期
経
営
計
画
に
つ
い
て
上を図るため、法人サービス部コンサルティング課の担当者(法人FA)をより営業現
場に近い支社に常駐させています。これにより、今まで以上にお取引先との関係強
化を図ることができる体制とし、お客さまのさまざまなニーズにお応えできるよう努めています。
また、個人営業においては、資産運用提案を専門に行う担当者「資産運用パートナー」や、高度な知識や経験を持つ個
人向けコンサルティング業務の専担者
(個人FA)を本部に配置し、お客さまのニーズに今まで以上に迅速かつ幅広く対応
できる体制といたしました。
法人取引および個人取引の豊富なマーケットを有する愛知県は、当行の重要な営
愛知県戦略の強化
業基盤であり、これまで以上に経営資源を投入し、積極的な営業を展開しています。
愛知県内の店舗につきましては、平成12年4月に法人営業に特化した「中部法人営
業部」を開設して以来、12か店の体制で営業を行ってまいりましたが、営業基盤および業容の一層の拡大を図るため、
平成20年4月14日に刈谷支店、5月26日には春日井支店をオープンいたしました。この2か店におきましては、法人の
お取引に加え、個人のお客さまにも広くご利用いただきたいと考えており、そのために個人のお客さま向けローンを専
門に取り扱う
「ローンサービスセンター」を併設いたしました。開店以来、多くの法人・個人のお客さまにお取引をいた
だいており、順調なスタートをきることができたと考えております。今後につきましても、店舗網の一層の充実を図り、
お客さまの利便性向上に努めてまいります。
チャネル利便性
の向上
「仕事をしているので平日には銀行へ行けない」
「休日に銀行窓口が開いていたら
いいのに」といったお客さまの声にお応えして、平成19年10月から津駅西口支店で
「ど☆にち バンキング」を開始しました。
とは、個人のお客さまを対象として毎週土・日曜日に、口座開設や入出金、税金・公共料金の収
「ど☆にち バンキング」
納などの窓口業務に加え、ローン相談・資産運用相談を行うサービスです。休日に相談業務を行う金融機関は増えてき
ていますが、勘定付取引までも取り扱う金融機関は全国的にも珍しく、ご来店いただくお客さまは着実に増加していま
す。平成20年6月からは四日市西支店でも取扱いを開始しており、今後もお客さまのご意見などを参考にしながら、お
客さまにとってより便利で利用価値の高いサービスへと進化させていきたいと考えています。
そのほか、平成19年10月から実施したATM稼動時間の拡大により、当行のATMは、365日、7時から21時まで、さら
では365日、7時から23時までご利用いただける
に、近鉄5駅に設置のATMとコンビニATM(イーネット、セブン銀行)
ようになりました。
平成20年3月から、個人のお客さま向けに、1枚でクレジットカードとICキャッシュ
商品力の強化
カ ード が ご 利 用 い た だ け、
「 指 静 脈 認 証 」に よ る 生 体 認 証 機 能 も 付 加 で き る
イチマルゴ ベスティオ
同年6月からは住宅新築や購
「105 BESTIO」の取扱いを開始いたしました。そのほか、
イチマルゴ
」ホームローン105環境配慮型」
「ホームローン105
入をお考えのお客さまを資金面で支援するため、
「ホームローン105「
プラス」の取扱いを開始し、お客さまのニーズにお応えできるよう商品の充実を図りました。また、サービス面では、同
「百五ポイントサービス」を改定し、これまで以上に
年4月、お取引内容やお預り資産の残高に応じて特典が受けられる
多くのお客さまに、よりお得な特典をご提供できるようにいたしました。
ディスクロージャー誌 2009
5
業績ハイライト(単体ベース)
※ 地域:当行では、三重県・愛知県・和歌山県新宮市と定義しています。
コア業務粗利益・コア業務純益の推移
経常利益・当期純利益の推移
コア業務粗利益
コア業務純益
614
(単位:億円)
608
604
601
経常利益
当期純利益
(単位:億円)
190
594
111
210
(平成) 16年度
202
17年度
196
18年度
94
88
70
187
19年度
162
161
147
159
20年度
コア業務純益は、経費の増加や役務取引等利益の減少な
どから前年度に比べ28億円減少し、
159億円となりました。
コア業務粗利益=業務粗利益−債券関係損益
コ ア 業 務 純 益=業 務 純 益−債券関係損益 +
一般貸倒引当金繰入額
47
(平成)
16年度
17年度
18年度
19年度
36
20年度
当期純利益は、債券関係損益の悪化や与信関係費用の
増加などから、前年度に比べ52億円減少し、36億円とな
りました。
OHR(コア業務粗利益に対する経費の割合)
ROE・ROA
ROE
ROA
73.10%
7.15%
4.66%
5.75%
5.12%
65.71%
2.00%
0.30%
0.19%
0.25%
66.74%
67.54%
17年度
18年度
68.76%
0.23%
0.09%
(平成) 16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
(平成)
16年度
19年度
20年度
用語解説
「コア業務粗利益」とは?
ROEとは?
銀行の本業での「収益」と「費用」の差額(収支)で、経費控除前の粗利益
株主の皆さまからお預かりした資本金などで、どれだけの利益をあげた
である業務粗利益から債券関係損益を控除したものです。
かを示す指標であり、比率が高いほど効率よく利益をあげたことを示し
ます。
「コア業務純益」とは?
銀行が本業でどれだけ収益をあげたかを示す業務純益から特殊な要因
ROE(%)=
×100
純資産勘定平均残高
で変動する一般貸倒引当金繰入額と債券関係損益の影響を除いたもの
で、銀行の本業による収益力をより正確に表すものです。
当期純利益
ROAとは?
総資産でどれだけの利益をあげたかを示す指標であり、比率が高いほ
「経常利益」とは?
ど資産を効率よく活用していることを示します。
業務純益に株式の売買損益や不良債権処理に関わる費用などを加減した
利益のことです。
ROA( % )=
「当期純利益」とは?
経常利益から税金などを差し引いた最終的な利益のことです。
6
THE HYAKUGO BANK, LTD.
当期純利益
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
×100
中間ディスクロージャー誌 2008
預金・貸出金残高
役務取引等利益の推移
百
五
銀
行
の
現
状
∼三重県内シェア∼(平成21年3月31日現在)
(単位:億円)
88
87
預金
79
70
70
百五銀行
百五銀行
その他 36.7%
40.9%
その他
59.1%
(平成)
業
績
ハ
イ
ラ
イ
ト
︵
単
体
ベ
ー
ス
︶
貸出金
16年度
17年度
18年度
19年度
63.3%
20年度
役務取引等利益は、保険や投資信託の販売に伴う手数
(注)郵貯、政府系金融機関等を除く。
料の減少などから、前年度に比べ16億円減少し、70億円
となりました。
預金業務全般の状況
総預金+NCD※残高
地域内の預金+NCD残高
(単位:億円)
地域内外別
預金者別
(平成21年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
地域外 0.7%
37,162
35,365
34,079
33,344
35,128
35,849
金融
地方公共団体
0.5%
4.1%
法人
36,900
18.1%
35,623
地域内
個人
99.3%
33,826
77.3%
33,073
(平成)
17年3月末
18年3月末
19年3月末
20年3月末
21年3月末
比率 =
地域内の預金+NCD
総預金+NCD
※ NCD=譲渡性預金
預金および譲渡性預金(NCD)は、個人預金が堅調に推移した結果、平成20年3月末に比べ、地域内の預金+NCD残高は
1,276億円増加し、総預金+NCD残高も1,312億円増加しました。
貸出業務全般の状況
総貸出金残高
地域内の貸出金残高
(単位:億円)
地域内外別
貸出先別
(平成21年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
地域外 18.1%
24,764
地方公共団体
8.8%
22,816
大企業
個人
21,483
19,974
地域内
20,285
17,603
17,901
18,479
81.9%
19,149
比率 =
(平成) 17年3月末
18年3月末
26.8%
22.7%
20,610
19年3月末
20年3月末
中堅企業
中小企業
3.7%
38.0%
地域内の貸出金
21年3月末
総貸出金
地域のさまざまな資金ニーズに適切にお応えするため積極的に貸出業務に努めた結果、平成20年3月末に比べ、地域内の
貸出金残高は1,135億円増加し、総貸出金残高も1,947億円増加しました。
ディスクロージャー誌 2009
7
中小企業向け貸出金残高【中小企業向け:中小企業基本法の定義による】
中小企業向け貸出金残高
地域内の中小企業向け貸出金残高
中小企業向け貸出比率
地域内の中小企業向け貸出比率
法 人
中小企業向け貸出先数
中小企業向け貸出先数
地域内の中小企業向け貸出先数
(地域内の)中小企業向け貸出金
貸出比率=
(地域内の)貸出金
(単位:先)
(単位:億円)
48.8%
44.8%
47.0%
47.2%
43.2%
43.0%
43.9%
15,449
40.0%
38.0%
15,444
15,397
15,606
15,487
15,547
15,492
15,408
15,572
15,378
9,410
9,233
8,938
44.7%
9,115
8,906
8,901
8,585
8,680
8,444
8,563
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
中小企業向け貸出金残高は、行動指針「“攻め”
と
“スピード”
」に沿って、取引先とのリレーション強化を図りながら、堅実な与
信判断を行いつつ、資金ニーズに迅速に対応した結果、平成 20 年 3 月末に比べ 294 億円増加し、9,410 億円となりました。
また、地域の中小企業向け貸出金残高も338億円増加し、8,901億円となりました。
引き続き、積極的に営業を展開し、地域における円滑な資金供給の役割を果たしてまいります。
個人向け貸出金残高
個人向け貸出金残高
地域内の個人向け貸出金残高
個 人
個人向け貸出先数
個人向け貸出比率
地域内の個人向け貸出比率
貸出比率=
個人向け貸出先数
地域内の個人向け貸出先数
(地域内の)個人向け貸出金
(地域内の)貸出金
(単位:先)
(単位:億円)
30.4%
26.8%
30.3%
26.3%
29.8%
25.6%
29.0%
24.3%
120,601
27.7%
22.7%
118,070
120,530
118,015
113,312
112,887
113,265
5,616
5,546
5,501
5,425
5,615
5,546
5,501
5,425
5,347
111,360
112,842
111,322
5,348
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
個人向け貸出金の中心である住宅ローンについて、住宅関連業者との良好な連携を図り、お客さまのニーズに合う商品提
供を行ってきたことから、個人向け貸出金残高は安定して推移しており、平成20年3月末に比べ69億円増加し、5,616億円と
なりました。
8
THE HYAKUGO BANK, LTD.
中間ディスクロージャー誌 2008
業績ハイライト(単体ベース)
百
五
銀
行
の
現
状
法 人
保証協会保証付き貸出金残高
保証協会保証付き貸出金残高
地域内の保証協会保証付き貸出金残高
業
績
ハ
イ
ラ
イ
ト
︵
単
体
ベ
ー
ス
︶
信用保証協会保証付き貸出金残高は、国の経済対策で
(単位:億円)
ある「緊急保証制度」
を実行するなど、全行をあげて地域
の企業の資金繰り支援に積極的に取り組んだ結果、平成
20 年 3 月末に比べ 198 億円増加し、1,786 億円となりま
1,786
1,531
1,496
1,531
1,588
1,573
1,786
1,588
1,573
1,496
した。
今後も信用保証制度を積極的に活用し、お客さまの
ニーズにお応えしていきます。
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
個 人
消費者ローン残高の推移
消費者ローン
うち住宅ローン
お客さまの多様なニーズにお応えするため、各種ローン
(単位:億円)
5,233
5,168
5,059
4,942
5,323
を取り扱っています。
特に住宅ローンは、特別金利キャンペーンの実施や各地
での休日相談会の開催などにより、残高は順調に推移し、
平成20年3月末に比べ153億円増加し、
4,727億円となり
4,573
4,450
4,266
4,076
4,727
ました。
また、マイカーローンやリフォームローンなどの無担保
ローンも、お客さまのニーズの把握や利便性向上に努
めており、消費者ローンの残高は平成 20 年 3 月末に比べ
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
89 億円増加の 5,323 億円となり、引き続き増加基調に
あります。
預り資産残高推移
国債
投資信託
外貨預金
地域内の預り資産残高比率
比率=
99.8%
99.7%
4,161
3,697
99.6%
4,529
地域内の預り資産残高
総預り資産残高
99.6%
投資信託の残高は、リーマンショックに端を発する世
界的な金融危機・景気減速による相場変動の影響により、
(単位:億円)
平成20年3月末に比べ486億円減少し、1,146億円(時価
99.6%
評価)
となりました。
国債残高は、国債償還の再投資先として他の金融商品
4,243
3,611
を検討されるお客さまが増加したことにより、平成20年
3月末に比べ172億円減少し、2,285億円となりました。
保険販売は、資産運用パートナーの活動などによりお
客さまのご理解が深まり、平成 21 年 3 月末までに累計
(平成) 17年3月末 18年3月末 19年3月末 20年3月末 21年3月末
45,738件、1,394億円のご契約をいただきました。
ディスクロージャー誌 2009
9
資産の健全性(単体ベース)
健全経営が強みです。
格付け
S&P AR&I A+
●
経営の信頼性が評価されています。
スタンダード&プアーズ(S&P) 格付投資情報センター(R&I)
AAA
AAA
AA+
AA+
AA
地銀1行
AA
AA- 地銀1行
AA- 地銀5行
A+
都銀4行
14行
A+ 百五銀行 地銀
都銀4行
地銀8行
A
大切なお金は安心できる銀行に預けたい。健全な銀
行をお選びいただくときの一つの目安として、格付け
があります。
当行は、スタンダード&プアーズ(S&P)から「A-」の
格付けを、また、格付投資情報センター( R&I )からは
「A+」の評価を受けています。
A-
百五銀行
か、また企業そのものの健全度や信用度はどうかということ
BBB+ 地銀1行
BBB
BBBBB+
について、第三者の格付け機関が公正な立場から判断して
B+
用語解説 「格付け」とは?
預金や債券の元利金が約定どおり確実に支払われるかどう
地銀6行
都銀1行
地銀6行・都銀2行
A
A-
地銀8行
BBB+ 地銀2行
BBB 地銀3行
BBBBB+
ランク付けしたものを「格付け」といいます。
日本では、5つの格付け機関が金融庁から指定を受けてお
C
D
り、S&PとR&Iもこれに含まれています。
(平成21年4月30日現在)
(注)1. 本表は、長期格付けを対象としています。
2. 本表の地銀には、第二地銀を含みます。
自己資本比率
10.73%
●
当行の自己資本比率は10.73%と国内基準の4.00%
経営の健全性を示す自己資本比率は国内基準を
大きく上回っています。
自己資本比率(国内基準)
を大きく上回り、健全性の高い銀行です。
Tier I 比率
10.73%
8.52%
また、資本金や剰余金など自己資本の中核となる基
本的項目によるTierⅠ比率は8.52%と良好です。
4.00%
(注)当行の海外拠点である駐在員事務所は営業活動を営んでいないため、当行
は国内基準による自己資本比率規制の適用を受けています。
当行
国内基準
当行
年3
月31日現在)
(平成(平成
21年321
月31
日現在)
有価証券評価損益
323億円
銀行は、資産の運用や投資を目的に有価証券を保有
●
体力の余力度合いを示す有価証券評価損益では
323億円の含み益を有しています。
有価証券の評価損益 (平成21年3月31日現在)
しています。帳簿価額(簿価)と時価との差額を評価損
益といい、この大小が企業の体力の余力度合いを表す
ことになります。
当行は323億円の評価損益(含み益)を有しています。
株
式
債
券
そ
合
の
他
計
評価損益
評価益
326
74
△76
323
366
113
22
502
(単位:億円)
評価損
39
39
99
178
(注)
「有価証券」のほか、
「買入金銭債権」中の信託受益権も含めております。
10 THE HYAKUGO BANK, LTD.
中間ディスクロージャー誌 2008
●
3.11%
不良債権比率
平成21年3月末の金融再生法に基づく不良債
百
五
銀
行
の
現
状
不良債権比率は3.11%と
健全な資産を維持しています。
金融再生法に基づく資産の査定 (平成 21年3月31日現在)
権の総額は 790 億円であり、総与信に対する比
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
危険債権
要管理債権
正常債権
合計
貸出金等の残高(A)
140
480
169
24,585
25,376
と将来のリスクに備えて適正な引当金を計上し、
担保等の保全額(B)
65
291
78
資産の健全化を図っています。
引 当 額(C)
74
105
25
( B + C )=(D)
140
397
103
不良債権の
保全率
82.67%
61.03%
81.10%
率は3.11%となっています。
一方、不良債権をカバーする保全率は81.10%
また、リスク管理債権は781 億円であり、貸出
金に対する比率は3.15%となっています。
保全率
100%
資
産
の
健
全
性
︵
単
体
ベ
ー
ス
︶
(単位:億円)
(注)1. 単位未満は切り捨てて表示しております。
2.「金融再生法に基づく資産の査定」には、
「貸出金」のほか、
「支払承諾見返」
、
「自行保証付私募債」
、
「未収利息」
、
「仮払金」等を含みます。
3. 保全率=(D)
÷
(A)
×100
自己査定結果・金融再生法開示債権・リスク管理債権
金融再生法に基づく開示債権
(対象:総与信)
自己査定結果
(対象:総与信)
区 分
与信残高
52
<29>
87
<41>
破綻先
実質破綻先
480
破綻懸念先
II 分類
29
23
74
13
312
84
III 分類
区 分
IV 分類
----(2)
----(2)
83
(105)
-----(23)
-----(46)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
(単位:億円)
与信残高
区 分
140
<70>
残 高
51
<28>
破綻先債権
延滞債権
危険債権
480
要管理債権
289
78
要
注
意
先
小 計
要管理先
以外の
要注意先
1,489
627
22,977
22,977
合 計
25,376
<25,306>
24,099
790
<720>
延滞債権
0
貸出条件
緩和債権
169
合 計
781
<714>
24,585
(ご参考)
部分直接償却を実施した場合の
貸出金に占める割合<2.89%>
3. 自己査定結果の分類額は引当後の計数で、
(
対する引当額であります。
)内は分類額に
4. 当 行 は部 分 直 接 償 却 を 実 施して おりま せ ん が 、実 施した場 合
の計数を< >内に記載しております。
1,194
83
(110)
----(69)
合 計
25,376
<25,306>
金融再生法に基づく資産の査定
リスク管理債権
(平成 21年3月31日現在)
破綻先債権
0.20%(51億円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
0.55%(140億円)
総与信残高
25,376億円
96.88%
3.15%
2. 総与信:貸出金、支払承諾見返、自行保証付私募債、外国為替、
貸出金に準ずる仮払金・未収利息等
(平成 21年3月31日現在)
正常債権
貸出金に占める
リスク管理債権の割合
(注)1. 単位未満は切り捨てて表示しております。
862
正常債権
正常先
169
211
3.11%
(ご参考)
部分直接償却を実施した場合の
総与信に占める割合<2.84%>
559
<515>
3カ月以上
要管理先
総与信に占める
金融再生法に基づく
開示債権
(小計)
の割合
リスク管理債権
(対象:貸出金)
※ 要管理債権は貸出金のみ
分 類
非分類
(平成 21年3月31日現在)
危険債権
1.89%(480億円)
要管理債権
0.66%(169億円)
延滞債権
2.26%(559億円)
貸出金
24,764億円
3カ月以上延滞債権
0.00%(0億円)
貸出条件緩和債権
0.68%(169億円)
(24,585億円)
(注)単位未満は切り捨てて表示しております。
ディスクロージャー誌 2009
11
CSR の取組みについて
CSRは企業経営そのものと考えています。
:社会からの信頼にお応えする企業活動
CSR(Corporate Social Responsibility)
百五銀行は、企業理念にも表されているように「CSR」をお客さま・株主の皆さま・従業員・
地域社会・環境といった当行と関わりのあるさまざまな側面からの期待に応える取組みと
考え、法令等遵守・リスクマネジメントという企業体質強化の取組みはもとより、従来から
多方面にわたる企業活動を推進してきました。
私たちは、百五銀行にとってのCSRは企業経営そのものだと考えています。
百五銀行にとっての「地域」とは?
●
本店が所在する三重県
●
三重県との経済的繋がりが強く、かつ、
隣接している愛知県
●
三重県東紀州地域と一体となった和歌山県新宮市
地域のお客さまへ
地域内のお客さまからお預かりした預金の54.9%を地域内の
企業や個人のお客さまへご融資しています。
と定義しています。
(「地域内」として掲載する計数につきましては、
この定義に基づき掲載しています。)
地域内のお客さまから
お預かりしたご預金
12 THE HYAKUGO BANK, LTD.
百五銀行
地域内の企業・個人の
お客さまへのご融資
百
五
銀
行
の
現
状
地域のお客さまへ、
迅速かつ幅広いサービス提供をめざして
C
S
R
の
取
組
み
に
つ
い
て
地域貢献に関する考え方
百五銀行は、「信用を大切にする社会をささえます。」「公明正大で責任ある経営をします。」「良識ある社会人
として誠実に行動します。」という企業理念に基づいた営業活動を通じて、健全性を維持し、円滑な資金供給と
各種サービスの提供を継続して行い、地域のお客さまとともに発展することによって地域に貢献することがで
きると考えています。
「地域密着型金融推進計画」の実績について
平成 19 年 4 月からスタートした中期経営計画「温故革新 2009 」では、
「東海屈指の金融サービス業とし
てあらゆるニーズにお応えする」を基本方針に掲げ、さまざまな取組みを展開しており、
「平成 20 年度地
域密着型金融推進計画」においても以下のような実績を残すことができました。
ライフサイクルに応じた
取引先企業の支援の一層の強化
■
中小企業新事業活動促進法に基づく新連携制度の申請
事業価値を見極める融資手法をはじめ
中小企業に適した資金供給手法の徹底
■
に関する支援や、百五成長企業応援ファンドなどベンチャー
ファンド投資に取り組みました。
■
中堅中小企業向け融資のための商品展開として、動産・
債権譲渡担保融資などに積極的に取り組みました。
■
外部研修への参加・行内研修の充実により
「目利き機能の
中国におけるコンサルティング業務の推進、医院開業
向上」を図るなど、融資管理態勢の一層の強化に取り組み
相談対応などに取り組み、経営相談・支援機能の強化に努
ました。
めました。
■
地域の情報集積を活用した
持続可能な地域経済への貢献
企業の経営改善サポートに取り組み、年間で31の取引先企
業のランクアップにつながりました。
■「百五アジアセミナー」
「 百五中国ビジネスセミナー」を
■
開催したほか、他の地銀12行とともに
「上海ビジネス商談
会 2008」を開催しました。
■
金融ネットワーク」などを開催し、定期的な情報交換に努
十六銀行、名古屋銀行と連携し、
「三行ビジネス商談会」
を
開催したほか、
「みえのこだわり食品マッチング交流会 2009」
を開催しました。
PFI 事業に関して、アレンジメント業務などに積極的に
取り組みました。また、
「三重PFI研究会」
「東海・近畿PFI
めました。
■
地域の皆さまに経済や金融の知識をより深めていただくた
めに、市民講座に講師として行員を派遣したほか、小・中学
生や高校生の体験学習を積極的に受け入れました。
ディスクロージャー誌 2009
13
法人のお客さまへの商品・サービス
地元企業の発展・育成を応援し、
地域経済の活性化に貢献します。
● 中小企業向け融資商品
● 私募債
中小企業・個人事業主の皆さまの多様なニーズにお応え
中小企業の皆さまが、社債発行を通じて資金を直接資本
するため、
「無担保・第三者保証人不要かつスピード回答を
市場から調達し、長期安定資金を確保するため、積極的な
可能」
とした
「百五ビジネスローン<まねき猫>」のほか、
「固
サポートをしています。
定金利」商品ならびに機械設備・車両を活用した商品などを
平成 19 年度からは、企業の社会的貢献活動を支援する
取り揃え、地元企業に対し資金面での積極的な支援を行っ
CSR私募債、地震等災害対策を行う企業を支援する BCP
ています。
私募債の取扱いを行っています。
● M&A
● シンジケートローンへの取組み
当行は、企業の皆さまのさらなる発展・後継者問題の
シンジケートローンはお客さまの資金需要に対して、主
解決・事業の再生など、地域社会への貢献を目的として、
幹事銀行(アレンジャー)が複数の金融機関を取りまとめ、
積極的にM&A支援活動に取り組んでいます。
融資団を組成し、同一契約書、同一条件の下、ご融資させ
また、十六銀行、名古屋銀行との3行共同による地域経
済活性化プロジェクト「中部金融 M&Aネットワーク」に
ていただく形態です。資金調達手段の一つとして、多様化
するお客さまの資金ニーズにお応えしています。
より、東海三県の地方銀行が持つ内外ネットワークを活用
し、企業のM&Aニーズを支援しています。
● 債権流動化の取組み
お客さまが保有する手形債権・売掛債権・診療報酬債権
等・保証金返還請求権を、有限会社フロンティア・アセット・
●「中部金融M&Aネットワーク」
第7回 M&Aセミナー開催
平 成 20 年 10 月、十
六銀行、名古屋銀行と
コーポレーション(略称:FAC、当行子会社の債権購入専門
の特別目的会社です)が購入します。当行はFACに対して、
上記の購入資金の貸出を行い、間接的にお客さまの資金調
達ニーズなどにお応えしています。
の 3 行共同による地域
経 済 活 性 化 プ ロ ジェ
クト「 中 部 金 融 M & A
ネットワーク」主催によ
る第7回M&Aセミナーを開催しました。
今回のテーマは、
「これからの事業承継」と題し、
中小企業における「事業承継(後継者問題)」の多様
な承継方法の中で、M&Aが有効な選択肢の1つであ
ることを、事業承継のプロフェッショナルとM&A
経験者によるトークセッションを通じて解説いただ
きました。
企業のさらなる発展・後継者問題の解決を考えて
参加されたお客さまから、
ご好評をいただきました。
● 医院開業支援(医療コンサルティング)
医院開業に際して診療圏調査を行い、設備投資額や初年
度費用をもとに収支計画・必要収入高シミュレーションなど
のコンサルティングを行っています。
また医療・介護事業全般にわたるご相談(医療法人成り、
老人介護施設・調剤薬局の新設など)をお受けしています。
14 THE HYAKUGO BANK, LTD.
百
五
銀
行
の
現
状
● ベンチャー企業の育成・株式公開支援
当行本体での投資資金枠である
「百五成長企業応援ファ
ンド」をはじめとし、
「みえ新産業創造第2号ファンド」への出
資を通じ、資金調達面でのバックアップを実施しています。
また、三重県産業支援センターや三重TLOとの連携、政府
系金融機関や証券会社との業務提携など幅広いネットワー
クを活用し、資金調達面のみならず株式公開や事業課題の
解決など総合的なサポートを行っています。
事業」、
「豊川宝飯衛生組合斎場会館
(仮称)整備運営事業」
など多くの案件に参加しています。
当行では、PFI 事業における勉強会・研究会の開催、財
務アドバイス、資金アレンジメント業務(契約調整)などを
行うことでお客さまの新しいニーズにお応えしています。
上海駐在員事務所、シンガポール駐在員事務所との連携
により、中国・東南アジアを中心とした貿易や進出にかか
る、お客さまのニーズにお応えしています。中国現地法人
設立・運営コンサルティング業務を通じ、お客さまの中国
確定拠出年金(企業型)は、「退職給付債務を削減した
様化に対応し優秀な人材を確保したい」といった企業ニー
ズに対応した新しい年金制度です。
導入を検討される企業に、制度設計・導入コンサルティ
ング、運用商品の提示・情報提供、投資教育、加入者の支
援などのサービスを提供しています。
ビジネスをサポートします。
確定拠出年金 受託企業および加入者数推移
●「上海ビジネス商談会 2008」を開催
加入者数
受託企業数
4,617人
平成17年に中部の地方銀行3行が共同し、地方銀
2,737人
行では初めて上海でビジネス商談会を開催しまし
た。平成20年12月には、さらに規模・内容を充実し、
4,934人
3,342人
1,689人
87社
90社
20年4月
21年4月
62社
41社
第4回目となる
「上海ビジネス商談会 2008」を開催
16社
しました(地銀 13 行
の 合 同 開 催 )。中 国
(平成)
17年4月
18年4月
19年4月
においても、お客さ
ま の 課 題 やニーズ
に、お客さまととも
に取り組んでいます。
● 企業再生への取組み
不振企業に対する抜本的再生策としての「スポンサー
支援によるプリパッケージ型事業再生」、再生途上にある
● PFI事業
PFI( プライベート ファイナンス イニシアティブ)とは、
企業への「 DIP ファイナンスによる支援融資」など各種
ケースに応じた再生支援を行っています。また、経営改
善が必要な企業に対しては、「経営改善計画の策定支援」
民間の資金とノウハウを活用し、公共施設などの設計、建
「計画実行時のアフターフォロー」を通じ、財務体質強化
設、維持管理・運営を一括発注で行う新しい事業スタイル
のための具体的提案・助言・指導など、地元企業に対す
です。
るサポート活動を行っています。
「 PFI 法」施行後、国・地方公共団体では、多くの具体的
な PFI 事業の検討を進めており、当行は「桑名市図書館等
複合公共施設特定事業」、
「四日市市立小中学校施設整備
ディスクロージャー誌 2009
の
取
組
み
に
つ
い
て
法
人
の
お
客
さ
ま
へ
の
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
● 確定拠出年金(企業型)導入の支援
い」「成果主義の退職金制度へ変更したい」「就労意識の多
● 国際ビジネス支援
C
S
R
15
● 百五CSR融資・CSR私募債
● さまざまなコンサルティング業務を行っています!
コンプライアンス、雇用、環境など、 CSR 活動に取り
当行に対する法人の
組むお客さまを応援します。
お 客 さ ま の ニーズ は 、
ISO14001、プライバシーマークなどのほか、社会貢献
単に資金面だけでなく、
活動への取り組みにおいて国・自治体などから認証・認定
経営課題全般や企業年
などを受けていらっしゃるお客さまがご融資をご希望され
金、海外進出など多岐
る場合、所定の商品における基準金利より0.2%の金利引
にわたるようになって
下げを行います。
きました。このような
ニ ー ズ に 対 して、百 五 銀 行 で は 営 業 店 と 本 部 専 門
● 百五「財務診断レポート」サービス
市販の財務ソフトによる財務診断ではなく、当行が財務
スタッフが連携して付加価値の高い商品・サービスを迅
速にご提供できるよう努めています。具体的には、
分析に使用する指標を活用した財務診断を行い、財務上の
シンジケートローンや債権流動化といった新しい財務
“強み・弱み”を明らかにするサービスです。お客さまを
戦略のご提案や、M&A、事業承継対策、株式公開・ベン
財務面からサポートすることで、なお一層のリレーション
チャー支援などの資本戦略のご相談にも積極的に対応
シップ向上を図ります。
しています。また、中国・東南アジアに絞った国際ビジ
ネス支援や確定拠出年金導入支援など、お客さまのあ
百五「財務診断レポート」サービスの特徴
◆ 最新期2期分の決算書で作成
☞
らゆる経営課題の相談にお応えしています。
かんたん!
◆ レーダーチャートなどのグラフを利用した分析
☞
見やすい!
◆ 全国約49万社と同業種内での評価と分析が可能
☞
わかりやすい!
● 百五経営情報クラブ「Answer 105」
インターネットを通じて、経済情報、地域情報、金融情
報、中国情報など、ビジネスに役立つ情報を提供するとと
もに、弁護士、公認会計士などの専門家と経営上の交流会、
● 産学官連携への取組み
産学官連携による有望な企業の発展に資するための取組
みとして、三重県産業支援センターや三重TLOとの連携を
行い、事業課題の解決に重点をおいた活動を行っています。
ビジネスマッチング、会員だけの特別無料セミナーを開催
し、経営を支援します。
● 百五法人ダイレクト
三重中京大学、三重大学、名古屋大学、鈴鹿工業高等専門
簡単・便利・安心・低コストでご利用いただける法人・
学校との産学連携に関する包括協定を締結し、お客さまの
個人事業者さま向けのインターネットバンキングです。
技術相談などにもお応えしています。
オフィスにいながら、「残高」や「入出金明細」がご確認
また、平成20年7月には、三重大学にベンチャー企業の
いただけるとともに、振込・振替などのお取引も可能です。
育成を目的とした「野村證券・百五銀行創業革新プロジェ
お客さまのニーズに合わせ、次の2つのサービスからお選
クト研究室」を設置するなど産学官連携を活用した広範囲
びいただけます。
でのお客さまサービスを提供できるように努めています。
■ 基本サービス: 残高照会、入出金明細照会、
振込・振替、ペイジーサービス、
電子メール通知サービス
■ 伝送サービス: 「基本サービス」+総合振込、
給与振込、口座振替、地方税納付、代金回収
16 THE HYAKUGO BANK, LTD.
法人のお客さまへの商品・サービス
百
五
銀
行
の
現
状
トピックス
C
S
R
の
取
組
み
に
つ
い
て
● 事業承継対応度診断レポートサービス
当行では新事業承継税制の施行によりニーズの高まっている法人のお客さまの事業承継問題を解決し、円滑な
経営承継を支援するため、無料での事業承継対応度診断レポートサービスを平成21年4月より開始しました。
法
人
の
お
客
さ
ま
へ
の
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
組織承継面、経営承継面、財産承継、財務状況の4項目に分けてお客さまの事業承継に対する問題点を抽出し、
事業承継対応度診断レポートという形でわかりやすくご
提供いたします。
見本
診断結果により事業承継に対する問題点が「見える化」
されるため、お客さまは容易に問題点を把握していただ
くことが可能です。診断結果を踏まえ当行からは、オー
ダーメイドでのさらなる問題解決コンサルティングをご提
供します。
● 百五フロンティアセミナー
経営承継円滑化法や新事業承継税制による事業承継問題解決へ向けた
支援策の施行やCO2削減など環境経営に対する企業の社会的責任(CSR)
意識の高まり、昨今の経済状況によるお取引先企業の販売先与信管理の
問題などをテーマとして、当行では事業承継対策、環境ビジネス対策、与
信管理高度化対策についてそれぞれの分野の専門家を講師として招き、
「百五フロンティアセミナー」を開催しました。
当行ではこのような企業経営者にとって新しくかつ話題性のある経営
課題を題材としたセミナーを開催し、企業経営に役立つ情報を提供して
います。
● みえのこだわり食品マッチング交流会 2009
三重県産食材を活かした新商品の開発や販路拡大、新メニューの提供など活発な事業活動を展開いただく
ために、平成 21 年 2 月に三重県、百五経済研究所、他機関との共催で「みえのこだわり食品マッチング交流会
2009」を開催しました。
平成20年までは三重県内でマッチング交流会を開催していましたが、
今回初めて名古屋市内で開催し、より多くの商談機会の創出につなげる
ことができました。
今後も引き続き、お客さまのニーズにお応えできるように商談会を
企画・開催していきます。
ディスクロージャー誌 2009
17
個人のお客さまへの商品・サービス
お客さまの豊かな暮らしと資産形成を、
きめ細かな商品・サービスでお手伝いします。
● 個人のお客さま向け融資商品
「ホームローン105」、
「ホームローン105環境配慮型」、
「ホームローン105プラス」
● 個人預金商品
当行で年金をお受け取りまたは
新たに年金をお受け取りいただく
当行に給与振込をご指定
お客さまを対象に、金利の優遇を
いただき、その他の所定の
行う
「百五年金定期」の販売を行っ
条件を満たすお客さまが、
ています。また定期預金と投資信
全期間にわたり金利引下げ
託をセットでお申込みいただくと、
が適用されるなど有利な条
定期預金に特別金利が適用される
件でご利用いただけるホー
「デュエットプラン」の販売も行っ
ムローンです。
ています。
百五マイカーローン「くるまでGO !」
に積極的にお応えするため、退職金をお預け入れいただく
また、団塊世代を中心とした退職者の退職金運用ニーズ
電話・FAX・インターネットからのお申込みが可能です。車
うた
と定期預金に特別金利が適用される
「熱い詩(退職金運用定
に関する費用であれば、自動車購入資金から車庫の新設ま
期)
」の販売も行っています。
「じっくりと運用を検討したい」
で幅広い用途にご利用いただける非常に便利な商品です。
「最初から定期
お客さまを対象にした3か月もの定期預金と
預金で運用したい」お客さまを対象とした1年もの定期預金
百五マイカード「DREAM」
の2商品を取り扱っています。
お使いみち自由の無担保カードローンで、趣味やレジャー、
借換資金にもご利用いただけます。お借入極度額最高300
● 土曜日、日曜日のローン相談の充実
万円で極度額別に 3段階の融資利率を設定しています。安
「平日は仕事などで銀行へ行けない」
というお客さまのご
定継続した収入のある給与所得者で、ご契約時の年齢が満
要望にお応えするために、ローン相談会を土曜日と日曜日に
20 才以上 65 才以下の方に幅広くお申込みいただけます。
開催しています。
電話・FAX・インターネット・モバイルでお申込みいただくこ
住宅ローンをはじめとする各種ローン、ならびに住宅金
とができ正式契約についても郵送により行うため、
「ご来
融支援機構融資について、お申込みやご相談にお応えして
店不要」です。
います。
● 百五ポイントサービスが一層魅力的に!
お客さまのお取引内容をポイントに換算し、そのポイント
数に応じてご用意したステージによって、ATM時間外手数
料の優遇、ATMによる当行本支店あ
て振込手数料優遇などさまざまな特
典が受けられるサービスです。最上
級のステージである
「ゴールドステー
ジ」で預り資産30万円以上の方には、
(口
年1回3,000円のキャッシュバック
座入金)を行っています。
18 THE HYAKUGO BANK, LTD.
土曜日・日曜日のローン相談窓口
場所
開催日
相談時間
活動内容
10時 ∼ 16時
個人ローン
などに関す
る相談およ
びセールス
業務
百五ローンサービスセンター
桑名センター(桑名支店2階)
四日市西支店
百五ローンサービスセンター
鈴鹿センター(鈴鹿支店2階)
毎週
土曜日・日曜日
津駅西口支店
百五ローンサービスセンター
毎週日曜日
名張センター(名張支店2階)
百五ローンサービスセンター
毎月第2・第3日曜日
松阪センター(松阪支店2階)
百五ローンサービスセンター
毎月第1・第3日曜日
伊勢センター(伊勢支店2階)
百
五
銀
行
の
現
状
● 投資信託
C
S
R
● 金融商品仲介業
お客さまの幅広い資産運用ニーズにお応えするため、
野村證券での個人・法人のお客さまの口座開設の受付と
取扱ファンドを充実させています。平成21年3月末現在の
外債の販売を、三重県内28か店で取り扱っています。また、
取扱ファンド数は国内債券 1 銘柄、国内株式 9 銘柄、海外
野村、みずほ、三菱UFJ証券の仕組債のご相談・お取引を各
債券7銘柄、海外株式7銘柄、バランス型6銘柄の合計30銘
支社にて受け付けています。
個
人
の
お
客
さ
ま
へ
の
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
柄33本で、128か店で取り扱っています。なお、長期的な
資産形成に有効な「百五積立投信」も取り扱っており、今後
も、お客さまの幅広い資産運用ニーズにお応えしていきた
いと考えています。
百五銀行の勧誘方針
● 個人年金保険・終身保険
お客さまの幅広いニーズに対応するため、新商品の導入
を進めており、平成21年3月末現在で定額年金保険4商品、
変額年金保険7商品、終身保険4商品となりました。
また、お客さまの資産形成に関する情報提供のため、
随時、セミナーを開催しています。
当行は、お客さまに金融商品を勧誘する時は、次の事項を守
ります。
1.お客さまの知識、経験、財産の状況及び投資目的に応じ
た金融商品を勧誘するよう努めます。
2.お客さまご自身の判断で金融商品を選択・購入していた
だけるよう、商品内容やリスクなどの重要事項について、
わかりやすい説明に努めます。
3.電話や訪問による勧誘は、お客さまのご都合に合わせて
● 医療保険・がん保険
行うよう努めます。
病気やけがは、誰にでも起こりうる人生の大きな心配の
4.事実と異なる説明や不確実なことを断定的に表現する
一つであり、病気やけがに対する不安は高くなっています。
など、お客さまの誤解を招くような勧誘は行いません。
現在、医療保険3商品、がん保険2商品を取扱い、お客さま
の幅広いニーズにお応えしています。医療保険は、病気や
けがの入院・手術などに備える保険であり、がん保険は、保
障対象となる疾病をがんに特定した医療保険で、がんによ
り入院したり、所定の手術を受けたときに保障を受けられ
お取引につきまして、お気づきの点やご要望がございました
ら、お客さま相談室( 0120-076-105)
またはお取引店まで
ご連絡ください。
平成13年4月制定
ます。
●お客さまのさまざまなご相談にお応えしています!
当行では平成19年9月から施行された「金融商品取引法」への対応を、
対象商品購入の際のお客さまとのコミュニケーション向上の機会として
とらえています。
具体的には、投資初心者のお客さまには商品ごとに
「手引き」を作成し、
わかりやすい説明を行うとともに、当行独自で
「意向確認書」を制定し、金
融商品ご購入の際にはリスクや手数料などの説明の都度、お客さまに
「意
向確認書」へのチェックを行っていただくようにしています。
お客さまの人生に必要なお金に対するさまざまなご要望にお応えできるよう、多彩な金融商品をご用意してお待
ちしておりますので、豊かな暮らしと未来のための資産形成の方法について、是非当行にご相談ください。
ディスクロージャー誌 2009
の
取
組
み
に
つ
い
て
19
“もっと身近に、もっと便利に、もっと安全に”
より便利なチャネルの構築をすすめています。
●「ど☆にち バンキング」を実施しています!
「仕事をしているので平日には銀
行へ行けない」、
「休日に銀行窓口が
● ATMも、より便利に
平成 19年 10月に ATMの稼動時間
を拡大しました。
開いていたらいいのに」といったお
百五銀行の ATM は、365 日、7 時
客さまの声にお応えするため、平成
から 21 時までご利用いただけます。
19年10月から津駅西口支店で、平成
また、近鉄 5駅に設置の ATMとコン
20年6月から四日市西支店で開始し
ビニ ATM(イーネット、セブン銀行)
ました。
は、365 日、7 時から 23 時までご利
「ど☆にち バンキング」とは、個人
用いただけます。
のお客さまを対象として毎週土・日
曜日に、口座開設や入出金、税金・公共料金の収納などの
窓口業務に加え、ローン相談・資産運用相談を行うサービス
ATM設置箇所数
(平成21年3月31日現在)
店舗内キャッシュコーナー
124
店舗外キャッシュコーナー
180
です。休日に相談業務を行う金融機関は増えてきましたが、
窓口業務までも取り扱う金融機関はまだ少なく、現在取り
組んでいる中期経営計画「温故革新 2009」の中でも「革新」
的なサービスのひとつであると考えています。開始以降、
お客さまも着実に増加し、現在では2店舗合計で1日あたり
約200名のご利用をいただいています。
● ATMの相互無料開放
次の金融機関のATMでお引き出しの際は、他行利用手数
料が無料です。
なお、ご利用時間帯により時間外手数料(105円)が必要
となります。
これまでの 2店舗での取扱いを踏まえ、今後もお客さま
三 菱 東 京 UFJ 銀 行、十 六 銀 行、名 古 屋 銀 行、
にとって、より便利で利用価値の高いサービスへと進化さ
愛知銀行、中京銀行、岐阜銀行、イオン銀行、
せていきたいと考えています。
津信用金庫、北伊勢上野信用金庫、三重信用金
庫、桑名信用金庫、紀北信用金庫、三重県下JA
バンク
また、次の金融機関の ATM では、
お預け入れもご利用いただけます。
十六銀行、名古屋銀行、愛知銀行
● ゆうちょ銀行とのATM相互開放
ゆうちょ銀行の ATMで、お引き出し・お預け入れがご利
用いただけます。
津駅西口支店
※ 手数料(105円または210円)が必要です。
四日市西支店
20 THE HYAKUGO BANK, LTD.
百
五
銀
行
の
現
状
● コンビニATMとの提携
イーネットATMおよびセブン銀行ATMは、ご利用手数
料、百五ポイントサービスによる優遇など、当行の ATM
と同様にご利用いただけます。
C
S
R
● 百五くらしの相談センターの設置
百五くらしの相談センターでお待ちしています。
四日市・津・伊勢の県内3か所に
「百五くらしの相談センター」
を設置しており、税金・法律・年金など、
くらしの中で生じる
さまざまな課題の解決に向けて、専門のスタッフが無料で
ご相談にお応えしています。
全国41都道府県約9,500か所のファミリーマートや
ミニストップなどに設置
全国47都道府県約12,800か所のセブン-イレブンや
イトーヨーカドーなどに設置
● チャネル多様化への取組み
リニューアルしました!百五ダイレクトバンキング
テレホンバンキング、インターネットバンキング、モバイ
ルバンキングがご利用いただける個人のお客さま向けの
百五くらしの相談センター四日市
相談時間
月 火 水 木 金
税 金
●
10:00∼16:00
法 律
●
13:00∼16:00
年 金
● 10:00∼16:00
資 産 ● ● ● ● ● 10:00∼16:00
相談内容
<問い合わせ・予約先>
四日市市安島1丁目4番1号
百五銀行四日市西支店2階
TEL 059-356-0105
百五くらしの相談センター津
相談時間
月 火 水 木 金
税 金 ●
10:00∼16:00
法 律
●
13:00∼16:00
年 金
●
10:00∼16:00
相談内容
<問い合わせ・予約先>
津市丸之内9番1号
津丸の内ビル1階
TEL 059-222-6000
サービスです。振込、振替、照会取引をはじめ、テレホン
バンキングやインターネットバンキングからは、投資信託
や外貨普通預金取引も可能です。
平成21年3月には、ご利用手数料の無料化や振込手数料
の引き下げ、オーストラリアドル建外貨普通預金の取扱開
始などの対応を行い、ますます魅力的なサービスとなって
百五くらしの相談センター伊勢
相談時間
月 火 水 木 金
金
●
10:00∼16:00
律
●
13:00∼16:00
金
●
10:00∼16:00
産 ● ● ● ● ● 10:00∼16:00
相談内容
税
法
年
資
<問い合わせ・予約先>
伊勢市岡本1丁目3番3号
百五銀行伊勢支店2階
TEL 0596-29-2105
います。
≪ご利用可能なサービス≫
振 込・振 替・残 高 照 会・入 出 金 明 細
照会・住所変更・定期預金預入※・定期
預金解約 ※・外貨普通預金入金 ※・外
貨普通預金出金 ※・投資信託購入 ※・
投資信託換金※ など
※ はモバイルバンキングではご利用できま
お客さまの声を大切にしています。
お客さまとのさまざまな接点を通じて寄せられる
ご意見・ご要望・ご不満をデータベース化し、専門部
せん。
署である「お客さまサービス向上課」で集中・管理・
その他「振込お知らせメール」や「残高お知
分析できる仕組みを作ることにより、迅速な対応に
らせメール」といった便利なサービスもご
利用いただけます。
努めています。
ディスクロージャー誌 2009
21
の
取
組
み
に
つ
い
て
“
も
っ
と
身
近
に
、
も
っ
と
便
利
に
、
も
っ
と
安
全
に
”
安心・安全にご利用いただくために
● キャッシュカードの不正利用への対応について
キャッシュカードの不正利用からお客さまのご預金を
お守りするため、さまざまな対応をしています。
■ ATM で 1 日あたりの 引き出し限 度 額 の 引き下げ が
できます。
■ ATMで暗証番号の変更が可能です。
■ キャッシュカードの不正利用による被害を防止する
ため、
「百五ICキャッシュカード」を取り扱っています。
さらにお客さまのご希望により、安全性の高い
“生体
認証機能”
を付加できます。詳細については23ページ
をご参照ください。
● キャッシュカードと暗証番号の
管理についてのお願い
偽造・盗難カードによる被害が、補償されない場合もあり
ますので、次の点にご注意ください。
1. キャッシュカードは、預金通帳やお届け印と同様、非常に
大切なものです。万一、盗難に遭われたり、紛失された
場合には、ただちに当行所定の連絡先にご連絡ください。
2. キャッシュカードの暗証番号を生年月日、自宅住所・
地番・電話番号、勤務先電話番号、自動車のナンバーな
ど、お客さま以外の方も知りえる番号にすることは絶対
に行わないでください。
■ ATM の 操 作 画 面 から 暗 証 番 号 が 類 推 さ れ るの を
防止するため、暗証番号キーの配列変更を実施し
ています。
3. キャッシュカードを自動車などに放置すること、他人に
■ 百 五 インターネットバン キン グ サ ービス で、
「残高
お知らせメール」機能をご利用いただけます。
4. キャッシュカードを他人に渡すこと、暗証番号を他人に
■ カード発行や暗証番号変更において、暗証番号に生
年 月日や電 話 番 号など他 人に推 測されやすい 番 号
は使用できなくなりました。
<ご注意>
ATM画面に「暗証番号変更」の画面が表示された場合、暗証番号の変更
をお願いします。暗証番号を変更されず、万一盗難等の被害に遭われた
場合、一部補償されない場合もありますので必ず変更をお願いします。
■ ATM 取 引 の 中 から異 常と思 わ れ る取 引 を自 動 的
に抽 出し、そ の 抽 出した 取 引 をもとに、当 行 ATM
センターからお客さま本人にご連絡し、取引内容に
問 題 が な い かどうか 確 認させ てい ただく「 ATM の
異常取引検知サービス」を行っています。
■ キャッシュコーナー内での盗撮やスキミングによ
る偽造キャッシュカード被害の防止を目的とした
セ キュリティシ ス テム を 、一 部 の 店 舗 で 導 入して
います。
容易に奪われる状況におくことは絶対に行わないでくだ
さい。
教えること、暗証番号をキャッシュカード上に書くこと
は絶対に行わないでください。
5. 暗証番号を書いたメモや、暗証番号を推測させるような
書類などを、キャッシュカードとともに携行・保管しない
でください。キャッシュカードの暗証番号をロッカー、
貴重品ボックスなど、他の暗証番号として使用すること
は絶対に行わないでください。
6. 銀行員などが店舗外や電話などでカードの暗証番号をお
尋ねすることはありません。ご不審の場合には、すぐに、
お取引店にご照会ください。
● 被害に遭わないために
車上荒らしによる被害が急増しています。また、実際に被
害に遭われた方の多くは、生年月日など類推されやすい番号
を使用しています。
キャッシュカードは必ず携行し、暗証番号は類推されにくい
番号の使用をお願いします。
また、1日あたりの引き出し限度額の引き下げを行っていた
だくと、被害に遭われた場合の金額も抑制することができます。
■ キャッシュカード・通帳喪失時のご連絡をお電話で24時間365日お受けいたします。
受付時間
平日 8時45分∼17時15分
お取引店へご連絡ください。
電話番号は、あらかじめご確認ください。
■ 上記以外(銀行営業時間外および休日)0120-808-105
時間帯により「百五ATMセンター」または「カード紛失共同受付センター」がご対応させていただきます。
22 THE HYAKUGO BANK, LTD.
“もっと身近に、もっと便利に、もっと安全に”
百
五
銀
行
の
現
状
1ランク上の安心をご提供します。
C
S
R
カードのセキュリティ向上に取り組んでいます!
の
取
組
み
に
つ
い
て
生体認証機能付「百五ICキャッシュカード」
キャッシュカードの不正使用による被害を防止するため、
「百五ICキャッシュカード」を取り扱って
います。さらにお客さまのご希望により、安全性の高い
“生体認証機能”
を付加できます。
(「105 BESTIO」をお申込みのお客さまも対象となります。)
● スキミングや偽造から、
カードを守ります
IC チップにお客さまのカード情
“
も
っ
と
身
近
に
、
も
っ
と
便
利
に
、
も
っ
と
安
全
に
”
毎日つかえる一生涯のパートナー
!
「105 BESTIO」
報を暗号化して記録することで、
不正な情報の読み取り
(スキミング)が困難となり、偽造・
変造からキャッシュカードを守ります。
● 生体認証機能で、さらに安心!
あらかじめ指の静脈パターンをICチップに
登録されますと、生体認証対応 ATM でのお
引き出しやお振込などの際、暗証番号と生体
認証の併用によりご本人を確認します。
<ご注意>
生体認証機能をご利用いただくには、ICキャッシュカード
発行後に、ご本人さまにご来店いただき、ICチップ内に指
の静脈パターンの情報を登録する手続きが必要です。
「 105 BESTIO」は、ICキャッシュカードとクレ
ジットカードが一つになった便利な多機能カードで
す。カードの種類もデザインも、お客さまにベスト
なものをお選びいただけます。
カードに付帯する主な機能として、ショッピング
● ニーズに合わせて、お支払限度額を設定
ICキャッシュカードは、
「生体認証」
「IC「
」磁気ストライプ」
やローンはもちろん、交通乗車券として電車でのご
利用やETC機能・Visa Touchなど、お客さまのライ
の取引種類ごとに、1 日あたりの自動機支払限度額を任意
フスタイルに合わせてお使いいただけます。また、
の金額に設定できます。生体認証登録後、
「 IC」および「磁
ICキャッシュカードには生体認証機能を標準搭載※
気ストライプ」によるお取引のお支払限度額を「0円」に設定
し、より安全性の高いお取引を可能にし、お客さま
すれば、ご本人以外は預金のお引き出しなどのお取引がで
の安心を守ります。
きなくなり、不正使用による被害を防止できます。
さらに、
「 105 BESTIO」のご利用にあたっては、
ただし、生体認証未対応ATMでは、お引き出しができな
百五ポイントサービスのステージに応じて DC ハッ
いなどのご不便が生じますので、ご利用ニーズに応じてお
ピープレゼントのポイント倍率もアップし、クレジッ
支払限度額を設定いただきますようお願いします。
トカードのご利用がおトクになる、うれしい特典を
ご用意しました。
※ ご利用時には、ご登録が必要になります。
ディスクロージャー誌 2009
23
環境への取組み
環境への配慮は重要な経営課題です。
環境マネジメントシステムの構築
当行では、環境に配慮した企業活動を経営上の重要課題
平成 20 年度の主な環境活動
本店と事務センター
(平成16年より情報センターを含む)
と位置づけ、従来より環境負荷軽減活動に取り組んできま
において、紙の使用量削減・電力使用量削減・紙ゴミのリサ
したが、活動をより組織的・システム的に推進するため、本
イクル比率向上に取り組んだ結果、下のグラフに示す結果
店と事務センターにおいて環境マネジメントシステムを構
となりました。平成19年5月にスタートした新システムの、
築しました。この環境マネジメントシステムは国際規格に
その後の安定的稼動や還元資料の電子化などのシステム改
適合していると認められ、平成11年11月にISO14001の認
善効果により、紙の使用量ならびに電力使用量とも大幅な
証を取得しました。また、平成16年4月から環境マネジメ
削減を実現しました。また紙ゴミのリサイクル比率につい
ントシ ス テム を 情 報 セ ン タ ー に も 拡 大 し 、同 年 11 月 に
ても目標の88%を上回る89.4%を達成しました。今後は、
ISO14001の範囲拡大認証を取得しました。
さらなるリサイクル比率の向上とともに、
「ゴミ自体を削減
させる・発生させない」対策にも取り組んでいきます。
紙の月間平均使用量の推移
(単位:Kg)
9,420
株式会社百五銀行環境方針
7,491
7,774
7,249
理 念
6,291
株式会社百五銀行は、金融サービスを提供する企業として「百五銀行企業理念」
に
もとづき行動するとともに、豊かな自然環境に恵まれた三重県を地盤とする地方銀
行としての自覚のもと、事業活動が環境に与える影響を認識し、地域社会及び地球
的規模での環境に与える影響の軽減のため、下記指針に沿って継続的に環境保全
0
(平成)
活動に取組みます。
指 針
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
※ 平成16年度から情報センター分を含んでいます。
1 環境関連法規等の遵守
環境関連の法律、規制等を遵守し、業務手順を整備し環境保全の継続的
年間電力使用量の推移
改善に努めます。
2 省資源・省エネルギー活動の推進と環境汚染の予防
紙・電力の使用量の削減、紙のリサイクルシステム構築により、環境負荷の
(単位:千Kwh)
6,503
6,649
7,145
16年度
17年度
18年度
6,702
6,021
低減に努めるとともに、環境汚染の予防に努めます。
3 環境保全活動の継続と向上
環境目的・目標を具体的に定めて取組を展開し、環境マネジメントシス
テム監査と見直しを定期的に実施して、環境保全活動ならびに環境マネジ
メントシステムの継続的な向上に努めます。
0
(平成)
19年度
20年度
※ 平成16年度から情報センター分を含んでいます。
4 啓発活動の推進
従業員一人ひとりが環境問題に対する認識を深め、具体的な行動を行って
いくために、啓発活動を推進します。
紙ゴミのリサイクル比率の推移
5 環境方針の公開
この環境方針は、電子化文書にて配布します。
また、外部からの要求があるときにはこれを開示します。
1999年6月23日制定
(単位:%)
83.9
86.9
86.8
89.1
89.4
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
2009年6月25日 株式会社 百五銀行
頭取
0
(平成)
※ 平成16年度から情報センター分を含んでいます。
24 THE HYAKUGO BANK, LTD.
百
五
銀
行
の
現
状
環境フェアへの出展
地域社会との連携にも積極的に取り組みました。①夏季
C
S
R
環境月間の制定
「環境月間」
と定めています。
当行は平成19年度より6月を
のエコスタイルの実施、②環境フェアへの出展、③環境に配
その一環として当行では、政府が呼びかける「 CO 2削減/
慮したいわゆるグリーン商品の購入を促進するために設立
ライトダウンキャンペーン」に同年から参加しています。
された「みえ・グリーン購入倶楽部」の主要メンバーとして
協働活動を行うなど、当行の環境への積極的な取組み、姿
環
境
へ
の
取
組
み
勢を紹介するとともに、県や企業と連携して環境負荷軽減
に努めました。
「日本の森を守る地方銀行有志の会」への参加
「日本の森を守る地方銀行有志の会」は、各地方銀行の森
づくり活動の情報をネットワーク化することにより、国土の
7割を占める日本の森を守る活動を支援していくことを目
的として、平成20年7月に発足しました。各行の森づくり活
動の取組み状況に関する情報交換会議を定例的に開催し、
その会議で得た情報やノウハウを各行の活動に反映させ、
「CO2削減/ライトダウン
キャンペーン」
森づくり活動のさらなる活性化につなげていきます。
当行は、発起8行のうちの1行として当初より参加し、平成
21年6月30日現在では、全国の地方銀行64行中60行が参
加しています。
環境関連金融商品ほか
ローン商品として
「百五地球にやさしい商品購入ローン」、
「百五アクパド工法優遇ローン」、
「ホー
「百五ISOローン」、
ムローン 105環境配慮型」を取り扱うなど、環境に前向き
グリーン電力証書システムの導入
「太陽光発電システムの導入」、
「営業車両の低公害車化」、
「ヒートポンプ方式による個別空調システムの導入」などの
の
取
組
み
に
つ
い
て
なお客さまのサポートに努めています。また平成19年4月
から、環境やコンプライアンスなどのCSR活動に積極的に
取り組む企業を資金面でバックアップするため、貸出利率
ハード面の環境施策や、
「グリーン電力証書システムの導入」
を引き下げる
「百五CSR融資」と、私募債の発行利率を引き
CO2排出量の削減に努めました。
により、
下げる
「百五CSR私募債」の取扱いを開始しました。
また環境経営コンサルティング会社および排出権取引仲
介業者とのビジネスマッチング業務を新たに開始しました。
このほか、子会社である百五経済研究所では、ISO14001
の認証取得に関するコンサルティングを行っています。
当行は、地域経済の持続可能な発展のためには環境への
配慮が必須であると認識しています。豊かな自然環境に恵
まれた「環境先進県」三重県を地盤とする地方銀行として、
今後とも地球環境を守るため、環境に配慮した企業活動を
積極的に推進していきます。
グリーン電力証書
ディスクロージャー誌 2009
25
地域社会への貢献
地域社会貢献は当行の使命です。
自動体外式除細動器( AED )の設置
お客さまの突然の「心停止」に備え、迅速に救命活動を行
うことができるよう、平成 20年 1月から自動体外式除細動
器(AED)を10か店に設置しています。
産学連携の活用による
地域活性化に向けた取組み
当行は、三重中京大学、
三重大学、名古屋大学と
設置店舗の行員は、心肺蘇生法やAEDの使用方法などに
産学連携推進に関する協
関する基本的な講習を受講し、万が一の事態に備えています。
定を締結しています。な
お、平成21年1月には、新
たに鈴鹿工業高等専門学
校とも協定を締結しまし
た。それぞれの機能を活
鈴鹿工業高等専門学校との
包括協定調印式の様子
用しながら協力関係をよ
り発展させ、地域社会の活性化に向けて取り組んでいきた
いと考えています。こうした取組みの一環として、三重中
京大学においては、当行行員が講師を務める
「寄付講座」
を、
平成19年から開講しています。
また、平成 20 年 7 月には、ベンチャー企業の支援を行う
森林づくりへの参加
平成18年10月、津市芸濃町の錫杖湖畔に設けた「百五の
森」において当行役職員およびその家族 118 名が参加し、
森林づくり活動を行いました。さらに、平成20年10月には、
津市白山町の青山高原ウィンドファーム付近に設けた「百
ため、野村證券株式会社と共同で、三重大学に「創業革新
プロジェクト研究室」を設置しました。今後も引き続き、
「創業革新プロジェクト研究室」を活用しながら、支援対象
企業の成長段階に応じた、実効性の高い支援を提供してい
きます。
五の森」において、当行役職員およびその家族 190 名が参
加し、2回目の森林づくり活動を行いました。
清掃活動の実施
地域社会の一員として、
各地で行われる奉仕活動
に努めています。昭和 57
年以来「小さな親切」運動
中央本部の呼び掛けに応
え、日本列島クリーン大
作戦に参加して、全行を
あげて清掃活動に取り組んでいます。また、毎年9月に実施
される
「津市民清掃デー」にも参加し、阿漕浦海岸の清掃を
行っています。
第2回「百五の森」での植樹風景
26 THE HYAKUGO BANK, LTD.
百
五
銀
行
の
現
状
金融知識などの普及に向けた取組み
地域の皆さまに経済や金融の知識をより深めていただく
C
S
R
文化事業への協力
の
取
組
み
に
つ
い
て
「財団法人石水会館」
ために、市民講座に講師として行員を派遣しているほか、
が計画している新博物館
小・中学生や高校生の体験学習を積極的に受け入れていま
建設事業に対し、寄付を
す。特に、体験学習においては、銀行業についての解説、
実施しました。博物館建
店舗内の見学、通帳の作成やロビーでの接客などを、当行
設により、地域住民の皆
行員とともに体験できることから、好評を博しています。
さまに憩いの場が提供
されることで、地域文化
地
域
社
会
へ
の
貢
献
石水博物館完成予想図
の振興や地域の活性化
など、地域社会に幅広く貢献できるものと考えています。
また、メセナ活動にも積極的に協力しており、三重県総合
文化センターにて開催された
「ソフィア国立歌劇場 オペラ
『トゥーランドット』」公演をはじめ、新日本フィルハーモニー
交響楽団員を講師に迎えて行われた「第 15回新日本フィル
演奏クリニック」、県美術文化の祭典である
「第 60回みえ県
展」
に協賛するなどして、文化育成事業を支援しています。
市民講座の様子
地域情報誌「すばらしき“みえ”」の発行
年6回偶数月に発行する
「すばらしき
“みえ”
」は、昭和59年
10月の創刊以来、長年にわたり三重県内の観光地や祭事、
伝統行事を中心に紹介しています。
平成20年10月15日には、
当行創立130周年記念事業の一環として、三重県内の「国登
第15回新日本フィル演奏クリニック
録有形文化財」を特集した
「すばらしき
“みえ”
」特別号を発行
しました。
ふれあいロビー展
また、毎号の特集ページは当行のホームページ上でも
ご覧いただけます。
営業店のロビーを、地
域の皆さまの憩いの場、
語らいの場としてご利用
いただいています。皆さ
まの絵画、書道、手芸品
などを展示させていただ
き、ご来店されるお客さ
まからは、気軽に身近な作品が鑑賞できると好評です。
「すばらしき
“みえ”
」
百五銀行創立130周年記念特別号
ユニセフ「外国コイン募金」への協力
開発途上国の子どもたちを対象とした社会開発を行って
いるUNICEF(国連児童基金)の活動に賛同し、平成19年
4月から当行の20か店にユニセフ「外国コイン募金箱」を
設置しています。
ディスクロージャー誌 2009
27
従業員の成長
株主の皆さまへ
従業員の成長が
重要と考えています。
積極的に情報を
開示しています。
人事制度の改定やさまざまな研修プログラム・自己啓発
当行のさまざまな取組みに関する情報を広く地域の皆さ
支援プログラムにより、各自の専門性の向上を支援する
まにお知らせするため、積極的に報道機関への「ニュース
体制を構築しています。
リリース」を行っています。
また、頭取自身が各支社に出向き、直接、行員の声を
また、毎年決算期および中間期に発行するディスクロー
聞く
「コミュニケーションミーティング」を定期的に実施し、
ジャー誌、ミニ・ディスクロージャー誌やホームページなど
行員とのコミュニケーションを図っています。
を通して当行に関する情報の積極的な発信に努めています。
そのほか、育児休暇を取得している同じ状況の従業員が
平成 18 年 4 月からは、ホームページに「 Q&A(よくある
集まり、少しでも育児や職場復帰などの不安を解消し、より
ご質問)」を掲載し、お客さまからよく寄せられるご質問に
スムーズな職場復帰ができるようサポートすることを目的
お答えしています。
として
「育児休暇取得者ミーティング」を開催しています。
こうした当行の取組みが評価され、平成20年5月に、仕事
と家庭の両立支援に積極的に取り組む企業として、三重労
働局長より次世代育成支援対策推進法に基づく
「基準適合
一般事業主」の認定を受け、
「次世代認定マーク」
( 愛称:
「くるみん」)
を取得しました。
今後も引き続き、男性も女
性もそれぞれが持てる力を
十分に発揮できる職場環境
の構築に努め、意欲ある従
業員の昇格制度を充実させ
るなど、各種制度および取り
組みの充実を図ってまいり
http://www.hyakugo.co.jp/
次世代認定マーク 愛称「くるみん」
ます。
ミニ・ディスクロージャー誌 &
ディスクロージャー誌
三重県で撮影した当行の新CM「初めてつくる通帳」篇を放映しています!
平成21年4月から当行の新CM「初めてつくる通帳」篇を放映しています。
今回の作品は4月の入学・入社のシーズンに合わせて制作しました。
主人公の少女が中学生になり、母親と初めて百五銀行へ通帳をつくりに行くという内容で、
当行津駅西口支店のほか津市内の団地『緑の街』で撮影しました。
BGMには引き続き三重県津市出身のフォークデュオ「うたまろ」の『歩き出そうよ』を流しており、
2月末から当行ホームページ上でフルコーラスをお聴きいただけるようになりました。
28 THE HYAKUGO BANK, LTD.
うたまろ
コーポレート・ガバナンスの強化
百
五
銀
行
の
現
状
業務の健全性・適切性の確保に努めています。
C
S
R
監査役および監査役会をサポートするため、監査役室を
コーポレート・ガバナンス体制
の
取
組
み
に
つ
い
て
設置し、専従スタッフ1名を配置しています。
(平成21年6月25日現在)
さらに、次のような委員会を設置することにより、経営
当行では、
「信用を大切にする社会をささえます。」
「公明
管理の強化・充実に努めています。
正大で責任ある経営をします。」
「 良識ある社会人として誠
実に行動します。
」という企業理念のもと、
「内部統制システ
委員会名
目 的
ムの基本方針」を定め、業務の健全性・適切性を確保するた
コンプライアンス委員会
法令等遵守態勢の強化
めの態勢の整備に努めています。
業務監査委員会
業務執行の適切性および内部監査の有効性
の監視
リスク管理委員会
経営の健全性を維持し、各種リスクの把握と
適切な対応
IT戦略委員会
情報システム等の方針や投資の最適化
業績報酬委員会
人事評価の納得性・公平性・透明性の向上
取締役会は、取締役13名で構成され、当行の業務執行を
決定し、取締役の職務の執行を監督しています。
取締役会の下に、役付取締役 6名で構成された経営会議
を設置し、取締役会で決定した方針に基づき経営に関する
従
業
員
の
成
長
株
主
の
皆
さ
ま
へ
重要事項を決定しています。
コーポレート・ガバナンスの充実に
向けた取組み
取締役会直轄の組織として業務監査部を設置しています。
業務監査部は、内部統制が有効に機能しているかについて、
また法令等遵守態勢について業務監査を実施しています。
コ
ー
ポ
レ
ー
ト
・
ガ
バ
ナ
ン
ス
の
強
化
経営の透明性を高める観点から、ディスクロージャー誌・
また、当行は監査役制度を採用しています。監査役 5 名
ホームページなどによるタイムリーで的確な経営内容の開
(うち社外監査役3名)で構成された監査役会では、内部統
示にも取り組んでいます。市場からの信認を得るためのIR
制機能について総括的な監査を行っています。
活動にも取り組んでおり、平成 21年 5月には東京において
IRを実施しています。
<当行の内部統制システムおよび業務執行・経営の監視の仕組み>
株主総会
連携
会
計
監
査
人
監査
監査役会
取締役会
業務監査
委員会
連携
コンプライアンス
委員会
経営会議
監視
監視
監査
業務監査部
内部監査
本部
支社
営業店
監視
相談
助言
顧
問
弁
護
士
コンプライアンス
統括部
ディスクロージャー誌 2009
29
コンプライアンスへの取組み
法令等遵守意識を徹底しています。
法令等遵守(コンプライアンス)
への取組み
コンプライアンスとは、法令やルールを遵守することは
もとより、さらには社会的規範を全うすることをいいます。
(3)反社会的勢力に関する情報については、統括部署が一元的に収
集、管理、分析を行い、データベースの構築およびその逐次更新
を図っております。
(4)反社会的勢力等との関係遮断に関し、営業店長には「不当要求防
止責任者講習」を必ず受講させるとともに、適宜、社内研修を実
施しております。
信用が最大の財産ともいえる銀行にとって、経営の健全性
を高め、社会からの信頼を揺るぎないものとする上での当
然の原則であり、役職員一人ひとりが、日々の業務遂行の中
で着実に実践しなければならないものと考えています。
このため、当行では従来からコンプライアンスを経営の
最重要課題と位置づけ、遵守態勢の強化に取り組むととも
に倫理・法務リスク の軽減に努めてきています。
※
具体的には、コンプライアンスに関する手引書として
「コンプライアンス・マニュアル」を制定し行内の基本指針と
利益相反管理について
当行または当行のグループ会社とお客さまの間、ならびに当行また
はグループ会社のお客さま相互間における利益相反のおそれのある取
引に関し、銀行法、金融商品取引法、その他関係法令等にもとづき、お
客さまの利益を不当に害することのないよう適切に業務を遂行いたし
ます。
当行は、法令等に従い、
「利益相反管理に関する指針」として利益相反
管理の対象となる取引、その類型、管理体制、管理方法、管理対象とな
る会社の範囲等について、下記のとおり、ホームページへの掲載、店頭
への掲示等により公表しています。
するとともに、コンプライアンスを推進するため、主要施
策を協議する全行的な組織として「コンプライアンス委員
会」を設置しています。また、コンプライアンスについて
一元的に統括・推進するため、取締役会直轄の組織として
「コンプライアンス統括部」を設置しています。
本部各部署、支社ならびに営業店には各々コンプライ
アンス責任者・コンプライアンス担当者を配置し、法令違反
の未然防止と遵守状況のチェックを行っています。さらに、
具体的な実践計画である『コンプライアンス活動計画』を
年度ごとに策定し、それに基づいた取組みも進めています。
今後も当行は、コンプライアンス態勢の一層の強化を
図っていきます。
※ 役職員が業務に関して法令・規則・社会的規範などに抵触する行為をすることや、規定・
手続などがこれらに抵触していることを原因として、取引先・株主などから法的あるい
は道義的責任を追及され、損害賠償責任を負うことや信用を失墜するリスクのことです。
利益相反管理に関する指針
百五銀行(以下「当行」といいます)は、当行または当行のグループ会社(以下「グループ
会社」といいます)
とお客さまの間、ならびに当行またはグループ会社のお客さま相互
間における利益相反のおそれのある取引に関し、銀行法、金融商品取引法、その他
関係法令等にもとづき、お客さまの利益を不当に害することのないよう適切に業務を
遂行いたします。当行は、法令等に従い、当行の利益相反管理に関する指針をここに
公表いたします。
1 利益相反管理の対象となる取引(対象取引)
「利益相反のおそれのある取引」とは、当行またはグループ会社が行う取引の
うち、
「お客さまの利益が不当に害されるおそれがある場合の取引」をいいます。
「利益相反」とは、当行またはグループ会社とお客さまの間、ならびに当行また
はグループ会社のお客さま相互間において利益が相反する状況をいいます。
当行では、利益相反管理の対象となる取引を特定し、適切に管理いたします。
2 類型
対象取引は、個別具体的な事情に応じて該当するか否かが決まるものですが、
対象取引の類型は、以下のとおりです。
自己取引型 「契約の相手方の代理人となる行為およびこれに類するもの」
(1)
双方代理型 「当事者双方の代理人となる行為およびこれに類するもの」
(2)
(3)競合取引型 「利害関係のある第三者の利益を優先する行為およびこれに
類するもの」
(4)情報利用型 「不正に内部情報を利用する行為およびこれに類するもの」
3 利益相反管理体制と管理方法
反社会的勢力への対応
1.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方
当行は、反社会的勢力からの不当な要求行為は断固として拒否し、
警察等の外部専門機関と連携を図りながら、反社会的勢力との関係
を遮断することを基本方針としております。
2.反社会的勢力排除に向けた整備状況
「営業統括部お客さまサービス向上課」
を反社会的勢力等との関係
遮断に係る統括部署とし、以下のような対応を行っております。
(1)
「反社会的勢力対応規定」
を制定して組織としての対応方針を明確
にし、
「反社会的勢力対応マニュアル」
により具体的な対応方法の
周知徹底を図っております。
(2)不当要求に対しては、平素から警察当局、暴力追放運動推進セン
ター等の外部専門機関、弁護士等と緊密な連携関係を構築し、従
業員の安全も確保しております。
30 THE HYAKUGO BANK, LTD.
当行のコンプライアンス統括部を利益相反管理部署、コンプライアンス統括部
長を利益相反管理責任者として、利益相反管理を適切に行います。
利益相反のおそれのある取引を特定した場合、次に掲げる方法を適宜選択し、
または組み合わせることにより、対象取引の管理を行います。
利益相反のおそれのある取引を行う部門間を分離し、情報を遮断する方法
(1)
利益相反のおそれのある取引の一方または双方の条件または方法を変更する方法
(2)
(3)
利益相反のおそれのある取引の一方を中止する方法
利益相反のおそれがあることをお客さまに開示する方法
(4)
情報を共有する者を監視する方法
(5)
その他の方法
(6)
4 利益相反管理の対象となる会社の範囲
利益相反管理の対象となる会社は、当行およびグループ会社の株式会社百五
経済研究所です。
お取引につきまして、お気づきの点やご要望がございましたら、お取引店また
までご連絡ください。
はお客さま相談室
(電話 059-227-2151)
平成21年6月1日制定
リスク管理への取組み
百
五
銀
行
の
現
状
リスク管理に努めています。
リスク管理への取組み
リスク管理の基本方針
金融の自由化・国際化が進展し、金融サービスや業務が多様
化するなか、銀行が直面するリスクは複雑化・多様化しており、
リスク管理の重要性はますます高まっています。当行では、各
種リスクを正確に把握・認識するとともに、適切なリスク管理
態勢を構築し、経営の健全性・適切性を堅持しつつ、安定的な
収益を確保することをリスク管理の基本方針として、リスク
管理の強化・充実に取り組んでいます。
統合的なリスク管理体制
当行では、銀行業務を遂行するうえで直面するさまざまな
リスクを統合的に把握・管理する体制としています。
具体的には、各種リスクを「信用リスク」、
「市場リスク」、
「オ
ペレーショナル・リスク」等として区分し、各リスクに主管部署
を定めて業務運営のなかで管理するとともに、リスク統括部署
を設置してこれらを統合的に管理しています。また、頭取を委
員長として毎月開催している
「リスク管理委員会」において、各
種リスクの発生状況や管理状況を総合的に把握・評価・監視し、
リスク管理に関する方針や対応策を検討しています。
また、各リスクを共通の尺度で計量化し、経営体力に照らし
て適正な範囲内にリスク量を制御する
「統合リスク管理」の考
え方のもと、信用、市場、オペレーショナルの各リスク量およ
びその総量に限度枠を設定し、経営の健全性確保と安定的な
収益確保の両立を図っています。
さらに、業務部門から独立した監査部門による業務監査を
実施し、各部門の内部管理の適切性・有効性を検証しています。
C
S
R
信用リスク管理
の
取
組
み
に
つ
い
て
貸出などの資産の健全性を保つことは、銀行経営において
最も重要な課題のひとつです。そのため、当行では、貸出先や
個別案件の信用リスクを統一的な尺度により評価する信用格
付制度を導入し、信用度を勘案した融資取組方針の策定や貸出
金利の設定に役立てています。また、融資の基本方針を「百五
銀行クレジットポリシー」に定め、特定の企業や企業グループに
貸出が集中しないよう管理するとともに、与信ポートフォリオ
管理の観点から、貸出金の業種別・地域別・信用格付別・与信額
別などの分布状況を把握し、貸出の分散に努めています。
自己資本比率の算定にあたっては、平成21年3月末は標準的
手法を採用しましたが、金融取引の多様化・高度化を背景にリ
スク管理の重要性が高まっていることに鑑み、基礎的内部格付
手法の採用を視野に入れ、リスク管理の高度化に取り組んでい
ます。
また、内部管理においては、
「統合リスク管理」の枠組みのも
と、自己資本比率の算定に含まれない「与信集中リスク」を含め
で
た形で信用リスクをVaR(Value at Risk:予想最大損失額)
計量化し、限度枠の管理などを通じて、適正なリスクテイクと
安定的な収益の確保に努めています。
組織体制の面では、営業推進部門と貸出審査部門および信
用リスク管理部門を明確に分離し、厳正な審査・管理を行って
います。
なお、業況が悪化するなどの問題先に対しては、経営状況等
を適切に把握・管理し、必要に応じて再建計画の策定の指導や
整理・回収を行っています。
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
へ
の
取
組
み
リ
ス
ク
管
理
へ
の
取
組
み
<リスク管理体制図>
ディスクロージャー誌 2009
31
リスク管理への取組み
市場リスク・流動性リスク管理
金利・為替・株価など市場の変動が銀行収益に与える影響は
ますます大きくなってきています。そのため、当行では、ALM
(Asset&Liability Management:資産負債の総合管理)機能の
強化を図り、安定的な収益の確保をめざしています。具体的に
は、毎月開催する
「ALM委員会」において、貸出金や有価証券な
どの資産と預金などの負債の構成を分析し、金利見通しに
基づきリスクヘッジの取組方針を策定しています。
市場リスクは、
「統合リスク管理」の枠組みのもと、自己資本
比率の算定に含まれない「銀行勘定の金利リスク」などの各種
リスクを、主に VaR で計量化し、リスク量を預貸金、債券、
政策投資株式など取引の種類別に設定した限度枠の範囲内に
コントロールしています。
組織体制の面では、市場取引部署(フロントオフィス)
と市場
事務管理部署(バックオフィス)を明確に分離しているほか、
市場リスク管理部署(ミドルオフィス)を設置しており、相互に
牽制が働く体制のもとでリスク管理を行っています。
資金繰りについては、円貨・外貨のそれぞれについて日々の
状況およびその見通しを適切に把握・管理しています。また、
市場からの調達可能額を定期的に把握するとともに、不測の
事態への対応策をあらかじめ定めることにより、流動性リスク
に備えています。
ています。また、業務のシステム化・機械化をはじめとした事務
プロセス改善により、事務リスク削減に取り組んでいます。
システムリスク管理
システム開発に際しては、事前に十分なテストを実施し、シ
ステム障害の未然防止に努めています。また、バックアップ
センターの設置などのインフラの二重化、危機管理計画の
策定などにより、システム障害や大災害など万が一の緊急事態
に備えています。
情報資産リスク管理
不正アクセス防止策などシステムに各種セキュリティ対策を
講じるとともに、役職員に情報資産の適切な取扱いを徹底し、
お客さまの情報や経営上の機密情報の管理に万全を期してい
ます。
風評リスク管理
風評リスクにつながる誤報・風説等の情報を早期に入手し、
速やかに対策がとれるよう体制を整備しています。
また、広報・IR 活動を通じて、当行に対する理解と信頼を
得るよう努めています。
オペレーショナル・リスク管理
業務・商品・サービスの多様化、業務処理のシステム化など
金融業務を巡る環境は大きく変化しています。そのため、当行
では、
「オペレーショナル・リスク管理規定」を制定し、業務運営
に伴う各種リスクを総合的に管理しています。毎月開催する
「オペレーショナル・リスク管理委員会」では、これらのリスク
を包括的に評価・分析し、リスク削減策を組織横断的に協議・
実施しています。
当行では、オペレーショナル・リスクを「事務リスク」
「システ
ムリスク」
「情報資産リスク」
「風評リスク」
「倫理・法務リスク」
「人
的リスク」
「 有形資産リスク」
「 その他のオペレーショナル・リス
ク」からなる幅広いリスクとしており、定性的な管理と定量的な
管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。
自己資本比率の算定にあたっては、金融取引の多様化・高度
化を背景にリスク管理の重要性が高まっていることに鑑み、平
成21年3月末からは従来の基礎的手法に比べ、一段高度な手法
である粗利益配分手法を採用しました。またデータ蓄積を進
めながら先進的計測手法によるリスク量の試算を行い、リスク
管理の高度化に取り組んでいます。
組織体制の面では、事務リスクをはじめとする各リスクの主
管部署のほか、オペレーショナル・リスク統括部署を設置してお
り、相互に牽制が働く体制のもとでリスク管理を行っています。
用語解説
「信用リスク」とは?
貸出・投資先の経営悪化等により、元本や利息が予定どおりに返済され
なくなることなどにより損失を被るリスクのことです。
「市場リスク」とは?
さまざまな市場の変動により損失を被るリスクのことで、金利リスク、
為替リスク、株価等の価格変動リスクなどがあります。
「流動性リスク」とは?
予期しない資金の流出や市場の混乱などにより、必要資金の確保や市場
での取引に支障をきたすことなどにより損失を被るリスクのことです。
「オペレーショナル・リスク」とは?
内部手続き・人・システムなどの内部管理上の問題や、地震などの外部
要因により損失を被るリスクのことで、事務リスク、システムリスク、
情報資産リスク、風評リスクなどがあります。
「事務リスク」とは?
役職員が誤った事務処理を行う、あるいは事故・不正などを起こすこと
により、損失を被るリスクのことです。
「システムリスク」とは?
システムの停止や誤作動、不正使用などにより、損失を被るリスクの
ことです。
「情報資産リスク」とは?
情報の漏洩や紛失、改ざんなどにより、損失を被るリスクのことです。
事務リスク管理
業務全般にわたり事務規定を整備するとともに、行内研修、
本部による事務指導、内部監査を充実し、事務の厳正化に努め
32 THE HYAKUGO BANK, LTD.
「風評リスク」とは?
風評等により社会的信用が悪化し、損失を被るリスクのことです。
主要な業務の内容
百
五
銀
行
の
概
要
■1. 預金業務
預金
当座預金、普通預金、決済用普通預金、通知預金、定期預金、
主
要
な
業
務
の
内
容
別段預金、納税準備預金、外貨預金を取扱っております。
■2. 貸出業務
譲渡性預金
譲渡可能な定期性預金を取扱っております。
貸付
手形貸付、証書貸付および当座貸越を取扱っております。
手形の割引
銀行引受手形、商業手形および荷付為替手形の割引を取扱って
おります。
■3. 商品有価証券売買業務
国債等公共債の売買業務を行っております。
■4. 有価証券投資業務
預金の支払準備および資金運用のため国債、地方債、社債、株
式、その他の証券に投資しております。
■5. 内国為替業務
振込および代金取立等を取扱っております。
■6. 外国為替業務
輸出、輸入および外国送金その他外国為替に関する各種業務を
行っております。
■7. 社債受託業務
社債の受託業務を行っております。
■8. 確定拠出年金運営管理機関の受託業務
確定拠出年金法に基づき、運営管理業務を行っております。
■9. 付帯業務
代理業務
日本銀行代理店、日本銀行歳入代理店業務、地方公共団体の公
金取扱業務、中小企業基盤整備機構等の代理店業務、株式払込
金の受入代理業務および株式配当金、公社債元利金の支払代理
業務、住宅金融支援機構等の代理貸付業務
保護預りおよび貸金庫業務
有価証券の貸付
債務の保証(支払承諾)
金の売買
公共債の引受
国債等公共債および証券投資信託の窓口販売
コマーシャル・ペーパー等の取扱い
生命保険および損害保険商品の窓口販売
店頭デリバティブ取引業務
ディスクロージャー誌 2009
33
商品・サービス一覧
預金
(平成21年3月31日現在)
種類
しくみと特色
普通預金
スーパーパール定期預金
総 スーパー定期
合
口 (自由金利型定期預金[M型])
座
自由金利型定期預金
(大口定期)
普通預金と定期預金をセットして、貯める・活用する・借りるの
期間
預け入れ額
出し入れご自由
1円以上
最長預入期間5年
1万円以上
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・4年・5年
1万円以上
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・4年・5年
1千万円以上
2年・3年
1万円以上
3つの機能を備えています。もちろん給与・年金・配当金等の自
動受取や公共料金等の自動支払、またカードでの入出金もでき
て、家計管理の中心となる口座です。普通預金と定期預金を1冊
にまとめた総合口座通帳『にかもく』を取扱っています。
変動金利定期預金
普通預金
自動受取、自動支払、カードでの入出金もできて気軽にご利用い
ただけます。
出し入れご自由
1円以上
決済用普通預金
預金保険制度により全額保護の対象となる預金です。
「無利息」
という点を除き、商品内容は普通預金と同じです。また、給与
出し入れご自由
振込・年金振込口座にご指定いただけるほか、各種公共料金の
引落口座等にもご利用いただけます。
1円以上
当座預金
小切手や手形のお支払いのために開設していただく預金です。
出し入れご自由
企業の効率的な資金管理にご利用いただけます。
1円以上
通知預金
5万円以上
1円以上
全自動積立定期預金
(ランクアップ付)
口座振替による自動積立を継続的に行う積立定期預金です。最
初に手続きすれば、あとはあらかじめご指定いただいた目標日が
到来する毎に、積立金を自動的におまとめし、
「おまとめ定期を作
成」または「指定口座へ入金」します。積立の途中で、積立金の
一部引き出しが可能です。
1,000円以上
1,000円単位
積立定期預金
(満期指定型)
プランに合わせて満期日を自由にご指定できます。
ベスト積立定期預金
財
形
預
金
7日以上
納税のために、あらかじめご準備いただく預金です。利息は非課
ご入金はいつでも
税です(納税以外の目的でお引き出しをされた場合を除きます)。
納税準備預金
積
立
預
金
まとまったお金を短期間運用されるのに最適です。お引き出しは
2日前までにご通知いただきます。
一般財形預金
財形年金預金
財形住宅預金
スーパーパール定期預金
スーパー定期
(自由金利型定期預金[M型])
6か月以上5年以内
1,000円以上
1万円以上
毎月の給与やボーナスから天引きにより積立てます。財形年金
および財形住宅預金は合計550万円まで非課税がご利用でき大
一般
変有利です。また、一般財形及び財形住宅の運用については、
年金・住宅
パール期日指定定期預金とスーパー定期5年もののいずれかか
ら選択いただけます。
1円以上
3年以上
5年以上
お利息は、6か月複利で計算しますので、有利な利回りです。6か
月経過後は、自由にお引き出しいただけます( 1万円以上であれ
最長預入期間5年
ば、一部引き出しができます。預入額 300 万円以上の場合は、
300万円を下回らない範囲で一部引き出しができます)。預入期
据置期間6か月、6か月経過後はお引き
間に応じて6段階に金利を設定しますので、預入期間が長くなる
出し自由
ほど有利です。お預け入れ金利は、金融情勢により残高に応じた
金利差がつかない場合もあります。
まとまった資金の運用に最適です。単利型と複利型があります(個
人の方で、3年以上のものは、6か月複利で運用します)。期間3年
超の複利型のものは、一部解約サービスがご利用いただけます。
時代の動きに合わせて6 か月ごとに金利が変動する定期預金で
す。運用コースは2年ものと3年ものの2種類です。
自由金利型定期預金
(大口定期)
まとまった余裕資金の有利な運用におすすめします。お預け入
れ時に設定された金利は満期日まで変わりませんので安全確実
です。
34 THE HYAKUGO BANK, LTD.
積立(目標日)サイクル
1年・2年・3年
毎月の自動積立が独立したパ ール期日指定定期預金または、
スーパー定期2年ものや自由金利型定期預金となります。お申し お申し出のない限り自動積立
出により預金の一部払い出しも可能です。
変動金利定期預金
譲渡性預金(NCD )
お申し出のない限り自動積立
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
4年・5年の定型方式と1か月超5年未満
1円以上
1千万円未満
1円以上
の期日指定方式
2年・3年
1円以上
1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・
4年・5年の定型方式と1か月超5年未満
1千万円以上
の期日指定方式
まとまった資金を運用するのに有利な預金です。必要なときは、
2週間以上2年以内で期日指定方式
満期日前に譲渡することもできます。
5千万円以上
1円単位
預金
(平成21年3月31日現在)
種類
外貨普通預金
外
貨
定
期
預
金
百
五
銀
行
の
概
要
予約なし外貨定期預金
しくみと特色
期間
預け入れ額
短期の外貨資金運用に適した商品です。百五ダイレクトバンキン
グでもご利用いただけます。
米ドルはATMでもご利用いただけます。百五ダイレクトバン
キングおよびATMでのお取引は相場の優遇がございます。
出し入れ自由
外貨でまとまった資金を預け入れる預金で、為替予約のついて
いないオープン型の外貨定期預金です。
1か月・3か月・6か月・1年・
100米ドル以上
期日指定(1週間以上6か月未満)
為替予約を行うことにより実質利回りを確定します。中途解約は
大口外貨定期預金
できません。取扱通貨は原則、米ドルです。
(予約付外貨定期預金※)
※「予約付外貨定期預金」につきましては、平成19年9月以降販売を中止しております。
1米ドル・1ユーロ・
1オーストラリアドル以上
1週間以上6か月以内で
期日指定
1千万円相当額以上
(準大口外貨定期預金
は 300 万円相当額以上
1千万円相当額未満)
融資∼事業者・法人のお客さま向け
種類
(平成21年3月31日現在)
お使いみちなど
ご融資額
ご融資期間
担保
事業安定資金
中小企業・個人事業主の皆さまに、固定金利でご利用いただく
ご融資で、事業資金であればお使いみちは自由です。信用保
証協会保証付でのお取扱いとなります。
マイカード〈ビジネス〉
中小企業、個人事業主の皆さまに、事業資金を簡便な手続き 100万円∼3,
000万円 1 年または 2 年ご 不動産・有価証券等
でタイムリーにご融資します。あらかじめ設定されたご融資枠 (信用保証協会保証付 とに契 約 を 自 動 (信用保証協会保証
を超えない範囲でご利用いただけます。
付は原則不要)
000万円以内) 更新
は2,
機械・車両活用ローン
中小企業、個人事業主の皆さまの所有する機械・車両を活用
した新しいご融資方法です。大手リース会社、オリックス
自動車(株)の保証付でのお取扱いとなります。
原則1億円以内
ISOローン
ISO 認証取得に必要な運転資金や認証取得後の設備資金に
ご利用いただけます。
運転資金2,000万円
運転資金3年以内
以内、
不動産・有価証券等
設備資金10年以内
設備資金1億円以内
介護サポート資金
介護保険指定事業者の皆さまに必要な運転資金や設備資金
にご利用いただけます。信用保証協会保証付でも取扱いして
おります。
運転資金5,000万円
不動産・有価証券等
運転資金5年以内
以内、
(信用保証協会保証
設備資金10年以内
設備資金1億円以内
付は原則不要)
外貨融資
(インパクトローン)
ビジネスローン
<まねき猫>
お使いみちの自由な、外貨によるご融資です。円に交換または
そのまま海外へご送金いただくこともできます。為替予約をご
締結いただけば、相場変動の影響は受けません。
中小企業、個人事業主の皆さまの資金ニーズにタイムリーに
対応、保証人は代表者のみ(個人事業主は不要)で事業資金
であればお使いみちは自由です。オリックス(株)保証付での
お取扱いとなります。
5,
000万円以内
500万円相当額
以上
3,000万円以内
媒介・紹介業務∼事業者・法人のお客さま向け
種類
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
一
覧
1年以上5年以内
原則不要
原則として 5 年以
機械・車両
内(最長7年)
原則として
1週間以上6か月以 不動産・有価証券等
内
5年以内
不要
(平成21年3月31日現在)
しくみと特色
天候・地震デリバティブ
天候不順や異常気象または大規模地震による売上げ減少・建物損壊などのリスクを軽減するため、事前にオプション料を
保険会社にお支払いいただくことで、一定の気象の変動や地震が発生した場合、補償を受けることができます。
コモディティ・デリバティブ
主として原油および石油製品、ガス、非鉄金属等の価格変動リスクを軽減するため、一定の行使価格を上回った場合に価
格差額を受け取るキャップ取引等さまざまなデリバティブ取引の媒介・紹介を行っています。
ディスクロージャー誌 2009
35
融資∼個人のお客さま向け
種類
住
宅
プ
ラ
ン
の
実
現
に
(平成21年3月31日現在)
お使いみちなど
ご融資期間
担保
ホームローン
住宅の新築・増改築、土地付住宅・マンションの
購入等にご利用いただけます。
100万円∼5,
000万円
1年∼35年
ご融資対象の
土地・建物
ホームローン105
プラス
当初の固定金利期間終了後も全期間▲ 1.3 %と
なるローンです。住宅の新築・土地付住宅・マン
ション購入等にご利用いただけます。
100万円∼1億円
3年∼35年
ご融資対象の
土地・建物
ホームローン105
環境配慮型
オール電化住宅など、環境に配慮した住宅にご利
用いただくことができ、当初の固定金利期間終了
後も全期間▲1.2%となるローンです。
100万円∼1億円
3年∼35年
ご融資対象の
土地・建物
ホームローン105
当初の固定金利期間終了後も全期間 ▲1.1%とな
るローンです。住宅の新築・土地付住宅・マンショ
ン購入等にご利用いただけます。
100万円∼1億円
3年∼35年
ご融資対象の
土地・建物
100万円∼5,
000万円
3年∼35年
ご融資対象の
土地・建物
ホームローン
<3大疾病保障付>
3大疾病(悪性新生物[がん]・急性心筋梗塞・脳卒
中)を保障対象に加えた団体信用生命保険をセッ
トしたホームローンです。
ホームローン
フリープラン無担保型
マイホ ーム の 購 入 時 の 諸 費 用 また は購 入 時 の
リフォームやインテリア・エクステリアさらには引越
費用にと、幅広くご利用いただけます。
30万円∼500万円
1年∼15年
必要ありません
ホームローン借換え
プラン無担保型
公的融資および他行住宅ローンの借換え資金と
してご利用いただけます。
100万円∼1,
000万円
1年∼15年
必要ありません
アパートローン
賃貸住宅(アパート)の新築・増改築等にご利用い
ただけます。
100万円∼3億円
1年∼30年
ご融資対象の
土地・建物
ファミリーローン
お使いみち自由のローンです。暮らし全般に幅広
くご利用いただけます(事業性資金は除きます)。
10万円∼300万円
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼7年
必要ありません
マイカーローン
「くるまでGO!」
マイカー購入から車庫の新設資金まで、車に関
する幅広い用途にご利用いただけます。
10万円∼500万円
6か月∼8年
必要ありません
マイカーローン
マイカー購入・修理・車検・免許取得費用等にご利
用いただけます。
10万円∼500万円
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼7年
必要ありません
ブライダルローン
ご本人またはご子弟の結婚式等の費用、新婚旅
行の費用等にご利用いただけます。
10万円∼300万円
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼7年
必要ありません
10万円∼1,000万円
15年以内 ただし、300万円
必要ありません
以内の場合は10年以内
住宅の増改築、設備機器および介護機器購入費
リフォームプラン
「住まいるアップローン」 用にご利用いただけます。
豊
か
な
く
ら
し
に
ご融資額
増改築ローン
住宅の増改築等にご利用いただけます。
10万円∼500万円
200万円以内 1年∼7年
200万円超 1年∼10年
必要ありません
介護ローン
ご家族の介護にかかる住宅改造および介護機器
購入費用にご利用いただけます。
10万円∼300万円
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼7年
必要ありません
「ハイブリッドカー」
「電気自動車」
「エコマーク認定
商品」
「オール電化商品」等、当行が指定する地球 10万円∼300万円
にやさしい商品の購入費用にご利用いただけます。
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼7年
必要ありません
地球にやさしい
商品購入ローン
200万円以内 1年∼5年
200万円超 1年∼10年
必要ありません
(最長4年間の据置期間を設
小学校以上のお子さまの入学金・授業料等の学
費、社会人の方の自己啓発・資格取得費用にご利
用いただけます。
10万円∼500万円
あらかじめ設定されたご融資枠内で、在学期間
中の教育費・生活費の仕送りなどに繰り返しご利
用いただけます。
100万円・200万円・
300万円・400万円・
500万円の5タイプ
在学期間中
必要ありません
フリーローン
「Plus」
電話、FAX 、インターネット(パソコン・モバイ
ル)によるお申込みが可能なお使いみち自由の
ローンです(事業性資金は除きます)
。
30万円∼300万円
1年∼8年
必要ありません
フリーローン
「Mini」
電話、FAX 、インターネット(パソコン・モバイ
ル)によるお申込みが可能なお使いみち自由の
ローンです(事業性資金は除きます)
。
30万円∼50万円
1年∼3年
必要ありません
年金受取口座をご指定いただいた方々のための
お使いみち自由のローンです。暮らし全般に幅広
くご利用いただけます(事業性資金は除きます)。
10万円∼100万円
1年∼3年
必要ありません
学資ローン
極度型学資ローン
フリーローン
シルバーパートナー
36 THE HYAKUGO BANK, LTD.
けることも可能です。)
商品・サービス一覧
百
五
銀
行
の
概
要
融資∼個人のお客さま向け
種類
不
意
の
出
費
に
そうごうパック
L-30(プラス)
マイカード
DREAM
お使いみちなど
当行で給与振込または年金振込をご指定の方や
公共料金等の口座振替契約をされている方が
30万円までのご融資をご利用いただけます。
ご融資額
30万円
ご融資期間
担保
1年ごとに自動更新
必要ありません
電話、FAX、インターネット
(パソコン・モバイル) 30万円・50万円・70万円・100
によるお申込みが可能なカードローンです。お使 万円・150万円・200万円・250 1年ごとに自動更新
万円・300万円の8タイプ
いみちは自由です(事業性資金は除きます)
。
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
一
覧
必要ありません
※ ローンのお申込みに際しましては、当行所定の審査がございます。審査の結果ご希望にそえない場合がございます。
※ ローンのご利用に際しましては、ゆとりある計画的なご活用をおすすめしております。
国際業務
両
替
海
外
送
金
貿
易
取
引
(平成21年3月31日現在)
外国通貨(CASH)
日本円を主要外国通貨(米ドル等5通貨)に、またお持帰りの外国通貨(米ドル等9通貨)を日本円に両替しております。
旅行小切手(T/C)
米ドル、ユーロ等6通貨のT/Cを取扱いしております。また、お持帰りのT/Cを日本円に両替しております。ご旅行にはT/C
のご利用が安全です。
外貨宅配サービス
香港上海銀行と提携し、31種類の外国通貨および6種類のT/Cをお客さまのご自宅や職場等にお届けします。
電信送金
一般的な海外送金で電信により迅速に振込み入金する方法です。
送金小切手
世界一流銀行あてに小切手を作成し、お客さまから直接、海外のお受取人へ当該小切手を郵送していただく方法です。
送金受取り
外国からの送金受取りの場合は、当行のお取引口座をご指定いただくことによりご利用いただけます。
輸出関係
輸出信用状の通知、輸出手形・小切手の取立て、買取り等を取扱いしております。
輸入関係
輸入信用状発行、輸入ユーザンス、輸入手形決済等を取扱いしております。
証券業務等
(平成21年3月31日現在)
新発国債・既発国債の売買
長期利付国債・中期利付国債・個人向け国債を取扱いしております。なお、国債の「口座管理手数料」は、無料として
おります。
投資信託の販売
幅広い商品を揃え、分散投資、長期投資を基本として適切な資産の配分を提案し、資金運用のアドバイスをいたします。
社債受託業務
社債の受託業務を行い、これに関する社債の管理を行っております。また発行された社債について引受業務を行って
おります。
店頭デリバティブ取引業務
金利・通貨スワップ等のデリバティブ商品を提供し、お客さまのリスク回避等のニーズにお応えします。
金融商品仲介業務
提携証券会社での口座開設、外国債券取引、仕組債取引を仲介させていただいております。
地銀型投資銀行業務
(平成21年3月31日現在)
M&A・事業承継対策
地域企業のさらなる発展・後継者問題の解決・事業の再生等、地域経済への貢献を目的として、積極的にM&A・事業
承継対策支援に取り組んでおります。
PFI
PFI事業に対する各種勉強会・研究会の開催、提案書の作成支援、資金提供など新しいニーズに対応しております。
シンジケートローン
当行が主幹事として協調融資団を組成し、お客さまの多額の資金ニーズに対応させていただく新しい資金調達手段で
あり、積極的に取り組んでまいります。
国際ビジネス
シンガポール駐在員事務所や上海駐在員事務所を活用して、中国・東南アジアの海外現地情報の発信や貿易・進出する
際のサポートを行います。
株式公開・ベンチャー支援
将来株式公開をめざす企業、新規性・成長性が高いベンチャー企業の各種ニーズに対応するため、外部機関などと連
携して総合的なサポートに取り組んでいます。
確定拠出年金
確定拠出年金は運用実績に応じてお受取額が変わる年金制度で、企業型と個人型があります。制度のスムーズな導入
から運営までを総合的にサポートいたします。
医院開業支援
(医療コンサルティング)
医院開業に際して、市場調査・収支計画シミュレーションなどのコンサルティングを行っています。
一括ファクタリング
企業の手形支払事務の合理化とコスト削減ニーズに対応するため、一括ファクタリングシステムの導入支援を行って
います。
債権流動化
オフバランス化、債権の早期資金化などのニーズに対応するため債権の流動化支援を行っています。
ディスクロージャー誌 2009
37
生命保険代理店業務
(平成21年3月31日現在)
個人年金保険
将来の生活資金準備を目的とした保険で、ご契約時に受取金額が決まる定額個人年金とご契約後の運用実績により受取
金額が変動する変額個人年金があり、いずれも当行窓口で販売しています。
終身保険
一生涯(終身)の保障と貯蓄性を備えた保険で、死亡時に死亡保険金が支払われる商品を全店で取り扱っています。
医療・がん保険
病気やケガで入院したり、所定の手術を受けた場合に給付金を受け取ることができる「医療保険」と、がんにより入院し
たり所定の手術を受けた場合に保障を受けることができる「がん保険」を取り扱っています。
損害保険代理店業務
(平成21年3月31日現在)
長期火災保険
お客さまが当行で住宅ローンをお借入れいただく際、同時にその場で長期火災保険をお申込みいただけます。
海外旅行傷害保険
自宅にいながら当行のホームページを通じて海外旅行傷害保険をお申込みいただけます。
エレクトロニックバンキングサービス
(平成21年3月31日現在)
百五法人ダイレクト
法人・個人事業者さま向けのインターネットバンキングとして、
「基本サービス」の残高・入出金明細照会、振込・振替、ペ
イジーサービスか、
「基本サービス」に総合振込・給与振込・口座振替・地方税納付・代金回収をプラスした「伝送サービ
ス」をご利用いただけます。
パソコンサービス
パソコンにより、給与振込・総合振込・口座振替等の受付、資金移動取引、残高等の各種照会ができます。
テレホンサービス
(ファクシミリサービスを含む)
電話やファクシミリから、振込などのご連絡や残高等の各種照会ができます。
定額自動送金サービス
毎月一定額を一定先にご指定口座から自動的に送金します。
社内IDカードサービス
当行のキャッシュカードを利用して、出退勤管理をはじめ各種管理業務の合理化が図れます。
社内クイック精算サービス
従業員さまとの各種資金決済がスムーズに行え、社内事務の合理化が図れます。
資金集中管理サービス
本社・支社間の資金の振替や残高管理を他行預金分も含めて行え、資金の効率的な運用が図れます。
資金集中配分サービス
当行本支店の口座で本社・支社間の資金の振替や残高管理を行え、資金の効率的な運用が図れます。
総合振込サービス
毎月、定例先に振込を行います。
給与振込サービス
毎月、従業員さまの給与をご指定口座に振込みます。
地方税納付サービス
従業員さまの個人住民税について、当行が納付書を作成し、納付を代行します。
自動集金サービス(口座振替)
当行とお取引のあるご集金先から各種代金を口座振替により回収して、ご指定口座に振込みます。
代金回収サービス
当行とお取引のないご集金先も含めて各種代金を口座振替により回収して、ご指定口座に振込みます。
コンビニ収納サービス
各種料金の回収を必要とするお客さまが、百五コンピュータソフト(株)とご契約いただくことでコンビニエンスストアを
利用して24時間365日、資金の回収が可能となります。
地銀自動会計サービス
全国の地方銀行のネットワークで、代金回収を行います。
38 THE HYAKUGO BANK, LTD.
商品・サービス一覧
各種サービス
(平成21年3月31日現在)
百五ダイレクトバンキング
ご自宅やお勤め先からパソコン・携帯電話・電話でお取引ができるサービスです。残高照会、振込、振替、定期預金の入出
金、投資信託の購入・換金、外貨普通預金への振替入出金、住所変更手続き等がご利用いただけます。
百五ポイントサービス
お客さまのお取引内容やお預り資産残高をポイントに換算し、そのポイント数に応じて第1ステージから最上級の
ゴールドステージまで4段階のステージをご用意。ステージに応じてATM時間外手数料優遇や定期預金金利優遇など、
さまざまな特典が受けられるお得なサービスです。
24時間サービス
電話やインターネットを通して、メールオーダー・パンフレットの請求や各種情報が24時間年中無休でご利用いただける
サービスです。
貸金庫・セーフティバッグ
実印・契約証書・公社債・権利証等大切な財産や貴重品を安全に保管します。お客さま専用の金庫としてご利用いただけ
る「貸金庫」と、お客さま専用のバッグを当行の金庫内にお預かりする「セーフティバッグ」があります。
夜間預金金庫
鍵と専用入金袋のご利用により、現金を24時間365日いつでも安全な金庫へお預け入れいただけるサービスです。
自動受取・自動支払
給与・年金等の自動受取りや、各種公共料金等の自動支払いが、簡単な手続きでご利用いただけます。
キャッシュカードサービス
カード1枚で、当行本支店のATM
(現金自動預入支払機)
・CD
(現金自動支払機)
にて、現金のお預け入れ、お引き出しなど
が手軽にできます。また全国の都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、農漁協、労働金庫、
ゆうちょ銀行等のATM・CDでもお引き出しなどができます。
百五デビットカードサービス
現在ご使用になっている普通預金の百五キャッシュカードがそのままデビットカードとしてお買物等にご利用いただけます。
お申込み手数料は一切不要です。デビットカード機能を希望されないお客さまは、当行窓口にお申し出ください。
百五シャインカード
(百五提携職域カード)
百
五
銀
行
の
概
要
商
品
・
サ
ー
ビ
ス
一
覧
カードの表面を当行のキャッシュカードとし、裏面を会社の社員証(カラー顔写真印刷)として利用できる新しいタイプの
キャッシュカードです。また、IDカードとして出退勤等の管理にもご利用いただけます。
振込・送金・取立
北海道から沖縄まで、全国どこでもスピーディーに処理いたします。商取引の円滑化、迅速化のためにご利用ください。
受取手形管理サービス
取立手形や担保手形に関する資料を作成し、当行が期日などの管理を行うサービスです。
クレジットカード
(105 BESTIO)
暮らしに役立つさまざまな機能やサービスを備えたカードです。キャッシュカード機能とクレジットカード機能が
ひとつになった一体型、クレジットカード機能のみの単体型からお選びいただけます。
クレジットカード
(百五DCカード)
法人様向けカード、各種提携カード、ドライバーズカードなど、105 BESTIOのラインナップにないクレジットカードを
取り扱っております。
相談情報サービス
「百五くらしの相談センター」
(四日市、津、伊勢)にて、くらしのなかで生じるさまざまな問題(税金・年金・法律・資産等)
のご相談にそれぞれ専門スタッフが、原則、無料でお答えしております。また「
(株)百五経済研究所」では、相談業務のほ
か地域経済情報誌などを定期的に発行しております。
リースのお取次ぎ
「百五リース(株)」は事務機器から大型生産設備まで扱う総合リース会社です。当行の本支店の窓口でもお取次ぎしており
ますので、皆さまの企業経営の近代化・合理化にお役立てください。
金の取扱い
長期の財産運用の方法として「金地金引渡し方式」
(100g・500g・1kgの3種類のバー)、
「金お預り証書方式」
(100g以上
100g単位)の取扱いをしております。
記名判印刷サービス
当座取引先から届出を受けている記名判を手形・小切手の券面上に印刷するサービスです。お客さまは手形・小切手振り出
しのたびに記名判を押印する手間を省略することができるとともに、見た目もとてもきれいに仕上がり、企業のイメージアッ
プにつながります。
支社一覧
(平成21年7月1日現在)
名 古 屋 支 社
〒450-8691
名古屋市中村区名駅4丁目26番13号 (名古屋支店2階)
TEL. 052-581-2751
桑 名 支 社
〒511-8691
桑名市中央町3丁目36
TEL. 0594-22-2575
四 日 市 支 社
〒510-8691
四日市市沖の島町1番 6号
(四日市支店2階)
TEL. 059-351-1966
鈴 鹿 支 社
〒513-8691
鈴鹿市西条4丁目138番地
(鈴鹿支店3階)
TEL. 059-382-1377
伊 賀 支 社
〒518-0723
名張市木屋町1386番地の5
(名張支店木屋町出張所2階)
TEL. 0595-61-3111
津 支 社
〒514-8666
津市岩田21番27号
(本店営業部2階)
TEL. 059-223-2434
松阪紀州支社
〒515-0005
松阪市鎌田町103番地の1
(松阪支店2階)
TEL. 0598-52-5150
伊勢鳥羽志摩支社
〒516-8691
伊勢市岡本1丁目3番3号
(伊勢支店3階)
TEL. 0596-29-1005
(桑名支店2階)
ディスクロージャー誌 2009
39
店舗一覧
当行では、全店を終日禁煙にし、人に優しい店づくりに取り組んでいます。
店舗数
(平成21年3月31日現在)
平成18年度
区 分
平成19年度
地域別店舗数
(平成21年3月31日現在)
平成20年度
区 分
平成18年度
平成19年度
113
12
3
128
113
12
3
128
平成20年度
店舗設置市町村数
店
所
100
28
100
28
102
28
三
重
県
愛
知
県
その他都府県
合 計
128
128
130
合 計
本
出
支
張
113
14
3
130
22
6
3
31
(平成21年7月3日現在)
シロ コ
三 重 県
本店営業部 〒514-8666 津市岩田21番27号
本店営業部 〒514-0027 津市大門11番13号
大門町出張所
白 子 〒510-0235 鈴鹿市南江島町10番15号
059-227-2151
059-228-7105
本店営業部 〒514-0035 津市西丸之内23番1号「津市役所内」 059-226-4105
津市役所出張所
桑名地区
桑 名 〒511-8691 桑名市中央町3丁目36番地
桑 名 支 店 〒511-0061 桑名市寿町2丁目31番地の12
桑名駅前出張所
0594-22-1400
0594-22-6115
桑名大山田 〒511-0903 桑名市大山田1丁目7番地の5
0594-31-0105
0594-22-1900
0594-21-7105
0594-22-2105
0594-74-2311
0594-72-5151
江 場 〒511-0834 桑名市大字大福426番地の3
レン ゲ
ジ
イナ ベ
〒511-0851 桑名市大字西別所969番地の1
員 弁 〒511-0223 いなべ市員弁町北金井1871番地の1
員 弁 支 店 〒511-0428 いなべ市北勢町阿下喜729番地
059-386-8111
旭 が 丘 〒510-0212 鈴鹿市中旭が丘2丁目7番1号
059-386-3105
0595-82-1511
0595-83-0155
亀 山 支 店 〒519-0124 亀山市東御幸町219番地の4
東御幸出張所
〒519-1107 亀山市関町木崎588番地
関
0594-48-5500
ア ゲ キ
上 野 〒518-8691 伊賀市上野恵美須町1689番地
上 野 支 店 〒518-0834 伊賀市緑ケ丘中町4255番地の1
緑ヶ丘出張所
0595-21-7500
上 野 支 店 〒518-0825 伊賀市小田町219番地
0595-21-8105
ジョウホク
城 北 出張所
サ
ナ
グ
員 弁 支 店 〒511-0272 いなべ市大安町高柳1945番地
大安出張所
ジャスコ大安店1階
上 野 中 央 〒518-0861 伊賀市上野東町2961番地
0594-78-4105
員 〒511-0242 員弁郡東員町大字六把野新田120番地 0594-76-8188
東
四日市地区
四 日 市 〒510-8691 四日市市沖の島町1番6号
富 田 〒510-8016 四日市市富州原町14番13号
富 田 駅 前 〒510-8014 四日市市富田1丁目26番21号
ア クラ
ガワ
阿 倉 川 〒510-0803 四日市市阿倉川町7番18号
カワ ラ
マチ
川 原 町 〒510-0032 四日市市京町1番1号
イ クワ
生 桑 〒512-0911 四日市市生桑町124番地の3
生 桑 支 店 〒512-8046 四日市市あかつき台3丁目1番地の157
あかつき台出張所
〒512-1212 四日市市智積町3454番地の2
桜
四日市駅前 〒510-8691 四日市市諏訪栄町6番4号
四 日 市 西 〒510-0075 四日市市安島1丁目4番1号
松 本 〒510-0836 四日市市松本2丁目6番25号
日 永 〒510-0885 四日市市日永4丁目1番48号
日 永 支 店 〒510-0944 四日市市笹川6丁目29番1号
笹川出張所
059-352-4101
059-365-1181
059-365-2238
059-331-3105
059-331-5141
059-332-0198
059-337-1231
059-326-7755
059-353-7711
059-353-7731
059-353-2105
059-345-0448
059-321-5105
0595-23-3025
0595-21-3311
キ キョウ ガ オカ
桔 梗 が 丘 〒518-0621 名張市桔梗が丘1番町2街区11番地 0595-65-1105
名 張 〒518-0441 名張市夏見3224番地の3
0595-63-2121
名 張 支 店 〒518-0723 名張市木屋町1386番地の5
0595-61-3105
木屋町出張所
※但し、外国送金はお取扱いしておりません。
青 山 〒518-0226 伊賀市阿保19番地
059-345-1223
コモ ノ
菰 野 〒510-1233 三重郡菰野町大字菰野1101番地の4 059-393-1241
楠
〒510-0105 四日市市楠町南川102番地の1
059-397-3175
白 塚 〒514-0101 津市白塚町3385番地の2
一 身 田 〒514-0114 津市一身田町645番地
津 駅 前 〒514-0009 津市羽所町375番地
津駅前支店 〒514-0102 津市栗真町屋町1606番地の7
栗真出張所
津 駅 西 口 〒514-0007 津市大谷町21番3
鈴 鹿 〒513-8691 鈴鹿市西条4丁目138番地
津 新 町 〒514-0035 津市西丸之内10番4号
津 西 〒514-0042 津市新町2丁目10番46号
津 西 支 店 〒514-0073 津市殿村385番地の16
五軒町出張所
鈴 鹿 支 店 〒513-0801 鈴鹿市神戸1丁目13番1号
かんべ出張所
鈴 鹿 支 店 〒510-0223 鈴鹿市若松北1丁目36番21号
若松出張所
カ
サ
ド
加 佐 登 〒513-0004 鈴鹿市加佐登4丁目24番30号
平田町駅前 〒513-0806 鈴鹿市算所1丁目9番1号
40 THE HYAKUGO BANK, LTD.
059-385-3105
タカ
南 〒514-0805 津市下弁財町津興3018番地
ジャ
ヤ
高 茶 屋 〒514-0304 津市雲出本郷町1701番地の1
高茶屋支店 〒514-0818 津市城山3丁目11番5号
城山出張所
モト
本 〒514-2211 津市芸濃町椋本762番地の2
河 芸 〒510-0306 津市河芸町一色27番地の1
ア
ノウ
ヒサ
イ
安 濃 〒514-2306 津市安濃町曽根567番地の1
久 居 〒514-1191 津市久居二ノ町1850番地1
久 居 支 店 〒514-1138 津市戸木町7811番地1
ヘ
059-378-1325
059-378-3111
ナン
橋
椋
059-382-1321
059-369-1105
059-231-0105
059-232-4105
059-228-3106
059-231-1113
059-228-8151
県 庁 〒514-0006 津市広明町13番地「三重県庁内」 059-225-4105
ムク
鈴鹿地区
0595-52-1105
津地区
キョウ
追 分 〒510-0893 四日市市前田町20番3号
0595-23-7105
0595-24-4105
上 野 支 店 〒518-0873 伊賀市上野丸之内116番地
伊賀市役所出張所
「伊賀市役所内」
佐 那 具 〒518-0001 伊賀市佐那具町924番地の2
イン
0595-96-1511
伊賀地区
阿下喜出張所
トウ
059-387-6105
059-386-6105
白 子 支 店 〒510-0205 鈴鹿市稲生3丁目5番15号
稲生出張所
亀 山 〒519-0118 亀山市北町5番25号
桑 名 支 店 〒511-0102 桑名市多度町香取389番地の4
多度出張所
矢 田 〒511-0822 桑名市馬道1丁目29番地の4
白 子 支 店 〒510-0257 鈴鹿市東磯山2丁目23番1号
磯山出張所
059-228-0321
059-226-5105
059-237-0001
059-228-0291
059-234-8105
059-234-7771
059-265-3105
059-245-0105
059-268-1151
059-255-2105
059-256-6105
キ
戸木出張所
イチ
一
シ
志 〒515-2516 津市一志町田尻102番地の3
059-293-5151
カ
ラ ス
香 良 洲 〒514-0323 津市香良洲町1829番の31
イエ
キ
家 城 〒515-3133 津市白山町南家城907番地の2
愛知県
059-292-3105
059-262-0501
名 古 屋 〒450-8691 名古屋市中村区名駅 4丁目26番13号 052-581-5101
黒 川 〒462-0843 名古屋市北区田幡2丁目13番6号 052-913-5105
松阪地区
松 阪 〒515-0005 松阪市鎌田町103番地の1
松 阪 支 店 〒515-2114 松阪市小津町800番地
中央市場
出 張 所
ウレシ
中 村 〒453-0017 名古屋市中村区則武本通3丁目38番地 052-471-8105
0598-52-5105
0598-56-8105
松 阪 駅 前 〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
松 阪 中 央 〒515-0063 松阪市大黒田町227番地の16
松阪中央支店 〒515-0036 松阪市平生町16番地
平生町出張所
オ
戸 田 〒454-0985 名古屋市中川区春田5丁目45番地 052-301-2105
トウ
チ
当 知 〒455-0806 名古屋市港区明正2丁目203番地 052-381-7105
0598-29-0105
0598-26-0105
0598-26-1105
0598-21-2341
052-653-8105
0568-23-0105
春 日 井 〒486-0844 春日井市鳥居松町7丁目57番地4 0568-82-6105
刈 谷 〒448-0000 刈谷市大字刈谷字東日成28番地1名鉄刈谷ビル 0566-21-0105
富 吉 〒497-0044 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田字与太郎14番地21 0567-95-5105
ヤ
トミ
弥 富 〒498-0027 弥富市鯏浦町南前新田67番地1
0567-65-0105
中部法人営業部 〒450-8691 名古屋市中村区名駅4丁目26番13号ちとせビル2階 052-581-3105
港
石 〒515-1204 松阪市小片野町1169番地の1
0598-34-1105
0598-56-7105
サイ
クウ
斎 宮 〒515-0321 多気郡明和町大字斎宮3018番地の6 0596-52-5105
多 気 〒519-2191 多気郡多気町相可480番地の1
0598-38-2005
三 瀬 谷 〒519-2404 多気郡大台町佐原638番地3
0598-82-1515
六 軒 〒515-2114 松阪市小津町277番地の3
東京都
東京営業部 〒103-8691 東京都中央区日本橋1丁目2番6号 03-3271-0151
黒江屋国分ビル2階
伊勢地区
※但し、外貨両替はお取扱いしておりません。
伊 勢 〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
0596-25-0105
伊 勢 支 店 〒516-0037 伊勢市岩渕1丁目7番29号「伊勢市役所内」0596-23-6105
大阪府
大阪営業部 〒542-0076 大阪市中央区難波2丁目2番3号
御堂筋グランドビル15階
伊勢市役所
出 張 所
伊 勢 支 店 〒516-0014 伊勢市楠部町168番1
楠部出張所
スジ
筋
カイ
バシ
向 橋 〒516-0041 伊勢市常磐2丁目14番1号
筋向橋支店 〒519-0504 伊勢市小俣町宮前293番地の2
0596-28-1105
和歌山県
0596-25-4105
0596-23-2105
新 宮 〒647-0004 新宮市大橋通2丁目4番地の1
0596-25-2105
河 崎 〒516-0009 伊勢市河崎2丁目16番9号
0596-24-1105
内 宮 前 〒516-0025 伊勢市宇治中之切町46番地
0596-22-3105
オ
イヅ
大 淀 〒515-0302 多気郡明和町大字大淀2444番地の2 0596-55-2020
イ
セ
ミ ソノ
伊 勢 御 薗 〒516-0802 伊勢市御薗町新開6番地の1
0596-36-0105
二 見 浦 〒519-0606 伊勢市二見町荘6番地
0596-43-3105
宮 川 〒519-0502 伊勢市小俣町相合484番地
0596-22-2126
宮 川 支 店 〒515-0505 伊勢市西豊浜町141番地の1
0596-37-5105
新 道 〒516-0079 伊勢市大世古2丁目6番12号
伊勢志摩市場
出 張 所
田 丸 〒519-0491 度会郡玉城町田丸238番地
0596-58-2105
五 ヶ 所 〒516-0101 度会郡南伊勢町五ヶ所浦3910番地の2 0599-66-0105
鳥羽志摩地区
鳥 羽 東 〒517-0023 鳥羽市大明西町1番1号
磯 部 〒517-0214 志摩市磯部町迫間1794番地
ガタ
鵜 方 〒517-0501 志摩市阿児町鵜方2982番地の2
鵜 方 支 店 〒517-0501 志摩市阿児町鵜方4057番地の3
鵜方駅前
出 張 所
浜 島 〒517-0404 志摩市浜島町浜島1779番地の11
ナ
キリ
波 切 〒517-0603 志摩市大王町波切3939番地の7
和 具 〒517-0703 志摩市志摩町和具845番地の2
0599-25-3105
0599-25-5105
0599-55-0105
0599-43-0105
0599-43-8105
0599-53-0105
0599-72-0105
0599-85-0105
紀州地区
0597-22-0105
0597-85-2111
長 島 〒519-3291 北牟婁郡紀北町紀伊長島区長島1019番地 0597-47-1515
ミ
ヤマ
海 山 〒519-3406 北牟婁郡紀北町海山区相賀1942番地の5 0597-32-1122
コ ン ビ ニ 〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
ATM支店
0598-21-9004
イーポケット 〒515-0084 松阪市日野町729番地の1
支 店
0598-21-2460
※但し、外国送金はお取扱いしておりません。なお、外貨預金は外貨普通預金(新規口座開設を除く)
のみのお取扱いとなります。
百五ローンサービスセンター
名古屋センター本山
〒464-0821 名古屋市千種区末盛通5丁目10
(千種イーストビル3階)
春日井センター
〒486-0844 春日井市鳥居松町7丁目57番地4 0568-82-6206
(春日井支店2階)
刈谷センター
〒448-0000 刈谷市大字刈谷字東日成28番地1 0566-21-0051
(刈谷支店2階)
桑 名センタ ー
〒511-8691 桑名市中央町3丁目36番地
(桑名支店2階)
0594-22-5105
四日市センター
〒510-0075 四日市市安島1丁目4番1号
(四日市西支店2階)
059-351-3105
鈴 鹿センタ ー
〒513-8691 鈴鹿市西条4丁目138番地
(鈴鹿支店2階)
059-369-2105
名 張センタ ー
〒518-0441 名張市夏見3224番地の3
(名張支店2階)
0595-64-6666
津 セ ン タ ー
〒514-8666 津市岩田21番27号
(本店営業部2階)
059-223-7105
松 阪センタ ー
〒515-0005 松阪市鎌田町103番地の1
(松阪支店2階)
0598-51-5105
伊 勢センタ ー
〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
(伊勢支店2階)
0596-26-3105
百五くらしの相談センター
四 日 市
津
取扱業務
外貨預金取扱店・外国送金取扱店
外貨両替店
〒510-0075 四日市市安島1丁目4番1号
(四日市西支店2階)
059-356-0105
〒514-0033 津市丸之内9番1号 津丸の内ビル1階 059-222-6000
伊 勢
〒516-8691 伊勢市岡本1丁目3番3号
(伊勢支店2階)
シンガポール
駐在員事務所
20 Collyer Quay #10-01 A,
Tung Centre, Singapore 049319,
Republic of Singapore
Rm. 1002, Ruijin Building, 205 Maoming
Road South, Shanghai 200020, China
(注)赤色で表示した店舗には、車椅子の方、目のご不自由な方用に、操作説明用ガイド
フォン・点字付固定キーボードのあるATMを設置しております。
(独)住宅金融支援機構取扱店
外国為替取扱店(外貨両替・外貨預
金・外国送金・貿易等取扱店)
052-761-8105
※鳥羽地区、志摩地区、および紀州地区にお住まいのお客さまは、最寄りの<百五>の窓口までお問い合
わせください。
尾 鷲 〒519-3691 尾鷲市朝日町12番25号
熊 野 〒519-4324 熊野市井戸町619番地の10
0735-22-5111
その他
度 会 橋 出張所
鳥 羽 〒517-0011 鳥羽市鳥羽3丁目17番27号
06-6213-5105
※但し、外貨両替はお取扱いしておりません。
ワタライバシ
ウ
〒455-0002 名古屋市港区東海通3丁目3番地
西 春 〒481-0033 北名古屋市西之保青野東73番地
イシ
大
タ
八 田 〒454-0877 名古屋市中川区八田町2001番地 052-361-8105
ノ
梅村学園前 〒515-0044 松阪市久保町1336番地の2
店
舗
一
覧
上 前 津 〒460-0011 名古屋市中区大須4丁目11番39号 052-262-6105
ハツ
野 〒515-2325 松阪市嬉野中川新町1丁目89番地 0598-42-5215
嬉
百
五
銀
行
の
概
要
0596-29-2105
駐在員事務所
上海駐在員事務所
65-6227-6500
86-21-5466-1105
事務センター
〒514-8666 津市船頭町津興1695番地7
059-226-6111
ディスクロージャー誌 2009
41
現金自動設備(ATM)一覧
現金自動設備設置台数
(平成21年3月31日現在)
平成18年度
区 分
平成19年度
平成20年度
397
211
21,391
21,999
402
214
23,292
23,908
店舗内現金自動設備
397
店舗外現金自動設備
208
コンビニATM(イーネット・セブン銀行) 19,251
19,856
合 計
地域別現金自動設備場所
(平成21年3月31日現在)
三重県内
店舗内現金自動設備
109
店舗外現金自動設備
178
コンビニATM(イーネット・セブン銀行) 241
合 計
528
愛知県内
13
2
1,220
1,235
区 分
その他都道府県
2
0
20,807
20,809
店舗外現金自動設備
(平成21年3月31日現在)
所在地
設置場所
愛知県
名古屋市
所在地
津 市
■
合 計
124
180
22,268
22,572
設置場所
■
メガプライスカット河芸店 ■スーパーサンシ河芸店
■
芸濃ショッピングセンター
■
スーパーぜにや安濃店
■
津松菱百貨店 ■津市役所
■
津センターパレス ■三重会館 ■津競艇場
マックスバリュ北勢店 ■ジャスコ大安店
■
マックスバリュ港町店 ■ラッツ ■近鉄江戸橋駅前
■
三重県津庁舎 ■チャム ■津サティ
■
三重大学医学部附属病院 ■マックスバリュ津北店 近鉄名古屋駅 ■御器所
三重県
いなべ市
■
東 員 町
■
ネオポリス
桑 名 市
■
ジャズドリーム長島 桑名市役所 マイカル桑名
■
アピタ桑名店 ■F1マート桑名陽だまり店 ■
アスト津 ■近鉄津駅 ■三重県庁
■
バロー桑名東店 ■サンファーレ ■
三重県警察本部 ■津新町駅前 ■
星川サンシティ
■
マルヤス南が丘店 ■マックスバリュ垂水店 ■ディーハウス加藤 ■
マックスバリュ津東店 ■豊里 ■アルテ津新町
■
サンバレー ■F1マート津南店
■
ジャスコ久居店 ■ポルタひさい
■
元町 ■ぎゅーとら久居店
■
相川 ■榊原温泉病院
■
ピアゴ嬉野店 ■アピタ松阪三雲店
■
プライスカット松阪大口店 ■三重県松阪庁舎
■
松阪ショッピングセンター(マーム)
■
パワーセンター松阪 ■松阪市役所
■
マックスバリュ松阪中央ショッピングセンター
■
松阪厚生病院 ■アドバンスモール松阪 ■マックスバリュ学園前店 ■
マックスバリュサンフラワーショッピングセンター
■
マックスバリュ金剛坂店 ■イオン明和ショッピングセンター
■
済生会明和病院
多 気 町
■
多気クリスタルタウンショッピングセンター
大 台 町
■
道の駅奥伊勢おおだい
伊 勢 市
■
山田赤十字病院 ■伊勢みそのショッピングセンター
■
市立伊勢総合病院 ■伊勢市役所
■
三重県伊勢庁舎 ■ジャスコ伊勢店
■
伊勢市駅前 ■ぎゅーとら神田久志本店
■
ぎゅーとら藤里店 ■バローミタス伊勢店
■
イオンララパークショッピングセンター
■
ベリー小俣店 ■ぎゅーとら小俣店
玉 城 町
■
グッディ玉城店
鳥羽市役所
朝 日 町
川 越 町
菰 野 町
■
■
■
■
■
四日市市
■
■
スーパーサンシみえ川越インター店
菰野町役場 ■ピアゴ菰野店 イオンタウン菰野ショッピングセンター
スーパーサンシ菰野繁盛店
市立四日市病院 ■四日市市役所 ■三重県四日市庁舎
四日市大学 ユーズ大矢知 フレスポ四日市富田ショッピングセンター ■近鉄四日市駅
■
日永カヨー ■パワーシティ四日市 ■
F1マート笹川通り店 マックスバリュ笹川店 ■
スーパーサンシサンビーム店 ■
マックスバリュ四日市店 ■小山田記念温泉病院 ■
アピタ四日市店 ■ジャスコ四日市尾平店 ■
スーパーサンシいくわ店 ■
■
■
明 和 町
スーパーサンシ桜花台店 ■楠総合支所
サークルK鈴鹿玉垣店 ■マックスバリュ鈴鹿店 スーパーサンシ玉垣店 ■鈴鹿市役所 ■オークワ鈴鹿店 マックスバリュ鈴鹿中央店 ■サンズ ■
F1マートサーキット通り店 ■アピタ鈴鹿店
■
近鉄白子駅 バロー鈴鹿店 鈴鹿ハンター ■
■
松 阪 市
県立総合医療センター ■サークルK新正店 ■
■
名 張 市
アソビックスあさひ
四日市港ポートビル ■イオン四日市北ショッピングセンター ■
伊 賀 市
スーパーサンシ桑名店
■
■
亀 山 市
■
■
■
■
鈴 鹿 市
■
■
ベルシティ
■
■
マックスバリュ岡田店 ロックタウン鈴鹿 ■マックスバリュ鈴鹿住吉店
亀山ショッピングセンター(エコー)
■
亀山市役所
■
済生会松阪病院
■
亀山サンシャインパーク ■オークワ亀山店 鳥 羽 市
■
■
マックスバリュ亀山みずほ台ショッピングセンター
志 摩 市
■
県立志摩病院 ■ササヤマハッピー店
■
アピタ伊賀上野店 マックスバリュ上野東インター店 ■
ジャスコ阿児店 ■志摩市役所
■
ジョイシティ伊賀上野店 ■オークワ伊賀新堂店
紀 北 町
■
プライスカット長島店
■
名張市役所 ■リバーナ ■鴻之台 尾 鷲 市
■
ジャスコ尾鷲店 ■プライスカット尾鷲店 ■尾鷲市役所
■
名張ガーデンプラザ ■パークシティなばり
熊 野 市
■
オークワ有馬店
■
バリューセンター夏見橋店 ■つつじが丘 紀 宝 町
■
ヤマザキショップ鵜殿店
■
■
近鉄名張駅 ■マックスバリュ名張店 ■オークワ西原店 ■
近鉄百貨店桔梗が丘店
■
マックスバリュ桔梗が丘東店 ■アピタ名張店 42 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(計160か所、企業内設置除く)
百
五
銀
行
の
概
要
※ 記載しました手数料はすべて消費税込みの金額です。
百五銀行ATM
近鉄5駅(名古屋駅・四日市駅・白子駅・津駅・名張駅)に設置のATMとコンビニATM(
、
)は23時までご利用いただけます。
現
金
自
動
設
備
︵
A
T
M
︶
一
覧
百五銀行ATMの取扱時間とご利用手数料は次のとおりです(振込の場合は別途振込手数料が必要となります)
。
店舗により、お取扱内容やご利用いただける日時が異なります。
平 日
お引き出し
7:00
土・日・祝日
105円
全日
無料
全日
無料
18:00
21:00
105円
※ 当座預金のお預け入れは、平日の15時までとさせていただきます。
※ 定期預金のお預け入れもできます。
※「振替」とは、当行カードから当行通帳へのお預け入れのことです。
平日
振 込
<現金>
振 込
<当行カード>
15:00
無料
残高照会
お預け入れ・振替
通帳記入
通帳繰越
8:00
平日
無料
平日
無料
土・日・祝日
105円
別途振込手数料が必要
105円
別途振込手数料が必要
※ 平日の15時以降および土・日・祝日は翌営業日扱いとなります。
全日
暗証番号変更
支払限度額変更
無料
10:00頃
平日
外貨振替
16:00
無料
※「外貨振替」とは、当行カードと外貨普通預金通帳を使用して国内預金との入出金を行うことです。
※ 本人口座(当行本支店に保有する本人名義口座を含む)間のみ「外貨振替」が可能です。
12月31日∼1月3日は祝日扱いとなります。
(百五ポイントサービス第3ステージおよびゴールドステージの方のみATM時間外手数料が無料になります)
コンビニATM(イーネット・セブン銀行)
ファミリーマートやミニストップなどのコンビニエンスストアやスーパーマーケットに
設置されているイーネットATM、また、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどに設
置されているセブン銀行ATMでも当行のキャッシュカードがご利用いただけます。
百五ポイントサービスでATMの手数料がおトク!
百五ポイントサービスは、お客さまのお取引内容をポイントに換算し、そのポイント数に応じてさまざまな特典をご用意したお得なサービスです。
●たとえば、こんな特典が受けられます。
特典
第1ステージ
第2ステージ
ATM時間外手数料
(注1)
[105円(税込み)]
平日無料
(祝日を除く)
平日・土曜日無料
(祝日を除く)
第3ステージ
ゴールドステージ
全日無料
ATMによる当行本支店
(税抜き手数料から)一律50円割引
あて振込手数料
(注2)
(キャッシュカードによる振込が対象です)
(注1)平日・土曜日と祝日が重なる場合、12月31日∼1月3日は祝日扱いとなります。
(注2)優遇前のATMによる当行本支店あて振込手数料が無料の場合、優遇はありません。
●3,000円キャッシュバック!
ゴールドステージで、
「お預り資産合計残高」が30万円以上の方が対象となります。
(毎年12月末時点のお取引を基準とし、1月中に3,000円をキャッシュバック(口座入金)します)
●
「DCハッピープレゼント」ボーナスポイントをプレゼント!
ステージに応じて、
「DCハッピープレゼント」ボーナスポイントをプレゼントします。
(第2ステージ以上のお客さまで、
「105 BESTIO」ご利用分が対象となります)
他にもさまざまな特典をご用意しております。
ディスクロージャー誌 2009
43
各種手数料等
※ 記載しました金額はすべて消費税込みの金額です。
振込手数料
3万円未満
3万円以上
105円
210円
630円
315円
420円
840円
105 円
210円
当行同一店あて
窓口受付
当行本支店あて
他行あて
現金
当行同一店あて
自動振込機利用
キャッシュカード
現金
当行本支店あて
キャッシュカード
現金
他行あて
キャッシュカード
当行同一店あて
テレホンバンキングサービス利用
当行本支店あて
他行あて
インターネット・
モバイルバンキングサービス利用
磁気テープ方式・
フロッピーディスク方式利用
FB端末機等利用
無料
無料
105 円
52 円
420 円
315 円
315円
210円
630円
525円
105 円
105 円
420 円
210円
210円
630円
当行同一店あて、イーポケット支店あて
無料
無料
その他当行本支店あて
無料
105円
420円
210円
他行あて
当行同一店あて
無料
無料
当行本支店あて
210円
525円
420円
735円
他行あて
当行同一店あて
無料
無料
当行本支店あて
105円
420円
315円
630円
他行あて
(注) 当行同一店あてのご本人口座への振込手数料は無料にさせていただいております。
両替手数料
取扱枚数
手数料額
1∼100枚
101∼500枚
501∼1,000枚
1,001∼2,000枚
2,001 枚以上
無料
210円
420円
630円
1,000枚まで毎に
315円を加算
(注)「持込紙幣・硬貨」と「持帰紙幣・硬貨」のいずれか多い方の取扱枚数によります。
各種発行手数料
通帳・証書・キャッシュカード再発行
1件につき
1,050円
残高証明書発行(制定帳票)
1通につき
525円
貸金庫
特大型
年間利用手数料
大型
37,800円以上
中型
小型
31,500円以上
18,900円以上
13,860円以上
25,200円
15,750円
12,600円
個人のお客さまでポイントサービス第 3ステージの方
年間利用手数料
31,500円
セーフティバッグ
大型バッグ
年間利用手数料
小型バッグ
13,860円以上
12,600円以上
12,600円
10,080円
個人のお客さまでポイントサービス第3ステージの方
年間利用手数料
夜間預金金庫
基本契約料
専用入金帳発行手数料
44 THE HYAKUGO BANK, LTD.
年間 37,800円以上(月額3,150円以上)
1冊 3,150円
(平成21年3月31日現在)
子会社
百
五
銀
行
の
概
要
百五銀行グループの状況
■事業内容
当行グループは、当行、連結子会社9社で構成され、銀行業を中心に、
リース業などの金融サービスに係る事業を行っています。
各
種
手
数
料
等
子
会
社
●銀行業
当行の本店ほか支店101か店等においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務等を行っています。
また、百五ビジネスサービス株式会社においては、現金等の精査・整理業務等を、百五管理サービス株式会社においては、文
書帳簿等保管管理業務等を、百五不動産調査株式会社においては、担保不動産の調査・評価業務等を、百五オフィスサービス
株式会社においては、手形類等の集中保管・管理業務等を、百五スタッフサービス株式会社においては、人材派遣業務、労務
管理業務等をそれぞれ行っています。
●リース業
百五リース株式会社においては、
リース業務等を行っています。
●その他の事業
株式会社百五ディーシーカードにおいては、クレジットカード業務等を、株式会社百五経済研究所においては、地域産業調査・コ
ンサルティングに関する業務を、百五コンピュータソフト株式会社においては、コンピュータによる情報処理の業務等をそれぞれ
行っています。
■事業系統図
銀
百
行
業
百五ビジネスサービス株式会社
百五管理サービス株式会社
百五不動産調査株式会社
百五オフィスサービス株式会社
百五スタッフサービス株式会社
百五リース株式会社
株式会社百五ディーシーカード
株式会社百五経済研究所
百五コンピュータソフト株式会社
本店ほか支店101、出張所28等
連結子会社
五
銀
リ
ー
ス
業
連結子会社
そ の 他 の 事 業
連結子会社
行
子会社の情報
会 社 名
(平成21年3月31日現在)
所 在 地
(株)百五ディーシーカード 津市栄町3丁目123番地の1 栄町ビル
主な業務内容
設立年月日
資 本 金
当行
当行の子会社
議決権比率 の議決権比率
昭和58年10月20日
50百万円
50%
-----------
事務用機器その他各種動産のリース業務、 昭和59年10月15日
不動産を対象としたファイナンスリース業務、
ベンチャーキャピタル業務、割賦販売業務
50百万円
5%
35%
経営コンサルティング業務(経営診断、賃 昭和60年7月29日
金人事制度、
ISO 認証取得支援)、調査業
務(受託調査、経済・産業調査)
、各種経営
情報の発信、ビジネスマッチング、セミ
ナー・研修の開催、講師派遣
30百万円
23%
60%
百五コンピュータソフト(株) 津市羽所町375番地 百五・明治安田ビル
コンピュータシステム企画・設計・開発業 平成2年3月29日
務、ハード・汎用ソフトウェアの販売業務、
パソコン教育サービス、エレクトロニック
バンキングサービス、代金回収・コンビニ
収納サービス
30百万円
5%
95%
百五ビジネスサービス(株) 津市本町33番21号
当行の現金整理業務、現金自動設備の保守 昭和54年7月14日
業務
40百万円
100%
-----------
百 五 管 理 サ ービ ス(株) 津市高茶屋7丁目6番70号
当行の文書・帳簿等保管・管理業務、
帳票・物品類の受発注業務
昭和60年7月29日
30百万円
100%
-----------
百 五 不 動 産 調 査(株) 津市本町33番21号
当行の担保不動産の現地調査・評価業務、 昭和63年10月25日
債権書類の集中保管業務
20百万円
100%
-----------
百五オフィスサービス(株) 津市津興字船頭町1695番地の7
当行の手形等の集中保管・管理業務、
内国為替等の帳票精査・整理業務
平成13年6月28日
20百万円
100%
-----------
百五スタッフサービス(株) 津市津興字船頭町1695番地の7
人材派遣業務、教育・研修業務、給与計算・ 平成16年6月28日
労務管理業務
20百万円
100%
-----------
百
五 リ
ー
ス(株) 津市栄町3丁目123番地の1 栄町ビル
(株)百 五 経 済 研 究 所
津市丸之内9番18号 津丸の内ビル
クレジットカード業務、ローン業務、
信用保証業務
ディスクロージャー誌 2009
45
役員
取締役頭取(代表取締役)
上田 豪
常務取締役
渋谷 良輔
取締役
経営企画部長
杉浦 雅和
常勤監査役
山川 明伸
取締役副頭取(代表取締役)
伊藤 歳恭
常務取締役
渡辺 義彦
常務取締役
國分 昭男
取締役
名古屋支社長
山本 哲也
取締役
伊勢鳥羽志摩支社長
林 竹生
常務取締役
千原 一典
取締役
四日市支社長
荒木 康行
取締役
審査部長
田中 秀人
取締役
人事部長
寺尾 正紀
取締役
津支社長
吉輪 康一
常勤監査役
太田 均
監査役
長谷川 裕
監査役
渡邉 悌爾
監査役
川喜田 久
(平成21年6月25日現在)
46 THE HYAKUGO BANK, LTD.
組織
百
五
銀
行
の
概
要
監
査
役
/
監
査
役
会
支
監
社
本
営
査
営
業
統
括
部
支
業
統
役
員
組
織
店
括
課
お客さまサービス向上課
ダイレクト営業センター
役
︵
営
業
本
部
︶
室
法
人
営
業
課
コンサルティング課
法 人 サ ー ビ ス 部
地
域
貢
献
課
シンガポール駐在員事務所
上 海 駐 在 員 事 務 所
資
個 人 サ ー ビ ス 部
産
運
用
課
ロ ー ン 営 業 課
カ ー ド セ ン タ ー
株
取
経
主
締
営
総
役
会
会
会
議
︵
資
金
運
用
本
部
︶
資
金
証
券
部
東
京
営
業
部
大
阪
営
業
部
事
務
統
括
部
市
場
企
画
課
資
金
証
券
課
市
場
事
務
課
国
際
業
務
課
事
務
統
括
課
︵
事
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
統
括
部
業
務
監
査
部
務
秘
本
部
主
シ ス計テ チ
ム 企ー画 ム
課
シ ス テ ム 統 括 部
︶
書
シ ス テ ム 管 理 課
総
室
シ ス テ ム 開 発 課
務
部
総
務
課
管
財
課
審
審
監
監
査
企
査
画
課
課
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
課
法
秘
査
部
東
書
事
査
資
管
企
課
画
理
課
課
企業経営サポート課
京
務
融
経
経
営
企
画
部
広
務
営
主
企
画
計
報
I
課
課
R
課
リ ス ク 統 括 課
課
課
所
リ ス ク 統 括 部
内
部
統
制
課
信用リスク管理課
人
事
部
人
事
課
研
修
課
(平成21年3月31日現在)
ディスクロージャー誌 2009
47
当行のあゆみ
明治11年 (1878 ) 第百五国立銀行創立証書定款に株主記名調印
昭和58年 (1983 ) 地区センターの業務取扱開始
創立105周年
明治12年 (1879 ) 津沢ノ上町1番地で営業開始、資本金8万円
三重県為替方の命を受ける
明治23年 (1890 ) 県金庫制度施行のため三重県知事から引続き
県金庫出納事務取扱いの命を受ける
明治30年 (1897 ) 普通銀行に改組し株式会社百五銀行として発足
(本店津市大門町53番屋敷、資本金24万円)
大正 8年 (1919 ) 神宮現金取扱方の命を受ける
大正13年 (1924 ) 本店を津市丸之内岩田川畔に新築移転
国債の窓口販売開始
資本金を105億円に増加
昭和60年 (1985 ) コルレス包括承認銀行に昇格
公共債のディーリング開始
昭和61年 (1986 ) 資本金を137億円に増加
昭和62年 (1987 ) 担保附社債信託法免許取得
昭和63年 (1988 ) 創立110周年
ニューヨーク駐在員事務所開設
(平成3年10月ニューヨーク支店に昇格)
昭和 8年 (1933 ) 外国為替業務届を大蔵省に提出
平成 元年 (1989 ) 預金総額2兆円突破
昭和24年 (1949 ) 三重県信用保証協会保証付融資取扱開始
平成 2年 (1990 ) 資本金を200億円に増加
昭和26年 (1951 ) 外国為替公認銀行の認可を受ける
平成 3年 (1991 ) シンガポール駐在員事務所開設
昭和27年 (1952 ) 資本金を1億5,
000万円に増加
平成10年 (1998 ) 創立120周年
預金総額100億円突破
証券投資信託の窓口販売業務開始
昭和39年 (1964 ) 預金総額1,
000億円突破
平成11年 (1999 ) ニューヨーク支店を廃止
資本金を15億円に増加
(ニューヨーク駐在員事務所を開設)
昭和43年 (1968 ) 本店を津市伊予町に新築移転
預金総額3兆円突破
ISO14001を認証取得
昭和48年 (1973 ) 資本金を40億円に増加
東京・名古屋両証券取引所第二部上場
平成13年 (2001 ) 保険商品の窓口販売業務開始
百五インターネット・モバイルバンキング
昭和49年 (1974 ) 東京・名古屋両証券取引所第一部に指定替
昭和53年 (1978 ) 創立100周年
サービス取扱開始
平成15年 (2003) 創立125周年
上海駐在員事務所開設
昭和55年 (1980 ) 預金総額1兆円突破
ニューヨーク駐在員事務所を廃止
昭和56年 (1981 ) 海外コルレス業務取扱開始
平成17年 (2005) 証券仲介業に参入
昭和57年 (1982 ) 資本金を100億円に増加
平成19年 (2007) 次世代オープン勘定系システム『BankVision』稼動
平成20年 (2008) 創立130 周年
明治時代の本店
48 THE HYAKUGO BANK, LTD.
大正時代の本店
現在の本店
資料編
CONTENTS
50
平成20年度の業績について
連結情報
52
連結貸借対照表
52
連結損益計算書
53
連結株主資本等変動計算書
54
連結キャッシュ・フロー計算書
55
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等
58
リスク管理債権(連結)等
58
セグメント情報
59
時価情報(連結)
単体情報
61
貸借対照表
62
損益計算書
63
株主資本等変動計算書
64
重要な会計方針・注記事項等
66
損益
70
経営効率
71
時価情報
73
デリバティブ取引
75
オフバランス取引
76
預金
77
貸出金等
81
証券
83
為替
83
資本金・株式
84
従業員等
85
自己資本の充実の状況等
121
開示項目一覧
(注)記載金額は単位未満を切り捨てて表示しております。
ディスクロージャー誌 2009 49
平成20年度の業績について
経営環境と業績
平成20年度の金融・経済の動き
当連結会計年度のわが国経済は、世界的な景気悪化を背景とし
た生産活動の低下や設備投資の落ち込みにより、企業収益が大幅
に減少し、その結果、雇用情勢が急速に悪化したほか、個人消費
も低迷するなど、極めて厳しい状況となりました。また、企業業
績悪化の影響を受け、株式相場は下落基調が続き、日経平均株価
がバブル経済崩壊後の最安値を更新し、一時的に7千円を割り込む
など、予断を許さない状況が続きました。
このような状況下、当行の主要基盤である三重県経済につきま
しては、鉱工業生産指数や有効求人倍率などが大幅に低下したほ
か、個人消費においても大型小売店販売額や新車登録台数が前連
結会計年度を大きく下回って推移しており、先行きの不透明感が
さらに強まりました。
38億4百万円となりました。
事業の種類別の損益状況は、銀行業において経常収益は 838 億
85百万円、経常費用は795億10百万円となり、経常利益は前連結
会計年度に比べ117億30百万円減少し43億74百万円となりました。
リース業において経常収益は109億37百万円、経常費用は93億78
百万円となり、経常利益は前連結会計年度に比べ10億25百万円増
加し15億59百万円となりました。また、その他の事業において経
常収益は33億53百万円、経常費用は29億14百万円となり、経常利
益は前連結会計年度に比べ 20 百万円減少し 4 億 38 百万円となりま
平成20年度の業績(連結)
このような経済情勢のなかで、当行の連結ベースでの業績は次
のようになりました。
経常収益は貸出金利息の増加や株式等売却益の増加により、前
連結会計年度に比べ4億61百万円増加し、965億33百万円となりま
した。
一方、経常費用は米国の金融危機を背景とした債券関係損失の
増加や経済環境の悪化に伴う与信関係費用の増加により、前連結
会計年度に比べ111 億 85 百万円増加し、901 億 67 百万円となりま
した。
この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ 107 億 24 百万円減
少し、63億65百万円となりました。
また、当期純利益は前連結会計年度に比べ50億40百万円減少し、
した。
預金は個人預金が堅調に推移したことなどから、当連結会計年
度末残高は前連結会計年度末に比べ 1,185 億円増加し、3 兆 6,233
億円となりました。
貸出金は法人向け貸出が増加したことなどから、当連結会計年
度末残高は前連結会計年度末に比べ 1,944 億円増加し、2 兆 4,703
億円となりました。
また、有価証券の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に
比べ948億円減少し、1兆2,754億円となりました。
キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フ
ローが、預金の増加などにより 3億9百万円のプラス(前連結会計
年度比183億58百万円増加)、投資活動によるキャッシュ・フロー
は、有価証券の償還による収入などにより 396 億 50 百万円のプラ
ス(前連結会計年度比695億20百万円増加)、財務活動によるキャ
ッシュ・フローは、配当金の支払などにより42億98百万円のマイ
ナス(前連結会計年度比74億7百万円減少)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に
比べ356億50百万円増加し、932億38百万円となりました。
主要な経営指標等の推移(連結)
連
結
経
常
収
益
平成16年度
89,117百万円
連
結
経
常
利
益
連 結 当 期 純 利 益
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
91,675
89,004
96,072
96,533
15,999百万円
20,649
17,354
17,089
6,365
7,297百万円
11,526
9,680
8,844
3,804
連
結
純
資
産
額
212,264百万円
244,707
265,343
238,562
209,388
連
結
総
資
産
額
3,708,305百万円
3,844,274
3,991,276
3,998,983
4,080,991
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
814.96円
938.95
997.91
894.33
780.76
27.85円
44.03
37.15
33.95
14.61
27.82円
—
—
—
―
6.51
5.82
4.97
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当期純利益金額
自
己
資
本
比
率
—
%
—
連 結 自 己 資 本 比 率
(国
内
基
準)
9.92%
10.03
10.89
11.26
10.99
連結自己資本利益率
3.51%
5.04
3.83
3.58
1.74
連 結 株 価 収 益 率
25.60倍
17.98
20.37
17.34
34.49
営業活動によるキャッシュ・フロー
90,037百万円
5,990
△80,623
△18,049
309
投資活動によるキャッシュ・フロー
△51,001百万円
△45,553
44,104
△29,869
39,650
財務活動によるキャッシュ・フロー
△1,293百万円
△1,523
13,186
3,109
△4,298
現金及び現金同等物の期末残高
166,820百万円
125,748
102,419
57,587
93,238
2,668人
(1,022人)
2,625
(1,073)
2,618
(1,162)
2,692
(1,236)
2,744
(1,305)
従
業
員
数
(外、平均臨時従業員数)
(注) 1.
当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
2. 連結純資産額及び連結総資産額の算定にあたり、平成18年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計基準適用指針第8号)を適用しております。
3. 「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額」(以下、「1株当たり情報」という。)の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業
会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。1株当たり純資産額は、企業会計基準適用指針第4号が改正されたことに伴い、
平成18年度から繰延ヘッジ損益を含めて算出しております。
また、これら1株当たり情報の算定上の基礎は、P.57の「1株当たり情報」に記載しております。
4. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、平成17年度以降については、潜在株式がないので記載しておりません。
5. 自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末少数株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。
6. 連結自己資本比率は、平成18年度末から、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は、国内基準を採用しております。なお、平成17年度
以前は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成5年大蔵省告示第55号に定められた算式に基づき算出しております。
7. 従業員数は就業人員数を記載しております。
50 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
配当金の総額
1株当たり配当額
1,171百万円
4.50円
平成 21 年 6 月 25 日
定時株主総会決議
910百万円
3.50円
(注)平成20年11月13日取締役会決議の1株当たり配当額のうち1円は創立130周年記念配当であります。
主要な経営指標等の推移(単体)
経
常
収
益
経
常
利
益
当 期 純 利 益
資
本
金
発 行 済 株 式 総 数
純
資
産
額
総
資
産
額
預
金
残
高
貸 出 金 残 高
有 価 証 券 残 高
1株当たり純資産額
1 株 当 た り 配 当 額
(内1株当たり中間配当額)
1株当たり当期純利益金額
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当期純利益金額
自 己 資 本 比 率
単 体 自 己 資 本 比 率
(国
内
基
準)
自 己 資 本 利 益 率
株 価 収 益 率
配
当
性
向
従
業
員
数
(外、平均臨時従業員数)
(注) 1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
平成16年度
76,397百万円
14,723百万円
7,056百万円
20,000百万円
261,225千株
210,866百万円
3,683,685百万円
3,260,662百万円
1,997,461百万円
1,365,746百万円
809.27円
5.50円
(2.50円)
26.91円
平成17年度
79,017
19,091
11,193
20,000
261,225
242,949
3,819,221
3,317,954
2,061,044
1,461,020
931.84
6.50
(3.00)
42.74
平成18年度
76,062
16,113
9,483
20,000
261,225
258,015
3,966,447
3,459,347
2,148,322
1,411,483
990.18
7.00
(3.50)
36.39
平成19年度
83,475
16,237
8,851
20,000
261,225
230,971
3,974,143
3,508,485
2,281,668
1,370,791
886.70
7.00
(3.50)
33.97
平成20年度
83,999
4,714
3,610
20,000
261,225
200,923
4,056,722
3,628,481
2,476,452
1,275,800
772.42
8.00
(4.50)
13.87
26.88円
—
—
—
―
6.50
5.81
4.95
—
%
—
9.75%
9.83
10.69
11.05
10.73
3.41%
26.49倍
20.43%
2,218人
(845人)
4.93
18.53
15.20
2,158
(914)
3.78
20.80
19.23
2,144
(1,012)
3.62
17.33
20.60
2,195
(1,097)
1.67
36.33
57.67
2,286
(1,173)
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
純資産額及び総資産額の算定にあたり、平成18年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業
会計基準適用指針第8号)を適用しております。
1株当たり純資産額は、「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)が改正されたことに伴い、平成18年度から繰延ヘッジ損益を含めて算出しております。
平成20年度中間配当についての取締役会決議は平成20年11月13日に行いました。
平成20年度の1株当たり配当額のうち1円(1株当たり中間配当額のうち1円)は創立130周年記念配当であります。
「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益金額」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額」(以下、「1株当たり情報」という。)の算定に当たっては、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業
会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
また、これら1株当たり情報の算定上の基礎は、P.65の「1株当たり情報」に記載しております。
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、平成17年度以降については、潜在株式がないので記載しておりません。
自己資本比率は、期末純資産の部合計を期末資産の部の合計で除して算出しております。
単体自己資本比率は、平成18年度から、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は国内基準を採用しております。
なお、平成17年度以前は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成5年大蔵省告示第55号に定められた算式に基づき算出しております。
従業員数は就業人員数を記載しております。
ディスクロージャー誌 2009 51
20
年度の業績について
決議年月日
平成20年11月13日
取 締 役 会 決 議
平成
配当政策
当行は、銀行としての公共性に鑑み、健全経営の維持強化を図
るため内部留保の充実に意を用いつつ、安定的な配当を継続する
ことを基本としております。
当行は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこと
を基本としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、中間配
当については取締役会、期末配当については株主総会であります。
この考え方に基づき、当期の配当金は、創立130周年記念配当金
1円を含めた中間配当金4円50銭とあわせ、1株当たり年間8円とい
たしました。
内部留保資金につきましては、業種・業態をこえた競争が激化
するなか、引き続き営業基盤の拡充や経営体質の強化を図るため、
より効率的な投資を行い、株主の皆様のご支援に報いるよう努め
てまいりたいと考えております。
当行は、「取締役会の決議によって中間配当を行うことができる
ものとし、その基準日は毎年 9月30日とする。」旨を定款に定めて
おります。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
平成20年度の業績(単体)
経常収益は貸出金利息の増加や株式等売却益の増加により、前
事業年度に比べ5億23百万円増加し、839億99百万円となりました。
一方、経常費用は米国の金融危機を背景とした債券関係損失の
増加や経済環境の悪化に伴う与信関係費用の増加により、前事業
年度に比べ120億46百万円増加し、792億84百万円となりました。
この結果、経常利益は前事業年度に比べ115億23百万円減少し、
47億14百万円となりました。
また、当期純利益は前事業年度に比べ52億40百万円減少し、36
億10百万円となりました。
預金は個人預金が堅調に推移したことから、当事業年度末残高
は前事業年度末に比べ 1,199 億円増加し、3 兆 6,284 億円となりま
した。また、投資信託預り資産は、金融市場の低迷等により、当
事業年度末残高は前事業年度末に比べ486億円減少し、1,146億円
となりました。国債預り資産の当事業年度末残高は前事業年度末
に比べ172億円減少し、2,285億円となりました。
一方、貸出金は法人向け貸出が増加したことなどから、当事業
年度末残高は前事業年度末に比べ 1,947 億円増加し、2 兆 4,764 億
円となりました。
また、有価証券の当事業年度末残高は前事業年度末に比べ949億
円減少し、1兆2,758億円となりました。
連結情報
連結財務諸表
連結貸借対照表
(単位:百万円)
科 目
(資産の部)
現
金
預
け
金
コールローン及び買入手形
買
入
金
銭
債
権
商
品
有
価
証
券
金
銭
の
信
託
有
価
証
券
貸
出
金
外
国
為
替
リース債権及びリース投資資産
そ
の
他
資
産
有
形
固
定
資
産
建
物
土
地
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
無
形
固
定
資
産
ソ
フ
ト
ウ
エ
ア
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
繰
延
税
金
資
産
支
払
承
諾
見
返
貸
倒
引
当
金
資
産
の
部
合
計
平成19年度
平成20年度
(平成20年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
57,950
98,064
75,688
1,038
2,861
1,370,336
2,275,988
422
93,581
72,525
47,029
727
1,000
1,275,487
2,470,392
670
21,368
43,018
33,930
11,112
20,248
26
123
2,419
5,430
5,298
132
2,328
43,484
△29,984
4,080,991
―
42,062
52,622
10,571
18,596
―
699
22,754
5,420
5,285
134
847
43,156
△27,477
3,998,983
(負債の部)
預
譲
渡
性
預
コールマネー及び売渡手
借
用
外
国
為
社
そ
の
他
負
賞
与
引
当
役
員
賞
与
引
当
退
職
給
付
引
当
役 員 退 職 慰 労 引 当
睡 眠 預 金 払 戻 損 失 引 当
偶
発
損
失
引
当
繰
延
税
金
負
再評価に係る繰延税金負
支
払
承
負
債
の
部
合
金
金
形
金
替
債
債
金
金
金
金
金
金
債
債
諾
計
3,504,790
75,934
27,631
69
25,000
53,177
201
55
5,931
511
395
506
19,103
3,957
43,156
3,760,420
3,623,381
87,381
7,508
23,496
28
25,000
49,260
202
45
6,046
558
476
718
58
3,955
43,484
3,871,603
(純資産の部)
資
資
本
利
益
自
己
金
金
金
式
20,000
7,605
151,364
△457
178,512
50,974
△720
4,192
54,446
5,603
238,562
3,998,983
20,000
7,592
153,085
△652
180,025
19,930
△1,057
4,193
23,066
6,296
209,388
4,080,991
本
剰
剰
余
余
株
株
主
資
本
合
その他有価証券評価差額
繰
延
ヘ
ッ
ジ
損
土 地 再 評 価 差 額
計
金
益
金
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合
少
数
株
主
持
純
資
産
の
部
合
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合
計
分
計
計
52 THE HYAKUGO BANK, LTD.
―
連結損益計算書
(単位:百万円)
科 目
経
常
資
平成20年4月 1日から
用
益
96,072
96,533
益
64,469
64,453
43,724
45,162
有 価 証 券 利 息 配 当 金
18,937
17,969
コールローン利息及び買入手形利息
864
554
3
3
出
預
収
)
( 平成21年3月31日まで )
息
貸
運
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
(
収
金
平成19年度
金
け
利
金
利
息
そ の 他 の 受 入 利 息
940
763
役
務
取
引
等
収
益
12,228
10,553
そ
の
他
業
務
収
益
13,700
14,205
そ
の
他
経
常
収
益
5,673
7,321
用
78,982
90,167
用
11,849
12,558
経
常
資
費
金
調
預
達
金
費
息
9,600
10,322
譲 渡 性 預 金 利 息
651
710
コールマネー利息及び売渡手形利息
102
207
債券貸借取引支払利息
71
54
息
544
367
息
284
452
そ の 他 の 支 払 利 息
594
441
借
利
用
社
金
利
債
利
役
務
取
引
等
費
用
3,095
3,053
そ
の
他
業
務
費
用
15,378
19,100
費
41,635
46,266
の
他
経
常
費
用
7,022
9,188
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
2,727
4,667
そ の 他 の 経 常 費 用
4,295
4,520
営
そ
業
経
経
常
利
益
17,089
6,365
特
別
利
益
69
5
固
定
資
産
処
分
益
1
0
償
却
債
権
取
立
益
68
5
失
1,929
447
損
969
412
失
7
35
特
別
固
定
減
資
損
産
処
損
分
損
役員退職慰労引当金繰入額
616
―
睡眠預金払戻損失引当金
繰
入
額
336
―
税金等調整前当期純利益
15,230
5,923
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
5,091
2,879
934
△1,498
法
人
税
法
人
税
少
数
株
当
期
等
調
等
主
純
整
合
利
利
額
計
―
1,380
益
359
739
益
8,844
3,804
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
平成20年4月 1日から
平成21年3月31日まで
主
資
資
末
残
高
期
変
動
額
当 期 変 動 額 合 計
当
期
資
末
本
前
当
残
剰
高
余
金
期
末
残
高
期
変
動
額
自 己 株 式 の 処 分
期
利
末
益
前
剰
期
当
末
期
剰
当
残
変
余
金
20,000
20,000
7,604
7,605
0
△13
△31,043
50,974
19,930
△186
△720
期
延
ヘ
末
残
ッ
ジ
損
高
益
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
△720
△1,057
4,213
4,192
当
△1,823
△2,083
△21
0
額
当
高
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
△391
△76
△343
10
149
△66
△194
△457
△652
高
期
末
残
高
当
期
変
動
額
期
末
残
高
期
変
動
額
△21
0
4,192
4,193
88,494
54,446
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△34,047
△31,380
当 期 変 動 額 合 計
△34,047
△31,380
54,446
23,066
5,313
5,603
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
290
692
当 期 変 動 額 合 計
290
692
5,603
6,296
265,343
238,562
当
△1,823
△2,083
益
8,844
3,804
自 己 株 式 の 取 得
△76
△343
自 己 株 式 の 処 分
11
136
期
末
残
高
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
当
当
少
期
末
残
高
期
変
動
額
期
数
前
当
171,535
高
当 期 変 動 額 合 計
計
前
残
前
当
△457
自 己 株 式 の 処 分
末
当
前
自 己 株 式 の 取 得
当 期 変 動 額 合 計
期
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
式
合
△33,492
土 地 再 評 価 差 額 金
153,085
本
当 期 変 動 額 合 計
151,364
151,364
資
△31,043
144,322
1,720
主
△33,492
△337
動
残
額
△337
7,042
末
動
△533
当 期 変 動 額 合 計
期
変
△533
0
当
期
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
金
残
高
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
高
株
残
△13
3,804
末
末
50,974
当
繰
期
84,466
当
21
己
178,512
末
株
残
主
持
高
分
期
末
残
高
期
変
動
額
当
△1,823
△2,083
益
8,844
3,804
自 己 株 式 の 取 得
△76
△343
前
期
末
残
高
自 己 株 式 の 処 分
11
136
当
期
変
動
額
剰
当
当
―
前
7,592
残
利
―
8,844
期
純
20,000
0
高
余
配
その他有価証券評価差額金
20,000
益
自
株
評 価 ・ 換 算 差 額 等
土地再評価差額金の取崩
当
期
の
余
期
金
の
純
配
利
当
期
純
資
土地再評価差額金の取崩
21
0
剰
当 期 変 動 額 合 計
6,976
1,513
当
178,512
180,025
期
末
残
平成20年4月 1日から
)
( 平成21年3月31日まで )
7,605
当 期 変 動 額 合 計
当
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
(
金
期
平成19年度
高
末
産
余
期
金
の
純
残
高
合
計
配
利
土地再評価差額金の取崩
当
21
0
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
△33,757
△30,687
当 期 変 動 額 合 計
△26,780
△29,174
238,562
209,388
期
末
残
高
ディスクロージャー誌 2009 53
連結貸借対照表 連結損益計算書 連結株主資本等変動計算書 当
)
本
本
前
)
(
(単位:百万円)
連結情報
平成19年度
(
株
(単位:百万円)
資料編
連結株主資本等変動計算書
連結キャッシュ・フロー計算書
科 目
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
減
価
償
却
費
減
損
損
失
貸 倒 引 当 金 の 増 減(△)
賞 与 引 当 金 の 増 減 額(△ は 減 少 )
役員賞与引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
睡眠預金払戻損失引当金の増減(△)
偶 発 損 失 引 当 金 の 増 減(△)
資
金
運
用
収
益
資
金
調
達
費
用
有 価 証 券 関 係 損 益(△)
金銭の信託の運用損益(△は運用益)
為 替 差 損 益(△ は 益)
固 定 資 産 処 分 損 益( △ は 益 )
貸 出 金 の 純 増(△)減
預 金 の 純 増 減 ( △ )
譲 渡 性 預 金 の 純 増 減(△)
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)
預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減
コ ー ル ロ ー ン 等 の 純 増(△)減
コ ー ル マ ネ ー 等 の 純 増 減(△)
外 国 為 替( 資 産 ) の 純 増(△)減
外 国 為 替( 負 債 ) の 純 増 減(△)
リース債権及びリース投資資産の純増(△)減
資 金 運 用 に よ る 収 入
資 金 調 達 に よ る 支 出
そ
の
他
小
計
法 人 税 等 の 支 払 額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出
有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入
有 価 証 券 の 償 還 に よ る 収 入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
劣後特約付借入れによる収入
劣後特約付借入金の返済による支出
劣後特約付社債の発行による収入
配
当
金
の
支
払
額
少数株主への配当金の支払額
自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出
自 己 株 式 の 売 却 に よ る 収 入
(単位:百万円)
(
平成19年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
15,230
10,001
7
△2,066
0
)
(
平成20年度
平成20年4月 1日から
平成21年3月31日まで
△18,049
5,923
3,610
35
2,507
1
△10
114
47
80
212
△64,453
12,558
3,490
270
10
411
△194,403
118,591
11,447
△2,134
19
50,698
7,508
△248
△40
656
62,286
△9,905
△3,187
6,100
△5,791
309
△329,676
△325,309
―
△91
511
395
506
△64,469
11,849
△48
566
22
967
△132,872
49,217
△365
△697
6
36,406
△6,853
26
41
―
66,202
△9,265
10,280
△14,490
△3,558
102,614
204,699
△5,202
9,606
△10,543
265
△1,632
△29,869
―
△5,000
10,000
△1,820
△5
△76
)
103,583
264,224
―
1,591
△4,000
1,037
△1,478
39,650
10,000
△12,000
―
△2,085
△5
△343
財務活動によるキャッシュ・フロー
11
3,109
136
現金及び現金同等物に係る換算差額
△22
△10
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△44,832
35,650
現金及び現金同等物の期首残高
102,419
57,587
現金及び現金同等物の期末残高
57,587
93,238
△4,298
当行の連結財務諸表については、会社法第396条第1項の規定及び金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、あずさ監査
法人及び五十鈴監査法人の監査を受けております。
54 THE HYAKUGO BANK, LTD.
2.
持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社 ―社
(2) 持分法適用の関連会社 ―社
(3) 持分法非適用の非連結子会社 2社
会社名
一般社団法人フロンティア・アセット・ホールディングス
有限会社フロンティア・アセット・コーポレーション
持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余金(持
分に見合う額)及び繰延ヘッジ損益(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象
から除いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から除いて
おります。
(4) 持分法非適用の関連会社 ―社
3.
連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は連結決算日と一致しております。
4.
会計処理基準に関する事項
(1) 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)に
より行っております。
(2) 有価証券の評価基準及び評価方法
(イ) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法
(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価
格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のない
ものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理
しております。
(ロ) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運
用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
(3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
(4) 減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
当行の有形固定資産は、定率法を採用しております。また、主な耐用年数は次
のとおりであります。
建 物 15年~50年
その他 4年~15年
連結子会社の有形固定資産については、定率法により償却しております。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウ
エアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能期間(5年)に基づいて
償却しております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固
定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によっておりま
す。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは
当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
(5) 貸倒引当金の計上基準
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次のとおり計上して
おります。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者に係る債権及びそ
れと同等の状況にある債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。ま
た、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断
し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒
実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
(12) 外貨建資産・負債の換算基準
当行の外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しており
ます。
連結子会社の外貨建資産・負債はありません。
(13) リース取引の処理方法
(借手側)
当行及び連結子会社の所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取
引開始日が平成20年4月1日前に開始する連結会計年度に属するものについては、通
常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
(貸手側)
リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平成
19年3月30日)適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引につい
ては、「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号平
成19年3月30日)第81項に基づき、同会計基準適用初年度の前連結会計年度末にお
ける固定資産の適正な帳簿価額(減価償却累計額控除後)をリース投資資産の期首
の価額として計上しております。なお、同適用指針第 80項を適用した場合に比べ、
税金等調整前当期純利益は962百万円減少しております。
(14) 収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっております。
(15) 重要なヘッジ会計の方法
(イ) 金利リスク・ヘッジ
当行の金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24号)に規定する繰延ヘッジによっ
ております。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジ
について、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ
取引等を一定の残存期間毎にグルーピングのうえ特定し評価しております。ま
た、キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手
段の金利変動要素の相関関係の検証により有効性の評価をしております。
また、当連結会計年度末の連結貸借対照表に計上している繰延ヘッジ損益の
うち、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上
の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 15号)を適用して実
施しておりました多数の貸出金・預金等から生じる金利リスクをデリバティブ
取引を用いて総体で管理する従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損益
は、「マクロヘッジ」で指定したそれぞれのヘッジ手段の残存期間・想定元本金
額に応じ平成 15年度から8年間にわたって、資金調達費用として期間配分して
おります。
なお、当連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失
は26百万円(税効果額控除前)であります。
また、一部の資産・負債については、包括ヘッジ、あるいは金利スワップの
特例処理を行っております。
連結子会社のヘッジ会計の方法は、当行に準じた方法により行っております。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計
の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上
の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25号)に規定する繰
延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭
債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替
スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に
見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによ
りヘッジの有効性を評価しております。
ディスクロージャー誌 2009 55
連結キャッシュ・フロー計算書 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社 9社
会社名
百五ビジネスサービス株式会社 百五管理サービス株式会社
百五不動産調査株式会社 百五オフィスサービス株式会社
百五スタッフサービス株式会社 株式会社百五ディーシーカード
百五リース株式会社 株式会社百五経済研究所 百五コンピュータソフト株式会社
(2) 非連結子会社 2社
会社名
一般社団法人フロンティア・アセット・ホールディングス
有限会社フロンティア・アセット・コーポレーション
非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余
金(持分に見合う額)及び繰延ヘッジ損益(持分に見合う額)等からみて、連結の
範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げな
い程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。
連結情報
1.
に基づいて上記の引当を行っております。
連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、当行と同じ方
法により計上しております。
(6) 賞与引当金の計上基準
連結子会社の賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対
する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(7) 役員賞与引当金の計上基準
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支
給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(8) 退職給付引当金の計上基準
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における
退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、
過去勤務債務及び数理計算上の差異の損益処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務 :その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3
年)による定額法により損益処理
数理計算上の差異:各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一
定の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌連結会計年度から損益処理
(9) 役員退職慰労引当金の計上基準
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対す
る退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認めら
れる額を計上しております。
(10) 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者への払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(11) 偶発損失引当金の計上基準
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将
来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
資料編
連結財務諸表作成のための基本となる
重要な事項(平成20年度)
(16) 消費税等の会計処理
当行及び連結子会社の消費税及び地方消費税(以下、消費税等という。)の会計処
理は、税抜方式によっております。
ただし、有形固定資産等に係る控除対象外消費税等は当連結会計年度の費用に計
上しております。
5.
連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6.
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預
け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であります。
連結財務諸表作成のための基本と
なる重要な事項の変更(平成20年度)
リース取引に関する会計基準
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方法に準じ
た会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平
成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
16号同前)が平成20年4月1日以後開始する連結会計年度から適用されることになったことに
伴い、当連結会計年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。
これにより、従来の方法に比べ、「リース債権及びリース投資資産」が21,368百万円計上さ
れ、
「有形固定資産」中のその他の有形固定資産が19,410百万円減少し、
「その他負債」中のリ
ース債務は1,638百万円増加しておりますが、損益に与える影響は軽微であります。
注記事項(平成20年度)
連結貸借対照表関係
1. その他資産には、非連結子会社の出資金7百万円を含んでおります。
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」
中の国債に合計3,964百万円含まれております。
使用貸借又は賃貸借契約により貸し付けている有価証券は該当ありません。
3. 貸出金等のうち、破綻先債権額は5,543百万円、延滞債権額は57,187百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金等(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金等」
という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイから
ホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金等であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金等であって、破綻先債権及び債務者の経
営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金等以外の貸出金等
であります。
4. 貸出金等のうち、3カ月以上延滞債権額は76百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金等で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金等のうち、貸出条件緩和債権額は16,914百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金等で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないも
のであります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
79,721百万円であります。
なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理してお
ります。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保とい
う方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は16,676百万円であ
ります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産 有価証券 81,643百万円
リース債権及びリース投資資産 1,665百万円
その他資産 729百万円
担保資産に対応する債務 預金 16,544百万円
借用金 1,670百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保等として、有価証券50,008百万円を差し入れて
おります。
なお、その他資産のうち保証金は970百万円であります。
9. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申
し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額ま
で資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、
総合口座における当座貸越の融資未実行残高471,375百万円を含め、1,048,819百万円で
あります。
このうち原契約期間が 1 年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものが
1,026,183百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実
行残高そのものが必ずしも当行及び連結子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与
えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及び
その他相当の事由があるときは、当行及び連結子会社が実行申し込みを受けた融資の拒
絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契
56 THE HYAKUGO BANK, LTD.
約時において必要に応じて預金・不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も
定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の
見直し、与信保全上の措置等を講じております。
10. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業
用土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評
価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価
差額金」として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成10年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第
4号に定める地価税法(平成3年法律第69号)第16条に規定する地価税の課税価格
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方
法により算定した価額に基づいて、奥行価格補正、不整形地補正等の合理的な調
整を行って算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価
の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 6,190百万円
11. 有形固定資産の減価償却累計額 33,822百万円
12. 有形固定資産の圧縮記帳額 4,886百万円
(当連結会計年度圧縮記帳額 ー百万円)
13. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付
借入金10,000百万円が含まれております。
14. 社債は、劣後特約付社債であります。
15. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債
に対する保証債務の額は13,973百万円であります。
連結損益計算書関係
「その他の経常費用」には、延滞債権等を売却したことによる損失2,177百万円及び株式等
償却842百万円を含んでおります。
連結株主資本等変動計算書関係
1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
前連結会計年度末 当連結会計年度
株式数
増加株式数
当連結会計年度
減少株式数
当連結会計年度末
株式数
摘要
発行済株式
普通株式
合計
261,225
261,225
―
―
―
―
261,225
261,225
742
742
610
610
248
248
1,104
1,104
自己株式
普通株式
合計
(注)1,2
(注)1. 普通株式の自己株式の株式数の増加610千株は、単元未満株式の買取りによる増
加であります。
2. 普通株式の自己株式の株式数の減少248千株は、単元未満株式の買増請求によ
る減少であります。
2. 配当に関する事項
(1) 当連結会計年度中の配当金支払額
(決 議)
株式の種類
配当金の総額
1株当たり
の金額
基準日
効力発生日
平成20年6月26日
普通株式
定時株主総会
911百万円
3.50円
平成20年
3月31日
平成20年
6月27日
平成20年11月13日
普通株式
取締役会
1,171百万円
4.50円
平成20年
9月30日
平成20年
12月10日
(注)平成20年11月13日取締役会決議の1株当たりの金額のうち1円は創立130周年記念
配当であります。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度
の末日後となるもの
(決 議)
株式の
種類
平成21年6月25日 普通
定時株主総会
株式
配当金
の総額
配当の原資
910百万円
その他
利益剰余金
1株当たり
の金額
3.50円
基準日
効力発生日
平成21年
3月31日
平成21年
6月26日
連結キャッシュ・フロー計算書関係
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
平成21年3月31日現在
93,581百万円
現金預け金勘定
日銀預け金を除く預け金
△343百万円
現金及び現金同等物
93,238百万円
リース取引関係
(借手側)
1. ファイナンス・リース取引
(1) 所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
有形固定資産
主として、車両であります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4. 会計処理基準に関する事
項」の「(4) 減価償却の方法」に記載のとおりであります。
(2) 通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理を行っている所有権移転外ファイナ
—百万円
1,331百万円
無形固定資産
―百万円
その他
—百万円
合計
509百万円
無形固定資産
—百万円
その他
—百万円
合計
822百万円
(5) 数理計算上の差異の処理年数
(6) 会計基準変更時差異の処理年数
(注)取得価額相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の年度末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
●未経過リース料年度末残高相当額
1年内
1年超
合計
263百万円
558百万円
822百万円
(注)未経過リース料年度末残高相当額は、未経過リース料年度末残高が有形固定資産の
年度末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
●支払リース料
264百万円
●減価償却費相当額
264百万円
●減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
●オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内
1年超
合計
165百万円
2,177百万円
2,343百万円
リース資産に配分された減損損失はありませんので、項目等の記載は省略しております。
(貸手側)
1. ファイナンス・リース取引
(1) リース投資資産の内訳
リース料債権部分 21,907百万円
見積残存価額部分 286百万円
受取利息相当額 △2,465百万円
合計 19,728百万円
(2) リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の回収予定額
リース債権
1年以内
1年超2年以内
2年超3年以内
3年超4年以内
4年超5年以内
5年超
合計
リース投資資産
519百万円
498百万円
449百万円
239百万円
50百万円
0百万円
1,758百万円
3. 転リース取引
退職給付関係
1. 採用している退職給付制度の概要
当行及び連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金
制度を設けています。また、当行において退職給付信託を設定しております。
2. 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
(A)
△45,443百万円
年金資産
(B)
38,993百万円
連結貸借対照表計上額純額
前払年金費用
退職給付引当金
繰延税金資産
貸倒引当金
有価証券償却
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産(負債)の純額
11,003百万円
4,608百万円
3,676百万円
19,288百万円
△2,882百万円
16,405百万円
△12,447百万円
△1,688百万円
△14,135百万円
2,270百万円
2. 連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に
重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
40.09%
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△10.30%
評価性引当額の増減
△8.91%
その他
2.41%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
23.29%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額修正
「地方法人特別税等に関する暫定措置法」(平成20年法律第25号)が平成20年4月30日
期末の普通株式の数
●利息相当額控除前の金額で連結貸借対照表に計上している金額
①リース投資資産 1,610百万円
②リース債務 1,610百万円
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
1株当たり情報
1株当たり純資産額
780.76円
1株当たり当期純利益金額
14.61円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
—円
(注)1. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
純資産の部の合計額
209,388百万円
純資産の部の合計額から控除する金額
6,296百万円
うち少数株主持分
6,296百万円
普通株式に係る期末の純資産額
203,091百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた
260,120千株
●オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内
1年超
合計
197百万円
17百万円
215百万円
(C)=(A)+(B)
(D)
(E)
(F)
(G)=(C)+(D)+(E)+(F)
(H)
(G)-(H)
税効果会計関係
に公布されたことにより、当行における繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用し
た法定実効税率は、前連結会計年度40.10%から当連結会計年度40.09%に変更しており
ますが、この変更による影響は軽微であります。
6,542百万円
5,294百万円
3,996百万円
2,778百万円
1,873百万円
1,421百万円
21,907百万円
2. オペレーティング・リース取引
未積立退職給付債務
会計基準変更時差異の未処理額
内の一定の年数による定額法により損益
処理)
10年(各連結会計年度の発生時の従業員の平均
残存勤務期間内の一定の年数による定額
法により按分した額を、それぞれ発生の
翌連結会計年度から損益処理)
—
△6,450百万円
―百万円
16,076百万円
―百万円
9,626百万円
15,672百万円
△6,046百万円
(注)連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3. 退職給付費用に関する事項
勤務費用
利息費用
期待運用収益
過去勤務債務の損益処理額
数理計算上の差異の損益処理額
会計基準変更時差異の費用処理額
その他(臨時に支払った割増退職金等)
1,198百万円
901百万円
△875百万円
退職給付費用
1,978百万円
2. 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当期純利益
3,804百万円
普通株主に帰属しない金額
—百万円
普通株式に係る当期純利益
3,804百万円
普通株式の期中平均株式数
260,305千株
3. なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないの
で記載しておりません。
重要な後発事象
(重要な子会社の設立)
当行は、平成21年5月14日開催の取締役会において、関係当局の認可等を前提に、100%出
資による証券子会社の設立を決議いたしました。
1. 設立の目的
多様化するお客さまの証券投資ニーズにお応えし、質の高い証券サービスの提供を通
じて地域のお客さまの百五銀行グループに対する満足度の向上を図るため。
2. 設立する会社の概要
(1) 会社名
百五証券株式会社
(2) 本店所在地
三重県津市東丸之内33番1号
(3) 事業内容
証券業務
(4) 資本金
30億円
(5) 出資比率
当行100%
(6) 設立の時期
未定
—百万円
753百万円
—百万円
—百万円
(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含め
て計上しております。
ディスクロージャー誌 2009 57
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 注記事項 ―百万円
連結情報
1,331百万円
減価償却累計額相当額
有形固定資産
509百万円
年度末残高相当額
有形固定資産
822百万円
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1) 割引率
2.0%
(2) 期待運用収益率
3.5%
(3) 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(4) 過去勤務債務の額の処理年数
3年(その発生時の従業員の平均残存勤務期間
資料編
ンス・リース取引
●リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び年度末残高相当額
取得価額相当額
有形固定資産 無形固定資産 その他
合計
リスク管理債権(連結)
項 目
破 綻 先 債 権 額
延 滞 債 権 額
3 カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計
(ご参考)
「金融機能の再生のための緊急措置に関す
る法律」による開示債権(連結)
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
1,849
57,099
85
23,634
82,669
5,543
57,187
76
16,914
79,721
(単位:百万円)
項 目
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
険
債
権
要 管 理 債 権
小
計
正
常
債
権
合 計
平成19年度
7,238
52,615
23,720
83,574
2,263,970
2,347,544
平成20年度
14,928
48,732
16,990
80,651
2,480,970
2,561,621
(注)債権のうち外国為替、未収利息及び仮払金につきましては、資産の自己査定基準に基づき、債
務者区分を行っているものを対象としております。
セグメント情報
事業の種類別セグメント情報
(単位:百万円)
平成19年度(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
銀行業
I 経 常 収 益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
計
経
常
費
用
経
常
利
益
II
リース業
その他の事業
計
83,180
164
83,345
67,239
16,105
10,641
623
11,264
10,730
533
2,250
1,099
3,350
2,891
458
96,072
1,887
97,959
80,862
17,097
3,974,111
2,714
7
3,702
27,120
7,258
10,207
28
4,011,440
10,001
7
12,176
消去又は全社
連 結
―
96,072
(1,887)
(1,887)
(1,880)
(7)
96,072
78,982
17,089
―
資産、減価償却費、減損
損失及び資本的支出
資
減
減
資
価 償 却
損
損
本 的 支
産
費
失
出
―
―
8,452
21
(12,456)
―
―
―
3,998,983
10,001
7
12,176
(単位:百万円)
平成20年度(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)
銀行業
経
常
収
益
(1)外部顧客に対する経常収益
(2)セグメント間の内部経常収益
計
経
常
費
用
経
常
利
益
リース業
その他の事業
計
I
II
83,713
171
83,885
79,510
4,374
10,515
421
10,937
9,378
1,559
2,303
1,049
3,353
2,914
438
96,533
1,643
98,176
91,803
6,373
4,056,901
3,473
35
5,912
27,296
96
10,753
40
4,094,951
3,610
35
6,080
消去又は全社
連 結
―
96,533
(1,643)
(1,643)
(1,635)
(7)
96,533
90,167
6,365
―
資産、減価償却費、減損
損失及び資本的支出
資
減
減
資
価 償 却
損
損
本 的 支
(注) 1.
2.
産
費
失
出
―
―
93
74
(13,959)
―
―
―
一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。
その他の事業区分の主なものはクレジットカード業務であります。
所在地別セグメント情報
本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため、所在地別セグメント情報は記載しておりません。
国際業務経常収益
国際業務経常収益が連結経常収益の10%未満のため、国際業務経常収益の記載を省略しております。
58 THE HYAKUGO BANK, LTD.
4,080,991
3,610
35
6,080
資料編
時価情報(連結)
有価証券
(注) 1.
連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」、「買入金銭債権」中の信託受益権も含めて記載しております。
売買目的有価証券
(単位:百万円)
平成19年度末
種 類
連結貸借対照表計上額
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
1,038
3
727
0
満期保有目的の債券で時価のあるもの 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他有価証券で時価のあるもの
種 類
株
債
国
地
短
社
そ
合
(注) 1.
2.
期
方
社
の
(単位:百万円)
平成19年度末
取得原価 連結貸借対照表計上額 評価差額
式
47,823
124,417
76,594
券
977,079
985,643
8,563
債
330,217
332,211
1,993
債
208,440
212,244
3,804
債
―
―
―
438,421
441,187
2,766
債
他
303,115
300,225 △ 2,890
計 1,328,019 1,410,286
82,267
平成20年度末
うち益
うち損
取得原価 連結貸借対照表計上額 評価差額
うち益
うち損
77,316
11,958
4,338
3,858
722
3,394
2,345
53
50,495
964,482
348,898
208,800
83,150
971,896
349,255
212,868
32,655
7,413
357
4,067
36,646
11,345
3,356
4,083
3,990
3,932
2,998
16
3,761
2,364
91,639
994 406,783
5,255 241,278
9,371 1,256,256
409,772
233,590
1,288,637
2,988
△7,687
32,381
3,905
2,285
50,277
917
9,973
17,896
―
―
―
―
―
―
―
連結貸借対照表計上額は、連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって連結貸借対
照表価額とするとともに、評価差額を当連結会計年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。
平成19年度における減損処理額は、2,387百万円(うち、株式704百万円、その他1,683百万円)、平成20年度における減損処理額は、4,180百万円(うち、株式755百万円、社債668百万円、その他2,757百万円)
であります。
なお、その他有価証券の減損処理にあたっては、平成19年度は連結会計年度末日における時価が取得価額に比べて30%以上下落している場合は、原則としてすべて実施しております。
また、平成20年度より有価証券の減損判定基準を一部改定しております。従来は、その他有価証券で時価のあるもののうち、時価が取得原価の 30%以上下落した銘柄については、原則としてすべて減損処理を
行うこととしておりましたが、金融環境の変化等を踏まえて、平成20年度より、株式については、時価が30%以上50%未満下落した銘柄の場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の
回復可能性を判断する基準を設け、時価の回復可能性があると認められないものについて減損処理を行っております。この変更により、平成20年度の有価証券の減損処理額は1,453百万円減少しております。
当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券 平成19年度、平成20年度ともに該当ありません。
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
その他有価証券
平成20年度
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
91,472
4,714
797
88,324
7,461
3,781
時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成19年度末
平成20年度末
その他有価証券
私 募 事 業 債
17,107
2,760
2,347
地 方 公 社 債
非 上 場 株 式
18,344
2,496
3,658
保有目的を変更した有価証券 平成19年度、平成20年度ともに該当ありません。
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
平成19年度末
種 類
債
短
方
期
社
合
の
社
平成20年度末
1年超5年以内 5年超10年以内
10年超
548,463
154,588
105,687
224,219
88,036
80,229
39,966
39,966
債
192,862
49,619
26,327
債
―
―
―
債
116,915
24,753
217,616
288,186
113,720
662,183
55,953
46,778
270,998
債
地
そ
1年以内
券
国
(単位:百万円)
他
計
1年以内
1年超5年以内 5年超10年以内
10年超
582,524
172,055
125,217
231,155
97,589
50,552
48,374
48,374
―
130,682
31,236
37,097
―
―
―
―
―
―
62,348
37,168
167,850
285,250
71,796
654,320
83,013
42,940
274,096
18,705
67,079
23,971
63,937
―
―
ディスクロージャー誌 2009 59
リスク管理債権(連結) (ご参考)「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」による開示債権(連結) セグメント情報 時価情報(連結)
売買目的有価証券
平成20年度末
連結情報
2. 「子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの」については、単体の時価情報に記載しております。
金銭の信託
運用目的の金銭の信託
種 類
(単位:百万円)
平成19年度末
平成20年度末
連結貸借対照表計上額 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 連結貸借対照表計上額 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
運用目的の金銭の信託
2,861
△138
―
1,000
満期保有目的の金銭の信託 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)
平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他有価証券評価差額金
● その他有価証券評価差額金
連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
平成19年度末
評価差額
その他有価証券
その他の金銭の信託
(△)繰延税金負債
その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)
(△)少数株主持分相当額
(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券
に係る評価差額金のうち親会社持分相当額
その他有価証券評価差額金
60 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成20年度末
82,267
82,267
32,381
32,381
―
―
31,249
51,018
44
12,447
19,933
3
―
―
50,974
19,930
単体情報
貸借対照表
(単位:百万円)
平成20年度
(平成20年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
(資産の部)
現
(単位:百万円)
科 目
金
預
け
金
け
57,710
93,336
金
46,328
44,725
金
11,382
48,610
預
金
当
座
預
金
普
通
預
金
貯
蓄
預
金
通
知
預
金
定
期
預
金
ル
ロ
ー
ン
98,064
72,525
買
入
金
銭
債
権
75,688
47,029
商
品
有
価
証
券
1,038
727
債
1,038
727
託
2,861
1,000
券
1,370,791
1,275,800
債
332,211
349,255
債
212,244
212,868
債
461,034
430,591
式
127,255
87,152
券
238,044
195,931
未
金
2,281,668
2,476,452
未
払
費
前
受
収
商
品
銭
国
の
信
価
証
国
地
方
社
株
の
他
貸
そ
の
証
出
割
引
手
形
21,420
16,673
手
形
貸
付
141,622
132,126
証
書
貸
付
1,699,517
1,889,381
当
座
貸
越
419,107
438,270
替
422
670
国
為
為
替
渡
外
国
為
未
払
外
国
為
替
替
債
の
他
払
負
法
融
人
派
ー
等
用
益
生
ス
債
税
商
債
品
務
―
32,942
55
5,789
449
395
168
19,099
3,957
43,156
3,743,171
負
債
役
員
賞
与
引
当
金
退
職
給
付
引
当
金
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
488
5
2
偶
取
立
外
国
為
替
115
179
繰
産
32,322
33,716
益
7,817
7,581
睡眠預金払戻損失引当金
発
損
延
失
税
引
金
当
負
金
債
再評価に係る繰延税金負債
支
負
金
融
派
生
商
品
1,757
757
そ
の
他
の
資
産
22,747
25,376
資
産
31,036
33,069
資
物
10,237
10,790
20,028
払
債
承
の
部
諾
合
計
本
本
金
剰
資
本
余
準
金
備
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
地
18,376
ー
ス
資
産
―
建
設
仮
勘
定
699
123
そ の 他 利 益 剰 余 金
その他の有形固定資産
1,722
1,698
行員退職給与基金
形
産
5,338
5,348
ア
5,208
5,213
固
フ
定
ト
ー
資
ウ
ス
エ
資
産
その他の無形固定資産
繰
延
税
支
払
承
倒
産
金
諾
引
の
資
見
当
部
合
産
428
―
6
130
128
―
1,439
返
43,156
43,484
金
△25,957
△27,877
計
3,974,143
4,056,722
―
3,955
43,484
3,855,799
(純資産の部)
リ
リ
資
金
の
301
資
―
12,945
12,945
69
68
0
25,000
47,163
2,985
7,371
1,879
1,985
他
替
定
国
ー
の
け
ソ
3,628,481
109,924
1,519,236
56,377
12,853
1,893,136
36,953
87,731
7,508
10,861
10,861
28
21
7
25,000
41,475
64
10,117
1,663
2,194
456
26,978
45
5,881
496
476
371
金
そ
為
固
ネ
売
リ
預
形
マ
金
金
入
金
国
収
ル
預
預
用
そ
店
収
の
社
外
資
ー
外
他
他
他
性
借
入
の
の
渡
借
国
土
貸
コ
買
建
無
そ
譲
外
未
有
3,508,485
107,440
1,510,613
62,878
15,668
1,757,997
53,886
76,434
利
益
剰
利
益
別
余
準
途
金
備
積
立
金
金
繰 越 利 益 剰 余 金
自
株
己
主
株
資
本
式
合
計
その他有価証券評価差額金
繰
延
ヘ
ッ
ジ
損
益
土 地 再 評 価 差 額 金
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
純
資
産
の
部
合
計
負債及び純資産の部合計
20,000
7,587
7,557
29
149,410
17,377
132,032
310
121,304
10,418
△457
176,539
50,960
△720
4,192
54,432
230,971
3,974,143
20,000
7,573
7,557
16
150,937
17,377
133,560
310
128,404
4,846
△652
177,859
19,928
△1,057
4,193
23,063
200,923
4,056,722
ディスクロージャー誌 2009 61
貸借対照表 ー
外
(平成21年3月31日現在)
単体情報
コ
そ
(平成20年3月31日現在)
時価情報(連結) 預
有
平成20年度
(負債の部)
現
金
平成19年度
連結情報
科 目
平成19年度
資料編
財務諸表
損益計算書
科 目
経
資
役
そ
そ
経
資
役
常
収
益
金 運 用 収 益
貸
出
金
利
息
有価証券利息配当金
コ ー ル ロ ー ン 利 息
買 入 手 形 利 息
預
け
金
利
息
そ の 他 の 受 入 利 息
務 取 引 等 収 益
受 入 為 替 手 数 料
そ の 他 の 役 務 収 益
の 他 業 務 収 益
外 国 為 替 売 買 益
商品有価証券売買益
国 債 等 債 券 売 却 益
そ の 他 の 業 務 収 益
の 他 経 常 収 益
株 式 等 売 却 益
金 銭 の 信 託 運 用 益
そ の 他 の 経 常 収 益
常
費
用
金 調 達 費 用
預
金
利
息
譲 渡 性 預 金 利 息
コ ー ル マ ネ ー 利 息
債券貸借取引支払利息
借
用
金
利
息
社
債
利
息
金利スワップ支払利息
そ の 他 の 支 払 利 息
務 取 引 等 費 用
支 払 為 替 手 数 料
そ の 他 の 役 務 費 用
62 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
平成20年4月 1日から
平成21年3月31日まで
(
)
(
83,475
64,460
43,590
19,062
864
―
3
940
12,284
3,914
8,369
1,080
97
28
952
2
5,650
3,822
866
961
67,238
11,665
9,605
653
102
71
353
284
544
50
3,530
675
2,855
(単位:百万円)
科 目
)
83,999
64,473
45,060
18,091
543
10
3
763
10,595
3,794
6,801
2,085
251
17
1,814
2
6,844
5,646
―
1,197
79,284
12,389
10,330
712
207
54
190
452
415
25
3,496
666
2,830
そ
の 他 業 務 費 用
国 債 等 債 券 売 却 損
国 債 等 債 券 償 還 損
国 債 等 債 券 償 却
社 債 発 行 費 償 却
金 融 派 生 商 品 費 用
営
業
経
費
そ の 他 経 常 費 用
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
株 式 等 売 却 損
株
式
等
償
却
金 銭 の 信 託 運 用 損
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 処 分 益
償 却 債 権 取 立 益
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
減
損
損
失
役員退職慰労引当金繰入額
睡眠預金払戻損失引当金繰入額
税 引 前 当 期 純 利 益
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
法
人
税
等
合
計
当
期
純
利
益
平成19年度
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
平成20年4月 1日から
(
)
( 平成21年3月31日まで )
5,307
741
1,369
1,683
69
1,444
40,219
6,515
2,292
74
825
1,432
1,889
16,237
57
1
56
1,824
936
7
543
336
14,470
4,657
962
―
8,851
10,148
3,757
2,918
3,419
―
52
44,359
8,890
4,413
6
842
270
3,358
4,714
0
0
―
446
411
35
―
―
4,267
2,203
△1,545
657
3,610
主
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
平成20年4月 1日から
平成21年3月31日まで
(
)
(
)
平成19年度
平成20年度
平成19年4月 1日から
平成20年3月31日まで
平成20年4月 1日から
(
自
20,000
20,000
―
―
20,000
20,000
7,557
7,557
―
―
7,557
7,557
28
29
0
0
29
△13
△13
7,586
7,587
0
0
7,587
△13
△13
7,573
17,377
17,377
16
―
―
17,377
17,377
310
310
―
―
310
310
113,704
121,304
7,600
7,600
121,304
7,100
7,100
128,404
10,969
10,418
△1,823
△2,083
8,851
3,610
△7,600
△7,100
△551
△5,572
142,361
149,410
21
10,418
0
4,846
△1,823
△2,083
8,851
3,610
―
―
己
株
式
期
末
残
高
期
変
動
額
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
株
主
資
本
合
計
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
土 地 再 評 価 差 額 金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
純
資
産
合
計
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
自 己 株 式 の 取 得
自 己 株 式 の 処 分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
)
( 平成21年3月31日まで )
前
当
△391
△457
△76
△343
10
△66
△457
△194
△652
169,556
176,539
△1,823
△2,083
149
8,851
△76
11
21
6,983
176,539
136
0
1,319
177,859
84,432
50,960
△33,472
△33,472
△31,031
△31,031
50,960
19,928
△186
△720
△533
△533
△720
△337
△337
△1,057
4,213
4,192
△21
△21
4,192
0
0
4,193
88,459
54,432
△34,027
△34,027
△31,368
△31,368
54,432
23,063
258,015
230,971
△1,823
△2,083
8,851
△76
11
21
△34,027
△27,043
230,971
3,610
△343
3,610
△343
136
0
△31,368
△30,048
200,923
21
0
7,048
1,527
149,410
150,937
当行の財務諸表については、会社法第396条第1項の規定及び金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、あずさ監査法人及び五
十鈴監査法人の監査を受けております。
ディスクロージャー誌 2009 63
損益計算書 株主資本等変動計算書 資
本
本
金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
資
本
剰
余
金
資
本
準
備
金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
そ の 他 資 本 剰 余 金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
自 己 株 式 の 処 分
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
資 本 剰 余 金 合 計
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
自 己 株 式 の 処 分
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
利
益
剰
余
金
利
益
準
備
金
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
そ の 他 利 益 剰 余 金
行 員 退 職 給 与 基 金
前 期 末 残 高
当 期 変 動 額
当 期 変 動 額 合 計
当 期 末 残 高
別
途
積
立
金
前 期 末 残 高
当 期 変 動 額
別途積立金の積立
当 期 変 動 額 合 計
当 期 末 残 高
繰 越 利 益 剰 余 金
前 期 末 残 高
当 期 変 動 額
剰 余 金 の 配 当
当 期 純 利 益
別途積立金の積立
土地再評価差額金の取崩
当 期 変 動 額 合 計
当 期 末 残 高
利 益 剰 余 金 合 計
前
期
末
残
高
当
期
変
動
額
剰 余 金 の 配 当
当 期 純 利 益
別途積立金の積立
土地再評価差額金の取崩
当 期 変 動 額 合 計
当
期
末
残
高
資
平成19年度
(単位:百万円)
単体情報
株
(単位:百万円)
資料編
株主資本等変動計算書
重要な会計方針(平成20年度)
1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)により
行っております。
2. 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定
額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価
のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移
動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却
原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理して
おります。
(2) 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4. 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 :15年~50年
その他: 4年~15年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウエ
アについては、行内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定
資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。
なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残
価保証額とし、それ以外のものは零としております。
5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建の資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次のとおり計上しておりま
す。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者に係る債権及びそ
れと同等の状況にある債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。ま
た、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認めら
れる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断
し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒
実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施
し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果
に基づいて上記の引当を行っております。
(2) 役員賞与引当金
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支
給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去
勤務債務及び数理計算上の差異の損益処理方法は以下のとおりであります。
過去勤務債務 :その発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(3
年)による定額法により損益処理
数理計算上の差異:各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10
年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事
業年度から損益処理
(4) 役員退職慰労引当金
役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対す
る退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる
額を計上しております。
(5) 睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者への払戻損失
に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。
(6) 偶発損失引当金
偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将
来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められる額を計上しております。
7. リース取引の処理方法
所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年4月1日
前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理に
よっております。
8. ヘッジ会計の方法
(イ) 金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業にお
64 THE HYAKUGO BANK, LTD.
ける金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協
会業種別監査委員会報告第24号)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ
有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについて、ヘッジ対象と
なる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の残存期間毎に
グルーピングのうえ特定し評価しております。また、キャッシュ・フローを固定す
るヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係の検証に
より有効性の評価をしております。
また、当事業年度末の貸借対照表に計上している繰延ヘッジ損益のうち、「銀行業
における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公
認会計士協会業種別監査委員会報告第 15号)を適用して実施しておりました多数の
貸出金・預金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する
従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損益は、「マクロヘッジ」で指定したそ
れぞれのヘッジ手段の残存期間・想定元本金額に応じ平成15年度から8年間にわたっ
て、資金調達費用として期間配分しております。
なお、当事業年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は26百万
円(税効果額控除前)であります。
また、一部の資産・負債については、包括ヘッジ、あるいは金利スワップの特例
処理を行っております。
(ロ) 為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日
本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25号)に規定する繰延ヘッジによってお
ります。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リ
スクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段
とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジショ
ン相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
9. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下、消費税等という。)の会計処理は、税抜方式によってお
ります。
ただし、有形固定資産等に係る控除対象外消費税等は当事業年度の費用に計上してお
ります。
会計方針の変更(平成20年度)
リース取引に関する会計基準
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方法に準じ
た会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平
成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
16号同前)が平成20年4月1日以後開始する事業年度から適用されることになったことに伴い、
当事業年度から同会計基準及び適用指針を適用しております。
これにより、従来の方法に比べ、「有形固定資産」中のリース資産は428百万円、「無形固定
資産」中のリース資産は6百万円、「その他負債」中のリース債務は456百万円増加しておりま
すが、損益に与える影響は軽微であります。
注記事項(平成20年度)
貸借対照表関係
1. 関係会社の株式及び出資総額 911百万円
2. 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、国債に合計
3,964百万円含まれております。
使用貸借又は賃貸借契約により貸し付けている有価証券は該当ありません。
3. 貸出金のうち、破綻先債権額は5,173百万円、延滞債権額は55,969百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその
他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」と
いう。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホ
までに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であり
ます。
4. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は76百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以
上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
5. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は16,914百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないもの
であります。
6. 破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
78,133百万円であります。
なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
7. 手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理してお
ります。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替は、売却又は(再)担保とい
う方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は16,676百万円であ
ります。
8. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産 有価証券 81,643百万円
13.
14.
15.
損益計算書関係
「その他の経常費用」には、延滞債権等を売却したことによる損失2,175百万円を含んでお
ります。
株主資本等変動計算書関係
自己株式の種類及び株式数に関する事項
(単位:千株)
前事業年度末
株式数
当事業年度
増加株式数
当事業年度
減少株式数
当事業年度末
株式数
摘 要
自己株式
普通株式
合計
742
742
610
610
248
248
1,104
1,104
(注)1,2
(注) 1. 普通株式の自己株式の株式数の増加610千株は、単元未満株式の買取りによる増
加であります。
2. 普通株式の自己株式の株式数の減少248千株は、単元未満株式の買増請求による
減少であります。
リース取引関係
1. ファイナンス・リース取引
(1) 所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
(ア) 有形固定資産
主として、現金自動設備であります。
(イ) 無形固定資産
ソフトウエアであります。
②リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「4. 固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
(2) 通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理を行っている所有権移転外ファイナ
ンス・リース取引
●リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
取得価額相当額
有形固定資産 無形固定資産 その他
合計
1,963百万円
ー百万円
ー百万円
1,963百万円
減価償却累計額相当額
有形固定資産 無形固定資産 その他
合計
950百万円
ー百万円
ー百万円
950百万円
期末残高相当額
有形固定資産 無形固定資産 その他
合計
1,013百万円
ー百万円
ー百万円
1,013百万円
(注)取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占める
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産(負債)の純額
18,470百万円
△2,837百万円
15,633百万円
△12,439百万円
△1,754百万円
△14,193百万円
1,439百万円
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
当該差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
評価性引当額の増減
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
40.09%
△14.25%
△12.30%
1.86%
15.40%
3. 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額修正
「地方法人特別税等に関する暫定措置法」(平成20年法律第25号)が平成20年4月30日
に公布されたことにより、当行における繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用し
た法定実効税率は、前事業年度 40.10%から当事業年度40.09%に変更しておりますが、
この変更による影響は軽微であります。
1株当たり情報
1株当たり純資産額
772.42円
1株当たり当期純利益金額
13.87円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
—円
(注)1. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
純資産の部の合計額
200,923百万円
純資産の部の合計額から控除する金額
—百万円
普通株式に係る期末の純資産額
200,923百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた
期末の普通株式の数
260,120千株
2. 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当期純利益
3,610百万円
普通株主に帰属しない金額
—百万円
普通株式に係る当期純利益
3,610百万円
普通株式の期中平均株式数
260,305千株
3. なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないの
で記載しておりません。
重要な後発事象
(重要な子会社の設立)
当行は、平成21年5月14日開催の取締役会において、関係当局の認可等を前提に、100%出
資による証券子会社の設立を決議いたしました。
1. 設立の目的
多様化するお客さまの証券投資ニーズにお応えし、質の高い証券サービスの提供を通じ
て地域のお客さまの百五銀行グループに対する満足度の向上を図るため。
2. 設立する会社の概要
(1) 会社名
百五証券株式会社
(2) 本店所在地
三重県津市東丸之内33番1号
(3) 事業内容
証券業務
(4) 資本金
30億円
(5) 出資比率
当行100%
(6) 設立の時期
未定
ディスクロージャー誌 2009 65
重要な会計方針 会計方針の変更 注記事項 11.
12.
税効果会計関係
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
貸倒引当金
10,257百万円
有価証券償却
4,597百万円
3,615百万円
その他
単体情報
10.
割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
●未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
合計
371百万円
641百万円
1,013百万円
(注)未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末
残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定しております。
●当期の支払リース料
475百万円
●減価償却費相当額
475百万円
●減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
2. オペレーティング・リース取引
●オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内
1年超
合計
164百万円
2,177百万円
2,342百万円
リース資産に配分された減損損失はありませんので、項目等の記載は省略しております。
資料編
9.
担保資産に対応する債務 預金 16,544百万円
上記のほか、為替決済等の取引の担保等として、有価証券50,008百万円を差し入れて
おります。
また、その他の資産のうち保証金は949百万円であります。
当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申
し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額ま
で資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、
総合口座における当座貸越の融資未実行残高471,375百万円を含め、1,023,422百万円で
あります。
このうち原契約期間が 1 年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものが
1,000,787百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実
行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではあ
りません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事
由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をする
ことができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて預金・
不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続
に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講
じております。
土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用土地
の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係
る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」
として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成10年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第
4号に定める地価税法(平成3年法律第69号)第16条に規定する地価税の課税価格
の計算の基礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方
法により算定した価額に基づいて、奥行価格補正、不整形地補正等の合理的な調
整を行って算出しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合
計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額
6,190百万円
有形固定資産の減価償却累計額
32,601百万円 有形固定資産の圧縮記帳額
4,837百万円 (当事業年度圧縮記帳額 ―百万円) 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付
借入金10,000百万円が含まれております。
社債は、劣後特約付社債であります。
有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に
対する当行の保証債務の額は13,973百万円であります。
損益
部門別粗利益の内訳
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
平成20年度
合 計
国内業務部門
国際業務部門
896
資 金 運 用 収 益
59,837
5,519
64,460
合 計
899
61,447
3,924
896
64,473
899
資 金 調 達 費 用
10,813
1,727
11,644
11,855
1,426
12,381
資 金 運 用 収 支
49,023
3,791
52,815
49,592
2,498
52,091
役務取引等収益
12,139
144
12,284
10,457
138
10,595
役務取引等費用
3,492
38
3,530
3,459
36
3,496
役 務 取 引 等 収 支
8,647
106
8,753
6,997
101
7,099
その他業務収益
944
136
1,080
1,486
599
2,085
その他業務費用
1,596
3,711
5,307
2,892
7,255
10,148
△651
△3,575
△4,227
△1,406
△6,656
△8,063
57,019
322
57,342
55,183
△4,056
51,127
そ の 他 業 務 収 支
業
務
粗
利
益
業 務 粗 利 益 率
(注) 1.
2.
3.
4.
1.55%
0.12%
1.54%
1.45%
△1.75%
業務純益
業
(単位:百万円)
務
純
益
営業経費の内訳
料
16,332
8,368
平成19年度
平成20年度
当
18,344
18,552
△278
1,924
福
利
厚
生
費
2,557
2,600
減
価
償
却
費
2,713
3,146
土地建物機械賃借料
1,441
1,564
費
66
104
費
650
713
消
給
手
平成20年度
退 職 給 付 費 用
営
・
平成19年度
(単位:百万円)
科 目
給
繕
耗
水
品
光
熱
旅
通
広
租
そ
合
1.34%
国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。
ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(平成19年度20百万円、平成20年度8百万円)を控除して表示しております。
資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
業務粗利益
業務粗利益率 =
×100
資金運用勘定平均残高
信
告
宣
税
伝
公
の
費
380
410
費
103
105
費
965
989
費
423
605
課
1,674
1,775
他
11,176
11,868
計
40,219
44,359
66 THE HYAKUGO BANK, LTD.
国内業務部門
資 金 運 用 勘 定
平均残高
利
うち商品有価証券
うち有価証券
うちコールローン
うち買入手形
うち買現先勘定
うち債券貸借取引
支 払 保 証 金
う ち 預 け 金
資 金 調 達 勘 定
平均残高
利
ち
預
金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
うち売渡手形
うち売現先勘定
うち債券貸借取引
受 入 担 保 金
うちコマーシャル・ペーパー
う ち 借 用 金
(注) 1.
2.
3.
4.
5.
息
利回り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
198
0
0.20
3,556,775
10,813
0.30
3,423,303
8,985
0.26
106,152
653
0.61
54
0
0.51
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
17,873
353
1.97
国際業務部門
合計
国内業務部門
268,210
3,701,432
5,519
2.05
1,217
67
5.56
64,460
1.74
2,190,513
43,590
1.98
630
2
0.36
1,310,859
19,059
1.45
112,985
864
0.76
—
—
—
259,493
5,139
1.98
5,555
276
4.97
—
—
—
—
—
—
—
—
—
491
2
0.59
(241,677)
265,078
(896)
1,727
0.65
19,579
619
3.16
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2,831
3
0.10
3,580,175
3,671,102
1,953
102
5.24
11,644
0.32
3,442,882
9,605
0.27
106,152
653
0.61
2,007
102
5.11
11,855
0.32
3,534,457
10,080
0.28
103,746
712
0.68
657
1
0.17
1,806
71
3.95
1,806
71
3.95
96
0
0.17
17,873
353
1.97
9,503
190
2.00
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
3,814,727
3,924
1.69
885
33
3.78
64,473
1.69
2,346,870
45,060
1.92
652
2
0.34
1,311,456
18,089
1.37
83,607
543
0.65
2,979
10
0.35
223,222
3,714
1.66
5,438
160
2.94
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(202,583)
231,182
(899)
1,426
0.61
18,213
249
1.36
—
—
—
—
—
—
—
—
—
合計
230,957
—
—
—
—
—
—
—
—
—
690
3
0.48
—
—
—
国際業務部門
(202,583)
3,786,353
(899)
61,447
1.62
2,345,984
45,027
1.91
652
2
0.34
1,088,234
14,375
1.32
78,168
383
0.49
2,979
10
0.35
—
—
—
—
—
—
2,831
3
0.10
3,699,701
7,182
206
2.87
12,381
0.33
3,552,671
10,330
0.29
103,746
712
0.68
7,840
207
2.65
3,147
54
1.73
3,243
54
1.69
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
9,503
190
2.00
資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
平成19年度 国内業務部門
19,062百万円 国際業務部門 46百万円 合計 19,109百万円
平成20年度 国内業務部門
20,814百万円 国際業務部門 45百万円 合計 20,860百万円
資金調達勘定は(a)金銭の信託運用見合額の平均残高、及び(b)利息をそれぞれ控除して表示しております。
(a) 平成19年度 国内業務部門
6,676百万円 国際業務部門 一百万円 合計
6,676百万円
平成20年度 国内業務部門
2,537百万円 国際業務部門 ―百万円 合計
2,537百万円
(b) 平成19年度 国内業務部門
20百万円 国際業務部門 一百万円 合計
20百万円
平成20年度 国内業務部門
8百万円 国際業務部門 ―百万円 合計
8百万円
国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。
( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。
合計欄において国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。
ディスクロージャー誌 2009 67
損益 う ち 貸 出 金
息
利回り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
平均残高
利
息
利 回 り(%)
(241,677)
3,674,899
(896)
59,837
1.62
2,189,296
43,522
1.98
630
2
0.36
1,051,366
13,920
1.32
107,430
588
0.54
平成20年度
単体情報
種 類
う
(単位:百万円)
平成19年度
資料編
資金運用・調達勘定平均残高、利息、利回り
受取利息・支払利息(国内業務部門)
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
残高による増減
利率による増減
平成20年度
純増減
残高による増減
利率による増減
純増減
息
1,585
4,533
6,119
1,808
△198
1,610
う ち 貸 出 金
1,151
2,980
4,132
3,007
△1,502
1,504
うち商品有価証券
△0
0
0
0
△0
△0
う ち 有 価 証 券
231
577
808
487
△32
454
うちコールローン
211
175
386
△160
△44
△205
う ち 買 入 手 形
△0
—
△0
10
—
10
うち買現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引支払保証金
—
—
—
—
—
—
受
取
利
う ち 預 け 金
支
払
う
利
ち
預
息
△0
0
0
2
△0
2
274
4,477
4,751
369
671
1,041
金
249
5,182
5,432
317
777
1,094
うち譲渡性預金
△19
392
373
△14
73
58
うちコールマネー
△10
0
△10
1
△0
0
う ち 売 渡 手 形
—
—
—
—
—
—
うち売現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引受入担保金
—
—
—
0
—
0
うちコマーシャル・ペーパー
—
—
—
—
—
—
う ち 借 用 金
△0
1
0
△165
2
△162
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
受取利息・支払利息(国際業務部門)
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
利率による増減
純増減
息
△917
△1,558
△2,475
△766
△827
△1,594
う ち 貸 出 金
△3
△6
△9
△18
△15
△34
うち商品有価証券
—
—
—
—
—
—
う ち 有 価 証 券
△861
△1,546
△2,408
△718
△706
△1,424
うちコールローン
△34
△14
△48
△5
△110
△115
受
取
利
残高による増減
平成20年度
残高による増減
利率による増減
純増減
う ち 買 入 手 形
—
—
—
—
—
—
うち買現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引支払保証金
—
—
—
—
—
—
う ち 預 け 金
△7
0
△6
△2
—
△2
息
△231
0
△231
△220
△80
△301
支
払
う
利
金
△288
△76
△364
△43
△327
△370
うち譲渡性預金
ち
預
—
—
—
—
—
—
うちコールマネー
△178
△0
△178
150
△46
104
う ち 売 渡 手 形
—
—
—
—
—
—
うち売現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引受入担保金
△149
17
△131
23
△40
△16
うちコマーシャル・ペーパー
—
—
—
—
—
—
う ち 借 用 金
—
—
—
—
—
—
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
68 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(単位:百万円)
平成19年度
純増減
1,730
2,971
0
△1,351
47
—
1,914
3,002
0
8
△224
10
△1,901
う ち 買 入 手 形
3,154
4,122
0
△1,599
337
△0
—
12
1,470
△0
△970
△320
10
うち買現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引支払保証金
—
—
—
—
—
—
う ち 預 け 金
△7
0
3,790
4,825
392
49
△6
2
400
319
△14
154
△2
△0
337
405
73
△49
737
724
58
105
取
利
息
う ち 貸 出 金
うち商品有価証券
う ち 有 価 証 券
うちコールローン
支
払
う
利
ち
預
息
金
うち譲渡性預金
うちコールマネー
239
242
△19
△238
4,030
5,068
373
△189
残高による増減
利率による増減
△1,531
△0
△978
△96
純増減
う ち 売 渡 手 形
—
—
—
—
—
—
うち売現先勘定
—
—
—
—
—
—
うち債券貸借取引受入担保金
△149
17
△131
24
△40
△16
うちコマーシャル・ペーパー
—
—
—
—
—
—
う ち 借 用 金
△0
1
0
△165
2
△162
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減に含めて記載しております。
役務取引等収支の内訳
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
国内業務部門
役 務 取 引 等 収 益
うち預金・貸出業務
う ち 為 替 業 務
うち証券関連業務
う ち 代 理 業 務
うち保護預り・貸金庫業務
う ち 保 証 業 務
役 務 取 引 等 費 用
う ち 為 替 業 務
12,139
2,034
3,786
2,184
412
137
139
3,492
637
国際業務部門
144
—
127
—
—
—
16
38
37
平成20年度
合計
国内業務部門
12,284
2,034
3,914
2,184
412
137
156
3,530
675
10,457
2,077
3,670
1,306
366
135
124
3,459
630
国際業務部門
138
—
124
—
—
—
14
36
36
その他業務収支の内訳
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
国内業務部門
そ の 他 業 務 収 益
944
外国為替売買益
—
商品有価証券売買益
28
914
2
1,596
437
932
国債等債券売却益
そ
の
他
そ の 他 業 務 費 用
国際業務部門
136
97
—
38
—
国債等債券償却
—
3,711
303
437
1,683
社債発行費償却
69
156
1,287
国債等債券売却損
国債等債券償還損
金融派生商品費用
合計
10,595
2,077
3,794
1,306
366
135
139
3,496
666
—
平成20年度
合計
1,080
97
28
952
2
5,307
741
1,369
1,683
69
1,444
国内業務部門
1,486
—
17
1,466
2
2,892
349
1,769
668
国際業務部門
599
251
—
347
—
7,255
3,408
1,148
2,751
合計
2,085
251
17
1,814
2
10,148
3,757
2,918
3,419
—
—
—
105
△ 52
52
ディスクロージャー誌 2009 69
損益
利率による増減
1,423
1,151
△0
△248
289
△0
受
残高による増減
平成20年度
単体情報
種 類
資料編
受取利息・支払利息(合計)
経営効率
利益率
(単位:%)
種 類
平成19年度
平成20年度
総資産経常利益率
0.42
0.11
資 本 経 常 利 益 率
9.40
2.62
総資産当期純利益率
0.23
0.09
資本当期純利益率
5.12
2.00
(注) 1.
2.
総資産経常(当期純)利益率 =
経常(当期純)利益
×100
総資産(除く支払承諾見返)平均残高
経常(当期純)利益
資本経常(当期純)利益率 =
×100
純資産勘定平均残高
利鞘
(単位:%)
平成19年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
平成20年度
合計
国内業務部門
国際業務部門
合計
資 金 運 用 利 回 り
1.62
2.05
1.74
1.62
1.69
1.69
資 金 調 達 原 価
1.44
0.94
1.48
1.48
0.96
1.50
総
0.18
1.11
0.26
0.14
0.73
0.19
資
金
利
鞘
貸出金の預金に対する比率
(単位:%)
平成19年度
平成20年度
預貸率
区 分
預貸率
期末
期中平均
期末
期中平均
国 内 業 務 部 門
63.95
62.02
66.96
64.48
国 際 業 務 部 門
5.16
6.21
0.22
4.86
63.64
61.72
66.63
64.18
合
計
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
有価証券の預金に対する比率
(単位:%)
区 分
平成19年度
平成20年度
預証率
預証率
期末
期中平均
期末
期中平均
国 内 業 務 部 門
32.17
29.78
29.44
29.91
国 際 業 務 部 門
1,197.78
1,325.34
1,043.29
1,225.58
38.23
36.93
34.33
35.86
合
計
(注)預金には譲渡性預金を含んでおります。
70 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
時価情報
有価証券
(注)貸借対照表の「有価証券」のほか、「商品有価証券」、「買入金銭債権」中の信託受益権も含めて記載しております。
(単位:百万円)
平成19年度末
種 類
貸借対照表計上額
当事業年度の損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
当事業年度の損益に含まれた評価差額
1,038
3
727
0
満期保有目的の債券で時価のあるもの 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他有価証券で時価のあるもの
種 類
取得原価 貸借対照表計上額 評価差額
株
式
債
券
国
短
方
期
社
社
そ
の
2.
債
—
債
合
(注) 1.
債
47,745
977,079
330,217
208,440
債
地
(単位:百万円)
平成19年度末
438,421
他
303,099
計 1,327,924
平成20年度末
うち益
うち損
124,238
985,643
332,211
212,244
76,492
8,563
1,993
3,804
77,215
11,958
4,338
3,858
—
—
—
441,187
2,766
300,210 △ 2,888
1,410,092
82,167
3,761
2,364
91,538
取得原価 貸借対照表計上額 評価差額
83,059
971,896
349,255
212,868
32,641
7,413
357
4,067
うち益
36,625
11,345
3,356
4,083
うち損
722
3,394
2,345
53
50,417
964,482
348,898
208,800
3,983
3,932
2,998
16
—
—
—
—
—
—
994 406,783
5,253 241,268
9,370 1,256,169
409,772
233,580
1,288,536
2,988
△7,687
32,367
3,905
2,285
50,256
917
9,973
17,889
貸借対照表計上額は、事業年度末日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表
価額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。
平成19年度における減損処理額は、2,375百万円(うち、株式692百万円、その他1,683百万円)、平成20年度における減損処理額は、4,174百万円(うち、株式755百万円、社債668百万円、その他2,751百万円)
であります。
なお、その他有価証券の減損処理にあたっては、平成19年度は事業年度末日における時価が取得原価に比べて30%以上下落している場合は原則としてすべて実施しております。
また、平成20年度より有価証券の減損判定基準を一部改定しております。従来は、その他有価証券で時価のあるもののうち、時価が取得原価の30%以上下落した銘柄については、原則としてすべて減損処理を
行うこととしておりましたが、金融環境の変化等を踏まえて、平成20年度より、株式については、時価が30%以上50%未満下落した銘柄の場合、一定期間の時価の推移や発行会社の財務内容等によって時価の
回復可能性を判断する基準を設け、時価の回復可能性があると認められないものについて減損処理を行っております。この変更により、平成20年度の有価証券の減損処理額は1,447百万円減少しております。
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券 平成19年度、平成20年度ともに該当ありません。
当事業年度中に売却したその他有価証券
種 類
その他有価証券
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
91,472
4,714
797
88,324
7,460
3,781
時価評価されていない主な有価証券の内容及び貸借対照表計上額
子会社株式及び関連会社株式
子 会 社 株 式
その他有価証券
私 募 事 業 債
地 方 公 社 債
非 上 場 株 式
(単位:百万円)
平成19年度末
平成20年度末
904
904
17,086
2,760
2,113
18,323
2,496
3,188
保有目的を変更した有価証券 平成19年度、平成20年度ともに該当ありません。
ディスクロージャー誌 2009 71
経営効率 時価情報 売買目的有価証券
平成20年度末
単体情報
売買目的有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
平成19年度末
種 類
1年以内
債
券
国
短
方
期
社
社
そ
の
10年超
224,219
88,036
80,229
39,966
39,966
債
548,463
154,588
105,687
債
―
―
―
債
116,894
24,753
217,595
288,186
113,720
662,183
55,953
46,778
270,998
23,971
63,937
他
合
平成20年度末
1年超5年以内 5年超10年以内
192,841
49,619
26,327
債
地
(単位:百万円)
計
1年以内
1年超5年以内 5年超10年以内
10年超
582,524
172,055
125,217
231,155
97,589
50,552
48,374
48,374
―
130,661
31,236
37,097
―
―
―
―
―
―
62,327
37,168
167,829
285,250
71,796
654,320
83,013
42,940
274,096
18,705
67,079
―
―
金銭の信託
運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成19年度末
種 類
平成20年度末
貸借対照表計上額 当事業年度の損益に含まれた評価差額 貸借対照表計上額 当事業年度の損益に含まれた評価差額
運用目的の金銭の信託
2,861
△ 138
1,000
―
満期保有目的の金銭の信託 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外) 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
その他有価証券評価差額金
● その他有価証券評価差額金
貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
評
価
差
額
そ の 他 有 価 証 券
平成19年度末
平成20年度末
82,167
82,167
32,367
32,367
その他の金銭の信託
—
—
(△)繰 延 税 金 負 債
31,207
50,960
12,439
19,928
その他有価証券評価差額金
72 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
デリバティブ取引
取引の状況に関する事項
平成20年度
利先物オプション取引・金利スワップ取引・金利オプション取引、通貨関連で 利先物オプション取引・金利スワップ取引・金利オプション取引、通貨関連で
連では、債券先物取引・債券先物オプション取引・債券店頭オプション取引・ 連では、債券先物取引・債券先物オプション取引・債券店頭オプション取引・
株式先物取引・株式先物オプション取引等です。このほか、クレジットデリバ 株式先物取引・株式先物オプション取引等です。このほか、クレジットデリバ
ティブ取引としては、クレジット・デフォルト・オプション取引を利用してい ティブ取引としては、クレジット・デフォルト・オプション取引を利用してい
ます。
ます。
当行は、お客さまの為替や金利に関するリスク回避(ヘッジ)ニーズに応える 当行は、お客さまの為替や金利に関するリスク回避(ヘッジ)ニーズに応え
ため、また、当行自身の市場リスクの適切な管理等を目的とするALM(資産・ るため、また、当行自身の市場リスクの適切な管理等を目的とするALM(資
取 組 方 針
負債の総合管理)に活用するために、デリバティブ取引を利用しています。
産・負債の総合管理)に活用するために、デリバティブ取引を利用しています。
さらには、一定の限度額の範囲で、短期的な売買による収益獲得を目的とし さらには、一定の限度額の範囲で、短期的な売買による収益獲得を目的とし
てデリバティブ取引を利用しています。
てデリバティブ取引を利用しています。
当行は、対顧客取引における為替変動リスクをヘッジするため先物為替予約 当行は、対顧客取引における為替変動リスクをヘッジするため先物為替予約
取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引を行い、金利変動リスクをヘッ 取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引を行い、金利変動リスクをヘッ
ジするため、金利スワップ取引を行っています。また、固定金利貸出の金利上 ジするため、金利スワップ取引を行っています。また、固定金利貸出の金利上
昇リスクをヘッジするため、金利スワップ取引を行い、投資有価証券における 昇リスクをヘッジするため、金利スワップ取引を行い、投資有価証券における
金利・為替変動リスクをヘッジするため、金利スワップ取引・通貨スワップ取 金利・為替変動リスクをヘッジするため、金利スワップ取引・通貨スワップ取
引等を行っています。
引等を行っています。
当行のヘッジ方針については、ヘッジ会計に関する内部規定に基づき、毎月 当行のヘッジ方針については、ヘッジ会計に関する内部規定に基づき、毎月
ヘッジ対象、ヘッジ手段、ヘッジ比率を決定しております。なお、当事業年度 ヘッジ対象、ヘッジ手段、ヘッジ比率を決定しております。なお、当事業年度
利 用 目 的
にヘッジ会計を適用したヘッジ対象は貸出金等であり、ヘッジ手段は金利スワッ にヘッジ会計を適用したヘッジ対象は貸出金等であり、ヘッジ手段は金利スワッ
プ等であります。
プ等であります。
ヘッジの有効性の判定方法は、包括ヘッジについては半年毎に有効性を評価し ヘッジの有効性の判定方法は、包括ヘッジについては半年毎に有効性を評価し
ており、金利スワップの特例処理については事前テストにおいて要件を満たすこ ており、金利スワップの特例処理については事前テストにおいて要件を満たすこ
とを確認しております。
とを確認しております。
このほか、短期的な売買による収益獲得を目的として、金利先物取引・金利 このほか、短期的な売買による収益獲得を目的として、金利先物取引・金利
先物オプション取引・債券先物取引・債券先物オプション取引・株式先物取 先物オプション取引・債券先物取引・債券先物オプション取引・株式先物取
引・株式先物オプション取引等を一定の限度額を設けて行っています。また、引・株式先物オプション取引等を一定の限度額を設けて行っています。また、
ヘッジまたは収益獲得を目的として、クレジット・デフォルト・オプション取 ヘッジまたは収益獲得を目的として、クレジット・デフォルト・オプション取
引を行っています。
デリバティブ取引は、市場リスク及び信用リスク等を有しています。
引を行っています。
デリバティブ取引は、市場リスク及び信用リスク等を有しています。
市場リスクとは、金利・為替相場・株価等の市場要因が不利な方向に変動す 市場リスクとは、金利・為替相場・株価等の市場要因が不利な方向に変動す
ることにより損失を被るリスクをいい、信用リスクとは取引の相手方の倒産等 ることにより損失を被るリスクをいい、信用リスクとは取引の相手方の倒産等
により損失を被るリスクをいいます。当行が行っているデリバティブ取引は、により損失を被るリスクをいいます。当行が行っているデリバティブ取引は、
大部分がヘッジを目的としており、市場リスクは、一定の限度額の範囲で利用 大部分がヘッジを目的としており、市場リスクは、一定の限度額の範囲で利用
している短期的な売買による収益獲得を目的とした取引にほぼ限定されていま している短期的な売買による収益獲得を目的とした取引にほぼ限定されていま
リスクの内容
す。
す。
また、当行のデリバティブ取引の契約先はいずれも信用度の高い大手金融機 また、当行のデリバティブ取引の契約先はいずれも信用度の高い大手金融機
関、法人であることから信用リスクについても極めて少ないと判断していま 関、法人であることから信用リスクについても極めて少ないと判断していま
す。なお、当行は、レバレッジ効果の著しい取引(取引対象物の価格変動に対 す。なお、当行は、レバレッジ効果の著しい取引(取引対象物の価格変動に対
して、当該取引の時価の変動率が大きい特殊な取引)は行っていません。
して、当該取引の時価の変動率が大きい特殊な取引)は行っていません。
なお、平成20年3月31日現在のデリバティブ取引の与信相当額(カレント・
エクスポージャー方式)は、金利関連取引については1,985百万円、通貨関連取
引については9,630百万円、合計11,615百万円であります。
当行の全体のポジション(資産・負債)は、リスク統括部署にて把握、管理 当行の全体のポジション(資産・負債)は、リスク統括部署にて把握、管理
しています。固定金利貸出等に対するヘッジを目的とした金利スワップ取引に しています。固定金利貸出等に対するヘッジを目的とした金利スワップ取引に
ついては、毎月、ALM委員会、リスク管理委員会、経営会議にてヘッジ取組方 ついては、毎月、ALM委員会、リスク管理委員会、経営会議にてヘッジ取組方
針を決定し、資金証券部署がヘッジ取引を実行します。
リスク管理体制
針を決定し、資金証券部署がヘッジ取引を実行します。
実行後については、日々時価評価を行うとともに、月に一度、ヘッジ対象資 実行後については、日々時価評価を行うとともに、月に一度、ヘッジ対象資
産と合算(オン・オフ統合)して損益管理を行っています。また、短期的な売 産と合算(オン・オフ統合)して損益管理を行っています。また、短期的な売
買による収益獲得を目的とした取引については、権限規定に基づきポジション 買による収益獲得を目的とした取引については、権限規定に基づきポジション
限度枠、ロスカットルール、損失累計限度額等が定められており、管理部門(ミ 限度枠、ロスカットルール、損失累計限度額等が定められており、管理部門
ドル・オフィス)は規定の遵守状況をチェックするとともに日々の時価評価を(ミドル・オフィス)は規定の遵守状況をチェックするとともに日々の時価評
定量的情報に関
する補足説明
行い、損失が一定の限度額を超えないように管理しています。
価を行い、損失が一定の限度額を超えないように管理しています。
デリバティブ取引に係る「契約額等」は、名目上の契約額又は計算上想定し デリバティブ取引に係る「契約額等」は、名目上の契約額又は計算上想定し
ている元本であり、その金額自体がリスクの大きさを示すものではありません。 ている元本であり、その金額自体がリスクの大きさを示すものではありません。
ディスクロージャー誌 2009 73
時価情報 デリバティブ取引 は、先物為替予約取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引、有価証券関 は、先物為替予約取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引、有価証券関
取 引 の 内 容
単体情報
平成19年度
当行が利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先物取引・金 当行が利用しているデリバティブ取引は、金利関連では、金利先物取引・金
取引の時価等に関する事項
金利関連取引
区分
種 類
金融商品取引所
金
金
店 頭
金
金
金
そ
合
(注) 1.
2.
(単位:百万円)
平成19年度末
契約額等
利
先
物
売
建
買
建
利 オ プ シ ョ ン
売
建
買
建
利 先 渡 契 約
売
建
買
建
利 ス ワ ッ プ
受取固定・支払変動
受取変動・支払固定
受取変動・支払変動
利 オ プ シ ョ ン
売
建
買
建
の
他
売
建
買
建
計
—
—
—
—
—
—
—
—
—
18,602
5,703
12,899
—
—
—
—
—
—
—
うち1年超
—
—
—
—
—
—
—
—
—
10,402
4,903
5,499
—
—
—
—
—
—
—
平成20年度末
時価
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△ 24
評価損益
契約額等
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
うち1年超
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
△ 24
115
△ 140
115
△ 140
△ 24
△ 24
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
9,722
4,715
5,007
7,062
3,385
3,677
時価
評価損益
—
—
—
—
—
—
—
—
—
16
102
△ 86
16
102
△ 86
16
16
—
—
—
—
—
—
—
区分
金融商品取引所
店 頭
合
2.
—
—
—
—
—
—
—
上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)等に基づき、ヘッジ会計を適用しているデリバティブ取引は、上
記記載から除いております。
時価の算定
金融商品取引所取引につきましては、東京金融取引所等における最終の価格によっております。店頭取引につきましては、割引現在価値等により算定しております。
通貨関連取引
(注) 1.
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(単位:百万円)
平成19年度末
種 類
通
通
通
為
通
そ
貨
先
売
買
貨 オ プ シ ョ
売
買
貨 ス ワ ッ
替
予
売
買
貨 オ プ シ ョ
売
買
の
売
買
契約額等
物
建
建
ン
建
建
プ
約
建
建
ン
建
建
他
建
建
計
—
—
—
—
—
—
うち1年超
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
152,134
3,206
2,728
477
平成20年度末
時価
—
—
—
—
—
—
129,884
評価損益
契約額等
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
うち1年超
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
275
143
154
△ 11
275
143
154
△ 11
418
418
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
160,315
968
534
433
140,966
時価
評価損益
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
308
4
△1
5
308
4
△1
5
312
312
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)等に基づきヘッジ会計を適用している通貨スワップ取引等及び
外貨建金銭債権債務等に付されたもので当該外貨建金銭債権債務等の貸借対照表表示に反映されているものは、上記記載から除いております。
時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
株式関連取引 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
債券関連取引 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
商品関連取引 平成19年度末、平成20年度末ともに該当ありません。
クレジットデリバティブ取引
区分 店 頭
合
種 類
クレジット・デフォルト・オプション
売
建
買
建
そ
の
他
計
(注) 1.
(単位:百万円)
平成19年度末
契約額等
—
—
—
500
うち1年超
—
—
—
時価
500
上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。
なお、ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、上記記載から除いております。
時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
3. 「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。
2.
74 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成20年度末
—
—
—
△ 19
△ 19
評価損益
契約額等
—
—
—
—
—
—
△ 19
△ 19
500
うち1年超
—
—
—
500
時価
—
—
—
△1
△1
評価損益
—
—
—
△1
△1
金融派生商品及び先物外国為替取引
(単位:百万円)
平成19年度
契約額等
平成20年度
与信相当額
190,644
与信相当額
1,985
209,208
2,425
通 貨 ス ワ ッ プ
152,134
9,373
160,315
9,555
先物外国為替取引
3,761
257
614
17
金利オプション(買)
—
—
—
—
通貨オプション(買)
—
—
—
—
その他の金融派生商品
合
計
(注) 1.
2.
3.
—
—
—
—
346,541
11,615
370,138
11,998
上記計数は自己資本比率に基づくものであり、与信相当額の算出にあたっては、カレント・エクスポージャー方式を採用しております。
与信相当額については、ネッティング(取引相手と結んだすべてのオフバランス取引の時価評価額を相殺し、ネットアウト後の金額を与信相当額とするもの)は行っておりません。
なお、自己資本比率の対象となっていない金融商品取引所取引、原契約期間が5営業日以内の外国為替関連取引等の契約額等は次のとおりです。
(単位:百万円)
種 類
平成19年度
平成20年度
契約額等
契約額等
金 利 ス ワ ッ プ
—
—
通 貨 ス ワ ッ プ
—
—
先物外国為替取引
11,364
353
金利オプション(買)
—
—
通貨オプション(買)
—
—
その他の金融派生商品
—
—
11,364
353
合
計
与信関連取引
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
契約額等
契約額等
1,005,170
1,073,250
引
43,156
43,484
他
—
—
計
1,048,327
1,116,734
コ ミ ッ ト メ ン ト
保
そ
合
証
取
の
平成20年度
ディスクロージャー誌 2009 75
デリバティブ取引 オフバランス取引 契約額等
金 利 ス ワ ッ プ
単体情報
種 類
資料編
オフバランス取引
預金
預金・譲渡性預金残高
種 類
流
動
性
国内業務部門
預
金
うち有利息預金
預 金
定
期
性
預
金
国際業務部門
1,696,601
—
(48.62%)
—
1,427,984
1,757,997
—
(50.37%)
平成20年度
合 計
国内業務部門
1,696,601
1,698,392
(48.36%)
(47.04%)
1,427,984
1,429,326
1,757,997
1,893,136
(50.11%)
(52.43%)
国際業務部門
—
—
—
合 計
1,698,392
(46.81%)
1,429,326
1,893,136
(52.17%)
うち固定金利定期預金
1,757,353
—
1,757,353
1,892,563
—
1,892,563
うち変動金利定期預金
644
—
644
572
—
572
35,249
18,637
53,886
19,030
17,922
36,953
そ
の
他
合
譲
(単位:百万円)
平成19年度
計
渡
性
総
預
合
(1.01%)
(100.00%)
(1.53%)
(0.53%)
(100.00%)
(1.02%)
3,489,848
18,637
3,508,485
3,610,559
17,922
3,628,481
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
金
76,434
—
76,434
87,731
—
87,731
計
3,566,282
18,637
3,584,919
3,698,291
17,922
3,716,213
(注) 1. ( )内は構成比であります。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定金利定期預金:預入時に満期日迄の利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
預金・譲渡性預金平均残高
平成19年度
種 類
流
動
性
国内業務部門
預
金
うち有利息預金
預 金
定
期
性
預
うち変動金利定期預金
の
他
合
譲
総
金
うち固定金利定期預金
そ
渡
計
性
合
(単位:百万円)
預
1,687,583
(49.30%)
1,404,423
1,722,582
(50.32%)
1,721,887
国際業務部門
—
—
—
—
平成20年度
合 計
国内業務部門
1,687,583
1,669,736
(49.02%)
(47.24%)
1,404,423
1,419,980
1,722,582
1,853,003
(50.03%)
(52.43%)
1,721,887
1,852,402
国際業務部門
—
—
—
—
合 計
1,669,736
(47.00%)
1,419,980
1,853,003
(52.16%)
1,852,402
694
—
694
600
—
600
13,136
19,579
32,716
11,717
18,213
29,931
(0.38%)
(100.00%)
(0.95%)
(0.33%)
(100.00%)
(0.84%)
3,423,303
19,579
3,442,882
3,534,457
18,213
3,552,671
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
(100.00%)
金
106,152
—
106,152
103,746
—
103,746
計
3,529,455
19,579
3,549,035
3,638,203
18,213
3,656,417
(注) 1. ( )内は構成比であります。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金
固定金利定期預金:預入時に満期日迄の利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
4. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
76 THE HYAKUGO BANK, LTD.
定
金
う ち 変 動 金 利
定 期 預 金
う ち そ の 他
平成19年度
平成20年度
340,761
330,492
518,348
164,241
128,149
168,748
1,650,742
340,722
330,479
518,169
163,935
128,043
168,748
1,650,098
39
13
179
306
105
352,858
329,031
555,205
160,207
290,563
99,968
1,787,836
352,787
328,934
555,084
160,077
290,412
99,968
1,787,263
71
97
121
130
151
644
572
—
預金 貸出金等 う ち 固 定 金 利
定 期 預 金
(単位:百万円)
期間
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1年以上 2 年未満
2年以上 3 年未満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1年以上 2 年未満
2年以上 3 年未満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1年以上 2 年未満
2年以上 3 年未満
3
年
以
上
合
計
3 カ 月 未 満
3カ月以上6カ月未満
6カ月以上1年未満
1 年以上 2 年未満
2 年以上 3 年未満
3
年
以
上
合
計
単体情報
種 類
期
預
—
—
—
—
—
—
—
̶
—
—
—
—
—
—
̶
(注)本表の預金残高には、積立定期預金を含んでおりません。
1店舗当たり及び従業員1人当たり預金残高
国内店
1店舗当たり預金
従業員 1 人当たり預金
(注) 1.
2.
3.
(単位:百万円)
平成19年度
区 分
35,849
1,609
海外店
—
—
平成20年度
合 計
国内店
35,849
1,609
36,433
1,608
海外店
合 計
—
36,433
1,608
—
預金には譲渡性預金を含んでおります。
出張所を除いた店舗数により算出しております。
従業員数は期中平均人員を使用しております。
貸出金等
科目別貸出金残高
手
証
当
割
合
形
書
座
引
貸
貸
貸
手
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
付
付
越
形
計
国内業務部門
国際業務部門
140,687
1,699,489
419,107
21,420
2,280,705
934
27
—
—
962
平成20年度
合 計
141,622
1,699,517
419,107
21,420
2,281,668
国内業務部門
国際業務部門
132,088
1,889,380
438,270
16,673
2,476,413
38
1
—
—
39
科目別貸出金平均残高
手
証
当
割
合
形
書
座
引
貸
貸
貸
手
付
付
越
形
計
合 計
132,126
1,889,381
438,270
16,673
2,476,452
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
国内業務部門
国際業務部門
143,017
1,632,417
392,433
21,427
2,189,296
1,163
53
—
—
1,217
平成20年度
合 計
144,181
1,632,471
392,433
21,427
2,190,513
資料編
定期預金の残存期間別残高
国内業務部門
国際業務部門
136,140
1,753,560
436,213
20,070
2,345,984
863
21
—
—
885
合 計
137,004
1,753,582
436,213
20,070
2,346,870
(注)国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
ディスクロージャー誌 2009 77
業種別貸出金残高
(単位:百万円)
業 種 別
貸出金残高
国
内
店
分
(除く特別国際金融取引勘定分)
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情 報 通 信 業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各種サービス業
地 方 公 共 団 体
そ
の
他
特別国際金融取引勘定分
政
府
等
金
融
機
関
そ
の
他
合
計
平成19年度
2,281,668
構成比
貸出金残高
100.00%
平成20年度
2,476,452
構成比
100.00%
380,298
3,928
3,645
3,825
5,324
107,586
30,356
19,304
105,677
302,428
102,961
185,831
282,268
193,555
554,674
16.67
0.17
0.16
0.17
0.23
4.72
1.33
0.85
4.63
13.26
4.51
8.14
12.37
8.48
24.31
468,569
3,400
3,428
4,377
3,553
124,219
32,686
17,931
111,619
318,224
113,008
197,648
297,579
218,600
561,604
18.92
0.14
0.14
0.18
0.14
5.01
1.32
0.72
4.51
12.85
4.56
7.98
12.02
8.83
22.68
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2,281,668
2,476,452
貸出金使途別残高
(単位:百万円)
平成19年度
区 分
設
備
資
運
転
資
合
貸出金残高
金
金
計
862,140
1,419,527
2,281,668
平成20年度
構成比
貸出金残高
37.79%
62.21
100.00
888,573
1,587,878
2,476,452
構成比
35.88%
64.12
100.00
貸出金の残存期間別残高
貸
種 類
出
金
う ち 変 動 金 利
う ち 固 定 金 利
(単位:百万円)
期間
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期間の定めのないもの
合
計
(注)残存期間1年以下の貸出金については、変動金利、固定金利の区別をしておりません。
78 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成19年度
平成20年度
450,625
435,705
306,137
132,041
538,050
419,107
2,281,668
429,705
467,574
368,688
170,110
602,103
438,270
2,476,452
184,579
158,901
62,103
101,916
419,107
219,726
199,167
69,905
117,861
430,028
/
/
/
/
251,125
147,235
69,938
436,134
247,847
169,521
100,204
484,242
8,241
—
平成20年度
中小企業等貸出金残高
1,466,202
1,502,611
総貸出に占める割合
64.26%
60.67%
2.
価
証
債
商
ロ
ー
平成20年度
ン
457,360
472,700
そ の 他 の ロ ー ン
65,990
59,628
計
523,351
532,328
総貸出に占める比率
22.93%
21.49%
合
支払承諾見返の担保別内訳
(単位:百万円)
平成19年度
宅
平成19年度
平成20年度
種 類
券
16,858
13,522
有
権
43,434
42,892
債
価
証
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
券
0
196
権
57
19
品
—
—
商
品
—
—
不
動
産
473,810
475,144
不
動
産
941
1,100
そ
の
他
—
—
そ
の
他
—
—
534,103
531,560
998
1,317
859,268
884,693
保
証
28,972
24,985
計
計
保
証
信
用
888,296
1,060,198
信
用
13,185
17,181
合
計
2,281,668
2,476,452
合
計
43,156
43,484
1店舗当たり及び従業員1人当たり貸出金残高
区 分
(単位:百万円)
平成19年度
国内店
海外店
平成20年度
合 計
国内店
海外店
合 計
1店舗当たり貸出金
22,816
—
22,816
24,278
—
24,278
従業員1人当たり貸出金
1,024
—
1,024
1,071
—
1,071
(注) 1.
2.
出張所を除いた店舗数により算出しております。
従業員数は期中平均人員を使用しております。
特定海外債権残高 平成19年度末、平成20年度末とも該当ありません。
貸出金償却額
貸 出 金 償 却 額
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
—
—
ディスクロージャー誌 2009 79
貸出金等 種 類
有
住
本表の貸出金残高には、特別国際金融取引勘定分を含んでおりません。
中小企業等とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、サービス業は5千万円)
以下の会社又は常用する従業員が300人(ただし、卸売業は100人、小売業は50人、サー
ビス業は100人)以下の会社及び個人であります。
貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
区 分
単体情報
平成19年度
(注) 1.
消費者ローン残高
(単位:百万円)
資料編
中小企業等に対する貸出金残高
リスク管理債権
(単位:百万円)
項 目
平成19年度
破 綻 先 債 権 額
延
滞
債
権
額
平成20年度
1,607
5,173
56,214
55,969
3カ月以上延滞債権額
42
76
貸出条件緩和債権額
23,634
16,914
合 計
81,498
78,133
延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出
金であります。
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」
による開示債権
(単位:百万円)
項 目
平成19年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
要
険
管
債
理
債
小
正
常
債
合
6,581
14,052
52,145
48,019
権
23,676
16,990
計
82,403
79,063
権
2,261,826
2,458,599
計
2,344,230
2,537,662
3カ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3月以上遅延している
貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利
息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権
に該当しないものであります。
平成20年度
権
破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由
により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利
息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収
利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令
第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号
に規定する事由が生じている貸出金であります。
(注)債権のうち、外国為替、未収利息、及び仮払金につきましては、資産の自己査定基準に基づき、
債務者区分を行っているものを対象としております。
資産の査定
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平
成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該
社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部
について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法
(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるも
のに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、
支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記するこ
ととされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使
用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態
及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
(1)破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手
続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥ってい
る債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
(2)危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政
状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利
息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
(3)要管理債権
要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のうち、
上記(1)及び(2)に掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
(4)正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないも
のとして、上記(1)から(3)までに掲げる債権以外のものに区分
される債権をいう。
貸倒引当金明細表
(単位:百万円)
平成19年度
区 分
期首残高
当期増加額
一般貸倒引当金
10,834
個別貸倒引当金
うち非居住者向け
債
権
分
特定海外債権引当勘定
合
計
平成20年度
当期減少額
期末残高
期首残高
当期増加額
目的使用
その他
10,458
—
10,834
10,458
10,458
17,474
15,498
4,644
12,830
15,498
—
—
—
—
—
—
—
28,308
25,957
4,644
(注)当期減少額のその他は主として洗替による取崩額です。
80 THE HYAKUGO BANK, LTD.
当期減少額
期末残高
目的使用
その他
9,788
—
10,458
9,788
15,498
18,089
2,492
13,006
18,089
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
23,664
25,957
25,957
27,877
2,492
23,464
27,877
有価証券残高
(単位:百万円)
平成19年度
国内業務部門
平成20年度
国際業務部門
—
債
—
—
社
債
—
株
式
461,034
(40.17%)
127,255
(11.09%)
14,812
(1.29%)
1,147,559
(100.00%)
国
債
地
短
方
期
債
社
そ の 他 の 証 券
合
計
合 計
国内業務部門
国際業務部門
349,255
(32.08%)
212,868
(19.55%)
—
—
—
—
—
461,034
(33.63%)
127,255
(9.28%)
238,044
(17.37%)
1,370,791
(100.00%)
430,591
(39.55%)
87,152
(8.00%)
8,943
(0.82%)
1,088,811
(100.00%)
—
430,591
(33.75%)
87,152
(6.83%)
195,931
(15.36%)
1,275,800
(100.00%)
332,211
(24.24%)
212,244
(15.48%)
—
—
223,232
(100.00%)
223,232
(100.00%)
合 計
349,255
(27.38%)
212,868
(16.68%)
—
—
186,988
(100.00%)
186,988
(100.00%)
(注)( )内は構成比であります。
有価証券平均残高
(単位:百万円)
平成19年度
種 類
国内業務部門
平成20年度
国際業務部門
国内業務部門
国際業務部門
338,933
(25.85%)
215,362
(16.43%)
352,968
(32.43%)
223,505
(20.54%)
—
—
—
—
—
—
—
448,333
(41.20%)
52,585
(4.83%)
10,841
(1.00%)
—
259,493
(100.00%)
247,635
432,431
(32.99%)
53,348
(4.07%)
270,782
(20.66%)
247,635
223,222
(100.00%)
217,216
448,333
(34.19%)
52,585
(4.01%)
234,063
(17.85%)
217,216
259,493
(100.00%)
1,310,859
(100.00%)
1,088,234
(100.00%)
223,222
(100.00%)
1,311,456
(100.00%)
338,933
(32.24%)
215,362
(20.48%)
—
債
—
社
債
株
式
432,431
(41.13%)
53,348
(5.08%)
11,289
(1.07%)
国
債
地
短
方
期
債
社
そ の 他 の 証 券
う ち 外 国 債 券
う ち 外 国 株 式
合
計
/
/
1,051,366
(100.00%)
合 計
—
—
—
—
/
/
合 計
352,968
(26.91%)
223,505
(17.04%)
—
—
—
—
(注) 1. ( )内は構成比であります。
2. 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。
公共債引受額
種 類
国
債
地 方 債 ・ 政 保 債
合
計
国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売 (単位:百万円)
(単位:百万円)
平成19年度
—
41,600
41,600
平成20年度
—
種 類
国
地 方 債 ・ 政 保
合
証 券 投 資 信
37,973
37,973
債
債
計
託
平成19年度
平成20年度
25,116
20,743
25,116
58,802
20,743
19,679
—
—
商品有価証券売買高
種 類
商
品
国
商
品
地
方
商
品
政
府
保
証
そ の 他 の 商 品 有 価 証
合
(単位:百万円)
平成19年度
債
債
債
券
計
平成20年度
43,422
47,928
43,422
47,928
—
—
—
—
—
—
ディスクロージャー誌 2009 81
貸出金等 証券 332,211
(28.95%)
212,244
(18.50%)
単体情報
種 類
資料編
証券
商品有価証券平均残高
商
商
商
そ
合
(単位:百万円)
種 類
品
国
品
地
方
品
政
府
保
証
の 他 の 商 品 有 価 証
債
債
債
券
計
平成19年度
平成20年度
630
652
630
652
—
—
—
—
—
—
有価証券の残存期間別残高
国
種 類
地
短
社
株
方
期
債
債
社
債
債
式
そ の 他 の 証 券
う ち 外 国 債 券
う ち 外 国 株 式
82 THE HYAKUGO BANK, LTD.
期 間
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7 年 超 1 0 年 以 下
1 0 年 超
期間の定めのないもの
合
計
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
49,619
85,926
68,662
34,497
53,539
39,966
31,236
90,836
81,219
39,715
57,874
48,374
332,211
26,327
67,732
37,955
47,592
32,636
349,255
37,097
70,923
54,294
34,044
16,507
212,244
212,868
116,894
148,610
139,576
26,817
29,135
62,327
142,495
142,755
46,765
36,248
461,034
430,591
127,255
127,255
16,437
51,858
33,877
18,038
24,861
1,984
90,985
238,044
16,172
51,797
32,032
16,787
18,167
87,152
87,152
32,933
29,750
29,130
18,642
22,505
62,969
195,931
32,789
28,913
26,936
15,216
22,042
80,144
215,102
59,972
185,870
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
̶
—
—
/
/
/
/
/
/
—
/
/
/
/
/
/
—
̶
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
̶
—
—
/
/
/
/
/
/
—
—
/
/
/
/
/
/
—
̶
外国為替取扱高
(単位:百万米ドル)
区 分
向
為
替
被 仕 向 為 替
売
渡
為
替
買
入
為
替
払
為
替
立
為
替
合
783
100
239
62
1,185
計
829
77
226
45
1,178
内国為替取扱高
(単位:千口、百万円)
平成19年度
区 分
送
金
為
替
口 数
各地へ向けた分
金
取
立
金 額
19,140
20,283
986
727
各地より受けた分
代
平成20年度
各地へ向けた分
各地より受けた分
口 数
15,203,347
14,881,690
1,882,688
1,356,543
金 額
18,593
20,094
970
756
14,795,835
14,556,012
1,863,713
1,355,865
資本金・株式
資本金
資
(単位:百万円)
本
昭和54年2月
昭和57年4月
昭和58年11月
昭和61年10月
平成2年3月
7,776
10,000
10,500
13,700
20,000
金
所有者別株式状況
(平成21年3月31日現在)
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区 分
株
主
政府及び
地方公共団体
数
— 人
所有株式数
— 単元
割
— %
合
金融機関
金融商品
取引業者
74
105,312
40.56
29
1,358
0.52
その他の法人
760
50,138
19.31
外国法人等
個人以外 個人
199
21,793
8.39
—
―
—
個人その他
9,187
81,047
31.22
単元未満
株式の状況
計
10,249
259,648
100.00
1,577,000株
(注)自己株式1,104,821株は「個人その他」に1,104単元、「単元未満株式の状況」に821株含まれております。
大株主
(平成21年3月31日現在)
氏名又は名称
所有株式数(千株)
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)
12,661
4.84
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4G)
9,803
3.75
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
8,960
3.42
明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社
8,393
3.21
日 本 興 亜 損 害 保 険 株 式 会 社
7,230
2.76
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
5,848
2.23
百 五 銀 行 従 業 員 持 株 会
4,152
1.58
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(トヨタ自動車口)
3,986
1.52
清
3,930
1.50
水
建
設
株
式
会
社
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
計
3,836
1.46
68,800
26.33
ディスクロージャー誌 2009 83
証券 為替 資本金 株・式 支
取
平成20年度
単体情報
仕
平成19年度
資料編
為替
従業員等
従業員数
(単位:人)
嘱託、臨時雇員及び海外の現地採用者数 (単位:人)
区 分
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
31
39
男 性
1,464
1,459
女 性
861
932
合 計
2,325
2,391
従業員平均年齢、平均勤続年数及び平均給与月額
区 分
事 務 員
庶務行員等
男女別
平成19年度
平均年齢
平均勤続年数
男 性
41歳6月
18年5月
女 性
37.2
13.11
合 計
39.10
16.9
男 性
51.3
女 性
59.2
合 計
合 計
平均年齢
平均勤続年数
547千円
41歳5月
18年3月
255
36.4
13.2
247
438
39.5
16.3
421
11.3
284
50.4
11.6
299
20.11
155
—
—
—
51.7
11.8
279
50.4
11.6
299
40.0
16.8
436
39.6
16.3
420
(注)平均給与月額は、3月の時間外手当を含む平均給与月額であり、賞与を除くものであります。
84 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成20年度
平均給与月額
平均給与月額
533千円
資料編
自己資本の充実の状況等(平成19年度)
自己資本調達手段の概要(第2条第2項第1号)
自己資本調達手段
自己資本調達手段
概要
普通株式(258百万株)
完全議決権株式
期限付劣後債務
劣後特約付借入金
(12,000百万円)
劣後特約付社債
(25,000百万円)
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年目以降等に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還
が可能
銀行の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第2条第2項第2号)
当行では、統合リスク管理を基本に、複数の視点から自己資本
充実度を評価し、自己資本充実度に懸念がないことを確認してい
ます。
当行では、統合リスク管理の枠組みのもとで、信用リスク、市
場リスク、オペレーショナル・リスクを計量化するとともに、各
リスクにリスク限度枠及びアラームポイントを設定し、経営体力
に見合った適正な水準にリスクをコントロールしています。平成
20年3月末において、当行の自己資本には十分なバッファー(自
己資本からリスク量の合計額相当を減算した残額)が確保されて
おり、万一リスク量の合計額相当の損失が発生しても、国内基準
行の最低所要自己資本比率4%を十分維持できると試算していま
す。
また、統合的リスク管理の観点から、流動性リスク・風評リス
クの影響、今後の事業拡大の影響、ストレステストの結果を、統
合リスク管理におけるリスク量に加味して自己資本充実度を評価
しています。統合リスク管理及び統合的リスク管理の視点での自
己資本充実度の評価は、中核的自己資本であるTierⅠに基づいて
実施しています。
このほか、自己資本比率、TierⅠ比率、早期警戒制度の枠組み
における「銀行勘定の金利リスク」量及び「信用集中リスク」量
を基準として、規制資本の視点から自己資本充実度を評価してい
ます。
なお、統合リスク管理における信用リスク、市場リスク及びオ
ペレーショナル・リスクの計測手法は、各リスクに関する「リス
ク管理の方針及び手続の概要」又は「リスクの算定手法の概要」
に記載しています。自己資本比率、TierⅠ比率は「自己資本の構
成に関する事項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第2条第2項第3号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
②
③
④
⑤
⑥
信頼区間:99%
デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
計測方法:モンテカルロ法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経営
破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上し
ています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っ
ています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
ディスクロージャー誌 2009 85
従業員等 自己資本の充実の状況等 (単体自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
単体情報
本編は、銀行法施行規則第19条の2第1項第5号ニ等の規定に基づき作成しています。
なお、各項目に付記した第○条第○項第○号等は、平成19年金融庁告示第15号に基づいており、当行が該当する項目のみを記載してい
ます。
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向け
エクスポージャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機
関向けエクスポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクス
ポージャー)、国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サー
ビシズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・
サービシズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第2条第2項第4号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行が抱える信用リスクを軽減する
ための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相殺などが
該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手形、不動
産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な保証会社
などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を図ってい
ます。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、貸出割合、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価する
③ 債権担保(手形)…額面により評価する
④ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑤ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価する
⑥ 機械器具…償却残存額により評価する
⑦ 船舶…償却残存額により評価する
86 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物権の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ています。
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、政府関係機関、金融機関、第一種金融商品取引業
者、事業法人(外部格付が一定以上の先)による保証を適格保証
として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。対象
となる取引の範囲は、外為取引、金利スワップ、通貨スワップ等
です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッティ
ング契約の効果を勘案していません。
資料編
(第2条第2項第5号)
(リスク管理の方針等)
当行では、派生商品取引を主として自己のALMポジションの
ヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応えるた
め、対顧客の取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から 3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時に5営業日を超える場合がありますが、取引相手
はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、
「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付及び外部格付等を参照して金融機関
のランク付を行い、原則として各ランク別に設けられたクレジッ
トライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎
年3月末に更改するとともに、業況の変化等による信用力の悪化
等がある場合には、その都度見直しを行います。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を
行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は
行っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第2条第2項第6号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、投資家として証券化取引に対する投融資を行っていま
す。当行が保有する証券化取引は、シニア又はメザニンの証券化
取引であり、信用リスクならびに金利リスクを有しています。こ
れは、貸出金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に
変わるものではありません。なお、当行は、オリジネーターとし
て保有資産の証券化に関与しておらず、また、関与する予定はあ
りません。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用戦略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ロ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249条
第7項を適用しています。
ハ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。また、
証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券および貸
出金の会計方針に従って処理しています。
ニ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第2条第2項第8号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、① 事務リスク、②
システムリスク、③ 情報資産リスク、④ 倫理・法務リスク、⑤
人的リスク、⑥ 有形資産リスク、⑦ その他のオペレーショナ
ル・リスク、⑧ 風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを
各リスク主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペ
レーショナル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理して
います。また、リスクの発生状況や対応策等については、原則月
次で開催するオペレーショナル・リスク管理委員会において組織
横断的に協議し、対応方針等を含め、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオ(将来発生する可能性のあるリス
ク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロールの自己評価)
を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評価・計
測・分析し、リスク削減策を講じています。そのうえでリスク削
ディスクロージャー誌 2009 87
自己資本の充実の状況等
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
減策実施後の効果検証を行うことにより、着実にリスクを極小化
する仕組みとしています。
オペレーショナル・リスクの計量化については、自己資本比率
規制における基礎的手法に準拠してリスク量を計測し、統合リス
ク管理の枠組みのもと、市場リスク及び信用リスクとともに管理
しています。また、先進的計測手法に対応できる水準の充足を目
標として、統計的手法を用いた計量モデルの構築に取り組んでい
ます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2の
規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充
実の状況が適切であるかどうかを判断するための基準」に定める
「基礎的手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第2条第2項第9号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用戦
略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヶ月、政策投資株式は6ヶ月
② 信頼区間:99%
③ 観測区間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル法
政策投資株式のVaRは個別銘柄毎に計測し、VaR相当の損失発
生時に評価損となる銘柄にかかる当該評価損の合計額をリスク量
としています。
なお、時価がなくVaRの計測ができない匿名組合出資等につい
ては、保有簿価金額の 100 %をリスク量として認識しています。
また、非上場株式については、「信用リスク計量化」の枠組みの
なかで、信用リスク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、子会社株式については移動平均法に
よる原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては決
算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原
価法又は償却原価法により行っています。なお、その他有価証券
の評価差額については、全部純資産直入法により処理していま
す。
88 THE HYAKUGO BANK, LTD.
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第2条第2項第10号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスクなど他の市場
リスクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理して
います。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指標
により行っています。そのうえで、預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等の各VaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株
価リスクなど他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナ
ル・リスクとともにリスク量に限度枠を設定・管理することによ
り、リスクを経営体力に照らして適切な水準にコントロールして
います。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV等
のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等にか
かる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量と
ともに日次で把握・管理し、預貸金等にかかる金利リスク量につ
いては、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 銀行が内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算
定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等を計量の対象とし、保有期間3カ月、観測期間3年、信頼区
間99%で分散・共分散法により計測されるVaR(この場合、過去
3年間の市場変動に基づき統計的に推計した、向後 3カ月内に99
%の確率の範囲内でポートフォリオに生じ得る経済価値減少額)
をリスク量として、保有債券等(円貨建・外貨建の各々)につい
ては日次で、預貸金等については月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)の合計にかかる、①過去5年の最低残高、②過去5年
の最大年間流出量を基準日の残高から差し引いた残高、又は③基
準日の残高の50%相当額のうち最小の額として定義しており、基
準日の 0.5 年後、1.5 年後、2.5 年後、3.5 年後、4.5 年後に均等額
で配分しています(平均2.5年)。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、原則として金利変化に対す
る感応度を簡便法により認識し、金利リスクを算定しています。
預貸金等にかかる期限前解約リスクについては原則として考慮せ
ず、契約上の満期を基礎として金利リスクを算定しています。
自己資本調達手段の概要(第2条第2項第1号)
自己資本調達手段
自己資本調達手段
概要
普通株式(258百万株)
完全議決権株式
期限付劣後債務
劣後特約付借入金
(10,000百万円)
劣後特約付社債
(25,000百万円)
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年目以降等に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還
が可能
銀行の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第2条第2項第2号)
当行では、統合リスク管理を基本に、複数の視点から自己資本
充実度を評価し、自己資本充実度に懸念がないことを確認してい
ます。
当行では、統合リスク管理の枠組みのもとで、信用リスク、市
場リスク、オペレーショナル・リスクを計量化するとともに、各
リスクにリスク限度枠及びアラームポイントを設定し、経営体力
に見合った適正な水準にリスクをコントロールしています。平成
21年3月末において、当行の自己資本には十分なバッファー(自
己資本からリスク量の合計額相当を減算した残額)が確保されて
おり、万一リスク量の合計額相当の損失が発生しても、国内基準
行の最低所要自己資本比率4%を十分維持できると試算していま
す。
また、統合的リスク管理の観点から、流動性リスク・風評リス
クの影響、今後の事業拡大の影響、ストレステストの結果を、統
合リスク管理におけるリスク量に加味して自己資本充実度を評価
しています。統合リスク管理及び統合的リスク管理の視点での自
己資本充実度の評価は、中核的自己資本であるTierⅠに基づいて
実施しています。
このほか、自己資本比率、TierⅠ比率、早期警戒制度の枠組み
における「銀行勘定の金利リスク」量及び「信用集中リスク」量
を基準として、規制資本の視点から自己資本充実度を評価してい
ます。
なお、統合リスク管理における信用リスク、市場リスク及びオ
ペレーショナル・リスクの計測手法は、各リスクに関する「リス
ク管理の方針及び手続の概要」又は「リスクの算定手法の概要」
に記載しています。自己資本比率、TierⅠ比率は「自己資本の構
成に関する事項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第2条第2項第3号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経営
破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上し
ています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っ
ています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、地方公営企業等金融機構向
けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ディスクロージャー誌 2009 89
自己資本の充実の状況等
(単体自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
資料編
自己資本の充実の状況等(平成20年度)
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)、
国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サー
ビシズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物権の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ています。
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、地方公営企業等金融機構、政府関係機関、金融機
関、第一種金融商品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の
先)による保証を適格保証として取り扱っています。
サービシズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第2条第2項第4号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行が抱える信用リスクを軽減する
ための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相殺などが
該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手形、不動
産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な保証会社
などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を図ってい
ます。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、貸出割合、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価する
③ 債権担保(手形)…額面により評価する
④ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑤ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価する
⑥ 機械器具…償却残存額により評価する
⑦ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
90 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッテ
ィング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第2条第2項第5号)
(リスク管理の方針等)
当行では、派生商品取引を主として自己のALMポジションの
ヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応えるた
め、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
資料編
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付及び外部格付等を参照して金融機関
のランク付を行い、原則として各ランク別に設けられたクレジッ
トライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎
年3月末に更改するとともに、業況の変化等による信用力の悪化
等がある場合には、その都度見直しを行います。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を
行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
(CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は
行っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第2条第2項第6号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、投資家として証券化取引に対する投融資を行っていま
す。また、当行の非連結子会社である有限会社フロンティア・ア
セット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購入する金銭債
権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資家として関与
していますが、スポンサーとしてのエクスポージャーは保有して
いません。なお、当行は、オリジネーターとして保有資産の証券
化に関与しておらず、また、関与する予定はありません。
当行が保有する証券化取引は、シニア又はメザニンの証券化取
引であり、信用リスクならびに金利リスクを有しています。これ
は、貸出金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変
わるものではありません。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用戦略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ロ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249条
第7項を適用しています。
ハ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。また、
証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券及び貸出
金の会計方針に従って処理しています。
ニ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第2条第2項第8号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、オペレーショナル・リスクを、① 事務リスク、②
システムリスク、③ 情報資産リスク、④ 倫理・法務リスク、⑤
人的リスク、⑥ 有形資産リスク、⑦ その他のオペレーショナ
ル・リスク、⑧ 風評リスクの8つに区分し、それぞれのリスクを
各リスク主管部署が専門的な立場から管理するとともに、オペ
レーショナル・リスク統括部署が全体を一元的に把握・管理して
います。また、リスクの発生状況や対応策等については、原則月
次で開催するオペレーショナル・リスク管理委員会において組織
横断的に協議し、対応方針等を含め、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオ(将来発生する可能性のあるリス
ク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロールの自己評価)
を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評価・計
測・分析し、リスク削減策を講じています。そのうえでリスク削
減策実施後の効果検証を行うことにより、着実にリスクを極小化
する仕組みとしています。
オペレーショナル・リスクの計量化については、自己資本比率
規制における粗利益配分手法に準拠してリスク量を計測し、統合
リスク管理の枠組みのもと、市場リスク及び信用リスクとともに
ディスクロージャー誌 2009 91
自己資本の充実の状況等
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時に5営業日を超える場合がありますが、取引相手
はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
管理しています。また、先進的計測手法に対応できる水準の充足
を目標として、統計的手法を用いた計量モデルを構築し、実態リ
スク量の削減活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2の
規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充
実の状況が適切であるかどうかを判断するための基準」に定める
「粗利益配分手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第2条第2項第9号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用戦
略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヶ月、政策投資株式は6ヶ月
② 信頼区間:99%
③ 観測区間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは個別銘柄毎に計測し、VaR相当の損失発
生時に評価損となる銘柄にかかる当該評価損の合計額をリスク量
としています。
なお、時価がなくVaRの計測ができない匿名組合出資等につい
ては、保有簿価金額の 100 %をリスク量として認識しています。
また、非上場株式については、「信用リスク計量化」の枠組みの
なかで、信用リスク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、子会社株式については移動平均法に
よる原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては決
算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原
価法又は償却原価法により行っています。なお、その他有価証券
の評価差額については、全部純資産直入法により処理していま
す。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第2条第2項第10号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
92 THE HYAKUGO BANK, LTD.
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスクなど他の市場
リスクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理して
います。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指標
により行っています。そのうえで、預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等の各VaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株
価リスクなど他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナ
ル・リスクとともにリスク量に限度枠を設定・管理することによ
り、リスクを経営体力に照らして適切な水準にコントロールして
います。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV等
のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等にか
かる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量と
ともに日次で把握・管理し、預貸金等にかかる金利リスク量につ
いては、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 銀行が内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算
定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等を計量の対象とし、保有期間3カ月、観測期間3年、信頼区
間 99 %でヒストリカル・シミュレーション法により計測される
VaR(この場合、過去3年間の市場変動に基づき推計した、向後
3カ月内に99%の確率の範囲内でポートフォリオに生じ得る経済
価値減少額)をリスク量として、保有債券等(円貨建・外貨建の
各々)については日次で、預貸金等については月次で算定してい
ます。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)の合計にかかる、①過去5年の最低残高、②過去5年
の最大年間流出量を基準日の残高から差し引いた残高、又は③基
準日の残高の50%相当額のうち最小の額として定義しており、基
準日の 0.5 年後、1.5 年後、2.5 年後、3.5 年後、4.5 年後に均等額
で配分しています(平均2.5年)。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、原則として金利変化に対す
る感応度を簡便法により認識し、金利リスクを算定しています。
預貸金等にかかる期限前解約リスクについては原則として考慮せ
ず、契約上の満期を基礎として金利リスクを算定しています。
資料編
自己資本の構成に関する事項(第2条第3項第1号)、自己資本の充実度に関する事項(第2条第3項第2号)
(単位:百万円)
項 目
基 本 的
(Tier 1)
項
目
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
その他
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
新株予約権
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
計
(A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注1)
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
補 完 的 項 目
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
(Tier 2)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注2)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注3)
計
うち自己資本への算入額
(B)
控
除
項
目
控除項目(注4)
(C)
自 己 資 本 額
(A)+(B)-(C)
(D)
リスク・アセット等
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
信用リスク・アセットの額
(E)
オペレーショナル・リスク相当額に係る額((G)/8%)
(F)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
(G)
計(E)+(F)
(H)
単体自己資本比率(国内基準)= D/H×100
Tier 1 比率= A/H×100
単体総所要自己資本額=H×4%
平成19年度
平成20年度
20,000
20,000
7,557
29
17,377
132,032
7,557
16
17,377
133,560
457
652
911
910
175,628
176,948
3,667
10,458
37,000
3,667
9,788
35,000
37,000
51,125
51,125
453
226,300
1,854,678
78,333
1,933,012
114,436
9,154
2,047,448
11.05%
8.57%
81,897
35,000
48,455
48,455
2,534
222,870
1,905,724
62,266
1,967,990
107,907
8,632
2,075,898
10.73%
8.52%
83,035
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(注) 1.告示第40条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)であります。
2.告示第41条第1項第3号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものであります。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
3.告示第41条第1項第4号及び第5号に掲げるものであります。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られております。
4.告示第43条第1項第1号から第5号に掲げるものであり、他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額が含まれております。
ディスクロージャー誌 2009 93
自己資本の充実の状況等
自己資本の構成と単体自己資本比率
単体自己資本比率(国内基準)
自己資本の充実度に関する事項(第2条第3項第2号)
イ 信用リスクに対する所要自己資本の額
オン・バランス項目
(単位:百万円)
項 目
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公営企業等金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
3か月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社産業再生機構による保証付
出資等
上記以外
証券化(オリジネーターの場合)
証券化(オリジネーター以外の場合)
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
合 計
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
所要自己資本額
平成19年度
平成20年度
—
—
—
—
80
80
341
51
6,747
38,007
10,294
3,589
6,907
314
28
261
53
6,261
39,618
12,589
2,613
7,998
304
643
439
2,574
2,171
2,155
2,335
1,685
1,231
74,640
3,562
459
78,763
—
—
—
—
—
—
—
—
オフ・バランス項目
—
—
—
(単位:百万円)
項 目
任意の時期に無条件で取消可能又は自動的に取消可能なコミットメント
原契約期間が1年以下のコミットメント
短期の貿易関連偶発債務
特定の取引に係る偶発債務
(うち経過措置を適用する元本補てん信託契約)
5. NIF又はRUF
6. 原契約期間が1年超のコミットメント
7. 内部格付手法におけるコミットメント
8. 信用供与に直接的に代替する偶発債務
(うち借入金の保証)
(うち有価証券の保証)
(うち手形引受)
(うち経過措置を適用しない元本補てん信託契約)
(うちクレジット・デリバティブのプロテクション提供)
9. 買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除後)
買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除前)
控除額(△)
10. 先物購入、先渡預金、部分払込株式又は部分払込債券
11. 有価証券の貸付、現金若しくは有価証券による担保の提供又は有価証券の買戻条件付売却若しくは売戻条件付購入
12. 派生商品取引
(1) 外為関連取引
(2) 金利関連取引
(3) 金関連取引
(4) 株式関連取引
(5) 貴金属(金を除く)関連取引
(6) その他のコモディティ関連取引
(7) クレジット・デリバティブ取引(カウンター・パーティー・リスク)
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果(△)
13. 長期決済期間取引
14. 未決済取引
15. 証券化エクスポージャーに係る適格流動性補完及び適格なサービサー・キャッシュ・アドバンス
16. 上記以外のオフ・バランスの証券化エクスポージャー
合 計
オン・バランス項目とオフ・バランス項目の合計
1.
2.
3.
4.
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じた額に自己資本控除額を加えた額です。
94 THE HYAKUGO BANK, LTD.
—
—
—
—
所要自己資本額
平成19年度
平成20年度
—
—
115
5
95
123
2
94
450
434
1,485
1,039
1,509
902
—
—
—
—
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
0
—
—
—
—
—
—
717
263
241
21
63
261
237
24
3,133
77,773
2,490
81,253
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
資料編
自己資本の充実度に関する事項(第2条第3項第2号)
ホ オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額及びこのうち当行が使用する手法ごとの額
自己資本の充実の状況等
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本
4,577
4,316
うち基礎的手法
4,577
—
—
4,316
うち粗利益配分手法
(注)オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本額は、告示の定めにより「オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た
額」に、国内基準行として4%を乗じて得た額を記載しております。
信用リスクに関する事項(第2条第3項第3号)
イ、ロ 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(平成19年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金等
債券等
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
派生商品取引
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
国
内
計
3,729,223
2,274,964
1,144,109
200,390
9,113
100,645
国
外
計
176,398
27
155,133
18,735
2,501
—
計
3,905,622
2,274,992
1,299,243
219,126
11,615
100,645
業
418,951
392,289
10,311
14,511
1,838
—
農
業
3,988
3,934
—
54
—
—
林
業
3,650
3,646
—
4
—
—
漁
業
3,841
3,827
—
12
1
—
地
域
別
製
合
造
業
5,348
5,335
—
12
—
—
業
114,836
107,636
1,899
5,298
1
—
電気・ガス・熱供給・水道業
33,511
30,371
2,169
971
—
—
情
業
21,097
19,332
250
1,514
—
—
業
165,705
107,210
56,695
1,782
17
—
業
312,716
303,090
2,868
3,998
2,758
—
鉱
建
設
報
通
運
信
輸
卸
売
金
融
・
小
売
・
保
険
業
909,238
94,022
645,968
162,360
6,887
—
業
188,583
172,162
15,525
787
108
—
各 種 サ ー ビ ス 業
321,886
282,724
12,362
26,797
1
—
国 ・ 地 方 公 共 団 体
738,904
193,791
544,097
1,015
—
—
そ
他
663,360
555,618
7,093
3
—
100,645
計
3,905,622
2,274,992
1,299,243
219,126
11,615
100,645
下
732,704
315,282
316,298
100,116
1,007
—
1 年 超 3 年 以 下
632,651
282,257
341,434
7,267
1,691
—
3 年 超 5 年 以 下
620,281
346,437
268,814
2,334
2,695
—
5 年 超 7 年 以 下
247,509
118,588
122,684
3,039
3,196
—
7 年 超 10 年 以 下
277,256
143,878
129,483
1,339
2,555
—
年
不
業
1
動
産
の
種
別
年
合
以
超
712,515
649,089
40,061
22,893
470
—
期間の定めのないもの
682,705
419,458
80,465
82,135
—
100,645
残 存 期 間 別 合 計
3,905,622
2,274,992
1,299,243
219,126
11,615
100,645
10
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」 に相当するエクスポージャーの期末残高 21,023百万円
ディスクロージャー誌 2009 95
(平成20年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
国
内
国
地
計
外
域
別
製
合
造
3,881,695
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
貸出金等
債券等
2,468,725
1,156,017
143,915
派生商品取引
9,971
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
103,066
計
121,233
1
119,204
—
2,027
—
計
4,002,929
2,468,726
1,275,222
143,915
11,998
103,066
業
512,500
477,028
11,597
21,652
2,221
—
農
業
3,452
3,406
—
45
—
—
林
業
3,433
3,429
—
4
—
—
漁
業
4,390
4,379
—
9
1
—
鉱
業
3,570
3,557
—
12
—
—
業
131,539
124,288
4,405
2,844
0
—
電気・ガス・熱供給・水道業
35,400
32,708
1,916
775
—
—
建
情
設
報
通
運
信
輸
業
19,966
17,960
250
1,755
—
—
業
183,500
112,819
68,425
2,240
15
—
卸
売
・
小
売
業
327,540
318,899
2,125
4,024
2,492
—
金
融
・
保
険
業
746,166
105,753
547,614
85,629
7,169
—
業
203,935
184,377
18,934
526
96
—
各 種 サ ー ビ ス 業
331,861
298,064
10,354
23,441
0
—
国 ・ 地 方 公 共 団 体
780,325
218,946
560,428
950
—
—
そ
他
715,345
563,106
49,169
3
—
103,066
計
4,002,929
2,468,726
1,275,222
143,915
11,998
103,066
不
業
動
産
の
種
別
下
573,451
277,103
268,629
27,497
221
—
1 年 超 3 年 以 下
645,742
326,765
308,904
8,243
1,828
—
3 年 超 5 年 以 下
657,168
360,067
292,350
2,120
2,629
—
5 年 超 7 年 以 下
305,117
160,020
137,903
2,956
4,236
—
7 年 超 10 年 以 下
361,224
199,397
158,678
637
2,510
—
年
775,578
706,630
48,487
19,888
572
—
1
10
年
合
以
超
期間の定めのないもの
684,646
438,740
60,267
82,572
—
103,066
残 存 期 間 別 合 計
4,002,929
2,468,726
1,275,222
143,915
11,998
103,066
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」 に相当するエクスポージャーの期末残高 8,308百万円
96 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
ハ 3か月以上延滞エクスポージャーの期末残高
種類別、地域別、業種別
(単位:百万円)
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
8,706
貸出等
平成20年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
—
—
0
12,064
90
8,706
2,598
0
80
176
0
12,064
1,477
90
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
1,219
—
113
318
493
14
1,535
1,048
1,276
62
36
104
—
—
—
—
368
330
1,214
12
4,286
1,866
25
1,090
12,064
90
0
1,105
8,706
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2
—
—
—
0
—
—
(注)「3か月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞しているエクスポージャー又は引当金勘案前でリスク・ウェイトが150%であるエクスポージャーです。
ニ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金、特定海外債権引当勘定の期末残高及び期中増減額
期首残高
一 般 貸 倒 引 当 金
個 別 貸 倒 引 当 金
特定海外債権引当勘定
10,834
17,474
—
平成19年度
当期増加額 当期減少額
—
375
6,197
—
8,173
—
(単位:百万円)
期末残高
期首残高
10,458
15,498
10,458
15,498
—
—
平成20年度
当期増加額 当期減少額
—
669
8,692
—
6,101
—
個別貸倒引当金の地域別、業種別内訳
9,788
18,089
—
(単位:百万円)
期首残高
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
期末残高
平成19年度
当期増加額 当期減少額
平成20年度
当期増加額 当期減少額
期末残高
期首残高
17,474
6,197
8,173
15,498
15,498
8,692
6,101
18,089
17,474
3,946
59
72
362
6,197
1,767
8,173
2,266
41
36
94
15,498
3,447
17
76
303
7
3,201
8,692
2,517
18
0
92
730
6,101
1,146
2
14
132
7
1,405
18,089
4,818
33
61
262
2,590
15,498
3,447
17
76
303
7
3,201
—
—
—
—
—
—
—
—
期末残高
—
4,892
39
36
7
899
201
443
3,638
12
922
2,502
417
161
1,308
13
313
868
139
213
1,225
2
162
1,158
479
391
3,721
23
1,073
2,212
479
391
3,721
23
1,073
2,212
254
32
1,630
0
2,325
1,078
420
175
1,214
6
229
987
313
248
4,136
17
3,169
2,303
421
17,474
362
6,197
242
8,173
541
15,498
541
15,498
13
8,692
358
6,101
195
18,089
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2,526
—
—
ディスクロージャー誌 2009 97
自己資本の充実の状況等
貸出等
平成19年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
ホ 業種別又は取引相手の別の貸出金償却の額
業種別
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
合
計
(単位:百万円)
貸出金償却額
—
—
—
—
—
—
—
—
—
平成19年度
構成比(%)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
0
0.15
129
99.85
129
100.00
—
—
—
—
—
—
—
—
貸出金償却額
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
̶
平成20年度
構成比(%)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
̶
ヘ リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高並びに自己資本比率告示の規定により資本控除した額
オン・バランス項目(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(単位:百万円)
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成19年度
平成20年度
外部格付あり
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
自
合
己
資
本
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
控
除
計
316
87,419
1,986
951,420
247,432
9,142
256,390
556
337,725
1,106,603
2,105
—
—
—
—
—
644,736
2,911,377
646,934
—
405,723
—
149,289
—
—
—
4,000
—
335,423
—
204,127
—
103,383
オフ・バランス項目
自
合
己
資
本
1,110,943
182,528
7,741
186,649
1,178
414,413
1,127,438
3,592
—
—
3,034,485
(単位:百万円)
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
控
除
計
外部格付あり
—
—
86,212
—
1,952
—
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成19年度
平成20年度
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
81,337
—
81,768
—
—
—
—
13,236
—
—
—
—
—
3,119
0
987
—
964
727
—
—
—
88,892
(注)「外部格付あり」 とは、外部格付を使用してリスク・ウェイトを判定したエクスポージャーです。
98 THE HYAKUGO BANK, LTD.
55,558
—
—
—
137,883
1,143
—
—
—
17,499
55,190
73
—
—
137,997
資料編
信用リスク削減手法に関する事項(第2条第3項第4号)
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
金
及
び
自
行
預
金
平成20年度
8,810
金
23,085
—
—
式
40,000
11,032
70,000
8,635
託
—
—
適 格 金 融 資 産 担 保 合 計
59,843
337,610
101,721
379,168
適
格
適
債
格
適
格
株
投
適
券
資
格
信
保
証
適格クレジット・デリバティブ
—
—
適格保証、適格クレジット・デリバティブ合計
337,610
27,546
379,168
30,394
貸 出 金 と 自 行 預 金 の 相 殺
自己資本の充実の状況等
平成19年度
現
(注)信用リスク削減手法の効果が勘案された部分に限定しています。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(第2条第3項第5号)
イ 与信相当額の算出に用いる方式
平成19年度、平成20年度とも先渡、スワップ、オプションその他の派生商品取引及び長期決済期間取引の与信相当額はカレントエクス
ポージャー方式にて算出しています。
ロ グロス再構築コストの額(零を下回らないものに限る)の合計額
平成19年度1,685百万円、平成20年度829百万円
ハ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額(派生商品取引にあっては、取引の区分ごとの与信相当額を含む)
(単位:百万円)
与信相当額
種類及び取引の区分
派
生
外
国
金
為
利
金
品
替
関
関
関
株
長
商
取
連
連
連
式
関
平成19年度
取
取
取
連
平成20年度
引
取
引
9,630
1,985
引
9,572
2,425
引
—
—
引
—
—
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
—
—
その他のコモディティ関連取引
—
—
クレジット・デリバティブ
—
—
期
決
済
期
間
取
合
引
—
—
計
11,615
11,998
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ニ ロに掲げる合計額及びグロスのアドオンの合計額からハに掲げる額を差し引いた額
平成19年度̶百万円、平成20年度̶百万円
ホ 担保の種類別の額
信用リスク削減手法に用いた担保の種類及び金額
(単位:百万円)
担保の種類
平成19年度
平成20年度
現金及び自行預金
—
—
金
—
—
—
適
格
債
券
—
適
格
株
式
—
—
適 格 投 資 信 託
—
—
適格金融資産担保合計
̶
̶
ディスクロージャー誌 2009 99
ヘ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額
(単位:百万円)
与信相当額
種類及び取引の区分
派
生
商
品
取
引
外 国 為 替 関 連 取 引
金
利
関
連
取
引
金
関
連
取
引
株
式
関
連
取
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
その他のコモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ
長 期 決 済 期 間 取 引
合
計
平成19年度
平成20年度
9,630
1,985
9,572
2,425
11,615
11,998
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ト 与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの想定元本額をクレジット・デリバティブの種類別、かつ、プロテクションの
購入又は提供の別に区分した額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
チ 信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第2条第3項第6号)
イ 当行がオリジネーターである証券化エクスポージャー
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
ロ 当行が投資家として保有する証券化エクスポージャーに関する事項
(1) 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
原資産の種類
住
宅
ロ
ー
ン
債
オ ー ト ロ ー ン 債
消 費 者 ロ ー ン 債
割 賦 ・ カ ー ド 債
キ ャ ッ シ ン グ 債
リ
ー
ス
債
企 業 ・ 組 合 向 け ロ ー ン 債
手
形
債
診
療
報
酬
債
調
剤
報
酬
債
そ
の
他
金
銭
債
不
動
合
権
権
権
権
権
権
権
権
権
権
権
産
計
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成19年度
平成20年度
36,959
3,747
3,255
5,291
3,332
3,122
12,237
2,660
100
311
5,794
33,584
110,398
30,097
1,548
—
3,520
231
1,115
10,101
1,683
341
480
3,681
23,343
76,145
(2) 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額
リスク・ウェイト
自
合
己
資
本
0%
20%
50%
100%
350%
控
除
計
100 THE HYAKUGO BANK, LTD.
平成19年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
—
—
91,156
3,498
13,179
2,565
—
110,398
729
69
527
359
—
1,685
(単位:百万円)
平成20年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
—
—
58,578
2,089
12,944
468
41
517
2,533
76,145
2,533
3,562
—
—
資料編
(3) 自己資本比率告示第247条の規定により自己資本から控除した証券化エクスポージャーの額
(単位:百万円)
原資産の種類
平成19年度
平成20年度
—
2,533
企業・組合向けローン債権
自己資本の充実の状況等
エクスポージャーの額
(4) 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットの額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
銀行勘定における出資等に関する事項(第2条第3項第8号)
イ 貸借対照表計上額、時価及び次に掲げる事項に係る貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成19年度
貸借対照表額
上 場 し て い る 出 資 等
計
時 価
6,482
131,122
平成19年度
平成20年度
3,243
5,194
額
825
842
売却及び償却に伴う損益額
2,418
4,351
損
償
益
却
90,560
90,560
(単位:百万円)
額
却
時 価
84,078
5,376
131,122
ロ 出資等の売却及び償却に伴う損益の額
売
貸借対照表額
125,746
上記に該当しない出資等
合
平成20年度
ハ 貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
76,492
32,641
ニ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
銀行勘定における金利リスクに関して銀行が内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の
増減額(第2条第3項第10号)
(
VaR
平成19年度:分散・共分散法、保有期間3か月、観測期間3年、信頼区間99%
平成20年度:ヒストリカル・シミュレーション法、保有期間3か月、観測期間3年、信頼区間99%
)
(単位:百万円)
預
貸
保
合
有
金
債
平成19年度
平成20年度
等
4,177
6,878
券
等
14,217
18,693
う
ち
円
貨
建
13,906
18,005
う
ち
外
貨
建
311
688
計
18,394
25,571
ディスクロージャー誌 2009 101
自己資本の充実の状況等(連結)(平成19年度)
(連結自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
連結の範囲に関する事項(第4条第2項第1号)
イ 自己資本比率告示第26条に規定する連結自己資本比率を算出
する対象となる会社の集団(以下「連結グループ」という。
)
に属する会社と連結財務諸表規則に基づき連結の範囲に含まれ
る会社との相違点
相違点はありません。
ロ 連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会
社の名称及び主要な業務の内容
当行の連結子会社は9社です。
名 称
主要な業務の内容
株式会社百五ディーシーカード
クレジットカード業務、ローン業務、
信用保証業務
百五リース株式会社
事務用機器その他各種動産のリース業
務、不動産を対象としたファイナンス
リース業務、ベンチャーキャピタル業
務、割賦販売業務
株式会社百五経済研究所
経営コンサルティング業務(経営診断、
、調
賃金人事制度、ISO認証取得支援)
査業務(受託調査、経済・産業調査)
、
各種経営情報の発信、ビジネスマッチ
ング、セミナー・研修の開催、講師派遣
百五コンピュータソフト株式会社
コンピュータシステム企画・設計・開発業
務、ハード・汎用ソフトウェアの販売業務、
パソコン教育サービス、エレクトロニック
バンキングサービス、代金回収・コンビニ
収納サービス
百五ビジネスサービス株式会社
当行の現金整理業務、現金自動設備の
保守業務
百五管理サービス株式会社
当行の文書・帳簿等保管・管理業務、
帳票・物品類の受発注業務
百五不動産調査株式会社
当行の担保不動産の現地調査・評価業
務、債権書類の集中保管業務
百五オフィスサービス株式会社
当行の手形等の集中保管・管理業務、
内国為替等の帳票精査・整理業務
百五スタッフサービス株式会社
人材派遣業務、教育・研修業務、給与
計算・労務管理業務
ハ 自己資本比率告示第32条が適用される金融業務を営む関連法
人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び
主要な業務の内容
該当ありません。
ニ 自己資本比率告示第 31 条第 1 項第 2 号イからハまでに掲げる
控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及び
主要な業務の内容
該当ありません。
ホ 銀行法第16条の2第1項第11号に掲げる会社のうち従属業務
を専ら営むもの又は同項第12号に掲げる会社であって、連結
グループに属していない会社の数並びに主要な会社の名称及
び主要な業務の内容
該当ありません。
ヘ 連結グループ内の資金及び自己資本の移動にかかる制限等の概
要
制限等はありません。
102 THE HYAKUGO BANK, LTD.
自己資本調達手段の概要(第4条第2項第2号)
自己資本調達手段
自己資本調達手段
概要
普通株式(258百万株)
完全議決権株式
期限付劣後債務
劣後特約付借入金
(12,000百万円)
劣後特約付社債
(25,000百万円)
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年目以降等に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第4条第2項第3号)
当行グループでは、当行における統合リスク管理を基本に、複
数の視点から自己資本充実度を評価しています。連結子会社のリ
スクは限定的と認識しており、連結グループの自己資本充実度は
単体同様に懸念がないと評価しています。
当行単体として実施している自己資本の充実度に関する評価に
加え、連結グループとしては、連結自己資本比率、連結TierⅠ比
率を基準として、規制資本の視点から自己資本充実度を評価して
います。
なお、連結自己資本比率、連結TierⅠ比率は、「自己資本の構成
に関する事項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第4条第2項第4号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。また、与信業務を行っている
百五リース株式会社及び株式会社百五ディーシーカードについて
も、当行と同様に信用リスク管理に関する規定等を制定し、信用
リスク管理体制を整備するとともに、法令に抵触しない範囲で、
当行と一体として信用リスク管理を行っています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードについても、「信用格付制度」の構築に取り組
むなど、信用リスク管理の高度化を図っています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
資料編
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。破産、特別清算等法的に経営破綻の事
実が発生している債務者に係る債権及びそれと同等の状況にある
債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額
及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上してい
ます。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥
る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債
権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を
控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必
要と認める額を計上しています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っ
ています。
連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準によ
り、当行と同じ方法により計上しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向け
エクスポージャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機
関向けエクスポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクス
ポージャー)、国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシ
ズ(S&P)
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第4条第2項第5号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行グループが抱える信用リスクを
軽減するための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相
殺などが該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手
形、不動産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な
保証会社などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を
図っています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードでは、不動産担保を取得しています。
「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
当行では、
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、貸出割合、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードにおいても、不動産担保評価方法を定め適切な
担保管理を行っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価
する
③ 債権担保(手形)…額面により評価する
④ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑤ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価す
る
⑥ 機械器具…償却残存額により評価する
⑦ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
を評価するとともに、担保物権の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ディスクロージャー誌 2009 103
自己資本の充実の状況等(連結)
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ法等
ています。
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、政府関係機関、金融機関、第一種金融商品取引業
者、事業法人(外部格付が一定以上の先)による保証を適格保証
として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。対象
となる取引の範囲は、外為取引、金利スワップ、通貨スワップ等
です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッティ
ング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第4条第2項第6号)
(リスク管理の方針等)
当行グループでは、派生商品取引を主として自己のALMポジ
ションのヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応
えるため、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時に5営業日を超える場合がありますが、取引相手
はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
104 THE HYAKUGO BANK, LTD.
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付及び外部格付等を参照して金融機関
のランク付を行い、原則として各ランク別に設けられたクレジッ
トライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎
年3月末に更改するとともに、業況の変化等による信用力の悪化
等がある場合には、その都度見直しを行います。また、百五リー
ス株式会社においては、取引相手を優良な金融機関に限定して、
ヘッジ取引を行っています。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を
行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
( CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は
行っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第4条第2項第7号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行グループは、主に投資家として証券化取引に対する投融資
を行っています。当行が保有する証券化取引は、シニア又はメザ
ニンの証券化取引であり、信用リスクならびに金利リスクを有し
ています。これは、貸出金や有価証券等の取引により発生するも
のと基本的に変わるものではありません。また、百五リース株式
会社はリース料債権の証券化による劣後受益権を保有するととも
に、流動性補完を行っています。なお、百五リース株式会社にお
いて、資金調達手段の多様化等を目的として、同社がリース契約
の借主に対して有するリース料債権を信託方式により証券化して
います。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用戦略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
なお、百五リース株式会社におけるリース料債権の証券化につ
いては、金融資産の認識は継続したままで同資産を担保に借入が
行われたとみなす金融処理を採用しており、証券化の対象となる
リース料債権を継続して保有しているものとして信用リスクを管
理しています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
資料編
ハ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。
また、証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券
および貸出金の会計方針に従って処理しています。
ニ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第4条第2項第9号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としていま
す。
当行では、グループ全体のオペレーショナル・リスクを、①
事務リスク、② システムリスク、③ 情報資産リスク、④ 倫理・
法務リスク、⑤ 人的リスク、⑥ 有形資産リスク、⑦ その他のオ
ペレーショナル・リスク、⑧ 風評リスクの8つに区分し、それぞ
れのリスクを各リスク主管部署が専門的な立場から管理するとと
もに、オペレーショナル・リスク統括部署が全体を一元的に把
握・管理しています。また、リスクの発生状況や対応策等につい
ては、原則月次で開催するオペレーショナル・リスク管理委員会
において組織横断的に協議し、対応方針等を含め、経営陣による
リスク管理委員会等に定期的に報告しています。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオ(将来発生する可能性のあるリス
ク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロールの自己評価)
を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評価・計
測・分析し、リスク削減策を講じています。そのうえでリスク削
減策実施後の効果検証を行うことにより、着実にリスクを極小化
する仕組みとしています。
オペレーショナル・リスクの計量化については、自己資本比率
規制における基礎的手法に準拠してリスク量を計測し、統合リス
ク管理の枠組みのもと、市場リスク及び信用リスクとともに管理
しています。また、先進的計測手法に対応できる水準の充足を目
標として、統計的手法を用いた計量モデルの構築に取り組んでい
ます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2の
規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充
実の状況が適切であるかどうかを判断するための基準」に定める
「基礎的手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第4条第2項第10号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。また、百五リース
株式会社及び株式会社百五ディーシーカードにおいて、政策投資
を目的とした株式等を限定的に保有し、他の連結子会社において
はグループ内の会社の株式を保有しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用戦
略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヶ月、政策投資株式は6ヶ月
② 信頼区間:99%
③ 観測区間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル法
政策投資株式のVaRは個別銘柄毎に計測し、VaR相当の損失発
生時に評価損となる銘柄にかかる当該評価損の合計額をリスク量
としています。
なお、時価がなくVaRの計測ができない匿名組合出資等につい
ては、保有簿価金額の 100 %をリスク量として認識しています。
また、非上場株式については、「信用リスク計量化」の枠組みの
なかで、信用リスク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、その他有価証券のうち時価のあるも
のについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主
として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動
平均法による原価法又は償却原価法により行っています。なお、
その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により
処理しています。
ディスクロージャー誌 2009 105
自己資本の充実の状況等(連結)
ロ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249条
第7項を適用しています。
銀行勘定における金利リスクに関する事項
(第4条第2項第11号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスクなど他の市場
リスクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理して
います。
連結子会社では、主に百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードが金利感応性を有する資産・負債等を有してお
り、両社では、新規取得債権と新規借入との期間の近似を図るな
ど、業務運営において、金利リスクを適切に管理しています。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指標
により行っています。そのうえで、預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等の各VaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株
価リスクなど他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナ
ル・リスクとともにリスク量に限度枠を設定・管理することによ
り、リスクを経営体力に照らして適切な水準にコントロールして
います。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV等
のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等にか
かる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量と
ともに日次で把握・管理し、預貸金等にかかる金利リスク量につ
いては、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
106 THE HYAKUGO BANK, LTD.
ロ 連結グループが内部管理上使用した銀行勘定における金利リス
クの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等、円貨・外貨保有債
券等及び連結子会社の保有債券を計量の対象とし、保有期間3カ
月、観測期間3年、信頼区間99%で分散・共分散法により計測さ
れるVaR(この場合、過去 3 年間の市場変動に基づき統計的に推
計した、向後3カ月内に99%の確率の範囲内でポートフォリオに
生じ得る経済価値減少額)をリスク量として、保有債券等(円貨
建・外貨建の各々)については日次で、預貸金等については月次
で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)の合計にかかる、①過去5年の最低残高、②過去5年
の最大年間流出量を基準日の残高から差し引いた残高、又は③基
準日の残高の50%相当額のうち最小の額として定義しており、基
準日の 0.5 年後、1.5 年後、2.5 年後、3.5 年後、4.5 年後に均等額
で配分しています(平均2.5年)。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、原則として金利変化に対す
る感応度を簡便法により認識し、金利リスクを算定しています。
預貸金等にかかる期限前解約リスクについては原則として考慮せ
ず、契約上の満期を基礎として金利リスクを算定しています。
連結の範囲に関する事項(第4条第2項第1号)
イ 自己資本比率告示第26条に規定する連結自己資本比率を算出
する対象となる会社の集団(以下「連結グループ」という。
)
に属する会社と連結財務諸表規則に基づき連結の範囲に含まれ
る会社との相違点
相違点はありません。
ロ 連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会
社の名称及び主要な業務の内容
当行の連結子会社は9社です。
名 称
主要な業務の内容
株式会社百五ディーシーカード
クレジットカード業務、ローン業務、
信用保証業務
百五リース株式会社
事務用機器その他各種動産のリース業
務、不動産を対象としたファイナンス
リース業務、ベンチャーキャピタル業
務、割賦販売業務
株式会社百五経済研究所
経営コンサルティング業務(経営診断、
、調
賃金人事制度、ISO認証取得支援)
査業務(受託調査、経済・産業調査)
、
各種経営情報の発信、ビジネスマッチ
ング、セミナー・研修の開催、講師派遣
百五コンピュータソフト株式会社
コンピュータシステム企画・設計・開発業
務、ハード・汎用ソフトウェアの販売業務、
パソコン教育サービス、エレクトロニック
バンキングサービス、代金回収・コンビニ
収納サービス
百五ビジネスサービス株式会社
当行の現金整理業務、現金自動設備の
保守業務
百五管理サービス株式会社
当行の文書・帳簿等保管・管理業務、
帳票・物品類の受発注業務
百五不動産調査株式会社
当行の担保不動産の現地調査・評価業
務、債権書類の集中保管業務
百五オフィスサービス株式会社
当行の手形等の集中保管・管理業務、
内国為替等の帳票精査・整理業務
百五スタッフサービス株式会社
人材派遣業務、教育・研修業務、給与
計算・労務管理業務
ハ 自己資本比率告示第32条が適用される金融業務を営む関連法
人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び
主要な業務の内容
該当ありません。
ニ 自己資本比率告示第 31 条第 1 項第 2 号イからハまでに掲げる
控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及び
主要な業務の内容
該当ありません。
ホ 銀行法第16条の2第1項第11号に掲げる会社のうち従属業務
を専ら営むもの又は同項第12号に掲げる会社であって、連結
グループに属していない会社の数並びに主要な会社の名称及
び主要な業務の内容
該当ありません。
ヘ 連結グループ内の資金及び自己資本の移動にかかる制限等の概
要
制限等はありません。
自己資本調達手段の概要(第4条第2項第2号)
自己資本調達手段
自己資本調達手段
概要
普通株式(258百万株)
完全議決権株式
期限付劣後債務
劣後特約付借入金
(10,000百万円)
劣後特約付社債
(25,000百万円)
ステップアップ金利特約付
期間10年(期日一括返済・償還)
但し、5年目以降等に、金融庁の
承認を条件に期限前返済・償還が
可能
連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
(第4条第2項第3号)
当行グループでは、当行における統合リスク管理を基本に、複
数の視点から自己資本充実度を評価しています。連結子会社のリ
スクは自己資本に比して限定的と見積もっており、連結グループ
の自己資本充実度は単体同様に懸念がないと評価しています。
また、自己資本の充実度に関する評価に加え、連結自己資本比
率、連結TierⅠ比率を基準として、規制資本の視点から自己資本
充実度を評価しています。
なお、連結自己資本比率、連結TierⅠ比率は、「自己資本の構成
に関する事項」に記載しています。
信用リスクに関する事項(第4条第2項第4号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
(リスク管理の方針等)
当行では、信用リスク管理に関する基本的な方針として「信用
リスク管理方針」及び「百五銀行クレジットポリシー」を制定し、
資産の健全性を維持し、信用リスク量を適正な水準にコントロー
ルするとともに、リスクに見合った収益を確保するため、信用リ
スク管理体制を整備しています。また、与信業務を行っている
百五リース株式会社及び株式会社百五ディーシーカードについて
も、当行と同様に信用リスク管理に関する規定等を制定し、信用
リスク管理体制を整備するとともに、法令に抵触しない範囲で、
当行と一体として信用リスク管理を行っています。
与信先又は与信案件の信用リスクを統一的な尺度により評価す
る「信用格付制度」、及び保有するすべての資産を個別に検討し
回収の危険性又は価値の毀損の危険性の度合を区分する「自己査
定制度」を通じて、信用リスクを適切に評価・管理する枠組みを
構築しています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードについても、「信用格付制度」の構築に取り組
むなど、信用リスク管理の高度化を図っています。
与信ポートフォリオ管理の観点から、特定の企業や企業グルー
プに与信が集中しないように管理するとともに、業種別・地域
別・信用格付別・与信額別などの分布状況を把握し、与信の分散
に努めています。
また、当行では、デフォルト確率等に基づき統計的な手法によ
り信用リスクを計測する「信用リスク計量化」に取り組んでいま
す。計測した信用リスク量については、統合リスク管理の枠組み
において限度枠管理を行うとともに、経営陣によるリスク管理委
員会等に定期的に報告しています。
ディスクロージャー誌 2009 107
自己資本の充実の状況等(連結)
(連結自己資本比率を算出する銀行における事業年度の開示項目)
資料編
自己資本の充実の状況等(連結)(平成20年度)
(リスクの計測)
当行における信用リスクの計測手法の概要は次のとおりです。
① 保有期間:1年
② 信頼区間:99%
③ デフォルト確率:当行実績値等に基づくデフォルト確率
④ デフォルト相関:帝国データバンクの統計値から推計
⑤ デフォルト時損失率:保全状況に応じて設定
⑥ 計測方法:モンテカルロ・シミュレーション法等
(貸倒引当金の計上基準)
当行の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準により、次
のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者に係る債権につい
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額を計上しています。また、現在は経営
破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のう
ち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上し
ています。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署
が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定
結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っ
ています。
連結子会社の貸倒引当金は、予め制定した償却・引当基準によ
り、当行と同じ方法により計上しています。
(信用リスク・アセット額の計測手法)
信用リスク・アセット額の算出には、「標準的手法」を使用し
ています。
ロ 標準的手法が適用されるポートフォリオについての事項
(1) リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
(2) エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使
用する適格格付機関等の名称
リスク・ウェイトの判定においては、内部管理との整合性を考
慮し、エクスポージャーの種類ごとに、次の適格格付機関を採用
しています。
a. 中央政府及び中央銀行向けエクスポージャー、中央政府の格付
によりリスク・ウェイトを判定するエクスポージャー(我が国
の地方公共団体向けエクスポージャー、外国の中央政府等以外
の公共部門向けエクスポージャー、地方公営企業等金融機構向
けエクスポージャー、我が国の政府関係機関向けエクスポージ
ャー、地方三公社向けエクスポージャー、金融機関向けエクス
ポージャー、第一種金融商品取引業者向けエクスポージャー)、
国際開発銀行向けエクスポージャー
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシ
ズ(S&P)
108 THE HYAKUGO BANK, LTD.
b. 法人等向けエクスポージャー
(ア) 国内の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
(イ) 海外の法人等の場合
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービ
シズ(S&P)
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
手続の概要(第4条第2項第5号)
(リスク管理の方針等)
信用リスク削減手法とは、当行グループが抱える信用リスクを
軽減するための措置であり、担保、保証、貸出金と自行預金の相
殺などが該当します。当行では、主に、自行預金、有価証券、手
形、不動産などの担保や、信用保証協会、地方公共団体、優良な
保証会社などの保証を取得することにより、信用リスクの軽減を
図っています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードでは、不動産担保を取得しています。
当行では、「担保・保証管理規則」及び「不動産担保評価規則」
を制定し、担保価値を認識する適格担保の要件、保証効果を認識
する適格保証の要件、担保・保証の取扱基準、貸出割合、不動産
担保の評価方法を定め、担保・保証の適切な取得、評価、管理に
努めています。また、百五リース株式会社及び株式会社百五
ディーシーカードにおいても、不動産担保評価方法を定め適切な
担保管理を行っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出における信用リスク削減
手法としては、適格金融資産担保、適格保証、貸出金と自行預金
の相殺の効果を勘案しています。また、適格金融資産担保の勘案
方法は、「包括的手法」を使用しています。
(担保の評価方法)
当行の内部管理における担保の評価方法は次のとおりです。
① 金融資産担保のうち預金等…預金額により評価する
② 金融資産担保のうち手形を除く有価証券…時価により評価
する
③ 債権担保(手形)…額面により評価する
④ 土地…公示価格等の公的価格を基準として評価する
⑤ 建物…間接原価法により得られる再調達価格により評価す
る
⑥ 機械器具…償却残存額により評価する
⑦ 船舶…償却残存額により評価する
(金融資産担保)
金融資産担保のうち有価証券(債券、上場株式)については、
定期的に時価評価を行い、担保価格が不足する場合又は不足する
おそれがある場合には、必要に応じて増担保もしくは内入金を徴
するなど適切な処置を取っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、自行預金、
債券(一定の条件を満たすもの)、上場株式を適格金融資産担保
として取り扱っています。
(不動産担保)
不動産担保については、年一回以上の頻度で不動産の担保価値
資料編
(保証)
保証人の信用度の評価については、毎年決算書等を徴求のう
え、当行所定の格付基準に基づき格付・自己査定を行っており、
相応の信用力を有していることを確認しています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、中央政府、
地方公共団体、地方公営企業等金融機構、政府関係機関、金融機
関、第一種金融商品取引業者、事業法人(外部格付が一定以上の
先)による保証を適格保証として取り扱っています。
(貸出金と自行預金の相殺)
貸出金と自行預金の相殺については、定期預金の適切な期日管
理を行うとともに、コンピュータシステムにより貸出金及び預金
の残高を随時把握することにより管理しています。また、回収の
実務においては、経済合理性の面から検討を行い適当と判断され
た場合に、所定の手続により貸出金と自行預金の相殺による回収
を図っています。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、貸出金(商
業手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越)と担保登録のない定期
預金を相殺の対象としています。
(信用集中リスク)
有価証券担保のうち債券担保については、ほとんどが国債担保
です。また、上場株式担保についても、与信全体に占める有価証
券担保貸出の割合が小さく、信用リスク削減手法におけるリスク
の集中は特に認められません。
保証については、一保証会社から当行が受ける保証の総額の限
度を定め管理しています。
(派生商品取引等)
派生商品取引及びレポ取引については、信用リスク削減の観点
から必要に応じて相対ネッティング契約を締結しています。派生
商品取引のなかで対象となる取引の範囲は、金利スワップ、通貨
スワップ等です。
なお、信用リスク・アセット額の算出においては、相対ネッティ
ング契約の効果を勘案していません。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス
クに関するリスク管理の方針及び手続の概要
(第4条第2項第6号)
(リスク管理の方針等)
当行グループでは、派生商品取引を主として自己のALMポジ
ションのヘッジ手段として利用するほか、顧客の財務ニーズに応
えるため、顧客との取引を行っています。
当行の派生商品取引にかかる取引相手の信用リスクに関して
は、オンバランス取引と合算し、オン・オフ一体で管理していま
す。なお、派生商品取引の信用リスク算出に当たっては、カレン
ト・エクスポージャー方式を使用しています。
また、有価証券等の決済に関しては、原則として約定日から3
営業日目を受渡日とし、長期決済期間取引にかかる信用リスクが
発生しない業務運営を行っています。例外的にファンド(投資信
託等)の解約時に 5営業日を超える場合がありますが、取引相手
はクレジットライン先等の信用力の高い先に限られています。
(与信限度枠等)
金融機関向けの与信方針については、「クレジットライン規則」
にて定めています。内部格付及び外部格付等を参照して金融機関
のランク付を行い、原則として各ランク別に設けられたクレジッ
トライン額を与信額の上限としています。クレジットラインは毎
年3月末に更改するとともに、業況の変化等による信用力の悪化
等がある場合には、その都度見直しを行います。また、百五リー
ス株式会社においては、取引相手を優良な金融機関に限定して、
ヘッジ取引を行っています。
顧客向けの与信については、通常の貸出と同様の与信審査を
行っています。
また、「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、派生商品取引
を含めた信用リスク量を計測し、限度枠管理を行っています。
( CSA契約等)
一部の相手先とは、ISDA CREDIT SUPPORT ANNEX(CSA
契約)を締結しています。当行の信用力悪化等により格付が低下
した場合、CSA契約における無担保与信枠が減額されるという影
響があります。なお、派生商品取引に係る保全や引当の算定は
行っていません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第4条第2項第7号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行グループは、主に投資家として証券化取引に対する投融資
を行っています。また、当行の非連結子会社である有限会社フロ
ンティア・アセット・コーポレーションが顧客の手形債権等を購
入する金銭債権流動化プログラムにおいて、スポンサー及び投資
家として関与していますが、スポンサーとしてのエクスポージ
ャーは保有していません。
なお、百五リース株式会社において、保有するリース債権の流
動化に取り組んでおりますが、当該取引には優先劣後構造がない
ため、自己資本比率算定上の証券化エクスポージャーには該当し
ません。
当行が保有する証券化取引は、シニア又はメザニンの証券化取
引であり、信用リスクならびに金利リスクを有しています。これ
は、貸出金や有価証券等の取引により発生するものと基本的に変
わるものではありません。
当行の証券化取引に対する投資は、半期毎に作成する「資金運
用戦略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っています。信
用リスクの管理については、外部格付、裏付資産の状況、トリ
ガー条件の抵触状況等を調査し、モニタリングを行っています。
証券化取引に対する融資は、一般貸出と同様の決裁権限による
与信審査を行っています。与信審査にあたっては、外部格付、オ
リジネーター、信用補完状況、優先劣後構造、アレンジャーや
サービサーの信用リスクなどを考慮しています。また、与信取組
後は、当行所定の格付基準に基づき、格付・自己査定を行い管理
しています。
また、証券化取引の信用リスクについては、通常の与信と同様
に「信用リスク計量化」の枠組みのなかで、信用リスク量を計測
し、経営陣によるリスク管理委員会等に定期的に報告していま
す。
ディスクロージャー誌 2009 109
自己資本の充実の状況等(連結)
を評価するとともに、担保物権の所有権の移転又は賃借権、質
権、抵当権などの設定や不動産の現形の変更などに注意し、債権
の保全に影響をおよぼす場合には必要に応じて適切な処置を取っ
ています。
ロ 証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの
額の算出に使用する方式の名称
証券化エクスポージャーの信用リスク・アセット額の算出に
は、「標準的手法」を使用しています。
原則として、適格格付機関の付与する外部格付に基づき信用リ
スク・アセット額を算出していますが、一部の無格付の証券化エ
クスポージャーについては、平成18年金融庁告示第19号第249条
第7項を適用しています。
ハ 証券化取引に関する会計方針
オリジネーターとしての証券化取引は該当ありません。
また、証券化エクスポージャーへの投資については、有価証券
および貸出金の会計方針に従って処理しています。
ニ 証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判
定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定において
は、内部管理との整合性を考慮し、次の適格格付機関を採用して
います。
① 株式会社格付投資情報センター(R&I)
② 株式会社日本格付研究所(JCR)
③ ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’
s)
④ スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ
(S&P)
オペレーショナル・リスクに関する事項(第4条第2項第9号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行では、適切なオペレーショナル・リスク管理により健全な
業務運営を行い、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評
価し、組織横断的にリスクを削減するための方策を企画・実施す
ることを、オペレーショナル・リスク管理の基本方針としています。
当行では、グループ全体のオペレーショナル・リスクを、①
事務リスク、② システムリスク、③ 情報資産リスク、④ 倫理・
法務リスク、⑤ 人的リスク、⑥ 有形資産リスク、⑦ その他のオ
ペレーショナル・リスク、⑧ 風評リスクの8つに区分し、それぞ
れのリスクを各リスク主管部署が専門的な立場から管理するとと
もに、オペレーショナル・リスク統括部署が全体を一元的に把
握・管理しています。また、リスクの発生状況や対応策等につい
ては、原則月次で開催するオペレーショナル・リスク管理委員会
において組織横断的に協議し、対応方針等を含め、経営陣による
リスク管理委員会等に定期的に報告しています。
このような方針・体制のもと、当行では、定性的な管理と定量
的な管理の両面からリスク管理に取り組んでいます。また、顕在
リスクへの対応だけでなく、潜在リスクへの予防的なリスク削減
活動にも努めています。
具体的には、リスクシナリオ(将来発生する可能性のあるリス
ク事象を予見すること)を含めたCSA(コントロールの自己評価)
を実施し、オペレーショナル・リスクを包括的に把握・評価・計
測・分析し、リスク削減策を講じています。そのうえでリスク削
減策実施後の効果検証を行うことにより、着実にリスクを極小化
する仕組みとしています。
オペレーショナル・リスクの計量化については、自己資本比率
規制における粗利益配分手法に準拠してリスク量を計測し、統合
リスク管理の枠組みのもと、市場リスク及び信用リスクとともに
110 THE HYAKUGO BANK, LTD.
管理しています。また、先進的計測手法に対応できる水準の充足
を目標として、統計的手法を用いた計量モデルを構築し、実態リ
スク量の削減活動に取り組んでいます。
ロ オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出
にあたっては、平成18年金融庁告示第19号「銀行法第14条の2の
規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充
実の状況が適切であるかどうかを判断するための基準」に定める
「粗利益配分手法」を採用しています。
銀行勘定における出資等に関するリスク管理の方針
及び手続の概要(第4条第2項第10号)
(リスク管理の方針等)
当行では、リスク・コントロールを行いながら収益を獲得する
ことを目的として、債券、株式、外部委託など、リスク分散効果
を活かしたポートフォリオを構築しています。また、百五リース
株式会社及び株式会社百五ディーシーカードにおいて、政策投資
を目的とした株式等を限定的に保有し、他の連結子会社において
はグループ内の会社の株式を保有しています。
当行の株式等に対する投資は、半期毎に作成する「資金運用戦
略及び計数計画」に定める運用方針に則り行っており、「市場取
引規定」において株式投資の限度額を定めています。
また、株式等の価格変動リスク(株価リスク)の管理につい
ては、統一的なリスク指標であるVaRにより計量化を行うととも
に、統合リスク管理の枠組みにおいて株価リスクの限度枠及びア
ラームポイントを設定・管理し、経営陣によるリスク管理委員会
等に定期的に報告しています。
(リスクの計測)
当行における株価リスク(VaR)の計測手法の概要は次のとお
りです。
① 保有期間:純投資株式は3ヶ月、政策投資株式は6ヶ月
② 信頼区間:99%
③ 観測区間:3年
④ 計測方法:ヒストリカル・シミュレーション法
政策投資株式のVaRは個別銘柄毎に計測し、VaR相当の損失発
生時に評価損となる銘柄にかかる当該評価損の合計額をリスク量
としています。
なお、時価がなくVaRの計測ができない匿名組合出資等につい
ては、保有簿価金額の 100 %をリスク量として認識しています。
また、非上場株式については、「信用リスク計量化」の枠組みの
なかで、信用リスク量を計測しています。
(株式等の評価方法)
株式等の評価については、その他有価証券のうち時価のあるも
のについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主
として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動
平均法による原価法又は償却原価法により行っています。なお、
その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により
処理しています。
資料編
(第4条第2項第11号)
イ リスク管理の方針及び手続の概要
当行は、適切なリスク管理態勢を構築し、経営の健全性・適切
性を堅持しつつ、安定的な収益を確保することをリスク管理の基
本方針としており、ALMの一環として、株価リスクなど他の市場
リスクとともに、銀行勘定における金利リスクを把握・管理して
います。
連結子会社では、主に株式会社百五ディーシーカード及び百五
リース株式会社が金利感応性を有する資産・負債等を有してお
り、両社では、新規取得債権と新規借入との期間の近似を図るな
ど、業務運営において、金利リスクを適切に管理しています。
当行では、金利リスクの計量はVaR及び50BPV等のリスク指標
により行っています。そのうえで、預貸金等及び円貨・外貨保有
債券等の各VaRについて、統合リスク管理の枠組みにおいて、株
価リスクなど他の市場リスク、信用リスク及びオペレーショナ
ル・リスクとともにリスク量に限度枠を設定・管理することによ
り、リスクを経営体力に照らして適切な水準にコントロールして
います。
また、VaRによる管理の適切性を確保するため、計量モデルの
妥当性を検証するためのバックテスト、想定を超える市場変動に
よる影響を評価するためのストレステストを他の市場リスクとと
もに定期的に実施しているほか、VaRを補完するため、50BPV等
のリスク指標を併せてモニタリングしています。保有債券等にか
かる金利リスク量については、他の市場取引にかかるリスク量と
ともに日次で把握・管理し、預貸金等にかかる金利リスク量につ
いては、月次で把握・管理しています。
計量された金利リスクは、原則月次で開催する経営陣によるリ
スク管理委員会等に報告しています。委員会は、金利リスクを含
めた各種リスクの状況をモニタリングするとともに、その管理・
運営における重要事項を審議しています。
ロ 連結グループが内部管理上使用した銀行勘定における金利リス
クの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスクは、当行の預貸金等、円貨・外貨保有債
券等及び連結子会社の保有債券を計量の対象とし、保有期間3カ
月、観測期間3年、信頼区間99%でヒストリカル・シミュレーシ
ョン法により計測されるVaR(この場合、過去 3 年間の市場変動
に基づき推計した、向後3カ月内に99%の確率の範囲内でポート
フォリオに生じ得る経済価値減少額)をリスク量として、保有債
券等(円貨建・外貨建の各々)については日次で、預貸金等につ
いては月次で算定しています。
なお、いわゆるコア預金については、円貨流動性預金(当座預
金、決済用を含む普通預金、貯蓄預金、通知預金、別段預金、納
税準備預金)の合計にかかる、①過去5年の最低残高、②過去5年
の最大年間流出量を基準日の残高から差し引いた残高、又は③基
準日の残高の50%相当額のうち最小の額として定義しており、基
準日の 0.5 年後、1.5 年後、2.5 年後、3.5 年後、4.5 年後に均等額
で配分しています(平均2.5年)。
また、保有債券等にかかる期限前償還リスク等については、仕
組債のオプション性リスクについて、原則として金利変化に対す
る感応度を簡便法により認識し、金利リスクを算定しています。
預貸金等にかかる期限前解約リスクについては原則として考慮せ
ず、契約上の満期を基礎として金利リスクを算定しています。
ディスクロージャー誌 2009 111
自己資本の充実の状況等(連結)
銀行勘定における金利リスクに関する事項
自己資本比率告示第31条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社のうち、規制上の所要自己
資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額(第4条第3項第1号)
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
自己資本の構成に関する事項(第4条第3項第2号)、自己資本の充実度に関する事項(第4条第3項第3号)
自己資本の構成と連結自己資本比率
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
項 目
基 本 的
(Tier 1)
項
目
資本金
うち非累積的永久優先株
新株式申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式(△)
自己株式申込証拠金
社外流出予定額(△)
その他有価証券の評価差損(△)
為替換算調整勘定
新株予約権
連結子法人等の少数株主持分
うち海外特別目的会社の発行する優先出資証券
営業権相当額(△)
のれん相当額(△)
企業結合等により計上される無形固定資産相当額(△)
証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△)
繰延税金資産の控除前の〔基本的項目〕計(上記各項目の合計額)
繰延税金資産の控除金額(△)
計
(A)
うちステップ・アップ金利条項付の優先出資証券(注1)
補 完 的 項 目
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
(Tier 2)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
うち永久劣後債務(注2)
うち期限付劣後債務及び期限付優先株(注3)
計
うち自己資本への算入額
(B)
控
除
項
目
控除項目(注4)
(C)
自 己 資 本 額
(A)+(B)-(C)
(D)
リスク・アセット等
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
信用リスク・アセットの額
(E)
オペレーショナル・リスク相当額に係る額((G)/8%)
(F)
(参考)オペレーショナル・リスク相当額
(G)
計(E)+(F)
(H)
連結自己資本比率(国内基準)= D/H×100
Tier 1 比率= A/H×100
連結総所要自己資本額=H×4%
平成19年度
平成20年度
20,000
20,000
7,605
151,364
457
7,592
153,085
652
1,057
1,045
5,559
6,293
183,014
185,273
3,667
10,846
37,000
3,667
10,305
35,000
37,000
51,514
51,514
453
234,075
1,879,379
78,355
1,957,735
119,465
9,557
2,077,200
11.26%
8.81%
83,088
35,000
48,972
48,972
2,534
231,712
1,931,664
62,267
1,993,931
112,711
9,016
2,106,642
10.99%
8.79%
84,265
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(注) 1.告示第28条第2項に掲げるもの、すなわち、ステップ・アップ金利等の特約を付すなど償還を行う蓋然性を有する株式等(海外特別目的会社の発行する優先出資証券を含む。)であります。
2.告示第29条第1項第3号に掲げる負債性資本調達手段で次に掲げる性質のすべてを有するものであります。
(1)無担保で、かつ、他の債務に劣後する払込済のものであること
(2)一定の場合を除き、償還されないものであること
(3)業務を継続しながら損失の補てんに充当されるものであること
(4)利払い義務の延期が認められるものであること
3.告示第29条第1項第4号及び第5号に掲げるものであります。ただし、期限付劣後債務は契約時における償還期間が5年を超えるものに限られております。
4.告示第31条第1項第1号から第6号に掲げるものであり、他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額、及び第2号に規定するものに対する投資に相当する額が含まれております。
112 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
自己資本の充実度に関する事項(第4条第3項第3号)
(単位:百万円)
項 目
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府等以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公営企業等金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
3か月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社産業再生機構による保証付
出資等
上記以外
証券化(オリジネーターの場合)
証券化(オリジネーター以外の場合)
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
合 計
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
所要自己資本額
平成19年度
平成20年度
—
—
—
—
80
80
341
51
6,748
38,062
10,315
3,589
6,908
316
28
261
53
6,263
40,431
12,677
2,612
8,003
311
643
439
2,564
3,087
2,154
2,460
1,685
1,232
75,628
3,562
460
79,800
—
—
—
—
—
—
—
—
オフ・バランス項目
—
—
—
—
—
—
—
(単位:百万円)
項 目
任意の時期に無条件で取消可能又は自動的に取消可能なコミットメント
原契約期間が1年以下のコミットメント
短期の貿易関連偶発債務
特定の取引に係る偶発債務
(うち経過措置を適用する元本補てん信託契約)
5. NIF又はRUF
6. 原契約期間が1年超のコミットメント
7. 内部格付手法におけるコミットメント
8. 信用供与に直接的に代替する偶発債務
(うち借入金の保証)
(うち有価証券の保証)
(うち手形引受)
(うち経過措置を適用しない元本補てん信託契約)
(うちクレジット・デリバティブのプロテクション提供)
9. 買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除後)
買戻条件付資産売却又は求償権付資産売却等(控除前)
控除額(△)
10. 先物購入、先渡預金、部分払込株式又は部分払込債券
11. 有価証券の貸付、現金若しくは有価証券による担保の提供又は有価証券の買戻条件付売却若しくは売戻条件付購入
12. 派生商品取引
(1) 外為関連取引
(2) 金利関連取引
(3) 金関連取引
(4) 株式関連取引
(5) 貴金属(金を除く)関連取引
(6) その他のコモディティ関連取引
(7) クレジット・デリバティブ取引(カウンター・パーティー・リスク)
一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果(△)
13. 長期決済期間取引
14. 未決済取引
15. 証券化エクスポージャーに係る適格流動性補完及び適格なサービサー・キャッシュ・アドバンス
16. 上記以外のオフ・バランスの証券化エクスポージャー
合 計
オン・バランス項目とオフ・バランス項目の合計
1.
2.
3.
4.
所要自己資本額
平成19年度
平成20年度
—
—
115
5
95
123
2
94
450
434
1,485
1,039
1,509
902
—
—
—
—
0
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
0
—
—
—
—
—
—
718
263
241
21
63
261
237
24
3,134
78,762
2,490
82,291
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
(注)所要自己資本額とは、信用リスク・アセット額に4%を乗じた額に自己資本控除額を加えた額です。
ディスクロージャー誌 2009 113
自己資本の充実の状況等(連結)
イ 信用リスクに対する所要自己資本の額
オン・バランス項目
自己資本の充実度に関する事項(第4条第3項第3号)
ホ オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額及びこのうち当行グループが使用する手法ごとの額
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本
4,778
4,508
うち基礎的手法
4,778
—
—
4,508
うち粗利益配分手法
(注)オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本額は、告示の定めにより「オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額」に、国内基準行として4%を乗じて得た額を記載しております。
信用リスクに関する事項(第4条第3項第4号)
イ、ロ 信用リスクに関するエクスポージャーの期末残高(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(平成19年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金等
債券等
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
派生商品取引
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
国
内
計
3,755,743
2,278,495
1,144,130
200,411
9,117
123,588
国
外
計
176,398
27
155,133
18,735
2,501
—
計
3,932,142
2,278,523
1,299,264
219,147
11,618
123,588
業
419,834
393,151
10,332
14,511
1,838
—
地
域
別
製
合
造
農
業
3,989
3,935
—
54
—
—
林
業
3,831
3,827
—
4
—
—
漁
業
3,841
3,827
—
12
1
—
鉱
業
5,382
5,369
—
12
—
—
業
114,937
107,737
1,899
5,298
1
—
電気・ガス・熱供給・水道業
33,511
30,371
2,169
971
—
—
建
情
設
報
通
運
信
輸
卸
売
金
融
・
小
売
・
保
険
業
21,108
19,343
250
1,514
—
—
業
165,858
107,362
56,695
1,782
17
—
業
312,923
303,297
2,868
3,998
2,758
—
業
909,048
93,828
645,968
162,360
6,890
—
業
188,611
172,190
15,525
787
108
—
各 種 サ ー ビ ス 業
317,669
278,508
12,362
26,797
1
—
国 ・ 地 方 公 共 団 体
738,906
193,794
544,097
1,015
—
—
不
動
そ
業
産
の
種
別
以
他
692,684
561,978
7,093
24
—
123,588
計
3,932,142
2,278,523
1,299,264
219,147
11,618
123,588
下
733,646
316,182
316,319
100,137
1,007
—
1 年 超 3 年 以 下
632,255
281,860
341,434
7,267
1,693
—
3 年 超 5 年 以 下
618,796
344,950
268,814
2,334
2,696
—
5 年 超 7 年 以 下
247,941
119,021
122,684
3,039
3,196
—
7 年 超 10 年 以 下
277,256
143,878
129,483
1,339
2,555
—
年
1
年
合
超
712,515
649,089
40,061
22,893
470
—
期間の定めのないもの
709,729
423,540
80,465
82,135
—
123,588
残 存 期 間 別 合 計
3,932,142
2,278,523
1,299,264
219,147
11,618
123,588
10
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」 に相当するエクスポージャーの期末残高 21,038百万円
114 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
(平成20年度)
種類別、地域別、業種別、残存期間別
(単位:百万円)
国
内
国
地
計
外
域
別
製
合
造
3,908,770
派生商品取引
以外のオフ・
バランス取引
貸出金等
債券等
2,492,614
1,156,038
143,915
派生商品取引
9,972
その他(左記の
いずれにも該当
しない資産)
106,229
計
121,233
1
119,204
—
2,027
—
計
4,030,004
2,492,615
1,275,243
143,915
12,000
106,229
業
520,487
484,994
11,618
21,652
2,221
—
農
業
3,497
3,451
—
45
—
—
林
業
3,610
3,605
—
4
—
—
漁
業
4,397
4,386
—
9
1
—
鉱
業
3,694
3,681
—
12
—
—
業
132,397
125,146
4,405
2,844
0
—
電気・ガス・熱供給・水道業
35,409
32,717
1,916
775
—
—
建
情
設
報
通
運
信
輸
業
22,535
20,529
250
1,755
—
—
業
187,773
117,092
68,425
2,240
15
—
卸
売
・
小
売
業
330,231
321,590
2,125
4,024
2,492
—
金
融
・
保
険
業
745,987
105,572
547,614
85,629
7,171
—
業
204,055
184,498
18,934
526
96
—
各 種 サ ー ビ ス 業
329,717
295,920
10,354
23,441
0
—
国 ・ 地 方 公 共 団 体
780,497
219,118
560,428
950
—
—
そ
他
725,710
570,308
49,169
3
—
106,229
計
4,030,004
2,492,615
1,275,243
143,915
12,000
106,229
不
業
動
産
の
種
別
下
574,812
278,443
268,650
27,497
221
—
1 年 超 3 年 以 下
650,194
331,215
308,904
8,243
1,830
—
3 年 超 5 年 以 下
665,761
368,660
292,350
2,120
2,629
—
5 年 超 7 年 以 下
309,567
164,471
137,903
2,956
4,236
—
7 年 超 10 年 以 下
362,332
200,506
158,678
637
2,510
—
年
775,599
706,651
48,487
19,888
572
—
1
10
年
合
以
超
期間の定めのないもの
691,736
442,667
60,267
82,572
—
106,229
残 存 期 間 別 合 計
4,030,004
2,492,615
1,275,243
143,915
12,000
106,229
【参考】「複数の資産を裏付とする資産」 に相当するエクスポージャーの期末残高 8,318百万円
ディスクロージャー誌 2009 115
自己資本の充実の状況等(連結)
信用リスクエクスポージャー期末残高
ハ 3か月以上延滞エクスポージャーの期末残高
種類別、地域別、業種別
(単位:百万円)
貸出等
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
平成19年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
9,586
貸出等
平成20年度
派生商品取引以外の
オフ・バランス取引
—
—
0
13,225
90
9,586
2,932
0
80
176
0
13,225
1,855
90
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
1,220
—
113
353
506
14
1,535
1,083
36
104
36
1,283
62
—
—
—
—
368
357
1,236
12
4,294
1,964
25
1,674
13,225
90
0
1,569
9,586
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2
—
—
—
0
—
—
(注)「3か月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞しているエクスポージャー又は引当金勘案前でリスク・ウェイトが150%であるエクスポージャーです。
ニ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金、特定海外債権引当勘定の期末残高及び期中増減額
期首残高
一 般 貸 倒 引 当 金
個 別 貸 倒 引 当 金
特定海外債権引当勘定
10,940
18,603
—
平成19年度
当期増加額 当期減少額
—
93
6,987
—
8,960
—
(単位:百万円)
期末残高
期首残高
10,846
16,630
10,846
16,630
—
—
平成20年度
当期増加額 当期減少額
—
541
10,023
—
6,974
—
個別貸倒引当金の地域別、業種別内訳
116 THE HYAKUGO BANK, LTD.
10,305
19,678
—
(単位:百万円)
期首残高
国
内
計
国
外
計
地
域
別
合
計
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
業
種
別
合
計
期末残高
平成19年度
当期増加額 当期減少額
平成20年度
当期増加額 当期減少額
期末残高
期首残高
18,603
6,987
8,960
16,630
16,630
10,023
6,974
19,678
18,603
4,217
59
72
362
6,987
1,779
8,960
2,277
41
36
95
16,630
3,718
17
76
303
7
3,202
10,023
2,704
18
0
92
745
6,974
1,233
2
14
132
7
1,405
19,678
5,189
33
61
262
2,590
16,630
3,718
17
76
303
7
3,202
—
—
—
—
—
—
—
—
期末残高
—
4,893
39
36
7
899
201
471
3,710
12
922
2,563
418
161
1,314
13
313
872
139
220
1,290
2
162
1,165
480
413
3,733
23
1,073
2,269
480
413
3,733
23
1,073
2,269
254
33
1,663
0
2,333
1,170
421
181
1,221
6
229
996
313
265
4,176
17
3,177
2,444
1,117
18,603
1,131
6,987
938
8,960
1,309
16,630
1,309
16,630
1,006
10,023
1,121
6,974
1,195
19,678
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
2,541
—
—
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
国 ・ 地 方 公 共 団 体
そ
の
他
合
計
貸出金償却額
—
—
—
—
—
—
—
—
—
構成比(%)
—
—
—
—
—
—
—
—
—
貸出金償却額
100.00
100.00
0
0.15
129
99.85
—
—
129
100.00
86
—
—
—
—
構成比(%)
86
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
平成20年度
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
ヘ リスク・ウェイトの区分ごとの信用リスク削減手法の効果を勘案した後の残高並びに自己資本比率告示の規定により資本控除した額
オン・バランス項目(出資等、証券化エクスポージャー、複数の資産を裏付とする資産を除く)
(単位:百万円)
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成19年度
平成20年度
外部格付あり
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
自
合
己
資
本
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
控
除
計
316
87,420
1,986
951,459
247,432
9,142
256,390
593
338,430
1,130,929
2,152
—
—
—
—
—
644,945
2,936,531
647,155
—
405,930
—
149,291
—
—
—
4,000
—
335,625
—
204,137
—
103,392
オフ・バランス項目
自
合
己
資
本
1,111,156
182,528
7,741
186,641
1,246
417,404
1,149,343
3,686
—
—
3,059,748
(単位:百万円)
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
控
除
計
外部格付あり
—
—
86,216
—
1,952
—
エクスポージャーの額(信用リスク削減手法の効果勘案後)
平成19年度
平成20年度
外部格付なし
外部格付あり
外部格付なし
81,337
—
81,768
—
—
—
—
13,238
—
—
—
—
—
3,119
0
987
—
964
727
—
—
—
88,895
55,579
—
—
—
137,904
1,143
—
—
—
17,501
55,190
73
—
—
137,997
(注)「外部格付あり」 とは、外部格付を使用してリスク・ウェイトを判定したエクスポージャーです。
ディスクロージャー誌 2009 117
自己資本の充実の状況等(連結)
業種別
(単位:百万円)
平成19年度
資料編
ホ 業種別又は取引相手の別の貸出金償却の額
信用リスク削減手法に関する事項(第4条第3項第5号)
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
平成19年度
現
金
及
び
自
行
預
金
平成20年度
8,810
金
23,085
—
—
式
40,000
11,032
70,000
8,635
託
—
—
適 格 金 融 資 産 担 保 合 計
59,843
337,610
101,721
379,168
適
格
適
債
格
適
格
株
投
適
券
資
格
信
保
証
適格クレジット・デリバティブ
—
—
適格保証、適格クレジット・デリバティブ合計
337,610
27,546
379,168
30,394
貸 出 金 と 自 行 預 金 の 相 殺
(注)信用リスク削減手法の効果が勘案された部分に限定しています。
派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(第4条第3項第6号)
イ 与信相当額の算出に用いる方式
平成19年度、平成20年度とも先渡、スワップ、オプションその他の派生商品取引及び長期決済期間取引の与信相当額はカレントエクス
ポージャー方式にて算出しています。
ロ グロス再構築コストの額(零を下回らないものに限る)の合計額
平成19年度1,685百万円、平成20年度829百万円
ハ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額(派生商品取引にあっては、取引の区分ごとの与信相当額を含む)
(単位:百万円)
与信相当額
種類及び取引の区分
派
生
外
商
国
金
為
利
金
品
替
関
株
関
関
式
取
連
連
連
関
平成19年度
取
取
取
連
取
引
引
9,630
1,988
9,572
2,427
引
—
—
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
長
平成20年度
引
—
—
—
—
その他のコモディティ関連取引
—
—
クレジット・デリバティブ
—
—
引
—
—
計
11,618
12,000
期
決
済
期
間
取
合
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ニ ロに掲げる合計額及びグロスのアドオンの合計額からハに掲げる額を差し引いた額
平成19年度̶百万円、平成20年度̶百万円
ホ 担保の種類別の額
信用リスク削減手法に用いた担保の種類及び金額
(単位:百万円)
担保の種類
平成19年度
現金及び自行預金
—
平成20年度
—
金
—
—
適
格
債
券
—
—
適
格
株
式
—
—
適 格 投 資 信 託
—
—
適格金融資産担保合計
̶
̶
118 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
ヘ 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額
(単位:百万円)
与信相当額
派
生
商
品
取
引
外 国 為 替 関 連 取 引
金
利
関
連
取
引
金
関
連
取
引
株
式
関
連
取
引
貴金属関連取引(金関連取引を除く)
その他のコモディティ関連取引
クレジット・デリバティブ
長 期 決 済 期 間 取 引
合
計
平成19年度
平成20年度
9,630
1,988
9,572
2,427
11,618
12,000
—
—
—
—
—
—
自己資本の充実の状況等(連結)
種類及び取引の区分
—
—
—
—
—
—
(注)原契約期間が5営業日以内の外為関連取引の与信相当額は上記記載から除いています。
ト 与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの想定元本額をクレジット・デリバティブの種類別、かつ、プロテクションの
購入又は提供の別に区分した額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
チ 信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
証券化エクスポージャーに関する事項(第4条第3項第7号)
イ 当行グループがオリジネーターである証券化エクスポージャー
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
ロ 当行グループが投資家として保有する証券化エクスポージャーに関する事項
(1) 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
原資産の種類
住
宅
ロ
ー
ン
債
オ ー ト ロ ー ン 債
消 費 者 ロ ー ン 債
割 賦 ・ カ ー ド 債
キ ャ ッ シ ン グ 債
リ
ー
ス
債
企 業 ・ 組 合 向 け ロ ー ン 債
手
形
債
診
療
報
酬
債
調
剤
報
酬
債
そ
の
他
金
銭
債
不
動
合
権
権
権
権
権
権
権
権
権
権
権
産
計
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成19年度
平成20年度
36,959
3,747
3,255
5,291
3,332
3,122
12,237
2,660
100
311
5,794
33,584
110,398
30,097
1,548
—
3,520
231
1,115
10,101
1,683
341
480
3,681
23,343
76,145
(2) 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額
リスク・ウェイト
自
合
己
資
本
0%
20%
50%
100%
350%
控
除
計
平成19年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
—
—
91,156
3,498
13,179
2,565
—
110,398
729
69
527
359
—
1,685
(単位:百万円)
平成20年度
エクスポージャーの額
所要自己資本
—
—
58,578
2,089
12,944
468
41
517
2,533
76,145
2,533
3,562
—
—
ディスクロージャー誌 2009 119
(3) 自己資本比率告示第247条の規定により自己資本から控除した証券化エクスポージャーの額
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
原資産の種類
平成19年度
平成20年度
—
2,533
企業・組合向けローン債権
(4) 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットの額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
銀行勘定における出資等に関する事項(第4条第3項第9号)
イ 連結貸借対照表計上額、時価及び次に掲げる事項に係る連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
平成19年度
連結貸借対照表額
上 場 し て い る 出 資 等
計
時 価
5,047
130,973
却
損
償
益
却
額
時 価
84,169
6,388
130,973
ロ 出資等の売却及び償却に伴う損益の額
売
連結貸借対照表額
125,925
上記に該当しない出資等
合
平成20年度
90,557
90,557
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
3,243
5,195
額
857
842
売却及び償却に伴う損益額
2,386
4,352
ハ 連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
76,594
32,655
ニ 連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額
平成19年度、平成20年度とも該当ありません。
銀行勘定における金利リスクに関して連結グループが内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は
経済的価値の増減額(第4条第3項第11号)
(
VaR
平成19年度:分散・共分散法、保有期間3か月、観測期間3年、信頼区間99%
平成20年度:ヒストリカル・シミュレーション法、保有期間3か月、観測期間3年、信頼区間99%
)
(単位:百万円)
預
貸
保
債
平成20年度
等
4,177
6,878
券
等
14,217
18,693
う
ち
円
貨
建
13,906
18,005
う
ち
外
貨
建
311
688
子 会 社 保 有 債 券
0
0
18,394
25,571
合
有
金
平成19年度
計
120 THE HYAKUGO BANK, LTD.
資料編
開示項目一覧
銀行の概況及び組織に関する事項
1. 経営の組織 ………………………………………………… 47
2. 持株数の多い順に十以上の株主に関する事項 ………… 83
3. 取締役及び監査役の氏名及び役職名 …………………… 46
4. 営業所の名称及び所在地 …………………………… 40~41
銀行の主要な業務の内容
1. 銀行の主要な業務の内容 ………………………………… 33
銀行の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況 …………………… 51
2. 直近の5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 … 51
3. 直近の2事業年度における業務の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
① 業務粗利益及び業務粗利益率 ………………………… 66
② 資金運用収支、役務取引等収支、特定取引収支及び
その他業務収支 ………………………………………… 66
③ 資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
利回り及び資金利鞘 ……………………………… 67、70
④ 受取利息及び支払利息の増減 …………………… 68~69
⑤ 総資産経常利益率及び資本経常利益率 ……………… 70
⑥ 総資産当期純利益率及び資本当期純利益率 ………… 70
(2)預金に関する指標
① 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、
その他の預金の平均残高 ……………………………… 76
② 固定金利定期預金、変動金利定期預金及び
その他の区分ごとの定期預金の残存期間別の残高 … 77
(3)貸出金等に関する指標
① 手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の
平均残高 ………………………………………………… 77
② 固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の
残存期間別の残高 ……………………………………… 78
③ 担保の種類別の貸出金残高及び支払承諾見返額 …… 79
④ 使途別の貸出金残高 …………………………………… 78
⑤ 業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 … 78
⑥ 中小企業等に対する貸出金残高及び貸出金の
総額に占める割合 ……………………………………… 79
⑦ 特定海外債権残高の5%以上を占める国別の残高 … 79
⑧ 預貸率の期末値及び期中平均値 ……………………… 70
(4)有価証券に関する指標
① 商品有価証券の種類別の平均残高 …………………… 82
② 有価証券の種類別の残存期間別の残高 ……………… 82
③ 有価証券の種類別の平均残高 ………………………… 81
④ 預証率の期末値及び期中平均値 ……………………… 70
銀行の業務の運営に関する事項
■ 連結情報(銀行法施行規則第 19 条の 3 に基づく
開示事項)
銀行及びその子会社等の概況に関する事項
1. 銀行及びその子会社等の主要な事業の内容及び
組織の構成 ………………………………………………… 45
2. 銀行の子会社等に関する事項 …………………………… 45
銀行及びその子会社等の主要な業務に関する事項
1. 直近の事業年度における事業の概況 …………………… 50
2. 直近の5連結会計年度における主要な業務の
状況を示す指標 …………………………………………… 50
銀行及びその子会社等の直近の 2 連結会計年度における
財産の状況に関する事項
1. 連結貸借対照表、連結損益計算書及び
連結株主資本等変動計算書 ………………………… 52~53
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権 ……………………………………………… 58
② 延滞債権 ………………………………………………… 58
③ 3カ月以上延滞債権 …………………………………… 58
④ 貸出条件緩和債権 ……………………………………… 58
3. 自己資本の充実の状況 …………………………… 102~120
4. セグメント情報 …………………………………………… 58
5. 会社法第396条第1項による会計監査人の
監査を受けている旨 ……………………………………… 54
6. 銀行が連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本等
変動計算書について金融商品取引法第193条の2第1項の規
定に基づき監査法人の監査証明を受けている旨 ……… 54
■ 金融機能の再生のための緊急措置に関する
法律(第7条)
資産査定の公表…………………………………………… 58、80
1. リスク管理の体制 ………………………………………… 31
2. 法令遵守の体制 …………………………………………… 30
銀行の直近の 2 事業年度における財産の状況に関する事項
1. 貸借対照表、損益計算書及び
株主資本等変動計算書 ……………………………… 61~63
2. 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権 ………………………………………………
② 延滞債権 …………………………………………………
③ 3カ月以上延滞債権 …………………………………… 80
④ 貸出条件緩和債権 ……………………………………… 80
3. 自己資本の充実の状況 …………………………… 85~101
4. 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、
時価及び評価損益
①有価証券 …………………………………………… 71~72
②金銭の信託 ……………………………………………… 72
③デリバティブ取引 ………………………………… 73~74
5. 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ……………… 80
6. 貸出金償却の額 …………………………………………… 79
7. 会社法第396条第1項による会計監査人の監査を
受けている旨 ……………………………………………… 63
8. 銀行が貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書に
ついて金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき監
査法人の監査証明を受けている旨 ……………………… 63
80
80
■ 銀行法施行規則第19条の2第1項第5号二等の規定
に基づき、自己資本の充実の状況等について金融
庁長官が別に定める事項(金融庁告示第15号)
1. 定性的な開示事項(単体)…………………………… 85~92
2. 定量的な開示事項(単体)………………………… 93~101
3. 定性的な開示事項(連結)………………………… 102~111
4. 定量的な開示事項(連結)………………………… 112~120
ディスクロージャー誌 2009 121
開示項目一覧
■ 単体情報(銀行法施行規則第 19 条の 2 第 1 項に
基づく開示事項)
編集/株式会社 百五銀行 経営企画部
三重県津市岩田21番27号 電話059-227-2151
平成21年7月発行
http://www.hyakugo.co.jp/
33632
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